第 3 期 和 泉 市 男 女 共 同 参 画 行 動 計 画 (オアシスプラン)( ( 素 案 ) 和 泉 市 配 偶 者 等 からの 暴 力 の 防 止 及 び 被 害 者 の 支 援 に 関 する 基 本 計 画 (DV 防 止 基 本 計 画 )( 素 案 ) 和 泉 市

- 目 次 - 第 3 期 和 泉 市 男 女 共 同 参 画 行 動 計 画 (オアシスプラン) 第 1 章 計 画 の 概 要 1. 男 女 共 同 参 画 社 会 とは ----------------------------------------------------- 1 2. 第 2 期 和 泉 市 男 女 共 同 参 画 行 動 計 画 改 定 後 の 世 界 国 大 阪 府 の 動 き ------- 1 3. 計 画 の 位 置 づけ ----------------------------------------------------------- 3 4. 計 画 の 期 間 --------------------------------------------------------------- 4 5. 計 画 の 施 策 体 系 ----------------------------------------------------------- 4 第 2 章 和 泉 市 の 状 況 と 課 題 1. 第 2 期 和 泉 市 男 女 共 同 参 画 行 動 計 画 の 取 組 状 況 と 課 題 ------------------------- 5 2. 和 泉 市 の 状 況 ------------------------------------------------------------- 8 3. 男 女 共 同 参 画 に 関 する 市 民 意 識 調 査 の 結 果 概 要 ------------------------------- 17 4. 和 泉 市 の 男 女 共 同 参 画 行 動 計 画 のポイント ----------------------------------- 25 第 3 章 計 画 の 基 本 的 な 考 え 方 1. 計 画 のめざす 方 向 と 基 本 理 念 ----------------------------------------------- 27 2. 計 画 の 体 系 --------------------------------------------------------------- 28 3. 施 策 の 内 容 --------------------------------------------------------------- 30 基 本 目 標 Ⅰ 男 女 平 等 の 意 識 を 育 む ------------------------------------------- 30 基 本 目 標 Ⅱ 男 女 平 等 の 参 加 参 画 で 社 会 を 活 性 化 する ------------------------- 39 基 本 目 標 Ⅲ 自 立 を 支 えあうまちをつくる ------------------------------------- 48 基 本 目 標 Ⅳ 人 権 が 尊 重 される 環 境 をつくる ----------------------------------- 55 4. 計 画 の 推 進 にあたって ----------------------------------------------------- 60 和 泉 市 配 偶 者 等 からの 暴 力 の 防 止 及 び 被 害 者 の 支 援 に 関 する 基 本 計 画 第 1 章 計 画 の 基 本 的 な 考 え 方 1. 計 画 の 目 的 --------------------------------------------------------------- 61 2. 和 泉 市 の 取 組 と 現 状 ------------------------------------------------------- 61 3. 本 計 画 でのドメスティック バイオレンス(DV)の 定 義 --------------------- 62 4. 計 画 の 位 置 づけ ----------------------------------------------------------- 65 5. 計 画 の 期 間 --------------------------------------------------------------- 65 6. 計 画 の 進 行 --------------------------------------------------------------- 65 第 2 章 計 画 の 内 容 1. 計 画 の 体 系 --------------------------------------------------------------- 66 2. 施 策 の 内 容 --------------------------------------------------------------- 67

資 料 用 語 解 説 ( 五 十 音 順 ) ------------------------------------------------------- 75

第 3 期 和 泉 市 男 女 共 同 参 画 行 動 計 画 (オアシスプラン)

第 1 章 計 画 の 概 要

1. 男 女 共 同 参 画 社 会 とは 平 成 11(1999) 年 に 制 定 された 男 女 共 同 参 画 社 会 基 本 法 では 男 女 共 同 参 画 社 会 を 男 女 が 社 会 の 対 等 な 構 成 員 として 自 らの 意 思 によって 社 会 のあらゆる 分 野 における 活 動 に 参 画 する 機 会 が 確 保 され もって 男 女 が 均 等 に 政 治 的 経 済 的 社 会 的 及 び 文 化 的 利 益 を 享 受 す ることができ かつ 共 に 責 任 を 担 うべき 社 会 ( 第 2 条 )と 定 義 しています また 国 の 第 3 次 男 女 共 同 参 画 基 本 計 画 においては 男 女 共 同 参 画 社 会 の 実 現 は 女 性 にとっても 男 性 にとっても 生 きやすい 社 会 を 作 ることであり 政 府 一 体 となって 取 り 組 むべき 最 重 要 課 題 である そのめざすべきは 1 固 定 的 性 別 役 割 分 担 意 識 をなくした 男 女 平 等 の 社 会 2 男 女 の 人 権 が 尊 重 され 尊 厳 を 持 って 個 人 が 生 きることのできる 社 会 3 男 女 が 個 性 と 能 力 を 発 揮 することによる 多 様 性 に 富 んだ 活 力 ある 社 会 4 男 女 共 同 参 画 に 関 して 国 際 的 な 評 価 を 得 られる 社 会 である と 明 記 しています 2. 第 2 期 和 泉 市 男 女 共 同 参 画 行 動 計 画 改 定 後 の 世 界 国 大 阪 府 の 動 き (1) 第 2 期 和 泉 市 男 女 共 同 参 画 行 動 計 画 改 定 ( 平 成 22(2010) 年 ) 後 の 動 き 平 成 22 (2010) 年 平 成 23 (2011) 年 平 成 24 (2012) 年 平 成 25 (2013) 年 平 成 26 (2014) 年 世 界 国 大 阪 府 国 連 北 京 + 15 記 念 会 合 (ニューヨーク) UN Women 正 式 発 足 第 56 回 国 連 婦 人 の 地 位 委 員 会 自 然 災 害 におけるジェン ダー 平 等 と 女 性 のエンパワ メント 決 議 案 採 択 第 58 回 国 連 婦 人 の 地 位 委 員 会 自 然 災 害 におけるジェン ダー 平 等 と 女 性 のエンパワメン ト 決 議 案 採 択 APEC 第 15 回 女 性 リーダーズネッ トワーク(WLN) 会 合 第 8 回 男 女 共 同 参 画 担 当 者 ネット ワーク(GFPN) 会 合 仕 事 と 生 活 の 調 和 (ワーク ライ フ バランス) 憲 章 及 び 仕 事 と 生 活 の 調 和 推 進 のための 行 動 指 針 改 定 第 3 次 男 女 共 同 参 画 基 本 計 画 閣 議 決 定 女 性 の 活 躍 促 進 による 経 済 活 性 化 行 動 計 画 女 性 の 活 躍 による 経 済 活 性 化 を 推 進 する 関 係 閣 僚 会 議 決 定 若 者 女 性 活 躍 推 進 フォーラムの 開 催 提 言 配 偶 者 からの 暴 力 の 防 止 及 び 被 害 者 の 保 護 等 に 関 する 法 律 改 正 ( 平 成 26 年 1 月 施 行 ) 日 本 再 興 戦 略 ( 平 成 25 年 6 月 14 日 閣 議 決 定 )の 中 核 に 女 性 の 活 躍 推 進 が 位 置 づけられる 改 正 ストーカー 規 制 法 成 立 日 本 再 興 戦 略 改 訂 2014( 平 成 26 年 6 月 24 日 閣 議 決 定 )に 女 性 が 輝 く 社 会 の 実 現 が 掲 げられる お お さ か 男 女 共 同 参 画 プ ラ ン (2011-2015) 策 定 男 性 相 談 の 実 施 に 当 たって-DV 等 に 関 する 男 性 相 談 マニュアル 及 び 男 性 相 談 員 育 成 プログラム 作 成 事 業 - 作 成 大 阪 府 配 偶 者 からの 暴 力 の 防 止 及 び 被 害 者 の 保 護 に 関 する 基 本 計 画 (2012-2016) 策 定 女 性 の 能 力 活 用 をテーマに 人 材 経 営 セミナーの 開 催 1

(2) 第 3 次 男 女 共 同 参 画 基 本 計 画 とおおさか 男 女 共 同 参 画 プラン(2011-2015) 第 3 次 男 女 共 同 参 画 基 本 計 画 男 女 共 同 参 画 社 会 基 本 法 に 基 づく 基 本 計 画 として 平 成 22 (2010) 年 12 月 17 日 に 第 3 次 男 女 共 同 参 画 基 本 計 画 が 閣 議 決 定 されました 第 3 次 基 本 計 画 では 15の 重 点 分 野 を 掲 げ それぞれについて 平 成 32(2020) 年 までを 見 通 した 施 策 の 基 本 的 方 向 性 と 平 成 27(2015) 年 度 末 までに 実 施 する 具 体 的 施 策 の 内 容 を 示 しています 第 1 分 野 政 策 方 針 決 定 過 程 への 女 性 の 参 画 の 拡 大 第 2 分 野 男 女 共 同 参 画 の 視 点 に 立 った 社 会 制 度 慣 行 の 見 直 し 意 識 の 改 革 第 3 分 野 男 性 子 どもにとっての 男 女 共 同 参 画 第 4 分 野 雇 用 等 の 分 野 における 男 女 の 均 等 な 機 会 と 待 遇 の 確 保 第 5 分 野 男 女 の 仕 事 と 生 活 の 調 和 第 6 分 野 活 力 ある 農 山 漁 村 の 実 現 に 向 けた 男 女 共 同 参 画 の 推 進 第 7 分 野 貧 困 など 生 活 上 の 困 難 に 直 面 する 男 女 への 支 援 第 8 分 野 高 齢 者 障 がい 者 外 国 人 等 が 安 心 して 暮 らせる 環 境 の 整 備 第 9 分 野 女 性 に 対 するあらゆる 暴 力 の 根 絶 第 10 分 野 生 涯 を 通 じた 女 性 の 健 康 支 援 第 11 分 野 男 女 共 同 参 画 を 推 進 し 多 様 な 選 択 を 可 能 にする 教 育 学 習 の 充 実 第 12 分 野 科 学 技 術 学 術 分 野 における 男 女 共 同 参 画 第 13 分 野 メディアにおける 男 女 共 同 参 画 の 推 進 第 14 分 野 地 域 防 災 環 境 その 他 の 分 野 における 男 女 共 同 参 画 の 推 進 第 15 分 野 国 際 規 範 の 尊 重 と 国 際 社 会 の 平 等 開 発 平 和 への 貢 献 < 国 の 第 3 次 男 女 共 同 参 画 基 本 計 画 の 特 徴 > 1 経 済 社 会 情 勢 の 変 化 に 対 応 して 重 点 分 野 を 新 設 ( 上 記 印 の 重 点 分 野 参 照 ) 2 実 効 性 のあるアクション プランとするため それぞれの 重 点 分 野 に 成 果 目 標 を 設 定 現 行 の 第 2 次 基 本 計 画 の 42 項 目 の 2 倍 近 い 82 項 目 ( 延 べ 109 項 目 )の 成 果 目 標 を 設 定 32020 年 に 指 導 的 地 位 に 女 性 が 占 める 割 合 を 少 なくとも 30% 程 度 とする 目 標 に 向 けた 取 組 を 推 進 中 間 目 標 の 設 定 や 多 様 なポジティブ アクションを 推 進 政 治 司 法 経 済 分 野 など これまで 取 り 上 げてこなかった 分 野 や 必 ずしも 積 極 的 で はなかった 分 野 についても 国 は 積 極 的 に 働 きかけを 行 う 4 女 性 の 活 躍 による 経 済 社 会 の 活 性 化 や M 字 カーブ 問 題 の 解 消 も 強 調 女 性 の 継 続 就 業 支 援 や 再 就 職 支 援 等 の 施 策 の 実 施 おおさか 男 女 共 同 参 画 プラン(2011-2015) 平 成 23(2011) 年 3 月 本 格 的 な 人 口 減 少 社 会 の 到 来 少 子 高 齢 化 グローバル 化 の 進 展 な ど 社 会 経 済 情 勢 が 急 速 に 変 化 する 中 活 力 ある 持 続 可 能 な 社 会 を 築 くため 女 性 や 外 国 人 を はじめ 様 ざまな 人 々がその 個 性 と 能 力 を 発 揮 できる 男 女 共 同 参 画 社 会 の 形 成 に 向 けて 施 策 の 基 本 的 方 向 とその 推 進 方 策 を 総 合 的 に 定 めた おおさか 男 女 共 同 参 画 プラン 2

(2011-2015) が 策 定 されました < 計 画 のめざすもの> 大 阪 らしい 男 女 共 同 参 画 社 会 の 形 成 大 都 市 圏 である 大 阪 が 有 する 文 化 産 業 ネットワーク 等 の 財 産 を 再 確 認 し 活 かした 男 女 共 同 参 画 社 会 の 実 現 大 阪 のそれぞれの 地 域 が 有 する 力 を 再 確 認 し 活 かした 男 女 共 同 参 画 社 会 の 実 現 女 性 男 性 子 ども 困 難 な 課 題 を 有 する 人 々など それぞれの 人 に 関 わるものとしての 男 女 共 同 参 画 社 会 の 実 現 グローバル 化 が 進 展 する 中 国 際 社 会 から 大 阪 として 評 価 される 男 女 共 同 参 画 社 会 の 実 現 < 施 策 の 基 本 的 方 向 > だれもがいきいきと 活 躍 できる 大 阪 らしい 男 女 共 同 参 画 社 会 の 実 現 を 掲 げ 1. 男 女 共 同 参 画 による 社 会 の 活 性 化 2. 仕 事 と 生 活 の 調 和 の 推 進 3.セーフティネットの 充 実 4. 女 性 も 男 性 もだれもが 共 感 できる 男 女 共 同 参 画 5. 地 域 力 アップへの 支 援 3. 計 画 の 位 置 づけ 1 この 計 画 は 男 女 共 同 参 画 社 会 基 本 法 第 14 条 第 3 項 和 泉 市 男 女 共 同 参 画 推 進 条 例 第 12 条 に 基 づく 行 動 計 画 です 国 の 男 女 共 同 参 画 社 会 基 本 法 第 14 条 第 3 項 に 規 定 されている 市 町 村 男 女 共 同 参 画 計 画 にあたります 2 国 では 平 成 23(2011) 年 に 第 3 次 男 女 共 同 参 画 基 本 計 画 が 策 定 され 大 阪 府 では 同 年 おおさか 男 女 共 同 参 画 プラン(2011-2015) が 策 定 されています この 計 画 は その 内 容 を 踏 まえつつ 和 泉 市 の 特 性 を 反 映 したものです 3 この 計 画 は 本 市 の 総 合 計 画 の 部 門 別 計 画 の 一 つであり 他 の 関 連 計 画 との 整 合 性 を 図 り 市 の 男 女 共 同 参 画 を 推 進 するために 総 合 的 かつ 計 画 的 に 施 策 を 実 施 するための 指 針 となる ものです 4 和 泉 市 配 偶 者 等 からの 暴 力 の 防 止 及 び 被 害 者 の 支 援 に 関 する 基 本 計 画 は 配 偶 者 か らの 暴 力 の 防 止 及 び 被 害 者 の 保 護 等 に 関 する 法 律 ( 平 成 25 年 7 月 改 正 ) 第 2 条 の3の 第 3 項 に 規 定 される 配 偶 者 からの 暴 力 の 防 止 及 び 被 害 者 の 保 護 のための 施 策 の 実 施 に 関 する 基 本 的 な 計 画 ( 市 町 村 基 本 計 画 )にあたります 3

4. 計 画 の 期 間 平 成 27(2015) 年 度 を 初 年 度 として 平 成 36(2024) 年 度 を 目 標 年 度 とする 10 年 の 計 画 で す ただし 国 内 外 の 動 向 や 社 会 経 済 情 勢 の 変 化 に 対 応 し 適 切 な 施 策 の 推 進 を 図 るため 5 年 をめどに 計 画 の 見 直 しを 行 うものとします 5. 計 画 の 施 策 体 系 基 本 理 念 のもと めざす 方 向 に 向 けて 取 り 組 む 計 画 の 施 策 体 系 を 次 のとおり 定 めます 基 本 目 標 (4 項 目 ) めざす 方 向 に 向 かうための 方 策 施 策 の 方 向 (14 項 目 ) 基 本 目 標 を 実 現 するための 具 体 的 な 方 策 施 策 (35 項 目 ) 施 策 を 実 現 するための 具 体 的 な 方 策 事 業 (113 項 目 ) 施 策 を 実 現 するための 事 業 内 容 4

第 2 章 和 泉 市 の 状 況 と 課 題

1. 第 2 期 和 泉 市 男 女 共 同 参 画 行 動 計 画 の 取 組 状 況 と 課 題 第 2 期 和 泉 市 男 女 共 同 参 画 行 動 計 画 の 重 点 目 標 ごとの 取 組 状 況 は 次 のとおりです 重 点 目 標 1 新 しい 文 化 の 創 造 に 向 けた 男 女 平 等 教 育 の 推 進 幼 稚 園 や 学 校 での 取 組 では 男 女 平 等 教 育 推 進 モデル 校 事 業 を2 年 ごとに 幼 稚 園 は1 園 小 学 校 は2 校 中 学 校 は1 校 を 選 定 し 継 続 的 に 進 めています また 全 小 学 校 中 学 校 では 男 女 平 等 教 育 人 権 教 育 担 当 者 を 置 き 実 践 交 流 会 で 実 践 事 例 研 修 や 男 女 平 等 教 育 の 研 修 会 を 開 催 し 教 職 員 の 資 質 の 向 上 に 努 めています 各 小 中 学 校 において 人 権 教 育 推 進 計 画 人 権 教 育 基 本 方 針 を 作 成 し それに 沿 って 人 権 教 育 に 取 り 組 んでいます キャリア 教 育 としては 職 業 体 験 を 実 施 していますが 今 後 は 学 校 教 育 の 中 に も 生 涯 を 見 通 した 総 合 的 なキャリア 教 育 としての 位 置 づけが 求 められています 地 域 においては 男 女 共 同 参 画 推 進 事 業 (オアシス) 助 成 金 事 業 を 継 続 的 に 実 施 し 平 成 25(2013) 年 度 においては 延 約 1,000 人 が 学 習 しています また 男 女 共 同 参 画 社 会 づく りアドバイザー 養 成 講 座 は 平 成 5(1993) 年 から 毎 年 開 催 しており 男 女 共 同 参 画 社 会 づ くりのメイン 講 座 として 位 置 づけています 男 女 共 同 参 画 社 会 づくり 講 座 や 広 報 紙 等 様 ざまな 機 会 を 通 じて 男 女 共 同 参 画 男 女 平 等 について 啓 発 を 進 めていますが 平 成 25 年 度 に 実 施 した 和 泉 市 男 女 共 同 参 画 に 関 する 市 民 意 識 調 査 ( 以 下 平 成 25 年 度 市 民 意 識 調 査 という では 男 女 共 同 参 画 に 関 する 言 葉 の 認 知 度 は 総 じて 低 く 男 は 仕 事 女 は 家 庭 という 固 定 的 な 性 別 役 割 分 担 意 識 について は 女 性 では 反 対 ( 反 対 + どちらかといえば 反 対 )34.1% 賛 成 ( 賛 成 + どちらかといえば 賛 成 )が30.2%となっており 反 対 が3.9ポイント 上 回 っているのに 対 し 男 性 では 反 対 ( 反 対 + どちらかといえば 反 対 )24.4% 賛 成 ( 賛 成 + どちらかといえば 賛 成 )が38.8%となっており 14.4ポイント 賛 成 が 上 回 っ ています こうした 結 果 からは 男 女 平 等 男 女 共 同 参 画 の 意 識 づくりの 必 要 性 が 現 れており 今 後 は 性 別 や 年 代 ごとにきめ 細 やかな 対 象 の 啓 発 を 進 めることが 必 要 です 重 点 目 標 2 あらゆる 分 野 における 男 女 平 等 の 参 加 参 画 の 推 進 本 市 における 審 議 会 への 女 性 の 登 用 率 は 平 成 25(2013) 年 4 月 1 日 現 在 では28.9% 平 成 26(2014) 年 4 月 1 日 現 在 では34.8%と 目 標 値 を 達 成 しています 審 議 会 等 へ 男 女 共 同 参 画 を 進 めるために 事 前 協 議 制 や 女 性 人 材 リストの 活 用 をしているところですが 女 性 が 登 用 されていない 審 議 会 等 は6/55(10.9%) 女 性 の 登 用 率 が33.0% 以 下 の 審 議 会 等 は22/55 (40.0%)となっており 引 き 続 き 積 極 的 な 登 用 によりさらなる 女 性 登 用 率 の 向 上 を 図 る 必 要 があります また 女 性 の 管 理 職 登 用 率 を20%と 目 標 を 掲 げておりますが 平 成 25(2013) 年 4 月 1 日 現 在 では10.66%であり 引 き 続 き 女 性 の 管 理 職 登 用 率 の 向 上 を 図 る 必 要 があります 地 域 活 動 への 参 加 については 自 治 会 やPTA 等 の 会 長 といったリーダーに 女 性 が 少 ない 状 況 です 平 成 25 年 度 市 民 意 識 調 査 の 結 果 からは 女 性 がリーダーに 向 いていない 家 事 等 に 支 障 がでる とする 割 合 が 高 く 固 定 的 な 性 別 役 割 分 担 による 偏 見 と 実 際 に 女 性 が 家 事 労 働 を 担 っている 現 実 が 浮 き 彫 りになりました 5

重 点 目 標 3 女 性 の 人 権 が 尊 重 される 環 境 づくりの 推 進 女 性 に 対 する 暴 力 根 絶 の 取 組 としては 様 ざまな 相 談 窓 口 を 設 置 し その 中 でDV 相 談 に 対 応 したり 講 演 会 や 研 修 等 を 通 じて 配 偶 者 等 からの 暴 力 防 止 に 関 する 啓 発 を 進 めていま す 高 齢 者 虐 待 については 地 域 包 括 支 援 センターを 中 心 に 関 係 各 課 関 係 団 体 地 域 住 民 等 が 協 力 して 高 齢 者 及 び 養 護 者 ( 虐 待 者 )の 支 援 を 行 っているところですが 高 齢 者 虐 待 相 談 件 数 を 見 ると 平 成 25(2013) 年 度 は 平 成 24(2012) 年 度 より 増 加 しており 被 虐 待 者 は 女 性 が 多 く 虐 待 者 は 男 性 が 多 くなっています 暴 力 防 止 のための 啓 発 については 女 性 の 立 ち 寄 る 場 所 に 相 談 窓 口 カードを 置 くなど 取 組 は 行 われていますが 平 成 25 年 度 市 民 意 識 調 査 からは 身 近 な 人 にしか 相 談 していない 等 潜 在 的 なDV 被 害 も 推 測 されることから DV 等 男 女 間 の 暴 力 に 関 する 正 しい 知 識 や 相 談 窓 口 の 周 知 体 制 の 整 備 が 必 要 です 重 点 目 標 4 就 業 における 男 女 平 等 の 推 進 女 性 の 就 労 支 援 として 市 の 無 料 職 業 紹 介 センターで 女 性 の 就 労 支 援 や 職 業 紹 介 相 談 情 報 提 供 を 実 施 すると 同 時 に 商 工 労 働 室 が 生 活 福 祉 課 やこども 未 来 室 と 連 携 し 母 子 家 庭 の 母 等 を 対 象 にした 能 力 開 発 講 座 を 開 催 しており 今 後 も 引 き 続 き 事 業 の 継 続 が 求 められて います 保 育 所 入 所 児 童 の 増 加 に 伴 い 入 所 枠 の 拡 大 を 図 っており 待 機 児 童 数 は 平 成 25(2013) 年 4 月 1 日 現 在 で 48 人 平 成 26(2014) 年 4 月 1 日 現 在 で 29 人 となっています 平 成 25 年 度 市 民 意 識 調 査 の 結 果 を 見 ても 保 育 サービスへの 期 待 は 高 くなっています 引 き 続 き 子 育 て 支 援 策 の 充 実 を 図 る 必 要 があります 事 業 所 への 各 種 啓 発 としては 職 業 安 定 所 や 大 阪 府 と 連 携 しています 特 に 市 としては 和 泉 市 企 業 人 権 協 議 会 の 会 員 事 業 所 を 中 心 に 啓 発 を 行 うほか 広 報 紙 ホームページでの 情 報 提 供 を 行 っています また 和 泉 市 男 女 共 同 参 画 推 進 事 業 者 等 事 業 助 成 制 度 で 和 泉 市 内 の 事 業 所 に 男 女 共 同 参 画 の 職 場 環 境 づくりのための 研 修 会 や 男 女 共 同 参 画 推 進 のための 新 制 度 導 入 等 に 対 しての 事 業 助 成 を 行 っています 引 き 続 き 広 報 紙 等 様 ざまな 機 会 を 通 じて 各 種 制 度 の 周 知 を 図 るなど 就 業 における 男 女 平 等 の 推 進 に 向 けて 積 極 的 に 働 きかけを 進 めていくことが 必 要 です 重 点 目 標 5 自 立 を 支 え 合 うまちづくりの 推 進 生 活 習 慣 病 予 防 のための 健 康 づくり 教 室 や 保 健 センター 保 健 福 祉 センター 等 の 窓 口 電 話 での 相 談 等 を 継 続 的 に 実 施 しています また 年 度 末 40 歳 到 達 者 で 国 民 健 康 保 険 加 入 者 に 特 定 健 康 診 査 受 診 券 を 送 付 し 健 康 管 理 意 識 を 高 め 健 康 診 査 の 受 診 促 進 に 努 めており 平 成 25(2013) 年 度 は 前 年 度 より 受 診 率 が 微 増 し 男 性 では 31.7% 女 性 では 38.4%でした 子 宮 がん 乳 がん 検 診 の 受 診 率 は 平 成 25(2013) 年 度 はそれぞれ 28.7% 20.4%であり 若 干 増 えています しかし がん 検 診 の 国 際 比 較 を 見 ると 欧 米 の 検 診 受 診 率 が 70% 以 上 で あるのに 対 し 日 本 は 20~30%と 低 く 子 宮 頸 がん 検 診 は OECD( 経 済 協 力 開 発 機 構 ) 6

加 盟 国 30 カ 国 の 中 で 最 低 レベルに 位 置 しています 平 成 25(2013) 年 度 では 両 親 教 室 への 男 性 の 参 加 は 女 性 の 延 受 講 人 数 が 332 人 なのに 対 して 男 性 39 人 となっており 引 き 続 き 男 性 の 参 加 についての 広 報 が 必 要 です 母 子 家 庭 の 経 済 的 基 盤 を 強 化 し 自 立 できるように 広 報 紙 市 のホームページで 母 子 家 庭 自 立 支 援 給 付 金 ( 教 育 訓 練 給 付 金 高 等 技 能 訓 練 促 進 費 )や 母 子 家 庭 の 母 や 寡 婦 の 方 の 経 済 的 自 立 を 援 助 し 児 童 の 福 祉 増 進 を 図 るため 母 子 寡 婦 福 祉 資 金 貸 付 制 度 の 周 知 を 行 っ ています 今 後 においてもさらなる 広 報 が 必 要 です 地 域 の 中 で 男 女 が 共 に 自 立 した 生 活 を 送 るためには 市 民 自 らが 健 康 の 保 持 増 進 等 管 理 に 努 めるとともに 生 涯 を 通 じて 何 らかの 支 援 が 必 要 となったときには その 状 況 に 応 じ て 適 切 な 援 助 が 受 けられるよう 取 り 組 むことが 必 要 です 計 画 の 推 進 男 女 共 同 参 画 センター(モアいずみ)は 社 会 のあらゆる 分 野 への 男 女 の 均 等 な 参 画 及 び 男 女 の 人 権 の 確 立 を 促 進 し 男 女 共 同 参 画 社 会 の 形 成 を 推 進 する ための 拠 点 施 設 です こ こでは モアいずみ 通 信 の 発 行 や 男 女 共 同 参 画 社 会 づくりアドバイザー 養 成 講 座 の 開 催 女 性 問 題 総 合 相 談 事 業 ネットワーク 会 議 の 運 営 等 幅 広 い 活 動 を 進 めており 男 女 共 同 参 画 センター 登 録 団 体 数 登 録 人 数 は 微 増 という 状 況 です 平 成 25 年 度 市 民 意 識 調 査 の 結 果 においても 男 女 共 同 参 画 センターの 認 知 度 は 知 っている 割 合 は 約 15% その 中 で 利 用 したことのある 割 合 は 約 20%にとどまっています 地 域 や 男 性 子 どものための 男 女 共 同 参 画 施 策 あるいは 男 女 間 の 暴 力 の 防 止 支 援 男 女 平 等 に 関 する 学 習 の 拠 点 として 今 後 ますます 充 実 していく 必 要 があります また 進 行 管 理 は 計 画 を 実 効 性 のあるものにしていくために 重 要 なポイントです 今 後 は 施 策 や 事 業 の 成 否 が 捉 えやすい 進 捗 管 理 システムを 導 入 し 計 画 の 着 実 な 遂 行 を 図 る 必 要 が あります 7

2. 和 泉 市 の 状 況 (1) 人 口 の 変 化 本 市 の 人 口 は 18 万 人 台 で 推 移 するものの 平 成 22(2010) 年 で 高 齢 化 率 が 19.2%であっ たものが 平 成 27(2015) 年 には 23.5%と 予 想 され 超 高 齢 社 会 を 迎 えます また 生 産 年 齢 人 口 年 少 人 口 共 に 平 成 12(2000) 年 にピークを 迎 え その 後 減 少 に 転 じています ( 図 1) 平 成 24 年 版 の 高 齢 社 会 白 書 では これまでの 人 生 65 年 時 代 を 前 提 とした 高 齢 者 の 捉 え 方 についての 意 識 改 革 をはじめ 働 き 方 や 社 会 参 加 地 域 におけるコミュニティや 生 活 環 境 の 在 り 方 高 齢 期 に 向 けた 備 え 等 を 人 生 90 年 時 代 を 前 提 としたものへ 転 換 させ 全 世 代 が 参 画 した 豊 かな 人 生 を 享 受 できる 超 高 齢 社 会 の 実 現 をめざす 必 要 がある との 認 識 が 示 されています また 女 性 は 男 性 よりも 平 均 的 に 長 寿 であり 高 齢 者 人 口 に 占 める 女 性 の 割 合 は 高 いた め 高 齢 者 施 策 の 影 響 は 女 性 の 方 が 強 く 受 けることを 考 慮 することが 求 められています 図 1 年 齢 3 区 分 別 人 口 と 高 齢 化 率 の 推 移 ( 推 計 を 含 む)( 和 泉 市 ) ( 人 ) 200,000 180,000 160,000 140,000 120,000 100,000 80,000 60,000 40,000 15 歳 未 満 ( 年 少 人 口 ) 15~64 歳 ( 生 産 年 齢 人 口 ) 65 歳 以 上 ( 高 齢 者 人 口 ) 高 齢 化 率 177,156 172,703 177,460 179,833 188,502 189,104 187,821 40 185,206 181,580 34,510 44,382 49,035 21,924 28,000 51,088 53,446 56,677 34.3 156,861 137,549 145,883 高 齢 者 人 口 30 10,903 13,548 17,215 60,727 27.2 28.9 31.2 116,274 116,553 119,318 25.9 120,563 111,557 19.2 23.5 20 103,132 93,992 15.8 114,789 113,473 110,322 104,387 96,413 12.7 生 産 年 齢 人 口 11.0 9.3 10 7.9 (%) 20,000 0 32,654 29,203 28,089 30,216 30,142 29,049 27,567 25,280 23,260 21,438 20,516 年 少 人 口 昭 和 60 平 成 2 7 12 17 22 27 32 37 42 47 52 実 績 値 推 計 値 20,016 0 ( 年 ) 高 齢 化 率 は 65 歳 以 上 人 口 / 総 数 100 資 料 出 所 : 総 務 省 国 勢 調 査 ( 昭 和 60 年 ~ 平 成 22 年 )( 総 数 には 年 齢 不 詳 を 含 まない) 国 立 社 会 保 障 人 口 問 題 研 究 所 ( 平 成 27 年 ~52 年 は 平 成 25 年 3 月 推 計 ) 8

(2) 世 帯 数 夫 婦 と 子 どもから 成 る 世 帯 は 減 少 し 単 独 世 帯 夫 婦 のみの 世 帯 が 増 加 してい ます 女 親 と 子 どもから 成 る 世 帯 も 増 加 傾 向 です 一 世 帯 あたりの 人 数 の 減 少 と 家 族 の 形 が 多 様 化 しています ( 図 2) 図 2 世 帯 類 型 別 割 合 と 一 世 帯 あたりの 人 数 の 推 移 ( 和 泉 市 ) 単 独 世 帯 夫 婦 のみの 世 帯 夫 婦 と 子 どもから 成 る 世 帯 女 親 と 子 どもから 成 る 世 帯 男 親 と 子 どもから 成 る 世 帯 その 他 の 親 族 世 帯 非 親 族 世 帯 一 世 帯 あたりの 人 数 ( 人 ) 0.1 0.2 0.3 0.3 0.4 0.6 100% 5 17.5 16.3 14.3 12.1 10.5 8.4 1.4 1.3 1.4 1.3 1.2 1.3 7.6 5.4 5.9 6.2 8.2 80% 6.6 4 世 帯 の 構 成 割 合 60% 40% 20% 0% 3.48 3.36 50.4 53.0 45.8 43.1 40.2 37.1 3.12 2.94 2.81 19.5 18.4 16.9 12.2 14.6 10.6 11.4 15.2 18.1 20.4 2.66 20.2 24.1 昭 和 60 平 成 2 7 12 17 22 3 2 1 0 ( 年 ) 平 均 世 帯 人 員 資 料 出 所 : 総 務 省 国 勢 調 査 ( 総 数 には 不 詳 を 含 まない) (3) 出 生 数 と 合 計 特 殊 出 生 率 平 成 18 年 から 微 増 を 続 けていた 合 計 特 殊 出 生 率 * は 平 成 24 年 に 1.39 と 下 がっています ( 図 3) 図 3 出 生 数 と 合 計 特 殊 出 生 率 の 推 移 ( 和 泉 市 ) 2,000 1,500 ( 人 ) 2,099 1,955 1,894 1,814 1,768 出 生 数 合 計 特 殊 出 生 率 1,690 1,657 1,681 1,751 1,664 1,685 1,665 1571 1,491 3 2.5 2 1,000 1.54 1.42 1.43 1.45 1.36 1.31 1.30 1.31 1.34 1.42 1.44 1.48 1.39 1.5 1491 1 500 0.5 0 0 平 成 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 ( 年 ) 資 料 出 所 : 出 生 数 は 和 泉 市 統 計 書 ( 各 年 4 月 1 日 現 在 ) 合 計 特 殊 出 生 率 は 厚 生 労 働 省 人 口 動 態 統 計 和 泉 市 調 べ * 合 計 特 殊 出 生 率 : 人 口 の 統 計 上 の 指 標 で 一 人 の 女 性 が 一 生 に 産 む 子 どもの 平 均 数 を 示 す 9

(4) 就 労 の 状 況 和 泉 市 では 女 性 の 40.7%が 働 いています しかし 年 齢 別 に 見 ると 結 婚 出 産 子 育 て 期 にあたる 30 歳 代 で 労 働 力 率 が 下 がるM 字 カーブを 描 き 全 国 に 比 べて 特 に 低 くなっ ています ( 図 4 図 5) また 平 成 22 年 には 共 働 き 世 帯 が 片 働 き 世 帯 を 上 回 っています ( 図 6) 全 国 の 雇 用 形 態 の 状 況 を 見 ると 女 性 の 約 2 人 に 1 人 男 性 の 約 5 人 に 1 人 が 非 正 規 雇 用 者 ( 平 成 25 年 )で 非 正 規 雇 用 者 の 給 与 には 正 規 雇 用 者 との 格 差 そして 非 正 規 雇 用 の 中 でも 男 女 の 格 差 があることがわかります ( 図 7 図 8) 図 4 男 女 別 労 働 力 人 口 と 就 業 率 の 推 移 ( 和 泉 市 ) ( 人 ) 55,000 50,000 45,000 41,112 40,000 76.6 35,000 30,000 25,000 22,034 20,000 39.4 15,000 10,000 労 働 力 人 口 ( 女 性 ) 労 働 力 人 口 ( 男 性 ) 就 業 率 ( 女 性 ) 就 業 率 ( 男 性 ) 24,890 44,396 75.0 39.7 28,688 49,168 74.0 40.7 31,212 51,560 69.8 40.0 33,339 51,155 66.6 40.7 34,127 49,695 40.7 63.0 (%) 100 80 60 40 20 5,000 0 0 昭 和 60 平 成 2 7 12 17 22 ( 年 ) 資 料 出 所 : 総 務 省 国 勢 調 査 ( 平 成 22 年 ) 100 (%) 図 5 女 性 の 年 齢 階 級 別 労 働 力 率 ( 全 国 大 阪 府 和 泉 市 ) 和 泉 市 大 阪 府 全 国 80 60 40 20 0 78.7 75.8 70.4 77.8 69.4 72.5 73.2 68.0 71.5 68.0 74.6 66.1 68.1 68.4 63.9 63.5 69.5 65.7 64.9 64.0 59.3 60.8 59.1 47.5 55.6 44.4 38.0 17.0 14.9 16.1 15.4 14.4 10.5 15~19 20~24 25~29 30~34 35~39 40~44 45~49 50~54 55~59 60~64 65~ ( 歳 ) 資 料 出 所 : 総 務 省 国 勢 調 査 ( 平 成 22 年 ) 10

図 6 共 働 き 世 帯 の 推 移 ( 和 泉 市 ) ( 世 帯 ) 25,000 男 性 就 業 者 と 非 就 業 者 の 妻 からなる 世 帯 20,000 15,000 16,364 12,368 17,197 13,386 18,309 14,219 19,048 15,158 17,095 16,198 16,344 15,246 10,000 就 業 者 の 共 働 き 世 帯 5,000 0 昭 和 60 平 成 2 7 12 17 22 ( 年 ) 共 働 き 世 帯 は 夫 妻 共 に 就 業 者 である 世 帯 資 料 出 所 : 総 務 省 国 勢 調 査 図 7 雇 用 形 態 別 にみた 役 員 を 除 く 雇 用 者 の 構 成 割 合 の 推 移 ( 全 国 ) < 女 性 > < 男 性 > 100% 80% 60% 40% 20% 0% 0% 20% 40% 60% 80% 100% 3.6 28.5 67.9 昭 和 60 年 92.6 3.34.1 3.7 35.5 60.9 平 成 7 年 91.1 5.23.7 11.8 40.7 47.5 平 成 17 年 82.3 8.6 9.1 12.2 42.4 45.5 平 成 24 年 80.3 9.5 10.3 11.9 43.9 44.2 平 成 25 年 78.8 10.5 10.7 正 規 の 職 員 従 業 員 パート アルバイト その 他 ( 労 働 者 派 遣 事 業 所 の 派 遣 社 員, 契 約 社 員 嘱 託,その 他 ) 1. 昭 和 60 年 と 平 成 7 年 は 総 務 庁 労 働 力 調 査 特 別 調 査 ( 各 年 2 月 )より 17 年 以 降 は 総 務 省 労 働 力 調 査 ( 詳 細 集 計 ) ( 年 平 均 )より 作 成 2. 正 規 の 職 員 従 業 員 と 非 正 規 の 職 員 従 業 員 の 合 計 値 に 対 する 割 合 資 料 出 所 : 内 閣 府 平 成 26 年 版 男 女 共 同 参 画 白 書 11

(%) 75 70 65 60 55 50 45 40 69.8 69.3 70.670.9 71.3 66.566.8 63.9 64.665.5 65.3 67.665.965.9 66.967.8 60.2 60.761.561.6 62.062.562.863.1 女 性 一 般 労 働 者 の 給 与 水 準 59.6 男 性 短 時 間 労 働 者 の 給 与 水 準 女 性 短 時 間 労 働 者 の 給 与 水 準 55.4 57.8 58.358.1 54.9 55.3 54.2 54.2 52.552.6 53.8 54.854.7 55.5 55.255.1 53.3 51.751.9 50.8 51.2 50.7 48.9 49.950.6 46.847.748.549.149.5 42.9 43.6 43.8 44.6 43.7 44.344.5 44.0 44.344.044.3 43.4 43.944.0 44.4 45.2 46.3 平 成 元 図 8 労 働 者 の1 時 間 あたり 平 均 所 定 内 給 与 格 差 の 推 移 ( 男 性 一 般 労 働 者 の 給 与 水 準 を 100 とした 場 合 )( 全 国 ) 50.350.550.7 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 ( 年 ) 1. 厚 生 労 働 省 賃 金 構 造 基 本 統 計 調 査 より 作 成 2. 一 般 労 働 者 は 常 用 労 働 者 のうち 短 時 間 労 働 者 以 外 の 者 をいう 短 時 間 労 働 者 は 常 用 労 働 者 のうち 1 日 の 所 定 内 労 働 時 間 が 一 般 の 労 働 者 よりも 短 い 又 は 1 日 の 所 定 労 働 時 間 が 一 般 の 労 働 者 と 同 じでも 1 週 の 所 定 労 働 日 数 が 一 般 の 労 働 者 よりも 少 ない 労 働 者 をいう 3. 男 性 及 び 女 性 短 時 間 労 働 者 は 男 性 一 般 労 働 者 の 1 時 間 あたり 平 均 所 定 内 給 与 額 を 100 として 各 区 分 の 1 時 間 あたり 平 均 所 定 内 給 与 額 の 水 準 を 算 出 したものである 資 料 出 所 : 内 閣 府 平 成 26 年 版 男 女 共 同 参 画 白 書 (5) 在 住 外 国 人 和 泉 市 に 暮 らす 在 住 外 国 人 の 数 は 平 成 22 年 には 減 少 していますが 男 女 で 見 ると 女 性 の 方 が 多 くなっています ( 図 9) 図 9 性 別 在 住 外 国 人 人 口 の 推 移 ( 和 泉 市 ) 韓 国 朝 鮮 中 国 東 南 アジア 南 アジア イギリス アメリカ その 他 4 2 女 性 男 性 19 1 11 29 36 53 747 平 成 12 年 686 29 30 5 0 15 7 12 144 51 80 611 平 成 17 年 524 52 157 6 1 19 13 14 ( 人 ) 87 60 124 481 平 成 22 年 389 70 113 ( 人 ) 1000 800 600 400 200 0 0 200 400 600 800 1000 東 南 アジア 南 アジアは 平 成 17 22 年 はフィリピン タイ インドネシア ベトナムの 計 その 他 は 無 国 籍 及 び 国 名 不 詳 を 含 む 資 料 出 所 : 総 務 省 国 勢 調 査 12

(6) 女 性 の 参 画 の 状 況 和 泉 市 議 会 議 員 に 占 める 女 性 の 割 合 は 20.8%( 平 成 25 年 )で 国 や 府 よりも 高 いものの 約 20%にとどまっています ( 図 10) 審 議 会 等 に 占 める 女 性 の 割 合 は 34.8%( 平 成 26 年 4 月 1 日 現 在 ( 図 11))で 前 計 画 の 目 標 値 を 達 成 したものの 女 性 委 員 のいない 審 議 会 等 もあります 市 役 所 の 管 理 職 ( 課 長 級 以 上 )に 占 める 女 性 の 割 合 は 国 や 大 阪 府 よりは 高 くなってい ますが 平 成 25 年 度 で 7.0%と 低 い 割 合 にとどまっています ( 図 12) また 保 育 所 幼 稚 園 小 中 学 校 の 校 長 教 頭 における 女 性 の 割 合 は 保 育 所 幼 稚 園 では 女 性 が 100%を 占 め 小 中 学 校 の 校 長 教 頭 は 約 20% 以 下 といった 状 況 です ( 図 13) 農 業 委 員 会 では 女 性 の 割 合 は 3.85% 地 域 の 活 動 での 意 思 決 定 の 場 への 女 性 の 参 画 率 を 見 ると 町 会 長 老 人 クラブ 連 合 会 の 役 員 での 割 合 が 低 くなっています ( 表 1) 図 10 議 員 の 女 性 割 合 の 推 移 ( 国 大 阪 府 和 泉 市 ) (%) 35 30 国 会 府 議 会 和 泉 市 議 会 29.2 29.2 29.2 29.2 25 20 19.2 23.1 23.1 23.1 20.8 20.8 15 10 5 13.3 10.7 12.3 12.3 12.2 13.3 13.2 11.0 9.3 10.8 6.7 6.3 6.3 6.4 6.3 6.3 6.3 6.3 6.4 6.7 0 平 成 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 ( 年 ) 資 料 出 所 : 和 泉 市 調 べ( 平 成 25 年 は 国 会 は 平 成 26 年 1 月 現 在 府 議 会 は 平 成 25 年 12 月 現 在 和 泉 市 議 会 は 平 成 25 年 11 月 現 在 ) 40 35 30 25 (%) 図 11 審 議 会 等 委 員 の 女 性 委 員 割 合 の 推 移 ( 国 大 阪 府 和 泉 市 ) 35.9 35.8 36.0 34.2 34.5 34.5 34.1 33.0 33.4 33.2 33.8 32.9 32.4 30.9 33.2 30.9 32.3 30.2 28.2 31.3 30.4 31.2 28.5 28.9 27.8 26.4 26.6 24.6 34.8 20 20.2 国 大 阪 府 15 17.9 和 泉 市 10 平 成 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 ( 年 ) 資 料 出 所 : 内 閣 府 男 女 共 同 参 画 局 和 泉 市 調 べ 13

8 7 6 5 4 3 2 1 0 4.0 3.4 図 12 公 務 員 管 理 職 の 女 性 割 合 の 推 移 ( 国 大 阪 府 和 泉 市 ) (%) 国 家 公 務 員 ( 一 般 職 ( 行 政 職 (-)7 級 以 上 )) 大 阪 府 ( 一 般 行 政 職 課 長 級 以 上 ) 和 泉 市 ( 一 般 行 政 職 課 長 級 以 上 ) 4.0 6.1 7.0 4.5 1.9 2.0 2.2 7.3 5.7 6.8 7.1 6.2 6.3 6.7 4.4 5.2 2.4 2.5 2.6 2.7 3.0 平 成 18 19 20 21 22 23 24 25 7.0 ( 年 度 ) 資 料 出 所 : 国 家 公 務 員 は 内 閣 府 平 成 26 年 版 男 女 共 同 参 画 白 書 大 阪 府 は 内 閣 府 男 女 共 同 参 画 局 地 方 公 共 団 体 における 男 女 共 同 参 画 社 会 の 形 成 又 は 女 性 に 関 する 施 策 の 推 進 状 況 和 泉 市 調 べ (%) 100 図 13 保 育 所 幼 稚 園 小 中 学 校 の 校 長 教 頭 の 女 性 割 合 ( 和 泉 市 ) 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 80 60 所 長 ( 保 育 所 ) 園 長 ( 幼 稚 園 ) 校 長 ( 小 学 校 ) 教 頭 ( 小 学 校 ) 校 長 ( 中 学 校 ) 教 頭 ( 中 学 校 ) 40 20 0 30.0 28.6 23.8 23.8 23.8 23.8 20.0 19.0 14.3 19.0 20.0 19.0 19.0 19.0 10.0 14.3 10.0 0.0 0.0 0.0 0.0 10.0 0.0 0.0 平 成 21 22 23 24 25 26 ( 年 度 ) 資 料 出 所 : 和 泉 市 調 べ 表 1 農 業 委 員 と 地 域 での 意 思 決 定 過 程 への 女 性 の 参 画 率 の 推 移 ( 和 泉 市 ) 単 位 : 人 団 体 名 平 成 21 年 22 年 23 年 24 年 25 年 女 性 の 人 数 / 農 業 委 員 会 の 総 数 0/26 0/26 1/26 1/26 1/26 参 画 率 0.00% 0.00% 3.85% 3.85% 3.85% 女 性 の 町 会 長 数 / 町 会 連 合 会 に 属 する 町 会 長 数 7/199 9/201 20/201 15/202 23/203 参 画 率 3.52% 4.48% 9.95% 7.43% 11.33% 女 性 の 代 表 者 数 /こども 会 の 代 表 者 数 3/9 4/9 5/9 3/11 4/9 参 画 率 33.33% 44.44% 55.56% 27.27% 44.44% 女 性 役 員 数 /PTAの 本 部 役 員 数 7/17 9/18 5/18 7/22 7/21 参 画 率 41.18% 50.00% 27.78% 31.82% 33.33% 女 性 会 員 数 / 老 人 クラブ 連 合 会 の 会 員 数 8,702/ 14,660 8,699/ 14,707 8,644/ 14,640 8,759/ 14,855 8,757/ 14,844 参 画 率 59.36% 59.15% 59.04% 58.96% 58.99% 女 性 役 員 数 / 老 人 クラブ 連 合 会 の 役 員 数 7/33 6/34 6/35 6/38 4/32 参 画 率 21.21% 17.65% 17.14% 15.79% 12.50% 資 料 出 所 : 和 泉 市 調 べ 14

(7) 生 涯 を 通 じた 健 康 や 貧 困 等 生 活 上 の 困 難 について 和 泉 市 が 実 施 しているがん 検 診 の 受 診 率 を 見 ると 子 宮 がん 乳 がん 共 に 20% 台 となっ ています ( 表 2) また 和 泉 市 の 平 成 25 年 度 の 自 殺 に 関 する 状 況 を 見 ると 性 別 では 男 性 23 人 女 性 15 人 年 齢 別 では 男 性 は 40 50 70 歳 代 が 多 く 女 性 は 60 歳 代 80 歳 以 上 が 多 くなって います ( 表 3) 生 活 保 護 の 受 給 の 推 移 を 見 ると 保 護 人 数 は 平 成 22 年 度 以 降 4,000 人 で 推 移 し 保 護 世 帯 数 は 微 増 しています ( 図 14) 国 の 資 料 では 女 性 高 齢 者 母 子 世 帯 の 相 対 的 貧 困 率 * は 特 に 高 くなっています ( 図 15) 表 2 子 宮 がん 乳 がん 検 診 の 受 診 率 ( 和 泉 市 平 成 25 年 度 ) 対 象 者 ( 人 ) 受 診 者 ( 人 ) 受 診 率 (%) 子 宮 がん 23,188 6,647 28.7 乳 がん 23,600 4,813 20.4 資 料 出 所 : 和 泉 市 調 べ 表 3 性 別 年 齢 階 層 別 自 殺 者 数 ( 和 泉 市 平 成 25 年 ) 総 数 20 歳 80 歳 20 歳 代 30 歳 代 40 歳 代 50 歳 代 60 歳 代 70 歳 代 未 満 以 上 男 性 23 0 2 3 7 4 1 5 1 女 性 15 0 2 2 1 2 3 1 4 総 数 38 0 4 5 8 6 4 6 5 資 料 出 所 : 内 閣 府 自 殺 対 策 推 進 室 図 14 生 活 保 護 受 給 世 帯 数 保 護 人 員 数 の 推 移 ( 和 泉 市 ) 5,000 4,500 4,000 3,500 3,000 2,500 2,000 1,500 1,000 500 0 ( 人 ) ( 世 帯 ) 保 護 人 員 数 5,000 保 護 世 帯 数 3,970 4,176 4,357 4,461 4,381 4,500 3,351 3,487 3,622 4,000 3,470 3,136 3,500 2,496 2,639 2,781 2,841 2,858 3,000 1,959 2,060 2,148 2,161 2,276 2,500 2,000 1,500 1,000 500 0 平 成 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 ( 年 度 ) 平 成 25 年 度 は 2 月 末 現 在 資 料 出 所 : 和 泉 市 調 べ * 相 対 的 貧 困 率 : 国 民 の 所 得 分 布 の 中 央 値 を 基 準 に 見 て その 半 分 に 満 たない 所 得 しか 得 ていない 者 の 割 合 厚 生 労 働 省 は OECD の 基 準 に 基 づき 算 定 している 15

図 15 世 代 世 帯 類 型 別 相 対 的 貧 困 率 ( 全 国 ) (%) 60 40 平 成 19 年 平 成 22 年 20 0 母 子 世 帯 夫 婦 と 未 婚 の 子 女 児 夫 婦 と 未 婚 の 子 男 児 全 体 女 児 全 体 男 児 父 子 世 帯 母 子 世 帯 夫 婦 と 未 婚 の 子 女 夫 婦 と 未 婚 の 子 男 夫 婦 の み 女 夫 婦 の み 男 単 身 女 単 身 男 全 体 女 全 体 男 夫 婦 の み 女 夫 婦 の み 男 単 身 女 単 身 男 全 体 女 全 体 男 高 齢 者 世 代 (65 歳 以 上 ) 勤 労 世 代 (20~64 歳 ) 子 ども 世 代 (20 歳 未 満 ) 資 料 出 所 : 内 閣 府 平 成 24 年 版 男 女 共 同 参 画 白 書 日 本 の 男 女 平 等 度 (ジェンダーギャップ 指 数 )ランキングは 142 ヵ 国 中 104 位 (2014 年 ) 表 4 ジェンダーギャップ 指 数 順 位 国 名 GGI 値 1 アイスランド 0.8594 2 フィンランド 0.8453 3 ノルウェー 0.8374 4 スウェーデン 0.8165 5 デンマーク 0.8025 6 ニカラグア 0.7894 7 ルワンダ 0.7854 8 アイルランド 0.7850 9 フィリピン 0.7814 10 ベルギー 0.7809 11 スイス 0.7798 12 ドイツ 0.7780 13 ニュージーランド 0.7608 14 オランダ 0.7730 16 フランス 0.7588 19 カナダ 0.7464 20 米 国 0.7463 24 オーストラリア 0.7409 26 英 国 0.7383 69 イタリア 0.6973 75 ロシア 0.6927 104 日 本 0.6584 資 料 出 所 : 世 界 経 済 フォーラム THE Global Gender Report 2014 (2014 年 ) ジェンダーギャップ 指 数 (GGI 値 ) 経 済 分 野 : 労 働 力 の 男 女 比 類 似 の 労 働 における 賃 金 の 男 女 格 差 推 定 勤 労 所 得 の 男 女 比 管 理 的 職 業 従 事 者 の 男 女 比 専 門 技 術 職 の 男 女 比 教 育 分 野 : 識 字 率 の 男 女 比 初 等 教 育 就 学 率 の 男 女 比 中 等 教 育 就 学 率 の 男 女 比 高 等 教 育 就 学 率 の 男 女 比 政 治 分 野 : 国 会 議 員 の 男 女 比 閣 僚 の 男 女 比 最 近 50 年 における 国 家 元 首 の 在 任 年 数 の 男 女 比 保 健 分 野 : 平 均 寿 命 の 男 女 比 出 生 時 男 女 比 16

3. 男 女 共 同 参 画 に 関 する 市 民 意 識 調 査 の 結 果 概 要 本 計 画 の 策 定 にあたり 市 民 各 層 の 男 女 共 同 参 画 に 関 する 意 識 意 向 及 び 女 性 と 男 性 の 置 か れている 実 態 を 捉 えるため 意 識 調 査 を 実 施 しました 社 会 全 体 での 男 女 の 地 位 の 平 等 感 社 会 全 体 での 男 女 平 等 感 をたずねたところ 平 等 と 感 じる 人 の 割 合 は 女 性 6.9% 男 性 16.0%と 低 く 男 女 共 に 男 性 優 遇 ( どちらかといえば 男 性 の 方 が 優 遇 されている と 男 性 の 方 が 非 常 に 優 遇 されている の 合 計 )の 割 合 が 高 く 市 民 が 男 女 平 等 を 実 感 できていない 状 況 です 図 16 社 会 全 体 での 男 女 の 地 位 の 平 等 感 男 性 の 方 が 非 常 に 優 遇 されている どちらかといえば 男 性 の 方 が 優 遇 されている 平 等 である どちらかといえば 女 性 の 方 が 優 遇 されている 女 性 の 方 が 非 常 に 優 遇 されている わからない 無 回 答 女 性 男 性 N = 0% 20% 40% 60% 80% 100% 0% 20% 40% 60% 80% 100% N = 3.1 0.2 0.9 423 13.5 63.8 6.9 11.8 0.7 平 成 25 年 度 6.9 56.6 16.0 7.8 9.9 1.8 332 固 定 的 な 性 別 役 割 分 担 意 識 男 は 仕 事 女 は 家 庭 という 考 え 方 についてたずねた 設 問 では 男 女 共 に どちらともい えない と 答 える 割 合 が 約 35% 反 対 ( 反 対 と どちらかといえば 反 対 の 合 計 )の 割 合 は 女 性 約 34% 男 性 約 24%で 固 定 的 な 性 別 役 割 分 担 意 識 は 払 拭 されていません 図 17 固 定 的 な 性 別 役 割 分 担 意 識 賛 成 どちらかといえば 賛 成 どちらかといえば 反 対 反 対 どちらともいえない 無 回 答 女 性 男 性 N = 0% 20% 40% 60% 80% 100% 0% 20% 40% 60% 80% 100% N = 4.7 423 25.5 16.8 17.3 35.0 0.7 平 成 25 年 度 8.7 30.1 13.3 11.1 35.5 1.2 332 和 泉 市 男 女 共 同 参 画 推 進 条 例 の 見 聞 き 見 たり 聞 いたりしたことがない の 割 合 は 男 女 20 歳 代 と 男 性 40 歳 代 で 特 に 高 くなって います 図 18 和 泉 市 男 女 共 同 参 画 推 進 条 例 の 見 聞 き 増 えた 以 前 と 変 わらない 見 たり 聞 いたりしたことがない 無 回 答 女 性 男 性 0% 20% 40% 60% 80% 100% 0% 20% 40% 60% 80% 100% N = N = 35 20.0 80.0 20 歳 代 7.1 25.0 67.9 28 5.4 62 12.9 40.3 46.8 30 歳 代 37.8 56.8 37 86 9.3 46.5 44.2 40 歳 代 9.7 19.4 71.0 62 70 11.4 38.6 48.6 1.4 50 歳 代 14.0 28.0 56.0 2.0 50 97 19.6 47.4 30.9 2.1 60 歳 代 6.4 41.0 51.3 1.3 78 70 18.6 28.6 44.3 8.6 70 歳 以 上 16.9 41.6 39.0 2.6 77 17

女 の 子 男 の 子 に 対 する 期 待 しつけや 教 育 についての 設 問 では 女 性 の57.7% 男 性 の47.6%が 性 別 にこだわらず 同 じようにしつけや 教 育 をする と 回 答 しているにも 関 わらず 子 育 てや 子 どもの 将 来 の 生 き 方 への 期 待 については 女 の 子 と 男 の 子 では 違 いがみられ 性 別 に 基 づく 固 定 的 な 役 割 分 担 意 識 が 払 拭 されているとは 言 いがたいのが 現 状 です 図 19 子 どものしつけや 教 育 女 の 子 は 女 らしく 男 の 子 は 男 らしくといった 性 別 に 応 じたしつけや 教 育 をする 方 がよい 性 別 にこだわらず 同 じようにしつけや 教 育 をする 方 がよい どちらともいえない 無 回 答 女 性 男 性 N = 0% 20% 40% 60% 80% 100% 0% 20% 40% 60% 80% 100% N = 423 20.1 57.7 19.1 3.1 32.2 47.6 15.1 5.1 332 N = 771 図 20 女 の 子 男 の 子 に 対 する 期 待 % 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 やさしく 思 いやりのある 人 に 自 分 の 考 えをはっきりと 言 える 人 に 指 導 力 のある 人 に 責 任 感 のある 人 に 家 事 など 身 の 回 りのことが 自 分 でできる 人 に 経 済 的 自 立 ができる 人 に 無 回 答 1.7 5.3 5.6 12.5 20.4 50.7 41.0 44.1 34.6 55.3 51.8 37.2 61.3 77.8 1 女 の 子 2 男 の 子 政 策 方 針 決 定 の 場 に 女 性 の 参 画 が 少 ない 理 由 回 答 で 一 番 高 い 割 合 の 項 目 は 男 性 優 位 の 組 織 運 営 で 男 女 共 に 約 50% 次 いで 女 性 の 参 画 を 積 極 的 に 進 めようと 意 識 している 人 が 少 ない 家 庭 職 場 地 域 における 性 別 による 役 割 分 担 や 性 差 別 の 意 識 が 男 女 共 に30% 台 しくみと 意 識 の 変 革 の 両 面 での 取 組 が 求 められてい ます 区 分 有 効 回 答 数 ( 件 ) 表 5 政 策 方 針 決 定 の 場 に 女 性 の 参 画 が 少 ない 理 由 ( 単 位 :%) 家 庭 職 場 地 域 にお ける 性 別 による 役 割 分 担 や 性 差 別 の 意 識 男 性 優 位 の 組 織 運 営 家 族 の 支 援 協 力 が 得 られない 18 女 性 の 能 力 開 発 の 機 会 が 不 十 分 女 性 側 の 積 極 性 が 十 分 ではない 女 性 の 参 画 を 積 極 的 に 進 めようと 意 識 している 人 が 少 ない 女 性 423 30.3 49.2 26.7 17.7 30.7 33.3 1.7 11.6 5.4 男 性 332 31.6 49.7 19.6 19.9 27.4 34.6 3.3 9.9 5.1 その 他 わからない 無 回 答

女 性 が 地 域 活 動 の 役 職 に 推 薦 されたらどうするか もし 女 性 が 地 域 活 動 の 役 職 に 推 薦 された 場 合 断 る 断 ることをすすめる が 女 性 の72.3% 男 性 の55.7%に 上 ります ( 図 21) 本 人 の 経 験 が 少 ないから 家 事 育 児 介 護 に 支 障 が 出 るから 活 動 時 間 が 長 くなり 帰 りが 遅 くなるから がその 主 な 理 由 ですが そのいずれも 固 定 的 な 性 別 役 割 分 担 意 識 による ものと 言 えます ( 図 22) 図 21 女 性 が 地 域 活 動 の 役 職 に 推 薦 されたらどうするか 引 き 受 ける 引 き 受 けることをすすめる 断 る 断 ることをすすめる 無 回 答 女 性 男 性 N = 0% 20% 40% 60% 80% 100% 0% 20% 40% 60% 80% 100% N = 423 20.8 72.3 6.9 35.5 55.7 8.7 332 図 22 女 性 が 地 域 活 動 の 役 職 に 推 薦 されたときに 断 る 断 ることをすすめる 理 由 % 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 家 事 育 児 介 護 に 支 障 が 出 るから 活 動 時 間 が 長 くなり 帰 りが 遅 くなるから 35.6 31.9 29.7 30.3 男 性 が 多 数 を 占 める 組 織 に 入 ることに 抵 抗 を 感 じる から 9.2 17.0 家 族 の 支 援 協 力 が 得 られないから 12.1 7.0 本 人 の 経 験 が 少 ないから 48.4 43.2 その 他 無 回 答 1.6 0.5 14.7 18.4 女 性 (N = 306) 男 性 (N = 185) 地 域 活 動 の 場 での 男 女 の 地 位 の 平 等 感 男 性 の 40% 強 は 平 等 である と 回 答 しているのに 対 して 女 性 では 男 性 優 遇 の 割 合 が 40%を 超 え 男 女 平 等 を 実 感 できる 状 況 ではありません 図 23 地 域 活 動 の 場 での 男 女 の 地 位 の 平 等 感 男 性 の 方 が 非 常 に 優 遇 されている どちらかといえば 男 性 の 方 が 優 遇 されている 平 等 である どちらかといえば 女 性 の 方 が 優 遇 されている 女 性 の 方 が 非 常 に 優 遇 されている わからない 無 回 答 女 性 男 性 N = 0% 20% 40% 60% 80% 100% N = 0% 20% 40% 60% 80% 100% 4.5 4.2 1.2 423 7.1 34.3 31.9 20.3 1.9 平 成 25 年 度 23.2 42.5 7.5 19.3 2.1 332 0.2 3.6 0.5 483 7.9 36.6 26.5 8.1 17.0 3.7 平 成 15 年 度 25.9 45.2 9.9 12.7 2.3 394 19

防 災 災 害 復 興 対 策 として 性 別 で 取 り 組 む 必 要 のあること 防 災 災 害 復 興 対 策 として 性 別 で 取 り 組 む 必 要 のあることの1 位 は 男 女 共 に 避 難 所 の 設 備 ( 男 女 別 トイレ 更 衣 室 授 乳 室 防 犯 対 策 等 ) で 約 70% 次 いで 女 性 の 57.7% 男 性 の 44.0%が 乳 幼 児 高 齢 者 障 がい 者 病 人 女 性 が 必 要 とするものなどの 備 えやニーズの 把 握 支 給 する 際 の 配 慮 と 答 えており 総 合 的 に 男 女 共 に 若 年 層 の 関 心 が 高 くなっています 区 分 表 6 防 災 災 害 復 興 対 策 として 性 別 で 取 り 組 む 必 要 のあること ( 単 位 :%) 有 効 回 答 数 ( 件 ) 避 難 所 の 設 備 ( 男 女 別 トイ レ 更 衣 室 授 乳 室 防 犯 対 策 等 ) 避 難 所 運 営 の 責 任 者 に 女 性 が 配 置 され 被 災 者 対 応 に 女 性 の 視 点 が 入 ること 乳 幼 児 高 齢 者 障 がい 者 病 人 女 性 が 必 要 とするも のなどの 備 えやニーズの 把 握 支 給 する 際 の 配 慮 災 害 時 の 救 援 医 療 体 制 ( 診 察 治 療 体 制 妊 産 婦 をサ ポートする 保 健 師 助 産 師 の 配 置 ) 被 災 者 に 対 する 相 談 体 制 災 害 対 策 本 部 に 女 性 が 配 置 され 被 災 時 の 対 策 に 女 性 の 視 点 が 入 ること 防 災 復 興 に 関 する 計 画 の 策 定 のための 防 災 会 議 など に 女 性 が 参 画 し 男 女 共 同 参 画 の 視 点 を 計 画 や 防 災 マ ニュアルなどに 反 映 すること 女 性 423 76.6 24.8 57.7 32.4 12.8 21.5 14.9 男 性 332 70.2 20.2 44.0 39.2 13.0 17.8 22.0 女 性 20 歳 代 35 74.3 28.6 65.7 45.7 5.7 20.0 2.9 30 歳 代 62 85.5 17.7 72.6 37.1 12.9 14.5 12.9 40 歳 代 86 87.2 31.4 57.0 20.9 8.1 26.7 14.0 50 歳 代 70 78.6 27.1 61.4 37.1 12.9 25.7 12.9 60 歳 代 97 72.2 22.7 58.8 38.1 17.5 21.6 19.6 70 歳 以 上 70 61.4 22.9 35.7 22.9 15.7 18.6 20.0 男 性 20 歳 代 28 71.4 21.4 42.9 25.0 10.7 14.3 21.4 30 歳 代 37 83.8 21.6 48.6 51.4 16.2 24.3 13.5 40 歳 代 62 71.0 21.0 45.2 32.3 9.7 24.2 22.6 50 歳 代 50 66.0 22.0 50.0 48.0 10.0 10.0 18.0 60 歳 代 78 71.8 20.5 44.9 34.6 19.2 16.7 21.8 70 歳 以 上 77 63.6 16.9 36.4 42.9 10.4 16.9 28.6 その 他 わからない 必 要 だと 思 わない 無 回 答 は 省 略 職 場 での 男 女 の 地 位 の 平 等 感 平 等 である と 感 じる 割 合 は 10 年 前 の 調 査 より 女 性 では 増 えていますが 男 性 では 変 化 がなく 女 性 で 17.5% 男 性 で 22.0%にとどまり 男 性 優 遇 の 割 合 が 女 性 で 64.0% 男 性 で 52.4%と 高 く 男 女 平 等 を 実 感 できる 状 況 ではありません 図 24 職 場 での 男 女 の 地 位 の 平 等 感 男 性 の 方 が 非 常 に 優 遇 されている どちらかといえば 男 性 の 方 が 優 遇 されている 平 等 である どちらかといえば 女 性 の 方 が 優 遇 されている 女 性 の 方 が 非 常 に 優 遇 されている わからない 無 回 答 女 性 男 性 N = 0% 20% 40% 60% 80% 100% N = 0% 20% 40% 60% 80% 100% 2.8 0.7 1.8 423 22.2 41.8 17.5 12.5 2.4 平 成 25 年 度 9.3 43.1 22.0 9.6 11.7 2.4 332 4.1 0.2 2.3 5.1 483 25.9 47.2 12.0 6.8 3.7 平 成 15 年 度 12.7 49.7 21.3 6.6 2.3 394 20

仕 事 と 生 活 のバランスの 希 望 と 現 実 男 女 共 に 希 望 では 仕 事 と 生 活 をバランスよく が50%を 超 えているものの 現 実 では どちらかというと 仕 事 を 優 先 の 割 合 が 高 く 女 性 33.3% 男 性 49.1%となっており 理 想 と 現 実 には 乖 離 が 生 じています 図 25 仕 事 と 生 活 のバランスの 希 望 と 現 実 どちらかというと 仕 事 を 優 先 仕 事 と 生 活 をバランスよく 無 回 答 どちらかというと 生 活 ( 趣 味 や 家 庭 での 時 間 など)を 優 先 わからない 女 性 男 性 N = N = 0% 20% 40% 60% 80% 100% 0% 20% 40% 60% 80% 100% 3.1 5.4 423 21.7 57.4 8.3 9.5 希 望 8.1 25.3 50.6 10.5 332 423 33.3 19.1 19.6 18.9 9.0 現 実 49.1 11.1 18.4 11.1 10.2 332 家 庭 内 の 家 事 分 担 日 常 の 家 事 については 女 性 の 常 勤 パートタイム 等 専 業 主 婦 の 場 合 は 女 性 が 中 心 だが 男 性 もする が 高 く 男 女 共 の 自 営 業 では 男 性 も 女 性 も 同 程 度 する の 割 合 が 高 く 約 30%となっ ています 育 児 ( 乳 幼 児 の 世 話 )については どの 働 き 方 でも 女 性 が 中 心 だが 男 性 もする と 女 性 が する の 割 合 を 合 計 すると 約 7 割 以 上 の 女 性 が 日 常 の 育 児 をしていることがわかります 日 常 の 家 事 図 26 家 庭 内 の 家 事 分 担 男 性 がする 男 性 が 中 心 だが 女 性 もする 男 性 も 女 性 も 同 程 度 する 女 性 が 中 心 だが 男 性 もする 女 性 がする その 他 無 回 答 女 性 男 性 0% 20% 40% 60% 80% 100% 0% 20% 40% 60% 80% 100% N = 1.4 2.8 1.3 0.7 N = 常 勤 72 31.9 41.7 20.8 1.4 19.3 52.0 25.3 1.3 150 (フルタイム) 3.4 パートタイム アル 118 12.7 55.9 30.5 0.8 6.9 20.7 48.3 20.7 29 バイト 派 遣 など 30 33.3 33.3 30.0 3.3 自 営 業 30.8 28.2 38.5 2.6 39 0.9 108 16.7 44.4 38.0 専 業 主 婦 主 夫 13.3 40.0 26.7 13.3 6.7 15 4.8 4.9 21 19.0 38.1 38.1 無 職 12.2 58.5 22.0 2.4 41 5 20.0 60.0 20.0 学 生 66.7 33.3 3 3.8 4.3 26 19.2 26.9 42.3 7.7 その 他 26.1 52.2 17.4 23 21

育 児 ( 乳 幼 児 の 世 話 ) 男 性 がする 男 性 が 中 心 だが 女 性 もする 男 性 も 女 性 も 同 程 度 する 女 性 が 中 心 だが 男 性 もする 女 性 がする その 他 無 回 答 女 性 男 性 0% 20% 40% 60% 80% 100% 0% 20% 40% 60% 80% 100% N = N = 常 勤 72 25.0 44.4 13.9 12.5 4.2 22.7 52.7 12.0 12.0 0.7 150 (フルタイム) 3.4 パートタイム アル 118 16.1 46.6 26.3 9.3 1.7 34.5 44.8 10.3 3.4 29 バイト 派 遣 など 3.3 53.8 30 20.0 46.7 26.7 3.3 自 営 業 23.1 53.8 12.8 7.7 2.6 39 108 17.6 50.0 24.1 7.4 0.9 専 業 主 婦 主 夫 26.7 46.7 26.7 15 4.8 2.4 21 19.0 38.1 23.8 14.3 無 職 26.8 56.1 7.3 7.3 41 5 60.0 20.0 20.0 学 生 66.7 33.3 3 3.8 56.5 26 15.4 50.0 11.5 15.4 3.8 その 他 17.4 56.5 8.7 17.4 23 男 性 の 仕 事 以 外 の 生 活 への 参 加 を 進 めるために 必 要 なこと 下 記 の 表 で 数 値 に 網 掛 けがしてある 項 目 を 見 ると 男 性 の 仕 事 以 外 の 生 活 への 参 加 を 促 進 す るには 意 識 改 革 と 使 いやすい 制 度 の 両 輪 が 必 要 であることがわかります 区 分 表 7 男 性 の 仕 事 以 外 の 生 活 への 参 加 を 進 めるために 必 要 なこと ( 単 位 :%) 有 効 回 答 数 ( 件 ) 抗 感 をなくすこと 男 性 が 家 庭 生 活 や 地 域 活 動 に 参 加 することに 対 する 男 性 自 身 の 抵 抗 感 をなくすこと 男 性 が 家 庭 生 活 や 地 域 活 動 に 参 加 することに 対 する 社 会 の 抵 労 働 時 間 短 縮 や 休 暇 制 度 等 働 き 方 の 見 直 し 男 性 が 育 児 休 業 介 護 休 業 を 取 ることを 職 場 で 奨 励 する 男 性 のための 家 事 育 児 介 護 に 関 する 講 座 や 教 室 の 開 催 男 女 の 役 割 を 決 めつけるような 子 どもの 育 て 方 をしない 男 性 ど う し の 地 域 で の ネ ッ ト ワークづくり 女 性 423 49.2 38.5 35.2 36.2 8.0 31.0 14.2 2.4 2.4 7.1 男 性 332 34.3 33.1 40.4 32.8 13.6 19.0 10.8 3.9 7.2 8.1 その 他 必 要 だと 思 わない 無 回 答 22

セクシュアル ハラスメントの 認 識 度 どんなことがセクシュアル ハラスメントにあたるかをたずねた 項 目 では からだにさわっ たり 抱 きついたりされる 地 位 や 権 限 を 利 用 して 交 際 や 性 的 関 係 を 迫 られる は80% 前 後 で 高 いものの 他 の 項 目 では 低 い 割 合 であり セクシュアル ハラスメントに 関 する 正 しい 理 解 を 進 めるための 広 報 啓 発 活 動 が 求 められます 表 8 セクシュアル ハラスメントの 認 識 度 ( 単 位 :%) 区 分 有 効 回 答 数 ( 件 ) 結 婚 や 離 婚 のことをしつ こく 聞 かれる 異 性 との 交 際 について 干 渉 したりうわさを 流 される じろじろみられたり 容 姿 を 話 題 にされる お 酌 やデュエット ダンス 等 を 強 要 される 性 的 冗 談 や 卑 わいなこと を 言 われる ヌードポスターやわいせ つな 本 を 他 人 の 目 につ く 場 所 に 置 かれる からだにさわったり 抱 き ついたりされる 地 位 や 権 限 を 利 用 して 交 際 や 性 的 関 係 を 迫 ら れる その 他 無 回 答 女 性 423 35.5 42.3 42.6 51.1 59.6 36.2 81.6 80.9 0.7 6.1 男 性 332 42.5 48.5 43.7 54.8 60.8 41.0 80.4 78.0 3.0 6.9 ドメスティック バイオレンス(DV)の 被 害 の 経 験 女 性 の 方 がすべての 項 目 の 割 合 が 高 くなっています また 1 命 の 危 険 を 感 じるくらいの 暴 行 を 受 けた の 割 合 は 女 性 が5.0%(20 人 に1 人 の 割 合 ) 男 性 が1.2%です 図 27 ドメスティック バイオレンス(DV)の 被 害 の 経 験 0% 10% 20% 30% 40% 1 命 の 危 険 を 感 じるくらいの 暴 行 を 受 けた 2 医 師 の 治 療 が 必 要 となる 程 度 の 暴 行 を 受 けた 1.2 0.6 4.0 5.0 3 医 師 の 治 療 が 必 要 とならない 程 度 の 暴 行 を 受 けた 4 嫌 がっているのに 性 的 な 行 為 を 強 要 された 1.5 2.1 11.3 13.0 5 見 たくないのに ポルノビデオやポルノ 雑 誌 を 見 せられた 2.4 6.4 6 何 を 言 っても 無 視 され 続 けた 11.1 14.9 7 交 友 関 係 や 電 話 メールなどの 通 信 記 録 を 細 か く 監 視 された 8.7 7.8 女 性 (N=423) 男 性 (N=332) 8 誰 のおかげで 生 活 できるんだ かせぎが 悪 い と 言 われた 8.4 14.7 9 生 活 費 を 渡 されなかったり 勝 手 に 浪 費 をされた 4.2 13.9 10 大 声 でどなられた 18.4 35.7 何 度 もあった と 1 2 度 あった を 合 わせた 割 合 23

ドメスティック バイオレンス(DV) 被 害 の 相 談 先 和 泉 市 の 配 偶 者 からの 暴 力 相 談 件 数 は ここ3 年 間 では 平 成 25 年 度 が 一 番 少 なく125 件 です 平 成 25 年 度 市 民 意 識 調 査 では 家 族 親 せき 友 人 知 人 への 相 談 はあるものの 公 的 機 関 への 相 談 は 合 計 しても10%に 満 たない 割 合 であり 一 方 で どこにも 相 談 しなかった 割 合 が 43.9%と 高 く 被 害 が 潜 在 化 していることがうかがえます 図 28 ドメスティック バイオレンス(DV) 被 害 の 相 談 先 % 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 家 族 親 せき 友 人 知 人 13.7 18.0 30.4 30.4 警 察 行 政 の 女 性 相 談 窓 口 や 男 女 共 同 参 画 セ ンターの 相 談 窓 口 医 師 看 護 師 などの 医 療 関 係 者 民 間 のカウンセリングルーム 福 祉 事 務 所 保 健 所 などの 公 的 機 関 弁 護 士 その 他 1.8 1.0 1.4 1.2 1.4 1.1 0.5 0.7 0.7 0.4 1.0 1.1 0.7 どこにも 相 談 しなかった 26.4 43.9 無 回 答 4.6 0.0 平 成 25 年 度 調 査 (N = 280) 平 成 15 年 度 調 査 (N = 401) 平 成 15 年 度 調 査 には 医 師 看 護 師 などの 医 療 関 係 者 の 選 択 肢 はありません 表 9 和 泉 市 における 配 偶 者 からの 暴 力 相 談 件 数 DV 相 談 件 数 平 成 23 年 度 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 143 件 175 件 125 件 資 料 出 所 : 和 泉 市 24

4. 和 泉 市 の 男 女 共 同 参 画 行 動 計 画 のポイント これまで 述 べてきた1から3の 現 状 分 析 や 調 査 結 果 により 次 のように 課 題 をまとめ 次 章 以 降 に 掲 げるⅠからⅣを 基 本 目 標 とします (1) 性 別 年 代 等 を 考 慮 した 男 女 平 等 の 意 識 づくり 男 女 平 等 の 意 識 については 社 会 通 念 慣 習 しきたり 職 場 家 庭 等 の 分 野 では 男 性 優 位 と 思 う 人 の 割 合 は5 割 を 超 えており また 性 別 年 代 別 で 意 識 の 差 も 見 られることから さらに 効 果 的 な 啓 発 活 動 を 行 うことにより 男 女 平 等 の 意 識 を 高 めていく 必 要 があります 学 校 教 育 での 男 女 平 等 については 引 き 続 き 施 策 を 充 実 させます また 子 ども 一 人 ひとりが 自 分 らしく 生 きていくことができ るために 広 い 視 野 から 職 業 について 考 え 職 業 意 識 を 高 め 主 体 的 に 進 路 を 選 択 する 力 を 身 につける 必 要 があることから 年 齢 に 応 じたキャリア 教 育 についての 取 組 が 必 要 です 超 高 齢 社 会 への 対 応 が 求 められることから 性 別 に 関 わらず 高 齢 期 を 見 据 えた 長 期 の 人 生 設 計 の 意 識 づけが 求 められています 地 域 の 男 女 平 等 男 女 共 同 参 画 を 推 進 するためには 男 女 共 同 参 画 センターの 役 割 は 重 要 です 今 後 ますます 充 実 した 取 組 が 求 め られています 市 民 意 識 調 査 では 特 に 男 性 の 中 には 男 は 仕 事 女 は 家 庭 の 考 え 方 に 賛 成 の 割 合 が 高 く 固 定 的 な 性 別 役 割 分 担 意 識 の 解 消 に 向 けて 男 性 への 啓 発 活 動 や 研 修 機 会 の 充 実 が 求 められています 基 本 目 標 Ⅰ 男 女 平 等 の 意 識 を 育 む (2) 社 会 における 男 女 共 同 参 画 の 推 進 様 ざまな 場 において 意 思 決 定 過 程 への 女 性 の 参 画 は 依 然 として 進 んでいない 状 況 です 今 後 もポジティブ アクション( 積 極 的 改 善 措 置 ) * に 取 り 組 み 多 様 な 人 材 の 登 用 により 誰 もが 暮 らしや すいまちをつくっていくことが 求 められています 就 労 の 場 における 女 性 管 理 職 の 占 める 割 合 は 依 然 として 低 く ま た 不 安 定 就 労 である 非 正 規 雇 用 に 占 める 女 性 の 数 が 増 加 していま す これまであまり 進 んでいなかった 事 業 所 への 働 きかけを 積 極 的 に 行 い 総 合 的 な 就 労 支 援 施 策 を 展 開 していく 必 要 があります 地 域 コミュニティのあり 方 が 変 化 している 中 市 民 一 人 ひとりが 地 域 活 動 の 担 い 手 としての 裾 野 を 広 げていくために 男 女 共 同 参 画 の 視 点 に 立 った 運 営 を 促 進 することで これまで 地 域 活 動 に 参 加 参 画 していなかった 層 に 向 けて 参 加 を 勧 めていくことが 必 要 です 基 本 目 標 Ⅱ 男 女 平 等 の 参 加 参 画 で 社 会 を 活 性 化 する 25

(3) 男 女 共 同 参 画 の 視 点 に 立 った 生 活 基 盤 の 整 備 ワーク ライフ バランス( 仕 事 と 生 活 の 調 和 ) * を 実 現 するこ とは 男 女 共 同 参 画 社 会 を 実 現 するための 必 須 条 件 です ワー ク ライフ バランス( 仕 事 と 生 活 の 調 和 )の 実 現 をめざして 事 業 者 と 労 働 者 に 向 けて 長 時 間 労 働 の 改 善 等 の 啓 発 活 動 や 学 習 機 会 の 提 供 を 積 極 的 に 進 める 必 要 があります 本 市 の 女 性 の 年 齢 階 級 別 労 働 力 率 を 見 ると M 字 曲 線 * の 底 が 全 国 平 均 よりも 低 いことから 就 労 を 中 断 する 女 性 の 多 いことがわ かります 継 続 就 労 を 希 望 する 女 性 が 働 き 続 けられるよう また 男 性 が 仕 事 と 生 活 の 両 立 を 図 るとともに 長 時 間 労 働 の 改 善 や 有 給 休 暇 の 取 得 を 促 進 し 保 育 介 護 サービスの 充 実 を 図 っていく 必 要 があります ひとり 親 家 庭 や 障 がいのある 人 が 安 心 し 自 立 して 生 きていくこ とのできる 社 会 を 実 現 するために 支 援 策 を 充 実 させる 必 要 があ ります 男 女 共 同 参 画 社 会 実 現 の 前 提 として 一 人 ひとりの 健 康 が 基 本 で あり 健 康 づくりの 推 進 が 最 も 基 本 となります 基 本 目 標 Ⅲ 自 立 を 支 えあ うまちをつく る (4) 男 女 間 の 暴 力 への 取 組 の 強 化 ドメスティック バイオレンス(DV)については 市 民 意 識 調 査 では 特 に 女 性 の 方 は 大 声 でどなられた の 割 合 が30%を 超 え また 命 の 危 険 を 感 じるくらいの 暴 力 を 受 けた が5% となっています DV 等 男 女 間 の 暴 力 について 正 しい 知 識 を 身 に つけ 暴 力 を 許 さない 気 運 を 醸 成 することが 重 要 です DV 等 様 ざまな 暴 力 の 被 害 者 については 安 心 して 相 談 できる 窓 口 の 整 備 をはじめ 中 長 期 にわたる 支 援 が 必 要 であるとともに その 内 容 を 周 知 していく 必 要 があります 基 本 目 標 Ⅳ 人 権 が 尊 重 さ れる 環 境 をつ くる *ポジティブ アクション ポジティブ アクション( 積 極 的 改 善 措 置 ) : 様 ざまな 分 野 において 活 動 に 参 画 する 機 会 の 男 女 間 の 格 差 を 改 善 するため 必 要 な 範 囲 内 において 男 女 のいずれか 一 方 に 対 し 活 動 に 参 画 する 機 会 を 積 極 的 に 提 供 するものであり 個 々の 状 況 に 応 じて 実 施 していく 例 えば 国 の 審 議 会 等 委 員 への 女 性 の 登 用 のための 目 標 の 設 定 や 女 性 国 家 公 務 員 の 採 用 登 用 の 促 進 等 が 実 施 されている 男 女 共 同 参 画 社 会 基 本 法 で は 積 極 的 改 善 措 置 は 国 の 責 務 として 規 定 され また 国 に 準 じた 施 策 として 地 方 公 共 団 体 の 責 務 にも 含 ま れている *ワーク ライフ バランス ワーク ライフ バランス( 仕 事 と 生 活 の 調 和 ) : 老 若 男 女 誰 もが 仕 事 家 庭 生 活 地 域 生 活 個 人 の 自 己 啓 発 等 様 ざまな 活 動 について 自 ら 希 望 するバランスで 展 開 できる 状 態 であること *M 字 曲 線 : 日 本 の 女 性 の 労 働 力 率 を 年 齢 階 級 別 にグラフ 化 したとき 30 歳 代 を 谷 とし 20 歳 代 後 半 と 40 歳 代 後 半 が 山 になるアルファベットの M のような 形 になることをいう これは 結 婚 や 出 産 を 機 に 労 働 市 場 か ら 退 出 する 女 性 が 多 く 子 育 てが 一 段 落 すると 再 び 労 働 市 場 に 参 入 するという 特 徴 があるためで 国 際 的 に 見 ると アメリカやスウェーデン 等 の 欧 米 先 進 諸 国 では 子 育 て 期 における 就 業 率 の 低 下 は 見 られない 26

第 3 章 計 画 の 基 本 的 な 考 え 方

1. 計 画 のめざす 方 向 と 基 本 理 念 めざす 方 向 個 人 の 尊 厳 を 重 んじ 一 人 ひとりの 個 性 と 能 力 が 活 かせ る 男 女 平 等 社 会 の 実 現 和 泉 市 男 女 共 同 参 画 推 進 条 例 第 3 条 に 規 定 する7つの 基 本 理 念 に 基 づき 本 計 画 を 策 定 します (1) 男 女 の 人 権 の 尊 重 男 女 の 個 人 としての 尊 厳 が 重 んぜられ ること 男 女 が 直 接 的 又 は 間 接 的 に 性 別 による 差 別 的 取 扱 いを 受 けないこと 男 女 が 個 人 として 能 力 を 発 揮 する 機 会 が 確 保 されることその 他 の 男 女 の 人 権 が 尊 重 されること (3) 政 策 方 針 の 立 案 及 び 決 定 への 共 同 参 画 市 における 政 策 又 は 事 業 者 その 他 民 間 の 団 体 における 方 針 の 立 案 及 び 決 定 に 男 女 が 共 同 して 参 画 する 機 会 が 確 保 され ること (2) 社 会 制 度 慣 行 についての 配 慮 社 会 における 制 度 又 は 慣 行 が 性 別 によ る 固 定 的 な 役 割 分 担 等 を 反 映 して 男 女 の 社 会 における 活 動 の 選 択 に 対 して 中 立 でな い 影 響 を 及 ぼさないよう 配 慮 されること (4) 家 庭 生 活 における 活 動 と 他 の 活 動 の 両 立 家 族 を 構 成 する 男 女 が 相 互 の 協 力 と 社 会 の 支 援 の 下 に 共 に 家 事 育 児 介 護 等 の 家 庭 生 活 における 活 動 を 協 力 して 担 うと ともに 職 場 学 校 地 域 その 他 の 社 会 生 活 における 活 動 に 参 画 し 両 立 できるよう 配 慮 されること (5) 国 際 的 動 向 への 配 慮 男 女 共 同 参 画 についての 取 組 は 国 際 社 会 における 取 組 と 密 接 な 関 係 を 有 して いるため 国 際 的 動 向 に 留 意 し 協 調 し て 行 うように 考 慮 すること (7) 性 同 一 性 障 がい 者 等 の 人 権 の 配 慮 性 同 一 性 障 がい 者 等 の 人 権 について 配 慮 されること (6) 男 女 の 生 涯 にわたる 健 康 な 生 活 への 配 慮 男 女 が 互 いに 身 体 的 な 特 徴 についての 理 解 を 深 め 健 康 の 保 持 を 図 り 妊 娠 出 産 等 に 関 する 事 項 について 互 いの 意 思 を 尊 重 す るとともに 生 涯 にわたり 健 康 な 生 活 を 営 む ことができるように 配 慮 されること 27

2. 計 画 の 体 系 基 本 目 標 施 策 の 方 向 施 策 (1) 学 校 園 における 男 女 平 等 教 育 の 推 進 1 男 女 平 等 教 育 の 推 進 2 一 人 ひとりの 自 立 職 業 意 識 を 育 む 教 育 の 推 進 3 教 職 員 保 育 士 等 の 男 女 平 等 意 識 の 向 上 4 家 庭 での 男 女 平 等 男 女 共 同 参 画 の 推 進 Ⅰ 男 女 平 等 の 意 識 を 育 む (2) 地 域 における 男 女 平 等 学 習 の 推 進 (3) 男 性 にとっての 男 女 共 同 参 画 の 推 進 (4) 男 女 平 等 意 識 の 浸 透 5 多 様 な 選 択 を 可 能 にする 学 習 機 会 の 提 供 6 女 性 の 意 思 決 定 の 場 への 参 画 に 向 けての 人 材 育 成 の 充 実 7 家 庭 地 域 への 男 性 の 参 加 参 画 の 推 進 8 固 定 的 な 性 別 役 割 分 担 意 識 を 解 消 するた めの 市 民 への 働 きかけ 9 市 職 員 の 男 女 平 等 男 女 共 同 参 画 意 識 の 向 上 10 性 に 捉 われない 人 権 の 尊 重 11 男 女 共 同 参 画 にかかる 資 料 等 の 充 実 と 積 極 的 提 供 (5) 人 権 尊 重 男 女 平 等 に 立 ったメディ アの 確 立 12 市 の 刊 行 物 等 の 表 現 の 配 慮 13メディア リテラシーの 向 上 Ⅱ 男 女 平 等 の 参 加 参 画 で 社 会 を 活 性 化 する (6) 意 思 決 定 の 場 への 女 性 の 参 画 推 進 (7) 男 女 共 同 参 画 で 進 める 就 労 支 援 (8) 男 女 共 同 参 画 で 進 める 地 域 づくり 14ポジティブ アクション( 積 極 的 改 善 措 置 )の 考 え 方 の 推 進 15 審 議 会 等 への 女 性 の 参 画 の 推 進 16 女 性 職 員 女 性 教 員 の 管 理 職 への 登 用 17 事 業 所 や 地 域 における 意 思 決 定 の 場 への 女 性 の 参 画 促 進 18 女 性 の 人 材 育 成 19 男 女 が 共 に 働 きやすい 職 場 づくりのための 支 援 20 女 性 の 就 労 支 援 21 性 別 年 齢 に 関 わりなく すべての 人 が 担 う 地 域 活 動 のための 支 援 22 男 女 共 同 参 画 の 視 点 に 立 った 防 災 体 制 の 整 備 23 高 齢 者 障 がい 者 外 国 人 等 が 安 心 して 暮 らせるまちづくり 28

基 本 目 標 施 策 の 方 向 施 策 Ⅲ 自 立 を 支 えあうまちをつくる Ⅳ 人 権 が 尊 重 される 環 境 をつくる (9)ワーク ライフ バランス( 仕 事 と 生 活 の 調 和 ) 実 現 のための 支 援 (10) 自 立 した 暮 らしのための 支 援 (11) 生 涯 を 通 じた 心 身 の 健 康 づくりの 支 援 (12)あらゆる 暴 力 の 根 絶 (13) 安 心 して 相 談 できる 相 談 体 制 の 充 実 (14)DV 防 止 基 本 計 画 の 推 進 24ワーク ライフ バランス( 仕 事 と 生 活 の 調 和 ) という 考 え 方 の 推 進 25 男 性 も 女 性 も 仕 事 と 子 育 てや 介 護 の 両 立 ができる 環 境 の 整 備 26ひとり 親 家 庭 への 支 援 27 困 難 を 抱 える 人 々が 安 定 して 生 活 できるた めの 支 援 28 生 涯 を 通 じた 心 身 の 健 康 保 持 増 進 29 暴 力 を 容 認 しない 社 会 風 土 の 醸 成 30 性 犯 罪 等 の 防 止 対 策 及 び 暴 力 に 対 応 する 相 談 窓 口 や 支 援 機 関 の 周 知 31セクシュアル ハラスメント 等 防 止 対 策 の 推 進 32 相 談 支 援 体 制 の 充 実 33 相 談 員 の 研 修 の 充 実 34 人 権 侵 害 の 相 談 救 済 の 充 実 35DV 防 止 対 策 の 推 進 29

3. 施 策 の 内 容 基 本 目 標 Ⅰ 男 女 平 等 の 意 識 を 育 む 本 市 では 和 泉 市 男 女 共 同 参 画 推 進 条 例 及 び 和 泉 市 男 女 共 同 参 画 行 動 計 画 ( 改 定 ) に 基 づいて 男 女 共 同 参 画 社 会 の 実 現 のための 施 策 を 総 合 的 かつ 計 画 的 に 展 開 しています この 間 小 中 学 校 における 男 女 混 合 名 簿 の 定 着 や 男 女 平 等 教 育 推 進 モデル 校 の 取 組 等 性 別 に 捉 われない 男 女 平 等 の 教 育 環 境 の 整 備 が 進 められてきました その 結 果 平 成 25 年 度 市 民 意 識 調 査 では 学 校 教 育 の 場 での 男 女 の 平 等 感 について 約 半 数 の 人 が 平 等 である と 回 答 しています しかし 社 会 全 体 での 男 女 の 不 平 等 感 は 依 然 として 高 く 固 定 的 な 性 別 役 割 分 担 意 識 が 払 拭 されているとは 言 えません 固 定 的 な 性 別 役 割 分 担 意 識 は 女 性 の 希 望 や 社 会 参 画 を 阻 害 するばかりでなく 男 性 にとっ ても 役 割 にしばられて 生 き 方 の 選 択 の 幅 を 狭 める 一 因 になる 場 合 もあります また 大 人 の 考 え 方 が 子 どもに 影 響 し 無 限 の 可 能 性 を 秘 めた 子 どもたちの 未 来 をも 規 定 してしまう 可 能 性 もあります あらゆる 分 野 における 固 定 的 な 性 別 役 割 分 担 意 識 を 解 消 し 性 別 に 捉 われない 生 き 方 や 社 会 への 参 画 の 必 要 性 についての 認 識 を 深 め 定 着 させられるよう 取 組 を 一 層 進 めます 市 の 役 割 市 民 事 業 者 市 民 団 体 向 けの 男 女 共 同 参 画 意 識 を 醸 成 するための 事 業 や 情 報 発 信 に 努 めます 教 育 関 係 者 の 役 割 保 育 所 幼 稚 園 学 校 等 における 保 育 や 教 育 地 域 での 社 会 教 育 を 男 女 平 等 の 認 識 に 立 って 実 施 します また 保 育 や 教 育 に 携 わる 者 への 意 識 啓 発 に 努 めます 事 業 者 の 役 割 働 きやすい 職 場 づくりや 事 業 所 の 持 続 可 能 な 発 展 のためには 男 女 平 等 男 女 共 同 参 画 の 考 え 方 が 重 要 であることを 認 識 し 男 女 共 同 参 画 に 関 する 学 習 機 会 等 への 参 加 参 画 に 努 め 男 女 平 等 男 女 共 同 参 画 の 考 え 方 の 重 要 性 を 従 業 員 にも 促 しましょう 市 民 の 役 割 男 女 平 等 や 男 女 共 同 参 画 に 関 する 講 座 や 意 識 啓 発 の 機 会 に 積 極 的 に 参 加 しましょう 家 庭 生 活 や 地 域 活 動 における 固 定 的 な 性 別 役 割 分 担 意 識 の 解 消 に 努 め 男 女 平 等 の 意 識 を 持 ち ましょう 30

数 値 目 標 成 果 指 標 平 成 25 年 度 現 状 値 平 成 31 年 度 目 標 値 平 成 36 年 度 目 標 値 地 域 活 動 の 場 で 男 女 が 平 等 である と 感 じている 人 の 割 合 社 会 全 体 として 男 女 が 平 等 である と 感 じている 人 の 割 合 男 女 共 同 参 画 社 会 という 言 葉 の 認 知 度 男 は 仕 事 女 は 家 庭 という 考 え 方 について 反 対 ( 反 対 と どちらかといえば 反 対 の 合 計 )と 思 っている 人 の 割 合 女 性 31.9% 男 性 42.5% 女 性 6.9% 男 性 16.0% 女 性 68.6% 男 性 79.2% 女 性 34.1% 男 性 24.4% 女 性 60.0% 男 性 80.0% 女 性 100% 男 性 100% 女 性 70.0% 男 性 50.0% 活 動 指 標 和 泉 市 男 女 共 同 参 画 センター(モアいずみ)の 図 書 コーナーの 年 間 貸 出 冊 数 和 泉 市 男 女 共 同 参 画 センター(モアいずみ)の 認 知 度 女 と 男 のフォーラム 男 女 共 同 参 画 週 間 事 業 の 定 員 に 対 する 参 加 率 平 成 25 年 度 現 状 値 平 成 31 年 度 目 標 値 平 成 36 年 度 目 標 値 484 冊 600 冊 15.4% 50.0% 88.7% 100% 成 果 指 標 行 政 活 動 の 成 果 ( 政 策 の 成 果 )を 測 る 指 標 で 市 民 生 活 にどのような 効 果 や 効 用 があったか 市 民 からの 観 点 でどの 程 度 の 満 足 が 得 られたかを 基 準 とする 活 動 指 標 事 業 の 具 体 的 な 活 動 量 や 活 動 実 績 を 測 る 指 標 31

施 策 の 方 向 (1) 学 校 園 における 具 体 男 的 女 な 平 施 等 策 教 育 の 推 進 固 定 的 な 性 別 役 割 分 担 意 識 を 解 消 し 人 権 尊 重 を 基 盤 にした 男 女 平 等 観 の 形 成 を 図 り 男 女 共 同 参 画 についての 理 解 を 促 進 するためには 学 校 や 家 庭 地 域 で 男 女 平 等 を 推 進 する 教 育 学 習 の 充 実 を 図 ることが 重 要 です 次 代 を 担 う 子 どもたちが 健 やかに そして 性 別 に 関 わりなく 個 性 と 能 力 を 発 揮 できるよ う 男 女 平 等 を 推 進 する 教 育 学 習 の 充 実 を 図 ります また 子 どもたちが 男 女 平 等 の 考 え 方 に 基 づく 自 立 及 び 職 業 に 対 する 意 識 を 醸 成 し 将 来 を 見 通 した 自 己 形 成 ができるよう 取 組 を 進 めます 施 策 1 男 女 平 等 教 育 の 推 進 1 事 業 各 幼 稚 園 学 校 や 保 育 所 で 男 女 平 等 教 育 推 進 計 画 並 びに 保 育 計 画 を 策 定 し 園 や 学 校 保 育 活 動 での 取 組 教 職 員 等 の 研 修 保 護 者 への 働 きかけ 等 を 積 極 的 に 推 進 し 教 育 保 育 環 境 を 整 備 します 保 育 計 画 に 基 づく 人 権 の 視 点 からの 男 女 平 等 教 育 の 実 践 と 共 有 人 権 教 育 推 進 計 画 に 基 づく 教 育 活 動 の 取 組 とその 評 価 公 表 学 校 の 施 設 について 男 女 共 同 参 画 の 視 点 から 整 備 改 善 を 行 う 担 当 部 署 こども 未 来 室 教 育 委 員 会 指 導 室 教 育 委 員 会 総 務 課 2 3 4 5 6 男 女 平 等 教 育 推 進 モデル 校 ( 園 ) においては 当 事 者 である 子 どもと 教 職 員 への 振 り 返 り 調 査 を 実 施 し 男 女 平 等 教 育 モデル 校 ( 園 )での 成 果 を 1 年 ごとにまとめ 公 表 するとともに 次 年 度 の 取 組 に 活 かします モデル 校 ( 園 )の 実 践 報 告 会 の 実 施 教 職 員 や 保 護 者 等 が デートDV * や 性 犯 罪 ( 児 童 ポルノや 児 童 虐 待 等 ) 等 についての 認 識 を 深 めることができるよう 情 報 提 供 します 教 職 員 保 護 者 子 ども 等 対 象 者 に 応 じて 選 択 し 大 阪 府 から 提 供 の ポスター パンフレット データを 提 供 男 女 共 同 参 画 社 会 づくり 講 座 の 実 施 教 職 員 や 保 護 者 等 が 性 的 マイノリティ * 等 についての 認 識 を 深 めることが できるよう 情 報 提 供 します 学 校 園 に 向 けて 文 部 科 学 省 等 からの 啓 発 物 等 を 提 供 男 女 共 同 参 画 センター(モアいずみ)の 図 書 コーナーでの 啓 発 自 らの 身 体 と 相 手 方 の 身 体 について 正 しい 理 解 を 深 め 性 に 関 する 適 切 な 態 度 や 行 動 の 選 択 ができるよう 発 達 段 階 に 応 じた 性 教 育 に 取 り 組 みます 保 健 体 育 や 総 合 的 な 時 間 を 利 用 して 性 教 育 を 実 施 小 中 生 活 指 導 協 議 会 でのアンケートの 実 施 市 民 活 動 等 と 連 携 し 子 どもたちが 暴 力 の 被 害 者 にも 加 害 者 にもなることを 防 ぐための 情 報 や 学 習 機 会 の 提 供 を 定 期 的 に 行 います 教 職 員 対 象 の エンパワメント 研 修 の 実 施 子 ども 対 象 の 犯 罪 防 止 教 室 の 実 施 被 害 者 救 済 システム の 周 知 保 育 所 における 不 審 者 侵 入 対 処 訓 練 の 実 施 保 育 所 における こどもたちに 伝 える5つの 約 束 の 徹 底 ( 和 泉 市 安 全 なまちづくり 推 進 協 議 会 ) 教 育 委 員 会 指 導 室 教 育 委 員 会 指 導 室 教 育 委 員 会 指 導 室 教 育 委 員 会 指 導 室 教 育 委 員 会 指 導 室 こども 未 来 室 *デート デートDV : 結 婚 していない 特 に 若 い 世 代 の 男 女 間 でのDVのこと * 性 的 マイノリティ : 性 的 指 向 が 同 性 に 向 かう 同 性 愛 者 性 自 認 において 生 物 学 的 な 性 と 心 の 性 に 違 和 感 を 覚 える 性 同 一 性 障 がいの 人 等 が 含 まれる 32

施 策 2 一 人 ひとりの 自 立 職 業 意 識 を 育 む 教 育 の 推 進 7 8 9 事 業 キャリア 教 育 * をする 上 で 重 要 な 取 組 という 観 点 に 立 って 職 場 体 験 学 習 を 実 施 するために 教 職 員 に 対 してキャリア 教 育 に 関 する 情 報 や 学 習 機 会 を 提 供 します キャリア 教 育 担 当 者 の 研 修 の 実 施 子 どもの 発 達 段 階 に 応 じて 性 別 に 捉 われることなく 自 らの 生 き 方 を 考 え 自 分 の 意 志 と 責 任 で 進 路 を 選 択 決 定 する 能 力 態 度 を 身 につける ことができるよう キャリア 教 育 の 指 導 計 画 を 作 成 し それに 基 づいた 進 路 指 導 を 行 います 中 学 校 単 位 での キャリア 教 育 担 当 者 研 修 の 実 施 中 学 校 への 職 場 体 験 学 習 実 施 のための 情 報 提 供 特 に 女 子 や 障 がいのある 人 について 厳 しい 就 業 状 況 を 踏 まえ 一 人 ひ とりに 対 応 した 支 援 をします 支 援 学 校 や 障 がい 者 施 設 との 連 携 の 充 実 作 業 所 等 の 情 報 提 供 10 市 役 所 においてインターンシップを 受 け 入 れます 担 当 部 署 教 育 委 員 会 指 導 室 教 育 委 員 会 指 導 室 教 育 委 員 会 指 導 室 障 がい 福 祉 課 人 事 課 関 係 各 課 ( 室 ) 施 策 3 教 職 員 保 育 士 等 の 男 女 平 等 意 識 の 向 上 11 12 13 事 業 教 職 員 や 保 育 士 等 が 固 定 的 な 性 別 役 割 分 担 意 識 に 捉 われず 男 女 平 等 の 意 識 を 持 って 子 どもたちを 指 導 できるよう 研 修 の 充 実 を 図 ります 校 内 推 進 体 制 の 確 立 のための 校 長 会 での 意 識 づけ 乳 幼 児 人 権 教 育 研 究 会 による 研 修 の 実 施 小 中 学 校 に 男 女 平 等 教 育 人 権 教 育 担 当 者 を 置 き 男 女 平 等 の 視 点 に 立 っ た 実 践 事 例 研 修 や 男 女 平 等 教 育 の 研 修 を 推 進 します 各 校 に 男 女 平 等 教 育 の 担 当 教 員 を 配 置 男 女 平 等 教 育 実 践 事 例 や 指 導 事 例 集 ( 大 阪 府 )を 活 用 した 校 内 研 修 セクシュアル ハラスメント * 性 犯 罪 に 関 する 研 修 並 びに 今 日 的 な 課 題 に 対 して 研 修 を 実 施 します 各 校 園 の 管 理 職 担 当 職 員 へのセクシュアル ハラスメント 防 止 や 今 日 的 課 題 に 関 する 研 修 の 実 施 担 当 部 署 教 育 委 員 会 指 導 室 こども 未 来 室 教 育 委 員 会 指 導 室 教 育 委 員 会 指 導 室 *キャリア 教 育 : 主 体 的 に 自 己 の 進 路 を 選 択 決 定 できる 能 力 やしっかりとした 勤 労 観 職 業 観 等 生 きる 力 を 身 につけ 社 会 の 激 しい 変 化 に 流 されることなく それぞれが 直 面 するであろう 様 ざまな 課 題 に 対 応 し 社 会 人 職 業 人 として 自 立 していくことができるようにするための 教 育 人 間 関 係 能 力 情 報 活 用 能 力 将 来 設 計 能 力 意 思 決 定 能 力 を 育 む *セクシュアル ハラスメント : 相 手 の 意 に 反 した 性 的 な 性 質 の 言 動 を 行 い その 対 応 によって 仕 事 をする 上 で 不 利 益 を 与 えたり またそれを 繰 り 返 すことによって 就 業 環 境 を 著 しく 悪 化 させること 被 害 は 男 女 どちら にも 起 こりえるが 女 性 が 被 害 を 受 けることの 方 が 多 い 2014 年 の 男 女 雇 用 機 会 均 等 法 の 改 正 指 針 では 同 性 間 の 言 動 もセクシュアル ハラスメントに 該 当 することを 明 示 した 男 女 雇 用 機 会 均 等 法 では 事 業 主 がセ クシュアル ハラスメントに 必 要 な 措 置 を 講 ずることを 義 務 づけている また 学 校 内 での 主 に 教 師 から 児 童 生 徒 学 生 に 対 するセクシュアル ハラスメントをスクール セクシュアル ハラスメントという セクシュアル ハ ラスメントは 地 域 社 会 等 でも 起 きている 33

施 策 4 家 庭 での 男 女 平 等 男 女 共 同 参 画 の 推 進 14 15 事 業 固 定 的 な 性 別 役 割 分 担 意 識 に 捉 われない 家 庭 運 営 や 子 育 てができるよ う 保 護 者 を 対 象 に 男 女 平 等 や 男 女 共 同 参 画 について 学 べる 家 庭 教 育 に 関 する 学 習 機 会 を 提 供 します モデル 校 ( 園 )の 実 践 報 告 会 の 実 施 男 女 共 同 参 画 社 会 づくり 講 座 保 護 者 に 対 し 保 育 所 における 男 女 平 等 男 女 共 同 参 画 推 進 のた めの 保 育 の 取 組 について 積 極 的 に 情 報 提 供 を 実 施 家 庭 教 育 における 悩 み 問 題 について 男 女 平 等 男 女 共 同 参 画 の 視 点 を 持 ちつつ 解 決 に 導 く 教 育 相 談 を 充 実 します スクールカウンセラーやSSW(スクールソーシャルワーカー) の 活 用 担 当 部 署 教 育 委 員 会 指 導 室 こども 未 来 室 教 育 委 員 会 指 導 室 施 策 の 方 向 (2) 地 域 における 男 女 平 等 学 習 の 推 進 超 高 齢 社 会 に 対 応 していくためには これまで 経 験 したことのない 様 ざまな 課 題 の 解 決 に 向 けた 社 会 教 育 が 極 めて 重 要 です 人 生 90 年 時 代 を 男 女 が 主 体 的 に 多 様 な 生 き 方 や 社 会 のあらゆる 分 野 への 参 画 の 選 択 を 行 う ことができるよう 人 生 を 通 じたそれぞれの 段 階 で それぞれのライフスタイルに 応 じたきめ 細 やかな 情 報 や 学 習 機 会 の 提 供 と その 成 果 を 活 かすことのできる 場 の 提 供 を 行 います 特 に 女 性 については 長 期 的 な 視 点 で 自 らの 人 生 設 計 を 行 い 主 体 的 に 生 き 方 を 選 択 する ことができる 力 をつけるため 学 習 機 会 の 提 供 等 の 支 援 を 充 実 します 施 策 5 多 様 な 選 択 を 可 能 にする 学 習 機 会 の 提 供 事 業 担 当 部 署 16 17 18 地 域 において 男 女 平 等 男 女 共 同 参 画 の 考 え 方 が 定 着 するように 研 修 会 学 習 会 等 を 企 画 実 施 します 男 女 共 同 参 画 社 会 づくり 講 座 の 実 施 校 区 別 人 権 研 修 会 や 講 演 会 等 の 実 施 生 涯 学 習 講 座 の 実 施 市 民 カレッジ 事 業 の 実 施 青 少 年 男 女 共 同 参 画 事 業 の 実 施 和 泉 市 生 涯 学 習 センター 和 泉 市 男 女 共 同 参 画 センター(モアいずみ) 等 でのイベントや 講 座 を 充 実 するとともに その 情 報 が 必 要 な 人 に 届 く よう 広 報 を 工 夫 します シティプラザ 通 信 モアいずみ 通 信 広 報 紙 やホームページでの 周 知 の 充 実 配 架 の 工 夫 生 涯 を 通 じた 経 済 的 自 立 の 観 点 からの 消 費 者 行 政 を 充 実 します 出 前 講 座 の 実 施 消 費 者 月 間 キャンペーンによる 啓 発 生 涯 学 習 課 青 少 年 センター 関 係 各 課 ( 室 ) 生 涯 学 習 課 いずみアピール 課 商 工 労 働 室 34