情 報 処 理 学 会 ソフトウェアジャパン2008 ソフトウェアプロセス 改 善 と 人 材 育 成 プロセス 改 善 における 人 材 育 成 の 重 要 性 掛 下 哲 郎 佐 賀 大 学 理 工 学 部 kake@is.saga-u.ac.jp
自 己 紹 介 専 門 分 野 ソフトウェア 工 学 データベース 教 育 システムのJABEE 認 定 佐 賀 大 学 知 能 情 報 システム 専 修 プログラムの 構 築 ( 2001~2002) JABEE 認 定 審 査 の 受 審 (2003) 継 続 的 改 善 (2004~) 情 報 システム 調 達 佐 賀 大 学 学 生 総 合 情 報 システム (1999~2001) 佐 賀 県 の 各 種 システム 調 達 (2006) 付 属 病 院 医 療 情 報 システム(2007) JABEEによるアクレディテーション 審 査 海 外 視 察 (2002, 2006) 審 査 員 研 修 会 講 師 (2003~) JABEE 基 準 委 員 (2004~) 情 報 分 野 委 員, 審 査 長, 審 査 員 (2004~) 情 報 処 理 学 会 アクレディテーション 委 員 (2002~) 高 度 IT 人 材 育 成 フォーラム(2007~) パブコメ 意 見 提 出 経 済 産 業 省 (2006, 2007) 総 務 省 (2007) 平 成 20 年 1 月 29 日 掛 下 哲 郎 ( 佐 賀 大 学 ) 2
http://www.jabee.org/ JABEEによるアクレディテーション 高 等 教 育 の 質 的 保 証 に 関 するアクレディテーション 認 証 ( 大 学 版 ISO 9001) 技 術 士 一 次 試 験 の 免 除 Washington Accordによる 諸 外 国 の 認 証 機 関 との 国 際 相 互 承 認 社 会 ( 産 業 界, 卒 業 生, 他 ) 教 育 システム 改 善 (Action) 学 習 教 育 目 標, 水 準 の 設 定 Plan 教 育 方 法 評 価 方 法 の 設 定 教 育 点 検 目 標 達 成 評 価 (Check) 教 育 の 実 施 (Do) 平 成 20 年 1 月 29 日 掛 下 哲 郎 ( 佐 賀 大 学 ) 3
JABEE 認 定 基 準 の 概 要 (その1) 基 準 1 学 習 教 育 目 標 の 設 定 と 公 開 (Plan) 地 球 的 視 点 から 多 面 的 に 物 事 を 考 える 能 力 技 術 者 倫 理 数 学, 自 然 科 学, 情 報 技 術 に 関 する 知 識 と 応 用 能 力 該 当 分 野 の 専 門 技 術 に 関 する 知 識 と 応 用 能 力 デザイン 能 力 日 本 語 によるコミュニケーション 能 力 外 国 語 によるコミュニケーション 基 礎 能 力 自 主 的, 継 続 的 に 学 習 できる 能 力 制 約 の 下 で 計 画 的 に 仕 事 を 進 め,まとめる 能 力 基 準 2 学 習 教 育 の 量 (Do) 学 習 保 証 時 間 が 総 計 1,800 時 間 以 上 人 文 科 学, 社 会 科 学 等 の 学 習 250 時 間 以 上 数 学, 自 然 科 学, 情 報 技 術 の 学 習 250 時 間 以 上 専 門 分 野 の 学 習 900 時 間 以 上 基 準 3 教 育 手 段 (Do) 入 学 および 学 生 受 け 入 れ 方 法 カリキュラムの 設 計 と 開 示 シラバスの 作 成 と 開 示 教 員 組 織 FD 活 動 ( 教 員 の 教 育 能 力 向 上 ) 教 員 の 教 育 貢 献 評 価 教 員 間 ネットワーク 基 準 4 教 育 環 境 (Do) 施 設 設 備 財 源 学 生 への 支 援 体 制 平 成 20 年 1 月 29 日 掛 下 哲 郎 ( 佐 賀 大 学 ) 4
JABEE 認 定 基 準 の 概 要 (その2) 基 準 5 学 習 教 育 目 標 の 達 成 (Check) 科 目 毎 の 目 標 達 成 プログラム 全 体 としての 目 標 達 成 単 位 互 換 制 度 の 妥 当 な 運 用 基 準 6 教 育 改 善 (Action) 教 育 点 検 システム 継 続 的 改 善 システム 分 野 別 要 件 ( 情 報 および 情 報 関 連 分 野 ) アルゴリズムとデータ 構 造 コンピュータシステムの 構 成 とアーキテクチャ 情 報 ネットワーク ソフトウェアの 設 計 プログラミング 言 語 の 諸 概 念 プログラミング 能 力 数 学 ( 含 離 散 数 学, 確 率 統 計 ) 情 報 システム 制 作 経 験 等 を 持 つ 教 員 の 存 在 平 成 20 年 1 月 29 日 掛 下 哲 郎 ( 佐 賀 大 学 ) 5
JABEE( 日 本 技 術 者 教 育 認 定 機 構 ) アクレディテーション 審 査 プロセス 訓 練 された 審 査 員 による 審 査 自 己 点 検 書 ( 厚 さ5cm 程 度 )による 教 育 システムの 開 示 実 地 審 査 での 徹 底 的 調 査 ( 責 任 者 教 員 事 務 職 員 学 生 等 インタ ビュー 資 料 調 査 授 業 参 観 など) JABEE 審 査 スケジュール JABEE 学 会 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 審 査 チーム 割 り 当 て 自 己 点 検 書 査 読 10 月 実 地 審 査 11 月 12 月 1 月 2 月 分 野 別 委 員 会 3 月 4 月 認 定 委 員 会 受 審 校 認 定 申 請 自 己 点 検 書 作 成 Q&A 対 応 教 育 改 善 平 成 20 年 1 月 29 日 掛 下 哲 郎 ( 佐 賀 大 学 ) 6
JABEE 認 定 プログラム 数 の 推 移 情 報 および 情 報 関 連 分 野 (2006 年 度 ) 累 計 28プログラム 修 了 生 累 計 1.8 万 人 3 万 人 5.6 万 人 平 成 20 年 1 月 29 日 掛 下 哲 郎 ( 佐 賀 大 学 ) 7
JABEE 認 定 制 度 の 効 果 と 課 題 教 育 改 善 効 果 プログラムが 設 定 した 学 習 教 育 目 標 の 達 成 を 保 証 習 得 した 知 識 スキルおよびその 達 成 度 の 明 示 教 育 システムとしての 認 証 教 員 のベクトルを 揃 えて 協 力 体 制 を 促 進 定 型 業 務 のシステム 化 効 率 化 課 題 審 査 の 質 の 確 保 有 名 大 学 ( 東 大 等 )の 受 審 が 進 んでいない 産 業 界 での 認 知 度 不 足 審 査 員 の 確 保 ( 特 に 産 業 界 関 係 者 ) JABEEのビジネスモデル その 他 高 等 教 育 界 へのインパクト 大 学 設 置 基 準 大 学 院 設 置 基 準 の 改 定 機 関 別 認 証 評 価 平 成 20 年 1 月 29 日 掛 下 哲 郎 ( 佐 賀 大 学 ) 8
CMM:Capability Maturity Model レベル1: 初 期 プロセス レベル2: 反 復 可 能 プロセス レベル3: 定 義 されたプロセス レベル4: 管 理 されたプロセス レベル5: 最 適 化 するプロセス 場 当 たり 的 なソフトウエアプロセス ソフトウエアプロセスは 後 に 継 承 されない 過 去 の 成 功 したソフトウエアプロセスを 文 書 化 過 去 の 類 似 のソフトウエアプロセスを 反 復 できる 組 織 の 標 準 となるソフトウエアプロセスを 定 義 標 準 のソフトウエアプロセスによりプロジェクトが 進 行 定 量 的 にソフトウエアプロセスを 管 理 ソフトウエアプロセスのパフォーマンスや 成 果 物 の 品 質 を 定 量 的 に 計 測 把 握 管 理 ソフトウエアプロセスの 組 織 的 継 続 的 な 改 善 を 行 なう 仕 組 みが 整 っている プロジェクトからのフィードバック 新 しい 技 術 の 採 用 平 成 20 年 1 月 29 日 掛 下 哲 郎 ( 佐 賀 大 学 ) 9
PSP:Personal Software Process Personal Software Process Watts Humphrey (CMU SEI) 有 能 なソフトウエア 技 術 者 が 持 つべきスキル 技 術 者 が 正 しいプログラミング 習 慣 を 段 階 的 に 習 得 で きるように 構 成 されている PSP 0:ベースラインプロセス PSP 1: 個 人 計 画 プロセス PSP 2: 個 人 品 質 管 理 プロセス PSP 3: 周 期 的 な 個 人 プロセス 平 成 20 年 1 月 29 日 掛 下 哲 郎 ( 佐 賀 大 学 ) 10
PSPに 基 づいた 個 人 のレベルアップ レ ベ ル ア ッ プ プ ロ セ ス PSP 3:インクリメンタルな 開 発 大 規 模 プログラムを 分 割 し 各 インクリメント( 増 分 )にPSPを 適 用 する 回 帰 テストの 適 用 ( 先 行 インクリメント 用 のテストの 再 利 用 ) PSP 2:レビュー 設 計 とコードの 個 人 レビュー PSP 1: 見 積 もりと 報 告 サイズを 見 積 もる 能 力 テスト 結 果 を 報 告 するためのフ レームワーク PSP 0: 基 本 的 測 定 記 録 作 業 で 費 やされた 時 間 の 把 握 発 見 した 欠 陥 を 記 録 する 欠 陥 の 種 類 を 記 録 する PSP 2.1: 設 計 テンプレート 設 計 が 完 成 していることを 保 証 するフレーム ワークとチェックリスト PSP 1.1: 計 画 作 成 プログラミングタスクを 計 画 する 能 力 プログラミングタスクをスケジュールする 能 力 PSP 0.1:コーディング 標 準 改 善 コード 行 を 定 義 する 標 準 的 方 法 個 人 が 自 分 の 開 発 プロセスを 改 善 する 方 法 に 注 目 できるフレームワーク 平 成 20 年 1 月 29 日 掛 下 哲 郎 ( 佐 賀 大 学 ) 11
PSPの 導 入 効 果 見 積 もりと 実 績 の 誤 差 を 低 減 する. システム 開 発 所 要 時 間 システム 規 模 不 具 合 の 総 数 を 減 らす. 正 しいプログラミング 習 慣 の 確 立 設 計 により 多 くの 時 間 をかけるようになる コーディング,コンパイル,テスト 時 間 の 低 減 生 産 性 を 下 げることなく, 見 積 誤 差 と 品 質 を 改 善 平 成 20 年 1 月 29 日 掛 下 哲 郎 ( 佐 賀 大 学 ) 12
TSP:Team Software Process Team Software Process Watts Humphrey (CMU SEI) ソフトウエアチーム 用 の 完 成 目 標 とその 手 順 自 発 的 なチームの 構 築 3~20 人 の 技 術 者 チームの 目 標 を 立 てる チームのプロセスと 計 画 を 確 立 する 仕 事 を 追 跡 する CMMレベル5を 通 常 にする チームの 管 理 の 仕 方 を 管 理 者 に 示 す 外 部 管 理 者 によるコーチング 動 機 付 け 最 高 の 能 力 を 維 持 完 成 度 のより 高 いチームへの 改 善 ガイドラインを 提 供 する 平 成 20 年 1 月 29 日 掛 下 哲 郎 ( 佐 賀 大 学 ) 13
ソフトウェア 工 学 講 義 資 料 ソフトウエアに 対 する 各 種 要 求 機 能 が 利 用 者 ニーズに 対 応 して おり ニーズの 変 化 にも 対 応 で きること 操 作 が 容 易 なこと インストールが 容 易 なこと 不 正 な 入 力 に 対 する 振 る 舞 いが 適 切 なこと( 頑 健 性 ) サポートがしっかりしていること 教 育 体 制 がしっかりしていること マニュアルが 分 かりやすいこと 低 コスト( 人 数 開 発 期 間 予 算 )で 開 発 できること 機 能 要 件 を 満 たしていること バグが 少 ないこと( 信 頼 性 ) モジュールの 再 利 用 が 容 易 なこ と モジュールの 独 立 性 が 高 いこと ソフトウエアの 理 解 が 容 易 なこと 仕 様 変 更 への 対 応 が 容 易 なこと 実 行 効 率 ( 速 度 メモリ 消 費 量 ) が 高 いこと テスト デバッグが 容 易 なこと その 他 多 数 平 成 20 年 1 月 29 日 掛 下 哲 郎 ( 佐 賀 大 学 ) 14
ソフトウェアプロセスは 何 故 重 要 か? ソフトウェアは 非 常 に 多 くの 要 求 に 対 応 しなけれ ばならない. 業 務 のプロセス 化 によって, 系 統 的 に 要 求 を 満 たす. ソフトウェア 品 質 はプロセスで 作 りこむ. 各 工 程 の 作 業 範 囲 を 限 定 複 雑 さの 低 減 人 為 的 ミスの 低 減 品 質 向 上,リスク 低 減 工 程 の 要 員 育 成 の 容 易 化 技 術 移 転 の 容 易 化 ビジネス 規 模 の 拡 大 が 容 易 プロセス 化 されたビジネスは 高 効 率 低 リスク 高 収 益 を 上 げやすい. 資 金 調 達 ( 金 融 機 関 等 )が 容 易. 平 成 20 年 1 月 29 日 掛 下 哲 郎 ( 佐 賀 大 学 ) 15
プロセス 改 善 を 成 功 させるには 組 織 内 部 の 意 識 合 わせを 徹 底 すること 業 務 改 善 を 目 的 にすること 審 査 に 通 ることを 目 的 にすると, 導 入 した 制 度 が 形 骸 化 する. 形 骸 化 した 制 度 はオーバーヘッドを 産 み, 業 務 の 足 を 引 っ 張 る. 組 織 に 合 った 制 度 を 導 入 すること 他 組 織 の 制 度 をそのまま 導 入 するのは 不 可. 他 組 織 の 制 度 を 採 用 する 場 合 には, 制 度 の 精 神 も 併 せて 導 入 すること. 平 成 20 年 1 月 29 日 掛 下 哲 郎 ( 佐 賀 大 学 ) 16
プロセス 改 善 を 加 速 する 動 き 世 界 レベルではCMMやISO/IEC 15504による 認 証 が 当 たり 前. 認 証 がないことがビジネス 上 の 競 争 力 を 削 ぐ 例 : 情 報 セキュリティマネジメントシステム(ISMS) ISO/IEC 27001 ソフトウェア 開 発 調 達 業 務 のプロセス 化 の 流 れ 総 務 省 : 情 報 システムに 係 る 政 府 調 達 の 基 本 指 針 IPA/SEC: 共 通 フレーム2007 JUAS:システム リファレンス マニュアル 平 成 20 年 1 月 29 日 掛 下 哲 郎 ( 佐 賀 大 学 ) 17
SPEAK IPA 版 を 読 んで 第 1 部 : 概 念 および 導 入 の 手 引 き アセスメントの 目 的 プロセス 改 善 プロセ ス 能 力 測 定 目 的, 方 法, 基 本 方 針 な どが 全 て 異 なる. SPEAK IPA 版 はプロセ ス 改 善 が 主 目 的? プロセス 能 力 測 定 を 実 施 するためには, 多 くの 制 度 整 備 が 必 要 一 方 で, 緻 密 に 記 述 され ている 箇 所 も プロセス 改 善 ( 主 に) 当 該 組 織 が 自 発 的 に 実 施 同 僚 による 非 公 式 なレビュー プロセスの 点 検 と 改 善 が 主 目 的 個 人 / 組 織 評 価 と は 結 び 付 けない レビュー 結 果 はそ の 場 限 り プロセス 能 力 測 定 ( 主 に) 顧 客 等 から 要 求 されて 実 施 第 三 者 機 関 による 正 式 な 審 査 プロセス 能 力 の 評 価 が 主 目 的 審 査 結 果 には 有 効 期 限 がある 平 成 20 年 1 月 29 日 掛 下 哲 郎 ( 佐 賀 大 学 ) 18
SPEAK IPA 版 を 読 んで 第 2 部 : 概 念 および 導 入 の 手 引 き アセッシは 自 らのプロセスの 文 書 化 正 当 化 を 実 施 しな いのか? これらの 作 業 は 自 己 点 検 のための 有 効 な 手 段 (プロセス 改 善 を 目 的 とする 場 合 でも 行 うべき) アセスメント 日 程 ( 目 安 )は 妥 当 か? 各 種 の 活 動 にはもっと 時 間 がかかるはずでは? 実 効 性 のある 審 査 は 可 能 か? アセスメントチームによる 判 定 のブレの 扱 い ビジネスプラン 組 織,マーケティング, 料 金 体 系, 事 業 としての 継 続 性 の 確 保 アセスメント 自 体 のプロセス 化 平 成 20 年 1 月 29 日 掛 下 哲 郎 ( 佐 賀 大 学 ) 19
第 2 部 アセスメント 手 順 書 より 引 用 表 2-1 典 型 的 な 場 合 のアセスメント 日 程 の 目 安 活 動 所 要 時 間 プロセス 改 善 プロセス 能 力 測 定 計 画 および 事 前 準 備 計 17 day アセスメント 実 施 依 頼, 事 前 説 明, 事 前 ヒアリング 2 day アセスメントチーム 編 成 5day アセスメント 実 施 計 画 策 定 8day 計 画 説 明,チームメンバー 教 育 計 2day アセスメント 実 施 1.5 day~ 7.15 day~ データ 収 集 2 時 間 /プロセス データの 妥 当 性 確 認,SWR 分 析, 一 次 合 意 形 成 0.6 day フィードバックセッション 2 時 間 改 善 の 機 会 0.2 day リスク 分 析, 提 案 能 力 の 検 証,プロセス 能 力 報 告 1.1 day 提 案 能 力 の 判 定 5day 合 意 形 成 0.2 day 結 果 報 告 5.5 day 実 施 報 告 書 作 成 5day 報 告 0.5 day 平 成 20 年 1 月 29 日 掛 下 哲 郎 ( 佐 賀 大 学 ) 20
SPEAK IPA 版 を 読 んで 第 3 部 :アセッサ 能 力 の 要 件 ( 参 考 ) アセッサの 権 限 と 責 任 の 明 確 化 が 必 要 アセッシが 保 有 する 全 ての 情 報 を 閲 覧 する 権 限 審 査 の 過 程 で 知 りえた 情 報 に 対 する 守 秘 義 務 文 書 情 報 等 に 対 する 目 的 外 使 用 の 禁 止 義 務 公 正 な 審 査 を 行 う 責 務 アセッサの 資 格 要 件 は 能 力 要 件 だけでない 利 益 相 反 の 排 除 ( 利 害 関 係 者 等 ) アセッシによる 忌 避 の 考 慮 アセッシからの 圧 力 の 排 除 平 成 20 年 1 月 29 日 掛 下 哲 郎 ( 佐 賀 大 学 ) 21
SPEAK IPA 版 を 読 んで 第 5 部 :アセスメントモデル ISO/IEC 15504との 適 合 性 自 己 宣 言 で 良 いのか? 第 三 者 (ISO 等 )が 認 証 すべきでは? 専 門 家 による 第 三 者 検 証 を 受 けているとの 追 加 説 明 あり. JABEEの 場 合 :Washington Accordによる 加 盟 時 審 査 お よび 定 期 的 レビュー 加 盟 国 :オーストラリア,カナダ, 香 港,アイルランド, 日 本,ニュ ージーランド,シンガポール, 南 アフリカ,アメリカ,イギリス 暫 定 加 盟 国 :ドイツ,マレーシア, 韓 国, 台 湾 平 成 20 年 1 月 29 日 掛 下 哲 郎 ( 佐 賀 大 学 ) 22