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違 反 データベース 事 例 索 引 名 判 決 年 月 日 名 判 示 事 項 の 概 要 平 成 15 年 5 月 20 日 平 成 15 年 3 月 17 日 従 業 員 の 過 失 及 び 消 火 設 備 の 不 備 等 土 地 工 作 物 の 設 置 保 存 に 瑕 疵 があるとされた 事 例 従 業 員 の 過 失 及 び 消 火 設 備 の 不 備 等 土 地 工 作 物 の 設 置 保 存 に 瑕 疵 があるとされた 事 例 テレホンクラブの 店 舗 内 において 放 火 が 発 生 し 同 店 内 にいた 原 告 の 被 相 続 人 が 火 災 によって 発 生 した 煙 を 吸 引 したことによる 一 酸 化 炭 素 中 毒 によって 死 亡 したのは 被 告 の 安 全 配 慮 義 務 違 反 ないし 不 法 行 為 被 告 が 使 用 していた 従 業 員 の 過 失 及 び 消 火 設 備 の 不 備 等 の 土 地 工 作 物 の 設 置 保 存 に 瑕 疵 があったことに 基 づくものであるとして 損 害 賠 償 請 求 をした その 結 果 通 常 要 求 される 程 度 の 安 全 性 が 備 わっていれば 結 果 回 避 ができたとして 店 舗 の 設 置 保 存 上 の 瑕 疵 があるとして 損 害 賠 償 請 求 が 認 められた テレホンクラブの 店 舗 内 において 火 災 による 一 酸 化 炭 素 中 毒 によって 死 亡 した 客 の 両 親 らが 経 営 者 に 対 し 客 に 対 する 安 全 配 慮 義 務 に 違 反 したなどとして また 有 者 に 対 しては 本 建 物 に 消 火 設 備 の 不 備 等 土 地 工 作 物 の 設 置 保 存 に 瑕 疵 があったとして 損 害 賠 償 請 求 をした その 結 果 通 常 要 求 される 程 度 の 安 全 性 が 備 わっていれば 結 果 回 避 ができたとして 店 舗 の 設 置 保 存 上 の 瑕 疵 があるとして 損 害 賠 償 請 求 が 認 められた 建 築 確 認 及 び 消 防 同 意 に 係 る 損 害 賠 償 請 求 昭 和 63 年 4 月 28 日 新 潟 建 築 確 認 申 請 外 の 既 存 建 築 物 の 法 規 適 合 性 は 建 築 主 事 の 審 査 の 対 象 とならない 建 築 基 準 法 第 93 条 消 防 法 第 7 条 による 消 防 長 の 同 意 は 国 民 との 直 接 の 関 係 において 権 利 義 務 を 形 成 し 又 はその 範 囲 を 確 定 する 行 為 でない 特 定 庁 が 違 反 建 築 物 の 除 去 措 置 等 の 是 正 措 置 命 令 を 出 さなかったことが 違 法 でないとされた 事 例 建 物 の 建 築 確 認 申 請 に 際 して 本 申 請 建 物 以 外 ( 既 存 建 物 )の 接 道 義 務 違 反 を 理 由 に 申 請 を 不 適 合 とす べきであるのにもかかわらず 確 認 をしたこと 消 防 同 意 を 現 地 調 査 せずに 行 い 既 存 建 築 物 の 接 道 義 務 違 反 を 認 識 しなかったこと 特 定 庁 の 是 正 措 置 権 限 について 既 存 建 築 物 について 行 使 しなかったことを 違 法 とし 市 を 被 告 として 国 家 賠 償 法 に 基 づく 損 害 賠 償 請 求 をした その 結 果 建 築 確 認 の 対 象 は 申 請 に 係 る 建 物 の 計 画 が 建 築 関 係 規 定 に 適 合 するか 否 かに 止 まり 消 防 長 の 同 意 は 建 築 主 事 に 対 する 相 互 間 の 行 為 であり 建 築 主 事 の 確 認 処 分 と 独 立 に 違 法 を 論 ずる 意 味 は ない 又 是 正 措 置 命 令 は 特 定 庁 の 銃 裁 量 に 委 ねられ 権 限 不 行 使 に 著 しい 裁 量 権 の 濫 用 があったと は 認 められないとして 棄 却 した 損 失 補 償 裁 決 取 消 等 請 求 第 一 審 及 び 第 二 審 の 抜 粋 を 含 む 昭 和 58 年 2 月 18 日 第 二 小 道 路 法 第 70 条 第 1 項 の 定 める 損 失 の 補 償 の 対 象 道 路 管 理 者 が 地 下 道 を 設 置 したため 給 油 の 地 下 タンクの 在 位 置 が 技 術 上 の 基 準 に 適 合 しなくなった ことにより 消 防 長 から 消 防 法 令 に 違 反 する 旨 の 警 告 を 受 けた 給 油 経 営 者 は 地 下 タンクを 移 設 した 移 設 工 事 は 地 下 道 の 設 置 工 事 に 起 因 するとして 国 に 対 し 道 路 法 第 70 条 に 基 づく 損 失 補 償 の 請 求 をした が 当 事 者 間 の 協 議 が 整 わなかったので 給 油 経 営 者 が 収 用 委 員 会 に 対 し 裁 決 の 申 請 をしたところ 国 に 損 失 補 償 金 を 支 払 うべき 旨 の 裁 決 を 下 した 国 は この 裁 決 を 不 服 として 裁 決 の 取 消 を 求 めたが 第 一 審 控 訴 審 とも 国 に 補 償 責 任 ありとして 請 求 を 棄 却 した 国 はこれを 不 服 として 上 告 した その 結 果 上 告 人 が 損 失 補 償 義 務 を 負 うものとした 本 補 償 裁 決 には 法 令 の 解 釈 適 用 を 誤 った 違 法 があ るとして 原 判 決 上 告 人 敗 訴 部 分 を 破 棄 し 第 一 審 を 取 消 し 損 失 補 償 金 支 払 い 債 務 が 存 在 しないと 自 判 し た 措 置 命 令 不 作 為 昭 和 55 年 3 月 5 日 札 幌 焼 死 者 火 災 が 発 生 した 木 造 共 同 住 宅 の 関 係 者 に 消 防 法 第 5 条 の 使 用 禁 止 命 令 を 発 しなかったことの 違 法 性 が 否 定 された 木 造 3 階 建 て 共 同 住 宅 の2 階 から 出 火 し 2 階 と3 階 の 合 計 10 室 を 焼 損 するとともに 男 性 1 名 が 焼 死 した 火 災 事 故 に 際 し 焼 死 した 男 性 の 両 親 が 市 長 及 び 消 防 機 関 は 建 築 基 準 法 違 反 の 事 実 に 対 し 何 ら 権 限 を 行 使 しな かったとして 損 害 賠 償 請 求 をした その 結 果 市 長 が 違 反 に 対 する 是 正 措 置 を 講 じなかったことと 焼 死 者 とは 相 当 因 果 関 係 が 存 しないという べきであり また 消 防 長 が 消 防 法 第 5 条 の 措 置 命 令 をとらなかったことについても 裁 量 を 逸 脱 した 違 法 があ るとはいえないとして 請 求 は 棄 却 された

名 判 決 年 月 日 名 判 示 事 項 の 概 要 千 葉 県 野 犬 咬 死 事 故 損 害 賠 償 請 求 控 訴 審 両 毛 病 院 焼 死 事 故 損 害 賠 償 請 求 昭 和 52 年 11 月 17 日 昭 和 50 年 12 月 23 日 宇 都 宮 地 方 裁 判 幼 児 が 野 犬 による 咬 創 を 受 けて 死 亡 した 事 故 につき 条 例 に 基 づき 野 犬 の 捕 獲 抑 留 等 の 権 限 を 有 する 知 事 に 右 権 限 を 適 切 に 行 使 しない 作 為 義 務 違 反 があったとして 国 賠 法 第 1 条 による 損 害 賠 償 責 任 が 認 められた 事 例 入 院 患 者 の 放 火 で 発 生 した 精 神 病 院 の 火 災 による 患 者 の 焼 死 事 故 につき 病 院 に 管 理 上 の 注 意 義 務 違 反 があるとさ れた 事 例 県 には 上 の 権 限 の 不 行 使 につき 違 法 がないとされ た 事 例 幼 児 が 買 い 物 に 行 く 途 中 野 犬 に 襲 われ 無 数 の 咬 創 を 受 け 死 亡 したという 事 故 について その 両 親 が 条 例 に 基 づき 野 犬 を 捕 獲 抑 留 ないし 掃 討 する 権 限 を 有 する 知 事 に 権 限 を 適 切 に 行 使 しない 作 為 義 務 違 反 があっ たとして 国 家 賠 償 法 に 基 づく 損 害 賠 償 請 求 をした 第 一 審 では 加 害 犬 を 捕 獲 抑 留 ないし 掃 討 しなかったことは 作 為 義 務 違 反 にならないとした 原 告 は こ の 判 決 を 不 服 として 控 訴 した その 結 果 条 例 に 基 づき 野 犬 の 捕 獲 抑 留 等 の 権 限 を 有 する 知 事 に 権 限 を 適 切 に 行 使 しない 作 為 義 務 違 反 があったとして 第 一 審 判 決 を 取 消 し 損 害 賠 償 責 任 があると 認 めた 精 神 病 院 に 入 院 中 の 患 者 が 脱 走 を 企 て 放 火 したことにより 病 棟 が 全 焼 し 収 容 されていた 入 院 患 者 17 名 が 焼 死 した 火 災 事 故 に 際 し 焼 死 者 の 遺 族 が 病 院 の 開 設 者 及 び 病 院 を 指 導 監 督 すべき 立 場 にあった 県 の 責 任 を 追 及 し 損 害 賠 償 を 請 求 した 事 案 である その 結 果 開 設 者 に 対 しては 精 神 病 院 の 特 殊 性 に 応 じ 高 度 の 注 意 義 務 が 存 していたものであり これら の 注 意 義 務 を 怠 った 結 果 であるとして 損 害 賠 償 責 任 があるとされた 県 については 毎 年 実 施 していた 医 療 監 視 及 び 実 地 指 導 その 他 指 導 等 の 内 容 から 権 限 を 行 使 しなかったことについて 著 しく 合 理 性 を 欠 き 違 法 であったとは 認 められないとして 請 求 を 棄 却 した 昭 和 47 年 7 月 14 日 京 都 事 前 相 談 形 式 の 指 導 と 国 家 賠 償 法 1 条 にいう 公 権 力 の 行 使 風 致 地 区 の 現 状 変 更 許 可 申 請 を 前 提 とする 事 前 相 談 形 式 の 指 導 の 違 法 性 がないとされた 事 例 原 告 が 風 致 地 区 にガソリンスタンド 建 設 用 地 取 得 のため 許 可 条 等 の 内 容 について 市 計 画 局 風 致 課 の 事 前 相 談 形 式 による 指 導 を 受 けた 結 果 ガソリンスタンドを 建 設 することは 容 易 でないと 判 断 して 購 入 を 断 念 し た ところが 別 企 業 がその 土 地 を 購 入 し 原 告 が 受 けた 指 導 の 諸 条 を 満 たさないガソリンスタンドを 設 置 し 開 業 したことから 原 告 に 対 する 指 導 は 故 意 に 建 設 を 断 念 させる 意 図 のもとに 行 われた 重 大 な 過 失 に 基 づく 誤 った 指 導 であるとして 原 告 の 蒙 った 損 害 について 国 家 賠 償 法 に 基 づく 損 害 賠 償 請 求 をし た その 結 果 指 導 が 不 十 分 であったとしても これを 不 法 性 の 大 きな 侵 害 行 為 であるとはいえず 指 導 は 違 法 でないとして 損 害 賠 償 請 求 を 棄 却 した 第 一 審 及 び 第 二 審 の 抜 粋 を 含 む 昭 和 47 年 5 月 30 日 第 三 小 消 防 法 第 29 条 第 3 項 にいう 延 焼 の 防 止 のために 緊 急 の 必 要 があったと 認 められた 事 例 消 火 の 際 に 破 壊 された 建 物 の 有 者 が 村 に 対 し 破 壊 した 行 為 は 違 法 であるとして 国 家 賠 償 法 に 基 づく 損 害 賠 償 を 予 備 的 請 求 として 消 防 法 第 29 条 第 3 項 第 4 項 に 基 づく 損 失 補 償 請 求 をした その 結 果 第 一 審 では 破 壊 消 防 行 為 は 延 焼 防 止 のためやむを 得 ず 実 施 したもので 消 防 法 第 29 条 第 2 項 に 基 づく 正 当 な 行 為 であるとして 原 告 の 請 求 を 棄 却 した 控 訴 審 では 破 壊 消 防 は 延 焼 防 止 のため 緊 急 の 必 要 があるとして 実 施 したものと 認 められる 消 防 法 第 29 条 第 3 項 による 適 法 な 行 為 であるとして 第 一 審 判 決 を 取 消 し 控 訴 人 に 損 失 補 償 すべき 義 務 があるとした 村 は 本 判 決 を 不 服 として 上 告 したものである その 結 果 破 壊 消 防 活 動 は 緊 急 の 必 要 があったものであることは 明 らかであり 消 防 法 第 29 条 第 3 項 によ る 適 法 な 行 為 で そのために 受 けた 損 失 の 補 償 を 請 求 できるとして 上 告 を 棄 却 した 昭 和 43 年 2 月 21 日 土 地 の 工 作 物 設 置 保 存 の 瑕 疵 から 生 じた 火 災 と 失 火 ノ 責 任 ニ 関 スル 法 律 の 適 用 の 有 無 原 告 の 関 係 者 が 宿 泊 中 の 旅 館 において 発 生 した 火 災 に 際 し 逃 げ 遅 れて 焼 死 した 火 災 の 原 因 は ボイ ラー 施 設 の 設 置 保 存 上 の 瑕 疵 及 び 自 動 火 災 報 知 設 備 等 の 未 設 置 など 建 物 の 安 全 施 設 上 の 瑕 疵 の 競 合 に よるものであるとして 有 者 に 対 し 損 害 賠 償 請 求 をした その 結 果 工 作 物 から 直 接 に 生 じた 火 災 による 損 害 については 民 法 第 717 条 により 賠 償 責 任 を 負 担 するも のと 解 するのが 相 当 であるとして 損 害 賠 償 責 任 を 認 めた

名 判 決 年 月 日 名 判 示 事 項 の 概 要 書 類 返 還 損 害 賠 償 並 びに 慰 謝 料 請 求 昭 和 34 年 1 月 29 日 第 消 防 法 第 7 条 による 消 防 長 の 建 築 許 可 の 同 意 同 意 の 拒 絶 又 は 同 意 の 取 消 は 処 分 か 工 場 再 築 に 伴 う 建 築 確 認 申 請 に 際 し 消 防 長 が 同 意 をした 処 分 を 事 情 の 変 更 により 取 消 しした 処 分 は 違 法 であるとして 原 告 が 処 分 の 取 消 し 及 び 同 意 取 消 処 分 の 無 効 確 認 請 求 と 併 せて 損 害 賠 償 請 求 をしたもので ある 第 一 審 では 同 意 取 消 処 分 は 抗 告 訴 訟 の 対 象 となり 得 るとし 取 消 を 求 める 訴 えは 出 訴 期 間 を 経 過 した 不 適 法 なものであるとして 却 下 また 無 効 確 認 請 求 については 明 白 重 大 な 瑕 疵 ある 処 分 ではない 損 害 賠 償 請 求 については 被 告 適 格 がないとして 請 求 はいずれも 棄 却 された 控 訴 審 においても 建 築 許 可 申 請 をした 控 訴 人 は 知 事 の 処 分 に 対 し 不 服 の 訴 えを 提 起 すべきで 同 意 取 消 処 分 の 取 消 を 求 めること 及 び 無 効 確 認 を 求 める 訴 えも 不 適 法 であって 許 されないとして 控 訴 を 棄 却 する とともに 無 効 確 認 に 対 する 訴 えを 却 下 した 原 告 は 判 決 を 不 服 として 上 告 したものである その 結 果 消 防 長 の 同 意 は 知 事 に 対 する 機 関 相 互 間 の 行 為 であって 訴 訟 の 対 象 となる 処 分 と いうことは 出 来 ないとして 取 消 し 及 び 無 効 確 認 の 訴 えは 不 適 法 として 上 告 を 棄 却 した 第 一 審 及 び 第 二 審 の 抜 粋 を 含 む 昭 和 32 年 7 月 9 日 第 三 小 失 火 ノ 責 任 ニ 関 スル 法 律 但 し 書 きにいう 重 大 ナル 過 失 の 意 義 賃 借 人 が 火 災 警 報 が 発 せられていた 日 に 庭 先 でしていた 焚 き 火 の 火 が 強 風 に 煽 られ 家 屋 の 草 葺 き 屋 根 に 飛 び 火 し 火 災 となった 原 因 は 賃 借 人 に 重 大 なる 過 失 があった として 損 害 賠 償 責 任 を 認 めた 第 一 審 判 決 を 不 服 として 賃 借 人 が 控 訴 したところ 控 訴 審 では 原 告 の 請 求 の 全 部 を 棄 却 した 原 告 は この 判 決 を 不 服 として 上 告 した その 結 果 賃 借 人 のした 焚 き 火 の 場 の 選 定 及 び 監 視 の 状 況 等 の 諸 般 の 事 情 から 注 意 義 務 を 怠 った 過 失 は 認 められるが その 程 度 は 重 大 な 過 失 に 達 するものではなかったと 上 告 人 の 主 張 を 棄 却 した 書 類 返 還 損 害 賠 償 並 びに 慰 謝 料 請 求 昭 和 29 年 2 月 26 日 福 岡 消 防 長 を 相 手 とする 消 防 法 第 7 条 の 同 意 の 取 消 の 取 消 を 目 的 とする 訴 えの 適 否 建 築 出 願 不 許 可 処 分 の 取 消 しを 求 める 訴 えと 消 防 法 第 7 条 工 場 再 築 に 伴 う 建 築 確 認 申 請 に 際 し 消 防 長 が 同 意 をした 処 分 を 事 情 の 変 更 により 取 消 しした 処 分 は 違 法 であるとして 原 告 が 処 分 の 取 消 し 及 び 同 意 取 消 処 分 の 無 効 確 認 の 請 求 と 併 せて 損 害 賠 償 請 求 をした 第 一 審 では 同 意 取 消 処 分 は 抗 告 訴 訟 の 対 象 となり 得 るとし 取 消 を 求 める 訴 えは 出 訴 期 間 を 経 過 した 不 適 法 なものであるとして 却 下 また 無 効 確 認 請 求 については 明 白 重 大 な 瑕 疵 ある 処 分 ではない 損 害 賠 償 請 求 については 被 告 適 格 がないとして 請 求 はいずれも 棄 却 された 原 告 は 第 一 審 判 決 を 不 服 として 控 訴 し た この 結 果 建 築 許 可 申 請 をした 控 訴 人 は 知 事 の 処 分 に 対 し 不 服 の 訴 えを 提 起 すべきで 同 意 取 消 しの 取 消 しを 求 めること 及 び 無 効 確 認 を 求 める 訴 えも 不 適 法 であって 許 されないとして 控 訴 を 棄 却 するとともに 無 効 確 認 に 対 する 訴 えを 却 下 した 書 類 返 還 損 害 賠 償 並 びに 慰 謝 料 請 求 昭 和 26 年 2 月 28 日 福 岡 消 防 法 第 7 条 による 消 防 長 の 同 意 の 取 消 は 取 消 訴 訟 の 対 象 となるか 取 消 を 訴 求 する 道 のなくなった 処 分 による 損 害 賠 償 請 求 は 可 能 か 損 害 賠 償 請 求 訴 訟 における 庁 の 被 告 適 格 工 場 再 築 に 伴 う 建 築 確 認 申 請 に 際 し 消 防 長 が 同 意 をした 処 分 を 事 情 の 変 更 により 取 消 しした 処 分 は 違 法 であるとして 原 告 が 処 分 の 取 消 及 び 同 意 取 消 処 分 の 無 効 確 認 請 求 と 併 せて 損 害 賠 償 請 求 した ともに 予 備 的 に 同 意 取 消 しの 無 効 確 認 の 請 求 と 併 せて 損 害 賠 償 請 求 をした この 結 果 同 意 取 消 処 分 は 抗 告 訴 訟 の 対 象 となり 得 るとし 取 消 しを 求 める 訴 えは 出 訴 期 間 を 経 過 した 不 適 法 なものであるとして 却 下 また 無 効 確 認 請 求 については 明 白 重 大 な 瑕 疵 ある 処 分 でない 損 害 賠 償 請 求 については 被 告 適 格 がないとして 請 求 を 棄 却 した

名 判 決 年 月 日 名 判 示 事 項 の 概 要 ホテルニュー ジャパン 火 災 事 第 一 審 判 決 ( 業 務 上 過 失 致 死 傷 被 告 ) 昭 和 62 年 5 月 20 日 高 層 ホテル 経 営 者 として 不 可 欠 な 安 全 確 保 義 務 違 反 が あったとして 社 長 に 実 刑 が 言 い 渡 された 事 例 昭 和 57 年 2 月 8 日 午 前 3 時 すぎ 頃 都 千 代 田 区 の ホテルニュージャパン の9 階 の 客 室 で 同 室 宿 泊 客 のタバコの 不 始 末 から 出 火 宿 泊 客 32 名 が 死 亡 24 名 が 負 傷 する 火 災 事 故 となった この 火 災 事 故 で 株 式 会 社 ホテルニュージャパンの 代 表 取 締 役 と 防 火 管 理 者 の 支 配 人 が 業 務 上 過 失 致 死 傷 罪 で 起 訴 され 同 代 表 取 締 役 が 禁 錮 3 年 ( 実 刑 ) 防 火 管 理 者 である 支 配 人 が 禁 錮 1 年 6 月 ( 執 行 猶 予 5 年 )の 判 決 となった 平 成 2 年 8 月 15 日 ホテルを 経 営 する 会 社 の 代 表 取 締 役 に 業 務 上 過 失 致 死 傷 罪 が 成 立 するとされた 事 例 本 は 昭 和 57 年 2 月 8 日 午 前 3 時 すぎ 頃 都 千 代 田 区 の ホテルニュージャパン の9 階 の 客 室 で 同 室 宿 泊 客 のタバコの 不 始 末 から 出 火 宿 泊 客 32 名 が 死 亡 24 名 の 負 傷 者 を 出 した 業 務 上 過 失 致 死 傷 の である 株 式 会 社 ホテルニュージャパンの 代 表 取 締 役 は 第 一 審 の 判 決 を 不 服 として 控 訴 した 結 果 棄 却 の 判 決 と なった 上 告 審 判 決 長 崎 屋 尼 崎 店 火 災 第 一 審 判 決 ( 業 務 上 過 失 致 死 傷 被 告 事 ) ホテル 大 東 館 火 災 第 一 審 判 決 ( 業 務 上 過 失 致 死 傷 被 告 事 ) 大 洋 デパート 火 災 第 一 審 判 決 ( 業 務 上 過 失 致 死 傷 被 告 事 ) 平 成 5 年 11 月 25 日 平 成 5 年 9 月 13 日 平 成 5 年 3 月 11 日 昭 和 58 年 1 月 31 日 昭 和 63 年 6 月 28 日 第 二 小 静 岡 熊 本 福 岡 ホテルを 経 営 する 会 社 の 代 表 取 締 役 に 業 務 上 過 失 致 死 傷 罪 が 成 立 するとされた 事 例 管 理 権 原 者 としての 店 長 および 防 火 管 理 者 の 総 務 マネー ジャーに 対 し 防 火 戸 の 維 持 管 理 避 難 誘 導 訓 練 義 務 懈 怠 を 認 めた 事 例 ホテルの 管 理 権 原 者 及 び 防 火 管 理 者 に 業 務 上 過 失 致 死 傷 罪 の 成 立 を 認 めた 事 例 本 は 昭 和 57 年 2 月 8 日 午 前 3 時 すぎ 頃 都 千 代 田 区 の ホテルニュージャパン の9 階 の 客 室 で 同 室 宿 泊 客 のタバコの 不 始 末 から 出 火 宿 泊 客 32 名 が 死 亡 24 名 の 負 傷 者 を 出 した 業 務 上 過 失 致 死 傷 の 上 告 審 判 決 である 株 式 会 社 ホテルニュージャパンの 代 表 取 締 役 は 控 訴 審 の 判 決 を 不 服 として 上 告 した 結 果 棄 却 の 判 決 と なった 平 成 2 年 3 月 18 日 午 後 0 時 30 分 ごろ 長 崎 屋 尼 崎 店 4 階 カーテン 売 場 から 出 火 買 物 客 等 15 名 が 焼 死 2 名 が 負 傷 する 火 災 事 故 となった この 火 災 事 故 で 店 長 防 火 管 理 者 が 業 務 上 過 失 致 死 傷 罪 で 起 訴 され それぞれ 禁 錮 2 年 6 月 ( 執 行 猶 予 3 年 )の 判 決 となった 昭 和 61 年 2 月 11 日 午 前 1 時 47 分 頃 静 岡 県 賀 茂 郡 のホテル 大 東 館 別 館 山 水 1 階 パントリー 内 北 壁 付 近 から 出 火 宿 泊 客 ら24 名 が 焼 死 する 火 災 事 故 となった この 火 災 事 故 で ホテルの 管 理 権 原 者 と 防 火 管 理 者 が 業 務 上 過 失 致 死 傷 罪 で 起 訴 され ホテルの 管 理 権 原 者 が 禁 錮 2 年 ( 実 刑 ) 防 火 管 理 者 が 禁 錮 1 年 ( 執 行 猶 予 3 年 )の 判 決 となった 昭 和 48 年 11 月 29 日 午 後 1 時 頃 熊 本 市 下 通 一 丁 目 在 の 熊 本 大 洋 デパートの 本 館 C 号 階 段 の2 階 から3 階 への 上 り 口 附 近 から 出 火 し 買 物 客 ら104 名 が 死 亡 67 名 が 負 傷 する 火 災 事 故 となった 多 数 の 死 傷 者 を 出 したデパートの 火 災 事 故 についてデ この 火 災 事 故 で デパートの 防 火 管 理 者 である 営 業 部 係 員 3 階 の 火 元 責 任 者 である 営 業 部 第 三 課 長 株 パートの 防 火 管 理 者 火 元 責 任 者 及 び 本 社 の 人 事 部 長 の 式 会 社 太 洋 の 取 締 役 人 事 部 長 が 業 務 上 過 失 致 死 傷 罪 で 起 訴 され いずれも 無 罪 の 判 決 となった 過 失 責 任 が 否 定 された 事 例 なお 代 表 取 締 役 及 び 筆 頭 常 務 取 締 役 も 起 訴 されたが 第 一 審 判 決 前 に 死 亡 し 公 訴 が 棄 却 となってい る 多 数 の 死 傷 者 を 出 したデパートの 火 災 事 故 についてデ パートの 防 火 管 理 者 火 元 責 任 者 及 び 本 社 の 人 事 部 長 の 過 失 責 任 が 認 められた 事 例 本 は 昭 和 48 年 11 月 29 日 午 後 1 時 頃 熊 本 市 下 通 一 丁 目 在 の 熊 本 大 洋 デパートの 本 館 C 号 階 段 の2 階 から3 階 への 上 り 口 附 近 から 出 火 買 物 客 ら104 名 が 死 亡 67 名 の 負 傷 者 を 出 した 業 務 上 過 失 致 死 傷 被 告 事 の である 一 審 判 決 では 全 員 が 無 罪 とされ 検 察 官 が 控 訴 した 結 果 大 洋 デパートの 防 火 管 理 者 が 禁 錮 1 年 6 月 ( 執 行 猶 予 3 年 ) 大 洋 デパートの3 階 火 元 責 任 者 が 禁 錮 1 年 ( 執 行 猶 予 3 年 ) 株 式 会 社 大 洋 の 取 締 役 人 事 部 長 が 禁 錮 2 年 ( 執 行 猶 予 3 年 )の 判 決 となった 上 告 審 判 決 平 成 3 年 11 月 14 日 第 多 数 の 死 傷 者 を 出 したデパートの 火 災 事 故 についてデ パートの 防 火 管 理 者 火 元 責 任 者 及 び 本 社 の 人 事 部 長 の 過 失 責 任 が 否 定 された 事 例 本 は 昭 和 48 年 11 月 29 日 午 後 1 時 頃 熊 本 市 下 通 1 丁 目 在 の 熊 本 大 洋 デパートの 本 館 C 号 階 段 の2 階 から3 階 への 上 り 口 附 近 から 出 火 買 物 客 ら104 名 が 死 亡 67 名 の 負 傷 者 を 出 した 業 務 上 過 失 致 死 傷 の 上 告 審 判 決 である 第 一 審 判 決 では 全 員 が 無 罪 とされ 検 察 官 が 控 訴 した 結 果 株 式 会 社 大 洋 の 取 締 役 人 事 部 長 が 禁 錮 2 年 ( 執 行 猶 予 3 年 ) 大 洋 デパートの 防 火 管 理 者 が 禁 錮 1 年 6 月 ( 執 行 猶 予 3 年 ) 大 洋 デパートの3 階 火 元 責 任 者 が 禁 錮 1 年 ( 執 行 猶 予 3 年 )の 判 決 となった 3 名 が を 不 服 として 上 告 した 結 果 全 員 が 無 罪 の 判 決 となった

名 判 決 年 月 日 名 判 示 事 項 の 概 要 千 日 デパートビ ル 火 災 第 一 審 判 決 ( 業 務 上 過 失 致 死 傷 被 告 ) 昭 和 59 年 5 月 16 日 複 合 ビルの 火 災 より 多 数 の 死 傷 者 が 出 た 業 務 上 過 失 致 死 傷 被 告 において ビルの 防 火 管 理 者 同 ビル 内 の キャバレーの 管 理 権 原 者 及 び 防 火 管 理 者 の 過 失 責 任 が 否 定 された 事 例 昭 和 47 年 5 月 13 日 午 後 10 時 頃 市 南 区 の 千 日 デパートビル の3 階 売 場 部 分 で 夜 間 工 事 中 に 出 火 客 ら118 名 が 死 亡 42 名 が 負 傷 する 火 災 事 故 となった この 火 災 事 故 でビルの 防 火 管 理 者 キャバレーの 管 理 権 原 者 及 び 防 火 管 理 者 が 業 務 上 過 失 致 死 傷 罪 で 起 訴 され いずれも 無 罪 の 判 決 となった 昭 和 62 年 9 月 28 日 本 は 昭 和 47 年 5 月 13 日 午 後 10 時 頃 市 南 区 の 千 日 デパートビル 3 階 売 場 部 分 で 夜 間 工 事 中 に ビルの 防 火 管 理 者 キャバレーの 管 理 権 原 者 及 び 防 火 管 出 火 客 ら118 名 が 死 亡 42 名 の 負 傷 者 を 出 した 業 務 上 過 失 致 死 傷 の である 理 者 の 過 失 責 任 を 否 定 した 原 判 決 を 破 棄 し いずれもこれ 一 審 では 全 員 無 罪 とされ 検 察 官 が 控 訴 した 結 果 ビルの 防 火 管 理 者 が 禁 錮 2 年 6 月 ( 執 行 猶 予 3 年 ) を 肯 定 した 事 例 キャバレーの 管 理 権 原 者 が1 年 6 月 ( 執 行 猶 予 2 年 ) キャバレーの 防 火 管 理 者 が1 年 6 月 ( 執 行 猶 予 2 年 )の 判 決 となった 上 告 審 判 決 川 治 プリンスホ テル 火 災 第 一 審 判 決 ( 業 務 上 過 失 致 死 傷 被 告 ) 平 成 2 年 11 月 29 日 昭 和 60 年 5 月 15 日 第 宇 都 宮 地 方 裁 判 本 は 昭 和 47 年 5 月 13 日 午 後 10 時 頃 市 南 区 の 千 日 デパートビル の3 階 売 場 部 分 で 夜 間 工 事 中 に 出 火 客 ら118 名 が 死 亡 42 名 の 負 傷 者 を 出 した 業 務 上 過 失 致 死 傷 の 上 告 審 判 決 である ビルの 防 火 管 理 者 キャバレーの 管 理 権 原 者 及 び 防 火 管 一 審 では 全 員 無 罪 とされ 検 察 官 が 控 訴 した 結 果 ビルの 防 火 管 理 者 が 禁 錮 2 年 6 月 ( 執 行 猶 予 3 年 ) 理 者 の 過 失 責 任 を 否 定 した 原 判 決 を 破 棄 し いずれもこれ キャバレーの 管 理 権 原 者 が1 年 6 月 ( 執 行 猶 予 2 年 ) キャバレーの 防 火 管 理 者 が1 年 6 月 ( 執 行 猶 予 2 年 )の を 肯 定 した 事 例 判 決 となった 3 名 はこの 判 決 を 不 服 として 上 告 した 結 果 いずれも 棄 却 の 判 決 となった ホテル 火 災 事 故 についてホテル 会 社 の 経 営 者 の 過 失 責 任 が 認 められた 事 例 昭 和 55 年 11 月 20 日 午 後 3 時 頃 栃 木 県 川 治 温 泉 の 川 治 プリンスホテル の 旧 館 婦 人 風 呂 外 壁 の 壁 間 に 工 事 作 業 中 の 切 断 機 の 炎 が 入 って 出 火 宿 泊 客 ら45 名 が 死 亡 21 名 が 負 傷 する 火 災 事 故 となった この 火 災 事 故 で 有 限 会 社 川 治 プリンスホテルの 代 表 取 締 役 実 質 上 経 営 管 理 業 務 を 掌 握 していた 同 代 表 取 締 役 の 妻 が 業 務 上 過 失 致 死 傷 罪 で 起 訴 され 代 表 取 締 役 が 禁 錮 2 年 6 月 ( 執 行 猶 予 3 年 ) 同 代 表 取 締 役 の 妻 が 禁 錮 2 年 6 月 ( 実 刑 )の 判 決 となった 昭 和 62 年 2 月 12 日 ホテル 会 社 の 取 締 役 に 消 防 計 画 避 難 誘 導 訓 練 の 実 施 及 び 防 火 戸 防 火 区 画 を 設 置 すべき 義 務 があるとされた 事 例 本 は 昭 和 55 年 11 月 20 日 午 後 3 時 頃 栃 木 県 川 治 温 泉 の 川 治 プリンスホテル の 旧 館 婦 人 風 呂 外 壁 の 壁 間 に 工 事 作 業 中 の 切 断 機 の 炎 が 入 って 出 火 宿 泊 客 ら45 名 が 死 亡 21 名 の 負 傷 を 出 した 業 務 上 過 失 致 死 傷 の である 有 限 会 社 川 治 プリンスホテルの 代 表 取 締 役 の 妻 は 第 一 審 の 判 決 を 不 服 として 控 訴 した 結 果 棄 却 の 判 決 となった 上 告 審 判 決 平 成 2 年 11 月 16 日 第 ホテルの 火 災 事 故 においてホテル 会 社 の 取 締 役 に 業 務 上 過 失 致 死 傷 罪 が 成 立 するとされた 事 例 本 は 昭 和 55 年 11 月 20 日 午 後 3 時 頃 栃 木 県 川 治 温 泉 の 川 治 プリンスホテル の 旧 館 婦 人 風 呂 外 壁 の 壁 間 に 工 事 作 業 中 の 切 断 機 の 炎 が 入 って 出 火 宿 泊 客 ら45 名 が 死 亡 21 名 の 負 傷 者 を 出 した 業 務 上 過 失 致 死 傷 の 上 告 審 判 決 である 有 限 会 社 川 治 プリンスホテルの 代 表 取 締 役 の 妻 は 控 訴 審 の 判 決 を 不 服 として 上 告 した 結 果 棄 却 の 判 決 となった 業 務 上 失 火 事 業 務 上 過 失 致 死 第 一 審 及 び 第 二 審 の 抜 粋 を 含 む 昭 和 60 年 10 月 21 日 第 刑 法 第 117 条 の2の 業 務 の 意 義 易 燃 物 の 管 理 責 任 者 に つき 業 務 上 失 火 罪 業 務 上 過 失 致 死 罪 が 成 立 するとされ た 事 例 本 は 昭 和 54 年 5 月 21 日 午 後 2 時 頃 市 阿 倍 野 区 の 住 吉 ゴム 株 式 会 社 本 社 工 場 において アセチレン ガス 切 断 器 の 大 量 の 火 花 が 周 囲 の 可 燃 物 に 落 下 ウレタンフォームに 接 触 着 火 して 約 400m2を 焼 損 7 名 の 死 者 を 出 した 火 災 事 故 の 上 告 審 判 決 である 工 事 部 門 の 責 任 者 は 控 訴 審 の 判 決 を 不 服 として 上 告 した 結 果 棄 却 の 判 決 となった

名 判 決 年 月 日 蔵 王 観 光 ホテル 火 災 第 一 審 判 決 ( 業 務 上 過 失 致 死 傷 被 告 事 ) 昭 和 60 年 5 月 8 日 名 山 形 判 示 事 項 の 概 要 ホテル 火 災 につき 防 火 管 理 者 であるホテル 会 社 の 代 表 取 締 役 に 自 動 火 災 報 知 設 備 の 管 理 を 怠 った 過 失 があると 認 定 した 事 例 昭 和 58 年 2 月 21 日 午 前 3 時 すぎ 頃 ホテル 本 館 2 階 東 側 男 子 便 付 近 から 出 火 宿 泊 客 や 従 業 員 ら11 名 が 死 亡 2 名 が 負 傷 を 負 う 火 災 事 故 となった この 火 災 事 故 で 防 火 管 理 者 であるホテル 会 社 の 代 表 取 締 役 が 業 務 上 過 失 致 死 傷 罪 で 起 訴 され 禁 錮 2 年 ( 執 行 猶 予 3 年 )の 判 決 となった 現 住 建 造 物 等 放 火 被 告 上 告 審 判 決 白 石 中 央 病 院 火 災 事 故 第 一 審 判 決 ( 業 務 上 失 火 業 務 上 過 失 致 死 傷 消 防 法 違 反 被 告 ) 昭 和 55 年 3 月 25 日 昭 和 58 年 7 月 12 日 昭 和 54 年 11 月 28 日 昭 和 56 年 1 月 22 日 第 三 小 札 幌 札 幌 違 法 な 別 逮 捕 中 の 自 白 を 資 料 として 発 付 された 勾 留 状 による 勾 留 中 の 被 疑 者 に 対 する 消 防 職 員 の 質 問 調 書 の 証 拠 能 力 消 防 署 長 等 が 当 該 消 防 署 等 に 属 する 消 防 職 員 に 質 問 調 書 を 行 わせることと 消 防 法 第 32 条 第 1 項 消 防 署 長 等 が 放 火 又 は 失 火 の 罪 で 逮 捕 された 被 疑 者 に 対 し 検 察 官 送 致 後 に 質 問 調 書 を 行 うことと 消 防 法 第 35 条 の2 第 1 項 違 法 な 別 逮 捕 中 の 自 白 を 資 料 として 発 付 された 勾 留 状 による 勾 留 中 の 被 疑 者 に 対 する 消 防 職 員 の 質 問 調 書 の 証 拠 能 力 消 防 署 長 等 が 当 該 消 防 署 等 に 属 する 消 防 職 員 に 質 問 調 書 を 行 わせることと 消 防 法 第 32 条 第 1 項 消 防 署 長 等 が 放 火 又 は 失 火 の 罪 で 逮 捕 された 被 疑 者 に 対 し 検 察 官 送 致 後 に 質 問 調 書 を 行 うことと 消 防 法 第 35 条 の2 第 1 項 病 院 の 火 災 により 新 生 児 など4 名 が 焼 死 した 火 災 事 故 に ついて ボイラーマン 病 院 長 らの 過 失 が 認 められた 事 例 病 院 火 災 について 病 院 長 に 消 防 法 違 反 罪 のみ 有 罪 とし 病 院 長 の 業 務 上 過 失 責 任 を 否 定 し 第 一 審 判 決 を 破 棄 し た 事 例 本 は 昭 和 48 年 3 月 14 日 午 前 2 時 頃 市 兵 庫 区 会 下 山 町 において 現 に 人 の 居 住 している 木 造 トタン 葺 平 屋 建 家 屋 一 戸 約 33 平 方 メートルを 焼 損 させた 現 住 建 造 物 等 放 火 の である 被 告 人 は 一 審 判 決 を 不 服 として 控 訴 した 結 果 棄 却 の 判 決 となった 本 は 昭 和 48 年 3 月 14 日 午 前 2 時 頃 市 兵 庫 区 会 下 山 町 において 現 に 人 の 居 住 している 木 造 トタン 葺 平 屋 建 家 屋 一 戸 約 33 平 方 メートルを 焼 損 させた 現 住 建 造 物 等 放 火 の 上 告 審 判 決 である 被 告 人 は を 不 服 として 控 訴 した 結 果 棄 却 の 判 決 となった 昭 和 52 年 2 月 6 日 午 前 7 時 41 分 頃 木 造 旧 館 1 階 南 側 の 第 一 診 察 室 窓 下 小 壁 内 から 出 火 重 症 患 者 1 名 新 生 児 3 名 が 死 亡 し 2 名 が 負 傷 する 火 災 事 故 となった この 火 災 事 故 でボイラーマンが 業 務 上 失 火 罪 で 病 院 長 が 業 務 上 過 失 致 死 傷 罪 消 防 法 違 反 罪 で 常 務 理 事 が 業 務 上 過 失 致 死 傷 罪 で 起 訴 され ボイラーマンが 禁 錮 1 年 ( 実 刑 ) 病 院 長 が 禁 錮 1 年 ( 執 行 猶 予 2 年 ) 及 び 罰 金 5 万 円 常 務 理 事 が 禁 錮 1 年 ( 執 行 猶 予 2 年 )の 判 決 となった 本 は 昭 和 52 年 2 月 6 日 午 前 7 時 41 分 頃 木 造 旧 館 1 階 南 側 の 第 一 診 察 室 窓 下 小 壁 ないから 出 火 重 症 患 者 1 名 新 生 児 3 名 が 死 亡 2 名 の 負 傷 者 を 出 した 業 務 上 過 失 致 死 傷 等 の である 一 審 判 決 ではボイラーマンが 業 務 上 失 火 罪 で 禁 錮 1 年 ( 実 刑 ) 病 院 長 が 業 務 上 過 失 致 死 傷 罪 消 防 法 違 反 罪 で 禁 錮 1 年 ( 執 行 猶 予 2 年 ) 及 び 罰 金 5 万 円 常 務 理 事 が 業 務 上 過 失 致 死 傷 罪 で 禁 錮 1 年 ( 執 行 猶 予 2 年 )の 判 決 となった 3 名 は この 判 決 を 不 服 として 控 訴 したが ボイラーマンは 控 訴 棄 却 病 院 長 は 消 防 法 違 反 罪 のみ 有 罪 で 罰 金 1 万 円 常 務 理 事 は 一 審 差 し 戻 しの 判 決 となった 第 一 審 差 し 戻 し 後 第 一 審 判 決 昭 和 57 年 12 月 8 日 札 幌 入 院 患 者 ら6 名 が 死 傷 した について 病 院 の 経 営 管 理 事 務 を 実 質 的 に 掌 理 する 常 務 理 事 の 過 失 責 任 が 否 定 さ れた 事 例 本 は 昭 和 52 年 2 月 6 日 午 前 7 時 41 分 頃 木 造 旧 館 1 階 南 側 の 第 一 診 察 室 窓 下 小 壁 内 から 出 火 重 症 患 者 1 名 新 生 児 3 名 が 死 亡 2 名 の 負 傷 者 を 出 した 業 務 上 過 失 致 死 傷 等 の 第 一 審 差 し 戻 し 後 第 一 審 判 決 である 一 審 判 決 ではボイラーマンが 業 務 上 失 火 罪 で 禁 錮 1 年 ( 実 刑 ) 病 院 長 が 業 務 上 過 失 致 死 傷 罪 消 防 法 違 反 罪 で 禁 錮 1 年 ( 執 行 猶 予 2 年 ) 及 び 罰 金 5 万 円 常 務 理 事 が 業 務 上 過 失 致 死 傷 罪 で 禁 錮 1 年 ( 執 行 猶 予 2 年 )の 判 決 となった 3 名 は この 判 決 を 不 服 とし 控 訴 したが ボイラーマンは 控 訴 棄 却 ( 上 告 せず 刑 が 確 定 ) 病 院 長 は 消 防 法 違 反 罪 のみ 有 罪 で 罰 金 1 万 円 ( 上 告 せず 刑 が 確 定 ) 常 務 理 事 については 一 審 差 し 戻 しの 判 決 となった 一 審 差 し 戻 し 後 の 第 一 審 において 常 務 理 事 は 無 罪 の 判 決 となった

名 判 決 年 月 日 名 判 示 事 項 の 概 要 パブスナック エ ルアドロ 火 災 事 第 一 審 判 決 ( 業 務 上 過 失 致 死 傷 被 告 ) 昭 和 56 年 11 月 19 日 新 潟 雑 居 ビル 内 飲 食 店 の 経 営 者 及 び 店 長 に 防 火 防 災 対 策 の 義 務 懈 怠 を 認 めた 事 例 昭 和 53 年 3 月 10 日 午 前 0 時 9 分 頃 新 潟 県 新 潟 市 古 町 の 今 町 会 館 2 階 パブスナック エルアドロ の2 階 出 入 口 通 路 付 近 から 出 火 客 ら11 名 が 死 亡 3 名 が 負 傷 する 火 災 事 故 となった この 火 災 事 故 で パブスナック エルアドロ の 経 営 者 店 長 が 業 務 上 過 失 致 死 傷 罪 で 起 訴 され それぞれ 禁 錮 1 年 6 月 ( 執 行 猶 予 3 年 )の 判 決 となった 有 馬 温 泉 池 の 坊 満 月 城 火 災 第 一 審 判 決 ( 業 務 上 過 失 致 死 傷 被 告 ) 昭 和 53 年 12 月 25 日 旅 館 の 火 災 事 故 につき 旅 館 の 社 長 に 対 し 事 故 の 発 生 を 未 然 に 防 止 すべき 業 務 上 の 注 意 義 務 が 認 められた 事 例 昭 和 43 年 11 月 2 日 午 前 2 時 30 分 頃 旅 館 の2 階 木 造 部 分 から 出 火 30 名 が 死 亡 し 44 名 が 負 傷 する 火 災 事 故 となった この 火 災 事 故 で 防 火 管 理 者 である 有 限 会 社 池 の 坊 満 月 城 の 代 表 取 締 役 が 業 務 上 過 失 致 死 傷 罪 で 起 訴 さ れ 禁 錮 2 年 ( 執 行 猶 予 2 年 )の 判 決 となった 磐 梯 熱 海 盤 光 ホ テル 火 災 第 一 審 判 決 ( 業 務 上 過 失 致 死 傷 被 告 ) 昭 和 50 年 3 月 29 日 福 島 郡 山 支 部 ホテル 火 災 につき 防 火 管 理 者 に 業 務 上 過 失 致 死 傷 罪 が 認 められた 事 例 昭 和 44 年 2 月 5 日 午 後 9 時 頃 福 島 県 郡 山 市 の 磐 光 ホテル の 磐 光 パラダイス1 階 大 宴 会 場 の 控 室 におい て ダンサーらが 金 粉 ショーの 準 備 中 松 明 にベンジンを 浸 み 込 ませる 作 業 をしていた 際 燃 焼 中 の 石 油 ス トーブの 火 が 燃 え 移 って 火 災 となり 宿 泊 客 ら31 名 が 死 亡 し 多 数 の 負 傷 者 を 出 す 火 災 事 故 となった この 火 災 事 故 で 管 理 権 原 者 として 磐 梯 観 光 株 式 会 社 の 管 理 部 長 防 火 管 理 者 の 総 務 部 長 が 業 務 上 過 失 致 死 傷 罪 で 起 訴 され 防 火 管 理 者 の 総 務 部 長 は 禁 錮 2 年 ( 執 行 猶 予 2 年 )の 有 罪 判 決 同 管 理 部 長 は 無 罪 の 判 決 となった 昭 和 53 年 1 月 24 日 仙 台 ホテル 火 災 につき 防 火 管 理 者 に 業 務 上 過 失 致 死 傷 罪 が 認 められた 事 例 本 は 昭 和 44 年 2 月 5 日 午 後 9 時 頃 福 島 県 郡 山 市 の 磐 光 ホテル の 磐 光 パラダイス1 階 大 宴 会 場 の 控 室 において ダンサーらが 金 粉 ショーの 準 備 中 松 明 にベンジンを 浸 み 込 ませる 作 業 をしていた 際 燃 焼 中 の 石 油 ストーブの 火 が 燃 え 移 って 火 災 となり 宿 泊 客 ら31 名 が 死 亡 し 多 数 の 負 傷 者 を 出 した 業 務 上 過 失 致 死 傷 被 告 の である 防 火 管 理 者 の 総 務 部 長 は 一 審 判 決 を 不 服 として 控 訴 した 結 果 棄 却 の 判 決 となった 椿 グランドホテル 火 災 判 決 ( 業 務 上 過 失 致 死 傷 消 防 法 違 反 被 告 事 ) 昭 和 51 年 3 月 30 日 和 歌 山 地 方 裁 判 ホテル 火 災 につき 防 火 管 理 者 以 外 の 経 営 責 任 者 である 代 表 取 締 役 に 業 務 上 過 失 責 任 を 認 めた 事 例 昭 和 47 年 2 月 25 日 午 前 6 時 頃 和 歌 山 県 白 浜 町 の 椿 グランドホテル の 中 央 館 3 階 の 宴 会 場 紀 州 の 間 配 膳 室 付 近 から 出 火 宿 泊 客 ら3 名 が 死 亡 し 4 名 が 負 傷 する 火 災 事 故 となった この 火 災 事 故 で 株 式 会 社 椿 グランドホテルの 代 表 取 締 役 が 業 務 上 過 失 致 死 傷 罪 消 防 法 違 反 罪 で 起 訴 さ れ 禁 錮 10 月 ( 執 行 猶 予 2 年 ) 及 び 罰 金 10 万 円 の 判 決 となった

名 判 決 年 月 日 名 判 示 事 項 の 概 要 措 置 命 令 違 反 等 被 告 昭 和 50 年 12 月 26 日 甲 府 人 名 危 険 のある 鉄 骨 造 8 階 建 物 品 販 売 店 舗 の 関 係 者 が 消 防 法 第 5 条 の 使 用 禁 止 命 令 に 従 わなかったため 処 罰 さ れた 事 例 建 築 同 意 を 受 けていない 鉄 骨 造 8 階 建 物 品 販 売 店 舗 について 火 災 の 予 防 上 必 要 がありかつ 火 災 が 発 生 し たならば 人 命 危 険 があるとして 同 建 築 物 の 使 用 禁 止 命 令 を 発 動 したが 同 命 令 の 猶 予 期 間 が 経 過 した 後 も 使 用 していたことから 轄 消 防 長 が 消 防 法 第 5 条 命 令 違 反 として 同 物 品 販 売 店 舗 の 関 係 者 を 告 発 懲 役 6 月 ( 執 行 猶 予 3 年 )の 判 決 となつた 措 置 命 令 違 反 等 被 告 昭 和 48 年 4 月 10 日 人 名 危 険 のある 木 造 3 階 建 共 同 住 宅 の 関 係 者 が 消 防 法 第 5 条 の 使 用 禁 止 命 令 に 従 わなかったため 処 罰 された 事 例 建 築 主 事 の 確 認 を 受 けない 木 造 3 階 建 共 同 住 宅 について 火 災 が 発 生 したならば 人 命 危 険 があるとして3 階 以 上 の 居 室 を 使 用 し 又 は 使 用 させてはならない 旨 の 命 令 を 発 動 したが 同 命 令 の 猶 予 期 間 が 経 過 した 後 も 居 室 として 使 用 させていたことから 轄 消 防 署 長 が 消 防 法 第 5 条 命 令 違 反 として 同 共 同 住 宅 の 関 係 者 を 告 発 懲 役 4 月 ( 執 行 猶 予 2 年 ) 及 び 罰 金 3 万 円 の 判 決 となつた 国 鉄 京 都 駅 火 災 上 告 審 判 決 ( 業 務 上 失 火 被 告 ) 第 一 審 及 び 第 二 審 判 例 の 抜 粋 を 含 む 昭 和 33 年 7 月 25 日 第 二 小 刑 法 第 117 条 の2 前 段 の 業 務 上 失 火 罪 における 業 務 の 意 義 本 は 昭 和 25 年 11 月 18 日 午 前 4 時 15 分 頃 国 有 鉄 道 京 都 駅 旧 本 屋 の 階 上 の 食 堂 の 更 衣 室 における 電 気 アイロンの 通 電 状 態 のままの 放 置 による 過 熱 により 出 火 旧 本 屋 3,828m2を 焼 失 した 業 務 上 失 火 の 上 告 審 判 決 である 夜 警 業 務 従 事 者 は 控 訴 審 の 判 決 を 不 服 として 上 告 した 結 果 棄 却 の 判 決 となった

名 判 決 年 月 日 名 判 示 事 項 の 概 要 使 用 禁 止 命 令 取 消 審 査 請 求 昭 和 60 年 10 月 7 日 市 長 処 分 庁 が 審 査 請 求 人 に 対 して 行 った 使 用 禁 止 命 令 の 取 消 審 査 請 求 がなされた 審 査 請 求 人 が 有 する 特 別 養 護 院 には 消 防 法 第 17 条 第 1 項 の 規 定 に 基 づく 消 防 用 設 備 等 の 設 置 義 務 が あり 再 三 にわたる 消 防 署 の 指 導 にもかかわらずこれを 設 置 しないため 消 防 長 が 消 防 用 設 備 等 の 設 置 命 令 を 発 したが 履 行 期 限 を 経 過 しても 設 置 しないため 消 防 法 第 5 条 の 規 定 に 基 づき 使 用 禁 止 命 令 を 発 動 し た 同 処 分 を 不 服 として 市 長 に 対 し 使 用 禁 止 命 令 取 消 審 査 請 求 をした この 結 果 市 長 は 審 査 請 求 を 棄 却 した 不 作 為 違 法 確 認 請 求 昭 和 50 年 9 月 12 日 消 防 法 第 11 条 第 2 項 の 危 険 物 取 扱 変 更 許 可 処 分 につ き 隣 接 住 民 の 同 意 書 を 提 出 すべき 旨 の 附 款 が 違 法 とさ れた 事 例 危 険 物 給 油 取 扱 の 変 更 許 可 申 請 に 対 し 市 長 が 後 に 近 隣 住 民 の 同 意 書 を 提 出 する 旨 の 念 書 を 提 出 させ たうえで 変 更 許 可 書 及 びその 写 しを 作 成 し 写 しを 交 付 した その 後 同 意 書 を 求 められたため 既 に 変 更 許 可 処 分 は 存 在 し 効 力 を 有 してること 近 隣 住 民 の 同 意 書 を 提 出 する 義 務 はないことの 確 認 を 求 めるとともに 変 更 許 可 申 請 以 後 に 行 われた 設 置 許 可 申 請 について 同 意 書 不 提 出 として 許 可 処 分 しない 不 作 為 について 違 法 の 確 認 を 求 めた その 結 果 原 告 に 対 してなした 変 更 許 可 処 分 は 存 在 し 効 力 を 有 し 近 隣 住 民 の 同 意 書 を 提 出 する 義 務 は 存 在 しないと 確 認 された また 設 置 許 可 申 請 に 対 し 何 らかの 処 分 をしないのは 違 法 であると 確 認 された 昭 和 52 年 10 月 28 日 消 防 法 第 11 条 第 2 項 の 危 険 物 取 扱 変 更 許 可 処 分 に 付 された 隣 接 住 民 の 同 意 書 を 提 出 すべき 旨 の 附 款 が 違 法 とされた 事 例 危 険 物 給 油 取 扱 の 変 更 許 可 申 請 に 対 し 市 長 が 後 に 近 隣 住 民 の 同 意 書 を 提 出 する 旨 の 念 書 を 提 出 させ たうえで 変 更 許 可 書 及 びその 写 しを 作 成 し 写 しを 交 付 した その 後 同 意 書 を 求 められたため 既 に 変 更 許 可 処 分 は 存 在 し 効 力 を 有 してること 近 隣 住 民 の 同 意 書 を 提 出 する 義 務 はないことの 違 法 確 認 を 求 めると 共 に 変 更 許 可 申 請 後 に 行 われた 設 置 許 可 申 請 について 同 意 書 不 提 出 により 許 可 処 分 しない 不 作 為 につい て 違 法 の 確 認 を 求 めた 第 一 審 では 変 更 許 可 処 分 に 効 力 があること 同 意 書 の 提 出 義 務 がないことが 確 認 され 設 置 許 可 申 請 に 対 する 処 分 の 留 保 は 違 法 であると 確 認 された この 判 決 を 不 服 として 市 長 は 給 油 取 扱 の 場 合 施 設 自 体 は 技 術 上 の 基 準 に 適 合 していても 近 隣 住 民 の 生 活 環 境 や 農 業 水 利 等 に 与 える 影 響 は 大 きい 場 合 が あるため その 設 置 変 更 の 許 可 処 分 にあたり 必 要 な 附 款 を 付 することは 許 されなければならず 変 更 許 可 処 分 に 付 された 附 款 は 条 例 に 根 拠 を 有 し 有 効 であるとして 控 訴 した その 結 果 本 は 消 防 法 上 の 許 可 であり 主 張 の 法 的 解 釈 が 許 されないとして 棄 却 された 請 求 昭 和 57 年 7 月 15 日 第 消 防 法 第 11 条 第 1 項 の 規 定 に 基 づく 給 油 取 扱 変 更 許 可 処 分 が 処 分 として 有 効 に 成 立 しないとされた 事 例 消 防 法 第 11 条 第 1 項 の 規 定 に 基 づく 給 油 取 扱 変 更 許 可 処 分 を 前 提 とする 灯 油 等 専 用 一 般 取 扱 設 置 許 可 申 請 にかかる 庁 の 不 作 為 の 違 法 確 認 の 訴 えが 変 更 許 可 処 分 の 不 存 在 を 理 由 として 却 下 された 事 例 消 防 法 第 11 条 第 1 項 の 規 定 に 基 づく 給 油 取 扱 変 更 許 可 処 分 につき 隣 接 住 民 の 同 意 書 を 提 出 する 義 務 の 不 存 在 確 認 の 訴 えが 変 更 許 可 処 分 の 不 存 在 を 理 由 として 却 下 された 事 例 危 険 物 給 油 取 扱 の 変 更 許 可 申 請 に 対 し 市 長 が 後 に 近 隣 住 民 の 同 意 書 を 提 出 する 旨 の 念 書 を 提 出 させ たうえで 変 更 許 可 書 及 びその 写 しを 作 成 し 写 しを 交 付 した その 後 同 意 書 を 求 められたため 既 に 変 更 許 可 処 分 は 存 在 し 効 力 を 有 してること 近 隣 住 民 の 同 意 書 を 提 出 する 義 務 はないことの 違 法 確 認 を 求 めると 共 に 変 更 許 可 申 請 後 に 行 われた 設 置 許 可 申 請 について 同 意 書 不 提 出 により 許 可 処 分 しない 不 作 為 につい て 違 法 の 確 認 を 求 めた 第 一 審 では 変 更 許 可 処 分 に 効 力 があること 同 意 書 の 提 出 義 務 がないことが 確 認 され 設 置 許 可 申 請 に 対 する 処 分 の 留 保 は 違 法 であるとされた 控 訴 審 では 市 長 の 主 張 する 法 的 解 釈 は 許 されないとして 棄 却 された 市 長 は この 判 決 を 不 服 として 上 告 した その 結 果 1 許 可 処 分 そのものは 隣 接 住 民 の 同 意 書 の 提 出 をまって 行 うこととされ その 後 状 態 に 変 動 が ない 以 上 有 効 な 許 可 処 分 は 存 在 していないという 他 はなく 本 変 更 許 可 処 分 の 存 在 及 びその 効 力 の 確 認 を 求 める 部 分 は 理 由 がない 2 変 更 許 可 処 分 自 体 が 存 在 しないことから 違 法 確 認 と 求 める 訴 えの 利 益 はなく 不 適 法 として 却 下 すべきものである 3 許 可 処 分 自 体 が 存 在 しないことは 同 意 書 の 提 出 する 義 務 が 存 在 しないことの 確 認 を 求 める 訴 えも 利 益 はなく 却 下 を 免 れないとして 原 判 決 を 破 棄 し 第 一 審 判 決 を 取 消 しかつ 確 認 請 求 を 棄 却 した

名 判 決 年 月 日 名 判 示 事 項 の 概 要 異 議 申 立 却 下 決 定 取 消 等 請 求 事 昭 和 57 年 7 月 15 日 都 道 府 県 知 事 は 市 町 村 の 都 市 計 画 決 定 に 関 し 不 服 審 査 法 第 5 条 第 1 項 第 1 号 にいう 上 級 庁 に 当 たら ないとした 事 例 知 事 に 提 出 された 市 の 決 定 した 都 市 計 画 に 対 する 審 査 請 求 書 は 知 事 は 市 の 上 級 庁 でないとして そ れを 市 に 対 する 異 議 申 立 書 と 判 断 して 市 へ 送 付 した 処 分 及 びこれを 受 けて 市 が 異 議 申 立 てを 却 下 した 処 分 を 違 法 として これらの 取 消 しを 求 めた 第 一 審 では 市 の 都 市 計 画 の 決 定 について 知 事 は 不 服 審 査 法 第 5 条 第 1 項 第 1 号 にいう 上 級 庁 に 当 たらないとした この 判 決 を 不 服 としてとして 原 告 が 控 訴 した その 結 果 知 事 は 市 の 都 市 計 画 の 決 定 に 関 して 上 級 庁 ではなく また 決 定 に 関 し 審 査 請 求 をなし うる 旨 の 法 律 の 定 めもないから 審 査 庁 にはなり 得 ず 審 査 請 求 書 を 送 付 した 知 事 の 措 置 は 妥 当 で 審 査 請 求 に 対 する 却 下 処 分 と 認 められない また 市 が 異 議 申 立 てとして 審 理 したうえで 却 下 した 処 分 も 適 法 であ り 棄 却 決 定 を 取 消 すべき 理 由 はないとして 棄 却 した 消 防 用 設 備 等 設 置 命 令 取 消 審 査 請 求 消 防 用 設 備 等 設 置 命 令 取 消 請 求 昭 和 53 年 4 月 12 日 昭 和 56 年 4 月 1 日 消 防 長 処 分 庁 が 審 査 請 求 人 に 対 して 行 ったスプリンクラー 設 備 設 置 命 令 の 取 消 審 査 請 求 がなされた 処 分 庁 が 原 告 に 対 しなしたスプリンクラー 設 備 設 置 命 令 の 取 消 請 求 がなされた 消 防 法 の 改 正 により スプリンクラー 設 備 を 設 置 する 義 務 がある 事 業 がスプリンクラー 設 備 を 設 置 しなかっ たため 消 防 署 長 が 設 置 命 令 を 発 したが 事 業 主 は 同 処 分 を 不 服 として 消 防 長 に 対 し 設 置 命 令 の 取 消 しを 求 める 審 査 請 求 を 行 ったもの この 結 果 消 防 長 は 審 査 請 求 を 棄 却 した 消 防 法 改 正 により スプリンクラー 設 備 を 設 置 する 義 務 があるのに 設 置 しなかったため 消 防 署 長 から 設 置 するよう 命 令 されたことから 同 処 分 を 不 服 として 消 防 長 に 対 し 処 分 の 取 消 しを 求 める 審 査 請 求 をしたが 棄 却 された そのため 改 正 消 防 法 の 規 定 は 違 憲 であるとして 消 防 署 長 が 行 った 設 置 命 令 の 取 消 しを 求 めたが 原 告 から 命 令 を 履 行 する 意 思 があり 取 り 下 げ 書 が 提 出 され 訴 訟 が 終 了 した 異 議 申 立 却 下 決 定 取 消 等 請 求 事 昭 和 55 年 10 月 31 日 不 服 審 査 法 第 5 条 第 1 項 第 1 号 にいう 上 級 庁 の 当 たるための 要 都 道 府 県 知 事 は 市 町 村 の 都 市 計 画 決 定 に 関 し 不 服 審 査 法 第 5 条 第 1 項 第 1 号 にいう 上 級 庁 に 当 たらないとした 事 例 知 事 に 提 出 された 市 の 決 定 した 都 市 計 画 に 対 する 審 査 請 求 書 は 知 事 は 市 の 上 級 官 庁 でないとして それを 市 に 対 する 異 議 申 立 書 と 判 断 して 市 へ 送 付 した 処 分 及 びこれを 受 けて 市 が 異 議 申 立 てを 却 下 した 処 分 を 違 法 として これらの 取 消 しを 求 めた この 結 果 知 事 は 都 市 計 画 決 定 について 不 服 審 査 法 第 5 条 にいう 上 級 庁 には 該 当 せず 知 事 に 審 査 請 求 をすることはできない また 知 事 がした 送 付 行 為 は 抗 告 訴 訟 の 対 象 となる 処 分 とはい えないとして 棄 却 された 差 押 処 分 取 消 請 求 昭 和 54 年 7 月 20 日 第 権 限 委 任 の 場 合 における 受 任 庁 のした 処 分 の 取 消 を 求 める 訴 えの 被 告 適 格 知 事 の 権 限 の 委 任 を 受 けた 府 税 事 務 長 が 滞 納 を 理 由 に 行 った 差 押 処 分 の 取 消 しを 求 めたもの 第 一 審 及 び 控 訴 審 で 却 下 されたことを 不 服 として 上 告 した この 結 果 差 押 処 分 は 府 税 事 務 長 が 委 任 を 受 けた 権 限 に 基 づいて 行 ったものであるから 処 分 の 取 消 しを 求 める 訴 えは 同 事 務 長 を 被 告 とすべきであるとし 棄 却 された

名 判 決 年 月 日 名 判 示 事 項 の 概 要 処 分 取 消 等 請 求 昭 和 54 年 4 月 16 日 長 崎 危 険 物 の 規 制 に 関 する 政 令 第 3 条 に 基 づき 屋 内 給 油 取 扱 として 設 置 の 許 可 を 受 けた 施 設 につき これを 屋 外 給 油 本 原 告 は 設 置 許 可 に 基 づき 給 油 取 扱 の 建 設 に 着 工 したが 許 可 内 容 と 異 なる 工 事 をする 必 要 が 生 じ 取 扱 とする 等 の 変 更 を 加 えて 工 事 を 完 成 させたが 変 たことから 変 更 許 可 申 請 するとともに 工 事 を 続 行 した その 後 完 成 検 査 を 受 けたが 許 可 内 容 のとおり 完 成 更 についての 許 可 を 得 ていない 場 合 において 市 長 の 消 されていないために 完 成 検 査 済 証 が 交 付 されず また 変 更 許 可 申 請 については 技 術 基 準 に 適 合 していな 防 法 第 11 条 第 5 項 に 基 づく 完 成 検 査 済 証 を 交 付 しない 処 いために 不 許 可 処 分 となったため 本 処 分 が 違 法 であるとして 処 分 の 取 消 しと 精 神 的 苦 痛 を 蒙 ったとして 慰 分 が 適 法 とされた 事 例 謝 料 の 請 求 を 求 めた 屋 外 給 油 取 扱 への 変 更 許 可 申 請 者 が 取 扱 に 隣 接 その 結 果 完 成 検 査 済 証 不 交 付 及 び 変 更 許 可 申 請 に 対 する 不 許 可 処 分 は 適 法 であるとされ 請 求 はいず するLPガススタンドとの 間 に 設 置 した 塀 は 危 険 物 の 規 制 れも 棄 却 された に 関 する 政 令 第 17 条 第 1 項 第 13 号 の 設 置 基 準 に 適 合 して いないとして 申 請 を 不 許 可 にした 処 分 が 適 法 とされた 事 例 裁 決 取 消 並 びに 審 査 請 求 棄 却 処 分 取 消 請 求 上 告 昭 和 48 年 6 月 21 日 第 審 査 請 求 期 間 経 過 後 の 審 査 請 求 に 対 し 実 体 審 理 の 上 に なされた 棄 却 の 裁 決 は 恩 給 法 15 条 ノ2の 審 査 請 求 ニ 対 スル 裁 決 に 当 たるか 恩 給 裁 定 の 異 議 申 立 ての 決 定 を 不 服 として 審 査 請 求 期 間 を 経 過 した 後 に 同 裁 決 の 取 消 しを 求 めた 審 査 請 求 に 対 して 審 理 を 行 い 裁 決 が 下 された この 裁 決 も 不 服 として また 異 議 申 立 ての 決 定 書 に 審 査 請 求 期 間 の 教 示 がなかったことから 同 期 間 を 経 過 したことの 不 利 益 を 課 すことはできないとして 裁 決 の 取 消 しを 求 めるとともに 恩 給 裁 定 の 取 り 消 しを 求 めた 第 一 審 及 び 控 訴 審 ともに 審 査 請 求 期 間 を 経 過 した 審 査 請 求 に 対 して 実 質 的 に 判 断 を 下 したことは 違 法 で あり この 審 査 請 求 は 適 法 でないとして 却 下 した この 判 決 を 不 服 として 上 告 した その 結 果 審 査 請 求 が 法 定 の 期 間 を 経 過 した 後 に 行 われた 不 適 法 なものである 場 合 本 来 裁 決 において 却 下 を 免 れないものであり この 請 求 に 対 し 審 理 したうえで 行 った 裁 決 は 審 査 請 求 ニ 対 スル 裁 決 に 当 た らないとして 棄 却 した 更 正 処 分 取 消 等 請 求 昭 和 45 年 2 月 25 日 審 査 裁 決 庁 は 訴 訟 の 出 訴 期 間 の 教 示 義 務 があるか 審 査 請 求 に 対 する 裁 決 の 内 容 に 得 を 過 大 に 認 定 した 違 法 があるとして 裁 決 書 の 送 付 後 3ヶ 月 以 上 経 過 した 後 に 更 正 処 分 の 取 消 しについて 提 訴 した また 裁 決 書 には 訴 訟 の 出 訴 期 間 が 教 示 なされていな かったことから 出 訴 期 間 が 経 過 したことを 知 らずにした 提 訴 は 適 法 であると 主 張 した この 結 果 訴 訟 の 管 轄 や 出 訴 機 関 等 について 教 示 すべき 法 律 上 の 義 務 はないとして 却 下 した 処 分 取 消 請 求 昭 和 36 年 7 月 14 日 青 森 甲 庁 の 委 任 に 基 づき 乙 庁 のした 処 分 に 対 する 不 服 申 し 立 てすべき 庁 知 事 から 県 税 の 賦 課 徴 収 に 関 する 権 限 の 委 任 を 受 けていた 県 税 事 務 長 が 行 った 不 動 産 に 対 する 差 押 処 分 及 び 同 処 分 に 対 する 異 議 申 立 てへの 決 定 は 違 法 であるとして 同 処 分 及 び 原 告 の 異 議 申 立 てを 棄 却 した 決 定 の 取 消 を 求 めた その 結 果 知 事 から 委 任 を 受 けて 実 際 に 本 処 分 をした 県 税 事 務 長 を 相 手 方 として 異 議 申 立 てを し 訴 えを 提 起 すべきであり 知 事 は 当 事 者 適 格 を 欠 くとして 却 下 された