特 別 レポート 平 野 友 朗 は なぜ 1 年 間 に 300 冊 の 本 を 読 めるのか 株 式 会 社 アイ コミュニケーション 平 野 友 朗
はじめに 私 は 1 年 間 で 300 冊 くらいの 書 籍 を 読 んでいます ジャンルは 小 説 ビジネス 書 IT 関 連 本 まで 様 々で す 10 年 間 で 2,500~3,000 冊 は 読 みました それがコンサルタントとしての 下 地 を 作 ってくれています そうお 伝 えすると 多 くの 方 が 驚 きます どこにそんな 時 間 があるんですか!? いつ 寝 ているんですか? どうしたらそんなことが 私 は 年 間 300 冊 の 本 を 読 む 傍 ら 次 のような 業 務 をおこなっています 毎 日 2 通 のメルマガ 執 筆 連 載 中 のコラムを 毎 月 5 本 執 筆 ( 日 経 BP 他 ) 年 間 2~3 冊 の 本 を 執 筆 (もちろん 私 が 書 いています!) 自 社 ウェブサイト(7 種 類 )の 管 理 顧 問 先 (5~10 社 へのアドバイス) 年 間 30~40 回 のメディア 露 出 (その 仕 掛 けと 取 材 対 応 ) ビジネス 実 践 塾 のイベントに 参 加 ( 月 2~3 回 ) Facebook や Twitter での 情 報 発 信 新 規 事 業 の 企 画 スタッフへの 指 導 社 外 のキーマンとの 積 極 的 なコミュニケーション 毎 日 100 通 くらいのメール 送 信 /300 通 のメール 受 信 お 客 様 のウェブサイトの 管 理 (4~5 本 ) 月 5~10 日 の 出 張 ビジネス 実 践 塾 のための 動 画 収 録 (3 時 間 )を 月 1 本 実 施 年 間 100 回 以 上 の 講 演 やセミナー 開 催 企 画 募 集 ページ 作 成 コンテンツ 作 成 一 般 社 団 法 人 日 本 ビジネスメール 協 会 の 運 営 経 営 者 として 事 業 戦 略 の 立 案
他 にも 挙 げていない 業 務 がたくさんありますが その 量 の 多 さは 分 かっていただけるのではないでしょう か?この 合 間 を 縫 って 本 を 読 むのだから 本 が 大 好 きで 速 読 マニアだと 思 う 方 もいるかも 知 れません しか し 答 えは NO です フォトリーディングのセミナーに 行 ったことがありますが すぐに 挫 折 しました( 笑 ) 昔 から 読 書 が 好 きだったわけではありません 会 社 員 時 代 は ビジネス 書 をほとんど 読 みませんでした 退 職 すると 決 めてからは 意 識 的 に 読 むようになりましたが それまでの 読 書 量 は 5 年 間 で 10 冊 程 度 1 年 間 に 換 算 すると 2 冊 程 度 です もともと 漫 画 も 読 みませんでした 雑 誌 もほとんど 読 みません 正 直 極 度 に 活 字 に 苦 手 意 識 がありまし た 子 供 の 頃 からずっと 算 数 や 数 学 が 大 好 きで その 道 の 仕 事 をすると 思 っていました しかし 気 付 けば 書 く ことが 仕 事 の 中 心 になっています そんな 人 間 が 10 年 後 には 本 を 年 間 300 冊 も 読 むようになっています しかも 本 を 読 むだけではなく 20 冊 以 上 執 筆 し 書 き 手 にもなっています 私 の 例 を 見 ても 今 苦 手 だ としても 得 意 ( 好 き)にすることはできるはずです ぜひ 本 を 好 きになってくださいね このレポートでは 私 がどうやって 読 書 を 好 きになったのか 再 現 性 の 高 い 方 法 にまとめてみました
まずは 本 を 準 備 しよう どうやったら 本 を 速 く 読 めるようになりますか? という 質 問 が 非 常 に 多 いのです そこで その 秘 密 を 私 なりに 分 析 してみます まずシンプルな 答 えですが 本 が 身 近 にたくさんある これが 一 番 のポイントかもしれません そもそも 本 を 読 むためには 本 に 触 れる 機 会 を 作 らないといけません 300 冊 読 みたいなら それだけの 本 と 出 会 わないといけません 私 の 場 合 献 本 をしていただくこともあります おそらく 年 間 50 冊 くらいは 送 っ ていただいています そして 自 分 で 250 冊 くらい 買 っています 毎 週 のように 本 屋 に 行 っていますし Amazon のサイトは 毎 日 見 ています ご 献 本 いただいた 本 は 100%すべて 読 んでいます そして いいなぁ~ と 思 ったものは メルマガで ご 紹 介 しています 私 とあわないジャンルや 読 者 さんが 求 めていないジャンルについては いい 本 だなぁ と 思 っても ご 紹 介 しないこともあります たとえば ダイエット 本 なんかはそうですね それから 旅 行 関 係 読 者 さんの 多 くは ビジネスの 視 点 を 求 めています そのため そこははずさないようにしています 献 本 していただいても 読 まない 人 もいると 思 います でも 著 者 の 苦 労 を 知 っているから やっぱり 目 を 通 してあげたいと 思 ってしまうのです それから 私 はきれい 好 きです( 笑 ) 本 が 乱 雑 に 置 いてあるのがイヤなのです そのため 届 いた 本 や 買 っ た 本 はどんどん 処 理 します 本 をしまいこんでしまうと 読 んだか 読 んでいないか 分 からなくなります
そのため 目 につくところに 積 んでいます 積 ん 読 状 態 です それがずっと 気 になるのです 私 はこの 自 分 の 性 格 を 知 っているので 本 をたくさん 読 もうと 思 ったら まとめ 買 いをして 机 の 上 に 置 いて おきます 10 冊 くらいまとめ 買 いすることもあります そうやって 自 分 にプレッシャーをかけているのです 本 を 1 カ 月 に 冊 読 みたいと 思 ったらまずは 本 を 手 に 入 れて 下 さい 買 ってもよいですし 図 書 館 で 借 りて もよいです まずは 本 を 準 備 するところからがスタートです そして 本 がある 生 活 に 慣 れてくださいね 読 めるようになってから 本 を 手 に 入 れるのではなく 読 むために 本 を 手 に 入 れるのです 10 冊 と 決 めたら まず 10 冊 今 すぐ 買 ってみてください! 是 非 私 の 本 も 1 冊 入 れて 下 さいね( 笑 ) 平 野 友 朗 の 書 籍 一 覧 (Amazon)はこちら http://goo.gl/vvx8ge
どうやったら 速 く 読 めるのか 本 は 準 備 できましたか? では どうやったらたくさん 読 めるようになるのか その 話 をもっと 深 掘 りして 考 えていきましょう 私 は 昔 から 本 を 読 むのが 早 かったわけではありません 1 冊 3~4 時 間 くらいのペースだったと 思 います しかし 1 日 に 3~4 時 間 も 読 書 に 割 くなんて 当 時 は 無 理 でした たくさん 本 を 読 みたい でも 読 むのが 遅 い このジレンマを 解 消 するために 私 がとった 方 法 それは ============================= 薄 い 本 を 読 む 内 容 がスカスカの 本 を 読 む ============================= この 2 点 です え!?そんなのあり? って 思 われるかも 知 れませんが これによって 読 めるという 事 実 を 作 ったので す 難 しい 本 を 読 んでこそ 読 書 だ そんな 間 違 った 考 えがありました 東 洋 経 済 やダイヤモンド 社 の 分 厚 い 本 を 手 に 取 り 最 初 の 頃 は 挫 折 を 繰 り 返 していました
100 ページの 本 でも 500 ページの 本 でも 1 冊 です 内 容 の 濃 い 薄 は 関 係 なく 1 冊 なのです 本 には 内 容 がスカスカなものや 見 た 目 がスカスカ( 行 間 が 空 いている)で 読 みやすいものがたくさんあると 気 が 付 い たのです それからしばらくは 同 じ 出 版 社 の 本 を 読 み 漁 りました (どことはいいませんが 笑 ) すると 本 を 読 むということ 自 体 に 慣 れてきたのです 気 が 付 いたら 2 時 間 もあれば 1 冊 読 めるようにな っていました その 手 のマーケティングや 雑 学 系 の 本 を 読 み 漁 り 読 書 のペースが 身 についてきました 本 を 読 むということを 1 ページ 目 から 順 にめくり 最 後 のページまで 到 達 する と 定 義 するなら 200 ペー ジ 以 内 の 本 に 絞 って 読 んだ 方 がいいわけです はじめの 頃 は 冊 数 にこだわりました そして ひたすら 読 み 続 けたのです 習 慣 は 繰 り 返 すことで 出 来 上 がります 気 が 付 いたら 本 を 読 むという 習 慣 が 生 まれたのです その 後 は ページ 数 が 多 いけどスカスカな 本 もしくは ページ 数 が 少 ないけど ぎっしり 詰 まった 本 こ れらにシフトしていきました そして いつでも 2 時 間 で 読 めるような 状 態 を 作 ったのです 今 でも U 理 論 のような 重 たい 本 を 読 むと 数 日 かかることはあります しかし ほとんどのジャンルは 2 時 間 もあれば 十 分 読 み 終 えます ページ 数 が 少 なくてオススメの 本 は アイデアのつくり 方 (ジェームス W.ヤング 著 ) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/asin/4484881047/scp-22/ref=nosim
あたりまえのアダムス(ロバート アップデグラフ 著 ) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/asin/4478760845/scp-22/ref=nosim チーズはどこへ 消 えた?(スペンサー ジョンソン 著 ) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/asin/459403019x/scp-22/ref=nosim カエルを 食 べてしまえ!(ブライアン トレーシー 著 ) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/asin/4478732205/scp-22/ref=nosim 鏡 の 法 則 人 生 のどんな 問 題 も 解 決 する 魔 法 のルール( 野 口 嘉 則 著 ) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/asin/4893469622/scp-22/ref=nosim すべて 150 ページ 以 下 です おそらく 2 時 間 はかからず 読 めるはずです 成 功 体 験 を 作 り 読 書 に 慣 れてい きましょう
スピードアップの 核 心 に 迫 る いよいよスピードアップの 核 心 に 迫 ります 突 然 ですが 子 供 の 頃 に 読 んでいた 本 があれば 手 元 に 持 ってきてください お 子 さんの 教 科 書 でももちろん OK です パラパラと 読 んでみてください どうでしょうか? おそらくほぼ 全 員 が スラスラと 読 めるはずです 英 語 の 教 科 書 も 算 数 の 教 科 書 も 地 理 歴 史 の 教 科 書 も きっと 子 供 の 頃 は 苦 手 だったものも 不 思 議 なくらいスラスラ 読 めるはずです なぜ そんなに 簡 単 に 読 めてしまうのか ----その 答 えは ストック があるからです 当 時 は 頭 の 中 にある 情 報 量 は 少 なく 物 事 を 俯 瞰 して 見 ることは 出 来 なかったかも 知 れません そのため 読 もうと 思 っても 詰 まってしまう 意 味 が 分 からず 立 ち 止 まってしまったかも 知 れません しかし 今 はたくさんの 経 験 をしていて ちょっと 分 からないような 事 柄 でも 推 測 がつくはずです 別 の 例 で 考 えてみましょう ======= 12 45 ======= と 並 んでいたら =3 だと 思 って 補 えます
======= AB E ======= と 並 んでいたら =CD だと 思 って 補 えます 頭 の 中 に 数 字 や 英 語 のストックがあるからこそ 意 識 しなくても 答 えが 見 つかるわけです では 次 の 文 字 はどうでしょう? =============== メー マガ =============== きっと メールマガジンと 読 めたのではないでしょうか? 事 前 情 報 (=ストック)があると 多 少 読 み 飛 ばしても 理 解 出 来 ます そのため 読 む 速 度 が 一 気 に 上 げられ るのです 知 識 が 増 えていくと 自 然 に 読 むのが 速 くなっていきます 今 私 はメルマガの 本 なら 1 時 間 かからず 読 めます ビジネスメールの 本 なら 30 分 もあれば 読 めます マ ーケティングの 本 も 1~1 時 間 30 分 で 十 分 です しかし 医 療 系 の 本 はこの 何 倍 もかかるでしょう ストッ クがないから 読 めないのです ここまで 読 んでいただき イメージがわいたのではないでしょうか?
みなさん 私 のメルマガはスラスラ 読 めると 思 います それは 私 の 文 体 に 慣 れているからです この 形 式 も ストックされていれば 読 むスピードはアップします 本 をたくさん 読 みたければ そのジャンルの 知 識 を 貯 めてください たくさん 読 むことでストックが 出 来 ま す そうすると 読 めば 読 むほどスピードアップしていくのです 手 始 めに 私 の 本 から 読 んでみませんか? 先 輩 起 業 家 が 教 える 走 りながら 考 える 仕 事 術! http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/asin/4534041497/scp-22/ref=nosim
まとめ ここまで 読 んで 読 書 に 対 しての 取 り 組 みやすさも 変 わったのではないでしょうか? 本 を 手 元 にたくさん 置 く 読 める 感 覚 を 身 につける 多 読 をしてストックを 作 る 以 前 の 私 は 分 からないことがあると 前 のページに 戻 っていました 進 んでは 戻 り 進 んでは 戻 りの 繰 り 返 し すると まったく 進 みません 今 は 戻 らないと 決 めて 読 み 進 めています 読 んでいて 分 からないとき は そのまま 進 み 続 けます それでも 全 体 像 があとで 捉 えられることが 多 いです 映 画 でもそうではありませ んか?1 シーンを 見 逃 しても あとで 全 体 が 把 握 できるのではないでしょうか それでも 読 めない 最 後 に 問 題 になるのは 時 間 かもしれません 読 もうと 思 ったけど 時 間 が 無 い まとまった 時 間 を 取 れない そう 思 ったなら 時 間 を 捻 出 してください 1 日 の 行 動 を 振 り 返 って 無 駄 な 時 間 ってありませんか? たとえば 野 球 が 好 きなわけでもないけど テレビをずっと 見 てしまっている ドラマを 見 なくてもいいの に ただぼーっと 見 ている 電 車 に 乗 って やることがないからスマホでゲームをしている ( 思 い 当 たるこ とはありませんか? 今 だったらポケモン GO なんかをやっている 人 が 多 いですよね ホントに 時 間 は 無 いので しょうか??)
正 直 なところ 時 間 はまだまだ 作 れます 私 も 忙 しそうと 思 われがちですが 隙 間 時 間 を 入 れると 1 日 1 時 間 は 簡 単 に 捻 出 できます 本 を 読 む 時 間 がなかなか 取 れない 方 は 隙 間 時 間 に 読 めるような 本 から 読 んでみ てはいかがでしょうか? たとえば 明 日 香 出 版 社 が 出 している ルールシリーズ 見 開 きで 1 つのルールです これなら 2~3 分 あれ ば 1 つのルールが 読 み 終 わります 電 話 の 待 ち 時 間 にさっと 鞄 から 取 り 出 して 読 む そういった 習 慣 を 作 るの に 役 立 ちます それから 読 書 をする という 時 間 をカレンダーに 入 れて 自 分 のカラダを 予 約 するのもオススメです 私 は 本 を 読 むことが 仕 事 の 一 つなので 昼 間 にまとめて 読 書 の 時 間 を 取 ることもあります また 夜 に 気 分 が 乗 っているときには 0 時 から 4 時 の 間 に 5 冊 読 んだこともあります これもカレンダーに 読 書 と 入 れて 予 定 通 り 取 り 組 みました 人 によっては 朝 の 方 がいいかもしれません 最 近 朝 お 風 呂 に は 行 って 半 身 浴 をしているのでその 時 に 1 冊 読 むこともあります とにかく こうしてまとめた 読 書 の 時 間 を 取 ることが 大 事 です 時 間 が 取 れない 方 は 毎 月 開 催 している 平 野 友 朗 の 時 間 術 大 公 開 セミナー がオススメですよ 無 駄 な 時 間 を 発 見 し 有 効 活 用 できるようになります 最 後 までお 読 みいただきありがとうございます!ぜひ 楽 しい 読 書 をして 豊 かな 人 生 にしてくださいね 2016 年 7 月 24 日 株 式 会 社 アイ コミュニケーション 平 野 友 朗 hirano@sc-p.jp