目 次 はじめに 1 1. 清 瀬 市 の 財 政 状 況 2 2. 保 育 事 業 概 要 3 1 施 設 定 員 待 機 児 童 数 の 状 況 2 保 育 料 の 仕 組 み 3 認 可 保 育 園 の 運 営 費 3. 保 育 料 の 適 正 化 6 4. 付 言 8 資 料 審 議 経 過



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目 次 市 民 税 の 減 免 に つ い て 1 減 免 の 一 般 的 な 留 意 事 項 2 減 免 の 範 囲 お よ び 減 免 割 合 3 1 生 活 保 護 法 の 規 定 に よ る 保 護 を 受 け る 者 3 2 当 該 年 に お い て 所 得 が 皆 無 と な っ た

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らの 内 容 について 規 定 することとしております 今 回 お 示 しする 整 理 は 現 時 点 の 案 ですので あらかじめご 承 知 おき 下 さい 同 令 等 の 改 正 規 定 が 確 定 し 次 第 改 めてご 連 絡 をさせていただきます 記 1 軽 減 措 置 の 具 体 的 な

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目 次 1. 社 会 保 障 分 野 でできること 1 1 高 額 医 療 高 額 介 護 合 算 制 度 の 改 善 2 保 険 証 機 能 の 一 元 化 3 自 己 診 療 情 報 の 活 用 4 給 付 可 能 サービスの 行 政 側 からの 通 知 2. 年 金 分 野 でできること 5

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とする (1) 多 重 債 務 や 過 剰 債 務 を 抱 え 返 済 が 困 難 になっている 人 (2) 債 務 整 理 を 法 律 専 門 家 に 依 頼 した 直 後 や 債 務 整 理 途 上 の 人 (3) 収 入 よりも 生 活 費 が 多 くお 金 が 不 足 がちで 借 金 に 頼

技 能 労 務 職 公 務 員 民 間 参 考 区 分 平 均 年 齢 職 員 数 平 均 給 与 月 額 平 均 給 与 月 額 平 均 給 料 月 額 (A) ( 国 ベース) 平 均 年 齢 平 均 給 与 月 額 対 応 する 民 間 の 類 似 職 種 東 庄 町 51.3 歳 18 77

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Transcription:

清 瀬 市 認 可 保 育 園 の 保 育 料 について ( 答 申 ) 平 成 25 年 12 月 清 瀬 市 使 用 料 審 議 会

目 次 はじめに 1 1. 清 瀬 市 の 財 政 状 況 2 2. 保 育 事 業 概 要 3 1 施 設 定 員 待 機 児 童 数 の 状 況 2 保 育 料 の 仕 組 み 3 認 可 保 育 園 の 運 営 費 3. 保 育 料 の 適 正 化 6 4. 付 言 8 資 料 審 議 経 過 1 委 員 名 簿 11 清 瀬 市 使 用 料 審 議 会 条 例 12

はじめに 清 瀬 市 では 健 全 財 政 の 確 立 と 効 率 的 な 行 政 運 営 を 図 るため 平 成 23 年 9 月 に 第 4 次 清 瀬 市 行 財 政 改 革 実 施 計 画 を 策 定 した この 計 画 は 平 成 23 年 度 から 平 成 27 年 度 までの5 年 間 を 計 画 期 間 とし その 中 において 受 益 者 負 担 の 適 正 化 は 重 要 な 施 策 として 位 置 づけられている この 計 画 を 受 け 清 瀬 市 使 用 料 審 議 会 は 平 成 25 年 8 月 23 日 に 渋 谷 清 瀬 市 長 から 清 瀬 市 認 可 保 育 園 の 保 育 料 について 審 議 し 適 正 化 を 図 るよう 諮 問 を 受 けた 当 審 議 会 は 清 瀬 市 長 より 委 嘱 された 学 識 経 験 者 や 公 募 市 民 など1 名 の 委 員 により 構 成 され 全 5 回 の 会 議 を 開 催 する 中 で 保 育 料 等 の 現 状 把 握 問 題 点 についての 検 討 を 重 ねてきた これらを 踏 まえて 清 瀬 市 認 可 保 育 園 におけ る 保 育 料 の 適 正 化 について 審 議 し 当 審 議 会 としての 結 論 をまとめたので こ こに 答 申 する なお 本 答 申 については 受 益 者 負 担 の 適 正 化 公 平 化 を 図 ることで 行 財 政 改 革 の 一 助 として 公 平 性 と 透 明 性 を 確 保 し 効 率 的 に 市 政 運 営 されること を 願 うものである 平 成 25 年 12 月 清 瀬 市 使 用 料 審 議 会 - 1 -

1. 清 瀬 市 の 財 政 状 況 清 瀬 市 の 歳 入 の 根 幹 である 市 税 収 入 は 税 制 度 の 改 正 があった 平 成 19 年 度 以 降 9 億 円 を 上 回 っていたが 平 成 24 年 度 においては 長 引 く 景 気 の 低 迷 の 影 響 等 によ り 9 億 円 を 下 回 る 結 果 となった 一 方 歳 出 においては 生 活 保 護 費 や 自 立 支 援 給 付 費 などの 扶 助 費 が 年 々 増 加 する 中 平 成 24 年 度 の 歳 出 総 額 に 占 める 民 生 費 の 割 合 が 初 めて5%を 超 えるという 状 況 となっており 非 常 に 厳 しい 財 政 運 営 を 強 いら れている また 国 立 社 会 保 障 人 口 問 題 研 究 所 の 推 計 によると 清 瀬 市 の 平 成 52 年 度 にお ける64 歳 以 下 の 人 口 が 現 在 より 約 1 万 6, 人 減 少 するのに 対 し 65 歳 以 上 の 高 齢 者 人 口 は 約 5, 人 増 加 すると 見 込 まれている このような 少 子 高 齢 化 の 進 展 は 市 税 収 入 の 減 少 や 社 会 保 障 費 の 更 なる 増 加 を 及 ぼし 市 財 政 を 取 り 巻 く 環 境 は 今 後 も 厳 しい 状 況 となることが 見 込 まれている このような 状 況 の 中 今 後 も 市 民 が 安 全 に 安 心 して 暮 らせるまちづくりを 続 けて いくためには 使 用 料 手 数 料 の 定 期 的 な 見 直 しを 行 うとともに 事 務 事 業 の 改 善 を 行 うなど 行 財 政 改 革 を 推 進 し 安 定 的 な 財 政 運 営 に 努 めていく 必 要 がある 市 税 収 入 の 推 移 ( 決 算 額 ) 96. 94. 92. 9. 94.6 93.9 92.5 9.9 91.7 単 位 : 億 円 89.6 88. H19 H2 H21 H22 H23 H24 扶 助 費 の 推 移 ( 決 算 額 ) 9. 単 位 : 億 円 8. 7. 78.4 83.2 86.9 6. 5. 66.4 58.2 61.2 H19 H2 H21 H22 H23 H24-2 -

2. 保 育 事 業 概 要 1 施 設 定 員 待 機 児 童 数 の 状 況 清 瀬 市 は これまで 待 機 児 童 の 解 消 を 図 るため 清 瀬 市 実 施 計 画 ( 前 期 : 平 成 21 ~24 年 度 )に 基 づき 平 成 22 年 度 に きよせ 保 育 園 で 定 員 34 人 の 増 加 すみれ 保 育 園 分 園 で 定 員 26 人 の 増 加 を 図 り 平 成 23 年 度 には きよせ 保 育 園 で 更 に 定 員 66 人 の 増 加 を 図 ってきたところである しかし 就 業 形 態 の 変 動 や 社 会 情 勢 を 背 景 に 保 育 に 対 するニーズは 高 まり 待 機 児 童 数 は 増 加 傾 向 にある このような 中 更 なる 子 育 て 環 境 の 充 実 を 図 るため 清 瀬 市 実 施 計 画 ( 後 期 : 平 成 25~27 年 度 )で 保 育 園 の 民 営 化 を 図 りつつ 保 育 園 定 員 の 拡 大 を 掲 げ 今 後 平 成 26 年 度 に 私 立 保 育 園 2 園 を 新 設 し 平 成 26 年 度 末 に 公 立 保 育 園 2 園 を 廃 止 する 一 方 平 成 27 年 度 に 更 に 私 立 保 育 園 1 園 の 新 設 1 園 の 増 築 により 現 在 の 定 員 数 1,178 人 を 平 成 27 年 度 までに135 人 増 の1,313 人 となるよう 施 設 整 備 等 を 予 定 しており 現 時 点 では 待 機 児 童 の 解 消 が 見 込 まれている 保 育 園 数 の 推 移 ( 平 成 26 27 年 度 は 見 込 みの 数 値 ) 単 位 : 園 区 分 H19 H2 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 公 立 8 8 8 8 8 8 8 8 6 私 立 5 5 5 6 6 6 6 8 9 合 計 13 13 13 14 14 14 14 16 15 定 員 数 の 推 移 ( 平 成 26 27 年 度 は 見 込 みの 数 値 ) 単 位 : 人 年 齢 H19 H2 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 歳 86 86 86 89 92 92 92 123 136 1 歳 138 138 138 159 167 167 167 185 195 2 歳 176 176 176 194 27 27 27 219 227 3 歳 213 213 213 219 233 233 233 255 24 4 歳 218 218 218 224 238 238 238 27 255 5 歳 221 221 221 227 241 241 241 274 26 合 計 1,52 1,52 1,52 1,112 1,178 1,178 1,178 1,326 1,313 待 機 児 童 数 の 推 移 ( 各 年 度 4/1 現 在 の 数 値 ) 単 位 : 人 年 齢 H19 H2 H21 H22 H23 H24 H25 歳 3 3 2 2 5 18 2 1 歳 14 22 14 7 6 29 27 2 歳 14 14 23 8 2 5 2 3 歳 5 3 3 6 2 1 2 4 5 歳 5 6 1 1 3 1 合 計 41 48 43 24 18 53 52-3 -

2 保 育 料 の 仕 組 み 保 育 料 は 児 童 福 祉 法 に 基 づき 家 計 に 不 える 影 響 を 考 慮 して 保 育 の 実 施 に 係 る 児 童 の 年 齢 等 に 応 じて 定 める 額 を 徴 収 することができる と 定 められており 自 治 体 ごとに 所 得 児 童 の 年 齢 に 応 じた 応 能 応 益 負 担 の 考 えに 基 づいて 設 定 してい る 保 育 料 の 設 定 については 国 が 保 育 所 徴 収 金 基 準 額 ( 以 下 国 基 準 という) を 定 めているが そのまま 適 用 すると 保 護 者 の 負 担 が 大 きくなりすぎるため 各 自 治 体 における 実 際 の 保 育 料 は 国 基 準 より 低 く 設 定 されている 状 況 である 清 瀬 市 においても 他 の 自 治 体 と 同 様 に 保 育 料 を 国 基 準 より 低 く 設 定 しており 国 基 準 に 対 する 保 護 者 の 負 担 している 保 育 料 の 割 合 ( 以 下 徴 収 割 合 という) は 平 成 24 年 度 は 全 体 で47.6%となっている 残 りの52.4%については あらゆる 年 齢 層 から 納 められている 税 などによって 賄 われていることから 保 育 料 の 設 定 にあたっては 負 担 の 公 平 性 という 観 点 から 多 くの 市 民 の 納 得 を 得 ら れるものでなければならない 国 基 準 額 表 と 市 基 準 額 表 の 比 較 (3 歳 未 満 児 第 1 子 ) 国 単 位 : 円 市 単 位 : 円 階 層 課 税 状 態 保 育 料 階 層 課 税 状 態 保 育 料 第 1 生 活 保 護 世 帯 A 生 活 保 護 世 帯 第 2 市 民 税 非 課 税 世 帯 9, B 市 民 税 非 課 税 世 帯 第 3 市 民 税 課 税 世 帯 19,5 C 第 4 所 得 税 課 税 4, 円 未 満 3, 市 民 税 均 等 割 課 税 世 帯 4, 市 民 税 所 得 割 1, 円 未 満 4,9 市 民 税 所 得 割 1, 円 以 上 5,6 第 1 所 得 税 課 税 2, 円 未 満 7, 第 2 2, 円 以 上 12, 円 未 満 8,6 第 3 12, 円 以 上 25, 円 未 満 1,3 第 4 25, 円 以 上 35, 円 未 満 13,5 第 5 所 得 税 課 税 4, 円 以 上 13, 円 未 満 44,5 第 5 35, 円 以 上 5, 円 未 満 18,5 第 6 5, 円 以 上 72, 円 未 満 23,5 第 7 72, 円 以 上 12, 円 未 満 28,9 第 8 12, 円 以 上 18, 円 未 満 33,9 第 6 所 得 税 課 税 13, 円 以 上 413, 円 未 満 61, D 第 9 18, 円 以 上 23, 円 未 満 39,2 第 1 23, 円 以 上 28, 円 未 満 42,5 第 11 28, 円 以 上 33, 円 未 満 43,3 第 12 33, 円 以 上 38, 円 未 満 46,3 第 13 38, 円 以 上 43, 円 未 満 47,1 第 7 所 得 税 課 税 413, 円 以 上 734, 円 未 満 8, 第 14 43, 円 以 上 5, 円 未 満 5,6 第 15 5, 円 以 上 6, 円 未 満 5,8 第 16 6, 円 以 上 7, 円 未 満 51,3 第 8 所 得 税 課 税 734, 円 以 上 14, 第 17 7, 円 以 上 51,8-4 -

3 認 可 保 育 園 の 運 営 費 百 万 円 2,5 2, 1,5 人 件 費 や 給 食 費 光 熱 水 費 などを 含 めた 認 可 保 育 園 の 運 営 費 については 百 万 保 円 護 者 か らの 保 育 料 国 の 負 担 金 都 の 補 助 金 市 の 負 担 によって 賄 われている 清 瀬 市 に おける 運 営 費 は 平 成 19 年 度 においては19 億 1, 万 円 であったが 平 成 24 年 度 では2 億 7,5 万 円 となっており 1 億 6,5 万 円 増 加 している この 増 加 に 伴 い 1,274 1,273 1,28 市 負 担 額 についても 平 成 19 年 度 においては12 億 7,4 万 円 であったが 平 成 24 年 度 では13 億 6,1 万 円 となっており 8,7 万 円 増 加 している 状 況 にある 327 このような 状 況 の 中 児 童 数 は 平 32 成 19 年 度 の1,88 318 人 から 平 成 24 年 度 には5 都 補 助 金 1,91 311 57 人 増 加 の1,145 人 となっており このことは 清 瀬 市 が 待 機 児 童 解 消 を 図 るため 保 育 サービスの 量 的 拡 充 を 推 進 してきたことによるものである 158 166 143 154 1,938 1,931 319 286 152 1,339 1,32 2,21 2,15 1,361 2,75 認 可 保 育 園 運 営 に 係 る 市 負 担 額 の 推 移 ( 施 設 整 備 費 を 除 く)( 決 算 値 ) 173 1,4 1,2 1, 8 4 国 負 担 金 3 市 負 担 分 1, 百 万 円 2,5 5 2, 1,5 百 万 円 百 万 円 2,5 1,4 2 市 肩 代 わり 6 1, 113 1,361 1,53 1,57 1,75 1, 15 1,142 百 万 円 1,339 1,4 1,32 1,274 1,273 1,28 1 保 護 者 保 育 料 2,75 1,2 2,21 2,15 1,361 1,339 4 2, 1,91 1,938 1,931 1,32 1,145 人 1,274 1,273 1,28 327 額 32 318 2,75 5 都 補 助 1,2 金 市 負 担 合 計 額 2,21 311 319 286 2,15 2+3 1, 2+3 1,91 1,938 1,931 173 158 166 2 22 216 25 143 154 152 226 215 219 327 32 318 5 都 補 助 金 1,5 311 319 286 1, 8 183 192 213 24 211 215 173 158 166 4 国 負 担 金 143 154 152 H19 年 度 H2 年 度 H21 年 度 H22 年 度 H23 年 度 H24 年 度 1,88 人 1,81 人 1,93 人 1,88 人 1,134 人 1,145 人 8 6 1, 1,113 1,53 1, 57 1,75 1,15 1,142 3 市 負 担 分 1, 5 5 1,53 1,57 1,75 1, 113 1, 15 1,142 22 216 25 226 215 219 183 192 213 24 211 215 H19 年 度 H2 年 度 H21 年 度 H22 年 度 H23 年 度 H24 年 度 1,88 人 1,81 人 1,93 人 1,88 人 1,134 人 1,145 人 22 216 25 226 215 219 1: 市 肩 代 わり とは 国 が 定 めている 保 育 料 と 清 瀬 市 の 保 育 料 の 差 額 183 192 213 24 211 215 国 が 定 めている 保 育 料 H19 年 度 1,88 人 H2 年 度 H21 年 度 H22 年 度 1,81 保 人 護 者 が 負 1,93 担 している 人 保 育 料 1,88 人 H23 年 度 市 1,134 肩 代 わり 人 H24 年 度 1,145 人 4 6 2 4 2 2 市 肩 代 わり 1 保 護 者 保 育 料 市 負 担 額 2+3 1 清 瀬 市 が 定 めている 保 育 料 - 5 -

3. 保 育 料 の 適 正 化 保 育 料 の 適 正 化 を 図 る 上 で 次 の1~6の 項 目 を 具 体 的 な 指 針 とし 7の 保 育 料 徴 収 基 準 額 表 改 定 案 ( 以 下 基 準 額 表 改 定 案 という)を 作 成 した 1 徴 収 割 合 保 育 料 の 適 正 化 を 検 討 する 上 で 所 得 階 層 区 分 や 保 育 料 については 自 治 体 によ り 様 々な 設 定 がされており 一 概 に 比 較 が 困 難 であるため 徴 収 割 合 を 比 較 対 象 と した 平 成 24 年 度 における 多 摩 地 域 26 市 平 均 の 徴 収 割 合 は 49.%である のに 対 し 清 瀬 市 は47.6%と1.4ポイント 下 回 っている 状 況 である このよ うなことから 当 審 議 会 では 徴 収 割 合 は 多 摩 地 域 26 市 平 均 の49.%を 適 正 値 として 基 準 額 表 の 改 定 を 検 討 した 2 所 得 階 層 所 得 階 層 については 現 行 は22 階 層 となっているが 多 摩 地 域 26 市 の 平 均 が 23 階 層 であることや きめ 細 かく 階 層 を 設 けることにより 応 能 負 担 の 適 正 化 が 図 られることから26 階 層 とした なお 所 得 階 層 の 細 分 化 にあたっては 所 得 額 の 範 囲 に 規 則 性 のなかった 現 行 のD7 階 層 をD7 D8 階 層 に 現 行 のD8 階 層 を D9 D1 階 層 にそれぞれ2 分 割 した また 所 得 額 の 上 限 額 を 拡 大 し 現 行 の D17 階 層 をD19 D2 D21 階 層 に3 分 割 した 3 保 育 料 改 定 率 保 育 料 については 応 能 負 担 を 基 本 的 な 考 え 方 とするが 消 費 税 増 税 などを 踏 ま え 低 所 得 者 への 配 慮 が 必 要 と 判 断 し 市 民 税 非 課 税 世 帯 (B 階 層 ) 及 び 所 得 税 非 課 税 世 帯 (C 階 層 )に 加 えてD1 D2 階 層 については 今 回 の 見 直 しでは 改 定 を 行 わず 現 行 の 保 育 料 と 同 額 とした また D3 からD16 階 層 ( 現 行 のD3から D14 階 層 )については 原 則 として 改 定 率 を 均 等 にすることとし D17 階 層 ( 現 行 のD15 階 層 ) 以 降 については 応 能 負 担 の 観 点 から 改 定 率 に 差 を 設 けた 4 多 子 軽 減 同 一 世 帯 において 複 数 の 児 童 が 保 育 園 等 に 同 時 に 通 園 している 場 合 については 保 護 者 負 担 軽 減 の 観 点 から 引 き 続 き 第 2 子 については 第 1 子 の 保 育 料 の 1/2 と し 第 3 子 以 降 については 無 料 とした 5 年 齢 区 分 年 齢 区 分 については 国 基 準 では 3 歳 未 満 児 3 歳 以 上 児 の2 区 分 として いるが 応 益 負 担 の 観 点 から 引 き 続 き 現 行 のとおり 3 歳 未 満 児 3 歳 児 4 歳 以 上 児 の3 区 分 とした - 6 -

6 固 定 資 産 税 付 加 徴 収 金 固 定 資 産 税 課 税 世 帯 については 本 来 の 階 層 よりも1 階 層 高 くなるなど 付 加 徴 収 金 を 設 定 している 自 治 体 もあるが 保 護 者 負 担 軽 減 の 観 点 から 引 き 続 き 現 行 の とおり 付 加 徴 収 は 実 施 しないこととした 7 基 準 額 表 改 定 案 A 階 層 各 月 初 日 の 入 所 児 童 の 属 する 世 帯 の 階 層 区 分 生 活 保 護 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 144 号 )による 被 保 護 世 帯 ( 単 給 世 帯 を 含 む) 及 び 中 国 残 留 邦 人 等 の 円 滑 な 帰 国 の 促 進 及 び 永 住 帰 国 後 の 自 立 の 支 援 に 関 する 法 律 による 支 援 給 付 受 給 世 帯 第 1 子 徴 収 基 準 額 ( 月 額 ) 3 歳 未 満 児 3 歳 児 4 歳 以 上 児 第 2 子 第 3 子 第 3 子 第 1 子 第 2 子 以 降 以 降 第 1 子 第 2 子 第 3 子 以 降 B 階 層 C 階 層 A 階 層 及 びD 階 層 を 除 く 世 帯 で 前 年 度 分 の 市 民 税 の 額 が 右 の 区 分 に 該 当 す る 世 帯 市 町 村 民 税 非 課 税 世 帯 1 階 層 均 等 割 のみの 世 帯 4, 2, 3,3 1,65 3,3 1,65 2 階 層 所 得 割 課 税 額 が1, 円 未 満 の 世 帯 3 階 層 所 得 割 課 税 額 が1, 円 以 上 の 世 帯 1 階 層 2, 円 未 満 4,9 2,45 4,2 2,1 5,6 2,8 7, 3,5 4,9 2,45 6,5 4,2 2,1 4,9 2,45 3,25 6,5 3,25 2 階 層 2, 円 以 上 12, 円 未 満 8,6 4,3 8,2 4,1 7,9 3,95 3 階 層 12, 円 以 上 25, 円 未 満 1,5 5,25 1,3 5,15 8,8 4,4 4 階 層 25, 円 以 上 35, 円 未 満 13,9 6,95 12, 6, 9,7 4,85 5 階 層 35, 円 以 上 5, 円 未 満 19,1 9,55 13,1 6,55 1,3 5,15 6 階 層 5, 円 以 上 72, 円 未 満 24,2 12,1 15,8 7,9 11,7 5,85 7 階 層 72, 円 以 上 96, 円 未 満 29,4 14,7 17,8 8,9 14,8 7,4 8 階 層 96, 円 以 上 12, 円 未 満 3,2 15,1 18,3 9,15 15,3 7,65 9 階 層 12, 円 以 上 15, 円 未 満 34,5 17,25 2,3 1,15 16,5 8,25 D 階 層 A 階 層 を 除 き 前 年 分 の 所 得 税 課 税 世 帯 でその 所 得 税 の 額 が 右 の 区 分 に 該 当 する 世 帯 1 階 層 15, 円 以 上 18, 円 未 満 35,4 17,7 2,9 1,45 17, 8,5 11 階 層 18, 円 以 上 23, 円 未 満 4,5 2,25 23,8 11,9 19,2 9,6 12 階 層 23, 円 以 上 28, 円 未 満 43,8 21,9 25,9 12,95 21,4 1,7 13 階 層 28, 円 以 上 33, 円 未 満 44,7 22,35 26,7 13,35 22,3 11,15 14 階 層 33, 円 以 上 38, 円 未 満 47,8 23,9 28,8 14,4 22,8 11,4 15 階 層 38, 円 以 上 43, 円 未 満 48,6 24,3 29,6 14,8 23,6 11,8 16 階 層 43, 円 以 上 5, 円 未 満 52,1 26,5 32, 16, 26,4 13,2 17 階 層 5, 円 以 上 6, 円 未 満 52,6 26,3 32,4 16,2 26,7 13,35 18 階 層 6, 円 以 上 7, 円 未 満 53,1 26,55 32,9 16,45 27,2 13,6 19 階 層 7, 円 以 上 8, 円 未 満 53,9 26,95 33,6 16,8 28, 14, 2 階 層 8, 円 以 上 9, 円 未 満 54,6 27,3 34,1 17,5 28,3 14,15 備 考 1 2 3 4 5 21 階 層 9, 円 以 上 この 表 の 第 1 子 第 2 子 及 び 第 3 子 以 降 は 同 一 世 帯 において 就 学 前 児 童 が 保 育 園 ( 法 第 7 条 及 び 童 福 祉 施 設 最 低 基 準 ( 昭 和 23 年 12 月 29 日 厚 生 省 令 第 63 号 ) に 規 定 する 認 可 保 育 園 ) 幼 稚 園 ( 学 校 教 育 法 ( 昭 和 22 年 法 律 第 26 号 ) 第 4 条 及 び 同 法 施 行 規 則 ( 昭 和 22 年 5 月 23 日 文 部 省 令 第 11 号 ) 第 3 条 に 定 める 認 可 幼 稚 園 ) 認 定 こども 園 ( 就 学 前 の 子 どもに 関 する 教 育 保 育 等 の 総 合 的 な 提 供 の 推 進 に 関 する 法 律 ( 平 成 18 年 法 律 第 77 号 ) 第 3 条 第 1 項 に 定 める 認 定 こども 園 ) 特 別 支 援 学 校 幼 稚 部 ( 学 校 教 育 法 第 76 条 第 2 項 に 規 定 する 特 別 支 援 学 校 幼 稚 部 ) 及 び 情 緒 障 害 児 短 期 治 療 施 設 通 所 部 ( 法 第 7 条 第 1 項 に 規 定 する 情 緒 障 害 児 短 期 治 療 施 設 の 通 所 部 )に 在 籍 又 は 児 童 発 達 支 援 ( 法 第 6 条 の2 第 2 項 に 規 定 する 児 童 発 達 支 援 ) 及 び 医 療 型 児 童 発 達 支 援 ( 法 第 6 条 の2 第 3 項 に 規 定 する 医 療 型 児 童 発 達 支 援 )を 利 用 する 児 童 と する この 表 のC 階 層 の 第 1 階 層 における 均 等 割 とは 地 方 税 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 226 号 ) 第 292 条 第 1 項 第 1 号 に 規 定 する 均 等 割 をいい C 階 層 の 第 2 階 層 及 び 第 3 階 層 における 所 得 割 課 税 額 とは 同 項 第 2 号 に 規 定 する 所 得 割 の 額 とする ただし この 所 得 割 を 計 算 する 場 合 には 同 法 第 314 条 の7 第 314 条 の8 同 法 附 則 第 5 条 第 3 項 及 び 第 5 条 の4 第 6 項 の 規 定 を 適 用 しないものとする また 平 成 22 年 度 税 制 改 正 において 廃 止 となった 年 少 扶 養 控 除 および16~18 歳 までの 特 定 扶 養 控 除 の 上 乗 せ 部 分 を 控 除 の 対 象 として 適 用 する この 表 のD 階 層 の 第 1 階 層 から 第 21 階 層 までにおける 所 得 税 の 額 とは 所 得 税 法 ( 昭 和 4 年 法 律 第 33 号 ) 租 税 特 別 措 置 法 ( 昭 和 32 年 法 律 第 26 号 ) 及 び 災 害 被 害 者 に 対 する 租 税 の 減 免 徴 収 猶 予 等 に 関 する 法 律 ( 昭 和 22 年 法 律 第 175 号 )の 規 定 により 計 算 された 所 得 税 の 額 とする ただし この 所 得 税 の 額 を 計 算 する 場 合 には 次 の 規 定 は 適 用 しないものとする (1) 所 得 税 法 第 78 条 第 1 項 第 2 項 第 1 号 第 2 号 ( 地 方 税 法 第 314 条 の7 第 1 項 第 2 号 に 規 定 する 寄 付 金 に 限 る ) 第 3 号 ( 地 方 税 法 第 314 条 の7 第 1 項 第 2 号 に 規 定 す る 寄 付 金 に 限 る ) 第 92 条 第 1 項 並 びに 第 95 条 第 1 項 第 2 項 及 び 第 3 項 (2) 租 税 特 別 措 置 法 第 41 条 第 1 項 第 2 項 及 び 第 3 項 第 41 条 の2 第 41 条 の3の2 第 4 項 及 び 第 5 項 第 41 条 の19の2 第 1 項 並 びに 第 41 条 の19の5 第 1 項 (3) 租 税 特 別 措 置 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 ( 平 成 1 年 法 律 第 23 号 ) 附 則 第 12 条 - 7-55,3 27,65 34,5 17,25 この 表 の 3 歳 児 とは 保 育 実 施 日 の 属 する 年 度 の 初 日 において4 歳 に 達 していない 児 童 (3 歳 未 満 児 を 除 く )をいう 28,6 14,3 この 表 の 3 歳 未 満 児 とは 児 童 福 祉 法 ( 昭 和 22 年 法 律 第 164 号 以 下 法 という ) 第 24 条 第 1 項 の 規 定 による 保 育 の 実 施 がとられた 日 ( 以 下 保 育 実 施 日 という )の 属 する 年 度 の 初 日 において3 歳 に 達 していない 児 童 を いう

4. 付 言 当 審 議 会 では 保 育 料 の 適 正 化 に 向 けて 応 能 負 担 や 保 護 者 負 担 軽 減 など 様 々な 視 点 により 全 5 回 にわたる 議 論 を 重 ねてきたところである その 中 で 基 準 額 表 改 定 案 には 直 接 反 映 しなかった 項 目 ではあるが 保 育 料 の 適 正 化 を 図 る 上 で 重 要 な 事 項 について 以 下 のとおり 申 し 添 える 1 消 費 税 増 税 消 費 税 については 平 成 26 年 4 月 より 現 行 の5%から8%に 引 き 上 げること が 決 定 し 平 成 27 年 1 月 には1%への 引 き 上 げも 予 定 されているところで ある このような 中 本 答 申 において 保 育 料 の 改 定 を 結 論 づけるにあたり その 実 施 時 期 についても 議 論 を 重 ねてきたが 今 後 定 員 数 拡 大 や 消 費 税 増 税 に 伴 う 保 育 園 運 営 費 の 増 加 が 見 込 まれる 中 市 の 負 担 が 増 え 他 の 福 祉 分 野 への 影 響 も 懸 念 されることから 苦 渋 の 決 断 であるが 平 成 26 年 度 からの 改 定 もやむを 得 ないと 判 断 した 2 子 ども 子 育 て 支 援 新 制 度 子 ども 子 育 て 支 援 新 制 度 では 幼 稚 園 と 保 育 所 の 機 能 を 併 せもつ 認 定 子 ども 園 について 利 用 料 を 保 育 料 の 形 で 設 定 されることが 予 定 されている 現 在 の 利 用 者 負 担 の 水 準 や 利 用 者 の 負 担 能 力 に 応 じて 保 育 料 が 設 定 されるとしているが 詳 しい 内 容 については 現 在 国 において 議 論 されている この 制 度 では 国 が 示 す 基 準 に 基 づき 市 が 保 育 料 を 定 めることになることから 今 後 の 動 向 に 注 視 しながら 認 可 保 育 園 の 保 育 料 についても 調 整 を 図 っていく 必 要 がある 3 基 準 額 表 基 準 額 表 改 定 案 については 消 費 税 増 税 や 低 迷 が 続 く 景 気 の 動 向 を 踏 まえ 現 行 保 育 料 からの 急 激 な 引 き 上 げを 避 けるために 現 行 の 基 準 額 表 をベースに 検 討 を 行 ったため 所 得 階 層 幅 や 保 育 料 の 設 定 額 に 規 則 性 がないなどの 課 題 を 完 全 に 是 正 するまでには 至 らなかった このようなことから 今 後 の 保 育 料 の 適 正 化 に あたっては 基 準 額 表 の 抜 本 的 な 見 直 しについても 検 討 されることが 望 ましい 4 保 育 サービス 保 育 サービスについては 一 時 延 長 保 育 の 推 進 安 全 安 心 な 給 食 看 護 師 の 配 置 など 現 在 の 保 育 サービスの 維 持 質 の 向 上 を 更 に 図 っていく 必 要 がある - 8 -

5 保 育 料 の 徴 収 対 策 平 成 24 年 度 における 保 育 料 の 滞 納 額 は 現 年 度 分 で 約 34 万 円 となっており 今 後 保 育 料 改 定 の 際 には 受 益 者 負 担 や 公 平 性 の 確 保 の 観 点 から 滞 納 者 に 対 する 徴 収 の 取 り 組 みを 更 に 進 めていく 必 要 がある 6その 他 今 後 保 育 料 の 改 定 を 行 うにあたっては 清 瀬 市 の 財 政 状 況 や 保 育 料 の 仕 組 みの ほか 保 育 料 改 定 の 必 要 性 について 市 報 やホームページだけではなく 様 々な 機 会 を 通 じて 説 明 していく 必 要 がある - 9 -

資 料 審 議 経 過 区 分 日 程 内 容 第 1 回 8 月 23 日 会 長 職 務 代 理 選 出 市 の 財 政 状 況 及 び 保 育 事 業 の 概 要 について 第 2 回 1 月 2 日 認 可 保 育 園 における 保 育 料 適 正 化 について 第 3 回 1 月 24 日 認 可 保 育 園 における 保 育 料 適 正 化 について 第 4 回 11 月 28 日 認 可 保 育 園 における 保 育 料 適 正 化 について 答 申 ( 案 )の 説 明 第 5 回 12 月 12 日 答 申 ( 案 )の 確 認 - 1 -

委 員 名 簿 ( 順 丌 同 敬 称 略 ) 役 職 氏 名 備 考 会 長 辻 浩 日 本 社 会 事 業 大 学 社 会 福 祉 学 部 教 授 職 務 代 理 内 野 光 裕 清 瀬 ゆりかご 幼 稚 園 理 事 長 委 員 堀 淳 一 税 理 士 委 員 委 員 小 俣 みどり 川 原 寿 春 NPO 法 人 子 育 てネットワーク ピッコロ 理 事 長 NPO 法 人 子 育 てウイズアイ 理 事 長 委 員 木 下 由 子 清 瀬 市 男 女 平 等 推 進 委 員 会 委 員 委 員 稲 田 ヒロ 子 清 瀬 市 民 生 委 員 児 童 委 員 協 議 会 委 員 委 員 堀 川 由 佳 清 瀬 市 保 育 所 父 母 の 会 連 絡 協 議 会 委 員 梅 原 慎 治 公 募 市 民 委 員 金 子 浩 子 公 募 市 民 - 11 -

清 瀬 市 使 用 料 審 議 会 条 例 ( 目 的 及 び 設 置 ) 第 1 条 昭 和 51 年 1 月 1 日 条 例 第 2 5 号 保 育 料 及 び 市 営 住 宅 使 用 料 の 適 正 化 について 審 議 す る た め 市 長 の 諮 問 機 関 と し て 清 瀬 市 使 用 料 審 議 会 ( 以 下 審 議 会 という )を 置 く ( 組 織 ) 第 2 条 審 議 会 は 学 識 経 験 者 及 び 一 般 市 民 の う ち か ら 市 長 が 委 嘱 する 委 員 15 人 以 内 をもつて 組 織 する 2 委 員 の 任 期 は 市 長 の 諮 問 に 係 る 答 申 を 終 了 し た と き までとする ( 会 長 の 選 任 及 び 権 限 ) 第 3 条 審 議 会 に 会 長 を 置 き 会 長 は 委 員 の 互 選 に よ り 定 める 2 会 長 は 審 議 会 を 代 表 し 会 務 を 総 理 する 3 会 長 に 事 故 があるときは あらかじめ 会 長 が 指 名 す る 委 員 がその 職 務 を 代 理 する ( 会 議 ) 第 4 条 審 議 会 は 会 長 が 招 集 す る 2 審 議 会 は 委 員 の 過 半 数 が 出 席 し な け れ ば 会 議 を 開 くことができない 3 審 議 会 の 議 事 は 出 席 委 員 の 過 半 数 で 決 し 可 否 同 数 のときは 会 長 が 決 する ( 分 科 会 の 設 置 ) 第 5 条 会 長 は 会 議 の 運 営 上 必 要 と 認 め た と き は 分 科 会 を 設 置 することができる ( 委 任 ) 第 6 条 こ の 条 例 に 定 め る も の の ほ か 審 議 会 の 運 営 に 関 し 必 要 な 事 項 は 市 長 が 定 める 附 則 この 条 例 は 公 布 の 日 から 施 行 する - 12 -