平成16年３月期 中間決算説明会資料

資 料 6 これまでの 質 問 等 への 回 答 について 平 成 24 年 6 月 12 日 東 京 電 力 株 式 会 社

目 次 1 人 件 費 1. 一 般 厚 生 費 の 詳 細 について 2. 前 回 いただいたその 他 宿 題 への 回 答 燃 料 費 3. 火 力 燃 料 費 削 減 に 向 けた 当 社 の 取 組 4. 燃 料 費 削 減 に 向 けた 調 達 戦 略 5. 他 電 力 との 比 較 6. ニューキャッスルIndexとの 比 較 ( 石 炭 ) 購 入 販 売 電 力 料 7. 購 入 電 力 料 のコスト 削 減 に 向 けた 具 体 的 な 取 り 組 み 8. 東 北 電 力, 日 本 原 子 力 発 電 との 契 約 内 容 ( 原 子 力 発 電 ) 9. 東 北 電 力, 日 本 原 子 力 発 電 との 契 約 におけるレートベースの 扱 い 10. 購 入 電 力 料 における 寄 付 金 等 の 扱 い 11. 原 子 力 の 購 入 電 力 料 の 増 加 理 由 ( 対 前 回 改 定 織 込 ) 原 子 力 バックエンド 費 用 12. 積 立 金 ( 当 期 燃 焼 分 )と 発 電 電 力 量 の 関 係 13. 六 ヶ 所 再 処 理 工 場 への 使 用 済 燃 料 の 輸 送 費 の 算 定 方 法 14. 使 用 済 燃 料 再 処 理 等 費 における 寄 付 金 等 の 扱 い( 日 本 原 燃 原 燃 輸 送 )

1-1. 一 般 厚 生 費 の 詳 細 について - 福 利 厚 生 制 度 の 全 体 像 - 2 以 下 の 見 直 しにより,1 人 あたり 費 用 を 他 企 業 水 準 まで 削 減 震 災 後, 速 やかに 厚 生 体 育 施 設 ( 全 29 施 設 )は 廃 止, 文 化 体 育 会 活 動 は 休 止 他 企 業 と 比 較 して 水 準 が 高 い 福 利 厚 生 制 度 については 廃 止,または 他 企 業 水 準 まで 削 減 福 利 厚 生 制 度 の 意 義 目 的 心 身 の 健 康 保 持 増 進, 安 全 管 理,レクリエーション 活 動 等 の 施 策 を 通 じて, 社 員 が 安 心 して 電 気 事 業 に 専 念 できる 職 場 環 境 を 整 え, 労 働 力 の 安 定 的 な 確 保 や 労 働 生 産 性 の 向 上, 企 業 としての 一 体 感 を 醸 成 することを 目 的 として 実 施 安 全 管 理 健 康 保 持 増 進 働 きやすい 環 境 整 備 余 暇 レクレーション 財 産 形 成 支 援 制 度 その 他 交 通 安 全 対 策 熱 中 症 等 対 策 法 定 管 理 者 教 育 費 用 労 働 安 全 衛 生 法 に 基 づく 産 業 医 報 酬 法 定 外 健 康 診 断 診 療 所 健 康 管 理 室 運 営 東 京 電 力 病 院 の 運 営 医 療 費 互 助 会 食 堂 の 運 営 総 合 生 活 相 談 室 育 児 支 援 厚 生 体 育 施 設 運 営 廃 止 文 化 会 活 動 支 援 休 止 リフレッシュ 財 形 貯 蓄 制 度 廃 止 財 形 年 金 貯 蓄 制 度 水 準 引 下 げ 持 ち 家 財 形 貯 蓄 制 度 総 合 預 金 持 株 会 水 準 引 下 げ 団 体 定 期 保 険 慶 弔 費 カフェテリアプラン( 様 々なメニューから 選 択 利 用 ) 水 準 引 下 げ 衛 生 安 全 関 係 費 医 療 関 係 費 厚 生 施 設 費 文 化 体 育 費 カフェテリア 雑 口 慶 弔 費 団 体 定 期 保 険 料 太 文 字 下 線 部 分 が10が 億 円 以 上 の 福 利 厚 生 施 策

1-2. 一 般 厚 生 費 の 詳 細 について - カフェテリアプラン - 3 カフェテリア プラン 主 なメニュー 主 なメニュー 社 員 自 らが, 自 分 に 必 要 な 福 利 厚 生 サービスを 選 べる, 選 択 メニュー 方 式 の 福 利 厚 生 制 度 一 般 的 に 勤 務 地 域 や 年 齢, 性 別 などにより 利 用 したいメニューには 個 人 差 がある その 個 人 差 による 福 利 厚 生 制 度 の 受 益 格 差 を 多 様 なメ ニュー 選 択 が 可 能 なサービスを 提 供 することで 解 消 しようというもの 運 営 委 託 先 の 変 更 (21 年 度 ) 運 営 委 託 先 の 変 更 (21 年 度 ) 分 類 具 体 的 な 利 用 例 ホ イント 単 価 利 用 率 子 育 て ベビーシッター, 育 児 施 設 育 児 マタニティー 用 品 ( 指 定 品 目 ) 150 円 43.2% 余 暇 レシ ャー 旅 行,レシ ャー, 文 化 教 養 100 円 35.0% 介 健 護 康 訪 問 介 護, 介 護 施 設 介 護 用 品 ( 指 定 品 目 ) 人 間 ドック がん 検 査 (PET 検 査 等 ) 150 円 16.0% 100 円 ( 一 部 150 円 ) 0.8% 自 己 啓 発 受 講 料, 教 材 費 用 100 円 0.3% 年 間 付 与 ポイント 年 間 付 与 ポイント ~23 年 度 24 年 度 ~ 当 社 850P 650P 世 間 水 準 66,000 円 世 間 水 準 は 年 配 分 額 ( 出 典 H23.3.8 旬 刊 福 利 厚 生 ) ( 参 考 )ポイントの 繰 越 積 立 ( 参 考 )ポイントの 繰 越 積 立 東 京 電 力 に 関 する 経 営 財 務 調 査 委 員 会 の 指 摘 を 踏 まえ, 年 間 付 与 ポイントを 約 25% 削 減 上 記 メニューを 将 来 利 用 したいというニーズも 踏 まえ, 当 年 度 付 与 ポイントを 積 立 することが 可 能 なしくみ 当 年 度 付 与 ポイントを 当 年 度 中 に 利 用 しなかった 場 合, 翌 年 度 に 限 って, 当 年 度 付 与 ポイント 残 分 を 繰 越 ( 翌 年 度 も 利 用 しな かった 場 合 は 消 滅 ) 従 来 は 関 係 会 社 に 運 営 委 託 していたが,コスト 運 営 コスト 削 減 の 削 観 減 点 の から 観 点 競 から 争 見 競 積 争 を 見 経 積 て を 委 実 託 施 先 し, を 一 委 般 託 企 先 業 を に 関 変 係 更 会 社 から 一 般 企 業 に 変 更 ( 参 考 ) 競 争 見 積 の 概 要 見 積 対 象 :6 社 ( 一 般 企 業 5 社, 関 係 会 社 1 社 ) 選 定 ポイント: 運 営 委 託 コストの 安 さ メニューラインナップ 利 用 企 業 の 満 足 度 運 営 費 (1 人 あたり 単 価 ) [ 単 価 削 減 率 ] 20 年 度 は 関 係 会 社 に 運 営 委 託 していた 際 の 実 績 (21 年 度 は 関 係 会 社 と 一 般 企 業 が 併 存 ) 24~26 年 度 は 原 価 算 定 時 直 近 実 績 (22 年 度 )の1 人 あたり 運 営 費 単 価 各 年 度 経 費 対 象 人 員 で 算 定 年 間 付 与 ポイント 見 直 しによる 費 用 補 助 影 響 年 間 付 与 ポイント 見 直 しによる 費 用 補 助 影 響 ( 百 万 円 ) ( 円 / 人 年 ) 20 年 度 21 年 度 22 年 度 今 回 436 (11,661) [-] 395 (10,525) [ 10%] 347 (9,158) [ 21%] 333 (9,158) [ 21%] 年 間 付 与 ポイント 引 下 げ(650P)を 織 込 以 下 の 項 目 に 関 する 直 近 実 績 を 参 考 に 原 価 を 想 定 当 年 度 付 与 Pの 使 途 ( 積 立 率 繰 越 率 当 年 度 消 化 率 ) 積 立 P, 繰 越 P+ 当 年 度 付 与 Pのホ イント 単 価 別 消 化 率 費 用 補 助 額 (1 人 あたり 費 用 補 助 単 価 ) [ 単 価 削 減 率 ] 22 年 度 23 年 度 24 年 度 25 年 度 26 年 度 3,567 (9.4) [-] 3,741 (9.8) [-] 3,115 (8.4) [ 14%] 2,865 (7.9) [ 19%] ( 百 万 円 ) ( 万 円 / 人 年 ) 2,781 (7.8) [ 20%] 単 価 削 減 率 [ ]は23 年 度 比 23 年 度 付 与 Pの 未 消 化 分 ( 繰 越 分 )の 影 響 で24 年 度 ( 初 年 度 )の 1 人 あたり 費 用 補 助 単 価 は 14% 程 度 となるが,25 26 年 度 と 単 価 削 減 が 進 む 想 定 (ホ イント 単 価 150 円 のメニュー 利 用 率 が 多 いため 年 間 付 与 ホ イント 削 減 率 と 同 率 にはならない)

1-3. 一 般 厚 生 費 の 詳 細 について - 食 堂 運 営 費 および 財 産 形 成 支 援 制 度 - 4 食 堂 は 支 店 支 社 など183 箇 所 に 設 置 財 産 形 成 支 援 はリフレッシュ 財 形 貯 蓄 を 廃 止, 財 形 年 金 貯 蓄 は3.5%の 利 子 補 給 を 廃 止 食 堂 を 運 営 する 意 義 目 的 火 災 電 線 事 故 発 生 に 伴 う 緊 急 時 対 応, 昼 休 みなどに 依 頼 が あるお 客 さま 訪 問 要 請 にも 迅 速 に 対 応 する 観 点 から, 可 能 な 限 り 社 員 を 事 業 所 内 に 留 めておく 必 要 があり, 電 気 の 安 定 供 給 という 責 任 をしっかり 果 たす 観 点 からも 重 要 運 営 委 託 先 運 営 委 託 先 関 係 会 社 ( 東 京 リビングサービス)に 委 託 ( 随 意 契 約 ) 東 京 リビングサービスが 実 際 の 食 堂 運 営 会 社 と 契 約 締 結 東 京 リビングサービスは 厨 房 機 器 等 の 提 供 衛 生 管 理 指 導 を 実 施 食 堂 運 営 会 社 が 調 理 や 給 仕 等 を 実 施 ( 参 考 ) 原 価 低 減 への 取 組 み ( 参 考 ) 原 価 低 減 への 取 組 み 財 産 形 成 支 援 制 度 勤 労 者 財 産 形 成 促 進 法 ( 抜 粋 ) ( 昭 和 四 十 六 年 六 月 一 日 法 律 第 九 十 二 号 ) 最 終 改 正 : 平 成 二 三 年 六 月 二 四 日 法 律 第 七 四 号 第 一 章 総 則 ( 目 的 ) 第 一 条 この 法 律 は, 勤 労 者 の 計 画 的 な 財 産 形 成 を 促 進 する ことにより, 勤 労 者 の 生 活 の 安 定 を 図 り,もつて 国 民 経 済 の 健 全 な 発 展 に 寄 与 することを 目 的 とする リフレッシュ 財 形 貯 蓄 制 度 制 度 見 直 し 内 容 月 1,000~3000 円 の10 年 満 期 積 立 満 期 時 に 年 利 8.5%の 利 子 補 給 廃 止 他 企 業 比 較 制 度 がない 企 業 が 主 随 意 契 約 ではあるが,お 互 いに 緊 張 関 係 を 保 つ 観 点 から 様 々な 原 価 低 減 への 取 組 みを 実 施 東 京 リビングサービスの 業 務 運 営 を 効 率 化 外 注 契 約 プロセスの 見 直 し ( 例 ) 食 堂 運 営 会 社 の 競 争 発 注 食 堂 要 員 配 置 基 準 の 見 直 し 食 堂 運 営 委 託 先 との 価 格 直 接 交 渉 食 堂 運 営 費 18 年 度 19 年 度 20 年 度 21 年 度 22 年 度 2,981 (-) 2,692 ( 10%) 2,672 ( 10%) ( 百 万 円 ) 2,558 ( 14%) 2,515 ( 16%) ( )は 初 年 度 (18 年 度 )からのコスト 削 減 率 食 堂 運 営 費 は, 調 理 や 給 仕 を 行 う 人, 調 理 器 具 に 係 る 費 用 および 光 熱 費 水 道 代 ( 食 材 の 費 用 は 利 用 者 負 担 ) 24~26 年 度 は 原 価 算 定 時 直 近 実 績 (22 年 度 )で 織 込 財 形 年 金 貯 蓄 制 度 ( 同 法 第 6 条 ) 持 ち 家 財 形 貯 蓄 制 度 ( 同 法 第 6 条 ) 総 合 預 金 年 利 3.5%の 利 子 補 填 を 廃 止 し, 銀 行 利 率 を 適 用 ( 銀 行 間 利 息 差 のみ 補 填 ) 銀 行 利 率 +2.5%( 利 子 補 給 ) ただし45 歳 以 上 の 利 子 補 給 は1/2 (1.25%) 当 社 平 均 年 利 2.1% 金 融 商 品 の 定 期 預 金 と 普 通 預 金 を 組 み 合 わせた 総 合 口 座 利 子 補 給 は 労 働 基 準 法 第 18 条 で 定 める 社 内 預 金 下 限 利 率 ( 年 利 0.5%)を 適 用 利 子 補 填 が ない 企 業 が 主 年 利 2.45% 出 典 : 旬 刊 福 利 厚 生 (H21.12.8) ー

1-4. 一 般 厚 生 費 の 詳 細 について - その 他 の 福 利 厚 生 制 度 - 5 項 目 具 体 的 な 内 容 ( 参 考 ) 他 企 業 水 準 医 療 関 係 法 定 産 業 医 報 酬 健 康 管 理 室 の 維 持 運 営 費 用 福 島 第 一 原 発 救 急 医 療 室, Jウ ィレッシ 診 療 所 の 医 師 看 護 師 等 確 保 にかかる 費 用 主 な 費 用 として, 労 働 安 全 衛 生 法 等 にて 定 められている 常 時 50 名 以 上 の 労 働 者 を 使 用 する 事 業 場 にて 契 約 している 産 業 医 報 酬 - 衛 生 安 全 関 係 法 定 外 の 健 康 診 断 費 用 メンタルサポート 対 応 費 用 福 島 第 一 原 発 救 急 医 療 室, Jウ ィレッシ 診 療 所, 健 康 管 理 室 の 医 療 品 消 耗 品 費 法 定 外 健 康 診 断 費 用 は, 広 く 行 政 でも 実 施 している,がん 予 防 検 診 として 効 果 的 と 言 われている 胃 部 エックス 線 検 査 便 潜 血 検 査 にかかる 費 用 中 央 労 働 基 準 監 督 署 から 指 導 を 受 けた メンタルヘルスサポートに 関 する 取 り 組 みのための 費 用 - 慶 弔 費 従 業 員, 家 族 への 慶 弔 見 舞 金 団 体 定 期 保 険 総 合 福 祉 団 体 定 期 保 険 の 保 険 料 保 険 金 の 支 払 実 績 に 応 じて 配 当 (キャッシュハ ック)がある 社 員 が 安 心 して 業 務 に 従 事 できるよう, 弔 慰 金 とは 別 に, 生 命 保 険 に 加 入 ( 業 務 外 死 亡, 業 務 内 外 での 高 度 障 害 が 対 象 ) 業 務 外 死 亡 時 保 証 額 552 万 円 業 務 外 死 亡 時 保 障 額 551 万 円 ( 出 典 :H23.6 人 事 実 務 ) 医 療 共 済 会 健 康 保 険 でカバーされない 部 分 に 対 する 支 援 を 目 的 に, 従 業 員 が 負 担 する 会 費 とあわせ 会 社 が 負 担 する 拠 出 金 を 計 上 差 額 ベッド 代 や 高 額 医 療 費 等, 健 康 保 険 から 給 付 されない 保 険 外 医 療 費 や, 介 護 費 用 等 の 負 担 を 支 援 する 目 的 で 設 立 され た 互 助 会 組 織 共 済 会 導 入 企 業 数 全 産 業 129 社 のうち94 社 が 導 入 ( 出 典 ; 旬 刊 福 利 厚 生 ) 持 株 会 従 業 員 の 持 株 購 入 促 進 を 目 的 と した 奨 励 金 24 年 度 から 奨 励 金 付 与 率 を10%から 5%に 引 下 げ 奨 励 金 付 与 率 5% 上 場 企 業 1,883 社 の 約 45% (2010.10 東 京 証 券 取 引 所 調 査 )

2. 前 回 いただいたその 他 宿 題 に 対 する 回 答 6 宿 題 1 ホテルで 泊 まり 込 みの 健 康 診 断 に 対 し, 当 社 から 補 助 が 出 ているのか 出 ているとすればどの 項 目 から 出 ているのか 回 答 1. 例 年 行 う 社 員 の 健 康 診 断 について ホテルに 一 泊 して 健 康 診 断 を 受 診 している という 事 実 はございません 東 京 電 力 健 康 保 険 組 合 が 契 約 している 一 般 の 人 間 ドック 施 設 ( 病 院 やクリニック)での 検 診 を 希 望 する 者 については, 健 康 保 険 組 合 から,そのメニュー(1 泊 2 日 コースまたは 日 帰 りコース)に 対 して 費 用 補 助 が 受 けられるしくみとなっております 当 該 費 用 補 助 の 財 源 については, 従 業 員 と 会 社 双 方 から 拠 出 している 保 険 料 であり, 会 社 として 特 別 に 費 用 補 助 を 行 っている 事 実 はございません カフェテリアプランのメニューの1つとして 人 間 ドック を 設 定 しております 宿 題 2 前 回 示 された 社 宅 使 用 料 の 中 には 非 常 時 要 員 の 社 宅 使 用 料 も 含 まれているか 回 答 2. 前 回 お 示 しした 社 宅 使 用 料 は, 非 常 災 害 対 策 要 員 も 含 んだ 水 準 です 非 常 災 害 対 策 要 員 は, 災 害 発 生 時, 交 通 機 関 が 使 用 できない 状 況 においても, 短 時 間 のうちに 徒 歩 で 出 社 し, 非 常 災 害 対 策 本 部 での 対 応 が 必 要 であることから, 休 日 も 指 定 された 日 は 在 宅 することを 義 務 付 けております そのような 点 も 踏 まえ 社 宅 使 用 料 の 減 免 を 行 っております 宿 題 3 社 宅 使 用 料 と 家 賃 補 助 の 調 査 対 象 企 業 回 答 3. 社 宅 使 用 料 : 民 間 企 業 178 社 ( 旬 刊 福 利 厚 生 2012.1 月 上 旬 号 ) 家 賃 補 助 : 調 査 回 答 企 業 112 社 のうち 実 施 企 業 39 社 ( 旬 刊 福 利 厚 生 2011.2 月 下 旬 号 )

3. 火 力 燃 料 費 削 減 に 向 けた 当 社 の 取 組 7 燃 料 費 算 定 上 燃 料 配 分 時 のメリット オーダーの 徹 底 や 火 力 のバリュー チェーン 全 体 を 通 じた 取 組 により 予 め 費 用 を 最 低 限 に 抑 制 した 上 で 1 取 引 先 との 厳 しい 交 渉 及 び2 燃 料 受 払 の 工 夫 ( 更 なる 石 油 火 力 焚 き 減 らし) 等 を 通 じた 更 なる 効 率 化 努 力 を 織 込 (H24~26 年 3 年 平 均 で175 億 円 / 年 ) 石 油 削 減 量 ( 約 20 万 kl/ 年 相 当 ) 輸 入 代 行 料 ( 約 8%) 等 今 回 燃 料 費 発 電 発 電 発 電 単 価 燃 料 費 単 価 燃 料 費 電 力 量 電 力 量 電 力 量 単 価 原 価 低 減 織 込 額 火 力 24,593 2,199 11.18 19,722 1,958 10.07 4,871 242 1.11 175 億 円 より 一 層 の 石 油 系 燃 料 の 焚 き 減 らし タンクやハ ース 運 用 が 厳 しい 大 型 LNG 船 の 受 入 増 等 による 高 効 率 火 力 のより 一 層 の 稼 働 率 向 上 石 油 系 6,114 383 15.95 8,124 511 15.89 2,010 128 0.06 燃 料 調 達 が 厳 しい 中 当 社 からのLNG 譲 渡 等 の 工 夫 により 緊 急 設 置 電 源 の 燃 料 を 転 換 他 社 電 源 のうち 安 価 な 電 源 からの 受 電 を 拡 大 H24~H26 火 力 平 均 単 価 は 逓 減 :H24; 11.68 円 /kwh H25; 11.19 円 /kwh H26; 10.60 円 /kwh 上 流 進 出 ( 資 源 開 発 輸 送 ) 資 源 確 保 自 社 船 団 形 成 による 調 達 の 弾 力 性 強 化 上 流 のコスト 構 造 把 握 ノウハウ 蓄 積 資 源 会 社 等 とのネットワーク 強 化 情 報 力 強 化 前 回 33 億 円 燃 料 調 達 ( 燃 料 売 買 契 約 ) ( 億 円, 億 kwh, 円 /kwh) 差 異 ガス 系 17,786 1,659 10.72 11,272 1,349 8.36 6,514 310 2.36 石 炭 系 693 157 4.40 325 98 3.33 368 60 1.07 億 円 67 億 円 48 燃 料 受 入 基 地 ( 燃 料 受 払 運 用 ) 諸 経 費 削 減 受 払 運 用 の 工 夫 調 達 価 格 削 減 に 向 けた 交 渉 努 力 ( 値 決 め 方 式 / 入 札 等 ) 調 達 ソース 多 様 化 (シェールカ ス 等 含 ) 競 合 促 進 共 同 調 達 3 年 平 均 48 億 円 +27+ 億 円 火 力 発 電 所 ( 電 源 運 用 ) 高 効 率 火 力 稼 働 率 向 上 緊 急 設 置 電 源 の 燃 料 転 換 67 億 円 48 億 円 27 億 円 142 億 円 粘 り 強 い 交 渉 による 燃 料 単 価 の 削 減 輸 入 代 行 手 数 料, 新 設 電 源 の 燃 料 価 格 引 き 下 げ 33 億 円 安 価 な 他 社 電 源 からの 受 電 拡 大 メリットオータ ー( 最 経 済 配 分 ) 割 安 な 石 炭 /LNG 火 力 の 新 規 運 転 開 始 低 品 位 燃 料 の 活 用

4. 火 力 燃 料 費 削 減 に 向 けた 調 達 戦 略 8 燃 料 調 達 における 当 社 の 強 みである 1 多 くの 売 主 にとって 有 力 な 販 売 先 となりうる 当 社 の 大 規 模 な 所 要 量 と 安 定 的 な 燃 料 の 引 取 2 多 様 な 燃 料 を 扱 える 基 地 発 電 所 の 高 い 運 用 能 力 3 上 流 事 業 には 一 定 の 事 業 リスクを 伴 うが 参 画 によって 培 った 豊 富 な 新 規 案 件 や 開 発 コスト 販 売 戦 略 等 に 係 る 情 報 力 等 を 最 大 限 活 かし 燃 料 調 達 の 安 定 性 弾 力 性 経 済 性 を 一 層 追 求 具 体 的 には - 原 価 算 定 期 間 中 に 価 格 見 直 し 予 定 のLNG( 約 800 万 トン/ 年 )については 短 期 的 にLNG 需 給 逼 迫 による 売 り 手 市 場 にもかかわらず 上 記 の 強 みを 活 かした 価 格 抑 制 を 最 大 限 織 り 込 み - LNGであれば 当 社 の 大 規 模 な 所 要 量 多 様 な 燃 料 を 扱 える 基 地 発 電 所 の 高 い 運 用 能 力 を 活 かし 現 在 計 画 中 のシェールカ ス 由 来 の 北 米 LNGを 北 米 カ ス 価 格 リンクで 導 入 することにより 原 油 価 格 連 動 による 現 行 のLNG 価 格 決 定 方 式 に 風 穴 を 開 けるよう 努 力 する 他 新 規 フ ロシ ェクトからの 引 取 検 討 に 際 しては 適 宜 共 同 調 達 による 交 渉 力 発 揮 を 追 求 サプライ チェーンにおける 当 社 の 主 な 強 み 上 流 進 出 ( 資 源 開 発 輸 送 ) 新 規 案 件 や 開 発 コスト 販 売 戦 略 等 に 係 る 情 報 力 (2000 年 代 前 半 からLNGの 開 発 生 産 輸 送 トレーテ ィンク に 順 次 参 画 中 ) 売 主 をはじめとしたエネルキ ー 関 連 会 社 との 幅 広 いネットワーク ( 石 油 メシ ャー 国 営 石 油 カ ス 会 社 海 外 電 力 カ ス 会 社 トレータ ー 商 社 等 のほぼ 全 ての 主 要 フ レーヤーと 関 係 構 築 ) 自 社 船 団 による 輸 送 の 弾 力 性 大 規 模 な 所 要 量 (LNG 2,000 万 トン/ 年 超 等 ) 多 様 な 調 達 ソース これまでの 多 数 の 売 主 多 様 な 契 約 に 係 る 交 渉 ノウハウ 燃 料 調 達 ( 燃 料 売 買 契 約 ) 燃 料 受 入 基 地 ( 燃 料 受 払 運 用 ) 火 力 発 電 所 ( 電 源 運 用 ) 燃 料 の 受 払 運 用 発 電 設 備 に 係 る 知 見 技 術 ( 多 種 多 様 な 燃 料 への 対 応 力 ) 自 社 基 地 に 加 え 石 油 リースタンク 発 電 所 近 隣 の 製 油 所 とのハ イフ ライン 連 結 等

5. 他 電 力 との 比 較 9 入 手 可 能 な 過 去 3 年 (H21 年 3 月 期 ~H23 年 3 月 期 )の 各 社 有 価 証 券 報 告 書 に 基 づき 当 社 と 当 社 以 外 (9 電 力 )を 比 較 したところ 石 油 も 石 炭 も 当 社 と 他 電 力 との 燃 料 費 ( 消 費 単 価 )は 概 ね 同 水 準 各 社 の 有 価 証 券 報 告 書 に 記 載 されている 燃 料 種 別 毎 の 燃 料 費 を 消 費 数 量 で 除 した 公 表 データを 基 にした 当 社 試 算 値 ( 石 油 については 重 油 換 算 石 炭 については 熱 量 補 正 処 理 を 実 施 ) 80,000 円 /kl 74,258 75,255 石 油 系 消 費 単 価 比 較 20,000 円 /t 18,300 石 炭 系 消 費 単 価 比 較 ( 熱 量 補 正 後 ) 60,000 48,961 54,032 53,038 53,417 15,000 15,364 15,124 13,676 13,899 13,199 40,000 10,000 20,000 5,000 0 平 成 20 年 度 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 0 平 成 20 年 度 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 当 社 9 社 平 均 電 力 需 給 の 概 要 資 源 エネルキ ー 庁 ホームヘ ーシ インフォメーション 電 力 調 査 統 計 電 気 事 業 連 合 会 ホームヘ ーシ 電 力 統 計 情 報 を 元 にした 当 社 試 算 値

6.ニューキャッスルIndexとの 比 較 ( 石 炭 ) 10 日 本 向 け 豪 州 炭 は 前 年 度 末 頃 に 翌 年 度 分 の1 年 契 約 を 年 度 を 通 じた 固 定 価 格 で 契 約 する のが 主 流 価 格 交 渉 時 の 有 力 な 指 標 の1つがグローバル コールのニューキャッスルIndex 当 社 の 原 価 織 込 石 炭 CIF 価 格 は148.75$/トン( 参 考 :H24 年 1~3 月 の 全 日 本 通 関 石 炭 価 格 ( 豪 州 )は150.8$/トン) 他 方 H23 年 度 の 日 本 向 け 豪 州 炭 1 年 契 約 の 固 定 価 格 の 交 渉 にあたり 参 照 されるニューキャッスルIndexは125-130$/トン 程 度 また 豪 州 ~ 日 本 の 石 炭 輸 送 運 賃 の 市 況 は20-25$/トン 程 度 当 社 の 原 価 織 込 石 炭 CIF 価 格 はニューキャッスルIndex 及 び 輸 送 運 賃 に 照 らし 合 理 的 な 水 準 参 考 :LNGの 場 合 LNGについても 石 炭 と 同 様 海 外 売 主 と 直 接 契 約 しており 中 間 業 者 は 介 在 していない 豪 州 豪 州 FOB 価 格 125-130$/トン 石 炭 売 買 : 海 外 売 主 と 直 接 契 約 価 格 交 渉 の 指 標 の1つがニューキャッスルIndex (H23 年 1~3 月 のニューキャッスルIndex:125-130$/トン 程 度 ) 石 炭 輸 送 : 船 会 社 と 直 接 輸 送 契 約 豪 州 ~ 日 本 の 運 賃 市 況 は20-25$/トン 程 度 通 関 ( 石 炭 品 代 + 運 賃 + 保 険 ) 豪 州 ~ 日 本 運 賃 20-25$/トン 日 本 日 本 着 CIF 価 格 約 150$/トン 石 油 石 炭 税 石 炭 受 払 費 用 等 諸 経 費 通 関 価 格 + 石 油 石 炭 税 + 諸 経 費 発 電 所 発 電 所 着 価 格 約 170$/トン

7. 購 入 電 力 料 のコスト 削 減 に 向 けた 具 体 的 な 取 り 組 み 11 1 共 同 火 力 等 の 固 定 費 削 減 交 渉 (62 億 円 ) 従 来 からコストダウン 交 渉 を 行 ってきたが 今 後 は 特 に 当 社 の 状 況 をふまえ 安 定 供 給 を 大 前 提 に 修 繕 工 事 の 更 なる 厳 選 や 一 般 経 費 の 抑 制 等 のコスト 削 減 を 要 請 する 例 えば 当 社 は 多 くの 事 業 者 から 購 入 していることを 強 みに ある 事 業 者 のコスト 削 減 の 成 功 例 等 を 他 事 業 者 へ 水 平 展 開 するよう 努 めているが そういった 取 組 みをより 一 層 充 実 させる 2 自 家 発 事 業 者 等 の 料 金 削 減 交 渉 (20 億 円 ) 契 約 更 新 時 等 の 機 会 を 捉 えて 単 価 の 引 き 下 げを 相 手 方 に 要 請 し 料 金 を 低 減 していた だくように 努 力 する 3IPPとの 契 約 更 改 交 渉 (14 億 円 ) 東 京 電 力 に 関 する 経 営 財 務 調 査 委 員 会 報 告 書 の 指 摘 を 踏 まえ 平 成 26 年 度 以 降 順 次 契 約 満 了 を 迎 えるIPPとの 契 約 更 改 において 契 約 単 価 の 低 減 を 要 請 する 具 体 的 には IPPのうち 自 社 火 力 発 電 単 価 より 割 高 な 契 約 について 更 改 時 に 自 社 火 力 並 みに 引 き 下 げるように 努 める ( 参 考 ) 東 京 電 力 に 関 する 経 営 財 務 調 査 委 員 会 報 告 書 の 指 摘 事 項 他 社 電 源 購 入 取 引 において 平 成 26 年 度 から 順 次 契 約 更 新 時 期 が 到 来 するため 資 本 コストが 既 に 回 収 されていることを 踏 まえた 価 格 体 系 にすべく 交 渉 するなどにより 東 電 ピーク 時 の 発 電 単 価 実 績 まで 買 電 単 価 を 低 減 したと 仮 定 した 上 で 合 計 80 億 円 ( 注 :27 年 度 値 )の 追 加 コスト 削 減 を 見 込 むことができる

8. 東 北 電 力 日 本 原 子 力 発 電 との 契 約 内 容 ( 原 子 力 発 電 ) 12 1. 東 北 電 力 ( 購 入 販 売 ) 基 本 契 約 ( 建 設 時 締 結 ) 長 期 的 な 供 給 力 確 保 脱 石 油 化 低 廉 な 料 金 水 準 の 実 現 等 の 観 点 から 相 互 に 両 社 の 電 源 開 発 に 参 加 し 営 業 運 転 開 始 から 営 業 運 転 停 止 にわたる 受 電 権 利 枠 を 確 保 することを 規 定 料 金 について 減 価 償 却 費 や 人 件 費 修 繕 費 等 の 維 持 管 理 費 及 び 想 定 燃 料 費 によることを 規 定 受 給 契 約 ( 毎 年 度 更 改 ) 長 期 契 約 の 料 金 に 対 する 電 事 法 第 22 条 の 卸 供 給 料 金 算 定 規 則 に 従 い 必 要 と 見 込 まれる 原 価 を 年 度 毎 に 算 定 し 料 金 を 設 定 ( 今 回 申 請 上 電 力 量 を 見 込 んでいないものは 電 力 量 料 金 なし) 2. 日 本 原 子 力 発 電 東 海 第 二 ( 購 入 ) 基 本 契 約 ( 建 設 時 締 結 ) 東 海 第 二 発 電 所 の 発 生 電 力 の 全 量 を 当 社 および 東 北 電 力 が8:2の 割 合 で 受 電 することを 規 定 これに 基 づき 日 本 原 電 は 東 海 第 二 発 電 所 の 発 生 電 力 を 当 社 および 東 北 電 力 に 供 給 することを 定 めた 卸 電 気 事 業 の 許 可 を 更 新 受 給 契 約 ( 毎 年 度 更 改 ) 長 期 契 約 の 料 金 に 対 する 電 事 法 第 22 条 の 卸 供 給 料 金 算 定 規 則 に 従 い 必 要 と 見 込 まれる 原 価 を 年 度 毎 に 算 定 し 料 金 を 設 定 ( 今 回 申 請 上 電 力 量 を 見 込 んでいないため 電 力 量 料 金 なし) 3.その 他 ( 電 力 受 給 終 了 後 も 継 続 して 当 社 が 負 担 する 費 用 ) 東 北 電 力 ( 使 用 済 燃 料 再 処 理 等 既 発 電 費 ) 東 北 電 力 からの 購 入 契 約 (H18 年 度 末 で 電 気 の 受 給 期 間 は 終 了 )において 原 子 力 発 電 における 使 用 済 燃 料 の 再 処 理 等 のための 積 立 金 の 積 立 て 及 び 管 理 に 関 する 法 律 (H17.10.1 施 行 ) に 基 づき 東 北 電 力 が 法 施 行 後 15 年 間 で 行 うこととなった 過 去 の 使 用 済 燃 料 に 対 する 積 立 金 について 受 電 実 績 に 応 じた 負 担 (15 年 間 )を 行 う 契 約 を 締 結 日 本 原 子 力 発 電 ( 原 子 力 発 電 施 設 解 体 引 当 金 制 度 で 手 当 されていない 設 備 の 解 体 関 連 費 用 ) 現 在 解 体 作 業 中 の 東 海 発 電 所 の 解 体 費 用 について 引 当 金 制 度 対 象 外 の 設 備 に 係 る 解 体 関 連 費 用 につい ても 負 担 を 行 う 基 本 協 定 を 締 結 基 本 契 約 書 等 については 非 公 開 を 前 提 とした 契 約 であることから 公 開 の 場 における 開 示 につきましてはご 容 赦 下 さい

9. 東 北 電 力 日 本 原 子 力 発 電 との 契 約 におけるレートベースの 扱 い 13 原 価 算 定 期 間 中 (3ヵ 年 ) 電 力 量 が 0 である 東 北 電 力 ( 株 ) 日 本 原 電 ( 株 )との 原 子 力 発 電 の 購 入 販 売 契 約 におけるレートベースの 扱 いについては 以 下 のとおり 当 社 が 東 北 電 力 及 び 日 本 原 電 から 請 求 される 購 入 料 金 の 中 に 卸 供 給 料 金 算 定 規 則 に 基 づくレートベースによる 事 業 報 酬 として 24 億 円 / 年 を 見 込 んでおり 当 該 金 額 を 原 価 に 織 込 み 当 社 が 東 北 電 力 へ 請 求 する 販 売 料 金 の 中 に 卸 供 給 料 金 算 定 規 則 に 基 づくレートベー スによる 事 業 報 酬 として 5 億 円 / 年 を 見 込 んでおり 当 該 金 額 を 原 価 に 織 込 み

10. 購 入 電 力 料 における 寄 付 金 等 の 扱 い 14 購 入 料 金 の 中 に 含 まれる 広 告 宣 伝 費 や 寄 付 金 等 については 相 手 事 業 者 に 確 認 した 結 果 全 13 事 業 者 合 計 で 3.2 億 円 / 年 となっている コストベースの 購 入 契 約 ( 電 事 法 第 22 条 に 基 づく 料 金 届 出 を 行 う 購 入 契 約 )を 対 象 広 告 宣 伝 費 (2.4 億 円 ) 各 事 業 者 とも 有 識 者 会 議 で 指 摘 された 販 売 促 進 のような 費 用 はなく 発 電 所 立 地 に 係 る 理 解 促 進 に 資 する 発 電 所 PR 館 やパンフレット 等 の 費 用 である 寄 付 金 等 (0.8 億 円 ) 発 電 所 の 地 元 の 協 議 会 お 祭 り 募 金 に 対 するものや 慶 弔 に 要 するもの 等 地 域 との 共 生 の 観 点 からも 発 電 所 の 運 営 上 必 要 なものを 各 事 業 者 の 判 断 により 計 上 している なお 政 治 献 金 書 画 骨 董 は 算 入 していない ( 百 万 円 / 年 ) 広 告 宣 伝 費 寄 付 金 等 寄 付 金 団 体 費 交 際 費 政 治 献 金 書 画 骨 董 計 織 込 額 243 77 5 30 42 - - 320 金 額 は 全 13 事 業 者 の 合 計 値

11. 原 子 力 の 購 入 電 力 料 の 増 加 理 由 ( 対 前 回 改 定 織 込 ) 15 当 社 が 購 入 している 原 子 力 発 電 所 からの 購 入 電 力 料 について 発 電 電 力 量 減 による 核 燃 料 費 の 減 があるものの 安 全 対 策 経 年 対 策 の 費 用 が 増 加 し 結 果 前 回 改 定 値 (1,000 億 円 ) との 比 較 で 約 3 億 円 増 加 の1,003 億 円 となっている < 減 要 因 > 発 電 電 力 量 減 少 により 減 額 となる 使 用 済 燃 料 再 処 理 等 発 電 費 原 子 力 発 電 施 設 解 体 費 特 定 放 射 性 廃 棄 物 処 分 費 核 燃 料 減 損 額 減 価 償 却 費 等 の 資 本 費 < 増 要 因 > 建 屋 の 水 密 化 や 防 潮 堤 防 護 壁 の 設 置 などの 安 全 対 策 工 事 に 係 わる 費 用 全 国 水 平 展 開 で 行 っている 原 子 炉 内 構 造 物 の 予 防 保 全 対 策 等 に 係 わる 費 用 炉 内 配 管 修 繕 等 の 経 年 対 策 に 係 わる 費 用 平 成 23 年 度 から 新 たに 原 子 力 損 害 賠 償 支 援 機 構 に 納 付 することになった 一 般 負 担 金

12. 積 立 金 ( 当 期 燃 焼 分 )と 発 電 電 力 量 との 関 係 16 原 子 力 発 電 における 使 用 済 燃 料 の 再 処 理 等 のための 積 立 金 の 積 立 て 及 び 管 理 に 関 する 法 律 に 基 づく 積 立 金 ( 当 期 燃 焼 分 )は 使 用 済 燃 料 発 生 量 のうち 日 本 原 燃 の 六 ヶ 所 再 処 理 工 場 で 再 処 理 される 数 量 に 見 合 った 金 額 を 積 み 立 てることになっており 積 立 金 ( 当 期 燃 焼 分 )の 増 減 は 使 用 済 燃 料 発 生 量 そのものではなく この 数 量 の 増 減 による 前 回 改 定 時 には 使 用 済 燃 料 発 生 量 の 一 部 を 六 ヶ 所 再 処 理 工 場 で 再 処 理 する 前 提 としてい たが 福 島 第 一 1~4 号 機 の 廃 止 等 により 使 用 済 燃 料 発 生 量 の 減 が 想 定 されること 等 を 考 慮 し 今 回 の 織 込 み 額 では 積 立 額 の 算 定 上 発 生 する 使 用 済 燃 料 の 全 てを 六 ヶ 所 再 処 理 工 場 で 再 処 理 する 前 提 としている 24 年 度 25 年 度 26 年 度 24~26 年 度 3ヵ 年 平 均 前 回 織 込 差 引 ( 今 回 - 前 回 ) 電 力 量 ( 百 万 kwh) 0 27,887 43,820 23,902 65,300 41,398 使 用 済 燃 料 発 生 量 (kghm) 0 76,067 119,750 65,272 181,986 116,714 上 記 数 量 のうち 六 ヶ 所 再 処 理 対 象 量 (kghm) 0 76,067 119,750 65,272 99,725 34,453 積 立 金 ( 当 期 燃 焼 分 )( 百 万 円 ) 0 22,860 35,988 19,616 28,868 9,252 発 生 する 使 用 済 燃 料 全 量 を 六 ヶ 所 再 処 理 工 場 で 再 処 理 する 前 提 発 生 する 使 用 済 燃 料 のうち 一 部 を 六 ヶ 所 再 処 理 工 場 で 再 処 理 する 前 提

13-1. 六 ヶ 所 再 処 理 工 場 への 使 用 済 燃 料 の 輸 送 費 の 算 定 方 法 17 原 燃 輸 送 との 使 用 済 燃 料 の 輸 送 契 約 では 固 定 料 金 ( 輸 送 の 有 無 に 係 らず 発 生 する 固 定 的 費 用 輸 送 船 や 輸 送 容 器 等 の 減 価 償 却 費 や 保 守 修 繕 費 等 )を 電 力 10 社 の 輸 送 量 を 元 に 分 担 各 電 力 会 社 の 分 担 比 率 は 前 年 度 までの 累 積 輸 送 量 ( 実 績 値 )と 当 該 年 度 の 計 画 輸 送 量 に 基 づき 以 下 の 式 により 算 出 されることから 毎 年 変 動 前 年 度 末 までの 累 積 輸 送 量 ( 当 社 分 )+ 当 該 年 度 の 計 画 輸 送 量 ( 当 社 分 ) 分 担 比 率 = 前 年 度 末 までの 累 積 輸 送 量 ( 電 力 10 社 分 )+ 当 該 年 度 の 計 画 輸 送 量 ( 電 力 10 社 分 ) このため 固 定 料 金 に 関 する 毎 年 の 支 払 額 は 以 下 の 図 のようになる < 当 社 分 担 比 率 が 下 がる 場 合 の 図 > 前 年 度 の 輸 送 量 の 実 績 反 映 及 び 当 年 度 の 計 画 輸 送 量 の 反 映 により 分 担 比 率 が 低 下 前 年 度 までの 支 払 額 当 年 度 の 電 力 全 体 負 担 額 前 年 度 での 分 担 比 率 に 基 づく 当 社 負 担 額 電 力 全 体 負 担 額 分 担 率 の 低 下 により 前 年 度 までの 支 払 額 の 調 整 額 が 発 生 A B - A が 当 年 度 の 支 払 額 分 担 比 率 が 上 がる 場 合 は B + A 当 年 度 の 電 力 全 体 負 担 額 は 新 たな 当 社 分 担 比 率 により 負 担 当 年 度 での 分 担 比 率 に 基 づく 当 社 負 担 額 B 当 社 負 担 額 = 全 体 額 前 年 度 時 点 での 当 社 分 担 比 率

13-2. 六 ヶ 所 再 処 理 工 場 への 使 用 済 燃 料 の 輸 送 費 の 算 定 方 法 18 前 回 織 込 額 今 回 織 込 額 とも 実 績 輸 送 量 と 計 画 輸 送 量 に 基 づき 想 定 した 当 社 分 担 比 率 を 元 に 原 価 に 織 り 込 むべき 費 用 を 想 定 したもの 具 体 的 には 前 回 織 込 時 には 新 潟 県 中 越 沖 地 震 の 影 響 による 前 年 度 (19 年 度 )の 輸 送 量 の 大 幅 な 減 少 ( 計 画 :163トン 実 績 :33トン) 及 び 20 年 度 の 計 画 輸 送 量 (131トン)を 反 映 し 当 社 分 担 比 率 を 想 定 同 様 に 今 回 織 込 額 においても 前 年 度 (23 年 度 )の 輸 送 量 実 績 ( 計 画 :33トン 実 績 : 26トン) 及 び 24 年 度 以 降 の 計 画 輸 送 量 (24 年 度 :7トン 25 26 年 度 : 各 26トン)を 元 に 当 社 分 担 比 率 を 想 定 その 結 果 前 回 織 込 時 の 算 定 には 前 年 度 に 比 べて 大 幅 に 当 社 分 担 比 率 は 減 少 したが 今 回 織 込 時 の 算 定 では 当 社 分 担 比 率 は 概 ね 一 定 に 推 移 している 前 回 は 分 担 比 率 の 大 幅 な 低 下 により 固 定 料 金 がマイナスになったことが 今 回 織 込 額 との 差 ( 金 額 単 位 : 百 万 円 ) 前 回 織 込 今 回 織 込 概 ね 一 定 に 推 移 今 回 - 前 回 大 幅 に 低 下 24 年 度 25 年 度 26 年 度 3ヵ 年 平 均 固 定 料 金 Ⅰ Ⅱ 支 払 額 :1 24 550 703 712 655 679 分 担 比 率 ( 前 年 比 ) 35.44% ( 2.93%) 31.67% ( 0.20%) 31.87% (0.20%) 32.07% (0.20%) 固 定 料 金 には 共 通 料 金 Ⅰ( 輸 送 船 に 係 る 費 用 等 使 用 済 燃 料 の 輸 送 数 量 比 )と 共 通 料 金 Ⅱ( 輸 送 容 器 に 係 る 費 用 等 料 金 はPWR/BWR 別 のため 比 率 はBWR(6 社 )に 占 める 当 社 の 割 合 輸 送 容 器 使 用 基 数 比 )がある 31.87 - 支 払 額 :2 327 448 596 590 545 218 分 担 比 率 ( 前 年 比 ) 55.56% ( 3.79%) 55.59% ( 0.38%) 55.81% (0.22%) 56.03% (0.22%) 55.81 - 変 動 料 金 :3 245 70 98 100 89 156 合 計 (1~3) 548 1,068 1,397 1,402 1,289 741 - -

14. 使 用 済 燃 料 再 処 理 等 費 における 寄 付 金 等 の 扱 い( 日 本 原 燃 原 燃 輸 送 ) 19 使 用 済 燃 料 再 処 理 等 費 における 再 処 理 積 立 金 ( 日 本 原 燃 ) 及 び 六 ヶ 所 再 処 理 工 場 への 輸 送 費 ( 原 燃 輸 送 )における 寄 付 金 等 の 取 扱 いは 以 下 のとおり < 再 処 理 積 立 金 >( 日 本 原 燃 ) 再 処 理 積 立 金 ( 当 期 燃 焼 分 : 約 196 億 円 )には 事 業 に 係 る 寄 付 金 交 際 費 諸 会 費 広 告 宣 伝 費 (3ヵ 年 平 均 で 合 計 約 2 億 円 : 全 体 額 の 約 1% )が 含 まれているが 事 業 運 営 に 必 要 な 費 用 として 認 識 24-26 年 度 3ヵ 年 平 均 説 明 寄 付 金 25 サイクル 事 業 では 地 元 地 域 の 協 力 は 必 要 不 可 欠 社 会 貢 献 や 地 域 振 興 など のために 行 うもの 交 際 費 11 事 業 運 営 の 円 滑 化 のため 諸 会 費 12 原 子 力 関 連 団 体 や 経 済 団 体 等 に 加 入 原 子 力 関 連 団 体 は 原 子 力 安 全 等 にか かる 各 種 情 報 の 入 手 自 主 保 安 活 動 の 支 援 を 受 ける 等 のため また 経 済 団 体 は 地 元 経 済 界 の 一 員 として 情 報 共 有 や 地 元 団 体 との 一 定 の 関 係 維 持 のため 広 報 関 係 費 等 168 販 売 促 進 やイメージ 広 告 という 目 的 はなく サイクル 事 業 に 係 る 情 報 提 供 理 解 促 進 を 図 るため 等 のもの 合 計 216 ( 金 額 単 位 : 百 万 円 ) < 六 ヶ 所 再 処 理 工 場 向 け 輸 送 費 > ( 原 燃 輸 送 ) 六 ヶ 所 再 処 理 工 場 向 け 輸 送 費 の 中 に 寄 付 金 交 際 費 諸 会 費 広 告 宣 伝 費 が 含 まれている が これらを 含 む 諸 経 費 ( ) 全 体 額 で 交 渉 合 意 している( 合 意 金 額 における 個 々の 内 訳 は 把 握 していない) 諸 経 費 には 本 社 建 物 の 賃 借 料 等 や 委 託 費 等 も 含 まれる < 参 考 > 諸 経 費 金 額 :73 百 万 円 輸 送 費 総 額 (1,289 百 万 円 )の 約 6% 金 額 は 当 社 分 H24-26の3ヵ 年 平 均