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都 道 府 県 各 指 定 都 市 中 核 市 民 生 主 管 部 ( 局 ) 担 当 課 御 中 事 務 連 絡 平 成 24 年 7 月 17 日 厚 生 労 働 省 社 会 援 護 局 地 域 福 祉 課 自 治 体 から 民 生 委 員 児 童 委 員 への 個 人 情 報 の 提 供 に 関 する 事 例 集 について 民 生 委 員 児 童 委 員 に 関 する 事 務 については 日 頃 より 多 大 なご 協 力 をいただき 感 謝 申 し 上 げます さて 民 生 委 員 児 童 委 員 については 地 域 における 多 様 な 生 活 課 題 の 顕 在 化 に より 近 年 ますます 期 待 される 役 割 が 大 きくなっているところでありますが 市 区 町 村 においては 個 人 情 報 保 護 に 過 度 に 敏 感 な 考 え 方 をするなどにより 民 生 委 員 児 童 委 員 の 活 動 のベースともなる 要 援 護 者 の 情 報 が 適 切 に 提 供 されていないと の 声 があるところです 当 課 では 民 生 委 員 に 対 する 個 人 情 報 の 提 供 等 に 関 する 調 査 について ( 平 成 22 年 9 月 10 日 社 援 地 発 0910 第 4 号 社 会 援 護 局 地 域 福 祉 課 長 通 知 )による 各 市 区 町 村 における 民 生 委 員 に 対 する 個 人 情 報 の 提 供 状 況 等 について 調 査 を 行 い その 中 でも 積 極 的 に 個 人 情 報 を 提 供 している 市 区 町 の 好 事 例 を 別 添 のとおりとりまと めましたので 適 宜 活 用 をお 願 い 致 します 別 添 自 治 体 から 民 生 委 員 児 童 委 員 への 個 人 情 報 の 提 供 に 関 する 事 例 集 参 考 1 平 成 22 年 度 民 生 委 員 に 対 する 個 人 情 報 の 提 供 状 況 調 査 結 果 参 考 2 要 援 護 者 に 係 る 情 報 の 把 握 共 有 及 び 安 否 確 認 等 の 円 滑 な 実 施 について ( 平 成 19 年 8 月 10 日 付 厚 生 労 働 省 関 係 課 長 連 名 通 知 ) 参 考 3 地 域 において 支 援 を 必 要 とする 者 の 把 握 及 び 適 切 な 支 援 のため の 方 策 等 について ( 平 成 24 年 5 月 11 日 社 援 地 発 0511 第 1 号 社 会 援 護 局 地 域 福 祉 課 長 通 知 ) 参 考 4 消 費 者 庁 よくわかる 個 人 情 報 保 護 のしくみ 改 訂 版 ( 抜 粋 ) 担 当 厚 生 労 働 省 社 会 援 護 局 地 域 福 祉 課 ボランティア 係 電 話 03-5253-1111( 内 線 2859)

自 治 体 から 民 生 委 員 児 童 委 員 への 個 人 情 報 の 提 供 に 関 する 事 例 集 平 成 24 年 7 月 厚 生 労 働 省 社 会 援 護 局 地 域 福 祉 課

目 次 1. 事 例 集 の 作 成 にあたって( 地 域 福 祉 課 長 あいさつ) 2 2. 長 野 県 民 生 委 員 活 動 と 個 人 情 報 の 取 扱 いに 関 する ガイドライン 3 3. 事 例 1: 大 分 県 中 津 市 ( 定 期 的 に 担 当 地 区 内 対 象 者 一 覧 を 配 布 ) 7 4. 事 例 2: 東 京 都 中 野 区 ( 個 人 情 報 を 共 有 可 能 な 条 例 及 び 協 定 書 を 制 定 ) 13 5. 事 例 3: 岩 手 県 釜 石 市 ( 行 政 からの 提 供 情 報 及 び 提 供 方 法 を 一 覧 化 ) 18 6. 事 例 4: 島 根 県 松 江 市 ( 高 齢 者 世 帯 情 報 等 を 本 人 同 意 で 提 供 ) 21 7. 事 例 5: 福 井 県 永 平 寺 町 ( 児 童 虐 待 等 の 情 報 を 提 供 ) 23 8. 事 例 6: 愛 媛 県 松 山 市 ( 行 政 把 握 の 要 援 護 者 名 簿 を 直 接 提 供 ) 25 9. 事 例 7: 兵 庫 県 たつの 市 ( 民 生 委 員 からの 個 別 問 合 せに 随 時 対 応 ) 27 < 事 例 選 定 の 考 え 方 > 民 生 委 員 は 特 別 職 の 地 方 公 務 員 であり 民 生 委 員 法 第 15 条 に 守 秘 義 務 が 規 定 さ れているため 市 町 村 は 本 人 同 意 なしに 民 生 委 員 に 個 人 情 報 を 提 供 することが 可 能 で ある 本 事 例 集 の 事 例 は 平 成 22 年 9 月 に 実 施 した 市 町 村 の 民 生 委 員 への 個 人 情 報 の 提 供 等 に 関 する 調 査 ( 各 都 道 府 県 3ヶ 所 の 市 町 村 を 抽 出 したサンプル 調 査 ) 結 果 を 踏 まえ その 中 から 民 生 委 員 へ 個 人 情 報 を 積 極 的 に 提 供 している 市 町 村 を 20 ヶ 所 抽 出 した さらに その 中 から 必 要 に 応 じ 本 人 同 意 なしに 民 生 委 員 へ 個 人 情 報 を 提 供 している 市 町 村 を 本 事 例 集 の 事 例 として 選 定 した 参 考 1 平 成 22 年 度 民 生 委 員 に 対 する 個 人 情 報 の 提 供 状 況 調 査 結 果 29 参 考 2 要 援 護 者 に 係 る 情 報 の 把 握 共 有 及 び 安 否 確 認 等 の 円 滑 な 実 施 について ( 平 成 19 年 8 月 10 日 付 厚 生 労 働 省 関 係 課 長 連 名 通 知 ) 37 参 考 3 地 域 において 支 援 を 必 要 とする 者 の 把 握 及 び 適 切 な 支 援 の ための 方 策 等 について ( 平 成 24 年 5 月 11 日 社 援 地 発 0511 第 1 号 社 会 援 護 局 地 域 福 祉 課 長 通 知 ) 56 参 考 4 消 費 者 庁 よくわかる 個 人 情 報 保 護 のしくみ 改 訂 版 ( 抜 粋 ) 93 1

事 例 集 の 作 成 にあたって 厚 生 労 働 省 社 会 援 護 局 地 域 福 祉 課 長 矢 田 宏 人 この 度 自 治 体 から 民 生 委 員 児 童 委 員 への 個 人 情 報 の 提 供 に 関 する 事 例 集 を 作 成 することとなりました この 事 例 集 は 市 町 村 が 民 生 委 員 に 対 して 個 人 情 報 を 提 供 する 際 に 情 報 提 供 を 迷 ったり 躊 躇 することがないよう 情 報 提 供 の 適 切 な 方 法 について 提 供 するものです 民 生 委 員 は 特 別 職 の 地 方 公 務 員 とされ 民 生 委 員 法 第 15 条 には 守 秘 義 務 が 規 定 されています 一 方 で 個 人 情 報 保 護 法 を 所 管 している 消 費 者 庁 では 民 生 委 員 に 個 人 情 報 が 提 供 されない 事 例 があること を 過 剰 反 応 事 例 として 紹 介 しています 本 事 例 集 を 作 成 する 背 景 としては 以 下 のような 点 があります (1) 東 日 本 大 震 災 や 所 在 不 明 高 齢 者 問 題 等 により 支 援 を 必 要 としている 人 々を 地 域 から 孤 立 させない 支 援 が 求 められ 民 生 委 員 への 期 待 も 高 まっ ている (2) 民 生 委 員 が 地 域 で 活 動 するにあたって 支 援 を 必 要 とする 人 々の 個 人 情 報 が 民 生 委 員 に 適 切 に 提 供 されていないとの 声 がある (3) 平 成 22 年 度 に 全 国 の 市 町 村 にサンプル 調 査 を 行 った 結 果 民 生 委 員 へ 個 人 情 報 を 提 供 していない 市 町 村 があることがわかった 以 上 のような 背 景 から 事 例 集 を 作 成 することとしたところです また 本 事 例 集 は 以 下 のような 点 を 考 慮 して 作 成 されています (1) 平 成 22 年 度 にサンプル 調 査 として 実 施 した 自 治 体 から 民 生 委 員 への 個 人 情 報 の 提 供 等 に 関 する 調 査 の 結 果 に 基 づいて いくつかの 優 良 事 例 を 取 り 上 げている (2) 上 記 調 査 以 外 にも 先 進 的 な 取 組 みをしている 市 町 村 を 取 り 上 げている (3) 都 道 府 県 で 自 治 体 から 民 生 委 員 への 個 人 情 報 の 提 供 についてガイドライ ンを 作 成 している 自 治 体 を 取 り 上 げている このような 趣 旨 をご 理 解 の 上 市 町 村 から 民 生 委 員 児 童 委 員 のみなさまに 必 要 な 個 人 情 報 が 適 切 に 提 供 され 地 域 福 祉 活 動 が 推 進 されることを 期 待 して おります 引 き 続 き 地 域 福 祉 の 推 進 にご 尽 力 を 賜 りますようお 願 い 申 し 上 げ 事 例 集 作 成 にあたってのご 挨 拶 といたします 2

長 野 県 長 野 県 民 生 児 童 委 員 協 議 会 民 生 委 員 活 動 と 個 人 情 報 の 取 扱 いに 関 する ガイドライン 長 野 県 長 野 県 民 生 児 童 委 員 協 議 会 1. 長 野 県 の 民 生 委 員 概 要 ( 平 成 24 年 4 月 1 日 現 在 ) 長 野 県 の 人 口 は 213 万 4,738 人 全 77 市 町 村 (19 市 23 町 35 村 ) 長 野 県 の 民 生 委 員 児 童 委 員 の 委 嘱 者 数 は 5,240 人 2.ガイドラインの 目 的 個 人 情 報 保 護 法 の 施 行 以 来 行 政 から 民 生 委 員 児 童 委 員 ( 以 下 民 生 委 員 という )に 対 する 情 報 提 供 がされなくなり 民 生 委 員 の 活 動 がやりづらくなっ たという 声 が 多 く 聞 かれます そのため 市 町 村 から 民 生 委 員 への 情 報 提 供 を 促 進 し 民 生 委 員 の 情 報 管 理 の 適 正 化 を 図 れるよう 情 報 共 有 の 目 安 を 定 めることで 民 生 委 員 活 動 を 円 滑 に 進 めることを 目 的 とします このガイドラインの 性 質 は 市 町 村 及 び 民 生 委 員 が 個 人 情 報 を 扱 う 際 の 目 安 となるもので これをもとに 地 域 の 実 情 に 応 じ 話 し 合 いのうえ 了 解 できるル ールを 作 成 することが 望 まれます 3. 民 生 委 員 と 守 秘 義 務 民 生 委 員 は 民 生 委 員 法 第 15 条 により 守 秘 義 務 があります つまり 民 生 委 員 は 職 務 上 知 りえた 情 報 を 漏 らさない 義 務 があります 民 生 委 員 は 特 別 職 の 地 方 公 務 員 とされており 公 的 な 立 場 にあるという 自 覚 が 必 要 です 4. 市 町 村 から 民 生 委 員 に 対 する 情 報 提 供 1 民 生 委 員 と 市 町 村 など 関 係 機 関 との 連 携 の 必 要 性 民 生 委 員 の 主 な 仕 事 は 住 民 の 相 談 に 応 じ 助 言 など 援 助 をするととも に 福 祉 サービスを 必 要 とする 人 が 適 切 に 利 用 できるよう 情 報 提 供 等 をす ることです そのため 関 係 機 関 との 情 報 共 有 を 進 めていく 必 要 があり 特 に 市 町 村 が 保 有 する 情 報 は 民 生 委 員 活 動 のための 重 要 な 基 礎 データ となります 民 生 委 員 活 動 には 住 民 に 対 して 支 援 を 行 う 関 係 機 関 との 連 携 が 不 可 欠 です 3

2 安 否 確 認 等 の 円 滑 な 実 施 と 民 生 委 員 の 役 割 国 は 要 援 護 者 の 情 報 共 有 や 安 否 確 認 等 が 円 滑 にされるよう 県 に 対 し て 市 町 村 への 周 知 と 民 生 委 員 への 指 導 を 依 頼 しています 市 町 村 では 国 の 通 知 の 趣 旨 を 理 解 し 要 援 護 者 の 情 報 共 有 に 努 めることが 求 められま す 3 提 供 することが 望 ましい 情 報 市 町 村 から 民 生 委 員 に 具 体 的 にどのような 情 報 を 提 供 するかは 民 生 委 員 の 要 望 に 基 づき 地 域 の 実 情 に 応 じて 判 断 していくことが 必 要 です 参 考 として 民 生 委 員 から 要 望 の 多 い 項 目 は 以 下 のとおりです( 県 民 生 委 員 協 議 会 が 各 単 位 民 生 児 童 委 員 協 議 会 会 長 に 対 して 実 施 した 調 査 によ る(H23.2.1 現 在 )) 情 報 の 種 類 要 援 護 高 齢 者 に 関 する 情 報 災 害 時 要 援 護 者 に 関 する 情 報 ひとり 暮 らし 高 齢 者 に 関 する 情 報 障 害 者 に 関 する 情 報 要 援 護 者 に 関 する 施 設 入 退 所 転 入 転 出 に 関 する 情 報 情 報 の 項 目 氏 名 生 年 月 日 住 所 電 話 番 号 緊 急 連 絡 先 家 族 構 成 福 祉 サービス 利 用 状 況 要 援 護 高 齢 者 災 害 時 要 援 護 者 の 定 義 は 市 町 村 により 違 いがあるかと 思 い ますが 支 援 を 必 要 としている 人 の 名 簿 が 求 められているということができま す その 中 には ひとり 暮 らし 高 齢 者 障 害 者 が 含 まれている 場 合 も 多 いでし ょう 障 害 者 については 具 体 的 な 支 援 には 専 門 性 を 要 するため 等 級 まで 提 供 するかは 判 断 を 要 します 乳 幼 児 については 市 町 村 により 支 援 方 法 に 違 い がありますが 保 健 師 等 関 係 者 との 役 割 分 担 連 携 を 含 め 民 生 委 員 に 求 める 役 割 に 応 じた 情 報 提 供 が 必 要 です 4

5. 個 人 情 報 保 護 条 例 との 関 係 個 人 情 報 保 護 条 例 の 原 則 本 人 の 同 意 が 必 要 a) 個 人 情 報 の 収 集 市 町 村 保 有 情 報 を 民 生 委 員 に 提 供 するには 収 集 の 際 に 予 め 本 人 の 同 意 を 得 ておくことが 最 も 確 実 かつ 簡 潔 な 方 法 です 収 集 の 際 民 生 委 員 を 含 む 関 係 者 機 関 への 情 報 提 供 を 明 示 しておけば 問 題 ありません 民 生 委 員 活 動 に 必 要 な 情 報 を 他 部 署 で 扱 っている 場 合 は 民 生 委 員 担 当 課 から 該 当 する 担 当 課 に 対 して 上 記 のような 依 頼 をし 市 町 村 全 体 として 取 り 組 んでいく 必 要 があります b) 個 人 情 報 の 提 供 既 に 収 集 してある 情 報 を 目 的 外 利 用 第 三 者 提 供 する 場 合 は 原 則 本 人 の 同 意 を 取 る 必 要 があります 同 意 の 取 り 方 は 必 ずしも 書 面 による 必 要 はありません 個 別 に 口 頭 で 同 意 を 得 ることも 可 能 です その 場 合 は トラブル 防 止 のため 複 数 の 立 会 で 行 う 記 録 を 残 すといった 方 法 が 有 効 です また 回 覧 等 により 書 面 で 一 斉 に 通 知 し 名 簿 からの 除 外 希 望 者 に 手 を 上 げてもらうやり 方 も 考 えられます ただし プライバシーの 度 合 いの 強 い 情 報 は このようなやり 方 には 馴 染 まないと 言 えます 同 意 の 確 認 に 関 して は 利 用 目 的 項 目 手 段 方 法 本 人 の 求 めに 応 じ 提 供 禁 止 する 旨 等 を 記 載 するとよいでしょう 条 例 に 例 外 規 定 を 設 けて 対 応 本 人 の 同 意 は 不 要 災 害 時 に 要 援 護 者 の 避 難 支 援 等 を 行 うためには 日 頃 から 関 係 者 の 間 で 要 援 護 者 に 関 する 情 報 共 有 をすることが 必 要 です 原 則 として 上 記 のように 要 援 護 者 から 同 意 を 得 ることが 必 要 ですが 同 意 を 得 ない 方 法 として 関 係 機 関 共 有 方 式 というものがあります これは 個 人 情 報 保 護 条 例 において 個 人 情 報 の 目 的 外 利 用 第 三 者 提 供 を 可 能 とする 規 定 を 整 備 することにより 本 人 の 同 意 なしに 関 係 機 関 の 間 で 情 報 を 共 有 できる というものです 6. 民 生 委 員 の 情 報 収 集 1 民 生 委 員 の 情 報 収 集 の 必 要 性 5

民 生 委 員 の 主 な 仕 事 は 住 民 の 相 談 に 応 じ 助 言 など 援 助 を 行 うととも に 福 祉 サービスを 必 要 とする 人 が 適 切 に 利 用 できるよう 情 報 提 供 等 をする ことです そのため 住 民 から 直 接 聞 き 取 りをし どのような 支 援 が 必 要 な 状 態 かを 把 握 しておく 必 要 があります 2 情 報 収 集 の 留 意 点 民 生 委 員 は 個 人 情 報 保 護 法 の 対 象 事 業 者 ではありませんが 個 人 情 報 への 配 慮 は 住 民 との 信 頼 関 係 を 築 くためにも 大 切 です 住 民 からの 情 報 収 集 に 対 しては 情 報 収 集 の 目 的 を 明 確 化 し 必 要 最 小 限 の 情 報 収 集 に 配 慮 す る 必 要 があります 3 本 人 同 意 の 取 り 方 民 生 委 員 が 収 集 した 個 人 情 報 を 市 町 村 など 関 係 機 関 に 提 供 するには 予 め 本 人 同 意 が 必 要 です 同 意 を 取 るには 包 括 的 同 意 という 方 法 があります これは 支 援 活 動 という 目 的 の 範 囲 内 で 予 め 想 定 される 支 援 の 内 容 や 連 携 を 必 要 とする 機 関 等 への 最 小 限 の 個 人 情 報 提 供 について 支 援 開 始 段 階 で 了 承 を 得 ておくとい うものです 当 初 想 定 していなかった 利 用 をする 必 要 が 出 てきたときは 改 めて 本 人 の 同 意 を 取 る 手 続 きが 必 要 となります このようなルールを 理 解 したうえで 情 報 収 集 することが 大 切 ですが 何 より 誠 意 を 持 って 丁 寧 な 説 明 を 行 うことで 不 信 感 や 不 安 感 を 払 拭 し 信 頼 関 係 を 築 くことが 余 計 なトラブルを 防 止 し よりよい 支 援 にもつながり ます 7. 民 生 委 員 の 情 報 管 理 民 生 委 員 は 市 町 村 や 住 民 から 情 報 を 提 供 してもらうためにも 情 報 管 理 を しっかりとし 信 頼 関 係 を 築 く 必 要 があります ~ 情 報 管 理 の 留 意 点 ~ 提 供 を 受 けた 名 簿 福 祉 票 など 個 人 情 報 は 1 複 写 はしない 2 持 ち 歩 かない 3 自 宅 での 保 管 場 所 を 決 めておく 4 市 町 村 等 から 提 供 された 名 簿 は 返 却 する 5 援 助 等 が 不 要 となった 情 報 は 破 棄 する 6

中 津 市 民 生 委 員 児 童 委 員 連 合 協 議 会 事 例 1 中 津 市 から 民 生 委 員 への 個 人 情 報 の 提 供 方 法 大 分 県 中 津 市 福 祉 部 社 会 福 祉 課 1. 中 津 市 の 民 生 委 員 概 要 ( 平 成 24 年 4 月 1 日 現 在 ) 大 分 県 中 津 市 は 人 口 8 万 5,647 人 高 齢 化 率 25.7%である 民 生 委 員 児 童 委 員 は 全 体 で 231 人 内 主 任 児 童 委 員 が 22 人 である 2. 民 生 委 員 への 期 待 地 域 における 身 近 な 相 談 窓 口 として 住 民 と 福 祉 関 係 機 関 行 政 との 橋 渡 しを 行 うこと 行 政 が 把 握 しきれない サービスに 結 びついていない 住 民 の 掘 り 起 しや サービス 利 用 までは 必 要 なくとも 緊 急 の 際 には 支 援 が 必 要 な 住 民 の 状 況 把 握 をし 必 要 に 応 じて 支 援 すること 上 記 の 活 動 から 地 域 住 民 のことをよく 把 握 しているため 地 域 福 祉 活 動 の 推 進 役 担 い 手 となること 気 軽 に 相 談 ができ 頼 れる 存 在 であることで 住 民 の 暮 らしの 安 心 につなが ること 3. 民 生 委 員 活 動 に 必 要 な 情 報 の 内 容 ( 民 生 委 員 活 動 に 必 要 な 情 報 として 実 際 に 提 供 している 情 報 ) 訪 問 する 際 に 事 前 情 報 として 知 っていると 有 用 なものとしては 以 下 のとお り 担 当 地 区 内 の 要 援 護 者 となり 得 る 住 民 の 氏 名 性 別 生 年 月 日 住 所 自 治 区 障 がいの 種 別 程 度 介 護 度 世 帯 構 成 ( 世 帯 員 氏 名 性 別 生 年 月 日 続 柄 ) 7

経 済 状 況 や 利 用 しているサービスについては 必 要 に 応 じて 民 生 委 員 が 訪 問 調 査 や 関 係 機 関 からの 聞 取 りにより 確 認 民 生 委 員 が 必 要 に 応 じて 本 人 の 意 思 を 確 認 し 同 意 を 得 る 4. 民 生 委 員 への 個 人 情 報 の 具 体 的 な 提 供 方 法 本 人 同 意 なしに 定 期 的 に 行 政 が 保 有 する 情 報 をまとめた 担 当 地 区 内 の 対 象 者 一 覧 表 を 提 供 する ( 異 動 があった 対 象 者 がわかるようにしたもの) 年 に1 回 担 当 地 区 の 対 象 者 の 一 覧 名 簿 を 作 成 し 紙 媒 体 で 提 供 情 報 提 供 同 意 者 については 随 時 対 象 者 についての 情 報 を 提 供 ( 別 紙 1 参 照 ) 民 生 委 員 からの 個 別 の 問 い 合 わせに 対 応 民 生 委 員 によって 取 り 扱 いを 変 えることはありません 5. 個 人 情 報 保 護 条 例 との 関 係 ( 個 人 情 報 の 管 理 方 法 個 人 情 報 取 り 扱 いに 関 する 研 修 等 ) 民 生 委 員 に 提 供 する 個 人 情 報 の 対 象 者 内 容 等 について 定 めている 中 津 市 個 人 情 報 保 護 条 例 に 基 づき 中 津 市 情 報 公 開 個 人 情 報 審 査 会 に 提 供 する 個 人 情 報 の 範 囲 提 供 先 利 用 目 的 について 諮 り この 内 容 に 基 づいて 提 供 している 中 津 市 個 人 情 報 保 護 条 例 第 10 条 第 1 項 (5) 前 各 号 に 掲 げる 場 合 のほか 審 査 会 の 意 見 を 聴 いた 上 で 目 的 外 利 用 等 をすることにつき 公 益 上 の 必 要 その 他 相 当 の 理 由 があると 実 施 機 関 が 認 めるとき 6. 自 治 体 による 民 生 委 員 が 保 有 する 個 人 情 報 の 管 理 方 法 等 の 定 め 自 治 体 で 民 生 委 員 が 保 有 する 個 人 情 報 の 管 理 方 法 等 自 治 体 として 規 定 した ものはないが 民 生 委 員 協 議 会 が 定 めている 取 扱 方 法 に 準 じている ( 別 紙 2 参 照 ) 7. 自 治 体 による 民 生 委 員 に 対 する 個 人 情 報 の 取 り 扱 いに 関 する 研 修 の 実 施 単 位 民 生 委 員 協 議 会 会 長 会 で 適 宜 説 明 をしたり 一 斉 改 選 時 には 単 位 民 協 定 例 会 などで 資 料 を 配 布 し 引 き 継 ぎに 合 わせて 研 修 を 行 うなどしている 8

9 別 紙 1

中 津 市 民 生 委 員 児 童 委 員 連 合 協 議 会 福 祉 台 帳 ( 災 害 時 要 支 援 者 台 帳 ) 整 備 に 関 する 基 本 的 な 考 え 方 平 成 18 年 11 月 目 的 福 祉 台 帳 ( 災 害 時 要 支 援 者 台 帳 ) 整 備 を 実 施 する 目 的 は 次 のとおりです 1 合 併 後 の 中 津 市 民 児 協 として 福 祉 台 帳 の 統 一 2 一 斉 改 選 時 の 引 継 ぎを 効 率 的 に 統 一 した 内 容 で 行 う * 平 成 19 年 12 月 3 災 害 に 備 え 要 支 援 者 の 把 握 と 個 人 情 報 取 り 扱 いのための 同 意 書 の 追 加 * 民 生 委 員 と 対 象 者 の 信 頼 関 係 を 優 先 し 担 当 民 生 委 員 の 判 断 で 同 意 を 得 る (1) 福 祉 票 福 祉 台 帳 災 害 時 要 支 援 者 台 帳 とは? 福 祉 票 担 当 地 域 の 個 人 や 世 帯 からの 相 談 内 容 や 具 体 的 支 援 状 況 を 記 したもの 福 祉 台 帳 担 当 地 域 の 個 人 や 世 帯 の 基 本 状 況 を 把 握 するためのもの 災 害 時 要 支 援 者 台 帳 災 害 時 に 地 域 住 民 の 安 否 確 認 被 災 後 の 地 域 支 援 のため に 役 立 てるもので 対 象 となる 一 人 暮 らし 高 齢 者 障 がい 者 高 齢 者 夫 婦 世 帯 な ど 事 前 に 了 解 を 頂 き 災 害 時 にこの 台 帳 をもとに 各 関 係 に 情 報 提 供 を 行 い 対 象 の 方 を 早 期 に 支 援 するために 必 要 とされる また 何 時 起 こるかわからない 災 害 に 備 えて 各 地 域 の 組 織 ボランティア 消 防 行 政 社 協 など 関 係 機 関 とのネ ットワークを 構 築 する 必 要 があり そのためにもこの 台 帳 が 重 要 となる (2) 民 生 委 員 児 童 委 員 と 福 祉 台 帳 民 生 委 員 児 童 委 員 活 動 における 記 録 民 生 委 員 児 童 委 員 は 児 童 高 齢 者 障 害 者 ひとり 親 世 帯 生 活 保 護 受 給 世 帯 など 個 人 や 世 帯 の 生 活 支 援 活 動 に 取 り 組 んでいます これらの 活 動 を 効 果 的 にすすめるために 日 々の 活 動 を 記 録 する 活 動 記 録 の 他 に 担 当 地 域 の 個 人 や 世 帯 の 状 況 を 把 握 するための 世 帯 票 や 福 祉 台 帳 があり 具 体 的 に 支 援 状 況 を 記 録 する 福 祉 票 があります 厳 格 な 取 扱 いと 内 容 の 検 討 の 必 要 性 これらの 様 式 については 昭 和 49 年 11 月 に 全 国 民 生 委 員 児 童 委 員 協 議 会 が その 考 え 方 や 作 成 上 の 留 意 点 等 を 示 されておりますが 現 在 では 個 人 情 報 の 取 り 扱 いなど 社 会 的 関 心 も 高 まり 改 めて 厳 格 性 が 求 められています - 1 - 中 津 市 民 生 委 員 児 童 委 員 連 合 協 議 会 10

地 域 の 実 情 に 合 った 台 帳 作 成 全 国 民 生 委 員 児 童 委 員 協 議 会 が 示 す 基 本 的 な 考 え 方 の 中 では 担 当 地 域 の 個 人 や 世 帯 の 支 援 のために 情 報 の 有 効 な 活 用 がなされるように 示 されたもので 情 報 提 供 のル ールや 様 式 等 は 地 域 の 実 情 に 応 じたものを 検 討 し より 使 いやすいものを 作 成 するこ とが 必 要 である (3) 個 人 情 報 と 秘 密 保 持 民 生 委 員 児 童 委 員 は 対 象 となる 様 々な 個 人 や 世 帯 の 細 かい 状 況 を 知 る ことにな ります よって 知 り 得 た 情 報 ( 個 人 の 秘 密 =プライバシー)に 属 するものが 多 く 含 ま れており 民 生 委 員 法 第 15 条 に 規 されている 守 秘 義 務 の 遵 守 は 勿 論 のこと 情 報 は 細 心 の 注 意 をはらい 扱 わなければならない また 個 人 情 報 の 取 り 扱 いの 中 で 逆 に 返 せば 秘 密 を 守 ることが 対 象 の 個 人 や 世 帯 と の 信 頼 関 係 を 築 く 基 盤 となることも 言 えます (4) 福 祉 台 帳 の 作 成 について 1 福 祉 台 帳 は 個 人 や 世 帯 の 問 題 把 握 や 状 況 を 調 査 することを 目 的 としていない 2 福 祉 台 帳 を 作 成 する 際 は その 個 人 や 世 帯 に 目 的 を 的 確 に 伝 え 作 成 する 3 福 祉 台 帳 が 必 要 なくなったものについては 廃 棄 処 分 を 厳 重 に 行 う 4 福 祉 台 帳 を 作 成 する 際 に その 個 人 や 世 帯 が 拒 否 された 場 合 は 強 要 をしない 5 福 祉 台 帳 の 内 容 を 的 確 なものにするため 内 容 に うわさ や 伝 聞 を 記 載 しな いこと また 事 項 の 中 で 記 載 を 拒 否 する 部 分 がある 場 合 も 同 様 とする (5) 福 祉 台 帳 の 保 管 とその 引 き 継 ぎ 1 福 祉 台 帳 には 個 人 や 世 帯 のプライバシーに 関 する 事 項 が 多 く 含 まれるため その 保 管 は 確 実 慎 重 に 行 うこと 2 安 易 に 持 ち 歩 いたり 紛 失 しないように 留 意 すること 3 民 生 委 員 児 童 委 員 の 一 斉 改 選 などは 後 任 者 へ 確 実 に 引 き 継 ぎを 行 うこと また その 個 人 や 世 帯 が 市 内 での 移 動 の 場 合 も 同 様 に 転 入 先 の 担 当 民 生 委 員 児 童 委 員 へ 確 実 に 引 き 継 ぎを 行 うこと 4 保 管 の 手 順 は 次 のとおりとする 担 当 民 生 委 員 児 童 委 員 新 規 福 祉 台 帳 変 更 届 の 作 成 * 単 位 定 例 会 で 各 会 長 が 取 りまとめ 会 長 会 で 提 出 社 会 福 祉 協 議 会 ( 事 務 局 ) 台 帳 確 認 と 整 理 * 確 認 と 整 理 後 提 出 市 役 所 ( 高 齢 者 福 祉 課 ) システムへの 入 力 - 2 - 中 津 市 民 生 委 員 児 童 委 員 連 合 協 議 会 11

(6) 取 り 扱 いの 留 意 事 項 全 民 児 連 が 進 める 災 害 時 一 人 も 見 逃 さない 運 動 地 域 住 民 同 士 の 見 守 り 活 動 やネッ トワーク 活 動 などを 進 める 際 要 支 援 者 に 関 わる 多 くの 支 援 先 から 個 人 や 世 帯 の 状 況 に ついて 情 報 提 供 を 求 められることがあります 求 められた 時 は 次 の 点 を 留 意 するとと もに 決 して 福 祉 台 帳 そのものは 公 表 しないでください 情 報 提 供 のあり 方 情 報 提 供 のあり 方 については 社 協 や 行 政 と 検 討 を 行 い 必 要 に 応 じて 関 係 機 関 団 体 等 と 協 議 をして その 可 否 を 決 定 する 情 報 提 供 先 への 秘 密 保 持 の 徹 底 情 報 提 供 先 に 対 しては 提 供 内 容 についての 秘 密 保 持 を 徹 底 すること 個 人 や 世 帯 の 不 利 益 とならないよう 留 意 するとともに 了 解 を 得 る 民 生 委 員 児 童 委 員 が 支 援 を 行 っている 個 人 や 世 帯 についての 秘 密 の 保 持 は 厳 格 に 守 るとともに 一 般 的 な 情 報 の 提 供 は 行 わないこととする しかし その 個 人 や 世 帯 の 支 援 を 目 的 とした 必 要 な 情 報 提 供 については その 情 報 が どのような 目 的 で 提 供 されるものなのかを あらかじめその 個 人 や 世 帯 に 説 明 し 了 解 を 得 ることで その 個 人 や 世 帯 の 不 利 益 とならない 必 要 最 低 限 の 情 報 は 提 供 できる また その 個 人 や 世 帯 にその 目 的 を 説 明 して 了 解 を 得 ることが 出 来 ず 拒 否 された 場 合 には 決 して 強 要 をしないこと ただし 個 人 の 生 命 や 身 体 の 安 全 を 守 るため 緊 急 かつやむを 得 ない 必 要 な 場 合 はこ の 限 りでない (7)その 他 新 福 祉 台 帳 の 使 用 開 始 年 月 日 新 福 祉 台 帳 への 移 行 期 間 各 校 区 単 位 民 児 協 への 周 知 期 間 平 成 19 年 4 月 1 日 平 成 19 年 4 月 1 日 から9 月 30 日 平 成 18 年 12 月 から 平 成 19 年 3 月 * 主 任 児 童 委 員 も 同 様 に 民 生 委 員 児 童 委 員 であるため 共 同 して 取 り 組 み 主 に 児 童 及 び 母 子 世 帯 父 子 世 帯 の 台 帳 整 備 を 中 心 的 になって 行 う * 旧 帳 票 旧 福 祉 台 帳 等 不 要 書 類 の 処 分 が 必 要 な 場 合 は 市 役 所 及 び 社 協 で 回 収 - 3 - 中 津 市 民 生 委 員 児 童 委 員 連 合 協 議 会 12

中 野 区 民 生 委 員 児 童 委 員 協 議 会 事 例 2 中 野 区 から 民 生 委 員 への 個 人 情 報 の 提 供 方 法 東 京 都 中 野 区 地 域 支 えあい 推 進 室 地 域 活 動 推 進 分 野 担 当 1. 中 野 区 の 民 生 委 員 概 要 ( 平 成 24 年 4 月 1 日 現 在 ) 東 京 都 中 野 区 は 人 口 31 万 人 高 齢 化 率 20%である 民 生 委 員 児 童 委 員 は 全 体 で 266 人 内 主 任 児 童 委 員 が 25 人 である 2. 民 生 委 員 への 期 待 住 民 と 行 政 ( 主 に 福 祉 )をつなぐ 役 割 住 民 の 福 祉 相 談 を 行 政 などに 橋 渡 しする 役 割 地 域 の 人 と 連 携 協 力 して 住 みよいまちづくりの 担 い 手 となる 役 割 3. 民 生 委 員 活 動 に 必 要 な 情 報 の 内 容 ( 民 生 委 員 活 動 に 必 要 な 情 報 として 実 際 に 提 供 している 情 報 ) 福 祉 を 必 要 とする 可 能 性 のある 方 の 情 報 ( 住 所 氏 名 年 齢 性 別 を 基 本 情 報 とする) 高 齢 者 ( 世 帯 構 成 介 護 度 などを 追 加 ) 障 がい 者 ( 世 帯 構 成 障 がい 等 級 部 位 種 別 を 追 加 ) 妊 産 婦 乳 幼 児 養 育 困 難 者 低 所 得 者 ( 生 活 保 護 世 帯 ) 4. 民 生 委 員 への 個 人 情 報 の 具 体 的 な 提 供 方 法 高 齢 者 情 報 を 一 覧 名 簿 にして 民 生 委 員 の 担 当 地 区 のみの 情 報 を 提 供 して いる 提 供 した 情 報 は 一 人 暮 らし 等 高 齢 者 調 査 ( 別 添 参 照 ) の 基 礎 資 料 として 活 用 される 生 活 保 護 世 帯 情 報 をカードにして 民 生 委 員 の 担 当 地 区 のみの 情 報 を 提 供 し ている 毎 年 6 月 に 単 位 民 児 協 ごとにケースワーカーと 懇 談 会 を 開 催 し 情 報 の 整 理 を 行 っている 民 生 委 員 は 生 活 保 護 世 帯 と 積 極 的 には 関 わらない が 民 生 委 員 自 身 が 他 の 情 報 と 関 連 付 け 地 域 活 動 に 活 用 している 13

5. 個 人 情 報 保 護 条 例 との 関 係 ( 個 人 情 報 の 管 理 方 法 個 人 情 報 取 り 扱 いに 関 する 研 修 等 ) 民 生 委 員 には 民 生 委 員 法 による 守 秘 義 務 が 課 せられており 本 人 同 意 は 必 要 ないと 考 えている 6. 自 治 体 による 民 生 委 員 が 保 有 する 個 人 情 報 の 管 理 方 法 等 の 定 め 家 庭 内 でも 家 族 の 目 に 触 れないよう 一 定 の 場 所 に 保 管 し 外 部 への 持 ち 出 し 複 写 作 成 の 禁 止 などを 指 導 している 7. 自 治 体 による 民 生 委 員 に 対 する 個 人 情 報 の 取 り 扱 いに 関 する 研 修 の 実 施 研 修 会 として 独 立 した 事 はしていないが 協 議 会 ( 事 務 連 絡 会 )で 年 に 数 回 個 人 情 報 の 取 扱 いについて 注 意 喚 起 を 繰 り 返 している 8.その 他 中 野 区 は 中 野 区 地 域 支 えあい 活 動 の 推 進 に 関 する 条 例 ( 平 成 23 年 中 野 区 条 例 第 19 号 ) を 制 定 し 地 域 の 様 々な 団 体 と 連 携 して 高 齢 者 障 害 者 を 主 な 対 象 者 として 見 守 り 活 動 を 行 っている その 条 例 に 基 づき 地 域 支 え あい 活 動 の 実 施 に 係 る 個 人 情 報 の 取 扱 いに 関 する 協 定 書 を 民 生 児 童 委 員 協 議 会 と 取 り 交 わし 改 めて 情 報 提 供 とその 取 扱 いについて 定 めている この 協 定 では 従 来 の 高 齢 者 情 報 に 加 え 情 報 提 供 を 希 望 する 障 害 者 の 情 報 も 含 ま れている 民 生 委 員 は 守 秘 義 務 が 課 せられているので 改 めて 条 例 に 規 定 するまでもなく 情 報 提 供 をすることは 可 能 といえるが 当 条 例 においては 民 生 委 員 の 他 に 地 縁 団 体 や 警 察 署 消 防 署 への 情 報 提 供 についても 規 定 され 地 域 団 体 への 情 報 提 供 に 係 る 取 り 決 めが 包 括 的 に 整 理 されたといえる 14

一 人 暮 らし 等 高 齢 者 調 査 概 要 1. 事 業 の 内 容 70 歳 以 上 の 単 身 世 帯 者 75 歳 以 上 の 者 のみで 構 成 されている 世 帯 を 年 一 回 民 生 委 員 が 訪 問 している 世 帯 状 況 や 健 康 状 態 家 事 全 般 の 自 立 度 などについて 調 査 を 行 い 状 況 によ っては 地 域 包 括 支 援 センターに 引 継 ぎ 必 要 な 支 援 を 行 っている 75 歳 以 上 の 者 のみの 世 帯 は 平 成 21 年 度 から 対 象 とした 訪 問 時 には 高 齢 者 の 希 望 により 緊 急 連 絡 カード の 作 成 も 行 う 緊 急 連 絡 カード 緊 急 の 場 合 救 護 措 置 をスムーズに 行 い 万 一 の 事 故 に 対 して 万 全 を 図 るため 昭 和 54 年 4 月 から 希 望 する 高 齢 者 宅 に 高 齢 者 の 状 況 や 緊 急 連 絡 先 を 記 載 したカードを 備 えている カードは 民 生 委 員 と 区 も 共 有 している 平 成 23 年 度 にはカードを 冷 蔵 庫 ボトル 保 管 に 統 一 し 全 件 差 し 替 え 作 業 を 行 った 2. 事 業 の 実 績 1 対 象 者 数 (70 歳 以 上 単 身 世 帯 者 )10,123 人 ( 平 成 23 年 5 月 1 日 現 在 住 民 基 本 台 帳 上 70 歳 以 上 の 単 身 世 帯 者 のうち 区 の 事 前 調 査 で 単 身 と 判 断 された 者 ) 70 歳 以 上 単 身 世 帯 者 数 6,968 人 ( 同 居 者 がいないなど 実 質 上 の 単 身 高 齢 者 ) 2 対 象 者 数 (75 歳 以 上 のみ 世 帯 者 ) 3,107 世 帯 ( 平 成 23 年 5 月 1 日 現 在 住 民 基 本 台 帳 上 75 歳 以 上 のみで 構 成 された 世 帯 のうち 区 の 事 前 調 査 で 高 齢 者 のみ 世 帯 と 判 断 された 世 帯 ) 75 歳 以 上 のみ 世 帯 者 数 2,352 世 帯 ( 同 居 者 がいないなど 実 質 上 の 高 齢 者 のみ 世 帯 ) 3 緊 急 連 絡 カード 設 置 数 4,847 件 ( 平 成 24 年 2 月 20 日 現 在 ) 15

地 域 支 えあい 活 動 の 実 施 に 係 る 個 人 情 報 の 取 扱 いに 関 する 協 定 書 ( 案 ) 中 野 区 地 域 支 えあい 活 動 の 推 進 に 関 する 条 例 ( 平 成 23 年 中 野 区 条 例 第 19 号 以 下 条 例 という ) 第 2 条 に 規 定 する 支 えあい 活 動 ( 以 下 本 事 業 という )の 実 施 に 当 たり 中 野 区 ( 以 下 甲 という )が 中 野 区 民 生 児 童 委 員 協 議 会 ( 以 下 乙 とい う )に 条 例 第 7 条 の 規 定 による 情 報 の 提 供 を 行 うため 以 下 のとおり 必 要 事 項 を 定 める ( 目 的 ) 第 1 条 この 協 定 は 甲 が 条 例 第 7 条 の 規 定 により 提 供 する 名 簿 の 対 象 者 の 範 囲 提 供 時 期 及 び 名 簿 に 関 する 乙 の 管 理 利 用 について 必 要 な 事 項 を 定 めることを 目 的 と する ( 提 供 する 名 簿 ) 第 2 条 甲 より 乙 に 提 供 する 名 簿 は 以 下 のとおりとする 見 守 り 対 象 者 名 簿 民 生 児 童 委 員 担 当 区 域 ごとに1 部 ( 提 供 する 名 簿 の 対 象 者 の 範 囲 ) 第 3 条 前 条 の 規 定 により 提 供 する 名 簿 の 対 象 者 は 条 例 第 7 条 第 1 項 に 規 定 する 者 で 民 生 児 童 委 員 の 担 当 する 区 域 に 居 住 する 者 とする 2 条 例 第 7 条 第 1 項 第 3 号 から 同 項 第 5 号 に 規 定 する 者 については 条 例 第 9 条 に 定 める 同 意 をした 者 とする ( 提 供 する 情 報 ) 第 4 条 甲 が 提 供 する 情 報 は 条 例 第 7 条 第 3 項 に 規 定 する 情 報 とする 2 甲 は 前 項 の 情 報 を 紙 の 名 簿 として 提 供 する ( 提 供 する 時 期 ) 第 5 条 甲 は 乙 に 提 供 した 名 簿 を 毎 年 更 新 する 2 前 項 の 更 新 の 際 に 乙 は 所 持 する 名 簿 を 甲 に 返 還 する ( 名 簿 の 適 正 な 管 理 ) 第 6 条 乙 は 名 簿 の 授 受 搬 送 処 理 保 管 その 他 の 取 扱 いに 当 たっては 漏 えい 滅 失 毀 損 等 を 防 止 するため 適 正 な 管 理 に 努 めなければならない 16

( 名 簿 の 携 行 の 禁 止 ) 第 7 条 乙 は 本 事 業 を 行 う 上 で 名 簿 を 携 行 してはならない ( 個 人 情 報 の 目 的 外 利 用 の 禁 止 ) 第 8 条 乙 は 名 簿 を 本 事 業 の 目 的 以 外 に 利 用 してはならない ( 個 人 情 報 の 第 三 者 への 提 供 の 禁 止 ) 第 9 条 乙 は 名 簿 を 第 三 者 に 提 供 してはならない ( 名 簿 の 複 写 の 禁 止 ) 第 10 条 乙 は 名 簿 を 複 写 又 は 複 製 してはならない ( 事 故 発 生 時 における 報 告 ) 第 11 条 乙 は この 協 定 に 違 反 する 事 態 が 生 じ 又 は 生 じるおそれがあることを 知 っ たときは ただちに 甲 に 報 告 するものとする ( 本 協 定 に 違 反 した 場 合 の 措 置 ) 第 12 条 乙 が 本 協 定 に 違 反 した 場 合 甲 は 必 要 に 応 じて 名 簿 の 提 供 を 停 止 できる ものとする (その 他 ) 第 13 条 この 協 定 に 定 めのない 事 項 又 はこの 協 定 に 疑 義 が 生 じた 場 合 は 甲 乙 協 議 の 上 決 定 するものとする この 協 定 の 締 結 を 証 するため 本 書 2 通 を 作 成 し 甲 乙 記 名 捺 印 の 上 各 自 1 通 を 保 有 する 平 成 24 年 月 日 甲 東 京 都 中 野 区 中 野 四 丁 目 8 番 1 号 中 野 区 長 田 中 大 輔 乙 中 野 区 民 生 児 童 委 員 協 議 会 会 長 伊 東 良 昭 17

岩 手 県 釜 石 市 民 生 委 員 児 童 委 員 協 議 会 事 例 3 釜 石 市 から 民 生 委 員 への 個 人 情 報 の 提 供 方 法 岩 手 県 釜 石 市 保 健 福 祉 部 地 域 福 祉 課 1. 釜 石 市 の 民 生 委 員 概 要 ( 平 成 24 年 4 月 1 日 現 在 ) 岩 手 県 釜 石 市 は 人 口 37,570 人 高 齢 化 率 33.5%である 民 生 委 員 児 童 委 員 は 全 体 で 147 人 内 主 任 児 童 委 員 が 16 人 である 2. 民 生 委 員 への 期 待 支 援 が 必 要 な 人 と 支 援 窓 口 とのパイプ 役 地 域 の 見 守 り 役 地 域 の 相 談 役 3. 民 生 委 員 活 動 に 必 要 な 情 報 の 内 容 ( 民 生 委 員 活 動 に 必 要 な 情 報 として 実 際 に 提 供 している 情 報 ) 担 当 地 区 内 の 住 民 世 帯 状 況 ( 住 所 氏 名 性 別 生 年 月 日 続 柄 世 帯 番 号 ) 生 活 保 護 の 有 無 障 がいの 有 無 介 護 度 災 害 時 の 要 援 護 者 及 び 援 護 者 情 報 等 4. 民 生 委 員 への 個 人 情 報 の 具 体 的 な 提 供 方 法 原 則 として 本 人 の 同 意 なしに 必 要 な 情 報 を 提 供 している 住 民 世 帯 状 況 については 世 帯 票 を 配 布 している 上 記 以 外 の 内 容 については 提 供 した 名 簿 等 の 紛 失 を 防 止 するため 閲 覧 または 口 頭 による 伝 達 としている 生 活 保 護 については 開 始 及 び 廃 止 について 生 保 担 当 者 が 個 別 に 民 生 委 員 に 連 絡 しているほか 年 に1 回 生 保 担 当 者 が 名 簿 を 持 参 し 各 地 区 定 例 会 に 出 向 いて 情 報 提 供 を 行 っている 障 がい 区 分 要 介 護 度 等 については 民 生 委 員 が 閲 覧 できる 名 簿 を 各 地 区 生 活 応 援 センターに 配 置 している 18

詳 細 については 別 紙 民 生 委 員 に 対 して 提 供 する 行 政 情 報 のとおり 5. 個 人 情 報 保 護 条 例 との 関 係 特 に 定 めていない 6. 自 治 体 による 民 生 委 員 が 保 有 する 個 人 情 報 の 管 理 方 法 等 の 定 め 閲 覧 等 で 入 手 した 情 報 は 世 帯 票 に 書 き 写 して 管 理 することとしている 世 帯 票 の 管 理 については 個 人 情 報 が 流 出 することのないよう 注 意 を 喚 起 している 7. 自 治 体 による 民 生 委 員 に 対 する 個 人 情 報 の 取 り 扱 いに 関 する 研 修 の 実 施 平 成 22 年 度 からこれまでに2~3 回 ( 地 区 により 異 なる) 定 例 会 の 席 上 で 別 紙 民 生 児 童 委 員 への 行 政 情 報 の 提 供 について を 配 付 するとともに 守 秘 義 務 についての 注 意 喚 起 を 行 った 19

民 生 委 員 に 対 して 提 供 する 行 政 情 報 提 供 する 行 政 情 報 提 供 方 法 提 供 時 期 所 管 課 生 活 保 護 世 帯 受 給 者 名 簿 名 簿 の 閲 覧 毎 年 5 月 の 各 地 区 民 協 地 域 福 祉 課 生 活 保 護 世 帯 に 関 する 個 別 情 報 ( 支 援 を 依 頼 する 場 合 ) 電 話 等 による 口 頭 必 要 に 応 じて 随 時 生 活 保 護 世 帯 に 関 する 個 別 情 報 電 話 等 による 口 頭 提 供 依 頼 のあった 都 度 ( 必 要 と 認 められる 場 合 のみ ) 生 活 保 護 世 帯 異 動 情 報 電 話 等 による 口 頭 異 動 のあった 都 度 生 活 保 護 申 請 者 に 関 する 情 報 ( 支 援 を 依 頼 する 場 合 ) 電 話 等 による 口 頭 必 要 に 応 じて 随 時 身 体 障 がい 者 一 覧 名 簿 名 簿 の 閲 覧 毎 年 5 月 更 新 各 地 区 応 援 センターに 常 備 精 神 障 がい 者 一 覧 名 簿 名 簿 の 閲 覧 毎 年 5 月 更 新 各 地 区 応 援 センターに 常 備 知 的 障 がい 者 一 覧 名 簿 名 簿 の 閲 覧 毎 年 5 月 更 新 各 地 区 応 援 センターに 常 備 上 記 障 がい 者 の 世 帯 に 関 する 個 別 情 報 ( 支 援 を 依 頼 する 場 合 ) 電 話 等 による 口 頭 必 要 に 応 じて 随 時 上 記 障 がい 者 の 世 帯 に 関 する 個 別 情 報 電 話 等 による 口 頭 提 供 依 頼 のあった 都 度 ( 必 要 と 認 められる 場 合 のみ ) 要 保 護 児 童 の 世 帯 に 関 する 個 別 情 報 ( 支 援 を 依 頼 する 場 合 ) 会 議 上 における 提 供 電 話 等 による 口 頭 必 要 に 応 じて 随 時 こども 課 要 介 護 認 定 者 一 覧 名 簿 緊 急 通 報 装 置 利 用 者 一 覧 名 簿 名 簿 の 閲 覧 毎 年 1 月 更 新 各 地 区 応 援 センターに 常 備 高 齢 介 護 福 祉 課 高 齢 者 に 関 する 個 別 情 報 ( 支 援 を 依 頼 する 場 合 ) 電 話 等 による 口 頭 必 要 に 応 じて 随 時 高 齢 者 に 関 する 個 別 情 報 電 話 等 による 口 頭 提 供 依 頼 のあった 都 度 ( 必 要 と 認 められる 場 合 のみ ) 介 護 保 険 の 利 用 状 況 に 関 する 個 別 情 報 電 話 等 による 口 頭 提 供 依 頼 があった 都 度 その 他 の 情 報 ( 保 健 福 祉 部 以 外 が 所 管 する 情 報 を 含 む ) 資 料 の 閲 覧 電 話 等 による 口 頭 提 供 依 頼 があった 都 度 地 域 福 祉 課 上 記 以 外 の 情 報 については 民 生 児 童 委 員 活 動 を 行 う 上 で 必 要 な 情 報 なのかどうかが 判 断 基 準 となります 20

松 江 市 民 生 委 員 児 童 委 員 協 議 会 事 例 4 松 江 市 から 民 生 委 員 への 個 人 情 報 の 提 供 方 法 島 根 県 松 江 市 健 康 福 祉 部 保 健 福 祉 課 1. 松 江 市 の 民 生 委 員 概 要 ( 平 成 24 年 3 月 31 日 現 在 ) 島 根 県 松 江 市 は 島 根 県 の 県 庁 所 在 地 であり 人 口 20 万 7 千 人 高 齢 化 率 25.26%である 民 生 委 員 児 童 委 員 は 全 体 で 500 人 内 主 任 児 童 委 員 が 59 人 である 2. 民 生 委 員 への 期 待 一 人 暮 らしの 高 齢 者 や 高 齢 者 のみの 世 帯 を 中 心 とした 生 活 状 況 の 把 握 見 守 り 声 かけ 活 動 関 係 機 関 の 紹 介 関 係 機 関 への 連 絡 状 況 報 告 行 政 公 民 館 町 内 会 自 治 会 福 祉 推 進 員 等 との 情 報 の 共 有 と 一 体 的 な 支 援 3. 民 生 委 員 活 動 に 必 要 な 情 報 の 内 容 ( 民 生 委 員 活 動 に 必 要 な 情 報 として 実 際 に 提 供 している 情 報 ) 支 援 を 必 要 とする 人 の 情 報 ( 一 人 暮 らしの 高 齢 者 や 高 齢 者 のみの 世 帯 等 ) フォーマルサービス インフォーマルサービス 等 の 支 援 内 容 情 報 4. 民 生 委 員 への 個 人 情 報 の 具 体 的 な 提 供 方 法 行 政 側 からの 情 報 提 供 には 一 定 の 限 度 があるので 地 区 支 援 者 会 議 等 での 情 報 交 換 本 人 同 意 を 得 ないものも 含 め 一 覧 名 簿 にして 該 当 部 分 のみ 提 供 している 要 支 援 者 一 覧 ( 担 当 民 生 委 員 児 童 委 員 別 ) 一 人 暮 らしの 高 齢 者 高 齢 者 のみ 世 帯 一 覧 ( 地 区 別 ) 21

5. 個 人 情 報 保 護 条 例 との 関 係 ( 個 人 情 報 の 管 理 方 法 個 人 情 報 取 り 扱 いに 関 する 研 修 等 ) 個 人 情 報 保 護 条 例 に 基 づき 必 要 最 小 限 の 情 報 としている 災 害 時 の 要 支 援 者 情 報 については 本 人 の 同 意 に 基 づき 日 常 生 活 に 必 要 な 生 活 用 具 医 薬 品 避 難 所 生 活 で 配 慮 する 事 項 かかりつけ 医 療 機 関 等 の 情 報 を 提 供 している 6. 自 治 体 による 民 生 委 員 が 保 有 する 個 人 情 報 の 管 理 方 法 等 の 定 め 特 に 定 めてはいないが 情 報 提 供 する 際 に 取 り 扱 いについて 説 明 をしてい る 7. 自 治 体 による 民 生 委 員 に 対 する 個 人 情 報 の 取 り 扱 いに 関 する 研 修 の 実 施 新 任 の 民 生 委 員 児 童 委 員 に 対 し 研 修 会 を 実 施 している 22

福 井 県 永 平 寺 町 民 生 委 員 児 童 委 員 協 議 会 事 例 5 永 平 寺 町 から 民 生 委 員 への 個 人 情 報 の 提 供 方 法 福 井 県 永 平 寺 町 福 祉 保 健 課 1. 永 平 寺 町 の 民 生 委 員 概 要 ( 平 成 24 年 4 月 1 日 現 在 ) 福 井 県 永 平 寺 町 は 人 口 2 万 人 高 齢 化 率 26%である 民 生 委 員 児 童 委 員 は 全 体 で 53 人 内 主 任 児 童 委 員 が4 人 である 2. 民 生 委 員 への 期 待 親 子 兄 弟 間 はもちろん 地 域 での 人 間 関 係 も 希 薄 化 し 社 会 で 孤 立 する 人 が 増 加 傾 向 にある このような 現 状 の 中 民 生 委 員 には 孤 立 化 している 人 課 題 を 抱 える 人 を 発 見 し まずは 声 かけ そして 相 談 相 手 となり 適 切 な 支 援 に 繋 げることを 期 待 している 3. 民 生 委 員 活 動 に 必 要 な 情 報 の 内 容 ( 民 生 委 員 活 動 に 必 要 な 情 報 として 実 際 に 提 供 している 情 報 ) 高 齢 者 世 帯 ひとり 世 帯 障 害 者 災 害 時 要 援 護 者 等 児 童 虐 待 等 の 情 報 家 族 状 況 連 絡 先 年 齢 など 必 要 に 応 じて 同 意 を 得 ずに 提 供 している 場 合 もある 4. 民 生 委 員 への 個 人 情 報 の 具 体 的 な 提 供 方 法 < 理 想 > 情 報 提 供 をする 側 が 安 心 して 提 供 できるよう 書 面 にて 承 諾 をいただくこ とが 一 番 良 いと 思 うが 高 齢 者 等 から 書 面 をいただくことは 厳 しいことも あるので 口 頭 でも 良 いから 同 意 を 得 ることは 大 切 であると 考 えている 実 際 には 内 容 にもよるが 民 生 委 員 から 個 別 に 問 い 合 わせがあった 場 合 に 提 供 している 住 基 台 帳 に 関 することは 年 度 初 めに 担 当 課 から 民 生 委 員 の 台 帳 閲 覧 申 請 を 提 出 している 23

5. 個 人 情 報 保 護 条 例 との 関 係 ( 個 人 情 報 の 管 理 方 法 個 人 情 報 取 り 扱 いに 関 する 研 修 等 ) 特 に 定 めていない 6. 自 治 体 による 民 生 委 員 が 保 有 する 個 人 情 報 の 管 理 方 法 等 の 定 め 特 に 定 めていない 7. 自 治 体 による 民 生 委 員 に 対 する 個 人 情 報 の 取 り 扱 いに 関 する 研 修 の 実 施 自 治 体 で 民 生 委 員 に 対 する 個 人 情 報 の 取 り 扱 いに 関 する 研 修 は 特 別 に 研 修 は 実 施 していないが 委 員 には 集 会 時 に 守 秘 義 務 について 話 をしてい る 24

愛 媛 県 松 山 市 民 生 委 員 児 童 委 員 協 議 会 事 例 6 松 山 市 から 民 生 委 員 への 個 人 情 報 の 提 供 方 法 愛 媛 県 松 山 市 生 活 福 祉 総 務 課 1. 松 山 市 の 民 生 委 員 概 要 ( 平 成 24 年 4 月 1 日 現 在 ) 愛 媛 県 松 山 市 は 愛 媛 県 の 県 庁 所 在 地 であり 人 口 51 万 4 千 人 高 齢 化 率 22.4%である 民 生 委 員 児 童 委 員 は 全 体 で 975 人 内 主 任 児 童 委 員 が 85 人 である 2. 民 生 委 員 への 期 待 地 域 住 民 と 行 政 の 仲 介 役 や 行 政 からの 情 報 提 供 3. 民 生 委 員 活 動 に 必 要 な 情 報 の 内 容 ( 民 生 委 員 活 動 に 必 要 な 情 報 として 実 際 に 提 供 している 情 報 ) 担 当 地 域 内 の 社 会 的 弱 者 に 関 する 情 報 高 齢 者 単 身 世 帯 高 齢 者 のみ 世 帯 高 齢 者 がいる 世 帯 障 害 者 単 身 世 帯 障 害 者 のみ 世 帯 障 害 者 がいる 世 帯 ひとり 親 世 帯 共 働 き 世 帯 福 祉 サービス 利 用 世 帯 生 活 保 護 受 給 世 帯 単 身 世 帯 成 人 式 用 20 歳 情 報 等 上 記 の 情 報 提 供 同 様 に 原 則 所 定 の 手 続 きを 行 い 提 供 している 25

4. 民 生 委 員 への 個 人 情 報 の 具 体 的 な 提 供 方 法 行 政 が 把 握 している 要 援 護 者 等 の 名 簿 を 直 接 提 供 する 方 法 原 則 として 本 人 同 意 を 必 要 としていない 5. 個 人 情 報 保 護 条 例 との 関 係 ( 個 人 情 報 の 管 理 方 法 個 人 情 報 取 り 扱 いに 関 する 研 修 等 ) 一 覧 名 簿 にして 民 生 委 員 の 担 当 地 区 のみの 情 報 を 提 供 している 6. 自 治 体 による 民 生 委 員 が 保 有 する 個 人 情 報 の 管 理 方 法 等 の 定 め 民 生 委 員 には 守 秘 義 務 があるため 特 に 定 めていない 個 人 情 報 の 配 布 時 等 に 注 意 喚 起 を 行 う 7. 自 治 体 による 民 生 委 員 に 対 する 個 人 情 報 の 取 り 扱 いに 関 する 研 修 の 実 施 市 としては 特 に 行 っていない 26

兵 庫 県 たつの 市 民 生 委 員 児 童 委 員 連 合 会 事 例 7たつの 市 から 民 生 委 員 への 個 人 情 報 の 提 供 方 法 兵 庫 県 たつの 市 健 康 福 祉 部 地 域 福 祉 課 1.たつの 市 の 民 生 委 員 概 要 ( 平 成 24 年 4 月 1 日 現 在 ) 兵 庫 県 たつの 市 は 人 口 8 万 725 人 高 齢 化 率 24.06%である 民 生 委 員 児 童 委 員 は 全 体 で 170 人 内 主 任 児 童 委 員 が 10 人 である 2. 民 生 委 員 への 期 待 要 援 護 者 など 社 会 的 弱 者 の 見 守 り 活 動 など 安 否 確 認 と 社 会 的 孤 立 孤 独 を 未 然 に 防 げるよう 行 政 への 情 報 提 供 3. 民 生 委 員 活 動 に 必 要 な 情 報 の 内 容 ( 民 生 委 員 活 動 に 必 要 な 情 報 として 実 際 に 提 供 している 情 報 ) 一 人 暮 らし 高 齢 者 高 齢 者 夫 婦 寝 たきり 高 齢 者 ( 介 護 度 3 以 上 ) 身 体 障 害 者 第 1 種 ( 下 肢 不 自 由 体 幹 障 害 視 覚 障 害 聴 覚 障 害 ) 生 活 保 護 受 給 者 母 子 父 子 家 庭 必 要 に 応 じて 本 人 同 意 なしに 情 報 提 供 している 場 合 もある 4. 民 生 委 員 への 個 人 情 報 の 具 体 的 な 提 供 方 法 本 市 の 場 合 は 災 害 時 要 援 護 者 支 援 マニュアルを 作 成 するに 当 たり 市 の 個 人 情 報 保 護 条 例 に 基 づき 個 人 情 報 保 護 審 査 会 に 諮 り 情 報 を 提 供 した 5. 個 人 情 報 保 護 条 例 との 関 係 ( 個 人 情 報 の 管 理 方 法 個 人 情 報 取 り 扱 いに 関 する 研 修 等 ) 災 害 時 要 援 護 者 マニュアルの 支 援 対 象 者 一 覧 表 と 支 援 個 票 民 生 委 員 から 個 別 に 問 い 合 わせがあった 場 合 に 提 供 している 27

6. 自 治 体 による 民 生 委 員 が 保 有 する 個 人 情 報 の 管 理 方 法 等 の 定 め 災 害 時 要 援 護 者 マニュアルの 支 援 対 象 者 一 覧 表 と 支 援 個 票 については 個 人 情 報 保 護 審 査 会 に 諮 り 情 報 を 提 供 した 民 生 委 員 から 個 別 に 問 い 合 わせがあった 場 合 については 民 生 委 員 法 の 守 秘 義 務 に 基 づき 提 供 している 管 理 方 法 については 別 段 定 めていないが 取 り 扱 う 情 報 から 厳 重 に 管 理 してもらうようお 願 いしている 7. 自 治 体 による 民 生 委 員 に 対 する 個 人 情 報 の 取 り 扱 いに 関 する 研 修 の 実 施 自 治 体 で 民 生 委 員 に 対 する 個 人 情 報 の 取 り 扱 いに 関 する 研 修 は 定 例 会 な どで 随 時 実 施 している 28

民 生 委 員 に 対 する 個 人 情 報 の 提 供 状 況 等 について 民 生 委 員 に 対 して 何 らかの 個 人 情 報 を 提 供 している 市 町 村 は85.3%である 3 町 村 34 75.6% 11 24.4% 合 計 116 85.3% 20 14.7% 参 考 1 調 査 の 概 要 調 査 対 象 : 各 都 道 府 県 ごとに 130 万 人 以 上 市 230 万 人 未 満 市 3 町 村 から 各 1か 所 を 抽 出 30 万 人 以 上 の 市 がない 都 道 府 県 にあっては 管 内 で 最 も 人 口 の 多 い 市 を 選 定 回 答 数 :136 市 町 ( 回 収 率 96.5%) 調 査 時 点 : 平 成 22 年 9 月 1 日 現 在 29 町 村 に 比 べ 市 の 方 が 個 人 情 報 の 提 供 に 積 極 的 である 市 町 村 における 民 生 委 員 に 対 する 個 人 情 報 の 提 供 状 況 20か 所 14.7% ( 規 模 別 市 町 村 数 ) 提 供 している 提 供 していない 116か 所 1 人 口 30 万 人 以 上 市 41 93.2% 3 6.8% 85.3% 2 人 口 30 万 人 未 満 市 41 87.2% 6 12.8% 提 供 している 提 供 していない

民 生 委 員 に 対 して 個 人 情 報 を 提 供 しない 理 由 個 人 情 報 を 提 供 していない 市 町 村 (20か 所 )における 提 供 していない 理 由 ( 複 数 回 答 ) 条 例 で 禁 止 しているため 65.0% 条 例 上 必 要 な 審 議 会 等 へ 諮 ったが 同 意 が 得 られなかっため 0% 30 漏 洩 の 恐 れがあるため 30.0% 民 生 委 員 に 提 供 する 必 要 性 が 低 いと 考 えているため 0% 住 民 の 苦 情 が 予 想 されるため 20.0% 従 来 から 提 供 していないため 35.0% その 他 10.0%

46.6% 62.1% ( 複 数 回 答 ) 民 生 委 員 に 対 して 提 供 している 個 人 情 報 の 内 容 1 情 報 提 供 している 市 町 村 の 中 で 生 活 保 護 受 給 世 帯 の 情 報 は62.9% 高 齢 者 (65 歳 以 上 ) 単 身 世 帯 の 情 報 は62.1% 単 身 以 外 であって 高 齢 者 (65 歳 以 上 )のみが 同 居 している 世 帯 の 情 報 は46.6%の 市 町 村 が 提 供 している その 他 には 災 害 時 要 援 護 者 の 他 高 齢 者 を75 歳 以 上 等 に 限 定 しているもの 障 害 の 程 度 や 要 介 護 度 が 重 い 者 に 限 定 しているもの 等 があった 個 人 情 報 を 提 供 している 市 町 村 (116か 所 )における 提 供 している 内 容 高 齢 者 (65 歳 以 上 ) 単 身 世 帯 31 単 身 以 外 であって 高 齢 者 (65 歳 以 上 )のみが 同 居 している 世 帯 単 身 以 外 であって 高 齢 者 (65 歳 以 上 )と 高 齢 者 以 外 の 者 が 同 居 している 世 帯 障 害 者 単 身 世 帯 単 身 以 外 であって 障 害 者 ( 障 害 児 を 含 む)のみが 同 居 している 世 帯 単 身 以 外 であって 障 害 者 ( 障 害 児 を 含 む)とそれ 以 外 の 者 が 同 居 している 世 帯 22.4% 19.8% 19.8% 18.1% 一 人 親 世 帯 7.8% 共 働 き 世 帯 3.4% 公 的 保 険 社 会 福 祉 サーヒ ス 利 用 者 ( 介 護 保 険 サーヒ ス 障 害 福 祉 サーヒ ス 等 )のいる 世 帯 生 活 保 護 受 給 世 帯 12.9% 62.9% 単 身 世 帯 ( 年 齢 不 問 ) その 他 4.3% 62.1%

87.9% 94.8% ( 複 数 回 答 ) 民 生 委 員 に 対 して 提 供 している 個 人 情 報 の 内 容 2 情 報 提 供 している 市 町 村 にあっては 氏 名 生 年 月 日 住 所 は 8 割 以 上 の 市 町 村 が 提 供 している 一 般 的 に 民 生 委 員 の 活 動 に 必 要 と 考 えられる 要 介 護 度 又 は 障 害 程 度 区 分 健 康 状 態 生 活 保 護 受 給 状 況 等 の 経 済 状 態 等 の 個 人 情 報 を 提 供 している 市 町 村 は 約 3 割 であった その 他 には 世 帯 主 名 居 住 環 境 支 援 者 名 職 業 学 校 名 等 があった 個 人 情 報 を 提 供 している 市 町 村 (116か 所 )における 提 供 している 内 容 氏 名 94.8% 生 年 月 日 32 住 所 電 話 番 号 52.6% 緊 急 連 絡 先 家 族 構 成 39.7% 44.8% 要 介 護 度 又 は 障 害 程 度 区 分 健 康 状 態 生 活 保 護 受 給 状 況 等 の 経 済 状 態 27.6% 31.0% 31.9% 公 的 サービ ス 利 用 状 況 19.8% 公 的 サービ スに 該 当 しない 福 祉 サービ スの 利 用 状 況 7.8% その 他 39.7%

社 援 地 発 0910 第 4 号 平 成 22 年 9 月 10 日 各 都 道 府 県 民 生 主 管 部 ( 局 ) 長 殿 厚 生 労 働 省 社 会 援 護 局 地 域 福 祉 課 長 民 生 委 員 に 対 する 個 人 情 報 の 提 供 等 に 関 する 調 査 について 民 生 委 員 に 関 する 事 務 については 一 斉 改 選 事 務 を 始 め 日 頃 よりご 協 力 いただき 誠 に ありがとうございます さて 民 生 委 員 については いわゆる 所 在 不 明 高 齢 者 問 題 への 対 応 など 地 域 福 祉 の 推 進 に 当 たり 重 要 な 役 割 を 担 っていただいているところですが 近 年 個 人 情 報 保 護 意 識 の 高 まり 等 により 住 民 の 生 活 状 態 の 把 握 が 困 難 になってきているとの 声 があるところです このため 今 般 各 市 区 町 村 における 民 生 委 員 に 対 する 個 人 情 報 の 提 供 状 況 等 について 把 握 するため 別 添 の 調 査 を 行 うこととしましたので ご 協 力 をお 願 いいたします 貴 都 道 府 県 におかれましては 管 内 の 1 人 口 30 万 人 以 上 の 市 又 は 特 別 区 ( 管 内 にない 場 合 は 最 も 人 口 の 多 い 市 ) 2 人 口 30 万 人 未 満 の 市 又 は 特 別 区 3 町 村 のそれぞれの 区 分 について1か 所 計 3か 所 を 選 定 していただき 9 月 15 日 までに 別 添 の 調 査 票 (Excel 形 式 のファイル)を 当 該 市 区 町 村 にお 送 りいただきたいと 思 います( 調 査 の 回 答 は 市 区 町 村 から 直 接 回 収 いたしますので 集 計 等 の 作 業 はございません ) なお 調 査 対 象 市 区 町 村 が 決 まりましたら 大 変 お 手 数 ですが 9 月 15 日 までに 下 記 アドレスまで 対 象 市 区 町 村 名 のご 連 絡 をいただきますようお 願 い 申 し 上 げます また 集 計 結 果 は 10 月 中 に 公 表 する 予 定 ですが 公 表 に 当 たっては 個 別 の 都 道 府 県 及 び 市 区 町 村 の 名 前 を 出 すことは 考 えておりませんので 念 のため 申 し 添 えます お 忙 しいところ 大 変 恐 縮 ですが よろしくお 願 いいたします 厚 生 労 働 省 社 会 援 護 局 地 域 福 祉 課 ボランティア 係 担 当 松 山 伊 藤 電 話 03-5253-1111( 内 線 2859) メール anshinseikatu@mhlw.go.jp 33

民 生 委 員 に 対 する 個 人 情 報 の 提 供 等 に 関 する 調 査 について ( 調 査 票 ) 民 生 委 員 に 関 する 事 務 については 一 斉 改 選 事 務 を 始 め 日 頃 よりご 協 力 いただ き 誠 にありがとうございます さて 民 生 委 員 については いわゆる 所 在 不 明 高 齢 者 問 題 への 対 応 など 地 域 福 祉 の 推 進 に 当 たり 重 要 な 役 割 を 担 っていただいているところですが 近 年 個 人 情 報 保 護 意 識 の 高 まり 等 により 住 民 の 生 活 状 態 の 把 握 が 困 難 になってきているとの 声 があるところです このため 今 般 各 市 区 町 村 における 民 生 委 員 に 対 する 個 人 情 報 の 提 供 状 況 等 に ついて 把 握 するため 別 添 のサンプル 調 査 を 行 うこととしましたので ご 協 力 をお 願 いいたします お 忙 しいところ 大 変 恐 縮 ですが 別 紙 の 調 査 票 (Excel 形 式 のファイル)にご 記 入 の 上 9 月 30 日 ( 木 )までに 以 下 のメールアドレスまでご 送 付 いただきたい と 思 います また 集 計 結 果 は 10 月 中 に 公 表 する 予 定 ですが 公 表 に 当 たっては 個 別 の 都 道 府 県 及 び 市 区 町 村 の 名 前 を 出 すことは 考 えておりませんので 念 のため 申 し 添 え ます お 手 数 をおかけいたしますが よろしくお 願 いいたします 厚 生 労 働 省 社 会 援 護 局 地 域 福 祉 課 ボランティア 係 担 当 松 山 伊 藤 電 話 03-5253-1111( 内 線 2859) メール anshinseikatu@mhlw.go.jp 34

民 生 委 員 に 対 する 個 人 情 報 の 提 供 等 に 関 する 調 査 ( 調 査 票 ) ( 別 紙 ) 都 道 府 県 名 市 区 町 村 名 担 当 者 名 電 話 番 号 平 成 22 年 9 月 1 日 現 在 の 状 況 を 教 えてください ( 回 答 は 太 線 の 枠 内 にご 記 入 ください ) なお 本 調 査 でいう 個 人 情 報 とは 各 市 町 村 が 収 集 して 保 有 している 個 人 情 報 とします 1 民 生 委 員 に 対 する 個 人 情 報 の 提 供 状 況 について 該 当 する 項 目 の 左 の 欄 に 1 を 記 入 してください (1) 民 生 委 員 に 対 して 住 民 の 個 人 情 報 を 提 供 していますか 1 提 供 している ( 1の(2)は 回 答 不 要 です ) 2 提 供 していない ( 1の(3)(4)は 回 答 不 要 です ) (2) 民 生 委 員 に 対 して 個 人 情 報 を 提 供 していないのはなぜでしょうか ( 複 数 回 答 可 ) 1 条 例 で 禁 止 しているため 2 条 例 上 必 要 な 審 議 会 等 へ 諮 ったが 同 意 が 得 られなかっため 3 個 人 情 報 の 漏 洩 の 恐 れがあるため 4 民 生 委 員 に 提 供 する 必 要 性 が 低 いと 考 えているため 5 住 民 の 苦 情 が 予 想 されるため 6 従 来 から 提 供 していないため 7その 他 ( 具 体 的 に) (3) 民 生 委 員 に 対 して 提 供 している 個 人 情 報 は 次 のどのような 世 帯 の 情 報 ですか また( 本 人 の 同 意 を 得 ずに 提 供 している 場 合 は 右 の 欄 にも 1 を 記 入 してください )( 複 数 回 答 可 ) 情 報 を 提 供 されて いる 本 人 同 意 を 得 てい ない 1 高 齢 者 単 身 世 帯 2 単 身 以 外 であって 高 齢 者 のみが 同 居 している 世 帯 3 単 身 以 外 であって 高 齢 者 と 高 齢 者 以 外 の 者 が 同 居 している 世 帯 4 障 害 者 単 身 世 帯 5 単 身 以 外 であって 障 害 者 ( 障 害 児 を 含 む)のみが 同 居 している 世 帯 6 単 身 以 外 であって 障 害 者 ( 障 害 児 を 含 む)とそれ 以 外 の 者 が 同 居 している 世 帯 7 一 人 親 世 帯 8 共 働 き 世 帯 9 公 的 保 険 社 会 福 祉 サービス 利 用 者 ( 介 護 保 険 サービス 障 害 福 祉 サービス 等 )のいる 世 帯 10 生 活 保 護 受 給 世 帯 11 単 身 世 帯 ( 年 齢 不 問 ) 12その 他 ( 具 体 的 に) 高 齢 者 とは65 歳 以 上 の 者 をいう 35

(4) 民 生 委 員 に 対 して 提 供 している 個 人 情 報 はどのような 事 項 ですか ( 本 人 の 同 意 を 得 ずに 提 供 している 場 合 は 右 の 欄 にも 1 を 記 入 してください )( 複 数 回 答 可 ) 情 報 を 提 供 されて いる 本 人 同 意 を 得 てい ない 1 氏 名 2 生 年 月 日 3 住 所 4 電 話 番 号 5 緊 急 連 絡 先 6 家 族 構 成 7 要 介 護 度 又 は 障 害 程 度 区 分 8 健 康 状 態 9 生 活 保 護 受 給 状 況 等 の 経 済 状 態 10 公 的 サービス 利 用 状 況 11 公 的 サービスに 該 当 しない 福 祉 サービ スの 利 用 状 況 12その 他 ( 具 体 的 に) ( 具 体 的 に) ( 具 体 的 に) 2 貴 市 区 町 村 の 個 人 情 報 保 護 に 関 する 施 策 について 以 下 の 設 問 にお 答 えください (1) 民 生 委 員 の 個 人 情 報 の 提 供 に 関 して 現 在 検 討 中 のものがあれば 記 載 してください ( 具 体 的 に) (2) 貴 市 区 町 村 の 個 人 情 報 保 護 条 例 について 添 付 して 送 付 してください 以 上 で 質 問 は 終 了 です ご 協 力 ありがとうございました 36

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参 考 3 都 道 府 県 各 指 定 都 市 民 生 主 管 部 ( 局 ) 長 殿 中 核 市 社 援 地 発 0511 第 1 号 平 成 24 年 5 月 11 日 厚 生 労 働 省 社 会 援 護 局 地 域 福 祉 課 長 地 域 において 支 援 を 必 要 とする 者 の 把 握 及 び 適 切 な 支 援 のための 方 策 等 について 日 頃 より 厚 生 労 働 行 政 の 推 進 にご 協 力 を 賜 り 厚 く 御 礼 申 し 上 げます さて 今 般 地 域 で 亡 くなられた 事 に 近 隣 の 方 々が 気 づかず 相 当 日 数 を 経 過 してから 発 見 されるという いわゆる 孤 立 死 という 大 変 痛 ましい 事 案 が 発 生 しています 従 来 多 くの 自 治 体 では 孤 立 死 防 止 対 策 の 主 な 支 援 対 象 としては 高 齢 者 のみの 世 帯 高 齢 あるいは 障 害 単 身 世 帯 に 重 点 を 置 いた 施 策 を 実 施 してきた ところです しかしながら 昨 今 の 孤 立 死 事 案 を 見 てみると 世 帯 内 の 生 計 中 心 者 (もしく は 介 護 者 )の 急 逝 により その 援 助 を 受 けていた 方 も 死 に 至 った 事 案 や 30 代 40 代 の 家 族 が 同 居 しているにもかかわらず 家 族 全 員 が 死 に 至 っている 事 案 な ど 上 記 のような 世 帯 に 限 らず 発 生 しています このような 実 態 を 踏 まえ 地 域 において 支 援 を 必 要 とする 者 の 把 握 及 び 適 切 な 支 援 を 行 うにあたっては 次 の 点 に 留 意 し 地 域 の 実 情 に 応 じて より 有 効 と 考 えられる 方 策 等 を 積 極 的 に 推 進 されるようお 願 いいたします なお 本 通 知 については 厚 生 労 働 省 健 康 局 水 道 課 資 源 エネルギー 庁 消 費 者 庁 と 協 議 済 みであることを 申 し 添 えます 1 地 域 において 支 援 を 必 要 とする 者 の 把 握 のための 関 係 部 局 機 関 との 連 絡 連 携 体 制 の 強 化 の 徹 底 について 別 添 1-1~ 別 添 1-6のとおり 生 活 に 困 窮 された 方 の 把 握 のための 関 係 部 局 機 関 等 との 連 絡 連 携 体 制 の 強 化 の 徹 底 について ( 平 成 24 年 2 月 23 日 社 援 発 0223 第 3 号 社 会 援 護 局 長 通 知 以 下 局 長 通 知 という )を はじめ 地 域 において 支 援 を 必 要 とする 障 害 児 者 の 把 握 及 び 適 切 な 支 援 のための 関 係 部 局 機 関 等 との 連 携 体 制 の 強 化 の 徹 底 について ( 平 成 24 年 2 月 27 日 障 障 発 0227 第 1 号 社 会 援 護 局 障 害 福 祉 課 長 通 知 ) 地 域 において 支 援 を 必 要 とする 者 の 把 握 及 び 適 切 な 支 援 のための 関 係 機 関 56

等 との 連 携 体 制 の 強 化 の 徹 底 について ( 平 成 24 年 3 月 2 日 社 援 地 発 0302 第 1 号 社 会 援 護 局 地 域 福 祉 課 長 通 知 : 社 会 福 祉 法 人 全 国 社 会 福 祉 協 議 会 会 長 宛 ) 地 域 において 支 援 を 必 要 とする 者 の 把 握 及 び 適 切 な 支 援 のための 関 係 機 関 等 との 連 携 体 制 の 強 化 の 徹 底 について ( 平 成 24 年 3 月 2 日 雇 児 育 発 0302 第 1 号 社 援 地 発 0302 第 2 号 雇 用 均 等 児 童 家 庭 局 育 成 環 境 課 長 社 会 援 護 局 地 域 福 祉 課 長 連 名 通 知 : 全 国 民 生 委 員 児 童 委 員 連 合 会 会 長 宛 ) 地 域 包 括 支 援 センターにおける 地 域 の 高 齢 者 等 の 把 握 及 び 適 切 な 支 援 のた めの 関 係 機 関 等 との 連 携 体 制 の 強 化 の 徹 底 について ( 平 成 24 年 3 月 8 日 老 振 発 0308 第 2 号 老 健 局 振 興 課 長 通 知 ) 地 域 において 支 援 を 必 要 とする 高 齢 者 等 の 把 握 及 び 適 切 な 支 援 のための 関 係 機 関 等 との 連 携 体 制 の 強 化 の 徹 底 について ( 平 成 24 年 3 月 8 日 老 振 発 0308 号 第 3 号 老 健 局 振 興 課 長 通 知 : 財 団 法 人 全 国 老 人 クラブ 連 合 会 会 長 宛 ) が 発 出 され 関 係 機 関 との 連 携 により 地 域 における 情 報 の 共 有 や 見 守 り 体 制 の 構 築 地 方 自 治 体 の 福 祉 担 当 部 局 に 必 要 な 情 報 が 適 切 に 集 約 される 体 制 の 構 築 等 を 依 頼 しているところであるので 参 照 されたい 2 個 人 情 報 の 取 扱 い 福 祉 部 局 との 連 携 に 際 しては 特 にライフライン 関 係 事 業 者 の 協 力 が 重 要 と なるが 個 人 情 報 の 保 護 に 関 する 法 律 ( 平 成 15 年 法 律 第 57 号 以 下 個 人 情 報 保 護 法 という )との 関 係 から 情 報 提 供 に 躊 躇 されているのではないかと の 指 摘 がある このようなことから 今 般 当 職 より 個 人 情 報 保 護 法 を 所 管 する 消 費 者 庁 ( 各 事 業 分 野 については 各 事 業 所 管 省 庁 が 担 当 ) 電 気 ガス 事 業 を 所 管 する 資 源 エネルギー 庁 及 び 水 道 事 業 を 所 管 する 健 康 局 水 道 課 等 に 対 して 民 間 事 業 者 に 適 用 される 個 人 情 報 保 護 法 においては 人 の 生 命 身 体 又 は 財 産 の 保 護 のために 必 要 がある 場 合 であって 本 人 の 同 意 を 得 ることが 困 難 であるとき に 該 当 する 場 合 は あらかじめ 本 人 の 同 意 を 得 なくても 個 人 情 報 の 利 用 個 人 データの 提 供 が 可 能 とされている( 第 16 条 利 用 目 的 による 制 限 第 23 条 第 三 者 提 供 の 制 限 ) 点 について 確 認 を 行 ったところである なお それぞれの 事 業 を 所 管 する 省 庁 の 主 務 大 臣 は 個 人 情 報 取 扱 事 業 者 に 対 し 個 人 情 報 の 取 扱 いに 関 する 助 言 等 を 行 うことができることとされている ライフライン 関 係 事 業 者 への 通 知 については 別 添 2-1~ 別 添 2-3の とおり 水 道 事 業 を 所 管 する 健 康 局 水 道 課 から 福 祉 部 局 との 十 分 な 連 絡 連 携 体 制 の 構 築 について ( 平 成 24 年 5 月 9 日 健 水 発 0509 第 1 号 健 康 局 水 道 課 長 通 知 )が 電 気 ガス 事 業 を 所 管 する 資 源 エネルギー 庁 から 福 祉 部 局 との 連 携 等 に 係 る 協 力 について ( 平 成 24 年 4 月 3 日 経 済 産 業 57

省 資 源 エネルギー 庁 電 力 ガス 事 業 部 電 力 市 場 整 備 課 長 ガス 市 場 整 備 課 長 及 び 長 官 官 房 総 合 政 策 課 企 画 官 ( 液 化 石 油 ガス 産 業 担 当 ) 通 知 ) が 発 出 され あらためて 個 人 情 報 取 扱 事 業 者 である 水 道 電 気 ガス 事 業 者 に 対 して 個 人 情 報 保 護 法 第 16 条 ( 利 用 目 的 による 制 限 ) 及 び 第 23 条 ( 第 三 者 提 供 の 制 限 )は 人 の 生 命 身 体 又 は 財 産 の 保 護 のために 必 要 がある 場 合 で あって 本 人 の 同 意 を 得 ることが 困 難 であるとき に 該 当 する 場 合 はこれらの 制 限 は 適 用 除 外 となり あらかじめ 本 人 の 同 意 を 得 なくてもよいとされている ことに 留 意 すること また 地 方 公 共 団 体 である 水 道 事 業 者 に 対 しては 条 例 に 上 記 内 容 と 同 様 の 規 定 がある 場 合 においてそれに 該 当 するときは 当 該 規 定 を 適 用 するよう 助 言 等 がなされたところである なお 自 治 体 が 保 有 している 個 人 情 報 の 取 扱 いについては 各 自 治 体 が 自 ら 定 めた 条 例 によることとされ 個 人 情 報 の 保 護 に 関 する 基 本 方 針 ( 平 成 16 年 4 月 2 日 閣 議 決 定, 平 成 20 年 4 月 25 日 一 部 変 更 )においては いわゆる 過 剰 反 応 が 一 部 に 見 られることを 踏 まえ 地 方 公 共 団 体 においても 法 の 趣 旨 にのっとり 条 例 の 適 切 な 解 釈 運 用 を 行 うことが 求 められる とさ れているので 合 わせて 参 考 とされたい ( 別 添 2-3 個 人 情 報 の 適 切 な 共 有 について 平 成 24 年 4 月 26 日 付 消 費 者 庁 消 費 者 制 度 課 個 人 情 報 保 護 推 進 室 事 務 連 絡 参 照 ) 地 方 自 治 体 の 福 祉 担 当 部 局 におかれては 以 上 のことを 参 考 とし 事 業 者 や 民 生 委 員 等 から 得 られる 地 域 において 支 援 を 必 要 とする 者 ( 生 活 に 困 窮 され た 方 )の 情 報 が 着 実 に 必 要 な 支 援 につながるよう こうした 情 報 を 一 元 的 に 受 け 止 め 必 要 な 支 援 に 結 びつける 体 制 を 構 築 されるとともに 事 業 者 と 福 祉 関 係 部 局 との 連 携 についても 特 段 のご 配 慮 をいただくよう 改 めてお 願 いする また 今 後 も 事 業 者 と 福 祉 関 係 部 局 との 連 携 について 個 別 具 体 な 事 例 の 運 用 や 解 釈 等 について 判 断 に 苦 慮 する 場 合 は 相 談 されたい 3 孤 立 死 対 策 等 に 有 効 な 取 組 みを 行 っている 自 治 体 の 事 例 について 今 般 孤 立 死 対 策 の 推 進 強 化 に 資 するため 孤 立 死 対 策 等 に 有 効 と 考 えら れる 取 組 みを 行 っている 自 治 体 の 事 例 を 収 集 したので 情 報 提 供 する これらの 取 組 みも 参 考 に 孤 立 死 対 策 の 更 なる 推 進 強 化 について 検 討 され たい (1) 行 政 による 分 野 横 断 的 総 合 的 な 取 組 みの 例 1 北 海 道 南 富 良 野 町 の 地 域 包 括 支 援 ネットワーク 強 化 推 進 事 業 の 主 な 取 組 み: 別 添 3-1のとおり 2 秋 田 県 湯 沢 市 の 安 心 生 活 創 造 事 業 及 び 地 域 包 括 ケア 推 進 事 業 の 取 組 み: 別 添 3-2のとおり 3 埼 玉 県 行 田 市 の 安 心 生 活 創 造 事 業 による 総 合 相 談 体 制 の 整 備 と 市 内 全 自 治 会 での 要 援 護 者 マップ 作 り 及 び 孤 立 死 防 止 のための 民 間 事 業 者 等 との 地 域 安 心 ネットワーク 会 議 開 催 の 取 組 み: 別 添 3-3のとおり 58

(2) 行 政 とライフライン 事 業 者 等 との 連 携 の 例 1 栃 木 県 大 田 原 市 の 安 心 生 活 創 造 事 業 による 水 道 検 針 員 や 郵 便 配 達 員 新 聞 配 達 員 等 民 間 事 業 者 と 連 携 した 見 守 りの 取 組 み: 別 添 3-4のと おり 2 千 葉 県 市 川 市 と 東 京 電 力 株 式 会 社 京 葉 支 社 との 連 携 協 定 の 事 例 : 別 添 3-5のとおり (3) 地 域 住 民 のコミュニティ ネットワークも 活 用 した 総 合 的 な 取 組 み 例 1 神 奈 川 県 横 浜 市 安 心 生 活 創 造 事 業 公 田 町 団 地 (UR 賃 貸 住 宅 )の 見 守 り 活 動 の 取 組 み: 別 添 3-6のとおり 2 福 岡 県 北 九 州 市 の いのちをつなぐネットワーク 事 業 の 取 組 み : 別 添 3-7のとおり 4 孤 立 死 事 案 の 検 証 状 況 について 今 般 札 幌 市 さいたま 市 立 川 市 で 発 生 した 孤 立 死 の 事 案 に 関 し 各 市 町 村 から 検 証 状 況 を 聴 取 し 別 添 4-1~ 別 添 4-3のとおりまとめたので 参 考 にされたい 5 地 域 福 祉 等 推 進 特 別 支 援 事 業 及 び 安 心 生 活 創 造 事 業 の 活 用 について 孤 立 死 防 止 に 有 効 と 考 えられる 取 組 みを 実 施 する 場 合 必 要 な 経 費 について は セーフティネット 支 援 対 策 等 事 業 費 補 助 金 の 中 の 地 域 福 祉 等 推 進 特 別 支 援 事 業 の 対 象 とすることが 可 能 であり 優 先 的 に 採 択 する 予 定 であるので 積 極 的 な 活 用 を 検 討 されたい < 取 組 みの 例 > 支 援 が 必 要 な 方 の 把 握 や 要 支 援 者 マップ 等 の 作 成 訪 問 や 電 話 による 安 否 確 認 やサロンの 設 置 地 域 の 孤 立 死 を 防 止 するための 地 域 ネットワークシステムの 構 築 等 また 先 述 の 3 で 紹 介 した 自 治 体 の 事 例 のうち 安 心 生 活 創 造 事 業 については 平 成 24 年 度 新 たに 取 り 組 む 市 町 村 に 対 して 2 年 間 を 限 度 として 国 庫 補 助 ( 定 額 10/10 相 当 原 則 上 限 1,000 万 円 程 度 )を 行 うこととしてい るので この 事 業 の 活 用 についても 検 討 されたい なお 詳 細 については 平 成 24 年 3 月 1 日 開 催 の 全 国 社 会 援 護 局 関 係 主 管 課 長 会 議 資 料 ( 社 会 援 護 局 地 域 福 祉 課 消 費 生 活 協 同 組 合 業 務 室 ) 1 地 域 福 祉 の 推 進 について 及 び セーフティネット 支 援 対 策 等 事 業 費 の 国 庫 補 助 について ( 平 成 24 年 4 月 5 日 厚 生 労 働 省 発 社 援 0405 第 9 号 ) 及 び セー フティーネット 支 援 対 策 等 事 業 の 実 施 について ( 平 成 24 年 4 月 5 日 社 援 発 0405 第 3 号 )を 参 考 にされたい 59

( 参 考 ) 個 人 情 報 の 保 護 に 関 する 法 律 ( 平 成 一 五 年 法 律 第 五 十 七 号 ) 抄 ( 利 用 目 的 による 制 限 ) 第 十 六 条 個 人 情 報 取 扱 事 業 者 は あらかじめ 本 人 の 同 意 を 得 ないで 前 条 の 規 定 により 特 定 された 利 用 目 的 の 達 成 に 必 要 な 範 囲 を 超 えて 個 人 情 報 を 取 り 扱 ってはならない 2 個 人 情 報 取 扱 事 業 者 は 合 併 その 他 の 事 由 により 他 の 個 人 情 報 取 扱 事 業 者 から 事 業 を 承 継 することに 伴 って 個 人 情 報 を 取 得 した 場 合 は あらかじめ 本 人 の 同 意 を 得 ないで 承 継 前 における 当 該 個 人 情 報 の 利 用 目 的 の 達 成 に 必 要 な 範 囲 を 超 えて 当 該 個 人 情 報 を 取 り 扱 ってはならない 3 前 二 項 の 規 定 は 次 に 掲 げる 場 合 については 適 用 しない 一 ( 略 ) 二 人 の 生 命 身 体 又 は 財 産 の 保 護 のために 必 要 がある 場 合 であって 本 人 の 同 意 を 得 ることが 困 難 であるとき 三 四 ( 略 ) ( 第 三 者 提 供 の 制 限 ) 第 二 十 三 条 個 人 情 報 取 扱 事 業 者 は 次 に 掲 げる 場 合 を 除 くほか あらかじめ 本 人 の 同 意 を 得 ないで 個 人 データを 第 三 者 に 提 供 してはならない 一 ( 略 ) 二 人 の 生 命 身 体 又 は 財 産 の 保 護 のために 必 要 がある 場 合 であって 本 人 の 同 意 を 得 ることが 困 難 であるとき 三 四 ( 略 ) ( 報 告 の 徴 取 ) 第 三 十 二 条 主 務 大 臣 は この 節 の 規 定 の 施 行 に 必 要 な 限 度 において 個 人 情 報 取 扱 事 業 者 に 対 し 個 人 情 報 の 取 扱 いに 関 し 報 告 をさせることができる 60

( 助 言 ) 第 三 十 三 条 主 務 大 臣 は この 節 の 規 定 の 施 行 に 必 要 な 限 度 において 個 人 情 報 取 扱 事 業 者 に 対 し 個 人 情 報 の 取 扱 いに 関 し 必 要 な 助 言 をすることができる ( 勧 告 及 び 命 令 ) 第 三 十 四 条 主 務 大 臣 は 個 人 情 報 取 扱 事 業 者 が 第 十 六 条 から 第 十 八 条 まで 第 二 十 条 か ら 第 二 十 七 条 まで 又 は 第 三 十 条 第 二 項 の 規 定 に 違 反 した 場 合 において 個 人 の 権 利 利 益 を 保 護 するため 必 要 があると 認 めるときは 当 該 個 人 情 報 取 扱 事 業 者 に 対 し 当 該 違 反 行 為 の 中 止 その 他 違 反 を 是 正 するために 必 要 な 措 置 をとるべき 旨 を 勧 告 することができる 2 主 務 大 臣 は 前 項 の 規 定 による 勧 告 を 受 けた 個 人 情 報 取 扱 事 業 者 が 正 当 な 理 由 がなく てその 勧 告 に 係 る 措 置 をとらなかった 場 合 において 個 人 の 重 大 な 権 利 利 益 の 侵 害 が 切 迫 していると 認 めるときは 当 該 個 人 情 報 取 扱 事 業 者 に 対 し その 勧 告 に 係 る 措 置 をとる べきことを 命 ずることができる 3 主 務 大 臣 は 前 二 項 の 規 定 にかかわらず 個 人 情 報 取 扱 事 業 者 が 第 十 六 条 第 十 七 条 第 二 十 条 から 第 二 十 二 条 まで 又 は 第 二 十 三 条 第 一 項 の 規 定 に 違 反 した 場 合 において 個 人 の 重 大 な 権 利 利 益 を 害 する 事 実 があるため 緊 急 に 措 置 をとる 必 要 があると 認 めるときは 当 該 個 人 情 報 取 扱 事 業 者 に 対 し 当 該 違 反 行 為 の 中 止 その 他 違 反 を 是 正 するために 必 要 な 措 置 をとるべきことを 命 ずることができる 61

別 添 1-1 社 援 発 0223 第 3 号 平 成 24 年 2 月 23 日 都 道 府 県 知 事 各 指 定 都 市 市 長 殿 中 核 市 市 長 厚 生 労 働 省 社 会 援 護 局 長 生 活 に 困 窮 された 方 の 把 握 のための 関 係 部 局 機 関 等 との 連 絡 連 携 体 制 の 強 化 の 徹 底 について 従 来 より 要 保 護 者 の 把 握 のための 関 係 部 局 機 関 等 との 連 絡 連 携 体 制 の 強 化 について ( 平 成 13 年 3 月 30 日 社 援 保 発 第 27 号 厚 生 労 働 省 社 会 援 護 局 保 護 課 長 通 知 ) にて 通 知 しているとおり 生 活 に 困 窮 された 方 に 関 する 情 報 が 地 方 自 治 体 の 福 祉 担 当 部 局 の 窓 口 につながるよう 関 係 部 局 機 関 等 との 連 絡 連 携 体 制 について 強 化 を 図 り 生 活 に 困 窮 された 方 の 把 握 や 必 要 な 支 援 に 努 めるようお 願 いしてきたところで ある 今 般 生 活 に 困 窮 された 方 が 公 共 料 金 等 を 滞 納 し 電 気 ガス 等 の 供 給 が 止 められた 状 態 で 発 見 されるという 大 変 痛 ましい 事 案 が 発 生 している また 一 部 の 地 方 自 治 体 においては 関 係 部 局 機 関 ( 民 生 委 員 を 含 む) 等 との 連 絡 連 携 体 制 が 十 分 に 図 ら れていない 実 態 も 見 受 けられる このような 実 態 を 踏 まえ 生 活 に 困 窮 された 方 に 関 する 情 報 を 地 方 自 治 体 の 福 祉 担 当 部 局 が 適 切 に 収 集 する 観 点 から 改 めて 管 内 における 電 気 ガス 等 の 事 業 者 等 との 連 絡 連 携 体 制 の 実 態 を 把 握 した 上 で 福 祉 部 局 との 連 携 等 に 係 る 協 力 について ( 平 成 14 年 4 月 23 日 資 源 エネルギー 庁 関 係 課 長 通 知 )に 留 意 し 事 業 者 等 と 連 携 を 強 化 され たい なお その 際 は 事 業 者 や 民 生 委 員 等 から 得 られる 生 活 に 困 窮 された 方 の 情 報 が 着 実 に 必 要 な 支 援 につながるよう 地 方 自 治 体 の 福 祉 担 当 部 局 にこうした 情 報 を 一 元 的 に 受 け 止 める 体 制 を 構 築 されたい こうした 情 報 を 得 た 地 方 自 治 体 の 福 祉 担 当 部 局 は 民 生 委 員 等 と 連 携 の 上 必 要 に 応 じて 生 活 に 困 窮 された 方 に 対 する 訪 問 電 話 かけ 等 を 行 い 安 否 健 康 状 態 の 確 認 を 行 うなど 適 切 な 支 援 を 実 施 されたい 今 後 事 業 者 と 福 祉 関 係 部 局 との 連 携 がより 円 滑 に 行 われるようにするための 方 策 につ いて 検 討 することとしているのでご 了 知 されたい なお 本 通 知 については 資 源 エネルギー 庁 と 協 議 済 みであることを 念 のため 申 し 添 え る 62

障 障 発 0227 第 1 号 平 成 24 年 2 月 27 日 都 道 府 県 各 指 定 都 市 障 害 保 健 福 祉 主 管 部 ( 局 ) 長 殿 中 核 市 厚 生 労 働 省 社 会 援 護 局 障 害 保 健 福 祉 部 障 害 福 祉 課 長 地 域 において 支 援 を 必 要 とする 障 害 児 者 の 把 握 及 び 適 切 な 支 援 のための 関 係 部 局 機 関 等 との 連 携 体 制 の 強 化 の 徹 底 について 今 般 障 害 児 者 等 が 孤 立 した 状 態 で 死 亡 するという 大 変 痛 ましい 事 案 が 複 数 発 生 し ついては 別 添 のとおり 生 活 に 困 窮 された 方 の 把 握 のための 関 係 部 局 機 関 等 との 連 絡 連 携 体 制 の 強 化 の 徹 底 について ( 平 成 24 年 2 月 23 日 付 社 援 発 0223 第 3 号 社 会 援 護 局 長 通 知 )が 発 出 されたところである 同 通 知 を 踏 まえ 障 害 保 健 福 祉 担 当 部 局 においても 地 域 において 見 守 りや 相 談 支 援 等 を 必 要 とする 障 害 児 者 について 相 談 支 援 事 業 者 障 害 福 祉 サービス 事 業 者 障 害 児 者 関 係 団 体 民 生 委 員 等 と 連 携 の 下 把 握 に 努 めるとともに 他 の 福 祉 担 当 部 局 と 情 報 を 共 有 する 体 制 を 構 築 されたい また 相 談 支 援 事 業 者 障 害 児 者 関 係 団 体 民 生 委 員 等 と 連 携 し 必 要 に 応 じ 訪 問 電 話 かけ 等 を 行 い 必 要 な 障 害 福 祉 サービスの 利 用 に 向 けた 相 談 支 援 や 安 否 健 康 状 態 の 確 認 などの 見 守 りなど 適 切 な 支 援 を 実 施 されたい その 際 地 域 において 見 守 りや 相 談 支 援 を 必 要 とするか 否 かの 判 断 に 当 たっては 家 族 が 同 居 している 場 合 であっても 生 活 困 窮 の 状 況 や 障 害 福 祉 サービスの 利 用 の 有 無 転 居 の 状 況 等 を 踏 まえた 地 域 社 会 との 関 わりの 状 況 などを 勘 案 して 対 応 されたい 63

社 援 地 発 0302 第 1 号 平 成 24 年 3 月 2 日 社 会 福 祉 法 人 全 国 社 会 福 祉 協 議 会 会 長 殿 厚 生 労 働 省 社 会 援 護 局 地 域 福 祉 課 長 地 域 において 支 援 を 必 要 とする 者 の 把 握 及 び 適 切 な 支 援 のための 関 係 機 関 等 との 連 携 体 制 の 強 化 の 徹 底 について( 依 頼 ) 日 頃 より 厚 生 労 働 行 政 の 推 進 にご 協 力 を 賜 り 厚 く 御 礼 を 申 し 上 げ ます さて 今 般 生 活 に 困 窮 された 方 や 障 害 児 者 等 が 地 域 で 孤 立 した 状 態 で 亡 くなられるという 大 変 痛 ましい 事 案 が 発 生 しているところ です このような 実 態 を 踏 まえ 別 添 のとおり 生 活 に 困 窮 された 方 の 把 握 のための 関 係 部 局 機 関 等 との 連 絡 連 携 体 制 の 強 化 の 徹 底 に ついて ( 平 成 24 年 2 月 23 日 社 援 発 0223 第 3 号 社 会 援 護 局 長 通 知 ) 及 び 地 域 において 支 援 を 必 要 とする 障 害 児 者 の 把 握 及 び 適 切 な 支 援 のための 関 係 部 局 機 関 等 との 連 携 体 制 の 強 化 の 徹 底 につ いて ( 平 成 24 年 2 月 27 日 障 障 発 0227 第 1 号 社 会 援 護 局 障 害 福 祉 課 長 通 知 )が 発 出 されました これらの 通 知 では 各 市 町 村 に 対 し 関 係 機 関 との 連 携 により 地 域 における 情 報 の 共 有 や 見 守 り 体 制 の 構 築 等 を 行 うよう 依 頼 している ところです 地 方 自 治 体 の 福 祉 担 当 部 局 に 必 要 な 情 報 が 適 切 に 集 約 されるよう 社 会 福 祉 協 議 会 におかれても 日 常 的 な 見 守 り 活 動 の 中 で 生 活 に 困 窮 された 方 の 情 報 が 得 られれば これを 速 やかに 地 方 自 治 体 の 福 祉 担 当 部 局 に 報 告 する 等 行 政 との 一 層 の 連 携 を お 願 いしたいと 考 えています つきましては 貴 団 体 においてこれらの 通 知 の 趣 旨 についてご 理 解 いただくとともに 管 下 の 団 体 に 対 して 各 市 町 村 等 の 取 り 組 みに ご 協 力 いただくよう 周 知 をお 願 いいたします 64

雇 児 育 発 0302 第 1 号 社 援 地 発 0302 第 2 号 平 成 24 年 3 月 2 日 全 国 民 生 委 員 児 童 委 員 連 合 会 会 長 殿 厚 生 労 働 省 雇 用 均 等 児 童 家 庭 局 育 成 環 境 課 長 社 会 援 護 局 地 域 福 祉 課 長 地 域 において 支 援 を 必 要 とする 者 の 把 握 及 び 適 切 な 支 援 のための 関 係 機 関 等 との 連 携 体 制 の 強 化 の 徹 底 について( 依 頼 ) 日 頃 より 厚 生 労 働 行 政 の 推 進 にご 協 力 を 賜 り 厚 く 御 礼 を 申 し 上 げ ます さて 今 般 生 活 に 困 窮 された 方 や 障 害 児 者 等 が 地 域 で 孤 立 した 状 態 で 亡 くなられるという 大 変 痛 ましい 事 案 が 発 生 しているところです このような 実 態 を 踏 まえ 別 添 のとおり 生 活 に 困 窮 された 方 の 把 握 のための 関 係 部 局 機 関 等 との 連 絡 連 携 体 制 の 強 化 の 徹 底 について ( 平 成 24 年 2 月 23 日 社 援 発 0223 第 3 号 社 会 援 護 局 長 通 知 ) 及 び 地 域 において 支 援 を 必 要 とする 障 害 児 者 の 把 握 及 び 適 切 な 支 援 のための 関 係 部 局 機 関 等 との 連 携 体 制 の 強 化 の 徹 底 について ( 平 成 24 年 2 月 27 日 障 障 発 0227 第 1 号 社 会 援 護 局 障 害 福 祉 課 長 通 知 )が 発 出 されました これらの 通 知 では 各 市 町 村 に 対 し 関 係 機 関 との 連 携 により 地 域 に おける 情 報 の 共 有 や 見 守 り 体 制 の 構 築 等 を 行 うよう 依 頼 しているところ です 地 方 自 治 体 の 福 祉 担 当 部 局 に 必 要 な 情 報 が 適 切 に 集 約 されるよう 民 生 委 員 児 童 委 員 におかれても 日 常 的 な 見 守 り 活 動 の 中 で 生 活 に 困 窮 された 方 の 情 報 が 得 られれば これを 速 やかに 地 方 自 治 体 の 福 祉 担 当 部 局 に 報 告 する 等 行 政 との 一 層 の 連 携 を お 願 いしたいと 考 えています つきましては 貴 団 体 においてこれらの 通 知 の 趣 旨 についてご 理 解 いただくとともに 管 下 の 団 体 に 対 して 各 市 町 村 等 の 取 り 組 みにご 協 力 いただくよう 周 知 をお 願 いいたします 65

老 振 発 0308 第 2 号 平 成 24 年 3 月 8 日 各 都 道 府 県 介 護 保 険 主 管 部 ( 局 ) 御 中 厚 生 労 働 省 老 健 局 振 興 課 長 地 域 包 括 支 援 センターにおける 地 域 の 高 齢 者 等 の 把 握 及 び 適 切 な 支 援 のた めの 関 係 機 関 等 との 連 携 体 制 の 強 化 の 徹 底 について( 依 頼 ) 今 般 生 活 に 困 窮 された 方 や 障 害 児 者 等 が 地 域 で 孤 立 した 状 態 で 亡 く なられるという 大 変 痛 ましい 事 案 が 発 生 しているところです このような 実 態 を 踏 まえ 別 添 のとおり 生 活 に 困 窮 された 方 の 把 握 のための 関 係 部 局 機 関 等 との 連 絡 連 携 体 制 の 強 化 の 徹 底 について ( 平 成 24 年 2 月 23 日 社 援 発 0223 第 3 号 社 会 援 護 局 長 通 知 ) 及 び 地 域 において 支 援 を 必 要 とする 障 害 児 者 の 把 握 及 び 適 切 な 支 援 のための 関 係 部 局 機 関 等 との 連 携 体 制 の 強 化 の 徹 底 につ いて ( 平 成 24 年 2 月 2 7 日 障 障 発 0227 第 1 号 社 会 援 護 局 障 害 保 健 福 祉 部 障 害 福 祉 課 長 通 知 ) が 発 出 されました これらの 通 知 では 各 市 町 村 に 対 し 関 係 機 関 との 連 携 により 地 域 にお ける 情 報 の 共 有 や 見 守 り 体 制 の 構 築 等 を 行 うよう 依 頼 しているところです 各 地 域 包 括 支 援 センターにおきましては 別 添 の 通 知 の 趣 旨 を 踏 まえ 孤 立 のおそれがある 高 齢 者 や 生 活 に 困 窮 された 高 齢 者 等 支 援 を 必 要 とす る 高 齢 者 を 把 握 し 適 切 な 支 援 へつなぐ 等 センターで 実 施 することとさ れている 業 務 について 適 切 に 実 施 していただくよう あらためてお 願 い するものです また 都 道 府 県 におかれて は 管 内 の 市 区 町 村 を 通 じ 各 地 域 包 括 支 援 センターに 対 して 上 記 の 内 容 及 び 別 添 の 通 知 について 周 知 していただき ますようお 願 いいたします なお 岩 手 県 宮 城 県 福 島 県 におかれては 地 域 包 括 支 援 センターが 仮 設 住 宅 における 介 護 等 のサポート 拠 点 と 連 携 して 仮 設 住 宅 における 高 齢 者 等 に 対 する 適 切 な 支 援 を 実 施 できるよう サポート 拠 点 に 対 しても 別 添 の 通 知 が 周 知 されるよう 管 内 の 市 区 町 村 に 対 して 周 知 して 頂 きますよ う お 願 いいたします 66

老 振 発 0308 第 3 号 平 成 24 年 3 月 8 日 財 団 法 人 全 国 老 人 クラブ 連 合 会 会 長 殿 厚 生 労 働 省 老 健 局 振 興 課 長 地 域 において 支 援 を 必 要 とする 高 齢 者 等 の 把 握 及 び 適 切 な 支 援 のため の 関 係 機 関 等 との 連 携 体 制 の 強 化 の 徹 底 について( 依 頼 ) 日 頃 より 厚 生 労 働 行 政 の 推 進 にご 協 力 を 賜 り 厚 く 御 礼 を 申 し 上 げ ます さて 今 般 生 活 に 困 窮 された 方 や 障 害 児 者 等 が 地 域 で 孤 立 した 状 態 で 亡 くなられるという 大 変 痛 ましい 事 案 が 発 生 しているところで す このような 実 態 を 踏 まえ 別 添 のとおり 生 活 に 困 窮 された 方 の 把 握 のための 関 係 部 局 機 関 等 との 連 絡 連 携 体 制 の 強 化 の 徹 底 につ いて ( 平 成 24 年 2 月 23 日 社 援 発 0223 第 3 号 社 会 援 護 局 長 通 知 ) 及 び 地 域 において 支 援 を 必 要 とする 障 害 児 者 の 把 握 及 び 適 切 な 支 援 のための 関 係 部 局 機 関 等 との 連 携 体 制 の 強 化 の 徹 底 につ い て ( 平 成 24 年 2 月 27 日 障 障 発 0227 第 1 号 社 会 援 護 局 障 害 保 健 福 祉 部 障 害 福 祉 課 長 通 知 )が 発 出 されました これらの 通 知 では 各 市 町 村 に 対 し 関 係 機 関 との 連 携 により 地 域 における 情 報 の 共 有 や 見 守 り 体 制 の 構 築 等 を 行 うよう 依 頼 していると ころです 地 方 自 治 体 の 福 祉 担 当 部 局 に 必 要 な 情 報 が 適 切 に 集 約 されるよう 各 老 人 クラブにおかれましても 地 域 支 え 合 い 事 業 や 友 愛 活 動 による 見 守 り 活 動 等 を 通 じて 孤 立 のおそれがある 高 齢 者 や 生 活 に 困 窮 され た 高 齢 者 等 の 情 報 が 得 られれば これを 速 やかに 地 方 自 治 体 の 福 祉 担 当 部 局 に 報 告 する 等 行 政 との 一 層 の 連 携 をお 願 いしたいと 考 えてい ます つきましては 貴 団 体 においてこれらの 通 知 の 趣 旨 についてご 理 解 いただくとともに 管 下 の 団 体 に 対 して 各 市 町 村 等 の 取 り 組 みに ご 協 力 いただくよう 周 知 をお 願 いいたします 67

健 水 発 0509 第 1 号 平 成 24 年 5 月 9 日 厚 生 労 働 大 臣 認 可 水 道 事 業 者 都 道 府 県 水 道 行 政 主 管 部 ( 局 ) 長 殿 厚 生 労 働 省 健 康 局 水 道 課 長 福 祉 部 局 との 十 分 な 連 絡 連 携 体 制 の 構 築 について 今 般 生 活 に 困 窮 され 亡 くなった 方 が 公 共 料 金 を 滞 納 し 電 気 ガス 等 の 供 給 が 止 められ た 状 態 で 発 見 されるという 大 変 痛 ましい 事 案 が 新 聞 等 で 報 道 されております 貴 事 業 におかれましては これまでも 生 活 困 窮 者 には 料 金 未 払 いによる 機 械 的 な 給 水 停 止 を 回 避 する 等 の 柔 軟 な 対 応 を 行 うとともに プライバシー 保 護 に 配 慮 しつつ 福 祉 部 局 との 連 絡 連 携 体 制 を 構 築 していただいているものと 認 識 しております( 平 成 12 年 4 月 13 日 水 道 整 備 課 事 務 連 絡 参 照 ) 一 方 福 祉 部 局 との 連 絡 連 携 体 制 の 構 築 の 際 に 個 人 情 報 の 保 護 に 関 する 法 律 ( 平 成 15 年 法 律 第 57 号 以 下 法 という )との 関 係 から 福 祉 部 局 への 情 報 提 供 について 躊 躇 されているのではないかとの 指 摘 も 聞 いております 法 第 16 条 ( 利 用 目 的 による 制 限 ) 及 び 第 23 条 ( 第 三 者 提 供 の 制 限 )で 人 の 生 命 身 体 又 は 財 産 の 保 護 のために 必 要 がある 場 合 であって 本 人 の 同 意 を 得 ることが 困 難 であ るとき に 該 当 する 場 合 は 制 限 の 適 用 外 とされていますが 地 方 公 共 団 体 である 水 道 事 業 者 においては 条 例 に 同 様 の 規 定 がある 場 合 は 当 該 規 定 を 適 用 すること 等 により 引 き 続 き 福 祉 部 局 との 十 分 な 連 絡 連 携 体 制 を 構 築 して 頂 くようお 願 い 申 し 上 げます また 地 方 公 共 団 体 以 外 の 水 道 事 業 者 においては 上 記 規 定 により 人 の 生 命 身 体 又 は 財 産 の 保 護 のために 必 要 がある 場 合 であって 本 人 の 同 意 を 得 ることが 困 難 であるとき に 該 当 する 場 合 は 制 限 の 適 用 外 となり 本 人 の 同 意 を 得 なくてもよいことに 留 意 した 上 で 引 き 続 き 福 祉 部 局 との 十 分 な 連 絡 連 携 体 制 を 構 築 して 頂 くようお 願 い 申 し 上 げます 都 道 府 県 におかれましては 貴 管 下 の 都 道 府 県 知 事 認 可 の 水 道 事 業 者 に 対 して 本 件 を 周 知 いただくようお 願 いいたします 68