裁判所での法律相談センター広報について



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2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

Taro-H19退職金(修正版).jtd

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平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について

共 通 認 識 1 官 民 較 差 調 整 後 は 退 職 給 付 全 体 でみて 民 間 企 業 の 事 業 主 負 担 と 均 衡 する 水 準 で あれば 最 終 的 な 税 負 担 は 変 わらず 公 務 員 を 優 遇 するものとはならないものであ ること 2 民 間 の 実 態 を 考

Microsoft Word - ★HP版平成27年度検査の結果

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った 場 合 など 監 事 の 任 務 懈 怠 の 場 合 は その 程 度 に 応 じて 業 績 勘 案 率 を 減 算 する (8) 役 員 の 法 人 に 対 する 特 段 の 貢 献 が 認 められる 場 合 は その 程 度 に 応 じて 業 績 勘 案 率 を 加 算 することができる

はファクシミリ 装 置 を 用 いて 送 信 し 又 は 訪 問 する 方 法 により 当 該 債 務 を 弁 済 す ることを 要 求 し これに 対 し 債 務 者 等 から 直 接 要 求 しないよう 求 められたにもかか わらず 更 にこれらの 方 法 で 当 該 債 務 を 弁 済 するこ

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年 金 払 い 退 職 給 付 制 度 における 年 金 財 政 のイメージ 積 立 時 給 付 時 給 付 定 基 (1/2) で 年 金 を 基 準 利 率 で 付 利 給 付 定 基 ( 付 与 利 の ) 有 期 年 金 終 身 年 金 退 職 1 年 2 年 1 月 2 月 ( 終 了 )

定款  変更

m07 北見工業大学 様式①

経 常 収 支 差 引 額 等 の 状 況 平 成 26 年 度 予 算 早 期 集 計 平 成 25 年 度 予 算 対 前 年 度 比 較 経 常 収 支 差 引 額 3,689 億 円 4,597 億 円 908 億 円 減 少 赤 字 組 合 数 1,114 組 合 1,180 組 合 66

公表表紙

( 別 途 調 査 様 式 1) 減 損 損 失 を 認 識 するに 至 った 経 緯 等 1 列 2 列 3 列 4 列 5 列 6 列 7 列 8 列 9 列 10 列 11 列 12 列 13 列 14 列 15 列 16 列 17 列 18 列 19 列 20 列 21 列 22 列 固 定

は 固 定 流 動 及 び 繰 延 に 区 分 することとし 減 価 償 却 を 行 うべき 固 定 の 取 得 又 は 改 良 に 充 てるための 補 助 金 等 の 交 付 を 受 けた 場 合 にお いては その 交 付 を 受 けた 金 額 に 相 当 する 額 を 長 期 前 受 金 とし

1 予 算 の 姿 ( 平 成 25 当 初 予 算 ) 長 野 県 財 政 の 状 況 H 現 在 長 野 県 の 予 算 を 歳 入 面 から 見 ると 自 主 財 源 の 根 幹 である 県 税 が 全 体 の5 分 の1 程 度 しかなく 地 方 交 付 税 や 国 庫 支

別 紙 第 号 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 議 案 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 を 次 のように 定 める 平 成 26 年 2 月 日 提 出 高 知 県 知 事 尾

Ⅰ 人 口 の 現 状 分 析 Ⅰ 人 口 の 現 状 分 析 1 人

国 家 公 務 員 の 年 金 払 い 退 職 給 付 の 創 設 について 検 討 を 進 めるものとする 平 成 19 年 法 案 をベースに 一 元 化 の 具 体 的 内 容 について 検 討 する 関 係 省 庁 間 で 調 整 の 上 平 成 24 年 通 常 国 会 への 法 案 提

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任意整理について | 多重債務Q&A | 公益財団法人 日本クレジットカウンセリング協会

人 に 使 用 される 者 としての 勤 続 期 間 を 当 該 職 員 となつた 者 の 職 員 としての 勤 続 期 間 に 通 算 することと 定 められている 法 人 に 限 る )をいう 3 第 一 項 の 退 職 手 当 通 算 予 定 職 員 とは 任 命 権 者 又 はその 委 任

3 圏 域 では 県 北 沿 岸 で2の 傾 向 を 強 く 見 てとることができます 4 近 年 は 分 配 及 び 人 口 が 減 少 している 市 町 村 が 多 くなっているため 所 得 の 増 加 要 因 を 考 える 場 合 は 人 口 減 少 による 影 響 についても 考 慮 する

16 日本学生支援機構

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公 的 年 金 制 度 について 制 度 の 持 続 可 能 性 を 高 め 将 来 の 世 代 の 給 付 水 準 の 確 保 等 を 図 るため 持 続 可 能 な 社 会 保 障 制 度 の 確 立 を 図 るための 改 革 の 推 進 に 関 する 法 律 に 基 づく 社 会 経 済 情

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損 益 計 算 書 ( 自 平 成 25 年 4 月 1 日 至 平 成 26 年 3 月 31 日 ) ( 単 位 : 百 万 円 ) 科 目 金 額 営 業 収 益 75,917 取 引 参 加 料 金 39,032 上 場 関 係 収 入 11,772 情 報 関 係 収 入 13,352 そ

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検 討 検 討 の 進 め 方 検 討 状 況 簡 易 収 支 の 世 帯 からサンプリング 世 帯 名 作 成 事 務 の 廃 止 4 5 必 要 な 世 帯 数 の 確 保 が 可 能 か 簡 易 収 支 を 実 施 している 民 間 事 業 者 との 連 絡 等 に 伴 う 事 務 の 複 雑

為 が 行 われるおそれがある 場 合 に 都 道 府 県 公 安 委 員 会 がその 指 定 暴 力 団 等 を 特 定 抗 争 指 定 暴 力 団 等 として 指 定 し その 所 属 する 指 定 暴 力 団 員 が 警 戒 区 域 内 において 暴 力 団 の 事 務 所 を 新 たに 設

預 金 を 確 保 しつつ 資 金 調 達 手 段 も 確 保 する 収 益 性 を 示 す 指 標 として 営 業 利 益 率 を 採 用 し 営 業 利 益 率 の 目 安 となる 数 値 を 公 表 する 株 主 の 皆 様 への 還 元 については 持 続 的 な 成 長 による 配 当 可

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要 な 指 示 をさせることができる ( 検 査 ) 第 8 条 甲 は 乙 の 業 務 にかかる 契 約 履 行 状 況 について 作 業 完 了 後 10 日 以 内 に 検 査 を 行 うものとする ( 発 生 した 著 作 権 等 の 帰 属 ) 第 9 条 業 務 によって 甲 が 乙 に

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(2) 支 状 況 保 育 所 ( 定 員 60 人 以 上 ) 支 状 況 は 次 とおりです 1 総 入 構 成 比 は 割 合 が88.1% 活 動 外 入 が2.1% 特 別 入 が9.8%でした 2 構 成 比 は 運 営 費 入 が80.1% 経 常 経 費 補 助 金 入 が17.8%

平成16年年金制度改正 ~年金の昔・今・未来を考える~

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36

T T VWAPギャランティ 取 引 とは T T VWAPギャランティ 取 引 とは これまでの 成 行 や 指 値 とは 異 なる 東 海 東 京 証 券 が 提 供 する 新 しい 形 の 売 買 方 法 です その 方 法 とは 1 金 融 商 品 取 引 所 ( 以 下 取 引 所 )に

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 26 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 法 人 の 長 副 理 事 長 A 理 事 16,638 10,332 4,446 1,

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資料2-2 定時制課程・通信制課程高等学校の現状

スライド 1

(1)1オールゼロ 記 録 ケース 厚 生 年 金 期 間 A B 及 びCに 係 る 旧 厚 生 年 金 保 険 法 の 老 齢 年 金 ( 以 下 旧 厚 老 という )の 受 給 者 に 時 効 特 例 法 施 行 後 厚 生 年 金 期 間 Dが 判 明 した Bは 事 業 所 記 号 が

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2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 法 人 の 長 A 18,248 11,166 4, ,066 6,42

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(4) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 国 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている.

損 益 計 算 書 自. 平 成 26 年 4 月 1 日 至. 平 成 27 年 3 月 31 日 科 目 内 訳 金 額 千 円 千 円 営 業 収 益 6,167,402 委 託 者 報 酬 4,328,295 運 用 受 託 報 酬 1,839,106 営 業 費 用 3,911,389 一

養 老 保 険 の 減 額 払 済 保 険 への 変 更 1. 設 例 会 社 が 役 員 を 被 保 険 者 とし 死 亡 保 険 金 及 び 満 期 保 険 金 のいずれも 会 社 を 受 取 人 とする 養 老 保 険 に 加 入 してい る 場 合 を 解 説 します 資 金 繰 りの 都

1. 決 算 の 概 要 法 人 全 体 として 2,459 億 円 の 当 期 総 利 益 を 計 上 し 末 をもって 繰 越 欠 損 金 を 解 消 しています ( : 当 期 総 利 益 2,092 億 円 ) 中 期 計 画 における 収 支 改 善 項 目 に 関 して ( : 繰 越

波佐見町の給与・定員管理等について


定款

後 にまで 及 んでおり(このような 外 部 研 究 資 金 を 以 下 契 約 理 由 研 究 という ) かつ その 者 が 退 職 後 も 引 き 続 き 研 究 代 表 者 となることを 研 究 所 が 認 める 場 合 とし 理 事 室 の 命 を 受 けて 発 議 書 ( 別 に 定 め

市 町 村 税 の 概 況 市 町 村 税 の 概 況 は 平 成 25 年 度 地 方 財 政 状 況 調 査 平 成 26 年 度 市 町 村 税 の 課 税 状 況 等 の 調 及 び 平 成 26 年 度 固 定 資 産 の 価 格 等 の 概 要 調 書 等 報 告 書 等 の 資 料 に

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厚 生 年 金 は 退 職 後 の 所 得 保 障 を 行 う 制 度 であり 制 度 発 足 時 は 在 職 中 は 年 金 を 支 給 しないこととされていた しかしながら 高 齢 者 は 低 賃 金 の 場 合 が 多 いと いう 実 態 に 鑑 み 在 職 者 にも 支 給 される 特 別

リング 不 能 な 将 来 減 算 一 時 差 異 に 係 る 繰 延 税 金 資 産 について 回 収 可 能 性 がないも のとする 原 則 的 な 取 扱 いに 対 して スケジューリング 不 能 な 将 来 減 算 一 時 差 異 を 回 収 できることを 反 証 できる 場 合 に 原 則

2 前 項 に 定 める 日 に 支 給 する 給 与 は 総 額 給 与 を12 分 割 した 額 ( 以 下 給 与 月 額 という ) 扶 養 手 当 住 居 手 当 通 勤 手 当 単 身 赴 任 手 当 寒 冷 地 手 当 及 び 業 績 手 当 並 びに 前 月 分 の 超 過 勤 務

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(15) 兵 庫 県 道 高 速 湾 岸 線 (16) 神 戸 市 道 高 速 道 路 2 号 線 (17) 兵 庫 県 道 高 速 北 神 戸 線 (18) 神 戸 市 道 高 速 道 路 北 神 戸 線 (19) 神 戸 市 道 高 速 道 路 湾 岸 線 のうち 上 り 線 については 神 戸

鳥 取 国 民 年 金 事 案 177 第 1 委 員 会 の 結 論 申 立 人 の 昭 和 37 年 6 月 から 38 年 3 月 までの 国 民 年 金 保 険 料 については 納 付 していたものと 認 められることから 納 付 記 録 を 訂 正 することが 必 要 である 第 2 申

経 常 収 支 差 引 額 の 状 況 平 成 22 年 度 平 成 21 年 度 対 前 年 度 比 較 経 常 収 支 差 引 額 4,154 億 円 5,234 億 円 1,080 億 円 改 善 赤 字 組 合 の 赤 字 総 額 4,836 億 円 5,636 億 円 800 億 円 減

減 少 率 ) と 平 均 余 命 の 伸 びを 勘 案 した 一 定 率 (0.3%) の 合 計 である スライド 調 整 率 を 差 し 引 いて 年 金 額 の 改 定 が 行 われる( 図 表 ) ただし マクロ 経 済 スライドが 完 全 に 実 施 されるのは 賃 金 や 物 価 があ

平 均 賃 金 を 支 払 わなければならない この 予 告 日 数 は 平 均 賃 金 を 支 払 った 日 数 分 短 縮 される( 労 基 法 20 条 ) 3 試 用 期 間 中 の 労 働 者 であっても 14 日 を 超 えて 雇 用 された 場 合 は 上 記 2の 予 告 の 手 続

18 国立高等専門学校機構

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Transcription:

法 曹 人 口 問 題 に 関 する 各 会 員 の 現 状 及 び 意 見 等 の 調 査 回 答 受 付 期 間 平 成 22 年 1 月 14 日 ~4 月 28 日 回 答 数 173 名 総 会 員 数 ( 平 成 22 年 4 月 30 日 時 点 ) 486 名 回 答 率 35.59% 資 料 1 アンケート 結 果 についての 分 析 2 アンケート 結 果 (グラフによる 集 計 結 果 ) 千 葉 県 弁 護 士 会

アンケート 結 果 についての 分 析 第 1 修 習 期 について 修 習 期 区 分 の 中 では 最 も 会 員 数 が 多 いと 思 われる56~60 期 が31%となってい るが その 他 は10% 台 と 均 衡 している 回 答 者 の 修 習 期 構 成 を 千 葉 県 弁 護 士 会 全 体 の 構 成 と 比 較 してもそれほど 偏 りはないものと 思 われる なお 以 下 修 習 期 ごとに 回 答 の 差 異 が 認 められる 設 問 については 個 別 に 触 れるこ ととする 第 2 法 律 相 談 について 1 全 体 かなり 増 加 している やや 増 加 しているを 合 計 して5% 変 わらないが31%に 対 し やや 減 少 している かなり 減 少 しているを 合 計 して58%と 全 体 として 法 律 相 談 数 の 減 少 傾 向 が 伺 える 2 修 習 期 別 61 期 以 降 は 登 録 して 間 もないことから 変 わらないもしくは 無 回 答 となったが 56~60 期 で 既 にハッキリと 減 少 傾 向 となっていることに 注 目 すべきである まだ 伸 び 盛 りの 若 手 にも 法 律 相 談 減 が 及 んでいる 状 況 が 明 らかとなった 第 3 受 任 事 件 数 について 1 クレサラ 事 件 ( 破 産 再 生 会 社 更 生 債 務 整 理 管 財 人 監 督 委 員 を 含 む 過 払 いは 除 く) かなり 増 加 している やや 増 加 しているを 合 計 して8% 変 わらないが25%に 対 し やや 減 少 している かなり 減 少 しているを 合 計 して56%と 法 律 相 談 とほぼ 同 様 の 減 少 傾 向 となっている 2 過 払 金 返 還 請 求 事 件 かなり 増 加 しているは0 人 であり やや 増 加 している9 人 を 合 計 しても5%である のに 対 し 変 わらないが18% やや 減 少 している かなり 減 少 しているを 合 計 して 64%と 法 律 相 談 クレサラ 事 件 と 比 較 して 減 少 傾 向 がより 深 刻 であることが 分 か る 3 その 他 民 事 事 件 かなり 増 加 している やや 増 加 しているを 合 計 して9%であるのに 対 し 変 わらな いが27% やや 減 少 している かなり 減 少 しているを 合 計 して58%と 法 律 相 談 クレサラ 事 件 とほぼ 同 様 の 減 少 傾 向 である 4 家 事 事 件

かなり 増 加 している やや 増 加 しているを 合 計 して14% 変 わらないが50% やや 減 少 している かなり 減 少 しているを 合 計 して30%と 法 律 相 談 クレサラ 事 件 その 他 民 事 事 件 などと 比 較 して 顕 著 な 減 少 傾 向 は 伺 えない 5 刑 事 少 年 事 件 ( 国 選 ) かなり 増 加 している やや 増 加 しているを 合 計 して34%であるのに 対 し 変 わら ないが30% やや 減 少 している かなり 減 少 しているを 合 計 して20%と 増 加 傾 向 である 被 疑 者 国 選 対 象 事 件 の 拡 大 により 国 選 事 件 そのものは 相 当 増 加 しているので か なり 減 少 しているとの 回 答 を 寄 せた 会 員 は 法 テラスと 契 約 をしなかった 弁 護 士 では ないかと 思 われる 6 刑 事 少 年 事 件 ( 私 選 ) かなり 増 加 している やや 増 加 しているを 合 計 して4%であるのに 対 し 変 わらな いが40% やや 減 少 している かなり 減 少 しているを 合 計 して44%と 国 選 とは 逆 に 減 少 傾 向 にある 被 疑 者 国 選 の 拡 大 により 私 選 ( 扶 助 含 む)の 起 訴 前 弁 護 が 減 り 起 訴 後 の 弁 護 も 減 るというような 実 情 なのではないかと 思 われる 7 業 務 全 体 かなり 増 加 している やや 増 加 しているを 合 計 して13%であるのに 対 し 変 わら ないが28% やや 減 少 している かなり 減 少 しているを 合 計 して52%と 法 律 相 談 クレサラ 事 件 その 他 民 事 事 件 とほぼ 同 様 の 減 少 傾 向 である 法 律 相 談 が 減 少 し 受 任 事 件 も 減 少 するという 関 連 性 があるものと 思 われる 30 期 以 前 で13 人 31~40 期 で5 人 が 意 図 的 に 業 務 を 縮 小 していると 回 答 しているが それを 差 し 引 いても61 期 以 降 を 除 く 全 ての 期 において 業 務 減 少 傾 向 で ある 固 定 顧 客 が 多 いと 思 われるベテラン 及 び 中 堅 世 代 伸 び 盛 りの 新 人 世 代 が 等 し く 業 務 減 少 傾 向 にあり 特 定 の 世 代 の 問 題 ではないことが 明 らかとなった 第 4 収 入 について 本 問 は 各 会 員 の 収 入 及 びその 増 減 傾 向 を 調 査 しようとするものですが 経 営 者 弁 護 士 の 場 合 経 費 等 を 控 除 した 後 の 金 額 を 問 うよりも 売 上 金 額 という 問 いのほうが 一 義 的 であり 回 答 しやすいと 思 われることから 経 営 者 弁 護 士 については 売 上 勤 務 弁 護 士 については 収 入 と 質 問 方 法 を 分 けています 1( 経 営 者 弁 護 士 のみ) (1) 平 成 21 年 の 売 上 は 1000 万 円 以 上 2000 万 円 未 満 2000 万 円 以 上 3 000 万 円 未 満 ともに29%であり 2000 万 円 前 後 がボリュームゾーンと 言 えそうである 3000 万 円 以 上 4000 万 円 未 満 が16%と 合 わせて 全 体 の7

4%となっており 全 体 の 平 均 値 としては2500 万 円 程 度 になるものと 考 えら れる (2) 上 記 売 上 は 最 近 3 年 間 でみると かなり 増 加 している やや 増 加 しているを 合 計 して12%であるのに 対 し 変 わらないが31% やや 減 少 している かなり 減 少 しているを 合 計 して67%と 減 少 傾 向 はかなり 顕 著 である 売 上 のはっきりとした 減 少 傾 向 が 見 て 取 れるが 法 律 相 談 やクレサラ 事 件 過 払 金 請 求 事 件 その 他 民 事 事 件 が 減 少 し 増 加 したのは 国 選 事 件 のみとすれば 自 ずとこ のような 結 果 になるということではないか 売 上 が2000 万 円 ないし2500 万 円 であれば 事 務 所 の 賃 料 人 件 費 など 事 務 所 維 持 に 要 する 諸 経 費 を 控 除 して 残 る 金 額 は 後 述 の 勤 務 弁 護 士 の 収 入 とそれほど 大 差 はないように 思 われる 2 ( 勤 務 弁 護 士 のみ) (1) 平 成 21 年 の 収 入 は 500 万 円 以 上 1000 万 円 未 満 が42% 1000 万 円 以 上 1500 万 円 未 満 が34%と1000 万 円 前 後 がボリュームゾーンと 言 えそ うである 平 均 ではこれをやや 上 回 る1100 円 程 度 ではないかと 考 えられる (2) 上 記 収 入 は 最 近 3 年 間 でみると かなり 増 加 している やや 増 加 しているを 合 計 して30% 変 わらないが42% やや 減 少 している かなり 減 少 している(0 人 )を 合 計 して28%と 増 減 いずれの 傾 向 も 伺 うことはできない 勤 務 弁 護 士 の 平 均 収 入 1000 万 円 ないし1100 万 円 というのは 千 葉 県 弁 護 士 会 における 平 均 的 な 勤 務 弁 護 士 新 規 採 用 時 の 給 与 額 を 大 きく 上 回 っているはずである 事 務 所 により 様 々であろうが 固 定 給 に 加 え 個 人 事 件 収 入 や 歩 合 昇 給 などの 事 情 で 右 金 額 になっているものと 推 測 される 勤 務 弁 護 士 の 多 くは 登 録 後 それほど 年 数 を 経 ていない 弁 護 士 であろうと 推 測 される が 固 定 給 プラス 歩 合 のような 給 与 形 態 であれば 登 録 後 は 徐 々に 個 人 事 件 収 入 が 増 え 経 済 的 にも 能 力 的 にも 実 力 を 蓄 えて 独 立 もしくは 共 同 経 営 者 になるというのが 従 来 の 典 型 例 であったように 思 われる 後 記 のとおり 売 上 収 入 の 増 加 の 理 由 として 最 多 の16 名 が 伸 びしろがある 新 人 中 堅 弁 護 士 であったからと 回 答 しており 従 来 であればより 増 加 傾 向 が 見 えたはずであるが 増 加 と 同 数 の 減 少 回 答 や 変 わらないと の 回 答 が 半 数 近 いことからすれば 伸 びしろ を 打 ち 消 すほどの 構 造 的 な 事 件 の 減 少 があると 考 えるのが 妥 当 ではないか 3 上 記 1(2)または2(2)で 売 上 収 入 がかなり 増 加 している あるいはやや 増 加 してい ると 回 答 された 方 について その 理 由 として 考 えられるのはどのようなものですか( 複 数 回 答 可 ) まだ 十 分 に 伸 びしろがある 新 人 中 堅 弁 護 士 であり 日 々の 弁 護 士 活 動 を 誠 実 に 行 ってきたことの 結 果 である との 回 答 が 最 多 の16 名 となり 次 いで 独 立 給 与 形 態 の 変 更 などの 事 情 があった が7 名 となっている 営 業 活 動 を 積 極 的 に 行 ったか ら との 回 答 3 名 についてはいずれも56~60 期 から 寄 せられたものであり 前 記

伸 びしろ 回 答 と 全 て 重 複 している 営 業 活 動 が 広 告 などによるものなのか 幅 広 く 人 付 き 合 いを 増 やすなどの 方 法 によるものなのかは 不 明 であるが 増 収 の 理 由 として 挙 げたのは 僅 か3 名 にとどまった 法 テラス 経 由 の 相 談 が 増 え 受 任 件 数 が 増 加 した が 僅 かに2 名 であったのは 法 テラスの 報 酬 額 が 低 額 であることから 収 入 増 の 理 由 に 挙 げられなかったという 理 由 が 考 えられる 4 前 記 1(2)または2(2)で 売 上 収 入 がかなり 減 少 している あるいはやや 減 少 してい ると 回 答 された 方 について その 理 由 として 考 えられるのはどのようなものですか( 複 数 回 答 可 ) 弁 護 士 会 経 由 の 法 律 相 談 が 減 り 受 任 件 数 が 減 少 した 47 名 弁 護 士 増 員 や 広 告 などの 影 響 で 客 の 奪 い 合 いになっている 44 名 で うち32 名 が 重 複 回 答 者 であり 減 収 があった 弁 護 士 の 大 部 分 はこのような 感 想 を 持 っているものと 見 てよい 確 かに 新 規 登 録 弁 護 士 の 増 加 にも 関 わらず 弁 護 士 会 経 由 の 法 律 相 談 は 近 年 減 少 し 個 々の 弁 護 士 への 法 律 相 談 割 り 当 ても 以 前 と 比 べると 少 なくなっているので 会 員 増 により 弁 護 士 会 経 由 の 法 律 相 談 減 という 関 係 は 明 らかである 弁 護 士 会 の 法 律 相 談 が 減 少 する 一 方 法 テラス 経 由 の 法 律 相 談 が 減 り 受 任 件 数 が 減 少 した との 回 答 は 僅 か5 名 であり 実 際 法 テラスの 法 律 相 談 件 数 扶 助 件 数 は ともに 年 々 増 加 してい る その 他 で 多 く 寄 せられたのは 通 常 事 件 でなく 法 テラスの 事 件 が 増 え 事 件 あた りの 単 価 が 下 がっている (その 他 回 答 )など 法 テラスに 関 するものであり 法 テラ スの 報 酬 が 低 額 であるとの 回 答 選 択 肢 が 用 意 されていれば 相 当 数 の 回 答 があったも のと 思 われる 法 テラスと 契 約 している 弁 護 士 にとっては 相 談 件 数 減 とともに 事 件 単 価 が 下 がっていることも 重 大 な 問 題 であることが 伺 える また 通 常 事 件 の 紛 争 自 体 が 減 少 した( 取 立 不 能 倒 産 等 事 業 不 振 が 原 因 ) など 経 済 不 況 の 影 響 を 挙 げ る 回 答 も 目 立 ち これも 回 答 選 択 肢 があれば 多 くの 回 答 が 寄 せられた 可 能 性 がある なお 意 図 的 に 業 務 を 縮 小 している との 回 答 が19 名 からあり 経 営 者 弁 護 士 勤 務 弁 護 士 合 わせて 収 入 減 との 回 答 が80 名 であったことからすると これも 少 なく ない 割 合 であるが うち6 名 は 弁 護 士 会 経 由 の 法 律 相 談 が 減 り 受 任 件 数 が 減 少 し た 弁 護 士 増 員 や 広 告 などの 影 響 で 客 の 奪 い 合 いになっている のいずれかも しくは 両 方 との 重 複 回 答 であった 第 5 法 曹 人 口 に 関 する 諸 問 題 について 1 日 弁 連 は 平 成 21 年 3 月 に 司 法 試 験 合 格 者 を 数 年 間 2100~2200 人 とし ( 結 局 平 成 21 年 は 新 旧 合 計 2135 人 でした) 平 成 32 年 頃 に 法 曹 を5 万 人 規 模 にするとの 提 言 を 行 いました この 提 言 についてどのようにお 考 えですか 賛 成 3%に 対 し 反 対 が84%と 圧 倒 的 に 反 対 の 声 が 強 い 増 員 の 必 要 性 について の 疑 問 日 弁 連 執 行 部 路 線 に 対 する 批 判 が 多 く 寄 せられた

2 平 成 32 年 頃 に 法 曹 人 口 5 万 人 という 数 値 目 標 について どのようにお 考 えですか (1) 法 曹 人 口 5 万 人 という 人 数 について 最 終 的 に5 万 人 程 度 で 落 ち 着 くとしても 多 すぎるので 下 方 修 正 すべき との 回 答 が73% 最 終 的 に5 万 人 程 度 で 落 ち 着 くとすれば 適 正 である との 回 答 が 8%であったが 最 終 的 に5 万 人 程 度 で 落 ち 着 いたのでは 少 なすぎるので 更 な る 増 加 を 目 指 すべき との 回 答 は 皆 無 であり 5 万 人 以 下 という 点 では 会 員 間 で 異 論 がないところのようである 裁 判 官 検 察 官 の 増 員 が 進 まないことにも 多 くの 批 判 が 寄 せられた 弁 護 士 のみ が 増 え 続 けても 裁 判 官 検 察 官 が 増 えなければ 結 局 事 件 が 遅 々として 進 まず よりよい 司 法 にはならないということであろう (2) 平 成 32 年 頃 に5 万 人 到 達 という 増 員 ペースについて 5 万 人 は 多 すぎるので 当 然 に 増 員 ペースも 速 すぎる との 回 答 が76%を 占 め 最 終 的 に5 万 人 程 度 の 水 準 を 維 持 すべきである との 回 答 は 合 計 10% 5 万 人 から 更 に 増 やすべき との 回 答 は 皆 無 であった 3 司 法 試 験 合 格 者 は 年 間 何 人 程 度 が 適 当 とお 考 えですか 1000 人 との 回 答 が48.6%と 最 多 であり これに800 人 以 下 11.6%を 加 えると1000 人 以 下 で6 割 以 上 を 占 めている 1500 人 の29.5%を 加 えた 1500 人 以 下 ではほぼ9 割 となり 現 行 の 合 格 者 数 を 是 とする 回 答 はごく 少 数 であ った 修 習 期 別 の 回 答 では 例 えば 概 ね1000 名 以 下 であった51 期 ~55 期 では10 00 名 との 回 答 が 多 く 56~60 期 では1500 名 との 回 答 が 増 えるなど 自 らの 合 格 時 における 合 格 者 数 が 基 準 となる 傾 向 が 見 られた ところで 弁 護 士 白 書 2006 年 版 による 弁 護 士 人 口 シミュレーションの 手 法 ( 司 法 修 習 終 了 者 の95%が 弁 護 士 となり43 年 間 働 くと 仮 定 )によれば 合 格 者 数 を1 500 名 で 固 定 したとしても 法 曹 人 口 は 増 え 続 け 15 年 後 には 法 曹 人 口 がほぼ5 万 人 に 到 達 43 年 後 には 法 曹 人 口 6 万 4500 人 で 均 衡 するということになる( 弁 護 士 人 口 はその95%である ) 本 アンケートの 設 問 第 5の1 2では 5 万 人 から 下 方 修 正 すべきとの 回 答 が 多 く 寄 せられているが 1500 名 で 固 定 したのでは 下 方 修 正 にならないこととなる このようなシミュレーションを 明 示 した 上 でのアンケー トであれば 1000 名 以 下 の 回 答 割 合 がより 増 えたものと 思 われる(1000 名 で 固 定 した 場 合 は 43 年 後 に 法 曹 人 口 4 万 3000 人 となり 5 万 人 からの 下 方 修 正 になる) 以 上 から 目 安 となる 合 格 者 数 を 設 定 するとすれば 最 も 多 数 の 会 員 の 賛 同 を 得 られるのは 合 格 者 1000 名 程 度 であると 思 われる 4 千 葉 県 弁 護 士 会 における 現 在 の 弁 護 士 数 ( 平 成 21 年 12 月 21 日 現 在 482 名 新 62 期 35 名 登 録 後 )について どのようにお 考 えですか かなり 過 剰 である やや 過 剰 であるとの 回 答 の 合 計 が55% 適 正 水 準 であるとの 回 答 が24%で 数 は 足 りているという 回 答 が8 割 近 くを 占 める 一 方 やや 不 足 して いる かなり 不 足 しているとの 回 答 の 合 計 は7%に 過 ぎない もっとも 特 定 エリ

アに 集 中 しすぎている (その 他 回 答 )など 県 内 での 偏 在 を 指 摘 する 回 答 が 複 数 あ った なお 千 葉 県 弁 護 士 会 では 銚 子 佐 原 に 過 疎 地 型 公 設 事 務 所 を 開 設 し 今 年 度 も 新 たな 過 疎 地 型 公 設 事 務 所 の 開 設 を 計 画 しており 県 内 偏 在 問 題 に 対 する 取 り 組 みを 進 めている 5 今 後 新 たに 弁 護 士 の 需 要 活 躍 が 見 込 まれる 分 野 についてどのようにお 考 えですか かなり 豊 富 にあるが4% ある 程 度 はあるを 合 計 しても32%であるのに 対 し そ れほどない 全 くといっていいほどないを 合 計 して57%と 全 体 としては 弁 護 士 の 新 たな 職 域 の 拡 大 については 悲 観 的 な 見 方 が 伺 える なお 61 期 以 降 の 回 答 構 成 はそれ 以 前 の 期 とは 全 く 異 なり 新 たな 職 域 について 悲 観 的 な 回 答 が 少 ないが まだ 職 務 経 験 が 浅 いため 楽 観 視 しているだけなのか 若 手 の 柔 軟 な 発 想 に 基 づく 分 析 による 根 拠 があるのか その 回 答 理 由 はどちらとも 判 別 で きない 6 弁 護 士 という 職 業 の 魅 力 は 今 後 どのように 変 化 するとお 考 えですか かなり 増 加 する やや 増 加 するを 合 わせて 僅 か5% 変 わらない15%に 対 し や や 減 少 する かなり 減 少 するを 合 わせて73%と 圧 倒 的 に 弁 護 士 職 の 魅 力 が 失 われる との 回 答 が 多 い 増 員 による 収 入 減 や 司 法 修 習 生 の 給 費 制 廃 止 就 職 難 などが 魅 力 減 の 理 由 と 考 える 回 答 者 が 多 いようである この 点 についても 61 期 以 降 の 回 答 傾 向 は 他 の 期 とはかなり 異 なる 敢 えて 理 由 を 見 つけるとすれば それ 以 前 の 期 と 異 なり 近 年 の 急 激 な 変 化 について 実 感 してい るか 否 かの 違 いによるものではないか 7 司 法 修 習 期 間 として 適 当 なのはどのくらいの 期 間 だとお 考 えですか 2 年 (42%)もしくは1 年 6か 月 (46%)が 大 多 数 で 現 行 の1 年 を 是 とする 回 答 は 僅 か5%に 過 ぎない 多 くの 回 答 者 が 現 行 の 修 習 期 間 が 短 すぎると 考 えてい るようである 適 正 な 合 格 者 数 の 設 問 と 同 様 回 答 者 自 身 が 受 けた 司 法 修 習 の 期 間 に 対 する 支 持 が 多 い 傾 向 が 見 られた 8 司 法 修 習 生 の 給 費 制 についてどのようにお 考 えですか 存 続 させるべき が90%と 圧 倒 的 多 数 であり 貸 与 制 でもやむを 得 ない も しくは 貸 与 制 が 望 ましい は 僅 か4%であった 9 弁 護 士 増 員 及 び 司 法 試 験 制 度 など 関 連 する 問 題 についてのご 意 見 を 自 由 にご 記 入 下 さい 法 曹 人 口 の 増 員 数 や 急 激 な 増 員 ペースに 対 する 危 機 感 を 多 くの 会 員 が 抱 いているよ うであり 裁 判 官 検 察 官 が 増 えず 弁 護 士 のみ 増 員 となっている 現 状 についての 疑 問 も 多 く 寄 せられた 法 科 大 学 院 については 統 廃 合 という 流 れが 出 てきているが

そもそも 不 要 廃 止 という 意 見 も 複 数 あり 貸 与 制 について 異 議 が 出 されるなど 現 在 の 法 曹 養 成 過 程 についての 不 満 が 多 く 寄 せられた このような 現 状 を 招 いたとして 日 弁 連 執 行 部 批 判 も 根 強 いものがある 本 アンケート 全 体 を 通 して 法 曹 増 員 及 びそ れを 支 えている 法 科 大 学 院 制 度 について 現 状 を 肯 定 する 意 見 は 全 くといっていいほど 見 られなかった 以 上