し が け ん ち い き 地 域 じ ゅ う た く 住 宅 け い か く 計 画 し が け ん ち い き 地 域 だ い ( 第 き 3 期 ) し が け ん 平 成 28 年 3 月
社 会 資 本 総 合 整 備 計 画 計 画 の 名 称 地 域 住 宅 計 画 ( 第 3 期 ) 都 道 府 県 名 作 成 主 体 名 計 画 期 間 1. 地 域 の 住 宅 政 策 の 経 緯 及 び 現 況 2. 課 題 平 成 28 年 度 ~ 32 年 度 は 日 本 列 島 のほぼ 中 央 に 位 置 し 県 域 の 約 6 分 の1を 占 める 琵 琶 湖 を 有 する 人 口 約 141 万 人 世 帯 数 約 55 万 4 千 世 帯 の 地 域 である ま た 県 南 部 は 温 暖 な 太 平 洋 型 湖 北 湖 西 は 降 雪 の 多 い 日 本 海 型 湖 東 は 昼 夜 の 気 温 差 が 大 きい 瀬 戸 内 型 になっているなど 地 域 ごとに 気 候 が 大 き く 異 なる は 東 海 道 中 山 道 をはじめ 各 地 へ 縦 横 に 通 じる 道 が 走 ることにより 物 流 ネットワークの 要 衝 として 形 成 されてきた 地 域 であるととも に 内 陸 工 業 県 としても 発 展 しており 1 人 あたり 県 民 所 得 は 全 国 で5 位 であるなど 比 較 的 持 ち 家 の 取 得 が 進 みやすい 環 境 である また 歴 史 あ る 街 なみが 形 成 されてきた 東 近 江 湖 東 湖 北 などの 地 域 と 交 通 の 利 便 性 の 向 上 や 人 口 の 増 加 等 を 背 景 に 京 阪 神 で 働 く 人 の 居 住 地 域 の 一 つとし て 比 較 的 新 しい 住 宅 団 地 が 形 成 されてきた 湖 南 湖 西 地 域 など それぞれ 地 域 により 気 候 文 化 居 住 世 帯 の 性 格 が 異 なっている 平 成 25 年 住 宅 土 地 統 計 調 査 によると 居 住 世 帯 のある 住 宅 は 持 家 35 万 7 千 戸 公 営 借 家 8 千 2 百 戸 機 構 公 社 借 家 2 千 1 百 戸 民 営 借 家 10 万 7 千 百 戸 給 与 住 宅 1 万 1 千 戸 など 約 52 万 1 千 5 百 戸 非 居 住 住 宅 は 約 8 万 1 千 戸 となっており 合 計 すると60 万 2 千 5 百 戸 になり 住 宅 戸 数 が 世 帯 数 を 上 回 る この 非 成 長 成 熟 社 会 においては ストックの 有 効 活 用 低 額 所 得 者 被 災 者 高 齢 者 障 害 者 子 どもを 育 成 する 家 庭 そ の 他 住 宅 の 確 保 に 特 に 配 慮 を 有 する 者 ( 以 下 住 宅 確 保 要 配 慮 者 という )の 居 住 の 安 定 確 保 高 齢 者 や 障 害 者 が 地 域 で 共 に 暮 らせる 地 域 づく り 多 様 な 住 宅 の 選 択 肢 の 正 しい 情 報 提 供 等 が 住 宅 政 策 において 重 要 な 事 項 となっている 現 在 民 間 住 宅 施 策 としては, 住 情 報 の 提 供 や 住 宅 相 談 事 業 を 行 っており 公 的 住 宅 施 策 としては 住 宅 確 保 要 配 慮 者 を 中 心 とした 公 営 住 宅 の 供 給 老 朽 化 した 住 宅 の 住 戸 改 善 良 質 な 賃 貸 住 宅 の 供 給 として 特 優 賃 や 高 優 賃 の 供 給 等 を 行 っている 安 全 安 心 で 快 適 な 住 宅 住 環 境 の 整 備 は 全 ての 生 活 の 基 本 となるものであるが 大 規 模 地 震 の 危 険 性 が 指 摘 される 当 地 域 においては 積 極 的 に 耐 震 化 を 図 る 必 要 がある また 近 年 増 加 している 住 宅 侵 入 犯 罪 やその 内 容 から 防 犯 への 意 識 を 高 め 住 宅 や 住 宅 地 における 防 犯 性 を 向 上 させる 必 要 がある 住 宅 のバリアフリー 対 策 も 進 んではいるが 住 宅 確 保 要 配 慮 者 介 護 を 必 要 とする 高 齢 者 医 療 行 為 を 必 要 とする 高 齢 者 が 地 域 で 安 心 して 居 住 できる 環 境 が 整 っているとは 言 い 難 く 安 心 して 暮 らすことのできる 住 環 境 の 形 成 ならびに 住 宅 の 安 定 確 保 が 必 要 である 琵 琶 湖 をあずかり 豊 かな 環 境 を 享 受 する 本 県 では 住 まい まちづくりのあらゆる 段 階 で 環 境 保 全 を 優 先 して 取 り 組 んでいくことが 必 要 であ り 住 宅 の 省 エネルギー 化 資 源 の 有 効 利 用 や 建 物 の 長 寿 命 化 による 廃 棄 物 抑 制 などを 一 層 推 進 していく 必 要 がある 地 球 環 境 や 琵 琶 湖 を 守 る 森 林 の 保 全 を 進 めるため 地 場 産 材 を 活 用 した 人 と 環 境 にやさしい 木 造 住 宅 の 普 及 促 進 が 求 められている 人 口 移 動 や 増 加 に 伴 い 新 規 団 地 が 形 成 される 地 域 がある 一 方 で 過 疎 化 が 進 む 地 域 等 では 若 者 の 定 住 化 促 進 を 図 る 必 要 が 生 じてきている 既 存 の 住 宅 に 関 しては 面 積 や 設 備 の 点 では 依 然 として 誘 導 居 住 水 準 未 満 の 世 帯 が4 割 以 上 ある 一 方 既 存 ストックが 十 分 に 活 用 されておら ず 民 間 及 び 特 優 賃 の 空 き 家 が 目 立 っている 収 入 超 過 者 や 高 額 所 得 者 の 入 居 高 い 応 募 倍 率 など 公 営 住 宅 に 入 居 している 世 帯 としていない 世 帯 との 間 に 差 が 生 じており 地 域 における 住 宅 セーフティネットとして 十 分 に 機 能 しているとは 言 い 難 い また 高 齢 者 世 帯 と 若 年 ファミリー 世 帯 との 間 に 居 住 人 数 に 関 するミスマッチが 生 じ てきているところも 見 られる 低 額 所 得 者 被 災 者 高 齢 者 障 害 者 子 どもを 育 成 する 家 庭 外 国 人 その 他 住 宅 の 確 保 に 特 に 配 慮 を 要 する 者 の 居 住 安 定 確 保 のため 民 間 賃 貸 住 宅 の 活 用 を 含 めた 重 層 的 かつ 柔 軟 な 住 宅 セーフティネットの 構 築 をはかる 必 要 がある
3. 計 画 の 目 標 安 全 安 心 で 快 適 な 住 宅 住 環 境 の 形 成 誰 もが 安 心 して 暮 らせる 住 宅 セーフティネットの 再 構 築 4. 目 標 を 定 量 化 する 指 標 等 指 標 単 位 定 義 従 前 値 基 準 年 度 目 標 値 目 標 年 度 県 営 住 宅 のバリアフリー 化 率 % 県 営 住 宅 管 理 戸 数 における 高 齢 者 等 配 慮 対 策 済 み 住 戸 の 割 合 32.1% 27 35.0% 32 県 営 住 宅 の 最 低 居 住 面 積 水 準 未 満 率 % 県 営 住 宅 入 居 世 帯 における 最 低 居 住 面 積 水 準 未 満 の 世 帯 数 の 割 合 5.8% 27 5.0% 32 営 住 宅 長 寿 命 化 計 画 事 業 達 成 率 % 営 住 宅 長 寿 命 化 計 画 に 基 づく 事 業 の 実 施 した 割 合 0.0% 27 100.0% 32 計 画 期 間 の 終 了 後 上 記 の 指 標 を 用 いて 評 価 を 実 施 する
5. 目 標 を 達 成 するために 必 要 な 事 業 等 の 概 要 (1) 基 幹 事 業 の 概 要 公 営 住 宅 等 整 備 事 業 : 県 営 住 宅 の 建 替 を 実 施 することにより 良 質 な 住 宅 の 供 給 や 住 環 境 の 整 備 を 促 進 する 公 営 住 宅 等 ストック 総 合 改 善 事 業 : 既 設 県 営 住 宅 を 耐 用 年 数 まで 使 用 できるように 長 寿 命 化 改 善 外 壁 改 修 電 気 設 備 の 改 修 などの 工 事 を 実 施 する 住 宅 地 区 改 良 事 業 ( 住 宅 新 築 資 金 貸 付 助 成 事 業 ): 県 民 が 自 らのニーズにあった 住 宅 を 確 保 できるように 対 象 市 町 の 貸 付 事 業 に 助 成 を 行 う (2) 提 案 事 業 の 概 要 (3)その 他 ( 関 連 事 業 など) その 他 民 間 賃 貸 住 宅 を 活 用 した 住 宅 セーフティネットの 強 化 を 図 るため 国 の 住 宅 確 保 要 配 慮 者 あんしん 居 住 推 進 事 業 を 積 極 的 に 推 進 する 県 営 住 宅 新 庄 寺 団 地 を 生 活 圏 の 維 持 形 成 等 のための 区 域 とする
6. 目 標 を 達 成 するために 必 要 な 事 業 等 に 要 する 経 費 等 基 幹 事 業 事 業 公 営 住 宅 等 整 備 事 業 公 営 住 宅 等 ストック 総 合 改 善 事 業 住 宅 地 区 改 良 事 業 等 ( 住 宅 新 築 資 金 貸 付 助 成 事 業 ) 事 業 主 体 規 模 等 ( 金 額 の 単 位 は 百 万 円 ) 交 付 期 間 内 事 業 費 156 戸 656.0 59 棟 708.0 45.0 合 計 提 案 事 業 事 業 細 項 目 事 業 主 体 規 模 等 交 付 期 間 内 事 業 費 1,409.0 合 計 0 ( 参 考 ) 関 連 事 業 交 付 期 間 内 事 業 費 は 概 算 事 業 費 事 業 ( 例 ) 事 業 主 体 規 模 等
7. 法 第 6 条 第 6 項 の 規 定 に 基 づく 公 営 住 宅 建 替 事 業 に 関 する 事 項 公 営 住 宅 法 第 2 条 第 15 号 に 規 定 する 公 営 住 宅 建 替 事 業 において 新 たに 公 共 公 益 施 設 ( 障 害 者 の 日 常 生 活 及 び 社 会 生 活 を 総 合 的 に 支 援 するための 法 律 第 5 条 第 15 項 に 規 定 する 共 同 生 活 援 助 を 行 う 事 業 の 用 に 共 する 施 設 その 他 の 政 令 で 定 める 施 設 ) 又 は 公 営 住 宅 法 第 30 条 第 2 項 に 規 定 する 公 共 賃 貸 住 宅 以 外 の 特 定 優 良 賃 貸 住 宅 若 しくは 登 録 サービス 付 き 高 齢 者 向 け 住 宅 を 整 備 する 場 合 戸 数 を 減 じることがで きることとする 建 替 事 業 用 途 廃 止 による 旧 団 地 からの 移 転 について 補 助 の 対 象 とする 高 齢 者 が 安 心 して 生 活 できる 居 住 環 境 のため 共 用 の 団 らん 室 共 用 食 事 室 を 共 同 施 設 とすることができるようにする 法 第 6 条 第 6 項 に 規 定 する 公 営 住 宅 建 替 事 業 に 関 する 事 項 を 地 域 住 宅 計 画 に 記 載 する 場 合 には 法 第 12 条 に 規 定 する 施 行 要 件 の 特 例 の 対 象 となります 8. 法 第 6 条 第 7 項 の 規 定 に 基 づく 配 慮 入 居 者 及 び 特 定 優 良 賃 貸 住 宅 の 賃 貸 に 関 する 事 項 県 内 において702 戸 の 供 給 がされた 特 定 優 良 賃 貸 住 宅 については 満 室 状 態 の 団 地 がある 一 方 社 会 経 済 情 勢 を 原 因 とするもの のほか 立 地 や 需 給 バランス 等 の 原 因 から 空 き 家 率 が40%を 超 える 団 地 も 存 在 しており これらを 有 効 に 活 用 していく 必 要 がある ため 次 の 措 置 をとることができることとする 認 定 事 業 者 により 申 請 された 団 地 に 知 事 が 別 に 定 める 一 定 期 間 以 上 入 居 がない 場 合 次 に 挙 げる 特 例 の 承 認 により 入 居 者 を 確 保 することができるようにする 1 知 事 が 別 に 定 める 配 慮 入 居 者 等 への 入 居 を 認 めること 21の 実 施 にあたっては 5 年 を 上 回 らない 期 間 の 定 期 借 家 権 付 き 賃 貸 借 契 約 によるものとすること 法 第 6 条 第 7 項 に 規 定 する 配 慮 入 居 者 及 び 特 定 優 良 賃 貸 住 宅 の 賃 貸 に 関 する 事 項 を 地 域 住 宅 計 画 に 記 載 する 場 合 には 法 第 13 条 に 規 定 する 特 定 優 良 賃 貸 住 宅 の 入 居 者 の 資 格 に 係 る 認 定 の 基 準 の 特 例 の 対 象 となります (ただし 一 定 の 要 件 を 満 たすことが 必 要 です ) 9.その 他 公 的 賃 貸 住 宅 等 の 管 理 等 に 関 する 事 項 法 とは 地 域 における 多 様 な 需 要 に 応 じた 公 的 賃 貸 住 宅 等 の 整 備 等 に 関 する 特 別 措 置 法 をいう