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この 取 扱 説 明 書 は 必 ずご 使 用 さ れる 方 にお 渡 しください CF2104K-H001 REV.7 エバラ 自 吸 式 渦 流 ポンプ RQ 型 取 扱 説 明 書 お 願 い このたびは エバラRQ 型 自 吸 式 渦 流 ポンプをお 買 い 上 げいただきまして 誠 にありがとうござい ます 当 社 では この 製 品 を 安 心 してご 使 用 いただけますよう 細 心 の 注 意 をはらって 製 作 しており ますが その 取 扱 いを 誤 りますと 思 わぬ 事 故 を 引 き 起 こすこともありますので この 取 扱 説 明 書 に 従 い 正 しくご 使 用 くださいますようお 願 いいたします なお この 説 明 書 はお 使 いになる 方 がいつでも 見 ることのできる 場 所 に 必 ず 保 管 してください 本 取 扱 説 明 書 に 掲 載 した 製 品 及 び 技 術 情 報 については 外 国 為 替 及 び 外 国 貿 易 法 に 定 められた 貨 物 や 役 務 に 該 当 する 場 合 があります 本 製 品 を 輸 出 する 場 合 及 び 本 取 扱 説 明 書 に 掲 載 した 技 術 情 報 の 国 外 への 持 ち 出 し または 国 内 外 で 提 供 する 場 合 経 済 産 業 大 臣 の 許 可 が 必 要 となる 場 合 がありますのでご 注 意 ください 目 次 設 備 工 事 を 行 う 皆 様 へ この 説 明 書 は ポンプの 操 作 保 守 点 検 を 行 うお 客 様 に 必 ずお 渡 しください 1 警 告 表 示 について... 2 7 保 守... 21 2 安 全 上 の 注 意... 3 1. 日 常 の 点 検... 23 3 はじめに... 7 2. ポンプの 長 期 運 転 休 止 時 と 保 管... 24 1. ポンプと 附 属 品 の 確 認... 7 3. 消 耗 品... 24 2. 銘 板 の 確 認... 7 8 故 障 の 原 因 と 対 策... 25 4 製 品 仕 様... 8 9 構 造... 27 5 据 付... 11 1. 斜 傾 図... 27 1. 据 付 位 置... 12 2. 附 属 品... 27 2. 配 管... 13 10 分 解 組 立... 28 3. 芯 出 し... 15 1. 分 解... 28 4. 電 気 配 線... 17 2. 組 立... 29 6 運 転... 18 3. 組 立 時 の 注 意 事 項... 29 1. 始 動 する 前 に... 19 11 保 証... 30 2. 運 転... 19 12 修 理 アフターサービス... 30 3. 運 転 上 の 注 意 事 項... 20-1 - 株 式 会 社 荏 原 製 作 所

1 警 告 表 示 について ここに 示 した 注 意 事 項 は ポンプを 安 全 に 正 しくお 使 いいただき あなたや 他 の 人 々への 危 害 や 損 害 を 未 然 に 防 止 するためのものです また 注 意 事 項 は 危 害 や 損 害 の 大 きさと 切 迫 の 程 度 を 明 示 するために 誤 った 取 扱 いをすると 生 じることが 想 定 される 危 害 や 損 害 の 内 容 を 警 告 注 意 に 区 別 しています いずれも 安 全 に 関 する 重 要 な 内 容 ですので 必 ず 守 ってください 表 示 の 説 明 警 告 用 語 意 味 取 扱 いを 誤 った 場 合 に 使 用 者 が 死 亡 または 重 傷 を 負 う 危 険 な 状 態 が 警 告 生 じることが 想 定 される 場 合 に 使 用 します 取 扱 いを 誤 った 場 合 に 使 用 者 が 軽 傷 を 負 うかまたは 物 的 損 害 のみが 注 意 発 生 する 危 険 な 状 態 が 生 じることが 想 定 される 場 合 に 使 用 します 注 記 とくに 注 意 を 促 したり 強 調 したい 情 報 について 使 用 します 図 記 号 の 説 明 禁 止 (してはいけないこと)を 表 示 します 具 体 的 な 禁 止 内 容 は 記 号 の 中 や 近 くに 絵 や 文 章 で 指 示 します 強 制 ( 必 ずすること)を 表 示 します 具 体 的 な 強 制 内 容 は 記 号 の 近 くに 絵 や 文 章 で 指 示 します - 2 -

2 安 全 上 の 注 意 警 告 運 転 を 休 止 する 場 合 は 電 源 スイッチを 切 ってください 絶 縁 劣 化 し 感 電 や 漏 電 火 災 の 原 因 になります 屋 外 仕 様 である 場 合 を 除 き 屋 外 あるいは 被 水 する 場 所 には 設 置 しないでください 絶 縁 低 下 などにより 漏 電 感 電 火 災 の 原 因 になります 芯 出 し 後 軸 継 手 ガードは 必 ず 取 付 けてください また ポン プ 運 転 中 は 回 転 部 には 近 づかないでください けがをする 恐 れがあります ポンプ 運 転 中 主 軸 軸 継 手 などの 回 転 部 分 には 触 れないでく ださい また ポンプ 停 止 中 であっても 電 源 スイッチが 入 って いるときは 自 動 運 転 により 急 にポンプが 運 転 をする 場 合 があ りますので 主 軸 軸 継 手 などの 回 転 部 分 には 触 れないでくだ さい 高 速 回 転 をしていますので けがをする 恐 れがあります ポンプ 電 動 機 の 付 近 には 危 険 物 や 燃 え 易 いものを 置 かない でください 発 火 したり 延 焼 し 火 災 の 恐 れがあります 基 礎 ボルトでポンプを 確 実 に 固 定 してください ポンプが 転 倒 してけがをする 恐 れがあります また ポンプの 振 動 により 配 管 などが 破 損 する 恐 れがあります 電 動 機 の 結 線 部 と 制 御 盤 の 一 次 側 及 び 二 次 側 制 御 盤 内 の 動 力 部 機 器 の 接 続 部 結 線 部 のゆるみのないことを 確 認 し ほこり を 除 去 してください 配 線 接 続 部 のゆるみによる 接 続 不 良 端 子 部 へのほこりの 付 着 などを 放 置 すると 発 熱 し 火 災 事 故 の 危 険 があります 吐 出 し 弁 を 閉 じたままポンプを 運 転 しないでください また ポンプ 内 蔵 の 安 全 弁 が 作 動 する 運 転 はしないでください ポン プ 内 圧 上 昇 や 温 度 上 昇 により ケーシングやプラグ 等 の 破 損 モータ 焼 損 の 恐 れがあります 通 電 状 態 にて 充 電 部 には 触 らないでください 感 電 の 恐 れがあ ります 樹 脂 部 品 は 現 場 焼 却 しないでください 燃 やすと 有 害 なガスを 発 生 する 恐 れがあります 当 社 純 正 以 外 の 部 品 の 取 付 けや 改 造 は 行 わないでください 感 電 発 火 または 異 常 動 作 破 損 などにより けがをすることがあ ります また 正 常 な 機 能 を 発 揮 できない 場 合 があります 製 品 の 移 動 に 際 しては 吊 り 上 げ 要 領 ( 銘 板 )などに 従 って 慎 重 に 作 業 してください 落 下 及 びけがの 恐 れがあります 取 扱 液 や 設 置 場 所 電 源 等 仕 様 から 外 れた 範 囲 では ご 使 用 に ならないでください ポンプ 故 障 やけがまたは 感 電 や 漏 電 火 災 の 原 因 になります 絶 縁 抵 抗 値 が1MΩ 以 下 に 低 下 した 場 合 すぐに 電 源 スイッチ を 切 り ご 注 文 先 もしくは 当 社 に 点 検 修 理 をご 依 頼 くださ い 電 動 機 が 焼 損 したり 感 電 や 火 災 を 起 こす 恐 れがあります 接 地 工 事 は 必 ず 行 ってください 接 地 (アース) 線 を 確 実 に 取 付 けないで 運 転 すると 故 障 や 漏 電 の 時 に 感 電 する 恐 れがあり ます 機 器 の 寿 命 を 考 慮 し 設 置 は 風 通 しがよく ほこり 腐 食 性 及 び 爆 発 性 ガス 塩 分 湿 気 蒸 気 結 露 などがなく 風 雨 直 射 日 光 の 当 たらないところを 選 んでください 悪 環 境 下 では 電 動 機 制 御 盤 の 絶 縁 低 下 などにより 漏 電 感 電 火 災 の 原 因 になります - 3 - 株 式 会 社 荏 原 製 作 所

警 告 ポンプはポンプ 室 機 械 室 などの 鍵 の 掛 かる 場 所 に 設 置 する か あるいはポンプを 屋 外 に 設 置 する 場 合 は 第 三 者 が 容 易 に 触 れられないように 柵 や 囲 いを 設 けてください 回 転 部 高 温 部 などに 触 れ 思 わぬけがをする 恐 れがあります 吊 上 げ 状 態 での 使 用 及 び 作 業 は 危 険 ですので 絶 対 に 行 わない でください 落 下 及 びけがをする 恐 れがあります 点 検 修 理 の 際 は 必 ず 電 源 スイッチを 切 ってください 急 にポ ンプが 始 動 して 感 電 やけがをする 恐 れがあります 電 動 機 には 水 をかけないでください 感 電 漏 電 火 災 や 故 障 の 原 因 になります ポンプの 取 扱 い 及 び 施 工 は 質 量 や 形 状 に 配 慮 し 安 全 に 作 業 してください 落 下 及 びけがの 危 険 があります ポンプの 取 扱 い 及 び 施 工 は 専 門 技 術 者 により 適 用 される 法 規 定 ( 電 気 設 備 技 術 基 準 内 線 規 程 建 築 基 準 法 等 )に 従 って ください 法 規 定 に 反 するだけではなく 火 災 けがなどの 事 故 を 発 生 する 恐 れがあります 配 線 工 事 は 電 気 設 備 技 術 基 準 内 線 規 程 に 従 って 専 門 技 術 者 により 正 しく 行 ってください 配 線 の 端 子 のゆるみがないこと をご 確 認 ください 無 資 格 者 による 誤 った 配 線 工 事 は 法 律 違 反 だけでなく 感 電 や 火 災 を 起 こす 恐 れがあります 修 理 技 術 者 以 外 の 人 は 絶 対 に 分 解 したり 修 理 はしないでくだ さい 感 電 発 火 または 異 常 動 作 破 損 などにより けがをす ることがあります ポンプを 分 解 組 立 する 時 は 必 ず 電 源 スイッチを 切 ってくだ さい 自 動 運 転 などで 急 にポンプが 始 動 してけがをすること があります 分 解 点 検 の 際 には 吸 込 吐 出 し 弁 を 閉 じてケーシングドレ ンを 排 水 し ポンプ 内 の 圧 力 上 昇 や 負 圧 の 発 生 が 無 いようにし てから 行 ってください この 作 業 が 不 完 全 ですと 吸 込 と 吐 出 し の 圧 力 差 により ポンプが 異 常 回 転 となりケーシングが 破 壊 す る 恐 れがあります 分 解 点 検 の 際 には 吸 込 吐 出 し 弁 を 閉 じてケーシングドレ ンを 排 油 し ポンプ 内 の 圧 力 上 昇 や 負 圧 の 発 生 が 無 いようにし てから 行 ってください この 作 業 が 不 完 全 ですと 吸 込 と 吐 出 し の 圧 力 差 により ポンプが 異 常 回 転 となりケーシングが 破 壊 す る 恐 れがあります 本 製 品 専 用 に 漏 電 遮 断 器 を 設 置 してください 感 電 や 火 災 を 起 こす 恐 れがあります 漏 電 警 報 出 力 付 漏 電 遮 断 器 を 取 付 ける 事 を 推 奨 致 します 停 電 の 場 合 は 必 ず 電 源 スイッチを 切 ってください 急 にポン プが 始 動 して けがをすることがあります - 4 -

注 意 生 き 物 ( 養 魚 場 生 け 簀 水 族 館 など)の 設 備 に 使 用 する 場 合 は 予 備 機 を 必 ず 準 備 してください ポンプ 故 障 により 酸 欠 や 水 質 悪 化 等 が 発 生 し 生 き 物 の 生 命 に 重 大 な 影 響 を 与 え る 恐 れがあります 運 転 を 休 止 する 場 合 は ポンプ 内 や 配 管 内 の 水 を 抜 いてくだ さい 滞 留 水 が 腐 敗 し 雑 菌 が 流 出 する 恐 れがあります 休 止 後 の 運 転 開 始 時 には 据 付 運 転 の 項 に 従 い 試 運 転 を 実 施 してください ポンプ 拘 束 電 動 機 焼 損 空 運 転 などの 恐 れがあります 空 運 転 または 取 扱 液 中 に 空 気 を 混 入 させないでください ケーシング 軸 受 軸 封 などが 破 損 したり 揚 水 不 能 になる 恐 れがあります また ポンプが 過 熱 し やけどの 原 因 になり ます 銅 合 金 をきらう 生 物 への 使 用 は 避 けてください 生 物 の 寿 命 が 著 しく 短 くなる 恐 れがあります 取 扱 液 が 40 を 超 える 場 合 はポンプに 触 れないでください 高 温 になっていますのでやけどの 原 因 になります 8 分 以 上 の 自 吸 運 転 はしないでください ポンプが 高 温 とな り やけどの 原 因 となります 故 障 と 思 われる 場 合 は すぐ 電 源 スイッチを 切 り ご 注 文 先 もしくは 当 社 に 必 ず 点 検 修 理 をご 依 頼 ください 誤 った 操 作 や 作 業 により 事 故 が 発 生 する 恐 れがあります 万 一 のポンプの 停 止 に 備 えポンプの 予 備 機 を 設 置 してくださ い 断 水 等 により 設 備 が 停 止 する 恐 れがあります 重 要 設 備 (コンピューター 冷 却 設 備 冷 凍 庫 冷 却 設 備 など) に 使 用 する 場 合 は 予 備 機 を 必 ず 準 備 してください ポンプ の 故 障 により 設 備 が 停 止 する 恐 れがあります 50Hz 仕 様 のポンプを 60Hz で 運 転 しないでください 過 大 圧 力 によるポンプなどの 破 損 過 負 荷 による 電 動 機 などの 焼 損 事 故 につながります 消 耗 部 品 は 定 期 的 に 交 換 を 行 ってください 劣 化 摩 耗 したま まご 使 用 になると 水 漏 れや 焼 付 き 破 損 などの 重 大 故 障 につ ながります 定 期 点 検 部 品 交 換 などは ご 注 文 先 もしく は 当 社 にご 依 頼 ください 食 品 加 工 食 品 移 送 等 の 用 途 には 使 用 できません 雑 菌 の 発 生 や 異 物 が 混 入 する 恐 れがあります ポンプ 吸 込 配 管 の 吸 込 口 に 近 づかないでください ポンプが 運 転 すると 手 足 などが 吸 込 まれてけがをする 恐 れがありま す 電 動 機 の 絶 縁 抵 抗 試 験 を 行 うときは 配 線 を 制 御 盤 から 外 し 電 源 電 圧 に 合 った 絶 縁 抵 抗 計 を 用 いて 絶 縁 抵 抗 を 測 定 し 電 動 機 リード 線 とアース 間 が5MΩ 以 上 あることを 確 認 してか ら 配 線 を 行 ってください 電 動 機 が 焼 損 したり 感 電 や 火 災 を 起 こす 恐 れがあります 電 動 機 の 端 子 の 接 続 が 緩 んだり 外 れたりしていないか 確 認 し てください 一 箇 所 でも 緩 んだり 外 れたりしていると 欠 相 運 転 ( 三 相 電 動 機 の 場 合 )になり 電 動 機 が 焼 損 します 電 動 機 に 触 れないでください 高 温 になっていますのでやけ どの 原 因 になります 電 動 機 に 毛 布 や 布 などをかぶせないでください 過 熱 して 発 火 することがあります 電 動 機 の 分 解 が 必 要 なときは ご 注 文 先 もしくは 当 社 に 必 ず 点 検 修 理 をご 依 頼 ください 誤 った 作 業 により 事 故 が 発 生 する 恐 れがあります - 5 - 株 式 会 社 荏 原 製 作 所

注 意 冬 季 などで 凍 結 の 恐 れがある 場 合 は 保 温 ヒータ 取 付 取 扱 液 の 排 出 などにより 凍 結 防 止 を 行 ってください ポンプ 停 止 中 に 内 部 の 液 が 凍 結 してポンプが 破 損 する 恐 れがあります 導 電 部 の 接 続 ネジの 締 め 付 けは 確 実 に 行 ってください 発 熱 や 故 障 及 び 焼 損 の 恐 れがあります 配 管 内 の 液 を 排 出 後 は 電 源 を 絶 対 に 入 れないでください ド ライ 運 転 となり ポンプが 破 損 したり 過 熱 してやけどの 原 因 になります 製 品 製 造 時 の 切 削 油 ゴムの 離 型 剤 異 物 などが 取 扱 液 に 混 入 しますので 設 備 によっては 吐 出 し 側 に 用 途 に 応 じた 適 切 なフィルタなどを 設 け 十 分 フラッシングを 行 い 異 物 がな いことを 確 認 後 ご 使 用 ください 床 面 が 防 水 排 水 処 理 されているか 確 認 してください 水 漏 れが 起 きた 場 合 大 きな 被 害 につながる 恐 れがあります 床 面 が 防 油 排 油 処 理 されているか 確 認 してください 油 漏 れが 起 きた 場 合 大 きな 被 害 につながる 恐 れがあります ポンプ バルブ 配 管 などからの 異 常 な 水 漏 れに 備 え 設 置 場 所 には 排 水 防 水 処 理 を 行 ってください 異 常 な 水 漏 れによ り 大 きな 被 害 につながる 恐 れがあります ポンプ バルブ 配 管 などからの 異 常 な 油 漏 れに 備 え 設 置 場 所 には 排 油 防 油 処 理 を 行 ってください 異 常 な 油 漏 れによ り 大 きな 被 害 につながる 恐 れがあります 定 期 的 に 保 護 継 電 器 の 動 作 確 認 を 行 ってください 事 故 時 に 正 常 動 作 せず 感 電 や 故 障 の 恐 れがあります ポンプの 運 転 は 標 準 仕 様 要 項 範 囲 内 で 行 ってください 標 準 仕 様 要 項 範 囲 の 吐 出 し 量 以 下 での 連 続 運 転 は ポンプ 内 圧 上 昇 や 温 度 上 昇 により ケーシングやプラグなどが 破 損 する 恐 れがあります - 6 -

3 は じ め に ポンプがお 手 元 に 届 きましたら すぐに 下 記 の 点 について 調 べてください 1. ポンプと 附 属 品 の 確 認 (1) 輸 送 中 の 事 故 で 破 損 個 所 がないか ボルトやナットがゆるんでないかどうか 確 認 してくだ さい (2) 附 属 品 がすべてそろっているかどうか 確 認 してください ( 標 準 附 属 品 は 9 構 造 の 項 を 参 照 してください ) 2. 銘 板 の 確 認 銘 板 にはこのポンプの 基 本 的 な 仕 様 が 記 載 されています 注 文 通 りのものかどうか 銘 板 を 見 て 確 認 してください 電 動 機 出 力 相 電 圧 周 波 数 型 式 は 必 ずご 確 認 ください 特 に 50Hz 用 と 60Hz 用 の 区 別 に 注 意 してください 注 意 50Hz 仕 様 の 40RQF5.4SB 40RQF5.4C,50RQH5.75C を 60Hz で 運 転 しないでください 過 大 圧 力 によるポンプなどの 破 損 過 負 荷 による 電 動 機 などの 焼 損 事 故 につながります 注 記 60Hz 仕 様 のポンプを 50Hz で 運 転 すると ポンプの 性 能 が 不 足 します 製 造 番 号 吐 出 し 量 ( 単 位 :L/min) 表 題 (エバラポンプ) ポンプ 機 名 揚 程 ( 単 位 :m) 回 転 速 度 ( 単 位 :min -1 ) 定 格 出 力 ( 単 位 :kw) 定 格 電 圧 ( 単 位 :V) ベアリング 番 号 定 格 周 波 数 ( 単 位 :Hz) 社 名 0.75kW 以 下 の 機 種 ( 標 準 仕 様 ) 定 格 入 力 ( 単 位 :W) 製 造 番 号 吐 出 し 量 ( 単 位 :L/min) 表 題 (エバラポンプ) ポンプ 機 名 揚 程 ( 単 位 :m) 回 転 速 度 ( 単 位 :min -1 ) 定 格 出 力 ( 単 位 :kw) ベアリング 番 号 社 名 1.5kW 以 上 の 機 種 ( 標 準 仕 様 ) 図 1 銘 板 記 載 事 項 - 7 - 株 式 会 社 荏 原 製 作 所

4 製 品 仕 様 お 買 い 上 げいただきましたポンプの 揚 程 (HEAD) 吐 出 し 量 (CAP.) 回 転 速 度 などの 性 能 は 銘 板 を 参 照 し てください その 他 の 仕 様 を 次 の 表 に 示 します 標 準 品 をお 買 い 上 げのお 客 様 は 標 準 仕 様 の 欄 を 参 照 してください その 他 に お 客 様 のご 希 望 により 特 殊 仕 様 として 仕 様 変 更 したものもあります 仕 様 から 外 れた 範 囲 ではご 使 用 にならないようお 願 いいた します 製 品 がお 手 元 に 届 きましたら すぐに 下 記 の 点 をお 調 べください 1.ご 注 文 通 りのものかどうか 銘 板 を 見 てご 確 認 ください ( 電 動 機 出 力 相 電 圧 周 波 数 型 式 は 必 ずご 確 認 ください ) 2. 輸 送 中 の 事 故 で 破 損 箇 所 がないかどうか ボルトやビスがゆるんでいないかどうか ご 確 認 く ださい 3. 附 属 品 がすべてそろっているかどうか ご 確 認 ください ( 附 属 品 は 9 構 造 の 項 をご 参 照 ください ) 本 取 扱 説 明 書 に 使 用 の 圧 力 単 位 は 国 際 単 位 系 (SI)によるもので { } 内 は 参 考 値 として 併 記 したもので す 警 告 注 意 屋 外 仕 様 である 場 合 を 除 き 屋 外 あるいは 被 水 する 場 所 には 設 置 し ないでください 絶 縁 低 下 などにより 漏 電 感 電 火 災 の 原 因 にな ります 取 扱 液 や 設 置 場 所 電 源 等 仕 様 から 外 れた 範 囲 では ご 使 用 にな らないでください ポンプ 故 障 やけがまたは 感 電 や 漏 電 火 災 の 原 因 になります 接 地 工 事 は 必 ず 行 ってください 接 地 (アース) 線 を 確 実 に 取 付 け ないで 運 転 すると 故 障 や 漏 電 の 時 に 感 電 する 恐 れがあります 機 器 の 寿 命 を 考 慮 し 設 置 は 風 通 しがよく ほこり 腐 食 性 及 び 爆 発 性 ガス 塩 分 湿 気 蒸 気 結 露 などがなく 風 雨 直 射 日 光 の 当 たらないところを 選 んでください 悪 環 境 下 では 電 動 機 制 御 盤 の 絶 縁 低 下 などにより 漏 電 感 電 火 災 の 原 因 になります ポンプはポンプ 室 機 械 室 などの 鍵 の 掛 かる 場 所 に 設 置 するか あ るいはポンプを 屋 外 に 設 置 する 場 合 は 第 三 者 が 容 易 に 触 れられな いように 柵 や 囲 いを 設 けてください 回 転 部 高 温 部 などに 触 れ 思 わぬけがをする 恐 れがあります 本 製 品 専 用 に 漏 電 遮 断 器 を 設 置 してください 感 電 や 火 災 を 起 こす 恐 れがあります 漏 電 警 報 出 力 付 漏 電 遮 断 器 を 取 付 ける 事 を 推 奨 致 します 生 き 物 ( 養 魚 場 生 け 簀 水 族 館 など)の 設 備 に 使 用 する 場 合 は 予 備 機 を 必 ず 準 備 してください ポンプ 故 障 により 酸 欠 や 水 質 悪 化 等 が 発 生 し 生 き 物 の 生 命 に 重 大 な 影 響 を 与 える 恐 れがあります 銅 合 金 をきらう 生 物 への 使 用 は 避 けてください 生 物 の 寿 命 が 著 し く 短 くなる 恐 れがあります 万 一 のポンプの 停 止 に 備 えポンプの 予 備 機 を 設 置 してください 断 水 等 により 設 備 が 停 止 する 恐 れがあります 重 要 設 備 (コンピューター 冷 却 設 備 冷 凍 庫 冷 却 設 備 など)に 使 用 する 場 合 は 予 備 機 を 必 ず 準 備 してください ポンプの 故 障 により 設 備 が 停 止 する 恐 れがあります 50Hz 仕 様 のポンプを 60Hz で 運 転 しないでください 過 大 圧 力 によ るポンプなどの 破 損 過 負 荷 による 電 動 機 などの 焼 損 事 故 につなが ります - 8 -

注 意 食 品 加 工 食 品 移 送 等 の 用 途 には 使 用 できません 雑 菌 の 発 生 や 異 物 が 混 入 する 恐 れがあります 冬 季 などで 凍 結 の 恐 れがある 場 合 は 保 温 ヒータ 取 付 取 扱 液 の 排 出 などにより 凍 結 防 止 を 行 ってください ポンプ 停 止 中 に 内 部 の 液 が 凍 結 してポンプが 破 損 する 恐 れがあります 製 品 製 造 時 の 切 削 油 ゴムの 離 型 剤 異 物 などが 取 扱 液 に 混 入 し ますので 設 備 によっては 吐 出 し 側 に 用 途 に 応 じた 適 切 なフィル タなどを 設 け 十 分 フラッシングを 行 い 異 物 がないことを 確 認 後 ご 使 用 ください ポンプ バルブ 配 管 などからの 異 常 な 水 漏 れに 備 え 設 置 場 所 には 排 水 防 水 処 理 を 行 ってください 異 常 な 水 漏 れにより 大 き な 被 害 につながる 恐 れがあります ポンプ バルブ 配 管 などからの 異 常 な 油 漏 れに 備 え 設 置 場 所 には 排 油 防 油 処 理 を 行 ってください 異 常 な 油 漏 れにより 大 き な 被 害 につながる 恐 れがあります 定 期 的 に 保 護 継 電 器 の 動 作 確 認 を 行 ってください 事 故 時 に 正 常 動 作 せず 感 電 や 故 障 の 恐 れがあります 標 準 仕 様 取 扱 液 清 水 1 0~80 灯 油 0~40 軽 油 0~50 A 重 油 (ハイカロリーA 重 油 は 除 く) 0~60 自 吸 性 能 清 水 -8m ( 液 温 20 横 引 1m) 灯 油 -5m 軽 油 -4m A 重 油 -3m 吸 込 全 揚 程 -8m (20 ) 2 ( 規 定 吐 出 し 量 範 囲 内 にて) 構 造 羽 根 車 渦 流 軸 封 メカニカルシール 軸 受 密 封 玉 軸 受 フ ラ ン ジ 特 殊 フランジ 材 料 ケーシング FC200 羽 根 車 CAC406 主 軸 SUS420J2 電 動 機 3 4 8 相 極 数 電 圧 形 式 保 護 方 式 効 率 設 置 場 所 7 屋 内 単 相 4 極 100V(0.4kW 以 下 ) 防 滴 保 護 形 IP20( 屋 内 ) 標 準 効 率 三 相 4 極 50Hz 200V 60Hz 200/220V 全 閉 外 扇 形 IP44( 屋 内 ) 標 準 効 率 :0.2kW IE3(プレミアム 効 率 ) 5 6:0.4kW 以 上 1 清 水 とは 水 道 水 工 業 用 水 井 戸 水 で ph5.8~8.6 塩 素 イオン 濃 度 200 mg/l 以 下 遊 離 残 留 塩 素 濃 度 1mg/L 以 下 のものを 意 味 します 2 押 込 みで 使 用 する 場 合 は 当 社 にご 相 談 ください 3 自 吸 ポンプのインバータ 駆 動 は 自 吸 不 能 となることがありますので インバータによる 運 転 はでき ません 4 電 圧 変 動 :±5% 以 内 周 波 数 変 動 :±2% 以 内 電 圧 周 波 数 の 同 時 変 動 : 双 方 絶 対 値 の 和 が 5% 以 内 ただしいずれの 場 合 も 電 動 機 の 特 性 温 度 上 昇 などは 定 格 値 に 準 じません 5 三 相 0.75kW 以 上 はトップランナーモータです 6 三 相 0.4kW はプレミアム 効 率 相 当 ( 当 社 独 自 設 定 ) 電 動 機 です 7 周 囲 温 度 0~40 相 対 湿 度 85% 以 下 ( 結 露 しないこと) 標 高 1000m 以 下 腐 食 性 および 爆 発 性 ガス オイルミスト 蒸 気 がないこと - 9 - 株 式 会 社 荏 原 製 作 所

8 出 力 0.2kW において 単 相 機 種 および 三 相 200V 級 の 全 閉 外 扇 形 と 全 閉 外 扇 形 ( 屋 外 ) 電 動 機 には 手 動 復 帰 型 の 過 負 荷 保 護 装 置 が 内 蔵 されています 上 記 電 動 機 以 外 には 過 負 荷 保 護 装 置 は 内 蔵 されていません 注 記 60Hz 仕 様 のポンプを 50Hz で 運 転 すると ポンプの 性 能 が 不 足 します ご 使 用 環 境 に 応 じた 期 間 で 補 修 塗 装 を 実 施 してください ネジ 部 防 錆 剤 を 塗 布 した 加 工 部 錆 止 め 塗 装 部 などは 高 湿 度 結 露 被 水 などのご 使 用 環 境 で 錆 を 発 生 する 場 合 があります 特 殊 仕 様 構 造 変 更 ポンプ 屋 外 仕 様 電 動 機 変 更 全 閉 外 扇 形 IP44( 屋 外 ): 三 相 0.4kW 以 下 全 閉 外 扇 形 IP55( 屋 外 ): 三 相 0.75kW 以 上 安 全 増 防 爆 形 (eg3) IP44( 屋 内 ) : 三 相 のみ 異 電 圧 50Hz 400V : 三 相 のみ 60Hz 400/440V : 三 相 のみ 電 動 機 は 標 準 効 率 になります - 10 -

5 据 付 警 告 屋 外 仕 様 である 場 合 を 除 き 屋 外 あるいは 被 水 する 場 所 には 設 置 しないでください 絶 縁 低 下 などにより 漏 電 感 電 火 災 の 原 因 になります 芯 出 し 後 軸 継 手 ガードは 必 ず 取 付 けてください また ポ ンプ 運 転 中 は 回 転 部 には 近 づかないでください けがをす る 恐 れがあります 基 礎 ボルトでポンプを 確 実 に 固 定 してください ポンプが 転 倒 してけがをする 恐 れがあります また ポンプの 振 動 によ り 配 管 などが 破 損 する 恐 れがあります 電 動 機 の 結 線 部 と 制 御 盤 の 一 次 側 及 び 二 次 側 制 御 盤 内 の 動 力 部 機 器 の 接 続 部 結 線 部 のゆるみのないことを 確 認 し ほ こりを 除 去 してください 配 線 接 続 部 のゆるみによる 接 続 不 良 端 子 部 へのほこりの 付 着 などを 放 置 すると 発 熱 し 火 災 事 故 の 危 険 があります 製 品 の 移 動 に 際 しては 吊 り 上 げ 要 領 ( 銘 板 )などに 従 って 慎 重 に 作 業 してください 落 下 及 びけがの 恐 れがあります 接 地 工 事 は 必 ず 行 ってください 接 地 (アース) 線 を 確 実 に 取 付 けないで 運 転 すると 故 障 や 漏 電 の 時 に 感 電 する 恐 れが あります 機 器 の 寿 命 を 考 慮 し 設 置 は 風 通 しがよく ほこり 腐 食 性 及 び 爆 発 性 ガス 塩 分 湿 気 蒸 気 結 露 などがなく 風 雨 直 射 日 光 の 当 たらないところを 選 んでください 悪 環 境 下 で は 電 動 機 制 御 盤 の 絶 縁 低 下 などにより 漏 電 感 電 火 災 の 原 因 になります ポンプはポンプ 室 機 械 室 などの 鍵 の 掛 かる 場 所 に 設 置 する か あるいはポンプを 屋 外 に 設 置 する 場 合 は 第 三 者 が 容 易 に 触 れられないように 柵 や 囲 いを 設 けてください 回 転 部 高 温 部 などに 触 れ 思 わぬけがをする 恐 れがあります 吊 上 げ 状 態 での 使 用 及 び 作 業 は 危 険 ですので 絶 対 に 行 わな いでください 落 下 及 びけがをする 恐 れがあります 電 動 機 には 水 をかけないでください 感 電 漏 電 火 災 や 故 障 の 原 因 になります ポンプの 取 扱 い 及 び 施 工 は 質 量 や 形 状 に 配 慮 し 安 全 に 作 業 してください 落 下 及 びけがの 危 険 があります ポンプの 取 扱 い 及 び 施 工 は 専 門 技 術 者 により 適 用 される 法 規 定 ( 電 気 設 備 技 術 基 準 内 線 規 程 建 築 基 準 法 等 )に 従 ってください 法 規 定 に 反 するだけではなく 火 災 けがな どの 事 故 を 発 生 する 恐 れがあります 配 線 工 事 は 電 気 設 備 技 術 基 準 内 線 規 程 に 従 って 専 門 技 術 者 により 正 しく 行 ってください 配 線 の 端 子 のゆるみがない ことをご 確 認 ください 無 資 格 者 による 誤 った 配 線 工 事 は 法 律 違 反 だけでなく 感 電 や 火 災 を 起 こす 恐 れがあります - 11 - 株 式 会 社 荏 原 製 作 所

注 意 電 動 機 の 絶 縁 抵 抗 試 験 を 行 うときは 配 線 を 制 御 盤 から 外 し 電 源 電 圧 に 合 った 絶 縁 抵 抗 計 を 用 いて 絶 縁 抵 抗 を 測 定 し 電 動 機 リード 線 とアース 間 が5MΩ 以 上 あることを 確 認 して から 配 線 を 行 ってください 電 動 機 が 焼 損 したり 感 電 や 火 災 を 起 こす 恐 れがあります 電 動 機 の 端 子 の 接 続 が 緩 んだり 外 れたりしていないか 確 認 してください 一 箇 所 でも 緩 んだり 外 れたりしていると 欠 相 運 転 ( 三 相 電 動 機 の 場 合 )になり 電 動 機 が 焼 損 します 電 動 機 に 毛 布 や 布 などをかぶせないでください 過 熱 して 発 火 することがあります 冬 季 などで 凍 結 の 恐 れがある 場 合 は 保 温 ヒータ 取 付 取 扱 液 の 排 出 などにより 凍 結 防 止 を 行 ってください ポンプ 停 止 中 に 内 部 の 液 が 凍 結 してポンプが 破 損 する 恐 れがありま す 導 電 部 の 接 続 ネジの 締 め 付 けは 確 実 に 行 ってください 発 熱 や 故 障 及 び 焼 損 の 恐 れがあります 製 品 製 造 時 の 切 削 油 ゴムの 離 型 剤 異 物 などが 取 扱 液 に 混 入 しますので 設 備 によっては 吐 出 し 側 に 用 途 に 応 じた 適 切 なフィルタなどを 設 け 十 分 フラッシングを 行 い 異 物 がな いことを 確 認 後 ご 使 用 ください 床 面 が 防 水 排 水 処 理 されているか 確 認 してください 水 漏 れが 起 きた 場 合 大 きな 被 害 につながる 恐 れがあります 床 面 が 防 油 排 油 処 理 されているか 確 認 してください 油 漏 れが 起 きた 場 合 大 きな 被 害 につながる 恐 れがあります ポンプ バルブ 配 管 などからの 異 常 な 油 漏 れに 備 え 設 置 場 所 には 排 油 防 油 処 理 を 行 ってください 異 常 な 油 漏 れに より 大 きな 被 害 につながる 恐 れがあります 1. 据 付 位 置 (1) このポンプは 屋 内 設 置 用 です ( 特 殊 仕 様 :ポンプ 屋 外 仕 様 + 全 閉 防 まつ 形 ( 屋 外 ) 電 動 機 は 除 く) (2) なるべく 風 通 しのよいほこりや 湿 気 の 少 ないところを 選 んでください 周 囲 温 度 は 40 以 下 です (3) ポンプの 保 守 点 検 に 便 利 な 場 所 をお 選 びください (4) 関 係 者 以 外 の 人 がポンプに 近 づけぬよう 囲 いを 設 けるなどの 対 策 を 施 してください (5) ポンプはできるだけ 水 源 に 近 く 吸 込 高 さ( 吸 込 液 面 からポンプ 中 心 までの 高 さ)が 低 くか つ 吸 込 配 管 の 長 さが 短 くなる 所 に 据 付 けてください (6) 吸 込 揚 程 は 吸 込 全 揚 程 にて 清 水 -8m 灯 油 -5m 軽 油 -4m A 重 油 -3m 以 内 ( 液 温 20 横 引 き 1m)にしてください ただし 温 水 の 場 合 など 水 位 を 上 げなければならないことも あります 注 記 据 付 後 不 要 となりました 梱 包 材 及 び 点 検 修 理 などで 廃 品 となりました 潤 滑 油 脂 類 部 品 などは 専 門 の 業 者 へ 処 置 を 依 頼 して 戴 くなど 法 規 及 びご 使 用 地 域 の 規 制 に 従 って 処 分 してください ご 使 用 環 境 に 応 じた 期 間 で 補 修 塗 装 を 実 施 してください ネジ 部 防 錆 剤 を 塗 布 した 加 工 部 錆 止 め 塗 装 部 などは 高 湿 度 結 露 被 水 などのご 使 用 環 境 で 錆 を 発 生 する 場 合 があります - 12 -

2. 配 管 (1) ポンプに 吸 込 配 管 吐 出 し 管 の 荷 重 がかかると 芯 狂 い の 原 因 となりますので 図 2 のように 十 分 な 配 管 支 持 をしてください (2) 配 管 が 長 い 場 合 実 揚 程 が 高 い 場 合 自 動 運 転 の 場 合 圧 力 タンクへの 送 水 の 場 合 および 2 台 以 上 のポンプ の 並 列 運 転 の 場 合 には 必 ずポンプの 吐 出 し 側 に 逆 止 め 弁 と 自 吸 用 空 気 抜 弁 を 取 付 けてください 自 吸 用 空 気 抜 弁 は 自 吸 運 転 中 吸 込 側 配 管 の 空 気 を 排 出 するため のもので 逆 止 め 弁 のすぐ 下 に 取 付 けてください (3) 装 置 上 どうしても 空 気 だまりが 避 けられない 箇 所 には 空 気 抜 き 弁 を 取 付 けてください ただし 吸 込 配 管 な どで 負 圧 になる 所 には 取 付 ないでください 逆 に 空 気 を 吸 込 みます (4) 水 撃 (ウォータハンマ)がおこる 危 険 性 のある 場 合 は 急 閉 逆 止 め 弁 を 設 けるなどの 対 策 を 施 してください 図 2 据 付 図 (5) 吸 上 げの 場 合 (a) 吸 込 配 管 の 末 端 は 図 2 のように 管 径 (D)の 2 倍 以 上 深 く 底 より 1~1.5D 以 上 離 してくだ さい (b) 吸 込 配 管 の 末 端 は 異 物 などを 吸 込 まないようストレーナを 取 付 けてください (c) 吸 込 配 管 は 図 3 のようになるべく 短 く かつ 曲 りを 少 なくし ポンプに 向 かって 上 がり 勾 配 とし 仕 切 弁 は 設 けないようにしてくださ い このとき 吸 込 配 管 の 接 続 部 から 空 気 を 吸 いこまないように シールは 十 分 に 行 って ください 図 3 (d) 吸 込 管 は 図 4 のように 配 管 の 途 中 に 空 気 だま りになる 凸 部 を 作 らないようにしてください 空 気 だまりのために 揚 水 できなかったり ド ライ 運 転 になってポンプ 内 しゅう 動 部 を 焼 き つかせる 恐 れがあります 空 気 だまりになる 図 4-13 - 株 式 会 社 荏 原 製 作 所

(e) 吸 込 配 管 を 図 5 のように 分 岐 にしないようにし てください 1 台 運 転 のとき 停 止 中 のポンプか ら 空 気 を 吸 い 込 み 揚 水 不 能 となることがあり ます 図 5 (6) 流 し 込 み 押 し 込 みの 場 合 流 し 込 み 方 式 の 場 合 は 図 6 のように 吸 込 管 に 仕 切 弁 を 取 りつけてください 仕 切 弁 がないとポンプの 点 検 修 理 のときタンク および 配 管 の 水 を 全 部 抜 かなければなりません 仕 切 弁 (7) 灯 油 軽 油 A 重 油 を 吸 上 げで 使 用 する 場 合 図 6 自 吸 運 転 の 場 合 には 吐 出 しフランジから 700 mm 以 上 の 立 ち 上 り 配 管 を 行 ってください (8) 自 吸 用 空 気 抜 弁 の 末 端 は 自 吸 完 了 時 勢 いよく 水 が 出 ますので 小 配 管 を 設 け 水 源 へもどし てください 当 社 では 特 別 附 属 品 として 自 動 空 気 抜 弁 を 用 意 しておりますのでご 用 命 くださ い - 14 -

3. 芯 出 し ポンプは 工 場 にて 芯 出 し 調 整 を 行 なってから 出 荷 しておりますが 現 場 の 基 礎 面 にのせて 基 礎 ボル トを 締 め 付 けますと 鉄 製 のベースでも 基 礎 面 に 沿 って 歪 みが 起 こり その 結 果 ポンプ 軸 とモータ 軸 の 軸 芯 のずれが 発 生 します 軸 芯 がずれた 状 態 で 運 転 しますと 振 動 騒 音 軸 受 けの 異 常 摩 耗 等 の 原 因 となりますので 必 ず 据 付 時 に 下 記 要 領 に 従 い 芯 出 し 調 整 を 行 ってください 図 7 据 付 時 の 軸 芯 のずれ (1) 芯 出 しの 許 容 値 芯 の 状 態 は 下 図 のように 軸 継 手 の 外 周 及 び 面 間 の 各 々4 ヵ 所 を 測 定 し 確 認 します 各 測 定 値 が 下 記 の 許 容 値 内 となるように 調 整 してください 定 規 S スキマゲージ A B Sを 軸 継 手 の 周 囲 4 ヵ 所 で 測 定 し 0.05mm 以 内 であれば 良 好 です 図 8 軸 継 手 外 周 の 段 違 い スキマゲージにてA 及 びBを 上 下 左 右 で 測 定 し A 及 びB 軸 継 手 外 径 (~φ88):3±1.0mm (φ90~180):3±2.0mm (φ200~315):4±2.5mm AとBの 差 : 0.1mm 以 内 であれば 良 好 です 図 9 軸 継 手 の 面 間 の 隙 間 - 15 - 株 式 会 社 荏 原 製 作 所

(2) 芯 出 し 調 整 方 法 芯 出 し 調 整 は 基 礎 と 共 通 ベースの 間 にテーパライナを 挿 入 して 行 ないます (a) テーパライナの 挿 入 位 置 テーパライナは 基 礎 ボルトの 両 側 とベースのたわみ 易 い 場 所 ( 基 礎 ボルトと 基 礎 ボルト の 中 間 )に 挿 入 します 注 記 ベースの 基 礎 ボルト 取 付 け 部 と 基 礎 の 間 に 隙 間 がある 状 態 で 基 礎 ボル トを 締 め 付 けますと 基 礎 ボルト 取 付 け 部 が 破 損 することがあります 基 礎 ボルトの 両 側 には 必 ずライナを 挿 入 するようにしてください テーパライナ 共 通 ベース 基 礎 ボルトの 両 側 ベースのたわみ 易 いところ 図 10 テーパライナ 挿 入 位 置 (b) 芯 出 し 調 整 軸 継 手 部 分 で 芯 の 具 合 を 見 な がらテーパライナを 適 宜 打 込 み 許 容 値 内 となるように 調 整 します 調 整 後 ベース 内 にモルタルを 流 し 込 みテーパライナと 共 に テーパライナ 共 通 ベース モルタルで 化 粧 を 施 します モルタルが 固 化 した 後 に 基 礎 打 込 む ボルトの 再 締 付 け 軸 継 手 の 芯 を 確 認 および 調 整 をします 図 11 芯 出 し 調 整 なお 据 付 後 はライナ 部 分 が モルタルで 埋 められてしまいますので 以 後 の 芯 出 しはモータ 脚 下 にライナを 挿 入 して 調 整 してください 現 地 でモータを 直 結 する 場 合 も 同 様 にモータにライナを 挿 入 して 調 整 してください 芯 出 し 調 整 が 終 了 しましたら 軸 継 手 ガードを 必 ず 元 のとおりに 取 付 けてください - 16 -

4. 電 気 配 線 (1) 線 は 図 12 または 電 動 機 の 取 扱 説 明 書 に 従 い 行 ってください U V W R S T 電 源 図 12 配 線 接 続 図 (2) 内 線 規 程 に 従 い 過 負 荷 保 護 装 置 を 取 付 けてください ( 電 圧 変 動 に 伴 う 運 転 電 流 変 化 によって 過 負 荷 保 護 装 置 が 作 動 することを 回 避 するため 保 護 装 置 の 設 定 値 を 定 格 電 流 値 に 対 し 多 少 高 めの 値 にすることを 推 奨 します ) (3) 開 閉 器 を 入 れる 前 に 次 の 点 を 調 べてください (a)ヒューズは 適 切 なものが 入 っているか (b) 配 線 は 間 違 いないか (c) 接 地 (アース)は 確 実 に 施 工 してあるか 注 記 ポンプの 回 転 方 向 ( 電 動 機 側 から 見 て 右 回 転 )を 確 認 してください 三 相 電 源 で 逆 回 転 の 場 合 には 三 相 のうちニ 相 の 結 線 を 入 替 え 正 回 転 とし てください - 17 - 株 式 会 社 荏 原 製 作 所

6 運 転 警 告 注 意 芯 出 し 後 軸 継 手 ガードは 必 ず 取 付 けてください また ポ ンプ 運 転 中 は 回 転 部 には 近 づかないでください けがをす る 恐 れがあります ポンプ 運 転 中 主 軸 軸 継 手 などの 回 転 部 分 には 触 れないで ください また ポンプ 停 止 中 であっても 電 源 スイッチが 入 っているときは 自 動 運 転 により 急 にポンプが 運 転 をする 場 合 がありますので 主 軸 軸 継 手 などの 回 転 部 分 には 触 れない でください 高 速 回 転 をしていますので けがをする 恐 れが あります ポンプ 電 動 機 の 付 近 には 危 険 物 や 燃 え 易 いものを 置 かな いでください 発 火 したり 延 焼 し 火 災 の 恐 れがあります 吐 出 し 弁 を 閉 じたままポンプを 運 転 しないでください また ポンプ 内 蔵 の 安 全 弁 が 作 動 する 運 転 はしないでください ポ ンプ 内 圧 上 昇 や 温 度 上 昇 により ケーシングやプラグ 等 の 破 損 モータ 焼 損 の 恐 れがあります 通 電 状 態 にて 充 電 部 には 触 らないでください 感 電 の 恐 れが あります 吊 上 げ 状 態 での 使 用 及 び 作 業 は 危 険 ですので 絶 対 に 行 わな いでください 落 下 及 びけがをする 恐 れがあります 電 動 機 には 水 をかけないでください 感 電 漏 電 火 災 や 故 障 の 原 因 になります 停 電 の 場 合 は 必 ず 電 源 スイッチを 切 ってください 急 にポ ンプが 始 動 して けがをすることがあります 休 止 後 の 運 転 開 始 時 には 据 付 運 転 の 項 に 従 い 試 運 転 を 実 施 してください ポンプ 拘 束 電 動 機 焼 損 空 運 転 などの 恐 れがあります 空 運 転 または 取 扱 液 中 に 空 気 を 混 入 させないでください ケーシング 軸 受 軸 封 などが 破 損 したり 揚 水 不 能 になる 恐 れがあります また ポンプが 過 熱 し やけどの 原 因 になり ます 取 扱 液 が 40 を 超 える 場 合 はポンプに 触 れないでください 高 温 になっていますのでやけどの 原 因 になります 故 障 と 思 われる 場 合 は すぐ 電 源 スイッチを 切 り ご 注 文 先 もしくは 当 社 に 必 ず 点 検 修 理 をご 依 頼 ください 誤 った 操 作 や 作 業 により 事 故 が 発 生 する 恐 れがあります ポンプ 吸 込 配 管 の 吸 込 口 に 近 づかないでください ポンプが 運 転 すると 手 足 などが 吸 込 まれてけがをする 恐 れがありま す 電 動 機 の 絶 縁 抵 抗 試 験 を 行 うときは 配 線 を 制 御 盤 から 外 し 電 源 電 圧 に 合 った 絶 縁 抵 抗 計 を 用 いて 絶 縁 抵 抗 を 測 定 し 電 動 機 リード 線 とアース 間 が5MΩ 以 上 あることを 確 認 してか ら 配 線 を 行 ってください 電 動 機 が 焼 損 したり 感 電 や 火 災 を 起 こす 恐 れがあります 電 動 機 に 触 れないでください 高 温 になっていますのでやけ どの 原 因 になります 配 管 内 の 液 を 排 出 後 は 電 源 を 絶 対 に 入 れないでください ド ライ 運 転 となり ポンプが 破 損 したり 過 熱 してやけどの 原 因 になります - 18 -

注 意 注 記 ポンプの 運 転 は 標 準 仕 様 要 項 範 囲 内 で 行 ってください 標 準 仕 様 要 項 範 囲 の 吐 出 し 量 以 下 での 連 続 運 転 は ポンプ 内 圧 上 昇 や 温 度 上 昇 により ケーシングやプラグなどが 破 損 する 恐 れがあります 揚 水 中 に 空 気 が 混 入 し 排 出 されないと 軸 封 などが 破 損 したり 揚 水 不 能 になる 恐 れがありますので 避 けてください 1. 始 動 する 前 に (1) 必 ず 電 源 スイッチが 切 れていることをご 確 認 ください ポンプを 手 まわしして 軽 く 回 転 す るかどうかご 確 認 ください 動 きが 固 かったりムラがあるときは 内 部 の 錆 付 きが 原 因 です ので 点 検 してください (2) ポンプの 呼 び 水 を 必 ず 行 ってください 呼 び 水 なしにポンプを 運 転 することは 故 障 の 原 因 と なります 呼 び 水 はケーシング 上 部 の 呼 水 栓 を 外 して 行 います (3) 呼 び 水 のときは ポンプ 軸 を 手 まわししながら 羽 根 車 内 の 空 気 を 完 全 に 出 してください (4) 過 負 荷 保 護 装 置 のリセットボタンがある 場 合 これを 押 してください 2. 運 転 (1) 配 管 上 の 空 気 抜 き 弁 を 開 けてください 吐 出 し 側 が 大 気 に 開 放 されていて 吐 出 し 弁 がある 場 合 には 空 気 が 排 出 されやすいようにその 弁 を 開 いておいてください 呼 水 が 終 わったら 吐 出 し 弁 を 閉 じます 空 気 抜 き 弁 は 開 けておいてください (2) スイッチを 一 二 度 入 れたり 切 ったりして 回 転 方 向 ( 電 動 機 側 から 見 て 右 回 転 )および 運 転 状 態 に 異 常 のないことをご 確 認 ください 注 記 ポンプの 回 転 方 向 を 確 認 してください 三 相 電 源 で 逆 回 転 の 場 合 には 三 相 のうち 二 相 の 結 線 を 入 替 え 正 回 転 としてください 正 しい 回 転 方 向 は 電 動 機 から 見 て 右 回 転 です 逆 回 転 のまま 運 転 しないでください 振 動 などにより 羽 根 車 ナットや ボルトがゆるみ 事 故 につながる 恐 れがあります (3) 軸 継 手 ガードを 取 り 付 けてください (4) 自 吸 が 完 了 し 揚 水 を 始 めたら 空 気 抜 き 弁 は 閉 じてください 運 転 後 8 分 以 上 たっても 揚 水 しないときは 異 常 と 思 われますのでポンプを 止 め 配 管 やポンプをご 点 検 ください (5) 圧 力 電 流 振 動 騒 音 など(その 他 7 保 守 の 項 参 照 )に 異 常 がないことをご 確 認 くださ い なお 圧 力 計 連 成 計 などのバルブは 測 定 時 以 外 は 閉 じておいてください 開 放 して おくと 破 損 しやすくなります (6) 第 2 回 目 以 降 の 運 転 は 7 保 守 の 項 を 参 照 し 異 常 がなければただちに 運 転 できます 注 記 キャビテーションが 発 生 している 状 態 での 運 転 は 避 けてください 過 大 水 量 で 運 転 するとポンプがキャビテーションを 起 こすことがあります 振 動 音 が 発 生 したり 規 定 流 量 ( 圧 力 )がでないときは キャビテーシ ョンが 考 えられますので 吐 出 し 側 仕 切 弁 を 絞 り 流 量 を 少 なくして 運 転 してください - 19 - 株 式 会 社 荏 原 製 作 所

3. 運 転 上 の 注 意 事 項 (1) 頻 繁 な 始 動 停 止 はポンプを 早 く 傷 めます 始 動 頻 度 を 次 のようにおさえてください 注 記 始 動 頻 度 :1 時 間 に 6 回 以 下 (2) 出 力 0.2kW において 単 相 機 種 および 三 相 200V 級 の 全 閉 防 まつ 形 と 全 閉 防 まつ 形 ( 屋 外 ) 電 動 機 には 手 動 復 帰 型 の 過 負 荷 保 護 装 置 が 内 蔵 してあり 過 負 荷 過 電 流 に 陥 った 場 合 には 過 負 荷 保 護 装 置 が 動 作 し ポンプは 停 止 します 過 負 荷 保 護 装 置 が 作 動 した 場 合 には 電 源 を 切 り 異 常 原 因 を 取 り 除 いてからリセットボタンを 押 して 過 負 荷 保 護 装 置 を 復 帰 させた 後 電 源 を 再 投 入 し 再 始 動 してください ( 注 ) 過 負 荷 保 護 装 置 には 外 部 接 点 端 子 が 付 いておりませんので ポンプ 運 転 状 態 の 確 認 は 別 途 電 流 検 出 リレーなどを 設 け 行 ってください - 20 -

7 保 守 警 告 運 転 を 休 止 する 場 合 は 電 源 スイッチを 切 ってください 絶 縁 劣 化 し 感 電 や 漏 電 火 災 の 原 因 になります 芯 出 し 後 軸 継 手 ガードは 必 ず 取 付 けてください また ポ ンプ 運 転 中 は 回 転 部 には 近 づかないでください けがをす る 恐 れがあります ポンプ 運 転 中 主 軸 軸 継 手 などの 回 転 部 分 には 触 れないで ください また ポンプ 停 止 中 であっても 電 源 スイッチが 入 っているときは 自 動 運 転 により 急 にポンプが 運 転 をする 場 合 がありますので 主 軸 軸 継 手 などの 回 転 部 分 には 触 れない でください 高 速 回 転 をしていますので けがをする 恐 れが あります ポンプ 電 動 機 の 付 近 には 危 険 物 や 燃 え 易 いものを 置 かな いでください 発 火 したり 延 焼 し 火 災 の 恐 れがあります 電 動 機 の 結 線 部 と 制 御 盤 の 一 次 側 及 び 二 次 側 制 御 盤 内 の 動 力 部 機 器 の 接 続 部 結 線 部 のゆるみのないことを 確 認 し ほ こりを 除 去 してください 配 線 接 続 部 のゆるみによる 接 続 不 良 端 子 部 へのほこりの 付 着 などを 放 置 すると 発 熱 し 火 災 事 故 の 危 険 があります 吐 出 し 弁 を 閉 じたままポンプを 運 転 しないでください また ポンプ 内 蔵 の 安 全 弁 が 作 動 する 運 転 はしないでください ポ ンプ 内 圧 上 昇 や 温 度 上 昇 により ケーシングやプラグ 等 の 破 損 モータ 焼 損 の 恐 れがあります 通 電 状 態 にて 充 電 部 には 触 らないでください 感 電 の 恐 れが あります 樹 脂 部 品 は 現 場 焼 却 しないでください 燃 やすと 有 害 なガス を 発 生 する 恐 れがあります 当 社 純 正 以 外 の 部 品 の 取 付 けや 改 造 は 行 わないでください 感 電 発 火 または 異 常 動 作 破 損 などにより けがをすること があります また 正 常 な 機 能 を 発 揮 できない 場 合 がありま す 製 品 の 移 動 に 際 しては 吊 り 上 げ 要 領 ( 銘 板 )などに 従 って 慎 重 に 作 業 してください 落 下 及 びけがの 恐 れがあります 絶 縁 抵 抗 値 が1MΩ 以 下 に 低 下 した 場 合 すぐに 電 源 スイッ チを 切 り ご 注 文 先 もしくは 当 社 に 点 検 修 理 をご 依 頼 く ださい 電 動 機 が 焼 損 したり 感 電 や 火 災 を 起 こす 恐 れがあ ります 吊 上 げ 状 態 での 使 用 及 び 作 業 は 危 険 ですので 絶 対 に 行 わな いでください 落 下 及 びけがをする 恐 れがあります 点 検 修 理 の 際 は 必 ず 電 源 スイッチを 切 ってください 急 に ポンプが 始 動 して 感 電 やけがをする 恐 れがあります 電 動 機 には 水 をかけないでください 感 電 漏 電 火 災 や 故 障 の 原 因 になります ポンプの 取 扱 い 及 び 施 工 は 質 量 や 形 状 に 配 慮 し 安 全 に 作 業 してください 落 下 及 びけがの 危 険 があります 修 理 技 術 者 以 外 の 人 は 絶 対 に 分 解 したり 修 理 はしないでく ださい 感 電 発 火 または 異 常 動 作 破 損 などにより けがを することがあります - 21 - 株 式 会 社 荏 原 製 作 所

警 告 注 意 ポンプを 分 解 組 立 する 時 は 必 ず 電 源 スイッチを 切 ってく ださい 自 動 運 転 などで 急 にポンプが 始 動 してけがをする ことがあります 分 解 点 検 の 際 には 吸 込 吐 出 し 弁 を 閉 じてケーシングドレ ンを 排 水 し ポンプ 内 の 圧 力 上 昇 や 負 圧 の 発 生 が 無 いように してから 行 ってください この 作 業 が 不 完 全 ですと 吸 込 と 吐 出 しの 圧 力 差 により ポンプが 異 常 回 転 となりケーシングが 破 壊 する 恐 れがあります 分 解 点 検 の 際 には 吸 込 吐 出 し 弁 を 閉 じてケーシングドレ ンを 排 油 し ポンプ 内 の 圧 力 上 昇 や 負 圧 の 発 生 が 無 いように してから 行 ってください この 作 業 が 不 完 全 ですと 吸 込 と 吐 出 しの 圧 力 差 により ポンプが 異 常 回 転 となりケーシングが 破 壊 する 恐 れがあります 停 電 の 場 合 は 必 ず 電 源 スイッチを 切 ってください 急 にポ ンプが 始 動 して けがをすることがあります 運 転 を 休 止 する 場 合 は ポンプ 内 や 配 管 内 の 水 を 抜 いてくだ さい 滞 留 水 が 腐 敗 し 雑 菌 が 流 出 する 恐 れがあります 休 止 後 の 運 転 開 始 時 には 据 付 運 転 の 項 に 従 い 試 運 転 を 実 施 してください ポンプ 拘 束 電 動 機 焼 損 空 運 転 などの 恐 れがあります 空 運 転 または 取 扱 液 中 に 空 気 を 混 入 させないでください ケーシング 軸 受 軸 封 などが 破 損 したり 揚 水 不 能 になる 恐 れがあります また ポンプが 過 熱 し やけどの 原 因 になり ます 取 扱 液 が 40 を 超 える 場 合 はポンプに 触 れないでください 高 温 になっていますのでやけどの 原 因 になります 故 障 と 思 われる 場 合 は すぐ 電 源 スイッチを 切 り ご 注 文 先 もしくは 当 社 に 必 ず 点 検 修 理 をご 依 頼 ください 誤 った 操 作 や 作 業 により 事 故 が 発 生 する 恐 れがあります 消 耗 部 品 は 定 期 的 に 交 換 を 行 ってください 劣 化 摩 耗 したま まご 使 用 になると 水 漏 れや 焼 付 き 破 損 などの 重 大 故 障 につ ながります 定 期 点 検 部 品 交 換 などは ご 注 文 先 もしく は 当 社 にご 依 頼 ください ポンプ 吸 込 配 管 の 吸 込 口 に 近 づかないでください ポンプが 運 転 すると 手 足 などが 吸 込 まれてけがをする 恐 れがありま す 電 動 機 の 端 子 の 接 続 が 緩 んだり 外 れたりしていないか 確 認 し てください 一 箇 所 でも 緩 んだり 外 れたりしていると 欠 相 運 転 ( 三 相 電 動 機 の 場 合 )になり 電 動 機 が 焼 損 します 電 動 機 に 触 れないでください 高 温 になっていますのでやけ どの 原 因 になります 電 動 機 に 毛 布 や 布 などをかぶせないでください 過 熱 して 発 火 することがあります 電 動 機 の 分 解 が 必 要 なときは ご 注 文 先 もしくは 当 社 に 必 ず 点 検 修 理 をご 依 頼 ください 誤 った 作 業 により 事 故 が 発 生 する 恐 れがあります 導 電 部 の 接 続 ネジの 締 め 付 けは 確 実 に 行 ってください 発 熱 や 故 障 及 び 焼 損 の 恐 れがあります 配 管 内 の 液 を 排 出 後 は 電 源 を 絶 対 に 入 れないでください ド ライ 運 転 となり ポンプが 破 損 したり 過 熱 してやけどの 原 因 になります 定 期 的 に 保 護 継 電 器 の 動 作 確 認 を 行 ってください 事 故 時 に 正 常 動 作 せず 感 電 や 故 障 の 恐 れがあります - 22 -

注 意 ポンプの 運 転 は 標 準 仕 様 要 項 範 囲 内 で 行 ってください 標 準 仕 様 要 項 範 囲 の 吐 出 し 量 以 下 での 連 続 運 転 は ポンプ 内 圧 上 昇 や 温 度 上 昇 により ケーシングやプラグなどが 破 損 する 恐 れがあります 注 記 逆 回 転 のまま 運 転 しないでください 振 動 などにより 羽 根 車 ナットや ボルトがゆるみ 事 故 につながる 恐 れがあります キャビテーションが 発 生 している 状 態 での 運 転 は 避 けてください 過 大 水 量 で 運 転 するとポンプがキャビテーションを 起 こすことがあります 振 動 音 が 発 生 したり 規 定 流 量 ( 圧 力 )がでないときは キャビテーシ ョンが 考 えられますので 吐 出 し 側 仕 切 弁 を 絞 り 流 量 を 少 なくして 運 転 してください 揚 水 中 に 空 気 が 混 入 し 排 出 されないと 軸 受 軸 封 などが 破 損 したり 揚 水 不 能 になる 恐 れがありますので 避 けてください ご 使 用 環 境 に 応 じた 期 間 で 補 修 塗 装 を 実 施 してください ネジ 部 防 錆 剤 を 塗 布 した 加 工 部 錆 止 め 塗 装 部 などは 高 湿 度 結 露 被 水 などのご 使 用 環 境 で 錆 を 発 生 する 場 合 があります 銘 板 警 告 ラベル 注 意 ラベル 類 は 使 用 者 への 禁 止 注 意 事 項 などを 訴 えるものです 見 えるよう きれいに 取 り 扱 ってください 1. 日 常 の 点 検 (1) 圧 力 電 流 吐 出 し 量 振 動 騒 音 などが 平 常 と 異 なる 場 合 は 事 故 の 前 兆 ですので 8 故 障 の 原 因 と 対 策 の 項 を 参 照 し 早 目 に 処 置 することが 大 切 です そのために 運 転 日 誌 をつけて ください 注 記 ポンプの 標 準 性 能 表 は 当 社 にて 用 意 していますのでご 用 命 ください 電 動 機 のフレーム 合 わせ 面 や 軸 貫 通 部 から 油 分 がしみ 出 ることがあり ます (2) 軸 受 許 容 温 度 は 周 囲 温 度 +70 以 下 です (3) 軸 封 のメカニカルシールは 清 水 用 途 では 正 常 ならばほとんど 液 漏 れはありません 液 漏 れが 多 くなった 場 合 は 交 換 してください 油 用 途 では 揮 発 性 がないため 多 少 液 漏 れす る 場 合 がありますので 設 置 場 所 に 排 油 防 油 処 理 を 施 すことを 推 奨 します (4) 据 付 配 管 工 事 が 正 しく 施 工 されている 場 合 の 振 動 の 基 準 値 を 右 図 に 示 します 振 動 が 大 きい 場 合 は 直 結 の 芯 出 し 配 管 の 無 理 基 礎 ボルトのゆるみなどが 原 因 ですの で 点 検 してください 特 に 防 振 対 策 が 必 要 な 場 合 当 社 ではエバラ 防 振 架 台 エバラ フレックス(タワミ 管 継 手 ) エバラパイ プサイレンサー( 圧 力 脈 動 吸 収 装 置 )を 用 意 していますのでご 用 命 ください - 23 - 株 式 会 社 荏 原 製 作 所

(5) 機 器 の 取 付 けボルト 電 気 配 線 の 端 子 ビスにゆるみがないかどうかご 確 認 ください (6) 電 動 機 の 絶 縁 抵 抗 を 1 ヶ 月 に 1 回 測 定 してください 絶 縁 抵 抗 値 が 5MΩ 以 上 あれば 運 転 に 支 障 ありませんが 5MΩ 以 上 あっても 急 に 低 下 し 始 めている 場 合 は 異 常 と 考 えられますので 修 理 が 必 要 です (7) 吐 出 し 量 の 極 端 な 減 少 は 吸 込 ストレーナの 目 詰 まりなどが 考 えられますので 時 々ストレー ナの 洗 浄 をしてください 2. ポンプの 長 期 運 転 休 止 時 と 保 管 (1) 予 備 のポンプがある 場 合 は 時 々 運 転 し いつでも 使 用 可 能 な 状 態 にしておいてください (2) 長 期 間 (3 ヶ 月 以 上 )にわたってポンプを 停 止 するときは 軸 受 主 軸 軸 継 手 などの 仕 上 げ 面 に 錆 を 生 じないようにご 注 意 ください (3) 長 期 間 (3 ヶ 月 以 上 )ご 使 用 にならない 場 合 には 電 源 を 遮 断 してください (4) ポンプを 長 期 間 (3 ヶ 月 以 上 ) 運 転 休 止 した 場 合 には 運 転 前 に 据 付 け 時 と 同 様 の 点 検 確 認 をしてください 3. 消 耗 品 (1) 下 の 表 のような 状 態 になったときその 部 品 を 交 換 してください 消 耗 部 品 メカニカル シール カップリングゴム (ゴム 板 ) 密 封 玉 軸 受 O リング 交 換 時 の めやす 液 漏 れが 多 く なったとき ゴムが 劣 化 摩 耗 騒 音 が 激 しくなったとき 片 減 りしたとき 異 常 音 のあったとき グリスが 流 出 したとき 分 解 点 検 時 毎 おおよその 交 換 時 期 年 に 一 度 または 連 続 8000 時 間 年 に 一 度 2~3 年 に 一 度 または 連 続 10000 時 間 - 上 記 交 換 時 期 は 正 常 に 使 用 されたときの 標 準 値 です 注 記 据 付 後 不 要 となりました 梱 包 材 及 び 点 検 修 理 などで 廃 品 となりました 潤 滑 油 脂 類 部 品 などは 専 門 の 業 者 へ 処 置 を 依 頼 して 戴 くなど 法 規 及 びご 使 用 地 域 の 規 制 に 従 って 処 分 してください (2) 消 耗 品 の 寸 法 表 を 次 に 示 します 機 名 メカニカルシール 密 封 玉 軸 受 O リング カップリングゴム (ゴム 板 ) 20RQE HG9A-SN-20 6204DDU 3.1 90(G90) RSCP-75 25RQF HG9A-SN-20 6204DDU 3.1 100(G100) RSCP-75 32RQG HG9A-SN-20 6204DDU 3.1 115(G115) RSCP-75 40RQE HG9A-SN-25 6205DDU 3.1 130(G130) RSCP-88 40RQF HG9A-SN-25 6205DDU 3.1 130(G130) RSCP-88 50RQG HG9A-SN-25 6205DDU 3.1 145(G145) RSCP-88 50RQH HG9A-SN-25 6205DDU 3.1 145(G145) RSCP-88 密 封 玉 軸 受 のシール シールド 記 号 は メーカ 毎 に 異 なります - 24 -

8 故 障 の 原 因 と 対 策 現 象 原 因 対 策 電 動 機 が 回 らない 電 動 機 が 故 障 している 電 動 機 を 修 理 する 電 動 機 がうなって 回 らない 電 源 関 係 に 異 常 がある 点 検 修 理 する 回 転 部 分 が 接 触 しているか 錆 付 いている 焼 き 付 いている 手 まわしするか 組 み 直 す もしくは 専 門 工 場 で 修 理 する しゅう 動 部 に 異 物 を 噛 み 込 んでいる 異 物 を 除 去 する 注 水 してもポンプ 内 が 満 水 に ならない ポンプチェッキ 弁 が 損 傷 している ポンプのチェッキ 弁 を 交 換 する 過 負 荷 保 護 装 置 作 動 過 電 流 過 負 荷 ( 過 電 流 )の 項 参 照 回 転 するが 水 が 出 ない 呼 び 水 されていない 呼 び 水 する ( 自 吸 しない) 吐 出 し 弁 が 閉 じているか 半 開 きである 吐 出 し 弁 を 開 ける 実 揚 程 がポンプ 全 揚 程 より 大 きい 計 画 を 再 検 討 する 吸 込 揚 程 が 高 い 計 画 を 再 検 討 する 自 吸 用 空 気 抜 弁 が 閉 じている 自 吸 用 空 気 抜 弁 を 開 ける 吸 込 配 管 の 末 端 が 水 中 に 十 分 沈 んでいない 吸 込 配 管 を 伸 ばし 末 端 を2D 以 上 水 中 に 沈 める 回 転 方 向 が 逆 である 矢 印 で 調 べ 結 線 を 正 しくする 横 引 き 配 管 が 長 い 計 画 を 再 検 討 する 配 管 の 損 失 が 大 きい 計 画 を 再 検 討 する 軸 封 部 より 空 気 を 吸 っている メカニカルシールを 交 換 する 規 定 吐 出 し 量 が 出 ない 始 め 水 が 出 るがすぐ 出 なくな る 回 転 速 度 が 低 い * 電 動 機 の 極 数 が 異 なっている * 銘 板 を 調 べ 正 規 のものに 交 換 する * 50Hzの 地 区 で60Hz 用 のポンプを 運 転 している * 銘 板 を 調 べ 正 規 のものに 交 換 する * 電 圧 が 低 下 している * 電 源 を 調 べる ストレーナに 異 物 が 詰 まっている 異 物 を 除 去 する 羽 根 車 に 異 物 が 詰 まっている 異 物 を 除 去 する 配 管 に 異 物 が 詰 まっている 異 物 を 除 去 する 空 気 を 吸 込 んでいる 吸 込 配 管 軸 封 部 を 点 検 修 理 する 吐 出 し 配 管 に 漏 れがある 点 検 修 理 する 羽 根 車 が 腐 食 している 液 質 を 調 べ 材 料 をかえる 羽 根 車 が 摩 耗 している 羽 根 車 を 交 換 する ケーシングのサイドリングが 摩 耗 している ケーシング ケーシングカバーを 交 換 する 液 温 が 高 い もしくは 揮 発 性 の 液 である 計 画 を 再 検 討 する キャビテーションを 発 生 している 専 門 家 に 相 談 する しゅう 動 部 が 摩 耗 している 摩 耗 品 を 交 換 する 羽 根 車 とサイドリングの 間 隙 があきすぎている 間 隙 0.1mm 以 内 に 調 整 する 吸 込 配 管 内 に 空 気 がたまっている 配 管 を 再 検 討 する 空 気 が 完 全 に 抜 けていない 空 気 を 完 全 に 抜 く 空 気 を 吸 い 込 んでいる 吸 込 配 管 軸 封 部 を 点 検 修 理 する 吸 込 配 管 に 空 気 がたまっている 配 管 を 再 施 工 する 吸 込 揚 程 が 高 い 計 画 を 再 検 討 する - 25 - 株 式 会 社 荏 原 製 作 所

現 象 原 因 対 策 過 負 荷 ( 過 電 流 )になる 電 動 機 が 故 障 している 電 動 機 を 修 理 する 回 転 速 度 が 高 い * 電 動 機 の 極 数 が 異 なっている * 銘 板 を 調 べ 正 規 のものに 交 換 する * 60Hz 地 区 で50Hz 専 用 のポンプを 運 転 している * 銘 板 を 調 べ 正 規 のものに 交 換 する 電 圧 の 低 下 および 各 相 のアンバランスが 大 きい 電 源 を 調 べる 揚 程 が 高 いか 吐 出 し 量 が 少 なすぎる 吐 出 し 弁 を 開 き 規 定 水 量 とする 芯 が 狂 っている 芯 出 しをやり 直 す ポンプ 内 に 異 物 をかみ 込 んでいる 異 物 を 除 去 する メカニカルシールのセット 不 良 正 しくセットする 軸 受 が 損 傷 している 軸 受 を 交 換 する 回 転 部 分 があたる もしくは 軸 が 曲 がっている 専 門 工 場 で 修 理 する 液 の 比 重 粘 度 が 大 きい 計 画 を 再 検 討 する 軸 受 があつくなる 芯 出 し 不 良 芯 出 しをやり 直 す 軸 受 が 損 傷 している 軸 受 を 交 換 する 長 時 間 締 切 運 転 をしている 締 切 運 転 をやめる ポンプが 振 動 する 軸 継 手 ゴムが 摩 耗 している 部 品 を 交 換 する 運 転 音 が 大 きい 基 礎 が 不 完 全 である 基 礎 をなおす 据 付 芯 出 しが 不 良 である 据 付 芯 出 し 状 態 を 調 べる 軸 受 が 損 傷 している 軸 受 を 交 換 する 吐 出 し 量 が 多 すぎる 吐 出 し 弁 を 絞 り 規 定 水 量 に 調 整 する 吐 出 し 量 が 少 なすぎる 規 定 流 量 で 運 転 する 羽 根 車 に 異 物 が 詰 まっている 異 物 を 除 去 する 回 転 方 向 が 逆 である 矢 印 を 調 べ 結 線 を 正 しくする 回 転 部 分 があたる もしくは 軸 が 曲 がっている 専 門 工 場 で 修 理 する キャビテーションを 発 生 している 専 門 家 に 相 談 する 配 管 が 共 振 している 配 管 を 改 良 する 軸 封 部 からの 漏 れが 多 い メカニカルシールの 組 込 み 不 良 正 しく 取 付 ける メカニカルシールが 破 損 している メカニカルシールを 交 換 する - 26 -

9 構 造 1. 斜 傾 図 本 図 はRQ 型 の 代 表 を 示 すものであり 機 種 により 本 図 と 多 少 異 なるものもあります 2. 附 属 品 ( 標 準 仕 様 の 場 合 ) 標 準 附 属 品 共 通 ベース 1 個 相 フランジ( 吸 込 用 吐 出 し 用 ) 各 1 組 ストレーナ 1 個 軸 継 手 1 組 軸 継 手 ガード 1 個 ボルト ガスケット 付 053 軸 受 カ バ ー 1 217 ド レ ン 栓 1 051 軸 受 ケ ー シ ン グ 1 207 呼 水 口 栓 1 048 羽 根 止 メ 用 ナ ッ ト 1 111 メ カ ニ カ ル シ ー ル 1 031 主 軸 1 100-2 チ ェ ッ キ 弁 シ ー ト 1 021 羽 根 車 1 100-1 チ ェ ッ キ 弁 1 012 吸 込 カ バ ー 1 072-2 サ イ ド リ ン グ 1 011 ケ ー シ ン グ カ バ ー 1 072-1 サ イ ド リ ン グ 1 001 ケ ー シ ン グ 1 056 玉 軸 受 2 番 号 部 品 名 個 数 番 号 部 品 名 個 数 注 記 構 成 部 品 の 材 料 名 を 明 記 した 図 面 を 当 社 にて 用 意 していますのでご 用 命 ください - 27 - 株 式 会 社 荏 原 製 作 所

10 分 解 組 立 警 告 注 意 樹 脂 部 品 は 現 場 焼 却 しないでください 燃 やすと 有 害 なガ スを 発 生 する 恐 れがあります 当 社 純 正 以 外 の 部 品 の 取 付 けや 改 造 は 行 わないでくださ い 感 電 発 火 または 異 常 動 作 破 損 などにより けがをす ることがあります また 正 常 な 機 能 を 発 揮 できない 場 合 があります 製 品 の 移 動 に 際 しては 吊 り 上 げ 要 領 ( 銘 板 )などに 従 っ て 慎 重 に 作 業 してください 落 下 及 びけがの 恐 れがありま す 修 理 技 術 者 以 外 の 人 は 絶 対 に 分 解 したり 修 理 はしないで ください 感 電 発 火 または 異 常 動 作 破 損 などにより け がをすることがあります ポンプを 分 解 組 立 する 時 は 必 ず 電 源 スイッチを 切 って ください 自 動 運 転 などで 急 にポンプが 始 動 してけがを することがあります 分 解 点 検 の 際 には 吸 込 吐 出 し 弁 を 閉 じてケーシングド レンを 排 水 し ポンプ 内 の 圧 力 上 昇 や 負 圧 の 発 生 が 無 いよ うにしてから 行 ってください この 作 業 が 不 完 全 ですと 吸 込 と 吐 出 しの 圧 力 差 により ポンプが 異 常 回 転 となりケー シングが 破 壊 する 恐 れがあります 分 解 点 検 の 際 には 吸 込 吐 出 し 弁 を 閉 じてケーシングド レンを 排 油 し ポンプ 内 の 圧 力 上 昇 や 負 圧 の 発 生 が 無 いよ うにしてから 行 ってください この 作 業 が 不 完 全 ですと 吸 込 と 吐 出 しの 圧 力 差 により ポンプが 異 常 回 転 となりケー シングが 破 壊 する 恐 れがあります 電 動 機 の 分 解 が 必 要 なときは ご 注 文 先 もしくは 当 社 に 必 ず 点 検 修 理 をご 依 頼 ください 誤 った 作 業 により 事 故 が 発 生 する 恐 れがあります 1. 分 解 下 記 に 分 解 の 手 順 を 示 します 9 構 造 の 斜 傾 図 をご 参 照 ください (1) 電 動 機 を 共 通 ベースから 取 り 外 します 軸 継 手 ゴムを 点 検 してください (2) 吸 込 フランジ 吐 出 しフランジの 締 付 ボルトを 外 し 配 管 よりポンプを 取 り 外 します (3) ケーシングカバー 取 付 けボルトを 外 し ケーシングカバー(011)をケーシング(001)から 外 します ケーシングカバーについているサイドリング(072-1 072-2)は 取 り 外 さないで ください この 状 態 でポンプの 内 部 は 点 検 できます 摩 耗 その 他 の 異 常 を 点 検 してください (4) 羽 根 車 ナット( 右 ネジ)(048) 羽 根 止 め 用 座 金 を 外 し 羽 根 車 (021)およびシムを 抜 き ます (5) 主 軸 (031)から 羽 根 車 キーを 外 し メカニカルシール(111)を 取 出 します その 際 しゅ う 動 面 を 傷 付 けないようご 注 意 ください (6) 軸 受 ケーシング 取 付 ボルトを 外 し 軸 受 ケーシング(051) 一 式 をケーシングから 外 します (7) 水 切 リングを 主 軸 から 抜 き 取 ります - 28 -

(8) 軸 受 カバー(053)を 軸 受 ケーシングから 外 して 主 軸 を 抜 きます 玉 軸 受 (056)の 回 転 状 態 を 点 検 し 円 滑 な 回 転 ができない 場 合 は 玉 軸 受 を 取 り 替 えてください 軸 継 手 側 の 玉 軸 受 を 交 換 する 場 合 は 軸 継 手 抜 き 工 具 (ギアプラー)が 必 要 です それ 以 外 には 分 解 工 具 とし て 特 殊 なものは 必 要 ありません 2. 組 立 組 立 は 分 解 の 逆 の 手 順 で 行 います 組 み 立 てるときは 次 の 点 にご 注 意 ください (1) 羽 根 車 (021)を 組 込 むとき 主 軸 (031)の 羽 根 車 側 軸 端 を 軽 く 叩 いて 主 軸 を 軸 継 手 側 に 寄 せた 状 態 にしてください この 調 整 が 不 十 分 ですと 羽 根 車 をナットで 締 め 上 げたとき 軽 く 手 まわしすることができ ません (2) 軸 継 手 ゴムは 摩 耗 していたら 取 り 替 えてください (3) O リングは 新 品 と 取 り 替 えてください (4) 各 部 品 で 摩 耗 しているもの 損 傷 しているものは 取 り 替 えてください (5) 玉 軸 受 (056)は 回 転 状 態 を 調 べ 円 滑 な 回 転 ができない 場 合 グリスが 流 出 している 場 合 は 取 り 替 えてください (6) メカニカルシール(111)のしゅう 動 面 は 乾 いた 布 できれいにふいてください (7) ボルトは 片 締 めのないよう 対 称 に 少 しずつ 締 めてください (8) 組 立 完 了 後 手 まわしして 軽 く 円 滑 にまわるかご 確 認 ください 3. 組 立 時 の 注 意 事 項 (1) 主 軸 (031)を 新 品 に 交 換 する 場 合 について 主 軸 を 新 品 に 交 換 する 場 合 の 組 立 に 際 しては 次 のことにご 注 意 ください 分 解 の 逆 の 手 順 でポンプを 組 立 てるときに (a) 新 品 の 主 軸 に 附 属 されているシム 4 枚 を 適 当 に 選 定 して 使 用 することにより 羽 根 車 (021)が ケーシング(001)またはケーシングカバー(011)のサイドリング(072-1 072-2)に 接 触 しないように 調 整 してください (シムは 羽 根 車 を 組 み 込 む 前 に 主 軸 に 組 み 付 けます ) 附 属 のシムの 内 訳 は 次 のようになっています 0.05mm 1 枚 単 品 または 2 枚 の 組 合 わせにより 0.1mm 1 枚 0.05, 0.1, 0.15, 0.2, 0.25, 0.3, 0.35, 0.4 0.2mm 1 枚 の 厚 さができます 0.3mm 1 枚 (b) シムを 主 軸 に 組 み 付 けするときには 主 軸 の 羽 根 車 側 端 を 軽 く 叩 いて 主 軸 をカップリング 側 に 寄 せた 状 態 にしてください (この 調 整 が 不 十 分 ですと 連 続 運 転 中 に 羽 根 車 がサイドリングに 接 触 する 事 故 が 起 こるこ とがあります ) (c) 組 上 がったポンプを 手 まわししてスムーズに 軽 く 回 転 するかどうかご 確 認 ください (d) スムーズにまわらない 場 合 には (a)(b)をもう 一 度 行 ってください O リング メカニカルシールなどは 本 品 を 購 入 された 店 からお 求 めください 寸 法 表 は 7 保 守 の 項 に 記 載 してあります - 29 - 株 式 会 社 荏 原 製 作 所

11 保 証 当 社 はこのポンプについて 次 の 保 証 をいたします ただし 当 該 保 証 は 日 本 国 内 で 使 用 される 場 合 に 限 り ます (1) この 製 品 の 保 証 期 間 は 納 入 日 から 1 ヶ 年 間 といたします (2) 保 証 期 間 中 正 常 なご 使 用 にもかかわらず 当 社 の 設 計 工 作 などの 不 備 により 故 障 破 損 が 発 生 した 場 合 は 故 障 破 損 個 所 を 無 償 修 理 いたします この 場 合 当 社 は 修 理 部 品 代 および 修 理 のための 技 術 員 の 派 遣 費 用 を 負 担 いたしますが その 他 の 費 用 の 負 担 は 免 除 させていた だきます (3) ただし 以 下 のいずれかに 該 当 する 場 合 は 故 障 破 損 の 修 理 および 消 耗 品 は 有 償 とさせて いただきます (a) 保 証 期 間 経 過 後 の 故 障 破 損 (b) 正 常 でない 使 用 または 保 存 により 生 じた 故 障 破 損 (c) 火 災 天 災 地 変 などの 災 害 および 不 可 抗 力 による 故 障 破 損 (d) 当 社 指 定 品 以 外 の 部 品 を 使 用 した 場 合 の 故 障 破 損 (e) 当 社 および 当 社 指 定 店 以 外 の 修 理 改 造 による 故 障 破 損 消 耗 品 とは 潤 滑 油 脂 パッキン メカニカルシールなど 当 初 から 消 耗 の 予 想 される 部 品 のこ とです (4) 保 証 についての 当 社 の 責 任 は 上 記 の 無 償 修 理 に 限 られるものとし その 他 の 費 用 の 負 担 損 害 についての 責 任 は 免 除 させていただきます (5) 補 修 用 部 品 の 保 有 期 間 は 製 造 中 止 後 7 年 間 です 12 修 理 アフターサービス お 買 い 上 げのポンプの 修 理 保 守 はご 注 文 先 もしくは 当 社 にご 用 命 ください この 製 品 の 使 用 中 に 異 常 を 感 じたときは 直 ちに 運 転 を 停 止 して 故 障 か 否 か 点 検 してください ( 8 故 障 の 原 因 と 対 策 をご 参 照 ください ) 故 障 の 場 合 はすみやかに 本 取 扱 説 明 書 末 尾 記 載 の 当 社 窓 口 へご 連 絡 してください ご 連 絡 の 際 銘 板 記 載 事 項 ( 製 造 番 号 機 名 など)と 故 障 ( 異 常 )の 状 況 をお 知 らせください 注 記 据 付 後 不 要 となりました 梱 包 材 及 び 点 検 修 理 などで 廃 品 となりました 潤 滑 油 脂 類 部 品 などは 専 門 の 業 者 へ 処 置 を 依 頼 して 戴 くなど 法 規 及 びご 使 用 地 域 の 規 制 に 従 って 処 分 してください その 他 にお 買 い 上 げの 製 品 について 不 明 な 点 がありましたら ご 遠 慮 なくお 問 い 合 わせください EBARA CORP.Mar.2015,Printed in Japan - 30 -