はじめに 東 日 本 大 震 災 以 降 災 害 への 備 えが 叫 ばれ 各 地 域 でも 多 くの 取 組 が 見 受 けられるようになりましたが 地 震 や 津 波 台 風 などの 災 害 はいつ 来 る のか 予 想 することができません 災 害 時 は 3 日 間 生 活 するための 災 害 食 の 備 蓄 が 必 要 と 言 われていますが 必 要 以 上 に 備 えている 家 庭 は 少 ないと 言 われています 行 政 が 準 備 する 災 害 食 も 限 りがあり 基 本 的 には 各 家 庭 で 用 意 するのが 原 則 と 言 われております そこで 今 回 地 産 地 消 をテーマに 災 害 食 レシピコンクールを 実 施 し ました 地 産 地 消 の 取 組 は 地 場 農 林 水 産 物 の 消 費 拡 大 や 流 通 にかかる 距 離 を 短 くするとともに 地 球 温 暖 化 などの 環 境 問 題 にも 貢 献 するなど 期 待 されています 特 に 地 域 の 食 材 に 目 を 向 けることは 昔 から 保 存 備 蓄 する 知 恵 に 長 けた 伝 統 的 な 食 文 化 の 継 承 につながります 本 レシピ 集 に 載 せましたレシピの 他 にも 多 くの 地 産 地 消 の 食 物 がござ います ぜひ それらも 皆 様 のアレンジにより 災 害 時 でも 美 味 しく 調 理 できる 料 理 へと 変 わるアイディアのきっかけになればと 思 います ご 家 庭 ででき 減 災 防 災 意 識 向 上 も 含 んだ 内 容 ではありますが 食 を 通 じたコミュ ニケーションや 心 の 癒 しにもつながりますのでぜひご 活 用 ください なお 本 レシピ 集 の 作 成 にあたり ほくとう 総 研 様 より 助 成 金 をいただき 作 成 することができました 感 謝 申 し 上 げます 東 北 福 祉 大 学 学 生 生 活 支 援 センター センター 長 教 授 梶 原 洋 1
第 1 回 地 産 地 消 災 害 食 レシピコンクールが 開 催 されました 日 時 : 平 成 27 年 8 月 9 日 ( 日 )10:00 ~ 14:00 場 所 : 東 北 福 祉 大 学 国 見 キャンパス この 度 地 産 地 消 災 害 食 レシピコンクールには 15 品 のレシピの 申 し 込 み があり その 中 から 6 品 のレシピが 選 ばれ 審 査 員 約 200 名 の 試 食 投 票 を 行 いました 本 レシピ6 品 の 中 から 優 秀 賞 1 件 奨 励 賞 2 件 特 別 賞 3 件 が 選 ばれ 地 産 地 消 の 食 材 の 活 用 性 について 啓 蒙 啓 発 や 意 見 交 換 が 行 われ ました 各 賞 優 秀 賞 奨 励 賞 作 品 名 ベジタブルだんご 湯 川 米 de ごちそうおやき 団 体 名 JA 栗 っこ 女 性 部 室 井 つな 子 奨 励 賞 びん 詰 め 保 存 していた 枝 豆 コンフィチュールで ずんだおはぎ みやぎの 食 を 伝 える 会 庄 子 みつ 子 及 び 会 員 特 別 賞 味 噌 を 使 って 練 り 味 噌 簡 単 シソ 巻 き みやぎの 食 を 伝 える 会 小 畑 美 枝 子 及 び 会 員 特 別 賞 特 別 賞 ワカメのサラダとジャードレッシング 乾 物 の 豆 でつくる! 早 エコ 調 理 で 簡 単 に 豆 ごはん! 安 達 茂 子 木 村 宮 子 仙 台 市 地 域 防 災 リーダー(SBL) 防 災 士 若 生 彩 2
もくじ ベジタブルだんご JA 栗 っこ 女 性 部 ( 宮 城 県 ) 湯 川 米 de ごちそうおやき( 主 食 と 主 菜 を 兼 ねたもの) 室 井 つな 子 ( 福 島 県 ) びんづめ 保 存 しておいた 枝 豆 コンフィチュールで ずんだおはぎ みやぎの 食 を 伝 える 会 庄 子 みつ 子 及 び 会 員 ( 宮 城 県 ) 味 噌 を 使 って 練 り 味 噌 簡 単 シソ 巻 き みやぎの 食 を 伝 える 会 小 畑 美 枝 子 及 び 会 員 ( 宮 城 県 ) ワカメのサラダとジャードレッシング 安 達 茂 子 木 村 宮 子 ( 宮 城 県 ) 乾 物 の 豆 で 作 る! 早 エコ 調 理 で 簡 単 に 豆 ごはん! 仙 台 地 域 防 災 リーダー(SBL) 防 災 士 若 生 彩 ( 宮 城 県 ) 乾 燥 大 豆 を 使 って 炊 込 み 御 飯 ふりかけ みやぎの 食 を 伝 える 会 小 畑 美 枝 子 及 び 会 員 ( 宮 城 県 ) 小 麦 粉 を 使 って はっと おやつ みやぎの 食 を 伝 える 会 原 田 みどり 及 び 会 員 ( 宮 城 県 ) 即 席 もちで 仙 台 ふウーカナッペ わしん 倶 楽 部 副 代 表 減 災 コーディネーター 福 田 宏 子 ( 防 災 士 )( 宮 城 県 ) 仙 台 みそとバターとマカロニと 仙 台 市 青 葉 消 防 署 国 見 出 張 所 斎 藤 純 也 及 びその 仲 間 達 東 北 復 興! -みやぎの 海 の 幸 内 陸 の 幸 山 の 幸 - わしん 倶 楽 部 副 代 表 減 災 コーディネーター 田 中 勢 子 ( 防 災 士 )( 宮 城 県 ) 米 粉 団 子 とみかんと 黒 豆 と 平 田 るみ 子 ( 宮 城 県 ) 切 り 干 し 大 根 とツナ 缶 と 乾 燥 ワカメと 糸 寒 天 のサラダ 平 田 るみ 子 ( 宮 城 県 ) 切 干 大 根 入 り 米 粉 パンケーキ 平 田 るみ 子 ( 宮 城 県 ) 甘 酒 と 米 麹 入 り 米 粉 パンケーキ 平 田 るみ 子 ( 宮 城 県 ) 4 6 8 10 12 14 16 18 20 22 24 26 28 30 32 3
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35 試 食 会 場
地 産 地 消 災 害 食 レシピコンクール アンケート 結 果 一 般 参 加 者 へのアンケート; 一 部 抜 粋 ( 有 効 回 答 数 99 件 ) Q) 試 食 した 結 果 地 場 産 品 を 用 いた 災 害 食 への 理 解 が 深 まりましたか とても 深 まった 48 件 (65%) 多 少 深 まった 25 件 (34%) あまり 深 まらなかった 1 件 (1%) 出 品 者 から 寄 せられた 感 想 意 見 東 北 福 祉 大 学 の 新 しい 試 みに 感 動 でした 第 2 回 3 回 と 回 を 重 ねて 地 産 地 消 災 害 食 が 普 及 することを(レシピ 集 ができますことを) 希 望 します 第 1 回 目 で 開 催 する 側 も 参 加 する 側 も 不 慣 れな 感 じがありましたが 回 を 重 ねる 毎 によりよいコンクールになることを 期 待 しております 今 回 は 第 1 回 目 ということもあってか 災 害 食 としての 取 り 扱 い 方 に 様 々な 解 釈 がありすぎたように 思 う 初 めてコンクールに 参 加 し 勉 強 になりました 得 意 じゃない 野 菜 の 料 理 ( 他 のチームの)を 食 べる 事 ができました ありがとうございました ちょうどいい 試 食 数 だったと 思 いました 他 の 方 々の 試 食 品 がとても 美 味 しくて 災 害 時 に 食 べられたら とて も 嬉 しいものばかりだったと 思 います 講 評 などをいただけたらもっと 良 かったかと 思 います さすが 東 北 福 祉 大 学 らしい すばらしい 企 画 であると 思 い 応 募 して 正 解 でした 他 の 作 品 も 含 め 大 変 勉 強 になりました スタッフの 方 も ご 丁 寧 で 親 切 で 嬉 しかったです とても 楽 しく 参 加 させていただきました スタッフの 皆 様 お 疲 れさ までした 地 産 地 消 災 害 食 レシピ 集 発 行 者 東 北 福 祉 大 学 学 生 生 活 支 援 センター ボランティア 支 援 課 981-8522 宮 城 県 仙 台 市 青 葉 区 国 見 1-8-1 TEL 022-717-3321 FAX 022-301-0606 E mail ; volunt@tfu-mail.tfu.ac.jp 発 行 所 株 式 会 社 廣 済 堂 仙 台 市 若 林 区 舟 丁 18-2 廣 済 堂 仙 台 ビル 発 行 日 平 成 27 年 8 月 第 1 版 第 1 刷 発 行 36