平 成 26 年 度 社 会 福 祉 法 人 長 生 園 事 業 報 告 厚 生 労 働 省 社 会 保 障 審 議 会 では 社 会 福 祉 法 人 の 在 り 方 について 基 本 的 な 視 点 を 整 理 し 法 人 運 営 の 見 直 しを 求 める 議 論 がなされてきた (1) 公 益 性 非 営 利 性 の 徹 底 (2) 国 民 に 対 する 説 明 責 任 (3) 地 域 社 会 への 貢 献 を 掲 げている 具 体 的 には1 評 議 員 会 の 議 決 機 関 化 理 事 監 事 等 の 権 限 責 務 等 の 明 確 化 や 一 定 規 模 の 法 人 への 会 計 監 査 人 の 設 置 義 務 化 等 経 営 組 織 の 在 り 方 の 見 直 し 2 財 務 諸 表 現 況 報 告 書 役 員 報 酬 基 準 及 び 総 額 等 の 公 表 を 義 務 付 ける 運 営 の 透 明 性 の 確 保 3 日 常 生 活 社 会 生 活 上 の 支 援 を 必 要 とする 者 に 対 して 無 料 又 は 低 額 の 料 金 により 福 祉 サービスを 提 供 する 地 域 に おける 公 益 的 な 取 組 の 責 務 4いわゆる 内 部 留 保 の 実 態 を 明 らかにし 国 民 に 対 する 説 明 責 任 を 果 たし 事 業 継 続 に 必 要 な 財 産 を 除 く 再 投 下 できる 内 部 留 保 の 明 確 化 と 福 祉 サービ スへの 再 投 下 をうたっている 社 会 福 祉 法 人 長 生 園 はこのような 国 の 政 策 動 向 を 踏 まえ 法 人 運 営 の 適 正 化 に 努 めてきた 地 域 の 要 介 護 者 の 積 極 的 な 受 け 入 れ 体 制 の 整 備 のため 平 成 26 年 度 においては 給 食 施 設 や 給 湯 設 備 トイレ 衛 生 器 具 冷 温 配 膳 車 などの 改 修 更 新 職 員 体 制 や 職 員 処 遇 の 維 持 介 護 専 門 職 である 介 護 福 祉 士 の 資 格 取 得 の 取 り 組 み 強 化 送 迎 車 両 の 拡 充 等 に 取 り 組 んだ また 独 居 等 生 活 基 盤 の 不 安 定 な 高 齢 者 が 安 心 して 暮 らせる 住 まいを 提 供 するため あんし んサポートハウス 光 華 苑 を 開 設 したほか 通 所 介 護 事 業 空 白 地 域 での 第 2デイサービスセン ターの 運 営 などにも 多 額 の 資 金 を 投 入 し 内 部 留 保 金 とは 無 縁 といえる 地 域 ニーズに 対 する 積 極 的 な 取 り 組 みを 行 ってきた これらはいずれも 本 法 人 の 公 益 の 追 求 や 地 域 への 意 欲 的 な 貢 献 として 評 価 を 受 けている また 財 務 諸 表 事 業 報 告 などもホームページ 上 で 公 表 を 進 めており 開 かれた 運 営 に 努 めてきた さて 平 成 26 年 度 は 南 丹 市 の 高 齢 者 福 祉 計 画 第 6 期 介 護 保 険 事 業 計 画 の 策 定 年 度 であ った 国 が 推 進 する 医 療 介 護 予 防 住 まい 生 活 支 援 が 包 括 的 に 確 保 される 地 域 包 括 ケアシステム の 構 築 を 実 現 していくため 各 種 サービスの 連 携 が 叫 ばれる 中 にあって 依 然 として 特 別 養 護 老 人 ホームは 地 域 からのニーズも 高 く 第 6 期 計 画 では 本 園 養 護 老 人 ホー ム50 床 のうち18 床 を 特 別 養 護 老 人 ホームへ 転 換 する 計 画 が 盛 り 込 まれた 近 隣 市 町 から の 養 護 への 新 規 措 置 の 激 減 や 低 所 得 者 の 利 用 を 可 能 としたあんしんサポートハウスの 新 設 に よる 養 護 代 替 機 能 を 持 つことも 背 景 にあり 具 体 化 したものといえる 京 都 府 との 調 整 も 順 調 に 進 み 平 成 27 年 度 中 の 実 現 が 見 通 せる 段 階 までこぎつけた 財 政 運 営 では 施 設 建 設 のために 独 立 行 政 法 人 福 祉 医 療 機 構 低 利 融 資 資 金 活 用 や 借 り 換 えによる 銀 行 融 資 に 対 する 元 利 償 還 額 の 抑 制 が 可 能 となった 介 護 事 業 面 ではご 利 用 者 のニ ーズにきめ 細 かく 対 応 したサービスの 向 上 を 目 指 し 更 なる 処 遇 の 向 上 に 努 めた 本 園 の 施 設 利 用 者 の 動 向 では 平 成 26 年 度 中 にご 逝 去 されたご 利 用 者 様 は 男 性 35 名 女 性 42 名 計 77 名 であった 次 に 主 だった 事 業 実 績 を 掲 げる 1
〇 施 設 設 備 関 係 あんしんサポートハウス 光 華 苑 4 月 着 工 12 月 竣 工 オープンする 3 月 末 で 約 半 数 の 入 居 を 終 える 第 2デイサービスセンター4 月 下 旬 オープン 26 年 度 末 には 1 日 の 通 所 者 11 名 の 目 標 をほぼ 達 成 し 今 後 サービスエリアを 広 げ 20 名 を 目 指 して 取 り 組 みを 進 める 経 年 劣 化 の 目 立 っていた 給 食 棟 を 全 面 大 規 模 改 修 した 給 食 棟 での 業 務 休 止 期 間 は 11 月 27 日 ~12 月 23 日 と 短 期 間 で 改 修 整 う 食 器 洗 浄 機 を 始 め 老 朽 機 器 の 更 新 や 空 調 排 水 厨 房 事 務 所 更 衣 室 の 整 備 など 行 う 工 事 中 は 仮 設 厨 房 を 設 置 しご 利 用 者 に 安 心 した 給 食 を 提 供 できた 公 益 財 団 法 人 中 央 競 馬 馬 主 社 会 福 祉 財 団 公 益 財 団 法 人 JKAの 助 成 制 度 を 活 用 し 福 祉 車 両 を 新 規 購 入 したほか 光 華 苑 連 絡 車 や 保 冷 車 ( 追 加 分 )を 整 備 した ご 利 用 者 に 安 全 で 適 温 の 食 事 提 供 を 行 うため 平 成 24 年 度 から 行 ってきた 老 朽 化 した 冷 温 配 膳 車 の 更 新 が 26 年 度 の4 台 ですべて 完 了 する 今 後 は 経 営 状 況 を 見 ながら 追 加 配 置 や 予 備 機 の 整 備 を 行 う 計 画 である 安 定 した 給 湯 を 行 うため 老 朽 化 ボイラーを 昨 年 度 に 引 き 続 き 1 基 更 新 した 経 年 劣 化 のため 本 館 各 階 供 用 トイレの 衛 生 器 具 を 更 新 した 業 務 の 増 加 に 伴 い 給 食 管 理 システムをもう 一 式 導 入 し 業 務 の 迅 速 化 を 図 った 豪 雨 による 浸 水 を 防 ぐため 西 側 排 水 路 に 大 型 排 水 ポンプを 2 台 設 置 する 第 2 デイサービスセンターと 光 華 苑 鳥 害 対 策 ネットの 追 加 整 備 〇 運 営 関 係 京 都 府 南 丹 市 との 協 議 が 整 い 養 護 老 人 ホーム18 床 の 特 別 養 護 老 人 ホームへの 転 換 が 了 承 される 平 成 27 年 度 には 転 換 が 実 現 の 運 びとなる 資 格 取 得 に 向 け 職 場 内 模 擬 試 験 や 実 技 演 習 等 を 積 極 的 に 行 い 成 果 を 上 げた 訪 問 歯 科 診 療 医 師 の 確 保 と 歯 科 衛 生 士 による 口 腔 ケアの 推 進 が 図 れた 第 2デイサービスセンターの 事 業 拡 充 に 向 け 定 員 を 11 名 から 20 名 に 増 員 申 請 する 宿 直 職 員 体 制 の 強 化 を 行 う 本 部 3 名 及 び 光 華 苑 2 人 の 計 5 名 体 制 で 相 互 に 連 携 し 緊 急 時 の 対 応 に 当 たる 関 係 機 関 や 地 域 の 要 請 に 応 え 研 修 実 習 等 受 入 を 積 極 的 に 行 う ( 南 丹 看 護 専 門 学 校 実 習 府 立 医 大 研 修 医 実 習 南 丹 病 院 研 修 医 実 習 聖 カタリナ 高 校 実 習 南 丹 市 民 児 協 福 祉 体 験 教 室 園 部 中 学 校 職 場 体 験 園 部 小 園 部 第 二 小 学 校 次 世 代 福 祉 人 材 育 成 福 祉 体 験 大 学 福 祉 コ ース 実 習 民 間 訪 問 看 護 実 習 等 ) 職 員 資 質 向 上 研 修 実 施 ( 看 取 り 介 護 メンタルヘルス 認 知 症 介 護 痰 吸 引 感 染 症 緩 和 ケ ア 摂 食 嚥 下 障 害 高 齢 者 擬 似 体 験 装 具 による 入 所 者 理 解 研 修 ほか) 養 護 老 人 ホームの 第 三 者 評 価 の 実 施 平 成 27 年 度 には 私 的 な 退 職 給 付 金 制 度 である 京 都 府 民 間 社 会 福 祉 施 設 職 員 共 済 会 の 制 度 から 公 的 確 定 給 付 企 業 年 金 制 度 である 京 都 社 会 福 祉 事 業 企 業 年 金 基 金 への 移 行 や 国 の 社 会 福 祉 施 設 職 員 等 退 職 手 当 共 済 法 に 定 める 独 立 行 政 法 人 福 祉 医 療 機 構 の 退 職 給 付 制 度 に 復 帰 加 入 することを 決 定 し 職 員 の 退 職 金 に 関 する 取 り 組 みを 大 幅 に 改 善 させる 取 り 組 みを 行 った 2
〇 その 他 職 員 の 表 彰 等 ( 叙 勲 1 名 知 事 表 彰 2 名 全 社 協 表 彰 0 名 府 社 協 表 彰 2 名 ) 資 格 取 得 支 援 ( 介 護 支 援 専 門 員 模 擬 試 験 介 護 福 祉 士 実 技 試 験 対 策 講 座 模 擬 試 験 )= 資 格 取 得 者 介 護 支 援 専 門 員 2 名 合 格 介 護 福 祉 士 3 名 合 格 職 員 の 退 職 採 用 ( 再 雇 用 者 は 除 く) 退 職 者 ( 学 生 除 く): 職 員 2 名 パート 職 員 -1 名 採 用 者 ( 学 生 除 く): 職 員 12 名 ( 内 登 用 10 名 ) 準 職 員 7 名 ( 内 登 用 6 名 ) 嘱 託 職 員 2 名 パート 職 員 17 名 ( 内 看 護 職 2 名 送 迎 運 転 手 4 名 医 療 事 務 2 名 ) 障 害 者 雇 用 : 平 成 27 年 4 月 1 日 現 在 計 4 名 以 下 に 各 運 営 施 設 並 びに 事 業 所 ごとに 詳 細 に 事 業 実 施 の 報 告 をする 養 護 老 人 ホーム 養 護 特 定 施 設 入 居 者 生 活 介 護 ( 外 部 サービス 利 用 型 ) Ⅰ. 利 用 状 況 入 所 者 9 名 : 京 都 市 8 名 長 岡 京 市 1 名 入 所 理 由 : 独 居 5 名 虐 待 2 名 介 護 困 難 1 名 他 施 設 1 名 退 所 者 7 名 : 死 亡 5 名 特 養 1 名 他 施 設 1 名 Ⅱ. 事 業 実 施 状 況 1) 施 設 事 業 各 福 祉 事 務 所 から 独 居 生 活 者 や 介 護 困 難 者 の 入 所 措 置 依 頼 があり 各 関 係 機 関 と 連 携 を 図 り 受 入 れを 行 った 特 に 高 齢 者 虐 待 対 応 困 難 者 など 早 期 対 応 が 必 要 な 入 所 者 の 依 頼 も 積 極 的 に 受 入 れを 行 い 各 福 祉 事 務 所 の 期 待 に 応 えることができた 要 介 護 状 態 の 入 所 者 が 養 護 特 定 施 設 入 居 者 生 活 介 護 ( 外 部 サービス 利 用 型 )を 利 用 する ことで 必 要 な 介 護 サービスを 受 けながら 養 護 生 活 の 維 持 継 続 ができた また 養 護 特 定 利 用 者 数 の 確 保 にも 繋 がった 福 祉 サービス 第 三 者 評 価 受 診 が 実 施 できた 2) 入 所 者 処 遇 入 所 者 個 人 の 有 する 能 力 身 体 状 況 生 活 ニーズや 問 題 点 を 把 握 するため 定 期 的 にサ ービス 担 当 者 会 議 を 開 催 各 専 門 職 の 参 画 と 入 所 者 同 席 のもと 個 人 の 意 向 に 沿 った 生 活 支 援 援 助 ができた 毎 朝 入 所 者 の 各 部 屋 に 訪 問 し 一 人 ひとりが 抱 えている 悩 みや 問 題 生 活 ニーズなど 意 見 が 述 べられる 環 境 が 作 れた 入 所 者 が 年 々 重 度 化 しており 各 クラブ 活 動 の 参 加 者 が 減 少 している 中 特 養 やケアハ ウス 等 の 入 居 者 の 方 にも 参 加 頂 き 充 実 した 活 動 が 継 続 できた 入 所 者 の 希 望 である 買 い 物 や 季 節 行 事 計 画 は 外 食 会 2 回 日 帰 り 旅 行 1 回 町 内 喫 茶 3 回 と 出 掛 け 外 出 の 際 には 必 ずスーパーへ 立 ち 寄 ることで 自 分 好 みの 商 品 が 購 入 出 来 たと 喜 んでおられ 入 所 者 の 意 向 に 沿 えた 企 画 実 施 ができた 訪 問 歯 科 受 診 の 継 続 により 入 所 者 職 員 共 に 口 腔 ケアへの 意 識 が 高 まり 食 後 の 歯 磨 き 声 掛 けにつながった 3) 職 員 の 取 り 組 み 身 体 拘 束 虐 待 委 員 事 故 防 止 委 員 感 染 症 予 防 委 員 レクリエーション 委 員 を 設 置 し 毎 月 定 例 会 議 を 開 催 計 画 実 施 確 認 処 置 ( 対 策 )のサイクルで 検 討 することができ た また 施 設 内 研 修 にも 参 加 感 染 防 災 など 危 機 管 理 含 め 職 員 のスキルアップを 図 る 3
ことができた 特 別 養 護 老 人 ホーム 社 会 福 祉 法 人 長 生 園 の 基 本 理 念 である 和 み 尊 厳 安 心 に 基 づき 間 口 を 広 げ 多 様 なニーズを 有 する 要 介 護 高 齢 者 及 びその 家 族 地 域 関 係 機 関 等 に 期 待 される 中 核 施 設 とし て 事 業 運 営 に 取 り 組 む 活 動 状 況 1) 自 分 らしい 生 活 支 援 誰 でも 願 う 自 分 らしい 生 活 を 第 一 とし ご 家 族 などの 希 望 要 望 を 十 分 に 聴 取 し ご 自 宅 の 生 活 と 施 設 生 活 が 連 続 したものとなるよう 配 慮 するとともに ご 利 用 者 の 生 活 が 一 律 の 時 間 や 日 課 で 区 切 ることなく お 一 人 おひとりの 心 身 の 状 況 生 活 習 慣 個 性 などを 具 体 的 に 把 握 し その 方 に 合 った 生 活 支 援 を 行 う 事 ができた 2) 資 質 の 向 上 ご 利 用 者 の 生 活 資 質 と 向 上 のために 積 極 的 に 外 部 研 修 に 参 加 するとともに 研 修 委 員 が 計 画 した 施 設 内 部 研 修 を 実 施 し 職 員 の 専 門 性 スキルアップを 目 指 すとともに 介 護 福 祉 士 介 護 支 援 専 門 員 の 資 格 取 得 につながり 合 格 者 も 増 えると 同 時 に ご 利 用 者 の 処 遇 施 設 運 営 職 員 の 資 質 向 上 となり 満 足 のできる 結 果 を 得 ることができた 3)ケアプランに 基 づいた 支 援 介 護 計 画 医 療 介 護 栄 養 機 回 訓 の 専 門 職 がご 利 用 者 ご 家 族 の 希 望 要 望 を 十 分 に 聴 取 し ご 自 宅 の 生 活 と 利 用 後 の 生 活 が 連 続 したものとなるよう 配 慮 するとともに ご 利 用 者 の 生 活 を 一 律 の 時 間 や 日 課 で 区 切 ることなく お 一 人 おひとりの 心 身 の 状 態 生 活 習 慣 個 性 な どを 具 体 的 に 把 握 したうえで ケアプランに 反 映 しその 方 の 個 性 に 合 った 生 活 支 援 を 行 な うことができた 4) 余 暇 活 動 の 充 実 と 潤 いのある 日 常 生 活 の 取 組 み 各 階 のレクリエーション 委 員 が 中 心 にレク 計 画 を 考 案 し ご 利 用 者 の 日 々の 生 活 に 潤 い と 楽 しみをつなげるともに 特 養 部 として 各 階 合 同 レクレーションを 開 催 し 普 段 と 違 う 雰 囲 気 と 顔 ぶれで ご 利 用 者 も 意 気 込 み 普 段 見 られない 笑 顔 と 意 外 性 が 見 られ 皆 から 良 かった との 高 評 価 を 得 ることができた 5)サービスの 質 を 維 持 した 経 費 削 減 空 床 ベッドを 常 に 意 識 し 常 時 満 床 を 図 り 安 定 した 運 営 を 図 るとともに ご 利 用 者 のサ ービスを 妨 げることの 無 いよう 個 々 職 員 が 無 駄 を 意 識 し 軽 費 削 減 に 努 めることができた 6) 終 末 期 ケア( 看 取 り)の 取 り 組 み それぞれが 違 う 看 取 りを 迎 える 中 で その 方 の 尊 厳 を 保 ちながら 命 の 終 焉 を 援 助 する 課 題 に 終 わりはなく ご 利 用 者 ご 家 族 がともに 満 足 していただける 看 取 り 介 護 の 取 り 組 み を 推 進 した 7) 地 域 福 祉 の 推 進 年 々 増 加 傾 向 にある 虐 待 独 居 介 護 困 難 等 々の 理 由 により 保 険 者 からの 入 所 依 頼 者 に 対 し 本 園 として その 様 な 路 頭 に 迷 う 要 介 護 高 齢 者 に 微 力 ではあるが 積 極 的 に 寄 与 さ せて 頂 く 事 を 使 命 とし 地 域 の 期 待 に 応 え 地 域 を 支 える 施 設 として 貢 献 するとともに 健 全 な 施 設 運 営 に 努 めることができた 8) 短 期 入 所 生 活 介 護 事 業 数 ある 介 護 保 険 サービスの 中 で 短 期 入 所 生 活 介 護 事 業 の 重 要 性 と 社 会 的 ニーズは 非 常 4
に 高 く 介 護 者 の 介 護 疲 れからの 虐 待 家 庭 崩 壊 又 地 域 をも 巻 き 込 んでしまう 問 題 行 動 に ある 高 齢 者 に 対 し 入 院 者 空 床 ベッドをフルに 活 用 し 遅 滞 なく 受 入 し ご 家 族 や 関 係 者 か ら 絶 大 な 評 価 を 得 ることができた 9) 機 能 回 復 訓 練 の 推 進 ご 利 用 者 の 心 身 の 維 持 向 上 予 防 増 進 を 図 り 自 立 した 生 活 生 きがい 仲 間 づくり 閉 じこもり 防 止 を 目 的 に 昨 年 度 の 1 日 40 名 前 後 の 利 用 者 から 今 年 度 は 50 名 前 後 の 利 用 者 があり 好 評 をいただくともに 安 定 した 個 別 機 能 訓 練 加 算 収 益 を 得 ることができた 10) 訪 問 歯 科 診 療 の 推 進 嶋 村 歯 科 医 院 のご 協 力 のもと 歯 科 通 院 ができない 多 くのご 利 用 者 が 口 腔 内 の 健 康 管 理 義 歯 作 成 口 腔 ケア 指 導 など 通 院 と 同 様 に 施 設 内 で 治 療 が 行 えるようになり ご 利 用 者 の 負 担 軽 減 とともに ご 家 族 からも 口 臭 気 にならなくなった 美 味 しそうに 食 べられ ている など 好 評 と 評 価 を 頂 く 11) 広 報 紙 瓦 版 の 発 行 ご 家 族 から 面 会 では 施 設 全 体 の 様 子 行 事 など 伺 えないところを 広 報 誌 瓦 版 に よってよく 伝 わります と 好 評 を 得 ることができた 12) 各 事 業 所 の 中 核 施 設 として 本 法 人 が 運 営 する 各 事 業 所 の 要 介 護 高 齢 者 に 対 し 遅 滞 なく 受 入 調 整 を 図 りご 利 用 者 ご 家 族 がともに 満 足 できる 対 応 を 行 うことができた 13) 継 続 した 取 り 組 み 今 年 度 も 引 続 き 職 員 面 談 家 族 面 談 定 例 会 議 を 実 施 し 職 員 の 現 況 家 族 の 希 望 要 望 現 状 の 現 場 の 課 題 等 を 協 議 し ご 利 用 者 の 処 遇 向 上 職 員 の 現 状 の 課 題 ご 家 族 施 設 と の 良 好 な 関 係 造 りなど 建 設 的 な 取 り 組 みが 図 れた ケアハウス 長 生 園 Ⅰ. 平 成 26 年 度 入 居 率 93% 26 年 度 入 居 者 13 名 [ 内 訳 ] 南 丹 市 5 名 京 丹 波 町 1 名 京 都 市 7 名 26 年 度 退 居 者 12 名 [ 内 訳 ] 特 養 へ 8 名 グループホーム へ 1 名 自 宅 へ 0 名 死 亡 退 居 3 名 Ⅱ. 事 業 実 施 状 況 1) 満 室 にむけての 取 り 組 み 今 年 度 においては 福 祉 事 務 所 居 宅 支 援 事 業 所 からの 紹 介 による 見 学 者 も 多 く 長 生 園 が 総 合 施 設 として 機 能 し 併 設 事 業 及 び 医 療 機 関 の 連 携 により 安 心 したサポート 体 制 が 確 立 している 事 に 好 評 を 得 たが 実 際 の 入 居 率 にはつながらず 今 後 の 課 題 を 残 す 結 果 となった 2) 利 用 者 の 日 常 生 活 に 対 する 取 り 組 み 各 居 室 への 朝 夕 の 挨 拶 まわりも 定 着 し 利 用 者 からも 話 の 輪 がひろがり 安 心 した 生 活 ができると 満 足 を 得 る 事 ができた 〇 クラブ 活 動 においては 参 加 者 が 少 なくなってきた 次 年 度 においては 発 表 の 機 会 など 一 人 ひとりに 輝 ける 場 を 提 供 できるよう 考 えていきたい 〇 南 丹 市 発 行 お 知 らせなんたん より 映 画 そして 父 になる を 鑑 賞 健 康 講 座 睡 眠 中 の 困 ったに 待 った に 参 加 し 地 域 の 方 との 交 流 ができた 〇 年 間 行 事 計 画 に 基 づき お 菓 子 作 り( 蒸 しパン たこ 焼 き) 日 帰 り 旅 行 ( 府 立 植 物 5
園 黒 豆 の 里 柿 狩 り 福 知 山 プラント) DVD 鑑 賞 と 充 実 した 内 容 で 実 施 ができ た 感 染 予 防 においては 日 ごろの 取 り 組 みの 成 果 もあり 利 用 者 職 員 ともに 健 康 に 過 ごす 事 が 出 来 た 設 備 の 保 守 点 検 については 内 容 記 録 に 不 十 分 な 点 あり 反 省 する 結 果 となった 3) 職 員 の 取 り 組 みについて 〇 サービス 担 当 者 会 議 を 行 い 個 別 援 助 計 画 に 基 づいた 内 容 で 実 施 ができた 見 直 しに ついても 定 着 しつつあり 良 い 結 果 につながった 〇 各 委 員 活 動 においては 年 間 行 事 計 画 に 基 づき 実 施 する 事 ができた 〇 職 員 の 知 識 向 上 にむけて 施 設 内 外 の 研 修 にも 出 来 る 限 り 参 加 ができた あんしんサポートハウス 光 華 苑 Ⅰ. 定 員 30 名 平 成 26 年 度 入 居 者 13 名 内 訳 = 南 丹 市 :8 名 京 都 市 :2 名 亀 岡 市 :1 名 京 丹 波 町 :1 名 舞 鶴 市 :1 名 Ⅱ. 事 業 実 施 状 況 1) 平 成 26 年 12 月 25 日 オープンした 内 覧 会 を 直 前 の 22 日 ( 月 )~23 日 ( 火 祝 )に 催 し 150 名 の 見 学 者 があり また 2 月 25 日 には 園 部 介 護 者 の 会 なごみの 輪 の 見 学 会 を 受 け 20 名 の 参 加 者 があった 各 関 係 機 関 に 働 きかけを 行 い 広 報 なんたんと 社 協 だよ り 3 月 号 に 光 華 苑 の 行 事 等 が 掲 載 された 2) 1 月 26 日 に 入 居 者 同 席 の 下 赤 い 羽 根 共 同 募 金 への 募 金 機 能 付 き 自 動 販 売 機 設 置 セレ モニーを 催 した 2 月 18 日 にお 世 話 になった 方 々をお 招 きし 入 居 者 と 共 にオープン 祝 賀 会 を 催 し 終 始 なごやかな 雰 囲 気 で 行 うことができた 3) 入 居 者 が 快 適 な 生 活 をしていただけるようエアコン ダウンライト 防 鳥 ネットの 設 置 をし 施 設 整 備 をした 経 費 の 面 から 節 電 節 水 に 努 めつつ 適 正 な 温 度 管 理 を 行 う ようにした 4) 安 心 の 理 念 の 基 に 昼 夜 共 に 居 室 訪 問 安 全 確 認 を 行 った 毎 月 バイタルチェッ クをし 病 院 受 診 時 の 情 報 収 集 をし 健 康 管 理 に 努 めた 5) 和 み の 理 念 のもと レクリエーションや 茶 話 会 を 行 い 入 居 者 間 の 交 流 の 機 会 を 設 け また 毎 月 の 光 華 苑 懇 談 会 や 連 絡 会 を 通 し 共 同 生 活 がスムーズにいくように 援 助 を 行 った 6) 感 染 症 予 防 として 共 同 生 活 区 域 の 消 毒 清 潔 保 持 に 努 め 玄 関 での 手 洗 い うがい の 徹 底 及 び 食 事 前 の 手 洗 いの 励 行 また 居 室 の 安 全 衛 生 管 理 の 毎 月 の 点 検 を 行 う グループホーム 幸 せの 里 Ⅰ.グループホーム 幸 せの 里 定 員 18 名 入 退 居 者 退 居 者 =2 名 ( 内 男 性 1 名 女 性 1 名 ) 入 居 者 =2 名 ( 内 女 性 2 名 ) Ⅱ. 事 業 実 施 状 況 法 人 理 念 に 則 り 福 祉 医 療 その 他 関 係 機 関 と 連 携 を 図 りながら より 質 の 高 いサービスを 提 供 できるグループホームを 目 指 すために 以 下 の 取 り 組 みを 行 った 1)2 ユニットでの 事 業 展 開 も 2 年 目 を 迎 え 課 題 などが 明 確 化 した 少 しずつではあるが 実 践 を 通 しながら 課 題 の 解 決 に 向 けて 取 り 組 めた 6
2) 利 用 者 の 入 退 居 の 間 隔 は 可 能 な 限 り 短 く 調 整 を 図 り 空 きのないように 努 力 した 経 営 面 に おいては 節 電 節 水 等 省 エネに 努 めながら 四 季 折 々の 工 夫 を 重 ね 利 用 者 が 快 適 な 生 活 が 送 れるよう 支 援 を 行 った 3) 外 部 評 価 後 に 策 定 した 目 標 達 成 計 画 を 基 に 作 成 した 事 業 計 画 について ホーム 独 自 の 理 念 ~ 本 年 度 の 重 点 目 標 利 用 者 の 有 する 能 力 や 志 向 に 基 づき それぞれに 役 割 を 持 った 生 活 が 送 れるよう 支 援 が 出 来 た 利 用 者 家 族 のホームへの 運 営 や 支 援 の 参 画 促 進 運 営 推 進 委 員 会 への 出 席 を 希 望 した 家 族 はないが 会 議 録 の 送 付 などで 会 議 内 容 などの 理 解 を 得 る 事 が 出 来 た 面 会 時 の 交 流 や 年 に 一 度 の 家 族 交 流 会 にて 家 族 との 情 報 共 有 や 信 頼 関 係 を 深 める 事 は 出 来 た 担 当 制 の 機 能 強 化 ケース 会 議 やケアプランの 中 で 利 用 者 の 思 いや 希 望 を 代 弁 するなど 着 実 に 浸 透 している 委 員 会 活 動 の 充 実 課 題 や 反 省 点 もあるが 各 々の 委 員 が 一 年 を 通 し 活 動 し 一 定 の 効 果 を 得 ている 地 域 との 繋 がりの 強 化 計 画 を 実 行 し 達 成 したとは 言 い 難 いが 現 在 のホームで 可 能 な 限 り 関 わりは 持 てた 今 後 は 少 しずつ 繋 がりを 増 やしていきたい デイサービスセンター 長 生 園 重 点 課 題 の 実 施 状 況 1) 家 庭 介 護 を 支 えるチームの 一 員 としてのデイサービス 独 居 の 利 用 者 を 離 れて 住 む 家 族 が 支 えるケースなど ケアマネや 家 族 および 関 係 機 関 と 協 力 して 支 援 する 事 ができた 家 族 参 観 を 年 度 中 に 2 度 実 施 した 今 年 度 も 参 観 して 下 さった 家 族 にデイサービ スの 内 容 を 知 っていただくとともに 初 めての 家 庭 介 護 に 不 安 を 抱 えていた 家 族 に とって ベテラン 家 族 の 助 言 を 聞 くよい 機 会 とすることができた 連 絡 帳 は 家 族 に 充 分 情 報 が 伝 わるよう 丁 寧 な 表 記 をした 2) 地 域 との 交 流 活 性 化 生 活 意 識 の 向 上 お 花 見 や 紅 葉 狩 りなどで 地 域 へ 外 出 する 事 ができた 広 報 誌 を 関 係 機 関 に 配 布 し 地 域 や 関 連 機 関 への 情 報 提 供 に 努 めた 生 活 リハビリの 一 環 として 売 店 での 買 い 物 を 援 助 したり 小 学 生 との 交 流 などを 通 じて 利 用 者 の 生 活 意 識 を 向 上 することができた 3)サービスの 質 やサービス 提 供 体 制 を 担 保 する 取 り 組 み 毎 月 の 業 務 会 議 の 中 で 事 故 感 染 症 OJT 拘 束 などについて 委 員 を 中 心 に 検 証 した 定 期 的 なカンファレンスにおいて 介 護 職 と 看 護 職 が 協 働 して 個 別 通 所 介 護 計 画 を 作 成 する 事 が 定 着 している 利 用 者 ( 家 族 ) 満 足 度 調 査 を 実 施 し 概 ねよい 評 価 を 得 ている 新 採 用 新 配 属 の 職 員 については 個 別 指 導 を 行 いデイサービス 職 員 としての 技 術 向 上 が 認 められている なんたん 通 所 サービス 部 会 ケア 会 議 など 外 部 研 修 及 び 内 部 研 修 にも 積 極 的 に 参 加 し 職 員 のスキルアップができた 7
4) 第 2 デイサービスセンターとの 役 割 分 担 を 調 整 埴 生 地 区 において 平 成 26 年 4 月 21 日 に 開 設 された 第 2 デイサービスセンターは 比 較 的 介 護 度 の 低 い 方 が 周 辺 地 域 からご 利 用 頂 き 地 域 との 交 流 を 深 めている 本 園 デイでは 比 較 的 重 介 護 の 方 を 多 く 受 け 入 れている 本 園 では 診 療 所 短 期 入 所 生 活 介 護 事 業 も 併 設 されている 事 から 医 療 施 設 介 護 との 連 携 を 取 りつつ 重 介 護 利 用 者 の 受 け 入 れを 行 う 事 ができた 長 生 園 第 2デイサービスセンター 重 点 課 題 の 実 施 状 況 1) 家 庭 介 護 を 支 えるチームの 一 員 としてのデイサービス 高 齢 化 の 進 む 地 域 の 中 で 老 老 介 護 や 独 居 の 利 用 者 を 関 係 機 関 と 連 絡 をとりながら 支 える 事 ができた 連 絡 帳 は 家 族 に 充 分 情 報 が 伝 わるよう 丁 寧 な 表 記 をした 2) 地 域 との 交 流 活 性 化 生 活 意 識 の 向 上 生 活 リハビリの 一 環 として お 花 見 や 紅 葉 狩 り また 買 物 や 工 場 見 学 など 地 域 へ 外 出 する 事 ができた 地 元 の 小 学 生 との 授 業 交 流 また 夏 祭 りや 健 康 教 室 などの 開 催 を 通 じて 民 生 児 童 委 員 会 や 子 供 会 などと 交 流 を 持 つことができ 利 用 者 の 生 活 意 識 を 向 上 することがで きた 3)サービスの 質 やサービス 提 供 体 制 を 担 保 する 取 り 組 み 毎 月 の 業 務 会 議 の 中 で 事 故 感 染 症 拘 束 などについて 委 員 を 中 心 に 検 証 した 定 期 的 なカンファレンスにおいて 介 護 職 と 看 護 職 が 協 働 して 個 別 通 所 介 護 計 画 を 作 成 する 事 ができた 新 採 用 新 配 属 の 職 員 については 個 別 指 導 を 行 いデイサービス 職 員 としての 技 術 向 上 が 認 められている なんたん 通 所 サービス 部 会 ケア 会 議 など 外 部 研 修 及 び 内 部 研 修 にも 積 極 的 に 参 加 し 職 員 のスキルアップができた 4) 特 徴 ある 活 動 づくり 第 2デイサービスセンターでは 建 設 時 より 周 辺 地 域 住 民 の 協 力 と 理 解 を 求 め 地 域 住 民 と 共 に 運 営 するデイサービスを 目 指 している 比 較 的 介 護 度 の 低 い 利 用 者 と 地 域 住 民 との 交 流 の 場 として 初 年 度 は 地 元 小 学 校 の 交 流 授 業 や 夏 祭 り 健 康 教 室 などを 実 施 することが 出 来 た 民 生 児 童 委 員 のグループなどから 定 期 的 な 訪 問 交 流 の 申 し 出 もあり 地 域 との 繋 がりの 足 がかりがつかめつつある ヘルパーステーション 長 生 園 事 業 実 施 状 況 府 ホームヘルパー 連 絡 協 議 会 をはじめ 施 設 内 外 の 研 修 会 に 参 加 し 情 報 交 換 等 を 行 い 様 々なケースの 対 応 方 法 等 の 理 解 を 深 め 介 護 力 の 向 上 に 努 めた 利 用 者 にとってより 良 いサービスが 提 供 できるようヘルパー 間 の 連 絡 を 密 にし 利 用 者 の 心 身 の 状 態 を 常 に 把 握 できるよう 努 めた 介 護 支 援 専 門 員 ケアハウス 職 員 等 とヘルパーステーションの 連 携 を 図 りながら サービス 内 容 や 今 後 の 介 護 方 針 等 について 協 議 し 利 用 者 の 生 活 改 善 に 役 立 てた 8
利 用 者 の 状 況 や 問 題 等 を 利 用 者 家 族 に 積 極 的 に 情 報 提 供 し 家 族 の 要 望 質 問 や 相 談 に 応 じるよう 努 めた また 会 えないときは 連 絡 帳 で 日 頃 の 様 子 を 伝 えた 光 華 苑 入 所 者 への 対 応 や 休 日 訪 問 サービス 提 供 責 任 者 の 役 割 等 将 来 を 見 据 えたサ ービス 提 供 体 制 の 検 討 を 行 った 社 会 福 祉 法 人 長 生 園 診 療 所 Ⅰ 利 用 状 況 年 間 延 べ 利 用 者 別 表 のとおり Ⅱ 事 業 実 施 状 況 平 成 26 年 度 において 本 法 人 診 療 所 は 特 別 養 護 老 人 ホーム 医 務 室 を 含 め 医 療 処 遇 の 拠 点 として 医 療 面 から 利 用 者 を 支 え 又 職 員 の 健 康 管 理 にも 大 きく 貢 献 し てきた 診 療 所 常 勤 医 師 1 名 に 加 え 協 力 病 院 から 医 師 の 派 遣 ( 南 丹 病 院 より 内 科 4 名 整 形 外 科 3 名 皮 膚 科 1 名 もみじヶ 丘 病 院 より 精 神 科 2 名 )を 受 けるととも に 新 たに 西 田 医 院 からも 随 時 医 師 派 遣 対 応 いただき 利 用 者 に 安 定 した 良 質 な 医 療 の 提 供 ができた また 長 岡 ヘルスケアセンターとも 協 力 病 院 提 携 を 行 い ご 利 用 者 やご 利 用 予 定 者 の 精 神 科 治 療 を 機 動 的 に 実 施 できるようになった 診 療 所 管 轄 でなく 直 接 診 療 であるが 田 中 歯 科 医 院 が 訪 問 歯 科 診 療 休 止 となった 後 任 の 医 院 を 探 す 中 で 嶋 村 歯 科 診 療 所 が 事 業 を 引 き 継 ぎ ご 利 用 者 の 口 腔 ケアの 継 続 が 可 能 となった 外 来 受 診 の 大 町 歯 科 医 院 を 補 完 し ご 利 用 者 に 安 心 いただける 安 定 した 歯 科 治 療 提 供 が 可 能 となった 看 護 職 員 の 確 保 は 各 施 設 のご 利 用 者 の 健 康 管 理 上 欠 かせない 夜 勤 可 能 な 看 護 職 員 確 保 の 課 題 は 残 すものの 平 成 26 年 度 は 法 人 全 体 で25 名 の 看 護 職 を 確 保 により 現 状 維 持 ができた 今 後 とも 法 人 全 体 で 人 材 確 保 に 努 める 診 療 棟 に 設 置 されているレントゲンが 経 年 劣 化 により 装 置 の 心 臓 部 となる 診 断 用 X 線 高 電 圧 装 置 の 故 障 が 生 じ 支 障 をきたしている 応 急 対 応 でしのいでいるが 平 成 27 年 度 早 急 な 対 応 が 必 要 である 診 療 報 酬 の 収 益 確 保 に 努 めきたが 運 営 は 厳 しくなっている 前 年 度 より 若 干 の 減 収 となった 今 後 においても 当 法 人 の 重 要 な 医 療 拠 点 として 診 療 所 長 以 下 スタッフ 一 同 安 定 した 運 営 及 び 医 療 処 遇 の 向 上 を 目 指 し 努 力 していきたい 感 染 症 に 対 する 研 修 や 予 防 活 動 に 努 め インフルエンザ 予 防 接 種 肺 炎 球 菌 の 予 防 接 種 の 取 組 みを 継 続 し うがいや 手 洗 い マスク 着 用 励 行 消 毒 剤 の 使 用 も 進 め 影 響 を 最 小 限 に 抑 えることができた 医 療 事 務 についてはニチイ 学 館 に 業 務 委 託 を 行 ってきたが 業 務 内 容 や 形 態 が 委 託 になじまないとの 労 働 局 から 指 摘 を 受 け 直 営 とした 今 後 の 安 定 的 な 業 務 遂 行 のた め 事 務 体 制 の 見 直 しを 進 める 必 要 がある 長 生 園 居 宅 介 護 支 援 事 業 所 Ⅰ 平 成 26 年 度 計 画 作 成 実 施 状 況 は 別 紙 の 通 り Ⅱ 事 業 計 画 の 実 施 状 況 1) 居 宅 サービス 計 画 の 作 成 状 況 について 相 談 者 宅 を 訪 問 し 本 人 と 家 族 のニーズを 把 握 すると 共 に サービス 担 当 者 会 議 を 適 宜 開 催 し 各 事 業 所 や 関 係 機 関 とも 同 意 を 得 て 計 画 内 容 を 決 定 した また 26 年 1 月 から 介 護 支 援 専 門 員 が1 名 増 員 したことにより 計 画 作 成 数 を 増 やす 事 ができた 9
2) 居 宅 サービス 計 画 に 基 づくサービスの 実 施 状 況 について サービスの 実 施 後 再 検 討 が 必 要 な 場 合 は 再 課 題 分 析 会 議 を 行 い サービス 提 供 事 業 所 とも 相 談 調 整 しながらサービスの 内 容 変 更 を 実 施 した 3) 利 用 者 からの 相 談 苦 情 に 関 して 特 に 苦 情 と 定 義 づけられる 事 例 はなかったが 提 供 した 支 援 計 画 に 受 けた 相 談 に 対 して また 計 画 以 前 の 問 合 せなどに 対 しても 他 の 居 宅 支 援 事 業 所 や 行 政 などに 調 整 を 図 り 訪 問 するなど 適 切 に 対 処 した 4) 認 定 調 査 及 び 介 護 予 防 支 援 業 務 行 政 及 び 包 括 支 援 センターの 委 託 等 について 積 極 的 に 協 力 した 5) 多 種 多 様 なニーズに 応 えるための 充 実 したケアマネジメント 内 外 の 研 修 会 等 へ 積 極 的 に 参 加 し 資 質 の 向 上 を 図 り また 南 丹 市 地 域 ケア 会 議 に 出 席 し 地 域 のニーズおよびサービス 提 供 事 業 所 等 関 係 機 関 の 状 況 を 把 握 し 連 携 を 取 ることができた 家 族 の 介 護 力 に 問 題 がある 相 談 者 の 状 況 に 対 応 するサービスがない など 困 難 な 事 例 も 増 えてきたが 関 係 機 関 との 連 携 を 広 める 事 によってケアマネジメントする ことができた 10