施 工 の 合 理 化 記 述 例 1( 工 程 短 縮 による 施 工 の 合 理 化 ) 問 題 あなたが 経 験 した 建 築 工 事 のうち, 施 工 の 合 理 化 を 行 った 工 事 を1つ 選 び, 工 事 概 要 を 記 入 した 上 で, 次 の 問 いに 答 えなさい なお, 建 築 工 事 とは, 建 築 基 準 法 に 定 める 建 築 物 に 係 る 工 事 とする ただし, 建 築 設 備 工 事 を 除 く 工 事 概 要 イ. 工 事 名 王 子 マンション 新 築 工 事 ロ. 工 事 場 所 東 京 都 世 田 谷 区 駒 沢 丁 目 番 号 ハ. 工 事 の 内 容 共 同 住 宅, 鉄 筋 コンクリート 造, 地 上 5 階, 建 築 面 積 :480m, 延 べ 面 積 : 2,410m, 外 壁 :50 角 タイルマスク 張 り, 屋 上 :アスファルト 防 水 押 えコ ンクリート, 床 :フローリング 張 り, 壁 天 井 :PB 下 地 ビニルクロス 張 り ニ. 工 期 2012 年 8 月 ~201 年 月 ホ.あなたの 立 場 工 事 主 任 1. 工 事 概 要 であげた 工 事 において,あなたが 施 工 の 合 理 化 を 行 った 工 事 の 事 例 をつあげ,そ れぞれに 関 し, 次 の1からについて 具 体 的 に 記 述 しなさい 1 工 種 名 2 実 施 した 具 体 的 内 容 ( 躯 体 工 事 ) 1 工 種 名 型 枠 工 事 設 備 配 管 との 納 まりを 検 討 し,スラブ 型 枠 にフラットデッキを 2 実 施 した 具 体 的 内 容 採 用 し,スラブ 型 枠 の 解 体 作 業 の 削 減 と 設 備 工 事, 内 装 工 事 な ⑴ どの 早 期 着 手 を 図 った 型 枠 大 工 の 削 減 が 図 れ,スラブ 型 枠 の 解 体 がなくなるとともに, 梁 底 以 外 の 支 保 工 がなくなるので, 資 材 も 減 少 し, 天 井 下 の 工 事 に 早 期 着 手 できる 1 工 種 名 コンクリート, 型 枠 工 事 最 上 階 には 早 強 ポルトランドセメントを 使 用 した 早 強 コンクリ 2 実 施 した 具 体 的 内 容 ートを 打 設 し,7 日 後 に 圧 縮 強 度 試 験 を 行 い, 所 定 の 強 度 を 確 ⑵ 認 したので 型 枠 支 保 工 を 解 体 した 早 強 コンクリートで 打 設 すれば, 早 期 に 所 要 のコンクリート 強 度 が 得 られるので, 型 枠 支 保 工 を 約 2 週 間 早 く 解 体 でき,スラ ブ 下 の 設 備 工 事 や 仕 上 げ 工 事 に 早 めに 着 手 できるため ⑶ 1 工 種 名 コンクリート 工 事 ( 手 摺 り 基 礎 の PCa 化 ) 屋 上 手 摺 りの 基 礎 を, 現 場 打 ちコンクリートの 上,モルタル 仕 上 2 実 施 した 具 体 的 内 容 げからプレキャスト 製 の 基 礎 に 変 更 し, 防 水 押 えコンクリート 打 設 前 にセットし, 押 えコンクリート 打 設 後 に 手 摺 りを 付 けた 手 摺 り 取 付 け 後 に 基 礎 コンクリートを 打 設 しモルタル 仕 上 げを 行 うには, 手 摺 り 越 えの 工 事 となり, 非 常 に 手 間 がかかる プ レキャスト 先 付 けにより, 支 柱 のモルタルを 埋 めるだけで 済 んだ ( 仕 上 げ 工 事 ) 1 工 種 名 タイル 工 事 当 初 の 外 壁 は 二 丁 掛 けタイル 改 良 圧 着 張 りの 仕 様 であったが, 2 実 施 した 具 体 的 内 容 発 注 者 と 設 計 監 理 者 から 工 程 短 縮 の 要 望 があり, 外 壁 タイルの ⑴ 50 角 タイルマスク 張 りを 提 案 し, 了 承 された 二 丁 掛 けタイル 改 良 圧 着 張 り 工 法 を 50 角 タイルマスク 張 り 工 法 に 変 更 することで, 張 付 けや 目 地 詰 めの 施 工 時 間 の 短 縮 化 が 図 れること,ま た, 張 る 手 間 もマスク 張 り 工 法 のほうが ため 1 工 種 名 内 装 工 事 (GL 下 地 クロス 張 り) 集 会 室 を 工 事 の 資 材 置 場 として 使 用 していたため, 仕 上 げ 期 間 2 実 施 した 具 体 的 内 容 が 少 ないので, 設 計 監 理 者 と 発 注 者 の 了 承 を 得 て 壁 のビニール ⑵ クロスを 通 気 性 のあるクロスに 変 更 した 通 気 性 のないビニールクロスでは,プラスターボード GL 工 法 施 工 後 20 日 以 上 の 養 生 期 間 が 必 要 であるが, 通 気 性 のあるク ロスでは7 日 程 度 で 張 ることができるため 1 工 種 名 ユニットおよびその 他 工 事 カーテンボックスや 収 納 棚 を 家 具 工 場 に 発 注 し,カーテンボック 2 実 施 した 具 体 的 内 容 スは 白 木 の 木 目 を 生 かして 塗 装 仕 上 げし, 収 納 棚 も 同 様 に 木 目 を 生 ⑶ かして 塗 装 仕 上 げまでして 搬 入 し, 現 場 では 調 整 と 取 付 けのみとした 建 具 取 付 け 後 にカーテンボックスを 取 り 付 けることで 天 井 仕 上 げの 後 工 事 がスムーズに 行 われ,また, 収 納 棚 の 取 付 け 後, 周 囲 の 壁 仕 上 げの 後 工 事 がスムーズに 進 捗 し, 現 場 加 工 と 仕 上 げ 手 間 が 大 幅 に 削 減 できた 2. 上 記 の 工 事 にかかわらず,あなたの 今 日 までの 工 事 経 験 に 照 らして, 工 程 短 縮 について1と 2について 具 体 的 に 記 述 しなさい ただし,1の 施 工 の 合 理 化 の 具 体 的 内 容 は,1.の2の 実 施 した 具 体 的 内 容 と 重 複 しないこと 1 施 工 の 合 理 化 の 具 体 的 内 容 2 1 2 施 工 の 合 理 化 の 具 体 的 内 容 45 二 丁 掛 けタイル 張 りを PCfで 外 壁 を 発 注 し, 外 部 の 壁 をタ イル 打 込 みハーフプレキャストコンクリートとして, 外 部 側 の 型 枠 替 りで 施 工 し, 内 部 は 在 来 工 法 の 型 枠 工 事 とした 外 壁 のタイル 打 込 みの PCfの 施 工 は,タイル 張 りの 作 業 がなく, 天 候 にも 左 右 されず,また, 冬 場 の 凍 結 などのおそれもなく,その ような 条 件 では 大 きなメリットとなり, 大 幅 な 工 程 の 短 縮 ができる

問 題 コンクリートの 強 度 試 験 方 法 において,1 回 の 試 験 の 供 試 体 の 数 は, 調 合 管 理 強 度 の 管 理 試 験 用, 構 造 体 コンクリートの 材 齢 28 日 圧 縮 強 度 推 定 用, 型 枠 取 外 し 時 期 決 定 用, 構 造 体 コンクリートの 材 齢 28 日 を 超 え 91 日 以 内 の 圧 縮 強 度 推 定 用 その 他 必 要 に 応 じて,そ れぞれ1 個 とする 構 造 体 コンクリートの 材 齢 28 日 圧 縮 強 度 推 定 用 と 型 枠 取 外 し 時 期 の 決 定 用 の 工 事 現 場 における 養 生 の 方 法 は2 水 中 養 生 とする 構 造 体 コンクリートの 材 齢 28 日 を 超 え 91 日 以 内 の 圧 縮 強 度 推 定 用 の 工 事 現 場 における 養 生 は, 水 中 養 生 とする 調 合 管 理 強 度 の 管 理 試 験 は,20±2 の 水 中 で 行 う 標 準 養 生 とする 解 説 と 解 答 供 試 体 の 試 験 目 的, 養 生 方 法 と 材 齢 および 試 験 回 数 については, 下 表 を 覚 えること 山 留 め 工 事 問 題 山 留 め 壁 の 種 類 をつあげ, 地 盤 条 件, 止 水 性, 公 害 ( 騒 音, 振 動, 周 辺 地 盤 沈 下, 排 泥 水 の 処 理 )に 対 して,それぞれの 山 留 め 壁 の 特 徴 を 具 体 的 に 記 述 しなさい 解 説 と 解 答 例 山 留 め 壁 の 種 類 を 図 2.1に, 与 条 件 に 対 する 選 定 基 準 の 目 安 を 表 2.1に 示 すので,それぞれの 特 徴 を 覚 えておくこと ここでは, 解 答 例 として,1 親 杭 横 矢 板 壁,2ソイルセメント 壁, 場 所 打 ち 鉄 筋 コンクリート(RC) 地 中 壁 のつについて 記 述 する 試 験 目 的 養 生 方 法 材 齢 個 数 / 回 試 験 回 数 調 合 管 理 強 度 の 管 理 試 験 用 構 造 体 コンクリ ートの 圧 縮 強 度 推 定 用 初 期 養 生 打 切 り 時 期 の 決 定 用 型 枠 取 外 し 時 期 の 決 定 用 現 場 封 かん 養 生 問 題 鉄 筋 と 溶 接 金 網 の 最 小 かぶり 厚 さは1 同 じ 厚 さである 柱 および 梁 の 主 筋 に D29 以 上 を 使 用 する 場 合 は, 主 筋 のかぶり 厚 さを 径 の2 1.25 倍 以 上 確 保 するように 最 小 かぶり 厚 さを 定 める 柱, 梁 等 の 鉄 筋 の 加 工 に 用 いるかぶり 厚 さは, 最 小 かぶり 厚 さに 10mm を 加 えた 数 値 を 標 準 とする 解 答 2 1.5 標 準 養 生 は,JISA 112による 20±2 の 水 中 養 生 とする 工 事 現 場 における 養 生 は 水 中 養 生 または 封 かん 養 生 とし, 養 生 温 度 はコンクリートを 打 ち 込 ん だ 構 造 体 にできるだけ 近 い 条 件 になるようにする また, 水 中 養 生 の 場 合 の 養 生 温 度 は 養 生 水 槽 の 最 高 および 最 低 を 毎 日 測 定 し, 養 生 期 間 中 の 全 測 定 値 を 平 均 した 値 とする なお, 供 試 体 の 保 管 場 所 は, 直 射 日 光 の 当 た らない 屋 外 とする 28 日 28 日 および 28 日 を 超 え 91 日 以 内 個 / 回 状 況 に 応 じ て 定 める 必 要 に 応 じ て 定 める 製 造 工 場 およびコンクリートの 種 類 が 異 なるごとに,1 日 1 回 以 上,かつ,150m ごとおよび その 端 数 につき,1 回 以 上 供 試 体 が 凍 結 しているおそれのある 場 合 は, 試 験 を 行 う 前 に 約 10 の 水 中 に2~6 時 間 浸 漬 する 構 造 体 コンクリートの 圧 縮 強 度 推 定 試 験 の 判 定 は, 材 齢 28 日 の 圧 縮 強 度 推 定 試 験 の1 回 の 試 験 結 果 が 設 計 基 準 強 度 に0.7を 乗 じた 値 以 上 であり,かつ, 材 齢 28 日 を 超 え91 日 以 内 の 圧 縮 強 度 推 定 試 験 の1 回 の 試 験 結 果 が, 設 計 基 準 強 度 にN/mm を 加 えた 値 以 上 であれば 合 格 とする 図 2.1 建 築 工 事 で 多 用 される 山 留 め 壁 の 種 類 [ 山 留 め 設 計 施 工 指 針 より] 与 条 件 地 盤 条 件 工 事 規 模 周 辺 環 境 工 期 工 費 軟 弱 な 砂 礫 地 下 水 位 が 根 切 り 深 さ 平 面 規 模 騒 音 地 盤 排 泥 山 留 め 壁 の 種 類 地 盤 地 盤 高 い 地 盤 浅 い 深 い 浅 い 深 い 振 動 沈 下 処 理 親 杭 横 矢 板 壁 鋼 矢 板 壁 鋼 管 矢 板 壁 ソイルセメント 壁 RC 地 中 壁 : 有 利 : 普 通 : 不 利 表 2.1 与 条 件 に 対 する 山 留 め 壁 選 定 基 準 の 目 安 [ 山 留 め 設 計 施 工 指 針 より] 1 親 杭 横 矢 板 壁 : 地 下 水 のある 地 盤 では, 止 水 性 がないので 不 適 当 な 工 法 となるが, 粘 性 土 地 盤, 礫 岩 層 でも 施 工 が 可 能 である ただし, 軟 弱 地 盤 は 不 適 当 である 親 杭 を 打 ち 込 む 際 は 騒 音, 振 動 が 多 少 発 生 する また, 矢 板 背 面 の 地 盤 とは 多 少 の 隙 間 が 生 じるので 周 辺 に 地 盤 沈 下 が 発 生 するおそれがある 排 泥 水 の 発 生 はない 2ソイルセメント 壁 : 止 水 性 が 良 いことを 期 待 した 工 法 で, 通 常 の 地 盤 であれば 施 工 が 可 能 であ り, 柱 列 状 にソイルセメント 杭 を 造 成 し,H 形 鋼 を 揷 入 して 固 めるので 剛 性 も 高 い また, 騒 音, 振 動, 地 盤 沈 下 も 少 なく, 排 泥 水 も 場 内 のプラント 内 で 処 理 が 可 能 であり, 近 年, 一 番 多 く 使 用 されている 工 法 である 場 所 打 ち 鉄 筋 コンクリート(RC) 地 中 壁 : 軟 弱 地 盤 に 対 して 最 も 適 応 した 工 法 であるが, 長 い 工 事 期 間 を 必 要 とし, 工 費 も 高 くつく 止 水 性, 剛 性 は 確 実 に 得 られる また, 騒 音, 振 動, 周 辺 地 盤 沈 下 などは 生 じないが, 山 留 め 壁 の 掘 削 において, 壁 の 崩 壊 防 止 に 使 用 するベントナイ ト 溶 液 の 混 入 した 泥 水 が 発 生 するので, 場 内 のプラントで 水 と 分 離 した 後 の 汚 泥 の 廃 棄 処 理 にか

石 工 事 タ イ ル 工 事 問 題 石 工 事 の 乾 式 工 法 の 施 工 に 関 する 留 意 事 項 を2つ 記 述 しなさい ただし, 石 には 欠 損 やひび 割 れや 割 れがないものとする 問 題 外 壁 のコンクリート 壁 に 二 丁 掛 けタイル(227mm 60mm)を 密 着 張 りで 張 る 場 合 と 改 良 圧 着 張 りで 張 る 場 合, 施 工 上 の 留 意 事 項 を2つ 記 述 しなさい 解 答 例 1 天 然 石 を 用 いる 場 合 は,その 大 きさは 石 材 1 枚 の 面 積 が,0.8m 以 下 とする 2 石 材 の 厚 さは, 特 記 がなければ, 外 壁 の 場 合 は 有 効 厚 さ0mm 以 上, 内 壁 の 場 合 は 有 効 厚 さ 25mm 以 上 とする だぼ 用 の 穴 の 位 置 は, 特 記 がなければ 石 材 の 上 端 横 目 地 あいばに2カ 所, 両 端 部 より 石 材 幅 の 1/4 程 度 の 位 置 に 設 ける 4 石 材 の 下 端 は, 石 の 割 付 けにより 下 段 のだぼ 位 置 に 合 わせ,なお, 板 厚 方 向 の 中 央 とする 外 壁 に 適 用 する 場 合 は, 建 築 基 準 法 に 基 づき 定 まる 風 圧 力 に 対 応 した 工 法 とする 5 石 材 と 裏 面 と 躯 体 コンクリート 面 の 間 隔 は,70mm を 標 準 とする 6 一 次 ファスナーに 二 次 ファスナーを 取 り 付 け, 石 材 を,だぼを 用 いて 水 平, 垂 直 に 通 り 良 く 取 り 付 ける 7シーリング 材 の 目 地 寸 法 は, 幅, 深 さとも8mm 以 上 とする 解 説 と 解 答 例 密 着 張 り 工 法 の 場 合 1 張 付 けモルタルは, 混 練 りから 施 工 完 了 まで,60 分 以 内 で 使 用 する 2 張 付 けモルタルの 下 地 面 に 対 する 塗 付 けは2 度 塗 りとし, 塗 り 厚 さは 合 計 8mm 程 度 とする 張 付 けモルタルを 一 度 に 塗 り 付 ける 面 積 は,2m 以 内 または20 分 以 内 に 張 り 付 けることのでき る 面 積 とする 4 振 動 機 (ヴィブラート 機 )による 加 振 は, 張 付 けモルタルがタイルの 周 囲 から 目 地 部 分 に 盛 り 上 がる 状 態 になるまで 行 う 5タイル 張 りの 順 序 は, 上 部 から 下 部 へと 行 い, 一 段 おきに 数 段 張 り 付 けた 後,それらの 間 のタ イルを 張 るように 施 工 する 改 良 圧 着 張 り 工 法 の 場 合 1 張 付 けモルタルの1 回 の 塗 付 け 面 積 の 限 度 は,60 分 以 内 に 張 り 終 える 面 積 とする 21 回 の 張 付 けモルタルの 塗 付 け 面 積 の 限 度 は,JASS 19では,2m としている 張 付 けモルタルは,コンクリート 面 に 中 塗 りまで 仕 上 げた 面 に,むらのないよう 厚 さ4~6 mm 程 度 に 張 付 けモルタルを 塗 り 付 け,タイル 裏 面 全 体 に 張 付 けモルタルを1~mm 程 度 の 厚 さで 平 らに 塗 り 付 けて,タイル 周 辺 からモルタルがはみ 出 す 程 度 に 押 し 付 けて 張 る 4タイルは 下 から 上 へと 張 り 付 ける 次 頁 にタイル 張 り 工 法 の 施 工 断 面 図 を 示 す( 図 4.1~4.9) 張 付 け 材 料 タイルの 種 別 タイルの 大 きさ 工 法 種 類 塗 り 厚 (mm) 備 考 改 良 積 上 げ 張 り モルタル 1~18 1 枚 ずつ 張 り 付 ける 内 装 タイル 壁 タイル 接 着 剤 張 り 有 機 質 接 着 剤 2~ 密 着 張 り 5~8 小 口 以 上 改 良 積 上 げ 張 り 4~7 外 装 タイル モルタル 1 枚 ずつ 張 り 付 ける 二 丁 掛 け 以 下 下 地 側 4~6 改 良 圧 着 張 り タイル 側 ~4 内 装 タイル 以 25mm 角 を 超 え マスク 張 り ~4 ユニットごとに 張 り 外 のユニット 小 口 未 満 モルタル 付 ける タイル 小 口 未 満 モザイクタイル 張 り ~5 ( 注 ) 壁 タイル 接 着 剤 張 りの 張 付 け 用 材 料 の 塗 り 厚 は,くし 山 部 の 高 さとする 表 4.1 タイル 張 り 工 法 と 張 付 け 材 料 の 塗 り 厚

解 説 と 解 答 例 工 程 管 理 問 題 中 層 の 鉄 筋 コンクリート 造 の 事 務 所 ビル 建 設 における 下 記 の 工 程 表 に 関 し, 次 の 問 いに 答 えなさい 1. 表 中 の A,B,C,Dに 該 当 する 主 要 な 作 業 名 を1つずつあげなさい 2. 山 留 め 工 事 や 掘 削 工 事 が 先 行 し,ほぼ 床 付 けが 終 了 した 時 点 から, 中 層 の RC 造 を 支 持 する 杭 工 事 が 行 われた このような 杭 工 事 (E)を 何 と 呼 んでいるか 答 えなさい. 下 記 の 工 程 表 で, 最 も 不 適 当 と 思 われる 工 程 の 工 種 と 作 業 名 を 指 摘 し,その 理 由 をあげ, 着 手 可 能 な 月 日 ( 月 日 頃 )を 答 えなさい 図 1.1 工 程 表 1.Aの 作 業 : 親 杭 横 矢 板 or 山 留 め 壁 工 事 Bの 作 業 : 構 台 解 体 or 桟 橋 解 体 Cの 作 業 :B1F 躯 体 工 事 Dの 作 業 : 切 梁 解 体 2.E: 深 礎 工 事 山 留 め 工 事 ( 親 杭 横 矢 板 工 法 )が 終 了 し,かつ, 並 行 して 掘 削 工 事 が 終 了 し, 床 付 けの 深 さまで 終 了 した 時 点 から, 杭 工 事 の 準 備 作 業 を 行 い, 杭 の 径 で 鋼 板 製 の 山 留 め 壁 を 設 置 し,リング 状 の 鉄 骨 で 支 保 工 を 構 築 しながら 掘 削 していく 工 法 である 比 較 的 根 切 り 底 から 支 持 層 が 浅 い 場 合 で, 地 下 水 の 流 出 があまりない 地 層 の 施 工 となる かなりの 杭 径 が 確 保 できるので, 杭 の 支 持 力

問 題 一 般 建 設 業 と 特 定 建 設 業 の 許 可 条 件 の 相 違 点 を 簡 潔 に 記 述 しなさい 解 説 と 解 答 例 建 設 業 法 問 題 建 設 業 法 に 規 定 する 次 の 文 章 中, 内 に 当 てはまる 語 句 を 下 の 枠 内 から 選 び 記 入 しなさい 一 般 建 設 業 者 請 負 契 約 特 定 建 設 業 者 建 設 業 福 祉 150 500 900 1,500 2,500,000 1.この 法 律 は, 建 設 業 を 営 む 者 の 資 質 の 向 上, 建 設 工 事 の 1 の 適 正 化 等 を 図 ることに よって, 建 設 工 事 の 適 正 な 施 工 を 確 保 し, 発 注 者 を 保 護 するとともに, 2 の 健 全 な 発 達 を 促 進 し,もって 公 共 の の 増 進 に 寄 与 することを 目 的 とする 2. 発 注 者 から 直 接 請 け 負 う1 件 の 建 設 工 事 につき, 請 負 代 金 の 額 が 建 築 一 式 工 事 にあっては 4 万 円 以 上 の 工 事,または, 延 べ 面 積 が 5 m 以 上 の 木 造 住 宅 工 事, 建 築 一 式 工 事 以 外 の 建 設 工 事 にあっては 6 万 円 以 上 の 工 事 を 請 け 負 う 場 合 には, 建 設 業 の 許 可 が 必 要 である 解 説 と 解 答 1.は, 建 設 業 法 ( 以 下, 建 業 法 ) 第 1 条 ( 目 的 )の 条 文 である 2.は, 建 業 法 第 条 ( 建 設 業 の 許 可 )および 建 設 業 法 施 行 令 ( 以 下, 建 業 令 ) 第 1 条 の2( 軽 微 な 建 設 工 事 )より 作 成 した 問 題 である 建 業 令 第 1 条 の2 法 第 条 第 1 項 ただし 書 の 政 令 で 定 める 軽 微 な 建 設 工 事 ( 建 設 業 の 許 可 が 必 要 でないもの)は, 工 事 1 件 の 請 負 代 金 の 額 が 建 築 一 式 工 事 にあっては,1,500 万 円 に 満 たない 工 事 または 延 べ 面 積 が150m に 満 たない 木 造 住 宅 工 事, 建 築 一 式 工 事 以 外 の 建 設 工 事 にあっては 500 万 円 に 満 たない 工 事 とする 設 問 番 号 当 てはまる 語 句 1 請 負 契 約 2 建 設 業 福 祉 4 1,500 5 150 6 500 建 設 業 の 許 可 には, 一 般 建 設 業 と 特 定 建 設 業 がある 一 般 建 設 業 は, 建 業 法 第 5 条 に 許 可 の 申 請, 建 業 法 第 7 条 に 許 可 の 基 準 が 規 定 されている また, 特 定 建 設 業 者 には, 下 請 負 人 保 護 のた め, 特 別 の 義 務 を 課 している 特 定 建 設 業 の 許 可 の 基 準 = 建 業 法 第 15 条 および 建 業 令 第 5 条 の 2..4( 資 料 1.1)を, 下 請 契 約 の 締 結 の 制 限 = 建 業 法 第 16 条 および 建 業 令 第 2 条 ( 資 料 1.2)を 参 照 一 般 建 設 業 と 特 定 建 設 業 の 許 可 条 件 の 相 違 点 : 建 設 業 の 許 可 を, 一 般 建 設 業 と 特 定 建 設 業 に 区 分 し, 発 注 者 から 直 接 請 け 負 う1 件 の 建 設 工 事 につき,その 工 事 の 全 部 または 一 部 を, 下 請 代 金 の 額 (その 工 事 に 係 わる 下 請 契 約 が2 以 上 ある 場 合 はその 総 額 )が,000 万 円 以 上 ( 建 築 一 式 工 事 または 建 築 工 事 業 にあっては4,500 万 円 以 上 )となる 下 請 契 約 を 締 結 して 施 工 しようとするもの は, 特 定 建 設 業 の 許 可 が 必 要 問 題 特 定 建 設 業 の 許 可 を 受 けようとする 者 の 必 要 な 許 可 条 件 に 関 する 次 の 文 章 中, 下 線 部 分 の 数 値 で 正 しいものは 正, 誤 っているものは 誤 と 記 入 し, 誤 と 記 入 したもの には 正 しい 語 句 を 記 述 しなさい 1. 建 設 業 の 許 可 を, 一 般 建 設 業 と 特 定 建 設 業 に 区 分 し, 発 注 者 から 直 接 請 け 負 う1 件 の 建 設 工 事 につき,その 工 事 の 全 部 または 一 部 を, 下 請 代 金 の 額 (その 工 事 に 係 わる 下 請 契 約 が2 1 以 上 ある 場 合 はその 総 額 )が4,000 万 円 以 上 ( 建 築 一 式 工 事 または 建 築 工 事 業 にあっては 2 8,000 万 円 以 上 )となる 下 請 契 約 を 締 結 して 施 工 しようとするものは, 特 定 建 設 業 の 許 可 が 必 要 2. 建 設 業 法 第 15 条 第 三 号 の 条 文 発 注 者 との 間 の 請 負 契 約 で,その 請 負 代 金 の 額 が 政 令 で 定 める 金 額 以 上 であるものを 履 行 するに 足 りる 財 政 的 基 礎 を 有 すること この 政 令 で 定 めら れた 金 額 とは,1 億 5,000 万 円 である 解 説 と 解 答 建 設 業 法 の 許 可 の 基 準 における 金 額 に 関 する 問 題 である 資 料 1.1および 資 料 1.2を 参 照 設 問 番 号 正 または 誤 正 しい 語 句 1 誤,000 万 円 2 誤 4,500 万 円 誤 8,000 万 円