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Transcription:

vol.50 2007.3.25 ア ミュージアムが 創 刊 以 来 50 号 を 数 える 記 念 の 発 刊 となりました 本 誌 は 博 物 館 開 設 とほぼ 同 時 期 に 創 刊 され,これまで 博 物 館 の 主 要 な 事 業 や 今 日 的 な 話 題 を 掲 載 し, 広 く 県 民 の 皆 様 に 情 報 を 提 供 する 大 切 な 役 割 を 担 って まいりました 年 を 追 うごとに 記 事 の 内 容 や 写 真 も 工 夫 され, 読 みやすく, 見 やすいものと なってきており,また,その 時 々の 博 物 館 の 動 きなども 知 ることができる 貴 重 な 資 料 としての 側 面 もございます これからも, 博 物 館 の 重 要 な 広 報 誌 として, 多 くの 皆 様 にご 愛 読,ご 活 用 さ れるよう 一 層 の 充 実 を 図 ってまいりますのでよろしくご 協 力,ご 支 援 をお 願 い 致 します ( 館 長 菅 谷 博 ) 過 去 へのとびら 未 来 へのとびら みんなでひらく ミュージアムパーク

第 39 回 皆 さんは,いつも 踏 んでいる 土 や 落 ち 葉 の 下 をじっく りと 見 たことがありますか その 足 もとにはさまざまな 生 きものの 世 界 が 広 がっています わたしたちのなかま は, 落 ち 葉 や 土 にくらし,そこで 活 動 している 生 きもの です わたしはありんこアント 皆 さんの 足 の 下 でくらしています これから わたしたちのなかまたちがくらす 土 の 世 界 の 冒 険 にでかけましょう わたしたちのなかまは,くらしている 土 の 中 の 環 境 に あわせてさまざまな 姿 や 形 をしたものがたくさんいます それは, 土 の 中 という 環 境 にあわせた 形 なのです 例 えば,セミ,コガネムシ,カブトムシ,ハエ,アブ などの 地 上 で 生 活 する 多 くの 昆 虫 は, 幼 虫 のときは 土 の なかで 育 ち,その 環 境 にあわせた 姿 形 をしています ん, 他 のはたらきをするなかまもたくさんいますが, 自 然 界 の 中 ではとても 大 切 で,なくてはならない 重 要 なも のです アリ,カタツムリ,ダンゴムシ,ハサミムシ,ヤスデの ように, 土 の 中 に 入 ったり, 土 から 出 たりするものもい ます モグラ,ミミズ,ムカデ,トビムシ,センチュウ のように, 一 生, 土 の 中 や 落 ち 葉 の 下 でくらすものもた くさんいます これらはすべてその 環 境 に 適 した 姿 形 をしています ところで,わたしたちのなかまは, 落 ち 葉 や 土 などを かみくだき, 土 をつくるはたらきをしています もちろ どうですか 皆 さんも 一 度, 今 まで 身 近 な 存 在 であり ながら 気 づくことが 少 なかったわたしたちの 世 界 をのぞ いてみませんか さあ,いっしょに 足 の 下 に 広 がる 楽 しい 世 界 を 大 冒 険 しましょう ( 文 : 資 料 課 湯 本 勝 洋 )

これからも 皆 様 に 愛 される 博 物 館 を 目 指 します 開 館 10 周 年 を 機 に 新 しい10 年 に 向 けた 基 本 的 な 枠 組 みとして 策 定 された 進 化 基 本 計 画 は,3つの 機 能 を 中 心 に 据 えています 第 1の コレクション 機 能 は, 社 会 から 託 された 財 産 である 当 館 の 資 料 の 収 集 保 管, 調 査 研 究 を 行 い, それらの 成 果 を 広 く 社 会 に 還 元 していくものです 第 2の コミュニケーション 機 能 は, 来 館 者 の 立 場 に 立 ったわかりやすい 展 示 を 心 がけるとともに, 学 校 や 地 域 の 方 々との 連 携 を 強 化 していくものです さらに, これら2つの 機 能 を 適 切 かつ 円 滑 に 進 めるための 機 能 として マネージメント 機 能 があり,すべての 人 々 への おもてなしの 心 (ホスピタリティ)をもって 対 応 することがより 良 い 運 営 を 行 っていくための 基 本 になります 進 化 基 本 計 画 実 践 報 告 7 当 館 で 来 館 者 の 方 々と 最 初 に 接 するのは, 笑 顔 で 出 迎 えるミュージアムコンパニオン(MC)です 展 示 室 をご 案 内 したり, 子 どもたちの 素 朴 な 疑 問 にわかり やすく 答 えたり, 皆 様 が 楽 しい 時 間 をすごしていただ けるように 努 めています しかし,MCだけが 皆 様 と 接 するわけではありません 博 物 館 にはこのア ミュ ージアムの 表 紙 に 写 っているようなたくさんの 人 たち がはたらき,それぞれの 立 場 で 博 物 館 をささえていま す 一 人 ひとりが,お 客 様 に 対 する おもてなしの 心 をもち, 博 物 館 を 通 して 楽 しい 時 間 を 共 有 しなが ら 学 んでいただこうとすることによって 自 然 と 共 生 し 市 民 と 協 働 する 博 物 館 としての 館 の 成 長 が 可 能 で す 進 化 基 本 計 画 は,10 年 先 の 終 着 点 の 目 標 を 定 め たのではなく, 時 代 の 変 化 の 中 で 目 標 を 見 失 うことな く 絶 えず 進 化 していくための 指 針 です シンボルマー クにおいても 表 現 している, 過 去 に 学 び, 現 在 を 識 り, 未 来 を 測 る という 開 館 以 来 の 基 本 理 念 を 礎 にし て, 未 来 に 向 かってこれからも 絶 えず 進 化 を 続 けてい きたいと 考 えます ( 企 画 課 藤 田 高 治 ) 旬 コラム 早 春 のツクシに 春 の 息 吹 を 感 じ, 黄 色 にそよぐ 菜 の 花 に 春 の 到 来 を 知 り, 満 開 のサクラに 春 の 盛 りを 称 え ます 寒 く 暗 い 空 間 から 暖 かく 明 るい 日 向 にでることで 人 々は 春 を 喜 びそし て 愛 でます 農 耕 民 族 である 私 たちは, 春 を 生 産 の 起 点 としたことにより 春 への 思 いが 特 に 強 いのでしょうか しかし, 冬 があってこその 春 です 鋭 く 鮮 や かな 寒 さの 体 感 や 降 り 積 もる 雪 の 情 景 に 日 本 の 原 風 景 を 見 る 想 いが いたします 春 夏 秋 冬 の 季 節 を 持 つ 私 たちは, 食 物 や 服 装 そして 祭 事 まであらゆる 面 で 季 節 を 意 識 します 確 かに 真 冬 でも 西 瓜 やトマトも 食 べられる 時 代 ですが, 旬 の 大 切 さも 忘 れるこ とはありません 春 は 年 度 の 始 まり 各 職 場 では 新 たな 体 制 で 事 業 が 開 始 されます 博 物 館 でも 旬 の 仕 事 に 努 めてまい ります

2006 年 12 月, 小 幡, 山 崎 そして 私 の3 名 は,オーク ランドから 北 に 約 170km,ファンガレイ 市 郊 外 にある キーウィ 保 護 区 を 訪 れました 写 真 は,キーウィレン ジャーのグラハムさんの 調 査 に 同 行 させてもらったと きのものです ニュージーランドは,コウモリ 以 外 の 陸 生 哺 乳 類 の いない 鳥 の 楽 園 で,キーウィ,カカポ,タカヘなど 多 くの 飛 べない 鳥 の 進 化 をもたらしました しかし, 約 千 年 前 にヒトが 到 達 し, 森 林 の 伐 採 や,イヌ イタ チ ネズミ 類 など 天 敵 となる 哺 乳 類 の 移 入 により,こ れらの 鳥 たちは 急 激 に 数 を 減 らしてしまいました その 反 省 から,ニュージーランドでは1978 年 にDOC (Department of Conservation: 自 然 保 護 局 )が 設 立 さ れ, 生 物 多 様 性 の 回 復 と 保 全 に 国 を 挙 げて 取 り 組 んで おり,この 保 護 区 でも,イタチやネズミなどの 駆 除 や キーウィの 増 殖 生 態 調 査 を 実 施 しています 今 回 の 同 行 調 査 で, 昼 間 に 夜 行 性 のキーウィに 会 え るといわれても 半 信 半 疑 でした しかし,グラハムさ んの 装 備 を 見 て, 疑 問 は 期 待 に 変 わりました 電 波 発 信 機 を 用 いてキーウィの 居 場 所 を 特 定 できるのです 現 場 に 到 着 すると,すぐアンテナを 広 げ, 電 波 が 発 信 してくる 方 向 を 探 ります その 方 向 に 向 かうと 徐 々 に 電 波 が 強 くなり, 探 索 開 始 から30 分 程 度 でキーウィ が 潜 む 木 生 シダの 落 葉 で 覆 われた 茂 みが 特 定 されまし た その 中 をライトで 照 らしながらグラハムさんが 手 で 探 ると,2 本 の 足 がしっかりと 握 られたラグビーボ ール 大 の 鳥 がでてきました まだ, 子 どものキーウィ でしたが,かなりの 力 で 暴 れようとします 手 際 よく 体 重 やくちばしの 長 さを 測 定 し, 発 信 機 を 付 け 替 え 再 び 森 に 放 しました 放 されたキーウィは, 遠 くに 走 り 去 るのではなく,また 近 くの 茂 みに 逃 げ 込 みました このような 性 質 は, 昔 からいる 肉 食 性 の 鳥 などから 身 を 隠 すのには 有 効 ですが,イヌなどの 哺 乳 類 には 無 意 味 です キーウィが, 哺 乳 類 の 移 入 という 新 しい 環 境 に 適 応 することの 困 難 さを 痛 感 しました 今 年 の 夏 に 開 催 する 企 画 展 ニュージーランドの 自 然 ( 仮 称 ) では,4 種 類 のキーウィやカカポなど 貴 重 な 剥 製 標 本 とともに, 今 回 のキーウィ 捕 獲 調 査 の 様 子 も 映 像 で 紹 介 します 楽 しみにしてください ( 資 料 課 栗 栖 宣 博 ) ウミガメ 博 物 館 1 階 の 茨 城 の 自 然 を 覗 いてみましょう アカウミガメの 孵 化 の 様 子 を 見 ることができます ウミガメは, 砂 浜 で 涙 を 流 しなが ら 卵 を 産 むことで 知 られています この 涙 はどうして 流 れるのでしょう か? 人 間 の 場 合, 赤 ちゃんを 生 む 時, 痛 みやうれしさで 涙 を 流 します し かし,ウミガメの 場 合 は, 体 内 の 過 剰 な 海 水 を 塩 類 腺 という 目 の 上 の 器 官 から 流 しているのです 1 回 の 産 卵 で,ピンポン 玉 くらい の 大 きさの 卵 を100 個 ほど 産 みます (ミュージアムコンパニオン 瀬 尾 亮 子 ) この 卵 から 産 まれた 子 ガメは,いっ せいに 海 に 向 かいますが, 途 中 海 鳥 に 狙 われたりします また, 無 事 海 にたどり 着 いても, 大 人 に 成 長 でき るものは1 匹 いるかどうかです の んびりしたイメージのウミガメです が, 厳 しい 環 境 の 中 で 強 くたくまし く 大 人 になっていくのですね 普 段 は 見 落 としがちな 展 示 にも, 様 々な 物 語 があります 皆 さんも 新 しい 物 語 を 発 見 してみてください

環 境 省 が2004 年 に 行 ったツキノワグマの 分 布 域 調 査 では 分 布 なし とされている 茨 城 県 で,はじめてク マの 死 体 が 発 見 され, 当 館 で 引 き 取 りました このクマは2006 年 12 月 13 日 午 後 8 時 頃 に 大 子 町 の 国 道 118 号 で 発 見 され, 翌 14 日 早 朝 に 地 元 猟 友 会 の 方 が 回 収 したものです メスの 幼 獣 (2006 年 1 2 月 に 生 ま れた0 歳 仔 )で, 体 重 は11.2kg, 全 長 は685mm( 尾 長 30mm 含 む)でした 博 物 館 での 解 剖 の 結 果, 直 接 の 死 因 は 車 との 接 触 によると 思 われる 側 頭 部 損 傷 である ことが 分 かりました 栄 養 状 態 は 良 く, 皮 下 や 腹 腔 内 には 脂 肪 がたっぷりと 蓄 積 されていました 胃 内 には 果 実 のような 液 状 の 物 体 が, 大 腸 内 にはバラ 科 の 落 葉 小 高 木 であるカマツカの 種 子 が 入 っていました しか し, 人 間 生 活 に 依 存 していたことを 示 す 残 飯 などは 見 当 たりませんでした お 隣 の 福 島 県 阿 武 隈 山 地 では,1978 年 の 環 境 庁 調 査 ではクマの 分 布 なしとなっていたものの,2003 年 には 分 布 が 認 められるようになり,2006 年 には 大 子 町 に 接 する 福 島 県 矢 祭 町 でもクマの 目 撃 情 報 が 寄 せられてい ました 茨 城 県 内 でも 大 子 町 をはじめ, 北 茨 城 市 など でこの10 年 ほどの 間 に 足 跡 や 目 撃 情 報 が 寄 せられて おり, 今 回 の 発 見 はその 最 初 の 確 認 事 例 となりました 古 文 書 では,1700 年 代 後 半 に 大 子 町 男 体 山 でクマの 捕 獲 があったと 記 されており, 久 しぶりにクマが 茨 城 県 内 に 姿 を 現 したということになりそうです また 今 回 の 個 体 が 通 常 母 親 と 行 動 を 共 にしている 年 齢 であっ たことから,あるいは 県 内 が 繁 殖 ( 越 冬 )の 場 所 とし て 利 用 され,クマの 分 布 域 として 定 着 している 可 能 性 もゼロではないと 考 えられます 地 元 の 方 々は, 今 回 の 事 件 を 不 安 そうな 面 持 ちで 捉 えていました 過 去 に 分 布 があったにしろ, 姿 を 消 し て 久 しい 場 所 に 再 びクマが 定 着 する 可 能 性 が, 今 後 各 地 で 増 えてくることが 予 想 されます クマは 決 して 恐 ろしくて 好 戦 的 な 動 物 ではありませんが,クマとの 付 き 合 いを 全 く 知 らない 地 域 の 人 たちにとって,クマの 出 現 は 心 理 的 脅 威 になる 場 合 もあるでしょう クマが 出 たからといって 即 駆 除 という 短 絡 的 な 対 応 は 慎 むべきですが,それにしても 今 後 のクマとの 付 き 合 い 方 について, 緊 急 マニュアルの 整 備 も 含 めてきちんと 考 えていく 必 要 があります ( 教 育 課 山 晃 司 ) 日 本 にはヒグマとツキノワグマがおり,ツキノワグマは, 本 州 と 四 国 ( 九 州 は 絶 滅 ),ヒグマは 北 海 道 に 分 布 します 今 回 の 子 グマは 標 本 に して 博 物 館 で 大 切 に 保 管 します タイ? 腐 ってもタイ とか タイの 尾 頭 付 き という 言 葉 が 使 われること からも 分 かるように,タイは 日 本 人 にとって 高 級 魚 の 代 表 です しかし, 魚 の 中 には タイ という 名 前 がついていながら,じつはタイのな かま(タイ 科 )ではないものも 多 く います 今 回 ご 紹 介 する タカノハ ダイ もそのひとつ(タカノハダイ 科 )で, 高 級 魚 どころか,その 肉 は 臭 みが 強 く, 食 用 には 向 きません タカノハダイは 沿 岸 の 岩 場 にすみ, 岩 の 上 に 付 いた 海 藻 などをむしりと り,その 中 のゴカイやエビなどを 食 べている 魚 です 海 の 中 でも 岩 の 上 でモゴモゴと 口 を 動 かしている 姿 が よく 見 られます ヒトデなどを 潜 水 採 集 している 際 にも 時 折 見 かけます が,あまり 警 戒 心 が 強 くなく, 近 づ いてもじっとこちらを 見 ているだけ で,ゆっくり 観 察 するにはもってこ いの 魚 です 変 わった 口 の 形 やきれ いな 体 の 模 様 など, 水 槽 の 中 の 姿 を じっくり 観 察 してみてください ( 水 系 担 当 大 須 賀 陽 子 )

2006 年 4 月 に, 北 茨 城 市 五 浦 海 岸 でムカシオオホホ ジロザメ(カルカロドン メガロドン)の 化 石 が 発 見 されました その 発 見 の 経 緯 や 発 掘 作 業 の 様 子 につい ては, 本 誌 47 号 で 速 報 としてご 紹 介 しました 発 掘 して 博 物 館 へ 持 ち 帰 った 岩 塊 は, 総 重 量 にして 300kgを 超 えるほどの 大 量 のものでした 歯 や 脊 椎 骨 の 化 石 がどのような 位 置 関 係 にあったのかを 確 認 しな がらクリーニング 作 業 を 進 めていく 中 で, 新 たな 歯 や 脊 椎 骨 が 次 々と 姿 を 現 しました 現 在 までにムカシオ オホホジロザメの 歯 43 本, 脊 椎 骨 4 個 のほかメジロザ メ,アオザメ,イタチザメ,カスザメの 歯 などが 確 認 されました そして,これらの 化 石 の 一 部 を 第 2 展 示 室 の サメ 類 の 進 化 コーナーで 新 設 展 示 しました 展 示 では,まずその 歯 の 大 きさに 目 がひかれます 今 回 の 発 見 では 最 大 で11cmの 上 顎 歯 がありました そ して, 上 顎 歯 と 下 顎 歯 が 交 互 に 咬 み 合 った 状 態 のもの も 産 出 しています この 産 出 部 分 については, 歯 群 の 位 置 関 係 が 分 かるようにレプリカを 製 作 し, 実 物 の 歯 とともに 展 示 しています ほかにも, 同 じ 形 をしてい るが 大 きさが 違 う 上 顎 歯 が 重 なった 位 置 にあるものや, 顎 の 奥 の 歯 と 考 えられる 小 さな 歯 などもあります こ れらの 歯 の 化 石 は,ほとんどが 前 面 を 上 にした 状 態 で 産 出 しており, 死 んだ1 体 のムカシオオホホジロザメ が 海 底 で 顎 の 歯 列 をある 程 度 維 持 した 状 態 で 砂 に 埋 も れ, 化 石 化 した 珍 しい 例 であることが 分 かりました 今 回 発 見 された 化 石 の 時 代 は, 約 1640 万 年 前 のもの で, 同 一 個 体 の 歯 群 化 石 としては 日 本 最 古 であり,ホ ホジロザメ 類 の 進 化 を 考 えるうえで 学 術 的 価 値 の 高 い 資 料 です このコーナーでは, 作 業 の 進 捗 に 伴 いホッ トな 情 報 を 適 宜 公 開 していく 予 定 です 今 後, 歯 の1 個 1 個 を 取 り 出 し, 現 生 のホホジロザ メの 歯 などを 参 考 にして,その 形 から 歯 の 位 置 ( 歯 種 )の 同 定 を 行 い,ムカシオオホホジロザメの 歯 の 並 びを 復 元 していく 計 画 です そして 歯 や 歯 列 の 形 態 的 な 特 徴 について 詳 しく 解 明 したいと 考 えています ( 資 料 課 国 府 田 良 樹 ) ここ 数 年, 日 立 市 でヒカリモが 発 見 され, 新 聞 など で 話 題 をよんでいます 2002 年 には 水 木 浜 海 岸 の3つ の 崖 穴 から,2005 年 には 滑 川 浜 海 岸 の4つの 崖 穴 から 見 つかりました ヒカリモは 一 般 的 に 春 先 から6 月 頃 に 発 生 しますが, 日 立 市 ではほぼ 年 間 を 通 して 見 られま す このような 例 は 全 国 でも 珍 しく, 日 立 市 と 千 葉 県 館 山 市 でしかありません また,ここ 日 立 市 の 生 育 地 は 北 限 にあたり, 学 術 的 にも 非 常 に 貴 重 です ヒカリモは 黄 金 色 藻 類 に 属 する 淡 水 産 の 単 細 胞 生 物 です 詳 しい 生 態 はまだ 解 明 されていませんが, 太 陽 光 が 細 胞 内 のレンズ 状 の 黄 色 素 体 に 当 たり, 反 射 で 黄 金 色 に 輝 いてみえるとされています かつては 井 戸 や 洞 窟 の 湧 水 など,いくつかのきれい な 水 で 生 育 が 確 認 されていましたが, 最 近 はなかなか 見 ることができなくなりました 県 内 では 水 戸 市 備 前 町 洞 窟 のヒカリモが 水 戸 市 の 天 然 記 念 物 に 指 定 されて います 現 在, 日 立 市 では, 舟 橋 正 隆 氏 ( 日 立 第 一 高 校 長 )らの 協 力 により 調 査 を 続 けながら, 保 護 に 向 け た 試 みがなされています ( 資 料 課 池 澤 広 美 )

当 館 の3 階 の 映 像 ホールでは, 午 前 と 午 後 に1 回 ず つ( 土 日 祭 日 は 午 後 に2 回 ) 当 館 が 独 自 に 制 作 し た 茨 城 県 内 の 自 然 を 紹 介 する 記 録 映 画 を 上 映 していま す このたび,2004 年 から3 年 間 にわたり 霞 ヶ 浦 の 自 然 を 撮 影 した,6 作 目 となる 新 作 映 画 湖 の 息 吹 ー 霞 ヶ 浦 人 と 自 然 の 営 みー がいよいよ 完 成 し, 新 年 度 か らの 上 映 に 向 けた 準 備 を 進 めております 霞 ヶ 浦 に 生 息 するプランクトンや 底 生 動 物, 水 生 植 物 や 魚 類 などの 中 には, 学 術 上 貴 重 なものも 多 いとさ れています また, 霞 ヶ 浦 は, 景 勝 地 として 一 年 を 通 じて 人 々の 目 を 楽 しませてくれると 同 時 に, 漁 業 や 水 資 源 として 霞 ヶ 浦 周 辺 の 人 々の 生 活 に 欠 かせない 存 在 となっています このような 豊 かな 自 然 を 擁 する 霞 ヶ 浦 の 様 々な 生 き ものをはじめ, 四 季 折 々の 自 然 の 姿 や 人 の 生 活 とのか かわりを 見 ていただきたいと 思 います 皆 様, 来 館 の 際 には 映 像 ホールにも 足 を 運 んで, 茨 城 の 豊 かな 自 然 をお 楽 しみください ( 資 料 課 湯 本 勝 洋 ) 2 月 25 日 に 好 評 のうちに 終 了 した 第 5 回 市 民 コレク ション 展 自 然 を 創 る バードカービングの 魅 力 の 会 期 中 の2 月 18 日 ( 日 )に,この 世 界 の 第 一 人 者 で ある 日 本 バードカービング 協 会 の 内 山 春 雄 会 長 を 講 師 に 迎 えてバードカービングづくりを 実 施 しました このイベントには, 募 集 定 員 を 上 回 る 応 募 がありま したが, 講 師 のご 好 意 もあり, 募 集 期 間 に 応 募 いただ いた53 人 の 方 すべてに 体 験 していただくことができま した ほとんどの 方 がはじめてで, 中 には 市 民 コレクショ ン 展 を 見 るまでバードカービングを 知 らなかったとい う 方 もいらっしゃいました 講 師 からつくり 方 を 説 明 され, 渡 された 木 片 に 鉛 筆 で 鳥 の 形 を 書 き 上 げて, 実 際 に 彫 り 出 しました 彫 り 出 しが 終 わると, 次 に 彩 色 です おそるおそるの 体 験 でしたが,でき 上 がったものはどれも 素 晴 らしいもの ばかりで, 皆 さん 満 足 した 様 子 でした ( 企 画 課 永 濱 隆 之 ) ( 注 ):( ) 内 は 団 体 料 金 (20 名 以 上 ) 未 就 学 児 昭 和 13 年 4 月 1 日 以 前 に 生 まれた 方 障 害 者 手 帳 をお 持 ち の 方 は 入 館 無 料 です 次 の 日 の 入 館 料 は 無 料 です 5 月 4 日 (みどりの 日 ) 6 月 5 日 ( 環 境 の 日 ) 11 月 13 日 ( 茨 城 県 民 の 日 ) 春 分 の 日 午 前 9 時 30 分 から 高 校 生 以 下 の 児 童 生 徒 は 毎 週 土 曜 日 午 後 5 時 まで (ただし, 春 夏 冬 休 み 期 間 中 を 除 きます ) ( 入 館 は4 時 30 分 まで) ペット 及 び 遊 具 等 の 毎 週 月 曜 日 お 持 ち 込 みはご 遠 慮 く 4 月 30 日 ( 月 )は 開 館 し, 振 替 休 館 日 はありません ださい 企 画 編 集 :ミュージアムパーク 茨 城 県 自 然 博 物 館 企 画 課 / 発 行 2007 年 3 月 25 日 306-0622 茨 城 県 坂 東 市 大 崎 700 番 地 TEL0297-38-2000 FAX0297-38-1999 ホームページ http://www.nat.pref.ibaraki.jp/ E-mail webmaster@nat.pref.ibaraki.jp メールマガジンも 配 信 中 登 録 はホームページから