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第 13 章 第 14 章 ポート ミラーリング 機 能 を 使 う ここでは ポート ミラーリング 機 能 を 使 って ソースポートを 監 視 する 場 合 の 設 定 方 法 について 説 明 します ether L3 監 視 機 能 を 使 う ここでは ether L3 監 視 機 能 を 利 用 する 場 合 の 設 定 方 法 について 説 明 します 第 15 章 ポート 閉 塞 機 能 を 使 う ここでは ポート 閉 塞 機 能 を 利 用 する 場 合 の 設 定 方 法 について 説 明 します 第 16 章 IP フィルタリング 機 能 を 使 う ここでは IP フィルタリング 機 能 を 利 用 する 場 合 の 設 定 方 法 について 説 明 します 第 17 章 DSCP 値 書 き 換 え 機 能 を 使 う ここでは DSCP 値 書 き 換 え 機 能 を 利 用 する 場 合 の 設 定 方 法 について 説 明 します 第 18 章 DHCP 機 能 を 使 う ここでは DHCP 機 能 を 使 用 する 場 合 の 設 定 方 法 について 説 明 します 第 19 章 DNS サーバ 機 能 を 使 う(ProxyDNS) ここでは DNS サーバ 機 能 の 設 定 方 法 について 説 明 します 第 20 章 SNMP エージェント 機 能 を 使 う ここでは SNMP ホストに 対 して MIB 情 報 を 通 知 する 場 合 の 設 定 方 法 を 説 明 します 第 21 章 システムログを 採 取 する ここでは システムログを 採 取 する 場 合 の 設 定 方 法 を 説 明 します 第 22 章 スケジュール 機 能 を 使 う ここでは スケジュール 機 能 を 利 用 する 場 合 の 設 定 方 法 について 説 明 します 第 23 章 アプリケーションフィルタ 機 能 を 使 う ここでは アプリケーションフィルタを 利 用 して 各 サーバ 機 能 へのアクセスを 制 限 す る 場 合 の 設 定 方 法 を 説 明 します 2

PRIMERGY BX600 スイッチブレード(1Gbps)(PG-SW107)コマンド 設 定 事 例 集 本 書 をお 読 みになる 前 に 安 全 にお 使 いいただくために このマニュアルには 本 製 品 を 安 全 に 正 しくお 使 いいただくための 重 要 な 情 報 が 記 載 されています 本 製 品 をお 使 いになる 前 に このマニュアルを 熟 読 してください 特 に シャーシまたはサーバブレードに 添 付 の 安 全 上 の ご 注 意 をよくお 読 みになり 理 解 された 上 で 本 製 品 をお 使 いください また 安 全 上 のご 注 意 およびマニュアルは 本 製 品 の 使 用 中 にいつでもご 覧 になれるよう 大 切 に 保 管 してください データのバックアップについて 本 装 置 に 記 録 されたデータ( 基 本 ソフト(OS) アプリケーションソフトも 含 む)の 保 全 については お 客 様 ご 自 身 でバック アップなどの 必 要 な 対 策 を 行 ってください また 修 理 を 依 頼 される 場 合 も データの 保 全 については 保 証 されませんので 事 前 にお 客 様 ご 自 身 でバックアップなどの 必 要 な 対 策 を 行 ってください データが 失 われた 場 合 でも 保 証 書 の 記 載 事 項 以 外 は 弊 社 ではいかなる 理 由 においても それに 伴 う 損 害 やデータの 保 全 修 復 などの 責 任 を 一 切 負 いかねますのでご 了 承 ください 注 意 この 装 置 は 情 報 処 理 装 置 等 電 波 障 害 自 主 規 制 協 議 会 (VCCI)の 基 準 に 基 づくクラス A 情 報 技 術 装 置 です この 装 置 を 家 庭 環 境 で 使 用 すると 電 波 妨 害 を 引 き 起 こすことがあります この 場 合 には 使 用 者 が 適 切 な 対 策 を 講 ずるよう 要 求 されることがあり ます アルミ 電 解 コンデンサについて 本 装 置 のプリント 板 ユニットやマウス キーボードに 使 用 しているアルミ 電 解 コンデンサは 寿 命 部 品 であり 寿 命 が 尽 きた 状 態 で 使 用 し 続 けると 電 解 液 の 漏 れや 枯 渇 が 生 じ 異 臭 の 発 生 や 発 煙 の 原 因 になる 場 合 があります 目 安 として 通 常 のオフィス 環 境 (25 )で 使 用 された 場 合 には 保 守 サポート 期 間 内 (5 年 )には 寿 命 に 至 らないものと 想 定 していますが 高 温 環 境 下 での 稼 働 等 お 客 様 のご 使 用 環 境 によっては より 短 期 間 で 寿 命 に 至 る 場 合 があります 寿 命 を 越 えた 部 品 について 交 換 が 可 能 な 場 合 は 有 償 にて 対 応 させて 頂 きます なお 上 記 はあくまで 目 安 であり 保 守 サポート 期 間 内 に 故 障 しないことをお 約 束 するものではありません 本 製 品 のハイセイフティ 用 途 での 使 用 について 本 製 品 は 一 般 事 務 用 パーソナル 用 家 庭 用 通 常 の 産 業 用 等 の 一 般 的 用 途 を 想 定 して 設 計 製 造 されているものであり 原 子 力 施 設 における 核 反 応 制 御 航 空 機 自 動 飛 行 制 御 航 空 交 通 管 制 大 量 輸 送 システムにおける 運 行 制 御 生 命 維 持 のための 医 療 器 具 兵 器 システムにおけるミサイル 発 射 制 御 など 極 めて 高 度 な 安 全 性 が 要 求 され 仮 に 当 該 安 全 性 が 確 保 されない 場 合 直 接 生 命 身 体 に 対 する 重 大 な 危 険 性 を 伴 う 用 途 ( 以 下 ハイセイフティ 用 途 という)に 使 用 されるよう 設 計 製 造 さ れたものではございません お 客 様 は 当 該 ハイセイフティ 用 途 に 要 する 安 全 性 を 確 保 する 措 置 を 施 すことなく 本 製 品 を 使 用 しないでください ハイセイフティ 用 途 に 使 用 される 場 合 は 弊 社 の 担 当 営 業 までご 相 談 ください 当 社 のドキュメントには 外 国 為 替 および 外 国 貿 易 管 理 法 に 基 づく 特 定 技 術 が 含 まれていることがあります 特 定 技 術 が 含 まれている 場 合 は 当 該 ドキュメントを 輸 出 または 非 居 住 者 に 提 供 するとき 同 法 に 基 づく 許 可 が 必 要 となります 3

本 書 の 内 容 について このたびは 弊 社 の PRIMERGY BX600 スイッチブレード(1Gbps)(PG-SW107)をお 買 い 上 げいただき 誠 にありがとうございます 本 書 は ネットワークを 構 築 するために 代 表 的 な 接 続 形 態 や 本 製 品 の 機 能 を 活 用 した 接 続 形 態 について 説 明 しています 本 書 をよくお 読 みになり 正 しい 取 り 扱 いをされますようお 願 いいたします 2007 年 5 月 本 書 の 表 記 警 告 表 示 本 書 では いろいろな 絵 表 示 を 使 っています これは 装 置 を 安 全 に 正 しくお 使 いいただき あなたや 他 の 人 々に 加 えられるおそれのある 危 害 や 損 害 を 未 然 に 防 止 するための 目 印 とな るものです その 表 示 と 意 味 は 次 のようになっています 内 容 をよくご 理 解 の 上 お 読 みく ださい 警 告 注 意 この 表 示 を 無 視 して 誤 った 取 り 扱 いをすると 人 が 死 亡 する 可 能 性 または 重 傷 を 負 う 可 能 性 があることを 示 しています この 表 示 を 無 視 して 誤 った 取 り 扱 いをすると 人 が 傷 害 を 負 う 可 能 性 があること および 物 的 損 害 のみが 発 生 する 可 能 性 があることを 示 しています また 危 害 や 損 害 の 内 容 がどのようなものかを 示 すために 上 記 の 絵 表 示 と 同 時 に 次 の 記 号 を 使 っています で 示 した 記 号 は 警 告 注 意 を 促 す 内 容 であることを 告 げるものです 記 号 の 中 や その 脇 には 具 体 的 な 警 告 内 容 が 示 されています で 示 した 記 号 は してはいけない 行 為 ( 禁 止 行 為 )であることを 告 げるものです 記 号 の 中 やその 脇 には 具 体 的 な 禁 止 内 容 が 示 されています で 示 した 記 号 は 必 ず 従 っていただく 内 容 であることを 告 げるものです 記 号 の 中 やその 脇 には 具 体 的 な 指 示 内 容 が 示 されています 本 文 中 の 記 号 本 文 中 に 記 載 されている 記 号 には 次 のような 意 味 があります 記 号 重 要 POINT 意 味 お 使 いになる 際 の 注 意 点 や してはいけないことを 記 述 しています 必 ずお 読 みくだ さい ハードウェアやソフトウェアを 正 しく 動 作 させるために 必 要 なことが 書 いてありま す 必 ずお 読 みください 参 照 ページや 参 照 マニュアルを 示 しています 4

PRIMERGY BX600 スイッチブレード(1Gbps)(PG-SW107)コマンド 設 定 事 例 集 キーの 表 記 と 操 作 方 法 本 文 中 のキーの 表 記 は キーボードに 書 かれているすべての 文 字 を 記 述 するのではなく 説 明 に 必 要 な 文 字 を 次 のように 記 述 しています 例 : Ctrl キー Enter キー キーなど また 複 数 のキーを 同 時 に 押 す 場 合 には 次 のように + でつないで 表 記 しています 例 : Ctrl + F3 キー Shift + キーなど コマンド 入 力 (キー 入 力 ) 本 文 中 では コマンド 入 力 を 次 のように 表 記 しています の 箇 所 のように 文 字 間 隔 を 空 けて 表 記 している 部 分 は Space キーを 1 回 押 してくだ さい 使 用 する OS が Windows の 場 合 は コマンド 入 力 を 英 大 文 字 英 小 文 字 のどちらで 入 力 し てもかまいません ご 使 用 の 環 境 によって が \ と 表 示 される 場 合 があります CD-ROM ドライブのドライブ 名 を [CD-ROM ドライブ]で 表 記 しています 入 力 の 際 は お 使 いの 環 境 に 合 わせて ドライブ 名 を 入 力 してください [CD-ROM ドライブ]:\setup.exe 画 面 例 およびイラストについて 表 記 されている 画 面 およびイラストは 一 例 です お 使 いの 機 種 によって 実 際 に 表 示 される 画 面 やイラスト およびファイル 名 などが 異 なることがあります また このマニュアルに 表 記 されているイラストは 説 明 の 都 合 上 本 来 接 続 されているケーブル 類 を 省 略 しているこ とがあります 連 続 する 操 作 の 表 記 本 文 中 の 操 作 手 順 において 連 続 する 操 作 手 順 を でつないで 表 記 しています 例 : スタート ボタンをクリックし プログラム をポイントし アクセサリ を クリックする 操 作 スタート ボタン プログラム アクセサリ の 順 にクリックします 設 定 例 の 記 述 について コマンド 例 では configure コマンドを 実 行 して 構 成 定 義 モードに 入 ったあとのコマンドを 記 述 しています また プロンプトは 設 定 や 機 種 によって 変 化 するため "#" に 統 一 しています 5

製 品 の 呼 び 方 本 文 中 の 製 品 名 称 を 次 のように 略 して 表 記 します なお 本 書 ではお 使 いの OS 以 外 の 情 報 もありますが ご 了 承 ください 製 品 名 称 PRIMERGY BX600 スイッチブレード(1Gbps)(PG-SW107) Microsoft Windows Server 2003 R2, Standard x64 Edition Microsoft Windows Server 2003 R2, Enterprise x64 Edition Microsoft Windows Server 2003 R2, Standard Edition Microsoft Windows Server 2003 R2, Enterprise Edition Microsoft Windows Server 2003, Standard x64 Edition Microsoft Windows Server 2003, Enterprise x64 Edition Microsoft Windows Server 2003, Standard Edition Microsoft Windows Server 2003, Enterprise Edition Microsoft Windows XP Professional operating system Microsoft Windows XP Home Edition operating system Microsoft Windows 2000 Professional operating system Microsoft Windows 2000 Server Network operating system 本 文 中 の 表 記 スイッチブレード スイッチ 本 製 品 Windows Windows 2000 本 書 の 対 象 読 者 本 書 は ネットワーク 管 理 を 行 う 担 当 者 を 対 象 としています ネットワークおよびインターネットに 関 する 基 本 的 な 知 識 が 必 要 です 製 品 のマニュアルの 構 成 本 製 品 のマニュアルの 構 成 は 次 のとおりです 使 用 目 的 に 応 じてお 使 いください マニュアル 名 称 取 扱 説 明 書 コマンド 設 定 事 例 集 ( 本 書 ) コマンドリファレンス コマンドユーザーズガイド 機 能 説 明 書 メッセージ 集 トラブルシューティング 内 容 本 製 品 の 取 り 扱 いの 基 本 的 な 事 柄 について 説 明 しています コマンドを 使 用 した 基 本 的 な 接 続 形 態 または 機 能 の 活 用 方 法 につ いて 説 明 しています コマンドの 項 目 やパラメタの 詳 細 な 情 報 について 説 明 しています コマンドを 使 用 して 時 刻 などの 基 本 的 な 設 定 またはメンテナンス について 説 明 しています 本 製 品 の 便 利 な 機 能 について 説 明 しています システムログ 情 報 などのメッセージの 詳 細 な 情 報 について 説 明 して います トラブルが 起 きたときの 原 因 と 対 処 方 法 について 説 明 しています Microsoft Windows Windows Server は 米 国 Microsoft Corporation の 米 国 およびその 他 の 国 における 登 録 商 標 また は 商 標 です その 他 の 各 製 品 名 は 各 社 の 商 標 または 登 録 商 標 です その 他 の 各 製 品 は 各 社 の 著 作 物 です All Rights Reserved, Copyright FUJITSU LIMITED 2007 6

PRIMERGY BX600 スイッチブレード(1Gbps)(PG-SW107)コマンド 設 定 事 例 集 目 次 第 1 章 VLAN 機 能 を 使 う 1.1 ポート VLAN 機 能 を 使 う.................................. 12 1.2 タグ VLAN 機 能 を 使 う.................................... 13 1.3 プロトコル VLAN 機 能 を 使 う.............................. 14 第 2 章 リンクアグリゲーション 機 能 を 使 う 2.1 リンクアグリゲーション 機 能 を 使 う.......................... 18 2.2 LACP 機 能 を 使 う....................................... 20 第 3 章 バックアップポート 機 能 を 使 う 3.1 バックアップポート 機 能 を 使 う............................. 24 第 4 章 MAC フィルタリング 機 能 を 使 う 4.1 MACフィルタリング 機 能 を 使 う............................ 26 4.1.1 フィルタリング 条 件...........................................27 4.1.2 フィルタリングの 設 計 方 針......................................27 4.2 特 定 MAC アドレスからのパケットだけを 許 可 する.............. 28 4.3 特 定 MAC アドレスへのパケットだけを 許 可 する............... 29 4.4 特 定 パケット 形 式 のパケットだけを 禁 止 する................... 30 4.5 VLAN 単 位 で 特 定 MAC アドレス 間 の 通 信 だけを 遮 断 する........ 31 4.6 VLAN 単 位 で 特 定 パケット 形 式 のパケットだけを 許 可 する........ 32 第 5 章 スタティック MAC フォワーディング 機 能 を 使 う 5.1 スタティック MAC フォワーディング 機 能 を 使 う............... 34 第 6 章 QoS 機 能 を 使 う 6.1 優 先 制 御 機 能 を 使 う...................................... 38 6.2 優 先 制 御 情 報 書 き 換 え 機 能 を 使 う........................... 39 6.2.1 パケットの COS 値 を 指 定 した 値 で 書 き 換 える......................40 6.2.2 パケットの COS 値 をパケットの ip precedence 値 で 書 き 換 える.......40 6.2.3 パケットの DSCP 値 を 指 定 した 値 で 書 き 換 える....................41 6.2.4 パケットの ip precedence 値 を 指 定 した 値 で 書 き 換 える..............41 6.2.5 パケットの ip precedence 値 をパケットの COS 値 で 書 き 換 える.......42 6.2.6 VLAN 単 位 でパケットの 出 力 キューを 変 更 する.....................43 7

第 7 章 STP 機 能 を 使 う 7.1 STPを 使 う............................................ 46 7.2 MSTPを 使 う........................................... 47 第 8 章 IGMP スヌープ 機 能 を 使 う 8.1 IGMPスヌープ 機 能 を 使 う................................. 52 第 9 章 IEEE802.1X 認 証 機 能 を 使 う 9.1 IEEE802.1X 認 証 機 能 を 使 う............................... 56 第 10 章 MAC アドレス 認 証 機 能 を 使 う 10.1 MACアドレス 認 証 機 能 を 使 う............................. 60 第 11 章 接 続 端 末 数 制 限 機 能 を 使 う 11.1 接 続 端 末 数 制 限 機 能 を 使 う............................... 64 第 12 章 ループ 検 出 機 能 を 使 う 12.1 ループ 検 出 機 能 を 使 う................................... 68 第 13 章 ポート ミラーリング 機 能 を 使 う 13.1 ポート ミラーリング 機 能 を 使 う.......................... 72 第 14 章 ether L3 監 視 機 能 を 使 う 14.1 ether L3 監 視 機 能 を 使 う................................. 74 14.2 リンクアグリゲーション 機 能 を 使 用 した ether L3 監 視 機 能 を 使 う. 76 第 15 章 ポート 閉 塞 機 能 を 使 う 15.1 ポート 閉 塞 機 能 を 使 う................................... 80 第 16 章 IP フィルタリング 機 能 を 使 う 16.1 IPフィルタリング 機 能 を 使 う............................. 84 16.1.1 IP フィルタリングの 条 件...................................... 85 16.1.2 IP フィルタリングの 設 計 方 針.................................. 85 16.2 外 部 の 特 定 サービスへのアクセスだけ 許 可 する................ 86 16.3 外 部 から 特 定 サーバへのアクセスだけ 許 可 する................ 88 16.4 外 部 の 特 定 サーバへのアクセスだけを 禁 止 する................ 90 16.5 外 部 から 特 定 サーバへの ping だけを 禁 止 する................ 91 8

PRIMERGY BX600 スイッチブレード(1Gbps)(PG-SW107)コマンド 設 定 事 例 集 第 17 章 DSCP 値 書 き 換 え 機 能 を 使 う 17.1 DSCP 値 書 き 換 え 機 能 を 使 う.............................. 94 17.1.1 DSCP 値 書 き 換 え 機 能 の 条 件...................................94 第 18 章 DHCP 機 能 を 使 う 18.1 DHCPサーバ 機 能 を 使 う................................. 98 18.2 DHCPスタティック 機 能 を 使 う........................... 100 第 19 章 DNS サーバ 機 能 を 使 う(ProxyDNS) 19.1 DNS サーバの 自 動 切 り 替 え 機 能 ( 順 引 き)を 使 う............ 104 19.1.1 パソコン 側 の 設 定 を 確 認 する..................................105 19.2 DNS サーバの 自 動 切 り 替 え 機 能 ( 逆 引 き)を 使 う............ 106 19.2.1 パソコン 側 の 設 定 を 確 認 する..................................107 19.3 DNS 問 い 合 わせタイプフィルタ 機 能 を 使 う.................. 108 19.3.1 本 製 品 側 を 設 定 する.........................................108 19.3.2 パソコン 側 の 設 定 を 行 う.....................................109 19.4 DNSサーバ 機 能 を 使 う................................. 110 19.4.1 本 製 品 側 を 設 定 する......................................... 110 19.4.2 パソコン 側 の 設 定 を 行 う..................................... 110 第 20 章 SNMP エージェント 機 能 を 使 う 20.1 SNMPエージェント 機 能 を 使 う........................... 112 第 21 章 システムログを 採 取 する 21.1 システムログを 採 取 する................................ 116 21.1.1 採 取 したシステムログを 確 認 する.............................. 117 第 22 章 スケジュール 機 能 を 使 う 22.1 構 成 定 義 情 報 の 切 り 替 えを 予 約 する........................ 120 第 23 章 アプリケーションフィルタ 機 能 を 使 う 23.1 アプリケーションフィルタ 機 能 を 使 う...................... 122 9

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第 1 章 VLAN 機 能 を 使 う ここでは パケットを VLAN で 送 受 信 する 場 合 の 設 定 方 法 について 説 明 します 機 能 説 明 書 2.5 VLAN 機 能 1.1 ポート VLAN 機 能 を 使 う........................ 12 1.2 タグ VLAN 機 能 を 使 う.......................... 13 1.3 プロトコル VLAN 機 能 を 使 う..................... 14 11

第 1 章 VLAN 機 能 を 使 う 1.1 ポート VLAN 機 能 を 使 う 適 用 機 種 PG-SW107 ここでは ポート 単 位 でグループ 化 したタグなしパケットをポート VLAN で 送 受 信 する 場 合 の 設 定 方 法 を 説 明 します VLAN HUB VLAN HUB 192.168.10.0/24 192.168.20.0/24 VLAN ID 10 VLAN ID 20 設 定 条 件 ETHER31 35 ポートを 使 用 する VLAN 対 応 スイッチング HUB で VLAN ID とネットワークアドレスを 以 下 のように 対 応 付 ける VLAN ID:10 ネットワークアドレス:192.168.10.0/24 VLAN ID:20 ネットワークアドレス:192.168.20.0/24 前 述 の 設 定 条 件 に 従 って 設 定 を 行 う 場 合 のコマンド 例 を 示 します コマンド ETHER31 ポートを 設 定 する # ether 31 vlan untag 10 ETHER35 ポートを 設 定 する # ether 35 vlan untag 20 192.168.10.1/24 のネットワークを 設 定 する # lan 0 ip address 192.168.10.1/24 3 # lan 0 vlan 10 192.168.20.1/24 のネットワークを 設 定 する # lan 1 ip address 192.168.20.1/24 3 # lan 1 vlan 20 設 定 終 了 # save # commit 12

PRIMERGY BX600 スイッチブレード(1Gbps)(PG-SW107)コマンド 設 定 事 例 集 1.2 タグ VLAN 機 能 を 使 う 適 用 機 種 PG-SW107 ここでは 1 つのポートで 2 つの VLAN からのタグ 付 きパケットを それぞれの VLAN で 送 受 信 する 場 合 の 設 定 方 法 を 説 明 します 1 VLAN 機 能 を 使 う VLAN HUB VLAN HUB VLAN ID 10 VLAN ID 20 VLAN ID 10 VLAN ID 20 設 定 条 件 ETHER31 35 ポートを 使 用 する VLAN 対 応 スイッチング HUB で VLAN ID とネットワークアドレスを 以 下 のように 対 応 付 ける VLAN ID:10 ネットワークアドレス:192.168.10.0/24 VLAN ID:20 ネットワークアドレス:192.168.20.0/24 前 述 の 設 定 条 件 に 従 って 設 定 を 行 う 場 合 のコマンド 例 を 示 します コマンド ETHER31 ポートを 設 定 する # ether 31 vlan tag 10,20 ETHER35 ポートを 設 定 する # ether 35 vlan tag 10,20 192.168.10.1/24 のネットワークを 設 定 する # lan 0 ip address 192.168.10.1/24 3 # lan 0 vlan 10 192.168.20.1/24 のネットワークを 設 定 する # lan 1 ip address 192.168.20.1/24 3 # lan 1 vlan 20 設 定 終 了 # save # commit 13

第 1 章 VLAN 機 能 を 使 う 1.3 プロトコル VLAN 機 能 を 使 う 適 用 機 種 PG-SW107 ここでは IP プロトコルのパケットをそれぞれのポートで VLAN10 および VLAN20 として 送 受 信 し IP プロトコル 以 外 のパケットについては VLAN100 として 送 受 信 する 場 合 の 設 定 方 法 を 説 明 します VLAN HUB VLAN HUB 192.168.10.0/24 192.168.20.0/24 VLAN ID 10 IP VLAN ID 20 IP VLAN ID 100 IP 設 定 条 件 ETHER31 35 ポートを 使 用 する VLAN 対 応 スイッチング HUB で VLAN ID とネットワークアドレスを 以 下 のように 対 応 付 ける VLAN ID:10 ネットワークアドレス:192.168.10.0/24 VLAN ID:20 ネットワークアドレス:192.168.20.0/24 VLAN ID:100 14

PRIMERGY BX600 スイッチブレード(1Gbps)(PG-SW107)コマンド 設 定 事 例 集 前 述 の 設 定 条 件 に 従 って 設 定 を 行 う 場 合 のコマンド 例 を 示 します コマンド ETHER31 ポートを 設 定 する # ether 31 vlan untag 10,100 ETHER35 ポートを 設 定 する # ether 35 vlan untag 20,100 VLAN10 20 を IPv4 プロトコル VLAN に 設 定 する # vlan 10 protocol ipv4 # vlan 20 protocol ipv4 192.168.10.1/24 のネットワークを 設 定 する # lan 0 ip address 192.168.10.1/24 3 # lan 0 vlan 10 1 VLAN 機 能 を 使 う 192.168.20.1/24 のネットワークを 設 定 する # lan 1 ip address 192.168.20.1/24 3 # lan 1 vlan 20 設 定 終 了 # save # commit 15

16 第 1 章 VLAN 機 能 を 使 う

第 2 章 リンクアグリゲーション 機 能 を 使 う ここでは 4 ポートの 1000M 回 線 をリンクアグリ ゲーションとする 場 合 の 設 定 方 法 を 説 明 します 機 能 説 明 書 2.6 リンクアグリゲーション 機 能 2.1 リンクアグリゲーション 機 能 を 使 う................ 18 2.2 LACP 機 能 を 使 う.............................. 20 17

第 2 章 リンクアグリゲーション 機 能 を 使 う 2.1 リンクアグリゲーション 機 能 を 使 う 適 用 機 種 PG-SW107 ここでは 4 ポートの 1000M 回 線 をリンクアグリゲーションとする 場 合 の 設 定 方 法 を 説 明 します 1 2 設 定 条 件 ETHER31~ 34 ポートを 使 用 する メディア 種 別 を 10/100/1000BASE-T ポートに 変 更 する 通 信 速 度 を 1000Mbps 固 定 に 変 更 する VLAN ID とネットワークアドレスを 以 下 のように 対 応 付 ける VLAN ID:10 ネットワークアドレス:192.168.10.0/24 VLAN ID:20 ネットワークアドレス:192.168.20.0/24 前 述 の 設 定 条 件 に 従 って 設 定 を 行 う 場 合 のコマンド 例 を 示 します コマンド [ 本 製 品 1] ETHER31 ~ 34 ポートを 設 定 する # ether 31-34 mode 1000 # ether 31-34 vlan tag 10,20 ETHER31 ~ 34 ポートをリンクアグリゲーションとして 設 定 する # ether 31-34 type linkaggregation 1 31 192.168.10.1/24 のネットワークを 設 定 する # lan 0 ip address 192.168.10.1/24 3 # lan 0 vlan 10 192.168.20.1/24 のネットワークを 設 定 する # lan 1 ip address 192.168.20.1/24 3 # lan 1 vlan 20 設 定 終 了 # save # commit 18

PRIMERGY BX600 スイッチブレード(1Gbps)(PG-SW107)コマンド 設 定 事 例 集 [ 本 製 品 2] ETHER31 ~ 34 ポートを 設 定 する # ether 31-34 mode 1000 # ether 31-34 vlan tag 10,20 ETHER31 ~ 34 ポートをリンクアグリゲーションとして 設 定 する # ether 31-34 type linkaggregation 1 31 192.168.10.2/24 のネットワークを 設 定 する # lan 0 ip address 192.168.10.2/24 3 # lan 0 vlan 10 192.168.20.2/24 のネットワークを 設 定 する # lan 1 ip address 192.168.20.2/24 3 # lan 1 vlan 20 設 定 終 了 # save # commit 2 リンクアグリゲーション 機 能 を 使 う 19

第 2 章 リンクアグリゲーション 機 能 を 使 う 2.2 LACP 機 能 を 使 う 適 用 機 種 PG-SW107 ここでは 4 ポートの 1000M 回 線 を LACP を 利 用 したリンクアグリゲーションと する 場 合 の 設 定 方 法 を 説 明 します 機 能 説 明 書 2.6.1 LACP 機 能 1 2 設 定 条 件 ETHER31~ 34 ポートを 使 用 する メディア 種 別 を 10/100/1000BASE-T ポートに 変 更 する 通 信 速 度 を 1000Mbps 固 定 に 変 更 する VLAN ID とネットワークアドレスを 以 下 のように 対 応 付 ける VLAN ID:10 ネットワークアドレス:192.168.10.0/24 VLAN ID:20 ネットワークアドレス:192.168.20.0/24 前 述 の 設 定 条 件 に 従 って 設 定 を 行 う 場 合 のコマンド 例 を 示 します コマンド [ 本 製 品 1] ETHER31 ~ 34 ポートを 設 定 する # ether 31-34 mode 1000 # ether 31-34 vlan tag 10,20 ETHER31 ~ 34 ポートをリンクアグリゲーションとして 設 定 する # ether 31-34 type linkaggregation 1 1 LACP を 利 用 したリンクアグリゲーションとして 設 定 する # linkaggregation 1 mode active 192.168.10.1/24 のネットワークを 設 定 する # lan 0 ip address 192.168.10.1/24 3 # lan 0 vlan 10 192.168.20.1/24 のネットワークを 設 定 する # lan 1 ip address 192.168.20.1/24 3 # lan 1 vlan 20 設 定 終 了 # save # commit 20

PRIMERGY BX600 スイッチブレード(1Gbps)(PG-SW107)コマンド 設 定 事 例 集 [ 本 製 品 2] ETHER31 ~ 34 ポートを 設 定 する # ether 31-34 mode 1000 # ether 31-34 vlan tag 10,20 ETHER31 ~ 34 ポートをリンクアグリゲーションとして 設 定 する # ether 31-34 type linkaggregation 1 1 LACP を 利 用 したリンクアグリゲーションとして 設 定 する # linkaggregation 1 mode active 192.168.10.2/24 のネットワークを 設 定 する # lan 0 ip address 192.168.10.2/24 3 # lan 0 vlan 10 192.168.20.2/24 のネットワークを 設 定 する # lan 1 ip address 192.168.20.2/24 3 # lan 1 vlan 20 設 定 終 了 # save # commit 2 リンクアグリゲーション 機 能 を 使 う 21

22 第 2 章 リンクアグリゲーション 機 能 を 使 う

第 3 章 バックアップポート 機 能 を 使 う ここでは アップリンクポートをバックアップ ポートとして 利 用 する 場 合 の 設 定 方 法 について 説 明 します 3.1 バックアップポート 機 能 を 使 う................... 24 23

第 3 章 バックアップポート 機 能 を 使 う 3.1 バックアップポート 機 能 を 使 う 適 用 機 種 PG-SW107 ここでは アップリンクポートをバックアップポートとして 利 用 する 場 合 の 設 定 方 法 について 説 明 します 機 能 説 明 書 2.7 バックアップポート 機 能 アップリンクポートをそれぞれ 異 なるスイッチに 接 続 することで 冗 長 アップリンクの 形 態 にできます PG-SW107 ETHER31 ETHER32 設 定 条 件 ETHER31 32 ポートをバックアップポートとして 使 用 する (ETHER31 をマスタポート ETHER32 をバックアップポートとする) マスタポートを 優 先 的 に 使 用 する 前 述 の 設 定 条 件 に 従 って 設 定 を 行 う 場 合 のコマンド 例 を 示 します コマンド [ 本 製 品 1] ETHER31 ポートをバックアップポート(グループ 1)のマスタポートに 設 定 する # ether 31 type backup 1 master ETHER32 ポートをバックアップポート(グループ 1)のバックアップポートに 設 定 する # ether 32 type backup 1 backup バックアップグループ 1 をマスタポート 優 先 モードに 設 定 する # backup 1 mode master 設 定 終 了 # save # commit 24

第 4 章 MAC フィルタリング 機 能 を 使 う ここでは VLAN 内 のポートで 制 御 する MAC フィルタの 設 定 方 法 について 説 明 します 機 能 説 明 書 2.9 MAC フィルタ 機 能 4.1 MAC フィルタリング 機 能 を 使 う.................. 26 4.2 特 定 MAC アドレスからのパケットだけを 許 可 する.... 28 4.3 特 定 MAC アドレスへのパケットだけを 許 可 する...... 29 4.4 特 定 パケット 形 式 のパケットだけを 禁 止 する......... 30 4.5 VLAN 単 位 で 特 定 MAC アドレス 間 の 通 信 だけを 遮 断 する 31 4.6 VLAN 単 位 で 特 定 パケット 形 式 のパケットだけを 許 可 する 32 25

第 4 章 MAC フィルタリング 機 能 を 使 う 4.1 MAC フィルタリング 機 能 を 使 う 適 用 機 種 PG-SW107 本 製 品 を 経 由 するパケットを MAC アドレス パケット 形 式 ETHERNET タイ プ VLAN ID COS 値 などの 組 み 合 わせで 制 御 することによって ネットワークの セキュリティを 向 上 させたり ネットワークへの 負 荷 を 軽 減 できます MAC 26

PRIMERGY BX600 スイッチブレード(1Gbps)(PG-SW107)コマンド 設 定 事 例 集 4.1.1 フィルタリング 条 件 以 下 の 条 件 を 指 定 することによって パケットデータの 流 れを 制 御 できます ACLの MAC 定 義 および VLAN 定 義 で 指 定 した 以 下 の 情 報 送 信 元 MAC 情 報 (MAC アドレス/パケット 形 式 / ETHERNET タイプ/ LSAP) あて 先 MAC 情 報 (MAC アドレス/パケット 形 式 / ETHERNET タイプ/ LSAP) VLAN ID COS 値 送 信 元 IP 情 報 (IP アドレス/アドレスマスク) あて 先 IP 情 報 (IP アドレス/アドレスマスク) プロトコル TCP UDP のポート 番 号 ICMP TYPE ICMP CODE IP パケットの TOS 値 DSCP 値 フィルタ 処 理 の 対 象 となるパケット 入 力 ETHER ポート フィルタ 処 理 の 対 象 となるパケットが 入 力 ETHER ポートに 入 力 された 場 合 の 動 作 ( 遮 断 または 透 過 ) 4.1.2 フィルタリングの 設 計 方 針 フィルタリングの 設 計 方 針 には 大 きく 分 類 して 以 下 の 2 つがあります A. 特 定 の 条 件 のパケットだけを 透 過 させ その 他 はすべて 遮 断 する B. 特 定 の 条 件 のパケットだけを 遮 断 し その 他 はすべて 透 過 させる ここでは 設 計 方 針 A の 例 として 以 下 の 設 定 例 について 説 明 します 特 定 MAC アドレスからのパケットだけを 許 可 する 特 定 MAC アドレスへのパケットだけを 許 可 する また 設 計 方 針 B の 例 として 以 下 の 設 定 例 について 説 明 します 特 定 パケット 形 式 のパケットだけを 禁 止 する 4 MAC フィルタリング 機 能 を 使 う 5 7 27

第 4 章 MAC フィルタリング 機 能 を 使 う 4.2 特 定 MAC アドレスからのパケットだけ を 許 可 する 適 用 機 種 PG-SW107 ここでは VLAN 内 の 特 定 ポートで 特 定 の MAC アドレスを 持 つホストからの 入 力 パケットだけを 許 可 し その 他 のホストからの 入 力 パケットを 禁 止 する 場 合 の 設 定 方 法 を 説 明 します フィルタリング 設 計 VLAN 10 は ETHER31 ~ 38 ポートで 構 成 されるポート VLAN で それぞれのポートでタ グなしである VLAN 20 は ETHER31 ~ 34 ポートおよび ETHER9 ~ 12 ポートで 構 成 されるポート VLAN で ETHER31 ~ 34 ポートでタグ 付 き ETHER9 ~ 12 ポートでタグなしである ETHER32ポートの VLAN 10 では MAC アドレス 00:0b:01:02:03:04 のホストからの 入 力 パ ケットだけを 許 可 し その 他 はすべて 禁 止 する 前 述 のフィルタリング 設 計 に 従 って 設 定 を 行 う 場 合 のコマンド 例 を 示 します コマンド VLAN ID が 10 で 送 信 元 MAC アドレスが 00:0b:01:02:03:04 であるパケットの 形 式 を ACL で 設 定 する ---- (1) # acl 100 mac 00:0b:01:02:03:04 any any # acl 100 vlan 10 any VLAN ID が 10 のすべてのパケットの 形 式 を ACL で 設 定 する ---- (2) # acl 110 vlan 10 any ETHER32 ポートで(1)で 設 定 した 形 式 のパケットを 透 過 させる # ether 32 macfilter 0 pass 100 ETHER32 ポートで(2)で 設 定 した 形 式 のパケットを 遮 断 する # ether 32 macfilter 1 reject 110 28

PRIMERGY BX600 スイッチブレード(1Gbps)(PG-SW107)コマンド 設 定 事 例 集 4.3 特 定 MAC アドレスへのパケットだけを 許 可 する 適 用 機 種 PG-SW107 ここでは VLAN 内 の 特 定 ポートで 特 定 の MAC アドレスを 持 つホストへの 送 信 パ ケットだけを 許 可 し その 他 のホストへの 送 信 パケットを 禁 止 する 場 合 の 設 定 方 法 を 説 明 します フィルタリング 設 計 VLAN 10 は ETHER31 ~ 38 ポートで 構 成 されるポート VLAN で それぞれのポートでタ グなしである VLAN 20 は ETHER31 ~ 34 ポートおよび ETHER9 ~ 12 ポートで 構 成 されるポート VLAN で ETHER31 ~ 34 ポートでタグ 付 き ETHER9 ~ 12 ポートでタグなしである ETHER34~ 38 ポートの VLAN 10 では MAC アドレス 00:0b:01:02:03:04 のホストへの 送 信 パケットだけを 許 可 し その 他 はすべて 禁 止 する 前 述 のフィルタリング 設 計 に 従 って 設 定 を 行 う 場 合 のコマンド 例 を 示 します コマンド VLAN ID が 10 で 送 信 先 MAC アドレスが 00:0b:01:02:03:04 であるパケットの 形 式 を ACL で 設 定 する ---- (1) # acl 120 mac any 00:0b:01:02:03:04 any # acl 120 vlan 10 any VLAN ID が 10 のすべてのパケットの 形 式 を ACL で 設 定 する ---- (2) # acl 110 vlan 10 any ETHER34 ~ 38 ポートで(1)で 設 定 した 形 式 のパケットを 透 過 させる # ether 34-38 macfilter 0 pass 120 4 MAC フィルタリング 機 能 を 使 う 5 ETHER34 ~ 38 ポートで(2)で 設 定 した 形 式 のパケットを 遮 断 する # ether 34-38 macfilter 1 reject 110 7 29

第 4 章 MAC フィルタリング 機 能 を 使 う 4.4 特 定 パケット 形 式 のパケットだけを 禁 止 する 適 用 機 種 PG-SW107 ここでは VLAN 内 の 特 定 ポートで 特 定 のパケット 形 式 を 持 つ 入 力 パケットだけを 禁 止 し その 他 の 入 力 パケットを 許 可 する 場 合 の 設 定 方 法 を 説 明 します フィルタリング 設 計 VLAN 10 は ETHER31 ~ 38 ポートで 構 成 されるポート VLAN で それぞれのポートでタ グなしである VLAN 20 は ETHER31 ~ 34 ポートおよび ETHER9 ~ 12 ポートで 構 成 されるポート VLAN で ETHER31 ~ 34 ポートでタグ 付 き ETHER9 ~ 12 ポートでタグなしである ETHER31~ 34 ポートでは IP プロトコルの 入 力 パケットだけを 禁 止 し その 他 はすべて 許 可 する 前 述 のフィルタリング 設 計 に 従 って 設 定 を 行 う 場 合 のコマンド 例 を 示 します コマンド IP プロトコルのパケット(IP,ARP, Reverse ARP)の 形 式 を ACL で 設 定 する ---- (1) # acl 130 mac any any ether 0800 # acl 131 mac any any ether 0806 # acl 132 mac any any ether 8035 ETHER31 ~ 34 ポートで(1)で 作 成 したパケットのパターンを 遮 断 する # ether 31-34 macfilter 0 reject 130 # ether 31-34 macfilter 1 reject 131 # ether 31-34 macfilter 2 reject 132 30

PRIMERGY BX600 スイッチブレード(1Gbps)(PG-SW107)コマンド 設 定 事 例 集 4.5 VLAN 単 位 で 特 定 MAC アドレス 間 の 通 信 だけを 遮 断 する 適 用 機 種 PG-SW107 ここでは VLAN 内 のポートで 特 定 の MAC アドレスを 持 つホスト 間 の 通 信 だけを 遮 断 する 場 合 の 設 定 方 法 を 説 明 します フィルタリング 設 計 VLAN10 は ETHER31 ~ 34 ポートでタグなし ETHER35 ~ 38 ポートでタグ 付 きで 構 成 さ れるポート VLAN である VLAN20 は ETHER31 ~ 34 ポートでタグ 付 き ETHER35 ~ 38 ポートでタグなしで 構 成 さ れるポート VLAN である VLAN10 では MAC アドレス 00:0b:01:02:03:04 のホストから MAC アドレス 00:0b:11:12:13:14 間 の TCP 通 信 だけを 禁 止 し VLAN 20 では MAC アドレス 00:0b:21:22:23:24 のホストから MAC アドレス 00:0b:31:32:33:34 間 の UDP 通 信 だけを 禁 止 する 前 述 のフィルタリング 設 計 に 従 って 設 定 を 行 う 場 合 のコマンド 例 を 示 します コマンド 送 信 元 MAC アドレスが 00:0b:01:02:03:04 送 信 先 MAC アドレスが 00:0b:11:12:13:14 である TCP パケットの 形 式 を ACL で 設 定 する ---- (1) # acl 0 mac 00:0b:01:02:03:04 00:0b:11:12:13:14 any # acl 0 ip any any 6 any 送 信 元 MAC アドレスが 00:0b:11:12:13:14 送 信 先 MAC アドレスが 00:0b:01:02:03:04 である TCP パケットの 形 式 を ACL で 設 定 する ---- (2) # acl 1 mac 00:0b:11:12:13:14 00:0b:01:02:03:04 any # acl 1 ip any any 6 any 4 MAC フィルタリング 機 能 を 使 う 5 送 信 元 MAC アドレスが 00:0b:21:22:23:24 送 信 先 MAC アドレスが 00:0b:31:32:33:34 である UDP パケットの 形 式 を ACL で 設 定 する ---- (3) # acl 2 mac 00:0b:21:22:23:24 00:0b:31:32:33:34 any # acl 2 ip any any 17 any 送 信 元 MAC アドレスが 00:0b:31:32:33:34 送 信 先 MAC アドレスが 00:0b:21:22:23:24 である UDP パケットの 形 式 を ACL で 設 定 する ---- (4) # acl 3 mac 00:0b:31:32:33:34 00:0b:21:22:23:24 any # acl 3 ip any any 17 any 7 VLAN10 で(1) (2)で 設 定 した 形 式 のパケットを 遮 断 する # vlan 10 macfilter 0 reject 0 # vlan 10 macfilter 1 reject 1 VLAN20 で(3) (4)で 設 定 した 形 式 のパケットを 遮 断 する # vlan 20 macfilter 0 reject 2 # vlan 20 macfilter 1 reject 3 31

第 4 章 MAC フィルタリング 機 能 を 使 う 4.6 VLAN 単 位 で 特 定 パケット 形 式 のパケッ トだけを 許 可 する 適 用 機 種 PG-SW107 ここでは VLAN 内 のポートで 特 定 のパケット 形 式 を 持 つ 入 力 パケットだけを 許 可 し その 他 の 入 力 パケットを 遮 断 する 場 合 の 設 定 方 法 を 説 明 します フィルタリング 設 計 VLAN10 は ETHER31 ~ 34 ポートでタグなし ETHER35 ~ 38 ポートでタグ 付 きで 構 成 さ れるポート VLAN である VLAN20 は ETHER31 ~ 34 ポートでタグ 付 き ETHER35 ~ 38 ポートでタグなしで 構 成 さ れるポート VLAN である VLAN10 では IP プロトコルの 入 力 パケットだけを 許 可 する VLAN 20 では FNA プロトコルの 入 力 パケットだけを 許 可 する 前 述 のフィルタリング 設 計 に 従 って 設 定 を 行 う 場 合 のコマンド 例 を 示 します コマンド IP プロトコルのパケット(IP,ARP, Reverse ARP)の 形 式 を ACL で 設 定 する ---- (1) # acl 10 mac any any ether 0800 # acl 11 mac any any ether 0806 # acl 12 mac any any ether 8035 FNA プロトコルのパケットの 形 式 を ACL で 設 定 する ---- (2) # acl 20 mac any any llc 8080 # acl 21 mac any any llc 0000 # acl 22 mac any any llc 0001 全 プロトコルのパケットの 形 式 を ACL で 設 定 する ---- (3) # acl 30 mac any any any VLAN10 で(1)で 作 成 したパケットのパターン 以 外 を 遮 断 する # vlan 10 macfilter 0 pass 10 # vlan 10 macfilter 1 pass 11 # vlan 10 macfilter 2 pass 12 # vlan 10 macfilter 3 reject 30 VLAN20 で(2)で 作 成 したパケットのパターン 以 外 を 遮 断 する # vlan 20 macfilter 0 pass 20 # vlan 20 macfilter 1 pass 21 # vlan 20 macfilter 2 pass 22 # vlan 20 macfilter 3 reject 30 32

第 5 章 スタティック MAC フォワーディング 機 能 を 使 う ここでは スタティック MAC フォワーディン グ 機 能 を 利 用 する 場 合 の 設 定 方 法 について 説 明 します 5.1 スタティック MAC フォワーディング 機 能 を 使 う...... 34 33

第 5 章 スタティック MAC フォワーディング 機 能 を 使 う 5.1 スタティック MAC フォワーディング 機 能 を 使 う 適 用 機 種 PG-SW107 スタティック MAC フォワーディング 機 能 を 利 用 すると 構 成 定 義 によって MAC アドレスをスタティックに FDB に 登 録 することができ フラッディングによる 余 分 なフレームがネットワーク 上 を 流 れることを 防 止 できます ここでは 各 ETHER ポートに 接 続 されるサーバの MAC アドレスをスタティックエントリと して 設 定 する 方 法 を 説 明 します ETHER40 ETHER35 ETHER32 3 2 1 VLAN20 VLAN10 設 定 条 件 ETHER32 35 ポートにサーバ 1 2 を 接 続 し VLAN を 10 とする ETHER40ポートにサーバ 3 を 接 続 し VLAN を 20 とする サーバ 1 の MAC アドレス:00:00:00:00:00:11 サーバ 2 の MAC アドレス:00:00:00:00:00:22 サーバ 3 の MAC アドレス:00:00:00:00:00:33 前 述 の 設 定 条 件 に 従 って 設 定 を 行 う 場 合 のコマンド 例 を 示 します 34

PRIMERGY BX600 スイッチブレード(1Gbps)(PG-SW107)コマンド 設 定 事 例 集 コマンド ETHER32 35 ポートに VLAN10 を 設 定 する # ether 32, 35 vlan untag 10 ETHER40 ポートに VLAN20 を 設 定 する # ether 40 vlan untag 20 VLAN10 にスタティック MAC フォワーディングを 設 定 する # vlan 10 forward 0 00:00:00:00:00:11 32 # vlan 10 forward 1 00:00:00:00:00:22 35 VLAN20 にスタティック MAC フォワーディングを 設 定 する # vlan 20 forward 0 00:00:00:00:00:33 40 2 設 定 終 了 # save # commit 5 スタティック MAC フォワーディング 機 能 を 使 う 35

36 第 5 章 スタティック MAC フォワーディング 機 能 を 使 う

第 6 章 QoS 機 能 を 使 う ここでは QoS 機 能 を 利 用 する 場 合 の 設 定 方 法 について 説 明 します 機 能 説 明 書 2.10 QoS 機 能 6.1 優 先 制 御 機 能 を 使 う............................ 38 6.2 優 先 制 御 情 報 書 き 換 え 機 能 を 使 う................. 39 37

第 6 章 QoS 機 能 を 使 う 6.1 優 先 制 御 機 能 を 使 う 適 用 機 種 PG-SW107 本 製 品 では VLAN 機 能 のユーザプライオリティ 値 に 出 力 ポート( 自 装 置 あてポー ト 含 む)の 複 数 の 優 先 度 の 異 なるキューを 対 応 付 けることで パケットの 優 先 制 御 を 行 うことができます 機 能 説 明 書 2.10.1 優 先 制 御 機 能 重 要 本 製 品 の 初 期 設 定 は 機 能 説 明 書 2.10.1 優 先 制 御 機 能 を 参 照 してください 本 製 品 の 場 合 キューは 8 個 となります 優 先 制 御 設 計 パケットのタイプ CoS 値 装 置 内 部 のキュークラス 管 理 パケット 7 4 6 音 声 5 3 FAX / 呼 制 御 4 2 映 像 3 1 2 その 他 1 0 0 前 述 の 優 先 制 御 設 定 に 従 って 設 定 を 行 う 場 合 のコマンド 例 を 示 します コマンド 優 先 制 御 を 設 定 する #qos cosmap 0 0 #qos cosmap 1 0 #qos cosmap 2 1 #qos cosmap 3 1 #qos cosmap 4 2 #qos cosmap 5 3 #qos cosmap 6 4 #qos cosmap 7 4 38

PRIMERGY BX600 スイッチブレード(1Gbps)(PG-SW107)コマンド 設 定 事 例 集 6.2 優 先 制 御 情 報 書 き 換 え 機 能 を 使 う 適 用 機 種 PG-SW107 本 製 品 を 経 由 して 送 出 されるパケットを MAC アドレス パケット 形 式 ETHERNET タイプ VLAN ID COS 値 などの 組 み 合 わせで 指 定 し ETHER ポー トへの 入 力 時 に 優 先 制 御 情 報 を 書 き 換 えることができます 機 能 説 明 書 2.10.2 優 先 制 御 情 報 書 き 換 え 機 能 書 き 換 え 条 件 以 下 の 条 件 を 指 定 することによって 優 先 制 御 情 報 を 書 き 換 えることができます ACLの MAC 定 義 および VLAN 定 義 で 指 定 した 以 下 の 情 報 送 信 元 MAC 情 報 (MAC アドレス/パケット 形 式 / ETHERNET タイプ/ LSAP) あて 先 MAC 情 報 (MAC アドレス/パケット 形 式 / ETHERNET タイプ/ LSAP) VLAN ID COS 値 送 信 元 IP 情 報 (IP アドレス/アドレスマスク) あて 先 IP 情 報 (IP アドレス/アドレスマスク) TCP UDP のポート 番 号 ICMP TYPE ICMP CODE IP パケットの TOS 値 DSCP 値 優 先 制 御 情 報 書 き 換 えの 対 象 となるパケット 入 力 ETHER ポート 優 先 制 御 情 報 書 き 換 えの 対 象 となるパケットが 入 力 ETHER ポートに 入 力 された 場 合 の 以 下 の 動 作 パケットの COS 値 を 指 定 した 値 で 書 き 換 える パケットの COS 値 をパケットの ip precedence 値 で 書 き 換 える パケットの DSCP 値 を 指 定 した 値 で 書 き 換 える パケットの ip precedence 値 を 指 定 した 値 で 書 き 換 える パケットの ip precedence 値 をパケットの COS 値 で 書 き 換 える 入 力 パケットが 出 力 される 際 に 使 用 される 出 力 ポートのキューを 指 定 したキューに 変 更 する 1 6 QoS 機 能 を 使 う 以 降 設 定 例 を 示 します 39

第 6 章 QoS 機 能 を 使 う 6.2.1 パケットの COS 値 を 指 定 した 値 で 書 き 換 える 適 用 機 種 PG-SW107 ここでは VLAN 内 の 特 定 ポートで 特 定 の MAC アドレスを 持 つホストからの 入 力 パケット の COS 値 を 指 定 した 値 に 書 き 換 える 方 法 を 説 明 します 書 き 換 え 要 求 VLAN 20 は ETHER1 ~ 5 ポートで 構 成 されるポート VLAN で ETHER1 ~ 4 ポートでタ グ 付 き ETHER5 ポートでタグなしである ETHER5ポートの VLAN 20 では MAC アドレス 00:0b:01:02:03:04 のホストからの 入 力 パ ケットの COS 値 を 5 に 変 更 する 前 述 の 書 き 換 え 要 求 に 従 って 設 定 を 行 う 場 合 のコマンド 例 を 示 します コマンド VLAN IDが20で 送 信 元 MACアドレスが00:0b:01:02:03:04であるパケットの 形 式 をACLで 設 定 する ---- (1) # acl 100 mac 00:0b:01:02:03:04 any any # acl 100 vlan 20 any ETHER5 ポートで(1)で 設 定 した 形 式 のパケットの COS 値 を 5 に 書 き 換 える # ether 5 qos aclmap 0 cos 5 100 6.2.2 パケットの COS 値 をパケットの ip precedence 値 で 書 き 換 える 適 用 機 種 PG-SW107 ここでは VLAN 内 の 特 定 ポートで 特 定 の MAC アドレスを 持 つホストへの 送 信 パケットの COS 値 をパケットの ip precedence 値 で 書 き 換 える 方 法 を 説 明 します 書 き 換 え 要 求 VLAN 10 は ETHER1 ~ 8 ポートで 構 成 されるポート VLAN で すべてタグ 付 きである ETHER1ポートの VLAN 10 では MAC アドレス 00:0b:01:02:03:04 のホストへの 送 信 パケッ トの COS 値 をパケットの ip precedence 値 で 書 き 換 える 前 述 の 書 き 換 え 要 求 に 従 って 設 定 を 行 う 場 合 のコマンド 例 を 示 します コマンド VLAN IDが10で 送 信 先 MACアドレスが00:0b:01:02:03:04であるパケットの 形 式 をACLで 設 定 する ---- (1) # acl 110 mac any 00:0b:01:02:03:04 any # acl 110 vlan 10 any ETHER1 ポートで(1)で 設 定 した 形 式 のパケットの COS 値 をパケットの ip precedence 値 で 書 き 換 える # ether 1 qos aclmap 0 cos tos 110 40

PRIMERGY BX600 スイッチブレード(1Gbps)(PG-SW107)コマンド 設 定 事 例 集 6.2.3 パケットの DSCP 値 を 指 定 した 値 で 書 き 換 える 適 用 機 種 PG-SW107 ここでは VLAN 内 の 特 定 ポートですべての 入 力 パケットの DSCP 値 を 指 定 した 値 で 書 き 換 える 方 法 を 説 明 します 1 書 き 換 え 要 求 VLAN 10 は ETHER1 ~ 8 ポートで 構 成 されるポート VLAN で すべてタグ 付 きである ETHER1ポートでは 全 入 力 パケットの DSCP 値 を 40 に 書 き 換 える 前 述 の 書 き 換 え 要 求 に 従 って 設 定 を 行 う 場 合 のコマンド 例 を 示 します コマンド すべてのパケットの 形 式 を ACL で 設 定 する ---- (1) # acl 120 mac any any any ETHER1 ポートで(1)で 設 定 した 形 式 のパケットの DSCP 値 を 40 に 書 き 換 える # ether 1 qos aclmap 0 dscp 40 120 6.2.4 パケットの ip precedence 値 を 指 定 した 値 で 書 き 換 える 適 用 機 種 PG-SW107 ここでは VLAN 内 の 特 定 ポートで 特 定 の COS 値 の 入 力 パケットの ip precedence 値 を 指 定 し た 値 に 書 き 換 える 方 法 を 説 明 します 書 き 換 え 要 求 VLAN 10 は ETHER1 ~ 8 ポートで 構 成 されるポート VLAN で すべてタグ 付 きである VLAN 10 では COS 値 5 のパケットが 入 力 された 場 合 に 入 力 パケットの ip precedence 値 を 6 に 書 き 換 える 前 述 の 書 き 換 え 要 求 に 従 って 設 定 を 行 う 場 合 のコマンド 例 を 示 します コマンド 6 QoS 機 能 を 使 う VLAN ID が 10 で COS 値 が 5 のパケットの 形 式 を ACL で 設 定 する ---- (1) # acl 150 vlan 10 5 VLAN10 に 属 する ETHER1 ~ 8 ポートで(1)で 設 定 した 形 式 のパケットの ip precedence 値 を 6 に 書 き 換 える # ether 1-8 qos aclmap 0 tos 6 150 41

第 6 章 QoS 機 能 を 使 う 6.2.5 パケットの ip precedence 値 をパケットの COS 値 で 書 き 換 える 適 用 機 種 PG-SW107 ここでは VLAN 内 の 特 定 ポートで 特 定 の VLAN からの 入 力 パケットの ip precedence 値 をパ ケットの COS 値 で 書 き 換 える 方 法 を 説 明 します 書 き 換 え 要 求 ETHER10 ポートは VLAN10 VLAN20 VLAN30 にタグ 付 き VLAN100 にタグなしで 属 す る ETHER10 ポートからの VLAN 20 VLAN30 VLAN100 からの 入 力 パケットの ip precedence 値 をパケットの COS 値 に 書 き 換 える 前 述 の 書 き 換 え 要 求 に 従 って 設 定 を 行 う 場 合 のコマンド 例 を 示 します コマンド VLAN ID が 20 30 100 のパケットの 形 式 をそれぞれ ACL で 設 定 する ---- (1) # acl 100 vlan 20 any # acl 110 vlan 30 any # acl 120 vlan 100 any ETHER10 ポートで(1)で 作 成 した 形 式 のパケットの ip precedence 値 をパケットの COS 値 に 書 き 換 える # ether 10 qos aclmap 0 tos cos 100 # ether 10 qos aclmap 1 tos cos 110 # ether 10 qos aclmap 2 tos cos 120 42

PRIMERGY BX600 スイッチブレード(1Gbps)(PG-SW107)コマンド 設 定 事 例 集 6.2.6 VLAN 単 位 でパケットの 出 力 キューを 変 更 する 適 用 機 種 PG-SW107 ここでは VLAN 内 のポートで 特 定 の MAC アドレスを 持 つホストからの 入 力 パケットが 出 力 ポートから 出 力 される 際 に 使 用 されるキューを 変 更 する 方 法 を 説 明 します 1 書 き 換 え 要 求 VLAN20 は ETHER1 ~ 5 ポートで 構 成 されるポート VLAN で ETHER1 ~ 4 ポートでタ グ 付 き ETHER5 ポートでタグなしである VLAN20 では MAC アドレス 00:0b:01:02:03:04 のホストからの 入 力 パケットが 出 力 される 際 に 使 用 される 出 力 ポートのキューを 3 に 変 更 する 前 述 の 書 き 換 え 要 求 に 従 って 設 定 を 行 う 場 合 のコマンド 例 を 示 します コマンド 送 信 元 MAC アドレスが 00:0b:01:02:03:04 であるパケットの 形 式 を ACL で 設 定 する ---- (1) # acl 100 mac 00:0b:01:02:03:04 any any VLAN20 で(1)で 設 定 した 形 式 のパケットが 出 力 ポートから 出 力 される 際 に 使 用 されるキューを 変 更 する # vlan 20 qos aclmap 0 queue 3 100 6 QoS 機 能 を 使 う 43

44 第 6 章 QoS 機 能 を 使 う

第 7 章 STP 機 能 を 使 う ここでは STP 機 能 を 利 用 する 場 合 の 設 定 方 法 を 説 明 します 機 能 説 明 書 2.8 STP 機 能 7.1 STP を 使 う................................... 46 7.2 MSTP を 使 う................................. 47 45

第 7 章 STP 機 能 を 使 う 7.1 STP を 使 う 適 用 機 種 PG-SW107 STP を 使 用 すると 物 理 的 にループしているネットワークでも 論 理 的 にループし ないようにすることができます これによって ネットワーク 内 のデータを 円 滑 に 流 すことができます 機 能 説 明 書 2.8.1 STP ETHER32 ETHER31 設 定 条 件 STP を 使 用 する ETHER31 32 ポートを VID 10 のポート VLAN とする 前 述 の 設 定 条 件 に 従 って 設 定 を 行 う 場 合 のコマンド 例 を 示 します コマンド VLAN を 設 定 する # ether 31 vlan untag 10 # ether 32 vlan untag 10 STP を 設 定 する # ether 31 stp use on # ether 32 stp use on 設 定 終 了 # save # commit 46

PRIMERGY BX600 スイッチブレード(1Gbps)(PG-SW107)コマンド 設 定 事 例 集 7.2 MSTP を 使 う 適 用 機 種 PG-SW107 物 理 的 にループしているネットワークでも VLAN の 構 成 によっては 論 理 的 に ループしない 場 合 があります STP ではループと 判 断 して 一 方 の LAN を 通 信 に 使 わないで 動 作 しますが MSTP では VLAN 単 位 に 扱 うことができるため STP よ りも 効 率 的 にネットワーク 内 のデータを 流 すことができます 機 能 説 明 書 2.8.3 MSTP 設 定 条 件 以 下 のような VLAN 環 境 下 で MSTP を 併 用 した VLAN 単 位 でフレームの 制 御 を 行 う 本 製 品 1 - 本 製 品 2 間 は 1G とする 本 製 品 1 - 本 製 品 3 間 は 100M とし トラフィック 量 が 多 いものは 本 製 品 1-2 間 に 流 す 装 置 間 の 回 線 はクロスケーブルを 使 用 する 1 2 3 4 7 VLAN 100 200 VLAN 300 STP 機 能 を 使 う [インスタンス 0] ブリッジの 優 先 順 位 : 本 製 品 1 本 製 品 2 本 製 品 3 本 製 品 4 [インスタンス 1] ブリッジの 優 先 順 位 : 本 製 品 1 本 製 品 2 本 製 品 3 本 製 品 4 VLAN 割 り 当 て:100 200 47

第 7 章 STP 機 能 を 使 う [インスタンス 2] ブリッジの 優 先 順 位 : 本 製 品 1 本 製 品 3 本 製 品 2 本 製 品 4 VLAN 割 り 当 て:300 [ 本 製 品 1] ETHER31ポートで 本 製 品 2 と 接 続 し 回 線 速 度 は 1G とする ETHER32ポートで 本 製 品 3 と 接 続 し 回 線 速 度 は 100M とする ETHER31 32 ポートの STP パスコストは 全 インスタンス 20000 とする [ 本 製 品 2] ETHER31ポートで 本 製 品 1 と 接 続 し 回 線 速 度 は 1G とする ETHER32ポートで 本 製 品 3 と 接 続 し 回 線 速 度 は 100M とする ETHER33ポートで 本 製 品 4 と 接 続 し 回 線 速 度 は 1G とする ETHER31~ 33 ポートの STP パスコストは 全 インスタンス 20000 とする [ 本 製 品 3] ETHER31ポートで 本 製 品 1 と 接 続 し 回 線 速 度 は 100M とする ETHER32ポートで 本 製 品 2 と 接 続 し 回 線 速 度 は 100M とする ETHER33ポートで 本 製 品 4 と 接 続 し 回 線 速 度 は 100M とする ETHER31~ 33 ポートの STP パスコストは 全 インスタンス 20000 とする [ 本 製 品 4] ETHER31ポートで 本 製 品 2 と 接 続 し 回 線 速 度 は 1G とする ETHER32ポートで 本 製 品 3 と 接 続 し 回 線 速 度 は 100M とする ETHER31 32 ポートの STP パスコストは 全 インスタンス 20000 とする ETHER33~ 39 ポートで VID100 の 端 末 と 接 続 し 回 線 速 度 は 100M とする ETHER10~ 14 ポートで VID200 の 端 末 と 接 続 し 回 線 速 度 は 100M とする ETHER15 16 ポートで VID300 の 端 末 と 接 続 し 回 線 速 度 は 100M とする 前 述 の 設 定 条 件 に 従 って 設 定 を 行 う 場 合 のコマンド 例 を 示 します コマンド [ 本 製 品 1] MDI を 設 定 する # ether 31,32 mdi mdix ETHER31 32 ポートの STP パスコストを 設 定 する # ether 31-32 stp domain 0 cost 20000 # ether 31-32 stp domain 1 cost 20000 # ether 31-32 stp domain 2 cost 20000 ETHER31 32 ポートを 設 定 する # ether 31 mode 1000 # ether 32 mode 100 VLAN を 設 定 する # ether 31-32 vlan tag 100,200,300 STP を 設 定 する # stp mode mstp # stp domain 1 vlan 100,200 # stp domain 2 valn 300 # stp domain 0 priority 4096 48

PRIMERGY BX600 スイッチブレード(1Gbps)(PG-SW107)コマンド 設 定 事 例 集 # stp domain 1 priority 4096 # stp domain 2 priority 4096 設 定 終 了 # save # commit [ 本 製 品 2] MDI を 設 定 する # ether 31-33 mdi mdix ETHER31 ~ 33 ポートの STP パスコストを 設 定 する # ether 31-33 stp domain 0 cost 20000 # ether 31-33 stp domain 1 cost 20000 # ether 31-33 stp domain 2 cost 20000 ETHER31 ~ 33 ポートを 設 定 する # ether 31 mode 1000 # ether 32 mode 100 # ether 33 mode 1000 VLAN を 設 定 する # ether 31-33 vlan tag 100,200,300 STP を 設 定 する # stp mode mstp # stp domain 1 vlan 100,200 # stp domain 2 valn 300 # stp domain 0 priority 8192 # stp domain 1 priority 8192 # stp domain 2 priority 12288 設 定 終 了 # save # commit [ 本 製 品 3] MDI を 設 定 する # ether 31-33 mdi mdix 7 ETHER31 ~ 33 ポートの STP パスコストを 設 定 する # ether 31-33 stp domain 0 cost 20000 # ether 31-33 stp domain 1 cost 20000 # ether 31-33 stp domain 2 cost 20000 ETHER31 ~ 33 ポートを 設 定 する # ether 31-33 mode 100 STP 機 能 を 使 う VLAN を 設 定 する # ether 31-33 vlan tag 100,200,300 STP を 設 定 する # stp mode mstp # stp domain 1 vlan 100,200 # stp domain 2 valn 300 # stp domain 0 priority 12288 # stp domain 1 priority 12288 49

第 7 章 STP 機 能 を 使 う # stp domain 2 priority 8192 設 定 終 了 # save # commit [ 本 製 品 4] MDI を 設 定 する # ether 10-16,31-39 mdi mdix ETHER31 32 ポートの STP パスコストを 設 定 する # ether 31-32 stp domain 0 cost 20000 # ether 31-32 stp domain 1 cost 20000 # ether 31-32 stp domain 2 cost 20000 ETHER10 ~ 16 31 ~ 39 ポートを 設 定 する # ether 31 mode 1000 # ether 10-16,32-39 mode 100 VLAN を 設 定 する # ether 31 vlan tag 100,200,300 # ether 32 vlan tag 100,200,300 # ether 33-39 vlan untag 100 # ether 10-14 vlan untag 200 # ether 15,16 vlan untag 300 STP を 設 定 する # stp mode mstp # stp domain 1 vlan 100,200 # stp domain 2 valn 300 # stp domain 0 priority 32768 # stp domain 1 priority 32768 # stp domain 2 priority 32768 設 定 終 了 # save # commit 50

第 8 章 IGMP スヌープ 機 能 を 使 う ここでは IGMP スヌープ 機 能 を 利 用 する 場 合 の 設 定 方 法 について 説 明 します 8.1 IGMP スヌープ 機 能 を 使 う....................... 52 51

第 8 章 IGMP スヌープ 機 能 を 使 う 8.1 IGMP スヌープ 機 能 を 使 う 適 用 機 種 PG-SW107 IGMP スヌープ 機 能 を 使 用 すると マルチキャスト パケットを 必 要 としている ポートを IGMP パケットから 検 出 し そのポート 以 外 へはマルチキャスト パケッ トを 転 送 しません これにより 無 用 なトラフィックを 端 末 やサーバに 送 出 するこ とが 防 止 でき マルチキャストを 利 用 しているネットワークで 端 末 やサーバの 負 荷 を 軽 減 できます 機 能 説 明 書 2.11 IGMP スヌープ 機 能 重 要 マルチキャストルーティング 機 能 が 有 効 である lan 定 義 が 存 在 する 場 合 IGMP スヌープ 機 能 は 無 効 となり 動 作 しません IGMP を 利 用 しないでマルチキャスト 通 信 を 行 っている 場 合 は 通 信 ができなくなる 可 能 性 があり ます また 本 製 品 では IGMP スヌープの 対 象 となるアドレスに 224.0.0.x(x:0 ~ 255)を 含 み ます IGMP スヌープが 有 効 である 装 置 と 接 続 するポートは 構 成 定 義 でマルチキャストルータポートと して 設 定 してください マルチキャストルータが 2 台 以 上 接 続 される 場 合 は マルチキャストルータポートを 構 成 定 義 で 設 定 してください マルチキャストルータポートが 正 しく 認 識 されなくなり マルチキャストルー タの 先 に 接 続 される 端 末 がマルチキャスト パケットを 受 信 できなくなる 場 合 があります 本 製 品 では 一 度 登 録 されたグループアドレスはリスナ 端 末 が 存 在 しなくなった 場 合 でもエント リ 自 体 を 消 去 しないで 出 力 ポートの 情 報 のみを 消 去 します 不 要 なグループアドレスが 登 録 さ れている 場 合 は clear igmpsnoop group コマンドで 消 去 することができます 詳 細 は コマンド リファレンス を 参 照 してください 最 大 登 録 可 能 なマルチキャストグループアドレス 数 を 超 えた 場 合 超 えたアドレスはすべて 破 棄 されます 扱 われるグループアドレスが 最 大 登 録 可 能 数 を 超 える 場 合 は IGMP スヌープ 機 能 は 利 用 しないでください IGMP スヌープ 機 能 を 有 効 にすると vlan igmpsnoop source 定 義 がないと 送 信 元 アドレスとして 0.0.0.0 を 使 用 します 送 信 元 アドレスが 0.0.0.0 である IGMP Query パケットを 扱 えない 装 置 が 接 続 されている 場 合 vlan igmpsnoop source 定 義 で 送 信 元 アドレスを 設 定 してください なお マルチキャストルータが 接 続 されているネットワークではマルチキャストルータのアドレスより 大 きな 値 となるアドレスを 送 信 元 アドレスとして 指 定 してください IGMP V1/V2 が 混 在 する 環 境 では vlan igmpsnoop proxy 定 義 で off( 代 理 応 答 しない)を 選 択 して ください IPv4 マルチキャスト 以 外 の 通 信 ( 例 :IPv6 通 信 )を 利 用 するネットワークでは 利 用 できません IGMP スヌープ 機 能 は 有 効 にしないでください マルチキャストルータが 接 続 されないネットワークでは vlan igmpsnoop querier コマンドで Querier 動 作 を 無 効 としないでください 52

PRIMERGY BX600 スイッチブレード(1Gbps)(PG-SW107)コマンド 設 定 事 例 集 1 2 設 定 条 件 IGMP スヌープ 機 能 を 利 用 する リスナ 端 末 はそれぞれ 以 下 に 属 する リスナ 端 末 1 ポート:ETHER37 38 ポート VLAN:10 リスナ 端 末 2 ポート:ETHER39 40 ポート VLAN:11 リスナ 端 末 3 ポート:ETHER41 42 ポート VLAN:12 マルチキャストルータ 1 はタグ VLAN を 使 用 し VLAN10 ~ 12 を 設 定 する ポートは ETHER31 に 接 続 する マルチキャストルータ 2 は VLAN10 に 属 し ポートは ETHER32 に 接 続 する IGMP スヌープ 機 能 を 使 う 8 53

第 8 章 IGMP スヌープ 機 能 を 使 う 前 述 の 設 定 条 件 に 従 って 設 定 を 行 う 場 合 のコマンド 例 を 示 します コマンド IGMP スヌープ 機 能 を 使 用 する # igmpsnoop use on ポートを 設 定 する # ether 37-38 vlan untag 10 # ether 39-40 vlan untag 11 # ether 41-42 vlan untag 12 # ether 31 vlan tag 10,11,12 # ether 32 vlan untag 10 複 数 のマルチキャストルータが 接 続 される VLAN10 にマルチキャストルータポートを 設 定 する # vlan 10 igmpsnoop router yes 15,16 設 定 終 了 # save # commit 54

第 9 章 IEEE802.1X 認 証 機 能 を 使 う ここでは IEEE802.1X 認 証 機 能 を 利 用 する 場 合 の 設 定 方 法 について 説 明 します 9.1 IEEE802.1X 認 証 機 能 を 使 う...................... 56 55

第 9 章 IEEE802.1X 認 証 機 能 を 使 う 9.1 IEEE802.1X 認 証 機 能 を 使 う 適 用 機 種 PG-SW107 IEEE802.1X 認 証 を 使 用 すると 本 製 品 に 接 続 する 端 末 ユーザがネットワークへの アクセス 権 限 を 持 っているかを 認 証 できます また 認 証 データベースで ユーザごとに 所 属 する VLAN ID を 設 定 すると 認 証 さ れたユーザが 所 属 するネットワークも 同 時 に 管 理 できます これらの 機 能 により ネットワークへのアクセスをユーザ 単 位 で 制 御 でき ネットワークのセキュリティ を 向 上 させることができます 機 能 説 明 書 2.12 IEEE802.1X 認 証 機 能 重 要 IEEE802.1X 認 証 を 利 用 するポート(ETHER 定 義 )には VLAN ID を 設 定 しないでください IEEE802.1X 認 証 で 利 用 する AAA のグループ ID を 正 しく 設 定 してください ローカル 認 証 で 利 用 できる 認 証 方 式 は EAP-MD5 のみです 1 つの 物 理 ポートで 複 数 端 末 の 認 証 を 行 う 環 境 で 確 認 済 みのサプリカントソフトは 富 士 通 製 Systemwalker Desktop Inspection 802.1X サプリカント です マルチサプリカント 環 境 では 課 金 情 報 のうち 以 下 の 項 目 が 正 しく 採 取 できません 送 信 パケット 数 受 信 パケット 数 送 信 バイト 数 受 信 バイト 数 Supplicant-1 RADIUS 172.16.1.100 ETHER31 ETHER40 Supplicant-2 ETHER41 ETHER32 VLAN ID 10 Supplicant-3 ETHER42 ETHER35 ETHER34 ETHER33 VLAN ID 11 VLAN ID 123 VLAN ID 100 56

PRIMERGY BX600 スイッチブレード(1Gbps)(PG-SW107)コマンド 設 定 事 例 集 設 定 条 件 ETHER40~ 42 ポートで IEEE802.1X 認 証 を 使 用 する ETHER40~ 42 ポートで 利 用 する 認 証 データベース ETHER40 41 ポート :RADIUS サーバ ETHER42 ポート :ローカルで 設 定 した 認 証 情 報 AAA グループ ID ETHER40 41 ポート :0 ETHER42 ポート :1 Supplicant の MAC アドレスごとに 認 証 を 行 う ETHER42ポートで 利 用 可 能 なユーザは 以 下 のとおり RADIUS サーバの IP アドレス:172.16.1.100 RADIUS サーバは VLAN13 に 接 続 されている RADIUS サーバのシークレット:radius-secret ETHER40 41 ポートで 利 用 する RADIUS サーバで 認 証 処 理 と 課 金 情 報 (*) の 収 集 を 行 う *) 本 製 品 がサポートする 課 金 情 報 と 対 応 する 属 性 を 以 下 に 示 します 接 続 時 間 :Acct-Session-Time 送 信 パケット 数 :Acct-Output-Packets 受 信 パケット 数 :Acct-Input-Packets 送 信 バイト 数 :Acct-Output-Octets 受 信 バイト 数 :Acct-Input-Packets 重 要 ユーザ ID パスワード 割 り 当 てる VLAN ID Supp1 Supp1-pass VLAN123 Supp2 Supp2-pass VLAN100 RADIUS サーバにはユーザに VLAN ID を 割 り 当 てるために 以 下 の 属 性 を 設 定 してください 設 定 方 法 については RADIUS サーバのマニュアルを 参 照 してください 名 前 番 号 属 性 値 (*) Tunnel-Type 64 VLAN(13) Tunnel-Media-Type 65 802(6) Tunnel-Private-Group-ID 81 VLAN ID(10 進 数 表 記 を ASCII コードでコーディング) *)( ) 内 の 数 字 は 属 性 として 設 定 される 10 進 数 の 値 タグにより 複 数 のトンネル 属 性 が 設 定 されている 場 合 は 利 用 可 能 な 値 が 指 定 されているもっと も 小 さなタグの 情 報 がユーザに 割 り 当 てる VLAN 情 報 として 選 択 されます IEEE802.1X 認 証 機 能 を 使 う 9 57

第 9 章 IEEE802.1X 認 証 機 能 を 使 う 前 述 の 設 定 条 件 に 従 って 設 定 を 行 う 場 合 のコマンド 例 を 示 します コマンド IEEE802.1X 認 証 を 使 用 する # dot1x use on RADIUS サーバの VLAN を 設 定 する # lan 0 vlan 13 # lan 0 ip address 172.16.1.101/16 3 RADIUS サーバを 接 続 するポートを 設 定 する # ether 31 vlan untag 13 IEEE802.1X により 認 証 された Supplicant が 接 続 される VLAN 情 報 を 設 定 する # ether 32 vlan untag 10 # ether 33 vlan untag 11 # ether 34 vlan untag 100 # ether 35 vlan untag 123 IEEE802.1X 認 証 ポートを 設 定 する # ether 40 dot1x use on # ether 40 dot1x aaa 0 # ether 41 dot1x use on # ether 41 dot1x aaa 0 # ether 42 dot1x use on # ether 42 dot1x aaa 1 RADIUS サーバを 利 用 する AAA グループ 情 報 を 設 定 する # aaa 0 name radiusauth # aaa 0 radius service client both # aaa 0 radius auth source 172.16.1.101 # aaa 0 radius client server-info auth secret radius-secret # aaa 0 radius client server-info auth address 172.16.1.100 # aaa 0 radius client server-info account secret radius-secret # aaa 0 radius client server-info account address 172.16.1.100 ローカル 認 証 情 報 を 利 用 する AAA グループ 情 報 を 設 定 する # aaa 1 name localauth # aaa 1 user 0 id Supp1 # aaa 1 user 0 password Supp1-pass # aaa 1 user 0 supplicant vid 123 # aaa 1 user 1 id Supp2 # aaa 1 user 1 password Supp2-pass # aaa 1 user 1 supplicant vid 100 設 定 終 了 # save # commit 58

第 10 章 MAC アドレス 認 証 機 能 を 使 う ここでは MAC アドレス 認 証 機 能 を 利 用 する 場 合 の 設 定 方 法 について 説 明 します 10.1 MAC アドレス 認 証 機 能 を 使 う.................... 60 59

第 10 章 MAC アドレス 認 証 機 能 を 使 う 10.1MAC アドレス 認 証 機 能 を 使 う 適 用 機 種 PG-SW107 MAC アドレス 認 証 機 能 を 使 用 すると 本 製 品 に 接 続 する 端 末 がネットワークへの アクセス 権 限 を 持 っているかを 認 証 することができます 機 能 説 明 書 2.13 MAC アドレス 認 証 機 能 重 要 MAC アドレス 認 証 を 利 用 するポート(ETHER 定 義 )には VLAN ID を 設 定 しないでください MAC アドレス 認 証 で 利 用 する AAA のグループ ID を 正 しく 設 定 してください Supplicant-1 RADIUS 172.16.1.100 ETHER31 ETHER40 Supplicant-2 VLAN ID 10 ETHER41 ETHER32 Supplicant-3 ETHER42 ETHER35 ETHER34 ETHER33 VLAN ID 11 VLAN ID 123 VLAN ID 100 設 定 条 件 ETHER40~ 42 ポートで MAC アドレス 認 証 を 使 用 する ETHER40~ 42 ポートで 利 用 する 認 証 データベース ETHER40 41 ポート :RADIUS サーバ ETHER42 ポート :ローカルで 設 定 した 認 証 情 報 AAA グループ ID ETHER40 41 ポート :0 ETHER42 ポート :1 Supplicant の MAC アドレスごとに 認 証 を 行 う 60

PRIMERGY BX600 スイッチブレード(1Gbps)(PG-SW107)コマンド 設 定 事 例 集 ETHER42ポートで 利 用 可 能 なユーザは 以 下 のとおり RADIUS サーバの IP アドレス :172.16.1.100 RADIUS サーバは VLAN13 に 接 続 されている RADIUS サーバのシークレット :radius-secret 重 要 MAC アドレス 割 り 当 てる VLAN ID 00:11:11:00:00:01 VLAN123 00:22:22:00:00:02 VLAN100 RADIUS サーバにはユーザに VLAN ID を 割 り 当 てるために 以 下 の 属 性 を 設 定 してください 設 定 方 法 については RADIUS サーバのマニュアルを 参 照 してください 名 前 番 号 属 性 値 (*) Tunnel-Type 64 VLAN(13) Tunnel-Media-Type 65 802(6) Tunnel-Private-Group-ID 81 VLAN ID(10 進 数 表 記 を ASCII コードでコーディング) *)( ) 内 の 数 字 は 属 性 として 設 定 される 10 進 数 の 値 タグにより 複 数 のトンネル 属 性 が 設 定 されている 場 合 は 利 用 可 能 な 値 が 指 定 されているもっと も 小 さなタグの 情 報 がユーザに 割 り 当 てる VLAN 情 報 として 選 択 されます 前 述 の 設 定 条 件 に 従 って 設 定 を 行 う 場 合 のコマンド 例 を 示 します コマンド MAC アドレス 認 証 を 使 用 する # macauth use on MAC アドレス 認 証 にて 使 用 するパスワードを 設 定 する # macauth password macauth-pass RADIUS サーバの VLAN を 設 定 する # lan 0 vlan 13 # lan 0 ip address 172.16.1.101/16 3 RADIUS サーバを 接 続 するポートを 設 定 する # ether 31 vlan untag 13 MAC アドレス 認 証 により 認 証 された Supplicant が 接 続 される VLAN 情 報 を 設 定 する # ether 32 vlan untag 10 # ether 33 vlan untag 11 # ether 34 vlan untag 100 # ether 35 vlan untag 123 MAC アドレス 認 証 ポートを 設 定 する # ether 40 macauth use on # ether 40 macauth aaa 0 # ether 41 macauth use on # ether 41 macauth aaa 0 # ether 42 macauth use on # ether 42 macauth aaa 1 MAC アドレス 認 証 機 能 を 使 う 10 61

第 10 章 MAC アドレス 認 証 機 能 を 使 う RADIUS サーバを 利 用 する AAA グループ 情 報 を 設 定 する # aaa 0 name radiusauth # aaa 0 radius service client auth # aaa 0 radius auth source 172.16.1.101 # aaa 0 radius client server-info auth secret radius-secret # aaa 0 radius client server-info auth address 172.16.1.100 ローカル 認 証 情 報 を 利 用 する AAA グループ 情 報 を 設 定 する # aaa 1 name localauth # aaa 1 user 0 id 001111000001 # aaa 1 user 0 password macauth-pass # aaa 1 user 0 supplicant vid 123 # aaa 1 user 1 id 002222000002 # aaa 1 user 1 password macauth-pass # aaa 1 user 1 supplicant vid 100 設 定 終 了 # save # commit 62

第 11 章 接 続 端 末 数 制 限 機 能 を 使 う ここでは 接 続 端 末 数 制 限 機 能 を 利 用 する 場 合 の 設 定 方 法 について 説 明 します 11.1 接 続 端 末 数 制 限 機 能 を 使 う....................... 64 63

第 11 章 接 続 端 末 数 制 限 機 能 を 使 う 11.1 接 続 端 末 数 制 限 機 能 を 使 う 適 用 機 種 PG-SW107 接 続 端 末 数 制 限 機 能 を 使 用 すると 簡 易 的 に 本 製 品 への 不 正 接 続 を 検 出 することが できます 機 能 説 明 書 2.14 接 続 端 末 数 制 御 機 能 重 要 本 機 能 は 不 正 接 続 を 検 出 する 機 能 であり 不 正 接 続 とみなした 端 末 に 対 する 通 信 の 遮 断 は 行 い ません 不 正 な 接 続 を 検 出 した 際 に 通 信 を 遮 断 したい 場 合 は ポート 閉 塞 モードを 有 効 にしてく ださい IEEE802.1X 認 証 および MAC アドレス 認 証 のどれかを 有 効 にしたポートでは 本 機 能 は 無 効 となり ます リンクアグリゲーションとして 設 定 されたポートでは 本 機 能 は 無 効 となります 閉 塞 されたポートは 自 動 では 復 旧 しません online コマンドで 復 旧 させてください o HUB 設 定 条 件 ETHER35~ 37 ポートで 接 続 端 末 数 制 限 機 能 を 使 用 する 接 続 許 容 端 末 数 ETHER35 36 ポート :1 ETHER37 ポート :6 ポート 閉 塞 モード ETHER35 36 ポート : 閉 塞 する ETHER37 ポート : 閉 塞 しない 64

PRIMERGY BX600 スイッチブレード(1Gbps)(PG-SW107)コマンド 設 定 事 例 集 前 述 の 設 定 条 件 に 従 って 設 定 を 行 う 場 合 のコマンド 例 を 示 します コマンド 接 続 端 末 数 制 限 機 能 を 使 用 する # ether 35-37 mac detection use on 11 接 続 許 容 最 大 数 を 設 定 する # ether 37 mac detection max_user 6 ポート 閉 塞 モードを 設 定 する # ether 35-36 mac detection portdisable yes 設 定 終 了 # save # commit 接 続 端 末 数 制 限 機 能 を 使 う 65

66 第 11 章 接 続 端 末 数 制 限 機 能 を 使 う

第 12 章 ループ 検 出 機 能 を 使 う ここでは ループ 検 出 機 能 を 利 用 する 場 合 の 設 定 方 法 について 説 明 します 12.1 ループ 検 出 機 能 を 使 う.......................... 68 67

第 12 章 ループ 検 出 機 能 を 使 う 12.1ループ 検 出 機 能 を 使 う 適 用 機 種 PG-SW107 ループ 検 出 機 能 を 利 用 すると ネットワーク 上 でのパケットのループを 防 止 するた めにループ 検 出 およびループしているポートを 閉 鎖 できます 機 能 説 明 書 2.18 ループ 検 出 機 能 設 定 条 件 ループ 検 出 機 能 を 有 効 にする ポート 閉 塞 を 行 う ループ 検 出 用 フレームの 送 信 間 隔 :1 分 前 述 の 設 定 条 件 に 従 って 設 定 を 行 う 場 合 のコマンド 例 を 示 します 68

PRIMERGY BX600 スイッチブレード(1Gbps)(PG-SW107)コマンド 設 定 事 例 集 コマンド ループ 検 出 機 能 を 設 定 する # loopdetect use on # loopdetect portdisable yes # loopdetect interval 1m 設 定 終 了 # save # commit 重 要 閉 塞 されたポートは 自 動 では 復 旧 しません online コマンドで 復 旧 させてください トラフィックが 高 負 荷 状 態 になった 場 合 ループを 検 出 できません ブロードキャスト/マルチ キャストストーム 制 御 を 併 用 してください 12 ループ 検 出 機 能 を 使 う 69

70 第 12 章 ループ 検 出 機 能 を 使 う

第 13 章 ポート ミラーリング 機 能 を 使 う ここでは ポート ミラーリング 機 能 を 使 っ て ソースポートを 監 視 する 場 合 の 設 定 方 法 に ついて 説 明 します 13.1 ポート ミラーリング 機 能 を 使 う................. 72 71

第 13 章 ポート ミラーリング 機 能 を 使 う 13.1ポート ミラーリング 機 能 を 使 う 適 用 機 種 PG-SW107 ポート ミラーリング 機 能 を 利 用 すると 指 定 したターゲット ポートから 指 定 したソース ポートの 受 信 / 送 信 / 送 受 信 トラフィックを 監 視 できます 機 能 説 明 書 2.20 ポート ミラーリング 機 能 ここでは ETHER31 ポートをソース ポート ETHER38 ポートをターゲット ポートとし て 設 定 し ソース ポートの 受 信 トラフィックをターゲット ポートへミラーリングする 場 合 の 設 定 方 法 を 説 明 します ETHER31 ETHER38 設 定 条 件 ETHER31ポートをソースポートとする( 受 信 フレーム 指 定 ) ETHER38ポートをターゲットポートとする 前 述 の 設 定 条 件 に 従 って 設 定 を 行 う 場 合 のコマンド 例 を 示 します コマンド ETHER38 ポートのポート 種 別 をミラーポートに 設 定 する # ether 38 type mirror 0 31 rx 設 定 終 了 # save # commit 72

第 14 章 ether L3 監 視 機 能 を 使 う ここでは ether L3 監 視 機 能 を 利 用 する 場 合 の 設 定 方 法 について 説 明 します 機 能 説 明 書 2.21 ether L3 監 視 機 能 14.1 ether L3 監 視 機 能 を 使 う......................... 74 14.2 リンクアグリゲーション 機 能 を 使 用 した ether L3 監 視 機 能 を 使 う........................................ 76 73

第 14 章 ether L3 監 視 機 能 を 使 う 14.1ether L3 監 視 機 能 を 使 う 適 用 機 種 PG-SW107 ether L3 監 視 機 能 を 使 用 すると 指 定 した ETHER ポートから 監 視 相 手 装 置 を 監 視 す ることによって 経 路 上 の 障 害 を 検 出 および 監 視 をしているポートを 閉 塞 します ここでは ether L3 監 視 機 能 を 使 用 する 場 合 の 設 定 方 法 を 説 明 します 重 要 閉 塞 されたポートは 自 動 では 復 旧 しません online コマンドで 復 旧 させてください 1 ETHER31 ETHER31 2 設 定 条 件 ETHER31ポートを 使 用 する VLAN ID とネットワークアドレスを 以 下 のように 対 応 付 ける VLAN ID:1ネットワークアドレス:192.168.10.0/24 ether L3 監 視 機 能 を 使 用 する 前 述 の 設 定 条 件 に 従 って 設 定 を 行 う 場 合 のコマンド 例 を 示 します コマンド [ 本 製 品 1] ETHER31 ポートを 設 定 する # ether 31 vlan untag 1 192.168.10.1/24 のネットワークを 設 定 する # lan 0 ip address 192.168.10.1/24 3 # lan 0 vlan 1 監 視 あて 先 IP アドレスを 設 定 する # ether 31 icmpwatch address 192.168.10.2 監 視 間 隔 を 設 定 する # ether 31 icmpwatch interval 15s 40s 5s 設 定 終 了 #save #commit 74