新 興 国 の 経 済 1 経 済 新 興 国 は 底 堅 い 内 需 に 下 支 えされ 堅 調 なペースでの 成 長 を 続 けているが 米 経 済 減 速 の 影 響 に 注 意 が 必 要 1 前 月 の 振 り 返 り 月 1 日 開 催 のFOMC( 米 連 邦 公 開 市 場 委 員



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平 成 27 年 度 第 3 四 半 期 運 用 状 況 の 概 要 第 3 四 半 期 の 運 用 資 産 額 は 2 兆 4,339 億 円 となりました 第 3 四 半 期 の 修 正 総 合 収 益 率 ( 期 間 率 )は +2.05%となりました 実 現 収 益 率 は +1.19%です

平成24年度 業務概況書

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第 3 四 半 期 運 用 状 況 の 概 要 第 3 四 半 期 末 の 運 用 資 産 額 は 2,976 億 円 となりました 第 3 四 半 期 の 修 正 総 合 収 益 率 ( 期 間 率 )は +1.79%となりました なお 実 現 収 益 率 は +0.67%です 第 3 四 半 期


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2000 年 12 月 輸 出 の 減 速 によりテンポはやや 鈍 化 しているものの 緩 やかな 回 復 を 続 けている 2001 年 1 月 緩 やかな 回 復 を 続 けているが そのテンポは 輸 出 の 減 速 により 鈍 化 している 2001 年 2 月 緩 やかな 回 復 を 続 け

2016年夏のボーナス見通し


最 近 5 期 の 運 用 実 績 決 算 期 基 準 価 額 期 中 騰 落 率 公 社 債 組 入 比 率 純 資 産 総 額 円 % % 百 万 円 36 期 末 (2011 年 11 月 19 日 ) 3, 期 末 (2012 年 11 月 19 日

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報道関係者各位

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円 定 期 の 優 遇 金 利 期 間 中 に 中 途 解 約 す る と 優 遇 金 利 は 適 用 さ れ ず お 預 け 入 れ 日 か ら 解 約 日 ま で の 所 定 の 期 限 前 解 約 利 率 が 適 用 さ れ ま す 投 資 信 託 ( 金 融 商 品 仲 介 で 取 り 扱

市況トレンド

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添 付 資 料 の 目 次 1.サマリー 情 報 (その 他 )に 関 する 事 項... 2 (1) 当 四 半 期 連 結 累 計 期 間 における 重 要 な 子 会 社 の 異 動... 2 (2) 四 半 期 連 結 財 務 諸 表 の 作 成 に 特 有 の 会 計 処 理 の 適 用.

月次運用状況 無配当個人変額年金保険(平成27年8月末).xls

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160530_日本株厳選_7コース両観_■丸八証券

運 用 経 過 の 説 明 1 期 中 の 基 準 価 額 等 の 推 移 (215 年 1 月 7 日 ~216 年 6 月 15 日 ) ( 円 ) ( 百 万 円 ) 18, 2,4 16, 純 資 産 総 額 ( 右 軸 ) 2,1 基 準 価 額 ( 左 軸 ) 14, 1,8 分 配 金

平成29年2月期 第2四半期決算短信

Economic Trends    マクロ経済分析レポート

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災害時の賃貸住宅居住者の居住の安定確保について

リーマンショック 後 の 貿 易 動 向 図 EU(7ヵ 国 )での 国 別 輸 入 シェアの 変 化 米 国 中 国 スイス ロシア ( 出 所 )E os より 作 成 日 本 ル 年 1 月 9 年 1 月 韓 国 インドブラジル 図 3 ASEAN 主 要 ヵ 国 の 輸 出 額

は 固 定 流 動 及 び 繰 延 に 区 分 することとし 減 価 償 却 を 行 うべき 固 定 の 取 得 又 は 改 良 に 充 てるための 補 助 金 等 の 交 付 を 受 けた 場 合 にお いては その 交 付 を 受 けた 金 額 に 相 当 する 額 を 長 期 前 受 金 とし

4. その 他 (1) 期 中 における 重 要 な 子 会 社 の 異 動 ( 連 結 範 囲 の 変 更 を 伴 う 特 定 子 会 社 の 異 動 ) 無 (2) 簡 便 な 会 計 処 理 及 び 四 半 期 連 結 財 務 諸 表 の 作 成 に 特 有 の 会 計 処 理 の 適 用 有

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JAL Xxxxxxxx Xxxxxxxx

1 予 算 の 姿 ( 平 成 25 当 初 予 算 ) 長 野 県 財 政 の 状 況 H 現 在 長 野 県 の 予 算 を 歳 入 面 から 見 ると 自 主 財 源 の 根 幹 である 県 税 が 全 体 の5 分 の1 程 度 しかなく 地 方 交 付 税 や 国 庫 支

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業 種 別 業 況 は 製 造 業 が 46.2 で 前 期 より 12.3 ポイント 低 下 ( 前 期 33.9) し 建 設 業 が 48.1 で 13.1 ポイントの 低 下 商 業 サービス 業 が 65.1 で 3.4 ポイントの 低 下 となりました 製 造 業 のポイントの 低 下

公 的 年 金 制 度 について 制 度 の 持 続 可 能 性 を 高 め 将 来 の 世 代 の 給 付 水 準 の 確 保 等 を 図 るため 持 続 可 能 な 社 会 保 障 制 度 の 確 立 を 図 るための 改 革 の 推 進 に 関 する 法 律 に 基 づく 社 会 経 済 情

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公共債のご案内

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4. その 他 (1) 期 中 における 重 要 な 子 会 社 の 異 動 ( 連 結 範 囲 の 変 更 を 伴 う 特 定 子 会 社 の 異 動 ) 無 新 規 社 ( 社 名 ) 除 外 社 ( 社 名 ) (2) 簡 便 な 会 計 処 理 及 び 四 半 期 連 結 財 務 諸 表 の

記者発表資料

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日 本 では 3 月 4 月 12 月 3 月 投 信 設 定 増 12 月 1 月 NISA 増 まず 日 本 ( 日 経 平 均 価 )であるが 直 近 の 約 5 年 を 各 月 で 見 ると 214 年 と 216 年 の 1 月 はマイナスで 1 年 2 年 の 平 均 で 見 ても 1

1. 運 用 パフォーマンスの 状 況 1 収 益 率 第 1 四 半 期 第 2 四 半 期 第 3 四 半 期 第 4 四 半 期 年 度 国 内 債 券 0.72% 0.53% 1.88% -0.38% 2.76% 国 内 株 式 5.11% 5.78% 6.20% 10.51% 30.48%

運 用 経 過 期 中 の 基 準 価 額 等 の 推 移 (2015 年 2 月 3 日 ~2016 年 2 月 1 日 ) ( 円 ) ( 百 万 円 ) 15, ,000 13,000 12,000 11,000 10,000 9,000 8,

注 記 事 項 (1) 当 四 半 期 連 結 累 計 期 間 における 重 要 な 子 会 社 の 異 動 ( 連 結 範 囲 の 変 更 を 伴 う 特 定 子 会 社 の 異 動 ): 無 新 規 - 社 ( 社 名 ) 除 外 - 社 ( 社 名 ) (2) 四 半 期 連 結 財 務 諸

平成28年11月期第3四半期決算短

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よくあるご 質 問 (Q&A 集 ) Q1 A1 なぜ ブラジル レアル トルコ リラ および 通 貨 セレクト の 分 配 金 が 引 き 下 げられたのですか? 取 引 対 象 通 貨 の 対 円 為 替 レートの 下 落 などにより 基 準 価 額 が 軟 調 に 推 移 している ことなどを

疑わしい取引の参考事例

タイトル

損 益 計 算 書 ( 自 平 成 23 年 4 月 1 日 至 平 成 24 年 3 月 31 日 ) 金 額 ( 単 位 : 百 万 円 ) 売 上 高 99,163 売 上 原 価 90,815 売 上 総 利 益 8,347 販 売 費 及 び 一 般 管 理 費 4,661 営 業 利 益

4. その 他 (1) 期 中 における 重 要 な 子 会 社 の 異 動 ( 連 結 範 囲 の 変 更 を 伴 う 特 定 子 会 社 の 異 動 ) 無 (2) 簡 便 な 会 計 処 理 及 び 四 半 期 連 結 財 務 諸 表 の 作 成 に 特 有 の 会 計 処 理 の 適 用 有

注 記 事 項 (1) 四 半 期 財 務 諸 表 の 作 成 に 特 有 の 会 計 処 理 の 適 用 : 無 (2) 会 計 方 針 の 変 更 会 計 上 の 見 積 りの 変 更 修 正 再 表 示 1 会 計 基 準 等 の 改 正 に 伴 う 会 計 方 針 の 変 更 : 無 2 1

注 記 事 項 (1) 当 四 半 期 連 結 累 計 期 間 における 重 要 な 子 会 社 の 異 動 : 無 ( 連 結 範 囲 の 変 更 を 伴 う 特 定 子 会 社 の 異 動 ) 新 規 社 ( 社 名 ) 除 外 社 ( 社 名 ) (2) 四 半 期 連 結 財 務 諸 表 の

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平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について

ほかに パート 従 業 員 らの 厚 生 年 金 加 入 の 拡 大 を 促 す 従 業 員 五 百 人 以 下 の 企 業 を 対 象 に 労 使 が 合 意 すれば 今 年 十 月 から 短 時 間 で 働 く 人 も 加 入 できる 対 象 は 約 五 十 万 人 五 百 人 超 の 企 業


注 記 事 項 (1) 当 四 半 期 連 結 累 計 期 間 における 重 要 な 子 会 社 の 異 動 : 無 (2) 四 半 期 連 結 財 務 諸 表 の 作 成 に 特 有 の 会 計 処 理 の 適 用 : 有 ( 注 ) 詳 細 は 添 付 資 料 4ページ 2.サマリー 情 報 (

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第 40 回 中 央 近 代 化 基 金 補 完 融 資 推 薦 申 込 み 公 募 要 綱 1 公 募 推 薦 総 枠 30 億 円 一 般 物 流 効 率 化 促 進 中 小 企 業 高 度 化 資 金 貸 付 対 象 事 業 の 合 計 枠 2 公 募 期 間 平 成 28 年 6 月 20

1. 決 算 の 概 要 法 人 全 体 として 2,459 億 円 の 当 期 総 利 益 を 計 上 し 末 をもって 繰 越 欠 損 金 を 解 消 しています ( : 当 期 総 利 益 2,092 億 円 ) 中 期 計 画 における 収 支 改 善 項 目 に 関 して ( : 繰 越

定 性 的 情 報 財 務 諸 表 等 1. 連 結 経 営 成 績 に 関 する 定 性 的 情 報 当 第 3 四 半 期 連 結 累 計 期 間 の 業 績 は 売 上 高 につきましては 前 年 同 四 半 期 累 計 期 間 比 15.1% 減 少 の 454 億 27 百 万 円 となり

4 参 加 資 格 要 件 本 提 案 への 参 加 予 定 者 は 以 下 の 条 件 を 全 て 満 たすこと 1 地 方 自 治 法 施 行 令 ( 昭 和 22 年 政 令 第 16 号 ) 第 167 条 の4 第 1 項 各 号 の 規 定 に 該 当 しない 者 であること 2 会 社

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特 別 勘 定 運 用 レポートをご 覧 いただくにあたって 当 資 料 をご 覧 いただく 際 にご 留 意 いただきたい 事 項 当 資 料 はご 契 約 者 さま 等 に 対 し 三 井 住 友 海 上 プライマリー 生 命 の 届 く しあわせ 目 標 設 定 特 則 付 変 額 個 人 年

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為 が 行 われるおそれがある 場 合 に 都 道 府 県 公 安 委 員 会 がその 指 定 暴 力 団 等 を 特 定 抗 争 指 定 暴 力 団 等 として 指 定 し その 所 属 する 指 定 暴 力 団 員 が 警 戒 区 域 内 において 暴 力 団 の 事 務 所 を 新 たに 設

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2016 年 8 月 31 日 資 産 の 状 況 当 ページの 数 値 はマザーファンドベースです 債 券 評 価 額 には 経 過 利 子 を 含 めています 資 産 内 容 特 性 値 債 券 97.79% 債 券 先 物 取 引 1.61% 残 存 年 数 修 正 デュレーション 8.26

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スライド 1

建設特別・資産運用の基本方針

運 用 経 過 (2015 年 2 月 17 日 から2016 年 2 月 15 日 まで) 基 準 価 額 等 の 推 移 ( 円 ) ( 億 円 ) 25,000 1,500 純 資 産 総 額 ( 右 軸 ) 基 準 価 額 ( 左 軸 ) 23,000 税 引 前 分 配 金 再 投 資 基

第316回取締役会議案

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2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 ( 単 位 : ) 6 級 7 級 8 級 1 号 給 の 給 料 月 額 135,6 185,8 222,9 261,9 289,2 32,6 366,2 41

2

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募集新株予約権(有償ストック・オプション)の発行に関するお知らせ

金 の 投 資 資 金 の 動 き ETF 残 高 減 少 と 先 物 買 い 拡 大 金 ETFの 現 物 保 有 高 大 口 投 機 家 の 取 組 =CFTC NY 金 単 位 : 枚 ドバイ アメリカ 南 アフリカ ロンドン オーストラリア ドル 建 て 金

FXレバレッジ規制「最大25倍」の意味

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2020年の住宅市場 ~人口・世帯数減少のインパクト~

検 討 検 討 の 進 め 方 検 討 状 況 簡 易 収 支 の 世 帯 からサンプリング 世 帯 名 作 成 事 務 の 廃 止 4 5 必 要 な 世 帯 数 の 確 保 が 可 能 か 簡 易 収 支 を 実 施 している 民 間 事 業 者 との 連 絡 等 に 伴 う 事 務 の 複 雑

経 常 収 支 差 引 額 の 状 況 平 成 22 年 度 平 成 21 年 度 対 前 年 度 比 較 経 常 収 支 差 引 額 4,154 億 円 5,234 億 円 1,080 億 円 改 善 赤 字 組 合 の 赤 字 総 額 4,836 億 円 5,636 億 円 800 億 円 減

新 市 建 設 計 画 の 変 更 に 係 る 新 旧 対 照 表 ページ 変 更 後 変 更 前 表 紙 安 中 市 松 井 田 町 合 併 協 議 会 安 中 市 松 井 田 町 合 併 協 議 会 平 成 27 年 3 月 変 更 安 中 市 6 2. 計 画 策 定 の 方 針 (3) 計

注 記 事 項 (1) 当 四 半 期 連 結 累 計 期 間 における 重 要 な 子 会 社 の 異 動 : 無 ( 連 結 範 囲 の 変 更 を 伴 う 特 定 子 会 社 の 異 動 ) 新 規 社 ( 社 名 ) 除 外 社 ( 社 名 ) (2) 四 半 期 連 結 財 務 諸 表 の

Transcription:

21 年 9 月 7 日 住 信 アセットマネジメント 株 式 会 社 21 年 9 月 号 月 末 7 月 末 月 間 騰 落 率 新 興 国 MSCI エマージング マーケット インデックス ( 円 換 算 ベース) 2.27 59.55.57% 中 国 上 海 総 合 指 数 2,3. 2,37.5.5% インド ムンバイ SENSEX3 種 指 数 17,971. 17,.29.5% アジア 韓 国 総 合 株 価 指 数 1,72.75 1,759.33.9% 台 湾 加 権 指 数 7,1.2 7,7.3 1.% 株 式 マレーシア FTSEブルサマレーシアKLCIインデックス 1,22.9 1,3.92.52% インドネシア ジャカルタ 総 合 指 数 3,1. 3,9.2.1% ロシア RTS 指 数 1,21.21 1,79.73 3.95% 中 東 欧 ポーランド ワルシャワ WIG2 種 指 数 2,31.11 2,7.7 1.7% アフリカ トルコ イスタンブール ナショナル1 種 指 数 59,972.59 59,.75.1% 南 アフリカ FTSE/JSE アフリカ 全 株 指 数 27,253.7 2,355.21 3.% 中 南 米 ブラジル ボベスパ 指 数 5,15.5 7,515. 3.51% メキシコ ボルサ 指 数 31,79.5 32,3.7 1.95% JPモルカ ン カ ハ メント ホ ント インテ ックス 債 券 新 興 国 -エマーシ ンク マーケッツ ク ローハ ル テ ィハ ーシファイト 223.2 227.3 1.% ( 円 換 算 ヘ ース) 国 債 金 利 ( 単 位 :%) 為 替 ( 単 位 : 円 ) 先 月 末 の 主 な 新 興 国 指 数 アジア 中 東 欧 アフリカ 中 南 米 アジア 中 東 欧 アフリカ 中 南 米 マレーシア 2 年 金 利 3.7 3.7 - インドネシア 2 年 金 利.5. - タイ 3 年 金 利 2.5 2.7 - ロシア 2 年 金 利 2.13 2.3 - ハンガリー 3 年 金 利 7.3 7.1 - ポーランド 2 年 金 利.73.75 - トルコ 2 年 金 利.35.59 - ブラジル 2 年 金 利 11.3 11.53 - メキシコ 2 年 金 利.7.9 - コロンビア 2 年 金 利..1 - 中 国 元 インド ルピー マレーシア リンギット インドネシア ルピア(1ルピア 当 たり) タイ バーツ ロシア ルーブル ハンガリー フォリント ポーランド ズロチ トルコ リラ 南 アフリカ ランド ブラジル レアル メキシコ ペソ コロンビア ペソ(1ペソ 当 たり).37.7 3.% 1.79 1. 3.7% 2.73 27.1 1.%.93.97 3.2% 2.9 2..37% 2.73 2..%.37..53% 2. 2.1 5.2% 55.15 57.3 3.5% 11.2 11.5 3.% 7.9 9.23 2.3%.3..73%..7 1.% ロシアの 株 価 指 数 (RTS 指 数 )は 米 ドルベース それ 以 外 の 各 国 の 株 価 指 数 は 現 地 通 貨 ベースです 為 替 の 騰 落 率 について プラスの 場 合 は 各 通 貨 高 マイナス( )の 場 合 は 円 高 です 円 換 算 は 米 ドルベースのデータを 当 該 日 の 三 菱 東 京 UFJ 銀 行 の 為 替 データをもとに 住 信 アセットマネジメントが 計 算 しています 証 券 取 引 の 勧 誘 を 目 的 としたものでもありません 本 資 料 のお 取 扱 いについては 最 終 ページをご 覧 ください 1

新 興 国 の 経 済 1 経 済 新 興 国 は 底 堅 い 内 需 に 下 支 えされ 堅 調 なペースでの 成 長 を 続 けているが 米 経 済 減 速 の 影 響 に 注 意 が 必 要 1 前 月 の 振 り 返 り 月 1 日 開 催 のFOMC( 米 連 邦 公 開 市 場 委 員 会 )の 声 明 文 で 前 回 月 とは 異 なり 米 国 の 雇 用 と 生 産 が 減 速 しているこ とが 明 示 されたほか 経 済 の 回 復 ペースがこれまで 予 想 されていたよりも 緩 やかになる 可 能 性 が 高 いことが 指 摘 されまし た これまで2~3%の 成 長 を 遂 げるとみられてきた21 年 の 米 経 済 ですが 1~2% 程 度 の 成 長 にとどまる 可 能 性 が 出 て きました 他 方 新 興 国 経 済 は 底 堅 い 内 需 に 下 支 えされ 依 然 として 堅 調 なペースでの 成 長 を 続 けています しかしながら 経 験 的 に 概 ね~9ヵ 月 程 度 遅 れて 米 経 済 減 速 の 影 響 が 新 興 国 経 済 にも 及 ぶことから 今 後 の 推 移 を 注 意 深 くみていく 必 要 があります 中 国 では 不 動 産 価 格 が 高 騰 し 庶 民 の 不 満 が 高 まっているため 速 すぎる 成 長 を 修 正 するための 不 動 産 融 資 規 制 などの 施 策 が 打 ち 出 されています その 効 果 から - 月 期 の 中 国 の 成 長 率 は 前 年 比 +1% 程 度 となっていま すが これから 年 後 半 にかけて9~1% 程 度 まで 調 整 する 見 込 みです アジア 月 は 各 国 で- 月 期 のGDP( 国 内 総 生 産 ) 統 計 が 発 表 されました インドでは 前 年 比 +.%と1-3 月 期 の +.%を 上 回 る 内 容 でした 1% 前 後 の 物 価 上 昇 が 続 いていることから9 月 の 利 上 げを 予 感 させる 内 容 となり ました ちなみに 現 在 の 政 策 金 利 (リバース レポレー ト)は.5%です タイでは 前 年 比 +9.1%となりました 首 都 バンコクで 起 きた 激 しいデモの 影 響 で 消 費 などに 影 響 があり1-3 月 期 の+.%からは 減 速 したものの 高 い 水 準 を 維 持 しました インドネシアでは 前 年 比 +.2% となりました ユドヨノ 政 権 が 目 指 す+.%も 年 後 半 に かけて 射 程 圏 内 といえます 1 1 2-2 - - - 実 質 GDP 成 長 率 ( 前 年 同 期 比 )の 推 移 (2 年 1-3 月 期 ~21 年 - 月 期 四 半 期 ) 9 1 ( 年 ) 中 国 タイ インド インドネシア 中 東 欧 /アフリカ ポーランドでは- 月 期 のGDPが 前 年 比 +3.5%となり 1-3 月 期 の+3.%より 強 くなりました ハンガリーでは ようやく 不 況 を 脱 し GDPは 前 年 比 +1.%となりました しかしながら 小 売 売 上 高 は 前 年 比.%となるなど 家 計 はユーロ 建 て 住 宅 ローンの 返 済 に 苦 労 しており 個 人 消 費 の 回 復 にはまだ 時 間 がかかりそうです トル コでは 欧 州 向 け 輸 出 が 鈍 化 したため 鉱 工 業 生 産 が 前 年 比 +15.%から+1.%へ 低 下 しました 南 アフリカ では 月 の 小 売 売 上 高 が 発 表 となりましたが サッ カーW 杯 効 果 で 前 年 比 +7.%まで 急 伸 しました GDPは 前 年 比 +3.%となりました インフレ 率 は 鈍 化 傾 向 にあ り 政 策 金 利 の 引 き 下 げが 視 野 に 入 りつつあります 1 2-2 - - - -1 - -1-1 実 質 GDP 成 長 率 ( 前 年 同 期 比 )の 推 移 (2 年 1-3 月 期 ~21 年 - 月 期 四 半 期 ) 9 1 ( 年 ) トルコは21 年 1-3 月 期 までのデータです トルコ ポーランド 南 アフリカ ハンガリー レポート 作 成 時 点 における 住 信 アセットマネジメントの 見 通 しであり 将 来 の 運 用 成 果 を 保 証 するものではありません 証 券 取 引 の 勧 誘 を 目 的 としたものでもありません 本 資 料 のお 取 扱 いについては 最 終 ページをご 覧 ください 2

新 興 国 の 経 済 2 中 南 米 ブラジルでは1 月 の 大 統 領 選 挙 に 向 けた 動 きが 本 格 化 してきました これまでのところルラ 現 大 統 領 の 後 継 候 補 ルセフ 氏 が 野 党 セラ 氏 に 対 して 優 勢 となっていま す 失 業 率 は.9%と 過 去 最 低 水 準 まで 低 下 し 小 売 売 上 高 は 前 年 比 +11.3%と 好 調 に 推 移 しています このよ うにブラジルは 堅 調 な 内 需 に 支 えられ 力 強 い 成 長 を 続 けています メキシコは- 月 期 に 前 年 比 +7.%の 成 長 を 遂 げました 鉱 工 業 生 産 が 前 年 比 +.%と 高 い 水 準 で 推 移 していることが 背 景 にあります ただし 今 後 は 米 経 済 減 速 の 影 響 を 受 け 幾 分 調 整 することが 見 込 ま れ 注 意 が 必 要 です ペルーではGDPが 前 年 比 +1.1% と2 桁 の 伸 びとなりました 経 済 が 幾 分 過 熱 してきてい るため 中 央 銀 行 は 政 策 金 利 を2.%から2.5%へ 引 き 上 げました コロンビアでは これまで 麻 薬 組 織 と 闘 い 治 安 改 善 に 努 めてきたウリベ 大 統 領 が 任 期 満 了 で 退 任 し 前 国 防 大 臣 のサントス 氏 が 大 統 領 に 就 任 しました 1 2-2 - - - -1 - 実 質 GDP 成 長 率 ( 前 年 同 期 比 )の 推 移 (2 年 1-3 月 期 ~21 年 - 月 期 四 半 期 ) 9 1 ( 年 ) コロンビアは21 年 1-3 月 期 までのデータです ペルー ブラジル メキシコ コロンビア 2 今 後 の 見 通 し 新 興 国 は 高 齢 化 が 進 む 先 進 国 とは 対 照 的 に いずれも 人 口 ボーナス 期 ( 生 産 年 齢 人 口 の 全 人 口 に 占 める 割 合 が 高 まる 時 期 )にあり 内 需 が 堅 調 であることから 多 くの 国 で5~1% 程 度 の 成 長 を 遂 げる 見 込 みです この 人 口 増 加 トレンド は 一 時 的 なものではないこと 先 進 国 から 新 興 国 への 技 術 移 転 がIT 化 に 支 えられて 進 んでいることから 新 興 国 が 先 進 国 を 上 回 る 成 長 を 遂 げることが 構 造 化 されており この 傾 向 は 今 後 3~5 年 程 度 は 継 続 する 見 通 しです 仮 にこのペース で 成 長 が 続 いた 場 合 215 年 には 新 興 国 の 経 済 規 模 は 現 在 のおよそ1.5 倍 に 達 する 見 込 みです グローバリゼーション の 結 果 先 進 国 と 新 興 国 の 所 得 格 差 は 今 後 縮 小 していく 見 通 しです レポート 作 成 時 点 における 住 信 アセットマネジメントの 見 通 しであり 将 来 の 運 用 成 果 を 保 証 するものではありません 証 券 取 引 の 勧 誘 を 目 的 としたものでもありません 本 資 料 のお 取 扱 いについては 最 終 ページをご 覧 ください 3

新 興 国 の 株 式 市 場 株 式 中 国 の 引 き 締 め 策 の 一 部 緩 和 期 待 が 高 まっていることや 企 業 業 績 が 好 調 なことから 当 面 は 底 堅 い 展 開 を 予 想 1 前 月 の 振 り 返 り 新 興 国 株 式 市 場 はまちまちの 展 開 となりました 中 国 の7 月 の 輸 入 が 予 想 を 下 回 ったことから 原 材 料 在 庫 の 調 整 を きっかけとした 内 需 の 減 速 懸 念 が 高 まりましたが 生 産 や 消 費 など 中 国 の 主 要 なマクロ 指 標 の 伸 びが 鈍 化 したことから 金 融 引 き 締 め 懸 念 が 後 退 し 相 場 は 一 進 一 退 の 展 開 となりました アジア 市 場 韓 国 市 場 は 失 業 率 や 消 費 者 信 頼 感 指 数 が 悪 化 したことを 受 けて 下 落 しました ASEAN 諸 国 は タイの 追 加 利 上 げは ありましたが タイやマレーシア フィリピンなどの- 月 期 GDPが 予 想 を 上 回 ったことから 軒 並 み 上 昇 しました 企 業 の 好 決 算 もプラス 材 料 となりました インドネシア 市 場 はGDPが 予 想 を 上 回 ったものの インフレ 率 が 予 想 を 上 回 ったことを 嫌 気 し 上 昇 率 は 小 幅 となりました 中 東 欧 /アフリカ 市 場 ロシア 市 場 は 世 界 景 気 の 減 速 懸 念 を 背 景 に 原 油 市 場 が 下 落 したことから 資 源 関 連 銘 柄 主 導 で 下 落 しました また 猛 暑 による 干 ばつで 穀 物 だけでなく 製 造 業 にも 深 刻 な 被 害 がひろがったこともマイナス 要 因 となりました ポーランド 市 場 は 政 策 金 利 は 据 え 置 かれましたが 外 需 の 不 透 明 感 から 下 落 しました 中 南 米 市 場 米 国 や 中 国 の 弱 い 経 済 指 標 をきっかけに 景 気 減 速 懸 念 が 高 まったことから 商 品 市 場 が 下 落 したことを 受 け ブラジル 市 場 は 下 落 しました ブラジル 中 央 銀 行 のメイレレス 総 裁 の 発 言 を 受 けて 9 月 の 会 合 で 政 策 金 利 が 据 え 置 かれるとの 観 測 が 高 まったことから 反 発 する 場 面 もありました メキシコ 市 場 は 米 国 の 中 古 住 宅 販 売 が 予 想 以 上 に 減 少 したことから セメントメーカー 大 手 のセメックスなどを 中 心 に 下 落 しました チリ 市 場 は 中 央 銀 行 が 政 策 金 利 を 引 き 上 げたものの 同 国 大 手 航 空 会 社 のラン 航 空 がブラジルの 航 空 会 社 を 買 収 したことを 好 感 して 上 昇 しました 2 今 後 の 見 通 し 中 国 やブラジルでは 依 然 として 金 融 政 策 の 先 行 き 不 透 明 感 が 強 く 神 経 質 な 相 場 が 続 いています しかし 物 価 が 想 定 の 範 囲 内 で 推 移 している 上 経 済 指 標 の 伸 びが 鈍 化 しているため 中 国 では 年 末 にかけて 銀 行 の 融 資 抑 制 策 や 不 動 産 規 制 などの 引 き 締 め 策 の 一 部 が 緩 和 されるとの 期 待 が 高 まっています また 1 月 に 開 催 される 共 産 党 中 央 委 員 会 全 体 会 議 に 向 けた 政 策 立 案 も 投 資 テーマとして 注 目 されています ブラジルでも 足 元 の 消 費 者 物 価 の 伸 びが 低 下 しており 先 行 き 政 策 金 利 の 引 き 上 げ 幅 が 小 さくなるとの 見 方 がひろまっています インドでも 卸 売 物 価 の 上 昇 率 が 一 桁 台 に 低 下 して おり 新 興 国 主 要 国 での 引 き 締 め 懸 念 は 以 前 よりも 低 下 しているとみられます また 新 興 国 企 業 の 決 算 内 容 や 業 績 見 通 しをみる 限 り 全 体 として 企 業 業 績 は 好 調 を 持 続 していることもあり 当 面 は 底 堅 い 相 場 展 開 を 想 定 しています レポート 作 成 時 点 における 住 信 アセットマネジメントの 見 通 しであり 将 来 の 運 用 成 果 を 保 証 するものではありません 証 券 取 引 の 勧 誘 を 目 的 としたものでもありません 本 資 料 のお 取 扱 いについては 最 終 ページをご 覧 ください

新 興 国 の 債 券 市 場 債 券 新 興 国 債 券 市 場 への 資 金 流 入 は 今 後 も 継 続 する 見 込 みで 債 券 価 格 は 引 き 続 き 緩 やかに 上 昇 すると 予 想 1 前 月 の 振 り 返 り 月 の 新 興 国 債 券 市 場 の 値 動 きを 示 す 指 標 は 前 月 末 比 1.%となりました 市 場 では インフレが 落 ち 着 いてきた 国 の 国 債 を 買 い 増 す 動 きがありました ブラジルではインフレ 見 通 しが 落 ち 着 いてきたことから 今 後 政 策 金 利 は 据 え 置 かれると の 見 方 がひろがり 利 上 げ 期 待 が 剥 落 した 分 債 券 利 回 りは 低 下 しました また 物 価 上 昇 率 が 中 央 銀 行 の 目 標 範 囲 内 に 収 まってきた 南 アフリカでは 利 下 げ 期 待 が 台 頭 し 債 券 利 回 りが 低 下 しました タイでは 利 上 げが 行 われましたが 材 料 出 尽 くし 感 から 債 券 利 回 りは 低 下 しました 他 方 インドネシアでは 小 幅 に 利 回 りが 上 昇 しました ハンガリーでは 21 年 の 財 政 赤 字 見 通 しがGDP 比.5%に 拡 大 したことが 嫌 気 され 債 券 利 回 りが 小 幅 上 昇 しました 国 によって 若 干 のばらつきはあるものの 総 じていえば 新 興 国 債 券 が 買 われる 流 れが 続 きました 2 今 後 の 見 通 し 新 興 国 債 券 市 場 への 資 金 流 入 は 今 後 も 継 続 する 見 込 みです 債 券 利 回 りは 引 き 続 き 緩 やかに 低 下 ( 債 券 価 格 は 緩 やかに 上 昇 )するでしょう 25 2 23 22 21 2 19 1 17 新 興 国 債 券 市 場 の 推 移 (29 年 1 月 2 日 ~21 年 月 31 日 日 次 ) 1 9/1 9/5 9/9 1/1 1/5 ( 年 / 月 ) JPモルガン ガバメント ボンド インデックス-エマージング マーケッツ グローバル ディバーシファイド( 円 換 算 ベース) レポート 作 成 時 点 における 住 信 アセットマネジメントの 見 通 しであり 将 来 の 運 用 成 果 を 保 証 するものではありません 証 券 取 引 の 勧 誘 を 目 的 としたものでもありません 本 資 料 のお 取 扱 いについては 最 終 ページをご 覧 ください 5

新 興 国 の 為 替 市 場 為 替 米 ドル 安 円 高 が 進 む 場 合 には 新 興 国 の 中 でも 内 需 型 と 外 需 型 で 二 極 化 の 動 きが 出 てくると 考 えられる 1 前 月 の 振 り 返 り 月 はFRB( 米 連 邦 準 備 理 事 会 )が 景 気 の 先 行 きに 対 して 従 来 以 上 に 慎 重 な 見 通 しを 示 したため 米 ドル 安 円 高 が 進 行 しました そのため 新 興 国 通 貨 も 対 円 では 全 般 的 に 下 落 しました 特 に 米 経 済 との 繋 がりが 強 いメキシコ ペソが 大 きく 下 落 しました ハンガリーでは21 年 の 財 政 赤 字 見 通 しがGDP 比.5%に 拡 大 したことからハンガリー フォリントが 下 落 し ました ポーランド ズロチも 下 落 しました アジア 通 貨 の 下 落 幅 は 相 対 的 に 小 幅 にとどまりました 2 今 後 の 見 通 し 為 替 市 場 は 米 国 において 雇 用 の 改 善 が 遅 れていることから 先 行 きの 不 透 明 感 があり 米 ドル 安 円 高 が 進 みやすい 地 合 いとなっています 新 興 国 については 内 需 型 のブラジル インドネシアについては 経 済 が 底 堅 く 推 移 することが 見 込 まれます そのため ブラジル レアル インドネシア ルピアは たとえ 米 ドル 安 円 高 が 進 んだとしても 対 円 での 下 落 幅 は 相 対 的 に 小 幅 にとどまるでしょう 一 方 で 新 興 国 の 中 でも 外 需 型 のメキシコ ハンガリーについては 米 経 済 欧 州 経 済 につられて 下 振 れする 局 面 も 予 想 されます そのため メキシコ ペソ ハンガリー フォリントについては 米 ドル 安 円 高 が 進 展 した 場 合 対 円 での 下 落 幅 が 相 対 的 に 大 きくなる 見 込 みです このように 米 ドル 安 円 高 が 進 む 場 合 には 新 興 国 の 中 でも 内 需 型 と 外 需 型 で 二 極 化 の 動 きが 出 てくると 考 えられます いずれにせよ 新 興 国 通 貨 は 対 円 での 動 き でみると 米 ドル 円 相 場 の 動 きに 左 右 されやすい 展 開 が 続 きそうです 11 1 1 1 1 9 9 9 92 9 2 新 興 国 主 要 国 の 為 替 の 推 移 ( 対 円 ) (21 年 1 月 1 日 ~ 月 31 日 日 次 ) 1/1 3/1 5/1 7/1 ( 月 / 日 ) 中 国 元 南 アフリカ ランド ブラジル レアル メキシコ ペソ トルコ リラ ポーランド ズロチ 21 年 1 月 1 日 を1として 指 数 化 しています レポート 作 成 時 点 における 住 信 アセットマネジメントの 見 通 しであり 将 来 の 運 用 成 果 を 保 証 するものではありません 証 券 取 引 の 勧 誘 を 目 的 としたものでもありません 本 資 料 のお 取 扱 いについては 最 終 ページをご 覧 ください

新 興 国 主 要 国 の 株 価 指 数 と MSCI エマージング マーケット インデックス の 推 移 (25 年 9 月 1 日 ~21 年 月 31 日 25 年 9 月 1 日 を1として 指 数 化 ) MSCI エマージング マーケット インデックス は 世 界 の 新 興 国 の 株 価 動 向 を 示 す 代 表 的 なインデックスです 5 3 2 1 中 国 5 3 2 1 インド 5 3 2 1 韓 国 5 3 2 1 台 湾 5 3 2 1 マレーシア 5 3 2 1 インドネシア 各 国 の 株 価 指 数 は それぞれ 以 下 のインデックスを 使 用 しています 中 国 上 海 総 合 指 数 インド ムンバイ SENSEX3 種 指 数 韓 国 総 合 株 価 指 数 台 湾 加 権 指 数 マレーシア FTSEブルサマレーシアKLCIインデックス インドネシア ジャカルタ 総 合 指 数 各 国 の 株 価 指 数 およびMSCI エマージング マーケット インデックスは 当 該 日 の 為 替 で 円 換 算 しています 証 券 取 引 の 勧 誘 を 目 的 としたものでもありません 本 資 料 のお 取 扱 いについては 最 終 ページをご 覧 ください 7

新 興 国 主 要 国 の 株 価 指 数 と MSCI エマージング マーケット インデックス の 推 移 (25 年 9 月 1 日 ~21 年 月 31 日 25 年 9 月 1 日 を1として 指 数 化 ) MSCI エマージング マーケット インデックス は 世 界 の 新 興 国 の 株 価 動 向 を 示 す 代 表 的 なインデックスです 5 3 2 1 ロシア 5 3 2 1 ポーランド 5 3 2 1 トルコ 5 3 2 1 南 アフリカ 5 3 2 1 ブラジル 5 3 2 1 メキシコ 各 国 の 株 価 指 数 は それぞれ 以 下 のインデックスを 使 用 しています ロシア RTS 指 数 ポーランド ワルシャワ WIG2 種 指 数 トルコ イスタンブール ナショナル1 種 指 数 南 アフリカ FTSE/JSE アフリカ 全 株 指 数 ブラジル ボベスパ 指 数 メキシコ ボルサ 指 数 各 国 の 株 価 指 数 およびMSCI エマージング マーケット インデックスは 当 該 日 の 為 替 で 円 換 算 しています 証 券 取 引 の 勧 誘 を 目 的 としたものでもありません 本 資 料 のお 取 扱 いについては 最 終 ページをご 覧 ください

新 興 国 主 要 国 の 為 替 ( 左 軸 ) と 国 債 金 利 ( 右 軸 ) の 推 移 (25 年 9 月 1 日 ~21 年 月 31 日 ) マレーシア.5 1. インドネシア 2 3. 1. 2 32 3.5 1.2 1 2 3. 1. 2 2.5. 2 2...5 タイ 5. ロシア 9.. 5.5 7.5 3.5 3. 3. 3.5 3...5 3. 2.5 2 2.5 1.5 2. 1 2... ハンガリー 15 57 ポーランド.7 13 51 7..5 11 9 5 39 33 5. 7 27 3.3 5 21 2 各 国 の 通 貨 は 以 下 のとおりです マレーシア リンギット インドネシア ルピア(1ルピア 当 たり) タイ バーツ ロシア ルーブル ハンガリー フォリント ポーランド ズロチ 金 利 は タイとハンガリーについては3 年 物 それ 以 外 については2 年 物 の 金 利 を 使 用 しています 証 券 取 引 の 勧 誘 を 目 的 としたものでもありません 本 資 料 のお 取 扱 いについては 最 終 ページをご 覧 ください 9

新 興 国 主 要 国 の 為 替 ( 左 軸 ) と 国 債 金 利 ( 右 軸 ) の 推 移 (25 年 9 月 1 日 ~21 年 月 31 日 ) 11 トルコ 2 2 南 アフリカ 1 2 1 11 9 2 1 1 1 1 9 7 1 7 5 ブラジル 1 メキシコ 1 7 1 11 9 5 1 1 9 7 1 7 5 3.7..5..3.2 コロンビア.1 2 1 1 (ご 参 考 )JPモルカ ン カ ハ メント ホ ント インテ ックス -エマーシ ンク マーケッツ ク ローハ ル テ ィハ ーシファイト ( 円 換 算 ヘ ース) 2 2 22 2 1 1 1 各 国 の 通 貨 は 以 下 のとおりです トルコ リラ 南 アフリカ ランド ブラジル レアル メキシコ ペソ コロンビア ペソ(1ペソ 当 たり) 金 利 は 2 年 物 の 金 利 を 使 用 しています トルコの 金 利 は2 年 月 日 以 降 のデータ 南 アフリカの 金 利 は21 年 3 月 3 日 までのデータ ブラジルの 金 利 は27 年 3 月 2 日 以 降 のデータ コロンビアの 金 利 は27 年 月 2 日 以 降 のデータになります 円 換 算 は 米 ドルベースのデータを 当 該 日 の 三 菱 東 京 UFJ 銀 行 の 為 替 データをもとに 住 信 アセットマネジメントが 計 算 しています 証 券 取 引 の 勧 誘 を 目 的 としたものでもありません 本 資 料 のお 取 扱 いについては 最 終 ページをご 覧 ください 1

ご 留 意 事 項 本 資 料 は 住 信 アセットマネジメントが 作 成 した 投 資 判 断 の 参 考 となる 情 報 提 供 を 目 的 とした 資 料 で あり 金 融 商 品 取 引 法 にもとづく 開 示 書 類 ではありません 購 入 のお 申 込 みの 際 は 最 新 の 投 資 信 託 説 明 書 ( 交 付 目 論 見 書 )および 契 約 締 結 前 交 付 書 面 の 内 容 を 必 ずご 確 認 のうえ ご 自 身 でご 判 断 ください 投 資 信 託 は 値 動 きのある 有 価 証 券 等 ( 外 貨 建 資 産 には 為 替 変 動 リスクを 伴 います )に 投 資 します ので 基 準 価 額 は 変 動 します したがって 投 資 元 本 や 利 回 りが 保 証 されるものではありません ファンド の 運 用 による 損 益 はすべて 投 資 者 の 皆 様 に 帰 属 します 投 資 信 託 は 預 金 等 や 保 険 契 約 とは 異 なり 預 金 保 険 機 構 および 保 険 契 約 者 保 護 機 構 の 保 護 の 対 象 ではありません また 証 券 会 社 以 外 でご 購 入 いただいた 場 合 は 投 資 者 保 護 基 金 の 保 護 の 対 象 ではありません 本 資 料 中 の 図 表 やデータ 等 いかなる 内 容 も 本 資 料 作 成 時 点 のものであり 今 後 予 告 なく 変 更 される 場 合 があります 将 来 の 運 用 成 果 を 示 唆 あるいは 保 証 したり その 正 確 性 完 全 性 を 保 証 するもの でもありません 各 指 数 に 関 する 著 作 権 等 の 知 的 財 産 権 その 他 一 切 の 権 利 はそれぞれの 指 数 開 発 元 もしくは 公 表 元 に 帰 属 します 証 券 取 引 の 勧 誘 を 目 的 としたものでもありません 本 資 料 のお 取 扱 いについては 最 終 ページをご 覧 ください 11

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