千 葉 県 教 育 委 員 会 会 議 録 平 成 2 7 年 度 第 5 回 会 議 ( 定 例 会 ) 1 期 日 平 成 2 7 年 7 月 1 5 日 ( 水 ) 開 会 午 前 1 0 時 3 0 分 閉 会 午 前 1 1 時 5 7 分 2 教 育 長 及 び 出 席 委 員 教 育 長 内 藤 敏 也 委 員 金 本 正 武 野 口 芳 宏 佐 藤 眞 理 上 西 京 一 郎 3 出 席 職 員 教 育 次 長 梅 木 弘 之 企 画 管 理 部 企 画 管 理 部 長 飛 山 利 夫 企 画 管 理 部 次 長 溝 口 敏 行 教 育 総 務 課 長 奥 山 慎 一 企 画 管 理 部 副 参 事 兼 教 育 総 務 課 人 事 給 与 室 長 藤 谷 誠 教 育 政 策 課 長 大 塚 一 朗 財 務 施 設 課 長 宇 井 隆 浩 県 立 学 校 改 革 推 進 課 長 鎌 田 操 企 画 管 理 部 副 参 事 兼 県 立 学 校 改 革 推 進 課 特 別 支 援 学 校 整 備 室 長 佐 川 桂 子 福 利 課 長 原 守 教 育 振 興 部 教 育 振 興 部 長 金 子 英 孝 学 校 危 機 管 理 監 平 林 秀 介 教 育 振 興 部 次 長 大 木 実 生 涯 学 習 課 長 藤 田 武 指 導 課 長 小 川 哲 史 教 育 振 興 部 副 参 事 兼 指 導 課 生 徒 指 導 い じ め 対 策 室 長 清 水 登 特 別 支 援 教 育 課 長 岡 田 哲 也 教 職 員 課 長 稲 葉 泰 教 育 振 興 部 副 参 事 大 野 英 彦 学 校 安 全 保 健 課 長 上 田 敏 彦 文 化 財 課 長 永 沼 律 朗 体 育 課 長 山 﨑 成 夫 教 育 振 興 部 副 参 事 兼 体 育 課 ち ば ア ク ア ラ イ ン マ ラ ソ ン 準 備 室 長 亀 井 正 博 - 1 -
教 育 振 興 部 生 涯 学 習 課 社 会 教 育 振 興 室 社 会 教 育 施 設 班 副 主 幹 鎌 形 佐 知 夫 指 導 課 主 幹 兼 学 力 向 上 室 長 佐 藤 宰 指 導 課 学 力 向 上 室 指 導 主 事 中 村 孝 幸 教 職 員 課 主 幹 兼 管 理 室 長 酒 匂 一 揮 教 職 員 課 管 理 室 管 理 主 事 細 川 義 浩 教 職 員 課 管 理 室 管 理 主 事 石 井 辰 治 教 職 員 課 管 理 室 管 理 主 事 鉄 井 修 一 教 職 員 課 管 理 室 管 理 主 事 近 藤 明 紀 教 職 員 課 管 理 室 管 理 主 事 工 藤 秀 昭 教 職 員 課 主 幹 兼 人 事 室 長 堀 子 榮 教 職 員 課 管 理 室 管 理 主 事 小 中 学 校 班 長 吉 本 明 広 文 化 財 課 副 課 長 大 森 け い 子 文 化 財 課 副 課 長 大 野 康 男 事 務 局 企 画 管 理 部 教 育 総 務 課 副 課 長 内 藤 正 寿 同 主 幹 兼 委 員 会 室 長 長 島 貴 浩 同 主 幹 兼 文 書 情 報 室 長 山 口 朝 彦 同 委 員 会 室 副 主 幹 荒 金 誠 司 同 主 査 山 口 聖 剛 同 主 査 鹿 野 敏 一 4 教 育 長 開 会 宣 告 た だ 今 か ら 平 成 2 7 年 度 第 5 回 千 葉 県 教 育 委 員 会 会 議 ( 定 例 会 ) を 開 催 す る 始 め に 平 成 2 7 年 7 月 9 日 付 け で 知 事 か ら 京 谷 和 幸 氏 に 千 葉 県 教 育 委 員 会 委 員 任 命 の 辞 令 が 交 付 さ れ た の で 報 告 す る 本 来 で あ れ ば こ こ で 再 任 さ れ た 京 谷 委 員 か ら 御 挨 拶 を い た だ く と こ ろ で あ る が 本 日 京 谷 委 員 は 所 用 の た め 御 欠 席 で あ り 京 谷 委 員 か ら 預 か っ て い る 挨 拶 文 を 私 が 代 読 さ せ て 頂 く 先 日 森 田 知 事 よ り 辞 令 の 交 付 を 受 け 教 育 委 員 と し て 2 期 目 を 迎 え る こ と に な っ た 今 年 4 月 か ら 千 葉 県 教 育 委 員 会 も 新 教 育 委 員 会 制 度 に 移 行 し そ れ に 伴 い 総 合 教 育 会 議 も 開 か れ 今 ま で 以 上 に 教 育 委 員 と し て の 責 任 が 大 き く な っ て く る と 感 じ て い る ま た 2 0 2 0 年 東 京 オ リ ン ピ ッ ク で は レ ス リ ン グ フ ェ ン シ ン グ テ コ ン ド ー の 3 競 技 が 幕 張 メ ッ セ で 開 催 さ れ る こ と も 既 に 決 ま っ て い る パ ラ リ ン ピ ッ ク に 4 度 出 場 し た 経 験 か ら 様 々 な 角 度 か ら 意 見 を 伝 え て い け れ ば と 思 う 今 後 と も 自 分 に で き る こ と を 全 力 で 行 っ て 参 る の で 更 な る 御 支 援 御 鞭 撻 を 心 よ り お 願 い 申 し 上 げ る 5 署 名 人 の 指 名 金 本 正 武 委 員 6 前 回 会 議 録 の 承 認 7 議 題 の 宣 告 及 び 非 公 開 の 決 定 本 日 の 案 件 は 第 2 1 号 議 案 か ら 第 2 7 号 議 案 の 議 案 7 件 第 2 号 報 告 の 報 告 議 案 1 件 報 告 1 の 報 告 1 件 で あ る 第 2 4 号 議 案 か ら 第 2 7 号 議 案 は 教 育 委 員 会 会 議 規 則 第 1 3 条 第 1 項 第 1 号 人 事 に 関 す る 事 項 に 該 当 す る こ と か ら 非 公 開 に よ り 審 議 す る - 2 -
8 審 議 事 項 教 育 長 そ れ で は 千 葉 県 教 育 委 員 会 会 議 規 則 第 2 7 条 の 2 の 規 定 に 基 づ き こ こ か ら の 進 行 を 金 本 委 員 に お 願 い す る 第 2 1 号 議 案 第 2 2 号 議 案 県 立 中 学 校 管 理 規 則 の 一 部 を 改 正 す る 規 則 の 制 定 に つ い て 県 立 高 等 学 校 管 理 規 則 の 一 部 の 改 正 に つ い て 教 職 員 課 長 第 2 1 号 議 案 県 立 中 学 校 管 理 規 則 の 一 部 を 改 正 す る 規 則 の 制 定 に つ い て 及 び 第 2 2 号 議 案 県 立 高 等 学 校 管 理 規 則 の 一 部 の 改 正 に つ い て は 千 葉 県 立 東 葛 飾 中 学 校 の 設 置 に 伴 う 規 則 改 正 で あ り 互 い に 関 連 す る の で 一 括 し て 説 明 す る 地 方 教 育 行 政 の 組 織 及 び 運 営 に 関 す る 法 律 の 第 3 3 条 に お い て 教 育 委 員 会 は そ の 所 管 す る 学 校 の 管 理 運 営 の 基 本 的 事 項 に つ い て 必 要 な 教 育 委 員 会 規 則 を 定 め る こ と と さ れ て い る 議 案 2 ペ ー ジ を 御 覧 頂 き た い 県 立 中 学 校 管 理 規 則 の 改 正 に つ い て は 第 2 1 号 議 案 で 附 則 の 2 で 改 正 さ れ る 県 立 高 等 学 校 管 理 規 則 に つ い て は 第 2 2 号 議 案 で 御 審 議 頂 く 最 初 に 第 2 1 号 議 案 に つ い て 申 し 上 げ る 議 案 資 料 1 1 ペ ー ジ を 御 覧 頂 き た い 本 議 案 は 千 葉 県 県 立 中 学 校 設 置 条 例 の 一 部 を 改 正 す る 条 例 の 制 定 に つ い て が 6 月 議 会 で 議 決 さ れ 平 成 2 8 年 4 月 1 日 か ら 千 葉 県 立 東 葛 飾 中 学 校 が 設 置 さ れ る こ と に 伴 い 関 連 す る 県 立 中 学 校 管 理 規 則 の 一 部 を 改 正 す る も の で あ る 主 な 改 正 内 容 は 千 葉 県 立 東 葛 飾 中 学 校 の 定 員 を 定 め る と と も に 同 中 学 校 を 千 葉 県 立 東 葛 飾 高 等 学 校 の 併 設 型 中 学 校 と す る も の で あ る 第 2 2 号 議 案 に つ い て は 議 案 資 料 3 1 ペ ー ジ を 御 覧 頂 き た い 本 議 案 に つ い て も 千 葉 県 県 立 中 学 校 設 置 条 例 の 一 部 を 改 正 す る 条 例 の 制 定 を 受 け て 関 連 す る 県 立 高 等 学 校 管 理 規 則 の 一 部 を 改 正 す る も の で あ る 改 正 内 容 は 千 葉 県 立 東 葛 飾 高 等 学 校 を 千 葉 県 立 東 葛 飾 中 学 校 の 併 設 型 高 等 学 校 と す る も の で あ る な お 併 設 型 中 学 校 併 設 型 高 等 学 校 と す る こ と に つ い て の 施 行 期 日 は 県 報 の 登 載 日 で あ る 平 成 2 7 年 7 月 2 8 日 と な る 予 定 で そ れ 以 外 の 生 徒 定 員 等 の 改 正 に つ い て の 施 行 期 日 は 平 成 2 8 年 4 月 1 日 と な る 質 疑 ス ム ー ズ に こ の 作 業 が 進 ん で い く こ と を 期 待 し て い る 第 2 1 号 議 案 に つ い て 可 決 し た い と 思 う が ど う か 教 育 長 委 員 よ い 第 2 1 号 議 案 は 原 案 ど お り 可 決 す る 第 2 2 号 議 案 に つ い て 可 決 し た い と 思 う が ど う か 教 育 長 委 員 よ い 第 2 2 号 議 案 は 原 案 ど お り 可 決 す る - 3 -
第 2 3 号 議 案 平 成 2 8 年 度 千 葉 県 県 立 中 学 校 第 1 学 年 入 学 者 決 定 要 項 の 制 定 に つ い て 指 導 課 長 平 成 2 8 年 度 千 葉 県 県 立 中 学 校 第 1 学 年 入 学 者 決 定 要 項 の 制 定 に つ い て 説 明 す る 議 案 5 ペ ー ジ を 御 覧 頂 き た い こ の 入 学 者 決 定 要 項 は 県 立 中 学 校 管 理 規 則 第 2 5 条 を 受 け て 生 徒 の 募 集 及 び 入 学 者 の 決 定 方 法 等 を 規 定 す る も の で あ る 平 成 2 8 年 4 月 か ら 併 設 型 中 高 一 貫 教 育 校 と し て 千 葉 県 立 東 葛 飾 中 学 校 が 開 校 す る こ と に 伴 い 県 立 中 学 校 が 2 校 と な る 2 校 と も 同 じ 日 程 及 び 内 容 で 入 学 許 可 候 補 者 決 定 を 行 う 平 成 2 8 年 度 入 学 者 決 定 要 項 は 検 査 期 日 以 外 の 部 分 で 昨 年 度 の も の か ら 変 更 し た 点 が あ る 議 案 6 ペ ー ジ 第 二 一 次 検 査 受 検 候 補 者 の 決 定 に 関 す る 項 目 に な る 千 葉 県 立 東 葛 飾 中 学 校 に お い て 多 数 の 受 検 希 望 者 が 見 込 ま れ る た め 両 校 に お い て 入 学 願 書 の 提 出 前 に 受 検 希 望 票 の 提 出 を 求 め る こ と と し た 受 検 希 望 者 が 定 員 で あ る 1 校 当 た り 8 0 名 の 3 0 倍 を 超 え た 場 合 は 公 開 抽 選 を 実 施 し て 一 次 検 査 受 検 候 補 者 を 決 定 す る 場 合 が あ る 一 次 検 査 受 検 候 補 者 の 決 定 方 法 等 の 詳 細 に つ い て は 別 に 定 め る 入 学 者 決 定 実 施 要 項 に 記 載 す る こ と と し 志 願 者 及 び 保 護 者 等 に 周 知 す る 続 い て 議 案 資 料 5-1 を 御 覧 頂 き た い 平 成 2 8 年 度 千 葉 県 県 立 中 学 校 入 学 者 決 定 の 流 れ を 御 覧 頂 き た い こ の 入 学 者 決 定 要 項 は 本 日 の 議 決 を 経 た 後 報 道 発 表 及 び 教 育 委 員 会 の ホ ー ム ペ ー ジ 等 で 公 表 す る と と も に 県 報 に 登 載 し 県 民 に 告 示 す る ま た こ の 入 学 者 決 定 要 項 に 基 づ い て 詳 細 を 定 め る 入 学 者 決 定 実 施 要 項 を 作 成 し 県 教 育 委 員 会 の ホ ー ム ペ ー ジ に 公 表 す る さ ら に 8 月 下 旬 に は 県 内 す べ て の 保 護 者 小 学 校 及 び 市 町 村 教 育 委 員 会 を 対 象 と し た 説 明 会 を 各 学 校 で 実 施 し 周 知 す る 予 定 で あ る 質 疑 野 口 委 員 公 開 抽 選 の 方 式 は ど の よ う な も の か 指 導 課 長 公 開 抽 選 の 方 法 等 も 含 め 今 後 入 学 者 決 定 実 施 要 項 の 中 で 決 定 す る 千 葉 中 学 校 の 場 合 は 一 番 最 初 の 入 学 者 決 定 検 査 の 希 望 者 は 何 人 で あ っ た か 指 導 課 長 一 番 最 初 は 平 成 2 0 年 度 で あ る が そ の 際 に は 志 願 者 は 2, 1 6 5 名 で 志 願 倍 率 は 2 7. 1 倍 で あ っ た そ の 後 志 願 者 数 は 減 っ て お り 最 終 的 に 2 7 年 度 で は 志 願 者 数 は 9 1 2 名 で 志 願 倍 率 は 1 1. 4 倍 で あ っ た 千 葉 中 学 校 で は 公 開 抽 選 を 行 っ た こ と が な い と い う こ と で よ い か 指 導 課 長 よ い 第 2 3 号 議 案 に つ い て 可 決 し た い と 思 う が ど う か - 4 -
教 育 長 委 員 よ い 第 2 3 号 議 案 は 原 案 ど お り 可 決 す る 第 2 号 報 告 市 町 村 立 小 学 校 長 の 人 事 異 動 に つ い て 教 職 員 課 長 第 2 号 報 告 市 町 村 立 小 学 校 長 の 人 事 に つ い て 報 告 す る 議 案 8 ペ ー ジ を 御 覧 頂 き た い 本 件 は 大 多 喜 町 立 西 小 学 校 元 校 長 が 病 気 療 養 が 必 要 と な り 平 成 2 7 年 7 月 1 日 か ら 休 職 と な っ た た め そ の 後 任 者 と し て い す み 市 教 育 委 員 会 学 校 教 育 課 主 幹 の 髙 梨 久 幸 を 大 多 喜 町 立 西 小 学 校 長 へ 同 日 付 け で 採 用 し た も の で あ る 本 来 市 町 村 立 小 中 学 校 長 の 人 事 に つ い て は 千 葉 県 教 育 委 員 会 行 政 組 織 規 則 第 5 条 第 9 号 に よ り 教 育 委 員 会 会 議 の 議 決 事 項 に な っ て い る が 発 令 日 ま で に 教 育 委 員 会 会 議 で 御 審 議 頂 く 暇 が な く 急 施 を 要 す る こ と か ら 同 規 則 第 6 条 第 1 項 の 規 定 に 基 づ き 教 育 長 が 臨 時 に 代 理 し 決 定 し た の で 報 告 す る 第 2 号 報 告 は 終 了 報 告 1 香 取 市 の 伊 能 忠 敬 測 量 記 録 地 図 の ユ ネ ス コ 記 憶 遺 産 国 内 公 募 へ の 申 請 に つ い て 文 化 財 課 長 香 取 市 の 伊 能 忠 敬 測 量 記 録 地 図 の ユ ネ ス コ 記 憶 遺 産 国 内 公 募 へ の 申 請 に つ い て 報 告 す る 報 告 資 料 の 1 ペ ー ジ 2 ペ ー ジ を 御 覧 頂 き た い 香 取 市 は 6 月 1 9 日 に ユ ネ ス コ 記 憶 遺 産 の 国 内 公 募 に 対 し 国 宝 伊 能 忠 敬 関 係 資 料 の う ち 忠 敬 が 直 接 作 成 し た 資 料 の 7 0 5 点 を 伊 能 忠 敬 測 量 記 録 地 図 と し て 日 本 ユ ネ ス コ 国 内 委 員 会 に 申 請 し た 申 請 さ れ た 日 記 や 地 図 に つ い て は 3 ペ ー ジ の と お り で あ る 上 の 方 に 日 記 が あ り 実 際 に 北 海 道 測 量 開 始 時 富 士 山 の 方 位 を 示 し た も の が あ る 最 終 的 な 地 図 は 左 側 の も の で 色 が 付 け ら れ た も の で あ る 右 側 の も の が 実 際 の 測 量 の 原 図 で あ る 隅 田 川 の 河 口 付 近 の も の で あ る 伊 能 忠 敬 測 量 記 録 地 図 と は 1 7 4 5 年 当 時 の 上 総 国 山 辺 郡 小 関 村 現 在 の 九 十 九 里 町 に 生 ま れ 後 に 佐 原 の 酒 造 家 伊 能 家 に 婿 入 り し た 伊 能 忠 敬 が 隠 居 後 5 0 歳 か ら 勉 強 し 1 8 0 0 年 か ら 1 7 年 を か け て 全 国 を 測 量 し 完 成 さ せ た 大 日 本 沿 海 輿 地 全 図 と そ の 記 録 類 で あ る ユ ネ ス コ 記 憶 遺 産 は 世 界 遺 産 無 形 文 化 遺 産 と 並 ぶ ユ ネ ス コ の 三 大 遺 産 事 業 の 一 つ で あ る こ れ ま で に 全 世 界 で 3 0 1 件 が 登 録 さ れ て い る 登 録 例 の 他 に オ ズ の 魔 法 使 い ア ン ネ の 日 記 ベ ー ト ー ヴ ェ ン 交 響 曲 第 9 番 自 筆 譜 な ど も 登 録 さ れ て い る が 我 が 国 か ら は 山 本 作 兵 衛 に よ る 筑 豊 炭 鉱 の 記 録 画 御 堂 関 白 記 慶 長 遣 欧 使 節 関 係 資 料 の 3 件 が 登 録 さ れ て い る だ け で あ る な お 資 料 の 4 ペ ー ジ に あ る と お り 公 募 に 対 し て は 全 国 か ら 1 6 件 の 申 請 が あ り ユ ネ ス コ 記 憶 遺 産 の 審 査 に 付 さ れ る の は 1 回 に 1 国 か ら 2 件 ま で と さ れ て い る こ と か ら 日 本 ユ ネ ス コ 国 内 委 員 会 は 本 年 9 月 に 審 査 を 行 い 我 が 国 か ら の 申 請 候 補 を 絞 り - 5 -
込 む こ と に な る 申 請 候 補 の 物 件 は 来 年 ユ ネ ス コ に 申 請 さ れ そ の 後 審 査 を 経 て ユ ネ ス コ 記 憶 遺 産 の 登 録 の 決 定 は 2 0 1 7 年 に な る 予 定 で あ る 本 県 に は 世 界 遺 産 に 登 録 さ れ た 文 化 遺 産 は な く こ れ ま で ユ ネ ス コ の 遺 産 事 業 に 申 請 し た こ と も な い た め 今 回 の 香 取 市 の 申 請 は 本 県 か ら ユ ネ ス コ 遺 産 事 業 へ の 初 め て の 申 請 と な り 本 県 に と っ て も 大 変 意 義 の あ る も の と 考 え て い る 質 疑 是 非 こ の 伊 能 忠 敬 測 量 記 録 地 図 が 我 が 国 か ら の ユ ネ ス コ 記 憶 遺 産 申 請 候 補 と し て 選 ば れ る よ う 県 教 育 委 員 会 と し て で き る 限 り の 応 援 を し て 欲 し い ま た 香 取 市 に は 他 に も 国 指 定 の 重 要 無 形 民 俗 文 化 財 佐 原 の 山 車 行 事 や 日 本 で も 有 名 な 文 化 で あ る 佐 原 囃 子 等 も あ る ま た 本 県 に は 国 の 特 別 史 跡 を 目 指 し て い る 千 葉 市 の 史 跡 加 曽 利 貝 塚 な ど 大 変 価 値 の 高 い 文 化 財 も あ る こ の よ う な 千 葉 の 歴 史 や 伝 統 文 化 財 が 意 外 に 県 内 外 に 知 ら れ て い な い と い う 現 状 が あ り 非 常 に 残 念 で あ る こ の よ う な 文 化 財 を 広 く 国 内 外 に 発 信 す る と と も に 千 葉 県 の 子 ど も た ち に 郷 土 へ の 誇 り を 育 ん で い く た め に も 例 え ば 文 化 庁 が 創 設 し て い る 日 本 遺 産 の 認 定 を 目 指 し て 活 動 し て い く こ と も 大 切 で あ る と 考 え る が ど う か 文 化 財 課 長 1 点 目 の 香 取 市 が ユ ネ ス コ 記 憶 遺 産 国 内 公 募 に 申 請 し た 伊 能 忠 敬 測 量 記 録 地 図 に つ い て は 県 教 育 委 員 会 と し て も 記 憶 遺 産 登 録 の 機 運 の 盛 り 上 げ な ど に 積 極 的 に 支 援 協 力 し て い き た い と 考 え て い る 2 点 目 の 日 本 遺 産 に つ い て で あ る が 文 化 庁 は 地 域 に 点 在 す る 有 形 無 形 の 文 化 財 を パ ッ ケ ー ジ 化 し 我 が 国 の 文 化 伝 統 を 語 る ス ト ー リ ー を 日 本 遺 産 に 認 定 す る 仕 組 み を 平 成 2 7 年 度 よ り ス タ ー ト さ せ た 歴 史 的 魅 力 に 溢 れ た 文 化 財 群 を 地 域 主 体 で 総 合 的 に 整 備 活 用 し 世 界 に 戦 略 的 に 発 信 す る こ と に よ り 地 域 の 活 性 化 を 図 る こ と が 目 的 で 文 化 財 版 ク ー ル ジ ャ パ ン と 呼 べ る も の で あ る 具 体 的 に は こ れ ま で の 文 化 財 行 政 で は 個 々 の 遺 産 を 国 宝 重 要 文 化 財 史 跡 名 勝 民 俗 文 化 財 な ど と し て い わ ば 点 と し て 指 定 し て い る が こ れ で は 地 域 の 魅 力 が 十 分 に 伝 わ ら な い こ と か ら 地 域 に 点 在 す る 様 々 な 遺 産 を 面 と し て 捉 え パ ッ ケ ー ジ 化 し た 文 化 財 群 を 一 体 的 に P R す る こ と で 地 域 の ブ ラ ン ド 化 ア イ デ ン テ ィ テ ィ の 再 確 認 を 促 進 し よ う と す る も の で あ る こ の 日 本 遺 産 は 文 化 庁 の 募 集 に 対 し て 自 治 体 が 申 請 し 文 化 庁 が 認 定 す る も の で あ る 平 成 2 7 年 度 分 と し て 2 4 府 県 の 1 8 件 が 認 定 さ れ た が 文 化 庁 は 今 後 東 京 オ リ ン ピ ッ ク パ ラ リ ン ピ ッ ク の 開 催 ま で に 全 国 か ら 1 0 0 件 程 度 を 認 定 す る と し て い る 申 請 す る タ イ プ と し て は 市 町 村 が 単 独 で 申 請 す る 地 域 型 と 県 内 の 複 数 の 市 町 村 や 県 域 を 越 え た 全 国 の 同 種 の 遺 産 を ま と め た シ リ ア ル 型 が あ る が 地 域 型 の 単 独 市 町 村 で の 申 請 に は 市 町 村 で 文 化 遺 産 の 活 用 計 画 を ま と め た 歴 史 文 化 基 本 構 想 等 を 策 定 し て い る こ と 等 が 条 件 と さ れ て お り 本 県 に は 現 時 点 で こ う し た 条 件 を 満 た す 市 町 村 が な い 状 況 で あ る 一 方 で は 複 数 市 町 村 に 点 在 す る 文 化 遺 産 を ま と め る シ リ ア ル 型 に は こ う し た 条 件 は な い こ と か ら 県 教 育 委 員 会 と し て は た だ 今 の 金 本 委 員 の 御 指 摘 を 十 分 踏 ま え つ つ こ の シ リ ア ル 型 で の 申 請 を 念 頭 に 置 き な が ら 本 県 な ら で は の 歴 史 や 文 化 を 全 国 に 発 信 す る 手 段 と し て 日 本 遺 産 の 認 定 に つ い て 検 討 し て 参 り た い 昨 日 ま で 参 加 し て い た 全 国 都 道 府 県 教 育 委 員 会 連 合 会 の 会 議 で も 今 説 明 の あ っ た 日 本 遺 産 が 冊 子 で 配 布 さ れ た 千 葉 県 の も の を 探 し た が 無 く 残 念 で あ っ た - 6 -
内 藤 教 育 長 今 文 化 財 課 長 が 説 明 し た よ う に 本 県 の 優 れ た 文 化 財 を 県 内 外 へ 発 信 す る と と も に こ れ か ら の 千 葉 県 を 担 う 子 供 た ち に 郷 土 の 誇 り と し て 伝 え て い く こ と が 大 事 で あ る 日 本 遺 産 は そ の 一 つ の 手 段 と し て 有 効 と 考 え る 県 と し て も 真 剣 に 検 討 し て 参 り た い 報 告 1 は 終 了 教 育 長 報 告 内 藤 教 育 長 6 月 定 例 県 議 会 の 概 要 に つ い て 報 告 す る 6 月 1 0 日 か ら 7 月 3 日 ま で 開 催 さ れ た 資 料 平 成 2 7 年 6 月 定 例 県 議 会 報 告 を 御 覧 頂 き た い 最 初 に 議 案 に つ い て で あ る が 教 育 委 員 会 関 係 は 資 料 の 1 ペ ー ジ 議 案 説 明 資 料 の と お り 千 葉 県 県 立 中 学 校 設 置 条 例 の 一 部 を 改 正 す る 条 例 の 制 定 に つ い て の 1 件 が 提 案 さ れ 原 案 ど お り 可 決 さ れ た 次 に 代 表 質 問 及 び 一 般 質 問 に つ い て で あ る が 教 育 委 員 会 関 係 は 2 ペ ー ジ か ら 6 ペ ー ジ 平 成 2 7 年 6 月 定 例 県 議 会 質 問 項 目 一 覧 表 の と お り 県 立 学 校 施 設 の 耐 震 化 川 崎 市 の 中 1 殺 害 事 件 の よ う な 案 件 に 対 す る 対 策 教 育 委 員 会 制 度 の 改 革 夜 間 定 時 制 高 校 の 給 食 な ど に つ い て の 質 問 が あ っ た こ の う ち 主 な も の を 要 約 す る 2 ペ ー ジ の 上 段 を 御 覧 頂 き た い 県 立 学 校 施 設 の 耐 震 化 は 平 成 2 7 年 度 中 に 完 了 す る の か と の 質 問 に は 本 年 4 月 1 日 現 在 の 耐 震 化 率 は 昨 年 か ら 5. 5 ポ イ ン ト 上 昇 し 9 4. 7 パ ー セ ン ト と な っ た 平 成 2 7 年 度 中 の 完 了 に 向 け 事 業 を 進 め て い る と こ ろ で あ る が 本 年 3 月 末 に 実 施 し た 入 札 に お い て 2 校 の 工 事 で 入 札 不 調 が 発 生 し た と こ ろ で あ る 対 応 策 に つ い て 学 校 と 協 議 検 討 を し て き た が 代 替 教 室 の 確 保 な ど の 問 題 が あ り 夏 休 み 以 外 の 時 期 に 耐 震 化 工 事 を 実 施 す る こ と が 難 し い た め 今 年 度 中 の 完 了 が 困 難 な 状 況 と な っ た 入 札 不 調 と な っ た 2 校 の 耐 震 化 工 事 に つ い て は 生 徒 へ の 影 響 を 最 小 限 に 抑 え 平 成 2 8 年 度 の 夏 休 み 期 間 に 工 事 を 実 施 し た い と 考 え 今 年 度 中 に 契 約 が で き る よ う 工 事 発 注 に 係 る 入 札 手 続 き の ス ケ ジ ュ ー ル を 見 直 す な ど の 対 策 を 講 じ て い く と 答 弁 を し た 2 ペ ー ジ の 下 段 を 御 覧 頂 き た い 本 県 は 被 害 の お そ れ が あ る 児 童 生 徒 が 1 0 人 と 多 い が ど の よ う に 解 消 す る の か と の 質 問 に は 県 教 育 委 員 会 で は 被 害 の お そ れ の 解 消 を 早 急 に 図 る た め 新 た に 児 童 生 徒 の 安 全 に 関 す る 連 絡 会 議 を 立 ち 上 げ 警 察 本 部 健 康 福 祉 部 等 の 関 係 者 が 連 携 す る 体 制 を よ り 一 層 強 化 し 児 童 生 徒 の 安 全 確 保 に 向 け た 取 組 を 進 め 一 刻 も 早 く 被 害 の お そ れ が 解 消 さ れ る よ う 努 め て い く と 答 弁 を し た 3 ペ ー ジ 上 段 を 御 覧 頂 き た い 新 た な 教 育 委 員 会 制 度 の も と 教 育 長 は ど の よ う に 教 育 行 政 を 推 進 し て い く の か と の 質 問 に は 教 育 委 員 会 制 度 の 改 正 の 趣 旨 を 十 分 踏 ま え 教 育 委 員 と 共 に 本 県 教 育 の 更 な る 充 実 に 努 め て い く 今 後 と も 教 育 の 政 治 的 中 立 性 継 続 性 安 定 性 を 確 保 し な が ら こ れ ま で 以 上 に 知 事 と 教 育 委 員 会 が 一 致 協 力 し て 全 て は 子 ど も た ち の た め に 教 育 立 県 ち ば の 実 現 に 向 け 誠 心 誠 意 全 力 で 取 り 組 ん で い く と 答 弁 を し た 3 ペ ー ジ 下 段 を 御 覧 頂 き た い 4 月 か ら 東 葛 飾 高 校 ( 夜 間 定 時 制 ) で は コ ン ビ ニ 業 者 に よ る 販 売 が 行 わ れ て い る が こ れ で 学 校 給 食 と い え る の か 教 育 長 は ど う 考 え る の か と の 質 問 に は 定 時 制 高 校 で の 夜 間 学 校 給 食 の 現 状 及 び 喫 食 率 の 状 況 等 を 把 握 す る 中 で 喫 食 率 の 低 い 当 該 校 に つ い て 試 行 的 に 廃 止 し 給 食 に 代 わ る 夕 食 を 提 供 す る こ と と し た 夕 食 の 提 供 に つ い て は 学 校 が 生 徒 の 実 態 も 踏 ま え つ つ 内 容 や 価 格 等 を 考 慮 し な が ら 総 合 的 に 判 断 し 実 施 し て い る と こ ろ で あ る と 答 弁 を し た 5 ペ ー ジ 下 段 を 御 覧 頂 き た い 読 書 県 ち ば の 推 進 に 向 け て 県 教 育 委 員 会 で は ど の よ う に 取 り 組 ん で い く の か と の 質 問 に は 県 教 育 委 員 会 で は 今 年 3 月 に 子 - 7 -
ど も と 本 を つ な ぐ 子 ど も の 本 で つ な が る 読 書 県 ち ば の 推 進 を 基 本 理 念 と し 家 庭 地 域 学 校 図 書 館 行 政 の そ れ ぞ れ の 役 割 と 取 組 を 明 確 に し た 新 た な 千 葉 県 子 ど も の 読 書 活 動 推 進 計 画 を 策 定 し た 主 な 取 組 と し て は 家 庭 に お け る 読 み 聞 か せ や 親 子 で 本 を 読 む な ど の 家 庭 読 書 の 推 進 お 話 し 会 で の 読 み 聞 か せ ボ ラ ン テ ィ ア の 育 成 な ど 読 書 に 親 し む 機 会 の 充 実 や 読 書 環 境 の 整 備 に 努 め 子 ど も の 読 書 活 動 を 全 県 的 に 推 進 し て い く と 答 弁 を し た 6 ペ ー ジ 下 段 を 御 覧 頂 き た い 家 庭 と の 連 携 を 図 り な が ら 道 徳 教 育 の 一 層 の 充 実 に ど の よ う に 取 り 組 ん で い く の か と の 質 問 に は 県 教 育 委 員 会 で は 道 徳 教 育 推 進 の た め の 基 本 的 な 方 針 に お い て 道 徳 の 時 間 を 積 極 的 に 公 開 す る な ど に よ り 県 民 一 体 と な っ た 取 組 を 促 進 す る こ と と し て お り 道 徳 の 公 開 授 業 の 際 に 保 護 者 へ の 参 加 を 促 す な ど 家 庭 と 連 携 し た 道 徳 教 育 の 充 実 に 努 め て い る ま た 保 護 者 が し つ け や 子 育 て に つ い て 学 ぶ こ と が で き る ウ ェ ブ サ イ ト の 開 設 や 資 料 集 の 作 成 な ど に よ り 親 の 学 び を 支 援 し て い る 今 後 も 道 徳 教 育 の 更 な る 充 実 の た め 引 き 続 き 学 校 と 家 庭 と の 連 携 に 一 層 努 め て い く と 答 弁 を し た 次 に 文 教 常 任 委 員 会 に つ い て で あ る が 諸 般 の 報 告 等 に つ い て 答 弁 し た 主 な も の を 要 約 す る 特 別 支 援 学 校 高 等 部 の 就 職 率 は ど う か ま た 就 職 先 と な る 企 業 の ニ ー ズ に 沿 っ た カ リ キ ュ ラ ム の 工 夫 を し て い る の か と の 質 問 に は 就 職 率 に つ い て は 平 成 2 6 年 度 公 立 特 別 支 援 学 校 高 等 部 の 卒 業 生 9 4 3 人 の う ち 就 職 者 は 3 6 9 人 の 3 9. 1 パ ー セ ン ト で 前 年 度 に 比 べ 5. 2 ポ イ ン ト 上 昇 し て い る カ リ キ ュ ラ ム に つ い て は 時 代 の 変 化 に 応 じ 流 通 サ ー ビ ス 福 祉 サ ー ビ ス フ ー ド サ ー ビ ス 等 の 学 科 コ ー ス を 設 置 し 生 徒 の 適 性 に 合 わ せ た 専 門 実 習 等 を 実 施 し て い る と 答 弁 し た 県 の P T A 連 絡 協 議 会 か ら 教 育 長 宛 て に 教 職 員 の 合 理 化 計 画 に 反 対 す る 要 望 が 出 さ れ た が こ の 合 理 化 計 画 と は ど の よ う な も の か ま た 県 教 育 委 員 会 と し て ど う 対 応 し た の か と の 質 問 に は 合 理 化 計 画 と は 財 務 省 が 平 成 2 7 年 5 月 1 1 日 に 財 政 制 度 等 審 議 会 で 少 子 化 に よ る 自 然 減 と 加 配 定 数 の 削 減 等 で 平 成 3 6 年 度 ま で に 約 4 2, 0 0 0 人 の 教 職 員 の 合 理 化 が 可 能 と の 提 示 を し た も の で あ る こ れ に 対 し 県 教 育 委 員 会 で は 全 国 知 事 会 及 び 全 国 都 道 府 県 教 育 長 協 議 会 を 通 し 合 理 化 計 画 に 反 対 す る 要 望 書 を 提 出 し た そ の 後 6 月 2 2 日 の 経 済 財 政 諮 問 会 議 で 示 さ れ た 経 済 財 政 運 営 と 改 革 の 基 本 方 針 2 0 1 5 ( 仮 称 )( 素 案 ) い わ ゆ る 骨 太 の 方 針 に お い て 教 職 員 定 数 に つ い て は 明 確 な 定 数 削 減 の 方 向 性 は 示 さ れ ず 合 理 化 の 文 言 は 入 ら な か っ た 今 後 は 次 年 度 の 概 算 要 求 を 注 視 し て い く と 答 弁 を し た ま た 特 別 支 援 学 級 担 任 の 専 門 性 に つ い て 高 校 入 試 に お け る 調 査 書 誤 記 載 問 題 に つ い て 教 科 書 採 択 に つ い て 夜 間 定 時 制 高 校 の 給 食 に つ い て な ど に つ い て も 質 疑 が 行 わ れ た な お 本 議 会 に お け る 質 問 等 の 詳 細 に つ い て は 千 葉 県 議 会 時 報 等 の 資 料 に よ り 随 時 情 報 提 供 を す る 教 育 長 報 告 終 了 委 員 報 告 佐 藤 委 員 6 月 2 4 日 に 市 川 市 教 育 委 員 会 の 方 々 も 同 席 の 上 平 成 2 7 年 4 月 に 開 校 し た 小 中 一 貫 校 の 市 川 市 立 塩 浜 学 園 を 視 察 し た の で 報 告 す る 元 々 小 中 学 校 は 隣 り 合 わ せ の 敷 地 に あ り 東 日 本 大 震 災 で 液 状 化 な ど 大 き な 被 害 を 受 け た ま た 都 市 部 で は あ る が 児 童 生 徒 数 が 減 少 し て い る 地 域 で あ る そ の 様 な 中 で 小 中 一 貫 校 と し て 小 中 学 校 の 9 年 間 を 4 年 3 年 2 年 制 の 3 つ の 区 分 に 分 け 4 年 生 ま で は 今 ま で の 小 学 校 の 校 舎 で 5 6 年 生 か ら は 中 学 校 の 校 舎 で 学 ぶ 4 年 生 が 最 上 級 生 で 今 ま で の 6 年 生 の 様 な 役 割 に な り 自 分 た ち が リ ー ダ ー シ ッ プ を と る 5 年 生 6 年 生 は 今 ま で の 役 割 と 違 っ て 中 学 生 を 手 本 に - 8 -
ど の よ う に 自 分 が や っ て い け ば よ い の か 学 ぶ こ れ は 今 の 子 ど も た ち の 発 達 段 階 に 合 っ て い る と 感 じ た ま た そ れ ぞ れ の 教 科 学 習 以 外 に 発 達 段 階 に 合 わ せ た ふ る さ と 防 災 科 を 新 設 し 防 災 を 学 び 災 害 発 生 時 に 自 ら 考 え 行 動 す る 力 を 育 ん で い る 当 日 は 小 学 校 6 年 生 と 中 学 校 3 年 生 に お け る 防 災 に 関 連 し た 授 業 を 視 察 し た い ず れ も 熱 心 に 取 り 組 ん で い た 小 中 一 貫 校 に つ い て は 今 後 長 く 広 い 目 で 公 正 な 評 価 を し て い き た い 野 口 委 員 7 月 1 3 日 に 船 橋 夏 見 特 別 支 援 学 校 の 開 校 記 念 式 典 に 出 席 し た の で 報 告 す る 同 校 は 昨 年 の 4 月 1 日 に 開 校 準 備 室 が 発 足 1 年 を か け て 準 備 し こ の 4 月 1 日 に 開 校 し た 全 体 の 印 象 と し て 盛 大 か つ 感 動 的 な 開 校 式 で あ っ た ま ず 式 典 は 3 0 分 か け て 行 わ れ 参 会 の 県 会 議 員 が 2 0 名 を 超 え る 非 常 に 関 心 の 高 い 祝 意 が 込 め ら れ た 式 典 と な っ た 準 備 室 長 で あ っ た 飯 森 功 一 氏 が 初 代 校 長 と し て 校 長 式 辞 を 県 教 育 委 員 会 代 表 と し て 梅 木 弘 之 教 育 次 長 が 挨 拶 を 述 べ 県 議 会 代 表 と し て 今 井 勝 文 教 常 任 委 員 長 が 来 賓 祝 辞 を 述 べ た 式 典 後 ス ラ イ ド で 約 1 5 分 ほ ど 開 校 ま で の 経 過 さ ら に 入 学 式 か ら 今 ま で の 歩 み 等 を 映 し た 入 学 式 の 風 景 授 業 の 風 景 体 育 祭 の 様 子 な ど 見 せ て も ら っ た そ の 後 開 校 記 念 発 表 会 が 行 わ れ た 中 学 生 高 校 生 の 生 徒 主 体 で 行 わ れ 約 3 0 分 に わ た り 校 歌 校 章 の 披 露 等 が あ っ た が 校 歌 の 作 詞 作 曲 校 章 の 作 成 は す べ て 現 在 の 開 校 職 員 で 全 部 行 っ た と の こ と で 大 変 意 義 の 深 い こ と で あ る 特 に 校 章 の 作 成 に お い て は 1 0 数 案 の 案 を 出 し て 慎 重 に 吟 味 決 定 を 行 っ た と の こ と で 感 動 し た な お マ ー チ ン グ バ ン ド の セ レ モ ニ ー が あ っ た が ほ ぼ 全 員 の 子 ど も た ち が 車 椅 子 に 乗 っ て い た が 一 人 一 人 に 先 生 方 が 介 助 に あ た り な が ら マ ー チ ン グ バ ン ド を 展 開 し た 福 祉 教 育 も こ こ ま で 充 実 し た か と 感 動 し た 9 0 名 の 生 徒 に 対 し 教 職 員 が 8 9 名 と 誠 に 手 厚 い 対 応 を し て い た 文 化 国 家 と し て の 実 力 を 見 せ て も ら っ た と 思 っ て い る 最 後 に 記 念 植 樹 を 行 っ た ど の よ う に や る の か 興 味 が あ っ た が 鉢 植 え の 記 念 樹 に 土 を 入 れ る 方 法 で 工 夫 さ れ て い た 閉 式 の 言 葉 で は 生 徒 会 長 が き ち ん と し た 言 葉 で こ れ か ら の 決 意 や こ れ ま で の 感 謝 等 を 述 べ 多 く の 方 々 に 感 銘 を 与 え た 会 終 了 後 出 席 さ れ た 議 員 の 方 々 と 施 設 を 視 察 し た 元 々 は 船 橋 旭 高 等 学 校 の 校 舎 を リ ニ ュ ー ア ル し た も の で あ る が ど の 教 室 も 非 常 に 良 く 整 備 さ れ て お り 障 害 の あ る 子 ど も た ち に 合 う よ う に 様 々 な 点 で 工 夫 改 装 さ れ て い た 先 生 方 も 非 常 に 張 り 切 っ て お り こ れ か ら の 発 展 が 大 い に 期 待 さ れ る と こ ろ で あ る 金 本 職 務 代 理 者 7 月 1 3 日 1 4 日 広 島 県 に お い て 全 国 都 道 府 県 教 育 委 員 会 連 合 会 平 成 2 7 年 度 第 1 回 総 会 が 開 催 さ れ 教 育 長 と 私 が 参 加 し た の で 報 告 す る ま ず 最 初 に 教 育 長 協 議 会 と 教 育 委 員 長 委 員 協 議 会 が 別 々 に 開 催 さ れ た 教 育 委 員 長 委 員 協 議 会 で は 今 年 度 か ら 特 に 教 育 委 員 が 研 修 を 自 ら 行 い 資 質 を 高 め る た め に 研 修 事 業 を 充 実 さ せ る こ と と し て お り 1 日 目 に オ ラ ン ダ と ド イ ツ の 教 育 制 度 に つ い て の 講 義 を 受 け 研 修 を 行 っ た 帝 京 大 学 大 学 院 教 授 で オ ラ ン ダ 教 育 の 研 究 者 で あ る 中 田 正 弘 氏 か ら 今 の オ ラ ン ダ に お け る 複 線 型 の 学 校 教 育 制 度 に つ い て の 報 告 と 課 題 の 指 摘 が あ っ た ま た 文 部 科 学 省 生 涯 学 習 政 策 局 参 事 官 付 外 国 調 査 第 二 係 長 の 髙 谷 亜 由 子 氏 か ら は ド イ ツ 連 邦 共 和 国 の 複 線 型 の 歴 史 的 に 複 雑 な 学 校 教 育 制 度 に つ い て の 報 告 が あ っ た い ず れ も 共 通 し て 様 々 複 雑 で あ る が 子 ど も た ち の キ ャ リ ア 教 育 進 路 に つ い て 細 か く 指 導 し て い く 体 制 の 報 告 で あ っ た 日 本 の よ う に 全 員 が 高 校 大 学 と い う 雰 囲 気 で は な い と こ ろ の 歴 史 的 な 学 校 教 育 制 度 の 持 つ 良 い と こ ろ と 課 題 の 両 方 の 指 摘 が あ っ た そ の 後 教 育 長 協 議 会 と 教 育 委 員 長 委 員 協 議 会 が 合 同 で 連 合 会 の 総 会 を 行 っ た 平 成 - 9 -
2 7 年 度 の 役 員 改 選 平 成 2 8 年 度 国 の 施 策 並 び に 国 の 予 算 に 関 す る 要 望 追 認 と し て 教 職 員 定 数 に 関 す る 緊 急 要 望 平 成 2 7 年 度 予 算 ( 公 立 学 校 施 設 整 備 費 関 連 ) に 関 す る 緊 急 要 望 の 実 施 そ し て 報 告 と し て 平 成 2 7 年 度 連 合 会 等 行 事 計 画 等 が 議 題 と し て 審 議 さ れ た そ の 後 文 部 科 学 省 か ら 行 政 説 明 が あ っ た 大 臣 官 房 審 議 官 で 初 等 中 等 教 育 局 担 当 の 中 岡 司 氏 か ら 今 後 の 初 等 中 等 教 育 局 教 育 施 策 に つ い て チ ー ム 学 校 高 校 教 育 改 革 教 員 の 資 質 向 上 多 様 な 教 育 機 会 確 保 法 ( 仮 称 ) 高 校 生 海 外 留 学 支 援 の 5 つ の 点 に つ い て 説 明 が あ っ た 時 間 を か け て 説 明 し た の は 教 員 の 資 質 向 上 と 多 様 な 教 育 機 会 確 保 法 ( 仮 称 ) で あ っ た 多 様 な 教 育 機 会 確 保 法 に つ い て 補 足 す る と こ れ は フ リ ー ス ク ー ル の 取 組 で 既 に 4 回 の 検 討 会 議 が 行 わ れ て お り 5 月 1 7 日 に 示 さ れ た 検 討 会 議 の 座 長 試 案 に つ い て の 説 明 と 質 疑 も 行 わ れ た こ れ ま で は 義 務 教 育 の 小 中 学 校 で は 不 登 校 等 で 学 校 に 行 け な い 子 ど も が い た 場 合 フ リ ー ス ク ー ル や 家 庭 な ど の 様 々 な 場 面 で 学 び の 場 面 を 保 証 す る 努 力 を 各 学 校 も 行 い そ の 状 況 に 応 じ て で き る 限 り 就 学 義 務 を 保 護 者 が 怠 っ た と い う 結 果 を 残 さ な い よ う に 学 校 と し て 努 力 し 小 学 校 を 卒 業 中 学 校 を 卒 業 さ せ る 取 組 を こ れ ま で も し て き た が 法 制 化 の 中 で 制 度 的 に 支 援 し て い こ う と い う も の で あ る た だ し 議 員 立 法 で あ り 課 題 も 多 く 当 日 は 活 発 な 質 疑 が 行 わ れ た フ リ ー ス ク ー ル に つ い て は 本 県 に お い て も 直 視 し 現 実 を 見 極 め な が ら 子 ど も た ち の た め に 何 ら か の 方 策 を と る 必 要 が あ る こ と を 感 じ た 2 日 目 は 教 育 委 員 長 委 員 協 議 会 教 育 長 協 議 会 で そ れ ぞ れ 分 科 会 を 持 っ た 両 方 に 共 通 す る テ ー マ は 教 員 の 資 質 向 上 に つ い て で 分 科 会 ご と に テ ー マ が あ り 地 教 行 法 の 改 正 後 の 教 育 委 員 会 の 運 営 に つ い て は 私 が 子 ど も の 貧 困 対 策 に つ い て は 教 育 長 が 出 席 し た な お 現 在 の と こ ろ 4 7 都 道 府 県 の 中 で 2 0 都 道 府 県 が 新 し い 教 育 委 員 会 制 度 に 移 行 し て い る と の 報 告 が あ っ た 7 月 1 1 日 に 2 0 都 道 府 県 に な っ た そ の よ う な 中 ど の よ う な 定 例 会 の 持 ち 方 を し て い る の か 教 育 長 と 教 育 委 員 が ど の よ う な 関 係 を 持 ち な が ら 新 し い 体 制 作 り を し て い る の か さ ら に は 総 合 教 育 会 議 の 議 題 ペ ー ス 形 態 担 当 部 局 等 様 々 な こ と に つ い て 各 県 が 報 告 し 共 有 し た 内 藤 教 育 長 今 金 本 委 員 か ら 説 明 が あ っ た が 補 足 す る ち ょ う ど 制 度 の 変 わ り 目 で 千 葉 県 に お い て は 新 制 度 に 移 行 し た が ま だ 移 行 し て い な い 県 も 多 い こ と か ら 新 制 度 に 移 行 し た 都 道 府 県 が ど の よ う な 取 組 を し て い る の か を 移 行 し て い な い 県 は 意 識 し た 会 議 で あ っ た 会 議 自 体 も 昨 年 ま で は 都 道 府 県 教 育 委 員 長 協 議 会 だ っ た も の が 新 制 度 に 移 行 し た 都 道 府 県 も あ る こ と か ら 今 年 か ら 都 道 府 県 教 育 委 員 長 委 員 協 議 会 と 名 称 を 変 え て い る が 全 体 が 移 行 し た 際 に ど う す る か は 様 子 を 見 な が ら 会 と し て 検 討 さ れ る の で は な い か と 思 わ れ る ま た 色 々 協 議 さ れ た 課 題 や 文 部 科 学 省 か ら の 説 明 さ れ た テ ー マ を 見 て も 時 代 の 変 化 に 応 じ た 様 々 な 検 討 が 国 で も 進 ん で い る が 各 県 に お い て も 色 々 考 え て い る 状 況 の 中 で 千 葉 県 と し て ど の よ う な 方 策 を 取 る べ き か 色 々 と 考 え さ せ ら れ た 委 員 の 皆 様 と 検 討 し て 参 り た い 委 員 報 告 終 了 < 傍 聴 報 道 退 出 > 第 2 4 号 議 案 第 2 5 号 議 案 千 葉 県 図 書 館 協 議 会 委 員 の 委 嘱 及 び 任 命 に つ い て 生 涯 学 習 課 長 か ら の 説 明 後 協 議 を 行 い 原 案 ど お り 可 決 し た 学 校 職 員 の 懲 戒 処 分 に つ い て - 10 -
教 職 員 課 長 か ら の 説 明 後 協 議 を 行 い 原 案 ど お り 可 決 し た 第 2 6 号 議 案 第 2 7 号 議 案 学 校 職 員 の 懲 戒 処 分 に つ い て 教 職 員 課 長 か ら の 説 明 後 協 議 を 行 い 原 案 ど お り 可 決 し た 学 校 職 員 の 懲 戒 処 分 に つ い て 教 職 員 課 長 か ら の 説 明 後 協 議 を 行 い 原 案 ど お り 可 決 し た 9 教 育 長 閉 会 宣 告 平 成 2 7 年 8 月 1 9 日 署 名 人 - 11 -