2008.2 日 興 AMファンドアカデミー ベーシック 改 めて 今 分 配 金 について 日 興 アセットマネジメントが お 伝 えしたいこと? お 客 様 から 分 配 金 は 下 がるのか? あと 何 カ 月 くらい 今 の 分 配 金 が 続 けられるのか? というお 問 い 合 わせを 受 けることが 多 くなってきました それに 対 して 明 確 なお 返 事 やお 約 束 をすることはできません しかし 下 がるのか 続 くのか の 前 に 改 めてご 理 解 いただきたいことや 弊 社 とし てお 伝 えしたいことをお 話 しします 分 配 金 が 上 がる 下 がる の 前 に 必 要 な 知 識 とは? 高 い 分 配 金 = 良 い 運 用 ではない? あとどれ 位 続 けられるの? の 裏 にある 誤 解
分 配 金 が 上 がる 下 がる の 前 に 必 要 な 知 識 投 資 信 託 の 資 産 から 払 い 出 される という 単 純 な 事 実 分 配 は 運 用 資 産 を 減 らすため その 分 は 基 準 価 額 の 低 下 要 因 に 分 配 金 額 が 毎 期 一 定 のものも 多 く 元 本 の 他 に 付 く 利 息 のようなもの という 感 覚 に 陥 りがちなのも 事 実 です しかしその 元 本 自 体 が 金 融 市 場 の 影 響 を 受 けて 変 動 するのに 加 えて 分 配 = 運 用 資 産 の 減 少 であり その 分 は 基 準 価 額 の 低 下 要 因 であることを 踏 まえれば 明 らかに 預 貯 金 とは 違 うことを 理 解 しなければなりません 下 図 でいえば 分 配 前 に0,500 円 のとき200 円 の 分 配 金 を 払 い 出 せば 理 論 上 基 準 価 額 は200 円 下 がって0,300 円 になります 基 準 価 額 と 分 配 金 の 関 係 イメージであり 何 らかの 商 品 の 運 用 実 績 や 分 配 金 を 示 唆 するものではありません ただし その 日 も 金 融 市 場 が 動 いているから ややこしい! しかし 分 配 を 行 なう 当 日 も 投 資 対 象 の 市 場 は 動 いているので 基 準 価 額 は 分 配 金 払 い 出 し 要 因 以 外 でも 変 動 します このことが 分 配 金 に 対 する 理 解 を 難 しくしているのかも 知 れません 上 の 例 でいえば 分 配 を 行 なったことで200 円 下 がるが 市 場 が 上 がったおかげで 逆 に300 円 上 がって0,600 円 になるかもしれないのです しかし 分 配 金 を 払 い 出 していなければ0,600 円 より 高 いはず 基 準 価 額 は 市 場 の 動 きによっては 分 配 を 行 なった 日 に 必 ず 下 がるとはいえないが 運 用 資 産 は 分 配 金 払 い 出 し 分 だけ 必 ず 減 る ことに 対 する 理 解 が まずは 第 一 歩 です 当 資 料 は 日 興 アセットマネジメントが 投 資 信 託 の 仕 組 みについてお 伝 えすることなどを 目 的 として 作 成 した 資 料 であり 特 定 ファンドの 勧 誘 資 料 ではありません また 当 資 料 に 掲 載 する 内 容 は 弊 社 ファンドの 運 用 に 何 等 影 響 を 与 えるものではありません なお 掲 載 されている 見 解 は 当 資 料 作 成 時 点 のものであり 将 来 の 市 場 環 境 の 変 動 等 を 保 証 するものではありません 投 資 信 託 は 値 動 きのある 資 産 ( 外 貨 建 資 産 には 為 替 変 動 リスクもあります )を 投 資 対 象 としているため 基 準 価 額 は 変 動 しま す したがって 元 金 を 割 り 込 むことがあります 投 資 信 託 の 申 込 み 保 有 換 金 時 には 費 用 をご 負 担 いただく 場 合 があります
2 分 配 金 払 い 出 しが なぜ 基 準 価 額 の 低 下 要 因 なのか? 基 準 価 額 の 計 算 の 仕 組 みが 分 かればスッキリ 分 かる 基 準 価 額 は 投 資 信 託 の 価 値 を 表 すものと 知 っていても その 計 算 プロセスまで 改 めて 考 えたことがある 人 は 多 くないでしょう 下 図 のように 理 解 すると 分 配 金 と 基 準 価 額 の 関 係 だけでなく 保 有 時 のコストで ある 信 託 報 酬 についての 理 解 も 深 まります 基 準 価 額 算 出 のプロセス A 社 株 式,200 D 社 円 B 社 債 券 99 円 C 国 国 債 02 円 Step 信 託 財 産 の 総 額 の 計 算 本 日 時 点 の 組 入 れ 証 券 ( 株 式 や 債 券 など)の 価 格 を 取 得 海 外 の 証 券 の 場 合 は 為 替 を 掛 けて 円 ベースの 価 格 に 直 します 価 格 にそれぞれの 保 有 数 量 ( 株 数 や 額 面 )を 掛 け すべてを 合 算 これを 信 託 財 産 の 総 額 といいます Step2 受 益 権 総 口 数 の 計 算 新 規 購 入 者 と 解 約 者 を 足 し 引 きした 本 日 時 点 の 全 保 有 者 の 口 数 を 算 出 これを 受 益 権 総 口 数 といいます A 社 株 式 D,200 社 円 B 社 債 券 99 円 ( 純 資 産 総 額 ) ( 受 益 権 総 口 数 ) C 国 国 債 02 円 信 託 報 酬 の 日 分 ( 毎 日 ) 分 配 金 払 い 出 し 分 ( 決 算 日 のみ) = 基 準 価 額 Step3 資 産 口 数 Stepの 財 産 総 額 をStep2の 口 数 で 割 ったものが 本 日 の 基 準 価 額 ただし 割 り 算 の 前 に 財 産 総 額 から 差 し 引 く ものがあります それが 毎 日 引 かれる 信 託 報 酬 の365 分 の( 原 則 )と 決 算 日 にだけ 引 かれる 分 配 金 です つまり 他 にも 差 し 引 かれるものがあります 割 り 算 をする 前 に 差 し 引 くため その 計 算 結 果 である 基 準 価 額 は 当 然 にその 分 だけ 下 がります 決 算 日 当 日 の 市 場 の 変 動 による 基 準 価 額 の 動 きは 別 にあります 純 資 産 総 額 : 信 託 財 産 の 総 額 からコストなどを 引 いたもの 当 資 料 は 日 興 アセットマネジメントが 投 資 信 託 の 仕 組 みについてお 伝 えすることなどを 目 的 として 作 成 した 資 料 であり 特 定 ファンドの 勧 誘 資 料 ではありません また 当 資 料 に 掲 載 する 内 容 は 弊 社 ファンドの 運 用 に 何 等 影 響 を 与 えるものではありません なお 掲 載 されている 見 解 は 当 資 料 作 成 時 点 のものであり 将 来 の 市 場 環 境 の 変 動 等 を 保 証 するも のではありません 投 資 信 託 は 値 動 きのある 資 産 ( 外 貨 建 資 産 には 為 替 変 動 リスクもあります )を 投 資 対 象 としているため 基 準 価 額 は 変 動 します したがって 元 金 を 割 り 込 むことがあります 投 資 信 託 の 申 込 み 保 有 換 金 時 には 費 用 をご 負 担 いただく 場 合 があります 2
高 い 分 配 金 = 良 い 運 用 ではない? まずは 投 資 信 託 における 分 配 の 意 味 を 改 めて 考 えてみる 誰 が 何 の 収 益 を 分 配 するのか? 収 益 分 配 とは 誰 が2 何 の 収 益 を 分 配 することかについての 理 解 は 重 要 です 正 解 は 運 用 会 社 が(お 客 様 自 身 でなく) 2 投 資 信 託 全 体 の(お 客 様 ひとりひとりのではなく) 収 益 状 況 に 鑑 みて 行 なうもの です 追 加 型 の 投 資 信 託 とは どのタイミングからも 乗 り 込 める 乗 り 合 いバス のようなもの したがって 個 々のお 客 様 の 利 益 相 当 額 を 配 分 することは 元 々 不 可 能 であり 毎 回 の 分 配 は 投 資 信 託 全 体 の 収 益 状 況 に 鑑 みて 一 律 に 行 なわれることになります いわば 自 動 換 金 機 能 付 き の 投 資 信 託 前 ページで 説 明 の 通 り 分 配 するとその 分 だけ 運 用 資 産 が 減 少 するということは よく 考 えると 投 資 信 託 を 全 額 ではなく 部 分 的 に 換 金 する 一 部 換 金 と 似 ています 分 配 型 の 投 資 信 託 とは 運 用 会 社 による 自 動 換 金 機 能 付 き の 投 資 信 託 と 表 現 できるかもしれません 一 部 換 金 分 配 同 じ 点 払 い 出 した 分 だけ 運 用 資 産 が 減 少 する つまり 自 らの 資 産 を 取 り 崩 すという 点 異 なる 点 自 身 の 都 合 に 合 わせ 取 り 崩 し 額 を 自 ら 決 める 一 部 換 金 に 対 し て 分 配 は 運 用 会 社 が お 客 様 個 別 の 損 益 状 況 ではなく 投 資 信 託 全 体 の 収 益 と 今 後 の 運 営 を 考 えて 一 律 に 決 める 点 基 準 価 額 イメージです 税 金 は 考 慮 していません 口 数 は 変 わらず 基 準 価 額 が 低 下 分 配 この 面 積 ( 基 準 価 額 口 数 )が 投 資 信 託 の 資 産 額 口 数 換 金 基 準 価 額 は 変 わ ら ず 口 数 が 減 少 3 当 資 料 は 日 興 アセットマネジメントが 投 資 信 託 の 仕 組 みについてお 伝 えすることなどを 目 的 として 作 成 した 資 料 であり 特 定 ファンドの 勧 誘 資 料 ではありません また 当 資 料 に 掲 載 する 内 容 は 弊 社 ファンドの 運 用 に 何 等 影 響 を 与 えるものではありません なお 掲 載 されている 見 解 は 当 資 料 作 成 時 点 のものであり 将 来 の 市 場 環 境 の 変 動 等 を 保 証 するものではありません 投 資 信 託 は 値 動 きのある 資 産 ( 外 貨 建 資 産 には 為 替 変 動 リスクもあります )を 投 資 対 象 としているため 基 準 価 額 は 変 動 しま す したがって 元 金 を 割 り 込 むことがあります 投 資 信 託 の 申 込 み 保 有 換 金 時 には 費 用 をご 負 担 いただく 場 合 があります
2 分 配 金 は 高 い 方 が 良 いのか それとも 低 い 方 が 良 いのか? お 客 様 の 資 金 ニーズ と 本 来 の 商 品 性 と 商 品 を 取 りまく 投 資 環 境 の3つで 考 える 投 資 信 託 にはそれぞれ 固 有 の 分 配 方 針 が 定 められており 利 子 配 当 収 入 などを 元 に 安 定 的 に 高 い 分 配 金 をめざすものもあれば そうでないものもあります ただし 高 めの 分 配 金 によって 増 えるより 多 く 出 す 状 態 が 続 く 場 合 は 時 間 と 共 に 投 資 元 本 が 減 少 してしまいます( 受 け 取 り 分 を 加 味 すればトータルでは 減 少 していません) 分 配 金 を 抑 えれば その 分 元 本 が 維 持 されることになるでしょう また 市 場 の 金 利 が 下 がると 投 資 信 託 としての 利 子 収 入 が 減 る など そこには 金 融 市 場 の 環 境 も 絡 んできます 分 配 をしない 場 合 どれかが 常 に 有 利 ということはない 増 えるより 多 く 出 す 場 合 概 要 をご 理 解 いただくことを 目 的 として 簡 略 化 したイメージです 何 らかの 商 品 の 運 用 実 績 や 分 配 金 を 示 唆 するものではありません 増 える 程 度 の 分 配 の 場 合 つまり 高 い 方 がいいか 低 い 方 がいいかは 一 概 にはいえません 定 期 的 な 資 金 ニーズが 高 いのであれば 分 配 に よる 運 用 資 産 の 減 少 は 必 ずしも 悪 いことではありませんし 分 配 金 を 受 け 取 りながらも 元 本 を 保 持 または 増 やしたいという 方 にとっては 増 えるより 多 く 出 す 状 態 が 続 くのは 好 ましくないでしょう 基 準 価 額 水 準 と 分 配 金 の 関 係 もうひとつ 分 配 金 が 一 定 の 場 合 基 準 価 額 が 下 がるにつれて 払 い 出 し 率 すなわち 基 準 価 額 の 減 少 率 が 大 きくなるという 点 にも 注 意 が 必 要 です その 減 少 率 を 上 回 る 収 益 力 がない 場 合 に 増 える 分 より 多 く 出 してしまう ことになります そのよう な 状 態 を 望 むお 客 様 は 多 くないと 思 われるため 運 用 会 社 は 基 準 価 額 上 昇 のための 運 用 努 力 をする 一 方 分 配 金 水 準 についても 目 配 りをすることになります 基 準 価 額 8,000 円 の 時 の 分 配 金 40 円 ( 万 口 当 たり) 40 円 8,000 円 5,000 円 40 円 基 準 価 額 5,000 円 の 時 の 分 配 金 40 円 ( 万 口 当 たり) 40 8,000= 0.5(%) 40 5,000= 0.8(%) 概 要 をご 理 解 いただくことを 目 的 として 簡 略 化 したイメージです 何 らかの 商 品 の 運 用 実 績 や 分 配 金 を 示 唆 するものではありません 4 当 資 料 は 日 興 アセットマネジメントが 投 資 信 託 の 仕 組 みについてお 伝 えすることなどを 目 的 として 作 成 した 資 料 であり 特 定 ファンドの 勧 誘 資 料 ではありません また 当 資 料 に 掲 載 する 内 容 は 弊 社 ファンドの 運 用 に 何 等 影 響 を 与 えるものではありません なお 掲 載 されている 見 解 は 当 資 料 作 成 時 点 のものであり 将 来 の 市 場 環 境 の 変 動 等 を 保 証 するも のではありません 投 資 信 託 は 値 動 きのある 資 産 ( 外 貨 建 資 産 には 為 替 変 動 リスクもあります )を 投 資 対 象 としているため 基 準 価 額 は 変 動 します したがって 元 金 を 割 り 込 むことがあります 投 資 信 託 の 申 込 み 保 有 換 金 時 には 費 用 をご 負 担 いただく 場 合 があります
あとどれ 位 続 けられるの? の 裏 にある 誤 解 そもそも 分 配 金 は どこから 出 ているのか 分 配 金 の 源 泉 となる 運 用 収 益 は 大 きく2つ 毎 期 の 運 用 収 益 には 主 に2つの 源 泉 があります ひとつは 決 して マイナスにならない 債 券 の 利 子 や 株 式 の 配 当 金 そしてもうひとつが 日 々の 価 格 変 動 によって 発 生 する 売 買 損 益 です 基 準 価 額 が 下 がっていても 分 配 金 が 出 せる 理 由 のひとつは 下 図 の 利 子 配 当 等 収 益 の 存 在 が 大 きいといえます 利 子 配 当 等 収 益 (インカム 収 益 ) 2 有 価 証 券 売 買 益 (キャピタル 収 益 ) 債 券 等 の 利 子 や 株 式 等 の 配 当 など 原 則 として 定 期 的 に 投 資 信 託 に 入 ってくることが 期 待 される ため 分 配 金 の 原 資 として 当 て にしやすい 収 益 収 益 を 計 算 する 期 間 における 株 式 や 債 券 などの 売 買 益 や 評 価 益 分 配 金 の 原 資 としては 当 て にしづらい 収 益 分 配 方 針 に 書 いてある 安 定 した 分 配 を 継 続 的 に の 意 味 毎 期 の 実 現 した 利 益 だけを 払 い 出 す 形 がもっともシンプルですが その 場 合 分 配 金 額 はゼロだったり 多 額 だったりと 極 めて 不 安 定 になります そこで 最 近 は 安 定 的 な 分 配 の 継 続 をめざす と 定 めた タイプのものが 多 くなっています このタイプの 場 合 今 期 の 実 際 の 収 益 をベースとしながらも その 他 に 過 去 の 収 益 の 繰 越 分 ( 分 配 にまわさなかった 分 )など 会 計 上 分 配 対 象 収 益 への 区 分 が 認 められるものも 用 いて 分 配 を 行 なう ことがあります つまり 今 期 の 運 用 収 益 だけではなく 中 長 期 的 な 安 定 性 継 続 性 を 重 視 して 決 定 さ れるのが 安 定 分 配 タイプの 分 配 金 といえます その 場 合 でも 運 用 会 社 の 判 断 で 分 配 を 行 なわない 場 合 もある 旨 は 目 論 見 書 等 に 記 載 されています 分 配 対 象 収 益 今 期 の 実 際 の 収 益 2 利 子 配 当 等 収 益 有 価 証 券 売 買 益 請 求 目 論 見 書 や 運 用 報 告 書 で 各 項 目 の 金 額 を 確 認 することができます + 3 過 去 の 収 益 の 繰 越 分 など 会 計 上 の 分 配 可 能 な 収 益 5 概 要 をご 理 解 いただくことを 目 的 として 簡 略 化 したイメージです すべてのファンドで 常 にそれぞれの 収 益 等 があることを 保 証 するものではありません 当 資 料 は 日 興 アセットマネジメントが 投 資 信 託 の 仕 組 みについてお 伝 えすることなどを 目 的 として 作 成 した 資 料 であり 特 定 ファンドの 勧 誘 資 料 ではありません また 当 資 料 に 掲 載 する 内 容 は 弊 社 ファンドの 運 用 に 何 等 影 響 を 与 えるものではありません なお 掲 載 されている 見 解 は 当 資 料 作 成 時 点 のものであり 将 来 の 市 場 環 境 の 変 動 等 を 保 証 するものではありません 投 資 信 託 は 値 動 きのある 資 産 ( 外 貨 建 資 産 には 為 替 変 動 リスクもあります )を 投 資 対 象 としているため 基 準 価 額 は 変 動 しま す したがって 元 金 を 割 り 込 むことがあります 投 資 信 託 の 申 込 み 保 有 換 金 時 には 費 用 をご 負 担 いただく 場 合 があります
2 分 配 可 能 額 という 言 葉 について 理 解 しておきたい2つのこと 分 配 可 能 額 がいくらあるか? というお 問 い 合 わせを 受 けることがあります 正 式 には 会 計 上 の 分 配 対 象 収 益 と 呼 ばれるそれが 基 準 価 額 に 影 響 なく 分 配 できる 金 額 を 意 味 するなら 良 いのですが 残 念 ながらそうではありません 以 下 の2 点 を 理 解 していただきたいと 考 えています 単 なる 会 計 上 の 区 分 であり 実 際 には 日 々 運 用 されている 資 産 別 枠 で 現 金 が 確 保 してあるわけではない 会 計 ルールは 健 全 な 運 営 の 継 続 とお 客 様 間 で 不 平 等 が 生 じない ことを 第 一 義 に 分 配 して 良 い 範 囲 を 厳 格 に 定 めています ただしそれは 計 算 上 のことでしかなく 実 際 の 投 資 信 託 の 中 身 は 運 用 方 針 に 沿 って 株 式 や 債 券 などで 運 用 されている 資 産 であり 過 去 の 蓄 積 を 分 配 のために 現 金 で 保 管 してあるわけではありません したがって 払 い 出 せば 運 用 資 産 は 減 り また 市 場 の 変 動 により 分 配 で きる 金 額 も 変 化 します なお 実 際 の 運 用 においては 分 配 金 支 払 い に 足 りない 現 金 を 捻 出 するために 株 式 や 債 券 などを 売 却 して 分 配 金 を 支 払 う 場 合 もあります 決 算 計 算 期 間 決 算 期 間 中 の 損 益 を 分 配 して 良 い ものと 分 配 できないものとに 計 算 期 間 損 益 の 計 算 と 資 産 は 別 のもの 一 方 日 々の 中 身 は 有 価 証 券 などで 運 用 され 基 準 価 額 に 反 映 2 すべては 毎 日 の 基 準 価 額 に 反 映 されており 過 去 からの 利 益 をもらえて 得 とならない 過 去 の 収 益 の 繰 越 分 も 分 配 対 象 などというと 後 から 参 加 した 人 が 得 をしそうに 考 えがちですが そう ではありません なぜなら 分 配 せずに 投 資 信 託 の 中 に 残 した( 繰 り 越 した) 場 合 は その 分 基 準 価 額 が 下 がらずに 高 いまま 後 から 投 資 する 人 は 相 対 的 に 高 い 基 準 価 額 で 買 付 けることになるため 買 付 金 額 が 同 じ 場 合 は 前 の 人 より 少 ない 口 数 しか 取 得 できません どのタイミングの 投 資 であれ 常 にその 日 の 全 資 産 を 評 価 した 基 準 価 額 が 適 用 されます 過 去 の 蓄 積 が 多 くあればその 分 だけ 高 い 基 準 価 額 からのスタートとなり 売 却 時 のリターンが 小 さくなるのです これは 分 配 が 出 る 前 に 買 うべきか 出 た 後 か? という 疑 問 (その 後 の 値 動 きを 別 にすればどちらも 同 じ)にも 通 じる 原 理 原 則 といえるでしょう 運 用 会 社 日 興 アセットから 最 後 に 投 資 信 託 の 損 得 とは あくまでも 基 準 価 額 のスタート 時 からの 変 化 率 そして 分 配 金 を 加 えた 総 合 収 益 ( トータルリターン といいます)に 他 なりません 弊 社 としては 基 準 価 額 の 低 迷 でご 心 配 をお かけしていることを 十 分 認 識 し より 良 い 運 用 に 努 めると 共 に お 金 ( 分 配 金 )を 確 認 しながらだと 長 期 保 有 しやすい という 分 配 のメリットも 引 き 続 き 重 視 しながら 商 品 性 の 維 持 改 善 に 取 り 組 んでいきます 当 資 料 は 日 興 アセットマネジメントが 投 資 信 託 の 仕 組 みについてお 伝 えすることなどを 目 的 として 作 成 した 資 料 であり 特 定 ファンドの 勧 誘 資 料 ではありません また 当 資 料 に 掲 載 する 内 容 は 弊 社 ファンドの 運 用 に 何 等 影 響 を 与 えるものではありません なお 掲 載 されている 見 解 は 当 資 料 作 成 時 点 のものであり 将 来 の 市 場 環 境 の 変 動 等 を 保 証 するも のではありません 投 資 信 託 は 値 動 きのある 資 産 ( 外 貨 建 資 産 には 為 替 変 動 リスクもあります )を 投 資 対 象 としているため 基 準 価 額 は 変 動 します したがって 元 金 を 割 り 込 むことがあります 投 資 信 託 の 申 込 み 保 有 換 金 時 には 費 用 をご 負 担 いただく 場 合 があります 6
当 資 料 は 日 興 アセットマネジメントが 投 資 信 託 の 仕 組 みについてお 伝 えすることな どを 目 的 として 作 成 した 資 料 であり 特 定 ファンドの 勧 誘 資 料 ではありません また 当 資 料 に 掲 載 する 内 容 は 弊 社 ファンドの 運 用 に 何 等 影 響 を 与 えるものではありません なお 掲 載 されている 見 解 は 当 資 料 作 成 時 点 のものであり 将 来 の 市 場 環 境 の 変 動 等 を 保 証 するものではありません 投 資 信 託 は 値 動 きのある 資 産 ( 外 貨 建 資 産 には 為 替 変 動 リスクもあります )を 投 資 対 象 としているため 基 準 価 額 は 変 動 します したがって 元 金 を 割 り 込 むことがあり ます 投 資 信 託 の 申 込 み 保 有 換 金 時 には 費 用 をご 負 担 いただく 場 合 があります