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平 成 2 8 年 度 施 政 方 針 安 中 市

本 日 平 成 2 8 年 第 1 回 安 中 市 議 会 定 例 会 の 開 会 に あ た り 私 の 市 政 運 営 に 対 す る 所 信 を 申 し 上 げ 市 民 の 皆 様 並 び に 議 員 各 位 の 深 い ご 理 解 と ご 賛 同 を 賜 り た い と 存 じ ま す はじめに 私 は 市 長 と し て 安 中 市 の 舵 取 り を 任 さ れ て 以 来 市 民 に 信 頼 さ れ る 市 政 を 目 指 し 職 員 と と も に 市 政 運 営 に 全 力 で 取 り 組 ん で 参 り ま し た 新 年 度 は 旧 安 中 市 旧 松 井 田 町 合 併 1 0 周 年 の 節 目 と な り ま す 今 後 1 0 年 2 0 年 3 0 年 先 を 見 据 え て 人 口 減 少 少 子 高 齢 化 地 方 創 生 な ど 本 市 の 未 来 に 向 け て の 重 要 課 題 へ の 取 り 組 み が 急 務 で あ り ま す 市 民 並 び に 議 会 の 皆 様 と と も に 力 を 合 わ せ 本 市 の 更 な る 飛 躍 発 展 を 目 指 し す べ て の 人 が 誇 り を 持 ち 未 来 の 子 ど も た ち に つ な ぐ 安 中 市 づ く り を 進 め て 参 り ま す 国 全 体 が 直 面 す る 地 方 創 生 人 口 減 少 と い う 課 題 に 取 り 組 む た め に 国 が 策 定 し た ま ち ひ と し ご と 創 生 長 期 ビ ジ ョ ン 及 び 総 合 戦 略 を 基 軸 に 本 市 に お け る 人 口 の 現 状 を 分 析 し 将 来 展 望 を 示 す 人 口 ビ ジ ョ ン と そ れ を 基 に 今 後 5 か 年 の 目 標 や 本 市 の 特 徴 を 生 か し た 施 策 の 基 本 的 方 向 性 を 示 す 安 中 市 ま ち ひ と し ご と 創 生 総 合 戦 略 を 策 定 い た し ま す 本 市 の 財 政 見 通 し に つ き ま し て は 歳 入 に お い て は 合 併 か ら 1 0 年 間 の 普 通 交 付 税 の 合 併 特 例 措 置 が 平 成 2 7 年 度 で 終 了 し 一 本 算 定 化 に 向 け 段 階 的 な 縮 小 が 始 ま る こ と に な り ま す さ ら に 法 人 住 民 税 関 係 の 税 制 改 正 に よ り 新 年 度 からは 大 幅 な 歳 入 減 が 見 込 ま れ ま す また 歳 出 に お い て も 社 会 保 障 と 税 の 一 体 改 革 に 基 づ く 1

社 会 保 障 経 費 の 充 実 に 伴 い 扶 助 費 や 繰 出 金 が 増 加 す る と と も に 老 朽 化 が 進 行 し て い る 公 共 施 設 の 維 持 改 修 更 新 に 多 額 の 費 用 が 見 込 ま れ 大 変 厳 し い 状 況 が 予 想 さ れ て い ま す こ の た め 新 年 度 予 算 編 成 に つ き ま し て は 事 務 事 業 の 緊 急 性 必 要 性 を 見 極 め 財 源 に 見 合 っ た 事 業 選 択 を 行 い 健 全 で 効 果 的 な 財 政 運 営 を 実 施 す る た め に 事 業 の 選 択 と 集 中 を 基 本 に 対 処 い た し ま し た 残 り 2 年 と な っ た 安 中 市 総 合 計 画 の 基 本 目 標 を 基 調 と し て 所 信 表 明 で 述 べ さ せ て い た だ き ま し た ま ち づ く り の 5 つ の 方 針 のもと 活 力 あ る 安 中 市 づ く り の た め 力 強 く 政 策 を 進 めて 参 りま す ま ち づ く り の 5 つ の 方 針 は 1. 市 民 の 命 と 財 産 を 守 る まちづくり 2. 若 い 世 代 が 定 住 で き る まちづくり 3. 安 心 し て 長 生 き で き る 支 え あ う まちづくり 4. 何 度 で も 訪 れ た く な る 魅 力 あ る まちづくり 5. 人 と 人 と を 結 び 活 力 あ る まちづくり で あ り ま す 1.は じ め に 市 民 の 命 と 財 産 を 守 る まちづ く り の 推 進 につ いて 申 し 上 げます 東 日 本 大 震 災 の 発 生 から5 年 被 災 さ れ た 地 域 の 復 興 は ま だ 道 半 ばで あ り ま す 一 昨 年 2 月 の 豪 雪 に よ る 甚 大 な 被 害 や 8 月 豪 雨 に よ る 広 島 の 過 去 に 例 の な い 土 砂 災 害 ま だ 記 憶 に 新 し い 昨 年 の 線 状 降 水 帯 に よ る 鬼 怒 川 の 決 壊 等 々 近 年 は 大 規 模 な 気 象 災 害 が 増 加 し て い ま す そ の よ う な 状 況 の 中 本 2

市 に お い て は 防 災 減 災 対 策 として 避 難 所 の 充 実 及 び 強 化 災 害 時 保 健 活 動 マ ニ ュ ア ル の 作 成 四 輪 駆 動 車 配 備 ガ ス 発 電 機 の 設 置 福 祉 避 難 所 の 指 定 など そ の ほか 様 々 な 施 策 を 実 行 し て 参 り ま し た ま た 一 昨 年 の 豪 雪 の 経 験 を 活 か し 体 制 を 強 化 し た 結 果 今 年 の 大 雪 に は 迅 速 か つ ス ム ー ズ な 対 応 を と る こ と が で き 市 民 の 皆 様 か ら た く さ ん の 感 謝 の 声 が 寄 せ ら れ ま し た 日 頃 か ら の 備 え が い か に 大 切 か 改 め て 痛 感 い た し ま し た 新 年 度 は 危 機 管 理 体 制 の 更 な る 強 化 に 向 け 総 務 部 に 危 機 管 理 課 を 新 設 し 取 り 組 ん で 参 り ま す 地 域 防 災 対 策 に つ き ま し て は 市 民 に 対 し 防 災 行 政 無 線 と メ ー ル 配 信 サ ー ビ ス の 併 用 や マ ス コ ミ の 活 用 な ど 様 々 な 伝 達 手 段 を 利 用 し 迅 速 か つ 正 確 な 緊 急 情 報 の 伝 達 に 努 め て 参 り ま す ま た 避 難 所 に お け る 体 制 設 備 の 更 な る 充 実 地 域 に お け る 自 主 防 災 組 織 の 結 成 や 活 動 へ の 支 援 を 積 極 的 に 行 っ て 参 り ま す さ ら に 自 助 共 助 の 推 進 の た め に 災 害 対 応 ガ イ ド マ ッ プ を 活 用 し た 避 難 訓 練 図 上 訓 練 な ど の 推 進 や 総 合 防 災 訓 練 防 災 講 演 会 な ど を 通 じ て 地 域 防 災 力 の 向 上 を 図 っ て 参 り ま す 消 防 対 策 に つ き ま し て は 消 防 署 と 消 防 団 の 連 携 に よ る ポ ン プ 操 法 訓 練 や 水 防 訓 練 を 中 心 と し た 各 種 訓 練 を 実 施 し 消 防 技 術 の 向 上 に 努 め る と と も に 消 防 団 員 の 安 全 確 保 の た め の 装 備 や 消 防 施 設 の 整 備 を 進 め 消 防 力 の 強 化 を 図 っ て 参 り ま す また 女 性 防 火 ク ラ ブ と 協 力 し 火 災 予 防 活 動 を 実 施 し て 参 りま す 3

庁 舎 に つ き ま し て は 災 害 時 の 情 報 収 集 情 報 発 信 の 司 令 塔 と な る べ き 施 設 で あ り ま た 行 政 運 営 上 点 在 す る 行 政 機 能 の 集 中 化 な ど 行 政 効 率 の 向 上 を 図 る こ と を 基 本 に 将 来 的 には 建 て 替 え が 望 ま し い と 考 え て お り ま す の で 規 模 位 置 な ど の 調 査 研 究 を 進 め て 参 りま す 増 加 し て お り ま す 鳥 獣 被 害 に つ き ま し て は 有 害 鳥 獣 の 捕 獲 駆 除 に 取 り 組 ん で い る と こ ろ で す が 被 害 は 年 々 増 加 し て い る た め 林 政 鳥 獣 対 策 係 を 設 置 し な お か つ 担 当 職 員 に わ な 免 許 を 取 得 さ せ る と ともに 地 域 連 絡 協 議 会 の 設 置 に 向 け た 体 制 づ く り を 進 め て 参 り ま す 公 害 防 除 特 別 土 地 改 良 事 業 に つ き ま し て は 早 期 着 手 に 向 け 群 馬 県 と と も に 積 極 的 な 事 業 推 進 に 取 り 組 ん で 参 り ま す 市 民 サ ー ビ ス の 迅 速 化 及 び 個 人 情 報 保 護 に つ き ま し て は 現 在 の I T 社 会 に お い て は 地 方 自 治 体 も そ の 推 進 は 欠 か せ な い 業 務 で あ り ま す ので 効 率 的 な 電 算 機 利 用 及 び 電 子 自 治 体 の 推 進 に 向 け 整 備 を 行 な い ま す また 個 人 情 報 を 取 り 扱 う 個 人 情 報 保 護 評 価 の 実 施 社 会 保 障 税 ( マ イ ナ ン バ ー ) 制 度 導 入 に か か わ る シ ス テ ム を セ キ ュ リ テ ィ 対 策 を 含 め 整 備 し て 参 り ま す 一 方 消 費 者 保 護 に つ き ま し て も 昨 今 多 発 し て お り ま す 振 り 込 め 詐 欺 及 び マ イ ナ ン バ ー 制 度 施 行 に よ る 犯 罪 の 対 策 も 含 め 消 費 者 の 安 全 安 心 を 確 保 す る た め 継 続 的 に 取 り 組 ん で 参 り ま す 具 体 的 に は 相 談 体 制 の 一 層 の 充 実 を 図 る と と も に 高 齢 者 を 中 心 と し た 啓 発 活 動 の 強 化 に よ り 被 害 防 止 に 努 め て 参 り ま す 都 市 基 盤 の 骨 格 と な る 道 路 整 備 に つ き ま し て は 国 道 1 8 号 安 中 駅 以 西 の 四 車 線 化 に つ き ま し て 国 土 交 通 省 に よ り 4

久 芳 橋 新 橋 整 備 及 び 安 中 駅 前 中 宿 高 架 橋 工 事 が 2 7 年 度 に 完 了 し 併 せ て 安 中 駅 前 駐 輪 場 に つ き ま し て も 高 架 橋 下 へ の 移 設 工 事 が 2 7 年 度 末 に は 完 了 す る 予 定 で す また 下 野 尻 交 差 点 以 西 の 四 車 線 化 及 び 交 差 点 改 良 促 進 に つきましても 引 き 続 き 国 土 交 通 省 に 働 き か け を 行 う な ど 交 通 渋 滞 の 緩 和 に 向 け 努 力 し て 参 り ま す ま ち づ く り の 根 幹 を な す 西 毛 広 域 幹 線 道 路 に つ き ま し て は 県 事 業 と し て 安 中 工 区 が 2 6 年 度 に 着 工 さ れ 3 2 年 度 に 整 備 完 了 の 目 標 が 示 さ れ て お り ま す 安 中 工 区 の 早 期 完 成 そ の 他 区 間 の 早 期 事 業 着 手 に 向 け 関 係 機 関 に 働 き か け て 参 り ま す ま た こ れ に 関 連 す る 道 路 と し て 国 道 1 8 号 城 下 交 差 点 か ら の ア ク セ ス の 向 上 を 図 る た め 2 7 年 度 か ら 都 市 計 画 道 路 扇 城 下 秋 間 線 の 一 部 区 間 の 用 地 交 渉 に 着 手 し 西 毛 広 域 幹 線 道 路 安 中 工 区 の 進 捗 に 併 せ て 進 め て 参 り ま す 住 環 境 の 向 上 に 直 結 す る 生 活 道 路 の 整 備 に つ き ま し て は 市 民 ニ ー ズ に 合 わ せ 安 全 性 緊 急 性 を 考 慮 し 計 画 的 に 進 め る と と も に 交 通 安 全 対 策 事 業 と し て 通 学 路 の 歩 道 整 備 を 優 先 的 に 進 め て 参 り ま す ま た 豪 雪 時 の 道 路 除 雪 に つ き ま し て は 地 域 の 状 況 を 踏 ま え 対 策 を 講 じ て 参 り ま す 旧 安 中 高 校 跡 地 に つ き ま し て は 利 活 用 の 方 向 性 も 検 討 す る 中 で 取 得 に 向 け た 準 備 を 進 め て 参 り ま す 道 の 駅 に つ き ま し て は 観 光 振 興 や 地 域 振 興 国 道 18 号 沿 線 の 防 災 の 拠 点 施 設 と し て 国 県 と 連 携 を 取 り な が ら 適 地 の 選 定 に 加 え 設 置 に つ い て 調 査 研 究 を 行 っ て 参 り ま す 安 中 駅 に つ き ま し て は 利 用 者 の 利 便 性 向 上 の た め エ レ 5

ベ ー タ ー の 設 置 な ど バ リ ア フ リ ー 化 事 業 に J R 東 日 本 等 関 係 機 関 と 連 携 し 取 り 組 ん で 参 り ま す 2. 次 に 若 い 世 代 が 定 住 で き る まちづくりの 推 進 について 申 し 上 げます 市 長 に 就 任 し て か ら 子 育 て 孫 育 て を さ れ て い る 多 く の 方 か ら 子 ど も 達 を の び の び と 遊 ば せ る こ と が で き 雨 の 日 や 休 日 で も 気 軽 に 立 ち 寄 れ る 場 所 の 要 望 が と て も 多 く あ り ま し た 安 中 の 子 育 て す る 世 代 に と っ て よ り 一 層 魅 力 を 感 じ る ことができ こ れ か ら の ま ち づ く り に 重 要 な 要 素 と な る 多 世 代 の 交 流 が で き る 場 所 づ く り に 向 け 適 地 の 選 定 や そ の 機 能 の 検 討 に 着 手 し て 参 ります 子 育 て 支 援 事 業 に つ き ま し て は 保 育 サ ー ビ ス 子 育 て 支 援 サ ー ビ ス の 利 用 を 希 望 す る 保 護 者 に 対 し そ れ ぞ れ の ニ ー ズ や 状 況 に 適 し た サ ー ビ ス を 利 用 で き る よ う 相 談 情 報 提 供 助 言 な ど を 行 う た め 子 育 て 支 援 コ ン シ ェ ル ジ ュ を 配 置 す る 相 談 窓 口 を 設 置 し て 参 り ま す ま た 中 学 3 年 生 と 第 三 子 以 降 の 子 ど も を 対 象 と し た 学 校 給 食 費 の 無 料 化 に つ き ま し て は 新 年 度 も 引 き 続 き 実 施 し て 子 育 て 世 帯 を 応 援 し 未 来 に 羽 ば た く 子 ど も た ち を 後 押 し し て 参 り ま す 併 せ て 教 育 委 員 会 事 務 局 総 務 課 に 学 校 給 食 係 を 設 置 し 学 校 給 食 費 の 未 納 対 策 の 強 化 を は じ め 学 校 給 食 に かかわ る 課 題 に 対 応 し て 参 り ま す 母 子 保 健 衛 生 事 業 に つ き ま し て は 不 育 症 に か か わ る 相 談 を 充 実 させ 子 ど も の 誕 生 を 望 ん で い る に も か か わ ら ず 不 育 症 治 療 が 必 要 と 診 断 さ れ 治 療 を 行 っ て い る 夫 婦 の 経 済 的 負 担 を 軽 減 す る た め 新 た に 助 成 制 度 を 設 け 不 育 症 で 悩 む 家 庭 を 支 援 し て い く と と も に 引 き 続 き 不 妊 治 療 助 成 も 継 続 し 6

て 行 っ て 参 り ま す 学 校 教 育 に つ き ま し て は 学 習 指 導 要 領 の 基 本 理 念 で あ る 生 き る 力 を 育 む た め に 確 か な 学 力 豊 か な 心 健 康 な 体 の 育 成 に 努 め て 参 りま す い じ め 問 題 へ の 対 応 に は 安 中 市 い じ め 防 止 子 ど も 会 議 を は じ め と す る 子 ど も た ち の 自 主 的 な 活 動 を 推 進 し て い じ め の 早 期 発 見 未 然 防 止 の 一 層 の 強 化 を 図 っ て 参 り ま す と ともに 国 際 社 会 に 対 応 で き る 人 材 育 成 を 強 化 す る た め 外 国 語 指 導 助 手 A L T を 増 員 して 参 り ま す また 小 学 校 の エ ア コ ン 設 置 及 び 中 学 校 の ト イ レ 整 備 等 を 実 施 し 児 童 生 徒 の 学 習 環 境 の 充 実 を 図 っ て 参 り ま す 文 化 振 興 に つ き ま し て は 文 化 セ ン タ ー の 冷 暖 房 設 備 の 整 備 非 常 用 発 電 設 備 の 更 新 文 化 会 館 で は 舞 台 の 音 響 設 備 と 吊 物 設 備 の 更 新 を し よ り 多 く の 市 民 が 快 適 に 芸 術 文 化 に 親 し め る よ う 努 め て 参 り ま す 住 宅 リ フ ォ ー ム 制 度 に つ き ま し て は 住 環 境 整 備 等 を 目 的 と し 併 せ て 市 内 の 施 工 業 者 の 育 成 支 援 を 図 る こ と を 視 野 に 補 助 制 度 を 行 っ て 参 ります また 空 き 家 対 策 に つ き ま し て も 空 き 家 を 地 域 の 中 で の 交 流 の 場 な ど に 使 う 目 的 で リ フ ォ ー ム を す る 場 合 は 補 助 金 を 交 付 し 支 援 し て 参 り ま す 安 中 市 へのI タ ー ン U タ ー ン の 促 進 と 併 せ て 若 い 世 代 の 働 く 場 と し て の 企 業 誘 致 の 強 化 子 育 て 支 援 の 充 実 生 活 環 境 の 整 備 を 図 るな ど の 施 策 を 進 め て 参 り ま す 3. 安 心 し て 長 生 き で き る 支 え あ う まちづ く り の 推 進 につい て 申 し 上 げます 7

国 は 高 齢 者 の 尊 厳 の 保 持 と 自 立 生 活 の 支 援 の 目 的 の も と 住 み 慣 れ た 地 域 で 自 分 ら し い 暮 ら し を 続 け る こ と が で き る よ う に 地 域 包 括 ケ ア シ ス テ ム の 構 築 を 推 進 し て い ま す 本 市 に お い て も 誰 も が 年 を 重 ね て も 住 み 慣 れ た 地 域 で お 互 い に 支 え 合 い 元 気 で 長 生 き で き る 体 制 づ く り を 進 め て 参 り ま す 福 祉 医 療 助 成 に つ き ま し て は 群 馬 県 な ど の 助 成 制 度 に 加 え 本 市 独 自 の 助 成 制 度 の 継 続 実 施 に よ り 一 層 の 福 祉 医 療 の 充 実 を 推 進 し て 参 り ま す 社 会 福 祉 に つ き ま し て は 地 域 福 祉 計 画 に 基 づ き 地 域 に お け る 福 祉 の 推 進 を 図 っ て 参 り ま す ま た 生 活 困 窮 者 な ど の 相 談 に つ き ま し て は 関 係 機 関 と 連 携 を 図 り な が ら 計 画 的 な 支 援 に 努 め て 参 り ま す 今 日 本 で は 子 ど も た ち の 6 人 に 1 人 が 貧 困 状 態 に あ る と 言 わ れ て い ま す 不 安 定 な 家 庭 環 境 は 子 ど も た ち の 学 習 環 境 と し て 望 ま し く な く 学 力 低 下 や 不 登 校 ひ き こ も り な ど 様 々 な 問 題 に 発 展 す る 可 能 性 が あ り ま す 大 人 の 継 続 的 な 見 守 り や 寄 り 添 い こ そ が 子 ど も た ち の 自 立 に つ な が っ て い く と 考 えます 子 ど も の 貧 困 対 策 の 一 環 と い た し ま し て 生 活 困 窮 家 庭 に お け る 子 ど も の 学 習 支 援 を 引 き 続 き 実 施 し て 参 り ま す 公 立 保 育 園 に お け る 安 全 安 心 対 策 と し て 携 帯 電 話 を 活 用 す る メ ー ル 配 信 シ ス テ ム を 新 た に 導 入 し 園 の 情 報 は も と よ り 不 審 者 や 地 域 の 危 険 箇 所 有 害 鳥 獣 の 出 没 な ど の 情 報 を 保 護 者 へ 迅 速 か つ 的 確 に 提 供 し て 参 り ま す 保 健 予 防 疾 病 予 防 に つ き ま し て は 新 年 度 よ り 骨 粗 し ょ う 症 検 診 を 実 施 し 骨 折 予 防 寝 た き り 予 防 の 第 一 歩 と し て 8

高 齢 の 女 性 に 急 増 する 骨 粗 し ょ う 症 を 早 期 に 発 見 し 予 防 に 努 め て 参 り ま す ま た 合 併 1 0 周 年 を 契 機 に 健 康 増 進 に 対 す る 意 識 を さ ら に 高 め 健 康 寿 命 の 延 伸 や 寝 た き り 予 防 の た め に 現 在 作 成 し て い る い つ で も ど こ で も だ れ も が で き る 本 市 独 自 の 健 康 体 操 を 様 々 な 機 会 を 利 用 し て 普 及 に 努 め て 参 り ま す 高 齢 者 福 祉 に つ き ま し て は 認 知 症 に な っ て も 住 み 慣 れ た 地 域 で の 生 活 を 継 続 できる よ う 本 人 や そ の 家 族 に 対 す る 支 援 を 強 化 す る た め 認 知 症 地 域 支 援 推 進 員 を 配 置 す る と と も に 地 域 に お け る 医 療 介 護 の 連 携 を 図 っ て 参 り ま す ま た 認 知 症 に つ い て の 理 解 を 地 域 全 体 で 深 め て い く た め 学 校 教 育 を は じ め と す る 幅 広 い 世 代 へ の 認 知 症 サ ポ ー タ ー 養 成 講 座 開 催 等 の 普 及 啓 発 活 動 を 実 施 し て 参 り ま す さ ら に 警 察 等 関 係 機 関 と の 連 携 に よ り 認 知 症 高 齢 者 見 守 り 体 制 の 構 築 に 取 り 組 ん で 参 り ま す な お 引 き 続 き 介 護 保 険 の 周 知 と 給 付 の 適 正 化 に 努 め て 参 り ま す 公 立 碓 氷 病 院 に つ き ま し て は 運 営 面 に お い て 大 変 厳 し い 状 況 にあり 一 般 会 計 か ら の 繰 出 金 を 増 額 い た し ま す こ れ からも 地 域 医 療 の 充 実 を 図 る た め 積 極 的 に 医 師 確 保 に 努 め な が ら 公 立 碓 氷 病 院 あ り 方 検 討 委 員 会 を 継 続 し そ の 方 向 性 に 基 づ き 経 営 改 善 の 具 体 的 な 施 策 を 実 行 し 市 民 の 命 を 守 る 体 制 強 化 を 推 進 し て 参 り ま す ス ポ ー ツ 振 興 に つ き ま し て は 誰 も が 気 軽 に 体 力 や 年 齢 に 応 じ た ス ポ ー ツ が 楽 し め る よ う 社 会 体 育 施 設 の 整 備 ス ポ ー ツ 機 会 の 提 供 指 導 者 の 育 成 や 軽 ス ポ ー ツ の 普 及 振 興 に 取 り 組 ん で 参 り ま す 9

現 在 の 社 会 構 造 の 複 雑 化 に 伴 い 若 者 の ひ き こ も り が 急 増 し て い る 現 状 が 問 題 とな っ て い ま す ひ き こ も り な ど の 相 談 に つ き ま し て は 関 係 機 関 と 連 携 を 図 り な が ら 計 画 的 な 支 援 に 努 め て 参 り ま す ま た 講 演 会 や 支 援 の た め の 学 習 会 を 実 施 い た し ま す 人 権 教 育 に つ き ま し て は 人 権 教 育 事 業 計 画 に 基 づ き 関 係 機 関 や 関 係 団 体 と の 緊 密 な 連 携 の も と 推 進 し て 参 り ま す 社 会 問 題 化 さ れ て お り ま す 配 偶 者 暴 力 い わ ゆ る D V の 被 害 者 対 策 に つ き ま し て は 支 援 強 化 策 と し カ ウ ン セ リ ン グ 相 談 機 関 の 紹 介 自 立 支 援 等 を 行 う 配 偶 者 暴 力 相 談 支 援 セ ン ターの 設 置 に 向 け 取 り 組 ん で 参 り ま す 市 営 墓 地 に つ き ま し て は 少 子 高 齢 化 を 迎 え 承 継 親 族 の い な い 世 帯 ま た 低 所 得 者 や ど の 宗 派 に も 属 さ な い 方 な ど の 増 加 によ り 墓 地 に 対 す る 市 民 ニ ー ズ の 変 化 が 見 ら れ る よ う に な り ま し た 本 市 に お き ま し て も 市 民 要 望 が あ る た め 市 営 墓 地 建 設 に 向 け 調 査 研 究 を 行 っ て 参 り ま す 上 水 道 事 業 に つ き ま し て は 将 来 に わ た り 安 全 で 安 心 な 水 道 水 の 安 定 供 給 を 維 持 す る た め 水 道 施 設 の 計 画 的 な 維 持 管 理 更 新 な ど に 取 り 組 み 適 正 か つ 能 率 的 な 運 営 に 努 め て 参 り ま す 公 共 下 水 道 事 業 に つ き ま し て は 快 適 で 住 み よ い 環 境 づ く り の た め 下 水 道 の 普 及 と 拡 大 を 進 め て 参 り ま す ク リ ー ン セ ン タ ー の 改 善 に つ き ま し て は 世 界 的 な 課 題 と 10

なっている 地 球 温 暖 化 対 策 の 一 翼 と す べ く 二 酸 化 炭 素 排 出 量 3 % 以 上 の 削 減 を 目 指 し 設 備 の 基 幹 的 整 備 改 良 を 行 い 延 命 化 を 図 っ て 参 りま す な お ご み の 減 量 化 再 資 源 化 に つ き ま し て は 地 域 全 体 で 行 わ れ て お り ま す 古 紙 新 聞 紙 な ど の 集 団 回 収 を 支 援 す る と ともに 古 紙 類 の 内 特 に 空 き 箱 な ど の 雑 紙 の 回 収 強 化 に 取 り 組 ん で 参 り ま す また 新 年 度 か ら は 古 着 類 の 行 政 回 収 を 行 い ご み の 再 資 源 化 を さ ら に 進 め て 参 り ま す 再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー に つ き ま し て は 本 市 の 豊 か な 自 然 を 活 か し 小 水 力 や マ イ ク ロ 水 力 発 電 な ど 再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー の 可 能 性 に つ い て 調 査 研 究 を 行 っ て 参 り ま す 環 境 衛 生 対 策 に つ き ま し て は 増 加 傾 向 に あ る 猫 の 糞 尿 被 害 対 策 と し て 飼 い 猫 ま た は 責 任 を 持 っ て 世 話 を し て い る 猫 の 不 妊 去 勢 手 術 費 の 補 助 制 度 を 設 け て 被 害 の 軽 減 に 努 め て 参 り ま す 4. 何 度 で も 訪 れ た く な る 魅 力 あ る まちづ く り の 推 進 につい て 申 し 上 げます 社 会 環 境 の 変 化 に よ る 人 々 の 価 値 観 の 多 様 化 少 子 高 齢 化 や 核 家 族 化 情 報 化 社 会 の 進 展 などを 背 景 に 観 光 の 潮 流 が 従 来 の 集 団 型 や 通 過 型 の 観 光 か ら 個 人 型 体 験 学 習 型 交 流 型 の 観 光 へ と シ フ ト し つ つ あ り ま す 観 光 の あ り 方 に 変 化 が 生 じ つ つ あ る 今 そ の 地 域 の 特 徴 を 活 か し た そ の ま ち な ら で は の 観 光 の ア プ ロ ー チ 手 段 を 考 え て い く こ と が 求 め ら れ て い ま す 観 光 資 源 を 活 か し た 安 中 な ら で は の 観 光 メ ニ ュ ー を 提 供 し 安 中 の 魅 力 を 発 信 す る こ と に よ り 交 流 人 口 を 増 や す こ と が 11

安 中 の 活 力 を 高 め て い く こ と に つ な が る と 考 え て い ま す 安 中 を 訪 れ た 人 に 安 中 の 良 さ を 実 感 し て い た だ く こ と が 定 住 人 口 を 増 や す 足 が か り と な る の で は な い で し ょ う か こ う し た 状 況 を 踏 ま え よ り 安 中 の 観 光 振 興 に 力 を 入 れ て 参 り ま す 群 馬 県 の 西 の 玄 関 口 で あ る 本 市 は 豊 か な 自 然 歴 史 や 文 化 な ど た く さ ん の 魅 力 が あ り ま す 安 中 市 観 光 振 興 計 画 に 基 づ き ま し て 体 験 型 の 観 光 や 物 産 販 売 誘 客 や 地 域 連 携 の た め の 情 報 発 信 な ど 総 合 的 な 観 光 事 業 を 展 開 す る 新 し い 観 光 推 進 体 制 安 中 版 D M O づ く り を 進 め て 参 り ま す 観 光 お も て な し 事 業 と い た し ま し て 街 道 歩 き を 楽 し む 観 光 客 が 気 軽 に 休 息 で き る 場 所 と し て 中 山 道 沿 い に 市 産 材 を 使 っ た 木 製 ベ ン チ を 設 置 し て 参 り ま す さ ら に 新 年 度 に フ ィ ル ム コ ミ ッ シ ョ ン を 設 立 し 映 像 文 化 を 通 じ て め が ね 橋 鉄 道 文 化 む ら な ど の 観 光 地 市 内 の 建 築 物 や 風 景 と い っ た 地 域 資 源 を 生 か し な が ら 本 市 の 知 名 度 や イ メ ー ジ の 向 上 観 光 振 興 地 域 振 興 を 図 っ て 参 り ま す 磯 部 温 泉 は 長 き に 渡 り 本 市 の 観 光 の 拠 点 と し て 県 内 はも と よ り 県 外 に お い て も そ の 知 名 度 は 高 い も の が あ り ま す そ こ で 温 泉 記 号 発 祥 の 地 と 称 さ れ る 磯 部 温 泉 の 表 玄 関 と も 言 う べ き 碓 氷 川 に 架 か る 鉱 泉 橋 の 拡 幅 を 行 い 温 泉 組 合 等 と 協 力 し 温 泉 街 の 活 性 化 を 図 っ て 参 り ま す 碓 氷 関 所 の 国 指 定 に つ き ま し て は 史 跡 の 国 指 定 化 を 目 指 し 郷 土 史 家 等 も 含 め た 碓 氷 関 所 跡 総 合 調 査 検 討 委 員 会 に お い て 調 査 検 討 を し て 参 り ま す ま た 近 代 化 遺 産 碓 氷 峠 鉄 道 施 設 に お い て も 避 線 や 旧 熊 ノ 平 駅 変 電 所 等 を 国 指 定 重 要 文 化 財 の 追 加 指 定 に 向 け 12

準 備 を 進 め て 参 り ま す 碓 氷 峠 周 辺 に つ き ま し て は 営 業 を 再 開 い た し ま し た 峠 の 湯 を 観 光 拠 点 と し 鉄 道 文 化 む ら や 碓 氷 関 所 跡 な ど 近 隣 施 設 と 連 携 を 図 り 幅 広 く 市 民 並 び に 観 光 客 に 愛 さ れ る 充 実 し た 施 設 運 営 と 魅 力 あ る 碓 氷 峠 の 情 報 発 信 に 努 め て 参 り ま す ま た J R 横 川 駅 の 駅 前 公 衆 ト イ レ の 建 て 替 え を 行 い ト イ レ 利 用 者 の 利 便 性 向 上 と 碓 氷 峠 横 川 周 辺 エ リ ア の 観 光 玄 関 口 と し て イ メ ー ジ ア ッ プ を 図 っ て 参 り ま す 5. 人 と 人 と を 結 び 活 力 あるまちづくりの 推 進 について 申 し 上 げます こ れ か ら の ま ち づ く り に は 市 民 と 行 政 の 協 働 体 制 が 不 可 欠 と な り ま す 地 方 創 生 一 億 総 活 躍 が 叫 ば れ る 中 市 民 に よ る 主 体 的 な 学 習 や 文 化 活 動 N P O や 任 意 団 体 ボ ラ ン テ ィ ア な ど に よ る 公 益 活 動 を よ り 積 極 的 に 支 援 す る こ と で 全 て の 市 民 が 支 え 合 う 活 力 あ る ま ち づ く り に つ な が る と 考 え ま す 新 し く 設 置 す る 市 民 生 活 課 の 中 に 市 民 協 働 係 を 設 置 し 市 民 活 動 の 支 援 を 図 っ て 参 り ま す 男 女 共 同 参 画 に つ き ま し て は 安 中 市 第 2 次 男 女 共 同 参 画 計 画 に よ り 男 女 が 等 し く 役 割 を 担 い 能 力 を 発 揮 で き る 社 会 の 実 現 に 向 け た 取 り 組 み の 充 実 強 化 を 図 っ て 参 り ま す ま た 今 後 の 政 策 方 針 決 定 過 程 に お け る 女 性 の 参 画 の 促 進 を 図 る た め 引 き 続 き 庁 内 組 織 に お け る 女 性 の 幹 部 職 員 へ の 登 用 や 各 種 審 議 会 な ど に お け る 女 性 委 員 の 登 用 を 積 極 的 に 働 き か け て 参 り ま す 群 馬 県 花 と 緑 の ぐ ん ま づ く り 推 進 協 議 会 主 催 の ふるさとキ ラ キ ラ フ ェ ス テ ィ バ ル が 安 中 市 と 富 岡 市 で 2 9 年 4 月 か ら 13

1ヶ 月 間 に 渡 り 同 時 開 催 さ れ ま す 本 市 で は メイン 会 場 を 碓 氷 峠 の 森 公 園 と し 地 域 活 性 化 を 図 る と ともに 市 民 協 働 で 植 栽 活 動 を 啓 発 し 緑 化 に 対 す る 市 民 意 識 の 向 上 と 花 と 緑 豊 か な ま ち づ く り を 進 め て 参 り ま す 合 併 1 0 周 年 を 迎 え る に あ た り 平 成 28 年 度 1 年 間 を 事 業 年 度 と 位 置 づ け 市 民 の 融 和 と 郷 土 の 一 体 感 を よ り 一 層 高 め る べ く 記 念 式 典 を は じ め 市 民 公 募 に よ る 様 々 な 記 念 事 業 を 開 催 し て 参 り ま す また 本 市 の 様 々 な 魅 力 を ひ と り で も 多 く の 方 々 に 発 信 し て い た だ く た め 安 政 遠 足 侍 マ ラ ソ ン に つ き ま し て は 参 加 者 枠 を 2, 0 0 0 名 に 増 や し 招 待 ラ ン ナ ー を 招 く な ど の 趣 向 を 凝 らして 記 念 大 会 と し て 賑 やかに 開 催 で き る よ う 努 め て 参 ります 商 工 振 興 に つ き ま し て は 市 内 商 店 の 活 性 化 と 市 内 施 工 業 者 の 支 援 を 行 う た め 店 舗 改 修 に 対 し 補 助 制 度 を 実 施 し て 参 り ま す 農 業 振 興 に つ き ま し て は 農 業 者 の 高 齢 化 や 後 継 者 不 足 な ど に よ り 農 業 を 取 り 巻 く 環 境 が さ ら に 厳 し さ を 増 し て お り ますが 地 域 農 業 の 担 い 手 と な る 認 定 農 業 者 や 新 規 就 農 者 が 積 極 的 に 生 産 活 動 に 取 り 組 む こ と が で き る よ う 本 市 農 産 物 の 産 地 化 の 推 進 を は じ め 安 全 な 農 産 物 の 生 産 販 売 の 支 援 青 年 就 農 給 付 金 事 業 の 推 進 や 人 農 地 プ ラ ン の 作 成 な ど 国 県 の 事 業 や 制 度 も 積 極 的 に 活 用 し 農 業 の 活 性 化 に 努 め て 参 り ま す 特 に 活 力 あ る 農 業 農 村 の 実 現 に 向 けて 農 業 生 産 基 盤 の 整 備 や 耕 作 放 棄 地 対 策 に 取 り 組 み 農 村 環 境 の 維 持 向 上 を 図 っ て 参 り ま す また 6 次 産 業 化 に 向 け て 試 作 品 開 発 や 施 設 整 備 に 取 り 組 14

む グ ル ー プ 等 を 支 援 す る と ともに 蚕 糸 業 継 承 対 策 事 業 に つ き ま し て も 富 岡 製 糸 場 の 世 界 遺 産 登 録 を 受 け 本 市 に お い ても 繭 生 産 量 増 加 に 向 け 養 蚕 農 家 を 支 援 す る など 引 き 続 き 養 蚕 製 糸 業 へ の 支 援 策 を 講 じ て 参 り ま す 工 業 振 興 に つ き ま し て は ぐ ん ま 新 技 術 新 製 品 開 発 推 進 事 業 を 通 じ て 企 業 の 技 術 向 上 を 支 援 す る と 同 時 に 企 業 誘 致 に つ き ま し て も 積 極 的 に 取 り 組 ん で 参 り ま す ま た 地 方 創 生 に 向 け た 諸 課 題 に 取 り 組 む た め 新 年 度 か ら 新 た に 産 業 政 策 部 の 中 に 地 域 創 造 課 を 設 置 し 定 住 促 進 空 き 家 対 策 都 市 交 流 地 域 の 活 性 化 に 取 り 組 ん で 参 りま す 安 中 市 総 合 計 画 に つ き ま し て は 第 1 次 安 中 市 総 合 計 画 の 計 画 期 間 が 2 9 年 度 で 終 了 す る た め 3 0 年 度 か ら の 本 市 の 将 来 像 を 実 現 す る た め の 指 針 と な る 基 本 構 想 計 画 期 間 等 の 検 討 を 含 め 第 2 次 安 中 市 総 合 計 画 の 策 定 作 業 を 進 め て 参 り ま す 以 上 が 主 な 施 策 の 概 要 で あ り ま す こ う し た こ と を 基 本 と し て 新 年 度 予 算 を 編 成 し た と こ ろ で す が 一 般 会 計 に つ き ま し て は 248 億 3, 7 0 0 万 円 公 営 企 業 会 計 を 除 く 特 別 会 計 に つ き ま し て は 合 計 164 億 9, 7 6 7 万 4 千 円 公 営 企 業 会 計 に つ き ま し て は 56 億 1, 3 6 9 万 円 と な っ た わ け で ご ざ い ま す こ れ ら の 予 算 の 執 行 に あ た り ま し て は 地 方 自 治 法 の 主 旨 に 基 づ き 最 少 の 経 費 で 最 大 の 効 果 を あ げ る よ う 努 力 す る と と も に 組 織 及 び 運 営 の 合 理 化 を 実 行 し 健 全 な 財 政 の 保 持 に 努 め て 参 り ま す 15

おわりに 本 市 と 致 し ま し て も 急 速 な 人 口 減 少 や 少 子 高 齢 化 さ ら に は 自 然 災 害 へ の 備 え な ど 課 題 が 山 積 し て お り ま すが 地 方 創 生 の 流 れ の 中 合 併 1 0 周 年 の 節 目 の 年 を 安 中 市 の 新 た な ス タ ー ト と し 誰 も が 誇 り を 持 ち 子 ど も た ち や 若 い 世 代 に と っ て も 安 中 に 住 み 続 け た い と 思 え る 魅 力 あ る ま ち づ く り に 向 け 全 力 で 市 政 運 営 に 取 り 組 ん で 参 り ま す ど う か 議 員 の 皆 様 に は 深 い ご 理 解 と 特 段 の ご 配 慮 を い た だ き ま す よ う お 願 い 申 し 上 げ まして 平 成 2 8 年 度 に 向 け た 私 の 施 政 方 針 と い た し ま す 平 成 2 8 年 3 月 2 日 安 中 市 長 茂 木 英 子 16