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財団法人○○会における最初の評議員の選任方法(案)

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要 な 指 示 をさせることができる ( 検 査 ) 第 8 条 甲 は 乙 の 業 務 にかかる 契 約 履 行 状 況 について 作 業 完 了 後 10 日 以 内 に 検 査 を 行 うものとする ( 発 生 した 著 作 権 等 の 帰 属 ) 第 9 条 業 務 によって 甲 が 乙 に

2. 会 計 規 程 の 業 務 (1) 規 程 と 実 際 の 業 務 の 調 査 規 程 や 運 用 方 針 に 規 定 されている 業 務 ( 帳 票 )が 実 際 に 行 われているか( 作 成 されている か)どうかについて 調 べてみた 以 下 の 表 は 規 程 の 条 項 とそこに

Microsoft Word 第1章 定款.doc

人 に 使 用 される 者 としての 勤 続 期 間 を 当 該 職 員 となつた 者 の 職 員 としての 勤 続 期 間 に 通 算 することと 定 められている 法 人 に 限 る )をいう 3 第 一 項 の 退 職 手 当 通 算 予 定 職 員 とは 任 命 権 者 又 はその 委 任

第 3 章 会 員 ( 会 員 の 資 格 ) 第 5 条 協 会 の 会 員 は 協 会 の 目 的 に 賛 同 して 入 会 した 次 の 各 号 に 掲 げる 者 とする (1) 軽 種 馬 を 生 産 する 者 (2) 軽 種 馬 を 育 成 する 者 (3) 馬 主 (4) 調 教 師 (

( 会 員 資 格 の 取 得 ) 第 6 条 本 会 の 会 員 になろうとする 者 は 別 に 定 める 入 会 届 により 申 し 込 みを し 理 事 会 の 承 認 を 得 なければならない ( 会 員 の 権 利 義 務 ) 第 7 条 会 員 は 本 会 の 事 業 活 動 につき そ

(4) 運 転 する 学 校 職 員 が 交 通 事 故 を 起 こし 若 しくは 交 通 法 規 に 違 反 したことにより 刑 法 ( 明 治 40 年 法 律 第 45 号 ) 若 しくは 道 路 交 通 法 に 基 づく 刑 罰 を 科 せられてから1 年 を 経 過 していない 場 合 同

Page 2 of 5 (2) 個 人 情 報 の 漏 えい 改 ざん 滅 失 棄 損 その 他 の 事 故 を 防 止 すること 2 実 施 機 関 は 不 必 要 となった 個 人 情 報 については 速 やかに 廃 棄 し 又 は 消 去 しなければな ( 個 人 情 報 の 管 理 等 の

( 会 員 の 資 格 喪 失 ) 第 8 条 会 員 が 次 のいずれか に 該 当 する 場 合 には その 資 格 を 喪 失 する (1) 退 会 したとき (2) 成 年 被 後 見 人 又 は 被 保 佐 人 となったとき (3) 死 亡 し 若 しくは 失 踪 宣 告 を 受 け 又

ていることから それに 先 行 する 形 で 下 請 業 者 についても 対 策 を 講 じることとしまし た 本 県 としましては それまでの 間 に 未 加 入 の 建 設 業 者 に 加 入 していただきますよう 28 年 4 月 から 実 施 することとしました 問 6 公 共 工 事 の

平成16年年金制度改正 ~年金の昔・今・未来を考える~

定款  変更

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別 紙 第 号 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 議 案 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 を 次 のように 定 める 平 成 26 年 2 月 日 提 出 高 知 県 知 事 尾

認 し 通 常 の 立 入 検 査 に 際 しても 許 可 内 容 が 遵 守 されていることを 確 認 するこ と 2 学 校 薬 剤 師 業 務 の 兼 任 学 校 薬 剤 師 の 業 務 を 兼 任 する 場 合 の 取 扱 いは 次 のとおりとする (1) 許 可 要 件 1 薬 局 等 の

2 立 候 補 するには 次 に 掲 げる 条 件 を 満 たしていることとする (1) 理 事 又 は 評 議 員 2 名 以 上 の 推 薦 があること (2) 連 続 5 年 以 上 本 学 会 の 正 会 員 で 会 費 を 完 納 していること (3) 選 考 が 行 われる 前 年 の1

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必 要 なものとして 政 令 で 定 める 原 材 料 等 の 種 類 及 びその 使 用 に 係 る 副 産 物 の 種 類 ごとに 政 令 で 定 める 業 種 をいう 8 この 法 律 において 特 定 再 利 用 業 種 とは 再 生 資 源 又 は 再 生 部 品 を 利 用 することが

る 第 三 者 機 関 情 報 保 護 関 係 認 証 プライバシーマーク ISO27001 ISMS TRUSTe 等 の 写 しを 同 封 のうえ 持 参 又 は 郵 送 とする 但 し 郵 送 による 場 合 は 書 留 郵 便 とし 同 日 同 時 刻 必 着 とする 提 出 場 所 は 上

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弁護士報酬規定(抜粋)

一般社団法人及び一般財団法人に関する法律(平成18年6月2日・法律第48号)

平 均 賃 金 を 支 払 わなければならない この 予 告 日 数 は 平 均 賃 金 を 支 払 った 日 数 分 短 縮 される( 労 基 法 20 条 ) 3 試 用 期 間 中 の 労 働 者 であっても 14 日 を 超 えて 雇 用 された 場 合 は 上 記 2の 予 告 の 手 続

目     次

第 8 条 乙 は 甲 に 対 し 仕 様 書 に 定 める 期 日 までに 所 定 の 成 果 物 を 検 収 依 頼 書 と 共 に 納 入 する 2 甲 は 前 項 に 定 める 納 入 後 10 日 以 内 に 検 査 を 行 うものとする 3 検 査 不 合 格 となった 場 合 甲 は

は 共 有 名 義 )で 所 有 権 保 存 登 記 又 は 所 有 権 移 転 登 記 を された も の で あ る こと (3) 居 室 便 所 台 所 及 び 風 呂 を 備 え 居 住 の ために 使 用 す る 部 分 の 延 べ 床 面 積 が 5 0 平 方 メ ー ト ル 以 上

頸 がん 予 防 措 置 の 実 施 の 推 進 のために 講 ずる 具 体 的 な 施 策 等 について 定 めることにより 子 宮 頸 がんの 確 実 な 予 防 を 図 ることを 目 的 とする ( 定 義 ) 第 二 条 この 法 律 において 子 宮 頸 がん 予 防 措 置 とは 子 宮

根 本 確 根 本 確 民 主 率 運 民 主 率 運 確 施 保 障 確 施 保 障 自 治 本 旨 現 資 自 治 本 旨 現 資 挙 管 挙 管 代 表 監 査 教 育 代 表 監 査 教 育 警 視 総 監 道 府 県 警 察 本 部 市 町 村 警 視 総 監 道 府 県 警 察 本 部

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競 争 参 加 資 格 審 査 等 事 務 取 扱 要 領 ( 抜 粋 ) ( 有 資 格 者 としない 者 ) 第 6 条 契 約 事 務 責 任 者 は 契 約 を 締 結 する 能 力 を 有 しない 者 破 産 者 で 復 権 を 得 ない 者 及 び 暴 力 団 等 の 反 社 会 的 勢

理化学研究所の役職員への兼業(兼職)依頼について


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臨 床 研 究 事 案 に 関 する 主 な 報 道 概 要 ディオバン 事 案 白 血 病 治 療 薬 タシグナ 事 案 (SIGN 試 験 ) ノバルティス 社 の 高 血 圧 症 治 療 薬 ディオバンに 係 る 臨 床 研 究 において データ 操 作 等 があり 研 究 結 果 の 信 頼

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の 権 限 と 責 任 を 明 確 に 定 め,これを 学 内 外 に 公 表 し, 関 係 者 に 周 知 するものとする ( 不 正 防 止 計 画 ) 第 6 条 最 高 管 理 責 任 者 は, 公 的 研 究 費 の 不 正 使 用 の 防 止 計 画 ( 以 下 不 正 防 止 計 画

( 運 用 制 限 ) 第 5 条 労 働 基 準 局 は 本 システムの 維 持 補 修 の 必 要 があるとき 天 災 地 変 その 他 の 事 由 によりシステムに 障 害 又 は 遅 延 の 生 じたとき その 他 理 由 の 如 何 を 問 わず その 裁 量 により システム 利 用 者

(2) 勤 続 5 年 を 超 え 10 年 までの 期 間 については 勤 続 期 間 1 年 につき 本 俸 月 額 の100 分 の140 (3) 勤 続 10 年 を 超 え 20 年 までの 期 間 については 勤 続 期 間 1 年 につき 本 俸 月 額 の100 分 の180 (4)

定款

一般財団法人

(2) 検 体 採 取 に 応 ずること (3) ドーピング 防 止 と 関 連 して 自 己 が 摂 取 し 使 用 するものに 責 任 をもつこと (4) 医 師 に 禁 止 物 質 及 び 禁 止 方 法 を 使 用 してはならないという 自 己 の 義 務 を 伝 え 自 己 に 施 される

土 購 入 土 借 用 土 所 有 権 移 転 登 記 確 約 書 農 転 用 許 可 書 ( 写 ) 農 転 用 届 出 受 理 書 ( 写 ) 土 不 動 産 価 格 評 価 書 土 見 積 書 ( 写 ) 又 は 売 買 確 約 書 ( 写 ) 土 売 主 印 鑑 登 録 証 明 書 売 主

第1条を次のように改める

(1) 社 会 保 険 等 未 加 入 建 設 業 者 の 確 認 方 法 等 受 注 者 から 提 出 される 施 工 体 制 台 帳 及 び 添 付 書 類 により 確 認 を 行 います (2) 違 反 した 受 注 者 へのペナルティー 違 反 した 受 注 者 に 対 しては 下 記 のペ

接 支 払 制 度 を 活 用 するか 意 思 を 確 認 する 確 認 に 当 たっては 次 の 各 号 に 掲 げる 事 項 について 書 面 により 世 帯 主 の 合 意 を 得 て 代 理 契 約 を 締 結 するものとする (1) 医 療 機 関 等 が 本 市 に 対 し 世 帯 主

( 支 給 制 限 ) 第 4 条 市 長 は 前 条 の 規 定 にかかわらず 給 対 象 者 が 次 の 各 号 のいずれかに 該 当 するとき は 給 金 を 支 給 しないものとする (1) 年 額 405,696 円 以 上 の 公 的 年 金 等 を 受 給 しているとき (2) 生 活

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第 7 条 職 員 の 給 与 に 関 する 規 程 ( 以 下 給 与 規 程 という ) 第 21 条 第 1 項 に 規 定 す るそれぞれの 基 準 日 に 育 児 休 業 している 職 員 のうち 基 準 日 以 前 6 月 以 内 の 期 間 にお いて 在 職 した 期 間 がある 職

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通 知 カード と 個 人 番 号 カード の 違 い 2 通 知 カード ( 紙 )/H27.10 個 人 番 号 カード (ICカード)/H28.1 様 式 (おもて) (うら) 作 成 交 付 主 な 記 載 事 項 全 国 ( 外 国 人 含 む)に 郵 送 で 配 布 希 望 者 に 交

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キ 短 時 間 労 働 者 の 雇 用 管 理 の 改 善 等 に 関 する 法 律 ( 平 成 5 年 法 律 第 76 号 ) ク 労 働 契 約 法 ( 平 成 19 年 法 律 第 128 号 ) ケ 健 康 保 険 法 ( 大 正 11 年 法 律 第 70 号 ) コ 厚 生 年 金 保

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4 参 加 資 格 要 件 本 提 案 への 参 加 予 定 者 は 以 下 の 条 件 を 全 て 満 たすこと 1 地 方 自 治 法 施 行 令 ( 昭 和 22 年 政 令 第 16 号 ) 第 167 条 の4 第 1 項 各 号 の 規 定 に 該 当 しない 者 であること 2 会 社

Ⅰ 元 請 負 人 を 社 会 保 険 等 加 入 建 設 業 者 に 限 定 平 成 28 年 10 月 1 日 以 降 に 入 札 公 告 指 名 通 知 随 意 契 約 のための 見 積 依 頼 を 行 う 工 事 から 以 下 に 定 める 届 出 の 義 務 ( 以 下 届 出 義 務 と

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参 考 様 式 再 就 者 から 依 頼 等 を 受 けた 場 合 の 届 出 公 平 委 員 会 委 員 長 様 年 月 日 地 方 公 務 員 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 261 号 ) 第 38 条 の2 第 7 項 規 定 に 基 づき 下 記 のとおり 届 出 を します この

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プライバシーマーク 付 与 適 格 性 審 査 業 務 基 本 規 程 改 廃 履 歴 版 数 制 定 改 定 日 改 訂 箇 所 改 訂 理 由 備 考 年 8 月 26 日 初 版 制 定 年 7 月 1 日 JIPDEC プライバシーマーク 制 度 基 本

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とする ( 減 免 額 の 納 付 ) 第 6 条 市 長 は 減 免 を 受 け た 者 が 偽 り そ の 他 不 正 な 方 法 に よ り 減 免 の 決 定 を 受 け た こ と を 知 っ た と き 前 の 申 告 が あ っ た と き 又 は 同 条 第 2 項 の 規 定 によ

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2 前 項 前 段 の 規 定 にかかわらず 年 俸 制 教 職 員 から 申 し 出 があった 場 合 においては 労 使 協 定 に 基 づき その 者 に 対 する 給 与 の 全 額 又 は 一 部 を 年 俸 制 教 職 員 が 希 望 する 金 融 機 関 等 の 本 人 名 義 の 口

 

為 が 行 われるおそれがある 場 合 に 都 道 府 県 公 安 委 員 会 がその 指 定 暴 力 団 等 を 特 定 抗 争 指 定 暴 力 団 等 として 指 定 し その 所 属 する 指 定 暴 力 団 員 が 警 戒 区 域 内 において 暴 力 団 の 事 務 所 を 新 たに 設

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大槌町震災復興事業○○○地区他の施工等に関する包括委託業務

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預 金 を 確 保 しつつ 資 金 調 達 手 段 も 確 保 する 収 益 性 を 示 す 指 標 として 営 業 利 益 率 を 採 用 し 営 業 利 益 率 の 目 安 となる 数 値 を 公 表 する 株 主 の 皆 様 への 還 元 については 持 続 的 な 成 長 による 配 当 可

定 款

Transcription:

日 本 心 臓 病 学 会 利 益 相 反 (COI)マネジメントに 関 するガイドライン の 細 則 日 本 心 臓 病 学 会 ( 以 下 本 学 会 と 略 す)は 利 益 相 反 (COI)に 関 するガイドライン を 策 定 し 本 学 会 会 員 などの 利 益 相 反 (COI) 状 態 を 公 正 にマネジメントするために 利 益 相 反 に 関 す る 指 針 の 細 則 を 次 のとおり 定 める 第 1 条 ( 本 学 会 学 術 集 会 などにおける COI 事 項 の 申 告 ) 会 員 非 会 員 の 別 を 問 わず 発 表 者 の 全 員 は 本 学 会 が 主 催 する 講 演 会 ( 年 次 学 術 集 会 ) 市 民 公 開 講 座 などで 医 学 研 究 に 関 する 発 表 講 演 を 行 う 場 合 配 偶 者 一 親 等 の 親 族 生 計 を 共 にする 者 も 含 めて 当 該 演 題 発 表 に 関 して 臨 床 研 究 に 関 連 する 企 業 法 人 組 織 や 営 利 を 目 的 とした 団 体 との 経 済 的 な 関 係 について 過 去 1 年 間 における COI 状 態 の 有 無 を 抄 録 登 録 時 に 様 式 1により 自 己 申 告 しなければならない 筆 頭 発 表 者 は 共 同 演 者 を 含 めて 該 当 する COI 状 態 について 発 表 スライドの 最 初 (または 演 題 発 表 者 などを 紹 介 するスライドの 次 )に 様 式 1 A または 様 式 1 B により 開 示 あるいはポスタ ーの 最 後 に 様 式 1 C または 様 式 1 D により 開 示 するものとする 前 項 に 定 める 医 学 研 究 に 関 連 する 企 業 法 人 組 織 や 営 利 を 目 的 とする 団 体 とは 医 学 研 究 に 関 し 次 のような 関 係 をもった 企 業 組 織 や 団 体 とする 1 医 学 研 究 を 依 頼 し または 共 同 で 行 った 関 係 ( 有 償 無 償 を 問 わない) 2 医 学 研 究 において 評 価 される 療 法 薬 剤 機 器 などに 関 連 して 特 許 権 などの 権 利 を 共 有 して いる 関 係 3 医 学 研 究 において 使 用 される 薬 剤 機 材 などを 無 償 もしくは 特 に 有 利 な 価 格 で 提 供 している 関 係 4 医 学 研 究 について 研 究 助 成 ( 有 形 無 形 を 問 わず) 寄 付 などをしている 関 係 5 医 学 研 究 において 未 承 認 の 医 薬 品 や 医 療 器 機 などを 提 供 している 関 係 6 寄 付 講 座 などの 資 金 提 供 者 となっている 関 係 第 3 項 発 表 演 題 に 関 連 する 医 学 研 究 とは 医 療 における 疾 病 の 予 防 方 法 診 断 方 法 および 治 療 方 法 の 改 善 疾 病 原 因 および 病 態 の 理 解 ならびに 患 者 の 生 活 の 質 の 向 上 を 目 的 として 実 施 される 医 学 系 1

研 究 であって 人 を 対 象 とするものをいう 人 を 対 象 とする 医 学 系 研 究 には 個 人 を 特 定 できるヒ ト 由 来 の 試 料 および 個 人 を 特 定 できるデータについての 研 究 を 含 むものとする 個 人 を 特 定 できる 試 料 またはデータに 当 たるかどうかは 文 部 科 学 省 厚 生 労 働 省 ( 平 成 26 年 12 月 22 日 告 示 ) 人 を 対 象 とする 医 学 系 研 究 に 関 する 倫 理 指 針 に 定 めるところによる 第 2 条 (COI 自 己 申 告 の 基 準 について) 以 下 の 各 号 に 該 当 する 場 合 は 該 当 者 は 当 学 会 に 対 して COI 申 告 を 行 わなければならない 1 臨 床 研 究 に 関 連 する 企 業 法 人 組 織 や 営 利 を 目 的 とした 団 体 ( 以 下 企 業 組 織 や 団 体 とい う)の 役 員 顧 問 職 については 一 つの 企 業 組 織 や 団 体 からの 報 酬 額 が 年 間 100 万 円 以 上 の 場 合 2 株 式 の 保 有 については 一 つの 企 業 についての1 年 間 の 株 式 による 利 益 ( 配 当 売 却 益 の 総 和 )が 100 万 円 以 上 の 場 合 あるいは 当 該 全 株 式 の 5% 以 上 を 所 有 する 場 合 3 企 業 組 織 や 団 体 からの 特 許 権 使 用 料 については 一 つの 権 利 使 用 料 が 年 間 100 万 円 以 上 の 場 合 4 企 業 組 織 や 団 体 から 会 議 の 出 席 ( 発 表 )に 対 し 研 究 者 を 拘 束 した 時 間 労 力 に 対 して 支 払 われた 日 当 ( 講 演 料 など)については 一 つの 企 業 団 体 からの 年 間 の 講 演 料 が 合 計 50 万 円 以 上 の 場 合 5 企 業 組 織 や 団 体 がパンフレットなどの 執 筆 に 対 して 支 払 った 原 稿 料 については 一 つの 企 業 組 織 や 団 体 からの 年 間 の 原 稿 料 が 合 計 50 万 円 以 上 の 場 合 6 企 業 組 織 や 団 体 が 提 供 する 研 究 費 ( 受 託 研 究 費 共 同 研 究 費 など)については 一 つの 企 業 団 体 から 支 払 われた 総 額 が 年 間 100 万 円 以 上 の 場 合 7 企 業 組 織 や 団 体 が 提 供 する 奨 学 ( 奨 励 ) 寄 付 金 については 一 つの 企 業 組 織 や 団 体 から 申 告 者 個 人 または 申 告 者 が 所 属 する 部 局 ( 講 座 分 野 )あるいは 研 究 室 の 代 表 者 に 支 払 われ た 総 額 が 年 間 100 万 円 以 上 の 場 合 8 企 業 組 織 や 団 体 が 提 供 する 寄 付 講 座 に 申 告 者 らが 所 属 している 場 合 9 その 他 研 究 とは 直 接 無 関 係 な 旅 行 贈 答 品 などの 提 供 については 一 つの 企 業 組 織 や 団 体 から 受 けた 総 額 が 年 間 5 万 円 以 上 の 場 合 但 し 6 7については 発 表 者 個 人 か 発 表 者 が 所 属 する 部 局 ( 講 座 分 野 )あるいは 研 究 室 などへ 研 究 成 果 の 発 表 に 関 連 し 開 示 すべき COI 関 係 にある 企 業 や 団 体 などから の 研 究 経 費 奨 学 寄 付 金 などの 提 供 があった 場 合 には それらの 金 額 に 加 えて 申 告 すること を 要 する 2

第 3 条 ( 本 学 会 機 関 誌 などにおける 届 出 事 項 の 公 表 ) 本 学 会 の 機 関 誌 (Journal of Cardiology Journal of Cardiology Cases 学 術 論 文 集 その 他 出 版 物 )などで 発 表 ( 総 説 原 著 論 文 症 例 報 告 など)を 行 う 著 者 全 員 は 発 表 内 容 が 本 細 則 第 一 条 に 規 定 された 企 業 組 織 や 団 体 と 経 済 的 な 関 係 を 持 っている 場 合 は 投 稿 時 から 遡 って 過 去 1 年 間 以 内 における COI 状 態 を 投 稿 規 定 に 定 める COI 自 己 申 告 書 を 用 いて 論 文 投 稿 時 に 事 前 申 告 しなければならない る 前 項 に 定 める Conflict of Interest の 記 載 内 容 は References の 前 Disclosure に 掲 載 され 第 3 項 発 表 内 容 が 本 細 則 第 1 条 に 規 定 された COI 状 態 がない 場 合 は The Author(s) declare(s) that there is no conflict of interest. などの 文 言 が 同 部 分 に 記 載 される 第 4 項 投 稿 時 に 自 己 申 告 する COI 状 態 は 利 益 相 反 (COI)マネジメントに 関 するガイドライン の Ⅳ. 申 告 すべき 事 項 で 定 められたところにより 各 々の 開 示 すべき 事 項 について 自 己 申 告 が 必 要 な 金 額 は 本 細 則 第 2 条 にしたがう 第 5 項 Journal of Cardiology Journal of Cardiology Cases 以 外 の 本 学 会 刊 行 物 で 本 学 会 員 が 発 表 する 場 合 もこれに 準 じる 第 6 項 本 学 会 に 提 出 された COI 自 己 申 告 書 は 論 文 査 読 者 には 開 示 しない 第 4 条 ( 役 員 委 員 長 委 員 などの COI 申 告 書 の 提 出 ) 本 学 会 の 役 員 ( 理 事 監 事 ) 次 期 学 術 集 会 の 会 長 支 部 主 催 地 方 学 術 集 会 の 会 長 各 種 委 員 会 のすべての 委 員 長 学 術 集 会 運 営 委 員 会 編 集 委 員 会 教 育 研 修 委 員 会 健 保 対 策 委 員 会 医 療 安 全 委 員 会 医 療 倫 理 委 員 会 利 益 相 反 委 員 会 医 道 委 員 会 学 術 集 会 プログラム 委 員 会 の 委 員 及 び 学 術 委 員 会 ( 部 会 及 びガイドラインに 関 わる 全 ての 構 成 員 を 含 む)の 委 員 本 学 会 の 事 務 職 員 は 就 任 時 の 前 年 1 年 間 における COI 状 態 の 有 無 を 所 定 の 様 式 2 にしたがい 新 就 任 時 及 び 就 任 後 は1 年 ごとに 理 事 会 へ 提 出 しなければならない 但 し これらの 者 が 行 う COI の 自 己 申 告 は 本 学 会 が 行 う 事 業 に 関 連 する 企 業 法 人 組 織 営 利 を 目 的 とする 団 体 に 関 わるものに 限 る 3

(1) 様 式 2 にしたがい 記 載 する COI 状 態 についての 自 己 申 告 書 は 利 益 相 反 (COI)マネジ メントに 関 するガイドライン のⅣ. 申 告 すべき 事 項 で 定 められたものと 合 致 しなければな らない (2) 各 々の 開 示 公 開 すべき 事 項 について 自 己 申 告 が 必 要 な 金 額 は 第 2 条 で 規 定 された 基 準 額 とし 様 式 2にしたがい 項 目 ごとに 金 額 区 分 を 明 記 する (3) 様 式 2 は 就 任 時 の 前 年 1 年 分 を 記 入 し その 算 出 期 間 を 明 示 する 但 し 役 員 などは 在 任 中 に 新 たな COI 状 態 が 発 生 した 場 合 には 8 週 以 内 に 様 式 2を 以 て 報 告 する 義 務 を 負 うも のとする 第 5 条 (COI 自 己 申 告 書 の 取 り 扱 い) 学 会 発 表 のための 抄 録 登 録 時 あるいは 本 学 会 雑 誌 への 論 文 投 稿 時 に 提 出 される COI 自 己 申 告 書 は 提 出 の 日 から3 年 間 理 事 長 の 監 督 下 に 本 学 会 事 務 所 で 厳 重 に 保 管 されなければならない 同 様 に 役 員 の 任 期 を 終 了 した 者 委 員 委 嘱 の 撤 回 が 確 定 した 者 に 関 する COI 情 報 の 書 類 なども 最 終 の 任 期 満 了 あるいは 委 員 の 委 嘱 撤 回 の 日 から3 年 間 理 事 長 の 監 督 下 に 本 学 会 事 務 所 で 厳 重 に 保 管 されなければならない 3 年 間 の 期 間 を 経 過 した 者 については 理 事 長 の 監 督 下 において 速 や かに 削 除 廃 棄 される 但 し 削 除 廃 棄 することが 適 当 でないと 理 事 会 が 認 めた 場 合 には 必 要 な 期 間 を 定 めて 当 該 申 告 者 の COI 情 報 の 削 除 廃 棄 を 保 留 できるものとする 本 学 会 の 理 事 関 係 役 職 者 は 本 細 則 にしたがい 提 出 された 自 己 申 告 書 をもとに 当 該 個 人 の COI 状 態 の 有 無 程 度 を 判 断 し 本 学 会 としてその 判 断 にしたがったマネジメントならびに 措 置 を 講 ずる 場 合 当 該 個 人 の COI 情 報 を 随 時 利 用 できるものとする しかし 利 用 目 的 に 必 要 な 限 度 を 超 えてはならず また 上 記 の 利 用 目 的 に 照 らして 開 示 が 必 要 とされる 者 以 外 の 者 に 開 示 して はならない 第 3 項 (1) COI 情 報 は 第 5 条 において 開 示 が 必 要 と 判 断 された 者 の 場 合 を 除 き 非 公 開 とする COI 情 報 は 学 会 の 活 動 委 員 会 の 活 動 ( 附 属 の 常 設 小 委 員 会 などの 活 動 を 含 む) 臨 時 の 委 員 会 などの 活 動 などに 関 して 本 学 会 として 社 会 的 道 義 的 な 説 明 責 任 を 果 たすために 必 要 があるときは 理 事 会 の 協 議 を 経 て 必 要 な 範 囲 で 本 学 会 の 内 外 に 開 示 もしくは 公 表 するこ とができる (2) 前 号 の 場 合 理 事 長 は 当 該 問 題 を 取 り 扱 う 特 定 の 理 事 に 委 嘱 して 利 益 相 反 委 員 会 医 療 安 全 医 療 倫 理 委 員 会 の 助 言 のもとにその 決 定 をさせることを 妨 げない この 場 合 開 示 もし くは 公 開 される COI 情 報 の 当 事 者 は 理 事 会 もしくは 決 定 を 委 嘱 された 理 事 に 対 して 意 見 を 述 べることができる 但 し 開 示 もしくは 公 表 について 緊 急 性 があって 事 前 に 意 見 を 聞 くこ とが 出 来 ないときは その 限 りではない 第 4 項 (1) 非 会 員 或 いは 会 員 から 特 定 の 会 員 を 指 名 した 開 示 請 求 ( 法 的 請 求 も 含 めて)があった 場 合 4

理 事 長 からの 諮 問 を 受 けた 利 益 相 反 委 員 会 が 相 当 な 理 由 があると 判 断 したときは 個 人 情 報 の 保 護 を 考 慮 しながら 適 切 に 対 応 する (2) 利 益 相 反 委 員 会 で 対 応 できないと 判 断 された 場 合 には 理 事 長 が 指 名 する 本 学 会 会 員 若 干 名 および 外 部 委 員 1 名 以 上 により 構 成 される COI 調 査 委 員 会 を 設 置 して 諮 問 する COI 調 査 委 員 会 は 開 示 請 求 書 を 受 領 してから30 日 以 内 に 委 員 会 を 開 催 して 可 及 的 すみやかにその 答 申 を 行 う 第 6 条 ( 利 益 相 反 委 員 会 ) (1) 利 益 相 反 委 員 会 (COI 委 員 会 )は 理 事 長 が 指 名 する 本 学 会 理 事 1 名 本 学 会 会 員 若 干 名 およ び 外 部 委 員 1 名 以 上 で 構 成 し 委 員 長 は 理 事 委 員 が 就 任 する COI 委 員 会 委 員 は 知 り 得 た 会 員 の COI 情 報 についての 守 秘 義 務 を 負 う (2) COI 委 員 会 は 理 事 会 医 療 安 全 委 員 会 医 療 倫 理 委 員 会 と 連 携 して 利 益 相 反 (COI)に 関 する 指 針 ならびに 本 細 則 に 定 めるところにより 会 員 の COI 状 態 が 深 刻 な 事 態 へと 発 展 する ことを 未 然 に 防 止 するためのマネジメントを 行 う (3) 本 細 則 の 違 反 に 対 する 対 応 は 理 事 会 が 行 う (4) 委 員 にかかる COI 事 項 の 報 告 ならびに COI 情 報 の 取 扱 いについては 第 5 条 の 規 定 を 準 用 する 第 7 条 ( 違 反 者 に 対 する 措 置 ) (1) 本 学 会 の 機 関 誌 (Journal of Cardiology Journal of Cardiology Cases 学 術 論 文 集 )など で 発 表 を 行 う 著 者 ならびに 本 学 会 学 術 集 会 などの 発 表 予 定 者 から 提 出 された COI 自 己 申 告 事 項 について 疑 義 もしくは 社 会 的 道 義 的 問 題 が 発 生 した 場 合 理 事 長 からの 諮 問 により 利 益 相 反 委 員 会 が 十 分 な 調 査 ヒアリングなどを 行 い 判 定 の 結 果 を 理 事 長 に 報 告 する (2) 利 益 相 反 委 員 会 が 社 会 的 道 義 的 に 深 刻 な COI 状 態 があるとの 判 断 を 報 告 した 場 合 は 理 事 長 は 理 事 会 に 付 議 して その 判 断 を 委 ねるものとする 本 学 会 の 役 員 各 種 委 員 会 委 員 長 COI 自 己 申 告 が 課 せられている 委 員 およびそれらの 候 補 者 について 就 任 前 あるいは 就 任 後 に 申 告 された COI 事 項 に 問 題 があると 指 摘 された 場 合 には 利 益 相 反 委 員 会 委 員 長 は 文 書 をもって 理 事 長 に 報 告 し その 判 断 を 委 ねるものとする 第 8 条 ( 不 服 申 し 立 て) :COI 判 定 についての 不 服 申 し 立 て 請 求 第 7 条 第 1 号 による 利 益 相 反 委 員 会 による COI 評 価 判 定 結 果 に 不 服 があるときは 理 事 長 からの 諮 問 により 委 員 会 はその 判 定 を 再 度 検 討 しなければならない 5

第 9 条 ( 細 則 の 変 更 ) 本 細 則 は, 社 会 的 要 因 や 産 学 連 携 に 関 する 法 令 の 改 変 などから 個 々の 事 例 によって 一 部 に 変 更 が 必 要 となることが 予 想 される 利 益 相 反 委 員 会 は 本 細 則 の 見 直 しのための 審 議 を 行 い 理 事 会 の 決 議 を 経 て 変 更 することができる 附 則 第 1 条 ( 施 行 期 日 ) 本 細 則 は 2014 年 12 月 1 日 より 施 行 する 第 2 条 ( 本 細 則 の 改 正 ) 本 細 則 は 社 会 的 要 因 や 産 学 連 携 に 関 する 法 令 の 改 正 整 備 ならびに 医 療 および 臨 床 研 究 をめぐ る 諸 条 件 の 変 化 に 適 合 させるために 原 則 として 数 年 ごとに 見 直 しを 行 うこととする 1. 本 細 則 は 2015 年 5 月 18 日 に 改 訂 し より 施 行 する 第 3 条 ( 役 員 などへの 適 用 に 関 する 特 則 ) 本 細 則 施 行 のときに 既 に 本 学 会 役 員 などに 就 任 している 者 については 本 細 則 を 準 用 して 速 やか に 既 申 告 の 変 更 の 有 無 について 報 告 などを 行 わせるものとする 6