(1) 視 察 地 の 概 要 市 制 施 行 明 治 30 年 8 月 1 日 面 積 205.58km2 人 口 312,359 人 ( 平 成 26 年 4 月 1 日 現 在 ) 世 帯 数 131,201 世 帯 当 初 予 算 一 般 会 計 107,890,0 00 千 円 ( 平 成



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工 事 名 渟 城 西 小 学 校 体 育 館 非 構 造 部 材 耐 震 改 修 工 事 ( 建 築 主 体 工 事 ) 入 札 スケジュール 手 続 等 期 間 期 日 期 限 等 手 続 きの 方 法 等 1 設 計 図 書 等 の 閲 覧 貸 出 平 成 28 年 2 月 23 日 ( 火

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続 に 基 づく 一 般 競 争 ( 指 名 競 争 ) 参 加 資 格 の 再 認 定 を 受 けていること ) c) 会 社 更 生 法 に 基 づき 更 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなされている 者 又 は 民 事 再 生 法 に 基 づき 再 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなさ

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別 紙

後 にまで 及 んでおり(このような 外 部 研 究 資 金 を 以 下 契 約 理 由 研 究 という ) かつ その 者 が 退 職 後 も 引 き 続 き 研 究 代 表 者 となることを 研 究 所 が 認 める 場 合 とし 理 事 室 の 命 を 受 けて 発 議 書 ( 別 に 定 め

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Page 2 of 5 (2) 個 人 情 報 の 漏 えい 改 ざん 滅 失 棄 損 その 他 の 事 故 を 防 止 すること 2 実 施 機 関 は 不 必 要 となった 個 人 情 報 については 速 やかに 廃 棄 し 又 は 消 去 しなければな ( 個 人 情 報 の 管 理 等 の

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2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36

Transcription:

議 長 副 議 長 局 長 課 長 係 長 係 議 会 運 営 委 員 会 行 政 視 察 報 告 書 可 児 市 議 会 議 長 川 上 文 浩 様 平 成 27 年 2 月 6 日 議 会 運 営 委 員 会 委 員 長 可 児 慶 志 みだしにつきまして 下 記 のとおり 報 告 します 記 1. 実 施 日 平 成 27 年 1 月 16 日 ( 金 )~1 月 16 日 ( 金 ) 2. 視 察 地 1) 三 重 県 四 日 市 市 (1 月 16 日 ) 2) 滋 賀 県 大 津 市 (1 月 16 日 ) 3. 視 察 項 目 1) 四 日 市 市 議 会 改 革 の 取 り 組 みについて 2) 大 津 市 議 会 改 革 の 取 り 組 みについて 4. 出 席 者 議 長 川 上 文 浩 副 議 長 澤 野 伸 委 員 長 可 児 慶 志 副 委 員 長 山 田 喜 弘 委 員 亀 谷 光 伊 藤 健 二 中 村 悟 野 呂 和 久 川 合 敏 己 伊 藤 英 雄 板 津 博 之 伊 藤 壽 5. 随 行 者 議 会 事 務 局 議 会 総 務 課 長 松 倉 良 典 議 事 係 長 小 池 祐 功 6. 視 察 結 果 報 告 ( 四 日 市 市 ) 1

(1) 視 察 地 の 概 要 市 制 施 行 明 治 30 年 8 月 1 日 面 積 205.58km2 人 口 312,359 人 ( 平 成 26 年 4 月 1 日 現 在 ) 世 帯 数 131,201 世 帯 当 初 予 算 一 般 会 計 107,890,0 00 千 円 ( 平 成 26 年 4 月 1 日 ) (2) 視 察 の 目 的 四 日 市 市 議 会 の 議 会 改 革 の 流 れについて 議 員 政 策 研 究 会 について 会 派 提 案 による 政 策 提 言 について 市 議 会 モニター 及 び 市 民 意 見 募 集 制 度 について シティーミーティングについて (3) 視 察 の 内 容 本 委 員 会 の 事 前 質 疑 の 回 答 は 以 下 の 通 りである 1) 議 員 政 策 研 究 会 の 活 動 について 1 役 割 活 動 内 容 及 びメンバーの 概 要 はどうなっているか 答 全 議 員 が 一 堂 に 会 して 意 見 交 換 を 行 い 市 政 に 関 するさまざまな 課 題 に 対 して 共 通 認 識 の 醸 成 を 図 り 政 策 立 案 機 能 のさらなる 向 上 に 資 するた め 市 政 活 性 化 推 進 等 議 員 懇 談 会 の 発 展 的 組 織 として 設 置 された 2 議 員 政 策 研 究 会 として 政 策 提 案 提 言 はあったか 答 四 日 市 市 議 会 基 本 条 例 制 定 や 本 市 のスポーツ 振 興 に 関 する 提 言 ( 平 成 25 年 10 月 25 日 )などにおいてそれぞれ 分 科 会 が 設 置 され 計 11 件 の 条 例 制 定 が 行 われた 2) 会 派 提 案 による 条 例 案 について 1 議 決 事 件 に 該 当 しない 契 約 についての 報 告 に 関 する 条 例 の 制 定 の 契 機 になった 事 件 や 事 故 などがあったか 答 議 会 への 報 告 を 求 めた 結 果 本 会 議 において 質 疑 ができるようになっ た 特 に 契 機 になった 事 件 や 事 故 はない 2 四 日 市 市 文 化 振 興 条 例 の 制 定 の 契 機 は 答 四 日 市 市 の 文 化 に 対 する 基 本 的 な 考 え 方 が 無 かったため 制 定 の 動 き となった 3 各 派 代 表 者 で 提 案 しているが どのような 調 整 をしているのか また 提 案 は 全 会 一 致 で 可 決 されるのか 答 代 表 者 会 議 において 基 本 的 に 全 会 一 致 になるよう 努 めているが 一 部 賛 否 が 分 かれたものもある 3) 議 会 基 本 条 例 について 1 議 会 基 本 条 例 と 自 治 基 本 条 例 との 関 係 及 び 議 会 基 本 条 例 の 契 機 なった 事 情 はどのようなものか 答 自 治 基 本 条 例 の 目 的 は 市 民 自 治 の 実 現 であり 議 会 基 本 条 例 の 目 的 も 2

市 民 参 加 を 行 っていく 点 において 目 的 が 同 じ 方 向 性 であり 両 者 に 関 係 性 があると 考 える 契 機 になったのは 議 会 運 営 委 員 会 の 閉 会 中 審 査 報 告 ( 平 成 18 年 5 月 )の 中 に 議 会 基 本 条 例 の 制 定 について 盛 り 込 まれたことがき っかけである 2 議 会 基 本 条 例 中 文 書 質 問 について 平 成 23 年 5 月 より 活 用 され 延 べ8 議 員 から 質 問 活 用 されている 一 般 質 問 との 振 り 分 けの 比 重 や 情 報 公 開 議 員 の 問 題 提 起 の 仕 方 や 表 現 のあり 方 など 議 会 運 営 上 の 評 価 は どうか また 市 民 からこの 制 度 に どのような 反 応 があったか 答 議 員 は 議 会 期 間 中 を 除 き 文 書 により 執 行 部 に 対 して 質 問 できると しており 質 問 内 容 は 一 般 質 問 として 行 う 内 容 に 相 当 する 程 度 とし 質 問 書 に 具 体 的 に 記 載 する また 四 日 市 市 情 報 公 開 条 例 に 規 定 する 不 開 示 情 報 は 答 弁 の 対 象 にしない 質 問 書 答 弁 書 については 写 しを 議 会 事 務 局 で 保 存 するとともに 全 議 員 に 配 することで 議 会 内 の 情 報 共 有 を 図 り 議 会 ホーム 等 でも 公 開 する 3 文 書 質 問 制 度 について 質 問 の 受 付 から 処 理 に 至 るまで どのような 手 順 で 行 われるのか 答 質 問 書 は 議 長 を 経 由 して 執 行 部 に 送 付 し 執 行 部 は 速 やかに 議 長 に 答 弁 書 を 提 出 する これまでのケースでは 質 問 が 出 てから2 週 間 程 度 で 答 弁 書 が 出 てきている 4) 市 議 会 モニター 及 び 市 民 意 見 募 集 制 度 について 1 議 会 モニター 就 任 にあたり 事 前 レクチャーを 行 っているのか また ど のような 内 容 か また 議 会 モニターからの 意 見 による 改 善 点 や 制 度 の 成 果 は 答 モニターの 委 嘱 日 に1 時 間 程 度 レクチャーを 行 っている また 実 際 の 本 会 議 の 映 像 をビデオで 見 てもらい2から3 時 間 研 修 会 を 開 催 している さらに 委 嘱 式 の 前 にはモニター 制 度 説 明 会 を 開 いている 改 善 した 点 は 傍 聴 手 続 きの 簡 素 化 や 傍 聴 席 から 見 た 座 席 表 の 作 成 及 びT V 中 継 のテロップを 分 かり 易 くする 工 夫 した 2 議 案 に 対 する 市 民 意 見 の 募 集 を 行 っているが 募 集 議 案 の 取 り 上 げ 方 や 意 見 をどのように 反 映 させるのか 答 定 例 月 議 会 一 週 間 前 に 議 案 聴 取 会 を 開 催 し 執 行 部 から 議 案 について 説 明 がある これを 受 け 広 報 広 聴 委 員 会 において 市 民 サービスに 大 きな 変 化 をもたらすような 条 例 改 正 や 事 業 を 選 定 し 議 会 ウェブサイトに 議 案 や 資 料 を 掲 載 し 市 民 に 情 報 提 供 を 行 っている なお 市 民 よりEメール Fax 及 び 郵 送 で 出 された 意 見 を 再 度 広 報 広 聴 委 員 会 を 開 催 し 意 見 の 一 覧 表 を 作 成 し 確 認 後 前 議 員 にEメールまたはFaxで 意 見 の 一 覧 表 を 送 付 している 5)シティーミーティングについて 3

シティーミーティングでは 議 員 個 人 の 発 言 を 認 めているが 市 民 の 要 望 に 対 する 回 答 やその 場 で 答 えられなかった 質 問 への 回 答 などは どのように 対 応 しているのか また シティーミーティングの 内 容 と 進 め 方 及 び 大 学 において 開 催 した 内 容 はどのようなものか 答 回 答 を 希 望 される 方 には 住 所 名 前 連 絡 先 を 所 定 の 用 紙 に 記 入 し てもらい 後 日 回 答 している テーマは 各 委 員 会 で 決 めている 内 容 と 進 め 方 は 第 1 部 の 議 会 報 告 会 の 内 容 に 即 した 意 見 交 換 を 行 っている 進 め 方 は 司 会 者 の 判 断 にゆだねている 6) 議 長 の 定 期 記 者 会 見 について 記 者 会 見 の 内 容 は 議 長 が 決 定 している のか また 議 長 は 自 由 に 発 言 できるのか 答 基 本 的 に 定 例 月 議 会 で 審 議 された 内 容 について 記 者 会 見 を 行 った 後 記 者 とのフリートークの 時 間 を 設 けている 7) 委 員 会 のインターネット 中 継 について 委 員 会 中 継 を 多 くの 市 民 に 見 てもらう 対 策 を 行 っているか 答 経 費 削 減 の 観 点 から カメラは 固 定 し テロップ 等 も 入 れずにインタ ーネットの 動 画 投 稿 サイトにアップしている 8) 通 年 議 会 について 1 導 入 にいたる 経 緯 は 答 全 議 員 にアンケートを 取 った 中 通 年 議 会 を 求 める 声 があがっていた ことが 導 入 に 至 る 契 機 になった 2 通 年 議 会 を 実 施 してからのメリット デメリットは 答 メリットは 緊 急 時 に 議 長 の 権 限 で 議 会 を 招 集 できる 点 や 常 任 委 員 会 の 活 性 化 等 が 挙 げられる 3 通 年 議 会 導 入 後 の 請 願 陳 情 の 議 会 の 取 り 上 げ 方 は 変 わったか 処 理 の 手 順 は 答 請 願 提 出 者 から 希 望 があれば 付 託 委 員 会 において 請 願 趣 旨 の 説 明 等 を してもらう 取 り 組 みを 行 っている 3 通 年 議 会 において 一 事 不 再 議 の 課 題 があるがこの 対 応 は 答 定 例 月 議 会 という 言 葉 を 作 り 同 一 定 例 月 議 会 内 では 提 出 できない 規 程 に 変 更 した 9) 議 員 間 討 議 について 本 会 議 で 行 っているのか どのように 進 めてい るのか また 議 員 間 討 議 からどのように 政 策 提 言 や 条 例 改 正 に 結 びつけ ていくのか 答 本 会 議 では 行 っていない 基 本 的 に 議 員 政 策 研 究 会 などで 行 っている (4) 質 疑 応 答 問 市 民 意 見 募 集 について その 位 置 づけは 答 パブリックコメントでないので 議 会 として 意 見 に 対 し 回 答 はしていな 4

い 法 的 な 担 保 はない 問 年 4 回 の 議 会 報 告 会 について その 準 備 をどのようにやっているのか 答 運 営 については 常 任 委 員 会 毎 に 行 っている 予 算 や 決 算 などは 統 一 資 料 を 事 務 局 で 作 成 し 後 は 委 員 会 で 作 成 する 問 基 本 条 例 第 29 条 の 調 査 機 関 の 設 置 について 答 議 会 活 動 に 限 り 議 会 が 政 策 に 関 する 調 査 をすることで 機 関 を 設 置 でき るものとした 問 モニターについて 負 担 について 市 民 からどのような 意 見 があったか 答 市 民 センター 館 長 が 選 定 に 苦 慮 される 場 合 があるが モニターを 終 わっ てみると 議 会 のことや 議 員 を 身 近 に 感 じられ 好 評 との 意 見 である 問 広 報 広 聴 委 員 会 委 員 長 は 議 長 が 務 めている その 政 策 的 意 味 は 答 議 会 の 情 報 発 信 がよりスムーズにできる 問 議 会 改 革 の 取 り 組 みが 早 い 時 期 からできたのはなぜか 答 会 派 構 成 が 一 時 1 期 生 7 人 だけの 会 派 ができたのが 素 地 になり 歴 史 的 なものがある 改 革 競 争 の 末 議 会 全 体 が 市 民 よりどのように 評 価 され るかが 重 要 であることに 気 づき 議 会 政 策 研 究 会 が 成 熟 してきたのも 歴 史 的 なものがある (5) 考 察 (まとめ) 議 員 政 策 研 究 会 で 政 策 立 案 機 能 の 向 上 を 図 るとしているが その 成 果 は まだ 不 明 である 政 策 検 討 から 提 言 条 例 制 定 施 策 実 行 までのサイク ル 設 計 が 必 要 ではないか モニター 制 度 について 市 民 の 負 担 を 懸 念 したが もっぱら 満 足 したとの 回 答 を 得 ており 議 会 運 営 について 市 民 の 意 見 を 取 り 入 れた 点 において 議 会 に 対 しての 総 合 理 解 が 進 んだ 点 は 評 価 できる 市 民 の 議 会 に 対 する 関 心 を 高 めるための 有 効 な 手 段 ではないか 条 例 の 制 定 に 関 する 意 見 募 集 は 大 変 生 きた 効 果 を 生 んでいる 8 月 の 定 例 月 議 会 における 意 見 募 集 等 意 見 を 聞 いてもらえることへの 賛 意 が 示 されている また 広 報 広 聴 委 員 会 について 規 程 上 も 役 割 上 も 議 長 副 議 長 のリーダーシップや 指 導 性 が 組 織 的 に 担 保 されており 重 要 な 示 唆 を 含 んでいる 現 在 の 可 児 市 議 会 では 議 員 各 自 が 持 つ 市 全 般 に 関 する 課 題 について 討 議 し 政 策 提 言 する 過 程 が 明 確 になく 一 般 質 問 で 自 分 の 思 いを 述 べる 程 度 であるので 四 日 市 市 議 会 のような 議 員 政 策 研 究 会 の 設 置 を 希 望 し たい 7. 視 察 結 果 報 告 ( 大 津 市 ) 5

(1) 視 察 地 の 概 要 市 制 施 行 明 治 31 年 10 月 1 日 面 積 464.10km2 人 口 342,343 人 ( 平 成 26 年 4 月 1 日 現 在 ) 世 帯 数 141,497 世 帯 ( 平 成 26 年 4 月 1 日 現 在 ) 当 初 予 算 一 般 会 計 113,165, 000 千 円 ( 平 成 26 年 4 月 1 日 現 在 ) (2) 視 察 の 目 的 議 会 改 革 の 取 り 組 みについて 政 策 検 討 会 議 について 通 年 議 会 について 大 学 とのパートナーシップ 協 定 について 議 会 BCP( 業 務 継 続 計 画 )について 議 会 のICT 化 について (3) 視 察 の 内 容 本 委 員 会 の 事 前 質 疑 に 対 する 回 答 は 以 下 の 通 りである 1) 政 策 検 討 会 議 について 1 設 置 目 的 や 活 動 内 容 について 答 議 会 からの 政 策 提 案 を 行 う 仕 組 みとして 議 員 提 案 の 条 例 制 定 などを 目 指 したスキーム 交 渉 会 派 (3 人 以 上 の 議 員 が 所 属 する 会 派 )から 議 会 運 営 委 員 会 に 政 策 条 例 等 の 策 定 を 提 案 議 会 運 営 委 員 会 の 賛 同 が 得 られ れば 政 策 検 討 会 議 が 設 置 され 全 会 派 から 選 出 された 委 員 による 集 中 的 な 協 議 検 討 により 政 策 条 例 を 提 案 する 2どんな 政 策 提 案 があったか また 提 案 されたもので 議 会 として 提 案 に にいたらなかった 件 数 は 何 件 あったか 答 提 案 されたものは 大 津 市 議 会 倫 理 条 例 ( 平 成 23 年 度 ) 大 津 子 ども いじめの 防 止 に 関 する 条 例 ( 平 成 24 年 度 ) 大 津 市 議 会 業 務 継 続 計 画 ( 平 成 25 年 度 ) 議 会 基 本 条 例 災 害 等 対 策 基 本 条 例 ( 平 成 26 年 予 定 ) 議 案 に 提 案 されなかったものはない 3 議 案 の 提 案 は 政 策 検 討 会 議 での 全 会 一 致 か また 議 員 提 案 として 提 出 か 答 全 会 一 致 とならないも 場 合 でも 議 員 提 案 により 提 案 を 行 うことがで きる 4 政 策 検 討 会 議 では 市 長 提 案 の( 議 案 ) 修 正 案 について 審 議 することが があるのか 答 政 策 検 討 会 議 は 議 会 からの 政 策 提 案 を 行 う 会 議 であり 市 長 提 案 に 対 する 審 議 は 行 わない 2) 議 員 定 数 検 討 特 別 委 員 会 について 1 議 員 定 数 を40 人 から38 人 に 削 減 したが 議 会 として 必 要 な 議 員 定 数 をどのように 考 えたか また 今 後 も 削 減 していくのか 6

答 特 別 委 員 会 を 設 置 し 協 議 協 議 事 項 は 主 に 南 北 に 細 長 い 大 津 市 に おいて 市 民 の 声 を 市 政 に 反 映 するための 必 要 な 議 員 数 合 併 による 事 務 権 限 の 増 大 近 年 の 行 政 需 要 の 拡 大 に 対 応 できる 議 員 数 について 協 議 され 40 人 を 維 持 すべき 38 人 に 改 正 すべき との 意 見 に 分 かれ 委 員 会 の 議 論 を 経 て 議 員 提 出 で 38 人 に 削 減 する 議 案 を 可 決 し 現 在 の38 人 となった 今 後 については 現 時 点 で 市 民 から 削 減 すべきとの 声 があが っておらず 議 員 からも 検 討 すべきとの 意 見 もないので 検 討 していない 3) 通 年 議 会 について 1 導 入 の 経 緯 について 答 平 成 24 年 7 月 に 表 面 化 し 全 国 的 にも 大 きな 問 題 となった 大 津 市 に おけるいじめ 問 題 等 執 行 部 の 対 応 に 問 題 があったにもかかわらず 議 会 の 閉 会 中 に 起 きた 事 案 であったため 議 会 として 対 応 ができなかった 反 省 を 踏 まえ 通 年 議 会 の 導 入 に 至 った 2 通 年 議 会 実 施 後 のメリット デメリットについて 答 メリットとして 機 動 的 弾 力 的 な 本 会 議 の 開 催 が 可 能 閉 会 中 の 継 続 審 査 がなくなり 委 員 会 での 充 実 した 調 査 が 可 能 補 正 予 算 に 関 する 考 え 方 に 変 化 ( 当 初 予 算 にない 事 業 の 実 施 について 特 別 議 会 において 議 会 での 審 議 を 経 て 実 施 )などがある デメリットとして 議 会 側 はないが 財 政 担 当 課 での 負 担 が 増 えること 3 通 年 議 会 導 入 後 の 請 願 陳 情 の 議 会 の 取 り 上 げ 方 は 変 わったか 処 理 の 手 順 は 答 処 理 審 査 については 従 前 と 変 化 は 無 い 4 通 年 議 会 において 一 事 不 再 議 の 課 題 があるがこの 対 応 は 答 会 議 規 則 を 改 正 し その 上 で 通 年 議 会 実 施 要 項 において 各 通 常 会 議 特 別 会 議 の 審 議 期 間 のみを 一 時 不 再 議 の 対 象 期 間 とした 4) 会 議 条 例 規 定 について 1 会 議 規 則 の 条 例 化 にかかわり 市 民 の 権 利 義 務 に 関 する 事 項 は 条 例 化 が 好 ましいとして 制 定 された 市 民 の 直 接 請 求 による 改 正 手 法 を 担 保 する ためとしている これまで 改 正 の 具 体 的 な 事 例 はあったか 答 市 民 の 直 接 請 求 による 改 正 の 事 例 には 現 時 点 ではない 2 会 議 条 例 第 70 条 協 議 等 の 場 と 第 70 条 第 5 項 の 任 意 の 協 議 の 場 の 違 いは 答 協 議 の 場 は 原 則 公 開 任 意 の 協 議 の 場 は 非 公 開 を 基 本 として いる 3 先 例 申 し 合 わせ で 規 定 されていた 内 容 を 大 津 市 議 会 会 議 規 程 に 組 み 替 える 作 業 はスムーズにいったか 歴 史 的 に 形 成 されてきた 先 例 等 の 統 合 統 一 は 困 難 でなかったか 答 全 ての 先 例 申 し 合 わせ を 規 程 に 定 めたわけでなく 市 民 が 疑 問 7

に 思 うであろうことを 規 程 にすることにより 市 民 が 見 られるようにした 規 程 に 定 めたものは 従 前 より 合 意 がとれている 部 分 であったため 特 に 困 難 はなかった 4 制 定 改 廃 に 機 動 性 を 持 たせるため 議 長 決 裁 で 改 正 可 能 な 会 議 規 程 にしたが 規 程 について 全 て 議 長 決 裁 で 議 会 運 営 委 員 会 の 承 認 等 はとら ないのか 答 規 程 の 改 廃 は 議 会 運 営 委 員 会 での 協 議 の 上 で 改 廃 することとしてい る 5) 議 会 傍 聴 条 例 について 1 議 会 傍 聴 条 例 に 至 った 経 緯 は また 条 例 制 定 後 の 運 用 について 特 に 問 題 はないか 答 会 議 の 傍 聴 は 重 要 な 市 民 の 権 利 であるため 会 議 規 則 の 条 例 化 とあ わせて 傍 聴 規 則 を 条 例 化 した 運 用 についても 問 題 は 生 じていない 6) 倫 理 条 例 について 1 市 民 からの 請 求 には 議 員 5 人 以 上 の 同 意 が 必 要 となっているが 複 数 の 市 民 だけの 請 求 を 認 める 考 えは 無 かったか 答 多 数 の 連 署 ( 例 えば100 人 以 上 など)を 求 める 場 合 違 反 の 事 実 が 不 確 定 な 段 階 で 多 くの 労 力 がいる また 不 確 定 な 情 報 が 一 人 歩 きしてし まう 懸 念 がある( 対 象 議 員 に 違 反 の 事 実 がなかったとしても 審 査 会 設 置 の 請 求 がでている 等 で 信 頼 を 損 なうおそれがある)ことなどから 市 民 1 人 からの 請 求 を 可 能 と あわせて 審 査 会 の 設 置 条 例 違 反 の 疑 い の 重 みを 考 慮 し 請 求 の 妥 当 性 に 関 するチェック 機 能 を 持 たせるため 2 以 上 の 異 なる 会 派 の 紹 介 議 員 を 必 要 とした 2 今 まで 政 治 倫 理 審 査 会 が 設 置 されたことはあるか 議 員 の 情 報 発 信 (ブ ログやフェイスブック)で 問 題 視 された 事 案 はなかったか またこの 場 合 政 治 倫 理 基 準 に 該 当 することはなかったか 答 職 員 の 公 正 な 職 務 の 執 行 を 妨 げてはならない に 違 反 したとして 審 査 会 が 設 置 された ( 平 成 25 年 8 月 7 日 19 日 26 日 の3 回 開 催 ) 倫 理 基 準 に 抵 触 したものではないが 政 策 検 討 会 議 について 議 会 全 体 の 取 り 組 みを 自 ら 貶 めるような 情 報 発 信 があったため 議 長 より 口 頭 注 意 を 行 った 事 例 がある 7) 大 学 との 連 携 について 1 立 命 館 大 学 や 龍 谷 大 学 とのパートナーシップ 協 定 による 効 果 は 答 政 策 検 討 会 議 での 専 門 的 知 見 の 活 用 や 議 員 力 の 向 上 に 資 する 各 種 研 修 の 開 催 2 大 津 市 議 会 質 問 力 研 修 は 大 変 興 味 深 い 取 り 組 みである 研 修 後 一 般 質 問 のレベルは 上 がったか 答 一 般 質 問 において 漠 然 とした 質 問 でなく 自 らの 考 えを 述 べた 上 で 執 8

行 部 の 考 えを 聞 くような 質 問 が 増 えるなど 議 員 の 意 識 は 変 わったように 感 じる 3 議 員 向 けの 推 薦 枠 を 設 けて 大 学 院 に 入 学 している どのような 効 果 があ ったか また 推 薦 議 員 をどのように 選 んでいるのか 答 推 薦 入 学 は 議 会 から 選 出 するのではなく 大 学 からの 案 内 に 各 議 員 が 自 ら 応 募 するものとなっている 意 識 の 部 分 の 変 化 や 専 門 知 識 の 習 得 な ど 一 定 の 効 果 があったものと 考 える 4インターンシップを 会 派 で 受 け 入 れているが 会 派 によって 受 け 入 れに 温 度 差 はないか また 事 務 局 はどのような 立 場 で 関 わっているのか 答 協 定 の 締 結 時 点 で インターンシップの 受 け 入 れを 全 会 派 が 合 意 して おり 受 けいれに 当 たって 温 度 差 はなかった なお 事 務 局 は 大 学 側 と の 調 整 や 文 書 のやり 取 り 等 の 事 務 作 業 を 行 い 研 修 日 程 やプログラムにつ いては 全 て 会 派 が 作 成 する 8) 議 会 BCP( 業 務 継 続 計 画 )について 1 災 害 時 の 議 会 のあり 方 を 明 確 にする 議 会 BCP では 災 害 時 には 参 集 指 示 がでるまでは 地 域 の 一 員 として 活 動 することになっているが 地 域 の 中 で 議 員 の 位 置 付 けができているのか 答 議 会 BCPにおいて 地 域 の 中 での 議 員 の 位 置 づけは 特 にしていない しかし 議 員 は 地 域 の 代 表 としての 役 割 を 持 っており 消 防 団 や 各 種 団 体 に 所 属 していることも 多 い 災 害 初 期 において そうした 地 域 での 役 割 を 果 たすこととしている また 市 が 拾 いきれない 地 域 の 情 報 を 収 集 し ていくこととされている 9) 議 会 基 本 条 例 について 1 議 会 基 本 条 例 について 策 定 の 準 備 を 進 めているが 今 まで 制 定 され なかった 理 由 はなにかあるか また 議 会 として 議 会 基 本 条 例 に 期 待 する ものは 何 か 答 議 会 基 本 条 例 の 制 定 においては 議 会 改 革 の 目 標 を 定 めるものと 議 会 改 革 の 取 り 組 みで 達 成 できたことを 条 例 としているものがある 大 津 市 議 会 では 着 実 に 実 施 してきた 改 革 や 取 り 組 みを 反 映 させた 実 効 性 のある ものとしようと 考 えたため 今 後 議 会 基 本 条 例 に 期 待 するものは 議 会 改 革 の 継 続 性 の 担 保 が 挙 げられる 任 期 の 終 了 により 議 会 構 成 が 変 わっ ても 基 本 条 例 において 議 会 の 機 能 強 化 を 積 極 的 に 図 っていくことなどを 定 めておくことで 改 革 の 継 続 性 の 担 保 となると 考 えている 2 議 会 基 本 条 例 と 議 会 会 議 条 例 との 関 係 はどうなるか 答 議 会 基 本 条 例 は 議 会 における 実 質 的 最 高 規 範 と 位 置 付 ける 予 定 であ る 会 議 条 例 は 基 本 条 例 を 理 念 定 めを 受 けて 議 会 の 諸 原 則 を 規 定 す るとともに 議 会 に 関 する 市 民 の 権 利 の 保 障 や 市 民 に 開 かれた 議 会 の 運 営 などを 定 めている 9

(4) 質 疑 応 答 問 ICT 化 事 業 の 予 算 はいくらかかったのか 答 議 場 は2 年 間 で3500 万 タブレット 端 末 は5 年 間 で1700 万 円 なお タブレットの 通 信 料 は 議 員 個 人 と 政 務 活 動 費 で 折 半 している 問 大 津 市 としてペーパーレス 化 について 考 えはあるか 答 全 部 の 紙 は 無 くせない 議 員 に 配 る 資 料 について 徐 々に 減 らしている 総 合 計 画 等 タブレットへの 移 行 を 執 行 部 と 打 ち 合 わせをしている 問 通 年 議 会 について 期 間 は 答 5 月 1 日 から4 月 30 日 としている 大 津 市 議 会 は4 月 改 選 なのでそれ に 合 わせている また 今 までと 大 幅 な 議 事 運 営 とならないようにして いる 問 政 策 検 討 会 議 と 委 員 会 機 能 の 充 実 はどうゆう 棲 み 分 けをしているのか 答 委 員 会 で 政 策 条 例 を 策 定 した 時 の 反 省 で 条 例 をつくるまでに3 年 がか かった 常 任 委 員 会 の 日 程 をとるのが 大 変 であった 部 局 を 超 える 条 例 化 を 図 る 場 合 各 常 任 委 員 会 毎 では 対 応 ができない 政 策 検 討 会 議 は 議 決 機 関 でなく 会 派 を 超 えて 広 く 意 見 を 吸 い 上 げて 政 策 提 案 目 指 してい く よって 政 策 を 練 り 上 げて 議 員 提 案 とし 賛 否 は 別 としてが 常 任 委 員 会 特 別 委 員 会 ではそうはいかない 過 程 を 平 等 にしたことがマニフ ェスト 対 象 として 評 価 された 問 議 会 基 本 条 例 における 政 策 検 討 会 議 の 位 置 づけは 答 任 意 の 協 議 の 場 とし パートナーシップ 協 定 を 結 び 必 要 な 専 門 的 知 見 をいつでも 活 用 できるようにした 議 会 基 本 条 例 においても 今 まで 通 り 弾 力 的 な 運 用 ができるよう 任 意 の 協 議 の 場 として 残 したほうが 良 い との 判 断 である 問 専 決 処 分 について 変 化 はあったか 答 地 方 自 治 法 179 条 の 専 決 処 分 は 廃 止 した 180 条 の 任 意 専 決 は 当 面 の 間 推 移 を 見 守 るため 今 まで 通 りとした 問 任 意 の 協 議 の 場 では 公 務 災 害 の 対 象 にならないが その 点 の 考 え 方 は 答 任 意 の 会 議 において 研 修 会 等 は 庁 舎 外 に 出 ないことや 他 の 会 議 の 開 催 と 同 日 にするなどしてきた 問 特 別 会 議 における 議 員 の 招 集 に 対 して 特 に 配 慮 をしているのか 答 特 別 会 議 の 開 催 については 一 か 月 ぐらい 前 に 事 前 に 周 知 した 上 で 日 程 調 整 している 問 インターンシップの 受 け 入 れにおいて どのような 活 動 しているのか 答 議 会 活 動 のほか 議 員 と 一 緒 に 普 段 の 政 治 活 動 (ビラ 配 りや 街 頭 演 説 な ど)をするほか 一 般 質 問 を 一 緒 に 考 えたりするなどの 活 動 をしている 問 費 用 弁 償 について 議 論 はあったか 答 費 用 弁 償 単 体 での 議 論 は 無 い 議 員 報 酬 政 務 調 査 費 ( 当 時 )の 額 費 10

問 答 用 弁 償 の 是 非 議 長 車 の 有 無 を 特 別 職 報 酬 等 審 議 会 に 検 討 してもらい 同 審 議 会 より 続 けるべきとし 金 額 も 妥 当 との 答 申 を 得 ている 大 津 市 議 会 は 長 い 歴 史 がある ICT 化 等 議 場 そのものの 在 り 方 に 対 し どのようにするか 論 議 はあるか 意 見 の 違 いはあるが 議 会 改 革 の 取 り 組 み 度 について 差 はない 旧 保 守 派 の 市 長 と 違 い 現 市 長 に 対 して 今 まで 通 りの 議 会 運 営 では 太 刀 打 ち できないことを 各 議 員 も 意 識 している 後 ろ 向 きの 声 はない (5) 考 察 (まとめ) ICT 化 をはじめ 議 会 の 仕 組 みを 改 革 していくことは 時 間 と 熱 意 があれば できることであるが 議 員 の 意 識 や 能 力 を 向 上 させることが 最 も 重 要 な 改 革 である 仕 組 みを 改 革 していくうえにおいて 議 員 資 質 をいかに 向 上 させるかを 念 頭 において 取 り 組 んでいかなければならない 議 会 BCP( 業 務 継 続 計 画 )について 平 成 23 年 に 発 生 した 東 日 本 大 震 災 や 本 市 においても 平 成 22 年 と 平 成 23 年 に2 年 連 続 で130 年 に 1 度 といわれる 集 中 豪 雨 があり 今 後 東 海 東 南 海 南 海 の 巨 大 地 震 の 発 生 が 予 想 され また 地 球 温 暖 化 に 伴 う 気 象 変 動 による 台 風 の 大 型 化 や 集 中 豪 雨 などの 発 生 頻 度 の 増 加 が 懸 念 されるなかで 議 会 の 業 務 継 続 や 活 動 について 研 究 議 論 を 進 める 必 要 がある 通 年 議 会 について 地 方 自 治 法 上 の 通 年 議 会 でなく 従 来 の 定 例 会 を 1 回 として 会 期 をほぼ1 年 とする ( 先 行 自 治 体 パターンの) 通 年 議 会 を 用 いている 市 長 の 専 決 処 分 によらない 監 視 機 能 が 十 分 に 果 たされる 体 制 とすることと 災 害 などの 緊 急 性 突 発 的 な 課 題 にも 議 会 の 判 断 で 本 会 議 が 招 集 できるなど 通 年 議 会 を 本 市 議 会 でも 検 討 する 必 要 がある と 考 える その 時 に 1 先 行 自 治 体 パターンを 採 用 するのか 2 会 期 を 8 月 から7 月 とするか 3 一 事 不 再 議 請 願 の 取 り 扱 い 一 般 質 問 専 決 など 大 津 市 議 会 の 対 応 が 参 考 となるのではないか 大 津 市 議 会 の 改 革 のスピードには 驚 きである 大 きな 議 会 にも 関 わら ず 専 門 的 知 見 の 活 用 ( 大 学 との 協 定 ) 議 会 BCPの 策 定 議 会 の ICT 化 など 多 くの 見 直 しを 行 っている その 取 り 組 みのスピードは 速 く 約 4 年 間 で 具 現 化 した 大 津 いじめ 事 件 が 議 会 一 丸 となって 方 向 転 換 をし なければならないとの 機 運 が 高 まったと 推 察 する 大 津 市 議 会 は 政 策 検 討 会 議 で 協 議 し 政 策 を 打 ち 出 す 方 法 をとってい る このメリットは 任 意 の 協 議 の 場 として 意 見 を 議 事 録 に 残 すこと はない 自 由 闊 達 に 会 派 を 超 えて 様 々な 意 見 が 発 言 できることである 本 市 議 会 では 委 員 会 の 中 で 協 議 を 進 めていく 中 で 暫 時 休 憩 中 にざっく ばらんな 意 見 を 出 し 合 い おおよそ 協 議 が 整 った 段 階 から 会 議 を 再 開 す るやり 方 を 行 っている この 点 は 大 きく 違 いところであり こうした 政 11

策 協 議 のやり 方 は 参 考 となった 大 津 での 視 察 対 応 については 本 会 議 場 での 対 応 となった これは 議 場 に 設 置 してある150インチの 大 型 モニターや 電 子 採 決 など 議 会 のI CT 化 を 体 験 するものとなった 電 子 採 決 は 起 立 採 決 の 一 類 型 とし 反 対 ボタンはなく 賛 成 ボタンしかない また 棄 権 する 場 合 事 前 に 議 会 運 営 委 員 会 に 申 し 出 しなければならない 点 は 課 題 が 残 る 議 会 等 のICT 化 を 進 めるにあっては 多 額 の 予 算 が 必 要 となり 費 用 対 効 果 をしっかり 検 討 する 必 要 がある 12

平 成 27 年 1 月 16 日 ( 金 ) 議 会 運 営 委 員 会 行 政 視 察 三 重 県 四 日 市 市 議 会 議 長 より 歓 迎 のあいさつ 四 日 市 市 議 会 約 1 時 間 半 にわたり 議 長 および 事 務 局 より 議 会 改 革 について 説 明 を 受 ける

四 日 市 市 市 議 会 傍 聴 券 四 日 市 市 議 会 傍 聴 券

滋 賀 県 大 津 市 議 会 議 長 歓 迎 のあいさつ 2 時 間 にわたり 議 会 改 革 の 説 明 を 受 ける 滋 賀 県 大 津 市 議 会 質 疑 に 対 しても 丁 寧 に 回 答 いただく

大 津 市 議 会 赤 外 線 会 議 システム 大 型 スクリーン 大 津 市 議 会 赤 外 線 会 議 システム 電 子 採 決 システム