新 潟 観 光 の 現 状 と 今 後 の 施 策 に 関 する 一 考 察 2 12 年 11 月 2 日 日 本 銀 行 新 潟 支 店 要 旨 新 潟 は 食 および 温 泉 という 人 々が 観 光 の 目 的 として 特 に 重 視 すると されている2つの 観 光 資 源 において 恵 まれ 地 域 である これに 対 し 観 光 客 の 取 り 込 みに 関 するいくつかの 指 標 を 分 析 すると 当 の 観 光 については 全 体 として 厳 しい 状 況 にある すなわち 恵 まれ 観 光 資 源 を 必 ずしも 活 かし 切 れていないと 思 わ れる 新 潟 の 観 光 を 活 性 化 していくことは 内 経 済 の 活 性 化 にも 資 する 大 事 なことで ある このめに 例 えば 1 食 と 温 泉 それぞれの 魅 力 を 高 める 2これら 2つの 観 光 資 源 を 繋 げ 魅 力 の 相 乗 効 果 を 実 現 する あるいは3 内 観 光 地 間 およ び 内 外 観 光 地 間 で 連 携 する といっ 視 点 で 施 策 に 取 り 組 むことが 有 効 になり 得 ると 考 えられる 新 潟 の 観 光 資 源 観 光 客 が 観 光 目 的 として 重 視 しているポイントは まず 食 続 いて 温 泉 と 言 わ % 7 6.4 6 5 4 3 2 1 れている これを 新 潟 についてみると 食 に 関 しては コシヒカリを 中 心 に 相 応 のブランド 力 を 有 している 実 際 新 潟 のイメージに 関 するアンケート 結 果 によると コシヒカ リの 好 感 度 は 高 いほか これに 連 動 して 食 事 が 美 味 しいイメージも 定 着 している ま 温 泉 については 北 海 道 や 長 野 に 次 いで 全 国 有 数 の 温 泉 地 を 有 している この ように 当 は 食 および 温 泉 という 観 光 資 源 において 恵 まれ 地 域 である 図 表 1 図 表 1 観 光 目 的 全 国 と 新 潟 の 観 光 資 源 < 観 光 目 的 として 重 視 するポイント> 全 国 54.2 42.4 32.1 2.9 食 温 泉 自 然 景 観 文 化 的 な 自 然 体 験 名 所 旧 跡 コシヒカリ 佐 渡 島 田 中 角 栄 朱 鷺 トキ 上 越 新 幹 線 < 食 > < 温 泉 > 新 潟 のイメージ 2 4 6 8 1 2 比 率 :1 位 =1 18 食 事 が 美 味 しいイメージの 都 道 府 北 海 道 16 大 阪 府 14 福 岡 新 潟 京 都 府 12 東 京 都 1 1 2 3 4 5 6 % 1 箇 所 28 263 26 24 22 23 153 138 129 北 海 道 長 野 新 潟 福 島 青 森 資 料 出 所 観 光 庁 観 光 地 の 魅 力 向 上 に 向 け 評 価 手 法 調 査 事 業 報 告 書 goo ランキング HP 新 潟 といえば 浮 かぶことランキング 株 式 会 社 ブランド 総 合 研 究 所 地 域 ブランド 調 査 29 日 本 温 泉 総 合 研 究 所 HP 温 泉 地 数 都 道 府 ベスト 1 21 年 度
新 潟 観 光 の 現 状 これに 対 し 観 光 客 の 取 り 込 みに 関 するいくつかの 指 標 を 分 析 すると 当 の 観 光 につ いては 全 体 として 厳 しい 状 況 にあることが 判 る すなわち 食 温 泉 という 恵 ま れ 観 光 資 源 を 必 ずしも 活 かし 切 れていないと 考 えられる まず 新 潟 は 観 光 入 込 客 数 では 比 較 的 全 国 上 位 に 位 置 しているものの 国 内 旅 行 人 気 ランキングでは 上 位 2 位 以 内 にも 入 っていない 図 表 2 図 表 2 観 光 入 込 客 数 都 道 府 別 ランキング21 年 度 ビジネス 目 的 の 来 訪 を 除 く 百 万 人 回 42 2 15 1 5 95 79 72 59 46 国 内 旅 行 人 気 ランキング 順 位 都 道 府 順 位 都 道 府 1 沖 縄 6 大 阪 府 2 北 海 道 7 神 奈 川 3 京 都 府 8 長 野 4 東 京 都 9 愛 知 5 千 葉 1 広 島 36 31 27 26 東 京 都 千 葉 愛 知 兵 庫 静 岡 北 海 道 岐 阜 長 野 新 潟 群 馬 注 上 図 は 統 計 に 反 映 されている 全 国 34 都 道 のランキング 未 反 映 の 府 は 秋 田 福 島 茨 城 栃 木 埼 玉 神 奈 川 21 位 以 下 新 潟 福 井 滋 賀 京 都 府 大 阪 府 福 岡 佐 賀 長 崎 海 外 客 は 統 計 上 の 制 約 から 宿 泊 客 のみカウント 資 料 出 所 観 光 庁 共 通 基 準 による 観 光 入 込 客 統 計 地 球 の 歩 き 方 HP 212 年 はココに 行 きい! 国 内 ま いわゆる リピーター 率 が 全 国 平 均 と 比 べて 低 位 にある 具 体 的 には ウィ ンタースポーツを 目 的 とし 観 光 客 等 の 増 加 が 例 年 期 待 される 冬 季 においても 全 国 平 均 と 比 べて 1 割 も 低 い 図 表 3 このほか 居 住 地 別 の 観 光 入 込 客 数 ウェイトをみると 内 客 のウェイトが 高 く 消 費 額 単 価 の 高 い 海 外 客 や 外 客 の 取 り 込 みが 十 分 に 行 えてい ない 図 表 4 % 7 6 5 4 3 2 1 図 表 3リピーター 率 図 表 4 居 住 地 別 観 光 入 込 客 数 ウェイト 21 年 度 ビジネス 目 的 の 来 訪 を 除 く 67.6 全 国 平 均 57.4 冬 季 1%P 新 潟 44.5 全 季 23%P 注 新 潟 は 宿 泊 客 のみを 調 査 対 象 としている 一 方 全 国 は 宿 泊 客 日 帰 り 客 ともに 調 査 対 象 としている 点 に 留 意 する 必 要 がある 資 料 出 所 新 潟 平 成 22 年 度 新 潟 観 光 地 満 足 度 調 査 報 告 書 概 要 版 観 光 庁 観 光 地 の 魅 力 向 上 に 向 け 評 価 手 法 調 査 事 業 報 告 書 % 6 5 4 3 2 1 2 4.2 新 潟 - 全 国 右 目 盛 全 国 左 目 盛 新 潟 における 観 光 消 費 額 単 価 千 円 内 客 8 外 客 17 海 外 客 9.4 3.8 内 海 外 外 新 潟 左 目 盛 %P 6 注 全 国 は 34 都 道 の 合 計 未 反 映 の 府 は 図 表 2と 同 海 外 客 は 統 計 上 の 制 約 から 宿 泊 客 のみカウント 資 料 出 所 観 光 庁 共 通 基 準 による 観 光 入 込 客 統 計 4 2-2 -4-6
観 光 業 者 サイドの 見 方 も 総 じて 慎 重 である すなわち 新 潟 企 業 短 期 経 済 観 測 調 査 短 観 において 観 光 動 向 の 影 響 を 強 く 受 ける 宿 泊 飲 食 サービス 業 の 業 況 感 を 確 認 す ると 各 種 イベント 効 果 が 顕 現 化 し 時 期 を 除 いて 総 じて 全 国 を 下 回 って 推 移 している 29 年 の 後 半 に 全 国 を 上 回 っているほか 212 年 の 夏 場 に 全 国 並 みとなっている 図 表 5 この 時 の 内 におけるイベントを 確 認 すると 29 年 には NHKの 大 河 ドラマ 天 地 人 放 映 に 加 え 国 体 や 新 潟 デスティネーションキャンペーン 212 年 には 大 地 の 芸 術 祭 や 高 校 総 体 が 実 施 まは 開 催 されている 図 表 6 良 い - 悪 い %P %P 6 全 国 2 左 目 盛 5 4 4 3 6 新 潟 2 左 目 盛 8 1 1 12 14 16 18 図 表 5 業 況 判 断 D.I. 宿 泊 飲 食 サービス 業 図 表 6イベントの 概 要 新 潟 - 全 国 右 目 盛 2 8/3 月 9 9/3 9 1/3 9 11/3 9 12/3 9 資 料 出 所 日 本 銀 行 全 国 企 業 短 期 経 済 観 測 調 査 1 2 3 4 日 本 銀 行 新 潟 支 店 新 潟 企 業 短 期 経 済 観 測 調 査 結 果 イヘ ント 概 要 5 実 施 期 間 6 結 果 NHK 大 河 ト ラマ 天 地 人 放 映 主 人 公 直 江 兼 続 が 幼 尐 期 を 過 ごし 南 魚 沼 市 がドラマ 初 期 の 舞 台 新 潟 テ スティネーション キャンヘ ーンDC JRグループと 新 潟 の 自 治 体 が 協 同 で 行 う 観 光 キャンペーン 実 施 期 間 1/4~11/22 日 9/26~1/6 日 1/1~12/31 日 結 果 イヘ ント 概 要 経 済 波 及 効 果 約 24 億 円 当 店 試 算 大 地 の 芸 術 祭 越 後 妻 有 地 域 の 里 山 を 舞 台 に3 年 に 1 度 開 催 される 国 際 芸 術 祭 7/29~9/17 日 芸 術 祭 客 数 48 万 人 前 回 比 +3% 29 年 トキめき 新 潟 国 体 45 年 振 りに 新 潟 での 開 催 となっ 国 民 体 育 大 会 212 年 9/4Q 内 観 光 客 数 前 年 比 +7.2% 212 北 信 越 かがやき 総 体 新 潟 を 含 む 北 信 越 地 域 5 で 開 催 し 高 校 総 体 7/28~8/2 日 資 料 出 所 日 本 銀 行 新 潟 支 店 新 潟 内 における 天 地 人 放 映 に 伴 う 経 済 波 及 効 果 十 日 町 市 観 光 交 流 課 新 潟 平 成 21 年 度 新 潟 観 光 動 態 の 概 要 因 みに 前 述 のリピーター 率 および 居 住 地 別 の 観 光 客 数 ウェイトを 仮 に 全 国 平 均 まで 向 上 させることができ 場 合 の 新 潟 内 の 観 光 消 費 額 への 寄 与 を 試 算 すると 大 幅 に 増 加 改 善 すること 特 に リピーター 率 の 向 上 による 増 加 寄 与 が 大 きいことが 見 てとれ る 図 表 7 詳 細 は 別 紙 図 表 7リピーター 率 等 向 上 の 内 観 光 消 費 額 への 寄 与 試 算 1 2 1+2 観 光 消 費 額 増 加 率 71% 5% 8% < 試 算 パターン> 1 新 規 客 数 一 定 のもとで リピーター 率 を 全 国 並 みに 引 き 上 げ 国 内 客 数 増 加 2 居 住 地 別 の 消 費 額 単 価 および 全 体 の 観 光 客 数 が 一 定 のもとで 居 住 地 別 の 観 光 客 数 ウェイト を 全 国 並 みに 調 整 内 客 減 尐 外 客 海 外 客 増 加 1+2 リピーター 率 を 上 昇 1させ 後 に 観 光 客 数 ウェイト2を 調 整 し 場 合 3
今 後 の 施 策 に 関 する 一 考 察 新 潟 の 観 光 を 活 性 化 することは 新 潟 経 済 の 活 性 化 にも 資 する 大 事 なことである 当 の 観 光 について 前 述 のような 現 状 があるもとで 例 えば 次 のような 視 点 で 施 策 に 取 り 組 むことが 有 効 になり 得 るのではないかと 考 えられる 1 食 と 温 泉 それぞれの 魅 力 を 高 める 食 に 関 しては コシヒカリ 以 外 にも 地 元 ならでは のブランド 農 産 品 等 を 積 極 的 に 提 供 することで 食 の 魅 力 を 拡 がりをもって 伝 えることに 繋 がると 思 われる こ の 点 現 在 認 知 度 が 低 い 状 況 にある 内 ブランド 農 産 品 図 表 8をより 売 り 込 んで いくことが 考 えられるのではないか ま 温 泉 については 人 気 温 泉 の 選 択 理 由 をみると 街 の 雰 囲 気 や 自 然 といっ 効 能 や 泉 質 以 外 の 点 が 重 要 であることが 判 り ヒントになると 考 えられる 図 表 8 例 えば 熊 本 の 黒 川 温 泉 では 雰 囲 気 の 良 さ を 打 ち 出 す 取 り 組 みを 行 ってきとされ こうし 事 例 は 参 考 になると 思 われる 図 表 8 食 温 泉 の 魅 力 向 上 1% 8% 6% 4% 2% % 74.3 75.2 76.8 25.7 24.8 23.2 い 越 ち 後 ご 姫 知 らない ル 西 洋 レ な ク し チ ェ < 食 > < 温 泉 > < 首 都 圏 における 内 ブランド 農 産 品 の 認 知 度 211 年 > < 人 気 温 泉 地 ランキング> 知 っている に い が 茶 豆 82.1 17.9 に い が 和 牛 票 2,5 2, 1,5 1, 5 箱 根 神 奈 川 新 潟 の 温 泉 地 は ランク 外 由 布 院 大 分 草 津 群 馬 登 別 北 海 道 別 府 大 分 道 後 愛 媛 黒 川 熊 本 指 宿 鹿 児 島 城 崎 兵 庫 1986 年 1987 年 2 年 宿 泊 し 宿 以 外 の 宿 の 露 天 風 呂 も 楽 しめる ように 各 旅 館 が 露 天 風 呂 を 設 置 し 来 訪 客 がそれを 周 ることがで きるシステムを 導 入 温 泉 以 外 周 辺 の 観 光 手 頃 な 料 金 統 一 し 看 板 の 設 置 を 開 始 街 の 雰 囲 気 8 6 4 2 自 然 交 通 の 便 下 呂 岐 阜 効 能 や 泉 質 まちづくり 協 定 締 結 により 周 辺 の 景 観 に 統 一 感 を 持 せ 高 さ 制 限 や 色 等 に 配 慮 資 料 出 所 新 潟 新 潟 夢 おこし 政 策 プラン 推 進 のめの 首 都 圏 調 査 株 式 会 社 リクルートライフスタイルじゃらんリサーチ センター じゃらん 人 気 温 泉 地 ランキング 212 観 光 庁 地 域 いきいき 観 光 まちづくり 29 選 択 理 由 トップ3 平 均 < 黒 川 温 泉 における 湯 めぐり そぞろ 歩 きの 観 光 整 備 事 例 > 4
2 食 と 温 泉 を 繋 げ 魅 力 の 相 乗 効 果 を 実 現 する 食 と 温 泉 を 繋 げる 取 り 組 みとして 新 潟 では 既 に 温 泉 旅 館 において 地 元 食 材 を 使 用 しスイーツを 提 供 する 宿 カフェ 等 が 実 施 されており 魅 力 の 相 乗 効 果 に 繋 がるものと 考 えられる このほか 全 国 各 地 で 実 施 されている 温 泉 と 食 や 自 然 散 策 などの 活 動 を 組 み 合 わせる オンパク 温 泉 泊 覧 会 のような 成 功 事 例 なども 参 考 とな るのではないか 図 表 9 図 表 9 観 光 資 源 間 を 繋 げる 取 り 組 み < 新 潟 での 食 と 温 泉 を 繋 げ 取 り 組 み> < オンパク 温 泉 泊 覧 会 について> 企 画 内 容 宿 カフェスイーツ 巡 り 各 旅 館 において 女 将 がプロデュースし 新 潟 の 旬 の 食 材 や 季 節 のフルーツを 使 っス イーツを 提 供 する 企 画 秋 のスイーツ 巡 り 内 の 各 温 泉 旅 館 等 で 旬 な 果 物 や 特 産 物 を 使 っスイーツを 提 供 するイベント 今 年 で4 年 目 の 企 画 で 212 年 の 実 施 期 間 は 9/15~ 11/3 日 にいが 朝 ごはんプロジェクト 内 の 各 温 泉 旅 館 等 で 地 域 毎 に 特 色 あるお かずと 地 元 コシヒカリを 使 っ 朝 ごはん を 宿 泊 客 にふるまうプロジェクト 211 年 秋 にス タートし 今 年 で2 年 目 参 加 地 域 月 岡 温 泉 内 14 地 域 内 21 地 域 144 軒 オンパク 温 泉 泊 覧 会 とは 温 泉 街 で 行 われる 温 泉 を 中 心 とし 地 域 活 性 化 イベント プログ ラムと 呼 ばれる 小 規 模 体 験 交 流 型 イベントを 沢 山 集 めて 短 期 間 に 開 催 することが 特 徴 北 海 道 函 館 市 岡 山 総 社 市 福 島 いわき 市 福 岡 久 留 米 市 参 加 地 域 長 野 諏 訪 地 域 大 分 別 府 市 イベント 例 石 川 七 尾 市 宮 崎 都 城 市 静 岡 熱 海 市 沖 縄 コザ 地 域 大 分 別 府 市 三 十 三 代 続 く 旧 家 の 田 んぼで 田 植 え 日 本 の 棚 田 百 選 内 成 棚 田 での 田 植 え 体 験 田 植 え 体 験 後 は 地 元 産 食 材 を 使 用 し 田 舎 ごはん を 堪 能 長 野 諏 訪 地 区 塩 尻 ワインお 楽 しみツアー ワイン 用 ブドウの 収 穫 体 験 やワイナリー 見 学 を 行 っ 後 夜 景 を 見 ながら 塩 尻 ワインのテイスティング 食 事 会 を 実 施 資 料 出 所 月 岡 温 泉 観 光 協 会 HP 新 潟 旅 館 ホテル 組 合 HP ジャパン オンパク 公 式 HP のほかオンパク 参 加 地 域 の HP 等 3 内 観 光 地 間 および 内 外 観 光 地 間 で 連 携 する 繋 げる という 観 点 では 観 光 資 源 間 だけでなく 地 域 間 を 繋 げるめの 取 り 組 みも 観 光 客 の 満 足 度 を 向 上 させり 効 率 的 な 周 遊 手 段 を 確 保 するなどの 観 点 からは 有 効 と 考 えられる 現 在 行 われている 取 り 組 みとしては 新 幹 線 駅 からの 二 次 交 通 手 段 として 新 潟 駅 長 岡 駅 越 後 湯 沢 駅 を 発 着 場 所 とするバス 等 との 連 結 が 行 われている 図 表 1 内 各 地 を 繋 ぐという 観 点 からは こうし 二 次 交 通 周 遊 観 光 バス タクシー 等 をさ らに 充 実 させていくことも 外 からの 主 要 顧 客 である 首 都 圏 客 に 対 する 利 便 性 確 保 の 面 で 有 効 と 思 われる 図 表 11 ま 外 との 連 携 については 既 に 一 部 で 実 施 されているように 214 年 度 の 北 陸 新 幹 線 開 通 を 展 望 し 他 を 含 め 広 域 観 光 圏 作 りなどが 考 えられる 図 表 12 5
図 表 1 新 潟 主 要 温 泉 地 と 鉄 道 路 線 図 と 二 次 交 通 図 表 11 満 足 度 の 高 い 観 光 客 が 旅 行 先 で 体 験 しこと 温 泉 地 佐 渡 航 路 上 越 新 幹 線 新 幹 線 駅 在 来 線 北 陸 新 幹 線 予 定 < 新 幹 線 駅 からの 二 次 交 通 > 新 潟 駅 発 新 潟 市 観 光 循 環 バス ドカベン 犬 夜 叉 号 にいが 観 光 ツアーバス めぐ るん 号 ニイガタ 検 定 合 格 ドライバーが 案 内 する 観 光 タクシープラン % 1 8 6 4 2 93 89 84 82 8 長 岡 駅 発 目 そ 予 旅 状 暑 効 てんこもり 号 で 巡 るバスの 旅 迷 的 の 定 行 況 さ 率 わ の 旅 通 の に や 的 タクシーで 廻 る 長 岡 の 旅 ず 観 が 行 り 行 応 雨 に 光 達 の に 程 じ な を 観 ど ス 成 目 行 全 ど 回 光 越 後 湯 沢 駅 発 り ポ で 的 動 般 対 気 れ ス 着 ッ き で と 応 候 ポ 日 帰 り 観 光 バス 乗 らっしゃい! け ト テ き し が ッ こころ 号 等 ー て で 天 ト に マ き 候 等 の 資 料 出 所 株 式 会 社 リクルートライフスタイル 注 新 潟 内 の 観 光 協 会 HP 等 における 交 通 情 報 等 から 把 握 でき 一 部 を 抜 粋 じゃらんリサーチセンター 旅 行 検 討 実 施 プロセスにおける 情 報 接 触 調 査 211 年 図 表 12 北 陸 新 幹 線 沿 線 都 市 との 広 域 観 光 連 携 の 推 進 新 幹 線 まちづくり 推 進 上 越 区 域 連 携 会 議 取 組 内 容 参 加 団 体 実 施 スケジュール 新 幹 線 停 車 駅 のある 自 治 体 との 連 携 による 広 域 的 な 周 遊 ルートの 創 出 や 観 光 情 報 の 相 互 発 信 共 同 キャンペーンの 実 施 による 周 遊 型 観 光 客 の 誘 客 隣 の 空 港 を 利 用 しイ ンバウンドの 活 性 化 新 潟 上 越 市 上 越 観 光 コンベ ンション 協 会 富 山 高 岡 市 富 山 市 黒 部 市 石 川 金 沢 市 長 野 長 野 市 上 田 市 群 馬 高 崎 市 取 組 時 期 211 年 度 212~214 年 度 開 業 後 周 遊 ルート 情 報 発 信 キャンペーン 検 討 PR 情 報 発 信 等 の 具 体 的 アクション 以 上 6
観 光 消 費 額 増 加 率 の 試 算 結 果 別 紙 新 潟 に 訪 れる 観 光 客 の1リピーター 率 および2 居 住 地 別 の 観 光 客 数 ウェイトを 全 国 平 均 まで 向 上 させることができ 場 合 における 新 潟 内 の 観 光 消 費 額 を 試 算 し その 結 果 新 潟 内 の 観 光 消 費 額 は 現 状 21 年 度 と 比 較 して 1を 改 善 し 場 合 では+71% 2を 改 善 し 場 合 では+5% 1と2を 両 方 改 善 し 場 合 では+8% 増 加 する 特 に リピーター 率 の 向 上 による 増 加 寄 与 が 大 きい 現 状 21 年 度 内 外 海 外 合 計 内 外 観 光 客 数 実 人 数 千 人 回 14,357 12,44 32 26,793 リピーター 客 数 6,389 5,52 消 費 額 単 価 円 / 人 回 8,27 17,56 89,559 12,41 新 規 客 数 7,968 6,884 観 光 消 費 額 百 万 円 117,828 211,563 2,866 332,256 合 計 14,357 12,44 居 住 地 別 ウェイト% 53.6 46.3.1 1. リピーター 率 % 44.5 1リピーター 率 調 整 新 規 客 数 一 定 リピーター 客 数 増 加 内 外 海 外 合 計 内 外 観 光 客 数 実 人 数 千 人 回 24,593 21,248 32 45,873 リピーター 客 数 16,625 14,363 消 費 額 単 価 円 / 人 回 8,27 17,56 89,559 12,362 新 規 客 数 7,968 6,884 観 光 消 費 額 百 万 円 21,835 362,399 2,866 567,1 合 計 24,593 21,248 居 住 地 別 ウェイト% 53.6 46.3.1 1. < 観 光 消 費 額 増 加 率 > リピーター 率 % 67.6 71% 2 居 住 地 別 観 光 客 数 ウェイト 調 整 内 客 減 少 外 客 海 外 客 増 加 内 外 海 外 合 計 内 外 観 光 客 数 実 人 数 千 人 回 13,236 13,423 134 26,793 リピーター 客 数 5,89 5,973 消 費 額 単 価 円 / 人 回 8,27 17,56 89,559 13,47 新 規 客 数 7,346 7,45 観 光 消 費 額 百 万 円 18,626 228,948 11,998 349,571 合 計 13,236 13,423 居 住 地 別 ウェイト% 49.4 5.1.5 1. < 観 光 消 費 額 増 加 率 > リピーター 率 % 44.5 5% 1+2 内 外 海 外 合 計 内 外 観 光 客 数 実 人 数 千 人 回 22,661 22,982 229 45,873 リピーター 客 数 15,319 15,536 消 費 額 単 価 円 / 人 回 8,27 17,56 89,559 13,47 新 規 客 数 7,342 7,446 観 光 消 費 額 百 万 円 185,979 391,984 2,542 598,55 合 計 22,661 22,982 居 住 地 別 ウェイト% 49.4 5.1.5 1. < 観 光 消 費 額 増 加 率 > リピーター 率 % 67.6 8% 注 1+2の 観 光 消 費 額 増 加 率 は リピーター 率 を 上 昇 1させ 後 に 観 光 客 数 ウェイトを 調 整 2し 場 合 の 結 果