三重県財政の現状

三 重 県 財 政 の 現 状 2016 年 伊 勢 志 摩 サミット 開 催 決 定! (5 月 26 27 日 ) 平 成 27 年 10 月 三 重 県 1

目 次 1 伊 勢 志 摩 サミット 3 ページ 2016 年 伊 勢 志 摩 サミット 開 催 決 定! 4 基 金 残 高 の 推 移 28 開 催 決 定 時 の 安 倍 首 相 の 発 言 要 旨 5 債 務 負 担 行 為 の 推 移 29 なぜ 三 重 県 に 誘 致? 6 バランスシート( 普 通 会 計 ) 30 サミットを 通 じた Mie の 進 化 へのビジョン 7 行 政 コスト 計 算 書 ( 普 通 会 計 ) 31 推 進 体 制 8 経 済 効 果 10 3 公 営 企 業 会 計 等 の 財 務 状 況 32 伊 勢 志 摩 サミット 開 催 による 期 待 と 懸 念 12 公 営 企 業 会 計 の 財 務 状 況 33 三 重 県 の 概 要 13 地 方 二 公 社 の 財 務 状 況 34 優 れた 交 通 アクセス 14 第 三 セクターに 対 する 損 失 補 償 35 三 重 県 産 業 の 特 徴 15 三 重 のグローバルカンパニー 16 4 財 政 指 標 36 主 な 財 政 指 標 の 推 移 37 2 三 重 県 の 予 算 決 算 17 実 質 公 債 費 比 率 と 将 来 負 担 比 率 ( 財 政 力 指 数 補 正 ) 38 平 成 27 年 度 当 初 予 算 の 概 要 18 平 成 27 年 度 6 月 補 正 後 一 般 会 計 歳 入 歳 出 予 算 19 5 今 後 の 県 政 運 営 39 普 通 会 計 歳 入 決 算 の 推 移 20 三 重 県 行 財 政 改 革 取 組 ( 平 成 24 年 3 月 ) 40 県 民 1 人 当 たり 地 方 税 と 地 方 債 残 高 21 三 重 県 行 財 政 改 革 取 組 財 政 運 営 の 改 革 41 普 通 会 計 歳 出 決 算 の 推 移 22 中 期 財 政 見 通 し 42 社 会 保 障 関 係 経 費 の 推 移 23 県 債 発 行 額 の 推 移 24 6 起 債 運 営 43 公 債 費 県 債 残 高 の 推 移 25 起 債 運 営 の 基 本 的 な 考 え 方 44 人 件 費 及 び 職 員 数 の 推 移 26 今 年 度 の 起 債 概 要 45 普 通 建 設 事 業 費 の 推 移 27 2

1. 伊 勢 志 摩 サミット 3

2016 年 伊 勢 志 摩 サミット 開 催 決 定! 4

開 催 決 定 時 の 安 倍 首 相 の 発 言 要 旨 <6 月 5 日 ( 金 ):エルマウ サミット 出 発 前 の 羽 田 空 港 での 会 見 > 日 本 の 美 しい 自 然 豊 かな 文 化 伝 統 を 世 界 のリーダーたちに 肌 で 感 じてもらえる 味 わっていただける 場 所 にしたい 伊 勢 神 宮 は 悠 久 の 歴 史 を 紡 いできた たくさんの 日 本 人 が 訪 れる 場 所 で 日 本 の 精 神 性 に 触 れていただくには 大 変 良 い 場 所 だ G7のリーダーたちに 訪 れていただき 伊 勢 神 宮 の 荘 厳 で 凛 とした 空 気 を 共 有 できればよい 大 小 の 島 々 美 しい 入 り 江 志 摩 には 日 本 の 原 風 景 とも 言 える 美 しい 自 然 がある 日 本 のふるさ との 情 景 を リーダーたちに 肌 で 感 じていただきたい あの 絶 景 を 共 に 楽 しみたい <6 月 8 日 ( 月 ): 内 外 記 者 会 見 > 眼 下 に 広 がる 志 摩 の 豊 かな 海 は 太 平 洋 から インド 洋 までつながっている アジアやアフリカのたく さんの 国 々の 思 いを 胸 に 日 本 は 議 長 国 として 世 界 の 平 和 と 繁 栄 のため 世 界 のリーダーたちと 率 直 に 話 し 合 いたいと 思 う 伊 勢 神 宮 を 始 め 日 本 の 伝 統 や 文 化 美 しい 自 然 を 存 分 に 味 わってい ただきたい 日 本 の ふるさと の 素 晴 らしさを 世 界 に 発 信 する 機 会 にして まいりたい 首 相 官 邸 HPより 5

なぜ 三 重 県 に 誘 致? 最 近 の 国 際 会 議 開 催 実 績 1987 年 4 月 四 極 通 商 サミット ( 田 村 元 通 商 産 業 大 臣 時 ) 2013 年 5 月 日 台 観 光 サミット 2014 年 6 月 神 社 本 庁 ARC 伊 勢 会 議 各 国 の 首 脳 閣 僚 級 を 招 いての 国 際 会 議 は 30 年 近 く 開 催 されていない! 四 極 通 商 サミット 神 宮 式 年 遷 宮 を 経 て 次 の20 年 に 向 けての 新 たなスタート 地 域 の 経 験 値 を 上 げる 国 際 観 光 地 としてのレベルアップ 国 内 外 での 知 名 度 向 上 絶 好 の 機 会 日 台 観 光 サミット 地 域 の 総 合 力 向 上 へ 6

サミットを 通 じた Mie の 進 化 へのビジョン 市 民 に pride を 市 民 自 身 が active citizen として 市 民 による innovation で 発 展 していく 地 域 へ あらゆる 分 野 ( 投 資 居 住 地 観 光 など) で 世 界 中 から 選 ばれる 地 域 へ MICE 誘 致 や 国 際 リゾート 地 として 日 本 やアジアをリードする 存 在 へ 世 界 やアジアをリードする 次 世 代 グロー バルリーダーの 育 成 へ 日 本 が 誇 る 良 き 伝 統 を 守 り 続 ける 中 心 地 として 存 在 感 を 更 に 増 す 海 外 プレスツアー ジュニアサミットなど 県 産 食 材 や 伝 統 工 芸 品 の 発 信 配 偶 者 プログラム 国 際 リゾート 地 としてインフラ 整 備 (WIFI 整 備 多 言 語 表 示 など) 7

推 進 体 制 (1) みえ 伊 勢 志 摩 サミット 推 進 局 局 長 次 長 サミット サミット 総 務 課 サミット サミット 開 催 支 援 課 サミット サミット 事 業 推 進 課 伊 勢 志 摩 サミット 三 重 県 民 会 議 三 重 県 伊 勢 志 摩 サミット 推 進 本 部 官 民 一 体 となった 三 重 県 全 体 の 受 け 入 れ 体 制 を 確 立 庁 内 横 断 組 織 8

推 進 体 制 (2) 国 ( 首 脳 会 議 の 運 営 ) 目 標 :2 億 円 以 上 県 民 会 議 事 業 ( 主 体 = 直 轄 ) 県 民 会 議 が 直 接 行 う 事 業 企 業 団 体 等 との 協 賛 事 業 県 の 連 携 事 業 ( 主 体 = 県 ) 県 が 主 体 市 町 の 連 携 事 業 ( 主 体 = 市 町 ) 市 町 が 主 体 応 援 事 業 ( 主 体 = 企 業 等 ) 寄 附 金 等 企 業 団 体 個 人 (ふるさと 納 税 )からの 金 銭 による 県 民 会 議 事 業 への 支 援 協 力 協 賛 企 業 団 体 が 県 民 会 議 事 業 や 連 携 事 業 において 活 用 す る 物 品 等 の 提 供 を 通 じて 支 援 協 力 企 業 団 体 等 自 らが 実 施 主 体 となり 県 民 会 議 等 の 活 動 に 資 する 事 業 ( 民 間 ベースで 対 応 =タイアップ) 9

経 済 効 果 (1) 九 州 沖 縄 北 海 道 洞 爺 湖 の 各 サミット 平 成 27 年 6 月 9 日 朝 日 新 聞 朝 刊 九 州 沖 縄 サミット 北 海 道 洞 爺 湖 サミット 名 護 市 の2014 年 度 の 宿 泊 者 数 124 万 人 (00 年 から 倍 増 ) かりゆし の 製 造 枚 数 00 年 :11 万 枚 13 年 :43 万 枚 (4 倍 増 ) 市 商 工 観 光 課 サミットで 観 光 地 としての 知 名 度 が 上 がった 洞 爺 湖 町 の2014 年 度 の 宿 泊 者 数 08 年 度 より9% 少 ない62 万 人 サミット 会 場 になったホテルは 昨 年 売 却 された 地 元 観 光 協 会 サミットがなければもっと 減 っていたかも 伊 勢 志 摩 サミット 百 五 経 済 研 究 所 全 国 では510 億 円 うち 三 重 県 内 は130 億 円 ( 直 接 効 果 国 県 の 直 接 関 係 予 算 を270 億 円 と 想 定 ) 大 和 証 券 洞 爺 湖 サミット の10 倍 以 上! 観 光 消 費 額 が5 年 間 で 累 積 1750 億 円 増 (ポストサミット 効 果 洞 爺 湖 サミットは122 億 円 奈 良 県 と 同 程 度 の 訪 日 外 国 人 / 日 本 人 比 率 を 想 定 県 の 訪 日 外 国 人 観 光 消 費 額 が 平 成 25 年 の22 億 円 の17 倍 の369 億 円 程 度 2020 年 には 倍 の700 億 円 程 度 と 期 待 ) 10

経 済 効 果 (2) シルバーウィークの 旅 行 客 が 急 増 楽 天 トラベル: 宿 泊 予 約 数 の 増 加 率 が 三 重 県 全 国 3 位 志 摩 エリアは 昨 年 同 時 期 に 比 較 し 7 倍 以 上 の 増 加 (7 月 22 日 ) 首 都 圏 営 業 拠 点 三 重 テラス の 来 館 者 が 増 加 みえ 旅 プレミアム 旅 行 券 売 れ 行 き 好 調!! 宿 泊 費 が 最 大 で 半 額 になる みえ 旅 プレミアム 旅 行 券 楽 天 トラベルでは 販 売 初 日 (5 月 30 日 )と 比 較 して サミット 決 定 の 翌 日 (6 月 6 日 )の 予 約 件 数 が2 倍 に 増 加 コンビニで 販 売 する 旅 行 券 (1 万 枚 )は 4 分 で 完 売 (6 月 16 日 ) サミット 開 催 決 定 以 降 の1 週 間 で 対 前 年 度 比 22.8% 増 加 (10,709 人 ) 8 月 来 館 者 数 対 前 年 度 比 34.1% 増 加 歴 代 2 位 の 来 客 (67,534 人 ) 9 月 の 売 上 過 去 最 高 の 売 上 げ(2,540 万 円 ) 11

伊 勢 志 摩 サミット 開 催 による 期 待 と 懸 念 百 五 経 済 研 究 所 実 施 のアンケート 結 果 三 重 県 の1140 社 と 愛 知 県 の284 社 を 対 象 に 実 施 466 社 から 回 答 期 待 懸 念 1 伊 勢 志 摩 地 域 の 知 名 度 アップ 50.1 2 三 重 県 東 海 地 域 の 知 名 度 アップ 42.4 3 国 内 外 からの 観 光 客 数 の 増 加 39.4 4 期 間 中 の 関 連 産 業 への 経 済 効 果 29.1 5 道 路 通 信 環 境 などの 整 備 25.9 1 交 通 渋 滞 75.8 2 過 剰 警 備 48.0 3テロ 行 為 の 脅 威 可 能 性 41.1 4 開 催 期 間 中 の 観 光 客 の 減 少 14.8 5 外 国 人 来 訪 者 の 受 け 入 れ 態 勢 不 備 などによるイメージ 悪 化 9.5 交 通 渋 滞 などの 懸 念 はあるものの 多 くの 企 業 がサミットに 期 待 12

三 重 県 の 概 要 日 本 の 中 央 に 位 置 する 三 重 県 は 南 北 に 細 長 く 山 地 平 野 海 岸 地 域 と 変 化 に 富 んだ 地 形 と 美 しい 自 然 に 恵 まれています 古 くから 開 けた 三 重 県 は 伊 勢 神 宮 をはじめ 世 界 遺 産 熊 野 古 道 など 数 々の 文 化 的 資 産 を 有 するほか 伊 勢 志 摩 国 立 公 園 やF1グランプリが 開 催 される 鈴 鹿 サーキット また 大 規 模 遊 園 地 テーマパークなどの 観 光 資 源 も 充 実 しています 京 都 府 奈 良 県 滋 賀 県 名 張 市 熊 野 市 伊 賀 市 宮 川 村 尾 鷲 市 いなべ 市 岐 阜 県 桑 名 市 四 日 市 市 亀 山 市 鈴 鹿 市 津 市 松 阪 市 熊 野 灘 伊 勢 湾 伊 勢 市 鳥 羽 市 志 摩 市 愛 知 県 項 目 データ 全 国 順 位 参 考 人 口 185 万 人 老 年 人 口 割 合 26.2 面 積 5,777 km² 一 人 当 たり 県 民 所 得 % 2,932 千 円 22 位 (H22 年 度 ) 28 位 (H25 年 度 ) 25 位 (H25 年 度 ) 12 位 (H24 年 度 ) 人 口 増 減 率 : 全 国 第 18 位 (H22 年 度 国 勢 調 査 ) 自 然 公 園 面 積 割 合 : 全 国 第 3 位 (H25 年 度 ) H23 年 度 は 全 国 21 位 (2,735 千 円 ) 和 歌 山 県 13

優 れた 交 通 アクセス 日 本 のほぼ 中 央 に 位 置 する 三 重 県 は 中 部 圏 と 近 畿 圏 の 両 方 に 属 し 鉄 道 のほか 東 名 阪 自 動 車 道 や 第 二 名 神 高 速 道 路 幹 線 国 道 が 充 実 し 二 大 都 市 圏 へのアクセスが 便 利 です また 中 部 国 際 空 港 へのアクセス 港 湾 施 設 など 海 外 からのアクセスも 充 実 しています 14

三 重 県 産 業 の 特 徴 都 道 府 県 別 成 長 率 (2011-25 年 ) 三 重 県 が 第 1 位 公 益 社 団 法 人 日 本 経 済 研 究 センター による 中 期 経 済 予 測 製 造 品 出 荷 額 ランキング 実 質 産 出 額 伸 び 率 1 三 重 県 2 愛 知 県 3 石 川 県 4 群 馬 県 5 島 根 県 電 子 機 器 部 品 輸 送 用 機 器 1 MIE Aichi Chiba 石 油 化 学 製 品 2 Nagano Sizuoka Osaka 3 Saitama Kanagawa Kanagawa 4 Osaka MIE saitama 9 Siga Tokyo MIE 15

三 重 のグローバルカンパニー Electronics Parts and Devices Toshiba, SanDisk, Sharp, Fujitsu, etc. Medical ROHTO Pharmaceutical. Chugai Iyaku. Milbon. etc Transportation Manufacturing Honda, Toyota, NTN, Denso, etc Chemical Processing Mitsubishi Chem., JSR, Ajinomoto, Toso, BASF Japan, Evonik(NipponAerosil) Showa Shell, etc. SMEs that support larger enterprises 三 重 のサプライチェーンはこれらの 企 業 がおよそ1 時 間 の 移 動 範 囲 の 中 に 集 結 16

2. 三 重 県 の 予 算 決 算 伊 賀 上 野 城 藤 堂 高 虎 により 築 城 され 現 在 は 当 時 の 内 堀 と 石 垣 昭 和 10 年 に 建 てられた 天 守 閣 が 残 って います ( 伊 賀 市 ) 17

平 成 27 年 度 当 初 予 算 の 概 要 みえ 県 民 力 ビジョン 行 動 計 画 の 最 終 年 度 において 行 動 計 画 に 掲 げた 目 標 達 成 に 向 け 必 達 意 識 を 持 っ て 臨 むことを 基 本 方 針 として 平 成 26 年 度 2 月 補 正 予 算 と 合 わせ 一 体 的 に 編 成 統 一 地 方 選 挙 を 踏 まえ 公 共 事 業 費 を 前 年 度 当 初 予 算 の80% 程 度 として 機 械 的 に 計 上 するなど 骨 格 的 予 算 として 編 成 将 来 世 代 に 負 担 を 先 送 りしない 持 続 可 能 な 財 政 運 営 を 確 立 するため 臨 時 財 政 対 策 債 等 を 除 く 県 債 残 高 を 減 少 させるとともに 総 人 件 費 を 抑 制 するなど 財 政 健 全 化 のための 取 組 を 継 続 まち ひと しごと 創 生 の 推 進 ~ 希 望 がかない 選 ばれる 三 重 をめざす~ 学 ぶ ~ 若 者 の 県 内 定 着 に 向 けて~ 県 内 高 等 教 育 機 関 相 互 や 県 内 高 等 教 育 機 関 と 地 域 との 連 携 による 魅 力 向 上 を 促 進 するとともに 高 校 生 等 に 対 し 地 域 や 県 内 高 等 教 育 機 関 の 魅 力 を 発 信 する 働 く ~ 質 の 向 上 と 量 の 拡 大 ~ 地 方 創 生 を 先 行 実 施 するための 交 付 金 や 地 域 再 生 戦 略 交 付 金 など 国 費 も 活 用 し 航 空 宇 宙 ヘルスケア 食 林 業 など 重 点 分 野 成 長 分 野 における 商 品 開 発 支 援 や 沖 縄 国 際 物 流 ハブの 活 用 などによる 販 路 拡 大 の 支 援 などにより 新 規 需 要 の 獲 得 を 図 る 国 による 企 業 の 地 方 拠 点 強 化 に 向 けた 税 制 措 置 にあわせて 本 社 機 能 を 三 重 県 に 移 転 する 企 業 への 補 助 制 度 を 創 設 する ビッグデータ 活 用 により 県 外 在 住 者 の 再 来 訪 を 促 し また 海 外 からの 観 光 誘 客 についても 着 実 に 県 内 消 費 につなげていく さらに 三 重 の 魅 力 を 世 界 に 発 信 し 多 くの 人 を 呼 び 込 むため G8サミット 関 連 には1 億 円 の 財 源 を 確 保 して 取 り 組 む 暮 らす ~ 三 重 の 魅 力 向 上 と 発 信 ~ 県 内 外 から 多 くの 人 を 呼 び 込 むため 三 重 の 自 然 の 魅 力 をまるごと 発 信 したり 子 どもを 対 象 とした 参 加 型 しごと 体 験 事 業 を 実 施 するとともに MieMuを 活 用 して 三 重 の 地 域 資 源 を 発 信 する 少 子 化 対 策 Ver.2~ 結 婚 妊 娠 子 育 てなどの 希 望 がかない すべての 子 どもが 豊 かに 育 つことのできる 三 重 への 挑 戦 ~ 少 子 化 対 策 については 平 成 27 年 度 を 初 年 度 とした5か 年 計 画 希 望 がかなうみえ 子 どもスマイルプラン に 基 づき 平 成 26 年 度 に 引 き 続 き 実 施 していく その 中 で 不 妊 等 に 悩 む 家 族 に 対 し 特 定 不 妊 治 療 と 不 育 症 治 療 に 一 般 不 妊 治 療 を 加 えた 総 合 的 な 経 済 的 支 援 を 行 うとともに ひとり 親 家 庭 に 係 る 放 課 後 児 童 クラブ 利 用 料 への 補 助 制 度 創 設 など 放 課 後 児 童 対 策 を 充 実 する 複 雑 化 深 刻 化 する 危 機 に 備 える 緊 急 的 な 取 組 激 化 する 自 然 災 害 に 備 え 土 砂 災 害 警 戒 区 域 の 指 定 推 進 に 向 けた 基 礎 調 査 の 加 速 や 土 砂 災 害 防 止 施 設 の 整 備 を 進 めるととも に 河 川 堆 積 土 砂 の 撤 去 を 推 進 し さらに 公 共 土 木 施 設 のメンテナンスサイクルを 確 立 して 老 朽 化 対 策 を 推 進 する 日 常 生 活 に 潜 む 脅 威 への 対 応 として ストーカー DV 被 害 者 等 保 護 対 策 や 性 犯 罪 性 暴 力 被 害 者 の 支 援 インターネットバ ンキング 不 正 送 金 事 犯 対 策 危 険 ドラッグ 緊 急 対 策 を 実 施 する 18

平 成 27 年 度 6 月 補 正 後 一 般 会 計 歳 入 歳 出 予 算 平 成 26 年 度 2 月 補 正 予 算 を 含 む 歳 入 予 算 歳 出 予 算 19

普 通 会 計 歳 入 決 算 の 推 移 平 成 26 年 度 の 歳 入 決 算 は6,728 億 円 と 前 年 度 比 233 億 円 の 減 収 となった 平 成 26 年 度 県 税 収 入 は 法 人 の 業 績 回 復 による 法 人 事 業 税 及 び 法 人 県 民 税 の 増 や 税 率 の 引 上 げによる 地 方 消 費 税 の 増 などにより 増 加 普 通 会 計 歳 入 決 算 の 推 移 県 税 収 入 の 推 移 ( 単 位 : 億 円 ) 6,950 6,882 6,726 6,757 7,271 6,9876,984 6,997 6,961 6,728 2,075 2,163 2,068 2,267 20

県 民 1 人 当 たり 地 方 税 と 地 方 債 残 高 1 人 当 たり 地 方 債 残 高 /1 人 当 たり 地 方 税 6.02 倍 ( 全 国 第 12 位 ) 前 年 度 9 位 1 人 当 たり 地 方 税 12.2 万 円 ( 全 国 第 8 位 ) 前 年 度 8 位 1 人 当 たり 地 方 債 残 高 73.4 万 円 ( 全 国 第 18 位 ) 前 年 度 13 位 単 位 : 万 円 ( 平 成 26 年 度 ) 1 人 当 た り 地 方 債 残 高 財 政 状 況 良 い 三 重 県 財 政 状 況 悪 い 1 人 当 たり 地 方 債 残 高 /1 人 当 たり 地 方 税 単 位 : 倍 21

普 通 会 計 歳 出 決 算 の 推 移 義 務 的 経 費 は 近 年 は 横 ばい 傾 向 にあるものの H26は 公 債 費 及 び 人 件 費 が 増 加 ( 対 前 年 度 比 1.7%(56 億 円 ) 増 ) 投 資 的 経 費 も 近 年 は 横 ばい 傾 向 にあるものの H26は 普 通 建 設 事 業 費 及 び 災 害 復 旧 事 業 費 が 減 ( 対 前 年 度 比 10.2%(134 億 円 ) 減 ) 普 通 会 計 決 算 額 の 推 移 義 務 的 経 費 の 状 況 22

社 会 保 障 関 係 経 費 の 推 移 高 齢 化 率 の 上 昇 に 伴 い 年 々 増 加 ( 三 重 県 の 老 年 人 口 割 合 26.2% H25 全 国 第 28 位 ) 国 の 制 度 改 正 等 による 変 動 も 想 定 されるが 今 後 とも 増 加 が 見 込 まれる ( 単 位 : 億 円 ) ( 当 初 予 算 ベース) 社 会 保 障 関 係 経 費 : 扶 助 費 と 扶 助 費 的 な 補 助 金 23

県 債 発 行 額 の 推 移 平 成 15 年 度 以 降 は 臨 時 財 政 対 策 債 や 退 職 手 当 債 といったいわゆる 特 例 債 の 占 める 割 合 が 高 い 平 成 21 年 度 以 降 は 県 税 収 入 の 落 ち 込 みに 伴 い 財 源 不 足 が 拡 大 した 結 果 国 による 臨 時 財 政 対 策 債 の 配 分 額 が 大 幅 に 増 加 している 87 100 減 税 補 てん 債 等 は 減 税 補 てん 債 減 収 補 てん 債 ( 特 例 分 ) 及 び 臨 時 税 収 補 てん 債 をいう 数 値 は 四 捨 五 入 によるため 個 々の 額 と 合 計 額 が 一 致 しないことがある 24

公 債 費 県 債 残 高 の 推 移 公 債 費 ( 折 れ 線 グラフ)は 臨 時 財 政 対 策 債 の 増 加 に 伴 い 伸 びており 平 成 23 年 度 には 1,000 億 円 に 到 達 した 県 債 残 高 ( 棒 グラフ)は 平 成 20 年 度 末 に1 兆 円 を 超 えたが 臨 時 財 政 対 策 債 等 を 除 いた 建 設 地 方 債 については ほぼ 横 ばいで 推 移 ( 注 1) 県 債 発 行 額 は 平 成 26 年 度 までは 決 算 額 平 成 27 年 度 は6 月 補 正 予 算 額 後 の 数 値 ( 注 2) 臨 時 財 政 対 策 債 等 とは 臨 時 財 政 対 策 債 減 税 補 てん 債 減 収 補 てん 債 ( 特 例 分 ) 及 び 臨 時 税 収 補 てん 債 をいう 25

人 件 費 及 び 職 員 数 の 推 移 職 員 数 については H16 年 度 からの10 年 間 で1,474 人 (6.2%) 削 減 されており これに 伴 い 人 件 費 は 減 少 傾 向 但 し H26 年 度 は 対 前 年 度 で36 億 円 増 退 職 手 当 については 団 塊 世 代 の 職 員 が 退 職 を 迎 えるのに 伴 い H19 年 度 以 降 200 億 円 を 超 える 高 い 水 準 を 維 持 但 し H26 年 度 は187 億 円 となっている ( 単 位 : 億 円 ) ( 単 位 : 人 ) 26

普 通 建 設 事 業 費 の 推 移 普 通 建 設 事 業 費 は 減 少 してきた 後 近 年 は 概 ね 横 ばい 但 し H26は 対 前 年 度 比 で9.9% 減 の 1,088 億 円 標 準 財 政 規 模 に 占 める 普 通 建 設 事 業 費 の 割 合 は38.5%(H16) 25.9%(H26)まで 減 ( 単 位 : 億 円 ) 1,361 1,413 1,385 1,239 1,227 1,275 1,255 1,219 1,208 1,088 38.5% 38.4% 36.0% 32.0% 30.0% 31.8% 30.7% 28.6% 29.1% 29.1% 25.9% 27

基 金 残 高 の 推 移 平 成 26 年 度 末 残 高 は 対 前 年 度 比 91 億 円 の 減 少 の512 億 円 県 債 管 理 基 金 には 市 場 公 募 債 発 行 額 の30 分 の1を 発 行 初 年 度 である 平 成 22 年 度 から 積 み 立 て ることとしており 積 立 不 足 はない 積 み 立 てた 基 金 は 地 方 債 にて 長 期 運 用 し 調 達 コストを 軽 減 国 の 経 済 対 策 に 伴 う 基 金 積 立 に よる 増 加 28

債 務 負 担 行 為 の 推 移 債 務 負 担 行 為 にかかる 翌 年 度 以 降 の 支 出 予 定 額 は 将 来 負 担 比 率 のうち5.6%と 相 対 的 に 低 い 状 況 その 他 には 国 営 土 地 改 良 事 業 負 担 金 を 含 む 数 値 は 四 捨 五 入 によるため 個 々の 額 と 合 計 額 が 一 致 しないことがある 29

バランスシート( 普 通 会 計 ) 平 成 20 年 度 決 算 から 総 務 省 方 式 改 訂 モデルに 基 づき 普 通 会 計 の 財 務 書 類 4 表 を 作 成 公 表 普 通 会 計 バランスシート ( 単 位 : 百 万 円 ) 平 成 25 年 度 平 成 26 年 度 平 成 25 年 度 平 成 26 年 度 公 共 資 産 ( 内 訳 ) 有 形 固 定 資 産 売 却 可 能 資 産 投 資 等 ( 内 訳 ) 投 資 及 び 出 資 金 貸 付 金 基 金 等 長 期 延 滞 債 権 10,138 9,737 2,653,725 2,629,662 固 定 負 債 1,444,338 1,450,107 ( 内 訳 ) 2,653,157 2,629,082 地 方 債 1,249,238 1,269,857 568 580 長 期 未 払 金 6,898 5,937 退 職 手 当 引 当 金 188,067 174,219 227,138 214,881 損 失 補 償 引 当 金 135 94 141,964 144,635 流 動 負 債 132,656 140,378 36,955 34,819 38,856 26,351 ( 内 訳 ) 翌 年 度 償 還 予 定 地 方 債 99,949 106,159 短 期 借 入 金 ( 翌 年 度 繰 上 充 用 額 ) - - 回 収 不 能 見 込 額 775 661 未 払 金 - - 翌 年 度 支 払 予 定 退 職 手 当 21,004 22,212 流 動 資 産 52,010 51,697 賞 与 引 当 金 11,702 12,007 ( 内 訳 ) 現 金 預 金 未 収 金 50,037 1,973 50,197 1,500 負 債 合 計 1,576,994 1,590,485 純 資 産 合 計 1,355,879 1,305,755 資 産 合 計 2,932,873 2,896,240 負 債 純 資 産 合 計 2,932,873 2,896,240 数 値 は 四 捨 五 入 によるため 個 々の 額 と 合 計 額 が 一 致 しないことがある 30

行 政 コスト 計 算 書 ( 普 通 会 計 ) 行 政 コスト 計 算 書 は 人 的 サービスや 給 付 サービスなど 資 産 形 成 につながらない 行 政 サービ スの 経 費 を 総 合 的 に 示 すもの 行 政 コストは 5,441 億 円 ( 県 民 一 人 当 たり288 千 円 )であり 人 にかかるコスト が38.2%と 大 き な 割 合 を 占 めている 県 民 一 人 当 たり 行 政 コスト 性 質 別 平 成 26 年 度 末 構 成 比 1 人 にかかるコスト 112 千 円 38.2% 2 物 にかかるコスト 67 千 円 22.8% 行 政 コストの 構 成 比 3 移 転 支 出 的 なコスト 106 千 円 36.1% 4 その 他 にかかるコスト 8 千 円 2.9% 行 政 コスト 合 計 293 千 円 1 使 用 料 手 数 料 4 千 円 2 分 担 金 負 担 金 寄 附 金 ( 市 町 村 からのものを 除 く) 1 千 円 経 常 収 益 合 計 5 千 円 ( 差 引 ) 純 行 政 コスト 288 千 円 住 基 人 口 (H27.1.1) 1,860,113 人 31

3. 公 営 企 業 会 計 等 の 財 務 状 況 二 見 夫 婦 岩 の 夕 焼 け 夫 婦 岩 は 古 来 より 日 の 出 遙 拝 所 とし て 知 られてきました 沖 合 約 700M 先 には 猿 田 彦 大 神 縁 りの 興 玉 神 石 ( 霊 石 )が 鎮 まり 夫 婦 岩 はこの 興 玉 神 石 と 日 の 出 を 遙 拝 する 鳥 居 とみなされて います ( 伊 勢 市 ) 32

公 営 企 業 会 計 の 財 務 状 況 水 道 事 業 工 業 用 水 道 事 業 は 引 き 続 き 純 利 益 を 計 上 電 気 事 業 は2.1 億 円 病 院 事 業 は13.3 億 円 の 純 損 失 を 計 上 ( 単 位 : 百 万 円 ) 区 分 水 道 平 成 25 年 度 平 成 26 年 度 工 業 用 水 道 平 成 25 年 度 平 成 26 年 度 電 気 平 成 25 年 度 平 成 26 年 度 病 院 平 成 25 年 度 平 成 26 年 度 収 収 益 支 的 総 収 益 総 費 用 当 年 度 純 損 益 9,683 10,905 8,254 8,660 1,429 2,245 5,626 13,413 4,923 12,883 703 529 3,953 3,359 3,720 3,572 233 213 5,439 5,545 5,658 6,870 219 1,325 貸 借 対 照 表 資 産 の 部 固 定 資 産 流 動 資 産 その 他 負 債 の 部 固 定 負 債 流 動 負 債 繰 延 収 益 資 本 の 部 自 己 資 本 金 借 入 資 本 金 剰 余 金 財 政 健 全 化 法 の 資 金 不 足 比 率 166,060 146,424 149,567 128,693 16,492 17,731 - - 7,394 60,572 6,346 30,911 本 表 の 金 額 は 消 費 税 及 び 地 方 消 費 税 を 含 まない 単 位 未 満 四 捨 五 入 のため 個 々の 額 と 合 計 額 が 一 致 しないことがある - - 7,465 41,057 16,388 13,620 - - 980 3,110 1,049 4,678 825 2,865 684 1,386 158,665-24,982 85,852 80,159 81,337 32,540-45,966 4,515 - - 134,817 112,231 121,730 98,961 13,086 13,270 6,640 19,995 127,352-18,197 71,173 67,572 68,725 17,469-42,311 2,449 12,933 8,174 3,455 5,446 296 741-983 15,408 10,510 12,964 12,964 1,753-691 2,454 - - - - 13,239 11,077 11,166 9,570 1,749 1,507 324-6,505 19,321 5,966 15,385 539 1,608-2,329 6,734 8,244 311 311 10,275-3,852 8,555 - - 33

地 方 二 公 社 の 財 務 状 況 地 方 二 公 社 の 財 務 状 況 は 健 全 であり 将 来 負 担 比 率 における 将 来 負 担 額 はありません ( 単 位 : 百 万 円 ) 区 分 三 重 県 土 地 開 発 公 社 平 成 25 年 度 平 成 26 年 度 三 重 県 道 路 公 社 平 成 25 年 度 平 成 26 年 度 出 資 損 益 計 算 書 経 常 損 益 出 資 額 合 計 5.2 5.2 うち 本 県 出 資 額 5.2 5.2 経 常 収 益 経 常 費 用 経 常 利 益 1 2 3=1-2 5,167 5,057 111 4,364 4,276 88 特 別 利 益 特 別 損 失 4 5 - - - - 特 別 法 上 の 引 当 金 繰 入 額 6 - - 当 期 利 益 7=3+4-5 111 88 1,750.0 1,750.0 1,750.0 1,750.0 394 382 238 186 156 196 - - - - 156 196 - - 貸 借 対 照 表 資 産 負 債 資 本 流 動 資 産 固 定 資 産 投 資 その 他 資 産 資 産 合 計 流 動 負 債 固 定 負 債 特 別 法 上 の 引 当 金 負 債 合 計 資 本 金 剰 余 金 準 備 金 資 本 合 計 将 来 負 担 額 なし 9,252 7,748 73 132 35 27 6,141 6,164 6,702 6,405 404 304 15,988 14,180 6,618 6,600 4,985 6,623 240 160 5,003 1,469 395 262 - - 3,233 3,429 9,988 8,092 3,868 3,851 5.2 5.2 1,750 1,750 5,995 6,083 1,000 1,000 6,000 6,088 2,750 2,750 債 務 保 証 額 ( 期 末 残 高 ) 4,111 3,524 450 損 失 補 償 契 約 に 係 る 債 務 残 高 ( 期 末 残 高 ) - - - 将 来 負 担 比 率 算 定 に 係 る 将 来 負 担 額 - - - 数 値 は 四 捨 五 入 によるため 個 々の 額 と 合 計 額 が 一 致 しないことがある 358 - - 34

第 三 セクターに 対 する 損 失 補 償 損 失 補 償 契 約 に 係 る 債 務 残 高 のある 第 三 セクターの 将 来 負 担 比 率 寄 与 度 は 極 めて 小 さい 状 況 です ( 単 位 : 百 万 円 ) 区 分 公 益 財 団 法 人 三 重 県 農 林 水 産 支 援 センター 平 成 25 年 度 平 成 26 年 度 公 益 財 団 法 人 三 重 県 産 業 支 援 センター 平 成 25 年 度 平 成 26 年 度 出 資 正 味 財 産 増 減 計 算 書 貸 借 対 照 表 県 出 資 額 出 資 割 合 経 常 収 益 経 常 費 用 当 期 経 常 増 減 額 当 期 経 常 外 増 減 額 ( 経 常 外 収 益 - 経 常 外 費 用 ) 当 期 一 般 正 味 財 産 増 減 額 当 期 指 定 正 味 財 産 増 減 額 当 期 正 味 財 産 増 減 額 合 計 資 産 負 債 合 計 指 定 正 味 財 産 一 般 正 味 財 産 正 味 財 産 負 債 正 味 財 産 合 計 1 2 3=1-2 4 5=3+4 6 7=5+6 8 9 10 11=9+10 12=8+11 1,865 1,825 80.6% 80.2% 345 335 339 298 6 37 148 2 154 40 326 23 172 17 2,745 2,752 666 656 2,016 1,993 63 103 2,079 2,096 2,745 2,752 647 647 49.1% 49.1% 1,580 1,323 898 1,401 682 78 2,271 33 1,589 45 650 10 2,239 55 11,265 11,123 9,168 9,081 2,032 2,022 65 20 2,097 2,042 11,265 11,123 債 務 保 証 額 ( 期 末 残 高 ) - - - - 損 失 補 償 契 約 に 係 る 債 務 残 高 ( 期 末 残 高 ) 28 29 874 675 将 来 負 担 比 率 算 定 に 係 る 将 来 負 担 額 20 20 106 69 将 来 負 担 比 率 寄 与 度 0.006% 0.006% 0.030% 0.020% ( 主 な 業 務 ) 農 地 の 借 入 貸 付 及 び 農 地 の 借 入 売 渡 を 行 う 農 地 中 間 管 理 事 業 及 び 集 落 営 農 組 織 経 営 力 強 化 支 援 農 林 水 産 業 への 新 規 就 業 就 職 のための 研 修 相 主 な 業 務 談 及 び 労 働 環 境 改 善 への 支 援 等 県 産 農 林 水 産 物 の 安 心 食 材 表 示 制 度 の 認 定 み えの 食 魅 力 創 発 の 促 進 支 援 将 来 負 担 極 めて 小 さい ( 主 な 業 務 ) 県 内 自 動 車 関 連 産 業 において 技 術 の 高 度 化 と 雇 用 の 創 出 を 一 体 的 に 支 援 する 起 業 創 業 や 第 二 創 業 を 行 う 者 に 対 して 創 業 に 要 する 事 業 経 費 の 一 部 を 補 助 する 事 業 地 域 課 題 の 解 決 や 地 域 資 源 を 活 用 した 新 事 業 創 出 や 農 商 工 連 係 への 支 援 特 許 等 取 得 活 用 支 援 希 少 金 属 代 替 材 料 開 発 プロ ジェクト 等 単 位 未 満 四 捨 五 入 のため 個 々の 額 と 合 計 額 が 一 致 しないことがある 35

4. 財 政 指 標 英 虞 湾 の 夕 焼 け 志 摩 半 島 で 一 番 大 きな 入 海 リアス 式 海 岸 の 特 徴 をもち 賢 島 をはじめ 無 数 に 浮 かぶ 大 小 さまざまの 島 影 が 印 象 深 く 真 珠 の 養 殖 で 有 名 です ( 志 摩 市 ) 36

主 な 財 政 指 標 の 推 移 財 政 力 指 数 経 常 収 支 比 率 及 び 将 来 負 担 比 率 は いずれも 前 年 度 と 比 べて 改 善 実 質 公 債 費 比 率 は 前 年 度 と 比 べて0.1% 増 加 しているものの 財 政 力 指 数 で 補 正 した 数 値 は 改 善 内 容 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 財 政 力 指 数 交 付 税 の 算 定 に 用 いる 収 入 額 を 需 要 額 で 除 した 値 ( 数 値 が 大 きいほど 財 政 に 弾 力 性 がある) 公 募 団 体 順 位 0.586 0.618 0.615 0.574 0.546 0.538 0.554 0.561 15 14 15 16 16 15 14 14 経 常 収 支 比 率 ( 単 位 :%) 経 常 経 費 に 充 当 した 一 般 財 源 の 額 を 経 常 的 に 収 入 される 一 般 財 源 の 額 で 除 したもの( 数 値 が 小 さいほど 財 政 に 弾 力 性 が ある) 公 募 団 体 順 位 98.6 94.8 94.1 91.0 97.1 94.9 96.1 95.8 20 11 9 14 29 20 31 26 実 質 公 債 費 比 率 ( 単 位 :%) 公 債 費 及 び 公 債 費 に 準 ずる 経 費 ( 公 債 費 に 相 当 する 債 務 負 担 行 為 に 係 る 支 出 )に 充 当 した 一 般 財 源 を 一 般 財 源 で 除 したもの 公 募 団 体 順 位 12.6 12.6 12.7 13.0 13.6 14.1 14.6 14.7 13 11 10 9 7 10 19 23 実 質 公 債 費 比 率 / 財 政 力 指 数 実 質 公 債 費 比 率 を 財 政 力 指 数 で 補 正 公 募 団 体 順 位 21.5 20.4 20.7 22.7 24.9 26.2 26.3 26.2 10 11 10 11 11 14 13 15 将 来 負 担 比 率 ( 単 位 :%) 交 付 税 措 置 のない 負 債 残 高 等 ( 地 方 公 共 団 体 全 体 の 会 計 に 加 え 地 方 公 社 第 三 セクター の 負 債 も 対 象 )を 一 般 財 源 で 除 したもの 公 募 団 体 順 位 185.9 190.9 198.5 191.3 197.9 200.0 194.8 189.3 3 3 6 7 9 13 15 17 将 来 負 担 比 率 / 財 政 力 指 数 将 来 負 担 比 率 を 財 政 力 指 数 で 補 正 公 募 団 体 順 位 317.3 308.8 323.0 333.3 362.4 372.0 351.5 337.6 6 6 8 8 9 10 11 12 資 金 不 足 比 率 ( 単 位 :%) 公 営 企 業 会 計 ごとに 資 金 不 足 額 が 事 業 規 模 に 占 める 割 合 公 募 団 体 順 位 不 足 なし 不 足 なし 不 足 なし 不 足 なし 不 足 なし 不 足 なし 不 足 なし 不 足 なし - - - - - - - - 地 方 債 残 高 / 標 準 財 政 規 模 標 準 財 政 規 模 ( 一 般 財 源 のこ と)に 占 める 地 方 債 の 残 高 公 募 団 体 順 位 2.56 2.52 2.80 2.91 3.00 3.13 3.27 3.25 4 6 7 7 7 7 9 14 公 募 団 体 順 位 は 平 成 26 年 度 時 点 の 公 募 団 体 (34 都 道 府 県 )を 対 象 とし 数 値 の 良 い 方 からの 順 位 37

実 質 公 債 費 比 率 と 将 来 負 担 比 率 ( 財 政 力 指 数 補 正 ) 実 質 公 債 費 比 率 と 将 来 負 担 比 率 が 低 く 財 政 力 指 数 が 高 い 団 体 が 財 政 が 健 全 な 団 体 両 比 率 をマトリクスにし かつ 財 政 力 指 数 で 補 正 することで 財 政 のバランスを 評 価 対 象 は 平 成 26 年 度 時 点 の 公 募 団 体 (34 都 道 府 県 ) 38

5. 今 後 の 県 政 運 営 熊 野 古 道 ( 馬 越 峠 ) 紀 北 町 と 尾 鷲 市 の 境 をなす 峠 一 面 にシダを 敷 き 詰 めた 尾 鷲 檜 の 美 林 の 中 に 約 2kmにわたっ て 苔 むした 石 畳 道 が 続 きます ( 紀 北 町 ) 39

三 重 県 行 財 政 改 革 取 組 ( 平 成 24 年 3 月 ) Ⅰ 人 づくりの 改 革 現 場 を 重 視 し 県 民 の 皆 さんと 共 に 協 創 の 取 組 を 進 める 高 い 意 欲 と 能 力 を 持 っ た 人 材 を 育 てる 人 づくりの 改 革 Ⅱ 財 政 運 営 の 改 革 将 来 世 代 に 負 担 を 先 送 りしない 持 続 可 能 な 財 政 基 盤 の 確 立 に 向 けた 財 政 運 営 の 改 革 Ⅲ 仕 組 みの 改 革 時 代 の 変 化 に 対 応 し 県 民 の 皆 さんに 成 果 をより 届 けることができる 仕 組 みの 改 革 ( 参 考 ) 中 期 財 政 見 通 し 取 組 期 間 平 成 24 年 度 ~27 年 度 40

三 重 県 行 財 政 改 革 取 組 財 政 運 営 の 改 革 財 政 状 況 が 一 段 と 厳 しくなる 中 将 来 世 代 に 負 担 を 先 送 りしない 持 続 可 能 な 財 政 基 盤 の 確 立 が 求 められます このため 事 務 事 業 の 見 直 しや 総 人 件 費 の 抑 制 により 歳 出 を 見 直 し 効 果 的 な 税 収 確 保 対 策 や 多 様 な 財 源 の 確 保 などにより 歳 入 を 確 保 するとともに 県 債 発 行 の 抑 制 に 配 慮 した 健 全 な 財 政 運 営 や 県 有 財 産 の 利 活 用 など 財 政 運 営 の 改 革 に 取 り 組 みます 徹 底 した 事 務 事 業 の 見 直 し 徹 底 した 事 務 事 業 の 見 直 し 厳 しい 財 政 状 況 を 踏 まえ 徹 底 した 事 業 の 選 択 と 集 中 を 図 る 必 要 があることから 毎 年 度 事 業 の 成 果 を 検 証 し 翌 年 度 の 当 初 予 算 編 成 に 反 映 します 新 たな 財 源 確 保 対 策 多 様 な 財 源 確 保 策 の 導 入 多 様 な 財 源 確 保 のため 県 有 施 設 へのネーミングライツ(H26.10.1 導 入 ) 公 用 車 への 広 告 掲 載 (H24 導 入 済 継 続 実 施 )や 県 行 造 林 ( )におけるオフセット クレジット 制 度 の 導 入 職 員 駐 車 場 の 有 料 化 など 新 たな 財 源 確 保 策 について 検 討 を 行 い 導 入 可 能 なものから 順 次 導 入 を 進 めていきます ( ) 森 林 資 源 の 造 成 および 林 野 の 保 全 を 図 ることを 目 的 として 県 が 土 地 所 有 者 と 契 約 を 結 び 民 有 林 野 ( 市 町 村 有 林 野 も 含 む)に 対 して 造 林 を 行 い その 収 益 を 土 地 所 有 者 と 分 け 合 う 仕 組 み 県 債 発 行 の 抑 制 と 予 算 編 成 プロセスの 見 直 し 平 成 26 年 度 末 の 県 債 残 高 ( )を 減 少 に 転 換 平 成 26 年 度 末 の 県 債 残 高 ( )が 平 成 23 年 度 末 よりも 減 少 するよう 歳 入 歳 出 面 でのさまざまな 取 組 を 行 い 可 能 な 限 り 県 債 の 発 行 抑 制 に 配 慮 した 予 算 編 成 を 行 います ( ) 一 般 会 計 における 県 債 残 高 ただし 国 の 地 方 財 政 対 策 により 決 定 される 臨 時 財 政 対 策 債 や 災 害 に 対 応 するための 災 害 復 旧 事 業 債 等 発 行 について 県 の 裁 量 の 余 地 のないものを 除 く 予 算 編 成 プロセスの 見 直 し H26 末 県 債 残 高 がH23 末 残 高 を 下 回 り 目 標 を 達 成 しました 厳 しい 財 政 状 況 の 中 限 られた 財 源 を 的 確 に 配 分 するため より 効 果 的 効 率 的 な 予 算 編 成 プロセスのあり 方 を 検 討 し 平 成 25 年 度 の 当 初 予 算 編 成 からプロセスを 見 直 しました 41

中 期 財 政 見 通 し 三 重 県 民 力 ビジョン 行 動 計 画 期 間 中 (H24~H27)の 財 政 規 模 は 一 般 会 計 の 歳 出 額 の 合 計 は 2 兆 6,801 億 円 程 度 また 歳 入 額 の 合 計 は 2 兆 6,517 億 円 程 度 と 推 計 され これによる 要 調 整 額 ( 財 源 不 足 額 )は 284 億 円 程 度 と 見 込 まれています 歳 出 区 分 ( 単 位 : 億 円 ) 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 平 成 26 年 度 平 成 27 年 度 (2012) (2013) (2014) (2015) 人 件 費 2,211 2,251 2,269 2,271 退 職 手 当 225 226 242 244 社 会 保 障 関 係 経 費 861 902 928 966 公 債 費 1,067 1,137 1,188 1,236 税 収 関 連 交 付 金 617 628 643 654 一 般 行 政 経 費 1,937 1,802 1,669 1,562 歳 出 計 A 6,694 6,719 6,699 6,690 歳 入 県 税 2,067 2,092 2,150 2,189 地 方 消 費 税 清 算 金 348 354 363 370 地 方 交 付 税 ( 臨 時 財 政 対 策 債 減 収 補 てん 債 を 含 む) 2,015 2,032 2,013 2,007 国 庫 支 出 金 695 682 658 650 県 債 719 682 675 635 その 他 850 817 738 713 歳 入 計 B 6,694 6,660 6,598 6,564 要 調 整 額 (A-B) 区 分 0 59 100 125 ( 単 位 : 億 円 ) 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 平 成 26 年 度 平 成 27 年 度 (2012) (2013) (2014) (2015) 年 度 末 地 方 債 残 高 見 込 12,968 13,350 13,682 13,941 臨 時 財 政 対 策 債 等 4,736 5,126 5,497 5,845 建 設 地 方 債 等 8,232 8,224 8,185 8,096 当 初 予 算 計 上 691 671 663 624 補 正 予 算 計 上 26 26 26 26 元 金 償 還 金 675 705 728 739 臨 時 財 政 対 策 債 等 : 国 の 地 方 財 政 対 策 により 決 定 される 臨 時 財 政 対 策 債 や 災 害 に 対 応 するための 災 害 復 旧 事 業 債 等 発 行 について 県 の 裁 量 の 余 地 のないもの 数 値 は 四 捨 五 入 によるため 各 区 分 の 合 計 と 歳 出 計 欄 歳 入 計 欄 の 数 値 等 が 一 致 しないことがある 42

6. 起 債 運 営 丸 山 千 枚 田 丸 山 地 区 には 小 さな 何 枚 もの 水 田 があり 千 枚 田 と 呼 ばれていま す 一 枚 足 りないと 思 ったら 笠 の 下 にかくれていた といわれる 位 小 さな 田 が 幾 重 にもかさなり 合 っ て その 数 約 1300 枚 強 といわ れています ( 熊 野 市 ) 43

起 債 運 営 の 基 本 的 な 考 え 方 将 来 負 担 の 適 正 化 を 十 分 考 慮 した 県 債 管 理 事 業 の 選 択 と 集 中 により 県 債 発 行 規 模 を 圧 縮 元 利 償 還 に 対 して 交 付 税 措 置 があり 将 来 負 担 の 少 ない 起 債 事 業 を 優 先 交 付 税 措 置 に 合 わせた 元 利 償 還 いたずらに 償 還 期 間 を 延 伸 せず 将 来 負 担 を 適 正 化 満 期 一 括 償 還 に 備 えた 基 金 ( 県 債 管 理 基 金 )の 積 み 立 て ( 発 行 初 年 度 である 平 成 22 年 度 から 30 分 の1ずつ) 調 達 コストを 最 小 化 させる 起 債 運 営 銀 行 等 引 受 債 のシ 団 引 受 を 主 要 な 資 金 調 達 手 段 として 継 続 実 施 超 長 期 債 の 入 札 を 実 施 することで 市 場 動 向 や 投 資 家 動 向 などを 踏 まえた 適 切 な 条 件 設 定 有 利 な 条 件 で 調 達 可 能 な 共 同 発 行 市 場 公 募 債 を 活 用 県 債 管 理 基 金 に 積 み 立 てた 資 金 は 地 方 債 等 による 長 期 運 用 を 行 い 調 達 コストを 低 減 起 債 運 営 の 健 全 性 を 確 保 する 県 債 管 理 5 年 10 年 15 年 20 年 30 年 の 固 定 金 利 でバランスよく 調 達 年 間 を 通 じた 発 行 の 平 準 化 金 利 負 担 及 び 金 利 変 動 リスクを 低 減 市 場 公 募 債 の 発 行 や 入 札 の 実 施 により 調 達 手 段 を 多 様 化 44

今 年 度 の 起 債 概 要 平 成 27 年 度 発 行 計 画 (6 月 補 正 予 算 後 ベース) 起 債 事 業 区 分 資 金 区 分 建 設 地 方 債 627 億 円 退 職 手 当 債 72 億 円 臨 時 財 政 対 策 債 484 億 円 公 的 資 金 約 231 億 円 銀 行 等 引 受 シ 団 約 642 億 円 個 別 発 行 市 場 公 募 債 100 億 円 共 同 発 行 市 場 公 募 債 100 億 円 超 長 期 債 (20 年 ) 入 札 100 億 円 超 長 期 債 (30 年 ) 入 札 10 億 円 平 成 27 年 度 個 別 債 発 行 計 画 発 行 月 ( 予 定 ) 平 成 27 年 12 月 条 件 決 定 日 未 定 発 行 額 100 億 円 年 限 10 年 ( 満 期 一 括 ) 45

お 問 い 合 わせ 先 三 重 県 総 務 部 財 政 課 企 画 債 権 管 理 班 514-8570 三 重 県 津 市 広 明 町 13 TEL 059-224-2119 / FAX 059-224-2125 Email zaisei@pref.mie.jp ホームページ http://www.pref.mie.lg.jp/zaisei/hp/kensai/ 46