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通 知 カード と 個 人 番 号 カード の 違 い 2 通 知 カード ( 紙 )/H27.10 個 人 番 号 カード (ICカード)/H28.1 様 式 (おもて) (うら) 作 成 交 付 主 な 記 載 事 項 全 国 ( 外 国 人 含 む)に 郵 送 で 配 布 希 望 者 に 交

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定款

(4) ラスパイレス 指 数 の 状 況 ( 各 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 例 ) ( 例 ) 15 (H2) (H2) (H24) (H24) (H25.4.1) (H25.4.1) (H24) (H24)

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続 に 基 づく 一 般 競 争 ( 指 名 競 争 ) 参 加 資 格 の 再 認 定 を 受 けていること ) c) 会 社 更 生 法 に 基 づき 更 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなされている 者 又 は 民 事 再 生 法 に 基 づき 再 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなさ

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2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 (24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 ( 単 位 : 円 ) 8 級 1 号 給 の 給 料 月 額 135,6 185,8 222,9 261,9 289,2 32,6 366,2 413,

18 国立高等専門学校機構

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Ⅴ Ⅵ 目 予 算 編 成 のフローチャートと 決 算 書 類 19 図 表 6 予 算 編 成 のフローチャート 20 図 表 7 収 支 報 告 書 貸 借 対 照 表 財 産 目 録 備 品 台 帳 モデル 21 滞 納 金 回 収 に 関 する 管 理 会 社 の 業 務 と 役 割 25

別 表 1 土 地 建 物 提 案 型 の 供 給 計 画 に 関 する 評 価 項 目 と 評 価 点 数 表 項 目 区 分 評 価 内 容 と 点 数 一 般 評 価 項 目 立 地 条 件 (1) 交 通 利 便 性 ( 徒 歩 =80m/1 分 ) 25 (2) 生 活 利 便

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16 日本学生支援機構

1 総 合 設 計 一 定 規 模 以 上 の 敷 地 面 積 及 び 一 定 割 合 以 上 の 空 地 を 有 する 建 築 計 画 について 特 定 行 政 庁 の 許 可 により 容 積 率 斜 線 制 限 などの 制 限 を 緩 和 する 制 度 である 建 築 敷 地 の 共 同 化 や

第 63 回 ( 平 成 26 年 度 ) 横 浜 文 化 賞 選 考 委 員 会 日 時 平 成 26 年 8 月 22 日 ( 金 ) 午 後 2 時 ~ 場 所 市 庁 舎 2 階 応 接 室 次 第 1 開 会 2 開 会 あいさつ 横 浜 市 副 市 長 渡 辺 巧 教 3 委 員 紹 介

2. 会 計 規 程 の 業 務 (1) 規 程 と 実 際 の 業 務 の 調 査 規 程 や 運 用 方 針 に 規 定 されている 業 務 ( 帳 票 )が 実 際 に 行 われているか( 作 成 されている か)どうかについて 調 べてみた 以 下 の 表 は 規 程 の 条 項 とそこに

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質 問 票 ( 様 式 3) 質 問 番 号 62-1 質 問 内 容 鑑 定 評 価 依 頼 先 は 千 葉 県 などは 入 札 制 度 にしているが 神 奈 川 県 は 入 札 なのか?または 随 契 なのか?その 理 由 は? 地 価 調 査 業 務 は 単 にそれぞれの 地 点 の 鑑 定

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スライド 1

預 金 を 確 保 しつつ 資 金 調 達 手 段 も 確 保 する 収 益 性 を 示 す 指 標 として 営 業 利 益 率 を 採 用 し 営 業 利 益 率 の 目 安 となる 数 値 を 公 表 する 株 主 の 皆 様 への 還 元 については 持 続 的 な 成 長 による 配 当 可

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方 式 の 試 行 工 事 である 2 本 工 事 は 一 定 の 条 件 に 該 当 する 低 入 札 価 格 調 査 対 象 工 事 業 者 の 入 札 への 参 加 を 制 限 する 等 の 試 行 工 事 である 3 以 下 に 掲 げる 条 件 を 全 て 満 たすことを 求 める 主 任

2 基 本 財 産 は 評 議 員 会 において 別 に 定 めるところにより この 法 人 の 目 的 を 達 成 するために 善 良 な 管 理 者 の 注 意 をもって 管 理 しなければならず 基 本 財 産 の 一 部 を 処 分 しようとするとき 及 び 基 本 財 産 から 除 外 し

根 本 確 根 本 確 民 主 率 運 民 主 率 運 確 施 保 障 確 施 保 障 自 治 本 旨 現 資 自 治 本 旨 現 資 挙 管 挙 管 代 表 監 査 教 育 代 表 監 査 教 育 警 視 総 監 道 府 県 警 察 本 部 市 町 村 警 視 総 監 道 府 県 警 察 本 部

類 ( 番 号 を 記 載 ) 施 設 名 事 所 名 所 在 事 開 始 年 月 日 事 規 模 ( 定 員 ) 公 益 事 1 必 要 な 者 に 対 し 相 談 情 報 提 供 助 言 行 政 や 福 祉 保 健 医 療 サービス 事 者 等 との 連 絡 調 整 を 行 う 等 の 事 必

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土 購 入 土 借 用 土 所 有 権 移 転 登 記 確 約 書 農 転 用 許 可 書 ( 写 ) 農 転 用 届 出 受 理 書 ( 写 ) 土 不 動 産 価 格 評 価 書 土 見 積 書 ( 写 ) 又 は 売 買 確 約 書 ( 写 ) 土 売 主 印 鑑 登 録 証 明 書 売 主

4 調 査 の 対 話 内 容 (1) 調 査 対 象 財 産 の 土 地 建 物 等 を 活 用 して 展 開 できる 事 業 のアイディアをお 聞 かせく ださい 事 業 アイディアには, 次 の 可 能 性 も 含 めて 提 案 をお 願 いします ア 地 域 の 活 性 化 と 様 々な 世

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類 ( 番 号 を 記 載 ) 施 設 名 事 所 名 所 在 事 開 始 年 月 日 事 規 模 ( 定 員 ) 公 益 事 必 要 な 者 に 対 し 相 談 情 報 提 供 助 言 行 政 や 福 祉 保 健 医 療 サービス 事 者 等 との 連 絡 調 整 を 行 う 等 の 事 必 要

(5) 給 与 改 定 の 状 況 1 月 例 給 事 委 員 会 の 勧 告 ( 参 考 ) 区 分 民 間 給 与 公 務 員 給 与 較 差 勧 告 給 与 改 定 率 国 の 改 定 率 A B A-B ( 改 定 率 ) 19 年 度 ( ) 0.0 ( 注 ) 民 間 給 与 公 務 員

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6 構 造 等 コンクリートブロック 造 平 屋 建 て4 戸 長 屋 16 棟 64 戸 建 築 年 1 戸 当 床 面 積 棟 数 住 戸 改 善 後 床 面 積 昭 和 42 年 36.00m m2 昭 和 43 年 36.50m m2 昭 和 44 年 36.

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ずれかに 属 しなければならないものとする 但 し パートは 同 一 種 類 の 楽 器 に 1 パート 以 上 形 成 できないものとし 運 営 委 員 会 の 承 認 を 経 たものであ ることを 要 する ( 団 員 の 義 務 ) 第 8 条 団 員 は 次 の 義 務 を 負 う (1)こ

省 九 州 地 方 整 備 局 長 若 しくは 宮 崎 県 知 事 に 意 見 を 提 出 することができる ( 役 員 の 任 命 ) 第 8 条 理 事 長 及 び 監 事 は 宮 崎 県 知 事 が 任 命 する 2 理 事 は 理 事 長 が 任 命 する 3 副 理 事 長 は 理 事 長

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別 紙 第 号 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 議 案 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 を 次 のように 定 める 平 成 26 年 2 月 日 提 出 高 知 県 知 事 尾

技 能 労 務 職 公 務 員 民 間 参 考 区 分 平 均 年 齢 職 員 数 平 均 給 与 月 額 平 均 給 与 月 額 平 均 給 料 月 額 (A) ( 国 ベース) 平 均 年 齢 平 均 給 与 月 額 対 応 する 民 間 の 類 似 職 種 東 庄 町 51.3 歳 18 77

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2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 23 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 1 号 給 の 給 料 月 額 最 高 号 給 の 給 料 月 額 135,600 円 185,800 円 222,900 円 261,900 円

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Ⅰ 平成14年度の状況

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公立大学法人秋田県立大学給与規程(案)

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資 料 4 施 設 の 運 営 内 容 体 制 ( 仮 称 ) 熊 本 城 ホールの 運 営 戦 略 を 検 討 する 上 では 運 営 内 容 運 営 条 件 として 以 下 のよう な 点 について 検 討 する 必 要 がある 論 点 1. 開 館 時 間 催 事 の 利 用 内 容 や 方 法 等 を 踏 まえた 開 館 時 間 利 用 時 間 区 分 をどのように 設 定 するか 特 に 夜 間 の 利 用 をどのように 考 えるべきか( 時 間 外 の 対 応 を 行 うか 24 時 間 対 応 可 能 と するか) 論 点 2. 料 金 区 分 料 金 の 設 定 ルールとして 市 民 と 市 民 以 外 等 の 利 用 者 による 減 免 措 置 の 有 無 興 行 と 一 般 利 用 の 区 分 各 種 割 引 等 について どのようなルールに 基 づき 設 定 するのが 望 まし いか 論 点 3. 予 約 方 法 施 設 の 予 約 について コンベンション 施 設 として 予 約 を 行 う 際 にどのような 配 慮 が 必 要 か 予 約 方 法 においてどのような 工 夫 が 必 要 か 論 点 4. 管 理 運 営 体 制 施 設 を 効 率 的 かつ 効 果 的 に 管 理 運 営 するにあたり 適 切 な 運 営 体 制 とはどのような 体 制 であるか 1

1. 開 館 時 間 [ 開 館 時 間 ] 開 館 時 間 については 9 時 ~21 時 もしくは22 時 まで 開 館 の 施 設 が 多 く 設 営 等 の 関 係 から 追 加 延 長 が 可 能 な 施 設 もある 大 規 模 展 示 会 等 の 開 催 が 想 定 される 施 設 では 夜 間 の 設 営 を 想 定 し 24 時 間 対 応 可 能 な 施 設 もある ( 仮 称 ) 熊 本 城 ホールでは 中 心 市 街 地 に 位 置 し 商 業 施 設 や 宿 泊 施 設 が 併 設 されているといった 特 徴 を 踏 まえると 深 夜 24 時 間 対 応 にするについて 以 下 のようなメリット デメリットが 想 定 される メリット デメリット 夜 間 24 時 間 対 応 を 行 わない 場 合 日 中 の 開 館 時 間 内 で 対 応 すればよいため 施 設 側 としては 管 理 がしやすい ( 仮 称 ) 熊 本 城 ホールでは 宿 泊 施 設 や 商 業 施 設 が 併 設 されているため 夜 間 の 警 備 の 強 化 や 騒 音 対 策 等 が 不 要 になる 開 館 時 間 帯 に 設 営 等 の 準 備 を 行 なわなければ ならないので 主 催 者 側 としては 準 備 のために 施 設 を 借 りなくてはならなくなる 日 中 の 会 議 や 催 事 開 催 中 に 他 階 で 設 営 を 行 う ことになるため 音 の 問 題 が 生 じる 日 中 の 中 心 市 街 地 で 設 営 用 の 大 型 トラックが 出 入 りするため 施 設 周 辺 で 交 通 渋 滞 が 発 生 する 可 能 性 や 歩 行 者 の 安 全 性 への 対 処 が 必 要 夜 間 24 時 間 対 応 行 う 場 合 夜 間 に 設 営 等 の 準 備 を 行 うことが 可 能 になるため 主 催 者 側 にとっては 催 事 に 必 要 な 日 数 時 間 帯 で 施 設 を 借 りればよくなり コストが 抑 えられ 利 用 しや すい コンサート 等 で 夜 間 まで 催 事 が 開 催 される 場 合 そ の 後 撤 去 作 業 を 行 うことができれば 翌 日 に 別 の 催 事 で 利 用 することができるため 効 率 的 である 夜 間 に 搬 出 入 用 のトラックや 関 係 者 が 出 入 りするた め マンション 宿 泊 施 設 への 騒 音 の 課 題 となる 夜 間 の 出 入 りが 自 由 になると 防 犯 保 安 上 の 観 点 から 警 備 員 の 増 員 などが 必 要 になり 管 理 コストが かかるなど 施 設 側 としては 管 理 がしにくい 事 例 札 幌 コンベンションセンター 福 岡 国 際 会 議 場 等 日 本 コンベンションセンター( 幕 張 メッセ)の 展 示 ホー ル 横 浜 国 際 会 議 場 展 示 ホール 等 2

[ 利 用 時 間 の 区 分 ] 利 用 時 間 帯 の 区 分 については 多 くの 施 設 で3 区 分 で 設 定 されているほか 1 日 利 用 が 設 定 されている 会 議 と 展 示 やイベントでは 本 番 や 設 営 準 備 に 要 する 時 間 が 異 なるため 会 議 室 と 展 示 場 で 利 用 時 間 の 区 分 を 変 えて 設 定 している 施 設 もある 会 議 系 施 設 会 議 やセミナー 会 合 等 の 場 合 2~3 時 間 区 切 りでの 利 用 が 多 い 会 議 開 始 時 の 最 初 のレイアウトを 無 料 にしている 施 設 などでは 椅 子 などの 設 営 の 時 間 が 必 要 となる 利 用 区 分 の 間 に 設 営 を 行 うため あまり 細 かい 時 間 帯 を 区 分 してしまうと 管 理 がしにくくなる 区 分 間 でも 延 長 料 金 を 支 払 えば 延 長 利 用 をすることができる 施 設 もある ( 例 : 福 岡 国 際 会 議 場 等 ) 展 示 系 施 設 展 示 やイベントの 場 合 設 営 に 半 日 以 上 の 時 間 がかかることや 催 事 イベント 自 体 が 半 日 以 上 終 日 利 用 が 多 いことから 1 日 利 用 や24 時 間 対 応 が 可 能 な 施 設 が 多 い 区 分 例 9:00~12:00 13:00~17:00 18:00~21:00(22:00) 時 間 外 延 長 利 用 可 能 な 施 設 もあり 24 時 間 対 応 例 0:00~12:00 12:00~24:00 3

参 考 例 :アクトシティ 浜 松 ( 展 示 イベントホール 午 前 9:00~12:00/ 午 後 13:00~17:00/ 夜 間 18:00~22:00/ 終 日 9:00~22:00) 利 用 例 毎 での 設 営 及 び 催 事 イベントの 本 番 について 例 えば 以 下 のような 利 用 時 間 帯 利 用 方 法 が 想 定 される 出 典 :アクトシティ 浜 松 HPより 作 成 4

2. 料 金 区 分 [ 料 金 区 分 ( 割 増 割 引 )] 料 金 区 分 については 利 用 時 間 で 同 一 料 金 に 設 定 している 施 設 時 間 帯 毎 に 料 金 設 定 が 異 なる 施 設 連 続 利 用 や 終 日 利 用 は 割 引 を 行 う 施 設 などもある また 平 日 と 土 日 祝 日 で 料 金 設 定 が 異 なる 場 合 が 多 い 本 番 利 用 と 準 備 撤 去 等 の 利 用 用 途 によって 料 金 単 価 の 設 定 が 異 なる 場 合 もある 利 用 内 容 についてイメージし 利 用 が 少 ない 日 程 や 時 間 帯 区 分 等 を 割 引 きすることで 利 用 を 誘 引 する ほか 人 件 費 のコスト 負 担 が 上 がる 夜 間 を 割 高 とするなどし 採 算 性 の 確 保 も 念 頭 においた 料 金 設 定 が 必 要 となる 利 用 時 間 でほぼ 一 律 同 料 金 を 設 定 している 場 合 例 ) 新 潟 コンベンションセンター メインホール 全 面 利 用 ( 午 前 (A)9:00~13:00/ 午 後 (B)13:00~17:00/ 夜 間 (C)18:00~22:00) 一 律 99,200 円 時 間 帯 毎 に 夜 間 に 向 かうほど 単 価 を 高 額 に 設 定 している 場 合 例 ) 大 宮 ソニックシティ 大 ホール 平 日 9:00~12:00 159,100 円 (53,033 円 / 時 間 ) 13:00~17:00 286,200 円 (71,550 円 / 時 間 ) 18:00~22:00 334,900 円 (83,725 円 / 時 間 ) 夜 間 に 向 かうほど 時 間 単 価 が 高 額 化 連 続 利 用 や 終 日 利 用 割 引 を 設 定 している 場 合 例 ) 福 岡 国 際 会 議 場 会 議 室 を1 日 8 時 間 以 上 連 続 利 用 する 場 合 利 用 料 金 総 額 の10% 割 引 本 番 利 用 と 準 備 撤 去 等 で 異 なる 料 金 単 価 を 設 定 している 場 合 例 ) 仙 台 国 際 センター 他 利 用 料 金 について 各 時 間 帯 の 料 金 に 対 して 設 営 撤 去 は 半 額 ( 福 岡 国 際 会 議 場 では 各 時 間 帯 料 金 の70%) 平 日 と 土 日 祝 日 で 料 金 設 定 を 変 えている 場 合 例 ) 仙 台 国 際 センター 大 ホール(9:00~12:00) 料 金 平 日 59,700 円 土 日 祝 日 74,600 円 例 ) 名 古 屋 国 際 会 議 場 で 直 前 割 引 ゴールデンウィーク 割 引 を 設 定 1.2 倍 程 度 の 差 あり 5

[ 利 用 対 象 による 減 免 等 ] 利 用 用 途 ( 興 行 有 料 イベントであるかどうか)や 対 象 ( 市 民 や 関 係 団 体 であるか)に 応 じて 料 金 単 価 の 設 定 を 変 更 する 場 合 などが 想 定 される ( 仮 称 ) 熊 本 城 ホールは 本 格 的 なコンベンション 施 設 であるものの 中 心 市 街 地 のシンボル 的 な 施 設 で あり 多 様 な 用 途 での 市 民 利 用 も 想 定 され 市 民 が 利 用 しやすく 親 しまれる 施 設 となるような 工 夫 も 必 要 である 例 えば 公 民 館 や 文 化 ホール 等 の 公 共 施 設 では 一 般 的 に 市 民 に 減 免 措 置 を 設 ける 場 合 もある 収 支 バランスも 勘 案 しながら 市 民 や 関 係 団 体 の 利 用 についても 検 討 が 必 要 である 一 般 利 用 ( 無 料 イベント)と 興 行 利 用 ( 有 料 イベント)によって 料 金 単 価 の 設 定 を 変 えている 場 合 例 ) 福 岡 国 際 会 議 場 基 本 料 金 ( 無 料 ) メインホール 9:00~12:00 61,688 円 1.3 倍 程 度 の 差 あり 3,001 円 以 上 の 入 場 料 を 徴 収 する 場 合 80,168 円 例 ) 仙 台 国 際 センター 営 利 目 的 利 用 を 以 下 のように 定 義 し 会 議 棟 は 非 営 利 額 の3 倍 展 示 棟 は 非 営 利 額 の1.5 倍 1. 商 品 の 販 売 (サービスの 提 供 を 含 む) 購 入 若 しくは 宣 伝 の 場 として 利 用 する 場 合 2. 業 として 入 場 料 受 講 料 会 費 等 を 徴 収 ( 事 前 あるいは 事 後 に 徴 収 する 場 合 を 含 む)し 催 し 物 を 行 う 場 として 利 用 する 場 合 3. 入 場 者 と 契 約 行 為 を 行 う 場 として 利 用 する 場 合 ( 契 約 を 目 的 として も 含 む) 4. 販 売 放 送 又 は 放 映 することを 目 的 として 撮 影 録 音 録 画 の 場 として 利 用 する 場 合 5. 顧 客 を 対 象 にした 催 事 や 会 議 等 を 行 う 場 として 利 用 する 場 合 6. 委 任 代 理 請 負 取 次 等 の 関 係 にある 者 を 対 象 にした 催 事 や 会 議 等 を 行 う 場 として 利 用 する 場 合 7. その 他 前 各 号 に 掲 げる 場 合 に 準 じる 場 合 市 民 利 用 関 係 団 体 への 料 金 減 免 を 設 定 している 場 合 例 )ホルトホール 大 分 各 施 設 共 通 (1) 大 分 市 が 単 独 で 市 民 を 対 象 に 経 費 の 全 額 を 負 担 して 行 う 行 事 ( 参 加 者 負 担 金 を 徴 収 するものを 含 む )のために 使 用 する 場 合 (2) 大 分 市 が 共 催 する 行 事 のために 使 用 する 場 合 全 額 減 免 この 他 施 設 ( 諸 室 )に 応 じて 市 内 の 障 害 者 福 祉 関 連 団 体 の 利 用 社 会 教 育 団 体 大 学 地 域 産 業 活 性 化 関 連 団 体 は 半 額 減 免 6

3. 予 約 方 法 [ 予 約 の 申 し 込 み 受 付 ] 予 約 の 申 し 込 み 受 付 については コンベンションの 誘 致 に 必 要 な 期 間 を 勘 案 し ルール 設 定 が 必 要 とな る 国 際 会 議 は4 年 以 上 前 から 国 内 の 学 会 等 についても2~3 年 程 度 前 から 誘 致 活 動 会 場 選 定 が 始 まるとされている 予 約 のしやすさもコンベンション 誘 致 を 推 進 する 要 因 になることから 通 常 の 文 化 ホー ル 等 とは 異 なる 予 約 の 申 し 込 み 受 付 方 法 を 検 討 するなど 工 夫 が 必 要 である 一 方 で 市 民 や 市 民 団 体 等 への 配 慮 も 必 要 であることから 例 えば 市 民 や 市 民 団 体 の 利 用 が 多 い 会 議 室 において 直 前 割 引 を 設 けている 事 例 も 見 られる 利 用 用 途 に 応 じた 予 約 開 始 時 期 の 設 定 例 )アクトシティ 浜 松 大 ホールの 受 付 開 始 国 際 規 模 全 国 規 模 または2 施 設 以 上 の 利 用 利 用 の3 年 前 の 同 日 3 日 間 以 上 連 続 の 利 用 の 場 合 利 用 の2 年 前 の 同 日 通 常 の 利 用 の 場 合 利 用 の1 年 6カ 月 前 の 同 日 リハーサル 室 単 独 の 利 用 例 ) 札 幌 コンベンションセンター 大 ホール 特 別 会 議 室 会 議 大 会 等 利 用 の1カ 月 前 の 同 日 利 用 日 の2 年 (24カ 月 ) 前 から 但 し 使 用 用 目 的 が 国 際 会 議 もしくは 相 当 規 模 の 国 内 会 議 の 場 合 で 特 にセンターが 必 要 と 認 めるもの については 24ヵ 月 前 からでも 受 付 を 行 う 展 示 会 イベント 等 利 用 日 の1 年 半 (18カ 月 ) 前 から この 他 中 小 ホール 会 議 室 等 も 大 ホール 等 の 受 付 可 能 な 部 屋 との 複 数 利 用 の 場 合 受 付 期 間 前 に 申 込 みが 可 能 としている 例 ) 名 古 屋 国 際 会 議 場 国 際 会 議 国 際 的 な 展 示 の 場 合 は 随 時 全 国 的 な 会 議 展 示 会 の 場 合 や 全 館 利 用 は4 年 前 から 申 込 受 付 可 能 となっている 直 前 割 引 の 設 定 例 ) 名 古 屋 国 際 会 議 場 市 民 や 市 内 企 業 の 利 用 の 多 い 中 小 の 会 議 室 について 利 用 日 の1カ 月 前 から7 日 前 までの 利 用 申 込 みについて 割 引 き 会 議 室 基 本 料 金 17,200 円 割 引 13,800 円 (80%に 割 引 ) 7

[ 予 約 方 法 ] 予 約 方 法 については コンベンションの 場 合 全 館 利 用 や 分 科 会 利 用 のための 会 議 室 控 室 の 確 保 など が 必 要 であり 特 に 一 般 公 開 しない 会 議 や 警 護 を 伴 うようなVIPが 参 加 する 会 議 などの 場 合 関 連 性 の ない 催 事 の 予 約 を 同 時 に 受 け 付 けてしまうと 会 議 自 体 の 開 催 が 困 難 になる 可 能 性 がある このほか 例 えば 静 寂 を 要 する 資 格 試 験 (TOEIC 等 の 聞 き 取 り 試 験 を 伴 うもの)の 際 には コンサートや 音 楽 会 等 の 音 漏 れの 可 能 性 がある 催 事 と 近 接 した 会 場 をならないよう また 同 時 利 用 にならないような 配 慮 も 必 要 となる そのため 利 用 者 の 利 便 性 への 配 慮 とともに 施 設 側 で 利 用 内 容 に 応 じて 諸 室 の 配 置 や 催 事 の 管 理 調 整 が 行 えるような 予 約 方 法 の 検 討 が 必 要 である 施 設 によっては 他 の 公 共 施 設 と 共 通 のHP 上 で 予 約 できるものや 施 設 独 自 のHP 上 で 予 約 できるもの 電 話 もしくは 直 接 受 付 に 行 かなければならないものなど 多 様 な 方 法 で 工 夫 が 行 われていることから ( 仮 称 ) 熊 本 城 ホールにおいても 予 約 方 法 についての 検 討 が 必 要 となる 予 約 方 法 別 の 事 例 例 ) 仙 台 国 際 センター 仙 台 市 の 公 共 施 設 の 予 約 システムとリンクされており 施 設 の 空 き 状 況 のみオンライン 上 で 確 認 が 可 能 予 約 受 付 は 電 話 で 実 施 例 )アクトシティ 浜 松 施 設 独 自 の 予 約 システムにより HPで 事 前 登 録 の 上 オンライン 上 から 空 き 状 況 を 確 認 し 申 請 を 行 うことが 可 能 例 ) 名 古 屋 国 際 会 議 場 初 回 使 用 又 は 初 日 受 付 開 始 日 の 場 合 催 事 の 主 催 者 様 又 は 主 催 者 様 から 委 託 されたものが 管 理 事 務 室 にご 来 館 し 申 込 み これ 以 外 は 電 話 またはファックス メールで 申 し 込 みが 可 能 8

4. 管 理 運 営 体 制 [ 管 理 運 営 方 法 及 び 主 体 ] コンベンション 施 設 では 近 年 指 定 管 理 者 制 度 の 導 入 が 進 んでおり 財 団 社 団 法 人 第 三 セクターを はじめ 民 間 事 業 者 が 指 定 管 理 者 に 指 定 されている 例 えば 展 示 場 では 調 査 対 象 となった 全 270 施 設 のうち57%の155 施 設 では 株 式 会 社 による 管 理 運 営 が 行 われている 指 定 管 理 者 制 度 の 指 定 期 間 は 各 自 治 体 の 条 例 によって 定 められ 4~5 年 で 設 定 されている 施 設 が 多 いが 国 際 会 議 や 学 会 ( 大 会 や 総 会 等 )の 誘 致 に4 年 以 上 を 要 する 場 合 もあるため 指 定 管 理 期 間 の 見 直 しなどコンベンション 施 設 への 指 定 管 理 者 制 度 の 導 入 のあり 方 が 課 題 となっている 参 考 : 政 令 都 市 の 施 設 における 管 理 運 営 体 制 神 戸 国 際 コンベンションセンターの 現 在 の 指 定 管 理 者 は 民 間 事 業 者 と 財 団 法 人 の 共 同 事 業 体 出 典 : ピーオーピー 展 示 会 データベース2016 年 版 (2015 年 ) より 作 成 9

[ 管 理 運 営 体 制 ] コンベンション 施 設 の 管 理 運 営 体 制 については 文 化 事 業 等 の 自 主 事 業 をどの 程 度 義 務 付 けするかに より 人 材 人 数 等 の 人 員 配 置 に 影 響 が 及 ぶ 施 設 の 利 用 内 容 を 想 定 した 上 で 専 従 を 義 務 付 ける 必 要 がある 職 種 ( 例 : 館 長 など) 必 須 とする 資 格 な ど ( 仮 称 ) 熊 本 城 ホールの 管 理 運 営 体 制 において 必 要 不 可 欠 とすべきものが 何 であるかについて 検 討 が 必 要 である ( 例 誘 致 推 進 のための 名 誉 館 長 の 就 任 等 ) 参 考 : 財 団 法 人 福 岡 コンベンションセンター 職 員 数 及 び 組 織 図 ( 平 成 24 年 度 ) 人 員 配 置 に 関 連 する 資 格 要 件 を 設 定 している 場 合 出 典 : 財 団 法 人 福 岡 コンベンションセンター 所 管 事 務 調 査 説 明 資 料 より 出 典 : 名 古 屋 国 際 会 議 場 指 定 管 理 公 募 資 料 より 10

[ 名 誉 館 長 芸 術 監 督 ] 近 年 では 施 設 の 知 名 度 向 上 やプログラムの 充 実 を 図 るため 名 誉 館 長 や 芸 術 監 督 エグゼグティブ プ ロデューサー 等 を 設 置 する 施 設 も 増 えている 名 誉 館 長 ホールの 知 名 度 向 上 イメージ 付 与 のため 施 設 の 顔 として 象 徴 的 に 置 かれる 名 誉 職 一 般 的 には 地 元 の 出 身 者 や 居 住 する 有 名 人 や 当 該 施 設 の 分 野 ( 音 楽 演 劇 等 )での 著 名 人 が 選 定 さ れる 場 合 が 多 い 参 考 : 公 共 ホールの 名 誉 館 長 例 施 設 名 氏 名 職 業 備 考 武 蔵 野 市 民 文 化 会 館 海 老 沢 敏 音 楽 学 者 南 相 馬 市 民 文 化 会 館 舘 野 泉 ピアニスト 稲 城 市 市 民 総 合 文 化 ホール 服 部 克 久 作 曲 家 長 崎 ブリックホール さだ まさし 歌 手 長 崎 市 出 身 京 都 コンサートホール 岩 淵 龍 太 郎 バイオリニスト 芸 術 監 督 エグゼクティブ プロデューサー 専 門 的 見 地 から 事 業 全 体 の 芸 術 面 技 術 面 についての 総 監 督 であり ホールにおける 自 主 事 業 の 企 画 や 公 演 プログラムの 決 定 普 及 活 動 人 材 育 成 事 業 など 総 合 的 な 施 設 の 演 出 プロデュースを 行 う 参 考 : 公 共 ホールの 芸 術 監 督 エグゼクティブ プロデューサー 例 施 設 名 氏 名 職 業 備 考 新 国 立 劇 場 尾 高 忠 明 指 揮 者 デヴィッド ビントレー 振 付 家 宮 田 慶 子 演 出 家 東 京 芸 術 劇 場 野 田 秀 樹 劇 作 家 演 出 家 世 田 谷 パブリックシアター 野 村 萬 斎 狂 言 師 八 王 子 市 民 会 館 西 本 智 美 指 揮 者 エクゼクティブ プロデューサー 彩 の 国 さいたま 芸 術 劇 場 蜷 川 幸 雄 演 出 家 富 士 見 市 民 文 化 会 館 多 田 淳 之 介 劇 団 主 宰 演 出 家 神 奈 川 芸 術 劇 場 宮 本 亜 門 演 出 家 新 潟 市 民 芸 術 文 化 会 館 金 森 穣 舞 踊 家 振 付 家 笹 部 博 司 プロデューサー 秋 山 和 慶 指 揮 者 水 戸 芸 術 館 畑 中 良 博 評 論 家 作 曲 家 小 美 玉 市 四 季 文 化 館 能 祖 将 夫 プロデューサー 静 岡 音 楽 館 AOI 野 平 一 郎 作 曲 家 プロデューサー まつもと 市 民 芸 術 館 串 田 和 美 演 出 家 兵 庫 県 立 芸 術 文 化 センター 佐 渡 裕 指 揮 者 11