あの時の自分の過ちを 償いたいと と書 いてあった ロビーが ブライオニーを許すこ とができないのは当然 だが その手紙を読ん でロビーが思い出した 若き日のブライオニー とのエピソードは そ れ は 私 が危険な目に遭ったら 助けてくれる との 言葉を試すかのように 自ら川の中に飛び込ん でいったブライオニー 第 3 章 十 人 十 色 の 生 き 方 を 描 く の常軌を逸した行動だ った あの行動をみて も ブライオニーがか なり変わった少女だっ たことは明らかだが ブライオニー は今 セシーリアと同じく看護師を目指したブライオニーは 今ロンドンの病院で見習い をしていたが 書くことが大好きなブライオニーは毎晩ある物語を書き綴っていた それはきっと自分のあの過ちをどう償うのかをテーマとした物語だろうが さてその 展開は 第3部は あの事件から5年後 1 8歳となったブライオニーの心の葛藤ぶりを示す 2つのエピソードが描かれる その第1は あの事件の真犯人は誰かというミステリ 310 いずれも秀作ぞろいのアカデミー賞受賞作