1. 分 科 会 名 と 略 称 分 科 会 名 : これからの 妥 当 性 の 話 をしよう~ 倫 理 から 考 える 科 学 と 社 会 ~ 略 称 :リンリン 2. 分 科 会 のテーマ( 問 題 とする 領 域 ) 社 会 と 倫 理 科 学 技 術 社 会 論 (STS) 応 用 倫 理 学 人 間 の 安 全 保 障 3. こんなあなたにオススメ 原 子 力 や 遺 伝 子 組 み 換 え 基 地 といった 政 治 性 の 高 い 社 会 問 題 を 考 えてみたい 人 地 域 間 の 格 差 や 世 代 間 の 倫 理 について 考 えてみたい 人 自 分 は 文 系 だから 科 学 は という 人 自 分 は 理 系 だから 倫 理 は という 人 倫 理?なにそれ?おいしいの?という 人 ここまでの 倫 理 という 言 葉 の 羅 列 を 見 て この 分 科 会 を 避 けようと した 人! 4. 分 科 会 概 要 分 科 会 の 目 的 科 学 技 術 政 策 や 安 全 保 障 政 策 において これまで 倫 理 という 観 点 はあま りに 軽 視 されてきたのではないでしょうか 現 状 それらの 問 題 が 語 られる ときの 観 点 としては 政 治 的 事 情 や 経 済 的 事 情 といった ソトガワ の 視 点 が 多 用 されます わたしたちの 分 科 会 では 個 々の 人 々の 心 情 や 生 き 方 といっ た ウチガワ の 視 点 を 大 切 にした 問 題 提 起 をしたいと 考 えています 例 えば 3.11 以 降 取 り 上 げられることが 多 くなった 原 発 はその 地 域 の 人 々の 生 き 方 心 情 といったものを お 金 という 対 価 によって 犠 牲 にし てきました エネルギーや 地 域 の 雇 用 といった 観 点 から 原 発 はやむを 得 な いものとされていますが 既 成 である 現 実 に 対 してこのままで 良 いのかど うか 倫 理 的 な 観 点 からあらためて 問 い 直 し 望 ましいと 思 われる 社 会 につい て 考 えます 1 / 7
内 容 原 子 力 や 遺 伝 子 組 み 換 え といった 科 学 技 術 と 社 会 科 学 技 術 と 倫 理 の 問 題 をはじめとして 米 軍 基 地 問 題 や TPP など 日 本 の 社 会 構 造 における 問 題 を 倫 理 的 な 観 点 を 中 心 に 取 り 扱 う ( 一 日 目 ) 自 己 紹 介 アイスブレイク 明 日 以 降 の 予 告 ( 簡 単 にテーマに 触 れる) ( 二 日 目 ) みんなで 倫 理 学 倫 理 とは 何 なのか なぜ 倫 理 が 大 切 なのか 身 近 な 例 をもとにして 話 合 いの 中 で 自 らの 価 値 観 をまとめ 自 分 の 物 事 に 対 する 倫 理 的 な 見 方 ( 倫 理 観 )を 形 作 る チューターからの 話 題 提 供 ( 倫 理 学 について) 具 体 的 な 科 学 技 術 安 全 保 障 における 問 題 を 検 討 する 一 日 目 の 議 論 をもとに まず 個 人 ワークとして 事 前 課 題 で 与 えられた 科 学 技 術 や 安 全 保 障 分 野 におけるテーマの 倫 理 的 な 問 題 点 を 整 理 して もらう 次 に グループワーク 形 式 の 発 表 を 通 して 思 考 のブラッシュア ップをはかる チューターからの 話 題 提 供 ( 科 学 技 術 社 会 論 について) 科 学 技 術 と 社 会 との 関 係 安 全 保 障 と 社 会 との 関 係 のあり 方 を 考 える 検 討 している 問 題 に 対 するグループワーク 等 を 通 して これからの 社 会 のあり 方 や 問 題 に 対 する 自 身 の 向 き 合 い 方 選 択 肢 を 考 える アウトプット 企 画 の 準 備 まとめ フィードバック ( 三 日 目 ) アウトプット 企 画 の 準 備 四 日 目 のアウトプット 企 画 は 現 在 のところ 分 科 会 メンバーが 進 行 や 調 整 役 をするワークショップを 考 えている 補 助 資 料 の 作 成 やリハーサ ル 等 実 際 のアウトプット 企 画 を 想 定 した 準 備 を 行 う まとめ フィードバック 2 / 7
( 四 日 目 ) アウトプット 企 画 原 子 力 や 基 地 遺 伝 子 組 み 換 え といったテーマを 設 け 他 の 分 科 会 メンバーにも 短 い 時 間 ではあるが 意 見 をうかがう まとめ フィードバック 参 加 者 の 具 体 的 な 到 達 目 標 倫 理 的 な 観 点 を 拠 りどころのひとつとして 社 会 問 題 を 考 えられること 科 学 技 術 が 社 会 に 与 える 影 響 について 私 たちの 生 活 と 結 びつけた 考 察 が できること トランスサイエンスという 言 葉 の 意 味 を 知 り 不 確 実 性 を 有 する 科 学 に 対 する 考 え 方 を 持 てること 科 学 リテラシー( 専 門 科 学 の 枠 を 越 え 主 体 的 に 社 会 的 背 景 や 問 題 となる 部 分 の 理 解 に 努 め 自 らの 意 見 を 持 って 周 囲 とコミュニケーションがはかれ ること)の 向 上 倫 理 やトランスサイエンスな 観 点 を 持 った 実 践 ができる 色 々な 実 践 の 仕 方 があると 思 います SNS を 使 った 情 報 発 信 や 普 段 の 会 話 居 酒 屋 など 肩 の 力 を 抜 いた 日 常 の 中 で この 分 科 会 でやるような 倫 理 の 話 が 楽 しくできたらなと 思 います 5. 交 流 会 当 日 までの 流 れ 事 前 課 題 :あり チューターが 提 示 したテーマに 関 する 問 題 を 調 べ 1それに 対 する 自 分 自 身 の 考 え 2 社 会 における 考 えをまとめ 当 日 発 表 してもらう ML や Facebook ページへの 登 録 による 事 前 の 情 報 共 有 を 考 えています また チューターから 参 加 者 への 電 話 による 事 前 課 題 に 対 する 質 疑 や 進 捗 確 認 も 予 定 しています ( 参 加 者 の 皆 様 へ: この 内 容 はあくまで 今 現 在 の 予 定 です 当 日 までに 変 更 があることがあります ご 了 承 くださいませ ) 3 / 7
6. チューター 紹 介 名 前 川 端 康 正 (かわばた やすまさ) ニックネーム:かわじぃ 大 学 学 部 学 科 学 年 千 葉 大 学 大 学 院 工 学 研 究 科 建 築 都 市 科 学 専 攻 都 市 環 境 システムコース 博 士 前 期 課 程 1 年 活 動 履 歴 1989 年 青 森 県 むつ 市 に 生 まれる(4 人 兄 弟 の 長 男 ) 2005 年 八 戸 工 業 高 等 専 門 学 校 物 質 工 学 科 入 学 キーワード: 演 劇 部 山 岳 部 園 芸 愛 好 会 国 際 交 流 部 演 歌 環 境 まちづくり BDF あおもり 県 民 政 策 研 究 サイエンスアゴラ 2010 年 千 葉 大 学 工 学 部 都 市 環 境 システム 学 科 3 年 次 編 入 学 キーワード: 環 境 ISO 学 生 委 員 会 環 境 サークル Sun&Co. 再 転 車 活 用 委 員 会 森 林 まちづくり 日 本 酒 ビール 焼 酎 サイエンスアゴラ AKB 演 歌 昭 和 歌 謡 以 後 32nd 33rd 交 流 会 一 般 参 加 34th 交 流 会 スタッフ 2012 年 千 葉 大 学 大 学 院 入 学 キーワード:バイオマス 石 炭 ガス 化 循 環 流 動 層 サイエンスアゴラ 日 本 酒 ビール 焼 酎 演 歌 (SNS) Twitter : @tanoshimokita Facebook: kawabata yasumasa mixi : かわじぃ 座 右 の 銘 モットー 人 は 石 垣 人 は 城 人 は 堀 情 けは 味 方 仇 は 敵 ( 武 田 信 玄 より) 本 物 の 酒 を 選 んで 飲 むこと 交 流 会 の 思 い 出 34th でスタッフを 務 めたことですかね あのときは 自 分 の 至 らなさに 申 し 訳 なさや 悔 しい 思 いをすることがありました 大 変 でしたが 一 度 は 経 験 してみる 価 値 はあると 思 います 他 には さまざまな 地 域 の 個 性 的 な 人 と 出 会 えることが 交 流 会 の 魅 力 です やっぱり 関 西 の 人 はおもしろい 人 が 多 いです( 笑 ) 4 / 7
名 前 菊 地 賢 (きくちさとる) ニックネーム:つるべ 大 学 学 部 学 科 学 年 千 葉 大 学 法 経 学 部 総 合 政 策 学 科 3 年 活 動 履 歴 交 流 会 参 加 歴 34,35th( 一 般 参 加 ) 所 属 ジャズ 研 楽 器 はピアノです アミーゴ!プロジェクト 第 三 土 曜 市 という 大 学 の 近 くで 行 われているイベントの 運 営 のお 手 伝 いや 地 域 通 貨 の 運 用 について 考 えています けやきんち 買 い 物 難 民 をビジネスの 手 法 で 解 決 することと 心 の 病 を 持 つ 方 の 就 労 支 援 を 目 的 として 活 動 しています ゼミ 複 数 のゼミに 所 属 して 哲 学 思 想 倫 理 の 観 点 から 政 治 経 済 や 人 間 を 扱 ってい ます (SNS) twitter:@mcranebe Facebook は 本 名 で 公 開 しております 座 右 の 銘 モットー 武 士 道 と 云 ふは 死 ぬことと 見 つけたり ( 葉 隠 ) 交 流 会 の 思 い 出 34 th から 参 加 していますが 毎 回 刺 激 的 な 仲 間 と 出 会 い 本 気 で 話 すことがで きています あれ 自 分 コミュ 障 のはずなのにな と 自 分 に 驚 いてしまうくら い 濃 密 な 交 流 ができてしまいます こういうことが 意 図 せずにできてしまうの が 交 流 会 の 魅 力 ですかね( 笑 ) 5 / 7
7. チューターからのメッセージ <かわじぃより> はじめまして 川 端 です 今 回 交 流 会 ではおそらくめずらしい 倫 理 や 科 学 技 術 社 会 論 に 焦 点 を 当 ててみました 倫 理 といっても 私 は 専 門 家 ではないです し 概 念 的 な 話 よりも 具 体 的 な 社 会 問 題 から 考 えるというアプローチをとりた いと 考 えています 私 は これまで 原 子 力 の 問 題 を 割 とよく 考 えてきました 廃 炉 や 高 レベル 放 射 性 廃 棄 物 の 処 分 問 題 は 今 もって 科 学 的 にも 政 治 的 にも 解 決 はされていません また 低 線 量 被 ばくの 健 康 影 響 に 関 する 評 価 も 科 学 者 間 で 意 見 が 割 れています このように 科 学 に 問 うことはできても 科 学 だけでは 答 え ることのできない 現 代 の 問 題 を トランス サイエンス といいます そして 原 子 力 は 遺 伝 子 組 み 換 え や 米 軍 基 地 問 題 などにもつながって います これは 様 々なリスクを 背 負 っているということや 文 化 や 生 活 の 営 みと いった 人 々の 価 値 観 に 対 する 侵 害 が 共 通 点 にあげられます これらを 包 摂 する 概 念 として 人 間 の 安 全 保 障 が 近 年 提 起 されています そういった 総 合 的 な 考 察 や 取 り 組 みも 紹 介 できればと 考 えています 数 年 前 から 一 部 の 限 られた 人 々が 決 めてきた 意 思 決 定 のあり 方 から 市 民 の 参 加 型 による 意 思 決 定 へとしくみがかわりつつあります その 場 において 私 た ちは 何 ができるでしょうか 自 分 自 身 の 意 見 を 公 開 の 場 で 述 べたり 知 人 とカフ ェで 語 り 合 ったり 収 集 した 情 報 をもとに 行 動 を 選 択 するといったことが 社 会 をより 良 い 方 向 へ 変 えていく 一 歩 なのではないでしょうか ぜひ 議 論 を 通 じて 一 緒 に 楽 しい 分 科 会 をつくりましょう! <つるべより> はじめまして 菊 地 です 今 回 テーマとして 倫 理 という 単 語 が 入 っています が まず 初 めに 敬 遠 しないでください( 笑 ) 倫 理 って 身 近 なものなのです 人 と 会 ったらあいさつをする 遅 刻 をしない 人 を 傷 つけない ものを 盗 まない コーヒーに 砂 糖 を 入 れるか 入 れないかといっ たものも 実 は 倫 理 という 言 葉 には 含 まれます そんなこと 言 われてもやっぱり 倫 理 は 難 しい! と 思 う 人 は 多 いと 思 いま す それゆえか 今 まで 社 会 問 題 を 考 える 上 で 倫 理 の 側 面 で 考 えられてきたこ とは 少 なかったように 思 えます でも 倫 理 って 先 にも 書 いたように 身 近 なも のなのです 普 段 社 会 問 題 の 切 り 口 になる 政 治 や 経 済 法 律 といった 観 点 より も 身 近 です こんなに 近 いのにスポットライトが 当 たらない 倫 理 ってかわ いそうに 思 えませんか?( 笑 ) 灯 台 もと 暗 し という 言 葉 があります 身 近 すぎてかえって 分 からない ならば 6 / 7
使 ってみましょう! 僕 たちはみなさんと 一 緒 に 分 科 会 をつくっていくことを 楽 しみにしています! 8. フリースペース ( 参 考 文 献 として ) 社 会 を 変 えるには 小 熊 英 二 講 談 社 現 代 新 書 興 味 を 持 った 方 は 読 んでみてください! 7 / 7