お 取 引 先 様 各 位 平 成 25 年 12 月 R1 イハラサイエンス 株 式 会 社 特 定 化 学 物 質 へのコバルト 追 加 指 定 とその 対 応 について 拝 啓 時 下 益 々 御 清 栄 のこととお 慶 び 申 し 上 げます 又 平 素 は 格 別 の 御 高 配 賜 り 厚 く 御 礼 申 し 上 げ ます さて 労 働 安 全 衛 生 法 施 行 令 の 一 部 改 正 が 公 示 され 新 たに コバルト 及 びその 無 機 化 合 物 が 特 定 化 学 物 質 の 第 2 類 に 追 加 となりました つきましては 法 改 正 の 主 な 内 容 と 法 改 正 に 伴 う 弊 社 の 対 応 を 御 連 絡 申 し 上 げます 御 理 解 の 程 何 卒 よろしくお 願 い 申 し 上 げます 敬 具 記 1. 法 改 正 の 主 な 内 容 ( 平 成 25 年 1 月 1 日 施 行 ) 労 働 安 全 衛 生 法 施 行 令 及 び 関 連 する 労 働 安 全 衛 生 規 則 の 一 部 改 正 が 公 示 され 新 たに コバルト 及 び その 無 機 化 合 物 が 表 示 等 が 必 要 な 物 質 及 び 特 定 化 学 物 質 の 第 2 類 に 追 加 されました この 法 改 正 に 伴 い コバルト( 以 下 Co と 表 記 します)を 含 有 する 物 質 については 下 記 の 対 応 が 必 要 となりました 詳 細 につきましては 厚 生 労 働 省 のホームページ(HP)を 御 参 照 下 さい http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei48/index.html 1 製 品 ( 粉 末 合 金 等 )を 譲 渡 提 供 する 場 合 の 表 示 ( 閾 値 Co 含 有 0.1% 以 上 ) 労 働 者 による 取 扱 いの 過 程 において 固 体 以 外 の 状 態 にならず かつ 粉 塵,ヒューム, ミスト 等 が 生 じない 製 品 は 含 まれません 主 として 一 般 消 費 者 が 生 活 で 使 用 するものは 除 外 します 2 作 業 環 境 測 定 の 実 施 作 業 主 任 者 の 選 任 特 殊 健 康 診 断 の 実 施 ( 閾 値 Co 含 有 1% 超 え) 作 業 環 境 測 定 等 については 除 外 規 定 があります 例 えば 以 下 の 業 務 は 免 除 されます Co を 含 有 する 合 金 をプレス 成 形 ( 打 ち 抜 きを 除 く)する 作 業 加 熱 せずに 行 う 圧 延 の 作 業 成 形 したものを 単 に 組 み 立 てる 作 業 2. 法 改 正 に 伴 う 弊 社 の 対 応 弊 社 が 納 入 するステンレス 製 品 には Co を 1%を 越 えて 含 有 する 製 品 はありません ただし 不 純 物 として Co を 0.1% 以 上 含 有 することがあります 製 品 は 固 体 状 態 ではありますが 製 品 によってはお 取 引 様 での 溶 接 作 業 や 管 の 切 断 加 工 作 業 がおこ なわれますのでその 際 ヒューム 発 塵 ミスト 等 が 発 生 致 します この 場 合 発 散 抑 制 措 置 ( 特 化 則 第 5 条 7 条 8 条 9 条 )を 講 じる 必 要 があります 表 示 につきましては 弊 社 製 品 の 梱 包 はお 取 引 様 にて 御 使 用 いただく 際 に 除 去 されてしまう 場 合 が 多 く 表 示 の 有 効 性 が 担 保 できませんので 法 第 57 条 の 第 2 項 に 従 って 本 通 知 を 弊 社 HP に 掲 載 させて 頂 きました また 溶 接 溶 断 研 磨 切 断 等 ヒューム 発 塵 ミスト 等 が 発 生 するステンレス 鋼 製 溶 接 継 手 並 びにステンレス 鋼 鋼 管 に 関 する 安 全 性 につきましては 添 付 の SDS( 安 全 データシート)を 御 参 照 下 さい 以 上
安 全 データシート(SDS) 1/4 作 成 日 :2013( 平 成 25 年 )12 月 17 日 ( 改 訂 0) 1. 製 品 及 び 会 社 情 報 製 品 名 :1)ステンレス 鋼 製 差 し 込 み 溶 接 継 手 突 合 せ 溶 接 継 手 溶 接 フランジ 参 考 規 格 ( 以 下 の 規 格 寸 法 等 に 準 じて 製 作 されたステンレス 製 溶 接 継 手 ) JIS B2316 配 管 用 鋼 製 差 し 込 み 溶 接 式 管 継 手 JIS B2291 油 圧 用 21MPa 管 フランジ JIS F7806 船 の 280K 及 び 350K 油 圧 鋼 管 用 さし 込 み 溶 接 式 フランジ FAS 101 特 殊 配 管 用 鋼 製 差 し 込 み 溶 接 式 管 継 手 FAS 103 油 圧 用 35MPa 突 合 せ 溶 接 式 管 フランジ FAS 104 特 殊 配 管 用 21MPa 鋼 製 差 し 込 み 溶 接 式 ねじ 込 み 式 ユニオン 管 継 手 ASME/ANSI B16.9 Factory-Made Wrought Steel Buttwelding Fittings. ASME/ANSI B16.11 Forged Steel Fittings, Socket-Welding and Threaded. 2)VTF 継 手 3)AWF 継 手 4)ステンレス 製 BI-Lok 継 手 ( 但 し 溶 接 するもの) 5)ステンレス 製 くい 込 み 継 手 ( 但 し 溶 接 するもの) 6)ステンレス 鋼 鋼 管 参 考 規 格 :JIS G3459 配 管 用 ステンレス 鋼 鋼 管 会 社 名 : イハラサイエンス 株 式 会 社 住 所 : 東 京 都 港 区 高 輪 3 丁 目 11 番 3 号 問 合 せ 先 : 担 当 部 門 開 発 統 轄 室 住 所 静 岡 県 伊 豆 市 下 白 岩 1251 番 地 電 話 番 号 0558-83-2811 Fax 番 号 0558-83-2802 2. 危 険 有 害 性 の 要 約 健 康 に 対 する 有 害 性 危 険 有 毒 性 項 目 分 類 結 果 危 険 有 害 性 情 報 皮 膚 腐 食 性 / 刺 激 性 区 分 3 軽 度 の 皮 膚 刺 激 目 に 対 する 重 篤 な 損 傷 性 / 眼 刺 激 性 区 分 2B 眼 刺 激 呼 吸 器 感 作 性 又 は 皮 膚 感 作 性 区 分 1 吸 入 するとアレルギー ぜん 息 又 は 呼 吸 困 難 を 起 こすおそれ アレルギー 皮 膚 反 応 を 引 き 起 こすおそれ 生 殖 細 胞 変 異 原 性 区 分 2 遺 伝 性 疾 患 のおそれの 疑 い 発 がん 性 区 分 2 発 がんのおそれの 疑 い 生 殖 毒 性 区 分 1A 生 殖 能 又 は 胎 児 への 悪 影 響 のおそれ 標 準 臓 器 / 全 身 毒 性 ( 単 回 暴 露 ) 区 分 1( 呼 吸 器 腎 臓 ) 臓 器 ( 呼 吸 器 腎 臓 )の 障 害 区 分 2( 全 身 毒 性 ) 臓 器 ( 全 身 毒 性 )の 障 害 のおそれ 区 分 3( 気 道 刺 激 性 ) 呼 吸 器 への 刺 激 のおそれ 標 準 臓 器 / 全 身 毒 性 ( 反 復 暴 露 ) 区 分 1 ( 呼 吸 器 神 経 系 肝 臓 ) 長 期 又 は 反 復 暴 露 による 臓 器 ( 呼 吸 器 神 経 系 肝 臓 )の 障 害 環 境 に 対 する 有 害 性 危 険 有 毒 性 項 目 分 類 結 果 危 険 有 害 性 情 報 水 生 環 境 有 害 性 ( 慢 性 ) 区 分 4 長 期 的 影 響 により 水 生 生 物 に 有 害 のおそれ 上 記 に 記 載 がない 危 険 有 害 性 は 区 分 外 分 類 対 象 外 または 分 類 できない < 絵 表 示 又 はシンボル>
< 注 意 喚 起 語 > 危 険 2/4 < 注 意 書 き> 1) 製 品 は 溶 接 溶 断 切 断 研 磨 等 の 加 工 を 伴 うものであり その 際 にヒューム 粉 塵 が 発 生 するので 保 護 具 の 着 用 や 排 気 処 理 を 行 うこと 2) 酸 洗 等 薬 品 を 用 いて 処 理 する 場 合 は 保 護 具 の 着 用 や 排 気 処 理 を 行 うこと 3) 切 断 面 での 切 創 に 注 意 し 必 要 に 応 じて 保 護 手 袋 を 着 用 すること 3. 組 成 成 分 情 報 1) 化 学 物 質 / 混 合 物 の 区 分 : 混 合 物 ( 鉄 を 主 成 分 とした 合 金 鋼 ) 2) 主 な 成 分 成 分 含 有 量 [wt%] CAS 番 号 ケイ 素 [Si] 5.0 以 下 7440-21-3 マンガン [Mn] 10 以 下 7439-96-5 ニッケル [Ni] 30 以 下 7440-02-0 クロム [Cr] 10~30 7440-47-3 モリブデン [Mo] 10 以 下 7439-98-7 銅 [Cu] 5.0 以 下 7440-50-8 ニオブ [Nb] 1.0 以 下 7440-03-1 チタン [Ti] 1.0 以 下 7440-32-6 アルミニウム[Al] 5.0 以 下 7429-90-5 タングステン[W] 1.0 以 下 7440-33-7 コバルト [Co] 1.0 以 下 7440-48-4 スズ [Sn] 1.0 以 下 7440-31-5 鉄 [Fe] 残 量 7439-89-6 注 1) 成 分 の 含 有 量 は 上 表 の 範 囲 において 規 格 の 種 類 で 異 なる 注 2) 上 記 の 主 要 成 分 の 他 に 炭 素 [C] リン[P] 硫 黄 [S] 窒 素 [N] 等 の 微 量 元 素 を 含 む 注 3) 詳 細 については 規 格 又 は 製 造 メーカーの 検 査 証 明 書 を 確 認 すること 4. 応 急 処 置 各 種 障 害 に 対 する 応 急 処 置 を 以 下 に 示 すが 必 要 に 応 じて 速 やかに 医 師 の 診 断 を 受 ける 1)ヒューム ガス 粉 塵 を 吸 入 し 呼 吸 器 官 に 異 常 を 感 じた 場 合 速 やかに 医 師 の 診 断 を 受 ける 2)ヒューム 粉 塵 が 眼 に 入 った 場 合 大 量 の 水 でよく 洗 い 速 やかに 医 師 の 診 断 を 受 ける 3) 切 断 面 で 切 創 等 をした 場 合 傷 口 を 消 毒 し 必 要 に 応 じて 医 師 の 手 当 てを 受 ける 4)やけどを 負 った 場 合 急 いで 患 部 を 冷 やす 衣 服 が 燃 えた 場 合 は 剥 がさずにそのまま 衣 服 の 上 から 冷 水 を 注 いで 冷 やす 5) 感 電 が 発 生 した 場 合 まず 電 源 を 切 り 被 災 者 を 電 気 回 路 から 引 き 離 す 被 災 者 の 意 識 がないか 反 応 が 鈍 い 場 合 は まず 気 道 の 確 保 を 行 う 気 道 を 確 保 した 状 態 で 呼 吸 がない 場 合 は 人 工 呼 吸 を 行 う 更 に 脈 拍 がない 場 合 は 心 臓 マッサージを 行 う 6)タンク 内 ピット 底 における 酸 欠 災 害 では 被 災 者 を 新 鮮 な 空 気 のある 場 所 に 移 動 する 被 災 者 の 意 識 がないか 反 応 が 鈍 い 場 合 は まず 気 道 の 確 保 を 行 う 気 道 を 確 保 した 状 態 で 呼 吸 がない 場 合 は 人 工 呼 吸 を 行 う 更 に 脈 拍 がない 場 合 は 心 臓 マッサージを 行 う 5. 火 災 時 の 措 置 消 化 剤 : 火 災 の 状 況 に 適 した 消 化 剤 を 使 用 する 6. 漏 出 時 の 措 置 製 品 は 鋼 材 であり 一 般 の 環 境 下 では 漏 出 することはないが 溶 接 加 工 等 により 発 生 したヒュー ム 粉 塵 は 下 記 の 措 置 を 実 施 すること 1) 人 体 に 対 する 注 意 事 項 適 切 な 保 護 具 を 使 用 して ヒューム 粉 塵 の 吸 引 や 眼 への 浸 入 を 防 ぐこと 2) 環 境 に 対 する 注 意 事 項 切 断 研 磨 等 の 加 工 で 発 生 した 粉 塵 等 は 速 やかに 回 収 する
3/4 7. 取 扱 い 及 び 保 管 上 の 注 意 1) 製 品 の 溶 接 溶 断 切 断 研 磨 等 の 加 工 においてヒューム 粉 塵 等 が 生 じる 場 合 は 保 護 眼 鏡 防 塵 マスク 等 の 着 用 や 換 気 処 置 をすること 2) 溶 接 中 の 被 覆 アーク 溶 接 棒 及 びワイヤ(Tig 溶 接 を 除 く)は 通 電 状 態 になっているので 触 れない こと 絶 縁 性 の 手 袋 を 使 用 し 破 れていたり 濡 れている 手 袋 は 使 用 しないこと 溶 接 作 業 場 内 では 絶 縁 性 の 安 全 靴 を 着 用 し 濡 れた 作 業 衣 は 着 用 しないこと 溶 接 溶 断 等 に 伴 うアークは 火 傷 を 起 こす 場 合 があるため 安 全 には 充 分 留 意 すること 溶 接 作 業 場 の 近 くに 消 火 器 を 設 置 すること 3) 管 の 切 断 端 面 及 び 切 削 屑 等 は バリ カエリ などにより 皮 膚 を 傷 付 ける 場 合 があり 取 扱 い には 保 護 手 袋 を 着 用 すること 4) 酸 洗 脱 スケール 等 により 金 属 が 溶 解 する 場 合 溶 解 物 質 に 接 触 したり 吸 引 しないよう 対 応 すること 5) 保 管 水 漏 れ 酸 アルカリもしくはそれらを 含 んだ 物 質 との 接 触 高 温 多 湿 の 環 境 を 避 けること 8.ばく 露 防 止 及 び 保 護 措 置 製 品 は 通 常 の 状 態 では 固 体 であるため 一 般 的 な 環 境 下 では ばく 露 防 止 及 び 保 護 措 置 に 関 する 有 用 な 情 報 はない 但 し 溶 接 溶 断 又 は 研 磨 切 断 等 の 際 は ヒュームや 粉 塵 が 発 生 するので 下 記 に 示 す 設 備 対 策 及 び 保 護 措 置 を 実 施 すること 1) 許 容 濃 度 日 本 産 業 衛 生 学 会 成 分 CAS 番 号 許 容 濃 度 [mg/m 3 ] マンガン [Mn] 7439-96-5 0.2 ニッケル [Ni] 7440-02-0 1 クロム [Cr] 7440-47-3 0.5 モリブデン [Mo] 7439-98-7 銅 [Cu] 7440-50-8 アルミニウム [Al] 7429-90-5 タングステン [W] 7440-33-7 コバルト [Co] 7440-48-4 0.05 注 1) 表 中 の は 区 分 外 又 は 分 類 できないことを 意 味 する 2) 設 備 対 策 ヒューム 粉 塵 に 対 して 適 切 な 換 気 対 策 を 実 施 し 作 業 環 境 を 確 保 すること 3) 保 護 対 策 ヒューム 粉 塵 に 対 し 適 切 な 呼 吸 用 保 護 具 保 護 手 袋 保 護 眼 鏡 保 護 衣 安 全 靴 等 を 着 用 すること 溶 接 作 業 や 溶 接 の 監 視 を 行 う 際 は 遮 光 保 護 具 ( JIS T8141)を 使 用 する フィルタレンズ フィルタプレートは 溶 接 作 業 に 合 った 遮 光 度 番 号 のものを 選 定 する 溶 接 作 業 中 は 溶 接 用 保 護 面 ( JIS T8142)を 使 用 する 安 全 帽 保 護 眼 鏡 長 袖 の 服 溶 接 用 皮 製 保 護 手 袋 ( JIS T8113) 前 掛 け 安 全 靴 ( JIS T8101) 脚 カバーなどの 保 護 具 を 使 用 する 高 レベルの 騒 音 を 発 生 する 溶 接 作 業 を 行 う 際 は 耳 栓 や 耳 覆 いのような 防 音 保 護 具 ( JIS T8161)を 使 用 する 溶 接 物 が 充 分 に 冷 却 するまで 直 接 触 れないようにする 9. 物 理 的 及 び 化 学 的 性 質 1) 外 観 : 銀 白 色 の 固 体 2) 臭 い : 無 臭 3) 融 点 :1370 以 上 4) 比 重 :7~9 g/cm 3 5) 溶 解 性 : 水 に 不 溶
4/4 10. 安 定 性 及 び 反 応 性 1) 安 定 性 : 一 般 の 環 境 下 では 安 定 している 2) 危 険 有 害 反 応 可 能 性 : 酸 などの 化 学 物 質 と 接 触 すると 酸 欠 有 害 ガス 発 生 の 原 因 となる 可 能 性 がある 3) 危 険 有 害 性 のある 分 解 生 成 物 : 溶 接 溶 断 などの 加 工 時 に 発 生 するヒューム 中 に 金 属 化 合 物 が 含 まれる 可 能 性 がある 11. 有 害 性 情 報 1) 前 記 2 項 ( 危 険 有 害 性 の 要 約 )を 参 照 すること 2)ヒュームは 溶 接 材 料 母 材 などを 構 成 する 物 質 の 高 温 蒸 気 が 大 気 中 に 放 出 され 蒸 気 全 体 が 急 速 に 冷 却 固 化 することによって 形 成 される 固 体 の 粒 子 である このため ヒュームの 化 学 組 成 は 溶 接 材 料 及 び 母 材 の 含 有 成 分 からなるものであるが 各 成 分 の 含 有 量 は 溶 接 材 料 及 び 母 材 とは 大 幅 に 異 なる ヒューム 中 には 鉄 マンガン けい 素 ナトリウム チタンなどが 含 まれ 複 合 化 合 物 として 存 在 する また ヒューム 中 には 6 価 クロム 化 合 物 及 びニッケル( ニッケル 化 合 物 )が 含 まれることがある 3)ガスは シールドガス 及 びシールドガスや 溶 接 材 料 がアークからの 熱 紫 外 線 によって 分 解 して 生 成 するガス( 一 酸 化 炭 素 二 酸 化 炭 素 オゾン 窒 素 酸 化 物 など) 又 表 面 処 理 された 母 材 を 溶 接 した 場 合 に 有 機 物 が 分 解 して 生 成 するガスなどである 4)ヒュームとガスの 発 生 量 及 び 成 分 は 溶 接 材 料 の 種 類 溶 接 方 法 溶 接 条 件 母 材 の 種 類 ( 表 面 処 理 を 含 む)などによって 異 なる 5) 粉 塵 ヒューム 及 びガスによる 急 性 障 害 としては 涙 目, 鼻 や 喉 の 痛 み 頭 痛 めまい 呼 吸 困 難 頻 繁 な 咳 胸 痛 などがある マンガンなどを 含 む 粉 塵 及 びヒュームを 吸 入 した 場 合 ぜん 息 などを 引 き 起 こすことがある 6) 粉 塵 及 びヒュームによる 慢 性 障 害 としては じん 肺 がある 12. 環 境 影 響 情 報 前 記 2 項 ( 危 険 有 害 性 の 要 約 )を 参 照 すること 13. 廃 棄 上 の 注 意 1) 残 余 廃 棄 物 産 業 廃 棄 物 に 関 する 法 律 都 道 府 県 又 は 市 町 村 が 定 める 関 連 条 例 に 従 い 環 境 に 配 慮 した 適 切 な 方 法 で 処 分 すること 2) 溶 接 作 業 で 発 生 するスラグ 及 びヒューム 中 には 水 溶 性 フッ 化 物 水 溶 性 6 価 クロム 化 合 物 及 び 酸 化 ニッケル(ニッケル 化 合 物 )が 含 まれることがある 環 境 基 準 以 上 に 含 まれる 場 合 は 廃 棄 及 び 投 棄 に 関 する 法 令 及 び 条 例 などの 規 則 に 従 う 32) 汚 染 容 器 及 び 包 装 容 器 及 び 包 装 に 汚 染 物 質 が 付 着 している 場 合 残 余 廃 棄 物 と 同 様 に 都 道 府 県 又 は 市 町 村 が 定 め る 関 連 条 例 に 従 い 環 境 に 配 慮 した 適 切 な 方 法 で 処 分 すること 14. 輸 送 上 の 注 意 輸 送 に 関 する 国 際 規 制 対 象 物 質 に 該 当 しない 15. 適 用 法 令 労 働 安 全 衛 生 法 第 57 条 2 第 1 項 ( 通 知 対 象 物 ) 化 学 物 質 排 出 把 握 管 理 促 進 法 第 一 種 指 定 化 学 物 質 16.その 他 の 情 報 参 考 資 料 等 日 本 産 業 衛 生 学 会 : 許 容 濃 度 の 等 の 勧 告 日 本 溶 接 協 会 規 格 :WES 2302 溶 接 材 料 の 管 理 指 針 日 本 溶 接 協 会 規 格 :WES 9009 溶 接 熱 切 断 及 び 関 連 作 業 における 安 全 衛 生 以 上