第 2 次 朝 霞 市 防 犯 推 進 計 画 ( 案 )のコンセプト 本 市 では 平 成 18 年 5 月 に 朝 霞 市 防 犯 推 進 計 画 ( 現 計 画 )を 策 定 し 市 市 民 事 業 者 土 地 建 物 所 有 者 等 及 びその 他 関 係 団 体 が 一 体 となり さまざまな 防 犯 施 策 を 実 施 してきました また 朝 霞 警 察 署 においても この 間 犯 罪 抑 止 と 検 挙 活 動 を 強 力 に 推 進 しています その 結 果 市 民 意 識 調 査 でも 明 らかなように 市 民 の 防 犯 等 に 対 す る 満 足 度 は 高 く また 重 要 度 においても 強 い 関 心 が 持 たれています 一 方 高 齢 者 などをねらった 振 り 込 め 詐 欺 や 子 どもに 対 する 声 掛 け 事 案 不 審 者 の 出 没 が 数 多 く 発 生 するなど 犯 罪 状 況 には 変 化 が 見 られ その 形 態 は 常 に 流 動 的 です このようなことから 第 2 次 朝 霞 市 防 犯 推 進 計 画 の 策 定 にあたって は 高 齢 者 子 どもに 対 する 犯 罪 被 害 防 止 を 重 点 項 目 とし 引 き 続 き 防 犯 施 策 の 推 進 を 図 ることとします 高 齢 者 に 対 する 犯 罪 被 害 の 防 止 高 齢 化 の 進 展 に 伴 う 振 り 込 め 詐 欺 (オレオレ 詐 欺 や 還 付 金 詐 欺 な ど)が 現 計 画 の 策 定 後 において 発 生 が 顕 著 に 見 られます 今 後 も 高 齢 者 人 口 の 増 加 が 予 想 され 同 時 にひとり 暮 らし 高 齢 者 世 帯 の 増 加 も 見 込 まれるため ひったくりや 振 り 込 め 詐 欺 など 高 齢 者 をねらった 犯 罪 を 防 ぐための 防 犯 対 策 を 推 進 します 子 どもに 対 する 犯 罪 等 被 害 の 防 止 登 下 校 時 や 放 課 後 の 子 どもに 対 する 声 掛 け 事 案 や 痴 漢 わいせつ 事 犯 等 の 発 生 は 子 ども 自 身 はもちろんのこと 保 護 者 をはじめとし た 地 域 全 体 の 不 安 要 因 になります 犯 罪 被 害 を 未 然 に 防 止 するため 子 どもに 対 する 防 犯 対 策 を 推 進 します
自 転 車 盗 難 被 害 の 防 止 街 頭 犯 罪 の6 割 程 度 を 占 める 自 転 車 盗 は 駅 付 近 や 遊 技 施 設 大 型 スーパー 周 辺 で 多 く 被 害 が 発 生 しています 盗 難 被 害 を 未 然 に 防 止 するため 自 転 車 の 盗 難 防 止 対 策 を 推 進 しま す
第 2 次 朝 霞 市 防 犯 推 進 計 画 ( 案 ) 策 定 のポイント 1 計 画 の 目 標 値 を 人 口 千 人 当 たりの 刑 法 犯 認 知 件 数 とし 平 成 21 年 の 数 値 を 埼 玉 県 の 目 標 値 と 同 じく 計 画 最 終 年 度 までに20% 減 少 させ ます 2 市 民 一 人 ひとりが 犯 罪 予 防 知 識 を 高 めるとともに 振 り 込 め 詐 欺 やひ ったくりなど 高 齢 者 等 をねらった 犯 罪 の 防 止 活 動 に 対 して 支 援 しま す 3 防 犯 意 識 の 高 揚 を 図 るための 啓 発 活 動 をさらに 推 進 します とりわけ 高 齢 者 等 をねらった 犯 罪 の 防 止 に 向 けた 啓 発 活 動 を 重 点 的 に 取 り 組 み ます 4 青 少 年 を 守 り 育 成 する 家 を 推 進 し また あいさつ 運 動 や 青 少 年 健 全 育 成 啓 発 活 動 などにより 防 犯 の 視 点 を 持 った 地 域 コミュニティの 活 性 化 を 進 めます 5 学 校 内 防 犯 対 策 の 強 化 と 防 犯 教 育 を 推 進 するとともに スクールガー ド リーダーを 中 心 とした 学 校 安 全 活 動 を 推 進 します 6 自 主 防 犯 パトロール 隊 の 活 動 を 支 援 し あわせて 市 の 青 色 防 犯 パトロ ールカーの 活 動 を 推 進 することにより 市 と 市 民 の 相 乗 効 果 による 防 犯 対 策 を 講 じます 7 事 業 所 の 特 性 を 生 かして 地 域 と 一 体 となった 事 業 所 防 犯 活 動 を 応 援 します また 防 犯 のまちづくり 協 定 の 締 結 をさらに 進 めます 8 自 転 車 盗 難 被 害 の 防 止 を 呼 び 掛 けるとともに 自 転 車 に2つ 以 上 の 鍵 を 掛 ける ツーロック を 推 進 し 盗 難 被 害 防 止 対 策 を 講 じます
第 2 次 朝 霞 市 防 犯 推 進 計 画 ( 案 ) ( 平 成 23 年 度 ~ 平 成 27 年 度 ) ~ 犯 罪 を 起 こさせにくい 地 域 環 境 づくり~ 朝 霞 市 防 犯 シンボルマーク 彩 夏 ウボーイ 朝 霞 市 平 成 23 年 3 月
目 次 第 1 計 画 策 定 の 趣 旨 1 第 2 計 画 の 基 本 方 針 と 目 標 8 第 3 計 画 の 性 格 10 第 4 計 画 の 内 容 1 市 の 取 組 (1) 広 報 その 他 の 啓 発 による 防 犯 意 識 の 高 揚 11 (2) 防 犯 に 関 する 自 主 的 な 活 動 を 推 進 するための 支 援 12 (3) 都 市 環 境 の 整 備 による 安 全 な 地 域 社 会 の 構 築 13 (4) 学 校 等 の 防 犯 対 策 の 推 進 による 子 どもの 安 全 確 保 13 (5)パトロールの 実 施 14 (6) 推 進 体 制 の 整 備 15 2 市 民 の 取 組 (1) 防 犯 に 関 する 意 識 の 高 揚 16 (2) 自 主 的 な 防 犯 活 動 16 3 事 業 者 等 の 取 組 (1) 防 犯 に 関 する 意 識 の 高 揚 17 (2) 地 域 における 防 犯 活 動 の 推 進 と 事 業 活 動 における 防 犯 対 策 17 第 5 参 考 資 料 朝 霞 市 防 犯 推 進 条 例 18
第 1 計 画 策 定 の 趣 旨 1 計 画 策 定 の 趣 旨 近 年 都 市 化 の 進 展 に 伴 う 生 活 環 境 の 変 化 や 核 家 族 化 少 子 化 といっ た 社 会 情 勢 の 変 化 による 地 域 社 会 の 連 帯 意 識 の 希 薄 化 などにより 地 域 の 犯 罪 抑 止 機 能 が 低 下 しています さらに 青 少 年 の 健 全 育 成 を 担 うべき 大 人 の 規 範 意 識 の 低 下 により 青 少 年 非 行 の 低 年 齢 化 が 顕 著 になるなど と りまく 環 境 の 変 化 が 懸 念 されています このような 中 犯 罪 を 防 止 し 安 心 で 安 全 なまちづくりを 推 進 するため には 市 市 民 事 業 者 土 地 建 物 所 有 者 等 及 びその 他 関 係 団 体 が 一 体 と なり 防 犯 に 関 する 活 動 を 強 力 に 展 開 していくことが 必 要 です 本 市 では 市 市 民 事 業 者 及 び 土 地 建 物 所 有 者 等 の 責 務 を 明 らかにし それぞれの 防 犯 に 関 する 意 識 の 高 揚 と 自 主 的 な 活 動 の 推 進 を 図 り 犯 罪 のない 安 全 で 安 心 できる 住 みよい 地 域 社 会 の 実 現 に 寄 与 することを 目 的 とした 朝 霞 市 防 犯 推 進 条 例 を 平 成 17 年 4 月 1 日 に 施 行 しました また 平 成 18 年 5 月 には 朝 霞 市 防 犯 推 進 計 画 ( 平 成 18 年 度 ~ 平 成 22 年 度 )を 策 定 するとともに 計 画 内 容 を 具 体 化 した 実 施 計 画 に 基 づき 防 犯 に 関 する 施 策 を 推 進 してまいりました このたび この 計 画 期 間 の 終 了 にあたり 犯 罪 を 起 こさせにくい 地 域 環 境 づくりをより 一 層 推 進 するため 第 2 次 朝 霞 市 防 犯 推 進 計 画 ( 平 成 23 年 度 ~ 平 成 27 年 度 )を 策 定 するものです 2 市 民 意 識 調 査 にみる 施 策 満 足 度 重 要 度 平 成 22 年 7 月 にまとめた 市 民 意 識 調 査 では 市 の 全 体 的 な 取 り 組 みに ついての 満 足 度 は 全 32 項 目 のうち 生 活 ( 防 犯 消 費 生 活 等 ) が 第 4 位 となっており また 重 要 度 については 第 11 位 となっています 1
市 民 の 安 心 安 全 に 対 する 要 望 に 応 えるため 引 き 続 き 防 犯 施 策 の 着 実 な 推 進 が 求 められます 3 本 市 の 犯 罪 情 勢 とその 背 景 本 市 における 平 成 21 年 の 刑 法 犯 認 知 件 数 ( 注 1)が1,796 件 とな り 最 近 5 年 間 では 最 も 低 い 数 値 で 朝 霞 市 と 近 隣 3 市 ( 志 木 市 和 光 市 新 座 市 )では 朝 霞 市 が 一 番 低 い 数 値 となっております また 人 口 千 人 当 たりの 本 市 の 刑 法 犯 認 知 件 数 を 平 成 21 年 と20 年 を 比 較 すると0.97 件 減 少 しており 県 内 では79 市 区 町 村 (さいたま 市 は 区 で 集 計 平 成 22 年 3 月 1 日 現 在 ) 中 高 い 方 から42 番 目 の 発 生 率 となっています 犯 罪 件 数 が 減 少 したのは 市 内 に 結 成 された 朝 霞 わがまち 防 犯 隊 ( 注 2) のパトロール 実 施 事 業 者 の 事 業 活 動 における 積 極 的 な 防 犯 活 動 への 取 り 組 み 土 地 建 物 所 有 者 等 の 防 犯 に 配 慮 した 環 境 整 備 の 実 施 など 自 主 的 な 活 動 への 取 り 組 みが 要 因 と 思 われます 平 成 21 年 の 街 頭 犯 罪 ( 注 3) 件 数 は856 件 で 刑 法 犯 全 体 の47. 7%を 占 めています 特 に 自 転 車 盗 の549 件 は 街 頭 犯 罪 の64.1% を 占 めています 注 1 刑 法 犯 認 知 件 数 刑 法 犯 の 総 数 から 交 通 関 係 の 業 務 上 ( 重 ) 過 失 致 死 傷 罪 を 除 いたもので 被 害 の 届 出 告 訴 告 発 その 他 の 端 諸 によりその 発 生 を 警 察 が 確 認 した 件 数 をいいます 注 2 朝 霞 わがまち 防 犯 隊 自 主 防 犯 パトロールを 行 う 団 体 のうち 朝 霞 市 の 認 定 基 準 を 満 たす 団 体 を 朝 霞 わがまち 防 犯 隊 として 認 定 しています 認 定 の 基 準 は 1 団 体 の 構 成 員 が5 人 以 上 であり 2 月 1 回 以 上 の 自 主 防 犯 パトロールを 行 っていることとしています 2
注 3 街 頭 犯 罪 自 転 車 盗 車 上 ねらい オートバイ 盗 部 品 ねらい ひったくり 自 動 販 売 機 ねらい 自 動 車 盗 路 上 強 盗 をいいます 朝 霞 市 近 隣 3 市 埼 玉 県 の 人 口 千 人 当 たりの 刑 法 犯 認 知 件 数 朝 霞 市 志 木 市 和 光 市 新 座 市 埼 玉 県 平 成 17 年 17.72 件 16.38 件 14.49 件 19.04 件 22.24 件 平 成 18 年 18.69 件 16.82 件 16.30 件 17.00 件 19.36 件 平 成 19 年 18.51 件 17.10 件 17.22 件 17.25 件 17.85 件 平 成 20 年 15.01 件 17.31 件 14.81 件 16.18 件 17.16 件 平 成 21 年 14.04 件 15.65 件 14.42 件 14.26 件 15.89 件 ( 資 料 : 埼 玉 県 警 察 本 部 生 活 安 全 部 生 活 安 全 企 画 課 ) * 埼 玉 県 警 察 本 部 により 各 年 4 月 1 日 の 推 計 人 口 を 基 に 再 計 算 された 公 表 値 です 3
新 座 市 朝 霞 市 和 光 市 志 木 市 ( 資 料 : 埼 玉 県 県 民 生 活 部 防 犯 交 通 安 全 課 ) 4
年 度 平 成 17 年 平 成 18 年 平 成 19 年 平 成 20 年 平 成 21 年 件 数 1,135 件 1,119 件 1,120 件 897 件 856 件 1 自 転 車 盗 2 車 上 ねらい 3 オートバイ 盗 4 部 品 ねらい( 平 成 17 年 は 項 目 なし) 5 ひったくり 6 自 動 販 売 機 ねらい 7 自 動 車 盗 8 路 上 強 盗 ( 資 料 : 埼 玉 県 県 民 生 活 部 防 犯 交 通 安 全 課 ) 5
1 自 転 車 盗 2 車 上 ねらい 3 オートバイ 盗 4 部 品 ねらい( 平 成 17 年 は 項 目 なし) 5 ひったくり 6 自 動 販 売 機 ねらい 7 自 動 車 盗 8 路 上 強 盗 ( 資 料 : 埼 玉 県 県 民 生 活 部 防 犯 交 通 安 全 課 ) 6
( 資 料 : 埼 玉 県 県 民 生 活 部 防 犯 交 通 安 全 課 ) 7
第 2 計 画 の 基 本 方 針 と 目 標 1 犯 罪 を 起 こさせにくい 地 域 環 境 づくりの 推 進 犯 罪 を 防 止 し 安 心 で 安 全 なまちを 築 いていくためには 犯 罪 の 大 半 を 占 める 街 頭 犯 罪 や 侵 入 盗 など 機 会 に 乗 じて 行 われる 犯 罪 を 防 止 していく 必 要 があります そのためには 犯 罪 に 対 する 抵 抗 力 を 強 化 する 抵 抗 性 ( 注 4) 犯 罪 を 行 おうとする 者 を 地 域 に 入 り 込 みにくくさせるための 領 域 性 ( 注 5) 犯 罪 を 思 いとどまらせるための 監 視 性 ( 注 6)をそ れぞれ 高 めて 犯 罪 を 起 こさせにくい 地 域 環 境 づくりを 引 き 続 き 推 進 しま す 注 4 抵 抗 性 少 しの 外 出 でも 必 ず 施 錠 をすることや 歩 行 時 には 車 道 側 にか ばんを 持 たないなどの 習 慣 また 自 転 車 や 家 屋 のドアに 鍵 を 二 つ 以 上 付 けるなどして 高 めることができます 注 5 領 域 性 あいさつの 励 行 や 清 掃 活 動 など 住 民 の 連 帯 を 強 くすることや 学 校 等 で 門 扉 を 設 置 し 部 外 者 を 立 入 制 限 することなどにより 高 めることができます 注 6 監 視 性 防 犯 カメラの 設 置 や 自 主 防 犯 パトロールなどにより 高 めること ができます 2 推 進 体 制 の 整 備 市 市 民 事 業 者 土 地 建 物 所 有 者 等 及 びその 他 の 関 係 団 体 がお 互 いに 連 携 し 犯 罪 状 況 や 生 活 環 境 の 実 態 把 握 に 努 め 市 民 生 活 の 安 全 について 協 議 し それぞれが 一 体 となって 防 犯 に 関 する 施 策 を 総 合 的 かつ 計 画 的 に 実 施 する 推 進 体 制 を 引 き 続 き 整 備 します 8
3 数 値 目 標 の 設 定 計 画 の 基 本 方 針 である 犯 罪 を 起 こさせにくい 地 域 環 境 づくりのために 計 画 の 数 値 目 標 を 設 定 します 人 口 千 人 当 たりの 刑 法 犯 認 知 件 数 現 状 値 平 成 21 年 14.0 件 目 標 値 平 成 27 年 11.2 件 * 計 画 の 最 終 年 度 である 平 成 27 年 の 人 口 千 人 当 たりの 刑 法 犯 認 知 件 数 を 平 成 21 年 の 人 口 千 人 当 たりの 刑 法 犯 認 知 件 数 の20% 減 とすることを 目 標 にしています 9
第 3 計 画 の 性 格 この 計 画 は 防 犯 のまちづくりに 関 して 総 合 的 かつ 長 期 的 に 実 施 すべき 施 策 の 大 綱 を 定 めたものです 1 計 画 期 間 平 成 23 年 度 から 平 成 27 年 度 までの5 年 間 とします また 計 画 期 間 の 途 中 であっても 社 会 情 勢 等 の 変 化 によっては 適 宜 見 直 します 2 実 施 計 画 この 計 画 に 基 づき 実 施 する 予 定 の 事 業 をまとめた 実 施 計 画 については 別 途 策 定 します 10
第 4 計 画 の 内 容 この 計 画 は 市 市 民 事 業 者 及 び 土 地 建 物 所 有 者 等 が 取 り 組 むべき 施 策 を 定 めたものです 1 市 の 取 組 (1) 広 報 その 他 の 啓 発 による 防 犯 意 識 の 高 揚 犯 罪 を 防 止 するためには 自 分 たちの 安 全 は 自 分 たちで 守 るという 市 民 一 人 ひとりの 防 犯 に 対 する 意 識 の 高 揚 を 図 り 併 せて 防 犯 に 関 する 正 しい 知 識 と 情 報 を 共 有 することが 大 切 です 市 は 朝 霞 市 防 犯 シンボルマーク 彩 夏 ウボーイ( 注 7)を 活 用 しなが ら 市 民 事 業 者 土 地 建 物 所 有 者 等 に 防 犯 意 識 の 高 揚 を 図 るための 啓 発 活 動 を 行 います 注 7 朝 霞 市 防 犯 シンボルマーク 彩 夏 ウボーイ 朝 霞 わがまち 防 犯 隊 の 統 一 シンボルを 表 示 し 朝 霞 市 の 防 犯 パトロール 隊 であることを 示 すために 制 定 したものです 名 称 を 彩 夏 ウボーイ(さ いかうぼーい)といい 朝 霞 市 民 まつり 彩 夏 祭 のシンボルキャラクター である 彩 夏 (さいか)ちゃんをベースに 保 安 官 風 にデザインしたもので す 統 一 シンボルマークは 防 犯 事 業 を 推 進 する 機 運 を 醸 成 するため 朝 霞 わがまち 防 犯 隊 の 使 用 に 限 定 せず 防 犯 事 業 全 般 のシンボルとして います ( 表 紙 参 照 ) 1 広 報 啓 発 活 動 の 推 進 広 報 あさかへの 掲 載 電 光 掲 示 板 による 啓 発 市 ホームページへの 掲 載 パブリシティ 活 動 の 実 施 11
朝 霞 わがまち 防 犯 隊 への 犯 罪 情 報 の 提 供 朝 霞 わがまち 防 犯 隊 への 感 謝 状 贈 呈 高 齢 者 対 象 の 啓 発 活 動 の 実 施 2 防 犯 教 育 の 推 進 防 犯 に 関 する 講 演 会 等 の 実 施 3 ポスター 等 の 掲 示 防 犯 に 関 するポスター 等 の 公 共 施 設 への 掲 示 防 犯 マグネットの 公 用 車 等 への 掲 示 市 内 循 環 バスへのポスター 等 の 掲 示 4 事 業 者 に 対 する 防 犯 対 策 の 要 請 市 が 作 成 する 防 犯 に 関 するポスター 等 の 事 業 者 への 掲 示 依 頼 市 が 実 施 する 防 犯 事 業 に 対 する 参 加 協 力 依 頼 防 犯 協 定 の 締 結 (2) 防 犯 に 関 する 自 主 的 な 活 動 を 推 進 するための 支 援 犯 罪 を 防 止 するためには 市 民 や 団 体 が 自 主 的 主 体 的 に 地 域 の 安 全 のために 活 動 することが 大 切 です 市 は 活 動 しやすい 環 境 づくりを 推 進 するため 様 々な 支 援 事 業 を 行 います 1 防 犯 灯 等 の 設 置 の 補 助 自 治 会 が 設 置 する 防 犯 灯 の 設 置 及 び 維 持 管 理 経 費 に 対 する 補 助 金 の 交 付 商 店 街 街 路 灯 設 置 に 対 する 補 助 金 の 交 付 2 防 犯 関 係 団 体 への 支 援 朝 霞 地 区 防 犯 協 会 朝 霞 地 区 暴 力 排 除 推 進 協 議 会 に 対 する 負 担 金 の 交 付 12
防 犯 パトロール 資 機 材 等 の 購 入 経 費 に 対 する 補 助 金 の 交 付 講 演 会 実 施 に 伴 う 経 費 に 対 する 補 助 金 の 交 付 (3) 都 市 環 境 の 整 備 による 安 全 な 地 域 社 会 の 構 築 犯 罪 を 防 止 するためには 犯 罪 を 行 おうとする 者 に 犯 罪 の 機 会 を 与 え ないことが 大 切 です 建 築 物 や 道 路 公 園 などは 犯 罪 を 起 こさせにく い 環 境 空 間 として 整 備 するよう 努 めます 1 建 築 物 における 安 全 対 策 人 による 巡 回 や 防 犯 カメラの 設 置 などによる 監 視 の 強 化 死 角 の 除 去 などの 施 設 の 改 修 2 道 路 における 安 全 対 策 道 路 照 明 灯 の 整 備 市 所 有 の 防 犯 灯 の 維 持 管 理 3 あき 地 における 安 全 対 策 あき 地 の 適 正 な 維 持 管 理 の 促 進 4 公 園 における 安 全 対 策 定 期 的 な 樹 木 の 剪 定 死 角 を 発 生 させないための 低 木 植 樹 の 推 進 5 施 設 における 自 転 車 対 策 自 転 車 駐 車 場 の 整 備 及 び 維 持 管 理 放 置 禁 止 区 域 内 の 放 置 自 転 車 の 撤 去 放 置 禁 止 区 域 内 の 放 置 自 転 車 禁 止 に 対 する 広 報 活 動 の 推 進 (4) 学 校 等 の 防 犯 対 策 の 推 進 による 子 どもの 安 全 確 保 近 年 子 どもが 犯 罪 に 巻 き 込 まれるケースが 多 発 しています 学 校 内 防 犯 対 策 の 強 化 により 領 域 性 監 視 性 を 高 めるとともに 防 犯 教 育 を 13
推 進 することによって 子 ども 自 身 の 抵 抗 性 を 高 めるとともに スクール ガード リーダー( 注 8)が 中 心 となり 教 職 員 保 護 者 等 が 一 体 とな って 子 どもを 犯 罪 から 守 ります 注 8 スクールガード リーダー スクールガード リーダーは 学 校 安 全 のために 登 下 校 時 におけるパ トロールや 防 犯 訓 練 の 実 施 青 少 年 を 守 り 育 成 する 家 との 連 携 等 地 域 ぐるみで 効 果 的 継 続 的 な 子 どもの 安 全 を 見 守 る 活 動 を 行 っています 1 防 犯 管 理 体 制 の 整 備 防 犯 カメラ 等 の 防 犯 機 器 の 配 備 の 推 進 不 審 者 の 校 内 等 への 侵 入 防 止 策 の 推 進 2 建 築 物 における 安 全 対 策 照 明 等 の 整 備 3 防 犯 教 育 の 推 進 防 犯 教 育 研 修 会 の 実 施 4 通 学 路 の 安 全 対 策 防 犯 ブザーの 貸 与 登 下 校 時 の 安 全 指 導 安 全 点 検 通 学 路 の 安 全 マップの 作 成 (5)パトロールの 実 施 パトロールの 実 施 により 地 域 の 領 域 性 監 視 性 を 高 め 安 全 なまち づくりを 推 進 します 自 主 防 犯 パトロール 隊 への 支 援 市 職 員 及 び 警 備 員 による 青 色 防 犯 パトロールカーの 運 行 不 法 投 棄 監 視 パトロールの 実 施 警 察 に 対 するパトロール 強 化 の 要 請 14
(6) 推 進 体 制 の 整 備 犯 罪 のない 安 全 で 安 心 して 暮 らせるまちづくりは 市 市 民 事 業 者 土 地 建 物 所 有 者 等 及 びその 他 の 関 係 団 体 がお 互 いに 連 携 し 合 い 一 体 と なった 活 動 を 展 開 することが 求 められます 犯 罪 状 況 や 生 活 環 境 などの 実 態 把 握 に 努 め 市 民 生 活 の 安 全 について 協 議 し 防 犯 に 関 する 施 策 を 総 合 的 かつ 計 画 的 に 実 施 するための 推 進 体 制 を 引 き 続 き 整 えます 市 市 民 事 業 者 土 地 建 物 所 有 者 等 及 びその 他 関 係 機 関 の 連 携 に よる 朝 霞 市 防 犯 推 進 協 議 会 の 運 営 朝 霞 市 防 犯 推 進 庁 内 連 絡 会 議 構 成 課 の 連 携 による 会 議 の 運 営 15
2 市 民 の 取 組 (1) 防 犯 に 関 する 意 識 の 高 揚 犯 罪 の 予 防 は 市 民 一 人 ひとりの 心 掛 けが 大 切 で 日 頃 から 防 犯 意 識 を 持 って 行 動 することが 必 要 です また 自 分 たちの 安 全 は 自 分 たちで 守 るという 認 識 を 持 ち 防 犯 に 関 する 意 識 を 高 めていくことが 望 まれま す さらに 高 齢 者 などをねらった 振 り 込 め 詐 欺 が 数 多 く 発 生 している ため 特 に 高 齢 者 の 犯 罪 予 防 知 識 の 向 上 が 望 まれています 日 常 生 活 における 防 犯 対 策 の 確 認 及 び 防 犯 知 識 の 向 上 地 域 コミュニティの 活 性 化 (あいさつ 運 動 清 掃 活 動 青 少 年 健 全 育 成 啓 発 キャンペーン 活 動 等 ) 自 治 会 町 内 会 等 における 学 習 会 の 実 施 高 齢 者 対 象 の 啓 発 活 動 の 実 施 (2) 自 主 的 な 防 犯 活 動 地 域 での 連 携 を 図 り 自 主 防 犯 パトロール 活 動 など 主 体 的 に 取 り 組 む ことや 市 が 行 う 施 策 に 対 して 協 力 することが 望 まれます 1 自 主 的 な 防 犯 に 関 する 活 動 危 険 箇 所 の 把 握 と 解 消 防 犯 灯 の 設 置 及 び 維 持 管 理 自 主 防 犯 パトロールの 継 続 的 な 実 施 青 少 年 を 守 り 育 成 する 家 の 推 進 2 市 が 実 施 する 施 策 への 協 力 防 犯 に 関 する 講 演 会 街 頭 啓 発 活 動 への 参 加 16
3 事 業 者 等 の 取 組 (1) 防 犯 に 関 する 意 識 の 高 揚 従 業 員 も 含 めて 地 域 の 一 員 であるとの 認 識 に 立 ち 防 犯 に 関 する 意 識 を 高 め 地 域 と 一 体 となって 防 犯 活 動 の 推 進 に 努 めることが 望 まれます 職 場 及 び 周 囲 における 防 犯 対 策 の 確 認 防 犯 研 修 会 の 開 催 (2) 地 域 における 防 犯 活 動 の 推 進 と 事 業 活 動 における 防 犯 対 策 自 らの 事 業 活 動 における 防 犯 対 策 に 取 り 組 むとともに 従 業 員 も 含 め て 地 域 の 一 員 であるとの 認 識 に 立 ち 住 民 活 動 への 積 極 的 な 参 加 や 市 が 行 う 施 策 に 対 し 協 力 することが 望 まれます 1 自 主 的 な 防 犯 に 関 する 活 動 の 推 進 2 事 業 所 施 設 の 防 犯 対 策 の 推 進 危 険 箇 所 のチェック 照 明 灯 防 犯 カメラ 等 の 設 置 3 市 が 実 施 する 施 策 への 協 力 防 犯 に 関 する 講 演 会 街 頭 啓 発 活 動 への 参 加 ポスター 等 の 掲 示 協 力 17
第 5 参 考 資 料 朝 霞 市 防 犯 推 進 条 例 ( 目 的 ) 第 1 条 この 条 例 は 犯 罪 のない 安 心 で 住 みよいまちづくりの 基 本 理 念 を 定 め 市 並 びに 市 民 事 業 者 及 び 土 地 建 物 所 有 者 等 ( 以 下 市 民 等 という ) の 責 務 を 明 らかにすることにより それぞれの 防 犯 に 関 する 意 識 の 高 揚 と 自 主 的 な 活 動 の 推 進 を 図 り もって 犯 罪 のない 安 全 で 安 心 できる 住 みよい 地 域 社 会 の 実 現 に 寄 与 することを 目 的 とする ( 定 義 ) 第 2 条 この 条 例 において 次 の 各 号 に 掲 げる 用 語 の 意 義 は 当 該 各 号 に 定 めるところによる (1) 市 民 市 内 に 居 住 し 若 しくは 滞 在 し 又 は 通 勤 し 若 しくは 通 学 す る 者 をいう (2) 事 業 者 市 内 において 事 業 活 動 を 行 うすべての 者 をいう (3) 土 地 建 物 所 有 者 等 市 内 に 所 在 する 土 地 若 しくは 建 物 その 他 の 工 作 物 を 所 有 し 又 は 管 理 する 者 をいう ( 基 本 理 念 ) 第 3 条 犯 罪 のない 安 心 で 住 みよいまちづくりは 市 及 び 市 民 等 の 自 らの 地 域 は 自 らで 守 るという 連 帯 意 識 の 下 に それぞれが 人 権 を 尊 重 しつつ 役 割 を 分 担 し 密 接 な 連 携 を 図 りながら 犯 罪 を 起 こさせにくい 地 域 環 境 づ くりを 基 本 として 推 進 するものとする ( 市 の 責 務 ) 第 4 条 市 は 前 条 に 定 める 基 本 理 念 ( 以 下 基 本 理 念 という )にのっと り 次 に 掲 げる 事 項 について 必 要 な 施 策 を 実 施 するものとする (1) 防 犯 に 関 する 意 識 の 高 揚 を 図 るための 広 報 その 他 の 啓 発 (2) 市 民 等 が 行 う 自 主 的 な 防 犯 に 関 する 活 動 に 対 する 支 援 (3) 犯 罪 のない 地 域 社 会 の 実 現 に 向 けた 環 境 の 整 備 (4) 前 3 号 に 掲 げるもののほか 防 犯 に 関 する 必 要 な 事 項 ( 市 民 の 責 務 ) 第 5 条 市 民 は 基 本 理 念 にのっとり 自 ら 防 犯 に 関 する 意 識 を 高 め 自 主 的 な 防 犯 に 関 する 活 動 の 推 進 に 努 めるものとする 2 市 民 は 市 が 実 施 する 防 犯 に 関 する 施 策 に 協 力 するよう 努 めるものとす る 18
( 事 業 者 の 責 務 ) 第 6 条 事 業 者 は 基 本 理 念 にのっとり 自 ら 防 犯 に 関 する 意 識 を 高 め 地 域 における 防 犯 に 関 する 活 動 を 推 進 するとともに その 事 業 活 動 について 防 犯 に 関 する 必 要 な 措 置 を 講 ずるよう 努 めるものとする 2 事 業 者 は 市 が 実 施 する 防 犯 に 関 する 施 策 に 協 力 するよう 努 めるものとす る ( 土 地 建 物 所 有 者 等 の 責 務 ) 第 7 条 土 地 建 物 所 有 者 等 は 基 本 理 念 にのっとり 自 ら 防 犯 に 関 する 意 識 を 高 め 地 域 における 防 犯 に 関 する 活 動 を 推 進 するとともに その 土 地 又 は 建 物 その 他 の 工 作 物 について 防 犯 に 関 する 必 要 な 措 置 を 講 ずるよう 努 めるものとする 2 土 地 建 物 所 有 者 等 は 市 が 実 施 する 防 犯 に 関 する 施 策 に 協 力 するよう 努 め るものとする ( 推 進 体 制 の 整 備 ) 第 8 条 市 は 防 犯 に 関 する 施 策 を 総 合 的 かつ 計 画 的 に 推 進 するため 市 及 び 市 民 等 が 相 互 に 連 携 し 及 び 協 力 することができる 推 進 体 制 を 整 備 する ものとする ( 推 進 計 画 の 策 定 ) 第 9 条 市 は 防 犯 に 関 する 施 策 を 計 画 的 に 推 進 するための 計 画 を 策 定 する ものとする ( 委 任 ) 第 10 条 この 条 例 の 施 行 に 関 し 必 要 な 事 項 は 市 長 が 別 に 定 める 附 則 この 条 例 は 平 成 17 年 4 月 1 日 から 施 行 する 19
第 2 次 朝 霞 市 防 犯 推 進 計 画 ( 平 成 23 年 3 月 ) 発 行 朝 霞 市 編 集 総 務 部 危 機 管 理 課 351-8501 朝 霞 市 本 町 1-1-1 電 話 048-463-1111