23研究所シリーズ原稿_情報教育)



Similar documents
●幼児教育振興法案

為 が 行 われるおそれがある 場 合 に 都 道 府 県 公 安 委 員 会 がその 指 定 暴 力 団 等 を 特 定 抗 争 指 定 暴 力 団 等 として 指 定 し その 所 属 する 指 定 暴 力 団 員 が 警 戒 区 域 内 において 暴 力 団 の 事 務 所 を 新 たに 設

学校安全の推進に関する計画の取組事例

<947A957A8E9197BF C E786C73>

ていることから それに 先 行 する 形 で 下 請 業 者 についても 対 策 を 講 じることとしまし た 本 県 としましては それまでの 間 に 未 加 入 の 建 設 業 者 に 加 入 していただきますよう 28 年 4 月 から 実 施 することとしました 問 6 公 共 工 事 の

(4) 運 転 する 学 校 職 員 が 交 通 事 故 を 起 こし 若 しくは 交 通 法 規 に 違 反 したことにより 刑 法 ( 明 治 40 年 法 律 第 45 号 ) 若 しくは 道 路 交 通 法 に 基 づく 刑 罰 を 科 せられてから1 年 を 経 過 していない 場 合 同

スライド 1

入 札 参 加 者 は 入 札 の 執 行 完 了 に 至 るまではいつでも 入 札 を 辞 退 することができ これを 理 由 として 以 降 の 指 名 等 において 不 利 益 な 取 扱 いを 受 けることはない 12 入 札 保 証 金 免 除 13 契 約 保 証 金 免 除 14 入

2 生 活 安 全 部 地 域 課 鉄 道 警 察 隊 長 ( 以 下 隊 長 という )は 被 害 相 談 所 の 名 称 を 記 載 した 表 示 板 を 庁 舎 入 口 付 近 に 掲 出 するものとする 3 隊 長 は 臨 時 の 被 害 相 談 所 を 設 置 するときは 当 該 相 談

Microsoft Word - h17houtoku.doc

jouhoukyouikubukai

根 本 確 根 本 確 民 主 率 運 民 主 率 運 確 施 保 障 確 施 保 障 自 治 本 旨 現 資 自 治 本 旨 現 資 挙 管 挙 管 代 表 監 査 教 育 代 表 監 査 教 育 警 視 総 監 道 府 県 警 察 本 部 市 町 村 警 視 総 監 道 府 県 警 察 本 部

学校教育法等の一部を改正する法律の施行に伴う文部科学省関係省令の整備に関する省令等について(通知)

様 式 5 平 成 28 年 度 NOSAI 夏 期 臨 床 実 習 事 前 アンケート * 申 込 をした 方 に を 付 けてください スタンダード 編 ステップアップ 編 氏 名 所 属 大 学 学 年 1. NOSAI 夏 期 臨 床 実 習 への 参 加 を 希 望 する 理 由 動 機

神 奈 川 県 立 横 須 賀 大 津 高 等 学 校 いじめ 防 止 基 本 方 針 1 いじめの 防 止 等 に 関 する 基 本 的 な 考 え 方 ( 本 校 のいじめ 防 止 に 関 する 基 本 的 な 姿 勢 ) いじめは いじめを 受 けた 生 徒 の 教 育 を 受 ける 権 利


02【発出】280328福島県警察職員男女共同参画推進行動計画(公表版)

<4D F736F F D E598BC68A8897CD82CC8DC490B68B7982D18E598BC68A8893AE82CC8A C98AD682B782E993C195CA915B C98AEE82C382AD936F985E96C68B9690C582CC93C197E1915B927582CC898492B75F8E96914F955D89BF8F915F2E646F6

資料2-2 定時制課程・通信制課程高等学校の現状

1

は 共 有 名 義 )で 所 有 権 保 存 登 記 又 は 所 有 権 移 転 登 記 を された も の で あ る こと (3) 居 室 便 所 台 所 及 び 風 呂 を 備 え 居 住 の ために 使 用 す る 部 分 の 延 べ 床 面 積 が 5 0 平 方 メ ー ト ル 以 上

- 1 - 総 控 負 傷 疾 病 療 養 産 産 女 性 責 帰 べ 由 試 ~ 8 契 約 契 約 完 了 ほ 契 約 超 締 結 専 門 的 知 識 技 術 験 専 門 的 知 識 高 大 臣 専 門 的 知 識 高 専 門 的 知 識 締 結 契 約 満 歳 締 結 契 約 契 約 係 始

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

代 議 員 会 決 議 内 容 についてお 知 らせします さる3 月 4 日 当 基 金 の 代 議 員 会 を 開 催 し 次 の 議 案 が 審 議 され 可 決 承 認 されました 第 1 号 議 案 : 財 政 再 計 算 について ( 概 要 ) 確 定 給 付 企 業 年 金 法 第

いう )は 警 告 をしたときは 速 やかに その 内 容 及 び 日 時 を 当 該 警 告 を 求 める 旨 の 申 出 をした 者 に 通 知 しなければならないこととされ また 警 告 をし なかったときは 速 やかに その 旨 及 び 理 由 を 当 該 警 告 を 求 める 旨 の 申

私立大学等研究設備整備費等補助金(私立大学等

ch_05_ITMoral.indd

第2分野 男女共同参画の視点に立った社会制度・慣行の見直し、意識の改革

<4D F736F F D20D8BDB8CFC8BCDED2DDC482A882E682D1BADDCCDFD7B2B1DDBD8B4B92F E646F63>

Microsoft Word - 02第3期計画(元データ).doc

 

(3) 小 単 元 の 指 導 と 評 価 の 計 画 小 単 元 第 11 章 税 のあらまし の 指 導 と 評 価 の 計 画 ( 四 次 確 定 申 告 制 度 抜 粋 ) 関 心 意 欲 態 度 思 考 判 断 技 能 表 現 知 識 理 解 小 単 元 の 評 価 規 準 税 に 関 す

2-1 子 どもの 安 全 を 考 える 上 で, 次 の 項 目 について, 家 庭 で 十 分 に 話 し 合 いが 行 われているか 保 護 者 は 子 どもたちの 安 全 についてどのように 思 っているだろうか 子 どもへの 犯 罪 交 通 事 故 ネット 犯 罪 自 然 災 害 ( 地

Microsoft Word - 不正アクセス行為の禁止等に関する法律等に基づく公安

4 松 山 市 暴 力 団 排 除 条 の 一 部 風 俗 営 業 等 の 規 制 及 び 業 務 の 適 正 化 等 に 関 する 法 律 等 の 改 正 に 伴 い, 公 共 工 事 から 排 除 する 対 象 者 の 拡 大 等 を 図 るものです 第 30 号 H H28.1

国立研究開発法人土木研究所の役職員の報酬・給与等について

はファクシミリ 装 置 を 用 いて 送 信 し 又 は 訪 問 する 方 法 により 当 該 債 務 を 弁 済 す ることを 要 求 し これに 対 し 債 務 者 等 から 直 接 要 求 しないよう 求 められたにもかか わらず 更 にこれらの 方 法 で 当 該 債 務 を 弁 済 するこ

(6) 事 務 局 職 場 積 立 NISAの 運 営 に 係 る 以 下 の 事 務 等 を 担 当 する 事 業 主 等 の 組 織 ( 当 該 事 務 を 代 行 する 組 織 を 含 む )をいう イ 利 用 者 からの 諸 届 出 受 付 事 務 ロ 利 用 者 への 諸 連 絡 事 務

国 家 公 務 員 の 年 金 払 い 退 職 給 付 の 創 設 について 検 討 を 進 めるものとする 平 成 19 年 法 案 をベースに 一 元 化 の 具 体 的 内 容 について 検 討 する 関 係 省 庁 間 で 調 整 の 上 平 成 24 年 通 常 国 会 への 法 案 提

社会保険加入促進計画に盛込むべき内容

●労働基準法等の一部を改正する法律案

平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について

< F2D8E518D6C B83678C8B89CA >

Ⅰ 元 請 負 人 を 社 会 保 険 等 加 入 建 設 業 者 に 限 定 平 成 28 年 10 月 1 日 以 降 に 入 札 公 告 指 名 通 知 随 意 契 約 のための 見 積 依 頼 を 行 う 工 事 から 以 下 に 定 める 届 出 の 義 務 ( 以 下 届 出 義 務 と

(2) 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 保 育 の 必 要 な 子 どものいる 家 庭 だけでなく 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 のために 利 用 者 支 援 事 業 や 地 域 子 育 て 支 援 事 業 な

慶應義塾利益相反対処規程

Ⅰ 調 査 の 概 要 1 目 的 義 務 教 育 の 機 会 均 等 その 水 準 の 維 持 向 上 の 観 点 から 的 な 児 童 生 徒 の 学 力 や 学 習 状 況 を 把 握 分 析 し 教 育 施 策 の 成 果 課 題 を 検 証 し その 改 善 を 図 るもに 学 校 におけ

Taro-データ公安委員会相互協力事

第2回 制度設計専門会合 事務局提出資料

老発第    第 号

1 育 児 休 業 代 替 任 期 付 職 員 ( 一 般 事 務 職 )とは 育 児 休 業 代 替 任 期 付 職 員 とは 一 般 の 職 員 が 育 児 休 業 を 取 得 した 際 に 代 替 職 員 とし て 勤 務 する 職 員 です 一 般 事 務 職 については 候 補 者 として

学校法人日本医科大学利益相反マネジメント規程

― 目次 ―

定款

預 金 を 確 保 しつつ 資 金 調 達 手 段 も 確 保 する 収 益 性 を 示 す 指 標 として 営 業 利 益 率 を 採 用 し 営 業 利 益 率 の 目 安 となる 数 値 を 公 表 する 株 主 の 皆 様 への 還 元 については 持 続 的 な 成 長 による 配 当 可

Taro-08国立大学法人宮崎大学授業

情報モラルの育成に関するアンケート(保護者用)

Microsoft Word - 12 職員退職手当規程_H 改正_

<4D F736F F F696E74202D2089C692EB82C B58D8782C182C482A882AB82BD82A282B182C62E >

【3-6-11】シート

もの( 交 通 事 故 事 件 に 係 るものを 除 く ) 3 重 大 な 交 通 事 故 事 件 とは 次 に 掲 げる 交 通 事 故 事 件 をいう (1) 死 亡 ひき 逃 げ 事 件 車 両 等 の 交 通 により 人 が 死 亡 した 場 合 において 道 路 交 通 法 ( 昭 和

0605調査用紙(公民)

安 芸 太 田 町 学 校 適 正 配 置 基 本 方 針 の 一 部 修 正 について 1 議 会 学 校 適 正 配 置 調 査 特 別 委 員 会 調 査 報 告 書 について 安 芸 太 田 町 教 育 委 員 会 が 平 成 25 年 10 月 30 日 に 決 定 した 安 芸 太 田

頸 がん 予 防 措 置 の 実 施 の 推 進 のために 講 ずる 具 体 的 な 施 策 等 について 定 めることにより 子 宮 頸 がんの 確 実 な 予 防 を 図 ることを 目 的 とする ( 定 義 ) 第 二 条 この 法 律 において 子 宮 頸 がん 予 防 措 置 とは 子 宮

横浜市障害者ガイドヘルプ事業実施要綱

<4D F736F F D D3188C091538AC7979D8B4B92F F292B98CF092CA81698A94816A2E646F63>

(別紙3)保険会社向けの総合的な監督指針の一部を改正する(案)

スライド 1

疑わしい取引の参考事例

を 行 わなければならない 適 正 な 運 用 方 針 を 厳 格 に 運 用 することによっては じめて 人 がみだりにその 容 ぼう 等 を 撮 影 されない 自 由 や 権 利 の 保 護 と 犯 罪 発 生 の 抑 止 という 防 犯 カメラの 設 置 目 的 との 調 和 が 実 現 され

Microsoft Word - 05_roumuhisaisoku

- 目 次 - 1 被 害 状 況 (1) 特 殊 詐 欺 ( 全 体 ) 1 (2) オ レ オ レ 詐 欺 4 (3) 架 空 請 求 振 り 込 め 類 似 詐 欺 6 (4) 還 付 金 等 詐 欺 9 2 検 挙 状 況 ( 都 内 ) (1) 本 犯 11 (2) 検 挙 被 疑 者 の

< F2D824F C D9197A791E58A C938C8B9E>

財政再計算結果_色変更.indd

中 間 利 払 日 とし 預 入 日 または 前 回 の 中 間 利 払 日 からその 中 間 利 払 日 の 前 日 までの 日 数 および 通 帳 または 証 書 記 載 の 中 間 利 払 利 率 によって 計 算 した 中 間 利 払 額 ( 以 下 中 間 払 利 息 といいます )を 利

する 婦 人 相 談 所 その 他 適 切 な 施 設 による 支 援 の 明 記 禁 止 命 令 等 をすることが できる 公 安 委 員 会 等 の 拡 大 等 の 措 置 が 講 じられたものである 第 2 改 正 法 の 概 要 1 電 子 メールを 送 信 する 行 為 の 規 制 ( 法

( 別 紙 ) 以 下 法 とあるのは 改 正 法 第 5 条 の 規 定 による 改 正 後 の 健 康 保 険 法 を 指 す ( 施 行 期 日 は 平 成 28 年 4 月 1 日 ) 1. 標 準 報 酬 月 額 の 等 級 区 分 の 追 加 について 問 1 法 改 正 により 追 加

新 行 財 政 改 革 推 進 大 綱 実 施 計 画 個 票 取 組 施 策 国 や 研 究 機 関 への 派 遣 研 修 による 資 質 向 上 の 推 進 鳥 インフルエンザ 等 新 たな 感 染 症 等 に 対 する 検 査 技 術 の 習 得 など 職 員 の 専 門

<6D313588EF8FE991E58A778D9191E5834B C8EAE DC58F4992F18F6F816A F990B32E786C73>

Microsoft Word - 20ガイドラインリーフレット案4ページ

スライド 1

<4D F736F F F696E74202D208CE38AFA8D8297EE8ED288E397C390A CC8A AE98EBA8DEC90AC816A2E707074>

1 リーダーシップと 意 思 決 定 1-1 事 業 所 が 目 指 していることの 実 現 に 向 けて 一 丸 となっている 評 価 項 目 事 業 所 が 目 指 していること( 理 念 基 本 方 針 )を 明 確 化 周 知 している 1. 事 業 所 が 目 指 していること

18 国立高等専門学校機構

PTA

Taro-29職員退職手当支給規程

目 次 1. 日 本 におけるファイル 共 有 ソフトを 悪 用 した 著 作 権 侵 害 の 現 状 2. 官 民 連 携 による 取 り 組 みの 方 向 性 について 3.ファイル 共 有 ソフトを 用 いた 著 作 権 侵 害 対 策 協 議 会 について 4.Winnyを 悪 用 した 著

スライド 1

通 知 カード と 個 人 番 号 カード の 違 い 2 通 知 カード ( 紙 )/H27.10 個 人 番 号 カード (ICカード)/H28.1 様 式 (おもて) (うら) 作 成 交 付 主 な 記 載 事 項 全 国 ( 外 国 人 含 む)に 郵 送 で 配 布 希 望 者 に 交

(現行版)工事成績書と評定表をあわせた_docx

< F2D8ED089EF95DB8CAF939996A289C193FC91CE8DF42E6A7464>

(2) 勤 続 5 年 を 超 え 10 年 までの 期 間 については 勤 続 期 間 1 年 につき 本 俸 月 額 の100 分 の140 (3) 勤 続 10 年 を 超 え 20 年 までの 期 間 については 勤 続 期 間 1 年 につき 本 俸 月 額 の100 分 の180 (4)

・モニター広告運営事業仕様書

< C A2E6169>

平成17年度高知県県産材利用推進事業費補助金交付要綱

Microsoft Word - 目次.doc

< EE597768E968BC688EA97972D372E786477>

Taro-01 議案概要.jtd

5 民 間 事 業 者 における 取 扱 いについて( 概 要 資 料 P.17~19) 6 法 人 番 号 について( 概 要 資 料 P.4) (3) 社 会 保 障 税 番 号 制 度 のスケジュールについて( 概 要 資 料 P.20) 1 平 成 27 年 10 月 から( 施 行 日 は

該 介 護 休 業 が 終 了 する 日 までに, 当 該 介 護 休 業 に 係 る 対 象 家 族 が 死 亡 したとき 又 は 離 婚, 婚 姻 の 取 消, 離 縁 等 により 当 該 介 護 休 業 に 係 る 対 象 家 族 との 親 族 関 係 が 消 滅 した とき (3) 配 偶

Transcription:

1 はじめに 児 童 生 徒 における 携 帯 電 話 の 急 速 且 つ 広 範 な 普 及 に 伴 い プロフや 学 校 裏 サ イトなどによるいじめなどの 問 題 が 山 積 している 中 教 育 研 究 所 情 報 教 育 部 会 で は 情 報 モラル 教 育 の 推 進 と 児 童 生 徒 の 携 帯 電 話 の 利 用 についての 研 究 を 行 って きました 携 帯 電 話 の 所 有 と 問 題 行 動 の 発 生 が 比 例 関 係 にあることや 携 帯 電 話 の 所 有 が 学 力 の 低 下 につながる 恐 れのある 事 などから 児 童 生 徒 に 携 帯 電 話 を 持 たない 生 活 をはたらきかけることは 重 要 であると 考 えています さらに 昨 年 度 のモデルカリキュラムと 栃 木 県 版 の 情 報 モラル 教 育 資 料 との 関 連 付 けを 図 り 実 際 の 指 導 で 活 用 できる 資 料 の 作 成 をしました また 8 月 に 行 われた 栃 木 市 情 報 教 育 指 導 者 研 修 会 において 携 帯 電 話 に 関 する 各 校 での 指 導 の 取 組 についての 研 修 を 行 い 充 実 した 情 報 交 換 がなされました その 時 の 資 料 で 特 に 参 考 となる 資 料 を 掲 載 いたしました 本 年 度 の 取 り 組 みを 紹 介 いたしますので 御 活 用 いただければ 幸 いです 2 活 動 内 容 (1) 児 童 生 徒 の 携 帯 電 話 使 用 について 1 情 報 モラル 指 導 と 併 せて 市 内 各 校 の 携 帯 電 話 に 関 する 指 導 事 例 につ いての 研 修 を 行 いました ( 資 料 1~ 資 料 4) 2 携 帯 電 話 使 用 にかかわる 情 報 教 育 教 材 として DVD 教 材 を 収 集 し 視 聴 しました ( 資 料 5) (2) 情 報 モラル 教 育 について 1 昨 年 度 作 成 した 情 報 モラル 教 育 モデルカリキュラムに 県 教 育 委 員 会 から 発 行 された 情 報 モラル 育 成 資 料 集 ( 平 成 23 年 2 月 )の 展 開 例 との 関 連 を 加 筆 しました ( 資 料 6) 3 研 究 の 実 際 8 月 に 行 われた 栃 木 市 情 報 教 育 担 当 者 研 修 会 において 市 内 各 学 校 の 情 報 モラ ル 教 育 の 実 践 例 について 情 報 交 換 を 行 いました 携 帯 電 話 やネットの 使 用 に 関 し

ての 指 導 の 中 で 外 部 の 講 師 を 依 頼 して 行 っている 学 校 も 多 く 見 られました 児 童 生 徒 だけではなく 保 護 者 への 啓 発 の 機 会 としても 有 効 に 活 用 されているよう です 4 校 の 例 を 紹 介 します 資 料 1 携 帯 電 話 に 関 する 指 導 についての 実 践 事 例 1 学 校 保 健 委 員 会 日 時 平 成 23 年 6 月 24 日 ( 金 ) 授 業 参 観 後 講 話 携 帯 電 話 の 危 険 と 利 用 上 の 注 意 ~ 家 庭 での ケータイルール 作 りについて 考 えよう~ 講 師 元 栃 木 県 警 察 生 活 安 全 部 総 括 参 事 官 中 村 凱 夫 氏 ( 河 内 教 育 事 務 所 ) 日 程 14:35~14:50 5 6 年 児 童 への 講 話 インターネットや 携 帯 電 話 のルールやマナー 終 了 後 教 室 へ 戻 り 6 校 時 に 講 話 と 関 連 させて 情 報 モラル ルールやマナーを 守 る の 学 級 活 動 を 行 う (~15:30) 14:50~15:30 保 護 者 への 講 話 携 帯 電 話 の 危 険 と 利 用 上 の 注 意 15:30~15:40 家 庭 での ケータイルール 作 りについての 協 議 15:40~15:45 まとめ 指 導 講 評 内 容 5 6 年 児 童 への 講 話 インターネットや 携 帯 電 話 のルールやマナー 携 帯 電 話 について <メール> メールが 来 たら 30 分 以 内 に 返 す 常 に 携 帯 に 気 を 遣 っていないといけない 状 態 (ストレス) メル 友 ができる 返 事 が 返 ってこない 内 容 がつまらない いじめの 対 象 に 実 際 に 会 う 被 害 に 遭 うケースが 多 い お 風 呂 トイレにまで 携 帯 を 持 ち 歩 く 結 果 携 帯 依 存 症 ストレスになる

< 携 帯 ゲーム> 一 か 月 に 10 万 請 求 かかった 例 も 勉 強 に 手 がつかなくなる < 迷 惑 メール> 架 空 の 料 金 請 求 払 わないと 裁 判 を 起 こすと 脅 しが 騙 されて 払 ってしまう 宛 先 が 分 からないものにはお 金 を 払 わない 見 覚 えのないメールは 読 まない クリックしない 知 らない 番 号 にはかけ 直 さない 個 人 情 報 を 入 力 しない 困 ったことがあったら 親 先 生 に 相 談 すること < 出 会 い 系 サイト> 出 会 い 系 サイトで 騙 された 人 約 17%( 出 会 い 系 サイトは 騙 されるという 観 念 があるため 被 害 は 減 少 ) 最 近 では SNS プロフ ゲームサイトでの 被 害 が 多 い < 前 略 プロフィール(プロフ)> 自 分 のプロフィールや 写 真 を 載 せる 載 せている 本 人 たちは 自 分 や 友 達 しか 見 ないだろうと 思 いがち しかし 誰 でも 見 ることが 出 来 る 年 齢 を 偽 ったり 共 通 の 趣 味 や 同 姓 を 装 ったりして 近 寄 ってくる 男 性 が 多 い <SNS(ソーシャルネットワークサービス)> サイバーパトロール(ネット 上 をパトロールしている 警 察 官 )によって 全 国 で 35 人 逮 捕 宇 都 宮 でもあった <チェーンメール> 分 以 内 に 人 に 送 らないと になる 脅 迫 になる 場 合 もある チェーンメールは 消 さずに 親 先 生 場 合 によっては 警 察 に 相 談 すること ネット 上 に 写 真 や 個 人 情 報 などを 絶 対 に 載 せない ネットは 公 共 の 広 場 で 全 世 界 に 公 開 されている ネットいじめ( 悪 口 書 き 込 み)で 自 殺 した 子 どもも 多 い 誰 が 書 き 込 んだか 分 からないだろう IP アドレスなどによってサイバーパトロールで 誰 が 書 き 込 んだか 分 かっ てしまう

保 護 者 への 講 話 携 帯 電 話 の 危 険 と 利 用 上 の 注 意 中 学 校 に 入 ると 携 帯 所 有 率 が 上 がる 利 用 するのはほとんど メール インターネットで 通 話 はほとんど 使 用 し ていない 1 時 間 以 上 携 帯 をいじっている 子 37% 4 時 間 以 上 は4% 女 子 の 方 が 携 帯 にのめり 込 みやすい 22 時 以 降 の 携 帯 電 話 の 使 用 は 問 題 行 動 に 発 展 しやすい 学 習 時 間 の 減 少 対 話 能 力 の 低 下 メル 友 は 一 対 一 のやり 取 りのため 実 生 活 で 集 団 の 中 で の 対 応 ができない 社 会 性 の 低 下 学 校 以 外 の 人 とメル 友 になっている 生 徒 が 多 い その 内 会 ったことがある54%( 非 常 に 危 険 である ) フィルタリングをかける (しかし SNS やゲームサイトにはアクセスで きてしまう) 平 穏 な 地 域 だから 大 丈 夫 と 思 ってはいけない ネットでは 限 定 された 地 域 だけとは 限 らない <ネット 定 額 制 > 定 額 制 だから いくら 使 ったか 親 は 関 心 を 持 たない 子 どもが 使 いすぎてしまう < 携 帯 の 名 義 > 子 ども 名 義 学 割 で 安 くすむかもしれないが 子 どもがトラブルに 巻 き 込 まれた 時 の GPS 機 能 や 通 話 情 報 は 勝 手 に 使 えない ( 親 名 義 なら 自 由 に 使 える )

2 道 徳 6 年 言 葉 の 力 わたしの 思 い ( 情 報 モラルに 関 する 題 材 ) 主 題 名 ) 温 かい 言 葉 内 容 項 目 ) 2-(2) 思 いやり 親 切 ね ら い) 言 葉 について 深 く 考 え 相 手 の 立 場 に 立 って 温 かい 心 で 接 しよ うとする 態 度 を 養 う 展 開 ) 導 入 コンピュータや 携 帯 電 話 のメリットとデメリットについて 話 し 合 う 学 習 活 動 展 開 1 ぶりっこ きたない きたない という 言 葉 を 見 てわたしはどう 感 じたでしょう 2 ほうっと 胸 が 温 かくなる 言 葉 とは どのような 言 葉 だったのでしょう 3 言 霊 という 言 葉 には どんな 思 いや 意 味 がこめられていると 思 いますか 4これから 言 葉 を 使 うとき 気 をつけたいことや 考 えたいことは 何 ですか 終 末 心 のノート P.46 47 を 読 み 思 いやり 親 切 をどう 伝 えていくか 考 える 教 師 の 話 (もらって 嬉 しいメールの 話 )を 聞 く 道 徳 の 題 材 を 情 報 モラルと 関 連 させて 授 業 実 践 した 扱 った 内 容 は 携 帯 電 話 の メール ホームページ 掲 示 板 への 書 き 込 みに 関 すること 自 分 の 携 帯 電 話 をもちたいと 思 っている 児 童 が 多 く メールなどの 表 現 が 誤 解 を 招 いたりトラブルのもとになったりすることに 興 味 をもち そうならないための 手 立 てを 熱 心 に 考 えていた

資 料 2 携 帯 電 話 に 関 する 指 導 についての 実 践 資 料 1 実 践 対 象 高 学 年 ( 平 成 22 年 度 実 施 事 例 ) * 本 年 度 は 高 学 年 と 保 護 者 の 希 望 者 についてNTTより 講 師 を 招 き 情 報 モラル 等 について 学 習 予 定 2 実 践 方 法 主 に 外 国 語 活 動 を 行 う 教 室 で 電 子 黒 板 を 使 い 指 導 事 前 に 対 象 児 童 に 携 帯 電 話 等 に 関 するアンケートを 実 施 パワーポイントを 使 用 3 指 導 の 参 考 にした 資 料 栃 木 県 総 合 教 育 センター 児 童 生 徒 向 け 講 話 資 料 情 報 安 全 ワンポ イント 指 導 事 例 集 不 当 請 求 4 指 導 内 容 等 事 前 アンケートの 結 果 ルールとマナー インターネット ネットでのいじめ 携 帯 電 話 の 特 徴 有 害 情 報 チェーンメール ワンクリック 詐 欺

5 成 果 と 課 題 成 果 携 帯 所 持 0 名 という 実 態 の 時 に 指 導 できたのは トラブルを 未 然 に 防 ぐ 意 味 で 効 果 的 であった 様 々な 事 件 やマナー 等 を 紹 介 できたので 利 用 には 十 分 気 をつけよう という 意 識 が 芽 生 えた 課 題 今 回 の 内 容 は 携 帯 やネットの 恐 ろしさを 強 調 しすぎた 感 もあり ネットは 怖 い という 感 想 が 多 くなってしまった 別 の 機 会 にネット のよさも 指 導 していきたい 一 方 的 に 指 導 する 講 義 的 な 授 業 になってしまったので 児 童 が 話 し 合 うような 活 動 も 取 り 入 れ 自 分 たちで 気 付 いていけるような 場 面 のある 授 業 にしたい 資 料 3 情 報 モラル 高 学 年 (6 年 生 )での 取 り 組 み 実 践 内 容 夏 休 み 前 の 授 業 参 観 (6 月 下 旬 )で 外 部 講 師 による 情 報 モ ラル( 携 帯 電 話 )についての 授 業 を 実 践 している H21 H22 KDDI H23 NTTdocomo 目 的 本 校 児 童 の 実 態 として 携 帯 電 話 を 持 っている 児 童 が 若 干 いる 持 っていなくとも 家 族 の 携 帯 電 話 でメールやゲー ム 等 を 利 用 している 児 童 がいる このような 実 態 から 危 険 なことに 遭 遇 したり 巻 き 込 まれたりしたりしないように するために 外 部 講 師 を 招 いて 携 帯 電 話 の 使 い 方 や 危 険 性 などについて 学 ぶ 機 会 とする H23 年 度 の 内 容 ( 外 部 講 師 の 話 から) 携 帯 電 話 インターネットは 世 界 につながっている!ということを 意 識 して 使 ってほしい 間 違 った 使 い 方 をすれば 他 人 を 巻 き 込 んでし まう 危 険 性 もある

携 帯 電 話 を 持 つことになったら 守 ってほしいこと 1 持 つ 前 に なぜ 携 帯 電 話 が 必 要 か 家 族 と 相 談 する 2 持 つことになったら 家 族 と 使 う ルール を 話 し 合 う 3 学 校 や 地 域 で 決 められた ルール を 守 る 具 体 的 な 使 用 について 1 話 しながら 自 転 車 を 運 転 しない 2 使 用 が 禁 止 されている 場 所 他 人 に 迷 惑 をかけてしまいそうな 場 所 で は 使 わない 3 違 法 サイトから 音 楽 画 像 等 のダウンロードをしない ( 著 作 権 ) 4 インターネット( 掲 示 板 等 )へ 個 人 情 報 を 書 き 込 まない 授 業 を 行 った 感 想 本 校 では 携 帯 電 話 を 持 たせないでほしいとお 願 いしている しかし 現 状 としては 持 っている 児 童 も 若 干 名 いる 携 帯 電 話 について 考 える 機 会 を 設 けることは 効 果 的 であると 思 う 保 護 者 と 児 童 対 象 に 行 うことで 保 護 者 への 啓 発 活 動 として 有 効 であ ると 思 う 保 護 者 の 中 には 家 庭 で 話 し 合 うよい 機 会 となった など という 意 見 を 聞 くことができた 外 部 講 師 を 招 いて 行 ったことで 専 門 的 な 知 識 をもとに 話 を 聞 くこと ができ 児 童 にとってもよい 機 会 になったと 思 う 資 料 4 携 帯 電 話 に 関 する 指 導 についての 実 践 資 料 日 時 : 学 校 開 放 日 3 4 時 間 目 場 所 : 体 育 館 その 保 護 者 内 容 : みんなで 考 えよう ケータイ ~ 情 報 モラルプログラム~ 講 師 :NPO 法 人 企 業 教 育 研 究 所 (ACE) 職 員 の 方 ( 企 業 と 連 携 した 授 業 や 教 材 づくり 事 業 ) 映 像 教 材 をもとに 問 題 提 起 し 参 加 者 同 士 が 自 らの 立 場 に 置 き 換 え

て 考 え 話 し 合 うことで 気 付 きを 得 ることを 目 的 としています また 情 報 交 換 や 相 談 し 合 える 関 係 づくりへのきっかけの 場 としていただ けます (ACEホームページより 引 用 ) 3 時 間 目 : 6 年 生 児 童 と 保 護 者 ( 児 童 中 心 のお 話 や 実 際 に 起 こったトラブ ルをもとにした 映 像 鑑 賞 ) ルールづくり 編 (45~50 分 展 開 ) 映 像 教 材 わが 家 のルール (2009 年 NHK ケータイ 親 子 の 道 しるべ ) 授 業 のねらい 料 金 ネット 時 間 という ルールづくりの3つのポイントや ルールを 決 めた 後 も 生 活 実 態 に 応 じて 話 し 合 いながら 変 更 していくこ との 大 切 さを ドラマの 中 の 家 族 の 姿 を 通 じて 学 びます 円 滑 なルール づくりをするためには コミュニケーションが 重 要 であることを 意 識 するきっかけになります 4 時 間 目 : 保 護 者 のみ( 保 護 者 へのお 話 や 映 像 鑑 賞 ) コミュニケーション 編 映 像 教 材 家 族 のキズナ (2009 年 NHK ケータイ 親 子 の 道 しるべ ) 授 業 のねらい 日 常 生 活 の 中 でなにげなく 使 い 分 けている 会 って 話 す 電 話 で 話 す メールをする といったコミュニケーションの 使 い 分 けの 大 切 さ を ドラマの 中 の 家 族 や 学 校 の 姿 を 通 して 学 びます こども 同 士 大 人 同 士 親 子 間 だけでなく 学 校 と 保 護 者 の 間 のコミュニケーションを 見 直 すきっかけになります 保 護 者 の 感 想 保 護 者 間 でも 安 易 なケータイの 与 え 方 をしないようにという 話 に なった グループでの 話 し 合 いは 親 同 士 の 意 識 改 革 になったと 思 う

ケータイの 講 話 は 今 まさに 家 庭 で 問 題 になっていることなので とて も 興 味 深 く 聞 くことができました 講 話 を 通 して ケータイを 持 たせたくない 理 由 が こども 達 にも 分 かっ てもらえたと 思 う 持 たせる 場 合 は 使 い 方 のルールを 決 めると 良 いとい う 話 がありましたが その 前 に 帰 宅 時 間 など 普 段 の 生 活 からしっかり しなくてはと 思 いました 生 活 のルールが 土 台 にあってこそのケータイの ルールだと 感 じました 親 が 子 供 の 安 全 のために 持 たせたケータイが 使 い 方 を 間 違 えると 有 害 サイトなど 悪 意 のある 人 につながり 危 険 なことがあるということがわ かった 心 配 や 不 安 はあっても なかなかこどもに 確 認 することができない そ のような 現 実 の 中 で このような 機 会 を 提 供 していただき こどもと 改 め て 話 をすることができた ブログの 怖 さを 親 子 で 学 べたことが 良 かった インターネットは 世 界 に つながっているということで 将 来 ケータイを 持 たせるときは いろいろ なことに 気 をつけようと 思 った ケータイの 怖 さを 改 めて 感 じた ケータイを 取 り 巻 く 環 境 の 変 化 についていけていない 自 分 をつくづく 感 じました 親 として 見 守 る 責 任 と こどもの 使 用 する 自 己 責 任 それぞれ を 自 覚 して 価 値 あるケータイの 使 い 方 をしていこうと 思 いました 身 近 に 起 こる 事 例 をドラマ 化 してあって とても 実 感 が 湧 きました ケータイの 所 持 に 関 しては 家 族 で 相 談 し きちんとしたルールを 決 め 守 れるようにしていかなければならないと 痛 感 しました 今 では ケータイ の 機 能 の 充 実 便 利 さから 生 活 の 中 で 無 くてはなら ないものの1つになっています その 反 面 使 い 方 を 間 違 えると とても 怖 いものあるということを 教 えていただけたと 思 います いろいろなこと に 興 味 があるこどもをもつ 親 として ケータイ を 持 たせることへの 不 安 は 格 別 です 我 が 家 のオリジナルのルールをしっかり 話 し 合 える 環 境 作 りをし いつかくる そのとき に 備 えたいと 思 いました

携 帯 電 話 使 用 にかかわる 情 報 教 育 教 材 に 関 しては 学 校 に 配 布 されている DVD 教 材 の 他 に 警 察 署 にも 同 様 の 啓 発 用 DVD が 配 置 されているようです 学 年 の 発 達 段 階 に 応 じて 使 用 することが 必 要 ですが 概 ね 小 学 校 高 学 年 から 中 学 生 で 活 用 できるような 教 材 を 紹 介 します 資 料 5 こんな DVD を 活 用 した 情 報 モラル 教 育 はいかがでしょうか? DISC1 ちょっと 待 って ケータイ2 -ルールとマナーをまもろう- DISC2 ケータイに 潜 む 危 険 2 - 子 どもをケータイから 守 るために- 文 部 科 学 省 委 託 事 業 青 少 年 を 取 り 巻 く 有 害 環 境 対 策 の 推 進 企 画 制 作 制 作 協 力 財 団 法 人 日 本 視 聴 覚 教 育 協 会 株 式 会 社 リュック DISC1 は 子 ども 向 け DISC2 が 保 護 者 向 けになっています 子 ども の 携 帯 電 話 をめぐる 問 題 にどのように 対 応 すべきかを 目 的 に 制 作 されてい ます DVD は 以 下 の4つのストーリー 構 成 になっており 各 ドラマの 後 にポ イントの 解 説 が 短 く 入 っていて 分 かりやすくなっています DISC1 ( 子 ども 向 け)) DISC2 ( 保 護 者 向 け) 第 1 話 みんなでケータイ ルール 作 り 我 が 家 のケータイ ルール 作 り 第 2 話 個 人 情 報 をまもろう 子 どもを 守 るフィルタリング 第 3 話 コミュニティサイトの 危 険 性 コミュニティサイトの 罠 第 4 話 卑 劣 なネットいじめはNO! ネットいじめから 子 どもを 守 る

この DVD は 小 学 校 の 高 学 年 ~ 中 学 生 の 学 活 等 で 利 用 できるものと 思 い ます DVD と 一 緒 に 入 っている 冊 子 に は それぞれのストーリーを 使 った 活 用 例 と 活 用 のポイント が 示 されています 右 の 資 料 は 第 2 話 の 活 用 例 です 第 2 話 の 内 容 は 間 違 いメールに 親 切 に 返 信 すると いか がわしいメールや 架 空 請 求 のメール が 次 々と 届 いたり 無 料 の 占 いサイト を 利 用 したことから 高 額 の 請 求 をさ れたりなど ネット 上 に 仕 掛 けられる 様 々な 罠 から 個 人 情 報 をいかに 守 る かを 家 族 で 話 し 合 うものです トラブルがあった 場 合 には 自 分 で 何 とか しようとせず 大 人 に 相 談 することが 大 切 だと 活 用 のポイント に 書 いてあり ます 左 の 資 料 は 第 4 話 の 活 用 例 です 第 4 話 の 内 容 は 幼 なじみが 掲 示 板 やメ ールでいじめられていることを 知 りな がら 傍 観 していた 少 年 が 主 人 公 です 彼 が 思 い 切 って 母 親 に 打 ち 明 けたこと で 学 校 に 連 絡 しネットいじめが 鎮 静 化 していきました 活 用 のポイント で は 少 女 の 立 場 幼 なじみの 少 年 の 立 場 クラスメートの 立 場 家 族 の 立 場 の4つの 立 場 で どう 感 じるか どう 解 決 できるかを 考 えてみることが 大 切 だとあります この DVD は 子 どもたちにネットワークは 匿 名 の 世 界 ではなく そこでの 発 信 も 罪 になる ことに 気 づかせることができるものです

スローカ ン 分 野 資 料 6 栃 木 市 情 報 モラル 指 導 モデルカリキュラム 表 ( 平 成 23 年 度 栃 木 市 教 育 研 究 所 情 報 教 育 部 会 作 成 ) 印 は 道 徳 の 目 標 と 同 じものです は 文 部 科 学 省 情 報 モラルキックオフガイド のモデルカリキュラムを 参 照 してください み ん な で 明 る く 安 全 な 情 報 社 会 を 築 こう 相 手 意 識 とルール マナー 安 全 への 知 恵 と 対 応 ネットワーク 社 会 の 構 築 小 学 校 ( 情 報 ) 社 会 での 行 動 に 責 任 を 持 ち 自 分 や 他 者 の 権 利 を 尊 重 する の 目 標 ( 情 報 ) 社 会 でのルール マナーを 遵 守 できる 情 報 モラル 育 成 資 料 集 情 報 を 正 しく 安 全 に 利 用 することに 努 め 安 全 や 健 康 を 害 するような 行 動 を 抑 制 できる ( 情 報 ) 社 会 の 危 険 から 身 を 守 るとともに 不 適 切 な 情 報 に 対 応 できる 生 活 の 中 で 必 要 となる 情 報 セキュリティの 基 本 を 知 り 情 報 セキュリティの 確 保 のために 対 策 対 応 がとれる ( 情 報 ) 社 会 の 一 員 として 公 共 的 な 意 識 を 持 つ 小 学 校 低 学 年 みんなで 決 めた 約 束 やきまりを 守 る a1-1 うそをついたりごまかしたりしない 思 いやる 心 で 相 手 と 接 する 相 手 が 傷 つく 言 葉 を 言 わない 自 分 がされて 嫌 なことはしない みんなが 使 う 物 を 大 切 にする おしらせコーナー(P9~) ( 情 報 機 器 の 安 全 な 設 定 ルール 作 りなど 親 や 学 校 社 会 が 環 境 を 整 える) 大 人 と 一 緒 に 使 い 危 険 に 近 づかない d1-1 不 適 切 な 情 報 に 出 会 わない 環 境 で 利 用 する d1-2 知 らない 人 に 連 絡 先 を 教 えない e1-2 もうすぐ 夏 休 み(P23~) 生 活 科 での 指 導 例 (P43) みんなが 使 う 物 を 大 切 にする 友 達 と 仲 良 くし 助 け 合 う 小 学 校 中 学 年 人 の 作 ったものを 大 切 にする 心 をもつ 他 人 のものを 勝 手 に 使 わない 友 達 の 作 品 を 自 分 のものにしない b1-1 相 手 への 影 響 を 考 えて 行 動 する a2-1 受 け 手 の 気 持 ちを 考 えた 言 葉 を 選 んで 伝 える 公 共 の 場 での 振 る 舞 い 方 を 身 に 付 ける 手 紙 や 電 話 など 見 えない 相 手 にも 思 いやりの 心 を 持 って 接 する 自 分 の 情 報 や 他 人 の 情 報 を 大 切 にする b2-1 情 報 の 影 響 力 や 一 度 流 した 情 報 は 取 り 消 せないことを 知 る 情 報 の 発 信 や 情 報 をやりとりする 場 合 のルールやマナーを 知 り 守 る c2-1 写 真 等 の 画 像 の 取 扱 いの 注 意 点 を 知 る 著 作 権 があることを 知 り 文 章 の 引 用 の 仕 方 を 理 解 する 電 話 の 向 こうはどんな 顔 (P12~) 社 会 科 での 指 導 例 (P41) 決 められた 利 用 の 時 間 や 約 束 を 守 る f1-1 危 険 に 出 合 ったときは 大 人 に 意 見 を 求 め 適 切 に 対 応 する d2-1 不 適 切 な 情 報 に 出 合 ったときは 大 人 に 意 見 を 求 め 適 切 に 対 応 する d2-2 見 知 らぬ 人 からのメールや 変 なメールを 受 け 取 ったときは 大 人 に 意 見 を 求 め 適 切 に 対 応 する 情 報 には 誤 ったものもあることに 気 づく e2-1 情 報 を 鵜 呑 みにしない 情 報 の 正 確 さ 不 正 確 さを 知 る よい 情 報 悪 い 情 報 を 判 断 できるようにする 個 人 の 情 報 は 他 人 にもらさない e2-2 パスワードは 誰 にも 教 えない 自 分 の 使 った 端 末 をそのまま 放 置 しない もうすぐ 夏 休 み(P23~) こんな 時 どうするの(P24~) 人 のために 役 立 つことをする こんな 時 どうするの(P24~) 協 力 し 合 ってネットワークを 使 う i2-1 えっ その 情 報 信 用 できるの? (P26~) えっ その 情 報 信 用 できるの? (P26~) 必 要 な 情 報 を 取 り 入 れることができる 健 康 のために 利 用 時 間 を 決 め 守 る f2-1 小 学 校 何 がルール マナーに 反 する 行 為 かを 知 り 絶 対 に 行 わない c3-1 高 学 年 ルールやきまりを 守 る ということの 社 会 的 意 味 を 知 り 尊 重 する c3-2 ネット 上 の 迷 惑 行 為 にはどのようなものがあるかを 知 る チェーンメールが 社 会 に 与 える 影 響 を 知 り 行 わない 相 手 の 生 活 時 間 帯 を 考 えたメールや 電 話 のやり 取 りについて 考 える ( 情 報 ) 社 会 への 参 画 において 責 任 ある 態 度 で 臨 み 義 務 を 果 たすとともに 自 分 や 他 者 の 権 利 を 理 解 し 尊 重 す 中 学 校 る の 目 標 社 会 は 互 いにルール 法 律 を 守 ることによって 成 り 立 っていることを 知 る 中 学 校 他 人 や 社 会 への 影 響 を 考 えて 行 動 する a3-1 メールや 掲 示 板 など 見 えない 相 手 への 思 いやりについて 考 える 受 け 取 った 相 手 の 気 持 ちを 考 えた 文 章 について 考 える 会 話 と 文 章 の 伝 わり 方 の 違 いを 知 る 直 接 コミュニケーションを 図 ることの 意 義 について 考 える 自 分 と 異 なる 意 見 や 考 えを 尊 重 する 等 情 報 にも 自 他 の 権 利 があることを 知 り 尊 重 する b3-1 プライバシー 匿 名 性 著 作 権 や 肖 像 権 について 知 る 契 約 行 為 の 意 味 を 知 り 勝 手 な 判 断 で 行 わない( はい や 同 意 のボタンはむやみに 押 さない) c3-3 ダウンロードの 違 法 性 について 考 える コミュニケーションの 持 つ 意 味 を 考 える 相 手 に 応 じた 適 切 な 言 葉 遣 いができる 対 人 関 係 上 必 要 なスキルを 身 に 付 ける 情 報 社 会 における 自 分 の 責 任 や 義 務 について 考 え 行 動 する a4-1 メールをする 上 でのルールやマナーを 確 認 する メールのよさと 伝 え 方 の 難 しさを 知 る チェーンメール 迷 惑 メールの 防 止 について 理 解 する 違 法 な 行 為 とは 何 かを 知 り 違 法 だとわかった 行 動 は 絶 対 に 行 わない c4-1 相 手 を 思 いやり 相 手 の 立 場 を 尊 重 する 著 作 権 と 肖 像 権 等 の 情 報 の 保 護 や 取 り 扱 いに 関 する 基 本 的 なルールや 法 律 の 内 容 を 知 る c4-2 個 人 の 権 利 ( 人 格 権 肖 像 権 プライバシーなど)を 尊 重 する b4-1 著 作 権 などの 知 的 財 産 権 を 尊 重 する b4-2 相 手 の 立 場 に 立 って 意 見 を 交 換 する Webページにある 写 真 や 絵 の 適 切 な 取 扱 いについて 考 える 契 約 の 基 本 的 な 考 え 方 を 知 り それに 伴 う 責 任 を 理 解 する c4-3 不 正 アクセス 不 正 利 用 について 理 解 する ダウンロードの 違 法 性 について 考 える 自 分 のせいで(P18~) ネット 社 会 でも 被 害 者 や 加 害 者 にな らないために(P34~) 情 報 通 信 ネットワークの 利 用 1 (P47~) 中 学 校 音 楽 美 術 (P44 45) 情 報 通 信 ネットワークの 利 用 2 (P48~) 私 たちの 消 費 生 活 (P53~) 認 証 の 重 要 性 を 理 解 し 正 しく 利 用 する g2-1 悪 質 な 情 報 の 種 類 や 予 測 される 危 険 の 内 容 がわかり 避 ける d3-1 インターネットの 利 便 性 と 危 険 性 を 知 る 相 手 が 見 えないことの 恐 怖 について 知 る ダウンロードの 危 険 性 を 知 る 不 適 切 な 情 報 であるものを 認 識 し 対 応 する d3-2 メールや 掲 示 板 などで 嫌 な 思 いをしたときの 対 処 法 を 身 に 付 ける ネットトラブルの 対 処 法 について 理 解 する 情 報 の 正 確 さを 判 断 する 方 法 を 知 る e3-1 情 報 が 正 しいかを 判 断 できる 自 他 の 個 人 情 報 を 第 三 者 にもらさない e3-2 掲 示 板 ブログ プロフなどへの 書 き 込 みの 危 険 性 を 知 る 情 報 発 信 の 自 己 責 任 について 理 解 する 健 康 を 害 するような 行 動 を 自 制 する f3-1 メールのやりすぎに 注 意 する インターネット 課 金 の 仕 組 みを 知 る 携 帯 電 話 の 使 用 についての 自 分 の 考 えをもつ 人 の 安 全 を 脅 かす 行 為 を 行 わない f3-2 ネット 上 での 悪 口 等 が 犯 罪 となることを 知 る 不 正 使 用 や 不 正 アクセスされないように 利 用 できる g3-1 情 報 の 破 壊 や 流 出 を 防 ぐ 方 法 を 知 る h3-1 情 報 を 正 しく 安 全 に 活 用 するための 知 識 や 技 術 を 身 につけ 自 他 の 安 全 や 健 康 を 害 するような 行 動 を 抑 制 できる 危 険 を 予 測 し 被 害 を 予 防 するとともに 安 全 に 活 用 する 情 報 セキュリティに 関 する 基 礎 的 基 本 的 な 知 識 を 身 につけ 情 報 セキュリティの 確 保 のために 対 策 対 応 がとれ る 安 全 性 の 面 から 情 報 社 会 の 特 性 を 理 解 する d4-1 インターネットの 長 所 と 短 所 を 理 解 する インターネットの 正 しい 利 用 方 法 について 理 解 する ダウンロードの 危 険 性 を 知 る インターネットの 課 金 や 取 引 の 仕 組 みを 知 り 危 険 性 を 理 解 する トラブルに 遭 遇 したとき 主 体 的 に 解 決 を 図 る 方 法 を 知 る d4-2 掲 示 板 ブログ プロフなどへの 悪 質 な 書 き 込 みへの 対 処 法 を 身 に 付 ける ネットトラブルの 対 処 法 について 理 解 する 情 報 の 信 頼 性 を 吟 味 できる e4-1 大 量 の 情 報 に 惑 わされないことを 知 る 情 報 の 選 択 や 適 切 な 取 扱 いについて 考 える 自 他 の 情 報 の 安 全 な 取 り 扱 いに 関 して 正 しい 知 識 を 持 って 行 動 できる e4-2 携 帯 電 話 の 持 つ 危 険 性 を 理 解 し 適 切 な 使 い 方 を 知 る 健 康 の 面 に 配 慮 した 情 報 メディアとの 関 わり 方 を 意 識 し 行 動 する f4-1 自 他 の 安 全 面 に 配 慮 した 情 報 メディアとの 関 わり 方 を 意 識 し 行 動 する f4-2 情 報 セキュリティの 基 礎 的 な 知 識 を 身 につける g4-1 有 害 情 報 アクセスによる 危 険 性 を 考 える ( 出 会 い 系 サイト 不 当 請 求 ワンクリック 詐 欺 フィッシンッグ 詐 欺 等 ) 電 子 メール 電 子 掲 示 板 などへの 悪 質 な 書 き 込 みの 防 止 について 理 解 する 脅 迫 罪 威 力 業 務 妨 害 名 誉 毀 損 罪 などの 法 律 を 理 解 する 基 礎 的 なセキュリティ 対 策 が 立 てられる h4-1 個 人 情 報 の 公 開 による 危 険 性 を 理 解 する 中 学 校 社 会 (P42~) 中 学 校 保 健 体 育 (P46~) 出 会 い 系 犯 罪 に 巻 き 込 まれない ために(P36~) 情 報 通 信 ネットワークの 利 用 3 (P50~) ネットワークは 共 用 のものであるという 意 識 を 持 って 使 う i3-1 日 常 生 活 とネットのコミュニケーションの 共 通 性 を 理 解 する ( 情 報 ) 社 会 の 一 員 として 公 共 的 な 意 識 を 持 ち 適 切 な 判 断 や 行 動 ができる ネットワークの 公 共 性 を 意 識 して 行 動 する i4-1 ネットワーク 利 用 者 のマナーを 考 える ネットワーク 利 用 における 危 険 性 やトラブルに ついて 考 える