株式会社FUJI

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社是 経営理念 長期ビジョン Ⅱ. 新中期経営計画 innovate on 2019 just move on! の概要 社是 人の和と創意で社会に貢献 経営理念 1. 最高の品質創りを重点に社業の発展を図り社会に奉仕する 2. 全員の創意を発揮し顧客のニーズに対応した特色ある技術を開発する 3.

2014 中期経営計画総括 (2012 年度 ~2014 年度 )

2018年3月期 決算説明会

2017年度 決算説明会資料

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2015 年度 ~2017 年度中期経営経営計画 14 中計 1. 当社が目指すもの企業理念と Vision E 2.11 中計 中計 (2nd STAGE / 2012~ 年度 ) の成果 - Vision E における 11 中計の位置づけと成果 - 1

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2019 年 3 月期決算説明会 2019 年 3 月期連結業績概要 2019 年 5 月 13 日 太陽誘電株式会社経営企画本部長増山津二 TAIYO YUDEN 2017

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次 1. 社是 2. 第 9 次中期経営計画の振り返り 3. 三洋化成のありたい姿 4.New Sanyo for 227

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目次 2011 年度業界需要動向 1 日経代販価格推移 2 主要原燃料価格の推移 年度連結業績概要 4 主要製品品種別売上実績 5 連結営業利益増減益内訳 (2010 年度対 2011 年度 ) 年度連結業績予想 7 連結営業利益増減益内訳 (2011 年度対 2012

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スライド 1

PowerPoint プレゼンテーション

2009年3月期 第2四半期決算説明会

目次 1. テクノプロ ホールディングスってどんな会社? 2. 技術人材サービスとは? 3. 経営ビジョンは? 4. 市場環境 成長性は? 5. 技術人材サービスが安定的に成長している理由 6. どんな仕事をしているの? 7. 業績は? 8. 今後の見通しは? 9. 計画達成の道すじは? 10. 重

2017 中期経営計画総括 (2015 年度 2017 年度 )

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「VISON 2020」および中期経営計画説明資料

決算概要

中期経営計画

第10次3カ年計画および2019年度事業計画

お客様への約束 1. 安全の確保を最優先とします - 安全確保を最優先に 全てにおいて万全のコンディションでお客様をお迎えします 2. お客様の時間を大切にします - 欠航 遅延は最小限にします - やむを得ない場合は代替の移動手段の確保に努め お客様にご迷惑をおかけしないよう全力を尽くします -

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2019 年 3 月期第 3 四半期連結業績概要 2019 年 3 月期通期見通しについて 常務執行役員山西哲司 2019 年 3 月期第 3 四半期決算説明会 TDK 株式会社 2019 広報グループ 2019/1/30 3

長期経営計画 (2016~2025) 2025 年ビジョン 2015 年 04 月 20 日 2016/05/20 改版 1: P.2 数値を 2015 年度実績へ変更 2016 YASKAWA Electric Corporation

決算概要

経営理念

ANNUAL REPORT

連結財政状態計算書分析 資産 1,85 億円増 5 兆 8,72 億円 ジュピターショップチャンネルの新規連結化な 営業債権及び現金及びその他の債権現金同等物 その他の流動資産 +22 5,87 どに伴う資産の増加に加え au WALLET クレジッ トカード事業の拡大 au 携帯電

証券コード : 年 3 月期第 2 四半期決算 2018 年 10 月 30 日 ( 火 )

キヤノン株式会社 2019 年第 2 四半期決算説明会 2019 年 7 月 24 日 代表取締役副社長 CFO 田中稔三 本資料で記述されている業績見通し並びに将来予測は 現時点で入手可能な情報に基づき当社が判断した見通しであり 潜在的なリスクや不確実性が含まれています そのため 様々な要因の変化

当期実績前期実績 ( 平成 ~ 平成 ) ( 平成 ~ 平成 ) 業績予想前期比業績予想比 売 上 高 186, , ,400 +7,438 3,331 営 業 利 益 10,971 12,750 11,410 1,779

2018 年度上期の振り返り 代表取締役社長 小郷三朗 2018 SUNTORY BEVERAGE & FOOD LIMITED. All Rights Reserved. 2

General Presentation

連結財政状態計算書分析 資産 3,832 億円増 6 兆 2,638 億円 その他 +23 6,264 有形固定資産が減少したものの ビッグローブな どの連結子会社化に伴う資産の増加 au WALLET クレジットカード事業の拡大やau 携帯電話端末の 営業債権及びその他の債権 +16 割賦販売によ

目次 212 年の実績 P3~5 213 年の見通し P6~9 事業別詳細 (212 年 4Q 年間実績 /213 年最新見通し ) 財務状況参考資料 P1~15 P16~18 P19~24 2

プレゼン

通期 連結の売上高 営業利益 経常利益としては 過去最高 のれん及び固定資産に係る減損損失を特別損失として 517 億円計上 当期純利益が 3 月 30 日付での予想数値より増加したのは 予想数値公表時の見込み額と比べ 最終決算数値により確定した減損損失額が 53 億円 減少したことによる 事業環境

平成 23 年 3 月期 決算説明資料 平成 23 年 6 月 27 日 Copyright(C)2011SHOWA SYSTEM ENGINEERING Corporation, All Rights Reserved

大和証券グループ中期経営計画 Passion for the Best 年 4 月 3 日 大和証券グループ本社

(3) 企業像農業情勢や経営環境の変化に的確に対応することが求められるなか 統合効果をさらに追及し競争力を強化します 2020 年に創立 100 周年を迎え 1 研究開発型企業 2 地域貢献型企業 3 環境共生型企業として 真に顧客から信頼される存在感のある企業を目指します (4) 資本政策の基本的

プレゼン

東京センチュリー株式会社統合レポート2018

Microsoft PowerPoint - ★決算説明資料_0110

2014年3月期決算説明会

2010年3月期決算説明会

責任ある行動 環境にやさしいしくみの提供 ととらえ 経営戦略と CSR が一体となった事業運営 を推進し 企業価値向上を図ります 3. 東洋製罐グループ第五次中期経営計画 における基本戦略本中期経営計画において 2018 年度を創業的出直しの年として位置づけ 東洋製罐グループの成長戦略とその成長戦略

テクノプロ・グループ中期経営計画 - Growth 1000 -

2018年度 第3四半期累計 1-9月 実績 2017年 19月期 2018年 19月期 増減 () 9,302 9, % +4.1% 営業利益 % 0.0% % +9.7% 親会社の所有者に 帰属する四半期利

2017年3月期 決算説明会

03社長IR

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2018年度第2四半期 決算概要

Research Report by Shared Research Inc. 四半期事業セグメント 事業セグメント ( 四半期累計 ) ( 百万円 ) 1Q 1-2Q 1-3Q 1-4Q 1Q 1-2Q 1-3Q 1-4Q 売上高 2,866 5,897

2018 年度 第 2 四半期決算説明会資料 2018 年 11 月 6 日 当資料に掲載されている情報のうち歴史的事実以外のものは 発表時点で入手可能な情報に基づく当社の経営陣の判断による将来の業績に関する見通しであり 当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません 実際の業績は 経済動向

Nikon AR J

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プレゼン

スライド 1

2. 現 4 カ年中期経営計画 Value Innovation 2017 のレビュー 3 月期を最終年度とする Value Innovation 2017 では 策定当初の目標は売上高 2,800 営業利益率 7% としていましたが 積極的な M&A により想定以上に規模が拡大したことを受け 売上

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第15回定時株主総会終了後の事業説明会資料

本日の説明内容 総括 2019 年 3 月期第 1 四半期実績 2019 年 3 月期通期見通し 主要施策の進捗 1

第 1 四半期は好調なスタートとなり 通年でも好調を維持する見通しです 主要製品の販売量を高水準で維持しながら 他の主な指標すべてにおいても 非常に好調であった前年同期からさらに大幅に向上しました と コベストロのチーフ コマーシャル オフィサー (CCO) であり 次期最高経営責任者 (CEO)

はじめに サントリーグループは 企業理念として定める 人と自然と響きあう と Growing for Good 及びサントリーグループ企業倫理綱領に基づき 安全 安心で高品質な商品 サービスをお届けするために 国連グローバル コンパクト 署名企業として公正 公平な取引を実施し サプライチェーン上のお

中期経営計画(2015年度版)

中小企業支援ツール 中小企業支援ツール は 金融機関における中小企業支援の一助となることを目的に 自社製品開発などにより下請脱却に取り組んだものづくり中小企業の知財活用を調査 分析し 経営 事業上の課題を事業ライフステージごとに整理するとともに その課題解決に向け 知財活用の観点から考えられるアクシ

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第 45 期 3Q 決算補足説明資料 第 45 期 (2019 年 4 月期 ) 第 3 四半期決算補足説明資料 ヤーマン株式会社 Copyright C YA-MAN LTD. All Rights Reserved.

スライド 1

2) 策定方法の変更課題である 外部環境変化への対応 及び 戦略重視の体制づくり に対応するため 19 中経においては次のように策定方法を変更致しました 従来の財務計画主体の 中期経営計画 から 成長戦略の立案 実行に重点を置いた 中期経営戦略 に名称を含め変更致します 戦略重視の体制とするため 財

( 億円 ) ( 億円 ) 営業利益 経常利益 当期純利益 2, 15, 1. 金 16, 額 12, 12, 9, 営業利益率 経常利益率 当期純利益率 , 6, 4. 4, 3, 2.. 2IFRS 適用企業 1 社 ( 単位 : 億円 ) 215 年度 216 年度前年度差前年度

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生産ライン・設備機器メーカー双方の課題をIoTで解決!

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2016 年 10 月 31 日 各位 社名 代表者名 問合せ先 株式会社村田製作所代表取締役社長村田恒夫 ( コード :6981 東証第 1 部 ) 広報室長生嶌匠 (TEL ) ソニー株式会社からの電池事業の取得に関するお知らせ 株式会社村田製作所 ( 以下 当社 といい

PowerPoint プレゼンテーション

様式第一六(第12条関係)

キヤノン株式会社 2019 年経営方針説明会 2019 年 3 月 1 日 代表取締役会長 CEO 御手洗冨士夫 本資料で記述されている業績見通し並びに将来予測は 現時点で入手可能な情報に基づき当社が判断した見通しであり 潜在的なリスクや不確実性が含まれています そのため 様々な要因の変化により 実

様式第十二 ( 第 10 条関係 ) 認定経営資源再活用計画の内容の公表 1. 認定した年月日平成 24 年 1 月 31 日 2. 認定事業者名富士フイルムイメージテック株式会社 3. 認定経営資源再活用計画の目標 (1) 経営資源再活用に係る事業の目標認定事業者は 富士フイルム株式会社コンシュー

CONTENTS

経営ビジョン 私たちが目指すヤーマン 1 業績ハイライト 5 セグメント別売上 6 セグメント別営業利益 7 売上構成 8 財務ハイライト 9 第 3 四半期以降の取り組み 10 業績予想について 11 配当について 12

2017年度上期決算説明会

( 億円 ) ( 億円 ) 営業利益 経常利益 当期純利益 金 25, 2, 15, 12, 営業利益率 経常利益率 額 15, 9, 当期純利益率 6. 1, 6, 4. 5, 3, 2.. 2IFRS 適用企業 8 社 214 年度 215 年度前年度差 ( 単位 : 億円 ) 前年

PowerPoint プレゼンテーション

四半期事業セグメント 事業セグメント ( 四半期累計 ) ( 百万円 ) 1Q 1-2Q 1-3Q 1-4Q 1Q 1-2Q 1-3Q 1-4Q 売上高 2,866 5,897 8,705 11,352 3,019 6,323 9,245 12,311 前期比 -72.9% 6.8% 8.0% 7.

職場環境 回答者数 654 人員構成タイプ % タイプ % タイプ % タイプ % タイプ % % 質問 1_ 採用 回答 /654 中途採用 % 新卒採用 % タ

2017年度 決算概要

平成 年 月 日

CHIBA KOGYO BANK REPORT Contents Profile 01 CHIBA KOGYO BANK REPORT 2016

2018 年 3 月期第 2 四半期 決算説明会 2017 年 12 月 5 日

2018 Brother Industries, Ltd. All Rights Reserved 年度第 3 四半期連結業績概要 16Q3 増減 増減率 () は為替影響 除く増減率 売上収益 1,878 1, % (+6.4%) 事業セグメント利益 224

今年度の情報セキュリティ対策 の進め方について

中期経営計画の前提となる環境認識 1 日本経済の予測 年初からの円高や株安の進行により 消費マインドは伸び悩み 景気動向は停滞している 今後は 消費税増税による駆け込み需要の発生とその反動減による景気縮小が予想される 中長期的には成熟社会として 多様な価値観とともに これまでとは異なる市場が生まれる

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Transcription:

中期経営計画 2021~2023 年度 2021 年 5 月

目次 1. 2. 3. 4. 経営理念ふり返りと方針事業戦略数値目標 1

1. 2. 3. 4. 経営理念ふり返りと方針事業戦略数値目標 2

FUJI の経営理念 職務遂行の全ての場面において 法令 社会規範 定款 社内規則を遵守します 地球環境の保護が人類共通のテーマと認識し環境に配慮した企業活動を行います たゆまぬ技術開発と品質向上で より便利で快適な社会づくりに貢献する商品 サービスを提供します グローバルで革新的な経営により 未来への新たな事業フィールドを拓きます 個人を尊重し 強いチームワークを育む明るい職場をつくります 3

経営理念体系と中期経営計画 経営理念 コーポレートメッセージ コーポレートビジョン デジタル革命を先取りした次世代型商品の開発 ならびに生産 販売革新により 業界 1 ブランドを築く FUJI 中期経営計画 (2021~2023 年度 ) 4

FUJI の目指す姿 業界 No.1 ブランドへ 新規ビジネスの開拓 企業価値向上 既存事業の成長 事業戦略 開発戦略 資本戦略 DX 戦略 知財戦略 5

1. 2. 3. 4. 経営理念ふり返りと方針事業戦略数値目標 6

160,0 00 120,0 00 80,00 0 40,00 0 0 50.0% 40.0% 30.0% 20.0% 10.0% 0.0% 前中期経営計画のふり返り 売上 2018 年度下期よりファスフォードテクノロジ社を連結子会社化 前中期経営計画 2018~2020 年度 コロナ禍 米中貿易摩擦という外的要因に見舞われながらも 最終年度 (2020 年度 ) は 2017 年度比 13% の増収を達成 120,032 129,104 140,967 136,161 営業利益 価格競争の激化により増収に見合う増益確保には至らず 19.0% 17.9% 13.9% 16.1% 22,827 23,106 19,571 21,904 2017 年度 2018 年度 2019 年度 2020 年度 ( 百万円 ) 売上営業利益営業利益率 7

150,0 00 100,0 00 50,00 0 0 16,00 0 11,00 0 6,000 1,000 4,000 50.0% 40.0% 30.0% 20.0% 10.0% 0.0% 40.0% 25.0% 10.0% 5.0% 20.0% 前中期経営計画のふり返り ロボットソリューション事業 前中期経営計画 ファスフォードテクノロジ社の連結効果 5 G 関連投資の拡大 テレワーク等のライフスタイルの変化を追い風とした PC タブレット端末需要の増加などを背景に売上は堅調に推移したものの 競合との価格競争激化により利益率は低下 127,763 125,569 111,536 104,002 24.2% 22.4% 18.3% 21.0% 25,184 25,017 23,353 26,307 2017 年度 2018 年度 2019 年度 2020 年度 マシンツール事業 米中貿易摩擦および世界的な新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け 大幅減収 それに伴い 2019 年度と 2020 年度は営業赤字を計上 13,798 7.4% 15,660 10.6% 10,839 7,866 5.9% 1,017 1,661 636 1,324 16.8% 2017 年度 2018 年度 2019 年度 2020 年度 売上 営業利益 営業利益率 ( 百万円 ) 8

前中期経営計画のふり返り 製品開発 電子部品実装ロボットハイエンドモデル NXTR 販売開始 複合加工機 GYROFLEX 発表 SIer 向け新プラットフォーム e-sys 運用開始 エレクトロニクス 3D プリンター FPM-Trinity 受託試作サービス開始 半導体 オブ ザ イヤー 2020 優秀賞受賞 介護ロボット Hug T1-02 モデル販売開始 第 9 回ロボット大賞 にて厚生労働大臣賞受賞 成長投資 豊田事業所 ファスフォードテクノロジの子会社化 インドにサービス子会社 (FUJI INDIA CORPORATION) 設立 豊田事業所 岡崎工場において新工場棟建設 米国スタートアップへの出資 国立大学法人名古屋大学へ 2 億円を寄付 健康経営優良法人 に認定 (2020 年 ~) ソーシャルボンドへの投資 SDGs 9

新中期経営計画方針 DX を活用した事業戦略の推進 SDGs を意識した事業展開 旗艦機種の市場浸透 コストの徹底追求 健康経営の促進 売上 2,000 億円企業に向けた足掛かりに 10

1. 2. 3. 4. 経営理念ふり返りと方針事業戦略数値目標 11

ロボットソリューション事業 市場環境 電子部品実装ロボット市場規模 ( 億円 ) 3,110 3,350 2,980 3,520 2,900 高水準で推移 3,300 3,500 2017 年度 2018 年度 2019 年度 2020 年度 2021 年度 ( 予測 ) 2022 年度 ( 予測 ) 2023 年度 ( 予測 ) 出所 :MDC( マーケット データ コンベンション ) などをもとに当社推計 期待要因 DX の加速によるデジタル製品の需要増 車載分野において CASE の加速 電気自動車の需要拡大 スマートフォンの高機能化による電子部品実装点数の増大 リスク要因 新型コロナウイルス感染拡大の長期化による景気低迷 世界的な半導体不足 米中貿易摩擦の激化による需要縮小 12

ロボットソリューション事業 戦略 旗艦機種の市場浸透 - 3 つのゼロ - 実装不良ゼロ Zero placement defects オペレーターゼロ Zero machine operators 機械停止ゼロ Zero machine stops NXT シリーズのコンセプトを継承し さらなる品質と実装効率を追求したハイエンドモデル 実装不良ゼロ オペレーターゼロ 機械停止ゼロ の実現により 無人化実装ラインを実現 あらゆるニーズに対応可能な製品ラインアップで市場シェア拡大 13

ロボットソリューション事業 戦略 DX 自動化の推進 販売 EC サイトの活用拡大 開発 無人化工場実現への挑戦 生産 自動化 ( ロボット AGV 等 ) によるものづくりの効率化 DX を活用した生産スケジュール管理 効率を追求し 利益率向上に貢献 14

ロボットソリューション事業 戦略 トータルソリューションの提供 製品 付加価値の高い製品を継続的に市場へ提供 SMT 実装エリアのソリューション提案型開発を実施し お客様に感動を与える商品を提供 サービス / ソフトウェア デジタル技術を活用したサービスの提供 統合生産システム Nexim の進化 顧客工場診断による出力最大化 + アライアンス M&A の活用 FUJI Smart Factory の進化 15

ロボットソリューション事業 戦略 電子部品実装ロボット以外の製品拡販 電子部品実装ライン前後工程の自動化ニーズに対応 介護現場における介護者の負担軽減に貢献 多関節ロボット 製品ラインアップの拡充と SIer との連携強化 介護ロボット 海外販売体制の強化 プラズマ処理装置 プラズマ照射により 接着剤や塗料の密着性が向上 中国市場での拡販推進 宅配ロッカーシステム IoT を駆使した次世代型ロッカーシステム 宅配受け取りのみならず 店舗における 非対面 非接触受け取り ニーズの拡大により市場拡大 16

ロボットソリューション事業 戦略ファスフォードテクノロジ社とのシナジー創出 AI による予防予知技術半導体工場無人化技術半導体実装技術 TOP PKG On Part Mark2 On Part Mark1 Bottom PKG GlobalFiducial1 両社が持つ強みを融合させ 競争力の高い製品を市場投入 17

マシンツール事業 市場環境 工作機械 ( 日本メーカー ) 市場規模 ( 億円 ) 20,000 17,800 16,890 力強く回復 16,000 15,000 10,000 11,000 9,880 11,000 13,500 5,000 0 2017 年度 2018 年度 2019 年度 2020 年度 2021 年度 ( 予測 ) 2022 年度 ( 予測 ) 2023 年度 ( 予測 ) 出所 : 日本工作機械工業会統計データなどをもとに当社推計 期待要因 中国を筆頭に設備投資需要の力強い回復 人件費高騰などを背景とした自動化需要の一層の拡大 EV をはじめとする新分野の成長 リスク要因 新型コロナウイルス感染拡大の長期化による市場回復の遅れ 米中問題をはじめとした地政学的リスク 世界的な半導体不足による自動車メーカーの生産縮小 18

マシンツール事業 戦略 変種変量生産へのソリューション 製品ラインアップ拡充 変種変量 / 大量生産 自動化 大量生産 自動化 新規変種変量ユーザ 既存変種変量転換ユーザ 既存量産ユーザ FUJI コア技術によるソリューション 既存量産ユーザ ロボット技術 チャック内製技術 19

マシンツール事業 戦略 販売網 供給体制の強化 日本 ( 豊田事業所 ) 中国 ( 昆山之富士 ) アメリカ (Fuji Machine America) の連携 ターンキービジネス強化 日本 アジア 欧州地域において商社活用を加速 中国工場 ( 昆山之富士 ) の生産体制強化 ソリューション力の強化 20

マシンツール事業 戦略 DX の活用 販売 DX オンライン仕様検討 見積もりの推進 WEB 活用による商社 / 代理店とのビジネス加速 ターンキー DX デジタルツインによる加工シミュレーションの進化 バーチャル空間でのシステムシミュレーション推進 デジタルツール活用による販路 市場の拡大 21

次世代事業の創出 エレクトロニクス 3D プリンター Next SMT に向けた製品開発 物流自動化 ロボット技術 + オープンイノベーション で物流の自動化に貢献 SIer 支援プラットフォーム ものづくりの現場における自動化設備導入を促進 エコーガイドシステム 朝日インテック様との共同開発推進 10 年後の FUJI を支える新技術 新事業 22

資本戦略 安定した財務体質のもと 戦略的成長投資と利益還元を両立 財務健全性維持 利益還元 戦略的成長投資 ( 設備投資 M&A) 23

SDGs を意識した事業展開 - 環境に配慮した省電力 省スペース製品の開発 -CO₂ 排出量削減に貢献する省エネルギー工場 - グリーン調達の推進 環境への取り組み 従業員の働き方改革と健康推進 - 健康経営優良法人の認定 - 社員が能力を発揮できる人事制度 人材育成 - 性別 国籍によらない採用選考 - あいち女性輝きカンパニー 認証取得平等な社会へ ( ジェンダーと多様性 ) 技術革新を通じた社会発展への貢献 - 電子部品実装ロボット 工作機械の開発を通じた自動化への貢献 - 既存技術の強みを活かし 介護ロボット プラズマ装置 宅配ロッカーシステムなどの新事業の開拓 ガバナンスへの取り組み 地域との共生 教育 - グループ行動憲章の制定とグループ会社全従業員への展開 - 取引先との健全なパートナーシップの構築 - えいご をつかって かがく を学ぶイングリッシュアフタースクール teracoya THANK の運営 - 地域交流イベントへの積極的な参画 24

健康経営の促進 健康経営優良法人ホワイト 500 の認定を目指します 経営面での成果 持続的成長 発展 業績向上 企業価値向上 会社 社会への効果 社員の健康増進 組織の活性化 活力向上 生産性の向上 優秀な人材確保 生活の質の向上 医療費の削減 健康活動 1. 健康障害予防 異常の早期発見 2. 生活習慣病予防対策 3. メンタルヘルス不調の予防と改善 4. 喫煙対策 5. 感染症予防 6. 過重労働対策 25

1. 2. 3. 4. 経営理念ふり返りと方針事業戦略数値目標 26

数値目標 1,800 1,600 1,400 1,291 億円 1,409 億円 1,361 億円 売上高 1,600 億円 1,200 1,000 中期経営計画 2021~2023 年度 800 600 400 200 0 231 億円 195 億円 219 億円 営業利益 300 億円 2018 年度 2019 年度 2020 年度 2021 年度 2023 年度計画 27

数値目標 セグメント別 ( 百万円 ) 2018 年度 2019 年度 2020 年度 2023 年度計画 ロボットソリューション事業 売上高 111,536 127,763 125,569 140,000 営業利益 25,017 23,353 26,307 31,000 マシンツール事業 その他事業 合計 売上高 15,660 10,839 7,866 16,000 営業利益 1,661 636 1,324 1,800 売上高 1,907 2,364 2,725 4,000 営業利益 88 0 3 400 売上高 129,104 140,967 136,161 160,000 営業利益 23,106 19,571 21,904 30,000 28

数値目標 2018 年度 2019 年度 2020 年度 2023 年度計画 ROE 10.8% 9.1% 9.5% 10% 以上 配当金 ( 配当性向 ) 50 円 (27.1%) 50 円 (30.5%) 50 円 (27.1%) 安定的に 30% 研究開発投資 79 億円 88 億円 90 億円 100 億円 29

本資料お取扱い上のご注意 本資料を作成するにあたっては正確性を期すために慎重に行っておりますが 完全性を保証するものではありません 本資料中の情報によって生じた障害や損害については 当社は一切責任を負いません 本資料中の業績予測ならびに将来予測は 本資料作成時点で入手可能な情報に基づき当社が判断したものであり 潜在的なリスクや不確実性が含まれています そのため 事業環境の変化等の様々な要因により 実際の業績は言及または記述されている将来見通しとは大きく異なる場合があります 30