PPP/PFI手法導入優先的検討規程策定の手引



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●電力自由化推進法案

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

は 固 定 流 動 及 び 繰 延 に 区 分 することとし 減 価 償 却 を 行 うべき 固 定 の 取 得 又 は 改 良 に 充 てるための 補 助 金 等 の 交 付 を 受 けた 場 合 にお いては その 交 付 を 受 けた 金 額 に 相 当 する 額 を 長 期 前 受 金 とし

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平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について

私立大学等研究設備整備費等補助金(私立大学等

6 構 造 等 コンクリートブロック 造 平 屋 建 て4 戸 長 屋 16 棟 64 戸 建 築 年 1 戸 当 床 面 積 棟 数 住 戸 改 善 後 床 面 積 昭 和 42 年 36.00m m2 昭 和 43 年 36.50m m2 昭 和 44 年 36.

1 総 合 設 計 一 定 規 模 以 上 の 敷 地 面 積 及 び 一 定 割 合 以 上 の 空 地 を 有 する 建 築 計 画 について 特 定 行 政 庁 の 許 可 により 容 積 率 斜 線 制 限 などの 制 限 を 緩 和 する 制 度 である 建 築 敷 地 の 共 同 化 や

一般競争入札について

セルフメディケーション推進のための一般用医薬品等に関する所得控除制度の創設(個別要望事項:HP掲載用)

続 に 基 づく 一 般 競 争 ( 指 名 競 争 ) 参 加 資 格 の 再 認 定 を 受 けていること ) c) 会 社 更 生 法 に 基 づき 更 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなされている 者 又 は 民 事 再 生 法 に 基 づき 再 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなさ

スライド 1

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PowerPoint プレゼンテーション

Microsoft Word - 佐野市生活排水処理構想(案).doc

3. 選 任 固 定 資 産 評 価 員 は 固 定 資 産 の 評 価 に 関 する 知 識 及 び 経 験 を 有 する 者 のうちから 市 町 村 長 が 当 該 市 町 村 の 議 会 の 同 意 を 得 て 選 任 する 二 以 上 の 市 町 村 の 長 は 当 該 市 町 村 の 議

スライド 1

4 参 加 資 格 要 件 本 提 案 への 参 加 予 定 者 は 以 下 の 条 件 を 全 て 満 たすこと 1 地 方 自 治 法 施 行 令 ( 昭 和 22 年 政 令 第 16 号 ) 第 167 条 の4 第 1 項 各 号 の 規 定 に 該 当 しない 者 であること 2 会 社

災害時の賃貸住宅居住者の居住の安定確保について

預 金 を 確 保 しつつ 資 金 調 達 手 段 も 確 保 する 収 益 性 を 示 す 指 標 として 営 業 利 益 率 を 採 用 し 営 業 利 益 率 の 目 安 となる 数 値 を 公 表 する 株 主 の 皆 様 への 還 元 については 持 続 的 な 成 長 による 配 当 可

検 討 検 討 の 進 め 方 検 討 状 況 簡 易 収 支 の 世 帯 からサンプリング 世 帯 名 作 成 事 務 の 廃 止 4 5 必 要 な 世 帯 数 の 確 保 が 可 能 か 簡 易 収 支 を 実 施 している 民 間 事 業 者 との 連 絡 等 に 伴 う 事 務 の 複 雑

18 国立高等専門学校機構

Microsoft PowerPoint - 報告書(概要).ppt

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入 札 参 加 者 は 入 札 の 執 行 完 了 に 至 るまではいつでも 入 札 を 辞 退 することができ これを 理 由 として 以 降 の 指 名 等 において 不 利 益 な 取 扱 いを 受 けることはない 12 入 札 保 証 金 免 除 13 契 約 保 証 金 免 除 14 入

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36

スライド 1

別 紙 第 号 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 議 案 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 を 次 のように 定 める 平 成 26 年 2 月 日 提 出 高 知 県 知 事 尾

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公表表紙

m07 北見工業大学 様式①

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住宅税制について

Microsoft Word 行革PF法案-0概要

の 提 供 状 況 等 を 総 合 的 に 勘 案 し 土 地 及 び 家 屋 に 係 る 固 定 資 産 税 及 び 都 市 計 画 税 を 減 額 せずに 平 成 24 年 度 分 の 固 定 資 産 税 及 び 都 市 計 画 税 を 課 税 することが 適 当 と 市 町 村 長 が 認 め

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(ⅴ) 平 成 28 年 4 月 1 日 から 平 成 35 年 12 月 31 日 までの 期 間 未 成 年 者 に 係 る 少 額 上 場 株 式 等 の 非 課 税 口 座 制 度 に 基 づき 証 券 会 社 等 の 金 融 商 品 取 引 業 者 等 に 開 設 した 未 成 年 者 口


中根・金田台地区 平成23年度補償説明業務

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国立研究開発法人土木研究所の役職員の報酬・給与等について

定款

Microsoft Word - ★HP版平成27年度検査の結果

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高松市緊急輸送道路沿道建築物耐震改修等事業補助金交付要綱(案)

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(別紙3)保険会社向けの総合的な監督指針の一部を改正する(案)



リング 不 能 な 将 来 減 算 一 時 差 異 に 係 る 繰 延 税 金 資 産 について 回 収 可 能 性 がないも のとする 原 則 的 な 取 扱 いに 対 して スケジューリング 不 能 な 将 来 減 算 一 時 差 異 を 回 収 できることを 反 証 できる 場 合 に 原 則

16 日本学生支援機構

(1)1オールゼロ 記 録 ケース 厚 生 年 金 期 間 A B 及 びCに 係 る 旧 厚 生 年 金 保 険 法 の 老 齢 年 金 ( 以 下 旧 厚 老 という )の 受 給 者 に 時 効 特 例 法 施 行 後 厚 生 年 金 期 間 Dが 判 明 した Bは 事 業 所 記 号 が

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有 料 老 ホーム ( ) ( 主 として 要 介 護 状 態 にある を 入 居 させるも のに 限 る ) 第 29 条 ( 届 出 等 ) 第 二 十 九 条 有 料 老 ホーム( 老 を 入 居 させ 入 浴 排 せつ 若 しくは 食 事 の 介 護 食 事 の 提 供 又 はその 他 の

Taro13-公示.jtd

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平成24年度税制改正要望 公募結果 153. 不動産取得税

損 益 計 算 書 ( 自 平 成 25 年 4 月 1 日 至 平 成 26 年 3 月 31 日 ) ( 単 位 : 百 万 円 ) 科 目 金 額 営 業 収 益 75,917 取 引 参 加 料 金 39,032 上 場 関 係 収 入 11,772 情 報 関 係 収 入 13,352 そ

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った 場 合 など 監 事 の 任 務 懈 怠 の 場 合 は その 程 度 に 応 じて 業 績 勘 案 率 を 減 算 する (8) 役 員 の 法 人 に 対 する 特 段 の 貢 献 が 認 められる 場 合 は その 程 度 に 応 じて 業 績 勘 案 率 を 加 算 することができる

Microsoft Word )40期決算公開用.doc

為 が 行 われるおそれがある 場 合 に 都 道 府 県 公 安 委 員 会 がその 指 定 暴 力 団 等 を 特 定 抗 争 指 定 暴 力 団 等 として 指 定 し その 所 属 する 指 定 暴 力 団 員 が 警 戒 区 域 内 において 暴 力 団 の 事 務 所 を 新 たに 設


 三郷市市街化調整区域の整備及び保全の方針(案)

公 的 年 金 制 度 について 制 度 の 持 続 可 能 性 を 高 め 将 来 の 世 代 の 給 付 水 準 の 確 保 等 を 図 るため 持 続 可 能 な 社 会 保 障 制 度 の 確 立 を 図 るための 改 革 の 推 進 に 関 する 法 律 に 基 づく 社 会 経 済 情

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. 負 担 調 整 措 置 8 (1) 宅 地 等 調 整 固 定 資 産 税 額 宅 地 に 係 る 固 定 資 産 税 額 は 当 該 年 度 分 の 固 定 資 産 税 額 が 前 年 度 課 税 標 準 額 又 は 比 準 課 税 標 準 額 に 当 該 年 度 分 の 価 格 ( 住 宅

定 性 的 情 報 財 務 諸 表 等 1. 連 結 経 営 成 績 に 関 する 定 性 的 情 報 当 第 3 四 半 期 連 結 累 計 期 間 の 業 績 は 売 上 高 につきましては 前 年 同 四 半 期 累 計 期 間 比 15.1% 減 少 の 454 億 27 百 万 円 となり

Taro-08国立大学法人宮崎大学授業

第5回法人課税ディスカッショングループ 法D5-4

●幼児教育振興法案

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を 行 うこと 又 は 必 要 な 機 能 を 追 加 することをいう ( 補 助 対 象 事 業 ) 第 3 条 補 助 金 の 交 付 対 象 となる 事 業 ( 以 下 補 助 対 象 事 業 という )は, 次 条 に 規 定 するこの 補 助 金 の 交 付 の 対 象 となる 者 ( 以

(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 き 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている

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平成17年度高知県県産材利用推進事業費補助金交付要綱

4 承 認 コミュニティ 組 織 は 市 長 若 しくはその 委 任 を 受 けた 者 又 は 監 査 委 員 の 監 査 に 応 じなければ ならない ( 状 況 報 告 ) 第 7 条 承 認 コミュニティ 組 織 は 市 長 が 必 要 と 認 めるときは 交 付 金 事 業 の 遂 行 の

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1 特 別 会 計 財 務 書 類 の 検 査 特 別 会 計 に 関 する 法 律 ( 平 成 19 年 法 律 第 23 号 以 下 法 という ) 第 19 条 第 1 項 の 規 定 に 基 づき 所 管 大 臣 は 毎 会 計 年 度 その 管 理 する 特 別 会 計 について 資 産

平成22年度

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Microsoft Word - 目次.doc

ていることから それに 先 行 する 形 で 下 請 業 者 についても 対 策 を 講 じることとしまし た 本 県 としましては それまでの 間 に 未 加 入 の 建 設 業 者 に 加 入 していただきますよう 28 年 4 月 から 実 施 することとしました 問 6 公 共 工 事 の

国立大学法人会計基準等検討会議(第2回)議事録・配付資料 [資料3(後半)]

b) 参 加 表 明 書 の 提 出 時 において 東 北 地 方 整 備 局 ( 港 湾 空 港 関 係 を 除 く) における 平 成 年 度 土 木 関 係 建 設 コンサルタント 業 務 に 係 る 一 般 競 争 ( 指 名 競 争 ) 参 加 資 格 の 認 定 を 受 けて

4 乙 は 天 災 地 変 戦 争 暴 動 内 乱 法 令 の 制 定 改 廃 輸 送 機 関 の 事 故 その 他 の 不 可 抗 力 により 第 1 項 及 び 第 2 項 に 定 める 業 務 期 日 までに 第 1 条 第 3 項 の 適 合 書 を 交 付 することができない 場 合 は

( 補 助 金 の 額 ) 第 6 条 補 助 金 の 額 は 第 5 条 第 2 項 の 規 定 による 無 線 LAN 機 器 の 設 置 箇 所 数 に 1 万 5 千 円 を 掛 けた 金 額 と 第 5 条 第 3 項 に 規 定 する 補 助 対 象 経 費 の2 分 の1のいずれか 低

( 別 途 調 査 様 式 1) 減 損 損 失 を 認 識 するに 至 った 経 緯 等 1 列 2 列 3 列 4 列 5 列 6 列 7 列 8 列 9 列 10 列 11 列 12 列 13 列 14 列 15 列 16 列 17 列 18 列 19 列 20 列 21 列 22 列 固 定

っては いずれか 一 方 の 事 業 を 補 助 金 の 交 付 の 対 象 とする 3 第 1 項 各 号 に 掲 げる 事 業 において 国 県 若 しくは 本 市 からの 補 償 金 の 交 付 又 は 損 害 保 険 契 約 によ る 損 害 てん 補 その 他 これに 類 するものを 受

(6) 事 務 局 職 場 積 立 NISAの 運 営 に 係 る 以 下 の 事 務 等 を 担 当 する 事 業 主 等 の 組 織 ( 当 該 事 務 を 代 行 する 組 織 を 含 む )をいう イ 利 用 者 からの 諸 届 出 受 付 事 務 ロ 利 用 者 への 諸 連 絡 事 務

している 5. これに 対 して 親 会 社 の 持 分 変 動 による 差 額 を 資 本 剰 余 金 として 処 理 した 結 果 資 本 剰 余 金 残 高 が 負 の 値 となるような 場 合 の 取 扱 いの 明 確 化 を 求 めるコメントが 複 数 寄 せられた 6. コメントでは 親

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競 争 参 加 資 格 審 査 等 事 務 取 扱 要 領 ( 抜 粋 ) ( 有 資 格 者 としない 者 ) 第 6 条 契 約 事 務 責 任 者 は 契 約 を 締 結 する 能 力 を 有 しない 者 破 産 者 で 復 権 を 得 ない 者 及 び 暴 力 団 等 の 反 社 会 的 勢

消 費 生 活 センターに 関 する 条 例 の 制 定 施 行 規 則 第 8 条 地 方 消 費 者 行 政 ガイド ライン 施 行 規 則 において 都 道 府 県 及 び 消 費 生 活 センターを 設 置 する 市 町 村 が 消 費 生 活 センターの 組 織 及 び 運 営 及 び 情

Transcription:

PPP/PFI 手 法 導 入 優 先 的 検 討 規 程 策 定 の 手 引 平 成 28 年 3 月 内 閣 府 民 間 資 金 等 活 用 事 業 推 進 室

目 次 Ⅰ 指 針 の 位 置 付 け 等... 1 1 指 針 の 内 容... 1 2 指 針 のポイント... 2 3 優 先 的 検 討 規 程 の 例... 3 Ⅱ 優 先 的 検 討 の 開 始 時 期... 5 1 指 針 の 内 容... 5 2 指 針 のポイント... 5 3 優 先 的 検 討 規 程 の 例... 6 Ⅲ 対 象 事 業... 7 1 対 象 事 業 の 基 準... 7 1 指 針 の 内 容... 7 2 指 針 のポイント... 7 3 優 先 的 検 討 規 程 の 例... 9 2 対 象 事 業 の 例 外... 9 1 指 針 の 内 容... 9 2 指 針 のポイント... 9 3 優 先 的 検 討 規 程 の 例... 10 Ⅳ 適 切 な PPP/PFI 手 法 の 選 択... 11 1 採 用 手 法 の 選 択... 11 1 指 針 の 内 容... 11 2 指 針 のポイント... 11 3 優 先 的 検 討 規 程 の 例... 11 2 評 価 を 経 ずに 行 う 採 用 手 法 導 入 の 決 定... 12 1 指 針 の 内 容... 12 2 指 針 のポイント... 12 3 優 先 的 検 討 規 程 の 例... 13 Ⅴ 簡 易 な 検 討... 14 1 費 用 総 額 の 比 較 による 簡 易 な 検 討... 14 1 指 針 の 内 容... 14 2 指 針 のポイント... 14 3 優 先 的 検 討 規 程 の 例... 15 2 その 他 の 方 法 による 簡 易 な 検 討... 15 1 指 針 の 内 容... 15 2 指 針 のポイント... 16 3 優 先 的 検 討 規 程 の 例... 16 Ⅵ 詳 細 な 検 討... 17 1 指 針 の 内 容... 17 2 指 針 のポイント... 17 3 優 先 的 検 討 規 程 の 例... 18 Ⅶ 評 価 結 果 の 公 表... 19 1 指 針 の 内 容... 19 2 指 針 のポイント... 19 3 優 先 的 検 討 規 程 の 例... 19 Ⅷ PPP/PFI 手 法 の 導 入 の 拡 大 を 図 るために 留 意 すべき 事 項... 21 1 指 針 の 内 容... 21 2 指 針 のポイント... 22 別 紙 1 採 用 手 法 選 択 フローチャート... 23 別 紙 2-1 PPP/PFI 手 法 簡 易 定 量 評 価 調 書... 24 別 紙 2-2 PPP/PFI 手 法 簡 易 定 量 評 価 調 書 記 載 の 根 拠... 25 別 紙 3 PPP/PFI 手 法 簡 易 定 量 評 価 調 書 ( 記 載 例 )... 26 別 紙 4 簡 易 な 検 討 の 計 算 表... 35 別 紙 5 簡 易 な 検 討 の 計 算 表 ( 記 載 例 )... 37 参 考 1 内 閣 府 から 各 省 庁 へ 発 出 した 通 知 ( 抄 )... 39 参 考 2 内 閣 府 から 地 方 公 共 団 体 へ 発 出 した 通 知 ( 抄 )... 40 参 考 3 指 針 概 要... 42 参 考 4 指 針 通 知 の 流 れ... 43

本 手 引 は 地 方 公 共 団 体 が 多 様 な PPP/PFI 手 法 導 入 を 優 先 的 に 検 討 するための 指 針 ( 平 成 27 年 12 月 15 日 民 間 資 金 等 活 用 事 業 推 進 会 議 決 定 以 下 単 に 指 針 といいます )2に 規 定 する 優 先 的 検 討 規 程 を 定 める 際 の 参 考 として 作 成 するもの です それぞれの 項 目 において 指 針 の 内 容 を 紹 介 した 後 優 先 的 検 討 規 程 作 成 の 際 の ポイント 及 び 優 先 的 検 討 規 程 の 例 を 示 しています Ⅰ 指 針 の 位 置 付 け 等 1 指 針 の 内 容 多 様 な PPP/PFI 手 法 導 入 を 優 先 的 に 検 討 するための 指 針 平 成 27 年 12 月 15 日 民 間 資 金 等 活 用 事 業 推 進 会 議 決 定 極 めて 厳 しい 財 政 状 況 の 中 で 効 率 的 かつ 効 果 的 な 公 共 施 設 等 の 整 備 等 を 進 め るとともに 新 たな 事 業 機 会 の 創 出 や 民 間 投 資 の 喚 起 による 経 済 成 長 を 実 現 して いくためには 公 共 施 設 等 の 整 備 等 に 民 間 の 資 金 経 営 能 力 及 び 技 術 的 能 力 を 活 用 していくことが 重 要 であり 多 様 な PPP/PFI 手 法 を 拡 大 することが 必 要 であ る このため 経 済 財 政 運 営 と 改 革 の 基 本 方 針 2015 ( 平 成 27 年 6 月 30 日 閣 議 決 定 )においても PPP/PFI の 飛 躍 的 拡 大 のためには 公 的 負 担 の 抑 制 につな がることを 前 提 としつつ PPP/PFI 手 法 について 地 域 の 実 情 を 踏 まえ 導 入 を 優 先 的 に 検 討 することが 必 要 である 具 体 的 には 国 や 例 えば 人 口 20 万 人 以 上 の 地 方 公 共 団 体 等 において 一 定 規 模 以 上 で 民 間 の 資 金 ノウハウの 活 用 が 効 率 的 効 果 的 な 事 業 については 多 様 な PPP/PFI 手 法 導 入 を 優 先 的 に 検 討 するよ う 促 す 仕 組 みを 構 築 するとともに その 状 況 を 踏 まえつつ 適 用 拡 大 してい く とされたところである これを 踏 まえ 多 様 な PPP/PFI 手 法 の 導 入 を 優 先 的 に 検 討 するための 指 針 を 定 める 1 本 指 針 の 位 置 付 け 公 共 施 設 等 の 整 備 等 ( 民 間 資 金 等 の 活 用 による 公 共 施 設 等 の 整 備 等 の 促 進 に 関 する 法 律 ( 平 成 11 年 法 律 第 117 号 以 下 法 という ) 第 2 条 第 2 項 に 規 定 する 公 共 施 設 等 の 整 備 等 をいう 本 指 針 において 同 じ )に 関 する 事 業 ( 以 下 公 共 施 設 整 備 事 業 という )の 基 本 構 想 基 本 計 画 等 の 策 定 や 公 共 施 設 等 ( 法 第 2 条 第 1 項 に 規 定 する 公 共 施 設 等 をいう 以 下 同 じ )の 運 営 等 ( 法 第 2 条 第 6 項 に 規 定 する 運 営 等 をいう 以 下 同 じ )の 方 針 の 見 直 しを 行 うに 当 たっ 1

ては 多 様 な PPP/PFI 手 法 の 導 入 が 適 切 かどうかを 自 ら 公 共 施 設 等 の 整 備 等 を 行 う 従 来 型 手 法 に 優 先 して 検 討 すること( 以 下 優 先 的 検 討 という )が 行 わ れるべきである このため 公 共 施 設 等 の 管 理 者 等 ( 同 条 第 3 項 に 規 定 する 公 共 施 設 等 の 管 理 者 等 をいう 以 下 同 じ )は それぞれ 優 先 的 検 討 のための 手 続 及 び 基 準 等 ( 以 下 優 先 的 検 討 規 程 という )を 定 め 的 確 に 運 用 することが 求 められる 本 指 針 は 公 共 施 設 等 の 管 理 者 等 が 優 先 的 検 討 規 程 を 定 める 場 合 によるべき 準 則 を 定 めるものである 2 優 先 的 検 討 規 程 の 策 定 等 公 共 施 設 等 を 管 理 する 国 ( 法 第 2 条 第 3 項 第 1 号 に 掲 げる 者 をいう 以 下 同 じ ) 及 び 公 共 法 人 ( 法 第 2 条 第 3 項 第 3 号 に 掲 げる 者 をいう 以 下 同 じ ) は 本 指 針 に 基 づき それぞれ 管 理 する 公 共 施 設 等 について 優 先 的 検 討 規 程 を 定 め これに 従 って 優 先 的 検 討 を 行 うものとする また 公 共 施 設 等 を 管 理 する 人 口 20 万 人 以 上 の 地 方 公 共 団 体 は 地 域 の 実 情 を 踏 まえ 本 指 針 に 基 づき それぞれ 管 理 する 公 共 施 設 等 について 優 先 的 検 討 規 程 を 定 め これに 従 って 優 先 的 検 討 を 行 うことが 求 められるほか これ 以 外 の 地 方 公 共 団 体 であっても 同 様 の 取 組 を 行 うことが 望 ましい 加 えて 公 共 施 設 整 備 事 業 を 所 管 する 大 臣 は 本 指 針 に 基 づき それぞれ 所 管 する 公 共 施 設 整 備 事 業 について 公 共 施 設 等 を 管 理 する 国 地 方 公 共 団 体 及 び 公 共 法 人 が 優 先 的 検 討 規 程 を 定 める 場 合 に 参 考 となるべきガイドライン( 以 下 単 に ガイドライン という )を 定 めることができるものとする なお 公 共 施 設 等 の 管 理 者 等 は 優 先 的 検 討 規 程 又 はガイドラインを 定 めた 場 合 には 当 該 優 先 的 検 討 規 程 又 はガイドラインをインターネット 上 で 公 表 する 2 指 針 のポイント 一 趣 旨 公 共 施 設 等 の 整 備 等 に 当 たり 新 たな 事 業 機 会 の 創 出 や 民 間 投 資 の 喚 起 を 図 る とともに 貴 重 な 税 金 を 効 率 的 かつ 効 果 的 に 使 用 することが 大 きな 課 題 となってい ることから 公 共 施 設 等 の 整 備 等 に 当 たっては まずは PPP/PFI 手 法 の 導 入 が 適 切 かどうかを 優 先 的 に 検 討 するよう 人 口 20 万 人 以 上 の 地 方 公 共 団 体 に 対 して 要 請 を 行 ったものです( 参 考 2 参 照 ) ただし この 重 要 性 は すべての 地 方 公 共 団 体 について 変 わることはないた め 人 口 20 万 人 未 満 の 地 方 公 共 団 体 であっても 同 様 の 取 組 を 行 うことが 望 まし いものとしています 二 指 針 と 優 先 的 検 討 規 程 の 関 係 地 域 の 実 情 を 踏 まえ 指 針 に 基 づき 次 のイからハを 満 たす 優 先 的 検 討 規 程 を 策 定 することが 求 められています なお 既 にこれらを 満 たす 制 度 がある 場 合 は 新 たに 策 定 していただく 必 要 はありません イ 明 確 に 定 めた 対 象 事 業 について 優 先 的 検 討 を 行 うこと 2

ロ 客 観 的 な 基 準 により PPP/PFI 手 法 導 入 の 適 否 を 評 価 すること ハ 評 価 の 結 果 PPP/PFI 手 法 導 入 に 適 しないとした 場 合 は その 評 価 内 容 を 公 表 すること 三 PPP/PFI 手 法 について PPP(Public Private Partnership)とは 公 共 施 設 等 の 建 設 維 持 管 理 運 営 等 を 行 政 と 民 間 が 連 携 して 行 うことにより 民 間 の 創 意 工 夫 等 を 活 用 し 財 政 資 金 の 効 率 的 使 用 や 行 政 の 効 率 化 等 を 図 るものであり PFI はその 一 類 型 です 優 先 的 検 討 の 対 象 として 公 共 施 設 等 の 整 備 等 に 導 入 することにより 従 来 の 官 民 の 役 割 分 担 を 見 直 し 民 間 事 業 者 の 役 割 を 大 幅 に 拡 大 し その 主 体 性 を 幅 広 く 認 めるものであること 協 定 等 に 基 づき 官 民 双 方 がリスクを 分 担 すること 民 間 事 業 者 が 事 業 実 施 に 当 たり 相 当 程 度 の 裁 量 を 有 し 創 意 工 夫 を 活 かすこ とで 事 業 の 効 率 化 やサービスの 向 上 を 図 れること 等 が 期 待 できる PPP/PFI 手 法 を 位 置 付 けることが 考 えられます 3 優 先 的 検 討 規 程 の 例 市 PPP/PFI 手 法 導 入 優 先 的 検 討 規 程 新 たな 事 業 機 会 の 創 出 や 民 間 投 資 の 喚 起 を 図 るとともに 効 率 的 かつ 効 果 的 な 公 共 施 設 等 の 整 備 等 を 進 めることを 目 的 として 公 共 施 設 等 の 整 備 等 に 多 様 な PPP/PFI 手 法 を 導 入 するための 優 先 的 検 討 規 程 を 次 のように 定 める 1 総 則 一 目 的 本 規 程 は 優 先 的 検 討 を 行 うに 当 たって 必 要 な 手 続 を 定 めることにより 新 たな 事 業 機 会 の 創 出 や 民 間 投 資 の 喚 起 を 図 り 効 率 的 かつ 効 果 的 に 社 会 資 本 を 整 備 するとともに 国 民 に 対 する 低 廉 かつ 良 好 なサービスの 提 供 を 確 保 し も って 国 民 経 済 及 び 地 域 経 済 の 健 全 な 発 展 に 寄 与 することを 目 的 とする 二 定 義 本 規 程 において 次 に 掲 げる 用 語 の 意 義 は それぞれ 次 に 定 めるところによ る イ PFI 法 民 間 資 金 等 の 活 用 による 公 共 施 設 等 の 整 備 等 の 促 進 に 関 する 法 律 ( 平 成 11 年 法 律 第 117 号 ) ロ 公 共 施 設 等 PFI 法 第 2 条 第 1 項 に 規 定 する 公 共 施 設 等 ハ 公 共 施 設 整 備 事 業 PFI 法 第 2 条 第 2 項 に 規 定 する 公 共 施 設 等 の 整 備 等 に 関 する 事 業 3

ニ 利 用 料 金 PFI 法 第 2 条 第 6 項 に 規 定 する 利 用 料 金 ホ 運 営 等 PFI 法 第 2 条 第 6 項 に 規 定 する 運 営 等 ヘ 公 共 施 設 等 運 営 権 PFI 法 第 2 条 第 7 項 に 規 定 する 公 共 施 設 等 運 営 権 ト 整 備 等 建 設 製 造 改 修 維 持 管 理 若 しくは 運 営 又 はこれらに 関 する 企 画 をいい 国 民 に 対 するサービスの 提 供 を 含 む チ 優 先 的 検 討 本 規 程 に 基 づき 公 共 施 設 等 の 整 備 等 の 方 針 を 検 討 するに 当 たって 多 様 な PPP/PFI 手 法 の 導 入 が 適 切 かどうかを 自 ら 公 共 施 設 等 の 整 備 等 を 行 う 従 来 型 手 法 に 優 先 して 検 討 すること リ 指 針 多 様 な PPP/PFI 手 法 導 入 を 優 先 的 に 検 討 するための 指 針 ( 平 成 27 年 12 月 15 日 民 間 資 金 等 活 用 事 業 推 進 会 議 決 定 ) 三 対 象 とする PPP/PFI 手 法 本 規 程 の 対 象 とする PPP/PFI 手 法 は 次 に 掲 げるものとする イ 民 間 事 業 者 が 公 共 公 共 施 設 等 運 営 権 方 式 施 設 等 の 運 営 等 を 担 指 定 管 理 者 制 度 う 手 法 包 括 的 民 間 委 託 O( 運 営 等 Operate) 方 式 方 式 ロ 民 間 事 業 者 が 公 共 施 設 等 の 設 計 建 設 又 は 製 造 及 び 運 営 等 を 担 う 手 法 ハ 民 間 事 業 者 が 公 共 施 設 等 の 設 計 及 び 建 設 又 は 製 造 を 担 う 手 法 BTO 方 式 ( 建 設 Build- 移 転 Transfer- 運 営 等 Operate) BOT 方 式 ( 建 設 Build- 運 営 等 Operate- 移 転 Transfer) BOO 方 式 ( 建 設 Build- 所 有 Own- 運 営 等 Operate) DBO 方 式 ( 設 計 Design- 建 設 Build- 運 営 等 Operate) RO 方 式 ( 改 修 Rehabilitate- 運 営 等 Operate) ESCO 方 式 BT 方 式 ( 建 設 Build- 移 転 Transfer)( 民 間 建 設 買 取 方 式 ) 民 間 建 設 借 上 方 式 及 び 特 定 建 築 者 制 度 等 ( 市 街 地 再 開 発 事 業 の 特 定 建 築 者 制 度 特 定 業 務 代 行 制 度 及 び 特 定 事 業 参 加 者 制 度 並 びに 土 地 区 画 整 理 事 業 の 業 務 代 行 方 式 をいう 以 下 同 じ ) 方 式 上 記 の PPP/PFI 手 法 は 例 示 であり 例 えば 公 的 不 動 産 の 利 活 用 ( 定 期 借 地 権 方 式 公 共 所 有 床 の 活 用 占 用 許 可 等 の 公 的 空 間 の 利 活 用 等 ) 等 を 追 加 すること も 考 えられます 公 共 施 設 等 運 営 権 方 式 については BTO 方 式 等 と 組 み 合 わせて 活 用 することも 考 えられます 4

Ⅱ 優 先 的 検 討 の 開 始 時 期 1 指 針 の 内 容 3 優 先 的 検 討 の 手 続 一 優 先 的 検 討 の 開 始 時 期 公 共 施 設 等 の 管 理 者 等 は 新 たに 公 共 施 設 等 の 整 備 等 を 行 うために 基 本 構 想 基 本 計 画 等 を 策 定 する 場 合 及 び 公 共 施 設 等 の 運 営 等 の 見 直 しを 行 う 場 合 の ほか 次 に 掲 げる 場 合 その 他 の 公 共 施 設 等 の 整 備 等 の 方 針 を 検 討 する 場 合 に 併 せて 優 先 的 検 討 を 行 うものとする イ インフラ 長 寿 命 化 基 本 計 画 ( 平 成 25 年 11 月 29 日 インフラ 老 朽 化 対 策 の 推 進 に 関 する 関 係 省 庁 連 絡 会 議 決 定 )Ⅳの 行 動 計 画 ( 以 下 インフ ラ 長 寿 命 化 行 動 計 画 という )の 策 定 又 は 改 定 を 行 うとき ロ 公 営 企 業 の 経 営 に 当 たっての 留 意 事 項 について ( 平 成 26 年 8 月 29 日 総 務 省 自 治 財 政 局 通 知 ) 第 2の 経 営 戦 略 の 策 定 又 は 改 定 を 行 うとき ハ まち ひと しごと 創 生 総 合 戦 略 ( 平 成 26 年 12 月 27 日 閣 議 決 定 ) Ⅱ2(3)の 地 方 版 総 合 戦 略 の 策 定 又 は 改 定 を 行 うとき 2 指 針 のポイント 一 趣 旨 公 共 施 設 等 の 整 備 等 の 方 針 を 検 討 する 場 合 に 優 先 的 検 討 を 行 うこととしていま す 例 えば 指 針 3 一 イからハの 計 画 の 策 定 又 は 改 定 をする 場 合 のほか イ 公 共 施 設 等 の 整 備 等 を 行 うための 基 本 構 想 又 は 基 本 計 画 を 策 定 する 場 合 ロ 公 営 企 業 の 中 長 期 的 な 経 営 の 基 本 計 画 等 において 経 営 の 効 率 化 に 関 する 取 組 を 検 討 する 場 合 ハ 国 公 有 地 の 未 利 用 資 産 等 の 有 効 活 用 を 検 討 する 場 合 ニ インフラ 長 寿 命 化 基 本 計 画 ( 平 成 25 年 11 月 29 日 インフラ 老 朽 化 対 策 の 推 進 に 関 する 関 係 省 庁 連 絡 会 議 決 定 )Ⅳの 個 別 施 設 計 画 の 策 定 又 は 改 定 を 行 うとき ホ 公 共 施 設 等 の 集 約 化 又 は 複 合 化 等 を 検 討 する 場 合 等 が 方 針 を 検 討 する 場 合 として 考 えられますが これら 以 外 の 公 共 施 設 整 備 事 業 に 関 する 計 画 等 の 検 討 等 についても 追 加 することが 考 えられます また 例 えば 既 に 公 共 施 設 整 備 事 業 に 着 手 している 場 合 など 公 共 施 設 等 の 整 備 等 を 行 う 手 法 が 決 定 している 場 合 ( 従 来 手 法 により 実 施 する 方 針 が 決 定 して いる 場 合 を 含 みます )は 再 度 当 該 事 業 について 優 先 的 検 討 を 実 施 していた だく 必 要 はありません なお 指 針 は 公 共 施 設 等 の 整 備 等 の 方 針 を 検 討 するに 当 たって PPP/PFI 手 法 の 導 入 が 適 切 かどうかを 検 討 するためのものであり PPP/PFI の 抜 本 改 革 に 向 け たアクションプラン ( 平 成 25 年 6 月 6 日 民 間 資 金 等 活 用 事 業 推 進 会 議 決 定 ) の 類 型 3( 公 的 不 動 産 の 有 効 活 用 など 民 間 の 提 案 を 活 かした PPP 事 業 )のうち 公 5

共 施 設 等 の 整 備 等 を 伴 わない 事 業 を 対 象 とするものではありません しかし 公 的 不 動 産 の 利 活 用 を 行 うことは 新 たな 事 業 機 会 の 創 出 や 民 間 投 資 の 喚 起 等 を 図 る 観 点 から 望 ましいものであり 優 先 的 検 討 規 程 の 運 用 と 同 様 に 優 先 的 に 検 討 す ることが 求 められます 3 優 先 的 検 討 規 程 の 例 2 優 先 的 検 討 の 開 始 時 期 新 たに 公 共 施 設 等 の 整 備 等 を 行 うために 基 本 構 想 基 本 計 画 等 を 策 定 する 場 合 及 び 公 共 施 設 等 の 運 営 等 の 見 直 しを 行 う 場 合 のほか 次 に 掲 げる 場 合 その 他 の 公 共 施 設 等 の 整 備 等 の 方 針 を 検 討 する 場 合 に 併 せて 優 先 的 検 討 を 行 うものとす る 一 公 共 施 設 等 総 合 管 理 計 画 又 は インフラ 長 寿 命 化 基 本 計 画 ( 平 成 25 年 11 月 29 日 インフラ 老 朽 化 対 策 の 推 進 に 関 する 関 係 省 庁 連 絡 会 議 決 定 )Ⅳの 個 別 施 設 計 画 の 策 定 又 は 改 定 を 行 うとき 二 公 営 企 業 の 経 営 に 当 たっての 留 意 事 項 について ( 平 成 26 年 8 月 29 日 総 務 省 自 治 財 政 局 通 知 ) 第 2の 経 営 戦 略 の 策 定 又 は 改 定 を 行 うとき 三 まち ひと しごと 創 生 総 合 戦 略 ( 平 成 26 年 12 月 27 日 閣 議 決 定 )Ⅱ 2(3)の 地 方 版 総 合 戦 略 の 策 定 又 は 改 定 を 行 うとき 四 第 二 号 に 掲 げるもののほか 公 営 企 業 の 経 営 の 効 率 化 に 関 する 取 組 を 検 討 する 場 合 五 国 公 有 地 の 未 利 用 資 産 等 の 有 効 活 用 を 検 討 する 場 合 六 公 共 施 設 等 の 集 約 化 又 は 複 合 化 等 を 検 討 する 場 合 上 記 の 計 画 の 策 定 状 況 に 応 じて 策 定 又 は 改 定 を 改 定 に 修 正 してくださ い 6

Ⅲ 対 象 事 業 1 対 象 事 業 の 基 準 1 指 針 の 内 容 二 対 象 事 業 イ 対 象 事 業 の 基 準 公 共 施 設 等 の 管 理 者 等 は 次 に 掲 げる 公 共 施 設 整 備 事 業 であって 民 間 事 業 者 の 資 金 経 営 能 力 及 び 技 術 的 能 力 を 活 用 する 効 果 が 認 められる 公 共 施 設 整 備 事 業 を 優 先 的 検 討 規 程 において 優 先 的 検 討 の 対 象 とするものとす る ただし 民 間 事 業 者 の 資 金 経 営 能 力 及 び 技 術 的 能 力 を 活 用 する 効 果 が 認 められるかどうかの 判 断 は 資 金 調 達 コストの 差 異 のみで 行 うべきでなく 業 務 効 率 化 による 効 果 等 を 総 合 的 に 勘 案 して 行 うべきである (1) 事 業 費 の 総 額 が 10 億 円 以 上 の 公 共 施 設 整 備 事 業 ( 建 設 製 造 又 は 改 修 を 含 むものに 限 る ) (2) 単 年 度 の 事 業 費 が1 億 円 以 上 の 公 共 施 設 整 備 事 業 ( 運 営 等 のみを 行 うものに 限 る ) ロ 事 業 費 基 準 の 例 外 イの 基 準 にかかわらず 公 共 施 設 整 備 事 業 の 特 殊 性 により イの 基 準 によ りがたい 特 別 の 事 情 がある 場 合 は 公 共 施 設 等 の 管 理 者 等 は 優 先 的 検 討 規 程 において 対 象 事 業 を 限 って 異 なる 事 業 費 の 額 を 基 準 とすることができ るものとする 2 指 針 のポイント 一 趣 旨 優 先 的 検 討 の 対 象 は 次 に 掲 げる 事 項 の 全 てを 満 たす 事 業 です イ 公 共 施 設 整 備 事 業 に 該 当 すること ロ 民 間 事 業 者 の 資 金 経 営 能 力 及 び 技 術 的 能 力 を 活 用 する 効 果 が 認 められるこ と( 以 下 民 間 資 金 能 力 活 用 基 準 といいます ) ハ 事 業 費 基 準 を 満 たすこと 二 民 間 資 金 能 力 活 用 基 準 事 業 の 性 格 から 民 間 資 金 能 力 活 用 基 準 を 満 たすものがこれに 該 当 します 具 体 的 には 公 共 施 設 整 備 事 業 を 所 管 する 大 臣 が 必 要 に 応 じて 定 めることがで きるガイドライン( 以 下 単 に ガイドライン といいます )を 参 考 にし 優 先 7

的 検 討 の 対 象 を 明 確 化 することが 考 えられますが 優 先 的 検 討 規 程 の 例 では PFI 事 業 としての 実 績 が 多 く 費 用 の 削 減 が 期 待 できる 建 築 物 又 はプラントの 整 備 等 に 関 する 事 業 に 加 え 費 用 の 削 減 又 は 収 入 の 増 加 が 期 待 できる 利 用 料 金 の 徴 収 を 行 う 公 共 施 設 整 備 事 業 を 対 象 としており それぞれの 施 設 の 例 は 以 下 の 通 り です イ 建 築 物 文 教 施 設 医 療 施 設 斎 場 複 合 施 設 社 会 福 祉 施 設 観 光 施 設 警 察 施 設 宿 舎 事 務 庁 舎 等 ロ プラント 廃 棄 物 処 理 施 設 水 道 浄 水 場 下 水 汚 泥 有 効 利 用 施 設 発 電 施 設 等 ハ 利 用 料 金 を 徴 収 する 施 設 空 港 水 道 下 水 道 等 このほか 例 えば 施 設 の 整 備 等 に 関 する 事 業 のように 各 公 共 施 設 整 備 事 業 の 類 型 を 対 象 事 業 として 規 定 することも 考 えられます なお 民 間 資 金 能 力 活 用 基 準 を 満 たさない 事 業 を 除 外 することも 考 えられま すが 指 針 において 資 金 調 達 コストの 差 異 のみで 行 うべきでなく 業 務 効 率 化 による 効 果 等 を 総 合 的 に 勘 案 して 行 うべきである とされていることに 留 意 する 必 要 があります これは PPP/PFI 手 法 の 資 金 調 達 コストが 従 来 型 手 法 のそれよりも 高 い 場 合 ( 例 えば PFI 事 業 者 が 金 融 機 関 から 資 金 を 調 達 する 場 合 の 利 払 い 費 が 地 方 公 共 団 体 が 独 自 に 資 金 を 調 達 する 場 合 の 利 払 い 費 よりも 高 い 場 合 )でも 事 業 全 体 の 費 用 でみればコスト 削 減 が 期 待 できる 場 合 もあることから 資 金 調 達 に 要 するコ ストの 差 異 のみで 民 間 資 金 能 力 活 用 基 準 の 適 合 性 を 判 断 するべきではないとし ているものです 三 事 業 費 基 準 指 針 では 事 業 費 の 総 額 が 10 億 円 以 上 の 公 共 施 設 整 備 事 業 ( 建 設 製 造 又 は 改 修 を 含 むものに 限 る ) 及 び 単 年 度 の 事 業 費 が1 億 円 以 上 の 公 共 施 設 整 備 事 業 ( 運 営 等 のみを 行 うものに 限 る )を 事 業 費 基 準 としていますが PPP/PFI 手 法 導 入 を 積 極 的 に 図 るために これを 下 回 る 事 業 費 基 準 を 設 定 することは 何 ら 排 除 されているものではありません 例 えば 地 域 の 民 間 事 業 者 による 公 共 施 設 整 備 事 業 の 実 施 を 期 待 する 場 合 に 当 該 基 準 を 下 げることが 考 えられます 事 業 費 基 準 を 満 たすか 否 かは 公 共 施 設 整 備 事 業 毎 に 判 断 することとしていま す 例 えば 複 数 の 公 共 施 設 等 について 一 括 して 整 備 等 を 行 う 事 業 (バンドリン グ)については 個 々の 公 共 施 設 等 の 整 備 等 が 要 する 費 用 で 判 断 するのではな く 当 該 事 業 全 体 が 要 する 費 用 で 判 断 することが 考 えられます 指 針 の 事 業 費 基 準 は 内 閣 府 及 び 総 務 省 が 実 施 した 全 地 方 公 共 団 体 向 けのアン ケート 調 査 ( PPP/PFI の 実 施 状 況 等 に 関 する 調 査 について( 依 頼 ) ( 平 成 27 年 8 月 31 日 府 政 経 シ 494 号 総 行 地 第 116 号 ))の 結 果 を 踏 まえたものです 具 体 的 には 優 先 的 検 討 規 程 と 類 似 の 制 度 を 有 する 地 方 公 共 団 体 のうち 指 針 の 事 業 費 基 準 と 同 様 の 基 準 を 設 けているものが 建 設 を 含 む 事 業 費 にあっては 約 76% 運 営 等 に 限 る 事 業 費 にあっては 約 94%でした このように 指 針 の 事 業 費 基 準 は 既 に 類 似 の 制 度 を 有 する 地 方 公 共 団 体 の 取 組 内 容 を 反 映 したものとなっています なお 当 該 事 業 費 基 準 は 公 共 施 設 整 備 事 業 の 特 殊 性 により 特 別 の 事 情 があ る 場 合 は 変 更 することができるとされており 当 該 場 合 の 具 体 的 な 事 業 費 基 準 に ついてはガイドラインを 参 考 にすることが 考 えられます 8

3 優 先 的 検 討 規 程 の 例 3 優 先 的 検 討 の 対 象 とする 事 業 次 の 一 及 び 二 に 該 当 する 公 共 施 設 整 備 事 業 を 優 先 的 検 討 の 対 象 とする 一 次 のいずれかに 該 当 する 事 業 その 他 民 間 事 業 者 の 資 金 経 営 能 力 及 び 技 術 的 能 力 を 活 用 する 効 果 が 認 められる 公 共 施 設 整 備 事 業 イ 建 築 物 又 はプラントの 整 備 等 に 関 する 事 業 ロ 利 用 料 金 の 徴 収 を 行 う 公 共 施 設 整 備 事 業 二 次 のいずれかの 事 業 費 基 準 を 満 たす 公 共 施 設 整 備 事 業 イ 事 業 費 の 総 額 が 10 億 円 以 上 の 公 共 施 設 整 備 事 業 ( 建 設 製 造 又 は 改 修 を 含 むものに 限 る ) ロ 単 年 度 の 事 業 費 が1 億 円 以 上 の 公 共 施 設 整 備 事 業 ( 運 営 等 のみを 行 うもの に 限 る ) 3 一 については 事 業 の 特 性 を 踏 まえ 対 象 とする 公 共 施 設 整 備 事 業 を 類 型 的 に 記 載 することも 考 えられます 2 対 象 事 業 の 例 外 1 指 針 の 内 容 ハ 対 象 事 業 の 例 外 イの 基 準 にかかわらず 次 に 掲 げる 公 共 施 設 整 備 事 業 を 優 先 的 検 討 の 対 象 から 除 くものとする (1) 既 に PPP/PFI 手 法 の 導 入 が 前 提 とされている 公 共 施 設 整 備 事 業 (2) 競 争 の 導 入 による 公 共 サービスの 改 革 に 関 する 法 律 ( 平 成 18 年 法 律 第 51 号 )に 基 づく 市 場 化 テストの 導 入 が 前 提 とされている 公 共 施 設 整 備 事 業 (3) 民 間 事 業 者 が 実 施 することが 法 的 に 制 限 されている 公 共 施 設 整 備 事 業 (4) 災 害 復 旧 事 業 等 緊 急 に 実 施 する 必 要 がある 公 共 施 設 整 備 事 業 2 指 針 のポイント 一 趣 旨 対 象 事 業 の 例 外 として 優 先 的 検 討 の 対 象 とすることがなじまない 公 共 施 設 整 備 事 業 を 列 挙 しています 指 針 3 二 ハ(3)は 何 らかの 法 的 制 限 があれば 優 先 的 検 討 の 対 象 外 とするこ とを 許 容 する 趣 旨 ではなく 当 該 法 的 制 限 によって 民 間 事 業 者 による 公 共 施 設 整 9

備 事 業 全 体 が 実 施 できなくなる 場 合 に これを 優 先 的 検 討 の 対 象 外 とすることを 許 容 する 趣 旨 です 例 えば 空 港 の 運 営 等 に 関 する 事 業 における 航 空 交 通 管 制 業 務 については 公 権 力 の 行 使 を 伴 うことから 民 間 事 業 者 への 委 託 ができませんが 当 該 業 務 を 除 い た 事 業 には PPP/PFI 手 法 の 導 入 が 可 能 ですので 当 該 事 業 の 全 体 を 優 先 的 検 討 の 対 象 外 とすることは 適 切 でないと 考 えられます 3 優 先 的 検 討 規 程 の 例 三 対 象 事 業 の 例 外 次 に 掲 げる 公 共 施 設 整 備 事 業 を 優 先 的 検 討 の 対 象 から 除 くものとする イ 既 に PPP/PFI 手 法 の 導 入 が 前 提 とされている 公 共 施 設 整 備 事 業 ロ 競 争 の 導 入 による 公 共 サービスの 改 革 に 関 する 法 律 ( 平 成 18 年 法 律 第 51 号 )に 基 づく 市 場 化 テストの 導 入 が 前 提 とされている 公 共 施 設 整 備 事 業 ハ 民 間 事 業 者 が 実 施 することが 法 的 に 制 限 されている 公 共 施 設 整 備 事 業 ニ 災 害 復 旧 事 業 等 緊 急 に 実 施 する 必 要 がある 公 共 施 設 整 備 事 業 10

Ⅳ 適 切 な PPP/PFI 手 法 の 選 択 1 採 用 手 法 の 選 択 1 指 針 の 内 容 三 適 切 な PPP/PFI 手 法 の 選 択 イ 採 用 手 法 の 選 択 公 共 施 設 等 の 管 理 者 等 は 優 先 的 検 討 の 対 象 となる 公 共 施 設 整 備 事 業 につ いて 次 の 四 の 簡 易 な 検 討 又 は3 五 の 詳 細 な 検 討 に 先 立 って 当 該 事 業 の 期 間 特 性 規 模 等 を 踏 まえ 当 該 事 業 の 品 質 確 保 に 留 意 しつつ 最 も 適 切 な PPP/PFI 手 法 ( 以 下 採 用 手 法 という )を 選 択 するものとする この 場 合 において 唯 一 の 手 法 を 選 択 することが 困 難 であるときは 複 数 の 手 法 を 選 択 できるものとする 2 指 針 のポイント 一 趣 旨 多 様 な PPP/PFI 手 法 がある 中 で 具 体 的 に 検 討 している 公 共 施 設 整 備 事 業 の 期 間 特 性 規 模 等 により 採 用 することができる PPP/PFI 手 法 を 絞 り 込 みます 簡 易 な 検 討 及 び 詳 細 な 検 討 に 先 立 ち これらを 実 施 する PPP/PFI 手 法 を 絞 り 込 む ことにより 迅 速 かつ 的 確 な 検 討 の 実 施 につながります 採 用 手 法 の 選 択 については ガイドラインを 参 考 にすることが 考 えられます が 別 紙 1のフローチャートを 参 考 に 用 いることが 考 えられるほか 民 間 事 業 者 からの PPP/PFI に 関 する 提 案 に 具 体 的 な PPP/PFI 手 法 が 記 載 されている 場 合 は 当 該 手 法 を 採 用 手 法 として 選 択 することも 考 えられます 3 優 先 的 検 討 規 程 の 例 4 適 切 な PPP/PFI 手 法 の 選 択 一 採 用 手 法 の 選 択 市 は 優 先 的 検 討 の 対 象 となる 公 共 施 設 整 備 事 業 について 次 の5の 簡 易 な 検 討 又 は6の 詳 細 な 検 討 に 先 立 って 当 該 事 業 の 期 間 特 性 規 模 等 を 踏 ま え 当 該 事 業 の 品 質 確 保 に 留 意 しつつ 最 も 適 切 な PPP/PFI 手 法 ( 以 下 採 用 手 法 という )を 選 択 するものとする この 場 合 において 唯 一 の 手 法 を 選 択 することが 困 難 であるときは 複 数 の 手 法 を 選 択 できるものとする 11

2 評 価 を 経 ずに 行 う 採 用 手 法 導 入 の 決 定 1 指 針 の 内 容 ロ 評 価 を 経 ずに 行 う 採 用 手 法 導 入 の 決 定 当 該 事 業 の 同 種 の 事 例 の 過 去 の 実 績 に 照 らし 採 用 手 法 の 導 入 が 適 切 であ ると 認 められる 場 合 は 公 共 施 設 等 の 管 理 者 等 は 次 の 四 の 簡 易 な 検 討 及 び 3 五 の 詳 細 な 検 討 を 経 ることなく 当 該 採 用 手 法 の 導 入 を 決 定 することがで きるものとする 2 指 針 のポイント 一 趣 旨 検 討 している 公 共 施 設 整 備 事 業 と 同 種 の 事 例 の 過 去 の PPP/PFI 手 法 の 導 入 実 績 に 照 らし 当 該 手 法 の 導 入 により 新 たな 事 業 機 会 の 創 出 や 民 間 投 資 の 喚 起 費 用 の 削 減 又 は 収 入 の 増 加 が 期 待 できると 認 められる 場 合 簡 易 な 検 討 及 び 詳 細 な 検 討 を 省 略 し 当 該 手 法 の 導 入 を 決 定 することができます 具 体 的 な 場 合 については ガイドラインを 参 考 にすることも 考 えられますが 優 先 的 検 討 規 程 の 例 では これらを 省 略 することができる 場 合 として 次 に 掲 げる 二 通 りを 設 けています イ 簡 易 な 検 討 及 び 詳 細 な 検 討 を 省 略 できる 場 合 ロ 簡 易 な 検 討 のみ 省 略 できる 場 合 二 簡 易 な 検 討 及 び 詳 細 な 検 討 を 省 略 することができる 場 合 具 体 的 な 場 合 については ガイドラインを 参 考 にすることが 考 えられますが 採 用 手 法 の 導 入 により 品 質 確 保 に 留 意 しつつ 新 たな 事 業 機 会 の 創 出 や 民 間 投 資 の 喚 起 費 用 の 削 減 又 は 収 入 の 増 加 につながった 実 績 があり かつ 採 用 手 法 の 導 入 に 当 たって 導 入 可 能 性 調 査 を 実 施 しないことが 通 例 である 場 合 は 簡 易 な 検 討 及 び 詳 細 な 検 討 を 省 略 することが 考 えられます 例 えば 採 用 手 法 が 指 定 管 理 者 制 度 の 場 合 については この 場 合 に 該 当 する 可 能 性 があると 考 えられます 三 簡 易 な 検 討 のみ 省 略 できる 場 合 ( 詳 細 な 検 討 は 実 施 する 場 合 ) 具 体 的 な 場 合 については ガイドラインを 参 考 にすることが 考 えられますが 詳 細 な 検 討 を 実 施 することが 前 提 とされている 公 共 施 設 整 備 事 業 については 簡 易 な 検 討 のみを 省 略 し 詳 細 な 検 討 を 実 施 することが 考 えられます 例 えば イ 採 用 手 法 の 導 入 により 品 質 確 保 に 留 意 しつつ 新 たな 事 業 機 会 の 創 出 や 民 間 投 資 の 喚 起 費 用 の 削 減 又 は 収 入 の 増 加 につながった 実 績 があり かつ 採 用 手 法 の 導 入 に 当 たって 導 入 可 能 性 調 査 を 実 施 することが 通 例 である 場 合 12

ロ 民 間 事 業 者 から PPP/PFI に 関 する 提 案 がある 場 合 であって 当 該 提 案 におい て 従 来 型 手 法 による 場 合 と 採 用 手 法 を 導 入 した 場 合 との 間 での 費 用 総 額 の 比 較 等 の 客 観 的 な 評 価 により 当 該 採 用 手 法 の 導 入 が 適 切 であるとされている 場 合 等 が 考 えられます イの 例 としては 採 用 手 法 が 地 方 公 共 団 体 向 けサービス 購 入 型 PFI 事 業 実 施 手 続 簡 易 化 マニュアル が 対 象 としている 施 設 整 備 業 務 の 比 重 の 大 きい 事 業 又 は 運 営 等 の 業 務 内 容 が 定 型 的 な 事 業 における BTO 方 式 等 である 場 合 については こ の 場 合 に 該 当 する 可 能 性 があると 考 えられます なお 当 該 マニュアルは 下 記 内 閣 府 ホームページに 掲 載 しておりますのでご 参 照 ください ( 概 要 )http://www8.cao.go.jp/pfi/tetsudukikanika-manual-gaiyou.pdf ( 本 体 )http://www8.cao.go.jp/pfi/tetsudukikanika-manual.pdf 3 優 先 的 検 討 規 程 の 例 二 評 価 を 経 ずに 行 う 採 用 手 法 導 入 の 決 定 市 は 採 用 手 法 が 次 に 掲 げるものに 該 当 する 場 合 には それぞれ 次 に 定 める ところにより 当 該 採 用 手 法 の 導 入 を 決 定 することができるものとする イ 指 定 管 理 者 制 度 次 の5の 簡 易 な 検 討 及 び6の 詳 細 な 検 討 の 省 略 ロ 当 該 事 業 が 施 設 整 備 業 務 の 比 重 の 大 きいもの 又 は 運 営 等 の 業 務 内 容 が 定 型 的 なものに 該 当 する 場 合 における BTO 方 式 次 の5の 簡 易 な 検 討 を 省 略 し 6の 詳 細 な 検 討 を 実 施 ハ 民 間 事 業 者 から PPP/PFI に 関 する 提 案 がある 場 合 であって 当 該 提 案 にお いて 従 来 型 手 法 による 場 合 と 採 用 手 法 を 導 入 した 場 合 との 間 での 費 用 総 額 の 比 較 等 の 客 観 的 な 評 価 により 当 該 採 用 手 法 の 導 入 が 適 切 であるとされて いる 場 合 における 当 該 採 用 手 法 次 の5の 簡 易 な 検 討 を 省 略 し 6の 詳 細 な 検 討 を 実 施 13

Ⅴ 簡 易 な 検 討 1 費 用 総 額 の 比 較 による 簡 易 な 検 討 1 指 針 の 内 容 四 簡 易 な 検 討 イ 趣 旨 公 共 施 設 等 の 管 理 者 等 は 次 の 五 の 詳 細 な 検 討 に 先 立 ち 採 用 手 法 につい て 次 のロの 基 準 に 従 って 簡 易 な 評 価 を 行 うことにより 導 入 に 適 しないと 評 価 された 公 共 施 設 整 備 事 業 は 詳 細 な 検 討 を 行 うまでもなく PPP/PFI 手 法 を 導 入 しないこととすることができるものとする この 簡 易 な 検 討 に 当 たっては 専 門 的 な 外 部 コンサルタントを 活 用 した 詳 細 な 費 用 等 の 比 較 を 行 うことまでは 必 要 としない ロ 評 価 基 準 (1) 費 用 総 額 の 比 較 による 評 価 公 共 施 設 等 の 管 理 者 等 は 自 ら 公 共 施 設 等 の 整 備 等 を 行 う 従 来 型 手 法 に よる 場 合 と 採 用 手 法 を 導 入 した 場 合 との 間 で 次 に 掲 げる 費 用 等 の 総 額 ( 以 下 費 用 総 額 という )を 比 較 し 採 用 手 法 の 導 入 の 適 否 を 評 価 す るものとする 3 三 において 複 数 の 手 法 を 選 択 した 場 合 においては 各 々の 手 法 につい て 費 用 総 額 を 算 定 し その 最 も 低 いものと 従 来 型 手 法 による 場 合 の 費 用 総 額 との 間 で 同 様 の 比 較 を 行 うものとする (ⅰ) 公 共 施 設 等 の 整 備 等 ( 運 営 等 を 除 く )の 費 用 (ⅱ) 公 共 施 設 等 の 運 営 等 の 費 用 (ⅲ) 民 間 事 業 者 の 適 正 な 利 益 及 び 配 当 (ⅳ) 調 査 に 要 する 費 用 (ⅴ) 資 金 調 達 に 要 する 費 用 (ⅵ) 利 用 料 金 収 入 なお この 比 較 に 当 たっては PPP/PFI 手 法 の 導 入 について 民 間 事 業 者 との 意 見 交 換 が 行 われている 場 合 には 上 記 費 用 等 の 算 定 に 当 たってその 内 容 を 踏 まえるものとする 2 指 針 のポイント 一 趣 旨 14

簡 易 な 検 討 とは 専 門 的 な 外 部 コンサルタントに 委 託 せずに 公 共 施 設 等 の 管 理 者 等 が 自 ら 候 補 とされた PPP/PFI 手 法 の 適 否 を 検 討 する 段 階 です これによ り この 段 階 で 明 らかに PPP/PFI 手 法 導 入 の 見 込 みがない 公 共 施 設 整 備 事 業 に ついて PPP/PFI 手 法 を 導 入 しないこととすることができ 無 用 な 調 査 に 要 する 費 用 を 削 減 することができます 二 費 用 総 額 の 比 較 による 簡 易 な 検 討 費 用 総 額 の 比 較 による 簡 易 な 検 討 については ガイドラインを 参 考 にすること も 考 えられますが 優 先 的 検 討 規 程 の 例 では 別 紙 2-1の PPP/PFI 手 法 簡 易 定 量 評 価 調 書 及 び 別 紙 2-2の PPP/PFI 手 法 簡 易 定 量 評 価 調 書 記 載 の 根 拠 を 用 いる こととしています これらの 作 成 に 当 たっては 別 紙 3の 記 載 例 別 紙 4の 簡 易 な 検 討 の 計 算 表 及 び 別 紙 5の 簡 易 な 検 討 の 計 算 表 の 記 載 例 を 参 考 にすることが 考 えられます 3 優 先 的 検 討 規 程 の 例 5 簡 易 な 検 討 一 費 用 総 額 の 比 較 による 評 価 市 は 別 紙 の PPP/PFI 手 法 簡 易 定 量 評 価 調 書 により 自 ら 公 共 施 設 等 の 整 備 等 を 行 う 従 来 型 手 法 による 場 合 と 採 用 手 法 を 導 入 した 場 合 との 間 で 次 に 掲 げる 費 用 等 の 総 額 ( 以 下 費 用 総 額 という )を 比 較 し 採 用 手 法 の 導 入 の 適 否 を 評 価 するものとする 4において 複 数 の 手 法 を 選 択 した 場 合 においては 各 々の 手 法 について 費 用 総 額 を 算 定 し その 最 も 低 いものと 従 来 型 手 法 による 場 合 の 費 用 総 額 との 間 で 同 様 の 比 較 を 行 うものとする イ 公 共 施 設 等 の 整 備 等 ( 運 営 等 を 除 く )の 費 用 ロ 公 共 施 設 等 の 運 営 等 の 費 用 ハ 民 間 事 業 者 の 適 正 な 利 益 及 び 配 当 ニ 調 査 に 要 する 費 用 ホ 資 金 調 達 に 要 する 費 用 ヘ 利 用 料 金 収 入 2 その 他 の 方 法 による 簡 易 な 検 討 1 指 針 の 内 容 (2) その 他 の 方 法 による 評 価 公 共 施 設 等 の 管 理 者 等 は (1)にかかわらず 公 的 負 担 の 抑 制 につな がることを 客 観 的 に 評 価 することができる 他 の 方 法 を 定 めることができる ものとする 15

2 指 針 のポイント 一 趣 旨 公 的 負 担 の 抑 制 につながることを 客 観 的 に 評 価 することができる 限 りにおい て 費 用 総 額 の 比 較 による 評 価 以 外 の 評 価 手 法 を 採 用 することができます 具 体 的 な 手 法 については ガイドラインを 参 考 にすることも 考 えられますが 優 先 的 検 討 規 程 の 例 では 公 共 施 設 等 運 営 権 方 式 収 益 施 設 の 併 設 又 は 活 用 等 事 業 収 入 等 で 費 用 を 回 収 する PFI 事 業 等 の 採 用 手 法 について 過 去 の 実 績 が 乏 しいこ と 等 により 民 間 事 業 者 への 意 見 聴 取 等 を 活 用 して 簡 易 な 検 討 を 行 うことがで きるものとしています 3 優 先 的 検 討 規 程 の 例 二 その 他 の 方 法 による 評 価 市 は 採 用 手 法 の 過 去 の 実 績 が 乏 しいこと 等 により 費 用 総 額 の 比 較 が 困 難 と 認 めるときは 一 にかかわらず 次 に 掲 げる 評 価 その 他 公 的 負 担 の 抑 制 につな がることを 客 観 的 に 評 価 することができる 方 法 により 採 用 手 法 の 導 入 の 適 否 を 評 価 することができるものとする イ 民 間 事 業 者 への 意 見 聴 取 を 踏 まえた 評 価 ロ 類 似 事 例 の 調 査 を 踏 まえた 評 価 16

Ⅵ 詳 細 な 検 討 1 指 針 の 内 容 五 詳 細 な 検 討 イ 趣 旨 公 共 施 設 等 の 管 理 者 等 は 3 四 において PPP/PFI 手 法 の 導 入 に 適 しないと 評 価 された 公 共 施 設 整 備 事 業 以 外 の 公 共 施 設 整 備 事 業 を 対 象 として 詳 細 な 検 討 を 行 い 採 用 手 法 の 適 否 を 評 価 するものとする ロ 評 価 基 準 詳 細 な 検 討 において 公 共 施 設 等 の 管 理 者 等 は 専 門 的 な 外 部 コンサルタ ントを 活 用 するなどにより 要 求 水 準 リスク 分 担 等 の 検 討 を 行 った 上 で 詳 細 な 費 用 等 の 比 較 を 行 い 自 ら 公 共 施 設 等 の 整 備 等 を 行 う 従 来 型 手 法 によ る 場 合 と 採 用 手 法 を 導 入 した 場 合 との 間 で 費 用 総 額 を 比 較 し 採 用 手 法 の 導 入 の 適 否 を 評 価 するものとする 2 指 針 のポイント 一 趣 旨 詳 細 な 検 討 とは 専 門 的 な 外 部 コンサルタントに 委 託 するなどにより 自 ら 公 共 施 設 等 の 整 備 等 を 行 う 従 来 型 手 法 による 場 合 と 簡 易 な 検 討 の 結 果 導 入 するこ とが 不 適 当 とされなかった 採 用 手 法 による 場 合 との 間 で 幅 広 い 観 点 から 費 用 総 額 等 を 比 較 する 段 階 です このため 簡 易 な 検 討 により 採 用 手 法 の 導 入 が 不 適 当 とされなかった 場 合 に は 当 該 採 用 手 法 に 係 る 詳 細 な 検 討 を 実 施 するために 必 要 な 予 算 を 要 求 すること 等 が 必 要 となると 考 えられます 二 検 討 項 目 詳 細 な 検 討 においては 次 に 掲 げる 項 目 について 検 討 をし 自 ら 公 共 施 設 等 の 整 備 等 を 行 う 従 来 型 手 法 による 場 合 と 採 用 手 法 を 導 入 した 場 合 との 間 で 費 用 総 額 を 比 較 し 採 用 手 法 の 導 入 の 適 否 を 評 価 することが 考 えられます イ 従 来 型 手 法 及 び 採 用 手 法 の 長 所 及 び 短 所 の 整 理 並 びに 当 該 短 所 の 解 決 策 の 検 討 ロ 採 用 手 法 を 導 入 する 場 合 の 民 間 事 業 者 に 委 託 する 業 務 の 範 囲 及 び 要 求 水 準 の 検 討 ハ リスク 分 担 の 検 討 ニ 従 来 型 手 法 及 び 採 用 手 法 を 導 入 した 場 合 それぞれの 費 用 総 額 の 算 出 及 び 比 較 17

ホ 採 用 手 法 に 公 共 施 設 等 運 営 権 方 式 等 の 既 存 公 共 施 設 等 に 用 いられる 手 法 が 含 まれる 場 合 にあっては 次 に 掲 げる 検 討 (1) 当 該 事 業 の 長 期 契 約 への 適 否 の 検 討 (2) 既 存 の 公 共 施 設 等 の 状 態 に 関 わるリスク 分 担 の 検 討 ( 開 示 できる 公 共 施 設 等 の 情 報 の 内 容 を 含 みます ) ヘ 採 用 手 法 に BTO 方 式 等 の 設 計 建 設 又 は 製 造 及 び 運 営 等 を 一 括 して 委 託 する 手 法 が 含 まれる 場 合 にあっては 当 該 事 業 の 長 期 契 約 への 適 否 の 検 討 3 優 先 的 検 討 規 程 の 例 6 詳 細 な 検 討 市 は 5の 簡 易 な 検 討 において 採 用 手 法 の 導 入 に 適 しないと 評 価 された 公 共 施 設 整 備 事 業 以 外 の 公 共 施 設 整 備 事 業 を 対 象 として 専 門 的 な 外 部 コンサルタント を 活 用 するなどにより 要 求 水 準 リスク 分 担 等 の 検 討 を 行 った 上 で 詳 細 な 費 用 等 の 比 較 を 行 い 自 ら 公 共 施 設 等 の 整 備 等 を 行 う 従 来 型 手 法 による 場 合 と 採 用 手 法 を 導 入 した 場 合 との 間 で 費 用 総 額 を 比 較 し 採 用 手 法 の 導 入 の 適 否 を 評 価 するものとする 18

Ⅶ 評 価 結 果 の 公 表 1 指 針 の 内 容 六 評 価 結 果 の 公 表 公 共 施 設 等 の 管 理 者 等 は 公 共 施 設 整 備 事 業 が3 四 又 は 五 で PPP/PFI 手 法 の 導 入 に 適 しないと 評 価 した 場 合 には 次 に 掲 げる 事 項 を インターネット 上 で 公 表 するものとする 公 表 の 時 期 については 入 札 手 続 等 の 公 正 さを 確 保 する ため 入 札 手 続 の 終 了 後 等 の 適 切 な 時 期 に 行 うものとする イ PPP/PFI 手 法 を 導 入 しないこととした 旨 ロ 評 価 の 内 容 (3 四 ロ(ⅰ)から(ⅵ)に 掲 げるそれぞれの 費 用 等 の 額 を 含 む ) 2 指 針 のポイント 一 趣 旨 採 用 手 法 の 評 価 結 果 を 第 三 者 による 比 較 が 可 能 な 状 態 で 公 表 することによっ て 採 用 手 法 の 導 入 の 適 否 の 判 断 について 透 明 性 を 確 保 するとともに 住 民 及 び 民 間 事 業 者 に 対 する 説 明 責 任 を 果 たすことができます なお PPP/PFI 手 法 を 導 入 する 場 合 にも 評 価 結 果 を 公 表 することとすること も 考 えられます 二 公 表 時 期 公 表 時 期 は 公 表 対 象 事 項 によって 異 なると 考 えられます 指 針 では PPP/PFI 手 法 を 導 入 しないこととした 旨 及 び 評 価 の 内 容 を 公 表 すること としていますが 後 者 のうち 予 定 価 格 の 推 測 につながる 事 項 については 入 札 手 続 等 の 公 正 さを 確 保 するため 入 札 手 続 の 終 了 後 等 の 適 切 な 時 期 に 行 う こと が 必 要 です これは 公 共 工 事 の 入 札 及 び 契 約 の 適 正 化 を 図 るための 措 置 に 関 する 指 針 ( 平 成 26 年 9 月 30 日 一 部 変 更 閣 議 決 定 )を 踏 まえたものであり 当 該 指 針 においては 入 札 手 続 等 の 公 正 さを 確 保 するため 予 定 価 格 等 の 公 表 は 契 約 後 遅 滞 なく 行 うものとされています 採 用 手 法 の 評 価 結 果 特 に 詳 細 な 検 討 の 結 果 については 予 定 価 格 の 推 測 等 につながることから 当 該 指 針 の 趣 旨 と 同 様 に 入 札 手 続 の 終 了 後 等 の 適 切 な 時 期 に 公 表 することとしています また PPP/PFI 手 法 を 導 入 しないこととした 旨 及 び 予 定 価 格 の 推 測 につながら ない 事 項 については 住 民 及 び 民 間 事 業 者 に 対 する 説 明 に 資 することから PPP/PFI 手 法 を 導 入 しないこととした 後 遅 滞 なく 公 表 することが 考 えられま す なお 複 数 の 事 業 に 関 する 公 表 事 項 をまとめて 公 表 することも 考 えられます 3 優 先 的 検 討 規 程 の 例 19

7 評 価 結 果 の 公 表 一 簡 易 な 検 討 の 結 果 の 公 表 イ 費 用 総 額 の 比 較 による 評 価 の 結 果 の 公 表 市 は 5 一 の 費 用 総 額 の 比 較 による 評 価 の 結 果 PPP/PFI 手 法 の 導 入 に 適 しないと 評 価 した 場 合 には 次 に 掲 げる 事 項 を それぞれ 次 に 定 める 時 期 に インターネット 上 で 公 表 するものとする (1) PPP/PFI 手 法 を 導 入 しないこととした 旨 その 他 当 該 公 共 施 設 整 備 事 業 の 予 定 価 格 の 推 測 につながらない 事 項 PPP/PFI 手 法 を 導 入 しないこと とした 後 遅 滞 ない 時 期 (2) PPP/PFI 手 法 簡 易 評 価 調 書 の 内 容 入 札 手 続 の 終 了 後 等 適 切 な 時 期 ロ その 他 の 方 法 による 評 価 の 結 果 の 公 表 市 は 5 二 の 方 法 による 評 価 の 結 果 PPP/PFI 手 法 の 導 入 に 適 しないと 評 価 した 場 合 には 次 に 掲 げる 事 項 を それぞれ 次 に 定 める 時 期 にインターネ ット 上 で 公 表 するものとする (1) PPP/PFI 手 法 を 導 入 しないこととした 旨 及 び 客 観 的 な 評 価 結 果 の 内 容 ( 当 該 公 共 施 設 整 備 事 業 の 予 定 価 格 の 推 測 につながらないものに 限 る )PPP/PFI 手 法 を 導 入 しないこととした 後 遅 滞 ない 時 期 (2) 客 観 的 な 評 価 結 果 の 内 容 ( 当 該 公 共 施 設 整 備 事 業 の 予 定 価 格 の 推 測 につながるものに 限 る ) 入 札 手 続 の 終 了 後 等 適 切 な 時 期 二 詳 細 な 検 討 の 結 果 の 公 表 市 は 6の 詳 細 な 検 討 の 結 果 PPP/PFI 手 法 の 導 入 に 適 しないと 評 価 した 場 合 には 次 に 掲 げる 事 項 を それぞれ 次 に 定 める 時 期 にインターネット 上 で 公 表 するものとする イ PPP/PFI 手 法 を 導 入 しないこととした 旨 その 他 当 該 公 共 施 設 整 備 事 業 の 予 定 価 格 の 推 測 につながらない 事 項 PPP/PFI 手 法 を 導 入 しないこととした 後 遅 滞 ない 時 期 ロ PPP/PFI 手 法 簡 易 評 価 調 書 の 内 容 (6の 詳 細 な 検 討 の 結 果 を 踏 まえて 更 新 した 場 合 は 当 該 更 新 した 後 のもの) 入 札 手 続 の 終 了 後 等 適 切 な 時 期 20

Ⅷ PPP/PFI 手 法 の 導 入 の 拡 大 を 図 るために 留 意 すべき 事 項 1 指 針 の 内 容 4 PPP/PFI 手 法 の 導 入 の 拡 大 を 図 るために 留 意 すべき 事 項 一 PPP/PFI 手 法 に 関 する 職 員 の 養 成 及 び 住 民 等 に 対 する 啓 発 公 共 施 設 等 の 管 理 者 等 は PPP/PFI 手 法 の 導 入 の 拡 大 を 図 るため PPP/PFI 手 法 に 通 暁 した 職 員 の 養 成 に 努 めるとともに PPP/PFI 手 法 の 導 入 に 関 する 住 民 及 び 民 間 事 業 者 の 理 解 同 意 及 び 協 力 を 得 るための 啓 発 活 動 を 行 うことが 望 ましい 二 地 域 における 人 材 育 成 連 携 強 化 及 び 創 意 工 夫 の 活 用 公 共 施 設 等 の 管 理 者 等 は 地 域 における 具 体 の 案 件 形 成 を 目 指 した 取 り 組 み を 推 進 するため 地 域 における 人 材 育 成 連 携 強 化 等 を 行 う 産 官 学 金 ( 地 元 民 間 事 業 者 地 方 公 共 団 体 有 識 者 地 域 金 融 機 関 株 式 会 社 民 間 資 金 等 活 用 事 業 推 進 機 構 等 )で 構 成 された 地 域 プラットフォームを 設 置 するよう 努 めるもの とする また 地 域 における 事 業 機 会 の 創 出 地 域 資 源 の 活 用 その 他 地 域 の 活 性 化 を 図 る 観 点 から 公 共 施 設 整 備 事 業 を 実 施 する 民 間 事 業 者 の 選 定 を 行 うに 当 たっ ては 事 業 の 特 性 に 応 じ 地 域 の 民 間 事 業 者 の 創 意 工 夫 について 適 切 な 審 査 及 び 評 価 を 行 うとともに 民 間 事 業 者 の 選 定 に 際 しての 評 価 に 適 切 に 反 映 させ ることが 望 ましい 三 民 間 事 業 者 からの 提 案 の 活 用 公 共 施 設 等 の 管 理 者 等 は 民 間 の 資 金 経 営 能 力 及 び 技 術 的 能 力 をより 広 く 活 用 するため 公 共 施 設 整 備 事 業 の 発 案 基 本 構 想 基 本 計 画 等 の 策 定 の 段 階 において 民 間 事 業 者 からの PPP/PFI に 関 する 提 案 を 積 極 的 に 求 めることが 望 ましい このため インフラ 長 寿 命 化 行 動 計 画 の 策 定 固 定 資 産 台 帳 の 整 備 等 によ り 民 間 事 業 者 に 対 して 十 分 な 情 報 開 示 を 図 る 必 要 がある 民 間 事 業 者 から 提 案 があった 場 合 は 遅 滞 なく 的 確 にこれを 検 討 するものと し その 際 PFI 事 業 民 間 提 案 推 進 マニュアル ( 平 成 26 年 9 月 内 閣 府 策 定 )を 必 要 に 応 じて 参 考 にする 四 国 によるフォローアップ 調 査 及 び 公 表 内 閣 府 は 関 係 省 庁 の 協 力 の 下 国 地 方 公 共 団 体 及 び 公 共 法 人 に 対 して 優 先 的 検 討 の 実 施 状 況 等 について 調 査 を 行 い その 結 果 をインターネット 上 で 公 表 するものとする これを 踏 まえ 必 要 に 応 じて 本 指 針 の 見 直 しを 行 うものとする 21

2 指 針 のポイント 指 針 4の 一 から 三 については 各 市 の 状 況 を 踏 まえた 上 で 同 趣 旨 の 規 定 を 優 先 的 検 討 規 程 に 置 くことが 考 えられます 22

別 紙 1(Ⅳ 適 切 な PPP/PFI 手 法 の 選 択 (11 頁 )) 採 用 手 法 選 択 フローチャート 別 紙 1 採 用 手 法 選 択 フローチャート 凡 例 :YES(あてはまる) :No(あてはまらない) YES 施 設 の 新 設 又 は 改 修 を 伴 うもの NO 4 公 共 施 設 等 運 営 権 O 方 式 指 定 管 理 者 制 度 又 は 包 括 的 民 間 委 託 設 計 及 び 建 設 ( 製 造 )と 運 営 等 を 一 括 して 委 託 するもの 1 建 設 ( 製 造 )に 民 間 資 金 を 活 用 するもの 各 々の 手 法 の 下 記 特 徴 を 踏 まえて 簡 易 な 検 討 の 対 象 とする 手 法 を 決 定 する (1) 公 共 施 設 等 運 営 権 次 に 掲 げる 事 項 の 全 てに 該 当 する 場 合 に 採 用 することができる 公 共 施 設 等 の 管 理 者 等 が 公 共 施 設 等 の 所 有 権 を 有 していること 公 共 施 設 等 が 利 用 料 金 の 徴 収 を 行 うものであること (2)O 方 式 (1)に 該 当 しない 場 合 でも 採 用 することができる 1 BTO BOT BOO RO 2 2 DBO 2 3 BT 2 1 例 えば (1) 新 たに 建 設 ( 製 造 )を 行 う 公 共 施 設 等 についても 別 の 公 共 施 設 等 ととも に 一 括 して 当 該 公 共 施 設 等 を 新 たに 建 設 ( 製 造 )を 行 う 民 間 事 業 者 以 外 の 者 に 運 営 等 を 委 託 す ることによって 運 営 等 に 係 る 公 的 負 担 の 抑 制 が 期 待 できる 場 合 (2) 当 該 公 共 施 設 等 に 係 る 将 来 の 状 況 の 変 化 が 大 きい( 急 速 な 技 術 革 新 の 進 展 や 利 用 に 係 る 需 要 の 大 幅 な 変 化 等 が 予 想 される)ことから 建 設 ( 製 造 ) 後 の 運 営 等 に 係 る 契 約 内 容 や 要 求 水 準 の 検 討 が 困 難 である 場 合 等 は No を 選 択 することが 考 えられる 2 これらの 手 法 については 公 的 不 動 産 の 利 活 用 ( 定 期 借 地 権 方 式 公 共 所 有 床 の 活 用 占 用 許 可 等 の 公 的 空 間 の 利 活 用 等 )と 併 せて 実 施 することも 考 えられる (3) 指 定 管 理 者 制 度 公 共 施 設 等 が 地 方 自 治 法 に 基 づく 公 の 施 設 に 該 当 する 場 合 に 採 用 することができる (4) 包 括 的 民 間 委 託 公 共 施 設 等 の 維 持 管 理 又 はこれに 関 する 企 画 に 掲 げる 二 以 上 の 種 類 の 業 務 について 民 間 事 業 者 に 一 括 して 委 託 する 場 合 に 採 用 す ることができる( 下 水 道 の 包 括 的 民 間 委 託 水 道 の 第 三 者 委 託 等 ) 23

別 紙 2-1(Ⅴ 簡 易 な 検 討 (15 頁 )) PPP/PFI 手 法 簡 易 定 量 評 価 調 書 別 紙 2-1 PPP/PFI 手 法 簡 易 定 量 評 価 調 書 整 備 等 ( 運 営 等 を 除 く ) 費 用 < 算 出 根 拠 > 運 営 等 費 用 < 算 出 根 拠 > 利 用 料 金 収 入 < 算 出 根 拠 > 資 金 調 達 費 用 < 算 出 根 拠 > 調 査 等 費 用 < 算 出 根 拠 > 税 金 < 算 出 根 拠 > 税 引 後 損 益 < 算 出 根 拠 > 合 計 合 計 ( 現 在 価 値 ) 財 政 支 出 削 減 率 その 他 ( 前 提 条 件 等 ) 従 来 型 手 法 ( 公 共 施 設 等 の 管 理 者 等 が 自 ら 整 備 等 を 行 う 手 法 ) 採 用 手 法 ( 候 補 となる PPP/PFI 手 法 ) 24

別 紙 2-2(Ⅴ 簡 易 な 検 討 (15 頁 )) PPP/PFI 手 法 簡 易 定 量 評 価 調 書 記 載 の 根 拠 別 紙 2-2 PPP/PFI 手 法 簡 易 定 量 評 価 調 書 記 載 の 根 拠 (1) 従 来 型 手 法 による 場 合 の 費 用 (PSC)の 算 定 根 拠 公 共 施 設 等 の 整 備 等 ( 運 営 等 を 除 く )の 費 用 公 共 施 設 等 の 運 営 等 の 費 用 民 間 事 業 者 の 適 正 な 利 益 及 び 配 当 調 査 に 要 する 費 用 資 金 調 達 に 要 する 費 用 利 用 料 金 収 入 (2) 採 用 手 法 を 導 入 した 場 合 の 費 用 の 算 定 根 拠 公 共 施 設 等 の 整 備 等 ( 運 営 等 を 除 く )の 費 用 公 共 施 設 等 の 運 営 等 の 費 用 利 用 料 金 収 入 資 金 調 達 に 要 する 費 用 調 査 に 要 する 費 用 税 金 民 間 事 業 者 の 適 正 な 利 益 及 び 配 当 (3) その 他 の 仮 定 事 業 期 間 割 引 率 25

別 紙 3(Ⅴ 簡 易 な 検 討 (15 頁 )) PPP/PFI 手 法 簡 易 定 量 評 価 調 書 ( 記 載 例 ) 別 紙 3 PPP/PFI 手 法 簡 易 定 量 評 価 調 書 ( 記 載 例 ) 整 備 等 ( 運 営 等 を 除 く ) 費 用 < 算 出 根 拠 > 運 営 等 費 用 < 算 出 根 拠 > 利 用 料 金 収 入 < 算 出 根 拠 > 資 金 調 達 費 用 < 算 出 根 拠 > 従 来 型 手 法 の 費 用 等 (PSC) ( 公 共 施 設 等 の 管 理 者 等 が 自 ら 整 備 等 を 行 う 手 法 ) 50.0 億 円 類 似 事 例 である 事 業 の 床 面 積 当 た りの 単 価 を 元 に 算 出 10.0 億 円 ( 式 :50 百 万 円 ( 運 営 等 費 )/ 年 20 年 ( 期 間 )) 類 似 事 例 である 事 業 の 収 入 を 元 に 本 事 業 との 違 いを 反 映 し 算 出 2.0 億 円 ( 式 :10 百 万 円 / 年 ( 年 間 利 用 料 金 収 入 ) 20 年 ( 期 間 )) 類 似 事 例 である 事 業 の 床 面 積 当 た りの 単 価 を 元 に 算 出 5.3 億 円 ( 式 :50 億 円 ( 整 備 費 用 ) 75% ( 起 債 充 当 率 ) 起 債 利 率 1.3% 償 還 期 間 20 年 の 元 利 均 等 償 還 ) 想 定 される 起 債 充 当 率 起 債 利 率 起 債 償 還 方 法 ( 償 還 期 間 償 還 方 法 )を 元 に 算 出 採 用 手 法 の 費 用 等 ( 候 補 となる PPP/PFI 手 法 ) 45.0 億 円 ( 式 :50 億 円 ( 整 備 費 ) 0.9( 削 減 率 10%)=45 億 円 ) 従 来 型 手 法 より 10% 削 減 の 想 定 9.0 億 円 ( 式 :50 百 万 円 ( 運 営 等 費 )/ 年 0.9( 削 減 率 10%) 20 年 ( 期 間 )) 従 来 型 手 法 より 10% 削 減 の 想 定 2.2 億 円 ( 式 :10 百 万 円 / 年 ( 年 間 利 用 料 金 収 入 ) 1.1( 増 加 率 10%) 20 年 ( 期 間 )) 従 来 型 手 法 より 10% 増 加 の 想 定 9.0 億 円 ( 式 :45 億 円 ( 整 備 費 用 )-0.1 億 円 ( 資 本 金 )= 借 入 金 44.9 億 円 借 入 金 の 利 率 1.8% 返 済 期 間 20 年 の 元 利 均 等 返 済 ) 公 共 が 自 ら 資 金 調 達 をした 場 合 の 利 率 に 0.5%ポイントを 上 乗 せ 調 査 等 費 用 0.25 億 円 < 算 出 根 拠 > 従 来 型 手 法 の 場 合 は 想 定 せず 導 入 可 能 性 調 査 の 費 用 及 びその 後 の 業 務 委 託 の 費 用 の 想 定 税 金 0.03 億 円 < 算 出 根 拠 > 従 来 型 手 法 の 場 合 は 想 定 せず 各 年 度 の 損 益 に 法 人 実 効 税 率 32.11% を 乗 じて 算 出 税 引 後 損 益 0.06 億 円 < 算 出 根 拠 > 従 来 型 手 法 の 場 合 は 想 定 せず EIRR が 5% 以 上 確 保 されることを 想 定 合 計 63.3 億 円 61.1 億 円 合 計 ( 現 在 価 値 ) 51.7 億 円 47.2 億 円 財 政 支 出 削 減 率 VFM は 4.5 億 円 8.7% その 他 ( 前 提 条 件 等 ) 事 業 期 間 20 年 間 割 引 率 2.6% 本 PPP/PFI 手 法 簡 易 定 量 評 価 調 書 に 記 載 している 各 費 用 等 の 要 素 はあくま でも 一 例 であり 下 記 の 記 入 上 の 注 意 1に 記 載 するとおり 個 別 の 事 業 の 特 性 経 済 情 勢 等 に 応 じてその 内 容 を 記 載 することが 必 要 です 26

記 入 上 の 注 意 1 全 ての 採 用 手 法 に 共 通 する 事 項 PPP/PFI 手 法 簡 易 定 量 評 価 調 書 に 記 載 する 各 費 用 等 の 要 素 については 個 別 の 事 業 の 特 性 に 応 じて 民 間 事 業 者 への 意 見 聴 取 及 び 類 似 事 例 の 調 査 によ り 得 られた 整 備 等 の 費 用 削 減 率 及 び 利 用 料 金 収 入 の 増 加 率 等 を 活 用 して 得 ら れた 数 値 を 簡 易 な 検 討 の 計 算 表 ( 別 紙 4 参 照 )に 記 入 することで 算 定 するこ とが 考 えられます なお 各 費 用 等 の 要 素 については 次 の 表 に 掲 げるものについて 記 載 する ことが 考 えられます 簡 易 な 検 討 における 要 素 の 要 否 1 BTO BOT BOO RO 2 DBO 3 BT 4 公 共 施 設 等 運 営 権 O 方 式 指 定 管 理 者 制 度 包 括 的 民 間 委 託 PSC PPP/ PFI PSC PPP/ PFI PSC PPP/ PFI PSC PPP/ PFI 公 共 施 設 等 の 整 備 等 ( 運 営 等 を 除 く )の 費 用 公 共 施 設 等 の 運 営 等 の 費 用 利 用 料 金 収 入 事 案 による 事 案 による 事 案 による 事 案 による 事 案 による 事 案 による ( 公 共 施 設 等 運 営 ( 公 共 施 設 等 運 営 権 方 式 の 場 合 必 権 方 式 の 場 合 必 須 ) 須 ) 資 金 調 達 に 要 する 費 用 ( 官 が 調 達 ) ( 官 が 調 達 ) ( 官 が 調 達 ) ( 官 が 調 達 ) 調 査 に 要 する 費 用 税 金 (SPCに 係 るもの) 民 間 事 業 者 の 適 正 な 利 益 及 び 配 当 ( 税 引 後 損 益 )(SPCに 係 るもの) 公 共 施 設 等 運 営 権 方 式 及 び O 方 式 の 場 合 は 計 上 することが 必 要 な 費 用 の 要 素 27

2 採 用 手 法 がフローチャート 結 果 1の 手 法 (BTO 方 式 等 )である 場 合 一 従 来 型 手 法 による 場 合 の 費 用 (PSC) 等 の 算 定 方 法 次 に 掲 げる 費 用 等 について それぞれの 仮 定 に 従 って 算 定 することが 考 えられます 公 共 施 設 等 の 整 備 等 ( 運 営 基 本 構 想 基 本 計 画 等 において 想 定 されている 施 設 の 等 を 除 く )の 費 用 設 計 建 設 又 は 製 造 に 要 する 額 公 共 施 設 等 の 運 営 等 の 費 用 基 本 構 想 基 本 計 画 等 において 想 定 されている 施 設 の 運 営 等 に 要 する 額 利 用 料 金 収 入 基 本 構 想 基 本 計 画 等 において 想 定 されている 額 資 金 調 達 に 要 する 費 用 起 債 等 により 公 共 施 設 等 の 管 理 者 等 が 自 ら 資 金 調 達 を 行 った 場 合 の 費 用 簡 易 な 検 討 の 計 算 表 ( 別 紙 4 参 照 )を 用 いて 計 算 調 査 に 要 する 費 用 算 入 しない 税 金 算 入 しない 民 間 事 業 者 の 適 正 な 利 益 及 算 入 しない び 配 当 ( 税 引 後 損 益 ) 二 採 用 手 法 を 導 入 した 場 合 の 費 用 等 の 算 定 方 法 民 間 事 業 者 への 意 見 聴 取 及 び 類 似 事 例 の 調 査 の 実 施 が 困 難 である 場 合 は 次 に 掲 げる 費 用 等 について それぞれの 仮 定 に 従 って 算 定 することも 考 えられます ただし この 場 合 であっても 詳 細 な 検 討 において 改 めて 各 仮 定 の 妥 当 性 について 検 討 することが 望 まれます 公 共 施 設 等 の 整 備 等 ( 運 営 PSC 0.9 等 を 除 く )の 費 用 公 共 施 設 等 の 運 営 等 の 費 用 PSC 0.9 利 用 料 金 収 入 PSC 1.1( 民 間 事 業 者 が 提 供 するサービスの 質 が 利 用 料 金 収 入 に 大 きく 影 響 する 事 業 の 場 合 に 限 ります ) 資 金 調 達 に 要 する 費 用 公 共 施 設 等 の 管 理 者 等 が 自 ら 資 金 調 達 をした 場 合 にお ける 金 利 に 0.5%ポイントを 上 乗 せした 額 簡 易 な 検 討 の 計 算 表 ( 別 紙 4 参 照 )を 用 いて 計 算 調 査 に 要 する 費 用 2500 万 円 ~6000 万 円 程 度 税 金 損 益 32.11%( 平 成 27 年 度 法 人 実 効 税 率 ) 簡 易 な 検 討 の 計 算 表 ( 別 紙 4 参 照 )を 用 いて 計 算 ただし BOT 方 式 及 び BOO 方 式 の 場 合 にあっては 別 28

途 不 動 産 の 取 得 及 び 保 有 に 係 る 税 負 担 が 発 生 すること に 留 意 民 間 事 業 者 の 適 正 な 利 益 及 資 本 金 の 額 :1000 万 円 ~1 億 円 び 配 当 ( 税 引 後 損 益 ) EIRR:5%(EIRR(Epuity Internal Rate of Return)とは 投 資 家 から 見 た 内 部 収 益 率 のこと 資 本 金 に 対 する 配 当 等 の 利 回 りを 示 す 指 標 であり 資 本 金 と 将 来 の 配 当 金 の 現 在 価 値 の 合 計 とが 等 しく なる 割 引 率 今 回 は 便 宜 的 に 配 当 ではなく 税 引 後 損 益 + 割 賦 原 価 - 借 入 金 元 本 償 還 で 計 算 以 下 同 じ ) 簡 易 な 検 討 の 計 算 表 ( 別 紙 4 参 照 )を 用 いて 計 算 幅 のあるものについては 特 段 の 事 情 がない 限 り 最 低 の 金 額 を 用 いること が 考 えられます 実 際 に 簡 易 な 検 討 を 実 施 する 時 点 の 税 率 等 を 踏 まえることが 適 切 です 不 動 産 の 取 得 及 び 保 有 に 係 る 税 負 担 としては 不 動 産 取 得 税 固 定 資 産 税 及 び 都 市 計 画 税 が 考 えられますが BOT 方 式 についてはこれらについてそれ ぞれ 次 に 掲 げる 租 税 特 別 措 置 があります 不 動 産 取 得 税 :PFI 法 に 基 づく 選 定 事 業 者 が 選 定 事 業 により 整 備 する 一 定 の 家 屋 に 係 る 不 動 産 取 得 税 について 当 該 家 屋 の 価 格 の2 分 の1に 相 当 する 額 をか 価 格 から 控 除 する 課 税 標 準 の 特 例 措 置 ( 詳 細 については 地 方 税 法 附 則 第 11 条 第 6 項 及 び 第 8 項 を 参 照 してください) 固 定 資 産 税 及 び 都 市 計 画 税 :PFI 法 に 基 づく 選 定 事 業 者 が 選 定 事 業 によ り 整 備 する 一 定 の 家 屋 及 び 償 却 資 産 に 係 る 固 定 資 産 税 及 び 都 市 計 画 税 につ いて 当 該 家 屋 及 び 償 却 資 産 の 課 税 標 準 を2 分 の1とする 特 例 措 置 ( 詳 細 については 地 方 税 法 附 則 第 15 条 第 17 項 及 び 20 項 を 参 照 してください) 公 共 施 設 等 の 整 備 等 ( 運 営 等 を 除 く )の 費 用 公 共 施 設 等 の 運 営 等 の 費 用 については 平 成 25 年 度 及 び 平 成 26 年 度 内 閣 府 導 入 可 能 性 調 査 における 平 均 費 用 削 減 率 が 約 10%であったことから PSC 0.9 としています 利 用 料 金 収 入 については 平 成 25 年 度 及 び 平 成 26 年 度 内 閣 府 導 入 可 能 性 調 査 における 平 均 利 用 料 金 収 入 増 加 率 が 約 10%であったことから PSC 1.1 としています 公 共 施 設 等 の 管 理 者 等 の 資 金 調 達 に 要 する 費 用 については 共 同 発 行 市 場 公 募 地 方 債 の 過 去 10 年 間 ( 平 成 17 年 度 ~ 平 成 26 年 度 ) 平 均 約 1.3%を 勘 案 して 1.3%としています 一 方 民 間 事 業 者 の 資 金 調 達 に 要 する 費 用 につい ては PFI 事 業 者 が 金 融 機 関 から 資 金 を 調 達 する 場 合 の 利 払 い 費 が 地 方 公 共 団 体 が 独 自 に 資 金 を 調 達 する 場 合 の 利 払 い 費 よりも 高 いことが 想 定 される ため 公 共 施 設 等 の 管 理 者 等 の 資 金 調 達 に 要 する 費 用 に 0.5%ポイント 上 乗 せした 1.8%しています 調 査 に 要 する 費 用 については 地 方 公 共 団 体 における PFI 事 業 導 入 の 手 引 き ( 平 成 17 年 3 月 内 閣 府 民 間 資 金 等 活 用 事 業 推 進 室 )における 導 入 可 能 性 調 査 費 用 (400 万 円 ~700 万 円 程 度 ) 及 びアドバイザリー 業 務 費 用 29

(2,000 万 円 ~5,000 万 円 程 度 )を 合 計 し 2500 万 円 ~6000 万 円 程 度 として います 民 間 事 業 者 の 適 正 な 利 益 については VFM 簡 易 計 算 ソフト ( 平 成 20 年 国 土 交 通 省 ) 及 び 公 立 学 校 耐 震 化 PFI マニュアル ( 平 成 20 年 10 月 文 部 科 学 省 )を 参 考 にしています 三 その 他 の 仮 定 事 業 期 間 基 本 構 想 基 本 計 画 等 において 想 定 されている 期 間 割 引 率 2.6% 簡 易 な 検 討 の 計 算 表 ( 別 紙 4 参 照 )を 用 いて 現 在 価 値 化 平 成 25 年 度 及 び 平 成 26 年 度 に 実 施 方 針 が 公 表 された PFI 事 業 のうち VFM 評 価 が 公 表 されているものの 割 引 率 の 平 均 が 約 2.6%であることから 2.6% としています 30

3 採 用 手 法 がフローチャート 結 果 2の 手 法 (DBO 方 式 )である 場 合 一 従 来 型 手 法 による 場 合 の 費 用 (PSC) 等 の 算 定 方 法 次 に 掲 げる 費 用 等 について それぞれの 仮 定 に 従 って 算 定 することが 考 えられます 公 共 施 設 等 の 整 備 等 ( 運 営 基 本 構 想 基 本 計 画 等 において 想 定 されている 施 設 の 等 を 除 く )の 費 用 設 計 建 設 又 は 製 造 に 要 する 額 公 共 施 設 等 の 運 営 等 の 費 用 基 本 構 想 基 本 計 画 等 において 想 定 されている 施 設 の 運 営 等 に 要 する 額 利 用 料 金 収 入 基 本 構 想 基 本 計 画 等 において 想 定 されている 額 資 金 調 達 に 要 する 費 用 起 債 等 により 公 共 施 設 等 の 管 理 者 等 が 自 ら 資 金 調 達 を 行 った 場 合 の 費 用 簡 易 な 検 討 の 計 算 表 ( 別 紙 4 参 照 )を 用 いて 計 算 調 査 に 要 する 費 用 算 入 しない 税 金 算 入 しない 民 間 事 業 者 の 適 正 な 利 益 及 算 入 しない び 配 当 ( 税 引 後 損 益 ) 二 採 用 手 法 を 導 入 した 場 合 の 費 用 等 の 算 定 方 法 民 間 事 業 者 への 意 見 聴 取 及 び 類 似 事 例 の 調 査 の 実 施 が 困 難 である 場 合 は 次 に 掲 げる 費 用 等 について それぞれの 仮 定 に 従 って 算 定 することも 考 えられます ただし この 場 合 であっても 詳 細 な 検 討 において 改 めて 各 仮 定 の 妥 当 性 について 検 討 することが 望 まれます 公 共 施 設 等 の 整 備 等 ( 運 営 PSC 0.9 等 を 除 く )の 費 用 公 共 施 設 等 の 運 営 等 の 費 用 PSC 0.9 利 用 料 金 収 入 PSC 1.1( 民 間 事 業 者 が 提 供 するサービスの 質 が 利 用 料 金 収 入 に 大 きく 影 響 する 事 業 の 場 合 に 限 る ) 資 金 調 達 に 要 する 費 用 従 来 型 手 法 の 数 値 と 同 様 とする 調 査 に 要 する 費 用 2500 万 円 ~6000 万 円 程 度 税 金 損 益 32.11%( 平 成 27 年 度 法 人 実 効 税 率 ) 簡 易 な 検 討 の 計 算 表 ( 別 紙 4 参 照 )を 用 いて 計 算 民 間 事 業 者 の 適 正 な 利 益 及 資 本 金 の 額 :1000 万 円 ~1 億 円 び 配 当 ( 税 引 後 損 益 ) EIRR:5% 簡 易 な 検 討 の 計 算 表 ( 別 紙 4 参 照 )を 用 いて 計 算 必 要 に 応 じて 上 記 2に 記 載 している1の 手 法 (BTO 方 式 等 )における 算 定 方 法 の 考 え 方 を 参 照 してください 31

4 採 用 手 法 がフローチャート 結 果 3の 手 法 (BT 方 式 )である 場 合 一 従 来 型 手 法 による 場 合 の 費 用 (PSC) 等 の 算 定 方 法 次 に 掲 げる 費 用 等 について それぞれの 仮 定 に 従 って 算 定 することが 考 えられます 公 共 施 設 等 の 整 備 等 ( 運 営 基 本 構 想 又 は 基 本 計 画 等 において 想 定 されている 施 設 等 を 除 く )の 費 用 の 設 計 建 設 又 は 製 造 に 要 する 額 公 共 施 設 等 の 運 営 等 の 費 用 算 入 しない 利 用 料 金 収 入 算 入 しない 資 金 調 達 に 要 する 費 用 起 債 等 により 公 共 施 設 等 の 管 理 者 等 が 自 ら 資 金 調 達 を 行 った 場 合 の 費 用 簡 易 な 検 討 の 計 算 表 ( 別 紙 4 参 照 )を 用 いて 計 算 調 査 に 要 する 費 用 算 入 しない 税 金 算 入 しない 民 間 事 業 者 の 適 正 な 利 益 及 算 入 しない び 配 当 ( 税 引 後 損 益 ) 二 採 用 手 法 を 導 入 した 場 合 の 費 用 等 の 算 定 方 法 民 間 事 業 者 への 意 見 聴 取 及 び 類 似 事 例 の 調 査 の 実 施 が 困 難 である 場 合 は 次 に 掲 げる 費 用 等 について それぞれの 仮 定 に 従 って 算 定 することも 考 えられます ただし この 場 合 であっても 詳 細 な 検 討 において 改 めて 各 仮 定 の 妥 当 性 について 検 討 することが 望 まれます 公 共 施 設 等 の 整 備 等 ( 運 営 PSC 0.9 等 を 除 く )の 費 用 公 共 施 設 等 の 運 営 等 の 費 用 算 入 しない 利 用 料 金 収 入 算 入 しない 資 金 調 達 に 要 する 費 用 従 来 型 手 法 の 数 値 と 同 様 とする 調 査 に 要 する 費 用 2500 万 円 ~6000 万 円 程 度 税 金 算 入 しない 民 間 事 業 者 の 適 正 な 利 益 及 算 入 しない び 配 当 ( 税 引 後 損 益 ) 必 要 に 応 じて 上 記 2に 記 載 している1の 手 法 (BTO 方 式 等 )における 算 定 方 法 の 考 え 方 を 参 照 してください 32

5 採 用 手 法 がフローチャート 結 果 4の 手 法 ( 公 共 施 設 等 運 営 権 O 方 式 指 定 管 理 者 制 度 又 は 包 括 的 民 間 委 託 )である 場 合 一 従 来 型 手 法 による 場 合 の 費 用 (PSC) 等 の 算 定 方 法 次 に 掲 げる 費 用 等 について それぞれの 仮 定 に 従 って 算 定 することが 考 えられます 公 共 施 設 等 の 整 備 等 ( 運 営 算 入 しない 等 を 除 く )の 費 用 公 共 施 設 等 の 運 営 等 の 費 用 基 本 構 想 基 本 計 画 等 において 想 定 されている 施 設 の 運 営 等 に 要 する 額 利 用 料 金 収 入 基 本 構 想 基 本 計 画 等 において 想 定 されている 額 資 金 調 達 に 要 する 費 用 算 入 しない 調 査 に 要 する 費 用 算 入 しない 税 金 算 入 しない 民 間 事 業 者 の 適 正 な 利 益 及 算 入 しない び 配 当 ( 税 引 後 損 益 ) 二 採 用 手 法 を 導 入 した 場 合 の 費 用 等 の 算 定 方 法 民 間 事 業 者 への 意 見 聴 取 及 び 類 似 事 例 の 調 査 の 実 施 が 困 難 である 場 合 は 次 に 掲 げる 費 用 等 について それぞれの 仮 定 に 従 って 算 定 することも 考 えられます ただし この 場 合 であっても 詳 細 な 検 討 において 改 めて 各 仮 定 の 妥 当 性 について 検 討 することが 望 まれます 公 共 施 設 等 の 整 備 等 ( 運 営 算 入 しない 等 を 除 く )の 費 用 公 共 施 設 等 の 運 営 等 の 費 用 PSC 0.94 利 用 料 金 収 入 利 用 料 金 収 入 がある 場 合 には PSC 1.02( 民 間 事 業 者 が 提 供 するサービスの 質 が 利 用 料 金 収 入 に 大 きく 影 響 する 事 業 の 場 合 に 限 ります ) 資 金 調 達 に 要 する 費 用 算 入 しない 調 査 に 要 する 費 用 算 入 しない 税 金 算 入 しない 民 間 事 業 者 の 適 正 な 利 益 及 算 入 しない び 配 当 ( 税 引 後 損 益 ) 実 際 に 簡 易 な 検 討 を 実 施 する 時 点 の 税 率 等 を 踏 まえることが 適 切 です 上 表 は 指 定 管 理 制 度 を 前 提 としたものですが これ 以 外 の 民 間 事 業 者 に 運 営 等 の 業 務 を 委 託 する 手 法 ( 公 共 施 設 運 営 権 方 式 O 方 式 下 水 道 の 包 括 33

的 民 間 委 託 水 道 の 第 三 者 委 託 等 )を 活 用 できる 場 合 は 当 該 手 法 を 活 用 す ることでより 効 率 的 かつ 効 果 的 な 事 業 の 実 施 が 期 待 できる 場 合 もあります 例 えば 公 共 施 設 運 営 権 方 式 を 活 用 する 場 合 には いわゆる 更 新 投 資 や 利 用 料 金 の 決 定 等 を 含 め 民 間 事 業 者 に 委 ねることにより 運 営 等 費 の 削 減 率 利 用 料 金 収 入 の 増 加 率 がより 高 まり 調 査 等 が 発 生 することを 勘 案 しても 採 用 手 法 の 費 用 総 額 がより 一 層 削 減 することが 期 待 できます 公 共 施 設 等 の 運 営 等 の 費 用 については 政 策 課 題 分 析 シリ-ズ3 指 定 管 理 者 制 度 の 導 入 効 果 ( 平 成 20 年 12 月 内 閣 府 政 策 統 括 官 ( 経 済 財 政 分 析 担 当 ))における 費 用 削 減 率 が 約 6%であったことから PSC 0.94 としてい ます 利 用 料 金 収 入 については 政 策 課 題 分 析 シリ-ズ3 指 定 管 理 者 制 度 の 導 入 効 果 における 利 用 料 金 収 入 増 加 率 が 約 2%であったことから PSC 1.02 としています 34

別 紙 4(Ⅴ 簡 易 な 検 討 (15 頁 )) 簡 易 な 検 討 の 計 算 表 ( 記 載 例 ) ( 単 位 : 千 円 年 ) のセルに 想 定 されている 条 件 を 入 力 して 下 さい なお 全 ての 入 力 が 終 了 しましたら 左 側 の VFM 計 算 のボタンをクリックして 下 さい 前 提 条 件 右 記 のセルに 記 載 されている 数 値 を PPP/PFI 手 法 簡 易 定 量 評 価 調 書 に 記 載 して 下 さい 簡 易 VFMの 結 果 従 来 型 手 法 手 法 従 来 型 手 法 事 業 期 間 採 用 手 法 の 条 件 採 用 手 法 前 提 条 件 の 入 力 方 法 仮 定 した 前 提 条 件 従 来 型 手 法 採 用 手 法 VFM 1BTO BOT 採 用 手 法 ( 1 BTO BOT BOO RO 2 DBO 3 BT 4 指 定 管 理 者 制 度 )から 選 択 して 下 さい BOO RO 金 額 0 0 0 (BOT BOOは 固 定 資 産 税 等 は 考 慮 されていません ) 整 備 期 間 1 年 従 来 手 法 = 採 用 手 法 1 年 1 年 間 に 設 定 してあります( 変 更 できません) 1 年 間 と 仮 定 % #DIV/0! 維 持 管 理 運 営 期 間 従 来 手 法 = 採 用 手 法 0 年 1~50 年 間 から 選 択 して 下 さい 20 年 間 と 仮 定 現 在 価 値 のVFM 整 備 費 0 従 来 型 手 法 の 整 備 費 と 採 用 手 法 におけるコスト 削 減 割 合 (%)を 記 入 して 下 さい 採 用 手 法 は 従 来 型 手 法 から10%の 削 減 を 見 込 めると 仮 定 ( 今 回 は 従 来 型 手 法 50 億 円 採 用 手 法 45 億 円 と 仮 定 ) VFMは 現 在 価 値 に 換 算 して 比 較 を 行 うこととなっています 維 持 管 理 運 営 費 ( 1 年 当 たり) 0/ 年 従 来 型 手 法 の 維 持 管 理 運 営 費 と 採 用 手 法 におけるコスト 削 減 割 合 (%)を 記 入 して 下 さい 採 用 手 法 は 従 来 型 手 法 から10%の 削 減 を 見 込 めると 仮 定 ( 今 回 は 従 来 型 手 法 50 百 万 円 / 年 採 用 手 法 45 百 万 円 / 年 と 仮 定 ) 利 用 料 金 収 入 ( 1 年 当 たり) 0/ 年 従 来 型 手 法 の 利 用 料 金 収 入 と 採 用 手 法 における 収 入 増 加 割 合 (%)を 記 入 して 下 さい 採 用 手 法 は 従 来 型 手 法 から10%の 増 加 を 見 込 めると 仮 定 ( 今 回 は 従 来 型 手 法 10 百 万 円 / 年 採 用 手 法 11 百 万 円 / 年 と 仮 定 ) PPP/PFI 手 法 簡 易 定 量 評 価 調 書 費 用 収 入 従 来 型 手 法 採 用 手 法 現 在 価 値 への 割 引 率 従 来 手 法 = 採 用 手 法 0.0% 現 在 価 値 への 割 引 率 を 記 入 して 下 さい ( 標 準 は 2.6%になります ) 現 在 価 値 への 割 引 率 は2.6%と 仮 定 ( 整 備 期 間 を 現 在 と 仮 定 ) 整 備 等 ( 運 営 等 を 除 く ) 費 用 0.0 億 円 0.0 億 円 資 金 面 の 内 容 算 出 根 拠 整 備 費 に 対 する 補 助 金 交 付 金 の 割 合 整 備 費 に 対 する 補 助 金 交 付 金 の 割 合 (%)を 記 入 して 下 さい 整 備 費 に 対 する 補 助 金 交 付 金 の 割 合 を 入 力 運 営 等 費 用 0.0 億 円 0.0 億 円 整 備 費 に 対 する 起 債 の 割 合 整 備 費 に 対 する 起 債 の 割 合 (%)を 記 入 して 下 さい 整 備 費 に 対 する 起 債 の 割 合 を 入 力 算 出 根 拠 整 備 費 に 対 する 一 般 財 源 の 割 合 整 備 費 に 対 する 一 般 財 源 の 割 合 (%)を 記 入 して 下 さい 整 備 費 に 対 する 一 般 財 源 の 割 合 を 入 力 利 用 料 金 収 入 0.0 億 円 0.0 億 円 整 備 費 に 対 する 民 間 資 金 の 割 合 整 備 費 の100% 100%-( 補 助 金 交 付 金 の 割 合 + 起 債 の 割 合 + 一 般 財 源 の 割 合 ) が 自 動 計 算 BT DB DBOでは0% 整 備 費 に 対 する 民 間 資 金 の 割 合 を 入 力 算 出 根 拠 小 計 0% 100% 小 計 が100%になることを 確 認 して 下 さい 合 計 は100% 資 金 調 達 費 用 0.0 億 円 0.0 億 円 整 備 費 に 対 する 資 金 調 達 の 内 容 小 計 を 100%にして 下 さい 補 助 金 交 付 金 の 金 額 0 0 整 備 費 の 資 金 調 達 について 補 助 金 交 付 金 の 額 が 自 動 計 算 されます 調 査 等 費 用 0.00 億 円 起 債 金 額 0 0 整 備 費 の 資 金 調 達 について 起 債 の 額 が 自 動 計 算 されます 算 出 根 拠 一 般 財 源 の 金 額 0 0 整 備 費 の 資 金 調 達 について 一 般 財 源 の 額 が 自 動 計 算 されます 税 金 0.00 億 円 起 債 金 利 従 来 手 法 = 採 用 手 法 0.0% 起 債 金 利 を%で 入 力 して 下 さい 起 債 金 利 を1.3%と 仮 定 算 出 根 拠 起 債 償 還 期 間 0 年 従 来 手 法 = 採 用 手 法 0 年 維 持 管 理 運 営 期 間 になります 起 債 償 還 方 法 を20 年 間 の 元 利 均 等 償 還 と 仮 定 税 引 き 後 損 益 0.00 億 円 起 債 償 還 方 法 従 来 手 法 = 採 用 手 法 0 年 期 限 一 括 元 利 均 等 元 金 均 等 から 選 択 して 下 さい 整 備 費 に 対 する 公 共 側 の 資 金 調 達 算 出 根 拠 資 本 金 額 SPCに 必 要 な 資 本 金 額 を 記 入 して 下 さい ( 標 準 は 10 百 万 円 ) 資 本 金 額 を10 百 万 円 と 仮 定 合 計 0.0 億 円 0.0 億 円 借 入 金 額 0 民 間 資 金 の 金 額 - 資 本 金 額 が 自 動 計 算 借 入 金 額 は 整 備 費 から 資 本 金 を 減 じた 金 額 と 仮 定 算 出 根 拠 借 入 金 利 民 間 事 業 者 の 借 入 金 利 を 入 力 して 下 さい 借 入 金 利 は 起 債 金 利 +0.5%の1.8%と 仮 定 合 計 ( 現 在 価 値 ) 0.0 億 円 0.0 億 円 民 間 事 業 者 の 借 入 期 間 0 年 維 持 管 理 運 営 期 間 になります 借 入 金 の 返 済 方 法 は20 年 間 ( 維 持 管 理 運 営 期 間 と 同 じ)の 元 利 均 等 返 済 と 仮 定 財 政 支 出 削 減 率 #DIV/0! 採 用 手 法 における 整 備 費 の 資 金 調 達 その 他 ( 前 提 条 件 等 ) 事 業 期 間 年 間 割 引 率 0% VFM 計 算 割 賦 金 利 0.0% 民 間 事 業 者 の 借 入 金 利 になります 公 共 が 民 間 事 業 者 に 支 払 う 整 備 費 の 対 価 の 割 賦 金 利 は 借 入 金 利 と 同 じ 1.8%と 仮 定 割 賦 期 間 0 年 維 持 管 理 運 営 期 間 になります 公 共 が 民 間 事 業 者 に 支 払 う 整 備 費 の 対 価 の 割 賦 払 いは 20 年 間 ( 維 持 管 理 運 営 期 間 と 同 じ)の 元 利 均 等 払 いと 仮 定 法 人 税 等 32.11% 実 効 税 率 は32.11%を 入 力 してあります 単 年 度 損 益 に 対 して 32.11%( 実 効 税 率 )の 法 人 税 を 想 定 全 ての 入 力 が 終 了 しましたら 調 査 等 費 用 調 査 等 費 用 を 記 入 して 下 さい ( 標 準 は 25,000 千 円 になります ) 調 査 等 費 用 を25 百 万 円 と 仮 定 上 記 の VFM 計 算 のボタンを 採 用 手 法 の 内 容 クリックして 下 さい 採 用 手 法 における 対 価 の 調 整 採 用 手 法 における 対 価 の 調 整 額 で 自 動 計 算 されます 民 間 事 業 者 のEIRRに 必 要 な 収 益 相 当 額 が 自 動 計 算 されます 民 間 事 業 者 のE IRR( ) 民 間 事 業 者 の 収 益 ( 資 本 金 に 対 する 配 当 等 の 利 回 り)を 記 入 して 下 さい ( 標 準 は 5%になります ) 民 間 事 業 者 の 収 益 相 当 額 として EIRRを5% 程 度 にする 収 益 相 当 額 と 仮 定 採 用 手 法 の 民 間 事 業 者 の 収 益 算 出 根 拠 現 在 価 値 への 換 算 割 合 1 1.000 1.000 1.000 1.000 1.000 1.000 1.000 1.000 1.000 1.000 1.000 1.000 1.000 1.000 1.000 1.000 1.000 1.000 1.000 1.000 1.000 1.000 1.000 1.000 1.000 ( 次 年 度 の 現 在 価 値 換 算 後 の 割 合 ( 前 年 度 を 1)=1/(1+ 割 引 率 )) 従 来 型 手 法 での 公 共 の 収 支 整 備 期 間 維 持 管 理 運 営 期 間 仮 定 した 内 容 -1 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 整 備 費 補 助 金 交 付 金 分 支 払 0 0 一 般 財 源 0 0 起 債 元 金 償 還 元 金 資 金 調 達 費 起 債 金 利 0.0% 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 運 営 費 0/ 年 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 調 査 等 費 用 0 支 出 合 計 (A) 補 助 金 交 付 金 分 収 入 0 0 利 用 料 金 収 入 0/ 年 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 収 入 合 計 (B) 純 支 出 (C)=( A)-(B) 現 在 価 値 での 収 支 採 用 手 法 での 公 共 の 収 支 整 備 期 間 維 持 管 理 運 営 期 間 仮 定 した 内 容 -1 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 整 備 費 補 助 金 交 付 金 分 支 払 0 0 一 般 財 源 0 0 起 債 元 金 償 還 元 金 資 金 調 達 費 起 債 金 利 0.0% 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 整 備 費 の 対 価 割 賦 元 金 割 賦 金 利 0.0% 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 運 営 費 の 対 価 0/ 年 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 採 用 手 法 における 対 価 の 調 整 0/ 年 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 調 査 等 費 用 0 0 支 出 合 計 (A) 補 助 金 交 付 金 分 収 入 0 0 収 入 合 計 (B) 純 支 出 (C)=( A)-(B) 現 在 価 値 での 収 支 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 採 用 手 法 での 民 間 の 損 益 整 備 期 間 維 持 管 理 運 営 期 間 仮 定 した 内 容 -1 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 整 備 費 の 対 価 一 括 受 領 分 0 0 割 賦 元 金 割 賦 金 利 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 運 営 費 の 対 価 0/ 年 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 採 用 手 法 における 対 価 の 調 整 0/ 年 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 利 用 料 金 収 入 0/ 年 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 収 入 合 計 (A) 整 備 費 0 運 営 費 0/ 年 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 借 入 金 利 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 費 用 合 計 (B) 単 年 度 損 益 (C)=( A)-(B) 法 人 税 等 税 引 後 当 期 損 益 税 引 後 当 期 損 益 + 割 賦 原 価 - 借 入 金 元 本 償 還 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 EIRR( 1) #NUM! 税 引 後 当 期 損 益 + 割 賦 原 価 + 支 払 利 息 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 PIRR( 2) 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 1 EIRR(Equity Internal Rate of Return)は 投 資 家 から 見 た 内 部 収 益 率 資 本 金 に 対 する 配 当 等 の 利 回 りを 示 す 指 標 ( 今 回 は 便 宜 的 に 配 当 ではなく 税 引 後 損 益 + 割 賦 原 価 - 借 入 金 元 本 償 還 で 計 算 ) EIRRは 資 本 金 と 将 来 の 配 当 金 の 現 在 価 値 の 合 計 とが 等 しくなるような 割 引 率 となりますが エクセルを 用 いて 計 算 する 場 合 は EIRRの 計 算 結 果 が 表 されるセルに = IRR(- 資 本 金 が 入 力 されているセル~ 将 来 の 配 当 金 ( 今 回 は 便 宜 的 に 税 引 後 損 益 + 割 賦 原 価 - 借 入 金 元 本 償 還 ) の 関 数 で 計 算 できます 2 PIRR(Project Internal Rate of Return)は 初 期 投 資 額 から 見 た 内 部 収 益 率 初 期 投 資 額 に 対 する 配 当 金 等 の 投 資 利 回 りを 示 す 指 標 ( 今 回 は 便 宜 的 に 配 当 ではなく 税 引 後 損 益 + 割 賦 原 価 + 支 払 利 息 で 計 算 ) PIRRは 設 備 投 資 額 と 将 来 の 配 当 金 の 現 在 価 値 の 合 計 とが 等 しくなるような 割 引 率 となりますが エクセルを 用 いて 計 算 する 場 合 は P IRRの 計 算 結 果 が 表 されるセルに = IRR(- 資 本 金 が 入 力 されているセル~ 将 来 の 配 当 金 ( 今 回 は 便 宜 的 に 税 引 後 損 益 + 割 賦 原 価 + 支 払 利 息 ) の 関 数 で 計 算 できます なお 当 初 の 整 備 費 が 0の 場 合 はPIRRは 計 算 できません 採 用 手 法 での 民 間 の 資 金 収 支 整 備 期 間 維 持 管 理 運 営 期 間 仮 定 した 内 容 -1 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 資 本 金 0 0 借 入 金 0 0 整 備 費 の 原 価 ( 一 括 受 領 分 ) 整 備 費 の 原 価 ( 割 賦 受 領 分 ) 税 引 後 単 年 度 損 益 0 資 金 収 入 合 計 (A) 借 入 金 の 元 金 返 済 整 備 費 0 0 資 金 支 出 合 計 (B) 資 金 収 支 (C)=( A)-(B) 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 35

別 紙 4(Ⅴ 簡 易 な 検 討 (15 頁 )) VFM 計 算 全 ての 入 力 が 終 了 しましたら 上 記 の VFM 計 算 のボタンを クリックして 下 さい 現 在 価 値 への 換 算 割 合 1.000 1.000 1.000 1.000 1.000 1.000 1.000 1.000 1.000 1.000 1.000 1.000 1.000 1.000 1.000 1.000 1.000 1.000 1.000 1.000 1.000 1.000 1.000 1.000 1.000 ( 次 年 度 の 現 在 価 値 換 算 後 の 割 合 ( 前 年 度 を 1)=1/(1+ 割 従 来 型 手 法 での 公 共 の 収 支 整 備 費 補 助 金 交 付 金 分 支 払 一 般 財 源 起 債 元 金 償 還 元 金 資 金 調 達 費 起 債 金 利 運 営 費 調 査 等 費 用 支 出 合 計 (A) 補 助 金 交 付 金 分 収 入 利 用 料 金 収 入 収 入 合 計 (B) 純 支 出 (C)=( A)-(B) 現 在 価 値 での 収 支 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 合 計 0 0 0 0 採 用 手 法 での 公 共 の 収 支 整 備 費 補 助 金 交 付 金 分 支 払 一 般 財 源 起 債 元 金 償 還 元 金 資 金 調 達 費 起 債 金 利 整 備 費 の 対 価 割 賦 元 金 割 賦 金 利 運 営 費 の 対 価 採 用 手 法 における 対 価 の 調 整 調 査 等 費 用 支 出 合 計 (A) 補 助 金 交 付 金 分 収 入 収 入 合 計 (B) 純 支 出 (C)=( A)-(B) 現 在 価 値 での 収 支 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 合 計 0 0 0 0 採 用 手 法 での 民 間 の 損 益 整 備 費 の 対 価 一 括 受 領 分 割 賦 元 金 割 賦 金 利 運 営 費 の 対 価 採 用 手 法 における 対 価 の 調 整 利 用 料 金 収 入 収 入 合 計 (A) 整 備 費 運 営 費 借 入 金 利 費 用 合 計 (B) 単 年 度 損 益 (C)=( A)-(B) 法 人 税 等 税 引 後 当 期 損 益 税 引 後 当 期 損 益 + 割 賦 原 価 - 借 入 金 元 本 償 還 EIRR( 1) 税 引 後 当 期 損 益 + 割 賦 原 価 + 支 払 利 息 PIRR( 2) 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 合 計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 採 用 手 法 での 民 間 の 資 金 収 支 資 本 金 借 入 金 整 備 費 の 原 価 ( 一 括 受 領 分 ) 整 備 費 の 原 価 ( 割 賦 受 領 分 ) 税 引 後 単 年 度 損 益 資 金 収 入 合 計 (A) 借 入 金 の 元 金 返 済 整 備 費 資 金 支 出 合 計 (B) 資 金 収 支 (C)=( A)-(B) 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 合 計 0 0 0 36