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練 馬 区 におけるマイナンバー 制 度 の 活 用 に 向 けた 取 組 方 針 平 成 27 年 8 月

目 次 第 1 章 本 方 針 の 策 定 目 的... 1 第 2 章 マイナンバー 制 度 のあらまし... 2 1 マイナンバーとは... 2 2 住 民 票 コードとは 異 なるマイナンバー... 2 3 マイナンバー 制 度 を 導 入 する 趣 旨... 4 (1) 公 平 公 正 な 社 会 の 実 現 とは... 5 (2) 行 政 の 効 率 化 とは... 5 (3) 国 民 の 利 便 性 の 向 上 とは... 5 4 マイナンバーの 利 用... 6 (1) 利 用 範 囲... 6 (2) 個 人 や 民 間 事 業 者 における 取 扱 い... 6 (3) 個 人 番 号 カードの 利 用... 6 5 通 知 カード... 8 6 個 人 番 号 カード... 8 7 マイナポータル... 10 8 法 人 番 号... 10 9 マイナンバー 利 用 による 将 来 イメージ( 想 定 )... 11 第 3 章 個 人 情 報 の 保 護... 12 1 マイナンバー 制 度 における 安 心 安 全 の 確 保... 12 (1) 制 度 面 における 保 護 措 置... 12 (2) システム 面 における 保 護 措 置... 16 2 練 馬 区 における 情 報 保 護 の 措 置... 19 (1) 情 報 システムのセキュリティ 強 化... 19 (2) 練 馬 区 情 報 セキュリティポリシーの 改 定 および 遵 守... 19 (3) 特 定 個 人 情 報 保 護 評 価 の 強 化... 20 (4) 情 報 セキュリティ 監 査 の 実 施... 20 (5) 職 員 および 受 託 事 業 者 への 教 育... 20 (6) 本 人 確 認 の 徹 底... 20 第 4 章 マイナンバー 制 度 に 係 る 今 後 のスケジュール( 予 定 )... 21 第 5 章 練 馬 区 におけるマイナンバー 制 度 の 活 用 に 向 けた 取 組 方 針... 22 第 6 章 マイナンバー 制 度 の 活 用 における 練 馬 区 の 具 体 的 な 取 組... 23 1 基 本 的 考 え 方... 23 (1) マイナンバーの 利 用 について... 23 (2) 個 人 番 号 カードの 利 用 について... 24 2 練 馬 区 におけるマイナンバーの 利 用 事 務... 25 (1) 番 号 法 に 規 定 されている 事 務 で 練 馬 区 としてマイナンバーを 利 用 する 事 務... 25 (2) 条 例 で 規 定 することによりマイナンバーを 利 用 する 事 務... 28 3 練 馬 区 における 個 人 番 号 カードの 利 用... 29 (1) コンビニエンスストアにおける 証 明 書 交 付 サービス(コンビニ 交 付 )... 29 (2) 区 民 事 務 所 窓 口 における 個 人 番 号 カードの 利 用 について... 29 4 今 後 の 検 討 課 題... 30 参 考 資 料 用 語 説 明... 31

第 1 章 本 方 針 の 策 定 目 的 平 成 27 年 10 月 に 社 会 保 障 税 災 害 対 策 の 分 野 において 利 用 可 能 な 個 人 番 号 (マ イナンバー)が 住 民 票 を 有 する 皆 様 一 人 ひとりに 付 番 され お 手 元 に 通 知 されます このマイナンバーで 何 がどのように 変 わるのでしょうか 国 が 実 現 すべき 社 会 として 想 定 しているのはつぎのとおりです 実 現 すべき 社 会 より 公 平 公 正 な 社 会 社 会 保 障 がきめ 細 やかかつ 的 確 に 行 われる 社 会 行 政 に 過 誤 や 無 駄 のない 社 会 国 民 にとって 利 便 性 の 高 い 社 会 国 民 の 権 利 を 守 り 国 民 が 自 己 情 報 をコントロールできる 社 会 一 方 で マイナンバーによる 個 人 情 報 の 漏 えいや 不 正 利 用 が 行 われるのではないか といった 懸 念 が 生 じることのないよう 制 度 導 入 に 当 たっては 個 人 情 報 の 十 分 な 保 護 措 置 を 図 っていく 必 要 があります 本 方 針 は マイナンバー 制 度 のあらましや 情 報 保 護 の 仕 組 みを 踏 まえたうえで 練 馬 区 においてどのようにマイナンバー 制 度 を 活 用 し 行 政 サービスの 向 上 と 行 政 の 効 率 化 を 図 っていくのかということについて 区 民 の 皆 様 にお 示 しすることを 目 的 とし て 策 定 するものです 本 取 組 方 針 では 1 マイナンバー 制 度 において 住 民 票 を 有 する 人 全 員 に 付 番 される 個 人 番 号 を マイナンバー と 呼 んでいます 2 マイナンバーを 通 知 するために 全 員 に 交 付 されるカードを 通 知 カード と 呼 んでいます 3 マイナンバー 制 度 において 希 望 者 に 交 付 されるICチップ 付 きのカード を 個 人 番 号 カード と 呼 んでいます 1

第 2 章 マイナンバー 制 度 のあらまし 1 マイナンバーとは ポイント マイナンバーは 住 民 票 を 有 する 一 人 ひとりに 付 番 されます 平 成 27 年 10 月 から 通 知 します マイナンバーは 原 則 として 変 更 することはできません マイナンバーは 国 民 一 人 ひとりに 付 される 個 人 番 号 をいいます 住 民 票 を 有 する 全 ての 方 に 重 複 することなく 付 番 されます 例 えば 誕 生 間 もない 子 どもにもマイナンバーが 付 番 されます 子 どもが 誕 生 す ると 区 市 町 村 では 出 生 届 を 受 理 した 後 住 民 票 を 作 成 します この 住 民 票 に 住 民 票 コードを 記 載 した 時 に 合 わせて 速 やかにマイナンバーを 指 定 し 本 人 宛 てに 通 知 することとなります 制 度 導 入 時 の 平 成 27 年 10 月 には すでに 住 民 票 を 有 する 方 全 員 に 一 斉 にマイナ ンバーを 指 定 し 一 人 ひとりのマイナンバーを 通 知 します したがって 国 外 に 滞 在 されている 方 などで 住 民 票 がない 場 合 は マイナンバーが 付 番 されません マイナンバーは 生 涯 にわたり 変 わることのない 番 号 であり 自 由 に 変 更 すること はできません 日 本 国 内 で 転 入 転 出 をした 場 合 や 国 外 へ 転 出 した 後 に 日 本 に 再 入 国 した 場 合 でも 同 じ 番 号 を 変 わらず 利 用 することとなります なお マイナンバーが 漏 えいして 不 正 に 用 いられるおそれがある 場 合 に 限 り 番 号 を 変 更 することができます 2 住 民 票 コードとは 異 なるマイナンバー ポイント マイナンバーは 住 民 票 コードを 変 換 してできる 12 桁 の 番 号 です マイナンバー 制 度 導 入 後 も 現 在 の 住 民 票 コードは 残 ります マイナンバーは 11 桁 の 住 民 票 コードを 変 換 してできる 12 桁 の 番 号 です 現 在 住 民 票 に 記 載 されている 住 民 票 コードは 住 民 基 本 台 帳 ネットワークシス テムにおいて 全 国 共 通 の 本 人 確 認 を 行 うために 必 要 不 可 欠 なものとされており マイナンバー 制 度 導 入 後 も 住 民 票 コードは 残 ります 一 方 マイナンバーは 本 人 確 認 だけでなく 社 会 保 障 や 税 災 害 対 策 において 国 民 の 利 便 性 の 向 上 および 行 政 の 効 率 化 のために 利 用 されます また 住 民 票 コード 2

では 禁 止 されている 民 間 利 用 についても マイナンバー 制 度 では 可 能 性 を 考 慮 する こととされています このように マイナンバーは 住 民 票 コードとは 異 なる 役 割 を 担 うものとなります マイナンバーができるまで マイナンバーはどのようにつくられ 皆 様 に 付 番 されるのでしょうか 赤 ちゃん が 誕 生 したときは つぎのようになります 地 方 公 共 団 体 情 報 システム 機 構 : 平 成 26 年 4 月 に 地 方 公 共 団 体 が 共 同 して 運 営 する 組 織 として 設 立 マイナンバーに 関 す る 業 務 や 住 民 基 本 台 帳 ネットワークの 運 営 などを 行 う 3

3 マイナンバー 制 度 を 導 入 する 趣 旨 ポイント マイナンバー 制 度 は 行 政 を 効 率 化 し 国 民 の 利 便 性 を 高 め 公 平 かつ 公 正 な 社 会 を 実 現 するための 社 会 基 盤 (インフラ)です マイナンバー 制 度 は 平 成 25 年 5 月 31 日 に 公 布 された 行 政 手 続 における 特 定 の 個 人 を 識 別 するための 番 号 の 利 用 等 に 関 する 法 律 ( 平 成 25 年 法 律 第 27 号 以 下 番 号 法 といいます )により 実 施 され 社 会 保 障 税 災 害 対 策 の 分 野 で 効 率 的 に 情 報 を 管 理 し 複 数 の 機 関 に 存 在 する 個 人 の 情 報 が 同 一 人 の 情 報 であること を 確 認 するために 活 用 されるものです 行 政 を 効 率 化 し 国 民 の 利 便 性 を 高 め 公 平 公 正 な 社 会 を 実 現 するための 社 会 基 盤 として 導 入 されます 図 1 行 政 を 効 率 化 し 国 民 の 利 便 性 を 高 め 公 平 公 正 な 社 会 を 実 現 する 社 会 基 盤 出 典 : 内 閣 官 房 マイナちゃんのマイナンバー 解 説 4

(1) 公 平 公 正 な 社 会 の 実 現 とは 国 の 行 政 機 関 や 各 地 方 公 共 団 体 等 の 間 で 情 報 の 連 携 が 行 われることにより 所 得 情 報 や 他 の 行 政 サービスの 受 給 状 況 などの 情 報 を これまで 以 上 に 正 確 に 把 握 することが 可 能 となるため 負 担 を 不 当 に 免 れたり 給 付 を 不 正 に 受 給 すること を 防 止 するとともに 本 来 サービスを 受 けるべき 人 にきめ 細 かな 支 援 を 行 うこと ができるようになります (2) 行 政 の 効 率 化 とは 国 の 行 政 機 関 や 各 地 方 公 共 団 体 等 で 管 理 している 同 一 人 の 情 報 について 情 報 連 携 により 相 互 に 活 用 することが 可 能 となり 様 々な 情 報 の 照 合 転 記 入 力 な どに 要 している 時 間 や 労 力 が 大 幅 に 削 減 されます (3) 国 民 の 利 便 性 の 向 上 とは 地 方 公 共 団 体 の 窓 口 などにおいて 関 係 各 機 関 ( 例 えば 前 住 所 地 の 区 市 町 村 や 健 康 保 険 組 合 )に 情 報 照 会 を 行 うことで 必 要 な 情 報 を 取 得 できるようになるため 各 種 手 当 等 の 申 請 を 行 う 際 や 国 民 健 康 保 険 の 資 格 取 得 の 届 出 の 際 に これまで 申 請 書 届 出 書 に 添 付 していた 書 類 ( 例 えば 前 年 の 非 課 税 証 明 書 や 資 格 喪 失 証 明 書 )が 削 減 されます また 行 政 機 関 などが 持 っている 自 分 の 情 報 を 確 認 したり 行 政 機 関 などから 様 々なサービスのお 知 らせを 受 け 取 ったりできるようになります 5

4 マイナンバーの 利 用 ポイント マイナンバーの 利 用 範 囲 は 社 会 保 障 税 災 害 対 策 の 分 野 と これら に 類 する 事 務 に 限 られています ア 国 の 行 政 機 関 や 地 方 公 共 団 体 などの 行 政 事 務 で 使 われます イ 個 人 が 行 う 社 会 保 障 税 関 係 の 手 続 で 使 われます ウ 民 間 事 業 者 では 従 業 員 の 社 会 保 障 税 関 係 手 続 や 顧 客 に 係 る 法 定 調 書 の 作 成 提 出 などで 使 われます マイナンバー 制 度 における 個 人 番 号 カード の 利 用 は マイナンバー の 利 用 範 囲 と 異 なります (1) 利 用 範 囲 マイナンバーの 利 用 範 囲 は 社 会 保 障 税 および 災 害 対 策 の 分 野 に 限 られてお り 利 用 できる 事 務 についても 法 律 に 定 められています 年 金 健 康 保 険 介 護 保 険 予 防 接 種 児 童 手 当 生 活 保 護 国 税 地 方 税 などの 事 務 です さらに これらの 分 野 の 事 務 やこれらに 類 する 事 務 で 地 方 公 共 団 体 が 条 例 で 定 める 事 務 に マイナンバーを 利 用 することが 認 められています 国 の 行 政 機 関 や 地 方 公 共 団 体 などは これらの 事 務 の 処 理 に 関 して 必 要 な 限 度 でマイナンバーを 利 用 することができます (2) 個 人 や 民 間 事 業 者 における 取 扱 い 個 人 としては 確 定 申 告 や 源 泉 徴 収 社 会 保 険 等 の 手 続 にマイナンバーが 必 要 となるため 税 務 署 や 勤 務 先 の 企 業 証 券 会 社 年 金 医 療 保 険 者 にマイナンバ ーを 提 示 することになります 企 業 や 証 券 会 社 等 は 従 業 員 の 社 会 保 険 の 手 続 や 顧 客 の 法 定 調 書 を 行 政 機 関 へ 提 出 する 場 合 などに マイナンバーを 使 います (3) 個 人 番 号 カードの 利 用 マイナンバー 制 度 では 申 請 した 人 に 個 人 番 号 カードが 交 付 されます マイナ ンバーそのものの 利 用 と 個 人 番 号 カードの 利 用 は 異 なります 個 人 番 号 カードの 利 用 については 8ページの 6 個 人 番 号 カード に 記 載 しています 6

図 2 個 人 がマイナンバーを 使 う 場 面 図 3 民 間 事 業 者 がマイナンバーを 取 扱 う 場 面 図 2 図 3 出 典 : 内 閣 官 房 マイナちゃんのマイナンバー 解 説 7

5 通 知 カード ポイント 平 成 27 年 10 月 以 降 通 知 カードにより 住 民 票 を 有 する 全 ての 方 に 一 人 ひとりのマイナンバーをお 知 らせします 通 知 カードとは 最 初 にマイナンバーをお 知 らせする 紙 製 のカードで 平 成 27 年 10 月 以 降 住 民 票 に 記 載 されている 全 ての 方 に 世 帯 単 位 で 簡 易 書 留 により 郵 送 される 予 定 です 通 知 カードには 氏 名 住 所 生 年 月 日 性 別 マイナンバーが 記 載 されます が 顔 写 真 はありません つぎに 示 す 個 人 番 号 カード を 申 請 しない 場 合 は マイナンバーを 使 った 行 政 手 続 の 際 に この 通 知 カードに 加 えて 別 の 証 明 書 類 を 提 示 することで 本 人 確 認 を 行 うことになりますので 大 切 に 保 管 する 必 要 があります 6 個 人 番 号 カード ポイント 個 人 番 号 カードは 平 成 28 年 1 月 以 降 希 望 者 に 交 付 されるものです 個 人 番 号 カードは 身 分 証 明 書 としての 機 能 をはじめ コンビニ 交 付 等 の 行 政 サービスにおいて 利 用 できます 所 得 情 報 等 のプライバシー 性 が 高 い 情 報 は 記 録 されません 個 人 番 号 カードは 通 知 カードとは 異 なり 希 望 する 人 が 申 請 することにより 交 付 されます 交 付 は 平 成 28 年 1 月 から 始 まります 個 人 番 号 カードの 交 付 申 請 書 は 通 知 カードと 合 わせて 郵 送 されます 個 人 番 号 カードには 氏 名 住 所 生 年 月 日 性 別 マイナンバー 等 が 記 載 され る 他 本 人 の 顔 写 真 が 印 刷 されます そのため 各 種 行 政 サービスを 受 けるときの ほか 生 活 の 様 々な 場 面 で 身 分 証 明 書 としての 機 能 を 担 うことになります また 個 人 番 号 カードにはICチップが 搭 載 されます ICチップに 記 録 される 公 的 個 人 認 証 サービスの 電 子 証 明 書 を 使 って e-tax 等 の 電 子 申 請 やコンビニ エンスストアにおける 住 民 票 等 の 証 明 書 交 付 サービスを 利 用 することができます なお 所 得 情 報 や 年 金 情 報 等 のプライバシー 性 の 高 い 個 人 情 報 は 個 人 番 号 カー ドには 記 録 されません マイナンバー 制 度 導 入 に 伴 い 住 民 基 本 台 帳 カードは 個 人 番 号 カードに 切 替 わる 8

ことになるため 新 たな 発 行 はしません すでに 発 行 されている 住 民 基 本 台 帳 カー ドについては 有 効 期 間 内 であればそのまま 利 用 することができます なお 個 人 番 号 カードを 取 得 した 場 合 は その 時 点 で 住 民 基 本 台 帳 カードは 利 用 できなくなり ます つぎの 図 と 表 で 個 人 番 号 とあるのが マイナンバーです 図 4 個 人 番 号 カードのイメージ 出 典 : 内 閣 官 房 マイナちゃんのマイナンバー 解 説 表 1 個 人 番 号 カード 通 知 カード 出 典 : 内 閣 官 房 マイナちゃんのマイナンバー 解 説 9

7 マイナポータル ポイント マイナポータルは 自 分 のマイナンバーを 含 む 個 人 情 報 を いつ 誰 が なぜ 情 報 提 供 したのか 確 認 できるインターネット 上 のサイトです マイナポータルとは インターネット 上 に 設 置 される 予 定 のウェブサイトです 国 の 行 政 機 関 や 各 地 方 公 共 団 体 等 の 間 で 自 分 の 特 定 個 人 情 報 (マイナンバーを 含 む 個 人 情 報 )を いつ 誰 が なぜ 提 供 したのかを 確 認 できるもので 平 成 29 年 1 月 から 利 用 できる 予 定 です 自 宅 のパソコンから 確 認 することが 可 能 ですが その 際 はなりすましの 防 止 のた め 個 人 番 号 カードに 加 え パスワードの 入 力 をしなければアクセスができない 仕 組 みになります 詳 細 については 現 在 国 において 検 討 中 ですが 行 政 機 関 などが 持 っている 自 分 の 特 定 個 人 情 報 について 確 認 する 機 能 や 一 人 一 人 に 合 った 行 政 機 関 などからのお 知 らせを 表 示 する 機 能 も 持 つ 予 定 です 8 法 人 番 号 ポイント 国 内 すべての 法 人 に 平 成 27 年 10 月 から 法 人 番 号 が 付 番 されます 法 人 番 号 はマイナンバーとは 異 なり 自 由 に 流 通 されるものです 法 人 ( 会 社 や 財 団 法 人 社 会 福 祉 法 人 など 人 格 のない 社 団 等 で 一 定 の 要 件 に 当 たるものを 含 みます ) には 国 税 庁 長 官 により 13 桁 の 法 人 番 号 が 指 定 され 平 成 27 年 10 月 から 登 記 上 の 所 在 地 に 通 知 書 が 届 くこととなります 国 の 機 関 や 地 方 公 共 団 体 にも 付 番 されます 法 人 番 号 はマイナンバーとは 異 なり 自 由 に 流 通 させることができ 官 民 を 問 わ ず 様 々な 用 途 で 利 活 用 するものとされており 法 人 の 名 称 や 所 在 地 とともに 法 人 番 号 もインターネットを 通 じて 公 表 されます 法 人 番 号 をどのように 利 用 しサービスの 拡 大 を 図 るのかについては 官 民 が 連 携 して 検 討 していく 必 要 があります 10

9 マイナンバー 利 用 による 将 来 イメージ( 想 定 ) 今 後 マイナンバーの 利 用 範 囲 が 拡 大 される 可 能 性 があり つぎのイメージが 想 定 されます( マイナンバー 制 度 導 入 後 の 状 況 を 踏 まえて 検 討 を 行 う 内 容 も 含 まれ ます) 図 5 マイナンバー 利 用 による 将 来 イメージ( 想 定 ) 11

第 3 章 個 人 情 報 の 保 護 1 マイナンバー 制 度 における 安 心 安 全 の 確 保 ポイント マイナンバー 制 度 では 情 報 の 保 護 に 万 全 を 期 しています マイナンバーは 一 人 に 一 つ 付 けられる 固 有 の 番 号 であるため その 人 がその 人 である という 個 人 の 特 定 を 容 易 に 行 うことができます また 番 号 法 に 規 定 された 範 囲 内 で 国 の 行 政 機 関 各 地 方 公 共 団 体 等 の 間 で 情 報 のやりとりが 行 われること で 別 のところにある 個 人 の 情 報 がまちがいなく 同 一 人 の 情 報 であることを 確 認 す ることができます そのため マイナンバーを 用 いて 個 人 情 報 が 集 約 され その 情 報 が 外 部 に 漏 え いするのではないか なりすましによるマイナンバーの 不 正 利 用 が 行 われるので はないか 国 家 による 情 報 の 一 元 管 理 がされるのではないか といった 懸 念 が 生 じることのないよう 必 要 な 措 置 を 講 じる 必 要 があります マイナンバー 制 度 では 制 度 面 における 保 護 措 置 と システム 面 における 保 護 措 置 を 講 じ 万 全 を 期 しています (1) 制 度 面 における 保 護 措 置 ポイント 番 号 法 の 規 定 によるものを 除 き マイナンバーを 含 む 個 人 情 報 を 収 集 し たり 保 管 したりすることは 禁 止 されています 制 度 導 入 に 当 たり 特 定 個 人 情 報 保 護 委 員 会 という 第 三 者 機 関 が 国 に 設 置 され マイナンバーが 適 切 に 管 理 されているか 監 視 監 督 等 を 行 います システム 上 情 報 が 保 護 される 仕 組 みとなっているか 事 前 に 評 価 する 特 定 個 人 情 報 保 護 評 価 を 実 施 します 法 律 に 違 反 した 場 合 の 罰 則 が 従 来 よりも 重 くなっています 複 数 の 手 段 で 本 人 確 認 を 行 うことで なりすまし を 防 ぎます 1 特 定 個 人 情 報 の 収 集 や 保 管 ファイル 作 成 の 禁 止 マイナンバー 制 度 では 利 用 範 囲 情 報 連 携 の 範 囲 を 法 律 に 規 定 し 目 的 外 の 利 用 を 禁 止 しています そして 番 号 法 が 規 定 しない 特 定 個 人 情 報 (マイナ ンバーを 含 む 個 人 情 報 のことをいいます )を 収 集 保 管 したり 特 定 個 人 情 12

報 ファイル(マイナンバーを 含 む 個 人 情 報 ファイル)を 作 成 したりすることは できません 2 特 定 個 人 情 報 保 護 委 員 会 の 設 置 国 の 行 政 機 関 や 各 地 方 公 共 団 体 等 において マイナンバーの 利 用 に 際 し 適 切 に 個 人 情 報 を 取 り 扱 っているか 等 を 監 視 監 督 するため 国 における 第 三 者 機 関 として 特 定 個 人 情 報 保 護 委 員 会 が 平 成 26 年 1 月 に 設 置 されました 図 6 特 定 個 人 情 報 保 護 委 員 会 の 役 割 特 定 個 人 情 報 保 護 委 員 会 任 務 行 政 手 続 における 特 定 の 個 人 を 識 別 するための 番 号 の 利 用 等 に 関 する 法 律 ( 平 成 25 年 法 律 第 27 号 )に 基 づき 個 人 番 号 その 他 の 特 定 個 人 情 報 の 有 用 性 に 配 慮 しつつ その 適 正 な 取 扱 いを 確 保 するために 必 要 な 措 置 を 講 じること 主 な 所 掌 事 務 監 視 監 督 指 導 助 言 法 令 違 反 に 対 する 勧 告 命 令 報 告 徴 収 立 入 検 査 ガイドラインの 作 成 情 報 提 供 ネットワー クシステムの 構 築 等 に 関 する 措 置 要 求 監 視 監 督 特 定 個 人 情 報 保 護 評 価 に 関 すること 特 定 個 人 情 報 保 護 評 価 に 関 する 指 針 の 作 成 公 表 評 価 書 の 承 認 指 針 評 価 書 広 報 特 定 個 人 情 報 の 保 護 につい ての 広 報 啓 発 広 報 啓 発 国 際 協 力 国 際 会 議 への 参 加 その 他 の 国 際 連 携 協 力 苦 情 処 理 苦 情 の 申 し 出 についての あっせん あ っ せ ん 苦 情 国 会 報 告 年 次 報 告 意 見 具 申 内 閣 総 理 大 臣 に 対 する 意 見 具 申 行 政 機 関 地 方 公 共 団 体 独 立 行 政 法 人 等 民 間 事 業 者 個 人 出 典 : 内 閣 官 房 内 閣 府 平 成 27 年 2 月 版 マイナンバー 概 要 資 料 を 基 に 作 成 3 特 定 個 人 情 報 保 護 評 価 特 定 個 人 情 報 保 護 評 価 とは 情 報 の 漏 えい 等 が 発 生 するリスクを 分 析 し そ のようなリスクを 軽 減 するための 適 切 な 措 置 を 講 じていることを 評 価 書 で 宣 言 するものです 国 の 行 政 機 関 や 各 地 方 公 共 団 体 等 において 特 定 個 人 情 報 (マ イナンバーを 含 む 個 人 情 報 )を 情 報 システムで 取 り 扱 う 前 に 実 施 します 練 馬 区 でも 住 民 基 本 台 帳 事 務 や 個 人 住 民 税 に 関 する 事 務 社 会 保 障 関 係 事 務 等 において 評 価 書 を 作 成 公 表 した 上 で 情 報 システムの 開 発 改 修 を 行 い ます 13

4 罰 則 の 強 化 マイナンバーは 番 号 法 で 定 められた 目 的 以 外 にむやみに 他 人 に 提 供 するこ とはできません また 他 人 のマイナンバーを 不 正 に 入 手 したり 他 人 のマイナンバーの 利 用 事 務 等 に 従 事 する 者 が 特 定 個 人 情 報 を 不 正 に 提 供 したりすると 刑 事 罰 の 対 象 になります そして 法 律 に 違 反 した 場 合 の 罰 則 も 従 来 の 同 種 の 法 律 における 類 似 の 罰 則 より 重 くなっています 表 2 マイナンバー 利 用 に 係 る 罰 則 の 強 化 同 種 法 律 における 類 似 既 定 の 罰 則 1 行 為 個 人 番 号 利 用 事 務 等 に 従 事 する 者 が 正 当 な 理 由 なく 特 定 個 人 情 報 ファイルを 提 供 法 定 刑 4 年 以 下 の 懲 役 もしく は 200 万 以 下 の 罰 金 またはこれらの 併 科 行 政 機 関 個 人 情 報 保 護 法 独 立 行 政 法 人 等 個 人 情 報 保 護 法 2 年 以 下 の 懲 役 または 100 万 以 下 の 罰 金 個 人 情 報 保 護 法 - 住 民 基 本 台 帳 法 - その 他 2 上 記 の 者 が 不 正 な 利 益 を 図 る 目 的 で 個 人 番 号 を 提 供 又 は 盗 用 3 年 以 下 の 懲 役 もしく は 150 万 以 下 の 罰 金 またはこれらの 併 科 1 年 以 下 の 懲 役 または 50 万 以 下 の 罰 金 - 2 年 以 下 の 懲 役 ま た は 100 万 以 下 の 罰 金 3 情 報 提 供 ネットワークシ ステムの 事 務 に 従 事 す る 者 が 情 報 提 供 ネット ワークシステムに 関 する 秘 密 の 漏 えい 又 は 盗 用 同 上 - - 同 上 4 人 を 欺 き 人 に 暴 行 を 加 え 人 を 脅 迫 し 又 は 財 物 の 窃 取 施 設 への 侵 入 等 により 個 人 番 号 を 取 得 3 年 以 下 の 懲 役 また は 150 万 以 下 の 罰 金 - - - ( 割 賦 販 売 法 ク レ ジ ッ ト 番 号 )3 年 以 下 の 懲 役 または 50 万 以 下 の 罰 金 5 国 の 機 関 の 職 員 等 が 職 権 を 濫 用 して 特 定 個 人 情 報 が 記 録 された 文 書 等 を 収 集 2 年 以 下 の 懲 役 また は 100 万 以 下 の 罰 金 1 年 以 下 の 懲 役 または 50 万 以 下 の 罰 金 - - 6 委 員 会 の 委 員 等 が 職 務 上 知 り 得 た 秘 密 を 漏 えい 又 は 盗 用 同 上 - - 1 年 以 下 の 懲 役 または 30 万 以 下 の 罰 金 7 委 員 会 から 命 令 を 受 け た 者 が 委 員 会 の 命 令 に 違 反 2 年 以 下 の 懲 役 また は 50 万 以 下 の 罰 金 - 6 月 以 下 の 懲 役 または 30 万 以 下 の 罰 金 1 年 以 下 の 懲 役 または 50 万 以 下 の 罰 金 8 委 員 会 による 検 査 等 に 際 し 虚 偽 の 報 告 虚 偽 の 資 料 提 出 をする 検 査 拒 否 等 1 年 以 下 の 懲 役 また は 50 万 以 下 の 罰 金 - 30 万 以 下 の 罰 金 30 万 以 下 の 罰 金 9 偽 りその 他 不 正 の 手 段 により 個 人 番 号 カードを 取 得 6 月 以 下 の 懲 役 また は 50 万 以 下 の 罰 金 - - 30 万 以 下 の 罰 金 出 典 : 内 閣 官 房 平 成 27 年 2 月 版 マイナンバー 概 要 資 料 を 基 に 作 成 14

5 なりすましの 防 止 窓 口 あるいはインターネット 上 で 手 続 を 行 う 場 合 マイナンバーのみで 本 人 確 認 を 行 うのではなく 顔 写 真 付 きの 身 分 証 明 書 または 申 請 によって 交 付 され る 個 人 番 号 カードのICチップに 格 納 された 電 子 証 明 書 や あらかじめ 設 定 し たパスワードなど 複 数 の 手 段 で 本 人 であることを 特 定 した 上 で 事 務 手 続 を 行 います これにより マイナンバーを 他 人 に 知 られても その 人 になりすまし て 不 正 に 情 報 を 得 たり 手 続 をされることを 防 ぎます そのため マイナンバーを 利 用 する 場 面 においては 窓 口 で 個 人 番 号 カード 等 の 提 示 を 求 められるようになります なお 本 人 確 認 の 方 法 については 個 人 番 号 カードや 通 知 カードの 提 示 が 困 難 な 場 合 には マイナンバーが 記 載 された 住 民 票 の 写 しと 運 転 免 許 証 の 組 合 せ など 別 の 書 類 の 提 示 をもって 行 うことも 可 能 とされています 図 7 なりすまし 防 止 のイメージ 6 特 定 個 人 情 報 の 提 供 記 録 をマイナポータルで 確 認 番 号 法 に 基 づいて 他 の 地 方 公 共 団 体 や 国 の 行 政 機 関 等 と 特 定 個 人 情 報 をや りとりする 場 合 は 情 報 提 供 ネットワークシステム を 用 います そしてこ のシステムを 利 用 した 情 報 提 供 については 提 供 記 録 が 保 存 されます 第 2 章 の 7 マイナポータル に 記 載 したように マイナポータルでは 自 分 の 特 定 個 人 情 報 をいつ 誰 が なぜ 提 供 したのかを 確 認 することができます 15

(2) システム 面 における 保 護 措 置 ポイント これまでどおり 個 人 の 情 報 は 各 行 政 機 関 地 方 公 共 団 体 等 で 個 別 に 保 有 する 分 散 管 理 を 行 い 国 等 が 一 元 管 理 することはありません 国 の 行 政 機 関 や 地 方 公 共 団 体 等 の 間 で 情 報 のやりとりをするに 際 して は マイナンバーを 直 接 用 いずに 別 に 生 成 する 符 号 を 用 いた 情 報 連 携 を 行 い いもづる 式 に 情 報 が 漏 えいすることを 防 ぎます アクセス 制 御 により アクセスできる 者 を 制 限 管 理 します 通 信 の 暗 号 化 を 行 います 1 特 定 個 人 情 報 の 分 散 管 理 特 定 個 人 情 報 (マイナンバーを 含 む 個 人 情 報 )は 国 の 特 定 の 機 関 等 が 一 元 管 理 をすることなく これまでどおり 国 の 各 行 政 機 関 や 各 地 方 公 共 団 体 等 にお いて 個 別 に 管 理 します これらの 間 で 情 報 の 照 会 提 供 が 行 えるのは 番 号 法 で 規 定 されているものに 限 られます 図 8 マイナンバーにおける 情 報 管 理 方 法 出 典 : 内 閣 官 房 マイナちゃんのマイナンバー 解 説 16

2 マイナンバーを 直 接 用 いない 情 報 連 携 の 実 施 国 の 各 行 政 機 関 や 各 地 方 公 共 団 体 等 の 間 における 情 報 連 携 は 総 務 省 が 設 置 する 情 報 提 供 ネットワークシステム を 通 じて 行 われます その 際 別 々の ところに 存 在 する 情 報 を 同 一 人 のものとして 紐 づけるカギとなるのはマイナ ンバーではありません 住 民 票 コードから 情 報 提 供 ネットワークシステムが 情 報 システム 内 部 でのみ 認 識 可 能 な 符 号 を 生 成 して この 符 号 を 用 い て 連 携 をとる 仕 組 みです これにより マイナンバーを 他 人 に 知 られても い もづる 式 に 情 報 が 漏 えいすることがないようにします 3 情 報 システム 上 のアクセス 制 御 国 の 各 行 政 機 関 や 各 地 方 公 共 団 体 等 でマイナンバーを 利 用 したり 特 定 個 人 情 報 (マイナンバーを 含 む 個 人 情 報 )のやりとりを 行 う 際 には それぞれの 情 報 システムにおいてその 情 報 に 接 すること(アクセス)ができる 職 員 を 制 限 し 目 的 外 での 利 用 を 防 ぎます また いつ 誰 が 情 報 システムでその 情 報 にアクセスしたかといった 記 録 を 残 すこととなっています 4 通 信 の 暗 号 化 等 国 の 各 行 政 機 関 や 各 地 方 公 共 団 体 等 の 間 で 情 報 連 携 が 行 われる 際 は 通 信 自 体 も 暗 号 化 されます なお 通 信 は 現 在 も 使 用 している 総 合 行 政 ネットワーク (LGWAN) 等 を 用 いて 行 われることになっており 専 用 のネットワークに より 不 正 アクセス 等 の 情 報 セキュリティの 脅 威 を 防 ぎます 図 9 国 の 行 政 機 関 や 各 地 方 公 共 団 体 間 で 情 報 をやりとするネットワーク のイメージ 17

図 10 マイナンバー 制 度 における 情 報 連 携 の 概 要 出 典 : 内 閣 官 房 マイナちゃんのマイナンバー 解 説 出 典 : 内 閣 官 房 マイナちゃんのマイナンバー 解 説 社 会 保 障 18

2 練 馬 区 における 情 報 保 護 の 措 置 ポイント 情 報 システムに 対 するサイバー 攻 撃 に 備 え 一 層 のセキュリティ 強 化 を 図 ります 情 報 セキュリティポリシーを 改 定 して セキュリティ 対 策 を 強 化 し 遵 守 するよう 徹 底 します 特 定 個 人 情 報 保 護 評 価 は 区 民 意 見 の 募 集 が 義 務 付 けられていない 事 務 のうち 一 定 規 模 以 上 の 事 務 についても 広 く 区 民 の 意 見 を 募 集 します ま た 毎 年 度 評 価 書 の 内 容 について 自 己 点 検 を 行 い 5 年 後 には 改 めて 評 価 を 行 います 特 定 個 人 情 報 を 取 扱 う 事 務 または 情 報 システムについて 毎 年 度 内 部 監 査 を 実 施 します 特 定 個 人 情 報 を 取 扱 う 職 員 および 受 託 事 業 者 に 対 し 情 報 保 護 の 意 識 を 徹 底 させます マイナンバーを 利 用 する 事 務 において 窓 口 での 本 人 確 認 を 徹 底 します マイナンバー 制 度 導 入 にあたり 国 の 制 度 に 加 えて 練 馬 区 では 主 につぎの 措 置 を 図 ることで 常 に 個 人 情 報 の 保 護 に 十 分 留 意 していきます (1) 情 報 システムのセキュリティ 強 化 情 報 システムに 対 するサイバー 攻 撃 の 脅 威 が 社 会 的 に 大 きな 問 題 になってい ます マイナンバーを 含 め 区 民 の 個 人 情 報 を 適 切 に 守 るために 情 報 システム の 一 層 のセキュリティ 強 化 を 図 ります (2) 練 馬 区 情 報 セキュリティポリシーの 改 定 および 遵 守 情 報 セキュリティポリシーとは 情 報 セキュリティ 対 策 を 実 施 するために 必 要 な 事 項 を 定 めたものです 例 えば 利 用 者 権 限 のない 者 による 情 報 システムの 不 正 利 用 を 未 然 に 防 止 するための 規 定 や 職 員 受 託 事 業 者 が 守 るべき 事 項 を 規 定 しています マイナンバー 制 度 導 入 にあたり 練 馬 区 情 報 セキュリティポリシーを 改 定 し 物 理 的 な 対 策 や 人 的 技 術 的 対 策 および 情 報 システムの 運 用 面 における 対 策 を 一 層 強 化 します また 職 員 や 受 託 事 業 者 が 情 報 セキュリティポリシーを 遵 守 するよう 徹 底 しま す 19

(3) 特 定 個 人 情 報 保 護 評 価 の 強 化 特 定 個 人 情 報 保 護 評 価 は 実 施 機 関 が 個 人 のプライバシー 等 の 権 利 利 益 の 保 護 に 取 組 んでいることを 宣 言 するものであり 30 万 人 以 上 を 対 象 とした 事 務 におけ る 評 価 書 の 内 容 については 住 民 からの 意 見 を 募 集 することとされています 練 馬 区 では これに 加 えて 区 民 意 見 の 募 集 が 義 務 付 けられていない 事 務 のう ち 一 定 規 模 以 上 の 事 務 についても 広 く 区 民 からの 意 見 を 募 集 し 評 価 書 の 内 容 に 反 映 することで 一 層 の 情 報 保 護 を 図 ります また 毎 年 度 評 価 書 の 内 容 について 自 己 点 検 を 行 い その 結 果 を 公 表 するとと もに 5 年 後 には 改 めて 評 価 を 行 います (4) 情 報 セキュリティ 監 査 の 実 施 特 定 個 人 情 報 (マイナンバーを 含 む 個 人 情 報 )を 取 扱 う 事 務 または 情 報 システ ムについて 毎 年 度 内 部 監 査 を 実 施 します 監 査 では 職 員 がマイナンバーを 利 用 する 際 の 運 用 手 順 等 を 遵 守 しているか 等 を 確 認 し その 結 果 を 踏 まえ 必 要 に 応 じて 運 用 の 見 直 しを 図 ることとします (5) 職 員 および 受 託 事 業 者 への 教 育 特 定 個 人 情 報 (マイナンバーを 含 む 個 人 情 報 )を 取 扱 う 職 員 に 対 し 情 報 保 護 に 関 する 研 修 を 行 います また 特 定 個 人 情 報 (マイナンバーを 含 む 個 人 情 報 ) を 扱 う 事 務 の 受 託 事 業 者 については 契 約 内 容 に 秘 密 保 持 目 的 外 利 用 の 禁 止 等 の 事 項 を 規 定 するとともに 区 から 研 修 教 材 を 提 供 し 従 事 者 等 の 情 報 保 護 の 意 識 を 徹 底 させます (6) 本 人 確 認 の 徹 底 本 人 になりすまして 不 正 に 情 報 を 得 たり 手 続 きをされることを 防 ぐため マ イナンバーを 利 用 する 事 務 において 窓 口 での 本 人 確 認 を 徹 底 します 本 人 確 認 の 措 置 は 番 号 関 係 法 令 により 細 かく 規 定 されており その 規 定 に 基 づき 適 切 に 対 応 します 20

第 4 章 マイナンバー 制 度 に 係 る 今 後 のスケジュール( 予 定 ) 平 成 27 年 10 月 ~ 平 成 28 年 1 月 ~ 平 成 28 年 4 月 ~ 平 成 29 年 1 月 平 成 29 年 7 月 区 民 の 皆 様 に マイナンバーが 記 載 された 通 知 カードが 郵 送 により 送 付 順 次 マイナンバーの 利 用 開 始 申 請 者 への 個 人 番 号 カード 交 付 証 明 書 のコンビニ 交 付 開 始 ( 証 明 書 の 自 動 交 付 機 は 平 成 29 年 6 月 に 原 則 廃 止 ) 国 の 行 政 機 関 間 での 情 報 連 携 マイナポータル 運 用 開 始 マイナンバー 制 度 の 本 格 実 施 ( 地 方 公 共 団 体 における 情 報 連 携 の 開 始 ) マイナンバー 通 知 平 成 27 年 10 月 以 降 住 民 票 の 住 所 宛 にマイナンバーが 記 載 された 通 知 カード が 送 付 されます H27 年 10 月 マイナンバー 利 用 開 始 平 成 28 年 1 月 以 降 社 会 保 障 税 災 害 対 策 の 分 野 で 区 役 所 などに 提 出 する 書 類 にマイナンバーを 記 載 していただくことになります H27 年.10 月 H28 年 1 月 H28 年 1 月 個 人 番 号 カード 交 付 希 望 者 は 通 知 カードとともに 送 付 される 申 請 書 を 郵 送 する などして 平 成 28 年 1 月 以 降 個 人 番 号 カードの 交 付 を 受 けることができます H28 年 4 月 コンビニ 交 付 個 人 番 号 カードを 利 用 した 住 民 票 の 写 し 等 の 各 種 証 明 書 の コンビニ 交 付 サービスが 利 用 できます 国 の 機 関 間 での 情 報 連 携 マイナポータル 利 用 開 始 マイナポータルは 情 報 提 供 ネットワークシステムを 使 った 情 報 提 供 の 記 録 や 自 分 へのお 知 らせ 情 報 を 自 宅 のパソコン 等 で 確 認 できます H29 年 1 月 社 会 保 障 関 連 手 続 年 金 雇 用 保 険 医 療 保 険 の 手 続 生 活 保 護 児 童 手 当 その 他 福 祉 の 給 付 等 の 申 請 書 にマイナンバーを 記 載 することになり ます 事 業 主 に 提 出 いただく 雇 用 保 険 被 保 険 者 資 格 取 得 届 等 にマイナンバーを 記 載 す ることになります 税 関 連 手 続 区 民 の 方 が 提 出 する 確 定 申 告 の 申 請 書 等 にマイナンバーを 記 載 していただきます 事 業 主 が 提 出 する 給 与 所 得 の 源 泉 徴 収 票 等 にマイナンバーを 記 載 していただき ます 健 康 保 険 関 連 手 続 事 業 主 が 提 出 す る 健 康 保 険 厚 生 年 金 保 険 被 保 険 者 資 格 取 得 届 等 にマイナンバーを 記 載 し ていただきます H29 年 1 月 21 H29 年 7 月 H29 年 7 月 地 方 公 共 団 体 の 情 報 連 携 開 始 地 方 公 共 団 体 間 でネットワーク 経 由 で 前 住 所 地 の 所 得 情 報 の 確 認 等 が 可 能 となる 情 報 連 携 が 開 始 されます (これにより 一 部 事 務 における 添 付 書 類 の 削 減 が 可 能 となります ) 添 付 書 類 の 削 減 国 の 行 政 機 関 地 方 公 共 団 体 等 の 情 報 連 携 により これまで 申 請 届 出 時 に 必 要 だった 住 民 票 所 得 証 明 書 等 の 添 付 書 類 が 不 要 とな ります ( 適 用 範 囲 は 徐 々に 拡 大 さ れます また 地 方 公 共 団 体 によっ て 適 用 範 囲 が 異 なります ) マイナンバーの 提 示 本 人 から 勤 め 先 の 企 業 団 体 などに 自 身 家 族 のマイナンバーを 提 示 します 企 業 や 団 体 は 地 方 公 共 団 体 等 へ 提 出 する 届 出 書 等 にマイナンバーを 記 載 します

第 5 章 練 馬 区 におけるマイナンバー 制 度 の 活 用 に 向 けた 取 組 方 針 練 馬 区 では マイナンバー 制 度 について 以 下 の 方 針 のもとに 活 用 を 図 ります 練 馬 区 におけるマイナンバー 制 度 の 活 用 に 向 けた 取 組 方 針 平 成 27 年 10 月 から 順 次 開 始 されるマイナンバー 制 度 では 国 民 の 利 便 性 の 向 上 および 行 政 の 効 率 化 に 資 することを 基 本 理 念 としている マイナンバー 制 度 を 導 入 するに 際 しては この 基 本 理 念 のもと 国 や 他 自 治 体 の 動 向 等 を 踏 まえつつ 練 馬 区 の 状 況 に 応 じた 活 用 を 図 ることが 必 要 である そこで 以 下 の 方 針 のもとにマイナンバー 制 度 の 活 用 を 進 めるものとする なお 国 において 利 用 範 囲 の 拡 大 も 検 討 されていることから 本 方 針 について は 適 宜 必 要 な 見 直 しを 図 っていくこととする 1 番 号 法 に 規 定 する 利 用 範 囲 において 区 民 の 利 便 性 の 向 上 および 行 政 の 効 率 化 が 実 現 できることが 見 込 まれる 事 務 については 積 極 的 にマイナンバー の 利 用 を 図 る 2 個 人 番 号 カードの 独 自 利 用 については コンビニエンスストアにおける 証 明 書 交 付 サービス(コンビニ 交 付 )での 利 用 を 実 現 する 3 上 記 2 以 外 の 個 人 番 号 カードの 独 自 利 用 については 国 や 他 自 治 体 等 の 動 向 を 踏 まえながら 引 き 続 き 検 討 を 進 めるものとする 上 記 の 方 針 に 基 づく 練 馬 区 におけるマイナンバー 制 度 活 用 の 具 体 的 な 取 組 は 次 章 のとおりです 22

第 6 章 マイナンバー 制 度 の 活 用 における 練 馬 区 の 具 体 的 な 取 組 1 基 本 的 考 え 方 マイナンバー 制 度 の 活 用 については どのような 事 務 でマイナンバーを 利 用 するのか 個 人 番 号 カードを 使 ってどのようなサービスを 行 うのか の2つの 面 から 検 討 を 行 いました (1) マイナンバーの 利 用 について 番 号 法 第 9 条 第 1 項 の 規 定 では 別 表 形 式 でマイナンバーを 利 用 することがで きる 事 務 が 一 覧 化 されています 利 用 できる 者 は 国 の 行 政 機 関 や 地 方 公 共 団 体 等 の 行 政 事 務 を 処 理 する 者 に 限 られています 練 馬 区 においても 現 在 行 われている 事 務 のうち マイナンバーを 利 用 するこ とができる 事 務 について 検 討 しました また 番 号 法 では 法 律 に 定 められた 事 務 のほかに 地 方 公 共 団 体 において 条 例 で 定 めることによりマイナンバーを 利 用 することが 可 能 です 練 馬 区 では 積 極 的 にマイナンバーの 利 用 を 図 ることとしており 区 民 の 利 便 性 の 向 上 および 行 政 の 効 率 化 が 実 現 できることが 見 込 まれる 事 務 について 独 自 利 用 事 務 として 条 例 で 規 定 することとします なお 条 例 で 規 定 する 内 容 はつぎのとおりです 1 番 号 法 で 具 体 的 に 定 められた 事 務 以 外 でマイナンバーを 利 用 する 事 務 を 規 定 例 えば 番 号 法 に 規 定 のある 事 務 と 同 じ 窓 口 情 報 システム 等 により 実 施 す る 事 務 で 区 民 サービスの 向 上 や 事 務 の 効 率 化 を 図 るためにマイナンバーを 利 用 する 事 務 を 規 定 します 2 マイナンバーを 利 用 する 事 務 処 理 のために 練 馬 区 の 部 署 間 で 情 報 のやりと りを 行 う 場 合 について 規 定 練 馬 区 の 内 部 で 番 号 法 に 基 づく 情 報 の 連 携 を 行 う 場 合 には 連 携 する 事 務 および 特 定 個 人 情 報 の 内 容 を 条 例 で 規 定 します( 他 の 団 体 との 情 報 連 携 につい ては 番 号 法 が 直 接 規 定 しているため 条 例 で 規 定 する 必 要 はありません ) 例 えば マイナンバーを 利 用 する 生 活 保 護 事 務 において マイナンバーを 含 む 個 人 情 報 である 所 得 情 報 を 他 の 部 署 から 得 る 必 要 がある 場 合 などです 23

図 11 マイナンバーの 利 用 について 番 号 法 で 規 定 されている 事 務 と 独 自 利 用 事 務 (2) 個 人 番 号 カードの 利 用 について 平 成 28 年 1 月 から 申 請 者 に 対 し 交 付 される 個 人 番 号 カードは 現 行 の 住 民 基 本 台 帳 カードに 代 わるものです 身 分 証 明 書 としての 利 用 マイナンバーを 確 認 す る 場 面 での 利 用 のみならず 行 政 サービスにおける 利 用 が 想 定 されています e-taxの 確 定 申 告 で 現 在 も 利 用 されているICチップを 使 った 公 的 個 人 認 証 サービスによる 電 子 証 明 書 の 仕 組 みが 拡 大 され 個 人 番 号 カードに 標 準 搭 載 されることになります また カードに 搭 載 されるICチップには 空 き 領 域 があ り 番 号 法 第 18 条 の 規 定 に 基 づき 区 民 の 利 便 性 の 向 上 に 資 する 場 合 には 区 が 条 例 に 定 めるところにより この 空 き 領 域 を 利 用 してサービスを 提 供 できること とされています 24

2 練 馬 区 におけるマイナンバーの 利 用 事 務 (1) 番 号 法 に 規 定 されている 事 務 で 練 馬 区 としてマイナンバーを 利 用 する 事 務 すでに 練 馬 区 においてサービスを 提 供 している 事 務 で 番 号 法 によりマイナン バーを 利 用 できるものとして 規 定 されているもののうち 当 面 は 表 3の 36 事 務 においてマイナンバーを 利 用 します これには 国 や 東 京 都 等 が 実 施 する 事 務 で 練 馬 区 は 受 付 のみを 行 っている 場 合 を 含 んでいます これらのサービスにおける 手 続 では 平 成 28 年 1 月 以 降 順 次 申 請 書 類 等 に マイナンバーを 記 載 していただくことになります また 申 請 する 際 に 添 付 が 求 められている 書 類 の 一 部 が 省 略 できるようになる のは 各 地 方 公 共 団 体 で 情 報 連 携 が 開 始 される 平 成 29 年 7 月 ( 予 定 )からとな ります 区 では この 情 報 連 携 に 向 け 事 務 の 効 率 化 にも 取 り 組 みます なお 現 時 点 ではマイナンバーを 利 用 しない 事 務 についても 情 報 連 携 の 拡 大 などにより 区 民 の 利 便 性 の 向 上 や 事 務 の 効 率 化 が 見 込 まれるようになった 場 合 には 適 宜 利 用 事 務 として 追 加 していきます 表 3 練 馬 区 においてマイナンバーを 利 用 する 事 務 ( 番 号 法 で 規 定 されている 事 務 ) 事 務 名 所 管 課 1 被 災 者 の 生 活 再 建 支 援 業 務 実 施 にかかる 被 災 者 台 帳 の 作 成 事 務 危 機 管 理 課 2 個 人 住 民 税 の 賦 課 および 徴 収 事 務 3 軽 自 動 車 税 の 賦 課 および 徴 収 事 務 税 務 課 収 納 課 4 国 民 健 康 保 険 事 務 ( 資 格 賦 課 給 付 収 納 ) 国 保 年 金 課 収 納 課 5 国 民 年 金 事 務 6 特 別 障 害 給 付 金 事 務 国 保 年 金 課 7 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 事 務 ( 資 格 賦 課 給 付 収 納 ) 8 戦 傷 病 者 戦 没 者 遺 族 等 の 援 護 に 関 する 事 務 9 戦 没 者 等 の 妻 に 対 する 特 別 給 付 金 の 支 給 に 関 する 事 務 10 戦 没 者 等 の 遺 族 に 対 する 特 別 弔 慰 金 の 支 給 に 関 する 事 務 福 祉 部 管 理 課 11 戦 傷 病 者 等 の 妻 に 対 する 特 別 給 付 金 の 支 給 に 関 する 事 務 12 戦 没 者 の 父 母 等 に 対 する 特 別 給 付 金 の 支 給 に 関 する 事 務 25

13 障 害 支 援 区 分 および 区 分 変 更 の 認 定 に 関 する 事 務 14 障 害 児 通 所 給 付 費 の 支 給 等 に 関 する 事 務 ( 支 給 申 請 の 受 理 給 付 決 定 等 ) 15 入 院 助 産 事 業 に 関 する 事 務 16 母 子 生 活 支 援 施 設 に 関 する 事 務 17 生 活 保 護 事 務 18 母 子 および 父 子 福 祉 資 金 の 貸 付 および 償 還 に 関 する 事 務 障 害 者 サービス 調 整 担 当 課 19 高 齢 者 施 設 入 所 に 関 する 事 務 総 合 福 祉 事 務 所 20 練 馬 区 ひとり 親 家 庭 ホームヘルプサービスに 関 する 事 務 21 ひとり 親 家 庭 自 立 支 援 給 付 金 事 業 に 関 する 事 務 22 障 害 児 福 祉 手 当 特 別 障 害 者 手 当 等 の 支 給 に 関 する 事 務 23 中 国 残 留 邦 人 等 支 援 給 付 の 支 給 に 関 する 事 務 24 障 害 者 の 日 常 生 活 及 び 社 会 生 活 を 総 合 的 に 支 援 するための 法 律 による 自 立 支 援 給 付 の 支 給 または 地 域 生 活 支 援 事 業 の 実 施 に 関 する 事 務 ( 身 体 障 害 者 知 的 障 害 者 対 象 ) 25 介 護 保 険 事 務 介 護 保 険 課 26 妊 娠 届 による 母 子 健 康 手 帳 交 付 事 務 27 未 熟 児 養 育 医 療 給 付 事 務 健 康 推 進 課 28 妊 婦 高 血 圧 症 候 群 等 医 療 費 助 成 事 務 29 予 防 接 種 に 関 する 事 務 30 31 感 染 症 の 予 防 および 感 染 症 の 患 者 に 対 する 医 療 に 関 する 法 律 による 事 務 障 害 者 の 日 常 生 活 及 び 社 会 生 活 を 総 合 的 に 支 援 するための 法 律 による 自 立 支 援 給 付 の 支 給 または 地 域 生 活 支 援 事 業 の 実 施 に 関 する 事 務 ( 精 神 障 害 者 および 育 成 医 療 受 給 者 対 象 ) 保 健 予 防 課 32 区 営 住 宅 等 管 理 事 務 住 宅 課 33 児 童 扶 養 手 当 の 支 給 に 関 する 事 務 34 特 別 児 童 扶 養 手 当 の 支 給 に 関 する 事 務 子 育 て 支 援 課 35 児 童 手 当 の 支 給 に 関 する 事 務 26

36 保 育 給 付 支 給 認 定 事 務 および 保 育 利 用 調 整 等 事 務 保 育 課 練 馬 区 における 所 管 課 の 組 織 順 によって 記 載 しています 実 施 主 体 が 国 の 行 政 機 関 や 東 京 都 等 であり 練 馬 区 では 申 請 書 の 受 付 のみを 行 う 事 務 も 含 みます また 申 請 窓 口 は 練 馬 区 であるものの 実 際 に 審 査 等 を 行 っているのが 国 の 行 政 機 関 や 東 京 都 である 事 務 の 一 部 ( 表 4)については 今 後 国 や 都 の 対 応 によっ て 申 請 書 等 にマイナンバーの 記 載 欄 が 設 けられることが 見 込 まれます 表 4 審 査 等 を 行 う 国 や 都 の 対 応 によりマイナンバーの 利 用 が 見 込 まれる 事 務 事 務 名 所 管 課 1 身 体 障 害 者 手 帳 に 関 する 事 務 総 合 福 祉 事 務 所 2 小 児 慢 性 医 療 費 助 成 事 務 3 精 神 保 健 福 祉 手 帳 の 交 付 に 関 する 事 務 4 自 立 支 援 医 療 ( 精 神 通 院 )の 実 施 等 に 関 する 事 務 保 健 予 防 課 5 難 病 患 者 に 対 する 事 務 27

(2) 条 例 で 規 定 することによりマイナンバーを 利 用 する 事 務 番 号 法 に 規 定 されている 事 務 と 趣 旨 や 目 的 使 用 している 情 報 システムが 同 じ で マイナンバーを 利 用 することにより 区 民 サービスの 向 上 や 事 務 の 効 率 化 が 見 込 まれるものの 番 号 法 には 直 接 の 規 定 がない 事 務 があります そのため これらについて 練 馬 区 で 番 号 法 に 基 づく 条 例 を 定 めることにより マイナンバーの 利 用 を 可 能 にします 次 の1 2の 事 務 です 1 番 号 法 に 規 定 されている 事 務 と 趣 旨 目 的 等 が 同 じ 事 務 表 5 練 馬 区 においてマイナンバーを 利 用 する 事 務 (その1) 事 務 名 番 号 法 に 規 定 の 事 務 所 管 課 1 心 身 障 害 者 福 祉 手 当 事 務 2 心 身 障 害 者 福 祉 タクシー 事 業 事 務 3 心 身 障 害 者 自 動 車 燃 料 費 助 成 事 業 事 務 4 心 身 障 害 者 ( 児 ) 紙 おむつ 支 給 事 務 5 高 齢 者 紙 おむつ 等 支 給 事 務 障 害 児 福 祉 手 当 特 別 障 害 者 手 当 等 の 支 給 事 務 総 合 福 祉 事 務 所 6 外 国 人 生 活 保 護 事 務 生 活 保 護 事 務 7 生 計 困 難 者 等 に 対 する 介 護 保 険 利 用 者 負 担 額 軽 減 事 務 介 護 保 険 事 務 介 護 保 険 課 8 区 立 高 齢 者 集 合 住 宅 管 理 事 務 区 営 住 宅 等 管 理 事 務 住 宅 課 9 就 学 援 助 費 の 支 給 に 関 する 事 務 10 幼 稚 園 就 園 奨 励 費 補 助 金 交 付 事 務 11 特 別 支 援 教 育 就 学 奨 励 費 の 支 給 に 関 する 事 務 児 童 手 当 の 支 給 に 関 する 事 務 学 務 課 12 児 童 育 成 手 当 事 務 児 童 扶 養 手 当 の 支 給 13 ひとり 親 家 庭 等 医 療 費 助 成 事 務 に 関 する 事 務 子 育 て 支 援 課 ただし 表 5の 事 務 については 国 の 特 定 個 人 情 報 保 護 委 員 会 において 認 めら れた 場 合 に 限 り 情 報 提 供 ネットワークシステムを 用 いて 他 の 地 方 公 共 団 体 等 か ら 情 報 の 提 供 を 受 けることが 可 能 になります これらの 事 務 において 区 民 サービスの 向 上 や 事 務 の 効 率 化 を 図 るためには この 情 報 連 携 ができることが 必 要 です したがって マイナンバーの 利 用 は 情 報 連 携 が 特 定 個 人 情 報 保 護 委 員 会 で 認 められることを 条 件 とします 28

2 番 号 法 に 規 定 されている 事 務 と 趣 旨 目 的 等 は 異 なるが 独 自 利 用 する 事 務 表 6 練 馬 区 においてマイナンバーを 利 用 する 事 務 (その2) 事 務 名 所 管 課 1 児 童 虐 待 対 応 事 務 練 馬 子 ども 家 庭 支 援 センター 3 庁 内 における 情 報 連 携 マイナンバー 制 度 の 導 入 に 当 たり 特 定 個 人 情 報 (マイナンバーを 含 む 個 人 情 報 )を 庁 内 でやりとりする 場 合 については 番 号 法 に 規 定 している 情 報 連 携 の 範 囲 内 において 行 うこととし その 旨 を 条 例 に 規 定 します 3 練 馬 区 における 個 人 番 号 カードの 利 用 練 馬 区 では 個 人 番 号 カードを 用 いて 新 たな 行 政 サービスの 提 供 を 行 うことと します 当 面 つぎの 利 用 を 図 ります (1) コンビニエンスストアにおける 証 明 書 交 付 サービス(コンビニ 交 付 ) コンビニ 交 付 は 個 人 番 号 カードを 利 用 して 住 民 票 の 写 し 等 の 各 種 証 明 書 を コンビニエンスストアに 設 置 されているマルチコピー 機 で 取 得 できるサービス です 平 成 28 年 4 月 を 目 途 に 運 用 を 開 始 します 区 内 に 限 らず 全 国 のコンビニエンスストアでの 交 付 が 可 能 となり 利 用 時 間 は 午 前 6 時 30 分 から 午 後 11 時 までと 長 く 利 便 性 が 向 上 します 取 得 できる 証 明 書 の 種 類 は 住 民 票 の 写 し 印 鑑 登 録 証 明 書 戸 籍 の 謄 抄 本 住 民 税 の 証 明 書 で 手 数 料 も 区 民 事 務 所 等 の 窓 口 で 取 得 するよりも 100 円 低 く 設 定 する 方 向 で 検 討 します なお 区 内 の 区 民 事 務 所 出 張 所 等 に 設 置 している 自 動 交 付 機 は 機 器 のリー ス 期 限 である 平 成 29 年 6 月 で 廃 止 する 予 定 です (2) 区 民 事 務 所 窓 口 における 個 人 番 号 カードの 利 用 について 現 在 印 鑑 登 録 証 明 書 は 自 動 交 付 機 のほかに 区 民 事 務 所 と 郵 便 局 ( 区 内 11 か 所 )の 窓 口 で 交 付 を 行 っており 窓 口 交 付 においては 印 鑑 登 録 証 ( 印 鑑 登 録 カ ード)の 提 示 が 必 須 となっています 平 成 28 年 4 月 に 予 定 されているコンビニ 交 付 導 入 後 は 印 鑑 登 録 さえしてい れば 個 人 番 号 カードにより 事 前 の 特 別 な 手 続 なしで コンビニで 印 鑑 登 録 証 明 29

書 の 交 付 を 受 けることができるようになります 実 質 的 には 個 人 番 号 カードに 印 鑑 登 録 証 の 機 能 が 含 まれるようになります 今 後 は 個 人 番 号 カードの 積 極 的 な 利 用 を 図 る 観 点 から 区 民 事 務 所 の 窓 口 に おいても 印 鑑 登 録 証 明 書 を 始 め 税 証 明 書 住 民 票 の 写 しなどを 個 人 番 号 カード により 交 付 できるよう コンビニ 交 付 と 同 等 の 機 能 を 持 つマルチコピー 機 の 早 期 導 入 などを 検 討 します なお 個 人 番 号 カードは 申 請 から 交 付 までに ある 程 度 の 時 間 を 要 すること や 個 人 番 号 カードを 取 得 していない 方 や 代 理 人 による 印 鑑 登 録 証 明 書 の 交 付 申 請 に 対 応 するため 当 面 印 鑑 登 録 証 は 個 人 番 号 カードと 並 存 して 利 用 します 今 後 個 人 番 号 カードを 印 鑑 登 録 証 に 替 えることの 是 非 を 検 討 します 4 今 後 の 検 討 課 題 練 馬 区 には 転 出 入 など 住 所 異 動 に 関 する 分 野 税 金 に 関 する 分 野 保 健 や 福 祉 子 育 てに 関 する 分 野 など 区 民 の 皆 様 の 必 要 な 手 続 を 行 う 多 くの 窓 口 があります 区 内 に6か 所 ある 区 民 事 務 所 では 現 在 も 住 所 の 異 動 に 伴 って 必 要 となる 様 々な 手 続 を 一 定 程 度 総 合 的 に 行 うことができます 今 後 マイナンバーを 利 用 することによって さらに 事 務 手 続 が 簡 略 化 できる ように 検 討 していきます 同 様 に 他 の 窓 口 においても マイナンバーの 利 用 によ り 事 務 手 続 の 効 率 化 を 検 討 し これまで 以 上 に 区 民 の 皆 様 の 利 便 性 の 向 上 を 図 るこ とを 目 指 して 利 用 しやすい 窓 口 づくりを 進 めていきます 30

参 考 資 料 用 語 説 明 ( 用 語 はそれぞれ 初 出 のページを 記 載 ) 用 語 意 味 ページ あ e-tax(イータックス) 確 定 申 告 や 納 税 申 請 や 届 け 出 などがインタ ーネットを 通 じてできるサービスのことです 8 か 公 的 個 人 認 証 サービス インターネットを 通 じて 安 全 確 実 な 行 政 手 続 等 を 行 うために 他 人 によるなりすまし 申 請 の 防 止 や 電 子 データが 通 信 途 中 で 改 ざんされて いないことの 確 認 のための 機 能 を 提 供 するもの です このサービスを 利 用 することによって ご 自 宅 や 職 場 などのパソコンから 様 々な 行 政 手 続 等 を 行 うことができます 8 さ 個 人 番 号 (マイナンバー) 個 人 番 号 カード 住 民 基 本 台 帳 ネットワー クシステム 住 民 票 コード 情 報 提 供 ネットワークシ ステム 総 合 行 政 ネ ッ ト ワ ー ク (LGWAN) 住 民 票 を 有 する 全 ての 方 に 付 される 12 桁 の 番 号 のことです (=マイナンバー) 希 望 者 が 申 請 することで 取 得 できるカード です 本 人 確 認 の 手 段 として 利 用 されるほか e-tax 等 の 電 子 申 請 等 が 行 える 電 子 証 明 書 が 標 準 搭 載 されます 住 民 基 本 台 帳 を 基 礎 にした 全 国 的 なコンピュ ーターネットワークのことです 住 民 基 本 台 帳 ネットワークに 登 録 される 項 目 は マイナンバ ーの 他 に 法 律 で 定 められている 氏 名 住 所 性 別 生 年 月 日 住 民 票 コード これらの 変 更 情 報 に 限 られます 住 民 基 本 台 帳 に 記 録 されている 人 の 住 民 票 に 記 載 されている 個 人 ごとに 固 有 の 11 桁 の 番 号 です マイナンバーを 利 用 する 個 人 情 報 を 他 の 行 政 機 関 などからオンラインで 照 会 し 提 供 する システムです 地 方 公 共 団 体 の 組 織 内 ネットワークを 相 互 に 接 続 する 行 政 専 用 のネットワークです ( 地 方 公 共 団 体 間 のコミュニケーションの 円 滑 化 や 情 報 共 有 により 多 様 な 業 務 支 援 システムの 共 同 利 用 を 可 能 とします ) 1 1 2 2 11 17 た 地 方 公 共 団 体 情 報 システ ム 機 構 (J-LIS) 地 方 公 共 団 体 が 共 同 して 運 営 する 組 織 とし て 住 民 基 本 台 帳 法 や 番 号 法 に 基 づく 事 務 を 処 理 する 等 の 事 務 を 行 います 平 成 26 年 4 月 1 日 に 設 立 されました 3 中 間 サーバー 中 間 サーバー プラット フォーム 通 知 カード 情 報 連 携 の 対 象 となる 個 人 情 報 の 副 本 を 保 存 管 理 するもので 各 地 方 公 共 団 体 等 で 設 置 する 必 要 があるシステムです なお コストの 削 減 やセキュリティ 運 用 の 安 定 性 の 確 保 から 中 間 サーバー プラットフ ォーム が 全 国 2ヶ 所 に 拠 点 として 構 築 される 予 定 です マイナンバーを 通 知 するために 送 付 されるカ ードです 平 成 27 年 10 月 には 住 民 票 を 有 す るすべての 方 にマイナンバーが 一 斉 に 付 番 され て 簡 易 書 留 で 届 けられます 18 1 31

用 語 意 味 ページ 独 自 利 用 事 務 番 号 法 第 9 条 第 2 項 に 基 づき 各 自 治 体 が 条 例 で 独 自 利 用 できることとした 事 務 のことで す 23 特 定 個 人 情 報 マイナンバーを 含 む 個 人 情 報 のことです 10 特 定 個 人 情 報 保 護 委 員 会 特 定 個 人 情 報 保 護 評 価 は 法 人 番 号 ま マイナポータル マイナンバー マイナンバー 制 度 の 実 施 にあたり マイナン バーその 他 の 特 定 個 人 情 報 の 有 用 性 に 配 慮 しつ つ その 適 正 な 取 扱 いを 確 保 するために 必 要 な 措 置 を 講 じることを 目 的 として 設 置 された 独 立 性 の 高 い 第 三 者 機 関 です 国 の 行 政 機 関 や 各 地 方 公 共 団 体 において 特 定 個 人 情 報 を 情 報 システムで 取 り 扱 う 前 に 実 施 するものです 法 人 番 号 は 法 人 等 に 指 定 される 13 桁 の 番 号 で 登 記 上 の 所 在 地 に 通 知 されます マイナン バーとは 異 なり 利 用 範 囲 の 制 約 がなく どなた でも 自 由 に 利 用 できます インターネット 上 に 設 置 される 予 定 のウェブ サイトです 平 成 29 年 1 月 から 利 用 できる 予 定 です 国 民 一 人 ひとりに 付 される 12 桁 の 番 号 のこ とです (= 個 人 番 号 ) 12 12 10 10 1 32

練 馬 区 におけるマイナンバー 制 度 の 活 用 に 向 けた 取 組 方 針 発 行 練 馬 区 企 画 部 情 報 政 策 課 所 在 地 176-8501 練 馬 区 豊 玉 北 6-12-1 電 話 03-3993-1111( 代 表 ) FAX 03-3825-0221 メール JOKAN15@city.nerima.tokyo.jp