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03 平成28年度文部科学省税制改正要望事項

セルフメディケーション推進のための一般用医薬品等に関する所得控除制度の創設(個別要望事項:HP掲載用)

(1) 率 等 一 覧 ( 平 成 26 年 度 ) 目 課 客 体 及 び 納 義 務 者 課 標 準 及 び 率 法 内 に 住 所 を 有 する ( 均 等 割 所 得 割 ) 内 に 事 務 所 事 業 所 又 は 家 屋 敷 を 有 する で 内 に 住 所 を 有 し ないもの( 均 等

目 次 1. 社 会 保 障 分 野 でできること 1 1 高 額 医 療 高 額 介 護 合 算 制 度 の 改 善 2 保 険 証 機 能 の 一 元 化 3 自 己 診 療 情 報 の 活 用 4 給 付 可 能 サービスの 行 政 側 からの 通 知 2. 年 金 分 野 でできること 5

③【ワード(全体版)】150121_H27税制改正PR版

社 会 保 障 税 一 体 改 革 ( 年 金 分 野 )の 経 緯 社 会 保 障 税 一 体 改 革 大 綱 (2 月 17 日 閣 議 決 定 ) 国 年 法 等 改 正 法 案 (2 月 10 日 提 出 ) 法 案 を 提 出 する または 法 案 提 出 を 検 討 する と された 事

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課 税 ベ ー ス の 拡 大 等 : - 租 税 特 別 措 置 の 見 直 し ( 後 掲 ) - 減 価 償 却 の 見 直 し ( 建 物 附 属 設 備 構 築 物 の 償 却 方 法 を 定 額 法 に 一 本 化 ) - 欠 損 金 繰 越 控 除 の 更 な る 見 直 し ( 大

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Microsoft PowerPoint - 【資料5】社会福祉施設職員等退職手当共済制度の見直し(案)について

Taro-01 議案概要.jtd

市 町 村 税 の 概 況 市 町 村 税 の 概 況 は 平 成 25 年 度 地 方 財 政 状 況 調 査 平 成 26 年 度 市 町 村 税 の 課 税 状 況 等 の 調 及 び 平 成 26 年 度 固 定 資 産 の 価 格 等 の 概 要 調 書 等 報 告 書 等 の 資 料 に

災害時の賃貸住宅居住者の居住の安定確保について

003-00個人の健康増進・疾病予防の推進のための所得控除制度の創設(個別要望事項:HP掲載用)

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母 子 医 療 対 策 費 462 (313,289) 国 4,479 1 不 妊 治 療 助 成 事 業 8,600 不 妊 治 療 費 用 の 一 部 を 助 成 し 経 済 的 負 担 の 軽 減 を 図 る 230, ,608 不 妊 治 療 費 の 増 加 による 増 額 分

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Microsoft Word - 福祉医療費給付要綱

第5回法人課税ディスカッショングループ 法D5-4

目 改 正 項 目 軽 自 動 車 率 の 引 上 げ 〇 国 及 び 地 方 を 通 じた 自 動 車 関 連 制 の 見 直 しに 伴 い 軽 自 動 車 の 標 準 率 が 次 のとおり 引 き 上 げられます 車 種 区 分 引 上 げ 幅 50cc 以 下 1,000 円 2,000 円

平成24年度税制改正要望 公募結果 153. 不動産取得税

●幼児教育振興法案

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所令要綱

目 次 市 民 税 の 減 免 に つ い て 1 減 免 の 一 般 的 な 留 意 事 項 2 減 免 の 範 囲 お よ び 減 免 割 合 3 1 生 活 保 護 法 の 規 定 に よ る 保 護 を 受 け る 者 3 2 当 該 年 に お い て 所 得 が 皆 無 と な っ た


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住民税

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七 の 二 自 然 公 園 法 ( 昭 和 三 十 二 年 法 律 第 百 六 十 一 号 ) 第 二 十 条 第 一 項 に 規 定 する 国 立 公 園 又 は 国 定 公 園 の 特 別 地 域 のうち 同 法 第 二 十 一 条 第 一 項 に 規 定 する 特 別 保 護 地 区 その 他

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(2) 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 保 育 の 必 要 な 子 どものいる 家 庭 だけでなく 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 のために 利 用 者 支 援 事 業 や 地 域 子 育 て 支 援 事 業 な

国 家 公 務 員 の 年 金 払 い 退 職 給 付 の 創 設 について 検 討 を 進 めるものとする 平 成 19 年 法 案 をベースに 一 元 化 の 具 体 的 内 容 について 検 討 する 関 係 省 庁 間 で 調 整 の 上 平 成 24 年 通 常 国 会 への 法 案 提

公 的 年 金 制 度 について 制 度 の 持 続 可 能 性 を 高 め 将 来 の 世 代 の 給 付 水 準 の 確 保 等 を 図 るため 持 続 可 能 な 社 会 保 障 制 度 の 確 立 を 図 るための 改 革 の 推 進 に 関 する 法 律 に 基 づく 社 会 経 済 情

情 報 通 信 機 器 等 に 係 る 繰 越 税 額 控 除 限 度 超 過 額 の 計 算 上 控 除 される 金 額 に 関 する 明 細 書 ( 付 表 ) 政 党 等 寄 附 金 特 別 控 除 額 の 計 算 明 細 書 国 庫 補 助 金 等 の 総 収 入 金 額 不 算 入 に 関

4 松 山 市 暴 力 団 排 除 条 の 一 部 風 俗 営 業 等 の 規 制 及 び 業 務 の 適 正 化 等 に 関 する 法 律 等 の 改 正 に 伴 い, 公 共 工 事 から 排 除 する 対 象 者 の 拡 大 等 を 図 るものです 第 30 号 H H28.1

就 学 前 教 育 保 育 の 実 施 状 況 ( 平 成 23 年 度 ) 3 歳 以 上 児 の 多 く(4 歳 以 上 児 はほとんど)が 保 育 所 又 は 幼 稚 園 に 入 所 3 歳 未 満 児 (0~2 歳 児 )で 保 育 所 に 入 所 している 割 合 は 約 2 割 就 学

平成23年度税制改正について

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◆併給の調整◆

空 き 家 を 売 却 した 場 合 の,000 万 円 控 除 特 例 の 創 設 被 相 続 人 が 住 んでいた 家 屋 及 びその 敷 地 を 相 続 があった 日 から 年 を 経 過 する 年 の 月 日 までに 耐 震 工 事 をしてから あるいは 家 を 除 却 し てから 売 却

2 条 例 の 概 要 (1) 趣 旨 この 条 例 は 番 号 利 用 法 第 9 条 第 2 項 に 基 づく 個 人 番 号 の 利 用 に 関 し 必 要 な 事 項 を 定 めます (2) 定 義 この 条 例 で 規 定 しようとする 用 語 の 意 義 は 次 のとおりです 1 個 人

老発第    第 号

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資料2 利用者負担(保育費用)

つまり 今 回 の 改 正 による 増 税 の 影 響 を 受 ける 人 は 平 成 27 年 1 月 以 後 の 相 続 により 複 数 の 土 地 を 相 続 し そのうちいずれかの 土 地 を 譲 渡 する 人 です なお 改 正 時 期 は 平 成 27 年 1 月 以 後 の 譲 渡 では

技術専門委員会

頸 がん 予 防 措 置 の 実 施 の 推 進 のために 講 ずる 具 体 的 な 施 策 等 について 定 めることにより 子 宮 頸 がんの 確 実 な 予 防 を 図 ることを 目 的 とする ( 定 義 ) 第 二 条 この 法 律 において 子 宮 頸 がん 予 防 措 置 とは 子 宮

【労働保険事務組合事務処理規約】

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1 特 別 会 計 財 務 書 類 の 検 査 特 別 会 計 に 関 する 法 律 ( 平 成 19 年 法 律 第 23 号 以 下 法 という ) 第 19 条 第 1 項 の 規 定 に 基 づき 所 管 大 臣 は 毎 会 計 年 度 その 管 理 する 特 別 会 計 について 資 産

平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について

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公表表紙

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別 添 1 女 性 国 家 公 務 員 の 登 用 状 況 資 料 1 指 定 職 に 占 める 女 性 の 割 合 は3.0%( 平 成 27 年 11 月 1 日 現 在 ) ( 前 年 9 月 1 日 現 在 から0.2ポイント 増 ) 本 省 課 室 長 相 当 職 以 上 に 占 める 女

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有 料 老 ホーム ( ) ( 主 として 要 介 護 状 態 にある を 入 居 させるも のに 限 る ) 第 29 条 ( 届 出 等 ) 第 二 十 九 条 有 料 老 ホーム( 老 を 入 居 させ 入 浴 排 せつ 若 しくは 食 事 の 介 護 食 事 の 提 供 又 はその 他 の

03《G》資料1-2当初予算【H28】280207

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36


税制面での支援

東久留米市訓令乙第   号

16 日本学生支援機構

Taro-H26改正_溶け込み_中学授業

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神戸市重度障害者特別給付金支給要綱

別 紙 第 号 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 議 案 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 を 次 のように 定 める 平 成 26 年 2 月 日 提 出 高 知 県 知 事 尾

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個 人 所 得 課 税 ~ 住 宅 ローン 控 除 等 の 適 用 期 限 の 延 長 2 4. 既 存 住 宅 に 係 る 特 定 の 改 修 工 事 をした 場 合 の 所 得 税 額 の 特 別 控 除 居 住 年 省 エネ 改 修 工 事 控 除 限 度 額 バリアフリー 改 修 工 事 平

m07 北見工業大学 様式①


定款

別記

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

(4) ラスパイレス 指 数 の 状 況 ( 各 年 4 月 1 日 現 在 ) (H25.4.1) (H25.4.1) (H25.7.1) (H25.7.1) (H25.4.1) (H25.7.1)

Ⅰ 地 方 創 生 の 推 進 を 支 える 地 方 税 財 政 基 盤 の 充 実 強 化 1 地 方 一 般 財 源 総 額 の 確 保 社 会 保 障 関 係 費 の 財 源 や 臨 時 財 政 対 策 債 の 償 還 財 源 はもとより 地 方 団 体 が 地 域 の 実 情 に 沿 った

平成16年年金制度改正 ~年金の昔・今・未来を考える~

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国立研究開発法人土木研究所の役職員の報酬・給与等について

(2) 特 別 障 害 給 付 金 国 民 年 金 に 任 意 加 入 していなかったことにより 障 害 基 礎 年 金 等 を 受 給 していない 障 がい 者 の 方 に 対 し 福 祉 的 措 置 として 給 付 金 の 支 給 を 行 う 制 度 です 支 給 対 象 者 平 成 3 年 3

は 固 定 流 動 及 び 繰 延 に 区 分 することとし 減 価 償 却 を 行 うべき 固 定 の 取 得 又 は 改 良 に 充 てるための 補 助 金 等 の 交 付 を 受 けた 場 合 にお いては その 交 付 を 受 けた 金 額 に 相 当 する 額 を 長 期 前 受 金 とし

別 紙 軽 費 老 人 ホームの 収 入 認 定 について 平 成 22 年 3 月 9 日 千 葉 県 健 康 福 祉 部 高 齢 者 福 祉 課 本 紙 は 平 成 18 年 1 月 24 日 老 発 第 号 厚 生 労 働 省 老 健 局 長 通 知 老 人 保 護 措 置 費

(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 き 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている

林 業 用 機 軽 油 引 取 林 業 素 材 生 産 業 ( 年 間 素 材 生 産 量 1,000 税 率 :32.1 円 /リットル 械 施 設 税 ( 道 府 m 3 以 上 )に 係 る 一 定 の 機 械 ( 集 材 機 等 )の 等 の 取 得 県 税 ) 動 力 源 のための 軽 油

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5

らの 内 容 について 規 定 することとしております 今 回 お 示 しする 整 理 は 現 時 点 の 案 ですので あらかじめご 承 知 おき 下 さい 同 令 等 の 改 正 規 定 が 確 定 し 次 第 改 めてご 連 絡 をさせていただきます 記 1 軽 減 措 置 の 具 体 的 な

17 外 国 人 看 護 師 候 補 者 就 労 研 修 支 援 18 看 護 職 員 の 就 労 環 境 改 善 運 動 推 進 特 別 20 歯 科 医 療 安 全 管 理 体 制 推 進 特 別 21 在 宅 歯 科 医 療 連 携 室 整 備 22 地 域 災 害 拠 点 病

目 次 高 山 市 連 結 財 務 諸 表 について 1 連 結 貸 借 対 照 表 2 連 結 行 政 コスト 計 算 書 4 連 結 純 資 産 変 動 計 算 書 6 連 結 資 金 収 支 計 算 書 7

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Ⅶ 東 海 地 震 に 関 して 注 意 情 報 発 表 時 及 び 警 戒 宣 言 発 令 時 の 対 応 大 規 模 地 震 対 策 特 別 措 置 法 第 6 条 の 規 定 に 基 づき 本 県 の 東 海 地 震 に 係 る 地 震 防 災 対 策 強 化 地 域 において 東 海 地 震

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Ⅲ 相 続 財 産 の 分 割 に 関 する 確 認 事 項 1 遺 言 がありますか? 有 遺 言 公 正 証 書 又 は 家 公 証 人 役 場 等 要 月 日 無 庭 裁 判 所 の 検 認 を 受 否 ( 通 ) けた 遺 言 書 2 死 因 贈 与 があります 有 贈 与 契 約 書 要

Transcription:

平 成 2 9 年 度 税 制 改 正 要 望 事 項 平 成 28 年 9 月 厚 生 労 働 省

目 次 < 子 ども 子 育 て> 1 < 健 康 医 療 > 1 < 医 療 保 険 > 3 < 介 護 社 会 福 祉 > 3 < 年 金 > 4 < 雇 用 > 4 < 生 活 衛 生 > 5 <その 他 > 6 * 印 を 付 している 項 目 は 他 省 庁 が 主 管 で 要 望 をしている 項 目

子 ども 子 育 て * 保 育 の 受 け 皿 の 整 備 等 を 促 進 するための 税 制 上 の 所 要 の 措 置 相 続 税 贈 与 税 関 税 都 市 計 画 税 不 動 産 取 得 税 固 定 資 産 税 事 業 所 税 政 府 にとって 喫 緊 の 課 題 である 待 機 児 童 の 解 消 に 向 けて 土 地 の 確 保 を 円 滑 にすること 等 により 保 育 所 等 の 整 備 が 促 進 されるよう 保 育 所 等 の 敷 地 として 土 地 を 貸 与 した 者 や 企 業 主 導 型 保 育 事 業 者 についての 特 例 措 置 を 設 ける 等 税 制 上 の 所 要 の 措 置 を 講 ずる 子 育 て 支 援 に 要 する 費 用 に 係 る 税 制 措 置 の 創 設 仕 事 と 家 庭 を 両 立 し 女 性 の 活 躍 を 促 進 する 等 の 観 点 から ベビーシッタ ーの 利 用 等 の 子 育 て 支 援 のサービス 利 用 に 要 する 費 用 の 一 部 について 税 制 上 の 所 要 の 措 置 を 講 ずる * 教 育 資 金 の 一 括 贈 与 を 受 けた 場 合 の 非 課 税 措 置 の 拡 充 贈 与 税 孫 等 に 教 育 資 金 の 一 括 贈 与 を 行 った 場 合 の 贈 与 税 の 非 課 税 制 度 につ いて 貧 困 の 状 況 にある 子 どもに 贈 与 した 場 合 には 孫 等 に 限 らず 贈 与 税 を 非 課 税 とするよう 拡 充 する 健 康 医 療 医 療 に 係 る 消 費 税 の 課 税 のあり 方 の 検 討 消 費 税 地 方 消 費 税 医 療 に 係 る 消 費 税 等 の 税 制 のあり 方 については 平 成 28 年 度 税 制 改 正 大 綱 に 基 づき 抜 本 的 な 解 決 に 向 けて 適 切 な 措 置 を 講 ずることができるよう 税 制 上 の 措 置 について 医 療 保 険 制 度 における 手 当 のあり 方 の 検 討 等 とあわ せて 医 療 関 係 者 保 険 者 等 の 意 見 特 に 高 額 な 設 備 投 資 等 による 仕 入 消 費 税 額 の 負 担 が 大 きいとの 指 摘 等 も 踏 まえ 平 成 29 年 度 税 制 改 正 に 際 し 総 合 的 に 検 討 し 結 論 を 得 る 医 療 機 関 の 設 備 投 資 に 関 する 特 例 措 置 の 創 設 所 得 税 法 人 税 等 控 除 対 象 外 消 費 税 の 負 担 が 医 療 機 関 等 の 設 備 投 資 を 抑 制 する 一 因 となっ ているとの 指 摘 がある 中 国 民 に 必 要 な 医 療 を 効 果 的 効 率 的 に 提 供 していく ための 設 備 投 資 等 は 進 めていく 必 要 がある このような 中 で 都 道 府 県 で 策 定 された 地 域 医 療 構 想 に 沿 った 病 床 の 機 能 分 化 連 携 などに 資 する 固 定 資 産 を 医 療 機 関 等 が 取 得 した 場 合 に 税 制 上 の 特 例 措 置 を 創 設 する - 1 -

高 額 な 医 療 用 機 器 に 係 る 特 別 償 却 制 度 の 適 用 期 限 の 延 長 所 得 税 法 人 税 医 療 保 健 業 を 営 む 個 人 又 は 法 人 が 取 得 価 格 500 万 円 以 上 の 高 額 な 医 療 用 機 器 ( 高 度 な 医 療 の 提 供 に 資 するもの 又 は 医 薬 品 医 療 機 器 等 法 の 指 定 を 受 けてから2 年 以 内 のもの)を 取 得 した 場 合 に 取 得 価 格 の 12%の 特 別 償 却 を 認 める 特 例 措 置 について 対 象 機 器 を 見 直 した 上 で その 適 用 期 限 を2 年 延 長 する 医 業 継 続 に 係 る 相 続 税 贈 与 税 の 納 税 猶 予 等 の 特 例 措 置 の 延 長 等 相 続 税 贈 与 税 地 域 住 民 に 良 質 かつ 適 切 な 医 療 を 安 定 的 に 提 供 する 観 点 から 持 分 あり 医 療 法 人 の 出 資 者 の 死 亡 によって 相 続 が 発 生 する 等 により 医 業 の 継 続 に 支 障 をきたすことのないよう 持 分 なし 医 療 法 人 への 移 行 を 進 める 医 療 法 人 につ いて 移 行 期 間 中 の 相 続 税 贈 与 税 に 係 る 納 税 を 猶 予 し また 移 行 後 に 猶 予 税 額 を 免 除 する 等 の 措 置 について その 適 用 期 限 を 延 長 等 する 地 域 に 必 要 な 医 療 を 担 う 医 療 機 関 の 事 業 の 継 続 に 関 する 税 制 の 創 設 相 続 税 贈 与 税 等 地 域 住 民 に 良 質 かつ 適 切 な 医 療 を 安 定 的 に 提 供 する 観 点 から 過 疎 地 域 離 島 地 域 等 において 必 要 な 医 療 を 提 供 する 医 療 機 関 ( 医 療 法 人 等 )につい て 一 定 の 期 間 の 事 業 継 続 等 を 要 件 として 事 業 の 継 続 に 関 する 相 続 税 贈 与 税 等 に 係 る 納 税 を 猶 予 し 一 定 の 期 間 事 業 を 継 続 した 場 合 には 猶 予 税 額 を 免 除 する 等 の 措 置 を 講 ずる かかりつけ 医 機 能 及 び 在 宅 医 療 の 推 進 に 係 る 診 療 所 の 税 制 措 置 の 創 設 不 動 産 取 得 税 固 定 資 産 税 かかりつけ 医 若 しくはかかりつけ 歯 科 医 としての 診 療 体 制 又 は 在 宅 医 療 に 必 要 な 診 療 体 制 をとる 診 療 所 に 係 る 不 動 産 について 税 制 上 の 措 置 を 創 設 する 国 民 の 健 康 の 観 点 からたばこの 消 費 を 抑 制 することを 目 的 とした たばこ 税 の 税 率 の 引 上 げ たばこ 税 たばこ 特 別 税 地 方 たばこ 税 国 民 の 健 康 の 観 点 からたばこの 消 費 を 抑 制 するため たばこ 税 及 び 地 方 た ばこ 税 の 税 率 を 引 き 上 げる * 試 験 研 究 を 行 った 場 合 の 法 人 税 額 等 の 特 別 控 除 の 拡 充 所 得 税 法 人 税 法 人 住 民 税 医 薬 品 医 療 機 器 企 業 等 の 試 験 研 究 を 活 性 化 するため 上 乗 せ 措 置 であ る 高 水 準 型 を 延 長 する 研 究 開 発 税 制 の 総 額 型 について 試 験 研 究 費 の 増 減 にメリハリがつく 仕 組 みを 導 入 する 等 の 見 直 しを 行 う - 2 -

社 会 保 険 診 療 報 酬 に 係 る 非 課 税 措 置 の 存 続 事 業 税 社 会 保 険 診 療 の 高 い 公 共 性 に 鑑 み 社 会 保 険 診 療 報 酬 に 係 る 事 業 税 の 非 課 税 措 置 を 存 続 する 医 療 法 人 の 社 会 保 険 診 療 報 酬 以 外 部 分 に 係 る 軽 減 措 置 の 存 続 事 業 税 医 療 事 業 の 安 定 性 継 続 性 を 高 め 良 質 かつ 適 切 な 医 療 を 効 率 的 に 提 供 する 体 制 の 確 保 に 資 する 医 療 法 人 制 度 を 維 持 するため 医 療 法 人 の 社 会 保 険 診 療 報 酬 以 外 の 部 分 に 係 る 事 業 税 の 軽 減 措 置 を 存 続 する 医 療 費 控 除 申 告 簡 素 化 のためのマイナポータルへの 医 療 費 通 知 の 活 用 平 成 29 年 の 国 地 方 を 合 わせたマイナポータルの 提 供 開 始 を 踏 まえ マイ ナポータルへの 医 療 費 通 知 の 掲 載 等 を 活 用 し 医 療 費 控 除 の 申 告 手 続 を 簡 素 化 する 措 置 を 講 ずる 医 療 保 険 国 民 健 康 保 険 法 の 改 正 に 伴 う 税 制 上 の 所 要 の 措 置 国 民 健 康 保 険 税 持 続 可 能 な 医 療 保 険 制 度 を 構 築 するための 国 民 健 康 保 険 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 の 施 行 に 伴 い 税 制 上 の 所 要 の 措 置 を 講 ずる 国 民 健 康 保 険 税 の 課 税 限 度 額 の 見 直 し 及 び 低 所 得 者 に 係 る 国 民 健 康 保 険 税 の 軽 減 判 定 所 得 の 見 直 し 国 民 健 康 保 険 税 1 国 民 健 康 保 険 税 の 基 礎 課 税 額 後 期 高 齢 者 支 援 金 等 課 税 額 及 び 介 護 納 付 金 課 税 額 の 限 度 額 の 見 直 しを 行 う 2 低 所 得 者 に 対 する 国 民 健 康 保 険 税 の 軽 減 措 置 の 対 象 となる 世 帯 の 軽 減 判 定 所 得 について 経 済 動 向 等 を 踏 まえ 所 要 の 見 直 しを 行 う 介 護 社 会 福 祉 * サービス 付 き 高 齢 者 向 け 住 宅 供 給 促 進 税 制 の 延 長 所 得 税 法 人 税 固 定 資 産 税 不 動 産 取 得 税 サービス 付 き 高 齢 者 向 け 住 宅 の 供 給 を 促 進 するため 本 特 例 措 置 の 適 用 期 限 を 延 長 する - 3 -

介 護 保 険 制 度 及 び 療 養 病 床 の 見 直 しに 伴 う 税 制 上 の 所 要 の 措 置 所 得 税 個 人 住 民 税 等 介 護 保 険 制 度 及 び 療 養 病 床 については 社 会 保 障 審 議 会 介 護 保 険 部 会 等 において 見 直 しの 検 討 を 行 っており その 結 果 を 踏 まえて 税 制 上 の 所 要 の 措 置 を 講 ずる 協 同 組 合 の 特 性 を 踏 まえた 法 人 税 に 係 る 軽 減 税 率 の 引 下 げ 法 人 税 法 人 住 民 税 法 人 税 改 革 による 法 人 税 率 の 引 下 げに 伴 い 消 費 生 活 協 同 組 合 等 の 特 性 を 踏 まえた 軽 減 税 率 についての 引 下 げを 行 う * 現 物 寄 附 へのみなし 譲 渡 所 得 税 等 特 例 措 置 適 用 の 承 認 手 続 の 簡 素 化 社 会 福 祉 法 人 等 への 現 物 寄 附 に 係 るみなし 譲 渡 所 得 税 等 について 文 部 科 学 大 臣 所 轄 学 校 法 人 に 認 められている 国 税 庁 長 官 の 非 課 税 承 認 を 受 けるための 要 件 に 関 する 特 例 を 適 用 する 年 金 企 業 年 金 等 の 積 立 金 に 対 する 特 別 法 人 税 の 撤 廃 法 人 税 法 人 住 民 税 企 業 年 金 等 ( 確 定 拠 出 年 金 確 定 給 付 企 業 年 金 厚 生 年 金 基 金 勤 労 者 財 産 形 成 給 付 金 及 び 勤 労 者 財 産 形 成 基 金 )の 普 及 を 図 るため 及 びこれらの 健 全 な 運 営 を 確 保 するため これらの 積 立 金 に 対 する 特 別 法 人 税 を 撤 廃 す る 確 定 拠 出 年 金 における 退 職 所 得 控 除 に 係 る 勤 続 年 数 の 算 定 の 見 直 し 退 職 所 得 控 除 額 の 算 定 基 礎 となる 勤 続 年 数 について 他 制 度 から 確 定 拠 出 年 金 へ 移 換 した 際 60 歳 から 確 定 拠 出 年 金 に 加 入 するまでの 期 間 等 につい て 勤 続 年 数 に 算 入 する 取 扱 いに 変 更 する 雇 用 心 身 障 害 者 を 多 数 雇 用 する 事 業 所 に 対 する 特 例 措 置 の 延 長 等 不 動 産 取 得 税 固 定 資 産 税 事 業 所 税 心 身 障 害 者 を 多 数 雇 用 する 事 業 主 が 事 業 用 施 設 等 を 取 得 した 場 合 の 不 動 産 取 得 税 の 減 額 措 置 及 び 固 定 資 産 税 の 課 税 標 準 の 特 例 措 置 の 適 用 期 限 の2 年 間 の 延 長 等 を 行 う - 4 -

雇 用 保 険 制 度 等 の 見 直 しに 伴 う 税 制 上 の 所 要 の 措 置 雇 用 保 険 制 度 等 の 在 り 方 について 労 働 政 策 審 議 会 において 検 討 を 行 い その 結 果 等 を 踏 まえて 税 制 上 の 所 要 の 措 置 を 講 ずる 生 活 衛 生 生 活 衛 生 同 業 組 合 等 が 設 置 する 共 同 利 用 施 設 に 係 る 特 別 償 却 制 度 の 適 用 期 限 の 延 長 法 人 税 生 活 衛 生 同 業 組 合 ( 出 資 組 合 に 限 る ) 及 び 生 活 衛 生 同 業 小 組 合 が 策 定 する 振 興 計 画 に 基 づく 共 同 利 用 施 設 に 係 る 特 別 償 却 制 度 について その 適 用 期 限 を2 年 延 長 する 公 害 防 止 用 設 備 に 係 る 特 例 措 置 の 延 長 所 得 税 法 人 税 公 害 防 止 用 設 備 (テトラクロロエチレン 溶 剤 を 使 用 する 活 性 炭 吸 着 回 収 装 置 内 蔵 型 のドライクリーニング 機 )に 係 る 特 別 償 却 制 度 について その 適 用 期 限 を2 年 延 長 する * 生 活 衛 生 同 業 組 合 等 及 び 消 費 生 活 協 同 組 合 等 の 貸 倒 引 当 金 の 特 例 措 置 の 適 用 期 限 の 延 長 法 人 税 法 人 住 民 税 事 業 税 生 活 衛 生 同 業 組 合 等 及 び 消 費 生 活 協 同 組 合 等 の 貸 倒 引 当 金 に 係 る 損 金 算 入 限 度 額 の 特 例 措 置 ( 通 常 の 112% 相 当 額 )について その 適 用 期 限 を2 年 延 長 す る * 中 小 企 業 投 資 促 進 税 制 の 拡 充 延 長 所 得 税 法 人 税 法 人 住 民 税 事 業 税 固 定 資 産 税 中 小 企 業 者 等 が 一 定 規 模 以 上 の 機 械 装 置 等 を 取 得 した 場 合 に 特 別 償 却 又 は 税 額 控 除 を 認 める 特 例 措 置 について 新 たに 固 定 資 産 税 の 特 例 を 追 加 した 上 で 対 象 設 備 ( 機 器 等 )を 追 加 し その 適 用 期 限 を2 年 延 長 する * 個 人 事 業 者 の 事 業 用 資 産 に 係 る 事 業 承 継 時 の 負 担 軽 減 措 置 の 創 設 相 続 税 贈 与 税 個 人 事 業 者 の 事 業 承 継 を 円 滑 に 行 うため 一 定 の 要 件 の 下 で 個 人 事 業 者 が 活 用 していた 資 産 に 係 る 贈 与 税 の 特 例 を 認 めるなど 事 業 承 継 時 の 負 担 を 軽 減 する ための 措 置 を 創 設 する - 5 -

* 商 業 サービス 業 農 林 水 産 業 活 性 化 税 制 ( 特 定 中 小 企 業 者 等 が 経 営 改 善 設 備 を 取 得 した 場 合 の 特 別 償 却 又 は 法 人 税 額 等 の 特 別 控 除 )の 延 長 所 得 税 法 人 税 法 人 住 民 税 事 業 税 中 小 商 業 サービス 業 等 の 活 性 化 のための 投 資 に 係 る 特 別 償 却 制 度 税 額 控 除 制 度 について その 適 用 期 限 を3 年 延 長 する その 他 公 共 施 設 等 運 営 権 制 度 (コンセッション 制 度 )を 活 用 した 水 道 事 業 等 の 経 営 安 定 化 のための 準 備 金 に 対 する 税 制 上 の 特 例 措 置 の 創 設 法 人 税 法 人 住 民 税 事 業 税 水 道 事 業 及 び 水 道 用 水 供 給 事 業 におけるコンセッション 制 度 の 活 用 促 進 を 図 る ため 逓 増 する 償 却 費 を 事 業 期 間 前 期 に 準 備 金 として 積 み 立 てる 制 度 を 創 設 する とともに 民 間 事 業 者 が 積 み 立 てる 当 該 準 備 金 について 損 金 算 入 や 課 税 の 留 保 の 特 例 措 置 を 創 設 する 社 会 福 祉 法 等 の 改 正 に 伴 う 税 制 上 の 所 要 の 措 置 所 得 税 社 会 福 祉 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 の 施 行 ( 閲 覧 対 象 書 類 の 拡 大 )に 伴 い 税 制 上 の 所 要 の 措 置 を 講 ずる 熊 本 地 震 による 被 害 等 を 踏 まえた 税 制 上 の 所 要 の 措 置 熊 本 地 震 による 被 害 復 旧 復 興 の 状 況 等 を 踏 まえ 税 制 上 の 所 要 の 措 置 を 検 討 する - 6 -