資 料 122-3 日 本 郵 政 グループにおける 資 本 の 再 構 成 について 2014 年 11 月 10 日 日 本 郵 政 株 式 会 社 日 本 郵 便 株 式 会 社 株 式 会 社 ゆうちょ 銀 行
1. 概 要 日 本 郵 政 が 抱 える7,000 億 円 弱 の 整 理 資 源 (1958 年 ( 昭 和 33 年 ) 以 前 から 郵 政 事 業 に 携 わっていた 者 に 支 払 う 恩 給 相 当 の 負 担 )につき 退 職 給 付 信 託 を 設 定 し オフバランス 化 ( 貸 借 対 照 表 から 消 去 )する ことにより 日 本 郵 政 のバランスシートを 整 備 するとともに キャッシュフローを 改 善 する 日 本 郵 政 が 日 本 郵 便 による6,000 億 円 の 増 資 を 引 き 受 けることにより 日 本 郵 便 の 経 営 基 盤 を 強 化 するとともに 成 長 のための 投 資 ( 郵 便 物 流 ネットワーク 再 編 不 動 産 開 発 事 業 の 展 開 など)の 財 源 を 確 保 する これらの 資 金 は ゆうちょ 銀 行 が 日 本 郵 政 が 保 有 する ゆうちょ 銀 行 株 式 のうち1.3 兆 円 相 当 につ き 自 己 株 式 の 取 得 を 行 うことにより 調 達 する ゆうちょ 銀 行 代 金 1.3 兆 円 日 本 郵 政 増 資 0.6 兆 円 日 本 郵 便 ゆうちょ 銀 行 株 式 日 本 郵 便 株 式 ( 自 己 株 式 取 得 ) ( 新 株 発 行 ) 現 金 約 0.7 兆 円 ( 退 職 給 付 信 託 の 設 定 による 整 理 資 源 のオフバランス 化 ) 信 託 郵 便 物 流 ネットワ ークの 再 編 や 不 動 産 開 発 事 業 等 への 投 資 1
2-1. 退 職 給 付 信 託 の 設 定 日 本 郵 政 が 抱 える7,000 億 円 弱 の 整 理 資 源 につき 退 職 給 付 信 託 を 設 定 し オフバランス 化 ( 貸 借 対 照 表 から 消 去 )する < 整 理 資 源 とは> 1959.1 恩 給 : 国 庫 負 担 恩 給 負 担 金 当 時 の 事 業 主 であった 特 別 会 計 等 が 負 担 恩 給 : 国 庫 負 担 整 理 資 源 当 時 の 事 業 主 であった 特 別 会 計 等 が 負 担 共 済 年 金 : 保 険 料 財 源 国 家 公 務 員 共 済 組 合 連 合 会 から 支 給 共 済 年 金 : 保 険 料 財 源 国 家 公 務 員 共 済 組 合 連 合 会 から 支 給 共 済 制 度 導 入 (1959 年 1 月 ) 前 から 勤 務 していた 職 員 については 国 家 公 務 員 共 済 組 合 法 の 長 期 給 付 に 関 する 施 行 法 に 基 づく 恩 給 公 務 員 期 間 を 合 算 して 算 定 された 年 金 額 が 支 給 されているが 当 該 期 間 については 財 源 の 積 立 てがないため 事 業 主 が 負 担 することとされている (いわゆる 整 理 資 源 ) また 共 済 制 度 導 入 (1959 年 1 月 ) 前 に 退 職 した 職 員 には 恩 給 法 に 基 づく 恩 給 が 支 給 されるが その 負 担 金 に ついては 特 別 会 計 等 から 一 般 会 計 に 繰 り 入 れることとされている (いわゆる 恩 給 負 担 金 ) 2
2-2. 退 職 給 付 信 託 の 設 定 < 退 職 給 付 信 託 とは> 企 業 が 保 有 する 金 銭 有 価 証 券 を 退 職 給 付 に 充 てるために 信 託 し 信 託 銀 行 がその 金 銭 有 価 証 券 等 を 当 該 企 業 の 従 業 員 および 退 職 者 等 のために 管 理 運 用 する 信 託 をいう 拠 出 する 財 産 は 一 定 の 要 件 ( 注 )をみたすことで 退 職 給 付 に 関 する 会 計 基 準 における 退 職 給 付 のために 充 てるために 積 み 立 てられた ( 年 金 ) とみなされる 退 職 給 付 に 関 する 会 計 基 準 において 退 職 給 付 債 務 から 年 金 の 額 を 控 除 した 額 を として 貸 借 対 照 表 に 計 上 することとされている ( 注 ) 会 計 基 準 における 年 金 とみなされるための 要 件 1 当 該 信 託 が 退 職 給 付 に 充 てられるものであることが 退 職 金 規 程 等 により 確 認 できること 2 当 該 信 託 は 信 託 財 産 を 退 職 給 付 に 充 てることに 限 定 した 他 益 信 託 であること 3 当 該 信 託 は 事 業 主 から 法 的 に 分 離 されており 信 託 財 産 の 事 業 主 への 返 還 及 び 事 業 主 による 受 益 者 に 対 す る 詐 害 的 な 行 為 が 禁 止 されていること 4 信 託 財 産 の 管 理 運 用 処 分 については 受 託 者 が 信 託 契 約 に 基 づいて 行 うこと < 退 職 給 付 信 託 設 定 後 の 整 理 資 源 の 支 払 いのスキーム(イメージ)> 退 職 給 付 信 託 契 約 受 益 者 ( 退 職 者 ) 委 託 者 金 銭 の 拠 出 国 家 公 務 員 共 済 組 合 連 合 会 ( 日 本 郵 政 ) 年 金 給 付 支 出 給 付 支 払 (KKR) 受 託 者 ( 信 託 銀 行 等 ) < 今 後 の 予 定 > 速 やかに 信 託 銀 行 の 選 定 信 託 契 約 書 案 の 調 整 運 営 体 制 の 構 築 等 ~2015 年 3 月 末 信 託 契 約 の 締 結 信 託 財 産 の 拠 出 ( 退 職 給 付 信 託 の 設 定 ) 3
3-1. 日 本 郵 便 の 新 株 式 発 行 2014 年 9 月 30 日 に 日 本 郵 便 は 日 本 郵 政 に 対 し 新 株 式 の 割 り 当 てを 実 施 ( 日 本 郵 便 株 式 会 社 法 第 9 条 第 1 項 の 規 定 に 基 づき 同 年 9 月 29 日 に 総 務 大 臣 から 認 可 ) < 新 株 式 発 行 の 内 容 > 募 集 株 式 数 募 集 株 式 の 払 込 金 額 払 込 金 額 の 総 額 増 加 する 資 本 金 の 額 増 加 する 資 本 準 備 金 の 額 募 集 方 法 払 込 実 施 日 普 通 株 式 6,000,000 株 1 株 につき100,000 円 600,000,000,000 円 300,000,000,000 円 300,000,000,000 円 日 本 郵 政 株 式 会 社 に 対 する 株 主 割 当 方 式 2014 年 9 月 30 日 4
3-2. 日 本 郵 便 の 経 営 基 盤 強 化 のための 増 資 経 営 基 盤 の 強 化 を 図 るため また 郵 便 物 流 ネットワーク 再 編 等 の 成 長 に 向 けた 投 資 を 着 実 に 実 施 するため 6,000 億 円 の 増 資 を 実 施 1. 経 営 基 盤 の 強 化 : 自 己 資 本 比 率 は 8.6% 19.3%に 改 善 2. 成 長 に 向 けた 投 資 41,526 純 3,904 株 主 資 本 3,904 資 本 金 1,000 資 本 剰 余 金 3,000 2014 年 度 から2016 年 度 までを 期 間 とする 中 期 経 営 計 画 で 日 本 郵 便 は8,400 億 円 の 投 資 を 予 定 利 益 剰 余 金 96 45,430 51,430 及 び 純 45,430 41,526 純 9,904 株 主 資 本 9,904 資 本 金 4,000 資 本 剰 余 金 6,000 利 益 剰 余 金 96 及 び 純 51,430 1 中 期 経 営 計 画 における 成 長 戦 略 に 必 要 な 投 資 として 郵 便 物 流 ネットワーク 再 編 不 動 産 開 発 事 業 の 展 開 などに 約 3,500 億 円 2 1の2017 年 度 以 降 の 予 定 分 や 更 なる 事 業 展 開 に 向 けた 戦 略 的 な 投 資 へ 約 2,500 億 円 参 考 : 同 業 他 社 の 自 己 資 本 比 率 ( 各 社 有 価 証 券 報 告 書 から 計 算 ) ヤマト 運 輸 54.6% 日 本 通 運 39.8% 5
4. ゆうちょ 銀 行 の 自 己 株 式 取 得 日 本 郵 政 株 式 会 社 によるグループ 資 本 政 策 の 一 環 として 2014 年 9 月 30 日 に ゆうちょ 銀 行 は 日 本 郵 政 が 保 有 する ゆうちょ 銀 行 株 式 ( 自 己 株 式 )を 取 得 < 取 得 に 係 る 事 項 の 内 容 > 取 得 対 象 株 式 の 種 類 取 得 する 株 式 の 数 株 式 の 取 得 価 額 の 総 額 株 式 の 取 得 の 日 普 通 株 式 25,017,500 株 ( 発 行 済 株 式 総 数 150,000,000 株 に 対 する 割 合 は16.67%) 1,299,999,363,000 円 2014 年 9 月 30 日 6
2014 年 6 月 末 ( 第 1 四 半 期 末 ) 5-1. 各 社 の 貸 借 対 照 表 の 変 化 等 ゆうちょ 銀 行 自 己 株 式 取 得 日 本 郵 便 の 増 資 後 のイメージ 退 職 給 付 信 託 設 定 後 のイメージ < 日 本 郵 政 株 式 会 社 > 退 職 給 付 信 託 に 設 定 (オフバランス 化 ) 9 兆 7,220 億 円 うち 現 預 金 2,762 億 円 うちゆうちょ 株 式 7 兆 7,945 億 円 9,795 億 円 純 8 兆 7,425 億 円 9 兆 7,220 億 円 うち 現 預 金 9,762 億 円 うちゆうちょ 株 式 6 兆 4,945 億 円 9,795 億 円 純 8 兆 7,425 億 円 現 預 金 約 7,000 億 円 約 9 兆 220 億 円 うちゆうちょ 株 式 6 兆 4,945 億 円 退 職 給 付 引 当 金 約 7,000 億 円 約 2,795 億 円 純 8 兆 7,425 億 円 うち 日 本 郵 便 株 式 4,000 億 円 うち 日 本 郵 便 株 式 1 兆 円 うち 日 本 郵 便 株 式 1 兆 円 ゆうちょ 株 式 売 却 ( ゆうちょ 銀 行 による 自 己 株 式 取 得 ) 1 兆 3,000 億 円 日 本 郵 便 への 増 資 ( 株 主 割 当 増 資 ) +6,000 億 円 < 日 本 郵 便 株 式 会 社 > 4 兆 5,430 億 円 うち 現 預 金 1 兆 7,515 億 円 4 兆 1,525 億 円 5 兆 1,430 億 円 うち 現 預 金 2 兆 3,515 億 円 4 兆 1,525 億 円 新 株 発 行 による 現 金 の 増 加 +6,000 億 円 純 3,904 億 円 資 本 金 1,000 億 円 資 本 剰 余 金 3,000 億 円 純 9,904 億 円 資 本 金 4,000 億 円 資 本 剰 余 金 6,000 億 円 新 株 発 行 による 資 本 金 等 の 増 加 資 本 金 +3,000 億 円 資 本 剰 余 金 +3,000 億 円 注 )2014 年 6 月 末 の 貸 借 対 象 表 に 本 件 の 取 引 を 機 械 的 に 反 映 したものであり 実 際 の9 月 末 の 貸 借 対 照 表 の 数 字 とは 異 なります 7
2014 年 6 月 末 ( 第 1 四 半 期 末 ) 5-2. 各 社 の 貸 借 対 照 表 の 変 化 等 ゆうちょ 銀 行 自 己 株 式 取 得 日 本 郵 便 の 増 資 後 のイメージ 退 職 給 付 信 託 設 定 後 のイメージ < 株 式 会 社 ゆうちょ 銀 行 > 203 兆 3,868 億 円 うち 現 預 金 23 兆 3,854 億 円 191 兆 8,010 億 円 202 兆 868 億 円 うち 現 預 金 22 兆 854 億 円 191 兆 8,010 億 円 純 11 兆 5,857 億 円 資 本 金 3 兆 5,000 億 円 資 本 剰 余 金 4 兆 2,962 億 円 利 益 剰 余 金 1 兆 6,851 億 円 純 10 兆 2,857 億 円 資 本 金 3 兆 5,000 億 円 資 本 剰 余 金 4 兆 2,962 億 円 利 益 剰 余 金 1 兆 6,851 億 円 自 己 株 式 1 兆 3,000 億 円 自 己 株 式 取 得 による 現 金 の 払 込 み 1 兆 3,000 億 円 自 己 株 式 の 取 得 自 己 株 式 1 兆 3,000 億 円 <グループ 連 結 > 退 職 給 付 信 託 に 設 定 (オフバランス 化 ) 291 兆 9,318 億 円 278 兆 5,372 億 円 うち 退 職 給 付 に 係 る 3 兆 1,509 億 円 291 兆 9,318 億 円 変 更 なし 278 兆 5,372 億 円 うち 退 職 給 付 に 係 る 3 兆 1,509 億 円 現 預 金 約 7,000 億 円 約 291 兆 2,318 億 円 退 職 給 付 に 係 る 約 7,000 億 円 約 277 兆 8,372 億 円 うち 退 職 給 付 に 係 る 負 債 約 2 兆 4,509 億 円 純 13 兆 3,945 億 円 純 13 兆 3,945 億 円 純 13 兆 3,945 億 円 資 本 金 3 兆 5,000 億 円 資 本 剰 余 金 4 兆 5,038 億 円 利 益 剰 余 金 2 兆 8,077 億 円 資 本 金 3 兆 5,000 億 円 資 本 剰 余 金 4 兆 5,038 億 円 利 益 剰 余 金 2 兆 8,077 億 円 資 本 金 3 兆 5,000 億 円 資 本 剰 余 金 4 兆 5,038 億 円 利 益 剰 余 金 2 兆 8,077 億 円 注 )2014 年 6 月 末 の 貸 借 対 象 表 に 本 件 の 取 引 を 機 械 的 に 反 映 したものであり 実 際 の9 月 末 の 貸 借 対 照 表 の 数 字 とは 異 なります 8
国 家 公 務 員 共 済 組 合 法 の 長 期 給 付 に 関 する 施 行 法 ( 昭 和 三 十 三 年 五 月 一 日 法 律 第 百 二 十 九 号 ) 参 考 関 係 法 令 ( 整 理 資 源 ) ( 経 過 措 置 に 伴 う 費 用 の 負 担 ) 第 五 十 四 条 第 二 章 から 第 六 章 まで 及 び 第 二 十 八 条 の 規 定 により 職 員 である 組 合 員 について 生 ずる 組 合 の 追 加 費 用 は 第 三 項 の 規 定 により 同 項 に 規 定 す る 法 人 が 負 担 すべき 金 額 を 除 き 政 令 で 定 めるところにより 国 等 又 は 郵 政 会 社 等 が 負 担 する 2 新 法 附 則 第 十 八 条 第 一 項 の 規 定 により 組 合 職 員 又 は 連 合 会 役 職 員 である 組 合 員 について 生 ずる 組 合 又 は 連 合 会 組 合 の 追 加 費 用 は 政 令 で 定 めるとこ ろにより 組 合 又 は 連 合 会 が 負 担 する 3 日 本 住 宅 公 団 愛 知 用 水 公 団 農 地 開 発 機 械 公 団 日 本 道 路 公 団 首 都 高 速 道 路 公 団 森 林 開 発 公 団 原 子 燃 料 公 社 公 営 企 業 金 融 公 庫 中 小 企 業 信 用 保 険 公 庫 及 び 労 働 福 祉 事 業 団 は 政 令 で 定 めるところにより 第 七 条 ( 第 二 十 二 条 第 一 項 又 は 第 二 十 三 条 第 一 項 において 準 用 する 場 合 を 含 む ) の 規 定 によりこれらの 法 人 に 勤 務 していた 期 間 を 組 合 員 期 間 に 算 入 される 者 に 係 る 長 期 給 付 で 当 該 勤 務 していた 期 間 に 係 るものの 支 払 に 充 てる 金 額 を 負 担 し これを 連 合 会 に 払 い 込 むものとする 国 家 公 務 員 共 済 組 合 法 ( 昭 和 三 十 三 年 五 月 一 日 法 律 第 百 二 十 八 号 ) 附 則 ( 郵 政 会 社 等 の 役 職 員 の 取 扱 い) 第 二 十 条 の 三 当 分 の 間 郵 政 会 社 等 の 役 員 及 び 郵 政 会 社 等 に 使 用 される 者 でその 運 営 規 則 で 定 めるもの( 以 下 郵 政 会 社 等 役 職 員 という )をもつ て 組 織 する 共 済 組 合 を 設 ける 2 前 項 の 郵 政 会 社 等 とは 次 に 掲 げるものをいう 一 日 本 郵 政 株 式 会 社 二 日 本 郵 便 株 式 会 社 三 郵 政 民 営 化 法 ( 平 成 十 七 年 法 律 第 九 十 七 号 ) 第 九 十 四 条 に 規 定 する 郵 便 貯 金 銀 行 ( 以 下 この 号 において 郵 便 貯 金 銀 行 という ) 及 び 次 に 掲 げ る 法 人 であつてその 行 う 事 業 の 内 容 人 的 構 成 その 他 の 事 情 を 勘 案 して 財 務 大 臣 が 定 めるもの イ 郵 便 貯 金 銀 行 の 事 業 の 全 部 又 は 一 部 を 譲 り 受 けた 法 人 ロ 郵 便 貯 金 銀 行 との 合 併 後 存 続 する 法 人 又 は 合 併 により 設 立 された 法 人 ハ 会 社 分 割 により 郵 便 貯 金 銀 行 の 事 業 を 承 継 した 法 人 ニ 郵 便 貯 金 銀 行 又 はイからハまでに 掲 げる 法 人 (この 号 の 規 定 により 財 務 大 臣 が 定 めたものに 限 る )について 政 令 で 定 める 組 織 の 再 編 成 があつ た 場 合 における 当 該 組 織 の 再 編 成 後 の 法 人 四 郵 政 民 営 化 法 第 百 二 十 六 条 に 規 定 する 郵 便 保 険 会 社 ( 以 下 この 号 において 郵 便 保 険 会 社 という ) 及 び 次 に 掲 げる 法 人 であつてその 行 う 事 業 の 内 容 人 的 構 成 その 他 の 事 情 を 勘 案 して 財 務 大 臣 が 定 めるもの イ 郵 便 保 険 会 社 の 事 業 の 全 部 又 は 一 部 を 譲 り 受 けた 法 人 ロ 郵 便 保 険 会 社 との 合 併 後 存 続 する 法 人 又 は 合 併 により 設 立 された 法 人 ハ 会 社 分 割 により 郵 便 保 険 会 社 の 事 業 を 承 継 した 法 人 ニ 郵 便 保 険 会 社 又 はイからハまでに 掲 げる 法 人 (この 号 の 規 定 により 財 務 大 臣 が 定 めたものに 限 る )について 政 令 で 定 める 組 織 の 再 編 成 があつ た 場 合 における 当 該 組 織 の 再 編 成 後 の 法 人 五 独 立 行 政 法 人 郵 便 貯 金 簡 易 生 命 保 険 管 理 機 構 3 4 ( 略 ) 9
参 考 関 係 法 令 ( 恩 給 ) 日 本 郵 政 公 社 法 施 行 法 ( 平 成 十 四 年 七 月 三 十 一 日 法 律 第 九 十 八 号 ) ( 恩 給 負 担 金 の 取 扱 い) 第 二 十 一 条 施 行 日 前 に 給 与 事 由 が 生 じた 恩 給 の 支 払 に 充 てるべき 金 額 で 従 前 の 郵 政 事 業 特 別 会 計 が 引 き 続 き 存 続 するものとした 場 合 において 郵 政 事 業 特 別 会 計 において 負 担 すべきこととなるものについては 公 社 が 郵 政 事 業 特 別 会 計 として 存 続 するものとみなし 特 別 会 計 の 恩 給 負 担 金 を 一 般 会 計 に 繰 り 入 れることに 関 する 法 律 ( 昭 和 六 年 法 律 第 八 号 )の 規 定 を 準 用 する 郵 政 民 営 化 法 等 の 施 行 に 伴 う 関 係 法 律 の 整 備 等 に 関 する 法 律 ( 平 成 十 七 年 十 月 二 十 一 日 法 律 第 百 二 号 ) 附 則 第 四 十 九 条 旧 公 社 法 施 行 法 の 施 行 前 に 給 与 事 由 が 生 じた 恩 給 の 支 払 に 充 てるべき 金 額 で 旧 公 社 法 施 行 法 の 施 行 後 も 従 前 の 郵 政 事 業 特 別 会 計 が 引 き 続 き 存 続 するものとした 場 合 において 郵 政 事 業 特 別 会 計 において 負 担 すべきこととなるものについては 次 に 掲 げる 者 が 郵 政 事 業 特 別 会 計 として 存 続 す るものとみなし 政 令 で 定 めるところにより 特 別 会 計 の 恩 給 負 担 金 を 一 般 会 計 に 繰 り 入 れることに 関 する 法 律 ( 昭 和 六 年 法 律 第 八 号 )の 規 定 を 準 用 する 一 日 本 郵 政 株 式 会 社 二 日 本 郵 便 株 式 会 社 三 郵 便 貯 金 銀 行 及 び 次 に 掲 げる 法 人 であってその 行 う 事 業 の 内 容 人 的 構 成 その 他 の 事 情 を 勘 案 して 財 務 大 臣 が 定 めるもの イ 郵 便 貯 金 銀 行 の 事 業 の 全 部 又 は 一 部 を 譲 り 受 けた 法 人 ロ 郵 便 貯 金 銀 行 との 合 併 後 存 続 する 法 人 又 は 合 併 により 設 立 された 法 人 ハ 会 社 分 割 により 郵 便 貯 金 銀 行 の 事 業 を 承 継 した 法 人 ニ 郵 便 貯 金 銀 行 又 はイからハまでに 掲 げる 法 人 (この 号 の 規 定 により 財 務 大 臣 が 定 めたものに 限 る )について 政 令 で 定 める 組 織 の 再 編 成 があっ た 場 合 における 当 該 組 織 の 再 編 成 後 の 法 人 四 郵 便 保 険 会 社 及 び 次 に 掲 げる 法 人 であってその 行 う 事 業 の 内 容 人 的 構 成 その 他 の 事 情 を 勘 案 して 財 務 大 臣 が 定 めるもの イ 郵 便 保 険 会 社 の 事 業 の 全 部 又 は 一 部 を 譲 り 受 けた 法 人 ロ 郵 便 保 険 会 社 との 合 併 後 存 続 する 法 人 又 は 合 併 により 設 立 された 法 人 ハ 会 社 分 割 により 郵 便 保 険 会 社 の 事 業 を 承 継 した 法 人 ニ 郵 便 保 険 会 社 又 はイからハまでに 掲 げる 法 人 (この 号 の 規 定 により 財 務 大 臣 が 定 めたものに 限 る )について 政 令 で 定 める 組 織 の 再 編 成 があっ た 場 合 における 当 該 組 織 の 再 編 成 後 の 法 人 五 機 構 昭 和 六 年 法 律 第 八 号 ( 特 別 会 計 ノ 恩 給 負 担 金 ヲ 一 般 会 計 ニ 繰 入 ルルコトニ 関 スル 法 律 ) ( 昭 和 六 年 三 月 二 十 八 日 法 律 第 八 号 ) 各 特 別 会 計 ハ 勅 令 ノ 定 ムル 所 ニ 依 リ 当 該 会 計 ニ 於 テ 俸 給 又 ハ 給 料 ヲ 支 弁 シタル 公 務 員 若 ハ 之 ニ 準 ズベキ 者 又 ハ 其 ノ 遺 族 ノ 恩 給 ( 外 国 人 恩 給 ヲ 含 ム) 支 払 ニ 充 ツベキ 金 額 ヲ 一 般 会 計 ニ 繰 入 ルルコトヲ 得 恩 給 法 第 十 七 条 ノ 規 定 ニ 依 リ 国 庫 ノ 分 担 スル 金 額 ニ 付 亦 同 ジ 10