もくじ p2 はじめに p3 1. 公 的 研 究 費 の 使 用 に 関 する 行 動 規 範 p4 2. 科 研 費 の 概 要 p4(1) 科 研 費 内 定 後 の 年 間 スケジュールについて p5(2) 科 研 費 の 種 類 について p5(3) 科 研 費 における 補 助 金 と



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公 的 研 究 費 取 扱 要 領 - 平 成 28 年 度 版 - 立 正 大 学 研 究 推 進 地 域 連 携 課 ( 平 成 28 年 8 月 1 日 修 正 版 )

もくじ p2 はじめに p3 1. 公 的 研 究 費 の 使 用 に 関 する 行 動 規 範 p4 2. 科 研 費 の 概 要 p4(1) 科 研 費 内 定 後 の 年 間 スケジュールについて p5(2) 科 研 費 の 種 類 について p5(3) 科 研 費 における 補 助 金 と 基 金 の 違 いについて p8(4) 機 関 管 理 について p8(5) 直 接 経 費 と 間 接 経 費 について p9 3. 直 接 経 費 の 使 用 について p11 4. 支 出 費 目 ごとの 留 意 事 項 p11(1) 物 品 費 p12(2) 旅 費 p14(3) 人 件 費 謝 金 p15(4)その 他 p16 5. 科 研 費 執 行 コンテンツについて p16(1) 研 究 推 進 地 域 連 携 センターウェブサイト p16(2)e-rad 及 び 科 研 費 電 子 申 請 システム p16(3) 科 研 費 プロ p17 6. 相 談 窓 口 p17 7. 研 究 費 の 不 正 使 用 について p17(1) 不 正 使 用 とは p17(2) 不 正 利 用 の 例 と 主 な 事 例 p18(3) 不 正 使 用 を 行 った 場 合 の 対 応 p19(4) 内 部 監 査 について p19(5) 誓 約 書 の 提 出 及 び 研 究 倫 理 教 育 プログラム(CITI Japan)の 受 講 p20(6) 不 正 利 用 に 関 する 通 報 ( 告 発 ) 窓 口 p21 8. 学 内 規 程 について p30 9. 科 研 費 で 使 用 する 書 式 について p34 10. 物 品 購 入 の 事 務 発 注 について p36 11. 科 研 費 Q&A 1

はじめに 研 究 費 には 所 属 部 局 より 支 給 される 個 人 研 究 費 受 託 共 同 研 究 等 の 外 部 資 金 や 税 金 が 投 入 された 公 的 研 究 費 等 があり それぞれ 個 別 にルールが 定 められています 本 書 では その 中 でも 公 的 研 究 費 かつ 競 争 的 資 金 である 科 学 研 究 費 助 成 事 業 ( 科 研 費 ) の 研 究 課 題 を 念 頭 においた 執 行 手 続 きや 留 意 事 項 についてまとめたものです その 他 の 研 究 費 については 別 途 参 照 すべきルール 等 を 参 照 し 適 切 な 執 行 に 努 め ていただきますようお 願 いいたします 公 的 研 究 費 とは 政 府 財 政 資 金 の 総 称 公 的 資 金 は 政 府 の 政 策 の 一 つとして 様 々な 場 面 で 状 況 に 応 じて 投 入 される 最 終 的 に 国 民 負 担 である 税 金 を 利 用 する 可 能 性 があるものとされ ている 競 争 的 資 金 とは 第 3 期 科 学 技 術 基 本 計 画 ( 1)において 定 義 されているとおり 資 源 配 分 主 体 が 広 く 研 究 開 発 課 題 等 を 募 り 提 案 された 課 題 の 中 から 専 門 家 を 含 む 複 数 の 者 による 科 学 的 技 術 的 な 観 点 を 中 心 とした 評 価 に 基 づいて 実 施 すべき 課 題 を 採 択 し 研 究 者 等 に 配 分 する 研 究 開 発 資 金 のこと ( 1) 科 学 技 術 基 本 法 に 基 づき 日 本 政 府 が 策 定 した 科 学 技 術 基 本 計 画 の 第 3 期 ( 平 成 18~22 年 度 )をさす 科 学 研 究 費 助 成 事 業 とは 人 文 社 会 科 学 から 自 然 科 学 まで 全 ての 分 野 にわたり 基 礎 から 応 用 までのあらゆる 学 術 研 究 ( 研 究 者 の 自 由 な 発 想 に 基 づく 研 究 )を 格 段 に 発 展 させることを 目 的 と する 競 争 的 研 究 資 金 であり ピア レビューによる 審 査 を 経 て 独 創 的 先 駆 的 な 研 究 に 対 する 助 成 を 行 うもの 参 考 : 内 閣 府 HP 競 争 的 資 金 制 度 (http://www8.cao.go.jp/cstp/compefund/) 日 本 学 術 振 興 会 HP(http://www.jsps.go.jp/j-grantsinaid/) 科 学 技 術 基 本 計 画 (http://www8.cao.go.jp/cstp/kihonkeikaku/index4.html) 2

1. 公 的 研 究 費 の 使 用 に 関 する 行 動 規 範 立 正 大 学 における 公 的 研 究 費 等 の 使 用 に 関 する 行 動 規 範 立 正 大 学 この 行 動 規 範 は 公 的 研 究 費 等 を 使 用 する 上 での 本 学 の 教 職 員 としての 行 動 の 指 針 を 明 らかにするものである 1. 本 学 の 教 職 員 は 公 的 研 究 費 等 の 使 用 にあたって 関 係 する 法 令 や 規 則 および 学 内 の 規 約 類 を 遵 守 する 2. 本 学 の 教 職 員 は 公 的 研 究 費 等 が 国 民 の 税 金 を 原 資 として 支 えられていることを 認 識 し 常 に 社 会 に 対 しての 説 明 責 任 を 念 頭 において 公 正 かつ 適 正 な 使 用 に 努 める 3. 本 学 の 教 職 員 は 公 的 研 究 費 等 の 不 正 な 使 用 を 防 止 するために 学 内 の 運 営 管 理 体 制 を 整 備 する 4. 本 学 の 教 職 員 は 公 的 研 究 費 等 の 適 正 かつ 効 率 的 な 執 行 管 理 に 努 める 5. 本 学 の 教 職 員 は 別 に 定 める 公 的 研 究 費 等 の 使 用 に 関 する 不 正 防 止 計 画 に 基 づき 行 動 する 3

2 科研費の概要 1 科研費内定後の年間スケジュールについて 科研費の内定通知が届いた後の執行スケジュールについては 原則として以下のと おりです 基盤研究 B C の特設分野研究や研究活動スタート支援など 一部スケジ ュールが異なるものもあります 時 期 科研費のうち 補助金分 1年度目 4月 科研費のうち 基金分 内定通知受領 交付申請手続 経理説明会開催 学内 5月 6月 交付決定通知受理 科研費の受領 7月 8月 調整金 前倒し使用申請 第1回 前倒し支払請求 第1回 9月 10 月 11 月 科研費の受領 分割請求の場合のみ 調整金 前倒し使用申請 第2回 前倒し支払請求 第2回 12 月 1月 2月 3月 2年度目 4月 5月 6月 7月 繰越手続 2年度目の支払い請求 1 年度分の科研費執行終了 科研費の受領 内定通知受理 交付申請手続 実績報告書 実施状況報告書の提出 調整金次年度使用申請 交付決定通知受理 科研費の受領 最終年度終了まで同様の手続き 最終年度終了後 5月 実績報告書の提出 6月 研究成果報告書の提出 8月 額の確定 研究活動及び経費の支出は科研費の内定通知日から行うことが可能です 4

(2) 科 研 費 の 種 類 について 公 的 研 究 費 のうち 科 研 費 については 研 究 種 目 によって 補 助 金 による 助 成 と 基 金 に よる 助 成 の 2 種 類 があります 主 な 科 研 費 の 種 目 補 助 金 として 助 成 基 金 として 助 成 基 盤 研 究 A 基 盤 研 究 B( 特 設 分 野 研 究 を 除 く) 若 手 研 究 A 研 究 活 動 スタート 支 援 特 別 研 究 員 奨 励 費 基 盤 研 究 B( 特 設 分 野 研 究 ) 基 盤 研 究 C 挑 戦 的 萌 芽 研 究 若 手 研 究 B 補 助 金 : 科 学 研 究 費 助 成 事 業 ( 科 学 研 究 費 補 助 金 ) の 事 業 として 扱 うもので 平 成 27 年 度 以 降 の 採 択 課 題 には 課 題 番 号 に H を 含 むもの 予 算 は 年 度 ごとの 執 行 となるため 年 度 を 跨 ぐような 支 出 は 不 可 基 金 : 科 学 研 究 費 助 成 事 業 ( 科 学 研 究 費 基 金 助 成 金 ) の 事 業 として 扱 うもので 平 成 27 年 度 以 降 の 採 択 課 題 には 課 題 番 号 に K を 含 むもの 研 究 期 間 内 であれば 年 度 を 跨 いだ 執 行 や 研 究 費 を 前 倒 しして 請 求 することも 可 能 平 成 24~26 年 度 に 採 択 された 基 盤 B 基 盤 C( 特 設 分 野 研 究 ) 若 手 A は 一 部 基 金 として 助 成 されています 一 部 基 金 は 補 助 金 分 として 助 成 されているもの は 補 助 金 基 金 分 として 助 成 されているものは 基 金 と 同 じ 取 扱 いとなります (3) 科 研 費 における 補 助 金 と 基 金 の 違 いについて 1. 補 助 金 補 助 金 の 使 用 期 間 研 究 期 間 は 課 題 ごとに 異 なりますが 科 研 費 の 使 用 可 能 期 間 は 以 下 の 通 りです 新 規 研 究 課 題 : 内 定 通 知 日 から 翌 年 の3 月 31 日 まで 継 続 研 究 課 題 :4 月 1 日 から 翌 年 の3 月 31 日 まで 補 助 金 の 使 用 方 法 計 画 的 に 研 究 を 進 めていくため 10 月 末 までに40% 以 上 1 月 末 までには8 0% 以 上 を 目 安 として 執 行 してください 科 研 費 の 管 理 上 2 月 末 日 までには 執 行 を 完 了 するようにお 願 いいたします 支 出 が 年 度 末 に 集 中 したり 設 備 等 の 調 達 が 研 究 期 間 後 期 に 及 んだりしないよう 充 分 留 意 してください 5

補 助 金 は 単 年 度 決 算 です そのため 継 続 する 研 究 課 題 の 場 合 でも 原 則 として 年 度 を 跨 いだ 支 出 を 行 うことは 出 来 ません ( 例 : 翌 年 度 の 学 会 参 加 費 を 今 年 度 の 科 研 費 から 支 出 することは 出 来 ません) 補 助 金 の 繰 越 制 度 交 付 決 定 時 には 予 想 し 得 なかったやむを 得 ない 事 由 により 研 究 が 予 定 された 期 間 内 に 完 了 できない 見 込 みとなった 場 合 は 所 要 の 手 続 きを 経 ることで 研 究 費 を 翌 年 度 に 繰 越 して 使 用 することができます < やむを 得 ない 理 由 として 認 められる 事 例 > 研 究 に 際 しての 事 前 の 調 査 ( 例 : 事 前 の 調 査 に 予 想 外 の 時 間 を 要 した) 研 究 方 式 の 決 定 の 困 難 ( 例 : 研 究 方 式 の 決 定 に 予 想 外 の 時 間 を 要 した) 計 画 に 関 する 諸 条 件 ( 例 : 予 想 し 得 なかった 新 たな 知 見 が 得 られたことにより 当 初 計 画 の 改 良 変 更 に 予 想 外 の 日 数 を 要 した) 気 象 の 関 係 ( 例 : 地 震 津 波 豪 雨 等 により 研 究 の 継 続 が 一 時 困 難 になった) 資 材 の 入 手 困 難 ( 例 : 研 究 計 画 遂 行 上 必 要 となる 研 究 用 設 備 の 納 入 の 遅 延 のため 当 初 計 画 の 実 施 に 予 想 外 の 日 数 を 要 した) 補 助 金 の 調 整 金 制 度 調 整 金 制 度 によって 補 助 金 の 次 年 度 繰 越 及 び 前 倒 し 利 用 が 可 能 となりまし た 調 整 金 制 度 は 補 助 金 のみによって 研 究 費 が 交 付 されている 以 下 の 研 究 課 題 が 対 象 となります 特 別 推 進 研 究 新 学 術 領 域 研 究 基 盤 研 究 (S A) 研 究 活 動 スタート 支 援 平 成 23 年 度 以 前 及 び 平 成 27 年 度 以 降 に 採 択 された 基 盤 研 究 (B) 若 手 研 究 (A) < 補 助 金 の 次 年 度 使 用 > 平 成 25 年 度 の 補 助 金 未 使 用 分 より 研 究 上 必 要 であるものの 繰 越 制 度 の 用 件 に 合 致 しない 場 合 や 繰 越 申 請 期 限 を 過 ぎた 後 に 繰 越 事 由 が 発 生 した 場 合 に これ を 一 旦 不 要 として 国 庫 に 返 納 した 上 で 次 年 度 の 調 整 金 から 原 則 として 未 使 用 額 全 額 を 上 限 として 配 分 を 受 けることが 可 能 です ただし 研 究 期 間 最 終 年 度 の 研 究 費 や 未 使 用 額 が 5 万 円 未 満 となる 場 合 は 対 象 外 となります 6

< 補 助 金 の 前 倒 し 使 用 > 平 成 26 年 度 補 助 金 より 研 究 上 必 要 に 応 じて 翌 年 度 分 の 補 助 金 を 前 倒 しで 使 用 することが 可 能 となりました ただし 補 助 事 業 期 間 を 短 縮 することは 出 来 ませ ん また 研 究 期 間 最 終 年 度 の 課 題 については 対 象 外 となります 学 振 への 提 出 時 期 (9 月 1 日 12 月 1 日 )に 合 わせて 研 究 推 進 地 域 連 携 課 よ りご 案 内 いたしますので その 際 に 前 倒 し 使 用 ご 希 望 の 連 絡 をお 願 いいたします 2. 基 金 基 金 の 使 用 期 間 内 定 通 知 日 以 降 使 用 が 可 能 です 基 金 の 使 用 方 法 基 金 は 複 数 年 にわたって 補 助 事 業 期 間 が 設 定 されているため その 期 間 内 であれ ば 年 度 を 超 えて 研 究 費 を 使 用 することが 可 能 です また 年 度 をまたぐ 物 品 調 達 も 可 能 です 基 金 の 繰 越 と 前 倒 し < 基 金 の 繰 越 > 研 究 計 画 の 変 更 等 に 伴 い 未 使 用 額 が 生 じる 場 合 でも 事 前 の 繰 越 手 続 きを 必 要 と せず 次 年 度 において 研 究 費 の 使 用 が 可 能 です < 基 金 の 前 倒 し 使 用 > 研 究 上 の 進 捗 状 況 に 合 わせ 研 究 費 の 前 倒 し 使 用 が 可 能 です ただし 補 助 事 業 期 間 を 短 縮 することは 出 来 ません また 研 究 期 間 最 終 年 度 の 課 題 については 対 象 外 となります 学 振 への 提 出 時 期 (9 月 1 日 12 月 1 日 )に 合 わせ 研 究 推 進 地 域 連 携 課 よりご 案 内 いたしますので その 際 に 前 倒 し 使 用 ご 希 望 の 連 絡 をお 願 いいたします 3. 科 研 費 入 金 前 の 研 究 実 施 について 科 研 費 の 大 学 への 入 金 は 例 年 基 金 継 続 課 題 については4 月 下 旬 新 規 採 択 課 題 及 び 補 助 金 は 7 月 上 旬 となっています ただし 交 付 内 定 通 知 の 到 着 以 降 であれ ば 入 金 前 であっても 研 究 推 進 地 域 連 携 課 の 仮 払 金 にて 支 出 いたします 7

(4) 機 関 管 理 について 科 研 費 の 交 付 を 受 ける 場 合 は 研 究 推 進 地 域 連 携 課 が 研 究 費 の 管 理 及 びそれに 係 る 諸 手 続 きを 行 ないます これは 研 究 者 の 負 担 を 軽 減 し また 意 図 せぬルール 違 反 を 防 止 するためのものです 研 究 推 進 地 域 連 携 課 にて 科 研 費 システムに 入 力 処 理 を 行 い 支 払 いは 経 理 課 が 行 います 研 究 者 は 科 研 費 プロ( 科 研 費 執 行 管 理 システム(Web))にて 支 出 状 況 や 残 高 を 確 認 することができます 詳 細 は 5. 執 行 コンテンツをご 参 照 ください (5) 直 接 経 費 と 間 接 経 費 について 科 研 費 には 直 接 経 費 と 間 接 経 費 ( 直 接 経 費 の 30% 相 当 額 )があります 直 接 経 費 は 研 究 者 が 採 択 された 研 究 課 題 を 遂 行 するために 使 用 できる 経 費 です 採 択 された 研 究 課 題 と 直 接 関 わりのある 研 究 調 査 や 成 果 のとりまとめ 等 に 必 要 な 経 費 であれば 支 出 できます 間 接 経 費 は 科 研 費 を 受 ける 研 究 者 が 所 属 する 研 究 機 関 のために 交 付 される 経 費 です 科 研 費 を 効 果 的 効 率 的 に 活 用 できるようにするための 経 費 で 研 究 者 の 研 究 環 境 の 改 善 や 研 究 機 関 全 体 の 研 究 機 能 の 向 上 のために 活 用 します 本 学 では 立 正 大 学 における 公 的 研 究 費 等 に 係 る 間 接 経 費 の 取 扱 に 関 する 申 し 合 わせ に 従 い 管 理 執 行 します 8

3. 直 接 経 費 の 使 用 について 直 接 経 費 には 物 品 費 旅 費 人 件 費 謝 金 その 他 の4つがあり その 経 費 が 支 出 されなければ 研 究 が 遂 行 されない 経 費 のことをさします 交 付 申 請 書 記 載 の 研 究 目 的 以 外 のものや 研 究 と 直 接 関 係 ないものへの 使 用 はできま せん 費 目 摘 要 物 品 費 設 備 備 品 費 1 件 が10 万 円 以 上 ( 税 込 )の 機 器 装 置 図 書 ( 図 書 館 にて 寄 贈 登 録 され る 図 書 ) 等 消 耗 品 費 1 件 が10 万 円 未 満 の 機 器 装 置 図 書 資 料 ( 寄 贈 登 録 しない 図 書 雑 誌 ) 等 旅 費 国 内 旅 費 研 究 代 表 者 研 究 分 担 者 連 携 研 究 者 及 び 研 究 協 力 者 の 海 外 国 内 出 張 ( 資 人 件 費 謝 金 海 外 旅 費 料 収 集 各 種 調 査 研 究 の 打 合 せ 研 究 の 成 果 発 表 等 )のための 経 費 ( 交 通 費 宿 泊 費 日 当 ( 旅 費 規 程 変 更 のため 変 更 の 可 能 性 あり)) 研 究 への 協 力 ( 資 料 整 理 翻 訳 校 閲 専 門 的 知 識 の 提 供 アンケートの 配 布 回 収 研 究 資 料 収 集 等 )をする 者 に 係 る 謝 金 報 酬 賃 金 給 与 労 働 者 派 遣 業 者 への 支 払 いのための 経 費 その 他 上 記 以 外 の 経 費 ( 例 : 印 刷 費 通 信 運 搬 費 会 議 会 合 費 翻 訳 校 閲 等 業 務 委 託 費 レンタル 費 用 機 器 修 理 費 用 研 究 成 果 発 表 費 用 ) 科 研 費 で 使 用 できない 経 費 ( 直 接 経 費 ) 研 究 計 画 の 遂 行 に 必 要 な 経 費 であっても 直 接 経 費 は 次 のものには 使 用 できません 研 究 と 直 接 関 係 ないもの( 例 : 手 土 産 代 懇 親 会 費 学 会 年 会 費 等 ) 建 物 等 の 施 設 に 関 する 経 費 研 究 遂 行 中 に 発 生 した 事 故 災 害 処 理 のための 経 費 ( 任 意 で 加 入 する 旅 行 傷 害 保 険 等 ) その 他 間 接 経 費 を 使 用 することが 適 切 なもの 合 算 使 用 の 制 限 合 算 使 用 とは ひとつの 契 約 に 係 る 支 払 いにおいて 直 接 経 費 と 他 の 経 費 を 併 せ て 使 用 することを 意 味 します 以 下 の 場 合 を 除 き 他 の 経 費 と 合 算 して 使 用 することはできません 補 助 事 業 に 係 る 用 務 と 他 の 用 務 とを 合 わせて1 回 の 出 張 をする 場 合 において 他 の 経 費 との 使 用 区 分 を 明 らかにしたうえで 使 用 する 場 合 9

補 助 事 業 に 係 る 用 途 と 他 の 用 途 とを 合 わせて1ダース 1ケース 等 の 一 つのまと まった 単 位 で 消 耗 品 を 購 入 する 場 合 において 直 接 経 費 と 他 の 経 費 との 使 用 区 分 を 明 らかにした 上 で 直 接 経 費 を 使 用 する 場 合 支 払 方 法 原 則 : 納 品 確 認 後 大 学 が 振 込 みにより 業 者 への 支 払 いを 行 ないます 見 積 書 納 品 書 請 求 書 等 の 証 憑 (しょうひょう) 書 類 を 提 出 してください 注 ) 証 憑 書 類 ( 請 求 書 等 )の 宛 名 は 立 正 大 学 研 究 者 氏 名 としてください 上 様 個 人 名 等 では 支 払 うことができません また ただし 書 き に 品 名 が 記 入 されているかを 確 認 してください 品 代 や 無 記 入 の 場 合 は 支 払 うこ とができません 年 月 日 も 必 ず 業 者 に 記 入 してもらってください 立 替 払 い: 研 究 を 遂 行 するため やむを 得 ない 理 由 ( 出 張 先 での 支 出 急 を 要 す る 消 耗 品 の 購 入 ネット 販 売 年 度 最 終 執 行 等 )により 立 替 払 いした 場 合 領 収 書 等 を 提 出 してください 領 収 書 の 宛 名 は 必 ず 立 正 大 学 研 究 者 氏 名 とし て 日 付 購 入 内 容 が 記 載 されていなければなりません クレジットカードの 利 用 :クレジットカードを 使 用 した 場 合 以 下 の 書 類 を 所 属 学 部 へ 提 出 してください 1 クレジットカード 決 済 承 認 申 請 書 ( 本 学 所 定 ) 2カード 会 社 発 行 の 利 用 明 細 書 の 原 本 3 領 収 書 注 ) 証 憑 書 類 の 宛 名 は 立 正 大 学 研 究 者 氏 名 としてください 代 引 き 手 数 料 振 込 手 数 料 は 原 則 支 出 できません 1 月 以 降 は 原 則 クレジットカードの 利 用 はできません 1 月 以 降 にクレジットカードを 使 用 しなければならない 事 由 が 発 生 した 場 合 は 経 理 課 までご 相 談 ください ( 協 議 の 上 使 用 できない 場 合 もあります) 量 販 店 等 のポイント 及 びマイレージ 等 については 研 究 者 が 取 得 できますが 当 該 ポイント 等 については 研 究 に 直 接 関 連 するものに 使 用 するようお 願 いします ま た 領 収 証 のポイント 等 の 部 分 は 切 り 取 らずそのまま 提 出 してください ポイントを 利 用 して 購 入 した 場 合 科 研 費 として 請 求 できるのはポイント 利 用 額 を 除 いた 金 額 です 10

4 支出費目ごとの留意事項 1 物品費 物品費とは機器や装置 図書 その他消耗品等を指し 大きく2つに分かれます 設備備品費 1件が 10 万円以上 税込 のもの 金額を問わず 研究者が図書館へ寄贈を希望する図書 備品は管財課で備品登録 図書は図書館で図書登録が必要です 消耗品費 1件が 10 万円未満 税込 のもの 研究者が図書館へ寄贈を希望しない図書資料 ただし ソフトウェアは金額の多寡にかかわらず消耗品費です 支払請求の提出書類 ①研究費支出願 支出願記入例は P.30 ②証憑書類 見積書 納品書 請求書 領収書 等 納品確認 検収 について 購入したすべての物品は 金額にかかわりなく 研究推進 地域連携課か経理課に 持参して 納品確認 検収 を受けてください (立正大学における公的研究費等取 扱規程より) 大型で窓口に持参できない場合は 担当者が研究室に出向き確認いたします 納品場所が研究推進 地域連携課の場合は 納品確認後に研究者に連絡いたします 図書 図書資料には 立正大学科研費の地印を押印します 図書の場合 研究推進 地域連携課で納品確認を行った後 図書館で寄贈図書とし て登録します 図書の受け取りは図書館からお願いいたします また 購入は3月 上旬までに行い 納品確認を受けてください 備品調達について 10 万円以上の備品を科研費で購入する場合 立正大学に寄贈していただきます ご購入の前に 必ず研究推進 地域連携課へ事前相談と申請を行ってください 購 入手続きは原則 事務発注となります 備品の納品確認 備品登録後 研究者より 備品等借用申請書 をご提出いただき 貸し出しを行います 備品等借用申請書記入例 とフローチャートは P.31 32 平成 28 年度より 備品調達申請書 の作成は 研究推進 地域連携課で行うこと 11

となりました 備 品 調 達 申 請 書 作 成 のため 見 積 書 等 を 事 前 にご 持 参 ください 1 件 が 200 万 円 以 上 する 備 品 を 購 入 される 場 合 は 事 前 に 研 究 推 進 地 域 連 携 課 に ご 相 談 ください (2) 旅 費 旅 費 規 程 が 改 正 される 予 定 のため 旅 費 の 取 扱 が 今 後 変 更 になる 可 能 性 があります 旅 費 とは 交 通 費 宿 泊 費 日 当 等 国 内 海 外 に 出 張 する 場 合 の 経 費 を 指 します 出 張 をする 場 合 の 提 出 書 類 ( 国 内 海 外 共 通 ) 1 出 張 前 に 出 張 申 請 書 を 所 属 学 部 へ 提 出 してください ( 学 部 長 の 承 認 後 研 究 推 進 地 域 連 携 課 が 受 領 し 手 続 きを 行 います) 2 出 張 後 に 出 張 報 告 ( 記 録 ) 書 を 研 究 推 進 地 域 連 携 課 へ 提 出 してください 国 内 旅 費 : 立 正 大 学 学 園 旅 費 規 程 を 準 用 < 提 出 書 類 > 1 研 究 費 支 出 願 2 旅 費 計 算 書 ( 駅 すぱあと 等 添 付 ) 3 証 憑 書 類 ( 宿 泊 料 の 領 収 書 他 ) 4 搭 乗 券 の 半 券 航 空 運 賃 の 領 収 書 ( 航 空 機 使 用 の 場 合 ) 5プログラムやパンフレット 等 ( 学 会 出 張 の 場 合 ) 職 名 日 当 交 通 費 宿 泊 料 教 授 准 教 授 4,000 円 実 費 ( 上 限 12,000 円 ) 専 任 講 師 4,000 円 実 費 実 費 ( 上 限 11,000 円 ) 助 教 研 究 員 3,000 円 実 費 ( 上 限 11,000 円 ) その 他 ( 院 生 等 ) 実 費 ( 上 限 11,000 円 ) < 注 意 事 項 > 交 通 費 は 旅 費 計 算 ソフト( 駅 すぱあと 等 )など 経 路 や 料 金 が 確 認 できるものを 添 付 してください 出 張 先 までの 距 離 とは 自 宅 もしくは 勤 務 地 最 寄 駅 からの 経 済 的 かつ 合 理 的 な 経 路 を 利 用 した 鉄 道 等 利 用 距 離 のことをいいます 特 急 料 金 は 乗 車 区 間 が 100km 以 上 の 場 合 支 給 いたします 日 当 は 正 午 以 降 に 出 発 されたとき または 正 午 以 前 に 帰 着 した 場 合 は 半 日 分 の みの 支 給 となります また 都 内 及 び 100km 未 満 の 日 帰 り 出 張 には 日 当 は 支 給 されません 12

タクシー 利 用 の 場 合 は 使 用 理 由 を 支 出 願 に 記 載 してください 学 会 参 加 費 は 旅 費 ではなくその 他 の 費 目 となりますので 別 途 支 出 願 いをご 提 出 ください 国 内 研 究 者 招 聘 講 演 やパネリスト 等 で 国 内 の 研 究 者 を 招 聘 する 場 合 は 出 張 依 頼 書 及 び 出 張 承 諾 書 に 必 要 事 項 をご 記 入 のうえ 研 究 推 進 地 域 連 携 課 へ 提 出 してください 海 外 旅 費 : 立 正 大 学 学 園 海 外 派 遣 旅 費 規 程 を 準 用 < 提 出 書 類 > 1 研 究 費 支 出 願 2 旅 費 計 算 書 3 証 憑 書 類 ( 宿 泊 料 の 領 収 書 交 通 機 関 の 領 収 書 等 ) 4 搭 乗 券 の 半 券 及 び e-チケットの 控 え 5プログラムやパンフレット 等 ( 学 会 出 張 の 場 合 ) 6パスポートの 写 し( 顔 写 真 及 び 出 入 国 印 のページ) 7 両 替 明 細 書 ( 現 地 通 貨 での 支 払 いの 場 合 ない 場 合 は 研 究 推 進 地 域 連 携 課 で 出 張 者 の 支 払 当 日 の 換 算 レートで 計 算 します ) 帰 国 後 精 算 の 必 要 となる 領 収 書 等 は 大 切 に 保 存 してください 航 空 券 の 無 料 アップグレードは 経 緯 の 分 かる 書 類 を 提 出 してください 日 当 交 通 費 宿 泊 料 3,000 円 エコノミークラス 利 用 額 実 費 ( 上 限 18,000 円 ) 職 位 に 関 係 なく 上 記 の 金 額 となります 招 聘 外 国 人 等 旅 費 < 提 出 書 類 > 1 研 究 費 支 出 願 2 旅 費 計 算 書 3 航 空 運 賃 の 領 収 書 4 搭 乗 券 の 半 券 ( 来 日 分 ) 航 空 運 賃 は 実 費 ( 領 収 書 を 提 出 ) 国 内 移 動 旅 費 は 実 費 を 支 給 宿 泊 料 は 実 費 ( 領 収 書 を 提 出 ただし1 泊 18,000 円 以 内 ) 13

必 ず 事 前 に 研 究 推 進 地 域 連 携 課 へご 相 談 ください 謝 金 が 発 生 する 場 合 は 人 事 課 に 相 談 する 必 要 があります 詳 細 は (3) 人 件 費 謝 金 の< 謝 金 で 支 出 する 場 合 の 必 要 書 類 >をご 覧 ください (3) 人 件 費 謝 金 人 件 費 謝 金 とはアルバイトの 人 件 費 や 研 究 協 力 者 への 謝 金 を 指 します アルバイト 学 生 社 会 人 アルバイト 最 低 賃 金 950 円 1,000 円 改 正 労 働 契 約 法 の 施 行 に 伴 い アルバイトの 契 約 期 間 は 最 長 2か 月 です 継 続 して 使 用 が 必 要 な 場 合 には 再 度 申 請 してください 勤 務 時 間 が6 時 間 を 超 える 場 合 は 45 分 8 時 間 を 超 える 場 合 は1 時 間 以 上 の 休 憩 時 間 が 必 要 です <アルバイトを 雇 用 する 場 合 の 必 要 書 類 ( 雇 用 者 は 立 正 大 学 になります)> 1アルバイト 使 用 申 請 書 : 所 属 長 は 研 究 者 です ( 学 部 長 ではありません) 事 後 の 申 請 は 認 められませんので 必 ず 事 前 の 使 用 申 請 が 必 要 です 2 臨 時 雇 用 取 り 決 め 事 項 (1 ヶ 月 以 上 の 雇 用 の 場 合 ) 3アルバイト 採 用 者 氏 名 報 告 書 4 出 勤 簿 5 給 与 所 得 者 の 扶 養 控 除 等 ( 異 動 ) 申 告 書 記 入 例 は P.33 6アルバイトの 振 込 口 座 届 7アルバイト 使 用 完 了 届 < 支 払 請 求 の 提 出 書 類 > 1 研 究 費 支 出 願 2 出 勤 簿 ( 押 印 済 の 原 本 ) 出 勤 簿 はアルバイト 本 人 が 研 究 推 進 地 域 連 携 課 へ 持 参 してください 謝 金 ( 発 生 すると 判 明 した 時 点 で 研 究 推 進 地 域 連 携 課 にお 尋 ねください ) 1 研 究 費 支 出 願 2 振 込 口 座 届 (アルバイトと 同 様 式 ) 謝 金 の 支 払 いは 源 泉 徴 収 税 を 差 し 引 いた 金 額 をアルバイトまたは 研 究 協 力 者 14

本 人 の 銀 行 口 座 に 直 接 振 り 込 みます( 研 究 者 による 立 替 払 いは 禁 止 ) 招 聘 外 国 人 等 で 日 本 国 内 に 銀 行 口 座 がなく 現 金 の 立 替 払 いで 支 払 う 場 合 は 謝 金 用 の 領 収 書 に 本 人 直 筆 のサインを 頂 きます 海 外 出 張 時 の 際 等 現 地 ( 日 本 国 外 )で 謝 金 が 発 生 する 場 合 は 必 ず 事 前 に 研 究 推 進 地 域 連 携 課 へご 相 談 ください 国 により 謝 金 支 払 の 手 続 きが 異 なる 場 合 があります (4)その 他 その 他 の 費 目 には 研 究 を 遂 行 するために 必 要 な 直 接 経 費 で 他 の 支 出 費 目 に 当 てはまらない 費 用 を 指 します 該 当 する 主 な 支 出 印 刷 製 本 費 複 写 費 通 信 運 搬 費 会 議 会 合 費 (アルコールは 除 く 懇 親 会 費 は 不 可 ) 学 会 参 加 費 ( 学 会 年 会 費 は 不 可 ) 業 者 委 託 費 ( 翻 訳 校 閲 ) レンタ カー 代 等 < 提 出 書 類 > 1 研 究 費 支 出 願 2 証 憑 書 類 ( 見 積 書 納 品 書 請 求 書 領 収 書 委 託 資 料 の 写 しの 一 部 等 ) 学 会 参 加 時 の 交 通 費 等 は 旅 費 の 費 目 で 支 出 願 いを 作 成 してください 15

5. 科 研 費 執 行 コンテンツについて 科 研 費 を 執 行 の 際 にご 利 用 いただく HP や 電 子 上 のシステムをご 紹 介 します (1) 研 究 推 進 地 域 連 携 センターウェブサイト 研 究 推 進 地 域 連 携 センターのオリジナル HP です 科 研 費 の 執 行 スケジュール 申 請 書 類 当 該 取 扱 要 領 等 のほか 民 間 助 成 等 の 公 募 案 内 も 掲 載 しています URL:http://www.ris.ac.jp/rpra/information/idkqs40000004co6.html (2)e-Rad 及 び 科 研 費 電 子 申 請 システム e-rad とは 競 争 的 資 金 制 度 を 中 心 として 研 究 開 発 管 理 に 係 る 一 連 のプロセス 応 募 受 付 審 査 採 択 採 択 課 題 管 理 成 果 報 告 等 をオンライン 化 する 府 省 横 断 的 なシステムです URL:http://www-shinsei.jsps.go.jp/kaken/ 科 研 費 電 子 申 請 システムとは 科 研 費 申 請 時 の 計 画 調 書 や 実 績 成 果 実 施 状 況 報 告 書 等 を 作 成 していただく 際 に 利 用 する 電 子 システムです ID 及 びPWは e- Rad と 共 通 になります URL:http://www.e-rad.go.jp/ ID: PW: (3) 科 研 費 プロ 科 研 費 の 執 行 状 況 がご 確 認 いただけます 科 研 費 で 購 入 された 物 品 の 名 称 金 額 購 入 日 などをご 自 身 でも 把 握 することで 有 効 な 科 研 費 執 行 をサポートいたします 利 用 登 録 が 完 了 いたしましたら 研 究 推 進 地 域 連 携 課 から 別 途 メールでご 連 絡 い たします URL:http://acoffice.jp/kakenhi/top.do ID: PW: ID 及 びPWは 重 要 な 個 人 情 報 ですので 必 ずご 自 身 で 責 任 を 持 って 管 理 してく ださい (2)e-Rad 及 び 科 研 費 電 子 申 請 システムのID 及 びPWを 紛 失 された 場 合 は 再 発 行 手 続 きをいたしますので 研 究 推 進 地 域 連 携 課 までご 連 絡 ください 16

6. 相 談 窓 口 効 率 的 な 研 究 遂 行 を 支 援 するために 事 務 処 理 に 関 する 相 談 窓 口 を 研 究 推 進 地 域 連 携 課 に 設 けています 相 談 窓 口 研 究 推 進 地 域 連 携 課 品 川 キャンパス 03-3492-8152 熊 谷 キャンパス 048-536-6019 E-mail:shien@ris.ac.jp( 両 キャンパス 共 通 ) 7. 研 究 費 の 不 正 使 用 について (1) 不 正 使 用 とは 科 研 費 の 使 用 に 際 しては 文 部 科 学 省 や 日 本 学 術 振 興 会 の 使 用 ルール や 立 正 大 学 の 規 程 申 し 合 わせに 従 って 行 ないます 科 研 費 は 国 民 の 貴 重 な 税 金 でまかなわれていますので ルールに 従 って 公 正 かつ 効 率 的 な 使 用 に 努 めていただく 必 要 があります 実 態 の 伴 わない 虚 偽 の 書 類 を 作 成 し 実 態 があったものとして 大 学 に 提 出 して 不 正 に 研 究 費 を 支 出 させる 行 為 は 研 究 費 の 不 正 使 用 になります (2) 不 正 利 用 の 例 と 主 な 事 例 不 正 利 用 の 例 <カラ 発 注 ( 預 け 金 ) 及 び 書 類 の 書 き 換 え> 研 究 費 が 余 ったため 架 空 の 発 注 を 行 い 支 払 われた 代 金 を 業 者 に 預 け 金 と して 管 理 させること 業 者 に 取 引 実 態 と 異 なる 虚 偽 の 書 類 を 作 成 させ 支 払 われた 代 金 を 業 者 に 預 け 金 として 管 理 させること <カラ 出 張 及 び 出 張 費 用 の 水 増 し 請 求 > 出 張 を 取 り 止 めたにもかかわらず 偽 りの 出 張 報 告 書 を 作 成 し 不 正 に 旅 費 を 受 領 すること パック 旅 行 等 の 格 安 航 空 券 を 購 入 したにもかかわらず 業 者 に 正 規 運 賃 の 見 積 書 及 び 領 収 書 を 作 成 させ 正 規 の 運 賃 で 旅 費 を 請 求 して 差 額 を 受 領 すること 17

<カラ 謝 金 及 び 謝 金 の 水 増 し 請 求 > 勤 務 実 態 がないにもかかわらず 謝 金 を 大 学 に 請 求 し 不 正 に 研 究 費 を 支 出 させる こと 実 際 より 多 い 作 業 時 間 を 出 勤 簿 に 記 入 して 謝 金 を 大 学 に 請 求 し 不 正 に 研 究 費 を 支 出 させること 過 去 にあった 不 正 利 用 の 事 例 内 容 返 還 命 令 総 額 A 大 学 架 空 発 注 により 業 者 に 預 け 金 として 管 理 させた 1 億 3,553 万 円 B 大 学 学 生 に 虚 偽 の 出 勤 簿 を 作 成 させ 謝 金 を 架 空 請 求 した 132 万 円 C 大 学 申 請 とは 異 なる 交 通 経 路 で 出 張 し 過 大 に 旅 費 を 受 領 した 26 万 円 (3) 不 正 使 用 を 行 った 場 合 の 対 応 科 研 費 の 不 正 な 使 用 が 行 なわれた 場 合 には その 内 容 に 応 じ 研 究 費 の 返 還 命 令 一 定 期 間 の 応 募 資 格 停 止 措 置 刑 事 罰 などが 課 されます 応 募 資 格 の 停 止 は 不 正 流 用 当 事 者 だけではなく 研 究 代 表 者 や 研 究 分 担 者 など 他 の 研 究 者 にも 効 力 が 及 び ます 研 究 機 関 の 処 分 としては 体 制 整 備 等 が 不 十 分 であるとされ 大 学 名 の 公 表 や 間 接 経 費 の 削 減 等 が 実 施 され 大 学 の 社 会 的 信 頼 をも 失 う 結 果 となりますので 十 分 ご 注 意 ください 不 正 使 用 を 行 った 研 究 者 に 対 する 応 募 資 格 の 制 限 等 について 応 募 制 限 の 対 象 者 不 正 使 用 を 行 った 研 究 者 と 共 謀 者 不 正 使 用 の 程 度 と 応 募 制 限 期 間 私 的 流 用 の 場 合 は 10 年 私 的 流 用 以 外 で 1 社 会 への 影 響 が 大 きく 行 為 の 悪 質 性 も 高 い 場 合 5 年 2 1 及 び3 以 外 の 場 合 2~4 年 3 社 会 への 影 響 が 小 さく 行 為 の 悪 質 性 も 低 い 場 合 1 年 不 正 受 給 を 行 った 研 究 者 と 共 謀 者 善 管 注 意 義 務 違 反 を 行 った 研 究 者 5 年 不 正 使 用 を 行 った 者 の 応 募 制 限 期 間 の 半 分 ( 上 限 2 年 下 限 1 年 端 数 切 捨 て) 18

(4) 内 部 監 査 について 適 正 な 科 研 費 使 用 の 確 保 のため 毎 年 内 部 監 査 を 行 うことが 義 務 付 けられていま す 内 部 監 査 の 種 類 には 通 常 監 査 と 特 別 監 査 があります 通 常 監 査 研 究 代 表 者 として 科 研 費 の 交 付 を 受 けている 研 究 課 題 の 件 数 の10% 以 上 を 対 象 とし 補 助 金 の 適 正 な 使 用 について 書 類 上 で 整 合 性 審 査 を 行 ないます 特 別 監 査 通 常 監 査 を 行 う 研 究 課 題 の10% 以 上 を 対 象 とし 書 類 上 の 審 査 に 止 まらず 実 際 の 補 助 金 使 用 状 況 や 納 品 の 状 況 等 事 実 関 係 の 厳 密 な 確 認 を 含 めた 徹 底 的 な 調 査 を 行 います 対 象 となった 研 究 者 立 会 いで 行 ないますので 対 象 となった 研 究 者 の 方 へは 研 究 推 進 地 域 連 携 課 よりご 連 絡 いたします (5) 誓 約 書 の 提 出 及 び 研 究 倫 理 教 育 プログラム(CITI Japan)の 受 講 誓 約 書 について 以 前 から 科 研 費 にかかる 研 究 者 使 用 ルール を 遵 守 する 旨 および 不 正 使 用 を しない 旨 の 誓 約 書 を 学 長 宛 に 提 出 していただいておりましたが 研 究 機 関 に おける 公 的 ~ガイドライン( 実 施 基 準 ) の 改 正 ( 平 成 26 年 2 月 ) 及 び 研 究 活 動 における 不 正 行 為 への 対 応 に 関 するガイドライン の 制 定 ( 平 成 26 年 8 月 ) を 反 映 した 誓 約 書 を 科 研 費 を 含 む 公 的 研 究 費 を 取 り 扱 う 全 ての 者 から 徴 収 することとなりました 誓 約 書 の 提 出 が 無 い 場 合 には 公 的 研 究 費 による 支 出 が 行 えませんので 必 ずご 提 出 をお 願 いします 研 究 倫 理 教 育 プログラム(CITI Japan)の 受 講 研 究 活 動 における 不 正 行 為 への 対 応 に 関 するガイドライン の 平 成 27 年 4 月 からの 適 用 にあたり 研 究 者 に 対 し 研 究 倫 理 教 育 が 行 われることとなりました 本 学 では 研 究 倫 理 教 育 プログラムとして CITI Japan による e ラーニングプロ グラムを 活 用 しています 未 受 講 の 場 合 には 必 ず 受 講 をお 願 いいたします また 研 究 倫 理 に 対 し 不 安 のある 場 合 にも 積 極 的 な 受 講 をお 願 いします 19

(6) 不 正 利 用 に 関 する 通 報 ( 告 発 ) 窓 口 公 的 研 究 費 の 不 正 使 用 等 に 対 応 するための 通 報 ( 告 発 ) 窓 口 を 監 査 室 に 設 けています 通 報 ( 告 発 ) 窓 口 監 査 室 電 話 :03-3494-8173 F A X :03-5487-3343 E-mail:kansa@ris.ac.jp 郵 送 : 141-8602 東 京 都 品 川 区 大 崎 4-2-16 20

8 学内規程について 立正大学では 公的研究費を適切に使用するための規程を設けております 1 立正大学公的研究費の運営 管理ガイドライン 立正大学公的研究費の運営 管理ガイドライン 平成22年10月27日 ガイドライン 1 趣旨 本ガイドラインは公的研究費の不正使用防止のための管理 監査体制を明確にすると共 に その執行方法等を定めるものである 2 適用範囲 本ガイドラインは 文部科学省等 同省が所管する独立行政法人を含む から配分され る以下に示す競争的資金等とその他の省庁から配分される同様の公的研究費に適用するも のとする また 学内研究資金については本ガイドラインを準用する 文部科学省の競争的資金 文部科学省が所管する独立行政法人から配分される競争的資金 文部科学省の公募型の研究資金 文部科学省が所管する独立行政法人から配分される公募型の研究資金 3 公的研究費の管理 監査体制について 1 管理体制 責任体制 ①立正大学 以下 本学 という における公的研究費の不正使用防止に係る最高管 理責任者は理事長とする 最高管理責任者は 公的研究費の不正防止計画を策定すると共に 機関全体を統括 し 公的研究費の運営 管理について最終責任を負う ②最高管理責任者の下に統括管理責任者 学長 研究統括管理責任者 研究担当副学 長 および労務 経理統括管理責任者 事務局長 以下 統括管理責任者 とい う を置く 統括管理責任者は最高管理責任者を補佐し 公的研究費の運営 管理に関する実質 的な責任と権限を持つ ③本学の各部局 学部 研究科 研究所 の代表である学部長 研究科長 研究代表者 等 以下 コンプライアンス推進責任者 という は 不正防止計画に基づき 当 該部局全体の研究活動を掌握 管理 し公的研究費の不正使用の防止に努める 監査体制 21

1 定 期 的 または 臨 時 に 監 事 監 査 室 および 監 査 法 人 ( 以 下 監 査 部 門 という )は 監 査 等 を 実 施 し 不 正 防 止 に 努 める 2) 不 正 防 止 計 画 の 策 定 推 進 1 最 高 管 理 責 任 者 は 不 正 防 止 推 進 委 員 会 を 設 置 し 機 関 全 体 の 不 正 防 止 計 画 を 策 定 す る 不 正 防 止 推 進 委 員 会 は 研 究 担 当 副 学 長 ( 委 員 長 ) 事 務 局 長 最 高 管 理 責 任 者 の 指 名 した 教 職 員 より1 名 経 理 課 長 ( 会 計 出 納 ) 総 務 課 長 研 究 推 進 地 域 連 携 課 長 で 組 織 する 2 監 査 部 門 は 不 正 防 止 計 画 の 策 定 に 際 し 最 高 管 理 責 任 者 の 求 めに 応 じその 内 容 の 検 証 を 行 う 3 不 正 防 止 計 画 を 組 織 的 に 推 進 するため 研 究 推 進 地 域 連 携 課 を 不 正 防 止 計 画 推 進 部 署 とする 不 正 防 止 計 画 推 進 部 署 は 統 括 管 理 責 任 者 を 中 心 に 各 部 署 と 連 携 を 図 りながら 本 学 の 教 職 員 に 対 し 教 育 や 研 修 を 実 施 するなど 機 関 全 体 への 不 正 防 止 計 画 の 周 知 徹 底 を 図 る 3) 相 談 窓 口 通 報 ( 告 発 ) 窓 口 1 相 談 窓 口 事 務 処 理 手 続 きに 関 する 相 談 窓 口 は 研 究 推 進 地 域 連 携 課 とする 2 通 報 ( 告 発 ) 窓 口 学 内 外 からの 通 報 ( 告 発 ) 窓 口 を 監 査 室 に 設 け その 責 任 者 は 監 査 室 長 とする 通 報 ( 告 発 )を 受 理 した 際 は 直 ちに 最 高 管 理 責 任 者 に 報 告 すると 共 にその 指 示 のも と 統 括 管 理 責 任 者 は 告 発 者 および 被 告 発 者 の 保 護 に 留 意 しながら 調 査 委 員 会 を 設 置 し 速 やかに 調 査 を 行 う 4)モニタリング 1 不 正 防 止 計 画 推 進 部 署 によるモニタリング 不 正 防 止 計 画 推 進 部 署 は 各 部 署 からの 報 告 に 基 づき 不 正 防 止 計 画 の 実 施 状 況 や 公 的 研 究 費 の 執 行 状 況 を 確 認 し 最 高 管 理 責 任 者 へ 報 告 する 2 監 査 部 門 によるモニタリング 監 査 部 門 は 定 期 的 に 実 施 する 会 計 監 査 の 他 必 要 に 応 じて 防 止 計 画 推 進 部 署 と 連 携 しながら 執 行 手 続 きの 適 切 性 の 検 証 等 を 行 う 4.ガイドラインの 改 廃 について 本 ガイドラインの 改 廃 については 理 事 会 の 議 を 経 て 理 事 長 がこれを 決 定 する 5.このガイドラインは 平 成 22 年 10 月 27 日 から 施 行 する 平 成 27 年 2 月 25 日 改 正 平 成 27 年 2 月 25 日 施 行 平 成 28 年 3 月 25 日 改 正 平 成 27 年 10 月 1 日 施 行 22

2. 立 正 大 学 研 究 倫 理 ガイドライン 立 正 大 学 研 究 倫 理 ガイドライン 平 成 24 年 4 月 1 日 ガイドライン ( 目 的 ) 第 1 条 このガイドラインは 立 正 大 学 ( 以 下 本 学 という )における 学 術 研 究 が 真 実 正 義 和 平 という 建 学 の 精 神 に 則 り 学 問 の 使 命 に 対 する 高 い 理 想 をもち 法 令 に 適 合 し また 社 会 通 念 上 適 切 な 方 法 および 内 容 で 行 われるようにするため 研 究 者 に 求 めら れる 倫 理 に 関 する 事 項 を 定 め もって 社 会 からの 信 頼 を 確 保 することを 目 的 とする ( 研 究 者 の 定 義 ) 第 2 条 このガイドラインにおいて 研 究 者 とは 立 正 大 学 における 研 究 者 の 範 疇 および 登 録 に 関 する 申 し 合 わせ に 規 定 する 本 学 の 研 究 活 動 を 行 うことを 職 務 に 含 む 者 とし て 本 学 に 所 属 する 全 ての 者 をいう なお 大 学 院 学 生 学 部 学 生 ( 以 下 学 生 等 とい う )であっても 研 究 に 関 わる 場 合 は 研 究 者 に 準 ずるものとし このガイドラインの 対 象 とする 2 学 生 等 が 研 究 者 として 行 動 する 場 合 は 必 ず 教 員 の 指 導 下 で 行 動 しなければならず か つ その 行 動 の 指 導 にあたった 教 員 は 責 任 を 持 たなければならない ( 研 究 者 の 基 本 的 責 務 ) 第 3 条 研 究 者 は 次 の 各 号 に 掲 げる 事 項 を 基 本 的 責 務 とする (1) 研 究 者 は 本 学 の 良 き 伝 統 を 継 承 し 良 心 に 従 って 自 己 研 鑽 に 努 め 人 類 共 通 の 課 題 に 積 極 的 に 貢 献 しなければならない (2) 研 究 者 は 研 究 成 果 の 公 表 にあたり ねつ 造 改 ざん 盗 用 および 著 作 権 の 侵 害 等 の 不 正 行 為 をしてはならない (3) 研 究 者 は 国 籍 性 別 年 齢 等 といった 個 人 の 属 性 や 思 想 信 条 による 差 別 をしては ならない また 研 究 上 の 立 場 を 利 用 したハラスメントを 行 ってはならない (4) 研 究 者 は 法 令 およびこのガイドラインをはじめとする 本 学 の 関 連 規 程 のほか 国 際 的 に 認 められた 規 範 規 約 および 条 約 等 を 遵 守 しなければならない (5) 研 究 者 は 研 究 や 知 的 財 産 権 に 関 する 契 約 を 締 結 する 際 は 本 学 が 定 める 手 続 きに 則 り 契 約 書 に 定 められた 内 容 を 遵 守 するとともに 知 り 得 た 情 報 で 守 秘 義 務 が 発 生 す る 場 合 は これを 遵 守 する (6) 研 究 を 指 導 する 立 場 にある 者 は 不 正 行 為 が 行 われないよう 指 揮 下 にある 研 究 活 動 および 研 究 者 等 の 管 理 配 慮 を 行 う ( 説 明 責 任 ) 第 4 条 研 究 者 は 当 該 研 究 に 協 力 する 者 ( 以 下 協 力 者 という )に 対 して その 研 究 目 的 をはじめとする 研 究 計 画 を 分 かりやすく 説 明 しなければならない 2 研 究 者 は 協 力 者 に 対 し 実 験 および 調 査 等 の 途 中 いつでも 実 験 および 調 査 等 への 協 力 を 離 脱 することができることを 予 め 説 明 しなければならない 23

3 前 2 項 に 関 わらず 研 究 者 は 研 究 目 的 を 協 力 者 に 事 前 に 告 げることが 研 究 の 遂 行 に 支 障 がある 場 合 は 実 験 および 調 査 等 への 協 力 終 了 後 に 協 力 者 に 対 しその 説 明 を 行 わなけれ ばならない ( 協 力 者 の 同 意 の 確 保 および 方 法 ) 第 5 条 研 究 者 は 協 力 者 から 個 人 情 報 およびデータ( 以 下 データ という )を 得 よう とするときには 予 め 協 力 者 から 研 究 への 協 力 の 同 意 を 得 なければならない 2 研 究 者 は 協 力 者 に 同 意 する 能 力 がないと 判 断 した 場 合 は その 保 護 者 等 の 本 人 に 代 わ る 者 から 同 意 を 得 なければならない 3 研 究 者 は 前 2 項 の 同 意 について 原 則 として 文 書 で 確 認 しなければならない 4 前 項 の 規 定 に 関 わらず 無 記 名 式 の 調 査 票 等 により 匿 名 化 してデータを 収 集 する 場 合 は 回 答 を 持 って 同 意 したものとみなすことができる 5 研 究 者 は 協 力 者 からデータを 収 集 する 場 合 協 力 者 の 心 身 の 負 担 を 最 小 限 に 抑 える 手 段 および 方 法 によらなければならない 6 研 究 者 は 協 力 者 が 研 究 への 協 力 を 途 中 で 離 脱 することを 申 し 出 たときまたはデータの 収 集 後 に 同 意 を 撤 回 したときならびに 第 4 条 第 3 項 に 基 づいた 協 力 終 了 後 の 説 明 時 に 同 意 を 得 られなかったときは 収 集 したデータを 全 て 廃 棄 しなければならない 7 前 項 において 申 し 出 のあったデータを 特 定 できない 場 合 はこの 限 りではない (データの 利 用 および 管 理 ) 第 6 条 研 究 者 は 収 集 したデータを 必 要 な 期 間 保 存 するとともに その 消 失 漏 えいおよ び 改 ざん 等 を 防 ぐために 適 切 な 措 置 を 講 じなければならない 2 研 究 者 は 当 該 研 究 活 動 の 経 過 を 記 録 し 適 正 に 保 管 しなければならない 3 研 究 者 は データの 保 管 について 法 令 等 で 定 められた 期 間 がある 場 合 には それに 従 う ものとする ( 個 人 情 報 の 保 護 ) 第 7 条 研 究 者 は 研 究 活 動 に 伴 う 守 秘 義 務 を 厳 守 し 研 究 活 動 の 過 程 において 知 り 得 た 個 人 情 報 の 保 護 に 努 めなければならない 2 研 究 者 は 実 験 および 調 査 等 の 研 究 によって 得 られた 協 力 者 の 個 人 情 報 の 匿 名 性 を 保 証 しなければならない ( 機 器 薬 品 および 材 料 等 の 安 全 管 理 ) 第 8 条 研 究 者 は 実 験 において 機 器 材 料 および 薬 品 等 を 用 いるときは 取 扱 要 領 関 係 ガイドラインを 遵 守 し 安 全 管 理 に 努 めなければならない 2 研 究 者 は 実 験 における 使 用 済 みの 材 料 および 薬 品 等 について 責 任 を 持 って 最 終 処 理 を 行 わなければならない 3 研 究 者 は 研 究 に 用 いる 装 置 機 器 薬 品 材 料 等 を 正 当 な 理 由 なく 外 部 に 持 ち 出 して はならない ( 利 益 相 反 ) 第 9 条 研 究 者 は 産 学 官 連 携 による 研 究 活 動 の 際 には 利 益 相 反 の 発 生 に 十 分 留 意 しなけ ればならない ( 第 三 者 への 委 託 ) 24

第 10 条 研 究 者 は 第 三 者 に 委 託 して 実 験 または 調 査 等 を 行 う 場 合 は このガイドラインの 趣 旨 に 則 して 実 験 または 調 査 が 行 われるよう 必 要 な 処 置 を 講 じなければならない ( 研 究 成 果 の 公 表 ) 第 11 条 研 究 者 は 研 究 の 成 果 を 広 く 社 会 に 還 元 するため 研 究 成 果 を 公 表 しなければなら ない ただし 知 的 財 産 権 等 の 取 得 およびその 他 合 理 的 理 由 のため 公 表 に 制 約 のある 場 合 は その 合 理 的 期 間 内 において 公 表 しないことができる 2 研 究 者 は 研 究 成 果 の 公 表 に 際 しては データや 論 拠 の 信 頼 性 の 確 保 に 十 分 留 意 し つ ねに 公 正 かつ 適 切 な 引 用 を 行 うよう 努 める 3 研 究 者 は 研 究 成 果 の 公 表 に 際 しては オーサーシップや 既 発 表 の 関 連 データの 利 用 基 準 著 作 権 等 に 特 に 注 意 を 払 い 各 研 究 組 織 や 研 究 分 野 学 会 学 術 誌 等 に 固 有 の 慣 行 や ルールを 十 分 尊 重 する 4 研 究 者 は 共 同 研 究 における 成 果 の 公 表 に 際 しては それぞれの 研 究 者 等 の 実 質 的 な 貢 献 度 を 適 切 に 反 映 させる ( 不 正 行 為 への 対 応 ) 第 12 条 研 究 者 は 研 究 活 動 に 関 わって 不 正 行 為 を 発 見 した 場 合 は その 是 正 に 努 めなけれ ばならない 不 正 行 為 が 現 に 行 われ もしくは 行 われたことを 知 った 時 は それを 放 置 してはならない ( 他 者 の 業 績 評 価 ) 第 13 条 研 究 者 は 論 文 査 読 審 査 委 員 等 の 委 嘱 を 受 けて 他 者 の 業 績 評 価 を 行 うときには 評 価 基 準 審 査 要 綱 等 に 基 づき 公 正 な 判 断 に 努 めなければならない 2 研 究 者 は 他 者 の 業 績 評 価 に 関 わり 知 り 得 た 情 報 を 不 正 に 利 用 または 漏 えいしてはなら ない ( 独 自 の 研 究 倫 理 基 準 ) 第 14 条 本 学 の 学 部 等 は 独 自 の 研 究 倫 理 基 準 を 制 定 することができる ( 研 究 倫 理 委 員 会 ) 第 15 条 本 学 に 立 正 大 学 研 究 倫 理 委 員 会 を 設 置 する 2 立 正 大 学 研 究 倫 理 委 員 会 に 関 する 事 項 は 別 に 定 める ( 本 学 の 責 務 ) 第 16 条 本 学 は 研 究 者 の 研 究 倫 理 の 向 上 のため 必 要 な 啓 発 活 動 を 実 施 する 2 本 学 は このガイドラインで 定 める 研 究 倫 理 に 反 する 不 正 行 為 が 発 見 された 場 合 必 要 な 措 置 を 講 じるものとする ( 改 廃 ) 第 17 条 このガイドラインの 改 廃 は 役 員 会 および 理 事 会 の 議 を 経 て 理 事 長 が 決 定 する 附 則 このガイドラインは 平 成 24 年 4 月 1 日 から 施 行 する 25

3. 立 正 大 学 不 正 防 止 推 進 委 員 会 に 関 する 申 し 合 わせ 立 正 大 学 不 正 防 止 推 進 委 員 会 に 関 する 申 し 合 わせ 平 成 24 年 2 月 7 日 内 規 第 261 号 第 1 条 本 申 し 合 わせは 立 正 大 学 における 公 的 研 究 費 等 取 扱 規 程 第 21 条 第 1 項 の 規 定 に 基 づき 設 置 する 立 正 大 学 不 正 防 止 推 進 委 員 会 に 関 して 必 要 な 事 項 を 定 めることを 目 的 とす る 第 2 条 本 学 に 立 正 大 学 不 正 防 止 推 進 委 員 会 ( 以 下 委 員 会 という )をおく 2 委 員 会 は 次 の 者 をもって 構 成 する (1) 研 究 担 当 副 学 長 (2) 事 務 局 長 (3) 教 職 員 より 最 高 管 理 責 任 者 ( 以 下 理 事 長 という )が 指 名 する 者 1 名 (4) 経 理 課 長 (5) 総 務 課 長 (6) 研 究 推 進 地 域 連 携 課 長 (7) その 他 必 要 に 応 じて 委 員 長 が 指 名 した 者 3 前 項 第 3 号 の 委 員 の 任 期 は 理 事 長 の 任 期 と 同 じとし 再 任 を 妨 げない 第 3 条 委 員 会 は 委 員 長 が 招 集 する 2 委 員 長 は 前 条 第 2 項 第 1 号 の 委 員 をもってあてる 第 4 条 委 員 会 は 次 の 事 項 を 審 議 し 理 事 長 に 報 告 答 申 する (1) 公 的 研 究 費 等 不 正 使 用 防 止 計 画 の 策 定 推 進 および 改 正 (2) 監 査 室 と 連 携 した 公 的 研 究 費 等 に 係 る 不 正 使 用 通 報 への 対 処 (3) 公 的 研 究 費 等 に 係 る 理 事 長 からの 諮 問 (4) 公 的 研 究 費 等 不 正 使 用 防 止 のための 啓 発 活 動 (5) その 他 必 要 とされる 事 項 第 5 条 何 人 も 不 正 行 為 や 法 令 違 反 を 発 見 したとき またはその 存 在 を 思 料 するに 至 った ときは 申 し 立 てを 行 うことができる 2 前 項 の 申 し 立 ては 立 正 大 学 学 園 公 益 通 報 に 関 する 規 程 に 基 づいて 行 うものとする 第 6 条 委 員 会 は 総 務 部 研 究 推 進 地 域 連 携 課 が 所 管 する 第 7 条 この 申 し 合 わせの 改 廃 は 委 員 会 で 行 う 附 則 1 この 申 し 合 わせは 平 成 24 年 2 月 7 日 から 施 行 する 2 平 成 27 年 3 月 19 日 改 正 平 成 27 年 3 月 19 日 施 行 この 申 し 合 わせの 施 行 日 をもって 立 正 大 学 公 的 研 究 費 等 の 不 正 防 止 計 画 に 関 する 申 し 合 わせを 廃 止 する 平 成 28 年 3 月 25 日 改 正 平 成 27 年 10 月 1 日 施 行 26

4. 立 正 大 学 における 公 的 研 究 費 不 正 防 止 計 画 立 正 大 学 における 公 的 研 究 費 不 正 防 止 計 画 平 成 27 年 4 月 1 日 立 正 大 学 ( 以 下 本 学 という )では 研 究 機 関 における 公 的 研 究 費 の 管 理 監 査 のガイドラ イン( 実 施 基 準 ) ( 平 成 26 年 2 月 18 日 改 正 ) 及 び 立 正 大 学 公 的 研 究 費 の 運 営 管 理 ガイドラ イン ( 平 成 27 年 2 月 25 日 改 正 )に 基 づき 公 的 研 究 費 の 適 正 な 運 営 及 び 管 理 を 行 うための 不 正 防 止 計 画 を 以 下 のとおり 定 めるものである 1. 機 関 内 における 責 任 体 系 の 明 確 化 本 学 では 適 正 に 公 的 研 究 費 の 運 営 管 理 を 行 うために 責 任 者 が 不 正 防 止 対 策 に 責 任 を 持 ち 積 極 的 に 推 進 していくと 共 に 役 割 責 任 の 所 在 責 任 および 権 限 を 明 確 化 し 責 任 体 系 を 学 内 外 に 周 知 公 表 する (1) 最 高 責 任 管 理 者 である 理 事 長 は 公 的 研 究 費 の 運 営 管 理 の 最 終 責 任 を 負 うものとし 不 正 防 止 対 策 の 基 本 方 針 を 策 定 周 知 するとともに それらを 実 施 するための 必 要 な 措 置 を 講 ずる また 統 括 管 理 責 任 者 及 びコンプライアンス 推 進 責 任 者 が 責 任 をもって 公 的 研 究 費 の 運 営 管 理 が 行 えるよう 適 切 な 学 内 運 営 を 図 るとともに 必 要 に 応 じて 基 本 方 針 の 見 直 し 等 の 措 置 を 行 う (2) 統 括 管 理 責 任 者 である 学 長 研 究 統 括 管 理 責 任 者 である 研 究 担 当 副 学 長 および 労 務 経 理 統 括 管 理 責 任 者 である 事 務 局 長 ( 以 下 統 括 管 理 責 任 者 という )は 最 高 管 理 責 任 者 を 補 佐 し 公 的 研 究 費 の 運 営 管 理 に 関 する 実 質 的 な 責 任 と 権 限 を 持 つ また 責 任 を 持 って 不 正 防 止 対 策 の 運 営 管 理 が 行 われるよう 基 本 方 針 に 基 づき 具 体 的 対 策 を 策 定 実 施 し 実 施 状 況 を 確 認 するとともに 実 施 状 況 を 最 高 管 理 責 任 者 に 報 告 する (3) 本 学 の 各 部 局 ( 学 部 研 究 科 研 究 所 )の 代 表 である 学 部 長 研 究 科 長 研 究 所 長 等 ( 以 下 コンプライアンス 推 進 責 任 者 という )は 不 正 防 止 計 画 に 基 づき 当 該 部 局 全 体 の 研 究 活 動 を 掌 握 ( 管 理 )し 公 的 研 究 費 の 不 正 使 用 の 防 止 に 努 める また 学 内 での 不 正 防 止 を 図 るた め コンプライアンス 研 修 の 実 施 と 受 講 状 況 を 管 理 監 督 する 2. 適 正 な 運 営 管 理 の 基 盤 となる 環 境 の 整 備 公 的 研 究 費 のルール 解 釈 の 相 違 を 防 ぎ 適 切 な 運 営 管 理 を 行 うため ルールの 浸 透 を 図 り コンプライアンス 意 識 を 向 上 させる また 不 正 使 用 に 対 しては 公 正 かつ 厳 正 な 処 分 等 を 行 う (1) 公 的 研 究 費 に 関 わる 全 ての 教 職 員 に 対 し 分 かり 易 いようにルールを 定 める また 公 的 研 究 費 に 関 する 説 明 会 を 定 期 的 に 開 催 し コンプライアンス 意 識 を 向 上 させる (2) 公 的 研 究 費 に 関 わる 全 ての 教 職 員 から 公 的 研 究 費 の 適 切 な 運 営 管 理 を 行 う 旨 の 誓 約 書 を 提 出 させる (3) 不 正 使 用 が 行 われたと 疑 われる 場 合 には 立 正 大 学 における 公 的 研 究 費 等 取 扱 規 程 に 基 づき 調 査 を 行 い 調 査 の 結 果 不 正 使 用 の 事 実 が 認 められた 場 合 には 教 員 表 彰 および 懲 戒 規 程 もしくは 職 員 表 彰 および 懲 戒 規 程 に 従 って 処 分 を 行 うものとし 最 高 管 理 責 任 者 27

は その 内 容 を 公 表 する 3. 研 究 費 の 適 切 な 運 営 管 理 不 正 防 止 計 画 を 踏 まえ 予 算 を 適 正 に 執 行 する 取 引 業 者 と 教 職 員 との 癒 着 を 防 止 するととも に 公 的 研 究 費 を 使 用 して 行 われる 雇 用 や 旅 費 等 についても 不 正 につながりうる 問 題 を 捉 え チ ェック 体 制 を 整 備 する (1) 教 職 員 は 定 期 的 に 予 算 執 行 状 況 の 確 認 を 行 うとともに 必 要 に 応 じて 改 善 を 求 める また 特 に 執 行 率 の 低 い 研 究 者 に 対 してはヒアリングを 行 い 必 要 に 応 じて 研 究 費 の 繰 り 越 し 返 還 等 の 指 導 を 行 う (2) 取 引 業 者 については 公 的 研 究 費 の 不 正 利 用 に 協 力 しないよう 誓 約 書 を 提 出 させ 必 要 に 応 じて 債 務 内 容 の 確 認 を 行 うなど 取 引 状 況 の 確 認 を 行 い 不 正 な 取 引 を 行 った 業 者 につ いては 取 引 停 止 の 処 分 を 行 う また 教 職 員 から 不 正 な 伝 票 の 作 成 依 頼 があった 場 合 には 直 ちに 本 学 の 通 報 窓 口 に 通 報 することを 要 請 する (3) 研 究 者 が 公 的 研 究 費 で 購 入 する 物 品 については 事 務 職 員 による 納 品 事 実 の 確 認 を 行 う こととし 納 品 閣 員 を 受 けないものについては 公 的 研 究 費 による 執 行 を 認 めないことを 周 知 徹 底 する (4)データベース プログラム デジタルコンテンツ 作 成 機 器 保 守 点 検 などの 役 務 契 約 に 対 する 検 収 方 法 を 決 定 し 周 知 する (5) 実 態 のない 出 張 や 水 増 し 請 求 を 防 止 するため 事 前 に 出 張 申 請 書 をチェックし 出 張 先 等 を 精 査 する 出 張 後 は 出 張 申 請 書 と 提 出 資 料 をチェックし 用 務 達 成 の 資 料 が 添 付 されて いない 等 の 不 備 がある 場 合 には 是 正 を 求 める また 必 要 に 応 じて 関 係 者 用 務 先 旅 行 代 理 店 等 への 問 い 合 わせを 行 うなどの 手 段 により 事 実 確 認 を 行 う (6) 公 的 研 究 費 による 雇 用 関 係 を 把 握 するため 最 高 管 理 責 任 者 等 は 勤 務 時 間 管 理 が 適 正 に 行 われていることについて 日 常 的 に 実 証 する 方 策 及 び 不 定 期 の 調 査 等 により 実 証 する 方 策 を 策 定 する また 研 究 協 力 者 についても 契 約 書 を 締 結 し 不 適 切 な 雇 用 が 行 われることを 防 止 する (7) 研 究 者 によるキックバックや 着 服 を 防 止 するため 謝 金 やアルバイト 料 などの 現 金 支 給 を やめ 本 人 への 振 込 みによる 支 払 いを 徹 底 する 4. 情 報 の 発 信 伝 達 を 確 保 する 体 制 の 整 備 情 報 発 信 伝 達 が 十 分 行 われないことによる 不 正 の 潜 在 化 を 防 ぎ 社 会 に 対 する 説 明 責 任 を 果 たすため 情 報 の 発 信 伝 達 を 確 保 する 体 制 の 整 備 を 行 う (1) 通 報 者 の 保 護 や 通 報 窓 口 相 談 窓 口 についての 周 知 徹 底 をおこなうため 通 報 窓 口 を 監 査 室 相 談 窓 口 を 研 究 支 援 課 にそれぞれ 設 置 し 公 表 する (2) 公 的 研 究 費 の 不 正 への 取 り 組 みに 関 する 本 学 の 方 針 等 を 公 表 し 周 知 を 図 る 5.モニタリングのあり 方 不 正 の 発 生 を 防 止 するため 内 部 監 査 の 実 施 管 理 体 制 の 見 直 しを 行 う 体 制 づくりを 行 う 28

1 公的研究費の執行 管理体制について定期的に内部監査を実施する また 監査結果を不 正防止計画の改善に活用する 2 教職員に対しヒアリング 意見交換を行い 本学の実態に即した不正発生要因を把握し そのリスクに即し使用ルールを見直す体制を作る 3 本学は 文部科学省等公的機関が実施する調査に協力する 29

9 研究費で使用する書類について 科研費をはじめとした研究費支出の際に必要な支出願や 旅費計算書の記入例などに ついて掲載しています 1 支出願記入例 30

(2) 備 品 借 用 申 請 書 備 品 借 用 のフローチャート 備 品 借 用 申 請 書 記 入 例 31

備 品 借 用 フローチャート (3) 旅 費 計 算 書 記 入 例 ( 科 研 費 用 ) 32

(4) 平 成 28 年 度 扶 養 控 除 申 告 書 記 入 例 33

10 物品購入の事務発注について 科研費をはじめとした公的研究費での物品購入は 原則事務発注となります 事務 発注を行った物品は 研究推進 地域連携課 以下 当課といいます で納品 検収 を行ったあと 研究者にお渡しいたします 事務発注には 購入手続きを当課で行うため研究者の負担を軽減するほか 意図せ ぬ不正や不適切な支出を防ぐことが出来るというメリットがあります 現在 当課では以下の業者へ事務発注を行うことが可能です ビックカメラ http://www.biccamera.com/ 取扱品目 家電 OA 機器 日用品など Apple Japan http://www.apple.com/jp_smb_3500/shop 取扱品目 Apple 社製品全般 たのめーる 大塚商会 http://www.tanomail.com/ 取扱品目 文具 オフィス用品など 300 円以上で配送料無料 コクヨ カウネット http://www.kaunet.com/ 取扱品目 コクヨ製品をはじめとした文具 オフィス用品など 1,000 円以上で配 送料無料 上記業者の取扱品目でご購入を希望される研究者は 次ページ以降の取扱方法をご 確認のうえ 品川 熊谷の各研究推進 地域連携課までご連絡をお願いいたします 1 注意事項 一体として利用する周辺機器も含め 購入金額が10万円以上となる場合には備品 登録が必要となります ①備品登録は 備品購入前に 備品調達申請書 を作成する必要がありますので 必ず当課へ事前連絡を行ってください ②備品登録 納品 検収の後 備品等借用申請書 を当課へご提出ください 備品 等借用申請書の提出をもって 備品の貸出を開始いたします ③研究者が発注する必要のある物品は 納品後 物品 物品の領収書等 支出願 を御持参下さい 換金性の高い物品 PC やカメラ等 を購入する場合 事前に当課へご連絡下さい 34

2 事務発注の流れ 1 ご購入を希望される業者のウェブサイトへアクセスし 商品を検索してください 下記はビックカメラのサイトへアクセスした場合 2 購入を希望される商品が見つかりましたら 発注する業者 商品名を当課までご 連絡ください その際 購入誤りを防ぐため 商品番号やスペックなど 詳細内 容についても出来るだけご連絡いただきますようお願いいたします 例 該当 商品の URL 等をメールで連絡 3 ご連絡いただいた情報をもとに 当課で見積書の作成依頼を行います 見積書が 届きましたら 研究者に発注を行うか確認をいたします 4 発注意思確認後 当課で発注手続きを行います なお 備品購入の場合は当課で 備品調達申請書 を作成します 平成 28 年度より 5 商品は当課へ納品されますので 検収後 研究者にご連絡いたします 支出願 をご持参のうえ 当課へ受取りにお越し下さい 6 請求書受領後支出処理を行い 支払をいたします 35

11. 科 研 費 Q&A この 項 目 では 質 問 として 良 くある 事 項 について 掲 載 しています ご 不 明 な 点 に ついては 研 究 推 進 地 域 連 携 課 までお 問 い 合 わせください ( 下 線 のある 箇 所 は 規 程 が 変 わるため 変 更 になる 可 能 性 がある 部 分 ) 費 目 質 問 回 答 共 通 物 品 費 科 研 費 の 支 出 願 を 一 定 の 時 期 にまとめて 提 出 したいが 可 能 か 出 張 の 際 に 生 じた 旅 費 や 消 耗 品 購 入 等 の 支 出 を1 枚 の 支 出 願 にまとめてもよいか 振 込 手 数 料 を 科 研 費 から 支 払 いたいが 支 出 することは 可 能 か 8 万 円 の PC と 3 万 円 の 周 辺 機 器 を 一 体 と なって 購 入 する 場 合 には 備 品 登 録 が 必 要 か 購 入 した 設 備 備 品 の 紛 失 等 に 対 応 するため 保 険 をかけたいが 保 険 料 の 支 出 は 可 能 か 科 研 費 以 外 の 予 算 で 購 入 したソフトウェア について ライセンス 更 新 料 を 科 研 費 から 支 出 することは 可 能 か 科 研 費 の 支 出 目 的 が 曖 昧 になり また 研 究 目 的 に 合 致 する 支 出 であるか 疑 義 をもたれる 可 能 性 もありま すので 支 出 が 発 生 しましたら 迅 速 なお 手 続 きをお 願 いします 支 出 願 は 費 目 ごとになっておりますので お 手 数 で も 費 目 ごとに 分 けて 支 出 願 を 作 成 してください 振 込 手 数 料 が 発 生 する 場 合 には 事 前 に 研 究 推 進 地 域 連 携 課 か 経 理 課 までご 連 絡 ください 研 究 者 本 人 による 振 込 後 の 手 数 料 はお 支 払 することができま せん 必 要 です 連 動 して 使 用 する 周 辺 機 器 類 はコンピュ ータと 一 体 とみなします 一 式 の 合 計 額 が 10 万 円 以 上 となる 場 合 は 備 品 登 録 を 行 ってください 備 品 に 個 別 に 保 険 をかけ 紛 失 等 に 備 えるような 間 接 的 なものに 対 する 保 険 料 の 支 出 はできません た だし 設 備 備 品 の 購 入 時 に その 保 険 料 が 強 制 的 な もので その 設 備 備 品 と 一 体 になっており そのよ うな 扱 いをしないと 購 入 できないものについては 直 接 経 費 から 支 出 することは 可 能 です 科 研 で 採 択 された 研 究 目 的 に 使 用 する 場 合 には 当 初 購 入 した 場 所 支 出 予 算 を 問 わず 科 研 費 から 支 出 可 能 です ( 補 助 金 の 場 合 ) 今 年 度 の 研 究 はほぼ 終 わ っているが 予 算 に 余 裕 があるため 次 年 度 に 備 え 文 房 具 やプリンター 用 紙 などを 購 入 しても 良 いか 科 研 費 で 購 入 した 備 品 について 研 究 期 間 が 終 了 した 後 の 取 扱 はどうなるのか 補 助 金 の 場 合 当 該 年 度 の 研 究 に 使 用 しなくてはな りません 当 該 年 度 の 使 用 に 必 要 な 量 を 明 らかに 超 え 予 算 を 消 化 する 目 的 で 購 入 することはできませ ん 備 品 の 所 有 権 については 研 究 機 関 に 帰 属 するため 研 究 期 間 終 了 後 はご 返 却 いただく 必 要 があります ただし 研 究 期 間 終 了 後 も 研 究 者 が 本 学 に 所 属 して いる 場 合 は 一 定 の 手 続 きにより 貸 出 可 能 です 36

旅 費 人 件 費 その 他 科 研 費 用 務 による 出 張 で 500km を 新 幹 線 で 移 動 した 後 乗 り 換 えで 50km を 特 急 列 車 に 乗 り 目 的 地 まで 移 動 した 場 合 特 急 列 車 の 料 金 は 支 出 できるか 海 外 出 張 に 伴 い 任 意 保 険 に 加 入 したいが 保 険 料 を 科 研 費 から 支 出 することは 可 能 か 出 張 を 取 りやめることになったが その 際 にキャンセル 料 が 発 生 した この 場 合 キャ ンセル 料 は 科 研 費 から 支 払 えるか アルバイトを 雇 用 するにあたり 規 程 の 賃 金 とは 異 なる 額 を 支 払 いたいが 可 能 か レンタカーはその 他 の 経 費 として 支 出 され るが それに 附 随 するガソリン 代 はどうな るのか 科 研 費 で 購 入 した 機 器 ではないが 研 究 を 遂 行 する 上 で 必 要 不 可 欠 なものについて 修 理 代 を 科 研 費 で 支 出 することは 可 能 か また その 場 合 の 費 目 は 何 に 該 当 するか 研 究 成 果 をまとめた 冊 子 を 配 送 する 場 合 配 送 料 を 支 出 することは 可 能 か 研 究 成 果 の 発 送 のために 切 手 を 頻 繁 に 使 う ので 使 用 を 見 越 してシートでまとめ 買 い をしたいが 可 能 か 特 急 料 金 規 程 の 100km は 全 体 の 距 離 ではなく 各 乗 車 区 間 が 基 準 となりますので この 場 合 原 則 とし て 特 急 料 金 は 支 出 できません 任 意 加 入 の 保 険 について 支 出 を 行 うことはできませ ん 航 空 保 険 特 別 料 金 等 航 空 券 を 購 入 するときに 強 制 的 に 加 入 が 必 要 であるもののみ 支 払 が 可 能 で す 災 害 や 悪 天 候 テロによる 治 安 の 悪 化 等 本 人 の 責 に 帰 さない 事 由 の 場 合 には 支 払 が 可 能 です この 場 合 は その 他 の 項 目 から 支 出 を 行 います 東 京 都 最 低 賃 金 を 基 準 に 規 程 が 定 められているた め 規 程 の 賃 金 より 低 い 金 額 を 支 払 うことは 出 来 ま せん なお 規 程 より 高 い 賃 金 を 払 うことは 可 能 で す その 場 合 は 備 考 欄 に 用 務 内 容 と 金 額 を 記 入 し てください ガソリン 代 については 原 則 として 消 耗 品 費 として 取 り 扱 います ただし レンタカー 代 にガソリン 代 が 含 まれている 場 合 など ガソリン 代 であることが 明 示 できない 場 合 のみ その 他 経 費 とします 研 究 に 必 要 不 可 欠 であり 修 理 すれば 研 究 に 活 用 で きる 場 合 には 科 研 費 で 購 入 した 機 器 かどうかにか かわらず 修 理 代 を 支 出 することができます なお 機 器 を 修 理 する 際 の 費 目 は その 他 経 費 に 該 当 します 配 送 目 的 によります 単 に 献 本 の 場 合 には 認 められ ません 配 送 することにより 今 後 の 研 究 の 助 言 や 評 価 などを 受 けられる 場 合 には 支 出 が 可 能 です 支 出 の 際 配 送 先 のリストと 目 的 を 合 わせて 提 出 して ください 切 手 類 は 金 券 であり 換 金 等 リスクも 伴 いますので まとめ 買 いはできません 必 ず 必 要 に 応 じた 購 入 を 行 ってください なお 切 手 の 支 出 の 際 には 郵 便 物 の 内 容 と 送 付 先 が 分 かるリストが 必 要 です 37