資 料 1 制 度 改 正 の 概 要 と 総 合 事 業 実 施 に 係 る 基 本 的 な 考 え 方 諏 訪 広 域 連 合 介 護 保 険 課 平 成 28 年 4 月 28 日
地域包括ケアシステムの構築 厚労省資料より 介護保険制度の改正案の主な内容について ①地域包括ケアシステムの構築 ②費用負担の公平化 高齢者が住み慣れた地域で生活を継続できるようにするた め 介護 医療 生活支援 介護予防を充実 低所得者の保険料軽減を拡充 また 保険料上昇をできる限 り抑えるため 所得や資産のある人の利用者負担を見直す 低所得者の保険料軽減を拡充 の充実 低所得者の保険料の軽減割合を拡大 地域包括ケアシステムの構築に向けた地域支援事業の充実 ①在宅医療 介護連携の推進 給付費の5割の公費に加えて別枠で公費を投入し 低所得者の保険 料の軽減割合を拡大 ②認知症施策の推進 ③地域ケア会議の推進 * 保険料見通し 現在5,000円程度 2025年度8,200円程度 * 軽減例 年金収入80万円以下 5割軽減 7割軽減に拡大 * 軽減対象 市町村民税非課税世帯 65歳以上の約3割 ④生活支援の充実 強化 * 介護の充実は 前回改正による24時間対応の定期 巡回を含めた介護の普及を推進 * 介護職員の処遇改善は 27年度介護報酬改定で検討 重点化 効率化 ①一定以上の所得のある利用者の自己負担を引上げ 2割負担とする所得水準を 65歳以上高齢者の所得上位20 と した場合 合計所得金額160万円 年金収入で 単身280万円以 上 夫婦359万円以上 ただし 月額上限があるため 見直し対 象の全員の負担が2倍になるわけではない 医療保険の現役並み所得相当の人は 月額上限を37,200円か ら 44,400円に引上げ 重点化 効率化 ①全国一律の予防給付(訪問介護 通所介護)を市町村が 取り組む地域支援事業に移行し 多様化 * 段階的に移行 29年度 * 介護保険制度内での提供であり 財源構成も変わらない * 見直しにより 既存の介護事業所による既存に加え NPO 民間企業 住民ボランティア 協同組合等による多様なの 提供が可能 これにより 効果的 効率的な事業も実施可能 ②低所得の施設利用者の食費 居住費を補填する 補足 給付 の要件に資産などを追加 預貯金等が単身1000万円超 夫婦2000万円超の場合は対象外 世帯分離した場合でも 配偶者が課税されている場合は対象外 給付額の決定に当たり 非課税年金 遺族年金 障害年金 を収 入として勘案 *不動産を勘案することは 引き続きの検討課題 ②特別養護老人ホームの新規入所者を 原則 要介護3 以上に限定 既入所者は除く * 要介護1 2でも一定の場合には入所可能 このほか 2025年を見据えた介護保険事業計画の策定 付高齢者向け住宅への住所地特例の適用 居宅 介護支援事業所の指定権限の市町村への移譲 小規模通所介護の地域密着型への移行 等を実施 地域包括ケアシステムの構築について 団塊の世代が75歳以上となる2025年を目途に 重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らし い暮らしを人生の最後まで続けることができるよう 医療 介護 予防 住まい 生活支援が包括的に確保される 体制 地域包括ケアシステム の構築を実現 今後 認知症高齢者の増加が見込まれることから 認知症高齢者の地域での生活を支えるためにも 地域 包括ケアシステムの構築が重要 人口が横ばいで75歳以上人口が急増する大都市部 75歳以上人口の増加は緩やかだが人口は減少する 町村部等 高齢化の進展状況には大きな地域差 地域包括ケアシステムは 保険者である市町村や都道府県が 地域の自主性や主体性に基づき 地域の 特性に応じて作り上げていくことが必要 地域包括ケアシステムの姿 病気になったら 医 療 介護が必要になったら 介 護 病院 急性期 回復期 慢性期 日常の医療 かかりつけ医 有床診療所 地域の連携病院 歯科医療 薬局 通院 入院 通所 入所 住まい 地域包括支援センター ケアマネジャー 相談業務やの コーディネートを行います 在宅系 訪問介護 訪問看護 通所介護 小規模多機能型居宅介護 短期入所生活介護 福祉用具 24時間対応の訪問 複合型 小規模多機能型居宅介護 訪問看護 等 介護予防 自宅 付き高齢者向け住宅等 いつまでも元気に暮らすために 生活支援 介護予防 老人クラブ 自治会 ボランティア NPO 等 1 施設 居住系 介護老人福祉施設 介護老人保健施設 認知症共同生活介護 特定施設入所者生活介護 等 地域包括ケアシステムは おおむね30 分以内に必要なが提供される日 常生活圏域 具体的には中学校区 を単 位として想定 1
計 画 期 間 における 高 齢 者 人 口 の 推 計 ( 第 6 期 介 護 保 険 事 業 計 画 抜 粋 ) 高 齢 者 人 口 について 平 成 21 年 10 月 および 平 成 26 年 10 月 の 住 民 基 本 台 帳 人 口 を 基 にしたコ ーホート 変 化 率 法 により 推 計 すると 第 6 期 計 画 期 間 の 最 終 年 度 となる 平 成 29 年 度 には 高 齢 者 数 が 61,702 人 になり 平 成 26 年 と 比 べると 1,500 人 増 加 すると 推 計 されます 平 成 32 年 ごろま で 増 加 し その 後 減 少 に 転 じると 予 想 されます 高 齢 化 率 は 平 成 26 年 の 29.5%から 平 成 29 年 には 31.1% 平 成 37 年 には 33.6%になると 予 想 されます 平 成 37 年 ごろには 団 塊 の 世 代 が 75 歳 以 上 となり 後 期 高 齢 者 数 が 多 くなると 予 想 されます ( 人 ) 70,000 60,000 50,000 実 績 推 計 60,202 60,698 61,195 61,702 62,492 61,254 (%) 40.0 35.0 40,000 30,000 20,000 10,000 30.0 25.0 前 期 高 齢 者 後 期 高 齢 者 高 齢 化 率 0 H26 (2014) H27 (2015) H28 (2016) H29 (2017) H32 (2020) H37 (2025) 20.0 H26 (2014) H27 (2015) H28 (2016) H29 (2017) H32 (2020) H37 (2025) 増 減 (H26-H37) 人 口 203,769 201,967 200,164 198,362 192,706 182,364 21,405 高 齢 者 60,202 60,698 61,195 61,702 62,492 61,254 1,052 前 期 高 齢 者 29,893 29,586 29,276 28,970 27,508 23,601 6,292 後 期 高 齢 者 30,309 31,112 31,919 32,732 34,984 37,653 7,344 高 齢 化 率 29.5 30.1 30.6 31.1 32.4 33.6 4.0 第 6 期 計 画 期 間 2
要 支 援 要 介 護 認 定 者 数 の 推 計 ( 第 6 期 介 護 保 険 事 業 計 画 抜 粋 ) 第 6 期 の 計 画 期 間 の 最 終 年 度 となる 平 成 29 年 度 には 平 成 26 年 度 から 約 1,200 人 増 加 し 11,377 人 になると 推 計 されます その 後 も 認 定 率 の 高 い 後 期 高 齢 者 の 増 加 等 により 認 定 率 およ び 認 定 者 数 が 増 加 し 平 成 37 年 度 には 認 定 者 数 13,412 人 認 定 率 21.5%になると 予 想 されます 要 支 援 要 介 護 認 定 者 数 の 推 計 ( 人 ) 実 績 推 計 (%) 16,000 14,000 12,000 10,000 8,000 6,000 4,000 2,000 10,183 10,638 10,995 11,377 12,458 13,412 30.0 25.0 20.0 15.0 10.0 5.0 要 介 護 3~5 要 介 護 1,2 要 支 援 認 定 率 0 H26 (2014) H27 (2015) H28 (2016) H29 (2017) H32 (2020) H37 (2025) 0.0 認 知 症 高 齢 者 の 状 況 平 成 24 年 度 の 性 別 年 齢 別 要 介 護 度 別 認 定 者 数 に 対 する 認 知 症 高 齢 者 の 割 合 を 要 支 援 要 介 護 認 定 者 数 の 推 計 値 に 乗 じて 将 来 の 要 支 援 要 介 護 認 定 者 における 認 知 症 高 齢 者 数 を 推 計 すると 計 画 期 間 の 最 終 年 度 となる 平 成 29 年 度 で 6,693 人 平 成 37 年 には 7,945 人 まで 増 加 すると 予 想 され ます ( 人 ) 14,000 12,000 10,000 8,000 6,000 4,000 2,000 0 13,222 12,278 10,574 10,921 11,281 7,945 7,302 6,312 6,498 6,693 H27 H28 H29 H32 H37 認 定 者 数 ( 全 体 ) 認 定 者 数 ( 認 知 症 II 以 上 ) 3 出 展 : 地 域 包 括 ケア 見 える 化 システム
諏 訪 広 域 連 合 における 新 しい 総 合 事 業 の 実 施 に 係 る 基 本 的 な 考 え 方 ( 介 護 保 険 事 業 計 画 より) 1 基 本 理 念 (1) 高 齢 者 の 自 立 支 援 高 齢 者 自 身 が 自 らの 意 思 に 基 づき 自 らの 有 する 能 力 を 最 大 限 生 かしながら 自 立 した 質 の 高 い 生 活 を 送 ることができるよう きめ 細 かな 支 援 の 充 実 を 図 ります (2) 尊 厳 の 保 持 と 権 利 擁 護 住 み 慣 れた 地 域 でその 人 らしく 安 心 して 生 活 を 送 ることができるよう すべての 高 齢 者 の 尊 厳 と 権 利 が 守 られるための 体 制 の 強 化 を 図 ります (3) 利 用 者 本 位 の 提 供 利 用 者 が 安 心 して 提 供 を 受 けることができるよう を 必 要 とする 人 が 希 望 するを 適 切 に 選 択 できるための 体 制 の 充 実 と 水 準 の 確 保 向 上 を 図 ります (4) 地 域 による 支 え 合 いの 支 援 2025 年 における 超 高 齢 社 会 を 見 据 え 高 齢 者 自 身 も 支 える 側 として 活 動 しつつ 地 域 全 体 で 見 守 り 支 え 合 う 体 制 づくりを 支 援 します 2 地 域 包 括 ケアシステムの 構 築 の 方 針 介 護 や 支 援 が 必 要 になっても 一 人 ひとりの 状 態 に 即 した 適 切 で 効 果 的 な を 総 合 的 に 提 供 できる 体 制 が 求 められています 広 域 圏 を 構 成 する 市 町 村 ごとに 高 齢 化 の 進 行 度 合 いが 異 なっていることから 地 域 の 実 情 に 応 じて 日 常 生 活 圏 域 ごと にケアシステムを 構 築 していく 必 要 があります 3 介 護 予 防 日 常 生 活 支 援 総 合 事 業 2025 年 ( 平 成 37 年 )に 向 けた 地 域 包 括 ケアシステムの 実 現 に 向 け 市 町 村 が 中 心 となって 地 域 の 実 情 に 応 じて 住 民 等 の 多 様 な 主 体 が 参 画 し 多 様 なを 充 実 す ることで 地 域 の 支 え 合 い 体 制 作 りを 推 進 し 要 支 援 者 等 に 対 する 効 果 的 かつ 効 率 的 な 支 援 等 を 可 能 とすることを 目 指 します 高 齢 者 の 生 活 支 援 ニーズを 把 握 しながら 提 供 の 担 い 手 を 確 保 し 円 滑 な 移 行 と 制 度 の 充 実 を 図 ります 具 体 的 な 事 業 メニューは 市 町 村 の 従 来 からの 取 り 組 み 状 況 や 地 域 性 独 自 性 を 尊 重 し 市 町 村 の 判 断 で 取 り 組 み 事 業 を 選 択 し 対 応 します 4
地 域 支 援 事 業 の 全 体 像 等 ( 厚 労 省 資 料 より) < 改 正 前 > 地 域 支 援 事 業 の 全 体 像 介 護 保 険 制 度 < 改 正 後 > 財 源 構 成 国 25% 都 道 府 県 12.5% 市 町 村 12.5% 1 号 保 険 料 22% 2 号 保 険 料 28% 財 源 構 成 国 39.0% 都 道 府 県 19.5% 市 町 村 19.5% 1 号 保 険 料 22% 地 域 支 援 事 業 介 護 給 付 ( 要 介 護 1~5) 介 護 給 付 ( 要 介 護 1~5) 予 防 給 付 ( 要 支 援 1~2) 介 護 予 防 事 業 又 は 介 護 予 防 日 常 生 活 支 援 総 合 事 業 二 次 予 防 事 業 一 次 予 防 事 業 介 護 予 防 日 常 生 活 支 援 総 合 事 業 の 場 合 は 上 記 の 他 生 活 支 援 を 含 む 要 支 援 者 向 け 事 業 介 護 予 防 支 援 事 業 包 括 的 支 援 事 業 地 域 包 括 支 援 センターの 運 営 介 護 予 防 ケアマネジメント 総 合 相 談 支 援 業 務 権 利 擁 護 業 務 ケアマネジメント 支 援 任 意 事 業 介 護 給 付 費 適 正 化 事 業 家 族 介 護 支 援 事 業 その 他 の 事 業 訪 問 看 護 福 祉 用 具 等 訪 問 介 護 通 所 介 護 改 正 前 と 同 様 事 業 に 移 行 全 市 町 村 で 実 施 多 様 化 充 実 新 しい 介 護 予 防 日 常 生 活 支 援 総 合 事 業 ( 要 支 援 1~2 それ 以 外 の 者 ) 介 護 予 防 生 活 支 援 事 業 訪 問 型 通 所 型 生 活 支 援 ( 配 食 等 ) 介 護 予 防 支 援 事 業 (ケアマネジメント) 一 般 介 護 予 防 事 業 包 括 的 支 援 事 業 地 域 包 括 支 援 センターの 運 営 ( 左 記 に 加 え 地 域 ケア 会 議 の 充 実 ) 在 宅 医 療 介 護 連 携 推 進 事 業 認 知 症 施 策 推 進 事 業 予 防 給 付 ( 要 支 援 1~2) ( 認 知 症 初 期 集 中 支 援 チーム 認 知 症 地 域 支 援 推 進 員 等 ) 生 活 支 援 体 制 整 備 事 業 (コーディネーターの 配 置 協 議 体 の 設 置 等 ) 任 意 事 業 介 護 給 付 費 適 正 化 事 業 家 族 介 護 支 援 事 業 その 他 の 事 業 地 域 支 援 事 業 厚 生 労 働 省 資 料 を 一 部 改 変 諏 訪 広 域 連 合 の 全 体 スケジュール 平 成 27 年 4 月 認 知 症 施 策 推 進 事 業 ( 包 括 的 支 援 事 業 ) 実 施 平 成 27 年 8 月 北 佐 久 郡 御 代 田 町 ( 平 成 27 年 4 月 より 県 下 で 唯 一 総 合 事 業 実 施 )を 視 察 平 成 27 年 秋 ~ 諏 訪 広 域 連 合 管 内 で 介 護 予 防 訪 問 通 所 介 護 を 提 供 している 事 業 者 に 個 別 ヒアリングを 実 施 ( 全 128 事 業 者 に 通 知 を 送 付 のうえ 希 望 のあった 59 事 業 者 に 実 施 ) 各 市 町 村 社 会 福 祉 協 議 会 等 と 多 様 な 構 築 に 向 け 協 議 ( 市 町 村 広 域 ) 平 成 28 年 2 月 山 梨 県 中 央 市 ( 平 成 27 年 4 月 より 総 合 事 業 実 施 )を 視 察 平 成 28 年 3 月 平 成 27 年 度 第 3 回 介 護 保 険 委 員 会 平 成 28 年 4 月 生 活 支 援 体 制 整 備 事 業 ( 包 括 的 支 援 事 業 ) 実 施 介 護 保 険 事 業 者 に 総 合 事 業 の 内 容 等 について 提 案 意 見 聴 取 平 成 28 年 7 月 平 成 28 年 第 1 回 介 護 保 険 委 員 会 平 成 28 年 8 月 総 合 事 業 の 概 要 について 確 定 平 成 28 年 12 月 高 齢 者 等 実 態 調 査 平 成 29 年 1 月 介 護 保 険 事 業 者 に 対 する 説 明 会 住 民 周 知 ( 各 市 町 村 広 報 等 ) 関 係 条 例 制 定 期 限 ( 総 合 事 業 を 委 託 や 直 営 で 実 施 する 場 合 で 利 用 者 から 利 用 料 を 徴 収 する 場 合 は 条 例 で 規 定 ) 平 成 29 年 4 月 総 合 事 業 実 施 平 成 30 年 4 月 在 宅 医 療 介 護 連 携 推 進 事 業 ( 包 括 的 支 援 事 業 ) 実 施 第 7 期 介 護 保 険 事 業 期 間 開 始 5
参 考 総 合 事 業 の 概 要 訪 問 介 護 通 所 介 護 以 外 の( 訪 問 看 護 福 祉 用 具 等 )は 引 き 続 き 介 護 予 防 給 付 による 提 供 を 継 続 地 域 包 括 支 援 センターによる 介 護 予 防 ケアマネジメントに 基 づき 総 合 事 業 ( 介 護 予 防 生 活 支 援 事 業 及 び 一 般 介 護 予 防 事 業 )のと 介 護 予 防 給 付 の( 要 支 援 者 のみ)を 組 み 合 わせる 介 護 予 防 生 活 支 援 事 業 によるのみ 利 用 する 場 合 は 要 介 護 認 定 等 を 省 略 して 介 護 予 防 生 活 支 援 サー ビス 事 業 対 象 者 とし 迅 速 な 利 用 を 可 能 に( 基 本 チェックリストで 判 断 ) 第 2 号 被 保 険 者 は 基 本 チェックリストではなく 要 介 護 認 定 等 申 請 を 行 う 要 支 援 認 定 要 支 援 者 従 来 の 要 支 援 者 基 本 チェックリスト で 判 断 介 護 予 防 生 活 支 援 事 業 対 象 者 2 次 予 防 事 業 対 象 者 把 握 のための 基 本 チェックリ ストの 配 布 は 行 わない 一 般 高 齢 者 等 地 域 包 括 支 援 センターが 介 護 予 防 ケアマネジメントを 実 施 介 護 予 防 給 付 訪 問 看 護 福 祉 用 具 等 全 国 一 律 の 人 員 基 準 運 営 基 準 総 合 事 業 介 護 予 防 生 活 支 援 事 業 1 訪 問 型 通 所 型 2その 他 の 生 活 支 援 ( 栄 養 改 善 を 目 的 とした 配 食 定 期 的 な 安 否 確 認 緊 急 時 の 対 応 等 ) 事 業 内 容 は 市 町 村 の 裁 量 を 拡 大 柔 軟 な 人 員 基 準 運 営 基 準 一 般 介 護 予 防 事 業 ( 要 支 援 者 等 も 参 加 できる 住 民 運 営 の 通 いの 場 の 充 実 等 全 ての 高 齢 者 が 対 象 ) 18 検 討 課 題 等 基 本 チェックリスト の 活 用 により 事 業 対 象 者 に 認 定 することにより 迅 速 な 利 用 が 可 能 になるため 窓 口 での 対 応 マニュアル 等 の 作 成 や 受 付 後 速 やかにケアマネジメン トを 実 施 し 提 供 につなげていく 仕 組 みを 構 築 事 業 対 象 者 の 支 給 限 度 額 は 50,030 円 ( 要 支 援 1 と 同 額 ) 地 域 包 括 支 援 センターが 必 要 と 認 めた 場 合 は 104,730 円 ( 要 支 援 2 と 同 額 )まで 可 能 ケアマネジメントは 地 域 包 括 支 援 センターが 実 施 ( 事 業 所 への 一 部 委 託 は 可 能 )するため 受 け 入 れ 態 勢 を 整 備 するとともに ケアマネジメントの 効 果 的 な 実 施 方 法 も 合 わせて 検 討 事 業 所 へのプラン 作 成 委 託 料 は 現 在 と 同 額 とする 方 向 事 業 対 象 者 には 介 護 保 険 事 業 者 によるや 市 町 村 地 域 包 括 支 援 センターが 実 施 する または 地 域 住 民 による 通 いの 場 等 何 らかの 受 け 皿 を 提 供 する 窓 口 での 聞 き 取 りや 後 日 実 施 するケアマネジメントの 結 果 また 利 用 後 の 状 況 によ り 必 要 に 応 じて 認 定 申 請 につなげる また 申 請 者 の 希 望 により 当 初 から 認 定 申 請 に 回 って いただくことも 可 能 6
参 考 ~ 基 本 チェックリスト 様 式 ( 全 国 統 一 )~ 現 在 の 二 次 予 防 事 業 対 象 者 の 把 握 のため 利 用 しているものと 同 じもの No. 質 問 項 目 回 答 :いずれかに をお 付 けください 1 バスや 電 車 で1 人 で 外 出 していますか 0.はい 1.いいえ 2 日 用 品 の 買 い 物 をしていますか 0.はい 1.いいえ 3 預 貯 金 の 出 し 入 れをしていますか 0.はい 1.いいえ 4 友 人 の 家 を 訪 ねていますか 0.はい 1.いいえ 5 家 族 や 友 人 の 相 談 にのっていますか 0.はい 1.いいえ 6 階 段 を 手 すりや 壁 をつたわらずに 昇 っていますか 0.はい 1.いいえ 7 椅 子 に 座 った 状 態 から 何 もつかまらずに 立 ち 上 がっていますか 0.はい 1.いいえ 8 15 分 位 続 けて 歩 いていますか 0.はい 1.いいえ 9 この1 年 間 に 転 んだことがありますか 1.はい 0.いいえ 10 転 倒 に 対 する 不 安 は 大 きいですか 1.はい 0.いいえ 11 6ヶ 月 間 で2~3kg 以 上 の 体 重 減 少 がありましたか 1.はい 0.いいえ 12 身 長 cm 体 重 kg (BMI= )( 注 ) 13 半 年 前 に 比 べて 固 いものが 食 べにくくなりましたか 1.はい 0.いいえ 14 お 茶 や 汁 物 等 でむせることがありますか 1.はい 0.いいえ 15 口 の 渇 きが 気 になりますか 1.はい 0.いいえ 16 週 に1 回 以 上 は 外 出 していますか 0.はい 1.いいえ 17 昨 年 と 比 べて 外 出 の 回 数 が 減 っていますか 1.はい 0.いいえ 18 周 りの 人 から いつも 同 じ 事 を 聞 く などの 物 忘 れがあると 言 われますか 1.はい 0.いいえ 19 自 分 で 電 話 番 号 を 調 べて 電 話 をかけることをしていますか 0.はい 1.いいえ 20 今 日 が 何 月 何 日 かわからない 時 がありますか 1.はい 0.いいえ 21 (ここ2 週 間 ) 毎 日 の 生 活 に 充 実 感 がない 1.はい 0.いいえ 22 (ここ2 週 間 )これまで 楽 しんでやれていたことが 楽 しめなくなった 1.はい 0.いいえ 23 (ここ2 週 間 ) 以 前 は 楽 にできていたことが 今 はおっくうに 感 じられる 1.はい 0.いいえ 24 (ここ2 週 間 ) 自 分 が 役 に 立 つ 人 間 だと 思 えない 1.はい 0.いいえ 25 (ここ2 週 間 )わけもなく 疲 れたような 感 じがする 1.はい 0.いいえ ( 注 )BMI= 体 重 (kg) 身 長 (m) 身 長 (m)が 18.5 未 満 の 場 合 に 該 当 とする 事 業 対 象 者 に 該 当 する 基 準 1 様 式 第 一 の 質 問 項 目 1~20 までの20 項 目 のうち10 項 目 以 上 に 該 当 2 様 式 第 一 の 質 問 項 目 6~10 までの5 項 目 のうち3 項 目 以 上 に 該 当 3 様 式 第 一 の 質 問 項 目 11~12 の2 項 目 のすべてに 該 当 4 様 式 第 一 の 質 問 項 目 13~15 までの3 項 目 のうち2 項 目 以 上 に 該 当 5 様 式 第 一 の 質 問 項 目 16 に 該 当 6 様 式 第 一 の 質 問 項 目 18~20 までの3 項 目 のうちいずれか1 項 目 以 上 に 該 当 7 様 式 第 一 の 質 問 項 目 21~25 までの5 項 目 のうち2 項 目 以 上 に 該 当 ( 注 ) この 表 における 該 当 (No.12 を 除 く )とは 様 式 第 一 の 回 答 部 分 に 1.はい 又 は 1.いい え に 該 当 することをいう 7
現 行 の 利 用 手 続 き 総 合 事 業 実 施 後 の 利 用 手 続 き 8
の 類 型 要 支 援 者 等 の 多 様 な 生 活 支 援 のニーズに 対 して 総 合 事 業 で 多 様 なを 提 供 していくため 市 町 村 は を 類 型 化 し それに 併 せた 基 準 や 単 価 等 を 定 めることが 必 要 そこで 地 域 における 好 事 例 を 踏 まえ 以 下 のとおり 多 様 化 するの 典 型 的 な 例 を 参 考 として 示 す 1 訪 問 型 市 町 村 はこの 例 を 踏 まえて 地 域 の 実 情 に 応 じた 内 容 を 検 討 する 訪 問 型 は 現 行 の 訪 問 介 護 に 相 当 するものと それ 以 外 の 多 様 なからなる 多 様 なについては 雇 用 労 働 者 が 行 う 緩 和 した 基 準 によると 住 民 主 体 による 支 援 保 健 医 療 の 専 門 職 が 短 期 集 中 で 行 う 移 動 支 援 を 想 定 基 準 現 行 の 訪 問 介 護 相 当 多 様 な 種 別 内 容 対 象 者 と 提 供 の 考 え 方 1 訪 問 介 護 訪 問 介 護 員 による 身 体 介 護 生 活 援 助 2 訪 問 型 A ( 緩 和 した 基 準 による) 生 活 援 助 等 3 訪 問 型 B ( 住 民 主 体 による 支 援 ) 住 民 主 体 の 自 主 活 動 と して 行 う 生 活 援 助 等 既 にを 利 用 しているケースで の 利 用 の 継 続 が 必 要 なケース 以 下 のような 訪 問 介 護 員 によるサービ スが 必 要 なケース ( 例 ) 状 態 等 を 踏 まえながら 住 民 主 体 による 支 援 等 認 知 機 能 の 低 下 により 日 常 生 活 に 支 障 がある 多 様 な の 利 用 を 促 進 症 状 行 動 を 伴 う 者 退 院 直 後 で 状 態 が 変 化 しやすく 専 門 的 サービ スが 特 に 必 要 な 者 等 状 態 等 を 踏 まえながら 多 様 なの 利 用 を 促 進 していくことが 重 要 4 訪 問 型 C ( 短 期 集 中 予 防 ) 保 健 師 等 による 居 宅 での 相 談 指 導 等 体 力 の 改 善 に 向 けた 支 援 が 必 要 なケース ADL IADLの 改 善 に 向 けた 支 援 が 必 要 な ケース 3~6ケ 月 の 短 期 間 で 行 う 実 施 方 法 事 業 者 指 定 事 業 者 指 定 / 委 託 補 助 ( 助 成 ) 直 接 実 施 / 委 託 基 準 予 防 給 付 の 基 準 を 基 本 人 員 等 を 緩 和 した 基 準 提 供 者 ( 例 ) 個 人 情 報 の 保 護 等 の 最 低 限 の 基 準 訪 問 介 護 員 ( 訪 問 介 護 事 業 者 ) 主 に 雇 用 労 働 者 ボランティア 主 体 内 容 に 応 じた 独 自 の 基 準 保 健 医 療 の 専 門 職 ( 市 町 村 ) 5 訪 問 型 D ( 移 動 支 援 ) 移 送 前 後 の 生 活 支 援 訪 問 型 B に 準 じる 19 2 通 所 型 市 町 村 はこの 例 を 踏 まえて 地 域 の 実 情 に 応 じた 内 容 を 検 討 する 通 所 型 は 現 行 の 通 所 介 護 に 相 当 するものと それ 以 外 の 多 様 なからなる 多 様 なについては 雇 用 労 働 者 が 行 う 緩 和 した 基 準 によると 住 民 主 体 による 支 援 保 健 医 療 の 専 門 職 により 短 期 集 中 で 行 うを 想 定 基 準 現 行 の 通 所 介 護 相 当 多 様 な 種 別 内 容 1 通 所 介 護 通 所 介 護 と 同 様 の 生 活 機 能 の 向 上 のための 機 能 訓 練 既 にを 利 用 しており の 利 用 の 対 象 者 と 継 続 が 必 要 なケース 提 多 様 な の 利 用 が 難 しいケース 供 の 考 え 集 中 的 に 生 活 機 能 の 向 上 のトレーニングを 行 うこ 方 とで 改 善 維 持 が 見 込 まれるケース 状 態 等 を 踏 まえながら 多 様 なの 利 用 を 促 進 してい くことが 重 要 2 通 所 型 A ( 緩 和 した 基 準 による) ミニデイ 運 動 レクリエーション 等 3 通 所 型 B ( 住 民 主 体 による 支 援 ) 体 操 運 動 等 の 活 動 な ど 自 主 的 な 通 いの 場 状 態 等 を 踏 まえながら 住 民 主 体 による 支 援 等 多 様 な の 利 用 を 促 進 4 通 所 型 C ( 短 期 集 中 予 防 ) 生 活 機 能 を 改 善 するための 運 動 器 の 機 能 向 上 や 栄 養 改 善 等 のプログラム ADLやIADLの 改 善 に 向 けた 支 援 が 必 要 なケース 等 3~6ケ 月 の 短 期 間 で 実 施 実 施 方 法 事 業 者 指 定 事 業 者 指 定 / 委 託 補 助 ( 助 成 ) 直 接 実 施 / 委 託 基 準 予 防 給 付 の 基 準 を 基 本 人 員 等 を 緩 和 した 基 準 提 供 者 ( 例 ) 通 所 介 護 事 業 者 の 従 事 者 主 に 雇 用 労 働 者 +ボランティア 個 人 情 報 の 保 護 等 の 最 低 限 の 基 準 ボランティア 主 体 内 容 に 応 じた 独 自 の 基 準 保 健 医 療 の 専 門 職 ( 市 町 村 ) 3その 他 の 生 活 支 援 その 他 の 生 活 支 援 は 1 栄 養 改 善 を 目 的 とした 配 食 や 2 住 民 ボランティア 等 が 行 う 見 守 り 3 訪 問 型 通 所 型 に 準 じる 自 立 支 援 に 資 する 生 活 支 援 ( 訪 問 型 通 所 型 の 一 体 的 提 供 等 )からなる 20 9
総 合 事 業 への 移 行 に 当 たっての 基 本 的 な 考 え 方 現 在 平 成 29 年 度 ~ 予 防 給 付 地 域 支 援 事 業 ( 総 合 事 業 ) 全 国 統 一 基 準 介 護 予 防 訪 問 介 護 通 所 介 護 現 行 相 当 の 訪 問 介 護 通 所 介 護 緩 和 した 基 準 訪 問 型 A 通 所 型 A 広 基 域 準 連 を 合 作 で 成 統 一 地 域 支 援 事 業 B ( 必 要 に 応 じて) 市 町 村 独 自 二 次 予 防 事 業 一 次 予 防 事 業 C 一 般 介 護 予 防 事 業 市 町 村 独 自 基 本 的 な 考 え 方 予 防 給 付 から 移 行 する 現 行 相 当 のを 維 持 した 上 で 広 域 連 合 が 事 業 所 と 協 議 して A を 新 たに 構 築 Aは 現 行 相 当 同 様 専 門 職 が 提 供 現 にを 利 用 している 方 は (ケアマネジメントにより 必 要 性 が 認 められれ ば) 引 き 続 き 同 等 のを 受 けることが 可 能 各 市 町 村 は 現 に 実 施 している 事 業 の 効 果 を 踏 まえ C 及 び 一 般 介 護 予 防 事 業 を 構 築 既 存 ので 補 えない 場 合 は 住 民 主 体 による B を 含 め 時 間 をか けて 構 築 の 提 供 に 市 町 村 間 の 格 差 が 出 ないよう 市 町 村 と 広 域 連 合 が 連 携 して 事 業 を 推 進 する 10
参 考 通 所 型 B と 地 域 介 護 予 防 活 動 支 援 事 業 の 比 較 事 業 介 護 予 防 生 活 支 援 事 業 一 般 介 護 予 防 事 業 種 別 内 容 対 象 者 と 提 供 の 考 え 方 通 所 型 B ( 住 民 主 体 による 支 援 ) 住 民 主 体 による 要 支 援 者 を 中 心 とする 自 主 的 な 通 いの 場 づくり 体 操 運 動 等 の 活 動 趣 味 活 動 等 を 通 じた 日 中 の 居 場 所 づくり 定 期 的 な 交 流 会 サロン 会 食 等 要 支 援 者 等 地 域 介 護 予 防 活 動 支 援 事 業 ( 通 いの 場 関 係 ) 介 護 予 防 に 資 する 住 民 運 営 の 通 いの 場 づくり 体 操 運 動 等 の 活 動 趣 味 活 動 等 を 通 じた 日 中 の 居 場 所 づくり 交 流 会 サロン 等 主 に 日 常 生 活 に 支 障 のない 者 であって 通 いの 場 に 行 くことにより 介 護 予 防 が 見 込 まれるケース 実 施 方 法 運 営 費 補 助 /その 他 補 助 や 助 成 委 託 / 運 営 費 補 助 /その 他 補 助 や 助 成 市 町 村 の 負 担 方 法 運 営 のための 事 業 経 費 を 補 助 / 家 賃 光 熱 水 費 年 定 額 等 人 数 等 に 応 じて 月 年 ごとの 包 括 払 い / 運 営 のための 間 接 経 費 を 補 助 / 家 賃 光 熱 水 費 年 定 額 等 ケアマネジメント あり なし 利 用 者 負 担 額 提 供 主 体 が 設 定 ( 補 助 の 条 件 で 市 町 村 が 設 定 することも 可 ) 市 町 村 が 適 切 に 設 定 ( 補 助 の 場 合 は 提 供 主 体 が 設 定 することも 可 ) 提 供 者 ( 例 ) ボランティア 主 体 地 域 住 民 主 体 備 考 食 事 代 などの 実 費 は 報 酬 の 対 象 外 ( 利 用 者 負 担 ) 一 般 介 護 予 防 事 業 等 で 行 うサロンと 異 なり 要 支 援 者 等 を 中 心 に 定 期 的 な 利 用 が 可 能 な 形 態 を 想 定 通 いの 場 には 障 害 者 や 子 ども 要 支 援 者 以 外 の 高 齢 者 なども 加 わることができる ( 共 生 型 ) 食 事 代 などの 実 費 は 報 酬 の 対 象 外 ( 利 用 者 負 担 ) 通 いの 場 には 障 害 者 や 子 どもなども 加 わることができる ( 共 生 型 ) 地 域 介 護 予 防 活 動 支 援 事 業 ( 地 域 支 援 事 業 実 施 要 綱 より) 年 齢 や 心 身 の 状 況 等 によって 高 齢 者 を 分 け 隔 てることなく 誰 でも 一 緒 に 参 加 することのでき る 介 護 予 防 活 動 の 地 域 展 開 を 目 指 して 市 町 村 が 介 護 予 防 に 資 すると 判 断 する 住 民 主 体 の 通 いの 場 等 の 活 動 を 地 域 の 実 情 に 応 じて 効 果 的 かつ 効 率 的 に 支 援 するものとする なお 介 護 予 防 に 資 する 住 民 主 体 の 通 いの 場 については 1 参 加 者 数 : 高 齢 者 人 口 の 概 ね1 割 を 目 安 とし 地 域 の 実 情 に 応 じて 定 める 2 開 催 : 週 1 回 以 上 の 開 催 を 基 本 とし 開 催 箇 所 数 は 人 口 1 万 人 に 概 ね10か 所 を 目 標 として 地 域 の 実 情 に 応 じて 定 めるものとする 目 安 目 標 岡 谷 市 諏 訪 市 茅 野 市 下 諏 訪 町 富 士 見 町 原 村 参 加 者 数 1600 人 1500 人 1600 人 740 人 490 人 260 人 開 催 箇 所 数 50 箇 所 50 箇 所 55 箇 所 21 箇 所 15 箇 所 8 箇 所 通 いの 場 構 築 の 例 下 諏 訪 町 : 地 域 ボランティアで 実 施 している 場 や 社 協 が 運 営 協 力 している 場 が 30 箇 所 程 度 ある 場 のない 地 区 が 今 後 の 課 題 また 高 齢 者 主 体 の 趣 味 活 動 を 発 展 させていきたい 富 士 見 町 : 地 区 運 動 教 室 (サロン) 含 む の 町 内 15 地 区 開 催 を 目 標 設 定 現 在 8 地 区 は 活 動 中 でH28 年 度 に 新 規 7 地 区 の 活 動 開 始 を 計 画 検 討 課 題 等 住 民 主 体 による 通 いの 場 の 取 り 組 みについては 主 に 通 所 型 B と 地 域 介 護 予 防 活 動 支 援 事 業 の 二 類 型 があるが 後 者 のほうがより 柔 軟 な 実 施 が 可 能 となる これらの 通 いの 場 について 開 催 の 際 に 常 に 市 町 村 または 包 括 支 援 センターの 職 員 を 配 置 するこ とは 現 実 的 ではないため 住 民 主 体 による 運 営 を 時 間 をかけ 構 築 していくことが 必 要 この 際 各 市 町 村 が 新 たに 設 置 する 生 活 支 援 コーディネーター を 軸 に 各 市 町 村 社 会 福 祉 協 議 会 及 び 地 区 社 協 自 治 会 町 内 会 等 関 係 団 体 と 連 携 して 推 進 する 住 民 主 体 による 生 活 支 援 は 通 いの 場 と 相 互 に 関 連 させつつ 構 築 していく 21 11
参 考 ( 地 域 支 援 事 業 の 介 護 予 防 日 常 生 活 支 援 総 合 事 業 の 市 町 村 による 円 滑 な 実 施 に 向 けた 調 査 研 究 事 業 平 成 27 年 度 厚 生 労 働 省 老 人 保 健 事 業 推 進 費 等 補 助 金 ( 老 人 保 健 健 康 増 進 等 事 業 ) より 総 合 事 業 はづくりではありません 地 域 づくり です 地 域 づくりの 方 法 はひとつではありません 地 域 の 実 情 にあわせて 丁 寧 に 検 討 して いきましょう 地 域 の 実 情 に 応 じた という 言 葉 の 意 味 を 考 えてみる いまあるもの からスタート 総 合 事 業 では それぞれの 地 域 の 実 情 に 応 じた 資 源 で 取 り 組 むことになる 基 本 原 則 は 新 し いものを 作 る よりも いまある 資 源 をどうやったら 強 化 できるか という 視 点 からスタート すべき まったく 新 しいや 支 えあいの 仕 組 みを 作 るのは 長 期 的 な 取 組 として 行 うべきであ り 向 こう 数 年 については 顕 在 潜 在 している 既 存 の 資 源 を 把 握 し それらを 強 化 する 方 法 の 模 索 に 集 中 すべき 都 市 規 模 でアプローチは 違 う 一 般 論 として 小 規 模 の 自 治 体 においては 関 係 者 の 数 が 少 なく 団 体 や 事 業 所 の 数 も 限 られ ていることから 意 識 の 統 一 が 図 りやすく 事 業 の 推 進 においてもハードルが 低 い 場 合 が 多 い 大 規 模 の 都 市 では 地 域 ごとの 考 え 方 が 違 う 場 合 これを 無 理 に 統 一 しようとすると 地 域 づ くりは 前 に 進 まない 総 合 事 業 は 地 域 住 民 を 中 心 とした 取 組 なので 近 隣 自 治 体 のやり 方 をそのままコピーしてもう まくいかない どの 地 域 でも 同 じ 支 援 体 制 は 考 えない 社 会 保 険 として 運 営 する 共 助 の 介 護 保 険 とは 異 なり 総 合 事 業 は 自 助 や 互 助 を 広 げて いくことを 目 的 としており それが 自 発 的 な 参 加 意 欲 に 基 づくものである 以 上 それぞれの 生 活 圏 域 毎 の 取 組 に 違 いが 生 じるのは 当 然 のことである 市 町 村 内 の 生 活 圏 域 毎 に 地 域 資 源 や 環 境 交 通 手 段 集 住 の 状 況 伝 統 的 な 生 活 習 慣 なども 異 なることを 踏 まえ 画 一 的 なや 活 動 を 住 民 に 依 頼 するのではなく 地 域 ごとの 自 発 的 なアイデアを 尊 重 することが 大 切 である 地 域 住 民 が 話 し 合 う 場 所 が 必 要 住 民 主 体 で 取 組 を 進 めて 地 域 を 作 っていく 以 上 地 域 住 民 が 話 し 合 う 場 所 が 必 要 である ま た 話 し 合 いが 進 んでいけば リーダーも 必 要 になってくる あるいは 自 然 とリーダーとな ってくる 人 も 現 れてくる 協 議 体 や 生 活 支 援 コーディネーターを 設 置 すれば 地 域 づくりが 始 まるわけではない 話 し 合 いをしていくと 協 議 体 や 生 活 支 援 コーディネーターは 自 然 と 必 要 な 形 が 見 えてくる 12