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第 2 節 関 連 計 画 1. 国 の 方 針 計 画 国 が 示 している 一 般 廃 棄 物 の 減 量 化 等 に 関 する 目 標 値 を 以 下 に 示 します (1) 廃 棄 物 の 減 量 その 他 その 適 正 な 処 理 に 関 する 施 策 の 総 合 的 かつ 計 画 的 な

は 固 定 流 動 及 び 繰 延 に 区 分 することとし 減 価 償 却 を 行 うべき 固 定 の 取 得 又 は 改 良 に 充 てるための 補 助 金 等 の 交 付 を 受 けた 場 合 にお いては その 交 付 を 受 けた 金 額 に 相 当 する 額 を 長 期 前 受 金 とし

林 業 用 機 軽 油 引 取 林 業 素 材 生 産 業 ( 年 間 素 材 生 産 量 1,000 税 率 :32.1 円 /リットル 械 施 設 税 ( 道 府 m 3 以 上 )に 係 る 一 定 の 機 械 ( 集 材 機 等 )の 等 の 取 得 県 税 ) 動 力 源 のための 軽 油

私立大学等研究設備整備費等補助金(私立大学等

災害時の賃貸住宅居住者の居住の安定確保について

1 総 合 設 計 一 定 規 模 以 上 の 敷 地 面 積 及 び 一 定 割 合 以 上 の 空 地 を 有 する 建 築 計 画 について 特 定 行 政 庁 の 許 可 により 容 積 率 斜 線 制 限 などの 制 限 を 緩 和 する 制 度 である 建 築 敷 地 の 共 同 化 や

その 他 事 業 推 進 体 制 平 成 20 年 3 月 26 日 に 石 垣 島 国 営 土 地 改 良 事 業 推 進 協 議 会 を 設 立 し 事 業 を 推 進 ( 構 成 : 石 垣 市 石 垣 市 議 会 石 垣 島 土 地 改 良 区 石 垣 市 農 業 委 員 会 沖 縄 県 農

する ( 評 定 の 時 期 ) 第 条 成 績 評 定 の 時 期 は 第 3 次 評 定 者 にあっては 完 成 検 査 及 び 部 分 引 渡 しに 伴 う 検 査 の 時 とし 第 次 評 定 者 及 び 第 次 評 定 者 にあっては 工 事 の 完 成 の 時 とする ( 成 績 評 定

Microsoft Word - jigyoukeikakusho.docx

情 報 通 信 機 器 等 に 係 る 繰 越 税 額 控 除 限 度 超 過 額 の 計 算 上 控 除 される 金 額 に 関 する 明 細 書 ( 付 表 ) 政 党 等 寄 附 金 特 別 控 除 額 の 計 算 明 細 書 国 庫 補 助 金 等 の 総 収 入 金 額 不 算 入 に 関

32 農事組合法人法人用パンフ_24.2一部改正)

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目 改 正 項 目 軽 自 動 車 率 の 引 上 げ 〇 国 及 び 地 方 を 通 じた 自 動 車 関 連 制 の 見 直 しに 伴 い 軽 自 動 車 の 標 準 率 が 次 のとおり 引 き 上 げられます 車 種 区 分 引 上 げ 幅 50cc 以 下 1,000 円 2,000 円

小 売 電 気 の 登 録 数 の 推 移 昨 年 8 月 の 前 登 録 申 請 の 受 付 開 始 以 降 小 売 電 気 の 登 録 申 請 は 着 実 に 増 加 しており これまでに310 件 を 登 録 (6 月 30 日 時 点 ) 本 年 4 月 の 全 面 自 由 化 以 降 申

Microsoft Word - 目次.doc

第 40 回 中 央 近 代 化 基 金 補 完 融 資 推 薦 申 込 み 公 募 要 綱 1 公 募 推 薦 総 枠 30 億 円 一 般 物 流 効 率 化 促 進 中 小 企 業 高 度 化 資 金 貸 付 対 象 事 業 の 合 計 枠 2 公 募 期 間 平 成 28 年 6 月 20

既 存 建 築 物 の 建 替 市 街 化 調 整 区 域 で 許 可 を 不 要 とする 取 扱 いについて 既 存 建 築 物 の 建 替 は 以 下 の1)~3)をすべて 満 たしている 場 合 に 可 能 です 1) 建 替 前 の 建 築 物 ( 以 下 既 存 建 築 物 という )につ

第316回取締役会議案

平成19年9月改定

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●電力自由化推進法案

(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 き 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている

( 別 途 調 査 様 式 1) 減 損 損 失 を 認 識 するに 至 った 経 緯 等 1 列 2 列 3 列 4 列 5 列 6 列 7 列 8 列 9 列 10 列 11 列 12 列 13 列 14 列 15 列 16 列 17 列 18 列 19 列 20 列 21 列 22 列 固 定

象 労 働 者 を 雇 入 れした 事 業 所 を 離 職 した 雇 用 保 険 の 被 保 険 者 である 労 働 者 の 氏 名 離 職 年 月 日 離 職 理 由 が 明 らかにされた 労 働 者 名 簿 等 の 写 し 2 要 綱 第 9 条 第 2 項 第 1 号 アに 該 当 する 労





工 事 に 伴 う 伐 採 木 量 を 表 5163 に 示 す 伐 採 木 量 は 340.2tと 予 測 する 発 生 する 木 くずについては 樹 木 の 状 態 により 処 理 が 異 なるため できる 限 り 有 効 利 用 が 図 れる 方 法 で 処 理 を 行 う 区 分 表 516

(5) 事 業 者 等 自 転 車 及 び 自 動 車 の 製 造 輸 入 販 売 又 は 修 理 を 業 として 行 っている 者 及 びそ れらの 者 の 団 体 並 びにその 他 の 事 業 者 をいう (6) 所 有 者 等 自 動 車 の 所 有 権 占 有 権 若 しくは 使 用 権 を

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 ( 単 位 : ) 6 級 7 級 8 級 1 号 給 の 給 料 月 額 135,6 185,8 222,9 261,9 289,2 32,6 366,2 41

1 ガス 供 給 業 を 行 う 法 人 の 事 業 税 の 課 税 について ガス 供 給 業 を 行 う 法 人 は 収 入 金 額 を 課 税 標 準 として 収 入 割 の 申 告 となります ( 法 72 条 の2 72 条 の 12 第 2 号 ) ガス 供 給 業 とその 他 の 事

4 参 加 資 格 要 件 本 提 案 への 参 加 予 定 者 は 以 下 の 条 件 を 全 て 満 たすこと 1 地 方 自 治 法 施 行 令 ( 昭 和 22 年 政 令 第 16 号 ) 第 167 条 の4 第 1 項 各 号 の 規 定 に 該 当 しない 者 であること 2 会 社

スライド 1

Microsoft Word - 佐野市生活排水処理構想(案).doc

目 次 第 1. 土 区 画 整 理 事 業 の 名 称 等 1 (1) 土 区 画 整 理 事 業 の 名 称 1 (2) 施 行 者 の 名 称 1 第 2. 施 行 区 1 (1) 施 行 区 の 位 置 1 (2) 施 行 区 位 置 図 1 (3) 施 行 区 の 区 域 1 (4) 施

Microsoft Word - H25年度の概要

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Microsoft Word )40期決算公開用.doc

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南伊豆町空き家バンクリフォーム等補助金交付要綱

第1章 総則

Microsoft PowerPoint - 報告書(概要).ppt

空 き 家 を 売 却 した 場 合 の,000 万 円 控 除 特 例 の 創 設 被 相 続 人 が 住 んでいた 家 屋 及 びその 敷 地 を 相 続 があった 日 から 年 を 経 過 する 年 の 月 日 までに 耐 震 工 事 をしてから あるいは 家 を 除 却 し てから 売 却

の 購 入 費 又 は 賃 借 料 (2) 専 用 ポール 等 機 器 の 設 置 工 事 費 (3) ケーブル 設 置 工 事 費 (4) 防 犯 カメラの 設 置 を 示 す 看 板 等 の 設 置 費 (5) その 他 設 置 に 必 要 な 経 費 ( 補 助 金 の 額 ) 第 6 条 補

佐渡市都市計画区域の見直し

1 特 別 会 計 財 務 書 類 の 検 査 特 別 会 計 に 関 する 法 律 ( 平 成 19 年 法 律 第 23 号 以 下 法 という ) 第 19 条 第 1 項 の 規 定 に 基 づき 所 管 大 臣 は 毎 会 計 年 度 その 管 理 する 特 別 会 計 について 資 産

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検 討 検 討 の 進 め 方 検 討 状 況 簡 易 収 支 の 世 帯 からサンプリング 世 帯 名 作 成 事 務 の 廃 止 4 5 必 要 な 世 帯 数 の 確 保 が 可 能 か 簡 易 収 支 を 実 施 している 民 間 事 業 者 との 連 絡 等 に 伴 う 事 務 の 複 雑

6. 共 有 等 に 係 る 固 定 資 産 の 判 定 3 共 有 に 係 る 固 定 資 産 については それぞれの 共 有 者 が 他 に 固 定 資 産 を 所 有 している 場 合 であっても その 資 産 とは 別 個 に 共 有 されている 固 定 資 産 を 別 の 人 格 が 所

Taro-08国立大学法人宮崎大学授業

(別紙3)保険会社向けの総合的な監督指針の一部を改正する(案)

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1. 決 算 の 概 要 法 人 全 体 として 2,459 億 円 の 当 期 総 利 益 を 計 上 し 末 をもって 繰 越 欠 損 金 を 解 消 しています ( : 当 期 総 利 益 2,092 億 円 ) 中 期 計 画 における 収 支 改 善 項 目 に 関 して ( : 繰 越

説 明 内 容 料 金 の 算 定 期 間 と 請 求 の 単 位 について 分 散 検 針 制 日 程 等 別 料 金 料 金 の 算 定 期 間 と 支 払 義 務 発 生 日 日 程 等 別 料 金 の 請 求 スケジュール 料 金 のお 支 払 い 方 法 その 他 各 種 料 金 支 払

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Taro-条文.jtd

( 別 紙 ) 以 下 法 とあるのは 改 正 法 第 5 条 の 規 定 による 改 正 後 の 健 康 保 険 法 を 指 す ( 施 行 期 日 は 平 成 28 年 4 月 1 日 ) 1. 標 準 報 酬 月 額 の 等 級 区 分 の 追 加 について 問 1 法 改 正 により 追 加

(3) 善 通 寺 市 の 状 況 善 通 寺 市 においては 固 定 資 産 税 の 納 期 前 前 納 に 対 する 報 奨 金 について 善 通 寺 市 税 条 例 の 規 定 ( 交 付 率 :0.1% 限 度 額 :2 万 円 )に 基 づき 交 付 を 行 っています 参 考 善 通 寺

容 積 率 制 限 の 概 要 1 容 積 率 制 限 の 目 的 地 域 で 行 われる 各 種 の 社 会 経 済 活 動 の 総 量 を 誘 導 することにより 建 築 物 と 道 路 等 の 公 共 施 設 とのバランスを 確 保 することを 目 的 として 行 われており 市 街 地 環

福 山 市 では, 福 山 市 民 の 安 全 に 関 する 条 例 ( 平 成 10 年 条 例 第 12 号 )に 基 づき, 安 全 で 住 みよい 地 域 社 会 の 形 成 を 推 進 しています また, 各 地 域 では, 防 犯 を 始 め 様 々な 安 心 安 全 活 動 に 熱 心

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●幼児教育振興法案

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(2) 単 身 者 向 け 以 外 の 賃 貸 共 同 住 宅 等 当 該 建 物 に 対 して 新 たに 固 定 資 産 税 等 が 課 税 される 年 から 起 算 して5 年 間 とする ( 交 付 申 請 及 び 決 定 ) 第 5 条 補 助 金 の 交 付 を 受 けようとする 者 は

通 知 カード と 個 人 番 号 カード の 違 い 2 通 知 カード ( 紙 )/H27.10 個 人 番 号 カード (ICカード)/H28.1 様 式 (おもて) (うら) 作 成 交 付 主 な 記 載 事 項 全 国 ( 外 国 人 含 む)に 郵 送 で 配 布 希 望 者 に 交

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Microsoft Word 第1章 定款.doc

技 能 労 務 職 公 務 員 民 間 参 考 区 分 平 均 年 齢 職 員 数 平 均 給 与 月 額 平 均 給 与 月 額 平 均 給 料 月 額 (A) ( 国 ベース) 平 均 年 齢 平 均 給 与 月 額 対 応 する 民 間 の 類 似 職 種 東 庄 町 51.3 歳 18 77

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長崎市民間建築物耐震化推進事業の概要

定 性 的 情 報 財 務 諸 表 等 1. 連 結 経 営 成 績 に 関 する 定 性 的 情 報 当 第 3 四 半 期 連 結 累 計 期 間 の 業 績 は 売 上 高 につきましては 前 年 同 四 半 期 累 計 期 間 比 15.1% 減 少 の 454 億 27 百 万 円 となり

損 益 計 算 書 ( 自 平 成 25 年 4 月 1 日 至 平 成 26 年 3 月 31 日 ) ( 単 位 : 百 万 円 ) 科 目 金 額 営 業 収 益 75,917 取 引 参 加 料 金 39,032 上 場 関 係 収 入 11,772 情 報 関 係 収 入 13,352 そ

代 議 員 会 決 議 内 容 についてお 知 らせします さる3 月 4 日 当 基 金 の 代 議 員 会 を 開 催 し 次 の 議 案 が 審 議 され 可 決 承 認 されました 第 1 号 議 案 : 財 政 再 計 算 について ( 概 要 ) 確 定 給 付 企 業 年 金 法 第

続 に 基 づく 一 般 競 争 ( 指 名 競 争 ) 参 加 資 格 の 再 認 定 を 受 けていること ) c) 会 社 更 生 法 に 基 づき 更 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなされている 者 又 は 民 事 再 生 法 に 基 づき 再 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなさ

スライド 1

(3) その 他 市 長 が 必 要 と 認 める 書 類 ( 補 助 金 の 交 付 決 定 ) 第 6 条 市 長 は 前 条 の 申 請 書 を 受 理 したときは 速 やかにその 内 容 を 審 査 し 補 助 金 を 交 付 すべきものと 認 めたときは 規 則 第 7 条 に 規 定 す

国税連携ファイル記録項目一覧

土 購 入 土 借 用 土 所 有 権 移 転 登 記 確 約 書 農 転 用 許 可 書 ( 写 ) 農 転 用 届 出 受 理 書 ( 写 ) 土 不 動 産 価 格 評 価 書 土 見 積 書 ( 写 ) 又 は 売 買 確 約 書 ( 写 ) 土 売 主 印 鑑 登 録 証 明 書 売 主

Microsoft Word 実施要綱⑦H24.doc

3. 選 任 固 定 資 産 評 価 員 は 固 定 資 産 の 評 価 に 関 する 知 識 及 び 経 験 を 有 する 者 のうちから 市 町 村 長 が 当 該 市 町 村 の 議 会 の 同 意 を 得 て 選 任 する 二 以 上 の 市 町 村 の 長 は 当 該 市 町 村 の 議

高松市緊急輸送道路沿道建築物耐震改修等事業補助金交付要綱(案)

[2] 控 除 限 度 額 繰 越 欠 損 金 を 有 する 法 人 において 欠 損 金 発 生 事 業 年 度 の 翌 事 業 年 度 以 後 の 欠 損 金 の 繰 越 控 除 にあ たっては 平 成 27 年 度 税 制 改 正 により 次 ページ 以 降 で 解 説 する の 特 例 (

●不正アクセス行為の禁止等に関する法律の一部を改正する法律案

1 変更の許可等(都市計画法第35条の2)

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(2) 支 状 況 保 育 所 ( 定 員 60 人 以 上 ) 支 状 況 は 次 とおりです 1 総 入 構 成 比 は 割 合 が88.1% 活 動 外 入 が2.1% 特 別 入 が9.8%でした 2 構 成 比 は 運 営 費 入 が80.1% 経 常 経 費 補 助 金 入 が17.8%

平成28年11月期第3四半期決算短

の 基 礎 の 欄 にも 記 載 します ア 法 人 税 の 中 間 申 告 書 に 係 る 申 告 の 場 合 は 中 間 イ 法 人 税 の 確 定 申 告 書 ( 退 職 年 金 等 積 立 金 に 係 るものを 除 きます ) 又 は 連 結 確 定 申 告 書 に 係 る 申 告 の 場

Microsoft PowerPoint - 基金制度

平 成 27 年 11 月 ~ 平 成 28 年 4 月 に 公 開 の 対 象 となった 専 門 協 議 等 における 各 専 門 委 員 等 の 寄 附 金 契 約 金 等 の 受 取 状 況 審 査 ( 別 紙 ) 専 門 協 議 等 の 件 数 専 門 委 員 数 500 万 円 超 の 受

ていることから それに 先 行 する 形 で 下 請 業 者 についても 対 策 を 講 じることとしまし た 本 県 としましては それまでの 間 に 未 加 入 の 建 設 業 者 に 加 入 していただきますよう 28 年 4 月 から 実 施 することとしました 問 6 公 共 工 事 の

別 表 1 土 地 建 物 提 案 型 の 供 給 計 画 に 関 する 評 価 項 目 と 評 価 点 数 表 項 目 区 分 評 価 内 容 と 点 数 一 般 評 価 項 目 立 地 条 件 (1) 交 通 利 便 性 ( 徒 歩 =80m/1 分 ) 25 (2) 生 活 利 便

事 業 税 の 外 形 標 準 課 税 事 業 税 は 都 道 府 県 が 所 得 ( 利 益 )に 対 して 課 税 します 1. 個 人 事 業 税 業 種 区 分 税 率 ( 標 準 税 率 ) 第 1 種 事 業 ( 物 品 販 売 業 製 造 業 金 銭 貸 付 業 飲 食 店 業 不 動

Transcription:

生 ごみ 資 源 化 に 関 する 提 案 資 料 2-4-1 東 京 農 業 大 学 後 藤 逸 男 Ⅰ. 生 ごみの 資 源 化 に 関 する 基 本 原 則 1. 資 源 化 方 法 : 生 ごみの 資 源 化 方 法 には 肥 料 化 ( 厳 密 には 堆 肥 化 と 肥 料 化 に 区 別 すべき) 飼 料 化 エネルギー 化 炭 化 などがある いずれも 設 備 に 多 額 の 経 費 を 要 するので 町 田 市 におい ては 各 資 源 化 方 式 の 長 所 短 所 をよく 検 討 の 上 一 本 化 することが 望 ましい 2. 通 常 生 ごみには 80~90%の 水 分 が 含 まれる 生 ごみの 資 源 化 には 生 ごみの 収 集 が 不 可 欠 で あるが 生 ごみをそのままの 状 態 で 回 収 運 搬 することは 合 理 的 ではない とりわけ 少 量 分 散 型 の 家 庭 系 生 ごみの 場 合 には 発 生 源 である 各 家 庭 において 何 らかの 手 段 で 脱 水 処 理 を 施 す 3. 家 庭 系 生 ごみについては 先 ず 家 庭 内 生 ごみリサイクルを 啓 発 することにより 回 収 量 をできる 限 り 減 らす (1) 7 m2 程 度 以 上 の 庭 家 庭 菜 園 のある 家 庭 では 発 生 する 生 ごみの 全 量 を 直 接 土 壌 還 元 して ガーデニングや 家 庭 菜 園 での 野 菜 づくりを 楽 しむことができる (2) 7 m2 程 度 以 下 の 庭 家 庭 菜 園 のある 家 庭 では 庭 や 家 庭 菜 園 の 広 さに 応 じて 生 ごみの 一 部 を 直 接 土 壌 還 元 し 余 剰 分 を 家 庭 用 生 ごみ 処 理 機 などで 処 理 する 処 理 物 については 行 政 で 回 収 資 源 化 する (3) 庭 や 家 庭 菜 園 のない 戸 建 住 宅 家 庭 では; 1 生 ごみ 全 量 を 家 庭 用 生 ごみ 処 理 機 などで 処 理 する 処 理 物 については 行 政 で 回 収 し 肥 料 に 加 工 する 2 町 内 会 などに 業 務 用 生 ごみ 処 理 機 を 設 置 して 各 家 庭 から 出 る 生 ごみを 投 入 処 理 する 処 理 物 については 行 政 で 回 収 資 源 化 する (4) 集 合 住 宅 家 庭 : 集 合 住 宅 毎 に 業 務 用 生 ごみ 処 理 機 を 設 置 して 各 家 庭 から 出 る 生 ごみを 投 入 処 理 する 処 理 物 については 行 政 で 回 収 資 源 化 する 4. 家 庭 から 回 収 した 生 ごみ 処 理 物 の 資 源 化 方 法 各 家 庭 から 回 収 した 生 ごみ 処 理 物 の 資 源 化 方 法 としては 肥 料 化 が 最 も 合 理 的 である その 理 由 は 次 のとおりである 1 町 田 市 内 では すでに 家 庭 用 生 ごみ 処 理 機 補 助 金 制 度 集 合 住 宅 における 大 型 生 ごみ 処 理 機 の 導 入 が 進 められていて 生 ごみリサイクルに 対 する 市 民 の 意 識 が 高 い 2 町 田 市 の 生 ごみ 発 生 量 と 農 耕 地 面 積 との 試 算 から 別 紙 のとおり 家 庭 系 生 ごみを 全 量 肥 料 として 資 源 化 すれば 計 算 上 であるが 町 田 市 内 の 農 地 でほぼ 全 量 利 用 できる 3エネルギー 化 など 他 の 資 源 化 方 法 に 比 べて 資 源 化 設 備 に 要 する 経 費 が 少 ないと 思 われ る 1

Ⅱ. 町 田 市 における 家 庭 系 生 ごみの 肥 料 化 方 法 1. 町 田 市 での 本 格 的 堆 肥 化 は 不 合 理 通 常 生 ごみリサイクルといえば 堆 肥 化 が 一 般 的 である 生 ごみリサイクルの 先 進 的 事 例 として 名 高 い 山 形 県 長 井 市 や 宮 崎 県 綾 町 では 各 家 庭 から 生 ごみそのものを 回 収 し 堆 肥 化 による 資 源 化 を 行 っている ただし いずれも 人 口 密 集 地 域 ではなく 堆 肥 化 による 表 面 的 な 問 題 が 生 じないとこ ろに 特 長 がある これらの 方 式 を 町 田 市 に 取 り 入 れることは 合 理 的 ではなく また 次 の 理 由 により 実 施 すべきではない (1) 生 ごみを 堆 肥 化 するには 広 い 用 地 と 処 理 時 間 ( 完 熟 堆 肥 を 製 造 するには 数 ヶ 月 以 上 )を 必 要 とする (2) 生 ごみを 堆 肥 化 すると その 過 程 で 大 量 のアンモニアガスが 発 生 する このアンモニアガスは 次 のような 問 題 を 引 き 起 こす 1 堆 肥 化 の 際 周 囲 に 悪 臭 をもたらす また 堆 肥 を 農 地 に 施 用 する 際 にも 悪 臭 をまき 散 らし 周 辺 住 民 から 苦 情 が 出 る 可 能 性 が 高 い 2 大 気 に 拡 散 したアンモニアガスは 空 中 で 化 学 反 応 により 硝 酸 に 変 化 し 酸 性 雨 の 原 因 物 質 となる 3アンモニアガスは 肥 料 成 分 の 一 部 であるので 堆 肥 化 すれば せっかくの 肥 料 成 分 を 減 らすこ とになる 筆 者 らは 平 成 6 年 から 生 ごみを 肥 料 として 資 源 化 する 研 究 に 着 手 した 当 初 は 横 浜 市 とタイア ップして 堆 肥 化 の 研 究 を 行 い 生 ごみ 100%を 原 料 とする 良 質 堆 肥 を 試 作 した しかし 上 記 の 理 由 で 都 市 部 における 生 ごみ 資 源 化 方 法 として 堆 肥 化 は 適 切 ではないとの 結 論 に 達 した そこで 試 行 錯 誤 を 繰 り 返 し たどり 着 いた 方 法 が 別 紙 のような 乾 燥 肥 料 化 による 東 京 農 大 方 式 である 2. 町 田 市 における 家 庭 系 生 ごみの 乾 燥 肥 料 化 方 法 (1) 戸 建 て 住 宅 には 家 庭 用 生 ごみ 処 理 機 集 合 住 宅 には 業 務 用 生 ごみ 処 理 機 を 設 置 し 生 ごみ を 脱 水 処 理 する なお 生 ごみ 処 理 機 には 微 生 物 分 解 型 と 乾 燥 型 があるが 今 後 は 新 規 導 入 する 場 合 には 原 則 として 乾 燥 型 がよい 24~48 時 間 の 急 速 微 生 物 分 解 型 と 呼 ばれる 装 置 でも 可 ( 実 質 的 には 乾 燥 型 であるため) (2) 各 家 庭 で 処 理 した 生 ごみ 乾 燥 物 を 月 に 一 度 程 度 回 収 し 肥 料 化 プラントに 集 める (3) 肥 料 化 プラントには 電 動 篩 い 大 型 混 合 機 成 型 機 (ディスクペレッター)などを 設 置 し 回 収 さ れた 生 ごみ 乾 燥 物 を 肥 料 化 する 1 回 収 した 生 ごみ 乾 燥 物 を 網 目 10mm の 電 動 篩 いにかけて 粗 大 生 ごみや 異 物 を 除 去 する 通 過 物 を 肥 料 原 料 とする 2 大 型 混 合 機 で 混 合 して 均 一 にする 3 混 合 物 の 炭 素 率 が 10 内 外 とするに 必 要 な 尿 素 を 適 量 の 水 に 溶 解 する 適 量 の 水 とは 生 ご み 乾 燥 物 の 水 分 を 15% 程 度 とするような 量 とする 4 尿 素 溶 液 を 生 ごみ 乾 燥 物 に 添 加 して 大 型 混 合 機 で 均 一 にする 2

5 生 ごみと 尿 素 混 合 物 を 成 型 機 に 掛 け 直 径 3mm 長 さ 5mm のペレットに 加 工 する 以 上 の 方 法 で 生 ごみ 肥 料 が 製 造 できる この 生 ごみ 肥 料 の 肥 料 成 分 は 窒 素 3% リン 酸 1% カリ 1% 内 外 であり 畑 での 野 菜 栽 培 や 水 田 での 水 稲 栽 培 に 利 用 できる 施 用 量 は 栽 培 作 物 と 土 壌 の 養 分 状 態 により 異 なるが 10 アール(1 反 1000 m2) 当 たり 250~500 kgである 3. 生 ごみの 乾 燥 肥 料 化 方 式 の 課 題 本 方 式 により 製 造 した 生 ごみ 乾 燥 肥 料 は 新 規 に 開 発 した 肥 料 であるため 肥 料 取 締 法 上 のどの 肥 料 にも 該 当 しない そのため 現 状 では 有 価 販 売 することができない ただし 平 成 17 年 に 東 京 農 業 大 学 学 長 名 で 農 林 水 産 大 臣 に 対 して 普 通 肥 料 の 公 定 規 格 を 設 定 するための 申 請 を 済 ませ ている 現 在 のところ 平 成 22 年 4 月 には 仮 登 録 平 成 23 年 4 月 には 公 定 規 格 が 設 定 される 見 通 しである 公 定 規 格 が 設 定 された 以 後 には JA などの 既 存 肥 料 販 売 ルートで 有 価 販 売 することができる Ⅲ. 町 田 市 における 事 業 系 生 ごみの 肥 料 化 方 法 町 田 市 内 の 学 校 や 企 業 の 給 食 レストラン ホテル 市 場 コンビニなどの 事 業 所 から 発 生 する 事 業 系 生 ごみについては 生 ごみをそのまま 収 集 した 上 で 東 京 農 業 大 学 の 生 ごみ 肥 料 みどりくん 方 式 による 資 源 化 が 合 理 的 である 詳 細 については 別 紙 を 参 照 のこと 3

町 田 市 内 から 発 生 する 生 ごみを 生 ごみ 肥 料 として 資 源 化 した 場 合 の 需 要 供 給 バランスの 試 算 について 資 料 2-4-2 東 京 農 業 大 学 後 藤 逸 男 1. 目 的 町 田 市 内 から 発 生 する 生 ごみの 再 資 源 化 を 推 進 するには エネルギー 化 飼 料 化 肥 料 化 堆 肥 化 など 多 種 多 様 な 手 段 でリサイクルすることを 模 索 することが 不 可 欠 である そこで その 一 環 として 市 内 から 発 生 する 家 庭 系 生 ごみ 全 てを 仮 に 東 京 農 大 式 乾 燥 肥 料 化 シス テムにより 生 ごみ 肥 料 としたとして それを 市 内 の 農 地 でどの 程 度 活 用 可 能 であるかを 試 算 した 2. 試 算 方 法 町 田 市 内 の2008 年 度 における 家 庭 系 生 ごみ 発 生 量 と 東 京 農 大 リサイクル 研 究 センターにおける 生 ごみ 肥 料 みどりくん 製 造 実 績 データから 生 ごみ 肥 料 の 年 間 供 給 量 を 算 出 した また 平 成 18 年 度 の 農 業 センサス 結 果 に 基 づき 町 田 市 内 の 農 耕 地 面 積 から 生 ごみ 肥 料 の 最 大 需 要 量 を 算 出 し 供 給 量 との 収 支 バランスを 試 算 した 3. 試 算 結 果 町 田 市 内 から 発 生 した 家 庭 系 可 燃 ごみ 発 生 量 は 110,755 トンであった そのうちで 生 ごみの 占 め る 割 合 は 約 40%であるので 生 ごみ 量 は 年 間 約 44,000 トンとなる それらの 全 てを 原 料 として 生 ご み 肥 料 を 製 造 するとその 生 産 量 は 約 6,300 トンとなる 一 方 町 田 市 内 には 畑 550ha 水 田 45ha の 農 地 が 存 在 する 畑 では 年 間 に2 作 の 野 菜 (1 作 当 たりの 生 ごみ 肥 料 施 用 量 を 500 kg/10a とする) 水 田 では 年 間 1 作 の 水 稲 (1 作 当 たりの 生 ごみ 肥 料 施 用 量 を 250 kg/10a とする)を 栽 培 し 全 てを 生 ごみ 肥 料 で 賄 うと 仮 定 すれば 畑 では 約 5,500 トン 水 田 では 約 100 トンであり 必 要 な 生 ごみ 肥 料 は 合 計 約 5,600 トンとなる すなわち 町 田 市 内 から 発 生 する 生 ごみの 全 量 を 生 ごみ 肥 料 に 加 工 して 町 田 市 内 の 農 耕 地 で 利 用 すれば 約 90%を 消 費 できる 計 算 となる 生 ごみ 肥 料 は 農 耕 地 だけではなく 一 般 家 庭 での ガーデニングや 家 庭 菜 園 でも 利 用 できるので 全 ての 生 ごみを 肥 料 として 資 源 化 すれば その 全 量 を 町 田 市 内 で 消 費 活 用 できる 試 算 となる 町 田 市 内 において 一 年 間 で 発 生 する 家 庭 系 生 ごみを 全 量 生 ごみ 肥 料 に 再 資 源 化 し それを 農 地 で 肥 料 として 利 用 すると 生 ごみ 肥 料 には 窒 素 約 80 トン リン 酸 約 30 トン カリ 約 50 トンの 肥 料 成 分 が 含 有 される これらを 化 学 肥 料 に 換 算 すると 尿 素 約 160 トン 過 リン 酸 石 灰 約 30 トン 塩 加 カリ 約 80 トンに 相 当 する 生 ごみを 肥 料 として 再 資 源 化 すれば 地 球 の 貴 重 な 天 然 資 源 である 化 学 肥 料 原 料 を 節 約 することにもつながる 上 記 の 試 算 は 町 田 市 内 から 発 生 する 家 庭 系 生 ごみを 対 象 としたものであるが その 他 にも 大 量 の 事 業 系 生 ごみ( 一 般 廃 棄 物 )の 他 食 品 関 連 産 業 からは 大 量 の 食 品 廃 棄 物 ( 産 業 廃 棄 物 )が 発 生 する それらの 事 業 系 生 ごみについては 東 京 農 業 大 学 方 式 による 生 ごみ 肥 料 化 プラントで 生 ごみの 乾 燥 から 肥 料 化 まで 一 貫 した 加 工 処 理 を 行 うことが 合 理 的 である なお 肥 料 化 プラントを ごみ 焼 却 工 場 内 に 設 置 して ごみ 焼 却 炉 の 余 熱 で 生 ごみを 乾 燥 すれば 化 石 エネルギーを 浪 費 す ることなく 生 ごみを 資 源 化 することができる 再 資 源 化 した 生 ごみ 肥 料 を JA など 既 存 の 肥 料 販 売 ルートを 通 して 既 存 肥 料 より 安 価 に 供 給 ( 輸 送 費 を 節 減 できるので)すれば 農 家 にとっても 利 点 となる

2. 生 ごみ 肥 料 みどりくん (1) みどりくん の 特 長 1 本 技 術 は 筆 者 らが 平 成 6 年 から 行 った 一 連 の 生 ごみリサイクル 研 究 の 成 果 2 生 ごみを 短 時 間 に 乾 燥 して 搾 油 機 で 油 分 を10% 程 度 以 下 とし ペレット 化 する 方 式 で あるため 処 理 時 間 が 短 い 3 製 品 の 水 分 が10% 程 度 であるため 保 存 性 が 高 く かびが 生 えることはない 4 一 切 堆 肥 化 処 理 を 行 わないため 製 造 過 程 および 製 品 からは 悪 臭 が 出 ない 5 肥 料 成 分 が 窒 素 :リン 酸 :カリ=4:1:1であるため リン 酸 カリが 集 積 した 最 近 の 野 菜 畑 やハウスの 基 肥 として 適 する 6 塩 分 含 有 量 は 約 1%( 塩 化 ナトリウムとして)であり 肥 料 として 利 用 する 場 合 には 問 題 とならない 最 近 の 研 究 では 塩 素 イオンが 野 菜 中 の 硝 酸 イオン 濃 度 を 低 下 させること が 明 らかになっている 7 油 含 有 量 は 約 10% 以 下 であるが これまでの 約 3 年 間 にわたる 農 家 の 畑 やハウスでの 栽 培 では 支 障 がない むしろ その 程 度 含 有 されている 油 が 土 壌 中 での 有 機 物 の 分 解 を 抑 制 して 窒 素 の 緩 効 的 に 供 給 する 原 因 となっていることが 明 らかになった 8 重 金 属 環 境 ホルモン 含 有 量 は 天 然 存 在 量 程 度 で 農 業 利 用 上 全 く 問 題 はない (2) みどりくん を 野 菜 栽 培 の 基 肥 として 利 用 することによる 利 点 1 既 存 の 化 学 肥 料 や 有 機 質 肥 料 の 代 替 物 として 利 用 できるため 経 費 削 減 が 可 能 2 土 壌 中 でゆっくり 分 解 する 肥 料 ( 緩 効 性 )であるため 塩 類 濃 度 を 高 めにくい 3 緩 効 性 肥 料 であるため 野 菜 の 品 質 が 向 上 する (ビタミンCの 増 加 と 硝 酸 の 低 下 ) 4 緩 効 性 肥 料 であるため 地 下 水 への 硝 酸 溶 出 を 軽 減 できる 5 通 常 の 施 用 量 が500~1000kg/10aであるため 有 機 物 補 給 効 果 も 期 待 できる (3) みどりくん を 野 菜 栽 培 の 基 肥 として 利 用 することによる 利 点 1 堆 肥 化 を 施 していない 新 鮮 有 機 物 であるため 施 用 直 後 には 急 激 な 有 機 物 分 解 に 伴 う 二 酸 化 炭 素 の 発 生 が 伴 う そのため 施 用 1~2 週 間 後 に 播 種 や 定 植 を 行 うことが 望 まし い ただし 溝 肥 方 式 であれば 施 用 後 直 ちに 作 付 けても 支 障 がない 2 多 量 に 表 面 局 所 施 用 すると タネバエが 発 生 しやすい 特 に 春 作 の 作 付 けには 要 注 意 ただし 施 用 量 が1t/10a 程 度 以 下 であれば 全 層 施 用 でもほとんど 支 障 がない ダイアジ ノンを3kg/10a 程 度 散 布 すれば 全 く 問 題 なし 要 するに 既 存 の 有 機 質 肥 料 と 同 様 の 扱 い をすればよい (4) みどりくん の 今 後 の 課 題 1 みどりくん は 全 くの 新 規 資 材 であるため 肥 料 取 締 法 では 該 当 する 肥 料 が 存 在 しな い したがって 現 状 では 肥 料 登 録 を 行 うことができない ただし この 資 材 の 肥 料 効 果 については 学 会 などでも 広 く 認 められている 2 みどりくん の 肥 料 登 録 を 目 指 して 平 成 17 年 3 月 に 肥 料 取 締 法 の 公 定 規 格 の 改 正 を 申 請 した 3 みどりくん の 肥 料 登 録 が 済 むまでは 有 価 販 売 できないので それまでの 間 はサンプ - 2 -

ルとして 皆 さんに 使 って 頂 くことになる ( 肥 料 販 売 業 者 による 無 償 配 布 も 禁 止 されて いるので 法 律 上 では 研 究 材 料 の 提 供 となる ) 3. みどりくん の 使 い 方 みどりくん は 野 菜 の 基 肥 として 利 用 します 大 まかな 野 菜 別 施 用 量 は 次 のとおりで す ただし 正 確 には 土 壌 診 断 結 果 に 基 づいて 決 定 して 下 さい 1 春 作 の 果 菜 類 :1t/10aを 全 層 施 用 あるいは 溝 肥 施 用 すれば 無 追 肥 で 栽 培 できる 2 春 作 のキャベツ ブロッコリー カリフラワー:500~1000kg/10a 3 秋 作 のキャベツ ブロッコリー カリフラワー:1000kg/10a( 果 菜 の 跡 地 では 土 寄 せ 時 に250~500kg/10a) 4コマツナ ホウレンソウなどの 軟 弱 野 菜 :500kg/10a 4. 家 庭 菜 園 での みどりくん の 使 い 方 (1) 菜 園 全 体 に みどりくん を 施 用 して 耕 す 方 法 1 菜 園 1m2 当 たりに みどりくん を0.5~1.0kg 均 一 に 施 用 します 2 鍬 で 深 さ15cmの 土 とよく 混 和 します 31 週 間 から10 日 後 に 野 菜 の 種 を 蒔 くか 苗 を 定 植 します ( みどりくん は 種 粕 や 魚 粕 と 同 じような 有 機 質 肥 料 です 土 壌 に 施 用 すると 土 壌 微 生 物 の 働 きで 有 機 物 が 分 解 さ れ 二 酸 化 炭 素 が 発 生 します このときに 種 を 蒔 いたり 苗 を 植 えると 生 育 障 害 を 受 ける ことがあります ) 4この 方 法 では タネバエの 被 害 を 受 けることがあります ( 特 に エダマメやキャベツ を 植 える 場 合 には 注 意 が 必 要 です ) (2) 溝 を 掘 って みどりくん を 施 す 方 法 ( 推 奨 : 図 を 参 照 して 下 さい) 1 菜 園 に 深 さ 約 25cmの 溝 を 掘 ります 2 溝 の 底 に みどりくん を0.5~1.0kg/m2 施 します 3 鍬 で みどりくん と 土 を 混 ぜます ( 土 壌 微 生 物 が 働 きやすくなるように) 4 溝 を 掘 った 時 の 土 を 戻 します ( 溝 の 下 は みどりくん + 土 上 には 土 だけとなります) 5 野 菜 や 花 の 種 を 蒔 きます あるいは 苗 を 定 植 します ( みどりくん を 施 して 直 ぐで もOKです ) (3)プランターや 植 木 鉢 での みどりくん の 利 用 方 法 については 次 のページの 図 を 参 照 して 下 さい - 3 -

4 土 をかける 2 みどりくん (0.5~1kg/m2) 3 鍬 で 土 と 混 ぜる 1 深 さ25cmほどの 溝 を 掘 る 5 播 種 または 苗 の 定 植 土 のみ みどりくん + 土 家 庭 菜 園 での みどりくん の 使 い 方 みどりくん 100g 土 10リッター 1 土 と みどりくん をよく 混 ぜる 21 週 間 程 度 放 置 する 3 播 種 や 定 植 を 行 う プランターでの みどりくん の 使 い 方 - 4 -