福 岡 市 プレミアム 付 商 品 券 事 業 業 務 委 託 仕 様 書 1 業 務 名 福 岡 市 プレミアム 付 商 品 券 事 業 業 務 委 託 2 委 託 期 間 契 約 締 結 日 から 平 成 28 年 3 月 31 日 まで 3 業 務 の 概 要 (1) 目 的 福 岡 市 に 所 在 し, 地 域 振 興 に 貢 献 する 商 店 等 において 使 用 できるプレミアム 付 商 品 券 ( 以 下 商 品 券 という )を 発 行 することにより, 地 元 消 費 の 拡 大, 地 域 経 済 の 活 性 化 に 資 することを 目 的 とする (2) 事 業 の 概 要 商 品 券 名 称 商 品 券 発 行 者 発 行 総 額 発 行 数 額 面 販 売 価 格 商 品 券 の 券 種 FUKUOKA NEXT プレミアム 商 品 券 福 岡 市 プレミアム 付 商 品 券 事 業 実 行 委 員 会 ( 以 下 実 行 委 員 会 とい う ) 34 億 8 千 万 円 29 万 冊 1 冊 12,000 円 1 冊 10,000 円 商 品 券 1 枚 当 たりの 額 面 は1,000 円 プレミアム 20% 利 用 期 間 平 成 27 年 8 月 1 日 ( 土 )~ 平 成 28 年 1 月 31 日 ( 日 ) 購 入 対 象 者 商 品 券 発 売 場 所 販 売 方 法 購 入 限 度 参 加 店 舗 広 報 商 品 券 印 刷 デザイン 換 金 方 法 効 果 検 証 アンケート コールセンター 福 岡 市 内 居 住 者 福 岡 市 各 区 複 数 箇 所 予 約 販 売 1 人 5 冊 まで 福 岡 市 内 の 概 ね5,000~10,000 店 舗 専 用 ホームページを 設 置 するなどにより 実 施 福 岡 市 が 推 進 する FUKUOKA NEXT のロゴを 使 用 し, 偽 造 防 止 効 果 のある 特 殊 印 刷 等 により 作 成 地 元 金 融 機 関 を 活 用 するなど 安 全 確 実 な 方 法 による 購 入 対 象 者, 参 加 店 舗 へのアンケート 等 により, 消 費 喚 起 新 規 需 要 創 出 に 関 する 効 果 測 定 を 実 施 コールセンターを 設 置 し, 利 用 者 取 扱 い 店 舗 からの 問 い 合 わせ 等 に 対 応 1
(3) 商 品 券 の 利 用 対 象 にならないもの 出 資 や 債 務 の 支 払 い( 税 金 振 込 手 数 料 電 気 ガス 水 道 料 金 など) 有 価 証 券 商 品 券 ビール 券 図 書 券 切 手 印 紙 プリペイドカード 等 の 換 金 性 の 高 いものの 購 入 たばこ 事 業 法 ( 昭 和 59 年 8 月 10 日 法 律 第 68 号 ) 第 2 条 第 1 項 第 3 号 に 規 定 する 製 造 たばこの 購 入 事 業 活 動 に 伴 って 使 用 する 原 材 料 機 器 類 及 び 仕 入 商 品 等 の 購 入 事 業 用 資 産 のリフォーム 等 土 地 家 屋 購 入 家 賃 地 代 駐 車 料 ( 一 時 預 りを 除 く) 等 の 不 動 産 に 関 わる 支 払 い 現 金 との 換 金 金 融 機 関 への 預 け 入 れ 風 俗 営 業 等 の 規 制 及 び 業 務 の 適 正 化 等 に 関 する 法 律 ( 昭 和 23 年 法 律 第 122 号 ) 第 2 条 に 規 定 する 営 業 に 係 る 支 払 い (ただし 料 亭 等 明 らかに 飲 食 の 提 供 が 主 目 的 である 店 舗 は 利 用 可 能 とする) 特 定 の 宗 教 政 治 団 体 と 関 わるものや 公 序 良 俗 に 反 するもの 商 品 券 の 交 換 又 は 売 買 その 他 この 商 品 券 の 発 行 趣 旨 にそぐわないもの (4)その 他 留 意 事 項 参 加 店 舗 において 利 用 期 間 内 に 限 り 利 用 可 能 購 入 後 の 返 品 はできない 現 金 との 引 き 換 えはしない 釣 り 銭 は 支 払 わない 盗 難 紛 失 滅 失 または 偽 造 模 造 等 に 対 して 発 行 者 ( 実 行 委 員 会 )は 責 を 負 わない 参 加 店 舗 において 本 券 を 利 用 対 象 としない 商 品 を 独 自 に 定 める 場 合 は 予 め 利 用 者 が 認 識 するよう 明 示 する 義 務 を 負 う 小 規 模 店 舗 でより 多 くの 商 品 券 が 利 用 できるような 配 慮 を 行 うこと 4 業 務 の 内 容 (1) 商 品 券 等 の 作 成 ア 業 務 内 容 (ア) 商 品 券 を 利 用 開 始 日 に 利 用 者 が 参 加 店 舗 で 利 用 できるように 準 備 すること 小 規 模 店 舗 でより 多 くの 商 品 券 が 利 用 できるような 企 画 提 案 を 行 うこと (イ) 見 本 券 を 参 加 店 舗 が 利 用 期 間 に 活 用 できるように 準 備 すること (ウ) 実 行 委 員 会 及 び 受 託 者 が 必 要 に 応 じて 実 施 する 広 報 活 動 等 で 必 要 となる 広 報 物 を 準 備 す ること イ 成 果 物 (ア) 商 品 券 仕 様 名 称 FUKUOKA NEXT プレミアム 商 品 券 部 数 29 万 冊 商 品 券 の 券 種 商 品 券 1 枚 当 たりの 額 面 は1,000 円 表 紙, 裏 表 紙,1 冊 1,000 円 券 12 枚 の 計 14 枚 つづり 紙 質 上 質 紙 104.7g/m2~127.9g/m2 程 度 OCR 機 で 読 み 取 れ 偽 造 されにくいもの サ イ ズ 縦 75mm 横 150mm(のりしろを 含 む) 程 度 色 数 表 面 (フルカラー) 裏 面 (1 色 ) 校 正 文 字 校 正 色 校 正 は 必 要 回 (3 回 程 度 ) 原 稿 内 容 に 合 致 したデザイン 案 を 実 行 委 員 会 へ 提 出 印 刷 原 稿 は 実 行 委 員 会 で 決 定 2
作 成 期 限 偽 造 対 策 そ の 他 商 品 券 販 売 に 支 障 がないよう 作 成 すること 偽 造 防 止 の 措 置 通 し 番 号 を 付 す カラーコピー 牽 制 ミシン 折 り 目 (2カ 所 )を 入 れるようにすること (イ) 商 品 券 見 本 仕 様 名 称 FUKUOKA NEXT プレミアム 商 品 券 見 本 作 成 期 限 商 品 券 販 売 に 支 障 がないよう 作 成 すること なお 紙 質 サイズ 色 数 校 正 原 稿 偽 造 対 策 については 商 品 券 本 体 と 同 様 とし 部 数 については 企 画 提 案 に 基 づいたものとする (ウ)ポスター ステッカー チラシ 等 広 報 物 仕 様 色 数 フルカラー 原 稿 内 容 に 合 致 したデザイン 案 を 実 行 委 員 会 へ 提 出 原 稿 は 実 行 委 員 会 で 決 定 校 正 文 字 校 正 色 校 正 を 必 要 回 広 報 物 の 種 類 部 数 時 期 配 置 場 所 などについては 効 果 的 で 有 効 な 手 段 となりえるよう 検 討 された 企 画 提 案 に 基 づいたものとする (2) 商 品 券 事 業 の 広 報 (ア) 効 果 的 な 方 法 により 市 民 に 対 して 商 品 券 事 業 の 広 報 を 実 施 すること (イ) 福 岡 市 の 地 域 振 興 に 貢 献 する 小 規 模 店 舗 等 において 消 費 拡 大 に 繫 がるよう 効 果 的 な 広 報 啓 発 活 動 を 行 うこと (ア) 契 約 後 速 やかに 専 用 ホームページを 開 設 し 情 報 を 随 時 更 新 すること (イ) 契 約 後 速 やかにコールセンターを 設 置 すること (ウ) 類 似 のプレミアム 付 商 品 券 を 発 行 する 市 内 商 店 街 等 の 事 業 に 関 しても 広 報 を 行 うこと (3) 商 品 券 の 販 売 (ア) 商 品 券 の 発 売 方 法 は 予 約 販 売 とする インターネットや 往 復 はがき 活 用 等, 企 画 提 案 に 基 づいたものとし, 類 似 のプレミアム 付 商 品 券 が 市 内 商 店 街 等 で 販 売 されることについても, 申 込 者 に 周 知 できるような 仕 組 みを 講 じる こと (イ) 商 品 券 の 発 売 場 所 は, 福 岡 市 各 区 複 数 箇 所 を 確 保 し, 利 用 者 の 負 担 が 少 ない 適 切 な 方 法 で 商 品 券 の 販 売 を 実 施 すること (ウ) 販 売 に 伴 う 売 上 金 は 換 金 を 行 うまで 適 切 に 管 理 すること 商 品 券 の 発 売 場 所 の 募 集 及 び 発 売 場 所 への 留 意 事 項 の 周 知 質 疑 応 答 (4) 参 加 店 舗 への 対 応 (ア) 参 加 店 舗 は 概 ね5,000~10,000 店 舗 を 確 保 すること (イ) 運 営 マニュアル Q&A 等 を 作 成 ( 受 託 者 において 作 成 し, 実 行 員 会 の 了 解 を 得 ること)し 参 加 店 舗 からの 問 い 合 わせに 対 して 誠 実 に 応 対 すること 3
(ア) 参 加 店 舗 の 募 集 申 込 受 付 実 行 委 員 会 への 報 告 申 込 者 への 審 査 結 果 通 知 参 加 店 舗 一 覧 の 作 成 (イ) 参 加 店 舗 に 対 する 発 行 趣 旨 及 び 留 意 事 項 運 営 方 法 等 の 周 知 (ウ) 参 加 店 舗 募 集 から 換 金 完 了 まで 参 加 店 舗 からの 質 疑 応 答 (5) 利 用 者 への 対 応 (ア)コールセンターに 専 用 回 線 の 設 置 し 適 切 な 回 線 数 を 確 保 し 人 員 を 配 置 すること (イ) 運 営 マニュアル Q&A 等 を 作 成 ( 受 託 者 において 作 成 し, 実 行 員 会 の 了 解 を 得 ること)し, 利 用 者 等 からの 問 い 合 わせに 対 して 誠 実 に 応 対 すること コールセンター 運 営 (6) 商 品 券 の 配 送 ( 使 用 済 み 商 品 券 を 含 む ) (ア) 商 品 券 は 現 金 と 同 様 の 扱 いが 必 要 のため 充 分 なセキュリティを 講 じること (イ) 商 品 券 以 外 に 作 成 した 物 を 含 め 期 日 を 遵 守 し 安 全 かつ 確 実 に 配 送 を 行 うこと (ア) 商 品 券 作 成 から 廃 棄 まで 全 ての 段 階 における 配 送 業 務 (イ) 広 報 物 の 配 送 業 務 (ウ) 換 金 業 務 に 必 要 となる 物 品 を 作 成 し 配 送 すること (7) 商 品 券 の 換 金 (ア) 地 元 金 融 機 関 を 活 用 するなど 安 全 確 実 な 方 法 による 企 画 提 案 に 基 づく (イ) 換 金 業 務 を 完 了 するまで 商 品 券 の 売 上 金 等 を 適 切 に 管 理 すること (ウ) 参 加 店 舗 からの 使 用 済 み 商 品 券 の 換 金 請 求 に 対 して 円 滑 に 換 金 手 続 きを 行 うこと (エ) 商 品 券 の 売 上 金 に 実 行 委 員 会 が 支 払 うプレミアム 負 担 金 を 足 した 額 を 原 資 として 参 加 店 舗 から の 換 金 請 求 により 利 用 済 商 品 券 を 換 金 することとし 換 金 額 の1%( 実 行 委 員 会 の 構 成 団 体 の 会 員 以 外 の 参 加 店 舗 においては2%) 相 当 額 を 手 数 料 として 換 金 時 に 差 し 引 く 方 法 とすること (オ) 換 金 期 間 内 に 換 金 されなかった 商 品 券 は 換 金 しないこと (カ) 換 金 されなかった 売 上 金 など 本 委 託 事 業 により 得 た 収 入 は 実 行 委 員 会 に 納 入 すること (キ) 換 金 にあたっての 端 数 処 理 未 使 用 商 品 券 等 により 実 行 委 員 会 のプレミアム 負 担 分 に 残 額 が 生 じた 場 合 はその 相 当 額 を 実 行 委 員 会 に 返 納 すること (ク) 換 金 時 において 商 品 券 とデータとで 枚 数 相 違 の 場 合 原 因 究 明 を 行 い 責 任 を 持 って 対 応 す ること (ケ) 使 用 済 み 商 品 券 は 安 全 確 実 に 廃 棄 すること (コ) 廃 棄 に 関 しては 換 金 手 続 きに 影 響 が 出 ないように 考 慮 すること (ア) 業 務 に 伴 い 発 生 する 費 用 の 適 切 な 支 出 (イ) 計 画 的 な 換 金 手 続 き (ウ) 使 用 済 換 金 済 商 品 券 の 適 切 な 処 分 (8)データ 管 理 (ア) 適 切 にデータ 管 理 すること (イ) 分 析 業 務 に 活 用 すること (ア) 業 務 に 伴 い 収 集 したデータの 適 正 な 管 理 (イ) 換 金 業 務 に 必 要 なデータを 作 成 すること 4
(9) 効 果 測 定 (ア) 商 品 券 の 消 費 喚 起 誘 発 効 果 を 測 定 すること (イ) 効 果 測 定 は 分 析 能 力 を 有 しているものが 行 うこと (ウ) 経 済 効 果 を 数 値 で 表 すこと (ア) 収 集 データを 分 析 する (イ) 参 加 店 舗 アンケート 商 品 券 購 入 者 向 けにアンケートを 実 施 分 析 する (ウ) 報 告 書 の 作 成 (10) 業 務 の 管 理 執 行 体 制 ア 基 本 方 針 (ア) 事 務 局 を 開 設 し 運 営 業 務 を 統 括 すること (イ) 実 行 委 員 会 との 窓 口 は 事 務 局 とし 常 に 連 絡 の 取 れるスタッフを 配 置 すること (ウ) 適 正 かつ 確 実 な 業 務 遂 行 体 制 を 作 ること (エ) 各 業 務 の 費 用 配 分 は 適 切 に 行 うこと (ア) 全 体 スケジュールの 進 捗 を 管 理 し 適 切 に 事 業 を 進 捗 すること (イ) 業 務 に 必 要 な 準 備 を 行 うこと 5 提 出 する 成 果 物 と 提 出 期 限 本 業 務 の 成 果 品 及 び 提 出 期 限 は 以 下 とおりとする 成 果 品 納 入 期 限 納 入 部 数 事 業 報 告 書 平 成 28 年 2 月 29 日 ( 月 ) 7 部 事 業 報 告 書 ( 電 子 データ) 平 成 28 年 2 月 29 日 ( 月 ) 1 部 商 品 券 販 売 データ 随 時 - 参 加 店 舗 データ 随 時 - コールセンター 応 対 記 録 随 時 - 換 金 データ 随 時 - 6 検 査 (1) 受 託 者 は 本 業 務 を 完 了 したときは 速 やかに 実 行 委 員 会 に 報 告 するものとし 完 了 検 査 を 受 ける ものとする (2) 受 託 者 は 自 らの 責 に 帰 すべき 理 由 による 成 果 品 の 不 良 箇 所 等 が 発 見 された 場 合 は 速 やかに 訂 正 又 は 補 足 その 他 の 処 置 を 執 るものとする 7 個 人 情 報 の 保 護 (1) 受 託 者 は 本 業 務 を 遂 行 するための 個 人 情 報 の 取 扱 いについては 別 記 個 人 情 報 取 扱 業 務 委 託 契 約 特 記 事 項 ( 以 下 特 記 事 項 という )を 遵 守 しなければならない (2) 受 託 者 は 8の 規 定 により 本 業 務 を 実 行 委 員 会 の 承 認 を 受 けて 第 三 者 に 再 委 託 する 場 合 は 当 該 受 託 者 に 対 して 特 記 事 項 を 遵 守 させなければならない 8 再 委 託 の 禁 止 受 託 者 は 実 行 委 員 会 の 承 認 を 受 けないで 再 委 託 をしてはならない 9 調 査 等 実 行 委 員 会 は 必 要 があると 認 めるときは 受 託 者 に 対 して 本 業 務 の 処 理 状 況 について 調 査 し 5
又 は 報 告 を 求 めることができる この 場 合 において 受 託 者 は これに 従 わなければならない 10 合 意 管 轄 裁 判 所 本 業 務 に 係 る 訴 訟 の 提 訴 及 び 調 停 の 申 立 については 福 岡 市 を 管 轄 とする 裁 判 所 をもって 合 意 管 轄 裁 判 所 とする 11 その 他 留 意 事 項 (1) 受 託 者 は 本 業 務 により 知 り 得 た 情 報 等 を 本 業 務 においてのみ 使 用 することとし これらを 他 の 目 的 に 使 用 し 又 は 他 のものに 漏 洩 してはならない 本 業 務 の 契 約 が 終 了 し 又 は 解 除 された 後 にお いても 同 様 とする (2) 本 業 務 に 関 する 内 容 については 本 仕 様 書 によるほか 受 託 者 の 提 案 内 容 に 従 い 契 約 後 詳 細 な 打 合 せにより 実 行 委 員 会 及 び 受 託 者 双 方 合 意 の 上 決 定 するものとする (3) 本 仕 様 書 に 定 めのない 事 項 又 は 本 仕 様 書 について 疑 義 の 生 じた 事 項 については 実 行 委 員 会 と 受 託 者 とが 協 議 して 定 めるものとする (4) 関 係 諸 帳 簿 の 整 備 保 存 受 託 者 は 委 託 料 の 対 象 となる 経 費 の 支 出 状 況 等 が 分 かる 帳 簿 等 を 整 備 するものとし 本 業 務 を 完 了 し 又 は 中 止 し 若 しくは 廃 止 した 日 の 属 する 年 度 の 終 了 後 5 年 間 これを 保 存 しておかな ければならない 6
別 記 個 人 情 報 取 扱 業 務 委 託 契 約 特 記 事 項 1 基 本 的 事 項 受 託 者 は,この 契 約 に 基 づき 委 託 された 業 務 ( 以 下 委 託 業 務 という )を 実 施 するに 当 たって は, 個 人 情 報 及 び 情 報 資 産 の 機 密 性, 完 全 性, 可 用 性 を 損 なうことのないよう, 個 人 情 報 及 び 情 報 資 産 を 適 正 に 取 り 扱 わなければならない 特 に 個 人 情 報 については,その 保 護 の 重 要 性 を 認 識 し, 適 正 に 取 り 扱 わなければならない 2 定 義 (1) 個 人 情 報 個 人 に 関 する 情 報 であって, 当 該 情 報 に 含 まれる 氏 名, 生 年 月 日 その 他 の 記 述 等 により 特 定 の 個 人 を 識 別 することができるもの( 他 の 情 報 と 照 合 することができ,それにより 特 定 の 個 人 を 識 別 することができることとなるものを 含 む )をいう (2) 情 報 資 産 次 に 掲 げるものをいう ネットワーク, 情 報 システム 及 びこれらに 関 する 設 備, 電 磁 的 記 録 媒 体 ネットワーク 及 び 情 報 システムで 取 り 扱 う 情 報 (OAソフトウエアで 取 り 扱 われるファイル を 含 む) 並 びにそれらを 印 刷 した 文 書 情 報 システムの 仕 様 書 及 びネットワーク 図 等 のシステム 関 連 文 書 (3) 機 密 性 情 報 にアクセスすることを 認 められた 者 だけが, 情 報 にアクセスできる 状 態 を 確 保 することを いう (4) 完 全 性 情 報 が 破 壊, 改 ざん 又 は 消 去 されていない 状 態 を 確 保 することをいう (5) 可 用 性 情 報 にアクセスすることを 認 められた 者 が, 必 要 なときに 中 断 されることなく, 情 報 にアクセ スできる 状 態 を 確 保 することをいう 3 秘 密 保 持 受 託 者 は, 委 託 業 務 に 係 る 個 人 情 報 並 びに 情 報 資 産 及 び 情 報 資 産 に 関 する 情 報 を 他 人 に 知 らせては ならない この 契 約 が 終 了 し, 又 は 解 除 された 後 においても 同 様 とする 4 従 業 者 の 監 督 等 受 託 者 は,その 従 業 者 に 委 託 業 務 に 係 る 個 人 情 報 及 び 情 報 資 産 を 取 り 扱 わせるに 当 たっては, 当 該 個 人 情 報 及 び 情 報 資 産 の 安 全 管 理 が 図 られるよう, 次 に 掲 げる 事 項 を 周 知 し,その 他 必 要 かつ 適 切 な 監 督 を 行 わなければならない (1) 委 託 業 務 に 係 る 個 人 情 報 及 び 情 報 資 産 について,その 適 正 な 取 扱 い 及 び 機 密 性, 完 全 性, 可 用 性 の 維 持 に 必 要 な 事 項 を 遵 守 すること (2) 個 人 情 報 を 正 当 な 理 由 なく 利 用 したり, 他 人 に 提 供 したり, 盗 用 した 場 合, 福 岡 市 個 人 情 報 保 護 条 例 に 規 定 する 罰 則 が 適 用 される 場 合 があること (3) 上 記 (1)(2)は, 委 託 業 務 に 従 事 中 のみならず, 従 事 しなくなった 後 も 同 様 であること 5 作 業 場 所 の 制 限 受 託 者 は, 定 められた 履 行 場 所 以 外 で 委 託 業 務 に 係 る 個 人 情 報 及 び 情 報 資 産 を 取 り 扱 ってはならな い ただし, 実 行 委 員 会 の 承 認 があるときは,この 限 りではない 7
6 収 集 に 関 する 制 限 受 託 者 は, 委 託 業 務 の 実 施 に 当 たって 個 人 情 報 を 収 集 するときは,この 契 約 の 目 的 を 達 成 するため 必 要 な 範 囲 内 で, 適 法 かつ 公 正 な 手 段 により 行 わなければならない 7 使 用 及 び 提 供 に 関 する 制 限 受 託 者 は, 委 託 業 務 以 外 の 目 的 のために 委 託 業 務 に 係 る 個 人 情 報 及 び 情 報 資 産 を 利 用 し, 又 は 第 三 者 へ 提 供 してはならない ただし, 実 行 委 員 会 の 承 認 があるときは,この 限 りではない 8 安 全 確 保 の 措 置 受 託 者 は, 委 託 業 務 に 係 る 個 人 情 報 及 び 情 報 資 産 の 適 切 な 管 理 のために, 実 行 委 員 会 が 求 める 個 人 情 報 保 護 及 び 情 報 セキュリティの 体 制 を 備 えるとともに,その 他 必 要 な 措 置 を 講 じなければならない 9 複 写, 複 製 又 は 加 工 の 制 限 受 託 者 は, 委 託 業 務 に 係 る 個 人 情 報 及 び 情 報 資 産 が 記 録 された 文 書, 電 磁 的 記 録 等 を 複 写, 複 製 又 は 加 工 してはならない ただし, 実 行 委 員 会 の 指 示 又 は 承 認 があるときは,この 限 りではない 10 再 委 託 の 制 限 受 託 者 は, 委 託 業 務 に 係 る 個 人 情 報 及 び 情 報 資 産 については, 自 ら 取 り 扱 うものとし, 第 三 者 に 当 該 個 人 情 報 及 び 情 報 資 産 の 取 扱 いを 委 託 してはならない ただし, 実 行 委 員 会 の 承 認 があるときは, この 限 りでない なお, 実 行 委 員 会 の 承 認 により 第 三 者 に 委 託 する 場 合 は, 当 該 第 三 者 に 対 して, 契 約 書 及 び 特 記 事 項 に 規 定 する 個 人 情 報 及 び 情 報 資 産 の 取 扱 いの 義 務 を 遵 守 させるものとする 11 委 託 業 務 終 了 時 の 返 還 廃 棄 等 受 託 者 は,この 契 約 が 終 了 し, 又 は 解 除 されたときは, 委 託 業 務 に 係 る 個 人 情 報 及 び 情 報 資 産 を, 実 行 委 員 会 の 指 示 に 従 い, 実 行 委 員 会 に 返 還 し, 若 しくは 引 き 渡 し, 又 はその 廃 棄, 消 去 等 をしなけ ればならない 12 報 告 及 び 監 査 検 査 の 実 施 実 行 委 員 会 は, 受 託 者 における 委 託 業 務 に 係 る 個 人 情 報 及 び 情 報 資 産 の 取 扱 いの 状 況 について, 契 約 内 容 の 遵 守 を 確 認 するため, 定 期 的 に 報 告 を 求 め, 必 要 に 応 じて 監 査 又 は 検 査 をすることができる 13 事 故 等 発 生 時 の 報 告 受 託 者 は, 個 人 情 報 及 び 情 報 資 産 の 機 密 性, 完 全 性, 可 用 性 を 損 なう, 又 は 損 なうおそれのある 事 故 並 びに 欠 陥 及 び 誤 動 作 を 発 見 したときは, 直 ちに 実 行 委 員 会 に 報 告 し, 実 行 委 員 会 の 指 示 に 従 わな ければならない 14 事 故 等 発 生 時 の 公 表 実 行 委 員 会 は, 個 人 情 報 及 び 情 報 資 産 の 機 密 性, 完 全 性, 可 用 性 を 損 なう 事 故 等 が 発 生 した 場 合, 市 民 に 対 して 適 切 な 説 明 責 任 を 果 たすために 必 要 な 当 該 事 故 等 の 情 報 の 公 開 を 行 うことができる 15 契 約 の 解 除 実 行 委 員 会 は, 受 託 者 がこの 特 記 事 項 の 内 容 に 違 反 したときは,この 契 約 を 解 除 することができる こ の 場 合 において, 受 託 者 に 損 害 を 生 じることがあっても, 実 行 委 員 会 はその 責 めを 負 わないものとする 8