資 料 3-5-1 関 東 地 方 整 備 局 ( 再 評 価 ) 事 業 評 価 監 視 委 員 会 ( 平 成 25 年 度 第 6 回 ) 一 般 国 道 51 号 大 栄 拡 幅 平 成 25 年 10 月 17 日 国 土 交 通 省 関 東 地 方 整 備 局
目 次 1. 位 置 図 1 2. 事 業 の 目 的 と 計 画 の 概 要 2 3. 事 業 進 捗 の 状 況 5 4. 事 業 の 必 要 性 に 関 する 視 点 7 5. 費 用 対 効 果 11 6. 事 業 進 捗 の 見 込 みの 視 点 13 7. 今 後 の 対 応 方 針 ( 原 案 ) 14
1. 位 置 図 栃 木 県 群 馬 県 茨 城 県 一 般 国 道 51 号 ( 大 栄 拡 幅 )4 長 野 県 埼 玉 県 山 梨 県 東 京 都 神 奈 川 県 : 再 評 価 1 事 業 採 択 後 3 年 以 上 経 過 した 時 点 で 未 着 工 2 事 業 採 択 後 5 年 以 上 を 経 過 した 時 点 で 継 続 中 の 事 業 3 準 備 計 画 段 階 で3 年 間 が 経 過 している 事 業 4 再 評 価 実 施 後 3 年 間 が 経 過 している 事 業 5 社 会 情 勢 の 変 化 等 により 再 評 価 の 実 施 の 必 要 が 生 じた 事 業 : 事 後 評 価 千 葉 県 1
2. 事 業 の 目 的 と 計 画 の 概 要 国 道 51 号 現 道 拡 幅 ( 千 葉 ~ 香 取 ) 全 体 事 業 の 概 要 千 葉 県 内 の 国 道 51 号 は 千 葉 中 央 区 から 茨 城 県 境 ( 水 郷 大 橋 )に る 延 長 約 53kmで 拡 幅 事 業 を 中 心 に 整 備 してきた 国 道 51 号 の 拡 幅 事 業 は 交 通 混 雑 の 緩 和 と 交 通 安 全 の 確 保 を 目 的 に 昭 和 40 年 代 前 半 より 順 次 事 業 化 し 整 備 を 実 施 中 4/4 供 用 中 L=3.8km 北 千 葉 拡 幅 L=7.6km 事 業 中 L=3.8km 事 業 中 L=0.2km 成 拡 幅 L=5.8km 4/4 供 用 中 L=4.6km 408 寺 台 事 業 中 L=1.0km 東 金 山 大 栄 拡 幅 L=1.5km 事 業 中 356 再 評 価 対 象 区 間 大 栄 IC 桜 権 現 前 ( 仮 香 西 ) ( 仮 ) 前 与 倉 51 潮 来 296 不 動 橋 成 JCT 295 成 IC 富 里 IC 新 空 港 IC 千 葉 北 IC 宮 城 野 JCT 四 街 道 IC 酒 々 井 IC 16 穴 川 IC 佐 倉 IC 296 14 千 葉 貝 塚 IC 吉 岡 十 字 路 坂 戸 神 門 409 千 葉 東 JCT 126 2
2. 事 業 の 目 的 と 計 画 の 概 要 (1) 目 的 東 関 東 自 動 車 道 大 栄 ICと 東 総 有 料 道 路 の アクセス 向 上 交 通 渋 滞 の 緩 和 および 交 通 安 全 性 の 向 上 位 置 図 (2) 計 画 の 概 要 事 業 区 間 ちばけん なりたし さくらだ : 自 ) 千 葉 県 成 桜 ち ば け ん 計 画 延 長 幅 員 道 路 規 格 設 計 速 度 : 80km/h 車 線 数 事 業 化 事 業 費 計 画 交 通 量 標 準 断 面 図 整 備 前 整 備 後 な り た し ところ : ) 千 葉 県 成 所 : L=1.5km : W=25.0m : 第 3 種 第 1 級 : 4 車 線 : 昭 和 63 年 度 : 約 50 億 円 : 25,700~29,000 000 台 / 日 (m) (m) 千 葉 平 面 図 な り た し さ く ら だ 成 桜 29,000 台 / 日 25,700 台 / 日 桜 権 現 前 交 差 点 ハ イハ ス 区 間 L=0.8km 現 道 拡 幅 区 間 L=0.7km 所 交 差 点 東 総 有 料 道 路 成 所 な り た し と こ ろ 茨 城 県 凡 例 : 計 画 交 通 量 再 評 価 対 象 区 間 国 道 51 号 大 栄 拡 幅 延 長 1.5km 3
2. 事 業 の 目 的 と 計 画 の 概 要 (3) 国 道 51 号 の 交 通 特 性 当 該 事 業 区 間 の 交 通 特 性 は 周 辺 地 域 内 に 起 終 点 のある 内 々 交 通 が58% 周 辺 地 域 内 に 起 終 点 のどちらかがある 内 外 交 通 が27% 周 辺 地 域 を 通 過 する 外 々 交 通 が15%となっている 国 道 51 号 の 主 な 利 用 OD ( 国 道 51 号 を 利 用 する 交 通 の 結 びつき) 外 々 交 通 34 (15%) 内 外 交 通 63 (27%) 内 々 交 通 136 (58%) 再 評 価 対 象 区 間 国 道 51 号 大 栄 拡 幅 延 長 1.5km 表 国 道 51 号 の 交 通 特 性 OD 内 訳 H17 交 通 量 ( 百 台 / 日 ) 比 率 周 辺 地 域 ( 内 々) 136 58% 周 辺 地 域 とその 他 の 地 域 ( 内 外 ) 63 27% 周 辺 地 域 その 他 県 内 43 18% 周 辺 地 域 他 県 20 9% 通 過 交 通 ( 外 々) 34 15% 合 計 233 100% 周 辺 地 域 : 国 道 51 号 大 栄 拡 幅 周 辺 の 着 色 町 その 他 県 内 : 周 辺 地 域 を 除 く 千 葉 県 内 他 県 : 千 葉 県 外 通 過 交 通 : 周 辺 地 域 内 を 発 着 としない 交 通 周 辺 地 域 とは 当 該 事 業 が 通 過 する 地 域 及 び 隣 接 する 地 域 の 成 香 取 神 崎 町 H17 道 路 交 通 センサスの 現 況 OD 調 査 結 果 を 基 に 算 出 合 計 値 は 表 示 桁 数 の 関 係 で 一 致 しないことがある 凡 例 内 々 交 通 量 が 58 % 外 々 交 通 量 が 15 % 内 外 交 通 量 が 27 % 内 々 交 通 国 道 51 号 付 近 の 交 通 特 性 (H17OD) ( 単 位 : 百 台 / 日 ) 内 外 交 通 外 々 交 通 4
3. 事 業 進 捗 の 状 況 (1) 事 業 経 緯 S63 年 度 事 業 化 (S53~H11 年 度 騒 特 法 による 成 空 港 問 題 ) H12 年 度 騒 特 法 の 基 本 方 針 に 基 づく 都 計 画 手 続 き 着 手 H13 年 度 都 計 画 決 定 ( 大 栄 IC~ 所 交 差 点 4 車 線 L=1500m W=25m) H14 年 度 道 路 設 計 実 施 H16 年 度 設 計 説 明 会 実 施 H17 年 度 用 地 買 収 着 手 騒 特 法 ( 特 定 空 港 周 辺 航 空 機 騒 音 対 策 特 別 措 置 法 ) 航 空 機 の 騒 音 による 障 害 を 防 止 するとともに 空 港 と 調 和 の 取 れた 計 画 的 な 土 地 利 用 を 進 めることによって 空 港 周 辺 地 域 の 振 興 を 図 るために 制 定 平 面 図 1 29,000 台 / 日 25,700 台 / 日 茨 城 県 千 葉 な り た し さ く ら だ 成 桜 2 千 葉 ハ イハ ス 区 間 L=0.8km 桜 権 現 前 交 差 点 再 評 価 対 象 区 間 現 道 拡 幅 区 間 L=0.7km 所 交 差 点 東 総 有 料 道 路 成 所 な り た し と こ ろ 茨 城 県 大 栄 拡 拡 幅 大 栄 IC 千 葉 1 大 栄 拡 幅 区 間 周 辺 の 国 道 51 号 の 状 況 (H21.6 月 撮 影 ) 茨 城 県 凡 例 : 計 画 交 通 量 国 道 51 号 大 栄 拡 幅 延 長 1.5km 縦 断 図 凡 例 大 栄 拡 幅 現 地 盤 高 千 葉 2 桜 権 現 前 交 差 点 付 近 の 状 況 (H25.3 月 撮 影 ) 5
3. 事 業 進 捗 の 状 況 (2) 周 辺 の 状 況 国 道 51 号 大 栄 拡 幅 周 辺 は 成 の 住 宅 が 密 集 する 街 地 部 と 耕 作 地 が 混 在 する 地 域 である 成 な り た し さ 桜 く ら だ 再 評 価 対 象 区 間 国 道 51 号 大 栄 拡 幅 延 長 1.5km 成 所 な り た し と こ ろ 茨 城 県 千 葉 51 画 像 2013 Cnes/Spot Image,DigitalGlobe, 地 図 データ 2013 Google,ZENRIN - 6
4. 事 業 の 必 要 性 に 関 する 視 点 (1) 渋 滞 状 況 国 道 51 号 の 当 該 区 間 では 主 要 渋 滞 箇 所 である 桜 権 現 前 交 差 点 を 中 心 に 交 通 混 雑 が 発 生 当 該 区 間 の 損 失 時 間 は59.0 千 人 時 間 / 年 kmであり 全 国 平 均 (26.3 千 人 時 間 / 年 km) の 約 2.2 倍 となっている 大 栄 拡 幅 の 整 備 により 交 通 の 転 換 が 図 られ 国 道 51 号 ( 現 道 ) 渋 滞 の 緩 和 が 見 込 まれる 国 道 51 号 の 渋 滞 発 生 状 況 損 失 時 間 : 約 59.0 千 人 時 間 / 年 km 茨 城 県 再 評 価 対 象 区 間 ( 全 国 平 均 : 約 26.3 千 人 時 間 / 年 km) 国 道 51 号 大 栄 拡 幅 延 長 1.5km 茨 城 県 桜 権 現 前 交 差 点 ~ 所 交 差 点 98.9 千 人 時 間 / 年 km 損 失 時 間 : 0~ 50 : 50~100 :100~200 :200~ 単 位 : 千 人 時 間 / 年 km 撮 影 :H25.3 千 葉 1 桜 小 学 校 前 付 近 の 交 通 状 況 千 葉 桜 小 資 料 :H21 民 間 プローブデータ 1 桜 権 現 前 2 所 茨 城 県 : 主 要 渋 滞 箇 所 千 葉 撮 影 :H25.3 右 折 車 両 が 大 型 車 の 直 進 を 阻 害 茨 城 県 2 桜 権 現 前 交 差 点 付 近 の 交 通 状 況 7
4. 事 業 の 必 要 性 に 関 する 視 点 (2) 交 通 事 故 状 況 大 栄 拡 幅 区 間 の 国 道 51 号 の 死 傷 事 故 率 は 83.0 件 / 億 台 kmと 全 国 平 均 (102.0 件 / 億 台 km)を 下 回 っているが 桜 権 現 前 交 差 点 は124.0 件 / 億 台 km と 全 国 平 均 の1.2 倍 と 高 い 当 該 区 間 の 死 傷 事 故 は 追 突 事 故 が 約 8 割 であり 大 栄 拡 幅 の 整 備 により 交 通 事 故 の 減 少 が 期 待 できる 国 道 51 号 の 死 傷 事 故 発 生 状 況 国 道 51 号 の 事 故 類 型 死 傷 事 故 率 : 83.0 件 / 億 台 km 2.0% ( 全 国 平 均 :102.0 件 / 億 台 km) 2.0% 桜 権 現 前 交 差 点 9.8% 死 傷 事 故 率 124.0 件 / 億 台 km 5.9% 人 対 車 両 死 傷 事 故 件 数 (H19~H22) 51 件 80.4% 追 突 右 左 折 時 その 他 車 両 相 互 その 他 千 葉 権 桜 現 前 所 茨 城 県 約 8 割 が 追 突 事 故! 渋 滞 による 停 発 回 数 の 増 加 が 要 因 と 考 えられる 追 突 事 故 が 多 発 出 典 :H19~H22 事 故 統 合 データベース 再 評 価 対 象 区 間 国 道 51 号 大 栄 拡 幅 延 長 1.5km 8
4. 事 業 の 必 要 性 に 関 する 視 点 (3) 安 全 性 向 上 当 該 区 間 は 小 中 学 校 の 通 学 路 に 指 定 されている 区 間 であるが 歩 道 幅 員 の 狭 い 箇 所 (W= 約 1.0m)が 点 在 しており 歩 行 者 の 安 全 性 に 問 題 カーブ 区 間 が 連 続 しており 特 に 桜 権 現 前 交 差 点 はカーブ 区 間 内 にあり 見 通 しが 悪 く 交 通 事 故 が 多 発 大 栄 拡 幅 の 整 備 により 歩 道 幅 員 が 広 くなり 道 路 線 形 が 改 善 良 好 で 安 全 な 道 路 空 間 を 確 保 写 真 1: 通 学 路 上 の 狭 隘 な 歩 道 の 状 況 ( 桜 小 ~ 桜 権 現 前 交 差 点 付 近 ) 茨 城 県 R51 大 栄 拡 幅 周 辺 の 交 通 安 全 上 の 問 題 点 ( 聞 き 取 り 調 査 等 より) 再 評 価 対 象 区 間 国 道 51 号 大 栄 拡 幅 延 長 1.5km 桜 小 学 校 への 聞 き 取 り 調 査 結 果 千 葉 撮 影 :H25.9 約 1.0m 歩 道 の 状 況 沿 線 にある 小 学 校 中 学 校 の 通 学 路 となっている が 歩 道 幅 員 が 狭 く 学 童 と 大 型 車 輌 とが 接 近 して 危 険 また 車 線 幅 いっぱいの 大 型 車 輌 が 走 って 来 ても 自 転 車 が 退 避 できない 現 状 1.00~2.00 1.00~2.00 整 備 後 通 学 路 通 学 路 上 の 歩 道 が 狭 い 区 間 1 小 学 生 は 歩 いて 集 団 登 校 中 学 生 は 自 転 車 通 学 しています が 桜 小 学 校 付 近 の 歩 道 は 極 端 に 狭 いところがあり 危 険 を 感 じています 車 線 幅 ぎりぎりで 走 る 大 型 車 が 多 い 中 自 転 車 が 退 避 出 来 るスペースがない スがない 区 間 も 多 いです 事 業 により 歩 道 が 広 がり 安 全 な 道 路 環 境 になることを 期 待 します H25.8 実 施 9
4. 事 業 の 必 要 性 に 関 する 視 点 (4) 残 事 業 の 概 要 平 成 16 年 度 に 設 計 説 明 会 を 実 施 し 平 成 17 年 度 から 用 地 買 収 を 行 う 当 該 事 業 の 用 地 取 得 率 は38%(H25.5 末 時 点 面 積 ベース) 今 後 も 引 き 続 き 用 地 の 取 得 を 実 施 し 事 業 推 進 を 図 る 千 葉 成 桜 な り た し さ く ら だ ハ イハ ス 区 間 L=0.8km 桜 権 現 前 交 差 点 現 道 拡 幅 区 間 L=0.7km 所 交 差 点 東 総 有 料 道 路 成 所 な り た し と こ ろ 茨 城 県 写 真 1 説 明 会 の 状 況 再 評 価 対 象 区 間 国 道 51 号 大 栄 拡 幅 延 長 1.5km 前 回 評 価 時 H22 工 事 用 地 用 地 取 得 率 34% 凡 例 工 事 完 了 用 地 取 得 済 今 回 評 価 時 H25 工 事 用 地 用 地 取 得 率 38% 工 事 中 用 地 取 得 中 工 事 未 着 手 用 地 未 取 得 10
5. 費 用 対 効 果 ( 計 算 条 件 ) 総 便 益 (B) 道 路 事 業 に 関 わる 便 益 は 平 成 42 年 度 の 交 通 量 を 整 備 の 有 無 それぞれについて 推 計 し 費 用 便 益 分 析 マニュアル に 基 づき3 便 益 を 計 上 した 3 便 益 : 走 行 時 間 短 縮 便 益 走 行 経 費 減 少 便 益 交 通 事 故 減 少 便 益 総 費 用 (C) 当 該 事 業 に 関 わる 建 設 費 と 維 持 管 理 費 を 計 上 した (1) 計 算 条 件 参 考 : 前 回 評 価 基 準 年 次 : 平 成 25 年 度 平 成 22 年 度 供 用 開 始 年 次 : 平 成 35 年 度 平 成 35 年 度 分 析 対 象 期 間 : 供 用 後 50 年 間 供 用 後 50 年 間 基 礎 データ : 平 成 17 年 度 道 路 交 通 センサス 平 成 17 年 度 道 路 交 通 センサス 交 通 量 の 推 計 時 点 : 平 成 42 年 度 平 成 42 年 度 計 画 交 通 量 :25,700~29,000( 台 / 日 ) 27,100~28,100( 台 / 日 ) 総 便 益 :82 億 円 70 億 円 事 業 費 :50 億 円 50 億 円 費 用 便 益 比 :1.6 15 1.5 11
5. 費 用 対 効 果 (2) 事 業 全 体 走 行 時 間 走 行 経 費 交 通 事 故 便 益 (B) 短 縮 便 益 減 少 便 益 減 少 便 益 費 用 (C) 77 億 円 3.0 億 円 1.9 億 円 82 億 円 事 業 費 維 持 管 理 費 総 費 用 46 億 円 3.9 億 円 50 億 円 総 便 益 経 済 的 内 部 費 用 便 益 比 収 益 率 (B/C) (EIRR) 1.6 6.1% (3) 残 事 業 便 益 (B) 費 用 (C) 走 行 時 間 短 縮 便 益 走 行 経 費 減 少 便 益 交 通 事 故 減 少 便 益 総 便 益 77 億 円 3.0 億 円 1.9 億 円 82 億 円 事 業 費 維 持 管 理 費 総 費 用 22 億 円 39 3.9 億 円 26 億 円 経 済 的 内 部 費 用 便 益 比 収 益 率 (B/C) (EIRR) 3.2 12.5% 注 1) 便 益 費 用 については 平 成 25 年 を 基 準 年 とし 社 会 的 割 引 率 を4%として 現 在 価 値 化 した 値 である 注 2) 費 用 及 び 便 益 額 は 整 数 止 めとする 注 3) 費 用 及 び 便 益 の 合 計 額 は 表 示 桁 数 の 関 係 で 計 算 値 と 一 致 しないことがある 注 4) 便 益 の 算 定 については 将 来 交 通 需 要 推 計 手 法 の 改 善 について 中 間 とりまとめ に 示 された 第 二 段 階 の 改 善 を 反 映 している 12
6. 事 業 進 捗 の 見 込 みの 視 点 当 該 事 業 の 用 地 取 得 率 は38%( H25.5 末 時 点 面 積 ベース) 今 後 も 引 き 続 き 用 地 の 取 得 を 実 施 し 事 業 推 進 を 図 る 事 業 の 計 画 から 完 成 までの 流 れ 年 度 S53 S63 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 H30 H31 H32 H33 H34 H35 事 業 化 事 業 化 騒 音 対 策 成 空 港 関 連 空 港 問 題 基 本 方 針 見 直 し 都 計 画 決 定 準 備 決 定 測 量 設 計 概 略 設 計 詳 細 設 計 用 地 測 量 用 地 測 量 測 量 説 明 会 軟 弱 地 盤 検 討 供 用 開 始 年 次 設 計 説 明 会 用 地 取 得 用 地 取 得 1% 9% 29% 34% 34% 34% 38% 工 事 着 手 改 良 工 改 良 工 改 良 工 改 良 工 改 良 工 改 良 工 改 良 工 舗 装 工 供 用 開 始 年 次 は 費 用 便 益 比 算 定 上 設 定 した 年 次 である 前 回 再 評 価 今 回 再 評 価 13
7. 今 後 の 対 応 方 針 ( 原 案 ) (1) 事 業 の 必 要 性 等 に 関 する 視 点 当 該 区 間 の 損 失 時 間 は 59.0 千 人 時 間 / 年 kmであり 全 国 平 均 (26.3 千 人 時 間 / 年 km)の 約 2.2 倍 当 該 区 間 の 死 傷 事 故 率 は83.0 件 / 億 台 kmであり 全 国 平 均 (102.0 件 / 億 台 km)を 下 まっているものの 桜 権 現 前 交 差 点 では124.0 件 / 億 台 kmと 突 出 しており 全 国 平 均 の 約 1.2 倍 となっている 大 栄 拡 幅 の 整 備 により 国 道 51 号 の 交 通 渋 滞 の 緩 和 や 歩 道 幅 員 の 拡 幅 道 路 線 形 の 見 直 しにより 良 好 な 道 路 空 間 を 確 保 でき 安 全 性 の 向 上 が 見 込 まれる (2) 事 業 進 捗 の 見 込 みの 視 点 昭 和 63 年 度 に 事 業 化 し 平 成 17 年 度 から 用 地 着 手 大 栄 拡 幅 の 用 地 取 得 率 は38%(H25.5 末 時 点 面 積 ベース) 今 後 も 引 き 続 き 用 地 の 取 得 を 実 施 し 事 業 推 進 を 図 る (3) 都 道 府 県 政 令 からの 意 見 千 葉 県 知 事 からの 意 見 : 一 般 国 道 51 号 大 栄 拡 幅 は 東 関 東 自 動 車 道 の 大 栄 ICと 東 総 有 料 道 路 のアクセス 向 上 を 図 るとともに 当 該 区 間 の 交 通 渋 滞 の 緩 和 や 交 通 安 全 確 保 のために 重 要 な 事 業 であり 早 い 完 成 に 向 け 推 進 を 図 られたい (4) 対 応 方 針 ( 原 案 ) 事 業 継 続 大 栄 拡 幅 は 東 関 東 自 動 車 道 大 栄 ICと 東 総 有 料 道 路 のアクセス 向 上 国 道 51 号 の 交 通 渋 滞 の 緩 和 及 び 交 通 安 全 性 の 向 上 の 観 点 から 事 業 の 必 要 性 重 要 性 は 高 く 早 期 の 効 果 発 現 を 図 ることが 適 切 である 14