ダイコードフラットプリント 回 路 基 板 FL80_V2 (これは 最 終 版 ではありません 今 後 変 更 の 可 能 性 有 ) FL80 は 箱 や TUBE MOD といった DIY 型 電 子 タバコに 使 われる 電 子 回 路 基 板 です 1. サイズ 寸 法 および 位 置 以 下 の 製 図 はダイコード FL80 の 全 体 のサイズを 表 しています 基 板 にはいくつかの 実 装 オプションがあります 出 荷 時 は3つの 面 に 取 付 け 用 の 紐 が ついており ハウジング( 装 飾 )の 内 側 に M2 ネジあるいは 同 等 のものを 取 り 付 けら れるようにそれぞれ 2.1 ミリの 穴 がいくつか 設 けられています 取 付 け 用 の 紐 は 個 別 に 引 きちぎることが 可 能 です 紐 がない 状 態 では 基 板 の 外 形 寸 法 はそれぞれ 17.2mm x 56.2 mm( 区 切 線 の 関 係 で±0.4mm) あるいは 17.2 x 63.7mm となっています(Micro-USB がある 場 合 は 下 記 参 照 ) 別 途 金 属 溶 射 した GND 穴 (バッテリーのマイナス 端 子 )が 設 けられており ハウジ ング( 装 飾 )がバッテリーのマイナス 端 子 に 接 続 されている 場 合 ハウジング( 装 飾 )から GND を 接 続 するという 選 択 肢 が 与 えられています USB コネクタの 選 択 肢 は2つあります Mini-USB が 一 つ 基 板 の 底 面 にあり 上 面 か ら 火 の 底 面 に 向 けて 基 板 を 見 た 時 右 側 に 見 えます V2 基 板 のデフォルト 組 立 ては mini-usb プラグを 密 集 させておりませんのでご 注 意 下 さい(ベータ 版 には 常 に mini-usb が 実 装 されています) 2 つ 目 の 選 択 肢 は 垂 直 に 実 装 された micro-usb プラグを PCB 拡 張 部 分 に 使 用 すること です 不 要 の 際 は 切 断 が 可 能 です メイン 基 板 に 一 本 の 配 線 で 再 度 接 続 するためにカットボードには 半 田 パッドが 付 属 し ています このように micro-usb 基 板 はハウジング( 装 飾 ) 内 であればどこでも 実 装 が 可 能 です
平 面 図 M2 ネジ 用 個 別 GND 接 続 オプション 全 ての 取 付 け 穴 破 線 :ブレイクアウトライン ディスプレイ 枠 取 付 用 穴 (GND) (GND) 図 面 1
FL80_V2 では Up-Button が 2 つの 異 なる 位 置 に 配 置 されていることがあります 1 箇 所 目 は FL80_V1(ベータ)のオプション A と 同 じ 場 所 です 2 箇 所 目 はディスプレイ 枠 から 2.5mm 更 に 離 れた 場 所 オプション B にあります これにより 選 択 肢 としてロッカーボタンまたは 大 きめの up/down ボタンの 使 用 を 選 ぶことが 可 能 です 例 えば Mini-USB が up ボタンの 位 置 A あるいは B を 必 要 とするかどうかにより 一 連 の 注 文 が 発 生 する 前 に 異 なる 組 み 立 てオプションが 定 義 されます 単 体 の PCB 注 文 用 の 標 準 的 な 組 み 立 ては Mini-USB が 実 装 されておらず up-botton は 本 来 の 位 置 (A)に 配 置 されてい ます 半 田 付 け 上 の 下 面 図 電 圧 バッテリー(プラス 端 子 ) バッテリー(マイナス 端 子 ) バッテリー(マイナス 端 子 ) 図 面 2 2. バッテリーおよび 充 電 2.1. 全 般 のオプション 2.1.1. バッテリー1 個 の 場 合 基 板 は 基 板 上 の Mini-USB プラグ または 基 板 から 切 り 離 しが 可 能 な 基 板 上 の 垂 直 micro-usb のいずれかから 供 給 することにより 基 板 上 のアクティブスイ ッチモード 充 電 回 路 をオプションで 使 用 すれば 単 体 のリチウムイオンバッテリ ーで 起 動 可 能 です mini-usb および 垂 直 micro-usb のいずれも 使 用 していない 場 合 ケーブル 配 線 を 通 じ 個 別 の USB-Plug キャリアボードを 任 意 で 接 続 するこ とが 可 能 です また USB プラグ 基 板 は 6 ピン 0.5mm 設 定 の 標 準 的 な FPC ケー ブル 接 続 で 接 続 が 可 能 です サプライヤ 情 報 はこの 文 面 の 終 わりに 記 載 してあ ります 2.1.2. 2 個 (もしくはそれ 以 上 ) 並 列 したバッテリ
並 列 接 続 電 池 であれば 車 載 型 充 電 器 も 使 用 可 能 です 並 列 接 続 電 池 の 問 題 とな るのはそれらの 電 池 が 並 列 になっている 時 です 並 列 時 2 個 (あるいはそれ 以 上 )のバッテリーの 充 電 状 況 が 異 なる 場 合 は それらの 間 で 危 険 な 高 電 流 が 流 れています これはバッテリーの 加 熱 と 破 損 を 引 き 起 こす 可 能 性 がありま 2.1.3. 連 続 した 2 個 のバッテリー 特 にバックオペレーションモードでは ( 出 力 電 圧 < 入 力 電 圧 )がワット 数 をよ り 高 くするためにリチウムイオンバッテリーを 2 個 連 続 で 使 用 することも 可 能 で す この 場 合 充 電 回 路 が 連 続 したバッテリーと 接 続 されていないことがありま す その 理 由 は 単 体 のバッテリーのみ 充 電 するよう 設 計 されているため 充 電 回 路 が 即 座 に 破 壊 されてしまうためです バッテリーを 2 個 まとめて 使 用 するためには プリインストールされた 半 田 ジャ ンパ J1 を 取 り 除 くこと 加 えて バッテリーの 使 用 を 最 適 化 するために ユーザーは 推 奨 されているサプ ライ 構 成 用 ジャンパ(Supply Configuration Jumper)の 設 定 手 順 に 従 うこと ジャ ンパー 設 定 は 以 下 の 設 計 図 を 参 照 のこと 標 準 構 成 はバッテリー 単 体 での 使 用 サプライ 構 成 バッテリー 単 体 バ ッ テ リ ー 単 体 用 は ク ロ ー ズ 2 個 まとめたバッテリー 用 はオープン 2 個 まとめたバッテリー 2 個 まとめたバ ッ テ リ ー バッテリー 単 体 図 面 3 バッテリーを 2 個 使 用 し そのいずれかが 最 小 放 電 レベルを 下 回 った 場 合 バッ テリー 監 視 を 起 動 警 告 を 発 し あるいは 吸 った 電 子 タバコの 煙 を 吐 くことを 抑 制 するオプションがあります この 性 能 を 使 用 するためには( 細 い)ケーブルをバ ッテリーのピン 中 央 と 基 板 上 にある スタックパッド に 接 続 する 必 要 がありま す( 下 図 参 照 ) しかしながら ダイコードデュアル /トリプル 高 効 率 電 池 バランサ 基 板 を 使 用 す ることにより 車 載 型 充 電 器 電 気 回 路 上 のバッテリーを 2 個 充 電 可 能 です 正 し い 設 定 を 行 うためにバランサ 基 板 の 配 線 手 順 に 従 ってください
2.2. 車 載 型 USB 充 電 器 車 載 型 充 電 器 電 気 回 路 は 他 の 回 路 でしばしば 使 用 されているリニア 充 電 器 と 対 照 的 な アクティブスイッチモードの 充 電 器 となっております アクティブ 充 電 器 はより 効 率 的 であるという 主 要 な 利 点 があります リニア 充 電 器 と 比 べ 回 路 は 更 に 高 い 電 流 で 充 電 が 可 能 となるため バッテリーの 充 電 時 間 も 短 くて 済 みま す 充 電 器 はバッテリー 充 電 仕 様 書 1.2(BC1.2)と 互 換 性 があります 仕 様 書 には 充 電 回 路 がそれに 接 続 されている 電 源 供 給 強 度 をどのように 検 知 するかについて 定 義 されています このように 充 電 器 はソースからどれ 位 の 電 流 を 引 き 出 せるか を 検 知 します 例 )PC あるいはラップトップから 500 ma 専 用 の 充 電 ポートか ら 最 大 3A 引 き 出 します 基 板 には 拡 張 基 板 上 に 垂 直 な 5 ピン Micro-USB-B プラグが 含 まれており その 配 置 で 使 用 しない 場 合 は 切 断 可 能 です 底 面 に mini-usb プラグが 密 集 した 基 板 を オプションで 注 文 することが 可 能 です この 他 にも 基 板 上 の 6 ピン 0.5mm 設 定 の FPC コネクタや 半 田 パッドが 底 面 にあり ます この FPC コネクタの 使 用 には 2 つの 選 択 肢 があります: - 半 田 ジャンパ J2 が 閉 じている 際 外 付 けのドーターボードは USB プラグを 搭 載 し FPC コネクションに 接 続 されている 可 能 性 があり その 場 合 USB プラグは 設 計 上 それ 以 外 の 任 意 の 場 所 に 実 装 されていることもあります - 半 田 ジャンパ J3 が 閉 じていて J1 が 開 いている 際 FPC プラグは 基 板 上 の 充 電 器 ではなくバッテリーに 接 続 されています これによって 異 なる 充 電 器 を 取 り 入 れたり あるいは 連 続 する 2 つのバッテリー を 使 用 している 際 に それらを 充 電 可 能 な 充 電 器 で 充 電 を 行 うことが 可 能 です バッテリーを 2 個 連 続 使 用 バッテリープラス 電 圧 スタックパッド バッテリープラス 着 火 ボタン アップボタン ダウンボタン Micro-USB 半 田 パッド 充 電 LED パ ワ ー イ ン ダ ク タ 高 さ 6.5mm 最 大 出 力 下 限 ロープロ ファイルについては 御 着 火 ボタン 問 合 せ 下 さい アップボタン ダウンボタン Mini-USB デ フ ォ ル ト : 実 装 な し Mini-USB 付 属 版 は 御 問 合 せ 下 さい 充 電 LED 垂 直 micro-usb が 不 要 な 場 合 は ブ リ ッジ を カットする 図 面 4
上 述 の 図 にあるとおり 半 田 パッドは 基 盤 の 底 面 上 にあります 外 部 USB プラグあるいは 外 部 充 電 器 に 接 続 するには 基 板 上 面 にある 6 ピン FPC 接 続 を 使 用 するか 底 面 の 半 田 パッドにケーブルを 接 続 します 外 部 ボタン 接 続 用 FPC プラグ 外 部 USB プラグまたは 充 電 用 FPC プラグ 図 面 5 FPC コネクタのピンニングは 以 下 の 通 りです ピン 1 ピン 2 ピン 3 ピン 4 ピン 5 ピン 6 Vbus USB (+5V) Vbus USB (+5V) D- D+ GND GND チャージャーサプライ チャージャーサプライ 線 源 強 度 検 知 に 使 用 線 源 強 度 検 知 に 使 用 [ 注 意 : 偶 然 FFC ケーブル 付 の USB ソースをボタン FPC( 外 部 ボタン)に 接 続 してしま っても 基 板 には 影 響 ありません ] 3. 表 示 とボタン 3.1. 表 示 基 板 には 128x32 ディスプレイが 付 属 されています ソフトウェアはこの フォーマットを 操 作 するために 用 意 されています
このフォーマットに 標 準 装 備 されている OLED ディスプレイには 棒 半 田 が 全 て 接 続 されています 例 ) 基 板 に 実 装 した 場 合 は 取 り 外 しができません しかし 棒 はんだによる 接 続 以 外 にも 外 付 けディスプレイ 用 の 12 ピン FPC コネクタ ーがあります ダイコードはカスタマイズされた OLED ディスプレイを 構 築 し 基 板 に 対 し 取 外 し 可 能 なディスプレイ 接 続 を 提 供 します FL80_V2 の 初 回 出 荷 分 においては このカスタマイズ 版 はまだ 提 供 されていません 従 って 基 板 にディ スプレイの 付 属 を 希 望 するか 外 付 けのディスプレイキャリアボード 使 用 を 希 望 するかを 顧 客 から 注 文 を 受 ける 際 に 明 確 にしておかなければなりません 初 回 分 の 出 荷 後 はディスプレイは FPC を 通 じて 付 属 可 能 となるため この 手 順 は 不 要 となります こちらはディスプレイのキャリアボードの 図 です ダイコードが 提 供 するのは 次 の 通 りです ディスプレイ 基 板 実 装 用 穴 ディスプレイ 枠 取 付 用 穴 ディスプレイ 基 板 実 装 用 穴 ブ レ ー ク オ フ ライン(V 字 カット) ディスプレイ 枠 取 付 用 穴 ブ レ ー ク オ フ ライン(V 字 カット) 図 面 6 ディスプレイは 通 常 黒 い 枠 に 取 り 付 けられています 図 面 7
電 源 配 線 及 び 噴 霧 器 / 中 央 のピン 接 続 配 線 を 行 うために 基 板 には 直 接 平 角 線 が 半 田 付 けされています パッドは 大 きいのですが 隣 接 のコンポーネントをショートさせ ないために 半 田 付 けは 注 意 して 行 って 下 さい ご 要 望 に 応 じて 基 板 の 出 荷 には 非 常 に 3.2.ボタン 基 板 上 にはボタンが 3 つあります 画 面 の 右 側 に 大 きな 点 火 ボタン そして 左 側 にアップ/ダウンのボタンが 2 つあります FPC コネクタは 基 板 側 面 の 一 方 にあります それは 前 述 の 外 付 け USB コネクタのよう に 6 ピン 0.5mm 設 定 となっており ボタン 接 続 が 出 きる 場 所 にあるのですが 設 計 上 他 の 場 所 に 実 装 されています FPC 使 用 の 他 外 部 ボタンは 半 田 パッドを 底 面 に 使 用 したケーブルで 配 線 することも 可 能 です 図 4 にある 半 田 パッドを 判 別 するには 上 記 の 図 をご 参 照 下 さい 外 部 ボタンは 基 板 上 のボタンと 平 行 に 配 列 されることになりますので 基 板 上 あるいは 基 板 外 のボ タンを 使 用 する 際 に 混 ぜて 使 用 が 可 能 です FPC プラグのピンニングは 以 下 の 通 りです 1 ピン Fire Button ( 点 火 ボタン) 2 ピン Up Button (アップボタン) 3 ピン Down Button (ダウンボタン) 4 ピン 予 備 用 ( 接 続 不 可 ) 5 ピン 予 備 用 ( 接 続 不 可 ) 6 ピン GND 偶 然 外 部 ボタンの FFC ケーブルを USB-FPC プラグに 接 続 してしまっても 基 板 に 影 響 は ありませんが 注 意 が 必 要 です J2 が 閉 じているときにはこれは 構 成 に 含 まれないので すが もし J2 が 閉 じていて 外 部 USB ソースが Mini-USB に 接 続 されており 点 火 ボタ ンあるいは Up ボタンを 押 下 してしまうと 外 部 ソースがショートしてしまいます 4. 出 力 基 盤 は 最 大 60W まで 出 力 できるようにプログラムされています 例 として 煙 を 吸 い 込 む 一 旦 息 を 止 め 再 び 煙 を 吐 くという 電 子 タバコの 煙 を 吐 く 通 常 の 状 態 では 基 板 の 動 作 は 終 始 安 定 しています ( 電 子 タバコの 煙 を 吐 き 出 す 時 間 の 上 限 に 到 達 する 前 に 短 い 休 憩 を 入 れながら) 長 時 間 休 むことなく 電 子 タバコの 煙 を 吐 き 出 すことによ り 高 いワット 数 出 力 が 電 子 装 置 に 加 熱 状 態 を 強 いることは 可 能 です しかしながら VW モードでは バッテリーを 2 個 まとめて 使 用 し 40W 以 上 の 出 力 を 設 定 することを 推 奨 します 20-80Ω の 範 囲 のどのようなタイプの 許 容 量 であるかに より 高 品 質 な 18650 バッテリーは 内 部 抵 抗 があることをご 注 意 下 さい 出 力 40W で 電 圧 が 3.1V(コントラクト 外 面 において)の 場 合 電 池 内 部 の 電 力 損 失 は 既 に [(40/3.1)²*0.02~0.08]W = 3.3~13.3W となっています また このケースにおける 12.9A の 電 流 はバッテリ 内 部 に 0.26V~1.03V の 電 圧 低 下 につながるということにご 注 意 下 さ い このトピックに 関 しては Power and Battery in Electronic Cigarettes( 電 子 タバコ の 出 力 とバッテリ) の 応 用 編 もご 参 照 下 さい バッテリを 2 個 使 用 すると 同 じ 出 力 と 比 較 して 電 圧 が 2 倍 になるため 電 流 は 半 分 に なります 電 力 損 失 は 電 流 の2 乗 に 依 存 するため 電 圧 には 依 存 しません 5. 取 付 及 び 配 線
柔 軟 な 電 源 ケーブルを 同 梱 いたします それは 1.5mm²あるいは 2.5mm²の 横 断 面 に 既 に 基 板 に 半 田 付 けしてあります GND() 接 続 は ハウジング( 装 飾 )がバッテリーのマイナス 端 子 と 同 等 の 可 能 性 が ある 場 合 M2 ネジをハウジング( 装 飾 )に 接 続 して 設 定 することも 可 能 です 以 下 の 図 には 配 線 略 図 が 描 かれています 変 更 の 可 能 性 有 噴 霧 器 へ 出 力 底 面 から 見 た 図 バッテリープラス オ プ シ ョ ン ネジ 付 GND 接 続 510 コネクタ バ ッ テ リ ー マ イ ナ ス ( GND ) バ ッ テ リ ー マ イ ナ ス (GND) バッテリーホルダー 6 ピン FFC ケーブル 供 給 業 者 ( 例 ): - Würth electronic, 注 文 番 号 687 606xxx002 (タイプ 1, xxx=050,100,152,200 長 さ 単 位 mm) - Würth electronic, 注 文 番 号 687 706xxx002 (タイプ 2, xxx=050,100,152,200 長 さ 単 位 mm) - digikey WM10510, WM11318 (50,08mm), WM11377 (76,2mm) その 他