6. 施 設 設 備 図 書 館 6-1 教 育 形 態 に 即 した 施 設 設 備 (レベルⅠ ) 施 設 及 び 設 備 について 専 門 職 第 17 条 は 専 門 職 大 学 院 の 目 的 に 照 らし 十 分 な 教 育 効 果 をあげることができると 認 められるものとする ことを 求 めている この 規 定 を 踏 まえ 法 科 院 基 準 は 講 義 室 演 習 室 その 他 の 施 設 設 備 が 各 法 科 大 学 院 の 規 模 及 び 教 育 形 態 に 応 じ 適 切 に 整 備 されている ことを 求 めている この 点 に 関 する 本 法 科 大 学 院 の 対 応 については 以 下 のとおりである 法 科 大 学 院 の 教 育 は 主 に 深 草 学 舎 にある 紫 光 館 で 実 施 している 紫 光 館 には 一 部 に 龍 谷 エクステンションセンター 及 び 人 間 科 学 宗 教 総 合 研 究 センター 等 の 占 有 又 はこれ らの 部 門 との 共 有 スペースがあるものの その 他 は 法 科 大 学 院 の 占 有 スペースである 授 業 のための 施 設 設 備 としては 講 義 室 を 紫 光 館 2 階 及 び3 階 に 各 1 室 同 4 階 に4 室 ( 模 擬 法 廷 を 兼 ねた 大 講 義 室 を 含 む) 確 保 している( 資 料 6-1-1) 講 義 室 の 総 収 容 定 員 は418 人 である( 資 料 6-1-2[ 表 19]) また 演 習 室 を 紫 光 館 3 階 に4 室 確 保 しており( 資 料 6-1-1) その 総 収 容 定 員 は75 人 である( 資 料 6-1-2[ 表 19]) 2013 年 5 月 1 日 現 在 の 在 籍 学 生 数 58 人 に 対 し( 資 料 6-1-2[ 表 15]) 講 義 室 の 総 面 積 は 547.0m2( 在 籍 学 生 一 人 当 たり9.43m2) 演 習 室 の 総 面 積 は131.5m2( 在 籍 学 生 一 人 当 たり 2.27m2) 模 擬 法 廷 を 備 えた 大 講 義 室 の 総 面 積 は312.0m2( 在 籍 学 生 一 人 当 たり5.38m2)で ある( 資 料 6-1-2[ 表 19]) その 他 の 施 設 としては 紫 光 館 1 階 にロッカー 室 及 び 休 憩 室 同 4 階 に 食 堂 談 話 室 同 4 階 及 び5 階 に 会 議 室 各 1か 所 を 備 えている( 資 料 6-1-1) 施 設 及 び 設 備 についての 点 検 評 価 については 以 下 のとおりである 講 義 室 演 習 室 及 び 模 擬 法 廷 等 については 在 籍 学 生 数 58 人 (2013 年 5 月 1 日 現 在 ) 規 模 の 法 科 大 学 院 で 授 業 を 展 開 するに 当 たり 支 障 を 来 さない 規 模 を 確 保 していると 認 識 し ている したがって 専 門 職 第 17 条 及 び 法 科 院 基 準 に 照 らして 適 切 に 対 応 してい る 資 料 6-1-1 学 校 法 人 龍 谷 大 学 財 務 部 紫 光 館 ( 地 階 ~5 階 ) 平 面 図 巻 末 リスト G003 資 料 6-1-2 龍 谷 大 学 法 務 研 究 科 ( 法 務 専 攻 ) 2014 年 度 大 学 基 準 協 会 法 科 大 学 院 認 証 評 価 申 請 用 法 科 大 学 院 基 礎 データ[ 様 式 4] 6-2 自 習 スペース(レベルⅠ ) (1) 自 習 室 の 整 備 状 況 法 科 院 基 準 は 留 意 事 項 として 自 習 室 の 座 席 数 について 収 容 定 員 と 同 数 程 度 の 座 席 数 が 教 室 から 近 接 した 場 所 に 確 保 されていることを 求 めている この 点 に 関 して 本 法 科 大 学 院 では 紫 光 館 1 階 及 び2 階 の 深 草 図 書 館 分 室 内 に185 席 のキ ャレルを 備 えた 共 同 自 習 室 を1 室 設 置 している この 共 同 自 習 室 については 在 学 生 の 利 用 が 優 先 であるが 研 究 生 の 利 用 も 可 能 である さらに 紫 光 館 4 階 には 研 究 生 専 用 の 共 同 自 習 室 を2 室 設 置 しており 合 計 77 席 のキャレルを 設 置 している キャレルの 席 決 めについては 学 生 自 治 組 織 である 院 生 協 議 会 にゆだねており 在 学 生 研 究 生 ともに 個 人 占 有 を 認 めている 125
なお 2013 年 度 の 本 法 科 大 学 院 の 収 容 定 員 は75 人 であり 2013 年 5 月 1 日 現 在 の 研 究 生 数 は96 人 である( 資 料 6-2-1) (2) 自 習 室 の 利 用 時 間 及 び 安 全 管 理 法 科 院 基 準 は 自 習 室 の 利 用 時 間 については 図 書 館 の 開 館 時 間 学 生 の 通 学 条 件 安 全 管 理 等 に 関 する 方 針 等 にも 留 意 する ことを 求 めている この 点 に 関 して 本 法 科 大 学 院 では いずれの 自 習 室 についても365 日 24 時 間 利 用 可 能 とし ている また 安 全 確 保 のため 共 同 自 習 室 のある 深 草 図 書 館 分 室 及 び4 階 共 同 自 習 室 の 入 り 口 は 常 時 施 錠 している 深 草 図 書 館 分 室 に 入 室 できるのは 原 則 として 法 科 大 学 院 学 生 研 究 生 及 び 教 職 員 のみであり これらの 学 生 研 究 生 及 び 教 職 員 には 磁 気 式 カードキーを 貸 与 している 4 階 共 同 自 習 室 については 暗 証 番 号 式 の 鍵 を 設 置 しており 暗 証 番 号 の 交 付 を 受 けた 研 究 生 及 び 教 職 員 のみが 入 室 可 能 である さらに 原 則 として 月 曜 日 から 土 曜 日 までの 午 前 7 時 から 午 後 10 時 までは 紫 光 館 に 守 衛 員 が 常 駐 しており 巡 回 等 を 行 っている それ 以 外 の 曜 日 時 間 帯 については 守 衛 員 が 常 駐 する 紫 英 館 ( 紫 光 館 との 距 離 は 約 400m)への 内 線 電 話 機 を 設 置 することで 対 応 して いる( 資 料 6-2-2[p.1]) また センサーが 異 常 を 感 知 すると 警 備 会 社 の 係 員 が 駆 け つける 遠 隔 監 視 システムについても 導 入 しており 安 全 確 保 に 留 意 している このほか 火 災 防 止 のため キャレルには 冷 暖 房 機 器 等 の 持 ち 込 みを 禁 止 している( 資 料 6-2-2[p.1]) (3) その 他 の 自 習 学 習 スペース その 他 の 自 主 学 習 スペースとしては 紫 光 館 1 階 の 深 草 図 書 館 分 室 内 にグループ 自 習 室 として 利 用 できる 共 同 学 習 室 (10 人 収 容 )を3 室 設 置 しており 365 日 24 時 間 利 用 可 能 であ る( 資 料 6-2-2[p.1]) このほかにも 授 業 の 利 用 がない 場 合 には 紫 光 館 内 の 講 義 室 及 び 演 習 室 についても 学 生 への 貸 出 を 行 っている 貸 出 時 間 は 午 前 8 時 から 午 後 9 時 30 分 までである( 資 料 6-2-2 [pp.1-2]) 自 習 室 の 座 席 数 については 収 容 定 員 75 人 に 対 して 合 計 262 席 を 確 保 しており 96 人 の 研 究 生 が 在 籍 することを 考 慮 しても 十 分 な 座 席 数 を 確 保 している また 自 習 室 と 教 室 は 同 一 の 建 物 内 に 配 置 していることから 利 便 性 にも 問 題 はない 自 習 室 の 利 用 時 間 については 365 日 24 時 間 の 利 用 を 実 現 していることから 適 切 である また 安 全 確 保 についても 部 外 者 の 立 入 りを 制 限 している 点 や 守 衛 員 及 び 警 備 会 社 への 委 託 による 対 応 を 行 っていることから 問 題 はないと 認 識 している 資 料 6-2-1 龍 谷 大 学 法 科 大 学 院 2013 年 度 龍 谷 大 学 大 学 院 法 務 研 究 科 ( 法 科 大 学 院 ) 研 究 生 選 考 資 料 総 括 表 2013 年 4 月 10 日 教 授 会 報 告 巻 末 リスト C089 資 料 6-2-2 龍 谷 大 学 法 科 大 学 院 2013 年 度 施 設 等 利 用 ガイド 2013 年 3 月 巻 末 リスト G001 6-3 研 究 室 の 整 備 (レベルⅠ ) 研 究 室 の 整 備 について 法 科 院 基 準 は 各 専 任 教 員 に 十 分 なスペースの 個 別 研 究 室 を 用 意 することを 求 めている また その 設 置 場 所 については 学 生 からの 個 別 相 談 に 応 じる 機 会 の 確 保 及 びそのためのスペース 等 の 整 備 状 況 等 に 留 意 することを 求 めている 126
この 点 に 関 する 本 法 科 大 学 院 の 対 応 については 以 下 のとおりである すべての 専 任 教 員 には 紫 光 館 及 びこれに 隣 接 する 至 心 館 に 平 均 面 積 23.9m2の 個 人 用 研 究 室 を 用 意 している( 資 料 6-3-1[ 表 21]) 紫 光 館 は 法 科 大 学 院 の 教 室 自 習 室 及 び 教 務 課 事 務 室 等 が 配 置 されている 建 物 であり 研 究 室 の 配 置 でも これらとの 一 体 性 が 考 慮 されている 各 研 究 室 には 基 準 備 品 として 机 ( 事 務 机 及 び 長 机 ) 椅 子 (オフィスチェアー) パイプ 椅 子 書 架 5 連 1 本 更 衣 ロッカー 電 話 機 ホワイトボード 電 気 スタンド ゴ ミ 箱 ファイリングキャビネット 及 びエアコンを 設 置 している( 資 料 6-3-2[pp.102-103]) 学 生 からの 個 別 相 談 に 応 じる 機 会 の 確 保 については オフィスアワー 等 を 設 定 し( 評 価 の 視 点 2-23) そのためのスペースについては 研 究 室 内 に 確 保 している 研 究 室 の 整 備 に 係 る 点 検 評 価 については 以 下 のとおりである 専 任 教 員 には 1 人 1 室 の 個 人 用 研 究 室 を 用 意 している 学 生 からの 個 別 相 談 への 対 応 について 研 究 室 の 広 さは 十 分 確 保 されており 基 本 備 品 として 事 務 机 等 とは 別 に 長 机 及 びパイプ 椅 子 を 設 置 している したがって スペース 及 び 設 備 に 問 題 はない また 各 研 究 室 は 教 室 及 び 共 同 自 習 室 等 に 近 接 しており 学 生 の 利 便 性 にも 配 慮 している 以 上 を 総 合 すれば 法 科 院 基 準 に 照 らして 適 切 に 対 応 している 資 料 6-3-1 龍 谷 大 学 法 務 研 究 科 ( 法 務 専 攻 ) 2014 年 度 大 学 基 準 協 会 法 科 大 学 院 認 証 評 価 申 請 用 法 科 大 学 院 基 礎 データ[ 様 式 4] 資 料 6-3-2 龍 谷 大 学 研 究 部 2013 年 度 版 研 究 支 援 ガイド[ 一 部 抜 粋 ] 2013 年 7 月 巻 末 リスト K002 6-4 情 報 関 連 設 備 及 び 人 的 体 制 (レベルⅠ ) 情 報 関 連 設 備 及 び 人 的 体 制 について 法 科 院 基 準 は 学 生 の 学 習 及 び 教 員 による 教 育 研 究 のために 必 要 な 情 報 インフラ 及 びそれを 支 援 する 人 的 体 制 を 適 切 に 整 備 することを 求 めている この 点 に 関 する 本 法 科 大 学 院 の 対 応 については 以 下 のとおりである (1) 情 報 インフラの 整 備 ハード 面 の 情 報 インフラについては 全 学 生 に1 人 1 台 のノート 型 パソコンを 無 償 貸 与 し( 資 料 6-4-1) それぞれにメールアドレスを 付 与 している 紫 光 館 内 には 無 線 LAN 設 備 を 設 置 するとともに 共 同 自 習 室 を 併 設 する 深 草 図 書 館 分 室 に は インターネット 端 末 を8 台 設 置 している また 貸 与 パソコンと 接 続 可 能 なプリンタ ーを1 台 設 置 している プリンターについては 1 階 の 休 憩 室 にも1 台 設 置 している こ のほか 講 義 室 201 及 び 講 義 室 301には 授 業 収 録 システムを 設 置 している ソフト 面 については 個 人 認 証 機 能 を 備 えた 法 科 大 学 院 ポータルサイト を 開 設 して いる( 資 料 6-4-4) 学 生 は このサイトにアクセスすることにより 各 種 の 連 絡 事 項 を 確 認 できるほか このサイトを 経 由 して 関 連 サイトへのアクセスもできるようになっている eラーニングシステムについてもそのひとつであり 本 法 科 大 学 院 では NEC 社 製 の i-collabo.lms を 導 入 している このシステムでは 1 教 材 の 配 付 2 小 テストの 実 施 3 出 欠 の 確 認 4 課 題 提 出 等 が 可 能 となっている 授 業 収 録 システムを 用 いて 収 録 した 動 127
画 のストリーミング 配 信 についても 行 っている 収 録 対 象 は 法 律 基 本 科 目 のうち 講 義 科 目 であり 学 生 の 復 習 に 役 立 てることを 目 的 としている また 法 情 報 データベースについては TKC 社 提 供 の ローライブラリー ( 資 料 6-4-2) 及 びエル アイ シー 社 提 供 の LLI 統 合 型 法 律 情 報 システム ( 資 料 6-4-3)の 利 用 が 可 能 である これらのデータベースについては 図 書 館 が 提 供 元 各 社 と 契 約 し 学 生 教 職 員 にサービスを 提 供 している その 他 の 全 学 的 な 情 報 インフラとしては 基 幹 事 務 システムと 連 動 した ポータルサイ ト がある 学 生 は このサイトによって 休 講 補 講 情 報 及 び 学 内 各 部 署 からの 各 種 情 報 の 提 供 を 受 けられるほか 履 修 登 録 履 修 辞 退 に 関 する 届 出 手 続 及 び 時 間 割 学 業 成 績 の 閲 覧 等 ができる 教 員 についても 全 学 の ポータルサイト を 通 じて 学 内 各 部 署 から 各 種 情 報 の 提 供 を 受 けることが 可 能 である また 採 点 報 告 の 提 出 及 び 受 講 者 照 会 等 の 機 能 についても 利 用 することができる (2) 情 報 インフラの 保 守 管 理 及 び 利 用 者 支 援 のための 人 的 体 制 法 科 大 学 院 の 情 報 インフラの 保 守 管 理 及 び 利 用 者 支 援 のための 人 的 体 制 としては 紫 光 館 内 に 法 科 大 学 院 情 報 メディア 室 を 設 置 し 専 門 スタッフを 配 置 している 当 該 事 務 室 の 業 務 取 扱 時 間 は 平 日 の 午 前 9 時 から 午 後 6 時 までであり 各 種 設 備 及 びシステム 等 の 情 報 インフラに 係 る 保 守 管 理 業 務 並 びに 学 生 及 び 教 員 に 対 する 支 援 業 務 を 行 っている 情 報 関 連 設 備 及 び 人 的 体 制 に 係 る 点 検 評 価 については 以 下 のとおりである ハード 面 については ノート 型 パソコンを 学 生 全 員 に 無 償 貸 与 し それに 付 帯 する 環 境 整 備 についても 行 っていることから 適 切 に 対 応 している ソフト 面 についても 法 科 大 学 院 ポータルサイト の 導 入 及 び 全 学 の ポータルサイ ト の 活 用 により web 上 での 各 種 手 続 及 び 情 報 の 提 供 に 対 応 している また eラーニン グシステム 及 び 法 情 報 データベース 等 の 導 入 により ICTを 活 用 した 教 育 環 境 についても 整 備 している さらに 専 門 スタッフの 配 置 により 人 的 体 制 にも 問 題 はない したがって 法 科 院 基 準 に 照 らして 適 切 に 対 応 している 資 料 6-4-1 法 科 大 学 院 ノートブック 型 パーソナル コンピューター 貸 与 要 綱 2005 年 4 月 6 日 制 定 巻 末 リスト A040 資 料 6-4-2 株 式 会 社 TKCリーガルデータベース 営 業 本 部 法 科 大 学 院 教 育 研 究 支 援 システム データベ ースのご 紹 介 2013 年 4 月 巻 末 リスト C094 資 料 6-4-3 株 式 会 社 エル アイ シー LLI 統 合 型 法 律 情 報 システム 利 用 ガイド[ 第 5 版 ] 2014 年 2 月 巻 末 リスト C095 資 料 6-4-4 龍 谷 大 学 法 科 大 学 院 ポータルサイト 龍 谷 大 学 法 科 大 学 院 ポータルサイト(トップページ) <https://ls-portal.ls.ryukoku.ac.jp/> 最 終 アクセス:2014/02/22 巻 末 リスト M017 6-5 身 体 障 がい 者 等 への 配 慮 (レベルⅡ ) 紫 光 館 に 車 椅 子 対 応 のエレベーター 及 びトイレを 設 置 している 固 定 席 式 の 講 義 室 では 車 椅 子 対 応 の 座 席 を1 席 確 保 している 128
6-6 施 設 設 備 の 維 持 と 社 会 状 況 等 の 変 化 に 合 わせた 施 設 設 備 の 充 実 への 配 慮 (レベル Ⅱ ) 学 生 の 学 習 スペースでもある 深 草 図 書 館 分 室 は 当 初 は 図 書 館 の 開 館 時 間 に 合 わせた 利 用 時 間 となっていたが 学 生 からの 要 望 にこたえ 2005 年 7 月 より24 時 間 運 用 を 開 始 した その 際 無 資 格 者 や 部 外 者 の 立 入 りを 排 除 し 学 生 の 安 全 や 施 設 の 保 全 を 図 るために 磁 気 式 カードキーによる 入 館 システムを 導 入 した また 学 生 の 要 望 を 受 けて 有 料 プリンターを 深 草 図 書 館 分 室 に1 台 1 階 休 憩 室 に1 台 設 置 したことにより 必 要 な 資 料 の 印 刷 も 可 能 になっている 6-7 図 書 等 の 整 備 (レベルⅠ ) 図 書 館 の 整 備 について 法 科 院 基 準 は 法 科 大 学 院 の 学 生 の 学 習 及 び 教 員 の 教 育 研 究 のために 必 要 かつ 十 分 な 図 書 及 び 電 子 媒 体 を 含 む 各 種 資 料 が 計 画 的 体 系 的 に 整 備 され ていることを 求 めている この 点 に 関 して 本 学 では 紫 光 館 に 深 草 図 書 館 分 室 を 設 置 し 法 科 大 学 院 学 生 及 び 教 員 に 対 する 各 種 資 料 の 提 供 に 対 応 している( 資 料 6-7-1[pp.18-19]) 図 書 資 料 等 については 深 草 図 書 館 分 室 は 2013 年 3 月 31 日 現 在 で 約 34,000 冊 の 図 書 資 料 及 び 約 390タイトルの 雑 誌 を 所 蔵 している また これ 以 外 にも 深 草 図 書 館 大 宮 図 書 館 及 び 瀬 田 図 書 館 に 約 198 万 冊 の 蔵 書 があり そのうち 約 15 万 冊 が 法 学 系 資 料 である 図 書 資 料 の 収 集 では 法 学 の 専 門 知 識 を 有 するロー ライブラリアンが 定 期 的 にイン ターネット 出 版 情 報 誌 一 般 誌 及 び 新 聞 記 事 等 から 情 報 収 集 を 行 い 選 書 している ま た 教 員 とロー ライブラリアンとの 情 報 交 換 についても 随 時 行 っている 電 子 媒 体 による 資 料 については 判 例 体 系 法 律 判 例 文 献 情 報 現 行 法 規 官 報 情 報 検 索 サービス(ただし 図 書 館 員 による 代 行 検 索 ) Lexis.com 及 び ユリ スオンライン などの 法 学 系 のデータベースを 提 供 している また 本 学 独 自 の 法 学 系 デ ータベースとして 新 法 改 正 法 解 説 記 事 書 誌 情 報 検 索 R-LINE を 深 草 図 書 館 分 室 とロ ー ライブラリアンが 協 働 して 開 発 し 無 料 で 一 般 に 提 供 している したがって 学 生 及 び 教 員 は 必 要 なときにパソコンを 利 用 した 情 報 検 索 資 料 収 集 等 を 行 うことができ 一 部 のデータベースを 除 いて 自 宅 からの 利 用 も 可 能 になっている( 資 料 6-7-1[pp.9-10]) なお 図 書 館 の 利 用 については 図 書 等 利 用 規 程 ( 資 料 6-7-2)に 定 めるとおりであ る 図 書 館 の 整 備 については 学 生 の 学 習 及 び 教 員 の 研 究 活 動 のために 十 分 な 蔵 書 を 有 し 各 種 の 電 子 媒 体 による 資 料 提 供 にも 対 応 している また ロー ライブラリアンと 教 員 と の 連 携 が 確 保 されており 計 画 的 体 系 的 な 資 料 整 備 にも 問 題 はない したがって 法 科 院 基 準 に 照 らして 適 切 に 対 応 している 129
資 料 6-7-1 龍 谷 大 学 図 書 館 LIBRARY GUIDE 図 書 館 利 用 ガイド 2013 2013 年 3 月 巻 末 リスト G002 資 料 6-7-2 図 書 等 利 用 規 程 1989 年 3 月 9 日 制 定 巻 末 リスト A021-2 6-8 開 館 時 間 (レベルⅠ ) 図 書 館 の 開 館 時 間 の 確 保 については 深 草 図 書 館 分 室 には 法 学 関 係 資 料 を 配 架 しており セキュリティシステムの 導 入 により 安 全 を 確 保 しつつ 開 架 図 書 については24 時 間 利 用 で きる 体 制 をとっている 3 館 の 密 接 な 連 携 により 相 互 利 用 が 可 能 なシステムを 整 えており 深 草 図 書 館 分 室 カウンターで 3 館 からの 取 り 寄 せ 貸 出 し 返 却 が 可 能 である そのう ち 取 り 寄 せは webサイトからも 申 込 みが 可 能 である カウンター 業 務 は 授 業 期 間 中 及 び 試 験 期 間 中 は 平 日 は 午 前 9 時 から 午 後 9 時 45 分 ま で 土 曜 日 は 午 前 9 時 から 午 後 5 時 まで 行 っている また 紫 光 館 から400mの 距 離 にある 深 草 図 書 館 は 日 曜 日 も 午 前 10 時 から 午 後 5 時 まで 開 館 している 6-9 国 内 外 の 法 科 大 学 院 等 との 相 互 利 用 (レベルⅡ ) 国 内 外 の 法 科 大 学 院 等 との 学 術 情 報 資 料 の 相 互 利 用 のための 条 件 整 備 については 本 学 は 公 益 財 団 法 人 大 学 コンソーシアム 京 都 共 通 閲 覧 システムに 参 加 しており 参 加 大 学 の 図 書 館 の 約 8 割 は 学 生 証 教 職 員 証 のみで 利 用 できる 大 学 コンソーシアム 京 都 参 加 校 以 外 の 大 学 図 書 館 資 料 を 利 用 するには 本 学 図 書 館 で 紹 介 状 を 発 行 し 直 接 当 該 図 書 館 に 行 く 方 法 と 資 料 を 取 り 寄 せて 利 用 する 方 法 がある 資 料 を 取 り 寄 せて 利 用 する 場 合 には 深 草 図 書 館 を 通 じて 取 り 寄 せ 同 館 内 で 閲 覧 複 写 できることになっており 学 習 又 は 教 育 研 究 上 の 大 きな 不 便 はない 6-10 特 色 ある 取 り 組 み(レベルⅡ ) 施 設 設 備 の 整 備 に 関 する 特 色 ある 取 り 組 みについては 評 価 の 視 点 6-4で 既 述 したとお り eラーニングシステムの 整 備 により 教 職 員 学 生 間 の 双 方 向 的 な 交 流 が 可 能 になっ ており 教 育 の 質 の 向 上 にとって 有 効 に 機 能 している 点 が 挙 げられる また 修 了 生 が 継 続 して 学 習 できるよう 2008 年 度 から 研 究 生 制 度 を 設 けている 点 につ いても 特 色 として 挙 げられる 研 究 生 には 24 時 間 利 用 可 能 な 共 同 自 習 室 に 個 人 用 キャレ ル77 席 及 びロッカー77 人 分 を 設 置 し パソコンを 引 き 続 き 無 償 で 貸 与 している 130