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設 問 一 覧 全 員 にお 聞 きします 103 万 円 の 壁 130 万 円 の 壁 について 知 っていますか?...(SA) あなたの 年 収 を 教 えてください...(SA) 年 収 が 103 万 円 以 下 103 万 円 超 130 万 円 以 下 と 答 えた 人 あなたは 年

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[ 参 考 ] 国 の 教 育 ( 教 育 一 般 貸 付 ( 直 接 扱 ))の 概 要 融 資 限 度 額 お 子 さま 1 人 につき 35 万 円 以 内 外 国 の 短 大 大 学 大 学 院 に 1 年 以 上 在 籍 する 資 金 として する 場 合 は 45 万 円 以 内 ご 返

決 勝 を 行 う 予 選 での6 種 目 の 各 種 目 ベスト4の 得 点 総 合 計 により 上 位 18 チームを 選 び そのチームによって 決 勝 を 行 う 成 績 順 位 は 決 勝 における6 種 目 の 各 種 目 ベスト4の 得 点 総 合 計 によって 決 定 する 女 子

Ⅰ 人 口 の 現 状 分 析 Ⅰ 人 口 の 現 状 分 析 1 人

81 平 均 寿 命 女 単 位 : 年 全 国 長 野 県 島 根 県 沖 縄 県 熊 本 県 新 潟 県 三 重 県 岩 手 県 茨 城 県 和 歌

1, 1

統 計 表 1 措 置 入 院 患 者 数 医 療 保 護 入 院 届 出 数, 年 次 別 措 置 入 院 患 者 数 ( 人 ) ( 各 年 ( 度 ) 末 現 在 ) 統 計 表 2 措 置 入 院 患 者 数 ( 人 口 10 万 対 ) ( 各 年 ( 度 ) 末 現 在 ) 主 な 生

調 査 概 要 ポイカード 使 用 状 況 に 関 するアケー 調 査 手 法 :イターネッリサーチ(( 株 )マーシュ 調 べ) 地 域 : 全 国 対 象 者 :20 歳 ~69 歳 男 女 対 象 条 件 :ポイカードに 登 録 してる 人 サプル 数 :500( 年 代 性 別 で10セル

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資 料 1 衆 議 院 議 員 小 選 挙 区 選 出 議 員 の 選 挙 区 の 改 定 案 の 概 要 都 道 府 県 別 定 数 の 異 動 (1) 定 数 1 増 埼 玉 県 (14 15) 千 葉 県 (12 13) 神 奈 川 県 (17 18) 滋 賀 県 (3 4) 沖 縄 県 (3

も 上 昇 すると 見 込 まれる (P.8 11 表 3-2) 2030 年 の 就 業 率 は ゼロ 成 長 参 加 現 状 で 53.2%と 2014 年 の 57.3%から 低 下 するが 経 済 再 生 参 加 進 展 では 59.0%に 上 昇 すると 見 込 まれる (P

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3 圏 域 では 県 北 沿 岸 で2の 傾 向 を 強 く 見 てとることができます 4 近 年 は 分 配 及 び 人 口 が 減 少 している 市 町 村 が 多 くなっているため 所 得 の 増 加 要 因 を 考 える 場 合 は 人 口 減 少 による 影 響 についても 考 慮 する

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勢 一 覧 129 勢 編 1 土 地 総 面 積 国 土 交 通 省 国 土 地 理 院 ホームページ 全 国 市 区 町 村 別 面 積 調 2 民 有 地 面 積 総 務 省 ホームページ 固 定 資 産 の 価 格 等 の 概 要 調 書 3 人 口 総 務 省 統 計 局 ホームページ 人

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2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

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(3) 仕 事 ( 結 果 の 概 要 12~ ページ 参 照 ) 有 業 者 の 仕 事 間 は 男 女 共 に 平 成 13 年 まで 減 少 が 続 き,18 年 で 増 加 したが,23 年 で 再 び 減 少 平 成 23 年 の 有 業 者 の 仕 事 間 は 男 性 が6 間 56,


36 東 京 私 桜 美 林 大 学 大 学 院 心 理 学 研 究 科 37 東 京 私 大 妻 女 子 大 学 大 学 院 人 間 文 化 研 究 科 38 東 京 私 学 習 院 大 学 大 学 院 人 文 科 学 研 究 科 39 東 京 私 国 際 医 療 福 祉 大 学 大 学 院 医

(2) 宿 泊 施 設 の 現 状 1 回 答 状 況 及 び 集 計 方 法 今 回 の 調 査 対 象 とした 174( 平 成 23 年 度 新 規 開 業 した 1 施 設 を 含 む) 施 設 のうち 調 査 で 廃 休 業 などが 判 明 した 4 施 設 を 除 く 170 施 設 を

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2 次 2 次 2 次 2 次 信 州 ( 教 育 - 学 校 - 保 健 体 育 ) 70 北 海 道 教 育 ( 教 育 札 幌 - 教 員 - 理 数 教 育 ) 52.5 愛 知 教 育 ( 教 育 - 初 等 - 社 会 ) 宮 城 教 育 ( 教 育 - 中 等 - 国


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社 会 保 障 税 一 体 改 革 ( 年 金 分 野 )の 経 緯 社 会 保 障 税 一 体 改 革 大 綱 (2 月 17 日 閣 議 決 定 ) 国 年 法 等 改 正 法 案 (2 月 10 日 提 出 ) 法 案 を 提 出 する または 法 案 提 出 を 検 討 する と された 事


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経 常 収 支 差 引 額 等 の 状 況 平 成 26 年 度 予 算 早 期 集 計 平 成 25 年 度 予 算 対 前 年 度 比 較 経 常 収 支 差 引 額 3,689 億 円 4,597 億 円 908 億 円 減 少 赤 字 組 合 数 1,114 組 合 1,180 組 合 66

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市 の 人 口 密 度 は 5,000 人 を 超 え 図 4 人 口 密 度 ( 単 位 : 人 /k m2) に 次 いで 高 くなっている 0 5,000 10,000 15,000 首 都 圏 に 立 地 する 政 令 指 定 都 市 では 都 内 に 通 勤 通 学 する 人 口 が 多

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異 議 申 立 人 が 主 張 する 異 議 申 立 ての 理 由 は 異 議 申 立 書 の 記 載 によると おおむね 次 のとおりである 1 処 分 庁 の 名 称 の 非 公 開 について 本 件 審 査 請 求 書 等 について 処 分 庁 を 非 公 開 とする 処 分 は 秋 田 県

質 問 票 ( 様 式 3) 質 問 番 号 62-1 質 問 内 容 鑑 定 評 価 依 頼 先 は 千 葉 県 などは 入 札 制 度 にしているが 神 奈 川 県 は 入 札 なのか?または 随 契 なのか?その 理 由 は? 地 価 調 査 業 務 は 単 にそれぞれの 地 点 の 鑑 定

答申第585号

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総論

                         庁議案件No

投資用不動産サイト「ノムコム・プロ」 不動産投資に関する意識調査(第3回)を実施

私 達 が 調 査 手 法 を 研 究 した 背 景 リクルートワークス 研 究 所 ワーキングパーソン 調 査 (2000 年 ~ 隔 年 実 施 ) 首 都 圏 在 住 の18~59 歳 で 働 く 個 人 6,500 人 ( )を 対 象 に 就 業 実 態 意 識 を 調 査 調 査 実 施

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[ 参 考 ] 国 の 教 育 ローン ( 教 育 一 般 貸 付 ( 直 接 扱 ))の 概 要 融 資 限 度 額 ご 返 済 期 間 金 利 ( 平 成 27 年 2 月 20 日 現 在 ) お 使 いみち お 子 さま 1 人 につき 350 万 円 以 内 外 国 の 短 大 大 学 大

大 分 類 小 分 類 建 設 工 事 の 種 類 土 木 建 築 工 事 業 前 記 による 総 合 工 事 業 土 木 工 事 業 ( 土 木 工 事 が 完 成 工 事 高 の8 割 以 上 ) 建 築 工 事 業 ( 土 木 工 事 が 完 成 工 事 高 の2 割 未 満 ) 設 備 工

Transcription:

働 き 方 とライフスタイルの 変 化 関 する 全 国 調 査 28 集 計 結 果 プレスリリース 別 添 資 料 28 年 12 月 12 日 1. 調 査 企 画 委 員 会 メンバー 石 田 浩 ( 東 京 大 学 社 会 科 学 研 究 所 教 授 ) 佐 藤 博 樹 ( 東 京 大 学 社 会 科 学 研 究 所 教 授 ) 佐 藤 香 ( 東 京 大 学 社 会 科 学 研 究 所 准 教 授 ) 玄 田 有 史 ( 東 京 大 学 社 会 科 学 研 究 所 教 授 ) 永 井 暁 子 ( 日 本 女 子 大 学 人 間 社 会 学 部 准 教 授 ) 三 輪 哲 ( 東 京 大 学 社 会 科 学 研 究 所 准 教 授 ) 村 上 あかね ( 東 京 大 学 社 会 科 学 研 究 所 准 教 授 ) 苅 谷 剛 彦 ( 東 京 大 学 大 学 院 教 育 学 研 究 科 教 授 ) 白 波 瀬 佐 和 子 ( 東 京 大 学 大 学 院 人 文 社 会 系 研 究 科 准 教 授 ) 本 田 由 紀 ( 東 京 大 学 大 学 院 教 育 学 研 究 科 准 教 授 ) 前 田 幸 男 ( 東 京 大 学 大 学 院 情 報 学 環 准 教 授 ) 2. 調 査 の 概 要 働 き 方 とライフスタイルの 変 化 関 する 全 国 調 査 (Japanese Life Course Panel Survey-JLPS) は 少 子 高 齢 化 や 世 界 的 な 経 済 変 動 のうねりの 中 で 日 本 生 活 するひとびとの 働 き 方 や 家 族 形 成 意 識 がどのよう 変 化 しているのかを 探 索 することを 目 的 としている この 調 査 は 東 京 大 学 社 会 科 学 研 究 所 が 27 年 から 実 施 している 個 人 を 対 象 とした 追 跡 調 査 である 個 人 を 追 跡 する ことよって 個 人 の 行 動 や 意 識 の 変 化 を 跡 付 けることができる 強 みがある 第 1 回 の 調 査 を 27 年 1 月 から 4 月 行 った 日 本 全 国 居 住 する 2-34 歳 ( 若 年 調 査 ) 35-4 歳 ( 壮 年 調 査 )の 男 女 を 母 集 団 として 選 挙 人 名 簿 と 住 民 基 本 台 帳 から 性 別 年 齢 を 層 化 して 対 象 者 を 抽 出 した 調 査 票 を 郵 送 で 対 象 者 配 布 し 後 日 記 入 された 調 査 票 を 調 査 員 が 訪 問 して 回 収 した( 郵 送 配 布 訪 問 回 収 法 ) 回 収 数 は 3167 名 ( 若 年 調 査 回 収 率 35%) 1433 名 ( 壮 年 調 査 回 収 率 4%)であった 第 2 回 調 査 は 28 年 1 月 から 3 月 かけて 実 施 された 第 1 回 調 査 回 答 者 全 員 を 対 象 とし 第 1 回 目 と 同 様 郵 送 配 布 訪 問 回 収 法 を 用 いた 若 年 調 査 は 2719 名 ( 第 1 回 調 査 回 答 者 の 8%) 壮 年 調 査 は 1246 名 ( 同 87%)の 対 象 者 から 追 跡 調 査 の 回 答 を 得 た (デ ータクリーニング 中 のためこれらの 数 値 は 暫 定 版 である ) 集 計 あたっては 若 年 調 査 と 壮 年 調 査 を 合 体 して 行 っている ( 石 田 浩 ) 1

3. 結 婚 活 動 の 実 態 と 効 果 活 動 経 験 男 女 差 はないが 効 果 は 違 い? 進 みつつある 非 婚 化 晩 婚 化 のなかで 積 極 的 かつ 主 体 的 行 動 をして 結 婚 相 手 を 見 つけよう とする 人 があらわれてきている そんな 現 象 が 現 在 関 心 を 集 めている 結 婚 向 けた 活 動 を 就 職 活 動 との 類 推 から 結 婚 活 動 と 呼 ぶこともあるようだ それでは 結 婚 活 動 はどの 程 度 どのような 人 よりおこなわれているのだろうか また 結 婚 活 動 をすることの 効 果 はいかほ どであろうか 東 京 大 学 社 会 科 学 研 究 所 よる 働 き 方 とライフスタイルの 変 化 関 する 全 国 調 査 の 結 果 基 づいて それら 諸 点 を 検 討 してみよう なお データ 分 析 の 対 象 者 は 28 年 時 点 で 21~41 歳 の 未 婚 者 限 られている 27 年 から 28 年 かけての 1 年 間 何 らかの 結 婚 活 動 をした 者 は 若 年 未 婚 者 のうち およそ 4 割 弱 であった( 図 1) 活 動 経 験 者 の 割 合 は 男 女 差 はほとんどない 異 性 と 出 会 うた めどのような 活 動 をしたか その 詳 細 をみると 男 女 共 通 友 人 知 人 紹 介 を 依 頼 が 第 1 位 合 コン 参 加 が 第 2 位 で この 2 つが 多 数 を 占 めている( 図 2) 次 結 婚 活 動 を 自 然 状 況 近 い 場 面 で 相 手 を 探 す 生 活 偶 発 型 ( 授 業 サークル 趣 味 習 い 事 街 中 や 旅 先 ) 友 人 など 近 い 人 を 通 したつながりを 通 して 相 手 を 探 す ネッ トワーキング 型 ( 友 人 知 人 の 紹 介 同 僚 上 司 の 紹 介 合 コン ) 結 婚 を 目 標 とした 本 格 的 な 結 婚 活 動 というべき フォーマル 紹 介 型 ( 結 婚 仲 介 サービス お 見 合 い お 見 合 い パーティー 親 きょうだいの 紹 介 親 族 の 紹 介 )の 3 種 類 分 け それらの 活 動 タイプ 別 誰 がおこなっているのかをみていこう 1 活 動 の 頻 度 は 年 齢 よる 違 いがみられ さら 活 動 のタイプごと 年 齢 と 活 動 経 験 の 関 連 のパターンが 異 なっている( 図 3) 生 活 偶 発 型 の 経 験 率 ついては 若 い 年 代 のほうが 比 較 的 高 くなっている それとは 逆 フォーマル 紹 介 型 の 経 験 率 は 年 齢 が 高 くなるほどより 活 発 なるようだ これらは 年 齢 があがるつれて 自 然 な 出 会 いの 機 会 は 減 少 するが 真 剣 結 婚 をめざした 活 動 をはじめていくという 全 体 的 傾 向 を 反 映 したものであろう 友 達 を 介 した 活 動 を 意 味 する ネットワーキング 型 の 経 験 率 ついては 男 性 では 加 齢 伴 う 緩 やかな 減 少 女 性 は 3 代 以 降 大 きく 減 少 するというよう パターン 男 女 差 がみられた 経 済 的 地 位 の 側 面 では 個 人 収 入 が 高 くなるほど ネットワーキング 型 の 経 験 率 が 緩 やか 高 くなる 正 の 相 関 と 男 性 限 ってのみ フォーマル 紹 介 型 の 経 験 率 が 急 激 上 がる 関 連 が 見 出 された( 図 4) 全 体 的 いえば 収 入 が 高 くなるほうが 結 婚 活 動 は 活 発 なる 傾 向 があるよう だ 結 婚 意 向 と 結 婚 活 動 経 験 とのあいだは 明 確 な 関 連 がみられた( 図 5) 男 女 とも 共 通 して 結 婚 意 欲 的 であるほど すべてのタイプの 活 動 経 験 率 が 高 くなるという 一 貫 したパターンで ある ただし 結 婚 意 欲 が 低 い 人 たち( どちらでもよい 結 婚 したくない 考 えていない ) だけ 注 目 すると 男 性 では ネットワーキング 型 経 験 率 は 2 割 ほどであり それなり 結 婚 活 動 をしているようだが 女 性 はほとんど 活 動 をしていないことがわかる 女 性 のほうが より 結 婚 意 向 と 活 動 との 相 関 関 係 がはっきりしているといえる 最 後 27 年 の 調 査 時 点 で 交 際 相 手 がいない 人 たちのうち その 1 年 後 交 際 相 手 あ り 変 わった 人 の 割 合 を 移 行 率 と 計 算 することとして 結 婚 活 動 の 効 果 をとらえてみたい ( 図 6) 結 果 の 解 説 先 立 ち 図 の 見 方 を 説 明 しよう 左 書 いてある 項 目 名 は どの 活 動 をこ 1 この 分 類 は 先 行 研 究 ( 樋 口 28)と 探 索 的 因 子 分 析 の 結 果 基 づいている なお 今 回 は 活 動 項 目 のうち インターネット 携 帯 と その 他 は 分 析 対 象 から 除 外 した 2

の 1 年 で 経 験 したかを 表 している そして 棒 全 体 の 長 さは その 活 動 を 経 験 した 人 たちの 移 行 率 を 示 す 2 棒 の 中 の 黒 い 部 分 は 当 該 の 活 動 をきっかけとして 交 際 相 手 と 出 会 った 人 の 割 合 を 示 し ている つまり 黒 い 棒 の 長 さは この 結 婚 活 動 の 手 段 がどれだけ 有 効 であったかを 示 すので これを 有 効 率 と 呼 ぶことしよう 結 婚 活 動 をしたほうが 1 年 後 交 際 相 手 ができる 確 率 は 増 加 する それは とりわけ 女 性 おいて 顕 著 である 女 性 の 移 行 率 は 活 動 をしなければ 13 パーセントであるの 対 して 活 動 を した 場 合 は 21 パーセントまで 上 がる 一 方 男 性 ついては 結 婚 活 動 の 有 無 よる 移 行 率 の 違 いが 比 較 的 小 さい 結 婚 活 動 の 効 果 は 男 女 差 があるのかもしれない それでは 具 体 的 どの 活 動 が 有 効 なのだろうか 比 較 的 多 くおこなわれていた 活 動 4 つつ いて 個 別 移 行 率 を 算 出 した 男 性 では 活 動 ごとの 移 行 率 はあまり 変 わらない 女 性 はそう ではなく 趣 味 習 い 事 や 合 コン の 経 験 者 は 移 行 率 が 高 めである しかしながら それ らの 活 動 が 本 当 交 際 つながるかといえば 疑 問 が 残 る なぜなら 移 行 した 人 たちのうち 当 該 の 活 動 よって 相 手 をみつけたと 回 答 した 割 合 は 3 分 の 1 以 下 とどまるからである 当 該 活 動 よる 有 効 率 着 目 すれば もっとも 高 いものは 友 人 知 人 の 紹 介 であった 結 婚 活 動 の 経 験 率 性 差 はなく 属 性 との 関 連 パターンや 活 動 の 効 果 こそ 男 女 差 がみられた 様 々な 活 動 があるなかでも 経 験 した 者 の 割 合 が 多 く 有 効 率 も 高 いということから 友 縁 (ゆ うえん)と 呼 ばれる 友 人 知 人 の 紹 介 が 結 婚 活 動 の 中 心 として 位 置 付 けられる ( 三 輪 哲 ) 4. 健 康 格 差 生 活 習 慣 と 職 場 環 境 との 関 連 を 探 る 健 康 ついて 人 々の 関 心 は 高 い 健 康 食 品 をはじめとして 健 康 増 進 のためのさまざまな 商 品 や 企 画 が 出 回 っている しかし 何 が 健 康 のためプラスとなるのかついては 意 見 の 分 かれる ところである 働 き 方 とライフスタイルの 変 化 関 する 調 査 は 個 人 を 追 跡 することより 1 年 の 間 健 康 状 態 が 良 くなったのか 悪 くなったのかを 特 定 することが 可 能 である そこで 以 前 の 生 活 習 慣 と 職 場 環 境 が その 後 の 健 康 状 態 とどのような 関 連 があるのかを 検 討 する 健 康 状 態 の 変 化 ついては 28 年 調 査 時 点 での 1 年 前 と 比 べた 回 答 者 の 主 観 的 な 健 康 状 態 を 取 り 上 げる 回 答 を 1 年 前 と 比 べて 良 くなった 変 わらない 悪 くなった の3つ 分 類 し 1 年 前 (27 年 調 査 時 点 )の 生 活 習 慣 と 職 場 の 状 況 との 関 連 を 調 べた 図 7は 27 年 時 点 の 生 活 習 慣 とその 後 1 年 間 の 健 康 状 態 の 変 化 の 関 係 を 示 した ここでは4 つの 生 活 習 慣 を 検 討 した 運 動 (ウォーキングジョギングエアロビクス 水 泳 テニスなど) を 月 1 日 以 上 する か ほとんどしない か 1 日 3 食 毎 日 食 べる か 食 べない か カップ 麺 やファーストフードを 食 べることが ある か ほとんどない か 栄 養 バランスの 取 れた 食 事 を 週 1 日 以 上 とる か ほとんどとらない か の 質 問 である 図 では 1 年 間 健 康 状 態 が 良 くなった と 悪 くなった 比 率 をカテゴリーごと 示 した 変 化 なし 比 率 は 示 していないので 合 計 は %はならない 運 動 を する 場 合 は 良 くなった の 比 率 が 運 動 を ほとんどしない 場 合 比 べると 高 い(14.6%と 11.7%) 毎 日 3 食 を 食 べない 場 合 は 悪 くなった 比 率 が 3 食 食 べる 場 合 よりもかなり 高 い(2.4%と 17.%) カップ 麺 やファーストフ 2 たとえば 女 性 の 同 僚 上 司 の 紹 介 の 棒 は 約 2 パーセントであるが それは この 1 年 で 同 僚 上 司 紹 介 を 依 頼 した 女 性 のうち 交 際 相 手 あり へと 変 わった 人 が 2 パーセントいたことを 意 味 している 3

ードをほとんど 食 べない 場 合 は 1 年 後 健 康 状 態 が 良 くなった 比 率 が 高 く 悪 くなった 比 率 も 低 い 最 後 栄 養 バランスの 取 れた 食 事 をしないと 悪 くなった 比 率 が 高 いだけでなく 良 くなった 比 率 も 低 い 図 8は 喫 煙 と 飲 酒 の 影 響 を 示 したものである 喫 煙 すると 1 年 後 の 健 康 状 態 が 良 くなった 比 率 が 低 くなる 逆 禁 煙 した 場 合 は 1 年 後 の 健 康 状 態 は 良 くなった 比 率 が 高 くなる 飲 酒 ついても 禁 酒 した 場 合 は 1 年 後 の 健 康 状 態 が 良 くなった 比 率 が 高 く 悪 くなっ た 比 率 はきわめて 低 い 以 上 のよう 1 年 前 の 様 々な 生 活 習 慣 は その 後 の 健 康 状 態 と 関 連 の あることが 推 察 される 図 9は 1 年 前 の 仕 事 場 の 環 境 とその 後 の 健 康 状 態 との 関 連 を 見 たものである 社 員 が 恒 常 的 不 足 している 職 場 いつも 締 め 切 り( 納 期 ) 追 われている 職 場 ほぼ 毎 日 残 業 している 職 場 そして 子 育 て 家 事 勉 強 など 自 分 の 生 活 あわせて 仕 事 を 調 整 しくい 職 場 で 働 いていた 場 合 は 1 年 後 健 康 状 態 が 悪 くなった 比 率 が 高 いことがわかる 職 場 でのひとびとの 働 き 方 は その 後 の 健 康 状 態 影 響 を 及 ぼしている 可 能 性 があることを 物 語 っている ( 石 田 浩 ) 5. 暮 らしのなかの 地 域 格 差 求 められる 社 会 保 障 医 療 の 充 実 公 共 事 業 よる 雇 用 創 出 は 意 見 が 分 かれる 少 子 高 齢 化 経 済 環 境 の 悪 化 などより 国 や 自 治 体 の 財 政 状 況 は 厳 しい 働 き 方 とライフス タイルの 変 化 関 する 全 国 調 査 の 第 2 回 (28 年 )データをみても 日 本 の 社 会 は 希 望 が ある という 回 答 そう 思 う どちらかといえばそう 思 う と 答 える 人 は % 前 後 ときわめ て 低 い 人 びとが 安 心 して 生 活 できる 社 会 が 求 められている 現 在 構 造 改 革 の 一 環 として 地 方 分 権 が 進 められているが 地 域 よって 人 口 構 造 や 産 業 構 造 も 異 なり 地 域 間 格 差 が 深 刻 なるとの 懸 念 も 示 されている 日 本 の 社 会 は 希 望 がある とい う 回 答 への 賛 成 度 は 居 住 地 域 かかわらず 低 いものの 政 策 対 する 意 見 は 地 域 の 現 状 を 反 映 し て 異 なっている 可 能 性 がある そこで 社 会 保 障 の 充 実 公 共 事 業 よる 雇 用 確 保 医 療 の 充 実 の 地 域 差 を 調 べた (1) 年 金 や 老 人 医 療 などの 社 会 保 障 は 極 力 充 実 するべきか 最 近 の 報 道 よれば 29 年 度 の 予 算 編 成 は 社 会 保 障 費 の 抑 制 を 見 直 す 方 針 のようだ 少 子 高 齢 化 が 進 む 日 本 では 社 会 保 障 は 重 要 な 課 題 である 図 は 年 金 や 老 人 医 療 などの 社 会 保 障 は 財 政 が 苦 しくても 極 力 充 実 するべきだ という 意 見 賛 成 (= 賛 成 + どちらかといえば 賛 成 )する 人 の 割 合 を 地 方 別 示 したものであ る 3 ( 関 東 を 除 く)いずれの 地 方 でも 7%を 上 回 った 賛 成 と 答 える 割 合 を 高 い 順 みると 3 居 住 地 域 は 以 下 のよう 分 類 した 北 海 道 ( 北 海 道 : 計 158 人 ) 東 北 ( 青 森 岩 手 宮 城 秋 田 山 形 福 島 : 計 28 人 ) 関 東 ( 茨 城 栃 木 群 馬 埼 玉 千 葉 東 京 神 奈 川 : 計 1,415 人 ) 中 部 ( 新 潟 富 山 石 川 福 井 山 梨 長 野 岐 阜 静 岡 愛 知 三 重 : 計 776 人 ) 近 畿 ( 滋 賀 京 都 大 阪 兵 庫 奈 良 和 歌 山 : 計 621 人 ) 中 国 四 国 ( 鳥 取 島 根 岡 山 広 島 山 口 徳 島 香 川 愛 媛 高 知 : 計 349 人 ) 九 州 ( 福 岡 佐 賀 長 崎 熊 本 大 分 宮 崎 鹿 児 島 沖 縄 : 計 366 人 ) 4

北 海 道 (77.8%) 東 北 (73.9%) 中 国 四 国 (71.6%) 中 部 (71.%) 近 畿 (7.7%) 九 州 (7.2%) 関 東 (69.7%)である この 違 いは 統 計 的 は 有 意 ではなく いずれの 地 方 でも 社 会 保 障 の 充 実 を 望 む 声 が 強 いことがわかる なお この 質 問 ついては どちらともいえ ない とする 回 答 も 2 割 ほどあった( 詳 細 な 結 果 は 省 略 ) 財 政 の 健 全 化 と 社 会 保 障 の 充 実 をめぐ って 今 とさら 議 論 となりそうだ (2) 公 共 事 業 よる 地 方 の 雇 用 確 保 は 必 要 か 公 共 事 業 よる 雇 用 は 地 方 おける 生 活 保 障 の 機 能 を 担 ってきたが 近 年 見 直 しの 対 象 となっ ている 公 共 事 業 よる 地 方 の 雇 用 確 保 は 必 要 である という 意 見 への 賛 成 (= 賛 成 + どち らかといえば 賛 成 ) 割 合 を 見 ると( 図 11) 地 方 よる 違 いが 浮 かび 上 がる( 統 計 的 有 意 ) 賛 成 の 割 合 が 高 い 地 方 は 東 北 (63.2%) ついで 北 海 道 (58.2%)であった 一 方 関 東 (43.7%) 近 畿 (43.2%)では 賛 成 は 半 数 満 たない その 他 の 地 域 は 5% 台 前 半 である ( 中 部 (5.3%) 中 国 四 国 (54.4%) 九 州 (53.%)) 人 口 や 第 三 次 産 業 が 多 い 地 方 住 んでいる 人 ほど 公 共 事 業 は 必 要 ないと 考 えるようだ 高 度 経 済 成 長 が 終 わり 日 本 の 産 業 構 造 や 人 口 構 造 は 大 きな 変 貌 を 遂 げた しかし 地 方 の 雇 用 機 会 の 創 出 は 依 然 として 重 要 であるといえよう (3)すぐかかれる 医 療 機 関 があるか 病 気 のときすぐかかれる 医 療 機 関 があることは 心 強 い しかし 医 師 不 足 診 療 科 病 院 の 閉 鎖 の 報 道 が 相 次 いている 本 調 査 のデータを 地 方 別 分 析 した 結 果 をみると( 図 12) 西 高 東 低 すなわち 中 部 地 方 以 西 のほうが 急 病 の 時 など すぐかかれる 医 療 機 関 があって 安 心 できる 地 域 である そう 思 う (= そう 思 う + どちらかといえばそう 思 う )と 答 えて いる( 中 部 (63.5%) 中 国 四 国 (65.%) 九 州 (63.9%))( 統 計 的 有 意 ) これ 対 し 北 海 道 は 58.2% 東 北 は 53.2% 関 東 は 56.9% 近 畿 は 6.5%であった 大 都 市 を 抱 える 関 東 でも 医 療 事 情 が 良 いとは 言 い 切 れないようだ 以 上 (1)~(3)の 結 果 からは 財 政 を 考 慮 しつつ 安 全 で 安 心 できる 生 活 基 盤 を 作 ることが 希 望 のある 社 会 の 実 現 は 不 可 欠 だといえるのではないだろうか ( 村 上 あかね) 5

6. 図 表 一 覧 図 1 図 1 最 近 1 年 間 の 異 性 と 出 会 うための 活 動 経 験 男 性 39% 6% 1% ある ない 無 回 答 女 性 36% 63% 1% % 2% 4% 6% 8% % 図 2 7 6 5 4 3 2 1517 14 9 趣 味 習 い 事 参 加 授 業 サ ー ク ル 参 加 9 2 街 中 や 旅 先 で 図 2 異 性 と 出 会 うための 活 動 の 内 訳 ( 活 動 あり の 人 数 をとしたパーセント 複 数 回 答 ) 55 59 友 人 知 人 紹 介 を 依 頼 4544 合 コ ン 23 21 同 僚 上 司 紹 介 を 依 頼 8 男 性 12 親 き ょ う 依 だ 頼 い 紹 介 を 6 6 5 6 5 5 4 4 お 見 合 い パ ー テ ィ ー お 見 合 い 女 性 結 婚 仲 介 サ ー ビ ス 親 族 紹 介 を 依 頼 14 7 イ ン タ ー 通 ネ し ッ て ト 携 帯 を 4 4 そ の 他 生 活 偶 発 型 ネットワーキング 型 フォーマル 紹 介 型 その 他 6

図 3 4 3 33 図 3 年 代 別 異 性 と 出 会 うための 活 動 生 活 偶 発 型 ネットワーキング 型 フォーマル 紹 介 型 34 31 29 28 2 18 22 9 13 12 11 8 8 7 6 3 4 21-25 26-3 3-41 21-25 26-3 3-41 男 性 女 性 年 代 図 4 5 4 3 2 26 26 28 17 12 3 3 2 図 4 個 人 収 入 別 異 性 と 出 会 うための 活 動 生 活 偶 発 型 ネットワーキング 型 フォーマル 紹 介 型 33 14 9 7 36 36 31 32 26 26 25 21 15 13 14 11 8 9 7 8 8 5 75 万 未 満 75-15 万 15-25 万 25-35 万 35-6 万 6 万 以 上 75 万 未 満 75-15 万 15-25 万 25-35 万 35-45 万 45 万 以 上 36 17 9 男 性 個 人 年 収 女 性 7

図 5 5 4 3 41 図 5 結 婚 意 向 別 異 性 と 出 会 うための 活 動 生 活 偶 発 型 ネットワーキング 型 フォーマル 紹 介 型 41 32 32 2 ぜひ 結 婚 したい 19 12 できれば 結 婚 したい 7 結 婚 してもしなくてもよい 17 64 結 婚 したくない 21 4 考 えていない 17 7 2 ぜひ 結 婚 したい 13 14 できれば 結 婚 したい 9 結 婚 してもしなくてもよい 9 43 3 5 2 結 婚 したくない 考 えていない 男 性 結 婚 意 向 女 性 図 6 図 6 交 際 相 手 なし から あり への 移 行 率 移 行 率 当 該 活 動 よる 出 会 い( 有 効 率 ) 当 該 活 動 以 外 よる 移 行 男 性 活 動 なし 女 性 活 動 あり 友 人 知 人 の 紹 介 合 コン 同 僚 上 司 の 紹 介 趣 味 習 い 事 3 2 2 3 8

図 7 図 7 生 活 習 慣 と 健 康 の 変 化 2.% 15.%.% 5.% 11.7% 14.6% 12.6% 12.7% 17.5% 11.5% 9.3% 13.2%.% 5.%.% 15.% 18.6% 17.6% 2.4% 17.% 15.8% 18.9% 24.6% 17.4% 良 くなった 悪 くなった 2.% 25.% ほとんどしない する 毎 日 ではない 毎 日 ほとんどしない する ほとんどとらない とる 運 動 1 日 3 食 食 べる カップ 麺 や ファストフードを 食 べる 栄 養 バランスの 取 れた 食 事 図 8 図 8 喫 煙 飲 酒 と 健 康 の 変 化 25.% 2.% 15.%.% 5.%.% 5.%.% 13.2% 17.5% 9.4% 17.7% 19.9% 18.1% 11.% 2.5% 13.% 13.4% 11.3% 17.4% 18.5% 18.9% 22.4% 5.9% 良 くなった 悪 くなった 15.% 2.% 25.% 喫 煙 したことがない 喫 煙 する 禁 煙 した お 酒 は 飲 めない 特 別 な 機 会 のみ 週 1-2 日 から 月 2-3 回 週 3-4 日 から 毎 日 禁 酒 した 喫 煙 飲 酒 9

図 9 図 9 職 場 環 境 と 健 康 の 変 化 15.%.% 5.% 12.3% 12.% 12.6%.5% 12.6% 11.7% 12.4% 12.%.% 5.%.% 15.% 15.8% 23.9% 17.2% 23.4% 16.8% 2.6% 2.2% 16.5% 良 くなった 悪 くなった 2.% 25.% 不 足 していない 不 足 している 追 われていない 追 われている 残 業 していない 残 業 している 調 整 しくい 調 整 しやすい 社 員 が 恒 常 的 不 足 している 締 め 切 り 追 われている ほぼ 毎 日 残 業 している 子 育 て 家 事 勉 強 あわせて 仕 事 を 調 整 しやすい 図 年 金 や 老 人 医 療 などの 社 会 保 障 は 財 政 が 苦 しくても 極 力 充 実 するべきだ 7% 以 上 6% 以 上 7% 未 満 5% 以 上 6% 未 満 4% 以 上 5% 未 満

図 11 公 共 事 業 よる 地 方 の 雇 用 確 保 は 必 要 である 7% 以 上 6% 以 上 7% 未 満 5% 以 上 6% 未 満 4% 以 上 5% 未 満 図 12 急 病 の 時 など すぐかかれる 医 療 機 関 があって 安 心 できる 地 域 である 7% 以 上 6% 以 上 7% 未 満 5% 以 上 6% 未 満 4% 以 上 5% 未 満 11