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Ⅰ 調 査 の 概 要 1 目 的 義 務 教 育 の 機 会 均 等 その 水 準 の 維 持 向 上 の 観 点 から 的 な 児 童 生 徒 の 学 力 や 学 習 状 況 を 把 握 分 析 し 教 育 施 策 の 成 果 課 題 を 検 証 し その 改 善 を 図 るもに 学 校 におけ

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その 他 事 業 推 進 体 制 平 成 20 年 3 月 26 日 に 石 垣 島 国 営 土 地 改 良 事 業 推 進 協 議 会 を 設 立 し 事 業 を 推 進 ( 構 成 : 石 垣 市 石 垣 市 議 会 石 垣 島 土 地 改 良 区 石 垣 市 農 業 委 員 会 沖 縄 県 農

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スライド 1

第 一 子 ども 子 育 て 支 援 の 意 義 に 関 する 事 項 子 どもの 最 善 の 利 益 が 実 現 される 社 会 を 目 指 すとの 考 え 方 を 基 本 とする 障 害 疾 病 虐 待 貧 困 など 社 会 的 な 支 援 の 必 要 性 が 高 い 子 どもやその 家 族 を

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公 的 年 金 制 度 について 制 度 の 持 続 可 能 性 を 高 め 将 来 の 世 代 の 給 付 水 準 の 確 保 等 を 図 るため 持 続 可 能 な 社 会 保 障 制 度 の 確 立 を 図 るための 改 革 の 推 進 に 関 する 法 律 に 基 づく 社 会 経 済 情

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16 日本学生支援機構

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34 県 立 鶴 岡 工 業 高 等 校 ( 全 日 制 ) 工 業 科 ( 機 械 科 電 気 電 子 科 情 報 通 信 科 建 築 科 環 境 化 科 ) 次 のいずれかに 該 当 する 1 文 化 的 活 動 や 体 育 的 活 動 において 地 区 大 会 を 経 て 県 大 会 に 出

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容 積 率 制 限 の 概 要 1 容 積 率 制 限 の 目 的 地 域 で 行 われる 各 種 の 社 会 経 済 活 動 の 総 量 を 誘 導 することにより 建 築 物 と 道 路 等 の 公 共 施 設 とのバランスを 確 保 することを 目 的 として 行 われており 市 街 地 環

第2分野 男女共同参画の視点に立った社会制度・慣行の見直し、意識の改革

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書類番号9 23年度区長施策要望

参 考 様 式 再 就 者 から 依 頼 等 を 受 けた 場 合 の 届 出 公 平 委 員 会 委 員 長 様 年 月 日 地 方 公 務 員 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 261 号 ) 第 38 条 の2 第 7 項 規 定 に 基 づき 下 記 のとおり 届 出 を します この

職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 () 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 ( 年 月 日 現 在 ) 一 般 行 政 職 平 均 給 与 月 額 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 平 均 給 与 月 額

Ⅰ 元 請 負 人 を 社 会 保 険 等 加 入 建 設 業 者 に 限 定 平 成 28 年 10 月 1 日 以 降 に 入 札 公 告 指 名 通 知 随 意 契 約 のための 見 積 依 頼 を 行 う 工 事 から 以 下 に 定 める 届 出 の 義 務 ( 以 下 届 出 義 務 と

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1. 業 務 目 的 豊 見 城 市 においては スポーツコンベンションによる 地 域 振 興 を 目 標 として 掲 げ 2020 年 東 京 オリンピック パラリンピック( 以 下 オリ パラ)の 開 催 に 連 動 し た より 具 体 的 な 振 興 方 策 として オリ パラ 競 技 団

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子 どもたちのバランスのよい 育 ちを 目 指 して 今 回 の 調 査 では 世 帯 年 収 が 減 って 家 計 の 厳 しさが 増 すなかで 保 護 者 が 子 どもたちの の 費 用 を 減 らしている 実 態 が 明 らかになりました 教 育 費 に 対 して 重 い 負 担 感 を 感

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(5) 給 与 改 定 の 状 況 事 委 員 会 の 設 置 なし 1 月 例 給 事 委 員 会 の 勧 告 民 間 給 与 公 務 員 給 与 較 差 勧 告 A B A-B ( 改 定 率 ) 給 与 改 定 率 ( 参 考 ) 国 の 改 定 率 24 年 度 円 円 円 円 ( ) 改

資料2 利用者負担(保育費用)

第 8 条 本 協 議 会 における 研 修 は 以 下 のとおりとする (1) 座 学 研 修 農 業 講 座 や 先 進 農 家 視 察 など 農 業 経 営 基 礎 講 座 やその 他 担 い 手 のための 研 修 会 等 への 参 加 など 年 24 回 程 度 とする (2) 実 務 研

とする (1) 多 重 債 務 や 過 剰 債 務 を 抱 え 返 済 が 困 難 になっている 人 (2) 債 務 整 理 を 法 律 専 門 家 に 依 頼 した 直 後 や 債 務 整 理 途 上 の 人 (3) 収 入 よりも 生 活 費 が 多 くお 金 が 不 足 がちで 借 金 に 頼

Transcription:

北 海 道 通 学 合 宿 ガイドブック

はじめに 近 年 家 庭 や 地 域 の 教 育 力 の 低 下 が 指 摘 される 中 本 道 の 子 どもたちについては 各 機 関 によるこれ までの 様 々な 調 査 結 果 から 学 力 や 体 力 に 課 題 があることが 明 らかになっており その 要 因 の 一 つとして 基 本 的 な 生 活 習 慣 が 十 分 身 に 付 いていないことが 考 えられております こうした 状 況 を 踏 まえ 本 道 の 次 代 を 担 う 子 どもたちが 変 化 の 激 しい 社 会 において 自 立 し 生 きてい くために 必 要 な 様 々な 力 をはぐくむには 学 校 家 庭 地 域 がそれぞれの 役 割 を 発 揮 しながら 相 互 に 連 携 し 一 体 となって 取 り 組 むことが 必 要 と 考 えております このため 北 海 道 教 育 委 員 会 では 平 成 23 年 度 より 3 年 間 子 どもの 望 ましい 生 活 習 慣 定 着 事 業 を 実 施 し 1 親 子 で 毎 日 の 生 活 習 慣 を 記 録 し 生 活 リズムの 改 善 を 図 る 生 活 リズムチェックシート の 開 発 と 活 用 2 公 民 館 等 に 宿 泊 しながら 通 学 し 望 ましい 生 活 習 慣 の 定 着 を 図 る 通 学 合 宿 の2つの 具 体 的 なアプローチにより 子 どもたちの 課 題 解 決 を 図 ってまいりました 特 に 実 施 にあたっては 関 係 機 関 や 有 識 者 による 望 ましい 生 活 習 慣 定 着 推 進 事 業 検 討 会 議 から 御 意 見 をいただきながら 各 地 域 において 学 校 家 庭 地 域 行 政 が 一 体 となった 取 組 の 充 実 が 図 ら れるよう 事 業 を 推 進 してきたところです 通 学 合 宿 は 子 どもたちの 生 活 習 慣 の 改 善 や 生 きる 力 の 育 成 を 図 るとともに 家 庭 や 地 域 の 教 育 力 向 上 が 期 待 できることから 全 国 各 地 で 取 り 組 まれてきた 事 例 等 を 参 考 に 道 内 19 市 町 村 にお いて 独 自 のモデル 事 業 を 展 開 してその 効 果 を 明 らかにし 通 学 合 宿 が 道 内 各 地 で 一 層 取 り 組 まれる よう 努 めてまいりました そして この 度 通 学 合 宿 の 流 れやプログラム 例 成 果 などをまとめ 北 海 道 通 学 合 宿 ガ イドブック を 作 成 しました 今 年 度 でモデル 事 業 は 終 了 いたしますが この 北 海 道 通 学 合 宿 ガイドブック を 御 高 覧 いただ き 今 後 の 道 内 の 市 町 村 における 取 組 に 役 立 てていただければ 幸 いです 最 後 に 本 事 業 に 熱 心 にお 取 り 組 みいただきました 市 町 村 教 育 委 員 会 及 び 小 中 学 校 の 皆 様 をはじめ 御 協 力 いただきました 関 係 機 関 等 の 皆 様 方 に 対 して 心 より 感 謝 を 申 し 上 げます 平 成 26 年 1 月 北 海 道 教 育 庁 生 涯 学 習 推 進 局 生 涯 学 習 課 長 浅 井 真 介

Ⅰ 通 学 合 宿 とは 通 学 合 宿 とは 子 どもたちが 親 元 を 離 れ 公 民 館 などの 社 会 教 育 施 設 に 一 定 期 間 宿 泊 をし ながら 通 学 する 取 組 です その 始 まりは 福 岡 県 庄 内 市 において 昭 和 58 年 に 実 施 した 通 学 キャンプ と 言 われて おり 平 成 13 年 度 の 国 庫 補 助 事 業 余 裕 教 室 を 活 用 した 地 域 ふれあい 交 流 事 業 の 活 動 メ ニューとなったことなどから 全 国 に 広 がりました 通 学 合 宿 は 子 どもの 生 活 体 験 を 豊 かにすると 同 時 に 地 域 の 大 人 の 参 画 を 得 て 実 施 する ことにより 地 域 の 教 育 力 を 高 める 活 動 として 各 地 で 取 り 組 まれています 子 どもたちが 変 化 の 激 しい 社 会 において 自 立 して 生 きていくためには 基 礎 的 基 本 的 な 知 識 技 能 やそれらを 活 用 できる 力 を 育 成 することが 必 要 です そこで 北 海 道 教 育 委 員 会 では 通 学 合 宿 の 効 果 に 着 目 し 家 庭 における 望 ましい 生 活 習 慣 の 定 着 と それを 支 える 子 どもを 核 とした 温 もりある 地 域 コミュニティの 再 生 を 図 ることを 目 的 として 通 学 合 宿 モデル 事 業 を 実 施 しました - 1 -

通 学 合 宿 のねらい 子 どもたちへのねらい 炊 事 や 洗 濯 掃 除 など 身 の 回 りの 日 常 生 活 に 関 わることを 子 どもたちが 協 力 して 行 うことに より 日 常 生 活 の 技 能 や 自 立 心 協 調 性 を 高 めるとともに 望 ましい 生 活 習 慣 の 定 着 を 図 ります 地 域 保 護 者 へのねらい 子 どもたちや 保 護 者 と 地 域 の 結 び 付 きを 強 め 地 域 全 体 で 子 どもを 育 てる 機 運 を 醸 成 するとと もに 住 民 の 地 域 活 動 への 主 体 的 な 参 加 参 画 を 促 し 地 域 の 教 育 力 の 向 上 を 図 ります 通 学 合 宿 の 効 果 子 どもたちへの 効 果 参 加 者 からは 新 しい 友 だちができ 交 流 が 深 まった 働 くことや 協 力 することの 大 切 さを 理 解 できた 規 則 正 しい 生 活 習 慣 が 身 についた などの 感 想 が 得 られており 生 活 体 験 や 多 様 な 人 間 関 係 異 世 代 との 交 流 などの 経 験 により 生 活 習 慣 自 主 性 自 律 性 協 調 性 社 会 性 が 身 に 付 くなど 様 々な 効 果 が 期 待 できます 地 域 保 護 者 への 効 果 子 どもと 地 域 の 人 たちとのあいさつや 会 話 が 増 えた 学 校 と 地 域 の 連 携 が 深 まった 地 域 みんなで 子 どもを 育 てる 意 識 が 高 まった 住 民 同 士 のつながりができた などの 感 想 が 得 ら れており 地 域 コミュニティの 再 生 や 実 効 性 がある 活 動 組 織 づくりなどの 効 果 が 期 待 できます また 保 護 者 に 子 育 てについて 学 ぶ 機 会 を 提 供 することにより 家 庭 の 教 育 力 向 上 などの 効 果 も 期 待 できます 生 きる 力 をはぐくむ 通 学 合 宿 道 教 委 の 取 組 から 同 一 の 参 加 者 に 対 して 通 学 合 宿 を 年 間 2 回 実 施 するモデル 事 業 の 全 地 域 で IKR 評 定 を 活 用 し 子 どもの 変 容 を 調 査 した 結 果 ある 地 域 で 次 のような 結 果 となりました 自 分 からすすんで 何 でもやる 5. 3 5.3 5.2 5.1 5.1 5.1 5 4. 9 4.9 4. 8 4. 7 先 を 見 通 して 自 分 で 計 画 が 立 てられる 4.8 4.8 4.6 4.5 4.4 4.4 4.2 4.1 4 3.8 3.6 人 のために 何 かをしてあげる のが 好 きだ 5.3 5.3 5.2 5.2 5.1 5 4.9 4.8 4.7 4.9 5.0 1 回 目 前 1 回 目 後 2 回 目 前 2 回 目 後 子 どもIKR 評 定 用 紙 生 (I)き(K)る(R) 力 を 測 る 調 査 子 どもIKR 評 定 用 紙 とは 生 きる 力 の 変 容 を 測 定 するために 開 発 されたアンケートです 生 きる 力 を 心 理 的 社 会 的 能 力 徳 育 的 能 力 身 体 的 能 力 の 三 つの 指 標 に 分 類 し さらに 14 指 標 に 分 類 した 評 定 用 紙 で 通 学 合 宿 の 事 前 事 後 に 実 施 することにより 子 どもたちの 心 や 体 の 変 容 を 分 析 し 明 らかにするものです 上 図 は 28 項 目 からなる 簡 易 版 を 活 用 し モデル 事 業 に 参 加 した 子 どもに 対 し 1 回 目 の 事 業 実 施 前 から 2 回 目 の 事 業 終 了 後 まで 計 4 回 アンケート 調 査 し 数 値 が 向 上 した 項 目 のグラフです IKR 評 定 の 詳 しい 内 容 については 26ページをご 覧 ください - 2 -

通 学 合 宿 の 広 がり 通 学 合 宿 の 広 がりは 全 国 的 な 傾 向 となっています 例 えば 福 岡 県 では 平 成 22 年 度 に 実 施 市 町 村 が85%に 達 しており また 奈 良 県 ( 平 成 22 年 度 から 実 施 )や 静 岡 県 ( 平 成 18 年 度 か ら 実 施 ) 等 のように 県 教 育 委 員 会 が 通 学 合 宿 の 取 組 を 推 進 している 事 例 もあり それらの 県 では 実 施 団 体 数 や 事 業 数 が 大 幅 に 増 加 しています 北 海 道 では 道 教 委 が 平 成 23 年 度 から 望 ましい 生 活 習 慣 定 着 推 進 事 業 通 学 合 宿 モデル 事 業 を 推 進 していることもあり 実 施 市 町 村 数 が 増 え 全 道 に 広 がりつつあります ( 図 1) また 北 海 道 における 通 学 合 宿 を 実 施 する 主 催 者 については 教 育 委 員 会 等 の 行 政 組 織 が 最 も 多 い 状 況 となっていますが( 図 2) 実 行 委 員 会 を 組 織 して 実 施 する 市 町 村 も3 割 近 くあり ます ( 既 存 団 体 には 青 少 年 健 全 育 成 委 員 会 や 子 ども 会 育 成 連 絡 協 議 会 などがあります そ の 他 には 国 立 道 立 施 設 等 が 含 まれます ) 教 育 委 員 会 との 共 催 も 含 む - 3 -

通 学 合 宿 のモデル 例 道 教 委 モデル 事 業 を 参 考 にしたモデル 例 をご 紹 介 します 同 一 の 参 加 者 を 対 象 に 複 数 回 実 施 することにより 子 どもの 変 容 に 一 層 の 効 果 が 期 待 できます モデル 事 業 は2 回 実 施 としており 1 回 目 と2 回 目 の 間 に1か 月 程 度 の 期 間 を 空 けています 市 町 村 単 位 学 校 区 単 位 町 内 会 単 位 など 実 施 規 模 は 地 域 の 実 態 に 応 じて 設 定 可 能 です 期 間 対 象 学 年 参 加 者 数 プログラム 構 成 などは 通 学 合 宿 の 目 的 を 明 確 にした 上 で 設 定 する ことが 大 切 です 実 施 期 間 1 回 目 4 泊 5 日 9 月 下 旬 2 回 目 2 泊 3 日 11 月 初 旬 参 加 対 象 町 の 小 学 校 4 年 生 ~6 年 生 20 名 運 営 * 運 営 協 力 学 生 ボランティア(4 名 ) * 講 師 保 護 者 プログラム 教 育 委 員 会 社 会 教 育 主 事 食 育 プログラム 保 健 福 祉 課 栄 養 士 体 育 プログラム 体 育 協 会 フラダンスサークル 読 書 プログラム 図 書 館 読 み 聞 かせボランティア 会 場 町 公 民 館 主 催 町 通 学 合 宿 実 行 委 員 会 企 画 のポイント 参 加 者 の 生 活 リズムを 整 えるため 各 プログラムを 毎 日 ほぼ 同 時 刻 に 設 定 関 係 機 関 や 団 体 と 連 携 し 多 様 なプログラムを 実 施 し 地 域 の 大 人 との 交 流 機 会 を 設 定 保 護 者 プログラムを 実 施 し 本 事 業 終 了 後 の 家 庭 での 望 ましい 生 活 習 慣 定 着 を 促 進 プログラムの 意 図 夕 食 会 ~ 保 護 者 や 地 域 住 民 へ 感 謝 の 気 持 ちを 伝 えるため 2 回 目 の 最 終 日 に 手 作 りの 夕 食 会 を 実 施 日 記 ~ 感 想 を 記 録 することで 翌 日 の 意 欲 づけを 図 るふりかえりの 時 間 を 設 定 第 1 回 4 泊 5 日 6 7 8 15 16 17 18 19 20 21 22 ( 日 ) 受 付 開 会 式 I K R 学 習 時 間 自 由 夕 食 読 書 体 育 ( 軽 スポーツ) 入 浴 自 由 時 間 日 記 就 寝 ( 月 ) 起 床 体 育 朝 食 準 備 学 校 生 活 学 習 時 間 自 由 時 間 夕 食 読 書 保 護 者 プロ コミュニケショントレーニンク 入 浴 自 由 時 間 日 記 就 寝 ( 火 ) 起 床 体 育 朝 食 準 備 学 校 生 活 下 校 学 習 時 間 自 由 夕 食 読 書 食 育 入 浴 自 由 時 間 日 記 就 寝 ( 水 ) 起 床 体 育 朝 食 準 備 学 校 生 活 下 校 学 習 時 間 自 由 夕 食 読 書 体 育 (フラダンス) 入 浴 自 由 時 間 日 記 就 寝 ( 木 ) 起 床 体 育 朝 食 準 備 学 校 生 活 下 校 閉 会 式 (IKR) 第 2 回 2 泊 3 日 6 7 8 15 16 17 18 19 20 21 22 ( 水 ) 学 校 生 活 ( 木 ) ( 金 ) 起 床 起 床 体 育 体 育 朝 食 朝 食 準 備 準 備 学 校 生 活 学 校 生 活 受 付 開 会 式 下 校 下 校 I K R 日 記 学 習 時 間 I K R 学 習 時 間 自 由 夕 食 夕 食 夕 食 調 理 夕 食 会 読 書 読 書 体 育 ( 軽 スポーツ) 体 育 (フラダンス) 閉 会 式 入 浴 日 記 就 寝 入 浴 日 記 就 寝 それでは 実 際 に 通 学 合 宿 を 実 施 する 際 の 流 れやプログラム 内 容 を 見 てみましょう! - 4 -

Ⅲ 通 学 合 宿 基 本 プログラム 例 プログラム 構 成 を 考 え 実 施 し 評 価 をすることは 通 学 合 宿 の 有 効 性 を 明 らかにするとともに そ の 後 の 更 なる 改 善 など 事 業 のステップアップにとても 役 立 ちます ここでは 道 教 委 モデル 事 業 で 実 施 し 効 果 的 だったプログラムを 中 心 に その 企 画 のポイントや 実 際 の 参 加 者 の 感 想 得 られた 効 果 などを 御 紹 介 します また 保 護 者 プログラム は 子 どもが 直 接 行 うプログラムではありませんが 事 業 の 成 果 をより 高 め るとともに 保 護 者 自 身 の 意 識 を 高 め 家 庭 の 教 育 力 の 向 上 を 図 る 上 でも とても 重 要 な 役 割 を 果 たす ことから 基 本 プログラムに 組 み 込 んでいます 基 本 プログラムは 次 の6つに 分 類 しています 1 生 活 体 験 プログラム 2 知 育 プログラム 3 体 育 プログラム 4 食 育 プログラム 5 独 自 プログラム 6 保 護 者 プログラム 通 学 合 宿 の 企 画 の 視 点 ねらいを 踏 まえた 目 標 の 設 定 なぜ 誰 のために どの 程 度 まで? 目 標 達 成 に 向 けた 内 容 の 企 画 誰 が いつ どこで 何 をどのように? 事 業 の 実 施 事 業 の 評 価 (IKR 評 定 アンケートの 活 用 など) - 17 -

通 学 合 宿 のプログラムづくりにあたって < 留 意 点 > 1 日 常 の 生 活 体 験 をベースとして 子 どもたちや 地 域 の 課 題 などを 踏 まえた 事 業 の ねらい を 達 成 するためのプログラムを 企 画 しましょう 2 子 どもたちが 自 ら 目 標 をもって 生 活 できるよう 子 どもの 自 主 性 を 大 切 にした 内 容 にしましょう 事 業 のねらい を 共 有 したスタッフの 適 切 な 指 導 支 援 が 重 要 です 例 生 活 のきまり の 一 部 や めあて を 子 どもたちで 話 し 合 わせる 毎 日 のふりかえり 活 動 などで 行 動 の 変 容 に 気 付 くように 支 援 する 小 さな 目 標 を 一 つ 一 つクリアし 実 感 できるように 支 援 する 仲 間 と 困 難 を 乗 り 越 えるなど 課 題 を 解 決 する 体 験 を 盛 り 込 む 想 定 内 の 失 敗 体 験 を 大 切 にする 時 間 に 余 裕 のある 日 程 を! プログラムの 盛 り 込 みすぎは 子 どもの 自 主 的 な 活 動 機 会 を 減 らし また 疲 労 などにより 学 校 生 活 にも 影 響 してしまいます 自 分 で 決 めて 過 ごせる 時 間 も 大 切 に! 地 域 の 方 の 出 番 も! ちょっとしたことから 地 域 の 人 たちが 関 われるよう ボラン ティア 協 力 や 指 導 支 援 をし ていただく 機 会 を 意 図 的 に 盛 り 込 みましょう 応 援 団 の 輪 が 広 がります 1 日 のふりかえりを! プログラムごとに 活 動 をふりか えることも 大 切 ですが 1 日 の 終 わりに 生 活 全 体 をふりかえる 時 間 をとり 子 どもたちの 頑 張 りを 認 め 翌 日 の 意 欲 につなげるように しましょう 関 係 者 のノウハウを 活 用! 教 育 委 員 会 や 青 少 年 教 育 施 設 社 会 教 育 施 設 などには 様 々なプログラム や 実 施 のノウハウ 人 材 情 報 などがあ ります 連 携 と 協 力 で 地 域 ならでは の 通 学 合 宿 をつくりましょう 次 年 度 に 向 けて! 事 業 終 了 後 各 プログラムの 実 施 方 法 や 構 成 を ねらいに 照 らし 合 わ せて 見 直 すことで その 地 域 ならで はの 通 学 合 宿 となっていきます 毎 年 の 積 み 上 げによってブラッシュア ップしていきましょう - 18 -

1 生 活 体 験 プログラム メニュー 例 普 段 の 生 活 の 中 で 必 要 な 作 業 を 仲 間 と 協 力 して 行 う 体 験 そのものが 通 学 合 宿 の 醍 醐 味 とも 言 えるプログラムです 掃 除 : 宿 泊 室 共 同 で 使 うスペースの 掃 除 ゴミ 出 しなど 洗 濯 : 自 分 の 衣 類 共 同 で 使 っている 物 の 洗 濯 布 団 のあげさげ : 毎 日 の 布 団 のあげさげや 寝 具 の 整 理 整 頓 入 浴 : 地 域 住 民 の 協 力 を 得 て お 風 呂 を 使 わせていただく もらい 湯 銭 湯 の 利 用 ポイントと 工 夫 留 意 点 普 段 の 生 活 に 必 要 な 活 動 として 位 置 付 け 子 どもたちが 自 分 たちの 力 でできるよう ゆとりをもった 時 間 配 分 や 失 敗 経 験 ができるような 環 境 づくりをする 仲 間 と 協 力 することや 考 えて 行 動 することの 大 切 さに 気 付 くよう 配 慮 する グループ の 目 標 づくりや 役 割 分 担 グループ 担 当 のサポーター( 学 生 ボランティア 等 )の 配 置 が 有 効 生 活 リズムチェックシート を 活 用 し 生 活 習 慣 の 改 善 を 実 感 できるよう 支 援 もらい 湯 など 地 域 の 理 解 と 協 力 を 得 て より 多 くの 住 民 が 関 われるよう 工 夫 する 子 どもたちからのお 礼 や 事 業 の 様 子 をおたより 等 で 知 らせるなどの 協 力 後 の 配 慮 で 事 業 に 関 わったことの 喜 びを 感 じてもらうことが 重 要 子 感 想 効 果 : 子 どもの 感 想 ボ :ボランティアの 感 想 効 : 効 果 子 日 頃 お 世 話 になっている 家 族 の 大 切 さを 感 じる 機 会 となった 子 自 分 の 役 割 をきちんとできなかった さんありがとう 明 日 はがんばります ボ 子 どもたちと 触 れ 合 えて 楽 しかった また できることは 協 力 していきたい 効 銭 湯 の 使 い 方 やマナーを 知 る 機 会 となった また 地 域 住 民 と 交 流 を 深 めることで 地 域 社 会 の 一 員 としての 自 覚 ができた - 19 -

2 知 育 プログラム メニュー 例 学 習 習 慣 や 読 書 習 慣 の 定 着 を 図 るプログラムです 子 どもの 学 ぶ 意 欲 や 興 味 関 心 を 高 めるための 体 験 機 会 と 捉 え 幅 広 い 分 野 について 実 施 することが 可 能 です 学 習 編 : 個 々の 家 庭 学 習 宿 題 チャレンジテスト プリントまなぼう ( 道 教 委 作 成 の 学 習 シート)を 活 用 した 自 主 学 習 学 校 や 退 職 教 員 等 との 連 携 による 理 科 実 験 教 室 など 読 書 編 : 司 書 や 読 み 聞 かせボランティアによる ブックトーク 読 み 聞 かせ 図 書 館 やブックモービルを 活 用 した 自 主 読 書 お 互 いにおすすめ 本 を 紹 介 しあ う ビブリオバトル など 地 域 編 : 地 元 施 設 を 活 用 した 天 体 観 測 郷 土 館 見 学 北 方 領 土 学 習 アイヌ 文 化 学 習 など 地 域 について 学 ぶプログラム ポイントと 工 夫 留 意 点 家 庭 における 学 習 習 慣 や 読 書 習 慣 の 定 着 が 図 られるよう 目 標 をもって 取 り 組 むよう 支 援 する 学 生 ボランティアや 退 職 教 員 指 導 主 事 等 の 協 力 を 得 て 個 別 の 支 援 体 制 をつくる 地 域 の 特 色 を 生 かした 体 験 的 なプログラムにより 郷 土 愛 をはぐくみ 地 域 との 交 流 を 促 進 する 教 育 委 員 会 と 連 携 し 地 元 の 施 設 や 指 導 人 材 など 地 域 の 教 育 資 源 を 有 効 活 用 する 学 習 や 読 書 の 様 々な 方 法 を 知 り 進 んで 取 り 組 めるような 環 境 づくりをする 子 どもの 実 態 や 課 題 に 応 じた 体 験 プログラムを 設 定 し 楽 しく 学 べる 機 会 とする 感 想 効 果 子 : 子 どもの 感 想 効 : 効 果 子 今 日 は 遊 んでしまい 目 標 を 達 成 できなかった 明 日 はがんばりたい 子 毎 日 学 校 の 図 書 館 に 行 くようになった 効 学 生 ボランティアの 協 力 により 学 習 中 の 個 別 のサポートが 充 実 した 子 みんなと 一 緒 にいろんなことが 体 験 できてうれしい 子 読 み 聞 かせがとても 楽 しかった 効 郷 土 学 習 により 自 分 たちの 暮 らしている 地 域 に 関 心 をもち 理 解 を 深 めることができた 効 アイヌ 文 化 のプログラムは 初 めての 参 加 者 も 多 く 貴 重 な 体 験 機 会 となった - 20 -

3 体 育 プログラム メニュー 例 運 動 習 慣 を 身 に 付 け 健 康 な 生 活 を 送 る 意 識 の 高 揚 を 図 る 全 身 を 使 ったプログ ラムです 地 域 の 方 々と 交 流 しながら 楽 しく 体 を 動 かす 機 会 となります 朝 のラジオ 体 操 : 毎 朝 規 則 正 しい 時 間 に 体 を 動 かし 頭 と 体 を 目 覚 めさせる ニュースポーツ :キンボール ドッチビー キックゴルフ フロアカーリング 等 体 力 づくり 活 動 : 散 歩 (ウォーキング) ジョギング ボール 運 動 など 団 体 サークルとの 交 流 : タグラグビー フラダンス など 外 遊 び :おにごっこ 缶 けり 縄 跳 びなどの 体 を 使 った 集 団 遊 び ポイントと 工 夫 留 意 点 早 寝 早 起 き 朝 ごはん を 意 識 し 規 則 正 しい 生 活 習 慣 を 身 に 付 けることや 進 んで 運 動 したり 外 で 遊 んだりする 意 欲 を 高 められるような 環 境 をつくる 様 々な 種 目 との 出 会 い 地 域 との 交 流 が 図 れるような 機 会 をつくる 地 域 のスポーツ 団 体 やサークルの 協 力 を 得 ると 多 様 なプログラムが 可 能 感 想 効 果 子 : 子 どもの 感 想 効 : 効 果 子 体 育 プログラムはとても 楽 しかった 子 勉 強 も 運 動 も 頑 張 りました 家 でも 頑 張 りたいです 効 地 域 の 団 体 などの 協 力 で 普 段 は 体 験 できない 種 目 を 実 施 することができた - 21 -

4 食 育 プログラム メニュー 例 毎 日 の 食 事 づくりをとおして 地 元 食 材 を 使 うことや 食 生 活 の 大 切 さ 食 の 楽 しさを 学 ぶとともに 自 ら 考 え 行 動 できる 力 を 身 に 付 けるプログラムです 食 事 づくり : 毎 日 の 自 分 たちの 食 事 の 献 立 づくり 買 い 出 しや 準 備 など 夕 食 会 :ボランティアとの 共 同 作 業 での 交 流 や お 世 話 になった 地 域 の 方 たちへ の 手 づくり 夕 食 会 など 伝 統 料 理 教 室 : アイヌ 料 理 体 験 など 地 域 の 人 材 やメニューを 活 かした 体 験 そば 打 ち 体 験 : 地 域 のサークル 会 員 等 を 講 師 とした 体 験 プログラム ポイントと 工 夫 留 意 点 地 元 食 材 の 活 用 や 料 理 の 手 順 望 ましい 食 生 活 について 考 えながら 仲 間 と 協 力 し て 実 践 できるような 環 境 をつくる ボランティアや 高 学 年 の 参 加 者 が 下 の 学 年 に 教 えながら 失 敗 経 験 もできるように サポートする 地 元 の 農 協 漁 協 商 店 等 との 連 携 で 食 材 提 供 や 買 い 物 体 験 の 支 援 を 得 ることも 可 能 感 想 効 果 子 : 子 どもの 感 想 保 : 保 護 者 の 感 想 効 : 効 果 子 みんなで 料 理 を 作 ることが 楽 しく 家 事 が 自 分 でできるようになった 子 嫌 いな 物 が 食 べられるようになった 保 夕 食 の 準 備 など 家 でお 手 伝 いしてくれるようになった 効 自 分 たちで 毎 日 の 献 立 づくりや 炊 事 を 行 うことにより 家 族 への 感 謝 の 気 持 ちを 持 た せることができた - 22 -

5 独 自 プログラム メニュー 例 放 課 後 の 時 間 を 活 用 し 地 域 の 特 色 を 生 かした 様 々な 活 動 や 子 どもの 課 題 を 解 決 するための 活 動 を 実 施 することができます 地 域 との 交 流 を 一 層 深 めること を 目 的 としたプログラムです 自 然 体 験 : 薪 割 り 火 おこし 野 外 炊 飯 などのアウトドア 術 釣 り 体 験 カヌ ー 体 験 など 施 設 周 辺 の 自 然 環 境 を 活 用 したプログラム 地 域 交 流 活 動 : 座 禅 陶 芸 体 験 茶 道 体 験 など ボランティア 体 験 : 宿 泊 施 設 周 辺 の 花 だん 除 草 ゴミ 拾 いなど コミュニケーション 活 動 : 人 間 関 係 づくりや 課 題 解 決 を 体 験 から 学 ぶグループ ワーク レクリエーションゲームなど ポイントと 工 夫 留 意 点 子 どもたちが 様 々なことに 興 味 関 心 をもてる 機 会 とする 集 団 生 活 ならではの 体 験 や テーマやストーリー 性 のあるプログラムにすることで 独 自 の 通 学 合 宿 づくりができる 技 術 習 得 よりも 地 域 の 教 育 資 源 や 人 材 を 活 かした 体 験 機 会 交 流 機 会 となるように する 過 度 に 体 験 を 提 供 したり 学 校 生 活 に 影 響 したりしないよう 配 慮 する 必 要 がある 選 択 制 にすることも 効 果 的 生 活 体 験 や 通 常 のプログラム 以 外 に 休 日 のお 楽 しみプログラムとしての 実 施 も 効 果 的 感 想 効 果 子 : 子 どもの 感 想 効 : 効 果 子 新 しい 友 だちができた 困 ったときにも 仲 間 と 協 力 してがんばれた 効 毎 朝 ラジオ 体 操 終 了 後 に 花 壇 の 除 草 作 業 を 行 い 自 然 への 関 心 が 高 まった 効 住 民 に 進 んであいさつをしたり 相 手 の 立 場 になって 行 動 できるようになった 効 地 域 の 協 力 により 朝 や 放 課 後 の 体 験 が 充 実 した - 23 -