原 稿 チェックポイント ジベル 薔 薇 色 粃 糠 疹 に 対 します 重 要 なチェックポイント 監 修 者 からのコメントや 要 望 編 集 部 読 者 からのお 願 い( 該 当 事 項 がない 場 合 は 空 欄 です) [1470-ジベル 薔 薇 色 粃 糠 疹 ] 編 集 部 より オーダー 案 をご 提 案 させていただきます ご 確 認 いただけますと 幸 いです チェックポイント( 本 コンテンツで 特 にご 検 討 いただきたい 点 ) 以 下 は 読 者 にとってより 誤 解 のない 正 確 な 記 載 と 利 便 性 コンテンツの 統 一 性 等 を 鑑 み 本 コンテンツで 特 にご 確 認 加 筆 修 正 をお 願 いしたい 項 目 です ( トップページ や 評 価 治 療 例 ( 詳 細 ) でご 検 討 いただきたい 点 が 多 い 場 合 弊 社 案 を 別 紙 あるいは 鉛 筆 書 きにてご 提 案 させていただいておりますので ご 検 討 くださいませ) チェック 欄 に 完 了 が 入 力 されているチェックポイントはご 確 認 いただく 必 要 はございません チェックポイント チェック トップページ : 新 エルゼビア 案 のご 確 認 エルゼビア 作 成 のトップページをご 確 認 ご 修 正 等 がありましたらお 願 いいたします トップページ : 一 行 選 択 方 針 の 追 記 確 認 (ピンク 色 の 部 分 ) 一 行 選 択 方 針 を チェックポイントの 説 明 1 を 参 照 に 追 記 下 さい トップページ : 臨 床 の 流 れに 沿 った 評 価 治 療 の 進 め 方 の 追 記 トップに 1: 治 療 についてご 追 記 頂 けましたら 幸 いです 評 価 治 療 例 ( 詳 細 ) ページ: すべての 患 者 という 表 現 の 追 記 または 削 除 元 々 半 数 以 上 半 数 以 下 の 症 例 で 臨 床 適 応 があるという 意 味 で 御 執 筆 いただいていた すべての 患 者 ( 推 奨 度 2 推 奨 度 3) という 表 記 は 読 者 筆 者 から 誤 解 を 招 く 可 能 性 が 有 る と 指 摘 を 受 けて 可 能 な 限 り 削 除 をするか より 明 確 な 表 現 ( を 疑 う 患 者 の 診 断 の ついた 患 者 等 )に 変 更 したいと 考 えています 先 生 のお 手 数 を 少 しでも 下 げれたらと 考 えて こちらで 案 を 作 成 させていただいております チェックポイントの 説 明 3-A を 参 照 にご 確 認 を お 願 いします エビデンス 解 説 ページ:エビデンスランク 推 奨 度 の 確 認 アップデート 追 記 もしもエビデンス 解 説 等 がございましたらご 追 記 願 います なければ 結 構 です 詳 細 情 報 ページ: 代 表 的 な 画 像 の 追 加 必 要 に 応 じまして 疾 患 症 状 に 特 徴 的 な 検 査 画 像 などを ご 所 有 の 写 真 もしくは 弊 社 画 像 文 献 サービス clinicalkeyより 選 択 してご 追 加 くださいませ 詳 細 情 報 ページ:アルゴリズム 1: 診 断 2: 治 療 のアルゴリズムを 可 能 ならばご 追 記 くださいませ 完 了 完 了 完 了 詳 細 情 報 ページ: 専 門 用 語 や 薬 剤 の 選 択 方 法 の 詳 細 必 要 に 応 じて 専 門 用 語 や 薬 剤 の 選 択 方 法 の 詳 細 を 御 追 記 ほどよろしくお 願 いします
原 稿 チェックポイント 詳 細 情 報 ページ: 予 後 の 追 記 ( 死 亡 率 など) 患 者 に この 病 気 は 治 るのかなど 良 く 聞 かれる 質 問 に 対 して 答 えるため 予 後 の 項 目 に 治 療 や 未 治 療 時 の 予 後 の 追 記 をお 願 いします ハンドアウト(ホームケアのポイント) 内 容 をご 確 認 の 上 適 宜 修 正 ご 追 記 願 います
トップページ #1470 ジベル 薔 薇 粃 糠 疹 概 要 監 修 : 宮 地 良 樹 滋 賀 県 成 病 センター 多 弥 帝 京 学 医 学 部 附 属 病 院 膚 科 疾 患 のポイント: ジベル 薔 薇 粃 糠 疹 とは 若 年 から 年 期 に 多 い 主 として 体 幹 に 落 屑 性 紅 斑 が 多 発 する 炎 症 性 化 症 の1つである 上 気 道 感 染 の2 3 週 間 後 に 発 症 することが 多 い 診 断 :[ID0011] 視 診 により 診 断 する 体 幹 に 対 称 性 に 径 数 cmの 紅 斑 が 多 発 し 紅 斑 上 に 鱗 屑 をつける 紅 斑 の 軸 が 割 線 向 に 向 く 配 列 を すことが 特 徴 である 左 右 対 称 性 の 分 布 で 背 部 ではクリスマスツリー 様 の 配 列 を す [ID0601] 播 種 性 紅 斑 に 先 して 型 の 紅 斑 (herald patch)を 約 半 数 の 例 で 認 める herald patchは 播 種 性 紅 斑 が じた 後 も 持 続 している herald patchを 認 めればほぼ 診 断 は 間 違 いがない [ID0602] 痒 みはないときもある あっても 軽 度 である 鑑 別 すべき 疾 患 には 薬 疹 急 性 滴 状 乾 癬 急 性 苔 癬 状 痘 瘡 状 粃 糠 疹 梅 毒 2 期 疹 などがある ( 鑑 別 法 :[ID0011]) 予 後 : 急 速 に 紅 斑 が 多 発 するので 患 者 は 不 安 を 感 じている 1 2カ で 然 に 軽 快 することを 説 明 する 内 科 疾 患 が 隠 れているのではないかと 配 する 患 者 もいる 内 科 疾 患 とは 関 係 ないことを 説 明 する 治 療 :[ID0014] 疹 に 対 して 抗 アレルギー 薬 の 内 服 とステロイド 薬 の 外 を う 経 過 をみて 紅 斑 が 明 ら かに 退 傾 向 を したときは 外 ステロイド 薬 のランクを 下 げる 発 熱 や 関 節 痛 があれば 適 宜 ステロイド 抗 炎 症 (NSAIDs) 薬 の 内 服 を う 専 医 相 談 のタイミング:[ID0017] 2カ 後 でも 新 があるとき 炎 症 症 状 や 全 症 状 が 強 いときは 専 医 に 紹 介 する 評 価 治 療 の 進 め 選 定 されている 評 価 治 療 は 例 です 症 状 病 態 に 応 じて 適 宜 変 更 してください 初 期 治 療 例 抗 アレルギー 薬 の 内 服 とステロイド 薬 の 外 を う 発 熱 や 関 節 痛 があれば 適 宜 ステロイ ド 抗 炎 症 (NSAIDs) 薬 の 内 服 を う 炎 症 症 状 が 強 いときは 短 期 間 ステロイド 薬 の 内 服 を う 〇 疹 に 対 して 重 症 度 に 応 じて1)-3)のいずれかを いる かゆみに 対 して4)を 発 熱 関 節 痛 に 対 して5)を 炎 症 が 強 いときは6)を いる 1)リンデロン-V 軟 膏 [0.12%] 1 2 回 次 回 外 来 まで 2)アンテベート 軟 膏 [0.05%] 1 2 回 次 回 外 来 まで 3)リドメックスコーワ 軟 膏 [0.3%] 1 2 回 次 回 外 来 まで 4)アレグラ 錠 [60mg] 2 錠 分 2 次 回 外 来 まで 5)カロナール 錠 [200mg] 6 錠 分 3 朝 昼 晩 後 6)プレドニゾロン 錠 タケダ [5mg] 1 2 錠 5 分 薬 剤 情 報 を る 薬 剤 情 報 を る 薬 剤 情 報 を る 薬 剤 情 報 を る 薬 剤 情 報 を る 薬 剤 情 報 を る 2015/02/25 Page 1 of 16
追 加 情 報 ページへのリンク ジベル 薔 薇 粃 糠 疹 に 関 する 詳 細 情 報 ジベル 薔 薇 粃 糠 疹 に 関 する 評 価 治 療 例 ( 詳 細 ) (1 件 ) 初 診 時 フォローアップ 時 ジベル 薔 薇 粃 糠 疹 に 関 する 画 像 (4 件 ) 薬 剤 中 分 類 法 同 効 薬 診 療 報 酬 は エルゼビアが 独 に 作 成 した 薬 剤 情 報 であり 著 者 により 作 成 された 情 報 ではありません 尚 法 は 添 付 書 より 同 効 薬 は 薬 剤 師 監 修 のもとで 作 成 しております 最 終 更 新 : 2015 年 2 26 <<ページ 末 尾 :#searchdetails4.aspx?diseaseid=1470>> 2015/02/25 Page 2 of 16
詳 細 情 報 #1470 ジベル 薔 薇 粃 糠 疹 病 態 疫 学 診 察 疾 患 情 報 ( 疫 学 病 態 ) [ID0001] 多 弥 帝 京 学 医 学 部 附 属 病 院 膚 科 ジベル 薔 薇 粃 糠 疹 は 若 年 から 年 期 に 多 い 炎 症 性 化 症 である 上 気 道 感 染 の2 3 週 間 後 に 発 症 することが 多 い 初 発 から1 2カ の 経 過 で 軽 快 する 卵 円 形 の 紅 斑 (herald patch)を じ その 後 体 幹 に 型 の 紅 斑 が 播 種 性 に じる 紅 斑 の 軸 が 割 線 向 に 向 く 配 列 を すことが 特 徴 である 紅 斑 上 に 次 第 に 細 かい 鱗 屑 を じることが 特 徴 である 液 検 査 では 特 に 異 常 を 認 めない 本 症 の 原 因 としてヒトヘルペスウイルス6 型 (HHV-6)やヒトヘルペスウイルス7 型 (HHV- 7)の 感 染 が 注 されている 問 診 診 察 のポイント [ID0002] ジベル 薔 薇 粃 糠 疹 は 年 期 に 多 い 数 カ の 経 過 で 軽 快 する 炎 症 性 化 症 である 上 気 道 感 染 先 の 有 無 を 聴 取 する ただし 上 気 道 感 染 が 先 する 例 は 全 症 例 の 半 数 程 度 であ る 微 熱 や 倦 怠 感 を 認 めることが 多 い 瘙 痒 はあっても 軽 度 である ときに 関 節 痛 を 認 める 播 種 性 紅 斑 に 先 して 型 の 紅 斑 (herald patch)を 約 半 数 の 例 で 認 める herald patchは 播 種 性 紅 斑 が じた 後 も 持 続 している 主 として 体 幹 に 播 種 性 の 紅 斑 を 認 める 病 初 期 には 鱗 屑 を 認 めないが 次 第 に 紅 斑 上 に 細 かい 鱗 屑 を じる 鑑 別 すべき 疾 患 には 薬 疹 急 性 滴 状 乾 癬 急 性 苔 癬 状 痘 瘡 状 粃 糠 疹 梅 毒 2 期 疹 などがあ る 診 断 針 0: 想 起 [ID0010] 薬 剤 摂 取 の 既 往 がない 若 年 者 に 体 幹 を 中 に 急 速 に 紅 斑 が 多 発 したときに 本 症 を 疑 う 発 熱 や 倦 怠 感 などの 全 症 状 は あっても 軽 度 である 1: 診 断 [ID0011] 主 として 体 幹 に 対 称 性 に 径 数 cmの 紅 斑 が 多 発 し 紅 斑 上 に 鱗 屑 をつける 疱 や 膿 疱 を 認 めない 痒 みはないときもある あっても 軽 度 である [ID0601]herald patchを 認 めればほぼ 間 違 い がない [ID0602] 紅 斑 の 軸 が 割 線 向 に 向 いている 割 線 向 は 側 腹 部 でわかりやすい 左 右 対 称 性 の 分 布 で 背 部 ではクリスマスツリー 様 の 配 列 を す 薬 疹 や 他 のウイルス 性 発 疹 症 を 否 定 できる 急 性 滴 状 乾 癬 は 溶 連 菌 感 染 後 に じる 炎 症 性 化 症 で 本 症 に 似 る しかし 紅 斑 は 卵 円 形 で はなく 円 形 が 基 本 で 鱗 屑 が 厚 い 割 線 向 の 配 列 を さず herald patchもみられない 点 が 異 なる [ID0603] 急 性 苔 癬 状 痘 瘡 状 粃 糠 疹 は の 紅 斑 を 播 種 状 に じる 疾 患 で 本 症 に 似 る しかし 紅 斑 内 に 壊 死 を じ 潰 瘍 を 形 成 すること 割 線 向 の 配 列 を さないことが 異 なる 梅 毒 2 期 疹 は 型 の 紅 斑 が 播 種 性 に じる 紅 斑 上 には 鱗 屑 を 付 着 し 本 症 と 似 る しかし 紅 斑 は 割 線 向 の 配 列 は さず herald patchもみられない また ジベル 薔 薇 粃 糠 疹 では 疹 を じない 掌 と 底 に 疹 を じる 点 が 異 なる [ID0604] 2: 疾 患 の 除 外 [ID0012] 紅 斑 が 四 肢 主 体 で 体 幹 に 少 ないときは 本 症 ではない 可 能 性 が い 掌 や 底 に 疹 を 認 めるときは 本 症 ではない 可 能 性 が い 疱 や 膿 疱 を 認 めるときは 本 症 を 除 外 できる 熱 や 関 節 痛 などの 全 症 状 が 強 いときは 本 症 ではない 可 能 性 が い 2015/02/25 Page 3 of 16
結 膜 充 や 咽 頭 痛 などのカタル 症 状 が 強 いときは 本 症 ではない 可 能 性 が い 3カ 以 上 経 過 しても 軽 快 傾 向 がないときは 本 症 ではない 可 能 性 が い 治 療 針 3: 重 症 度 予 後 評 価 [ID0013] 本 症 は 重 症 になることはほとんどない 紅 斑 の 範 囲 が 広 範 で 密 集 しているときは 較 的 重 症 と 考 える 発 熱 や 関 節 痛 があるときは 較 的 重 症 と 考 える 4: 初 期 治 療 [ID0014] 抗 アレルギー 薬 の 内 服 とステロイド 薬 の 外 を う 発 熱 や 関 節 痛 があれば 適 宜 ステロ イド 抗 炎 症 (NSAIDs) 薬 の 内 服 を う 炎 症 症 状 が 強 いときは 短 期 間 ステロイド 薬 の 内 服 を う 5:フォローアップ 針 [ID0015] 1 2カ 後 には 紅 斑 は 消 退 傾 向 を す しかし 紅 斑 が 完 全 に 消 失 するまでにはさらに1カ を 要 する 1 2カ をめどに 治 療 を う 6: 治 療 の 中 [ID0016] 紅 斑 が 明 らかに 退 傾 向 を したときは 外 ステロイド 薬 のランクを 下 げる 紅 斑 が 完 全 に 消 退 するまで 治 療 を 続 ける 必 要 はない 7: 専 医 相 談 のタイミング [ID0017] 2カ 後 でも 新 があるときは 専 医 に 紹 介 する 炎 症 症 状 や 全 症 状 が 強 いときは 専 医 に 紹 介 する 8: 院 適 応 [ID0018] ジベル 薔 薇 粃 糠 疹 で 院 することはまれである 9: 難 治 症 例 の 治 療 [ID0019] 肺 炎 などの 合 併 症 がみられるときは 院 して 治 療 をする 必 要 がある 達 の 極 意 コツ 10: 達 の 極 意 コツ [ID0020] 急 速 に 紅 斑 が 多 発 するので 患 者 は 不 安 を 感 じている 数 カ かかるが その 後 は 軽 快 するこ とを 説 明 する 内 科 疾 患 が 隠 れているのではないかと 配 している 内 科 疾 患 とは 関 係 ないことを 説 明 する イメージ [ID0601] ジベル 薔 薇 粃 糠 疹 2015/02/25 Page 4 of 16
ケースの 説 明 病 歴 :10 歳 代 男 性 2 週 間 前 から じた 紅 斑 性 発 疹 を 主 訴 に 受 診 診 察 :1カ 前 上 気 道 感 染 症 状 があったが 無 治 療 で 様 をみたところ 軽 快 した 2 週 間 前 か ら 体 幹 に 紅 斑 性 発 疹 が じてきた 痒 みはない 胸 腹 部 と 背 部 および 両 上 腕 と 腿 の 近 位 側 に 左 右 対 称 性 に 紅 斑 がみられる 紅 斑 は 楕 円 形 で 軸 は 割 線 向 に 沿 ってい る 紅 斑 の 上 に 細 かい 鱗 屑 をつけている この 症 例 ではherald patchはみられなかっ た 診 断 のためのテストとその 結 果 : 診 察 所 病 歴 から 診 断 採 検 査 でCBC 般 化 学 はすべて 正 常 範 囲 内 であった 治 療 :ステロイド 外 薬 と 抗 アレルギー 薬 の 外 で 治 療 を 開 始 した 1カ 後 紅 斑 は 消 退 傾 向 を した 転 帰 :さらに1カ 後 には 紅 斑 は 完 全 に 消 退 した コメント:ジベル 薔 薇 粃 糠 疹 は 体 幹 主 体 に 急 速 に 紅 斑 を じる 次 いで この 紅 斑 上 に 鱗 屑 を つける 鱗 屑 は よく ると 紅 斑 の 辺 縁 からやや 内 側 の 部 位 で 環 状 を 呈 している この 紅 斑 は1 2カ の 経 過 で 消 退 する この 症 例 はherald patchを 認 めなかった 写 真 : 初 診 時 右 側 腹 部 に 多 発 する 紅 斑 紅 斑 は 細 かい 鱗 屑 をつけ 軸 は 割 線 向 を 向 く 割 線 向 配 列 は 胸 腹 部 中 央 や 背 部 ではわかりにくい 側 腹 部 や 下 腹 部 で 明 瞭 である 1: 三 橋 善 古 先 提 供 [ID0602] ジベル 薔 薇 粃 糠 疹 のherald patch ケースの 説 明 病 歴 :20 歳 代 の 男 性 2 週 間 前 右 下 腹 部 に 較 的 型 の 紅 斑 を1カ 所 じた 1 週 間 前 から 体 幹 に 紅 斑 が 急 速 に じて 拡 してきたことを 主 訴 に 受 診 診 察 : 下 腹 部 の 正 中 からからやや 右 側 に 鱗 屑 をつけるやや 型 の 紅 斑 を1カ 所 認 める 紅 斑 の 辺 縁 はやや 盛 り 上 がり 鱗 屑 は 紅 斑 の 辺 縁 にはみられず やや 中 央 に 寄 ったところに 環 状 にみられる また この 紅 斑 の 周 囲 と 体 幹 全 体 に これより さな 紅 斑 が 散 在 している 紅 斑 には 鱗 屑 を 認 めない 診 断 のためのテストとその 結 果 : 診 察 所 病 歴 から 診 断 採 検 査 でCBC 般 化 学 はすべて 2015/02/25 Page 5 of 16
正 常 範 囲 内 であった 治 療 :ステロイド 外 薬 と 抗 アレルギー 薬 の 内 服 で 治 療 を 開 始 した その 後 紅 斑 上 にも 鱗 屑 が 出 現 した 転 帰 :1カ 後 紅 斑 は 消 退 傾 向 を した コメント:ジベル 薔 薇 粃 糠 疹 のherald patchは まず1 個 のみ じる 較 的 型 の 紅 斑 であ る この 紅 斑 が 鱗 屑 をつけるころに 体 幹 に 型 の 紅 斑 が 播 種 状 に じる 紅 斑 は はじ め 鱗 屑 をつけないが 次 第 に 鱗 屑 を じる 1 2カ 後 にはすべての 紅 斑 が 消 退 傾 向 を す 1: 三 橋 善 古 先 提 供 [ID0603] 鑑 別 疾 患 : 急 性 滴 状 乾 癬 病 歴 :23 歳 男 性 診 察 :2カ 前 に 急 性 細 菌 性 咽 頭 炎 に 罹 患 し 抗 菌 薬 による 治 療 を 受 けた 1カ 半 前 から 疹 出 現 診 断 のためのテストとその 結 果 : 末 梢 液 検 査 ではASO 上 昇 以 外 に 異 常 を 認 めなかった 治 療 :ステロイド 薬 外 で 治 療 した 転 帰 :3カ 後 消 退 傾 向 を した 急 性 滴 状 乾 癬 は 溶 連 菌 感 染 後 に じる 炎 症 性 化 症 であ る 臨 床 像 はジベル 薔 薇 粃 糠 疹 や 尋 常 性 乾 癬 に 似 る 紅 斑 の 配 列 に 向 性 はなく 割 線 向 の 配 列 はみられない 然 治 癒 しない 尋 常 性 乾 癬 と 異 なり 3カ 程 度 で 然 治 癒 す ることが 多 い 1: 三 橋 善 古 先 提 供 [ID0604] 鑑 別 疾 患 :2 期 梅 毒 2015/02/25 Page 6 of 16
病 歴 :54 歳 男 2カ 前 に 感 冒 様 症 状 あり 無 治 療 で 経 過 をみていたところ 体 幹 と 四 肢 に 覚 症 状 のない 紅 斑 と 丘 疹 が 出 現 部 膿 疱 も 交 じる 診 察 : 体 幹 と 四 肢 に までの 紅 斑 が 多 発 している 膿 疱 もみられる 中 央 が 壊 死 して 調 を 呈 するものもみられる 診 断 のためのテストとその 結 果 : 梅 毒 反 応 が 強 陽 性 であった HIVは 陰 性 であった 膚 検 を って 病 理 組 織 学 的 に 検 索 したところ 真 内 に 形 質 細 胞 の 密 な 浸 潤 がみられた また 抗 トレポネーマ 抗 体 を いて 免 疫 組 織 学 的 検 索 を ったところ 表 と 真 内 に 多 数 のトレ ポネーマを 確 認 した 治 療 : 抗 菌 薬 を1クール 内 服 投 与 したところ 発 疹 は 軽 快 傾 向 を した 転 帰 : 治 療 のあと 疹 は 完 全 に 消 退 した 液 梅 毒 反 応 は 抗 体 価 が 低 下 したが 陰 性 化 はしな かった 1: 三 橋 善 古 先 提 供 鑑 別 疾 患 ページ 上 部 に 戻 る 本 症 は 主 として 体 幹 に 対 称 性 に 径 数 cmの 紅 斑 が 多 発 し 紅 斑 上 に 鱗 屑 をつける 疱 や 膿 疱 を 認 めない 痒 みはないときもある あっても 軽 度 である herald patchを 認 めればほぼ 間 違 いがない 紅 斑 の 軸 が 割 線 向 に 向 いている 割 線 向 は 側 腹 部 でわかりやすい 鑑 別 疾 患 と 鑑 別 点 : 薬 疹 薬 剤 摂 取 の 既 往 がある ウイルス 性 発 疹 症 上 気 道 感 染 症 状 を 合 併 して 急 速 に 発 症 する 急 性 滴 状 乾 癬 紅 斑 は 卵 円 形 ではなく 鱗 屑 が 厚 い 割 線 向 の 配 列 を さず herald patch もみられない 急 性 苔 癬 状 痘 瘡 状 粃 糠 疹 の 紅 斑 を 播 種 状 に じる しかし 紅 斑 内 に 壊 死 を じ 潰 瘍 を 形 成 し 割 線 向 の 配 列 を さない 梅 毒 2 期 疹 型 の 紅 斑 が 播 種 性 に じる 紅 斑 上 には 鱗 屑 を 付 着 する しかし 紅 斑 は 割 線 向 の 配 列 は さず herald patchもみられない 掌 と 底 に 紅 斑 を じる ページ 上 部 に 戻 る 2015/02/25 Page 7 of 16
症 例 検 索 症 例 くんでの 検 索 (ジベル 薔 薇 粃 糠 疹 ) ( 症 例 くん は 本 内 科 学 会 地 会 の 症 例 報 告 の 検 索 システムです 本 内 科 学 会 のID パス ワードにてアクセスしてください ) 最 終 更 新 : 2015 年 2 26 <<ページ 末 尾 :#actiondetails4.aspx?diseaseid=1470>> ページ 上 部 に 戻 る 2015/02/25 Page 8 of 16
エビデンス 解 説 #1470 ジベル 薔 薇 粃 糠 疹 多 弥 帝 京 学 医 学 部 附 属 病 院 膚 科 最 終 更 新 : 2015 年 2 26 <<ページ 末 尾 :#evidencedetails4.aspx?diseaseid=1470>> 2015/02/25 Page 9 of 16
画 像 覧 #1470 出 典 欄 記 述 法 作 図 にあたって 参 考 にした 献 さらに 詳 しく 知 るための 参 考 資 料 の 場 合 は 出 典 と 区 別 するために 参 考 献 : とご 記 述 いただけましたら 幸 いです 画 像 出 典 表 記 についてご 了 承 のお 願 い 先 に 元 図 をご 提 供 いただき それを 元 に 弊 社 にてイラストを 描 き 起 こしている 場 合 は エルゼビア 作 成 のイラストとし て 出 典 を 割 愛 させていただいている 場 合 があります その 点 ご 了 承 のほどお 願 いいたします 他 社 出 版 社 発 物 からの 転 載 は 額 の 場 合 や 許 諾 が 下 りない 場 合 は 掲 載 できない 場 合 がありますので ご 了 承 くだ さい 説 明 出 典 のご 記 載 を 頂 いている 場 合 は 空 欄 で 結 構 です 1ガイドライン 編 者 名 編 : ガイドライン 名 策 定 年 度 年 版 p 掲 載 or 図 版 番 号 発 元 出 版 年 2 雑 誌 著 者 名 : 表 題. 雑 誌 名 発 年 ( 暦 ); 巻 ( 号 ): -. 例 1 郎 : 中 枢 神 経 の 構 造 的 特 徴. 脳 と 神 経 1998;45(7):12-15. 例 2 参 考 献 :Hauenstein EJ, Marvin RS, Snyder AL, et al.: Stress in parents of children with diabetes mellitus. Diabetes Care 1989; 12(1): 18-23. PMID: 2714163 3 単 本 著 者 名 : 表 題. 編 者 名. 書 名. 発 所 所 在 地 ( 本 の 出 版 社 の 場 合 は 不 要 ): 発 所, 発 年 ( 暦 ); 掲 載. 例 1 郎 : 脳 と 脊 髄 への 液 供 給. 吉 次 郎 編. 神 経 科 学.エルゼビア ジャパン, 2003;125. 例 2 参 考 献 :Kettenmann H, Ranson BR: Neuroglia. New York: Oxford University Press,1955; 154. 4その 他 学 先 よりご 提 供 等 明 記 してください ジベル 薔 薇 粃 糠 疹 多 弥 帝 京 学 医 学 部 附 属 病 院 膚 科 [ID0601] ジベル 薔 薇 粃 糠 疹 ケースの 説 明 病 歴 :10 歳 代 男 性 2 週 間 前 から じた 紅 斑 性 発 疹 を 主 訴 に 受 診 診 察 :1カ 前 上 気 道 感 染 症 状 があったが 無 治 療 で 様 をみたところ 軽 快 した 2 週 間 前 か ら 体 幹 に 紅 斑 性 発 疹 が じてきた 痒 みはない 胸 腹 部 と 背 部 および 両 上 腕 と 腿 の 近 位 側 に 左 右 対 称 性 に 紅 斑 がみられる 紅 斑 は 楕 円 形 で 軸 は 割 線 向 に 沿 ってい る 紅 斑 の 上 に 細 かい 鱗 屑 をつけている この 症 例 ではherald patchはみられなかっ た 診 断 のためのテストとその 結 果 : 診 察 所 病 歴 から 診 断 採 検 査 でCBC 般 化 学 はすべて 正 常 範 囲 内 であった 治 療 :ステロイド 外 薬 と 抗 アレルギー 薬 の 外 で 治 療 を 開 始 した 1カ 後 紅 斑 は 消 退 傾 向 を した 転 帰 :さらに1カ 後 には 紅 斑 は 完 全 に 消 退 した コメント:ジベル 薔 薇 粃 糠 疹 は 体 幹 主 体 に 急 速 に 紅 斑 を じる 次 いで この 紅 斑 上 に 鱗 屑 を つける 鱗 屑 は よく ると 紅 斑 の 辺 縁 からやや 内 側 の 部 位 で 環 状 を 呈 している この 紅 斑 は1 2カ の 経 過 で 消 退 する この 症 例 はherald patchを 認 めなかった 写 真 : 初 診 時 右 側 腹 部 に 多 発 する 紅 斑 紅 斑 は 細 かい 鱗 屑 をつけ 軸 は 割 線 向 を 向 く 割 線 向 配 列 は 胸 腹 部 中 央 や 背 部 ではわかりにくい 側 腹 部 や 下 腹 部 で 明 瞭 である 2015/02/25 Page 10 of 16
1: 三 橋 善 古 先 提 供 説 明 出 典 のご 記 載 を 頂 いている 場 合 は 空 欄 で 結 構 です 画 像 の 説 明 出 典 著 者 提 供 [ID0602] ジベル 薔 薇 粃 糠 疹 のherald patch ケースの 説 明 病 歴 :20 歳 代 の 男 性 2 週 間 前 右 下 腹 部 に 較 的 型 の 紅 斑 を1カ 所 じた 1 週 間 前 から 体 幹 に 紅 斑 が 急 速 に じて 拡 してきたことを 主 訴 に 受 診 診 察 : 下 腹 部 の 正 中 からからやや 右 側 に 鱗 屑 をつけるやや 型 の 紅 斑 を1カ 所 認 める 紅 斑 の 辺 縁 はやや 盛 り 上 がり 鱗 屑 は 紅 斑 の 辺 縁 にはみられず やや 中 央 に 寄 ったところに 環 状 にみられる また この 紅 斑 の 周 囲 と 体 幹 全 体 に これより さな 紅 斑 が 散 在 している 紅 斑 には 鱗 屑 を 認 めない 診 断 のためのテストとその 結 果 : 診 察 所 病 歴 から 診 断 採 検 査 でCBC 般 化 学 はすべて 正 常 範 囲 内 であった 治 療 :ステロイド 外 薬 と 抗 アレルギー 薬 の 内 服 で 治 療 を 開 始 した その 後 紅 斑 上 にも 鱗 屑 が 出 現 した 転 帰 :1カ 後 紅 斑 は 消 退 傾 向 を した コメント:ジベル 薔 薇 粃 糠 疹 のherald patchは まず1 個 のみ じる 較 的 型 の 紅 斑 であ る この 紅 斑 が 鱗 屑 をつけるころに 体 幹 に 型 の 紅 斑 が 播 種 状 に じる 紅 斑 は はじ め 鱗 屑 をつけないが 次 第 に 鱗 屑 を じる 1 2カ 後 にはすべての 紅 斑 が 消 退 傾 向 を す 1: 三 橋 善 古 先 提 供 説 明 出 典 のご 記 載 を 頂 いている 場 合 は 空 欄 で 結 構 です 画 像 の 説 明 出 典 著 者 提 供 2015/02/25 Page 11 of 16
[ID0603] 鑑 別 疾 患 : 急 性 滴 状 乾 癬 病 歴 :23 歳 男 性 診 察 :2カ 前 に 急 性 細 菌 性 咽 頭 炎 に 罹 患 し 抗 菌 薬 による 治 療 を 受 けた 1カ 半 前 から 疹 出 現 診 断 のためのテストとその 結 果 : 末 梢 液 検 査 ではASO 上 昇 以 外 に 異 常 を 認 めなかった 治 療 :ステロイド 薬 外 で 治 療 した 転 帰 :3カ 後 消 退 傾 向 を した 急 性 滴 状 乾 癬 は 溶 連 菌 感 染 後 に じる 炎 症 性 化 症 であ る 臨 床 像 はジベル 薔 薇 粃 糠 疹 や 尋 常 性 乾 癬 に 似 る 紅 斑 の 配 列 に 向 性 はなく 割 線 向 の 配 列 はみられない 然 治 癒 しない 尋 常 性 乾 癬 と 異 なり 3カ 程 度 で 然 治 癒 す ることが 多 い 1: 三 橋 善 古 先 提 供 説 明 出 典 のご 記 載 を 頂 いている 場 合 は 空 欄 で 結 構 です 画 像 の 説 明 出 典 著 者 提 供 [ID0604] 鑑 別 疾 患 :2 期 梅 毒 2015/02/25 Page 12 of 16
病 歴 :54 歳 男 2カ 前 に 感 冒 様 症 状 あり 無 治 療 で 経 過 をみていたところ 体 幹 と 四 肢 に 覚 症 状 のない 紅 斑 と 丘 疹 が 出 現 部 膿 疱 も 交 じる 診 察 : 体 幹 と 四 肢 に までの 紅 斑 が 多 発 している 膿 疱 もみられる 中 央 が 壊 死 して 調 を 呈 するものもみられる 診 断 のためのテストとその 結 果 : 梅 毒 反 応 が 強 陽 性 であった HIVは 陰 性 であった 膚 検 を って 病 理 組 織 学 的 に 検 索 したところ 真 内 に 形 質 細 胞 の 密 な 浸 潤 がみられた また 抗 トレポネーマ 抗 体 を いて 免 疫 組 織 学 的 検 索 を ったところ 表 と 真 内 に 多 数 のトレ ポネーマを 確 認 した 治 療 : 抗 菌 薬 を1クール 内 服 投 与 したところ 発 疹 は 軽 快 傾 向 を した 転 帰 : 治 療 のあと 疹 は 完 全 に 消 退 した 液 梅 毒 反 応 は 抗 体 価 が 低 下 したが 陰 性 化 はしな かった 1: 三 橋 善 古 先 提 供 説 明 出 典 のご 記 載 を 頂 いている 場 合 は 空 欄 で 結 構 です 画 像 の 説 明 出 典 著 者 提 供 最 終 更 新 : 2015 年 2 26 <<ページ 末 尾 :#ImageList4.aspx?DiseaseID=1470>> ページ 上 部 に 戻 る 2015/02/25 Page 13 of 16
評 価 治 療 例 ( 詳 細 ) #1470 ジベル 薔 薇 粃 糠 疹 初 診 時 フォローアップ 時 対 象 患 者 コメントを 隠 す/ 表 する 多 弥 帝 京 学 医 学 部 附 属 病 院 膚 科 下 記 は 部 を 除 き 執 筆 者 が 過 去 に 診 た20 の 患 者 で2 以 上 に った 事 を 羅 列 して 頂 いています 実 際 の1 の 患 者 に った 内 容 は 下 記 の 部 分 であることを 了 解 下 さい 評 価 針 視 診 により 診 断 する 体 幹 に 対 称 性 に 径 数 cmの 紅 斑 が 多 発 し 紅 斑 上 に 鱗 屑 をつける 紅 斑 の 軸 が 割 線 向 に 向 く 配 列 を すことが 特 徴 である 左 右 対 称 性 の 分 布 で 背 部 ではクリスマスツリー 様 の 配 列 を す [ID0601] 播 種 性 紅 斑 に 先 して 型 の 紅 斑 (herald patch)を 約 半 数 の 例 で 認 める herald patch は 播 種 性 紅 斑 が じた 後 も 持 続 している herald patchを 認 めればほぼ 診 断 は 間 違 いがな い [ID0602] 痒 みはないときもある あっても 軽 度 である 鑑 別 すべき 疾 患 には 薬 疹 急 性 滴 状 乾 癬 急 性 苔 癬 状 痘 瘡 状 粃 糠 疹 梅 毒 2 期 疹 などがあ る ( 鑑 別 法 :[ID0011]) 診 察 視 診 ( 特 にherald patchの 確 認 ) 対 象 患 者 : ジベル 薔 薇 粃 糠 疹 を 疑 う 患 者 ( 推 奨 度 1) 検 体 検 査 CBC, 末 梢 液 像 対 象 患 者 : ジベル 薔 薇 粃 糠 疹 を 疑 う 患 者 ( 推 奨 度 2) 般 化 学 (AST, γ-gtp, BUN, Cr, Na, K, Cl) 対 象 患 者 : ジベル 薔 薇 粃 糠 疹 を 疑 う 患 者 ( 推 奨 度 2) 膚 検 対 象 患 者 : 診 断 に 難 渋 する 患 者 ASO 対 象 患 者 : 急 性 滴 状 乾 癬 治 療 針 梅 毒 RPR 定 性 対 象 患 者 : 梅 毒 との 鑑 別 が 必 要 な 患 者 抗 アレルギー 薬 の 内 服 とステロイド 薬 の 外 を う 発 熱 や 関 節 痛 があれば 適 宜 ステ ロイド 抗 炎 症 (NSAIDs) 薬 の 内 服 を う 炎 症 症 状 が 強 いときは 短 期 間 ステロイド 薬 の 内 服 を う 治 療 外 副 腎 質 ステロイド(ストロング) リンデロン-V 軟 膏 [0.12%] 1 2 回 次 回 外 来 まで 対 象 患 者 : ジベル 薔 薇 粃 糠 疹 の 診 断 のついた 患 者 コメント: リンデロン-V アンテベート リドメックスコーワはいずれか1つを いる 外 副 腎 質 ステロイド(ベリーストロング) アンテベート 軟 膏 [0.05%] 1 2 回 次 回 外 来 まで 対 象 患 者 : ジベル 薔 薇 粃 糠 疹 の 診 断 のついた 患 者 コメント: リンデロン-V アンテベート リドメックスコーワはいずれか1つを いる 2015/02/25 Page 14 of 16
外 副 腎 質 ステロイド(ミディアム) リドメックスコーワ 軟 膏 [0.3%] 1 2 回 次 回 外 来 まで 対 象 患 者 : ジベル 薔 薇 粃 糠 疹 の 診 断 のついた 患 者 コメント: リンデロン-V アンテベート リドメックスコーワはいずれか1つを いる H 1 受 容 体 拮 抗 薬 ( 第 2 世 代 ) アレグラ 錠 [60mg] 2 錠 分 2 次 回 外 来 まで 対 象 患 者 : ジベル 薔 薇 粃 糠 疹 の 診 断 のついた 患 者 コメント: アレグラ アレロックはいずれか1つを いる アレロック 錠 [5mg] 2 錠 分 2 次 回 外 来 まで 対 象 患 者 : ジベル 薔 薇 粃 糠 疹 の 診 断 のついた 患 者 コメント: アレグラ アレロックはいずれか1つを いる アセトアミノフェン カロナール 錠 [200mg] 6 錠 分 3 朝 昼 晩 後 対 象 患 者 : 発 熱 や 関 節 痛 を 認 める 患 者 副 腎 質 ステロイド プレドニゾロン 錠 タケダ [5mg] 1 2 錠 5 分 対 象 患 者 : 炎 症 症 状 が 強 いとき コンサルト 膚 科 対 象 患 者 : ジベル 薔 薇 粃 糠 疹 の 診 断 のついた 患 者 再 診 院 の 指 薬 物 療 法 を 開 始 または 変 更 したら 1 2 週 間 後 に 再 診 する その 後 は 経 過 に 応 じて2 週 1カ ごとにフォローアップする 以 後 は 症 状 経 過 に 合 わせて 延 する 対 象 患 者 : ジベル 薔 薇 粃 糠 疹 の 診 断 のついた 患 者 推 奨 度 1: 明 らかに 利 益 が 害 やコストよりも 上 回 る 必 ず う 必 要 があり 得 る 為 推 奨 度 2: 害 コストよりも 利 益 が 上 回 る 可 能 性 が い 半 数 以 上 の 状 況 で われ 得 る 為 推 奨 度 3: 利 益 よりも 害 コストが 上 回 る 可 能 性 が い 半 数 以 下 の 状 況 で われ 得 る 為 推 奨 度 4: 明 らかに 利 益 が 害 やコストよりも 下 回 る 医 学 的 に 原 則 禁 忌 といわれている 為 ( 詳 細 はこちら 参 照 ) 薬 剤 中 分 類 法 同 効 薬 診 療 報 酬 は エルゼビアが 独 に 作 成 した 薬 剤 情 報 であり 著 者 により 作 成 された 情 報 で はありません 尚 法 は 添 付 書 より 同 効 薬 は 薬 剤 師 監 修 のもとで 作 成 しております 最 終 更 新 : 2015 年 2 26 <<ページ 末 尾 :#situationdetails6.aspx?diseaseid=1470&situationno=1>> 2015/02/25 Page 15 of 16
ジベル 薔 薇 色 粃 糠 疹 ジベル 薔 薇 色 粃 糠 疹 は 皮 膚 の 炎 症 性 角 化 症 の 一 つです 細 かいフケのようなもの が 付 着 した 赤 い 楕 円 形 の 発 疹 で 突 然 腹 部 を 中 心 に 現 れます ウイルス 感 染 の 後 で 発 症 しますが 事 前 に かぜ 症 状 などのウイルス 感 染 を 示 す 人 は 50% 程 度 です 赤 い 発 疹 とともに 微 熱 がみられることもあ ります しかし 肝 臓 など 内 臓 の 異 常 と 関 係 する 病 気 ではありません 通 常 特 に 検 査 などは 必 要 ありません 自 然 に 治 る 皮 膚 疾 患 ですが 軽 快 するまで1~2カ 月 かかります 2 週 間 に1 度 程 度 通 院 しましょ う 赤 みが 消 えても 薄 い 茶 褐 色 の 色 素 が 残 ります この 色 素 斑 は 時 間 がたてば 自 然 に 消 えます 発 熱 などの 全 身 症 状 が 強 い 場 合 を 除 いて 日 常 生 活 に 特 に 制 限 はありません 普 段 どおりの 生 活 をしましょう 2015/02/25 Page 16 of 16