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想 像 思 行 ず 消 毒 擦 む 薄 血 混 じ 滲 み ぶ 痂 ぶ 取 下 薄 来 経 験 沢 山 お 思 健 常 人 間 元 々 備 能 力 中 具 的 何 起 ょ 簡 単 説 明 ず 人 間 負 部 リ ン パ 球 血 小 板 マ ク ロ フ ァ ジ 悪 食 べ 集 死 溶 食 べ 清 浄

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神 経 系 統 の 機 能 神 経 系 統 の 機 能 の 著 しい 障 害 とは 脳 の 器 質 障 害 四 肢 その 他 の 神 経 の 損 傷 によって 生 じる 灼 熱 痛 脳 神 経 及 び 脊 髄 神 経 の 外 傷 その 他 の 原 因 による 神 経 痛 等 により 特 に 軽 易

有 料 老 ホーム ( ) ( 主 として 要 介 護 状 態 にある を 入 居 させるも のに 限 る ) 第 29 条 ( 届 出 等 ) 第 二 十 九 条 有 料 老 ホーム( 老 を 入 居 させ 入 浴 排 せつ 若 しくは 食 事 の 介 護 食 事 の 提 供 又 はその 他 の

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L006 球 後 麻 酔 及 び 顔 面 頭 頸 部 の 伝 達 麻 酔 ( 瞬 目 麻 酔 及 び 眼 輪 筋 内 浸 潤 麻 酔 を 含 む ) 150 点 L007 開 放 点 滴 式 全 身 麻 酔 310 点 L008 マスク 又 は 気 管 内 挿 管 による 閉 鎖 循 環 式 全 身

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7 Contents 1 2 Raynaud 2 Raynaud 10 3 SLE 16 4 SLE SLE 34 7 SLE 40 8 SLE SLE SLE B SLE SLE SLE SLE

こうした 経 緯 を 踏 まえ 当 該 製 剤 の 供 給 が 安 定 するまでの 間 は これら 2 疾 患 の 適 応 が 認 められていない 下 記 2 の 免 疫 グロブリン 3 製 剤 が 使 用 された 場 合 であっても 診 療 報 酬 の 審 査 にあたり 柔 軟 な 対 応 がなさ

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人 間 ドックコース( 脳 検 査 がん 検 査 含 む) 298,000 円 / 税 込 その 他 肥 満 症 やせ 症 高 / 低 血 圧 近 視 乱 視 白 内 障 緑 内 障 網 膜 疾 患 外 部 の 音 を 遮 断 したブースで 音 を 聞 き 取 って 調 難 聴 腹 部 超 音 波

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2 ギニア シエラレオネ リベリア ウガンダ スーダン ガボン コートジボワー ル コンゴ 民 主 共 和 国 コンゴ 共 和 国 また 有 症 状 者 からの 電 話 相 談 によりエボラ 出 血 熱 への 感 染 が 疑 われる 場 合 二 次 感 染 拡 大 のリスクを 避 けるため 保 健

大 腸 がん 術 後 内 服 化 学 療 法 連 携 1コース~3コース 大 腸 がん 術 後 内 服 化 学 療 法 連 携 4コース 以 降 拠 点 病 院 への 紹 介 基 準 : 食 事 が 入 らないとき 腫 瘍 マーカー 上 昇 時 発 熱 時 処 方 拠 点 病 院 への 紹 介 基

①表紙

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2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 23 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 単 位 : ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 8 級 1 号 給 の 給 料 月 額 135,6 161,7 222,9 261,9 289,2 32,6 366,2 41


2 職 員 の 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び の 状 況 (26 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 静 岡 県 国 類 似 団 体 2 技 能 労 務 職 区 41.8 歳 42.6 歳 43.5

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● 外科初期研修プログラム 

Transcription:

: 十 分 に 理 解 しておくことが 望 ましい B: 概 略 理 解 しておくことが 望 ましい C: 知 っておくことが 望 ましい 膠 原 病 お 類 縁 疾 患 認 定 内 科 医 総 合 内 科 専 門 医 Ⅰ. 知 識 355 1. 形 態, 機 能, 病 態 生 理 1) 免 疫 系 の 構 成 因 子 2) 免 疫 系 の 分 化 と 機 能 3) 自 己 抗 体 ( 自 己 抗 体 の 産 生 機 序 ) 2. 主 要 症 候 1) 発 熱 総 合 内 科, 血 液, 感 染 症, 救 急 の 項 も 参 照 2) 皮 疹 発 疹 総 合 内 科,アレルギー, 感 染 症, 救 急 の 項 も 参 照 3) 関 節 痛 関 節 腫 脹 総 合 内 科 の 項 も 参 照 4) 筋 力 低 下 筋 萎 縮 総 合 内 科, 内 分 泌, 神 経 の 項 も 参 照 5) 口 内 乾 燥 3. 主 要 病 変 1) 中 枢 神 経 病 変 (CNS ループス, 無 菌 性 髄 膜 炎 ) B 2) 肺 病 変 ( 胸 膜 炎, 肺 胞 出 血, 間 質 性 肺 炎, 肺 高 血 圧 症 ) B 3) 心 病 変 ( 心 内 膜 炎, 心 筋 炎, 心 外 膜 炎 ) B 4) 腎 病 変 (ループス 腎 炎, 強 皮 症 腎, 間 質 性 腎 炎 など) B 5)その 他 の 病 変 ( 自 己 免 疫 性 肝 炎, 原 発 性 胆 汁 性 肝 硬 変,ループス 膀 胱 炎 など) B Ⅱ. 専 門 的 身 体 診 察 357 1. 皮 膚 粘 膜 の 視 診 2. 血 管 ( 血 圧 の 左 右 差, 動 脈 拍 動 蝕 知 ) 3. 関 節 ( 疼 痛, 腫 腫, 発 赤, 変 形, 可 動 域 ) Ⅲ. 専 門 的 検 査 357 1. 自 己 抗 体 2. 免 疫 複 合 体, 補 体 3.サイトカイン B 4.HL MHC 5. 生 検 ( 腎 生 検, 筋 生 検, 皮 膚 生 検, 神 経 生 検, リンパ 節 生 検 ) B 6. 特 殊 な 画 像 診 断 (MRI( 関 節, 筋 肉 など), 唾 液 腺 シンチグラフィ, 骨 密 度 測 定 など) B Ⅳ. 治 療 359 1. 薬 物 療 法 1) 副 腎 皮 質 ステロイド 2) 免 疫 抑 制 薬 B 3) 疾 患 修 飾 性 抗 リウマチ 薬 B 4) 非 ステロイド 性 抗 炎 症 薬 5)プロスタグランジン 製 剤 B 6) 生 物 学 的 製 剤 2. 血 漿 交 換 療 法, 免 疫 吸 着 療 法,アフェレーシス B 3. 関 節 穿 刺 法, 関 節 内 注 入 療 法 C B 4. 理 学 療 法 B 5. 生 活 指 導 類 膠 353

類 膠 膠 原 病 お 類 縁 疾 患 認 定 内 科 医 総 合 内 科 専 門 医 Ⅴ. 疾 患 360 1. 関 節 リウマチ 2. 悪 性 関 節 リウマチ,Felty 症 候 群 B 3.アミロイドーシス B 4. 全 身 性 エリテマトーデス SLE 5. 抗 リン 脂 質 抗 体 症 候 群 PS B 6. 皮 膚 筋 炎, 多 発 筋 炎 7. 強 皮 症,CREST 症 候 群 8.オーバーラップ 症 候 群, 混 合 性 結 合 組 織 病 MCTD B 9. 結 節 性 多 発 動 脈 炎 B 10.アレルギー 性 肉 芽 腫 性 血 管 炎 Churg-Strauss 症 候 群 B 11. 顕 微 鏡 的 多 発 血 管 炎 B 12.Wegener 肉 芽 腫 症 C B 13. 側 頭 動 脈 炎 B 14.リウマチ 性 多 発 筋 痛 症 15. 大 動 脈 炎 症 候 群 高 安 動 脈 炎 B 16. 過 敏 性 血 管 炎 B 17.Schönlein-Henoch 紫 斑 病 アレルギー 性 血 管 性 紫 斑 病 B 18.クリオグロブリン 血 症 C B 19.リウマチ 熱 B 20.Sjögren 症 候 群 21.Behçet 病 22. 成 人 Still 病 B 23. 変 形 性 関 節 症 24. 感 染 性 関 節 炎 ( 細 菌 性 など) B 25. 結 晶 性 関 節 炎 ( 痛 風 偽 痛 風 ) 26. 線 維 筋 痛 症 C B 27. 慢 性 疲 労 症 候 群 C B 28. 強 直 性 脊 椎 炎 B 29. 反 応 性 関 節 炎 Reiter 症 候 群 B 30. 乾 癬 性 関 節 炎, 掌 蹠 膿 庖 性 関 節 炎 C B 31.Weber-Christian 病 C B 32. 再 発 性 多 発 軟 骨 炎 C B 354

膠原病お類縁疾患 Ⅰ 知識 1 形態 機能 病態生理 膠原病お類縁疾患の診断は ①医療面接 身体診察 尿検査 血液検査などに基づいた臨床症候の把 握 ②自己抗体の測定 ③画像検査や病理組織学的検査などにり 診断基準や分類基準も参考に 総合的 に行われる すなわち 主要病変部位 運動器 中枢神経 肺 心 腎など の把握 画像あるいは病理所 見に基づく判断 さらには自己免疫現象を把握する際に 免疫系の形態 機能お病態生理についての知 識は必須項目である 1 免疫系の構成因子 生体防御機構における免疫系の特徴 特異性 多様性 寛容 記憶 を説明できる 脾臓 胸腺リンパ節 扁桃おパイエル板の構造と機能とを説明できる 免疫担当細胞 特にリンパ球とそのサブセットを説明できる Th1/Th2 細胞それぞれが担当する生体防御反応を説明できる 代表的なサイトカイン ケモカインお接着分子の特徴を説明できる 血漿タンパク質 特に免疫グロブリン の種類と機能とを説明できる 2 免疫系の分化と機能 MHC クラス I とクラス II との基本構造 抗原提示経路の違いを説明できる 免疫グロブリンと T 細胞抗原レセプターの構造と反応様式を説明できる 免疫グロブリンと T 細胞抗原レセプターの構造と遺伝子再構成に基づき 多様性獲得の機構を説明で きる 抗原レセプターからのシグナルを増強あるいは減弱する調節機構を説明できる 抗体産生機序を説明できる 自己と非自己の識別機構の確立と免疫寛容 トレランス とを説明できる アポトーシスについてネクローシスとの違いを含めて説明できる 3 自己抗体 自己抗体の産生機序 免疫寛容 トレランス の維持機構とその破綻にる自己免疫疾患の発症を説明できる 2 主要症候 主な症候 病態の原因 分類 診断お治療の概要を学ぶ 1 発熱 総合内科 血液 感染症 救急の項も参照 発熱の原因 膠原病分野では特に SLE 血管炎症候群 成人 Still 病 と病態生理とを説明できる 発熱患者の診断 不明熱の 3 大原因としての膠原病 感染症 悪性腫瘍 と対症療法との要点を説明で きる 2 皮疹 発疹 総合内科 アレルギー 感染症 救急の項も参照 355 膠原病お 類縁疾患

皮 疹 発 疹 の 種 類 と 主 な 原 因 とを 列 挙 できる. 皮 疹 発 疹 の 所 見 を 記 述 して 分 類 できる. 皮 疹 発 疹 患 者 の 診 断 の 要 点 を 説 明 できる. 類 膠 3) 関 節 痛 関 節 腫 脹 総 合 内 科 の 項 も 参 照 関 節 痛 関 節 腫 脹 の 原 因 ( 特 に 変 形 性 関 節 症 と 関 節 リウマチ)と 病 態 生 理 とを 説 明 できる. 関 節 痛 関 節 腫 脹 のある 患 者 の 診 断 ( 特 に 変 形 性 関 節 症 と 関 節 リウマチ)の 要 点 を 説 明 できる. 4) 筋 力 低 下 筋 萎 縮 総 合 内 科, 内 分 泌, 神 経 の 項 も 参 照 筋 力 低 下 筋 萎 縮 の 原 因 ( 特 に 皮 膚 筋 炎 / 多 発 筋 炎 )と 病 態 生 理 とを 説 明 できる. 筋 力 低 下 筋 萎 縮 のある 患 者 の 診 断 ( 特 に 皮 膚 筋 炎 / 多 発 筋 炎 )の 要 点 を 説 明 できる. 5) 口 内 乾 燥 口 内 乾 燥 をきたす 原 因 ( 特 に Sjögren 症 候 群 )と 病 態 とを 説 明 できる. 口 内 乾 燥 を 訴 える 患 者 の 診 断 ( 特 に Sjögren 症 候 群 )の 要 点 を 説 明 できる. 3. 主 要 病 変 主 な 病 変 の 原 因, 分 類, 診 断 お 治 療 の 概 要 を 学 ぶ. 1) 中 枢 神 経 病 変 (CNS ループス, 無 菌 性 髄 膜 炎 ) CNS ループスの 診 断 と 治 療 との 要 点 を 説 明 できる. 無 菌 性 髄 膜 炎 の 原 因 ( 特 に Sjögren 症 候 群, 薬 剤 性 )と 病 態 とを 説 明 できる. 無 菌 性 髄 膜 炎 の 診 断 と 対 症 療 法 の 要 点 とを 説 明 できる. 2) 肺 病 変 ( 胸 膜 炎, 肺 胞 出 血, 間 質 性 肺 炎, 肺 高 血 圧 症 ) 胸 膜 炎 の 病 因 ( 特 に SLE), 症 候, 診 断 お 治 療 を 説 明 できる. 肺 胞 出 血 の 病 因 ( 特 に SLE), 症 候, 診 断 お 治 療 を 説 明 できる. 間 質 性 肺 炎 の 病 因 ( 特 に 強 皮 症, 皮 膚 筋 炎 ), 症 候, 診 断 お 治 療 を 説 明 できる. 肺 高 血 圧 症 の 病 因 ( 特 に MCTD, 強 皮 症 ), 症 候, 診 断 お 治 療 を 説 明 できる. 3) 心 病 変 ( 心 内 膜 炎, 心 筋 炎, 心 外 膜 炎 ) 心 内 膜 炎 の 病 因 (SLE,リウマチ 熱 など), 症 候, 診 断 お 治 療 を 説 明 できる. 心 筋 炎 の 病 因 (リウマチ 熱, 皮 膚 筋 炎 など), 症 候, 診 断 お 治 療 を 説 明 できる. 心 外 膜 炎 の 病 因 (SLE,リウマチ 熱 など), 症 候, 診 断 お 治 療 を 説 明 できる. 4) 腎 病 変 (ループス 腎 炎, 強 皮 症 腎, 間 質 性 腎 炎 など) ループス 腎 炎 の 分 類, 症 候, 診 断 お 治 療 を 説 明 できる. 強 皮 症 腎 の 症 候, 診 断 お 治 療 を 説 明 できる. 間 質 性 腎 炎 の 病 因 ( 特 に Sjögren 症 候 群, 薬 剤 性 ), 症 候, 診 断 お 治 療 を 説 明 できる. アミロイド 腎 症 の 症 候, 診 断 お 治 療 を 説 明 できる. NC 関 連 血 管 炎 の 症 候, 診 断 お 治 療 を 説 明 できる. 356

紫斑病性腎炎の症候 診断 治療を説明できる 5 その他の病変 自己免疫性肝炎 原発性胆汁性肝硬変 ループス膀胱炎など 自己免疫性肝炎の症候 診断お治療を説明できる ループス膀胱炎の症候 診断お治療を説明できる Ⅱ 専門的身体診察 1 皮膚 粘膜の視診 膠原病お類縁疾患の診療において 皮膚 粘膜所見を見落としなく取ることが求められる 顔面紅斑 円板状ループス 凍傷様皮疹 脱毛 ヘリオトロープ疹 Gottron 徴候 サーモンピンク疹 Raynaud 現象 リベド 口腔内潰瘍 陰部潰瘍 皮膚潰瘍などの疾患特異度が高い皮膚 粘膜所見を学ぶ SLE でみられる顔面紅斑 円板状ループスお凍傷様皮疹を確認できる 脱毛の病因と病態とを説明できる 皮膚筋炎でみられるヘリオトロープ疹と Gottron 徴候とを確認できる 成人 Still 病でみられるサーモンピンク疹を確認できる Raynaud 現象の病因 特に強皮症 MCTD と病態とを説明できる リベドの病因 特に SLE 抗リン脂質抗体症候群 と病態とを説明できる 口腔内潰瘍の病因 特に SLE Behçet 病 と病態とを説明できる 陰部潰瘍の病因 特に Behçet 病 と病態とを説明できる 皮膚潰瘍の病因 特に強皮症 症候お病態を説明できる 2 血管 血圧の左右差 動脈拍動触知 適切に血圧を測定し 正しく脈拍をとれることは必須であり 左右差に注意する 血圧の左右差をきたす病因 特に大動脈炎症候群 高安動脈炎 閉塞性動脈硬化症 と病態とを説明 できる 3 関節 疼痛 腫脹 発赤 変形 可動域 運動器系の正常構造と機能とを理解し 主な運動器疾患の病因 病態生理 症候 診断お治療の概要 を学ぶ 四肢と脊柱とを診察できる 関節 関節可動域を含む を診察できる 筋骨格系の診察ができる Ⅲ 専門的検査 1 自己抗体 膠原病お類縁疾患の診断において 自己抗体の測定は重要である リウマトイド因子 RF 抗 CCP 抗 体 抗 好 中 球 細 胞 質 抗 体 NC 抗 核 抗 体 LE 細 胞 抗 DN 抗 体 抗 ssdn 抗 体 抗 dsdn 抗体 抗 RNP 抗体 抗 Sm 抗体 抗 SS- 抗体 抗 SS-B 抗体 抗 Jo-1 抗体 抗 Scl-70 抗体 抗セ 357 膠原病お 類縁疾患 原発性胆汁性肝硬変の症候 診断お治療を説明できる

類 膠 ントロメア 抗 体, 抗 リン 脂 質 抗 体,ループス 抗 凝 集 素 などの 感 度 と 特 異 度 とを 理 解 する. RF, 抗 CCP 抗 体 の 臨 床 的 意 義 ( 特 に 関 節 リウマチ)を 説 明 できる. NC について PR3-NC と MPO-NC との 臨 床 的 意 義 を 説 明 できる. 抗 核 抗 体 の 臨 床 的 意 義 を 説 明 できる. LE 細 胞, 抗 DN 抗 体, 抗 ssdn 抗 体, 抗 dsdn 抗 体, 抗 RNP 抗 体 お 抗 Sm 抗 体 の 臨 床 的 意 義 ( 特 に SLE)を 説 明 できる. 抗 SS- 抗 体, 抗 SS-B 抗 体 の 臨 床 的 意 義 ( 特 に Sjögren 症 候 群 )を 説 明 できる. 抗 Jo-1 抗 体 の 臨 床 的 意 義 ( 特 に 皮 膚 筋 炎 / 多 発 筋 炎 )を 説 明 できる. 抗 Scl-70 抗 体, 抗 セントロメア 抗 体 の 臨 床 的 意 義 ( 特 に 強 皮 症,CREST 症 候 群 )を 説 明 できる. 抗 リン 脂 質 抗 体,ループス 抗 凝 集 素 の 臨 床 的 意 義 (SLE, 抗 リン 脂 質 抗 体 症 候 群 )を 説 明 できる. 2. 免 疫 複 合 体, 補 体 免 疫 複 合 体, 補 体 の 測 定 は 診 断 だけでなく, 疾 患 活 動 性 と 関 連 することを 学 ぶ. 免 疫 複 合 体 の 臨 床 的 意 義 (SLE, 悪 性 関 節 リウマチ)を 説 明 できる. 血 清 補 体 価 CH50,C3,C4 の 臨 床 的 意 義 を 説 明 できる. 低 補 体 血 症 をきたす 疾 患 の 鑑 別 診 断 ができる. SLE における 診 断, 疾 患 活 動 性 の 指 標 となることを 説 明 できる. 3.サイトカイン 生 物 学 的 製 剤 との 関 連 でサイトカインの 作 用 を 学 ぶ. 炎 症 性 サイトカイン(TNF-α,IL-6,IL-1)の 特 徴 を 説 明 できる. IFN-γ の 臨 床 的 意 義 を 説 明 できる. 4.HL MHC 臓 器 移 植 との 関 連 性,HL 関 連 疾 患 ( 特 に HL-B27)について 学 ぶ. HL MHC クラス I とクラス II との 基 本 構 造, 抗 原 提 示 経 路 の 違 いを 説 明 できる. 代 表 的 な HL 関 連 疾 患 を 列 挙 できる. 5. 生 検 ( 腎 生 検, 筋 生 検, 皮 膚 生 検, 神 経 生 検,リンパ 節 生 検 ) 膠 原 病 お 類 縁 疾 患 の 診 断 に 必 要 な 生 検 部 位 として, 腎 臓, 筋, 皮 膚, 神 経 おリンパ 節 などがある が,それらの 概 要 を 学 ぶ. 適 応 と 禁 忌 とを 述 べることができる. 必 要 性 を 説 明 できる. 具 体 的 な 方 法 を 説 明 できる. 危 険 性, 合 併 症 お 注 意 事 項 を 説 明 できる. 病 理 組 織 結 果 を 理 解 し 説 明 できる. 6. 特 殊 な 画 像 診 断 (MRI( 関 節, 筋 肉 など), 唾 液 腺 シンチグラフィ, 骨 密 度 測 定 など) 膠 原 病 お 類 縁 疾 患 の 診 断 に 必 要 な 特 殊 な 画 像 検 査 としては MRI( 関 節, 筋 肉 など), 唾 液 腺 シンチグ ラフィ, 骨 密 度 測 定 などがあるが,それらの 概 要 を 学 ぶ. 358

関節 筋肉などの MRI の必要性と結果とを説明できる 唾液腺シンチグラフィの必要性と結果とを説明できる 骨密度測定の必要性と結果とを説明できる 1 薬物療法 膠原病お類縁疾患の治療薬として 副腎皮質ステロイド 免疫抑制薬 疾患修飾性抗リウマチ薬 非 ステロイド性抗炎症薬 プロスタグランジン製剤 生物学的製剤などが挙げられる それぞれについて作用 機序 適応お副作用を把握し 患者と家族とに説明できことが重要である 1 副腎皮質ステロイド 副腎皮質ステロイドの作用機序 適応疾患 種類お副作用について説できる 2 免疫抑制薬 免疫抑制薬 シクロホスファミド アザチオプリン メトトレキサート シクロスポリン タクロリム ス ミゾリビン レフルノミド の作用機序 適応疾患お副作用について概説できる メトトレキ サートは関節リウマチのファーストライン薬であること またレフルノミドの副作用として薬剤性肺炎 の頻度が高いことを説明できる 3 疾患修飾性抗リウマチ薬 疾患修飾性抗リウマチ薬 金塩 オーラノフィン D ペニシラミン ブシラミン サラゾスルファピ リジン アクタリット の作用機序 適応疾患お副作用について説明できる 我が国ではブシラミ ンとサラゾスルファピリジンとが最初に使用されることが多い抗リウマチ薬であることを説明できる 4 非ステロイド性抗炎症薬 非ステロイド性抗炎症薬 COX-2 選択阻害薬を含む の作用機序 適応疾患 種類お副作用につ いて説明できる 5 プロスタグランジン製剤 プロスタグランジン製剤の作用機序 適応疾患 種類お副作用について説明できる 6 生物学的製剤 生物学的製剤 抗 TNF 薬 抗 IL-6 薬 の作用機序 適応疾患 種類お副作用について説明できる 2 血漿交換療法 免疫吸着療法 アフェレーシス 血漿交換療法 免疫吸着療法おアフェレーシスの作用機序 適応お副作用を把握しておくことが 重要である 血漿交換療法 免疫吸着療法おアフェレーシスの作用機序 適応お副作用について概説できる 359 膠原病お 類縁疾患 Ⅳ 治療

治療として使用する目的 副作用について患者と家族とに説明できる 3 関節穿刺法 関節内注入療法 関節穿刺や関節内注入療法に際しては 関節の解剖を理解しておくことが重要である 膠原病お 類縁疾患 関節穿刺 関節内注入療法の適応 注入薬剤の種類お副作用について説明できる 処置を行う目的 副作用について患者と家族に説明できる 4 理学療法 理学療法の種類 適応 時期と期間について学ぶ 理学療法の種類 適応お時期と期間について説明できる 理学療法について患者と家族とに説明できる 5 生活指導 膠原病お類縁疾患患者に対する生活指導の重要性について学ぶ 膠原病お類縁疾患患者に対して生活指導ができる 禁煙 保温 食事 睡眠 休養 紫外線対策な ど Ⅴ 疾患 1 関節リウマチ 関節痛を主訴とする患者の中で 関節リウマチに特徴的な症候 臨床経過 関節所見を他の疾患 変形性 関節症 リウマチ性多発筋痛症 全身性エリテマトーデス 強直性脊椎炎や反応性関節炎などの血清反応陰 性脊椎関節炎 線維筋痛症など との鑑別を考えながら診断できることが重要である 治療に関しては生物 学的製剤の導入にり 治療方針が劇的に変化したことを理解しておくことが必要である Ø 医療面接 身体診察 関節痛の発症時期 関節痛のある部位 個々の関節の疼痛の持続期間 朝のこわばり感の持続時間など を正確に聴取し 他の疾患との鑑別を念頭においた病歴聴取 医療面接 ができる 腫脹関節 疼痛 自発痛 圧痛 運動痛など 関節を正確に確認できる 変形性関節症に特徴的な Heberden 結節や Bouchard 結節と 関節リウマチの滑膜炎にる関節腫脹と の区別ができる Ø 検査 診断 赤沈 血清 CRP を測定し 異常値がでた場合 その病態の考察ができる 血清リウマトイド因子 抗 CCP 抗体を測定し 陽性となった場合にどのうな病態 疾患を考えるべ きかを説明できる 骨 関節 X 線や MRI にて関節リウマチに特徴的な所見を説明できる 臨床所見と検査所見とから 2010 年アメリカリウマチ学会 CR と欧州リウマチ学会 EULR 共 同作成にる新分類基準に照合し 関節リウマチの診断が妥当かどうかを説明できる 診断に際しては 日本リウマチ学会や厚生省の早期関節リウマチ診断基準と 2010 年 CR/EULR 関 節リウマチ分類基準の内容を説明できる Ø 治療 リウマチ専門医と連携して 関節リウマチの重症度に応じた治療ができる 360

非 ステロイド 性 抗 炎 症 薬, 副 腎 皮 質 ステロイド, 疾 患 修 飾 性 抗 リウマチ 薬, 免 疫 抑 制 薬, 生 物 学 的 製 剤 の 作 用 機 序, 適 応 お 副 作 用 を 理 解 した 上 で,それぞれの 関 節 リウマチ 治 療 における 位 置 づけ, 役 割 を 説 明 できる. 治 療 に 際 しては,アメリカリウマチ 学 会 の 2008 Recommendations や 日 本 リウマチ 学 会 の 関 節 リウマチ に 対 する TNF 阻 害 療 法 施 行 ガイドラインの 内 容 を 説 明 できる. 関 節 リウマチがいかなる 疾 患 であるか, 一 般 的 な 自 然 経 過 について 説 明 できる. 患 者 の 現 在 の 状 況 ( 合 併 症, 腎 機 能, 年 齢, 疾 患 の 活 動 性 など)を 念 頭 に, 治 療 薬 の 選 択 など 今 後 の 治 療 方 針 について,リウマチ 専 門 医 や 総 合 内 科 専 門 医 の 指 導 のもとに 説 明 できる. 2. 悪 性 関 節 リウマチ,Felty 症 候 群 類 膠 関 節 外 症 状 が 前 景 に 立 つ 悪 性 関 節 リウマチと Felty 症 候 群 の 診 断 と 治 療 との 概 要 を 学 ぶ. 悪 性 関 節 リウマチ,Felty 症 候 群 の 病 態 について 説 明 できる. 悪 性 関 節 リウマチ,Felty 症 候 群 と 鑑 別 すべき 疾 患 について 説 明 できる. 悪 性 関 節 リウマチ,Felty 症 候 群 の 診 断 に 必 要 な 検 査 のオーダーができる. 厚 生 省 の 悪 性 関 節 リウマチの 改 訂 診 断 基 準 (1989 年 )に 照 合 し, 悪 性 関 節 リウマチの 診 断 が 妥 当 かど うかを 説 明 できる. 悪 性 関 節 リウマチ,Felty 症 候 群 の 病 態 について 患 者 や 家 族 に 説 明 できる. 診 断, 検 査 お 治 療 方 針 をリウマチ 専 門 医 や 総 合 内 科 専 門 医 の 指 導 のもとに 説 明 できる. 3.アミロイドーシス 全 身 症 状 の 有 無 をチェックするとともに, 心 臓, 腎 臓 などの 臓 器 障 害 を 検 索 する 必 要 がある. 各 臓 器 の 生 検 の 適 応 と 禁 忌 とを 熟 知 しておく 必 要 がある.さらに 前 駆 蛋 白 のタイプにって 治 療 法 が 異 なるために, 個 別 の 疾 患 の 特 徴 と 治 療 法, 予 後 について 学 患 者 あるいは 家 族 への 適 切 な 説 明 を 可 能 にする. アミロイドーシスの 病 態 について 説 明 できる. アミロイドーシスと 鑑 別 すべき 疾 患 について 説 明 できる. 全 身 性 アミロイドーシスの 臨 床 徴 候 をチェックできる. アミロイドーシスの 診 断 に 必 要 な 検 査 のオーダーができる. 続 発 性 アミロイドーシスの 原 因 疾 患 には 関 節 リウマチが 多 いことを 理 解 する. リウマチ 専 門 医, 循 環 器 専 門 医, 腎 臓 専 門 医, 血 液 専 門 医 などと 連 携 して, 症 状 に 応 じた 治 療 法 の 選 択 ができる. 361

類 膠 アミロイドーシスの 病 態 について 患 者 や 家 族 に 説 明 できる. 診 断, 検 査 お 治 療 方 針 をリウマチ 専 門 医, 循 環 器 専 門 医, 腎 臓 専 門 医, 血 液 専 門 医 などの 指 導 のも とに 説 明 できる. 4. 全 身 性 エリテマトーデス SLE 全 身 性 エリテマトーデス SLE は 自 己 抗 原 に 対 する 免 疫 寛 容 の 破 綻 にって 全 身 の 臓 器 が 系 統 的 に 侵 さ れる 疾 患 である. 分 類 基 準 の 項 目 に 含 まれる 症 状, 検 査 値 異 常 がある 程 度 出 揃 えば 診 断 は 容 易 であるが, 発 症 初 期 は 発 熱, 全 身 倦 怠 感, 関 節 痛, 体 重 減 少 といった 漠 然 とした 症 状 が 主 体 となるため, 見 逃 されている ことも 決 して 稀 ではない. 発 熱 を 主 訴 とする 患 者 の 中 で SLE に 特 徴 的 な 症 状, 臨 床 経 過 お 関 節 所 見 を 見 落 とすことなく, 他 の 疾 患 ( 皮 膚 筋 炎, 混 合 性 結 合 組 織 病, 関 節 リウマチ, 感 染 症, 悪 性 腫 瘍 など)との 鑑 別 を 考 える.SLE と 診 断 した 場 合 には,その 活 動 性 や 重 症 度 を 把 握 すると 共 に, 必 要 に 応 じて 皮 膚 科, 眼 科, 整 形 外 科, 精 神 科 などに 紹 介 して 各 種 の 臓 器 病 変 を 検 索 することも 学 ぶ.なお, 皮 膚 症 状 を 丁 寧 に 観 察 することが 重 要 である. 皮 膚 症 状 は 約 80% の 例 でみられ, 診 断 において 感 度 も 特 異 度 も 高 い. 病 態 と 病 状 に 応 じた 治 療 目 標 を 立 て 治 療 内 容 を 選 択 し 患 者 への 説 明 を 行 うが, 常 に 患 者 を 全 人 的 に 診 療 す ることが 重 要 である.なお, 入 院 や 治 療 方 針 の 決 定 はリウマチ 専 門 医 や 総 合 内 科 専 門 医 の 指 導 のもとに 行 う. 発 熱, 全 身 倦 怠 感, 体 重 減 少 などの 全 身 症 状 を 把 握 できる. 関 節 の 腫 脹 や 疼 痛 ( 自 発 痛, 圧 痛, 運 動 痛 など)を 把 握 できる. 顔 面 紅 斑, 円 板 状 ループス, 口 腔 内 潰 瘍,Raynaud 現 象, 脱 毛 などの 皮 膚 粘 膜 の 症 候 を 把 握 できる. 関 節 リウマチ, 多 発 筋 炎 皮 膚 筋 炎 など 他 の 自 己 免 疫 疾 患 との 鑑 別 点 を 述 べることができる. 尿 検 査, 血 液 学 検 査 お 血 清 学 検 査 ( 抗 核 抗 体, 抗 DN 抗 体, 抗 Sm 抗 体, 抗 リン 脂 質 抗 体 など) を 施 行 し 診 断 できる. 腎 臓, 中 枢 神 経, 心 臓, 肺, 眼 などの 各 臓 器 病 変 を 把 握 するための 検 査 や 他 科 紹 介 を 行 い, 結 果 を 検 討 できる. アメリカリウマチ 学 会 1997 年 改 訂 分 類 基 準 に 基 づいて 診 断 できる. 所 見 を 総 合 して 活 動 性 や 重 症 度 を 把 握 できる. リウマチ 専 門 医, 総 合 内 科 専 門 医 などと 連 携 して, 活 動 性 と 重 症 度 とに 即 して 基 本 的 な 治 療 方 針 を 選 択 できる. 治 療 にる 主 な 副 作 用 とその 予 防, 対 処 法 を 述 べることができる. 臓 器 病 変 について 必 要 に 応 じて 他 科 に 治 療 を 依 頼 相 談 できる. 病 態 と 自 然 経 過 について 患 者 や 家 族 に 説 明 できる. 治 療 の 目 標 について 協 議 し 合 意 する. 治 療 内 容 と 予 想 される 副 作 用 やその 対 処 について 説 明 できる. 日 常 生 活 時 の 注 意 事 項 について 説 明 できる. 妊 娠 と 出 産, 分 娩 後 の 経 過 や 遺 伝 について 説 明 できる. 5. 抗 リン 脂 質 抗 体 症 候 群 PS 362

抗 リン 脂 質 抗 体 症 候 群 PS の 診 断 と 治 療 との 概 要 を 学 ぶ. PS の 病 態 について 説 明 できる. PS と 鑑 別 すべき 疾 患 について 説 明 できる. PS の 診 断 に 必 要 な 検 査 のオーダーができる. 2006 年 international consensus statement にる 分 類 基 準 を 参 考 に,PS の 診 断 が 妥 当 かどうかを 説 明 できる. PS の 病 態 について 患 者 や 家 族 に 説 明 できる. 診 断, 検 査 お 治 療 方 針 をリウマチ 専 門 医 や 総 合 内 科 専 門 医 の 指 導 のもとに 説 明 できる. 類 膠 6. 皮 膚 筋 炎, 多 発 筋 炎 主 として 四 肢 近 位 筋 群, 頸 筋, 咽 頭 筋 などの 対 称 性 筋 力 低 下 をきたす 横 紋 筋 のまん 性 炎 症 性 筋 疾 患 であ る. 特 徴 的 な 皮 疹 を 呈 する 場 合 は 皮 膚 筋 炎 と 診 断 する. 皮 膚 筋 炎 / 多 発 筋 炎 の 診 断 と 治 療 との 概 要 を 学 ぶ. 皮 膚 筋 炎, 多 発 筋 炎 の 病 態 について 説 明 できる. 皮 膚 筋 炎, 多 発 筋 炎 と 鑑 別 すべき 疾 患 について 説 明 できる. 皮 膚 筋 炎, 多 発 筋 炎 の 診 断 に 必 要 な 検 査 のオーダーができる. リウマチ 専 門 医, 神 経 専 門 医 と 連 携 して, 症 状 に 応 じた 治 療 法 の 選 択 ができる. 皮 膚 筋 炎, 多 発 筋 炎 の 病 態 について 患 者 や 家 族 に 説 明 できる. 診 断, 検 査 お 治 療 方 針 をリウマチ 専 門 医 や 神 経 専 門 医 の 指 導 のもとに 説 明 できる. 7. 強 皮 症,CREST 症 候 群 全 身 性 強 皮 症 は 皮 膚 や 内 臓 の 硬 化 を 特 徴 とし, 慢 性 に 経 過 する 疾 患 である. 典 型 的 な 症 状 を 示 すまん 型 全 身 性 強 皮 症 と 比 較 的 軽 症 型 の 限 局 型 全 身 性 強 皮 症 に 分 けられる. 前 者 は 発 症 から 5~6 年 以 内 は 進 行 する ことが 多 いが, 後 者 の 軽 症 型 では 進 行 はほとんどないか,あるいは 緩 徐 である.CREST 症 候 群 は 後 者 の 軽 症 型 に 分 類 される. 強 皮 症 と 診 断 した 場 合 には, 消 化 管, 肺, 腎 臓 などの 臓 器 病 変 を 検 索 することが 重 要 で ある. 363

類 膠 強 皮 症,CREST 症 候 群 の 病 態 について 説 明 できる. 強 皮 症,CREST 症 候 群 と 鑑 別 すべき 疾 患 について 説 明 できる. 強 皮 症,CREST 症 候 群 の 診 断 に 必 要 な 検 査 のオーダーができる. 強 皮 症,CREST 症 候 群 の 病 態 について 患 者 や 家 族 に 説 明 できる. 診 断, 検 査 お 治 療 方 針 をリウマチ 専 門 医 や 総 合 内 科 専 門 医 の 指 導 のもとに 説 明 できる. 8.オーバーラップ 症 候 群, 混 合 性 結 合 組 織 病 MCTD オーバーラップ 症 候 群 の 病 型 と MCTD の 診 断 と 治 療 との 概 要 を 学 ぶ. オーバーラップ 症 候 群,MCTD の 病 態 について 説 明 できる. オーバーラップ 症 候 群,MCTD と 鑑 別 すべき 疾 患 について 説 明 できる. オーバーラップ 症 候 群,MCTD の 診 断 に 必 要 な 検 査 のオーダーができる. オーバーラップ 症 候 群,MCTD の 病 態 について 患 者 や 家 族 に 説 明 できる. 診 断, 検 査 お 治 療 方 針 をリウマチ 専 門 医 や 総 合 内 科 専 門 医 の 指 導 のもとに 説 明 できる. 9. 結 節 性 多 発 動 脈 炎 結 節 性 多 発 動 脈 炎 は, 中 型 血 管 を 主 体 として, 血 管 壁 に 炎 症 を 生 じる 疾 患 である. 不 明 熱 の 原 因 疾 患 とし て 重 要 である. 疾 患 特 異 性 のある 診 断 マーカーは 存 在 しないので 診 断 の 際 には 注 意 を 要 する. 診 断 と 治 療 と の 概 要 を 学 ぶ. 結 節 性 多 発 動 脈 炎 の 病 態 について 説 明 できる. 結 節 性 多 発 動 脈 炎 と 鑑 別 すべき 疾 患 について 説 明 できる. 結 節 性 多 発 動 脈 炎 の 診 断 に 必 要 な 検 査 のオーダーができる. 364

結 節 性 多 発 動 脈 炎 の 病 態 について 患 者 や 家 族 に 説 明 できる. 診 断, 検 査 お 治 療 方 針 をリウマチ 専 門 医 や 総 合 内 科 専 門 医 の 指 導 のもとに 説 明 できる. 10.アレルギー 性 肉 芽 腫 性 血 管 炎 Churg-Strauss 症 候 群 アレルギー 性 肉 芽 腫 性 血 管 炎 allergic granulomatous angiitis:g は, 先 行 症 状 所 見 としてアレ ルギー 性 鼻 炎 や 気 管 支 炎 喘 息 発 作 お 末 梢 血 好 酸 球 増 多 を 示 し, 血 管 炎 に 基 づく 末 梢 神 経 炎, 紫 斑, 消 化 管 潰 瘍, 脳 硬 塞 脳 出 血 お 心 筋 梗 塞 心 外 膜 炎 などの 臨 床 症 状 を 呈 する 疾 患 である.MPO-NC の 陽 性 率 は 50~70% であり,NC 関 連 血 管 炎 に 分 類 されることを 学 ぶ. 病 歴 ( 医 療 面 接 ) 身 体 診 察 G の 病 態 について 説 明 できる. G と 鑑 別 すべき 疾 患 について 説 明 できる. G の 診 断 に 必 要 な 検 査 のオーダーができる. G の 病 態 について 患 者 や 家 族 に 説 明 できる. 診 断, 検 査 お 治 療 方 針 をリウマチ 専 門 医 や 総 合 内 科 専 門 医 の 指 導 のもとに 説 明 できる. 類 膠 11. 顕 微 鏡 的 多 発 血 管 炎 NC 関 連 血 管 炎 の 一 つで,MPO-NC 陽 性 率 が 高 く, 肉 芽 腫 性 病 変 がみられない 疾 患 である. 肉 芽 腫 性 病 変 を 認 める Wegener 肉 芽 腫 症 やアレルギー 性 肉 芽 腫 性 血 管 炎 Churg-Strauss 症 候 群 と 区 別 され ることを 学 ぶ. 顕 微 鏡 的 多 発 血 管 炎 の 病 態 について 説 明 できる. 顕 微 鏡 的 多 発 血 管 炎 と 鑑 別 すべき 疾 患 について 説 明 できる. 顕 微 鏡 的 多 発 血 管 炎 の 診 断 に 必 要 な 検 査 のオーダーができる. 顕 微 鏡 的 多 発 血 管 炎 の 病 態 について 患 者 や 家 族 に 説 明 できる. 診 断, 検 査 お 治 療 方 針 をリウマチ 専 門 医 や 総 合 内 科 専 門 医 の 指 導 のもとに 説 明 できる. 12.Wegener 肉 芽 腫 症 365

類 膠 Wegener 肉 芽 腫 症 は 病 理 組 織 学 的 に1 全 身 の 壊 死 性 肉 芽 腫 性 血 管 炎 2 上 気 道 と 肺 を 主 とする 壊 死 性 肉 芽 腫 性 炎 3 半 月 体 形 成 腎 炎 を 呈 し,その 発 症 機 序 に 抗 好 中 球 細 胞 質 抗 体 NC の 一 つであるプロテイネー ス 3 PR-3 に 対 する 抗 体 PR-3NC が 関 与 する NC 関 連 血 管 炎 であることを 学 ぶ. Wegener 肉 芽 腫 症 の 病 態 について 説 明 できる. Wegener 肉 芽 腫 症 と 鑑 別 すべき 疾 患 について 説 明 できる. Wegener 肉 芽 腫 症 の 診 断 に 必 要 な 検 査 のオーダーができる. Wegener 肉 芽 腫 症 の 病 態 について 患 者 や 家 族 に 説 明 できる. 診 断, 検 査 お 治 療 方 針 をリウマチ 専 門 医 や 総 合 内 科 専 門 医 の 指 導 のもとに 説 明 できる. 13. 側 頭 動 脈 炎 中 大 動 脈 の 動 脈 炎 を 主 徴 とする 原 因 不 明 の 疾 患 である. 臨 床 症 状 はリウマチ 性 多 発 筋 痛 症 の 症 状 を 伴 い 両 者 は 極 めて 近 似 した 疾 患 と 考 えられている. 診 断 と 治 療 との 概 要 を 学 ぶ. 側 頭 動 脈 炎 の 病 態 について 説 明 できる. 側 頭 動 脈 炎 と 鑑 別 すべき 疾 患 について 説 明 できる. 側 頭 動 脈 炎 の 診 断 に 必 要 な 検 査 のオーダーができる. 側 頭 動 脈 炎 の 病 態 について 患 者 や 家 族 に 説 明 できる. 診 断, 検 査 お 治 療 方 針 をリウマチ 専 門 医 や 総 合 内 科 専 門 医 の 指 導 のもとに 説 明 できる. 14.リウマチ 性 多 発 筋 痛 症 リウマチ 性 多 発 筋 痛 症 は, 他 に 原 因 のない 肩, 腰 周 囲 などの 筋 肉 痛 を 起 こす 疾 患 で, 血 液 検 査 で 高 度 の 炎 症 反 応 を 認 めるのが 特 徴 である. 診 断 は, 感 染 症 などを 否 定 しながら 除 外 診 断 にて 総 合 的 に 行 われる. 側 頭 動 脈 炎 とは 極 めて 近 似 した 疾 患 と 考 えられている.プライマリーケア 上, 診 断 と 治 療 との 概 要 を 学 ぶことが 重 要 である. リウマチ 性 多 発 筋 痛 症 の 病 態 について 説 明 できる. 366

リウマチ 性 多 発 筋 痛 症 と 鑑 別 すべき 疾 患 について 説 明 できる. リウマチ 性 多 発 筋 痛 症 の 診 断 に 必 要 な 検 査 のオーダーができる. リウマチ 性 多 発 筋 痛 症 の 病 態 について 患 者 や 家 族 に 説 明 できる. 診 断, 検 査 お 治 療 方 針 をリウマチ 専 門 医 や 総 合 内 科 専 門 医 の 指 導 のもとに 説 明 できる. 類 膠 15. 大 動 脈 炎 症 候 群 高 安 動 脈 炎 大 動 脈 炎 症 候 群 は 大 動 脈,その 主 要 分 枝 や 肺 動 脈 お 冠 動 脈 に 閉 塞 性,あるいは 拡 張 性 病 変 をきたす 原 因 不 明 の 非 特 異 的 大 型 血 管 炎 である. 上 肢 血 管 の 消 失 がくみられるため, 脈 無 し 病 とも 呼 ばれている. 診 断 と 治 療 との 概 要 を 学 ぶ. 大 動 脈 炎 症 候 群 の 病 態 について 説 明 できる. 大 動 脈 炎 症 候 群 と 鑑 別 すべき 疾 患 について 説 明 できる. 大 動 脈 炎 症 候 群 の 診 断 に 必 要 な 検 査 のオーダーができる. 大 動 脈 炎 症 候 群 の 病 態 について 患 者 や 家 族 に 説 明 できる. 診 断, 検 査 お 治 療 方 針 をリウマチ 専 門 医 や 総 合 内 科 専 門 医 の 指 導 のもとに 説 明 できる. 16. 過 敏 性 血 管 炎 過 敏 性 血 管 炎 の 原 因 ( 薬 剤 ), 診 断 お 治 療 の 概 要 を 学 ぶ. 過 敏 性 血 管 炎 の 原 因, 病 態 について 説 明 できる. 過 敏 性 血 管 炎 と 鑑 別 すべき 疾 患 について 説 明 できる. 過 敏 性 血 管 炎 の 診 断 に 必 要 な 検 査 のオーダーができる. 過 敏 性 血 管 炎 の 病 態 について 患 者 や 家 族 に 説 明 できる. 367

診断 検査お治療方針をリウマチ専門医や総合内科専門医の指導のもとに説明できる 再受診や緊急受診が必要な場合を患者や家族に説明できる 17 Schönlein-Henoch 紫斑病 アレルギー性 血管性 紫斑病 膠原病お 類縁疾患 Schönlein-Henoch 紫斑病の診断と治療との概要を学ぶ Ø 医療面接 身体診察 患者あるいは家族から適切に病歴聴取 医療面接 ができる Schönlein-Henoch 紫斑病の病態について説明できる Schönlein-Henoch 紫斑病と鑑別すべき疾患について説明できる Ø 検査 診断 Schönlein-Henoch 紫斑病の診断に必要な検査のオーダーができる 病態に応じた検査の必要性を理解し 選択することができる Ø 治療 リウマチ専門医と連携して 症状に応じた治療法の選択ができる 治療効果の判定ができる Ø 患者への説明お支援 Schönlein-Henoch 紫斑病の病態について患者や家族に説明できる 診断 検査お治療方針をリウマチ専門医や総合内科専門医の指導のもとに説明できる 再受診や緊急受診が必要な場合を患者や家族に説明できる 18 クリオグロブリン血症 クリオグロブリンとは 5 に冷却すると白色沈澱として出現する免疫グロブリン分画の一つで IgG と IgM に属する γ グロブリンである 臨床的には Raynaud 現象や紫斑をきたす 原因不明の本態性と症候性 とに分類される 症候性のものは 多発性骨髄腫 慢性肝疾患 感染症などに続発する 近年 HCV 感染 症が重視されている 診断と治療との概要を学ぶ Ø 医療面接 身体診察 患者あるいは家族から特に輸血歴などを含めて病歴聴取 医療面接 ができる クリオグロブリン血症の原因と病態とについて説明できる クリオグロブリン血症と鑑別すべき疾患について説明できる Ø 検査 診断 クリオグロブリン血症の診断に必要な検査のオーダーができる 病態に応じた検査の必要性を理解し 選択することができる Ø 治療 リウマチ専門医と連携して 症状に応じた治療法の選択ができる 治療効果の判定ができる Ø 患者への説明お支援 クリオグロブリン血症の病態について患者や家族に説明できる 診断 検査お治療方針をリウマチ専門医や総合内科専門医の指導のもとに説明できる 再受診や緊急受診が必要な場合を患者や家族に説明できる 19 リウマチ熱 リウマチ熱の診断と治療との概要を学ぶ Ø 医療面接 身体診察 368

リウマチ 熱 の 病 態 について 説 明 できる. リウマチ 熱 と 鑑 別 すべき 疾 患 について 説 明 できる. リウマチ 熱 の 診 断 に 必 要 な 検 査 のオーダーができる. リウマチ 熱 の 病 態 について 患 者 や 家 族 に 説 明 できる. 診 断, 検 査 お 治 療 方 針 をリウマチ 専 門 医 や 総 合 内 科 専 門 医 の 指 導 のもとに 説 明 できる. 類 膠 20.Sjögren 症 候 群 Sjögren 症 候 群 は 慢 性 唾 液 腺 炎 と 乾 燥 性 角 結 膜 炎 とを 主 徴 とし, 多 彩 な 自 己 抗 体 の 出 現 や 高 ガンマグロブ リン 血 症 をきたす 自 己 免 疫 疾 患 の 一 つである. 診 断 と 治 療 との 概 要 を 学 ぶ. Sjögren 症 候 群 の 病 態 について 説 明 できる. Sjögren 症 候 群 と 鑑 別 すべき 疾 患 について 説 明 できる. Sjögren 症 候 群 の 診 断 に 必 要 な 検 査 のオーダーができる. リウマチ 専 門 医, 眼 科 医 お 耳 鼻 科 医 と 連 携 して, 症 状 に 応 じた 治 療 法 の 選 択 ができる. Sjögren 症 候 群 の 病 態 について 患 者 や 家 族 に 説 明 できる. 診 断, 検 査 お 治 療 方 針 をリウマチ 専 門 医, 総 合 内 科 専 門 医 お 眼 科 医 の 指 導 のもとに 説 明 できる. 21.Behçet 病 Behçet 病 は, 多 臓 器 侵 襲 性 の 難 治 性 の 疾 患 である. 口 腔 粘 膜 のアフタ 性 潰 瘍, 皮 膚 症 状, 眼 のぶどう 膜 炎, 外 陰 部 潰 瘍 を 主 症 状 とし, 急 性 炎 症 性 発 作 を 繰 り 返 すことを 特 徴 とする. 診 断 と 治 療 との 概 要 を 学 ぶ. Behçet 病 の 病 態 について 説 明 できる. Behçet 病 と 鑑 別 すべき 疾 患 について 説 明 できる. Behçet 病 の 診 断 に 必 要 な 検 査 のオーダーができる. リウマチ 専 門 医, 眼 科 医 お 皮 膚 科 医 と 連 携 して, 症 状 に 応 じた 治 療 法 の 選 択 ができる. 369

患 者 への 説 明 と 支 援 Behçet 病 の 病 態 について 患 者 や 家 族 に 説 明 できる. 診 断, 検 査 お 治 療 方 針 をリウマチ 専 門 医, 総 合 内 科 専 門 医 お 眼 科 医 の 指 導 のもとに 説 明 できる. 類 膠 22. 成 人 Still 病 成 人 Still 病 は, 発 熱, 皮 疹, 関 節 炎,リンパ 節 腫 脹, 肝 障 害 お 高 度 の 炎 症 所 見 などを 主 徴 とする 全 身 性 炎 症 性 疾 患 である. 若 年 性 特 発 性 関 節 炎 JI, 若 年 性 関 節 ウマチ JR の 中 で, 発 熱, 皮 疹 など の 全 身 症 状 を 主 徴 とする 病 型 を Still 病 と 呼,これと 病 態 が 類 似 し, 成 人 に 発 症 した 場 合 に 成 人 Still 病 と 呼 ばれる. 除 外 診 断 の 重 要 性 と 治 療 の 要 点 を 学 ぶ. 成 人 Still 病 の 病 態 について 説 明 できる. 成 人 Still 病 と 鑑 別 すべき 疾 患 について 説 明 できる. 成 人 Still 病 の 診 断 に 必 要 な 検 査 のオーダーができる. 成 人 Still 病 の 病 態 について 患 者 や 家 族 に 説 明 できる. 診 断, 検 査 お 治 療 方 針 をリウマチ 専 門 医 や 総 合 内 科 専 門 医 の 指 導 のもとに 説 明 できる. 23. 変 形 性 関 節 症 変 形 性 関 節 症 は 関 節 の 構 成 要 素 の 退 行 変 性 にり, 軟 骨 の 破 壊 と 骨, 軟 骨 の 増 殖 性 変 化 をきたす 疾 患 であ る. 最 も 頻 度 の 高 いリウマチ 性 疾 患 であり, 診 断 と 治 療 方 針 の 要 点 を 学 ぶことが 必 須 である. 年 齢 とともに 増 加 し,60 歳 以 上 になると 膝, 肘, 股 関 節 お 脊 椎 では,80% 以 上 の 人 に 程 度 の 差 はあれ, 認 められる. 遠 位 指 節 間 関 節 DIP の 変 形 性 関 節 症 は Heberden 結 節 と 呼 ばれ, 指 先 の 関 節 の 痛 みと 変 形 がみられる 疾 患 である. 膝 や 股 関 節 では, 進 行 し, 痛 みや 変 形 が 強 い 場 合, 骨 切 り 術 や 人 工 関 節 などの 手 術 の 適 応 となる ため 整 形 外 科 に 紹 介 する 必 要 がある. 変 形 性 関 節 症 の 病 態 について 説 明 できる. 変 形 性 関 節 症 と 鑑 別 すべき 疾 患 について 説 明 できる. 変 形 性 関 節 症 の 診 断 に 必 要 な 検 査 のオーダーができる. リウマチ 専 門 医 や 整 形 外 科 医 と 連 携 して, 症 状 に 応 じた 治 療 法 の 選 択 ができる. 患 者 への 説 明 と 支 援 変 形 性 関 節 症 の 病 態 について 患 者 や 家 族 に 説 明 できる. 診 断, 検 査 お 治 療 方 針 をリウマチ 専 門 医 や 整 形 外 科 医 の 指 導 のもとに 説 明 できる. 370

24. 感 染 性 関 節 炎 ( 細 菌 性 など) 急 性 と 慢 性 に 分 類 され, 前 者 は 細 菌 性 関 節 炎 または 化 膿 性 関 節 炎 と 呼 ばれる. 後 者 はウイルス, 細 菌, 真 菌, 梅 毒 おマイコプラズマなどに 起 因 する 関 節 炎 である. 急 性 細 菌 性 関 節 炎 はその 多 くが 黄 色 ブドウ 球 菌 に 起 因 するものであり, 外 傷 や 手 術 などから 血 行 性, 伝 播 性 に 感 染 する. 細 菌 性 関 節 炎 であれば, 原 因 菌 に 感 受 性 のある 抗 菌 薬 の 速 やかな 投 与 が 治 療 の 原 則 である. 診 断 と 治 療 との 概 略 を 学 ぶ. 感 染 性 関 節 炎 の 病 態 について 説 明 できる. 感 染 性 関 節 炎 と 鑑 別 すべき 疾 患 について 説 明 できる. 感 染 性 関 節 炎 の 診 断 に 必 要 な 検 査 のオーダーができる. リウマチ 専 門 医, 感 染 症 専 門 医 お 整 形 外 科 医 と 連 携 して, 症 状 に 応 じた 治 療 法 の 選 択 ができる. 感 染 性 関 節 炎 の 病 態 について 患 者 や 家 族 に 説 明 できる. 診 断, 検 査 お 治 療 方 針 をリウマチ 専 門 医, 感 染 症 専 門 医 お 整 形 外 科 医 の 指 導 のもとに 説 明 でき る. 類 膠 25. 結 晶 性 関 節 炎 ( 痛 風 偽 痛 風 ) 結 晶 性 関 節 炎 ( 痛 風 偽 痛 風 )の 診 断 と 治 療 との 概 略 を 学 ぶ. 痛 風 偽 痛 風 の 病 態 について 説 明 できる. 痛 風 偽 痛 風 と 鑑 別 すべき 疾 患 について 説 明 できる. 痛 風 偽 痛 風 の 診 断 に 必 要 な 検 査 のオーダーができる. 痛 風 偽 痛 風 の 病 態 について 患 者 や 家 族 に 説 明 できる. 診 断, 検 査 お 治 療 方 針 をリウマチ 専 門 医 や 総 合 内 科 専 門 医 の 指 導 のもとに 説 明 できる. 26. 線 維 筋 痛 症 身 体 の 広 範 囲 に 強 い 痛 みを 起 こす 原 因 不 明 の 疾 患 である. 検 査 をしてもほとんど 異 常 がなく, 我 が 国 の 医 療 機 関 では 十 分 に 治 療 されることが,まだ 少 ない 疾 患 である.しかし,ほとんどの 患 者 は 関 節 リウマチなど を 心 配 して 受 診 することが 多 く, 最 近 はリウマチ 専 門 医 の 間 で 関 心 がもたれ, 我 が 国 でも 決 して 稀 な 疾 患 で はないことが 分 かってきた. 診 断 と 治 療 方 針 との 概 略 を 学 ぶ. 371

類 膠 線 維 筋 痛 症 の 病 態 について 説 明 できる. 線 維 筋 痛 症 と 鑑 別 すべき 疾 患 について 説 明 できる. 線 維 筋 痛 症 の 診 断 に 必 要 な 検 査 のオーダーができる. リウマチ 専 門 医 や 精 神 科 医 と 連 携 して, 症 状 に 応 じた 治 療 法 の 選 択 ができる. 線 維 筋 痛 症 の 病 態 について 患 者 や 家 族 に 説 明 できる. 診 断, 検 査 お 治 療 方 針 をリウマチ 専 門 医, 精 神 科 医 や 総 合 内 科 専 門 医 の 指 導 のもとに 説 明 できる. 再 受 診 が 必 要 な 場 合 を 患 者 や 家 族 に 説 明 できる. 27. 慢 性 疲 労 症 候 群 慢 性 疲 労 症 候 群 の 診 断 と 治 療 方 針 との 概 略 を 学 ぶ. 慢 性 疲 労 症 候 群 の 病 態 について 説 明 できる. 慢 性 疲 労 症 候 群 と 鑑 別 すべき 疾 患 について 説 明 できる. 慢 性 疲 労 症 候 群 の 診 断 に 必 要 な 検 査 のオーダーができる. リウマチ 専 門 医 や 精 神 科 医 と 連 携 して, 症 状 に 応 じた 治 療 法 の 選 択 ができる. 慢 性 疲 労 症 候 群 の 病 態 について 患 者 や 家 族 に 説 明 できる. 診 断, 検 査 お 治 療 方 針 をリウマチ 専 門 医, 精 神 科 医 や 総 合 内 科 専 門 医 の 指 導 のもとに 説 明 できる. 再 受 診 が 必 要 な 場 合 を 患 者 や 家 族 に 説 明 できる. 28. 強 直 性 脊 椎 炎 強 直 性 脊 椎 炎 は, 頸 部, 背 部, 腰 殿 部, 時 に 手 足 の 関 節 の 痛 みやこわばりで 始 まり,これらの 部 位 が 次 第 に 動 かなくなる 慢 性 の 疾 患 である.HL-B27 関 連 の 血 清 反 応 陰 性 脊 椎 炎 の 代 表 疾 患 である. 診 断 と 治 療 と の 概 略 を 学 ぶ. 強 直 性 脊 椎 炎 の 病 態 について 説 明 できる. 強 直 性 脊 椎 炎 と 鑑 別 すべき 疾 患 について 説 明 できる. 強 直 性 脊 椎 炎 の 診 断 に 必 要 な 検 査 のオーダーができる. 372

強 直 性 脊 椎 炎 の 病 態 について 患 者 や 家 族 に 説 明 できる. 診 断, 検 査 お 治 療 方 針 をリウマチ 専 門 医 の 指 導 のもとに 説 明 できる. 再 受 診 が 必 要 な 場 合 を 患 者 や 家 族 に 説 明 できる. 29. 反 応 性 関 節 炎 Reiter 症 候 群 反 応 性 関 節 炎 の 診 断 と 治 療 の 概 略 を 学 ぶ. 反 応 性 関 節 炎 の 病 態 について 説 明 できる. 反 応 性 関 節 炎 と 鑑 別 すべき 疾 患 について 説 明 できる. 反 応 性 関 節 炎 の 診 断 に 必 要 な 検 査 のオーダーができる. 反 応 性 関 節 炎 の 病 態 について 患 者 や 家 族 に 説 明 できる. 診 断, 検 査 お 治 療 方 針 をリウマチ 専 門 医 の 指 導 のもとに 説 明 できる. 再 受 診 が 必 要 な 場 合 を 患 者 や 家 族 に 説 明 できる. 類 膠 30. 乾 癬 性 関 節 炎, 掌 蹠 膿 疱 症 性 関 節 炎 乾 癬 性 関 節 炎, 掌 蹠 膿 疱 症 性 関 節 炎 の 診 断 と 治 療 との 概 略 を 学 ぶ. 乾 癬 性 関 節 炎, 掌 蹠 膿 疱 症 性 関 節 炎 の 病 態 について 説 明 できる. 乾 癬 性 関 節 炎, 掌 蹠 膿 疱 症 性 関 節 炎 と 鑑 別 すべき 疾 患 について 説 明 できる. 乾 癬 性 関 節 炎, 掌 蹠 膿 疱 症 性 関 節 炎 の 診 断 に 必 要 な 検 査 のオーダーができる. リウマチ 専 門 医 や 皮 膚 科 医 と 連 携 して, 症 状 に 応 じた 治 療 法 の 選 択 ができる. 乾 癬 性 関 節 炎, 掌 蹠 膿 疱 症 性 関 節 炎 の 病 態 について 患 者 や 家 族 に 説 明 できる. 診 断, 検 査, 治 療 方 針 をリウマチ 専 門 医 や 皮 膚 科 医 の 指 導 のもとに 説 明 できる. 再 受 診 が 必 要 な 場 合 を 患 者 や 家 族 に 説 明 できる. 31.Weber-Christian 病 Weber-Christian 病 は, 原 因 が 不 明 で, 体 内 脂 肪 組 織 まで 侵 される 事 のある 皮 下 脂 肪 組 織 炎 である.その 臨 床 的 特 徴 から 再 発 性 発 熱 性 非 化 膿 性 結 節 性 皮 下 脂 肪 識 炎 とも 呼 ばれている. 診 断 と 治 療 との 概 略 を 学 ぶ. 373

類 膠 Weber-Christian 病 の 病 態 について 説 明 できる. Weber-Christian 病 と 鑑 別 すべき 疾 患 について 説 明 できる. Weber-Christian 病 の 診 断 に 必 要 な 検 査 のオーダーができる. リウマチ 専 門 医 や 皮 膚 科 医 と 連 携 して, 症 状 に 応 じた 治 療 法 の 選 択 ができる. Weber-Christian 病 の 病 態 について 患 者 や 家 族 に 説 明 できる. 診 断, 検 査, 治 療 方 針 をリウマチ 専 門 医, 総 合 内 科 専 門 医 お 皮 膚 科 医 の 指 導 のもとに 説 明 できる. 32. 再 発 性 多 発 軟 骨 炎 再 発 性 多 発 軟 骨 炎 の 診 断 と 治 療 との 概 略 を 学 ぶ. 再 発 性 多 発 軟 骨 炎 の 病 態 について 説 明 できる. 再 発 性 多 発 軟 骨 炎 と 鑑 別 すべき 疾 患 について 説 明 できる. 再 発 性 多 発 軟 骨 炎 の 診 断 に 必 要 な 検 査 のオーダーができる. リウマチ 専 門 医 や 呼 吸 器 専 門 医 と 連 携 して, 症 状 に 応 じた 治 療 法 の 選 択 ができる. 再 発 性 多 発 軟 骨 炎 の 病 態 について 患 者 や 家 族 に 説 明 できる. 診 断, 検 査, 治 療 方 針 をリウマチ 専 門 医, 総 合 内 科 専 門 医 お 呼 吸 器 専 門 医 の 指 導 のもとに 説 明 でき る. 374