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Transcription:

第 2 章 上 位 関 連 計 画 の 整 理 第 2 章 上 位 関 連 計 画 の 整 理 1. 沖 縄 21 世 紀 ビジョン 基 本 計 画 ( 平 成 24 年 5 月 ) (1) 基 本 施 策 1) 沖 縄 らしい 自 然 と 歴 史 伝 統 文 化 を 大 切 にする 島 を 目 指 して 2) 心 豊 かで 安 全 安 心 に 暮 らせる 島 を 目 指 して 3) 希 望 と 活 力 にあふれる 豊 かな 島 を 目 指 して 4) 世 界 に 開 かれた 交 流 と 共 生 の 島 を 目 指 して 5) 多 様 な 能 力 を 発 揮 し 未 来 を 拓 く 島 を 目 指 して (2) 圏 域 別 展 開 圏 域 別 展 開 の 基 本 方 向 1) 中 部 圏 域 中 部 都 市 圏 の 機 能 高 度 化 自 然 環 境 に 配 慮 した 効 率 的 効 果 的 な 都 市 機 能 の 再 編 整 備 の 観 点 から 関 係 自 治 体 等 との 連 携 のもと 広 域 的 な 調 整 等 を 進 めつつ 適 切 な 土 地 利 用 を 促 進 します さらに 駐 留 軍 用 地 跡 地 の 土 地 区 画 整 理 事 業 や 都 市 近 郊 地 域 での 環 境 負 荷 の 小 さ い 秩 序 ある 都 市 的 土 地 利 用 に 向 けた 取 組 を 促 進 し 住 環 境 の 整 備 を 図 ります あわ せて 個 性 豊 かで 魅 力 あふれる 沖 縄 らしい 良 好 な 景 観 の 形 成 を 促 進 します 住 宅 の 安 定 供 給 については 地 域 特 性 に 応 じた 魅 力 ある 居 住 環 境 の 形 成 を 図 るため 公 営 住 宅 の 整 備 等 を 推 進 します 集 中 豪 雨 等 による 浸 水 被 害 が 近 年 多 発 している 比 謝 川 等 河 川 の 未 整 備 区 間 等 については 多 自 然 川 づくりを 基 本 方 針 とした 整 備 に 取 り 組 むとともに 総 合 的 な 雨 水 対 策 を 推 進 します 2) 駐 留 軍 用 地 跡 地 の 利 用 促 進 米 軍 再 編 協 議 等 において 返 還 が 合 意 されている 中 南 部 都 市 圏 の 大 規 模 な 駐 留 軍 用 地 跡 地 について 県 土 構 造 の 再 編 を 視 野 に 入 れながら 有 効 かつ 適 切 な 利 用 を 促 進 す ることにより 中 南 部 都 市 圏 の 都 市 構 造 の 歪 みを 是 正 し 沖 縄 全 体 の 発 展 につなげ ていく 必 要 があります このため 南 部 圏 域 も 含 めた 広 域 的 な 観 点 から 中 南 部 都 市 圏 跡 地 利 用 広 域 構 想 を 策 定 し 県 民 等 の 利 便 性 快 適 性 を 向 上 させる 交 通 ネットワークの 構 築 潤 いの ある 環 境 づくりを 先 導 する 貴 重 な 緑 地 の 保 全 や 沖 縄 らしいまちなみの 形 成 による 魅 力 ある 風 景 づくり 県 全 体 の 振 興 発 展 に 寄 与 する 新 たな 産 業 の 振 興 など 各 跡 地 の 利 用 計 画 を 総 合 的 に 調 整 し 効 率 的 な 整 備 を 図 ります 普 天 間 飛 行 場 の 跡 利 用 計 画 の 策 定 に 向 けて 取 り 組 むとともに 返 還 が 予 定 されて いる 他 の 駐 留 軍 用 地 跡 地 開 発 と 連 携 した 整 備 を 行 い 中 南 部 都 市 圏 の 都 市 構 造 の 再 編 を 図 ります また 周 辺 市 街 地 整 備 などに 留 意 しつつ 中 南 部 都 市 圏 の 中 枢 とな る 国 営 大 規 模 公 園 の 整 備 を 国 に 求 めるとともに 中 部 縦 貫 道 路 ( 仮 称 ) 宜 野 湾 横 - 69 -

第 2 次 嘉 手 納 町 土 地 利 用 基 本 計 画 断 道 路 ( 仮 称 )などの 骨 格 的 道 路 網 の 整 備 や 鉄 軌 道 を 含 む 新 たな 公 共 交 通 システム の 導 入 促 進 を 図 るなど 総 合 的 かつ 計 画 的 に 魅 力 あるまちづくりを 進 めます 2. 沖 縄 県 第 4 次 国 土 利 用 計 画 ( 平 成 21 年 3 月 31 日 ) 目 標 年 次 : 平 成 29 年 将 来 人 口 :1,428,000 人 将 来 世 帯 数 :548,000 人 (1) 県 土 の 利 用 に 関 する 基 本 構 想 利 用 区 分 別 の 県 土 利 用 の 基 本 方 向 1 農 用 地 農 用 地 については 亜 熱 帯 性 気 候 等 の 特 性 を 生 かした 活 力 ある 農 業 の 振 興 を 図 るため それに 必 要 な 農 用 地 の 確 保 と 整 備 を 図 る このため 栽 培 技 術 の 高 度 化 等 による 農 業 生 産 性 の 向 上 規 模 拡 大 による 農 業 経 営 の 安 定 及 び 地 域 特 性 に 応 じた 農 用 地 の 有 効 利 用 を 図 る 市 街 化 区 域 内 農 地 については 良 好 な 都 市 環 境 の 形 成 の 観 点 からも 保 全 を 視 野 に 入 れ 計 画 的 な 利 用 を 図 る 2 森 林 都 市 及 びその 周 辺 の 森 林 については 良 好 な 生 活 環 境 を 確 保 するため 積 極 的 に 緑 地 としての 保 全 及 び 整 備 を 図 る さらに 自 然 性 の 高 い 森 林 や 貴 重 な 動 植 物 が 生 息 生 育 する 森 林 については その 適 正 な 維 持 管 理 を 図 る 3 原 野 原 野 のうち 湿 原 水 辺 植 生 野 生 生 物 の 生 息 生 育 地 等 貴 重 な 自 然 環 境 を 形 成 して いるものについては 生 態 系 及 び 景 観 の 維 持 等 の 観 点 から 保 全 を 基 本 とし 劣 化 して いる 場 合 は 再 生 を 図 る その 他 の 原 野 については 地 域 の 自 然 環 境 を 形 成 する 機 能 に 十 分 配 慮 しつつ 農 用 地 森 林 宅 地 等 への 転 換 により 適 正 な 利 用 を 図 る 4 水 面 河 川 水 路 水 面 河 川 及 び 水 路 の 整 備 に 当 たっては 流 域 の 特 性 に 応 じた 健 全 な 水 循 環 系 の 構 築 等 を 通 じ 自 然 環 境 の 保 全 再 生 に 配 慮 するとともに 自 然 の 水 質 浄 化 作 用 生 物 の 多 様 な 生 息 生 育 環 境 うるおいのある 水 辺 環 境 都 市 における 貴 重 なオープンスペース 熱 環 境 改 善 等 多 様 な 機 能 の 維 持 向 上 を 図 る 5 道 路 一 般 道 路 の 多 面 的 な 機 能 から 地 域 間 の 交 流 連 携 を 促 進 し 県 土 の 有 効 利 用 及 び 良 好 な 生 活 生 産 基 盤 の 整 備 を 進 めるため 必 要 な 用 地 の 確 保 を 図 るとともに 施 設 の 適 切 - 70 -

第 2 章 上 位 関 連 計 画 の 整 理 な 維 持 管 理 更 新 を 通 じて 既 存 用 地 の 持 続 的 な 利 用 を 図 る その 整 備 に 当 たっては 安 全 性 快 適 性 等 の 向 上 及 び 防 災 機 能 の 向 上 に 配 意 するとと もに 環 境 の 保 全 に 十 分 配 慮 する 特 に 市 街 地 においては 環 境 施 設 帯 の 設 置 道 路 緑 化 の 推 進 等 により 良 好 な 沿 道 環 境 の 保 全 創 造 に 努 める 6 宅 地 住 宅 地 住 宅 地 については 人 口 及 び 世 帯 数 の 増 加 や 高 齢 化 の 進 行 及 び 都 市 化 の 進 展 の 動 向 等 に 対 応 しつつ 地 域 特 性 に 配 慮 した 望 ましい 居 住 水 準 と 良 好 な 居 住 環 境 の 確 保 を 目 標 と して 生 活 関 連 施 設 の 整 備 及 び 良 好 な 都 市 環 境 の 形 成 に 配 意 しながら 必 要 な 用 地 の 確 保 を 図 る また 災 害 に 関 する 地 域 の 自 然 的 特 性 を 踏 まえた 適 切 な 県 土 利 用 を 図 る なお 市 街 地 においては 環 境 の 保 全 に 配 慮 しつつ 土 地 利 用 の 高 度 化 や 低 未 利 用 地 の 有 効 利 用 によるオープンスペースの 確 保 道 路 の 整 備 など 安 全 性 の 向 上 とゆとりの ある 快 適 な 環 境 の 確 保 を 図 る 工 業 地 工 業 用 地 については 地 域 産 業 の 振 興 と 企 業 の 立 地 促 進 を 図 るため 環 境 の 保 全 等 に 配 慮 しつつ 製 造 業 の 立 地 動 向 産 業 物 流 インフラの 整 備 状 況 等 を 踏 まえ 工 場 等 の 工 業 団 地 及 び 工 場 適 地 内 立 地 に 必 要 な 用 地 の 確 保 を 図 る また 市 街 地 における 住 工 混 在 地 区 の 工 場 の 移 転 団 地 化 を 推 進 するとともに 新 規 の 工 場 適 地 として 整 備 された 用 地 について 本 県 独 自 の 各 種 制 度 を 活 用 した 企 業 誘 致 を 進 め 有 効 利 用 を 図 る なお 工 場 移 転 業 種 転 換 等 に 伴 って 生 じる 工 場 跡 地 については 土 壌 汚 染 調 査 や 対 策 を 講 じるとともに 良 好 な 都 市 環 境 の 整 備 等 のため 有 効 利 用 を 図 る その 他 の 宅 地 その 他 の 宅 地 については 市 街 地 の 再 開 発 等 による 土 地 利 用 の 高 度 化 中 心 市 街 地 に おける 都 市 福 利 施 設 の 整 備 商 業 の 活 性 化 及 び 良 好 な 環 境 に 配 慮 するとともに 経 済 の ソフト 化 サービス 化 の 進 展 等 に 対 応 し 事 務 所 店 舗 に 必 要 な 用 地 の 確 保 を 図 る また 郊 外 の 大 規 模 集 客 施 設 や 大 型 リゾート 施 設 については 周 辺 の 土 地 利 用 との 調 整 を 図 るとともに 都 市 構 造 への 広 域 的 な 影 響 や 地 域 の 合 意 形 成 地 域 の 景 観 や 環 境 と の 調 和 を 踏 まえた 適 正 な 立 地 を 図 る 7 その 他 公 用 公 共 施 設 用 地 文 教 施 設 学 術 研 究 交 流 施 設 公 園 緑 地 交 通 施 設 環 境 衛 生 施 設 厚 生 福 祉 施 設 等 の 公 用 公 共 用 施 設 については 県 民 生 活 上 重 要 な 機 能 を 有 するものであることから ニーズの 多 様 化 等 に 対 応 した 施 設 水 準 の 向 上 及 び 充 実 を 図 るため 環 境 の 保 全 及 び 広 域 的 な 配 置 に 配 慮 し 必 要 な 用 地 の 確 保 を 図 る 施 設 の 整 備 に 当 たっては 耐 災 性 の 確 保 - 71 -

第 2 次 嘉 手 納 町 土 地 利 用 基 本 計 画 と 災 害 時 における 施 設 の 活 用 に 配 慮 するとともに 施 設 の 拡 散 を 防 ぐ 観 点 から 空 き 家 空 き 店 舗 の 再 生 利 用 や 街 なか 立 地 に 配 慮 する また 墓 地 については 他 府 県 とは 異 なる 歴 史 的 文 化 的 背 景 から 個 人 墓 地 が 設 置 さ れ 散 在 化 している 現 状 を 踏 まえ 土 地 の 有 効 利 用 の 観 点 から 周 辺 地 域 の 土 地 利 用 や 自 然 環 境 との 調 和 に 配 慮 しつつ 可 能 な 限 り 集 約 化 を 図 る 低 未 利 用 地 低 未 利 用 地 のうち 空 き 地 資 材 置 場 等 都 市 の 低 未 利 用 地 は 再 開 発 用 地 や 防 災 自 然 再 生 のためのオープンスペース 公 共 用 施 設 用 地 居 住 用 地 事 業 用 地 等 としての 再 利 用 を 図 る 8 米 軍 施 設 区 域 都 市 的 土 地 利 用 が 想 定 される 駐 留 軍 用 地 跡 地 については 周 辺 の 土 地 利 用 との 調 整 を 図 りながら 都 市 機 能 の 計 画 的 な 再 配 置 高 度 化 及 び 諸 産 業 基 盤 の 整 備 を 進 める その 他 の 駐 留 軍 用 地 跡 地 については 自 然 環 境 保 全 を 図 るとともに 周 辺 の 土 地 利 用 との 調 整 を 図 りつつその 有 効 利 用 を 進 める 3. 中 部 広 域 都 市 計 画 都 市 計 画 区 域 の 整 備 開 発 及 び 保 全 の 方 針 ( 平 成 22 年 3 月 ) 目 標 年 次 : 平 成 37 年 都 市 の 将 来 像 : 1 独 自 の 文 化 を 発 信 し 個 性 豊 かな 都 市 圏 2 人 情 報 様 々な 産 業 が 交 流 する 都 市 圏 3 豊 かな 自 然 環 境 と 共 生 した 都 市 圏 4 環 境 にやさしい 循 環 型 低 酸 素 型 の 都 市 圏 5 新 たな 魅 力 を 生 み 出 す 都 市 圏 (1) 主 要 な 都 市 計 画 の 決 定 の 方 針 土 地 利 用 に 関 する 主 要 な 都 市 計 画 の 決 定 の 方 針 1) 土 地 利 用 の 方 針 1 土 地 の 高 度 利 用 に 関 する 方 針 嘉 手 納 町 新 町 ロータリー 地 区 については 市 街 地 再 開 発 事 業 により 土 地 の 高 度 利 用 が 図 られており 今 後 とも 中 心 市 街 地 にふさわしい 土 地 の 有 効 利 用 を 図 ってい きます 2 用 途 転 換 用 途 純 化 又 は 用 途 の 複 合 化 に 関 する 方 針 低 層 の 住 宅 地 及 び 工 業 地 においては 土 地 利 用 の 純 化 を 推 進 するものとし 地 区 計 画 特 別 用 途 地 区 等 の 活 用 により 各 地 区 にふさわしい 土 地 利 用 を 図 ります また 中 心 市 街 地 活 性 化 を 図 る 地 区 においては 都 市 の 利 便 性 を 享 受 できるまちな か 居 住 を 推 進 し 住 宅 機 能 と 商 業 機 能 が 複 合 した 活 気 ある 都 市 空 間 の 再 生 を 図 りま - 72 -

第 2 章 上 位 関 連 計 画 の 整 理 す 3 居 住 環 境 の 改 善 又 は 維 持 に 関 する 方 針 本 区 域 内 の 既 成 市 街 地 には 建 築 物 の 密 集 に 加 えて 狭 い 道 路 や 行 き 止 まり 公 園 緑 地 等 のオープンスペースの 不 足 等 が 相 まって 安 全 性 快 適 性 の 面 に おいて 居 住 環 境 が 悪 化 している 地 区 が 存 在 します さらに 公 共 施 設 が 未 整 備 敷 地 が 小 規 模 老 朽 家 屋 が 密 集 といった 特 徴 を 有 し 戦 後 の 米 軍 基 地 建 設 に 誘 発 された 密 集 市 街 地 においては 住 民 主 体 の 防 災 まちづく りを 推 進 する 住 民 NPO 専 門 家 等 が 一 体 となった 体 制 づくりを 促 進 するととも に 道 路 公 園 の 重 点 整 備 と 沿 道 不 燃 化 の 促 進 による 防 災 環 境 軸 の 形 成 や 遊 休 地 等 を 積 極 的 に 活 用 した 防 災 性 の 向 上 敷 地 の 細 分 化 防 止 策 等 を 講 じ 総 合 的 な 居 住 環 境 の 改 善 に 努 めます また 土 地 区 画 整 理 事 業 等 の 面 的 かつ 計 画 的 に 整 備 された 市 街 地 については ゆ とりと 潤 いのある 居 住 環 境 を 保 全 するため 地 区 計 画 や 各 種 協 定 の 導 入 を 検 討 し 安 全 で 快 適 な 市 街 地 の 形 成 を 図 ります 4 都 市 内 の 緑 地 又 は 都 市 の 風 致 の 維 持 に 関 する 方 針 都 市 内 の 緑 地 は 都 市 生 活 に 潤 いを 与 える 重 要 な 要 素 です そのため 河 川 沿 いの 緑 地 や 斜 面 緑 地 については 積 極 的 に 保 全 を 図 り 風 致 地 区 等 の 地 域 制 緑 地 の 指 定 を 進 めます なお 墓 地 の 整 備 にあたっては 周 辺 地 域 の 土 地 利 用 や 自 然 環 境 との 調 和 に 配 慮 しつつ 可 能 な 限 り 集 約 化 を 図 り 秩 序 ある 土 地 利 用 を 促 進 します 5 災 害 防 止 の 観 点 から 必 要 な 市 街 化 の 要 請 に 関 する 方 針 市 街 地 周 辺 部 の 斜 面 地 で 宅 地 造 成 後 もなお 危 険 が 予 想 される 急 傾 斜 地 については 森 林 のもつ 土 砂 流 出 防 止 機 能 及 び 水 源 かん 養 機 能 等 の 観 点 から 極 力 林 地 としての 保 全 を 図 ります 6 計 画 的 な 都 市 的 土 地 利 用 の 実 現 に 関 する 方 針 無 秩 序 な 市 街 地 の 外 延 化 が 進 行 する 本 区 域 においては 新 市 街 地 開 発 の 抑 制 方 針 を 明 確 にするとともに 市 町 村 の 国 土 利 用 計 画 や 農 業 振 興 計 画 等 と 整 合 させ 無 秩 序 な 開 発 の 防 止 良 好 な 緑 地 の 保 全 管 理 や 農 業 の 健 全 な 発 展 との 調 和 等 を 図 りな がら 個 性 豊 かな 圏 域 を 創 造 し ゆとりある 居 住 形 態 を 実 現 していきます まず 用 途 白 地 地 域 において 市 街 化 の 進 展 が 著 しい 地 域 については 市 街 地 像 を 明 確 にした 上 で 早 急 に 適 正 な 用 途 を 定 め 望 ましい 市 街 地 像 の 実 現 を 促 進 します また 用 途 地 域 外 への 無 秩 序 な 外 延 化 を 抑 制 するため 用 途 白 地 地 域 においては 土 地 利 用 の 動 向 等 を 踏 まえて 建 築 物 の 建 ぺい 率 容 積 率 等 の 建 築 形 態 規 制 の 見 直 し を 必 要 に 応 じて 検 討 します 併 せて 地 区 計 画 の 活 用 による 自 然 環 境 と 調 和 共 生 する 集 落 環 境 整 備 や 特 定 用 途 制 限 地 域 や 風 致 地 区 の 指 定 開 発 許 可 対 象 面 積 の 引 き 下 げ 景 観 法 の 活 用 など - 73 -

第 2 次 嘉 手 納 町 土 地 利 用 基 本 計 画 適 切 な 対 応 に 努 めます 2) 駐 留 軍 用 地 跡 地 等 の 土 地 利 用 に 関 する 方 針 跡 地 利 用 に 際 しては 中 南 部 都 市 圏 における 位 置 付 けや 周 辺 市 街 地 との 関 係 既 成 市 街 地 に 及 ぼす 影 響 を 考 慮 しつつ 土 地 区 画 整 理 事 業 等 による 計 画 的 な 面 整 備 を 図 るとともに 跡 地 利 用 を 先 導 する 中 核 的 施 設 の 導 入 や 基 幹 道 路 の 整 備 などを 総 合 的 か つ 計 画 的 に 推 進 します さらに 駐 留 軍 用 地 跡 地 の 再 開 発 を 契 機 として 良 好 な 生 活 環 境 の 確 保 産 業 の 振 興 健 全 な 都 市 形 成 交 通 体 系 の 整 備 自 然 環 境 の 保 全 再 生 などの 観 点 から 都 市 機 能 の 再 編 再 整 備 を 行 い 活 力 と 潤 いのある 連 担 した 一 体 的 都 市 圏 形 成 の 推 進 を 図 ります - 74 -

第 2 章 上 位 関 連 計 画 の 整 理 4. 第 4 次 嘉 手 納 町 総 合 計 画 ( 平 成 21 年 度 ) 目 標 年 度 : 平 成 30 年 度 将 来 像 :ひと みらい 輝 く 交 流 のまち かでな 将 来 人 口 :14,000 人 (1) 土 地 利 用 構 想 町 土 は 町 民 の 暮 らしをはじめ 経 済 文 化 など 多 様 な 活 動 の 基 盤 となります 住 み よいまちづくりを 展 開 していくにあたっては 町 土 が 現 在 及 び 将 来 における 町 民 の 限 ら れた 貴 重 な 資 源 であるという 認 識 のもと 秩 序 ある 発 展 を 図 るため 自 然 環 境 などに 留 意 しつつ 公 共 の 福 祉 優 先 を 基 本 とした 土 地 利 用 を 進 めていくことが 重 要 です 土 地 利 用 は 長 期 的 且 つ 広 域 的 な 視 点 に 立 ち 開 発 と 保 全 の 調 和 に 基 づいた 様 々な 土 地 需 要 の 調 整 を 行 うことにより 自 然 環 境 と 共 生 するまちづくりや 歴 史 社 会 的 特 性 を 踏 まえたまちづくり 活 力 ある 都 市 活 動 と 町 民 生 活 を 支 えるまちづくりを 進 めます 本 町 においては 町 土 の 約 83%が 米 軍 用 地 に 占 有 されている 特 異 な 状 況 にありま す 一 方 で それらの 地 域 は 本 町 の 地 域 開 発 上 及 び 環 境 保 全 上 極 めて 重 要 な 地 域 となっています したがって 軍 用 地 も 含 む 町 土 全 体 について 均 衡 ある 発 展 と 文 化 的 な 生 活 の 確 保 に 資 する 利 用 を 進 めていくものとします 限 られた 利 用 可 能 用 地 について より 有 効 な 土 地 利 用 を 図 り 良 好 なまちづくり を 進 めるためにも 地 域 特 性 を 活 かし 再 開 発 地 区 を 起 爆 剤 とした 商 業 地 域 の 再 生 住 宅 住 環 境 整 備 等 による 既 成 市 街 地 の 改 善 面 整 備 の 検 討 等 による 計 画 的 な 新 市 街 地 の 形 成 等 を 図 ります そして 比 謝 川 の 水 辺 等 を 骨 格 とした 緑 のネッ トワークを 形 成 し 良 好 な 住 環 境 の 実 現 を 目 指 すものとします こうした 土 地 利 用 を 実 現 するために 市 街 地 に 接 する 軍 用 地 の 一 部 返 還 又 は 共 同 使 用 に 取 り 組 むとともに 米 軍 用 地 返 還 の 見 通 し 等 を 踏 まえ 計 画 的 な 利 用 転 用 の 検 討 を 進 めるものとします (2) 施 策 大 綱 誰 もが 安 心 安 全 で 心 豊 かに 暮 らせる 潤 いあるまちづくり 1) 自 然 を 感 じ 自 然 と 共 生 する 豊 かな 市 街 地 環 境 の 形 成 自 然 と 市 街 地 環 境 が 調 和 した 魅 力 ある 景 観 づくりを 進 めていきます 活 き 活 きした 生 活 とにぎわいを 育 むまちづくり 1) 安 心 安 全 快 適 案 道 路 ネットワークの 形 成 安 心 安 全 快 適 な 道 路 空 間 が 創 出 できるよう 道 路 ネットワーク 網 の 充 実 や 生 活 道 路 の 環 境 向 上 交 通 安 全 対 策 の 充 実 を 図 るなど 町 民 生 活 の 利 便 性 向 上 等 に 向 けた 道 路 の 整 備 を 推 進 します 2) 快 適 で 住 みよい 生 活 環 境 の 形 成 快 適 で 住 み 続 けることができるよう 道 路 整 備 と 連 携 した 密 集 市 街 地 の 改 善 や 市 街 地 整 備 と 一 体 になった 住 まいの 確 保 に 努 めるとともに 老 朽 化 した 町 営 住 宅 等 の - 75 -

第 2 次 嘉 手 納 町 土 地 利 用 基 本 計 画 建 替 えを 推 進 します (3) 基 本 計 画 土 地 利 用 計 画 1) 基 本 方 針 バランスの 取 れた 土 地 利 用 の 確 立 に 向 けて 嘉 手 納 町 都 市 計 画 マスタープラン 等 の 周 知 推 進 を 図 るなど 市 街 地 と 自 然 環 境 の 調 和 に 配 慮 していきます 市 街 地 の 合 理 的 利 用 を 進 めるため 再 開 発 地 区 を 起 爆 剤 とした 商 業 地 域 の 再 生 や 住 宅 住 環 境 整 備 等 による 既 成 市 街 地 の 改 善 面 整 備 の 検 討 等 を 行 い 良 好 な 市 街 地 形 成 を 図 ります 比 謝 川 水 系 の 保 全 活 用 により 水 辺 等 を 骨 格 とした 水 の 軸 緑 の 軸 の 形 成 を 進 め 憩 いの 空 間 づくりを 行 います 市 街 地 に 接 する 米 軍 用 地 の 一 部 返 還 又 は 共 同 使 用 に 取 り 組 むとともに 米 軍 用 地 返 還 の 見 通 しを 踏 まえ 計 画 的 な 利 用 転 用 の 検 討 を 進 めます 2) 施 策 の 展 開 1 バランスの 取 れた 土 地 利 用 の 確 保 2 市 街 地 の 合 理 的 利 用 3 水 と 緑 の 軸 の 形 成 4 米 軍 用 地 の 計 画 的 な 利 用 転 用 の 検 討 5. 嘉 手 納 町 都 市 計 画 マスタープラン( 平 成 18 年 1 月 ) 目 標 年 度 : 平 成 32 年 都 市 づくりの 目 標 : 1 潤 いを 感 じる 都 市 空 間 づくり 2 安 心 して 暮 らせるネットワークづくり 3 住 民 が 誇 りを 持 てるまちづくり 将 来 人 口 :12,000 人 (1) 全 体 構 想 土 地 利 用 に 関 する 方 針 1) 低 層 住 宅 地 区 中 央 区 の 密 集 市 街 地 の 一 部 東 区 西 浜 区 の 埋 立 部 分 については 低 層 住 宅 地 と 位 置 づけ 低 層 の 戸 建 住 宅 を 中 心 とした 良 好 な 住 環 境 の 形 成 を 図 る 中 央 区 の 密 集 市 街 地 の 一 部 については 区 画 道 路 ポケットパーク 等 の 基 盤 整 備 未 接 道 の 敷 地 の 解 消 敷 地 規 模 の 確 保 等 を 個 別 の 建 替 えや 共 同 住 宅 への 建 替 えに より 推 進 し 安 全 で 潤 いのある 住 空 間 の 形 成 を 図 る 東 区 の 屋 良 土 地 区 画 整 理 事 業 の 区 域 は 道 路 等 の 基 盤 整 備 が 整 い ゆとりある 低 層 の 戸 建 住 宅 を 中 心 とした 住 宅 地 を 形 成 されつつある 今 後 は 良 好 な 住 環 境 の 保 全 推 進 を 図 るため 地 区 計 画 等 の 活 用 を 検 討 する また 区 画 整 理 事 業 の 区 域 以 外 は - 76 -

第 2 章 上 位 関 連 計 画 の 整 理 基 盤 が 十 分 に 整 備 されていないため 今 後 無 秩 序 に 市 街 化 していくことが 危 惧 され る ネットワークした 区 画 道 路 公 園 等 の 整 備 を 推 進 するため 地 区 計 画 等 の 活 用 を 検 討 し 良 好 な 住 環 境 の 形 成 を 図 る 西 浜 区 の 埋 立 部 分 は 道 路 等 の 基 盤 は 整 っており 低 層 の 戸 建 住 宅 を 中 心 とした 住 宅 地 が 形 成 されている しかし 緑 が 少 なく 潤 いに 欠 ける 地 区 もみられることか ら 今 後 は 地 区 計 画 等 の 活 用 を 検 討 し 良 好 な 住 環 境 の 育 成 を 促 進 する 2) 低 中 層 住 宅 地 区 水 釜 大 木 線 の 西 側 の 地 域 東 側 の 地 域 及 び 中 央 区 の 密 集 市 街 地 の 一 部 については 低 層 の 住 宅 と 低 中 層 の 共 同 住 宅 が 調 和 した 良 好 な 住 環 境 の 形 成 を 図 る 水 釜 大 木 線 の 西 側 は 特 に 外 人 住 宅 が 多 い 区 域 であり 老 朽 化 が 著 しくその 多 く は 建 替 えの 時 期 にきている 外 人 住 宅 特 有 の 敷 地 形 態 により 未 接 道 の 敷 地 も 多 いこ とから それらを 考 慮 した 住 環 境 の 更 新 ( 低 中 層 の 共 同 住 宅 への 建 替 え 等 )を 図 り 低 層 戸 建 住 宅 と 低 中 層 共 同 住 宅 の 調 和 した 良 好 な 住 環 境 を 創 出 する 3) 中 層 住 宅 地 区 密 集 市 街 地 の 一 部 については 中 層 共 同 住 宅 主 体 の 良 好 な 住 環 境 の 形 成 を 図 る 区 画 道 路 公 園 等 を 整 備 し ゆとりある 住 環 境 の 中 層 共 同 住 宅 主 体 の 土 地 利 用 を 図 る 4) 沿 道 サービス 地 区 国 道 58 号 及 び 主 要 地 方 道 沖 縄 嘉 手 納 線 の 沿 道 は 商 業 業 務 住 宅 の 複 合 的 な 土 地 利 用 を 推 進 する 地 区 とする 現 在 当 該 地 区 は 自 動 車 修 理 工 場 やスーパー 遊 戯 施 設 等 が 立 地 している 今 後 は 中 層 の 店 舗 併 用 共 同 住 宅 等 の 立 地 誘 導 も 含 めて 幹 線 道 路 沿 道 にふさわしい 土 地 利 用 を 図 る 特 に 本 町 東 端 に 位 置 する 道 の 駅 周 辺 は 嘉 手 納 町 の 東 側 の 入 り 口 として 商 業 交 流 施 設 の 立 地 を 図 り 本 町 東 側 の 拠 点 空 間 と 位 置 づける 5) 中 心 拠 点 地 区 新 町 ロータリー 地 区 再 開 発 事 業 の 区 域 は 商 業 業 務 住 宅 の 複 合 的 な 高 度 土 地 利 用 を 図 る 中 心 拠 点 地 区 とする 当 該 地 区 は 本 町 の 顔 であり 土 地 の 高 度 有 効 利 用 を 推 進 し 活 力 ある 中 心 市 街 地 としての 魅 力 向 上 に 努 める 6) 商 業 地 区 中 心 商 店 街 は 衰 退 傾 向 にあり シャッターの 下 りた 店 舗 空 地 が 目 立 つ 状 況 に ある 現 在 事 業 中 の 新 町 ロータリー 地 区 再 開 発 事 業 を 機 に 業 務 施 設 小 売 店 舗 飲 食 店 等 の 集 積 を 図 り 魅 力 的 な 商 業 地 域 の 再 生 を 図 る また 西 浜 区 の 南 側 の 商 業 地 は 大 型 商 業 施 設 を 中 心 とした 地 区 であり 今 後 も 国 道 58 号 の 沿 道 に 位 置 するという 地 の 利 を 活 かして 町 内 外 からの 集 客 を 目 的 とす - 77 -

第2次嘉手納町土地利用基本計画 る店舗等の集積を図る 西浜区の町道埋立2号線の沿道の商業地に関しては 地域の住民が日常用品の買 物をする店舗等の立地を促進する 7 工業地区 本町東端の工業地区は 環境の悪化をもたらすことのない工業施設等の立地を図 る地区とする 8 農業地区 本町唯一のまとまった農地であり 今後も農業環境の保全を図る - 78 -

第 2 章 上 位 関 連 計 画 の 整 理 6. 嘉 手 納 町 基 地 跡 地 利 用 計 画 調 査 報 告 書 < 基 本 計 画 >( 平 成 14 年 3 月 ) 嘉 手 納 基 地 に 関 する 計 画 を 記 載 (1) 基 本 計 画 の 目 標 1) 土 地 利 用 計 画 の 考 え 方 基 本 計 画 の 土 地 利 用 におけるポイントは 空 港 整 備 の 考 え 方 であり これに よって 全 体 の 土 地 利 用 の 方 向 性 が 決 まると 言 える 土 地 利 用 計 画 では まず 空 港 整 備 の 考 え 方 を 示 し 次 に2 案 それぞれの 土 地 利 用 の 方 向 性 を 提 案 することとする なお いかに 土 地 利 用 計 画 の 考 え 方 を 示 す - 79 -

第 2 次 嘉 手 納 町 土 地 利 用 基 本 計 画 2) 土 地 利 用 別 整 備 方 針 土 地 利 用 の 考 え 方 を 踏 まえ 本 対 象 地 域 の 土 地 利 用 を 以 下 の2 案 とし 土 地 利 用 別 に 整 備 方 針 を 示 すものとする 第 1 案 : 国 際 空 港 ( 国 際 線 ) 及 び 航 空 機 メンテナンス 施 設 を 中 心 に 住 宅 地 や 商 業 業 務 地 レクリエーション 施 設 等 を 配 置 した 産 業 メインの 土 地 利 用 を 考 える 第 2 案 : 国 際 空 港 ( 国 際 線 国 内 線 ) 及 びレクリエーション 施 設 を 中 心 に 交 流 ( 遊 び)をメインとした 土 地 利 用 を 考 える 土 地 利 用 別 整 備 方 針 第 1 案 空 港 交 流 施 設 用 現 滑 走 路 に 隣 接 する 地 域 にお 地 いては 空 港 施 設 ( 旅 客 ターミナ ル 等 )を 配 置 し 国 際 線 に 対 応 できる 規 模 を 想 定 し 整 備 を 図 る また 空 港 用 地 内 には 航 空 機 メ ンテナンス 施 設 を 配 置 し 重 整 備 にも 対 応 できる 国 内 メンテ ナンス 拠 点 として 整 備 を 図 る あわせて 騒 音 等 の 緩 衝 帯 とな る 緑 地 整 備 を 行 う 業 務 商 業 用 地 空 港 施 設 に 隣 接 して 航 空 関 連 業 務 の 立 地 を 図 るために 業 務 空 間 の 整 備 を 行 う また 現 ロータリーに 隣 接 する 地 域 では 本 町 の 情 報 産 業 の 拡 大 や 航 空 関 連 業 務 のリッチを 図 るために 業 務 空 間 の 整 備 を 行 う 一 方 国 道 58 号 の 遠 藤 空 間 や 現 嘉 手 納 マリーナ 地 内 におい ては 商 業 用 地 を 確 保 し 既 成 市 街 地 と 連 続 した 整 備 を 図 る 第 2 案 現 滑 走 路 に 隣 接 する 地 域 にお いては 空 港 施 設 ( 旅 客 ターミナ ル 等 )を 配 置 し 国 際 国 内 線 に 対 応 できる 規 模 を 想 定 し 整 備 を 図 る また 騒 音 等 の 緩 衝 帯 とんる 緑 地 の 整 備 を 行 う 空 港 施 設 に 隣 接 して 虚 空 関 連 業 務 の 立 地 を 図 るために 業 務 空 間 の 整 備 を 行 う また 国 道 58 号 の 遠 藤 空 間 や 現 嘉 手 納 マリーナ 地 区 内 にお いては 商 業 用 地 を 確 保 し 既 成 市 街 地 と 連 続 した 整 備 を 図 る - 80 -

第 2 章 上 位 関 連 計 画 の 整 理 リゾート レクリ エーション 等 施 設 用 地 住 宅 用 地 公 共 施 設 用 地 現 マリーナ 地 区 においては 水 没 地 の 埋 立 てを 行 い 遠 藤 型 大 型 商 業 施 設 等 商 業 昨 日 の 導 入 を 進 めるとともに 文 化 施 設 等 各 種 集 客 施 設 や 海 浜 公 園 等 の 整 備 により にぎわいのあるウ ォーターフロント 空 間 の 創 出 を 図 る 現 市 街 地 に 隣 接 した 地 域 では 戸 建 住 宅 地 及 び 集 合 住 宅 地 を 適 切 に 配 置 し 良 質 な 住 環 境 の 創 出 と 人 口 の 集 積 を 図 る 特 に 職 住 近 接 の 環 境 を 創 出 するた め 集 合 住 宅 を 中 心 に 配 置 す る 町 民 の 憩 い 空 間 となる 公 園 の 整 備 や 広 域 交 通 ネットワーク の 充 実 を 促 すために 幹 線 道 路 の 整 備 を 図 る 空 港 施 設 に 隣 接 した 地 域 では スカイスポーツ 体 験 や 航 空 博 物 館 など 空 をテーマとしたレ クリエーション 施 設 用 地 の 整 備 を 図 る また 現 マリーナ 地 区 において は 既 存 施 設 の 機 能 拡 大 を 目 指 しリゾート レクリエーション 機 能 や 商 業 機 能 の 導 入 を 図 る とともに 文 化 施 設 等 の 各 種 集 客 施 設 の 整 備 により 本 町 のウ ォーターフロント 空 間 として の 充 実 を 進 める 現 市 街 地 に 隣 接 した 地 域 では 戸 建 住 宅 地 及 び 集 合 住 宅 地 を 適 切 に 配 置 し 良 質 な 住 環 境 の 創 出 と 人 口 の 集 積 を 図 る 町 民 の 憩 い 空 間 となる 公 園 の 整 備 や 広 域 交 通 ネットワーク の 充 実 を 促 すために 幹 線 道 路 の 整 備 を 図 る - 81 -

第 2 次 嘉 手 納 町 土 地 利 用 基 本 計 画 (2) 土 地 利 用 計 画 1) 土 地 利 用 の 基 本 的 構 成 - 第 1 案 - - 第 2 案 - 面 積 (ha) (%) 面 積 (ha) (%) 空 港 施 設 用 地 ( 空 港 整 備 用 地 ) 1 ( 鑑 賞 緑 地 防 音 堤 ) 138.0 107.0 31.0 55.2 42.8 12.4 139.0 104.0 35.0 56.7 42.4 14.3 業 務 商 業 用 地 (アジア 交 易 等 業 務 用 地 ) ( 商 業 用 地 ) ( 業 務 用 地 ) 47.8 33.3 14.5-19.1 13.3 5.8-12.4-2.4 10.0 5.1-1.0 4.1 リソ ート レクリエーション 等 施 設 用 地 (スカイワールド 用 地 ) (ヘルシーガーデン 用 地 ) (ウォーターフロント 用 地 ) 26.4-13.7 12.7 10.6-5.5 5.1 63.4 55.4-8.0 25.9 22.6-3.3 住 宅 用 地 ( 戸 建 住 宅 用 地 ) ( 集 合 住 宅 用 地 ) 15.0 11.0 4.0 6.0 4.4 1.6 16.0 11.0 5.0 6.5 4.5 2.0 公 共 施 設 用 地 ( 道 路 ) ( 公 園 緑 地 ) 22.8 20.3 2.5 9.1 8.1 1.0 14.2 13.4 0.8 5.8 5.5 0.3 合 計 250.0 100.0 245.0 100.0-82 -

第2章 - 83 - 上位関連計画の整理

第2次嘉手納町土地利用基本計画 - 84 -

第 2 章 上 位 関 連 計 画 の 整 理 (3) 道 路 ネットワーク 計 画 1) 基 本 方 針 広 域 幹 線 ネットワークの 充 実 本 地 区 は 北 西 部 に 中 南 部 都 市 圏 の 都 市 軸 基 幹 道 路 である 国 道 58 号 が 走 り 嘉 手 納 ロータリーを 中 心 として 県 道 74 号 線 ( 沖 縄 嘉 手 納 線 )と 結 節 する 要 地 であり さら に 空 港 島 の 整 備 による 交 流 拠 点 の 形 成 を 図 る 地 区 であることから これらの 位 置 づ けを 踏 まえ 広 域 交 通 の 有 機 的 な 統 合 に 資 するよう 地 区 内 における 道 路 ネットワー クを 計 画 する 本 町 全 体 の 道 路 ネットワークを 見 据 えた 計 画 本 町 の 拠 点 商 業 空 間 や 交 流 拠 点 リゾート レクリエーション 空 間 等 の 形 成 によ る 町 域 的 な 影 響 を 考 慮 した 道 路 整 備 を 図 るとともに 既 成 市 街 地 における 道 路 網 と の 整 合 を 図 り 本 町 の 都 市 機 能 の 充 実 強 化 を 促 進 する 道 路 ネットワークを 計 画 す る 自 然 環 境 と 共 生 する 道 路 整 備 地 区 内 に 分 布 する 緑 地 や 海 岸 等 の 自 然 特 性 は 本 町 全 域 の 緑 水 のネットワーク を 図 る 上 で 重 要 な 役 割 を 担 っており その 空 間 特 性 に 十 分 配 慮 しつつ 自 然 環 境 と 共 生 する 道 路 整 備 を 図 る 2) 道 路 の 機 能 分 類 道 路 はその 機 能 により 主 として 主 要 幹 線 道 路 幹 線 道 路 補 助 幹 線 道 路 その 他 の 道 路 ( 区 画 道 路 歩 行 者 専 用 道 路 等 )に 分 類 され 対 象 地 域 の 周 辺 においては 主 要 幹 線 道 路 ( 国 道 58 号 ) 及 び 幹 線 道 路 ( 県 道 74 号 線 )を 軸 とした 道 路 網 が 形 成 さ れている このため 本 計 画 における 交 通 ネットワーク 計 画 においては 地 区 内 の 土 地 利 用 及 び 周 辺 道 路 網 との 整 合 に 配 慮 し 国 道 58 号 の 一 部 線 形 変 更 を 図 るととも に 補 助 幹 線 道 路 及 びその 他 の 道 路 ( 区 画 道 路 歩 行 者 専 用 道 路 等 )についての 計 画 を 行 うものとする 3) 道 路 ネットワーク 計 画 上 記 の 方 針 を 踏 まえ 道 路 ネットワーク 計 画 を 以 下 の 通 りとし それぞれの 道 路 構 成 を 下 記 に 整 理 する 道 路 機 能 による 分 類 幅 員 (m) 機 能 主 要 幹 線 道 路 国 道 58 号 31~24 中 南 部 都 市 圏 における 都 市 軸 基 幹 道 路 幹 線 道 路 ( 対 象 地 域 外 ) 県 道 74 号 線 ( 沖 縄 嘉 手 納 線 ) 30 沖 縄 市 と 嘉 手 納 町 を 結 ぶ 主 要 な 道 路 - 85 -

第 2 次 嘉 手 納 町 土 地 利 用 基 本 計 画 補 助 幹 線 道 路 シンボルロード 30 空 港 ターミナルと 既 成 市 街 地 を 結 ぶとともに 地 区 の 交 流 拠 点 とし ての 空 間 形 成 に 資 する 道 路 その 他 の 補 助 幹 線 道 路 (5 路 線 程 度 ) 16 幹 線 道 路 と 区 画 道 路 を 結 び それ ら 道 路 の 交 通 を 集 散 させる 道 路 その 他 の 道 路 区 画 道 路 8~6 各 宅 地 へのアプローチ 道 路 歩 行 者 専 用 道 路 6 安 全 で 快 適 な 歩 行 空 間 また 地 区 内 の 緑 地 空 間 を 形 成 する 道 路 - 86 -

第2章 - 87 - 上位関連計画の整理

第2次嘉手納町土地利用基本計画 - 88 -

第 2 章 上 位 関 連 計 画 の 整 理 7. 嘉 手 納 町 土 地 利 用 基 本 計 画 ( 平 成 5 年 7 月 ) 嘉 手 納 弾 薬 庫 に 関 する 計 画 内 容 を 記 載 (1) 環 境 整 備 構 想 ( 嘉 手 納 弾 薬 庫 地 域 ) 1) 山 地 基 本 的 に 森 林 及 び 地 形 等 自 然 資 源 の 保 全 を 大 前 提 とした 森 林 活 用 型 リゾート 施 設 整 備 を 行 う 宿 泊 施 設 ゾーン 地 区 北 側 を 中 心 に 広 がる 弾 薬 庫 施 設 地 を 大 規 模 な 地 形 の 改 変 を 行 わずにそのまま 活 用 して 家 族 づれやグループのリゾート 基 地 となり 得 る 長 期 滞 在 型 コテージタ イプの 宿 泊 施 設 を 配 置 し 自 然 と 融 合 した 施 設 整 備 をおこない 宿 泊 施 設 ゾーンと して 位 置 づける このゾーンに 配 置 するその 他 の 施 設 としては 地 区 内 で 最 も 標 高 が 高 く 町 全 体 が 一 望 できる 場 所 に 天 文 台 を 設 置 し 昼 間 は 展 望 台 としても 利 用 できるように 整 備 す る また 大 自 然 の 中 でゆったりと 研 修 及 び 会 議 等 ができるように 研 修 施 設 も 整 備 する レクリエーション 施 設 ゾーン 地 区 中 心 部 の 人 工 池 周 辺 をレクリエーション 施 設 ゾーンとして 位 置 づけ 整 備 を 促 進 する この 地 区 に 配 置 する 施 設 としては 自 然 とのふれあいと 生 活 体 験 のでき るキャンプ 場 日 帰 りでも 楽 しめるバーベキュー 広 場 遊 びながら 健 康 増 進 を 図 れるアスレチック 広 場 人 工 池 の 側 には 親 水 公 園 を 配 置 しボート 遊 びもできるよ うに 整 備 を 測 る また これらの 施 設 に 付 随 する 施 設 として 管 理 センター( 案 内 所 売 店 休 憩 室 等 ) レストラン ペンション 等 も 合 わせて 設 置 する 体 験 学 習 ゾーン 地 区 南 側 の 黙 認 耕 作 地 大 規 模 弾 薬 庫 施 設 を 中 心 とする 地 区 は 子 供 たちをはじめ 多 くの 人 々が 自 然 環 境 に 触 れ 体 験 して 情 操 教 育 を 高 めるための 体 験 学 習 ゾーン として 位 置 づける この 地 区 に 配 置 する 施 設 として 自 然 学 習 センター(ネイチャーセンター) 自 然 と 直 接 作 用 し 合 うことを 通 して 食 料 の 生 産 を 体 験 できる 施 設 として 体 験 学 習 農 園 及 び 牧 場 貸 農 園 (クラインガルデン) 工 芸 やアートを 通 じて 自 然 をより 深 く 理 解 し 創 作 活 動 を 行 う 芸 術 創 造 体 験 施 設 として 木 工 所 等 を 整 備 する また 南 国 の 花 々や 果 物 を 堪 能 できるフラワーガーデン フルーツガーデン 地 域 に 伝 わる 伝 統 的 生 活 文 化 を 保 存 体 験 するための 歴 史 資 料 館 自 然 の 中 で 本 格 的 な 音 楽 の 聞 ける 音 楽 堂 等 互 換 で 体 験 できるゾーン 整 備 とする - 89 -

第 2 次 嘉 手 納 町 土 地 利 用 基 本 計 画 - 90 -