桜 新 町 街 づくり 協 議 会 ニュース 第 8 号 第 8 回 街 づくり 協 議 会 が 開 催 されました 3 月 18 日 ( 木 ) 午 後 8 時 30 分 から 桜 新 町 区 民 集 会 所 で 第 8 回 街 づくり 協 議 会 を 行 いました 出 席 者 は 13 名 ( 地 域 から 10 名 世 田 谷 区 役 所 から 2 名 アドバイザー 1 名 ) でした 桜 新 町 街 づくり 協 議 会 の 坂 口 会 長 からの 挨 拶 に 続 き ア ドバイザーの 福 永 氏 ( 有 限 会 社 プレイス)からアンケート からの 意 見 に 対 する 対 応 についての 説 明 がありました 平 成 22 年 5 月 発 行 発 行 : 桜 新 町 街 づくり 協 議 会 意 見 交 換 今 回 アンケートをしたことで はじめて 街 づく り 協 議 会 に 参 加 された 方 がいました 地 区 計 画 に ついてのスタンスの 確 認 や セットバックに 対 す る 意 見 が 出 され 活 発 な 意 見 交 換 が 行 われました 地 区 の 将 来 像 を 決 める 大 切 な 会 議 なので 今 後 もより 多 くの 方 に 参 加 いただき 多 様 な 意 見 交 換 をすることが 大 切 です 地 区 計 画 案 について 確 認 この 地 区 計 画 案 は 地 権 者 すべてを 含 めた 桜 新 町 町 会 で 考 えていることなのか 商 店 街 で 考 えていることなのか? ( 案 は 協 議 会 で 話 し 合 ったが きっかけとし ては) 商 店 街 が 始 めた かつてセットバック について 自 主 規 制 のルールをつくったが 守 次 回 のお 知 らせ 日 時 :6 月 7 日 ( 月 ) 午 後 8 時 30 分 場 所 : 桜 新 町 区 民 集 会 所 1F ふれあいルーム 内 容 : 今 後 の 進 め 方 他 られないことがあったので 地 区 計 画 をかけ る 話 しになった セットバックしなかった 人 の 理 由 を 知 りたい 自 主 規 制 を 知 っていてセットバックをせずに 建 てた 人 は セットバックに 反 対 だったとい えるだろう その 理 由 を 平 成 元 年 以 降 建 設 した 人 に 聞 きたい 建 築 構 造 上 の 理 由 か 自 主 規 制 を 知 らなかったのか セットバックしなかった 人 はよそから 来 た 人 であり 建 築 確 認 が 下 りた 後 に 規 制 のことを 知 ったケースがほとんどである 建 築 確 認 の 前 に 説 明 をしたら セットバックしてくれる 建 築 の 強 度 の 点 から 完 全 なセットバックがで きなかった 家 がある 桜 新 町 街 づくり 協 議 会 連 絡 先 世 田 谷 区 桜 新 町 1-7-6( 桜 新 町 商 店 街 振 興 組 合 事 務 所 内 ) 電 話 /ファックス 3702-7850 ( 坂 口 : 電 話 3429-4581 ファックス 3429-7906) 1
桜 新 町 街 づくり 協 議 会 ニュース 第 9 号 第 9 回 街 づくり 協 議 会 が 開 催 されました 平 成 22 年 7 月 発 行 発 行 : 桜 新 町 街 づくり 協 議 会 6 月 7 日 ( 月 ) 午 後 8 時 30 分 から 桜 新 町 区 民 集 会 所 で 第 9 回 街 づくり 協 議 会 を 行 いました 出 席 者 は 16 名 ( 地 域 から 11 名 世 田 谷 区 役 所 から 4 名 アドバイザー 1 名 ) でした 桜 新 町 街 づくり 協 議 会 の 坂 口 会 長 からの 挨 拶 に 続 き 篠 原 前 会 長 から 前 年 度 の 会 計 報 告 があり その 後 アドバイ ザーの 福 永 氏 ( 有 限 会 社 プレイス)からこれまでの 議 論 の の 整 理 についての 説 明 がありました 会 計 報 告 と 意 見 平 成 21 年 度 協 議 会 活 動 経 費 ( 単 位 : 円 ) 費 目 収 入 額 費 目 支 出 額 助 成 金 200,000 第 1 号 研 究 活 動 費 0 会 費 0 第 2 号 学 習 活 動 費 0 収 入 寄 付 0 支 出 第 3 号 広 報 活 動 費 54,471 その 他 0 第 4 号 運 営 費 2,016 戻 入 143,513 合 計 200,000 合 計 200,000 第 3 号 広 報 活 動 費 54,471 ニュース 第 1 7 号 発 行 費 44,701 切 手 代 8,000 コピー 用 紙 代 1,770 第 4 号 運 営 費 2,016 資 料 印 刷 インク 代 2,016 会 計 報 告 に 対 する 意 見 せっかくの 助 成 金 なので この 協 議 会 の 活 動 をもっと 広 く 知 らせる 為 に 有 効 に 使 えないか 町 会 や 商 店 会 にも 配 布 し また 道 に 面 している 方 には 封 筒 に 入 れてポスティングをしたり 住 所 がわかるオーナーには 郵 送 したりしている ご 意 見 をふまえて さらに 充 実 させていきたい 次 回 のお 知 らせ 日 時 :8 月 2 日 ( 月 ) 午 後 8 時 30 分 場 所 : 桜 新 町 区 民 集 会 所 1F ふれあいルーム 内 容 :セットバックの 範 囲 について 等 桜 新 町 街 づくり 協 議 会 連 絡 先 世 田 谷 区 桜 新 町 1-7-6( 桜 新 町 商 店 街 振 興 組 合 事 務 所 内 ) 電 話 /ファックス 3702-7850 ( 坂 口 : 電 話 3429-4581 ファックス 3429-7906) 1
これまでの 課 題 整 理 まちづくりのアドバイザーから これまで 検 討 してきた 桜 新 町 の 課 題 議 論 の 経 緯 について 説 明 がありました < 駅 周 辺 では> 駅 周 辺 および 商 店 街 を 歩 く 歩 行 者 の 安 全 性 の 確 保 商 店 街 の 賑 わいの 形 成 統 一 感 のある 街 並 み 景 観 の 形 成 < 広 域 的 には> 住 宅 地 と 商 業 事 業 系 土 地 利 用 が 近 接 する 中 で 良 好 な 環 境 の 確 保 安 全 安 心 の 観 点 から 南 北 方 向 の 交 通 対 策 <まちづくり 協 議 会 での 論 点 > まち 全 体 の 将 来 イメージを 考 えながら セッ トバックをどうしていくかを 考 えていく 必 要 がある 意 見 交 換 街 の 将 来 像 セットバックの 是 非 セットバックの 幅 などについて 活 発 な 議 論 が 交 わされました 主 な 意 見 対 応 する 意 見 セットバックすることの 是 非 と 完 成 の 時 期 について セットバックは いつ 完 成 するのか 建 替 えする 時 に 下 がっていただくので い つとは 言 えない ( 参 加 者 ) 平 成 元 年 からはじめて 商 店 街 の 理 事 の 中 でさえこの 取 り 時 間 がかかってもやっていくしかない ( 参 組 みを 知 らない 人 がいる このような 状 況 では 完 成 できな 加 者 ) いのでは これから 先 100 年 を 見 越 したことを 考 えるより 10 都 市 計 画 は 長 いスパンでやるもの 現 時 点 20 年 のことをやっていかないといけないのでは では 不 公 平 を 感 じるかも 知 れないが どこ やるのかやらないのか 決 めて やるなら 万 難 排 してやらな かでスタートさせないといけない そして いといけないと 思 う 世 代 がかわっても 街 並 みを 守 っていくとい セットバックすると 面 積 は 少 なくなるかもしれないが うことが 必 要 だと 思 う そのかわり 環 境 が 良 くなり 家 賃 が 高 くとれるかもしれな まずは まちの 将 来 像 を 議 論 しないといけ い 結 果 的 に 良 くなっていくと 思 ってやるしかないのでは ない まち 全 体 の 雰 囲 気 があっという 間 に お 客 の 側 から 考 えると セットバック 部 分 は 雨 が 降 って 悪 くなっていくことが これからないとは いる 時 もちょっと 傘 をさせたりして 使 いやすい 言 えない 今 良 い 街 並 みがあるのは 先 代 がつくってくれたもの (アドバイザー) セットバックの 実 現 性 セットバックをしていない 建 物 について できなかった 理 現 状 については 把 握 できないものもある 由 を 検 証 してみてはどうか が 可 能 な 限 り 把 握 する 必 要 があるだろう 1) 奥 行 きが 狭 くてできない 等 物 理 的 な 問 題 がある (アドバイザ ) 2)すでに 計 画 ができてしまって 今 から 変 更 ができない 3)その 他 がありそうだ もう 少 し 理 由 がわかれば 実 現 の 方 向 性 を 探 れる 一 般 的 に 建 替 えの 可 不 可 を 調 べることはあるのか 調 べずに 規 制 をかけるものなのか 桜 新 町 はさほど 広 い 範 囲 ではないので セットバックの 実 現 性 があるかどうか 裏 付 けをとってはどうか 2
主 な 意 見 対 応 する 意 見 個 々の 商 売 の 形 態 や 時 代 によっても 考 え 方 があるだろう から そのバランスを 考 えることも 大 切 公 平 性 について 感 想 として 不 公 平 感 を 感 じる 今 迄 もセットバックして セットバックが 一 挙 に 進 まないと 凸 凹 かも いるところとしていないとこがあり 凸 凹 の 街 並 みになっ 知 れないが 凸 凹 であってもより 安 全 性 は ている これからやるとしても 結 局 凸 凹 の 街 並 みになっ 確 保 できる 凸 凹 だから 意 味 がない とい てしまうのでは うことはない ( 参 加 者 ) いざ 自 分 のところが 建 替 えになったらどうするか と 考 えていた 強 制 力 がなくても まわりがセットバックして きたら 自 分 もやらないと と 思 うかもしれないし 実 際 どうなるか しかし やるなら 強 制 力 があった 方 がやりや すいだろう セットバックの 幅 歩 道 の 幅 員 について 東 京 都 では 歩 行 者 空 間 を 1.5m としている 説 明 の 中 で 道 路 構 造 令 では 歩 行 者 の 交 通 量 が 多 い 道 3m の 歩 行 者 空 間 があったが あのような 歩 道 はありえな 路 では 3.5m 以 上 その 他 の 道 路 にあって いのでは は2m 以 上 となっている (アドバイザー) 桜 新 町 の 歩 道 上 は 自 転 車 が 通 れないことになっている 基 本 的 には 歩 道 上 を 自 転 車 は 通 れない 先 ほどの 説 明 で 歩 道 に 自 転 車 が 通 っていたが そのよう しかし 特 例 として 自 転 車 が 通 ることもで な 想 定 は 考 えないで 良 いのでは きる 場 所 もある (アドバイザー) (すでにセットバックした 建 物 について) 前 面 に4m も 歩 みんなで 考 えてやってきたこと セット 道 がある 場 所 で 建 て 替 え 時 にさらに 下 がった 理 由 は 何 か バック 部 分 に 自 転 車 も 置 ける (オーナー) 3m の 歩 道 があるのに さらに1m 下 がらないところにあ る 場 所 に 店 を 構 えている 身 としては 強 引 な 計 画 に 見 える このセットバックにより 桜 新 町 を 出 て 行 かなければいけ ない 店 も 出 て 来 るのではないかと 思 う その 救 済 方 法 も 考 えて 欲 しい 歩 道 が 広 ければ 良 いという 考 え 方 は 無 謀 孫 以 降 の 子 孫 が この 法 律 のために 苦 しめられてはどうしようかと 思 う 一 律 セットバックするかどうか セットバックを 守 っていない 人 がいるのは 下 がりたいの 1) 物 理 的 に 建 替 え 不 可 で 廃 業 になってし に 下 がれない 人 がいるということだ まうのであれば そこはセットバックしな いでもよいかどうか 1m は 下 げられなくても 50cm なら 下 げられるという 方 2) 一 律 にセットバックする 幅 を 決 めるか がいると 思 う ムリヤリではなく 実 現 可 能 なセットバッ どうか クの 幅 を 知 りたい 下 げられる 範 囲 なら 下 げてもよい などの 整 理 が 必 要 ( 参 加 者 ) 3
主 な 意 見 対 応 する 意 見 セットバックは 1m を 基 準 として 1m 下 がれない 場 合 まちづくりは 全 体 で 取 り 組 まないといけな は 特 例 を 認 めても 良 いのでは 測 量 もどこから 測 るかとか い ( 参 加 者 ) 微 妙 なところがある 一 律 でやった 方 がいいのか 歩 道 が 狭 いところだけはやってもらうのか 整 理 しないといけな い 1m 下 がると 仕 事 上 の 支 障 がでる 人 もいるかも 知 れない から 特 例 をつくるなど 検 討 をしないといけない 下 がろ うという 意 識 があっても 一 律 さがる 方 が 良 いかを 検 討 し たい 最 近 セットバックしたところがあるが 自 主 的 に 下 がった のか 見 本 として PR できる 最 近 セットバックしたところは お 願 いに 行 っている ( 参 加 者 ) 芝 信 用 金 庫 のところが 下 がると 非 常 に 目 立 ってわかりや すい 横 浜 元 町 のようにはいかない 元 町 は 当 初 歩 道 なしの 道 路 をつくり その 後 セットバッ クして 歩 道 をつくったが バラック 小 屋 だったからできた 元 町 のまねをする 必 要 はない (アドバイ ザー) こと 桜 新 町 のようなコンクリートの 建 物 が 建 ってしまっ たところでは セットバックは 難 しい 私 が 生 きている 間 には 完 成 しないのでは 元 町 はファッションのまち 桜 新 町 は 庶 民 のまちなので 違 う 路 上 の 変 圧 器 ボックスについて セットバックではなく 変 圧 器 のボックスを 地 中 に 埋 めた 方 がきれいなのでは 屋 上 にはソーラーパネルがくるようになるだろうが 将 来 変 圧 器 ボックスを 地 中 化 するのは 電 線 を 地 中 化 する 時 にやらないと 今 からではム リだろう 将 来 建 物 が 鉄 筋 に 立 て 替 わっ 的 には 変 圧 器 ボックスの 大 きさも 小 さくなるだろうから たら 屋 上 に 乗 せてもらうことも 考 えられ 乗 せられるかもしれない る ( 参 加 者 ) 権 利 関 係 セットバックしたところは 歩 道 なのか? 私 有 地 なのか? 私 有 地 であるが 何 を 置 いても 良 いという 私 有 地 なら 何 を 置 いても 良 いのか ことにはならない ( 参 加 者 ) 賑 わいの 確 保 駅 から 寂 しさが 出 るとダメなので ベンチなどの 賑 やかさ をつくる 演 出 があった 方 が 良 い 1m 下 がると 賑 やかさ ベンチを 置 いたら 安 全 歩 行 を 確 保 できな いのでは ( 参 加 者 ) の 連 続 性 が 保 てる 4
意 見 交 換 < 地 域 の 実 情 に 応 じた 街 づくりに> 準 工 業 地 帯 も 含 めた 一 律 のセットバックには 反 対 準 工 業 地 帯 の 工 場 の 前 の 歩 道 は 幅 がすでに4 m もある なぜさらに1m 下 がる 必 要 がある か? 人 が 歩 き 車 いすが 通 れる 幅 なので 問 題 ないのではないか 準 工 業 地 帯 は セットバッ ク 対 象 にならないと 考 える 準 工 地 帯 は 商 店 街 とは 別 に 考 えてほしい セットバックによって 収 益 率 が 下 がる セットバックは 店 舗 の 売 り 上 げが 下 がり 1 階 の 間 口 が 広 い 店 ほど 不 利 になる 建 て 替 えが 難 しい 店 がある 工 場 の 中 には 必 要 敷 地 面 積 が 現 状 でぎりぎ りなものがある シャッター 柵 門 をつけ たり 作 業 に 必 要 な 面 積 を 確 保 しないと 工 場 として 認 められない 建 て 替 えたら 面 積 要 件 が 不 足 し 営 業 認 可 が 下 りなくなる セットバックして 収 益 率 が 悪 くなると ( 資 金 的 に) 立 て 替 えられなくなる 家 が 増 える すると 古 くなっても 建 て 替 えられない 建 物 が 増 えるだろう 奥 行 きが3m ほどしかない 店 もある セット バックしたら 建 物 自 体 が 建 たなくなる この 地 区 は 地 盤 が 良 くないので 杭 を 打 つ 幅 が 必 要 建 て 替 えができなくなる 建 物 が 建 てられなくなると 土 地 の 価 値 も 下 がる < 街 は 全 体 で 考 えたい> 準 工 業 地 域 もつながった 一 つの 街 である 用 途 地 域 は 別 の 話 つながっていれば 商 店 街 である 準 工 地 内 のマンションでも1m 以 上 セットバックしている 例 がある 長 期 的 な 視 点 で 街 の 統 一 感 を 大 切 にしたい 街 全 体 のことを 考 えて 今 我 々が 長 期 的 な 視 点 で 街 づくりをはじめないといけない 目 先 のことではなく 将 来 のためである 街 の 統 一 感 は 長 い 目 でみて 街 のイメージアッ プになる マスコミ 等 で 取 り 上 げられたり 電 柱 がない 明 るい 街 として 評 判 が 上 がった 新 しい 建 物 の 賃 料 は 上 がっている 桜 新 町 のイメージと 価 値 が 上 がることが 大 事 1m はたいしたことない 街 のことを 考 える と 下 がる 方 がよい 街 をよくするためには 店 の 協 力 が 不 可 欠 街 の 価 値 をあげるためには 通 りの 全 員 のセッ トバックが 必 要 新 しく 建 て 替 えた 店 は1m セットバックして くれている セットバックした 店 が 増 えると さがらない 店 が 目 立 つだろう 大 きなスタンスで 見 た 時 に がまんしてもら う 人 がでることはやむをえない それでも 街 にとって 大 事 だという 方 向 性 が 必 要 <セットバックの 成 功 例 と 失 敗 例 を 知 りたい> セットバックの 成 功 例 と 下 げてみたがうま くいかなかった 例 を 間 口 の 広 さの 違 いも 含 めて 知 りたい 敷 地 面 積 のマイナス 分 を 土 地 価 格 の 上 昇 等 で カバーできている 事 例 もあれば 知 りたい 成 功 例 としては 元 町 がある 土 地 価 格 への 影 響 については 長 いスパンで みないとわからない 2