第 33 回 鍼 灸 マッサージ 学 会 手 技 療 法 講 習 会 平 成 22 年 10 月 11 日 ( 月 / 祝 ) 運 動 器 系 愁 訴 に 経 筋 を 応 用 した 鍼 灸 治 療 明 治 国 際 医 療 大 学 鍼 灸 学 部 伝 統 鍼 灸 学 教 室 教 授 博 士 ( 鍼 灸 学 ) 篠 原 昭 二 先 生 はじめに はじめに あらゆる 症 状 を 東 洋 医 学 的 にみれば, 最 終 的 には 臓 腑 病, 経 脈 病, 経 筋 病 に 分 類 される(それら が 複 雑 に 混 在 したものが 慢 性 症 難 病 ) 鍼 灸 治 療 の 中 で 局 所 治 療 のみで 対 処 する 方 法 は,その 症 状 が 局 所 の 異 常 によるといった 現 代 医 学 的 な 考 えに 根 差 す しかし 局 所 的 愁 訴 でも, 純 粋 に 局 所 の 経 脈 経 筋 の 異 常 による( 急 性 の 打 撲 や 捻 挫, 局 部 的 な 外 感 ) 場 合 と, 臓 腑 経 脈 異 常 の 一 症 状 として 出 現 する 場 合 がある 局 所 のみに 囚 われることなく, 主 要 矛 盾 が 何 であり,それを 治 療 するのに 最 も 効 果 的 な 治 療 穴 が 何 で あるかを 明 らかにすることが 診 断 であり, 病 態 にあった 治 療 手 技 を 適 用 することが 治 療 といえる 経 筋 は 経 脈 の 一 つ 経 絡 は 広 義 の 経 脈 と 絡 脈 に 分 類 され 経 脈 の 中 には 狭 義 の 経 脈 (いわゆる 正 経 十 二 経 ) 十 二 経 別 十 二 経 筋 奇 経 八 脈 十 二 皮 部 が 含 まれ 絡 脈 には 孫 絡 浮 絡 十 五 絡 があり これらを 含 めて 経 絡 と 呼 称 している 中 医 学 あるいは 経 絡 治 療 による 臨 床 では 経 絡 といえば 狭 義 の 十 二 経 脈 ( 霊 枢 経 脈 篇 第 十 )を 指 している 場 合 が 多 く これをもって 経 絡 と 混 同 している 場 合 も 少 なくない そしてそれぞれに 役 割 があり 経 脈 は 主 として 経 脈 上 の 部 位 ( 局 部 )および 経 脈 と 関 連 する 器 官 に 異 常 が 出 た 場 合 に 診 断 治 療 に 応 用 することができる なお 経 別 の 病 証 は 記 述 されていないが 経 脈 と 臓 腑 を 結 びつけ 表 裏 関 係 を 密 にする 働 きがある( 霊 枢 経 脈 篇 第 十 ) したがって 臓 腑 に 病 がある 場 合 に 経 脈 を 介 して 臓 腑 の 治 療 をすることが 出 来 るのは 経 別 が 経 脈 から 分 かれて 臓 腑 に 連 絡 しているためである 経 筋 は 経 脈 が 養 う 筋 肉 系 等 であり つっぱり ひきつり 痙 攣 痛 み 麻 痺 等 を 主 る と 記 述 され ている したがって 筋 肉 を 主 体 とした 運 動 器 系 愁 訴 に 対 応 した 診 断 治 療 システムであると 考 えられ る 皮 部 は 三 陰 三 陽 の 六 経 に 区 分 された 皮 膚 および 絡 脈 の 病 証 を 鑑 別 するための 概 念 である ( 素 問 皮 部 論 ) 奇 経 八 脈 は 前 後 左 右 上 下 表 裏 ( 内 外 )といった 空 間 的 な 異 常 を 診 断 治 療 システムとして 6 1
第2席 運動器系愁訴に経筋を応用した鍼灸治療 確立されたものと思われ 経脈の病証が多重に錯綜するような場合には 奇経を使用することが必 要になる 経筋の 経筋の流注 流注 陽経の経筋の流注を示す 足太陽経筋の肩から前胸部 頚部 顔面部のライン 足少陽経筋の 臀部 足陽明経筋の大腿前面および背部のライン 手陽明経筋の肩甲間部のラインなどが特徴的 である 経筋は 末梢から起こり 中枢方向に向かうこと 臓腑と関連しないこと 関節部で結節を為すこと などが特徴である 経絡学説発展の最も初期の形態と考えられる 局所に 局所に治療しなくても 治療しなくても運動時痛 しなくても運動時痛は 運動時痛は変化する 変化する する 疼痛部位と関連する末梢の栄穴への皮内 鍼刺鍼 本経治療 は 同部位への絆創膏 貼付 シャム治療 隣接する経穴への皮内 鍼刺鍼 他経治療 に比して有意な鎮痛効 果が認められることが明らかとなった RCTトライアル 附属鍼灸センター及び整形外科 外来患者における経筋を活用し た鎮痛効果(RCT) 肩前面の 手太陰経筋図 運動痛 本経治療群 n=30 30±13mm (p<0.01) 魚際への 皮内鍼 <H12.10> sham群 n=30 14±17mm 本経治療群 他経治療群 n=28 魚際へ 魚際へ皮内刺鍼+絆創膏 皮内刺鍼 絆創膏 11±14mm sham群 魚際へ 魚際へ皮内刺鍼を 皮内刺鍼を し た 振り を し て 絆創膏のみ 絆創膏のみ固定 のみ固定 他経治療群 疼痛部位と関連する末梢の経穴への刺激 で有意な鎮痛効果がある 二間へ 二間へ皮内刺鍼+絆創膏 皮内刺鍼 絆創膏 局所以外に 局所以外に榮穴にも 榮穴にも反応 にも反応がでる 反応がでる がでる 膝痛患者の圧痛分布 疼痛部位を通過する経筋上の栄穴または 兪穴に皮内鍼を刺入すると 運動時痛は有 意に減少することが分かってきた そして 運 動時痛を有する症例では 局所 局部 ばか りでなく 末梢の栄穴や兪穴にも圧痛が出現 していることが分かった 膝前面の疼痛を有 足太陽経筋 32.4 手太陽経筋 足少陽経筋 61.8 44.1 足少陰経筋 20.6 手少陽経筋 26.5 76.5 足陽明経筋 膝 足厥陰経筋 23.5 足太陰経筋 8.8 前面 手陽明経筋 11.8 手太陰経筋 29.4 6 2 膝前出現率 を示す 足陽明経筋の頻度が高い
する 患 者 の 手 足 の 栄 穴 の 圧 痛 分 布 を 診 ると 第 2,3,4 指 に 高 率 に 出 現 し 他 の 指 ではほとんど 圧 痛 は 検 出 されない 膝 前 面 は 足 陽 明 経 筋 と 関 連 し その 末 梢 部 位 である 内 2 4 指 の 圧 痛 が 観 察 されたことは 大 きな 意 味 がある このことは 何 らかの 局 所 的 な 疼 痛 がある 場 合 生 体 は 単 に 局 部 ばかりでなく 広 範 な 反 応 を 示 している 可 能 性 がある 病 態 は 複 雑 単 純 な 外 傷 であれば 診 断 は 比 較 的 容 易 である しかし 運 動 器 系 愁 訴 であって も 症 状 が 天 候 や 体 調 ストレス 等 に 左 右 される 場 合 は 注 意 が 必 要 である 証 の 重 層 構 造 63 才 女 性 (1) 長 年 のストレスにより しょっ ちゅう 胃 の 不 快 感 を 自 覚 する( 肝 胃 不 和 ): 胸 やけ 腹 痛 嘔 気 背 部 痛 な ど (2) 顎 関 節 症 股 関 節 証 膝 関 節 症 等 を 患 う( 足 陽 明 経 脈 経 筋 病 ) (3) 乳 房 部 にしこり が 出 来 やすく 乳 癌 が 心 配 ( 陽 明 経 の 湿 痰 血 オ) 種 々の 愁 訴 を 訴 えるケースでは 愁 訴 間 に 密 接 な 関 連 があることが 意 外 に 知 られていな い 膈 兪 三 陰 交 など 太 衝 合 谷 胃 兪 など 疼 痛 領 域 治 療 点 足 陽 明 経 筋 図 まとめ まとめ 1) 単 純 な 経 筋 病 : 局 所 でも 遠 隔 部 どちらでも 良 い. 反 応 点 であればどこでも 効 く?! 2) 経 脈 経 筋 病 : 経 脈 上 の 選 穴 が 不 可 欠 で, 局 所 は 一 時 的 効 果 か 持 続 しないことが 多 い. 3) 蔵 府 経 脈 経 筋 病 : 体 幹 部 ( 兪 穴 など)と 経 脈 上 の 経 穴 も 使 用 する 必 要 がある.( 局 所 治 療 で は 限 界 があると 思 われる ) 4) 局 所 治 療 の 必 要 なとき: 局 所 的 な 血 オ 湿 痰 参 考 文 献 1) 篠 原 昭 二 : 運 動 器 系 愁 訴 に 対 する 経 筋 を 応 用 した 皮 内 刺 鍼 の 有 効 性 に 関 する 臨 床 的 研 究, 明 治 鍼 灸 医 学,No.26,65-80,2000. 2) 篠 原 昭 二 : 鍼 灸 臨 床 と 経 絡 学 説 ー 鍼 灸 臨 床 にしめる 経 絡 の 意 義 に 関 する 考 察 とその 応 用 ー. 日 本 東 洋 医 学 会 雑 誌,Vol.51(4),563-589( 教 育 講 演 ),2001. 3) 篠 原 昭 二 : 誰 でも 出 来 る 経 筋 治 療 (ビデオ). 医 道 の 日 本 社 2004. 6 3
肩 凝 りのパターン パターンにもとづく 鍼 灸 治 療 のすすめ 1. 肩 凝 りにはさまざまなバリエーション バリエーションがあ る 一 口 に 肩 凝 り と 言 っても その 表 現 し ている 所 はさまざまであり 患 者 さんの 訴 え をどの 程 度 正 確 に 把 握 しているかは 明 らか ではない より 正 しく 認 識 する 事 が 重 要 である 肩 こりのバリエーション 膀 胱 経 小 腸 経 腎 経 硬 結 索 状 緊 張 圧 痛 胆 経 三 焦 経 胃 経 細 絡 軟 弱 圧 痛 腎 経 督 脈 : 棘 突 起 圧 痛 平 坦 化 ソウ 理 粗 発 汗 小 腸 経 : 硬 結 緊 張 圧 痛 肺 経 心 包 経 心 経 膀 胱 経 小 腸 経 ソウ 理 粗 軟 弱 発 汗 深 部 緊 張 圧 痛 表 在 : 気 虚 気 滞 深 在 : 湿 痰 血 虚 血 オ 2. 肩 凝 りのパターン 分 類 (1) 気 滞 型 ( 肝 郁 気 滞 ):ストレスによる 僧 帽 筋 および 皮 膚 表 在 の 異 常 肩 背 部 の 張 り つまる 感 じ がするが ひきつり 感 はない 安 静 時 痛 もない 確 認 項 目 : 皮 膚 表 面 をつまむと 刺 すような 痛 みを 自 覚 する 抑 鬱 感 嫌 なことがあると 肩 がつまってきて 重 苦 しく 苦 痛 である 運 動 制 限 はない ストレスの 軽 減 が 不 可 欠 ( 怒 り 肩 ) 小 児 鍼 振 り 子 鍼 表 在 の 散 鍼 が 効 果 的 (2) 気 虚 型 ( 心 気 虚 肺 気 虚 など): 気 の 不 足 肩 甲 間 部 の 重 いような 張 ったような 痛 いような 凝 ったような 隠 痛 : 圧 迫 するととても 気 持 ちがいい 風 邪 を 引 きやすい 持 続 すると 深 部 のゴリゴリ ズキズキ 感 が 生 じる( 気 虚 +オ 血 型 に 発 展 ) 気 を 使 いすぎたり 人 混 みに 出 たり くたびれるとひどくなる いつも 気 を 使 い 気 疲 れする 人 に 多 い 確 認 項 目 : 肩 甲 間 部 の 奏 理 が 開 き 発 汗 あるいは 皮 脂 の 分 泌 が 見 られる 肩 甲 間 部 の 軽 刺 激 温 灸 置 鍼 などが 効 果 的 発 汗 を 止 める 必 要 がある 深 刺 は 禁 物! (3) 湿 痰 型 ( 脾 気 虚 ): 肩 背 部 の 重 だるさ どん 重 感 肩 甲 間 部 の 凝 り 感 腫 れぼったい 重 だるさを 自 覚 運 化 作 用 ( 水 分 代 謝 )の 失 調 による 湿 の 停 滞 による 鈍 重 感 を 自 覚 するが 運 動 制 限 はない 飲 食 の 不 摂 生 雨 天 で 悪 化 脾 胃 の 調 整 飲 食 の 不 摂 生 の 是 正 が 必 要 浅 刺 あるいは 硬 結 への 刺 鍼 でも 可 (4)オ 血 型 : 血 の 停 滞 肩 甲 間 部 を 中 心 として 安 静 時 痛 夜 間 痛 ズキズキする 痛 み 刺 されるよう な えぐられるような ズキズキうずくような 痛 み ある 場 所 に 限 局 して 強 い 肩 こり 痛 みは 耐 え 難 いが 運 動 制 限 はあまりない 冷 えにより 悪 化 肩 こりの 最 終 的 段 階 頑 固 なむち 打 ちおよびむち 打 ち 後 遺 症 などとも 関 連 表 面 に 気 虚 があれば 軽 刺 激 気 滞 があれば 瀉 法 灸 頭 鍼 がお 勧 め (5) 側 頚 部 経 筋 型 : 経 脈 経 筋 の 異 常 側 頚 部 の 牽 引 痛 引 きつり 感 負 荷 をかけたり 過 伸 展 す ると 異 常 のある 経 筋 部 に 動 作 時 痛 引 きつり 感 を 自 覚 する ( 負 荷 により 再 現 ) 6 4
オーバーユース 冷 え 雨 天 ( 寒 湿 )により 悪 化 < 第 2 席 > 運 動 器 系 愁 訴 に 経 筋 を 応 用 した 鍼 灸 治 療 局 所 の 圧 痛 疼 痛 部 位 と 関 連 する 末 梢 の 榮 穴 兪 穴 手 太 陽 手 少 陽 足 少 陽 経 筋 がポ イント (6) 後 頚 部 経 筋 型 : 経 脈 経 筋 の 異 常 むち 打 ち 症 ( 後 頚 部 の 牽 引 痛 引 きつり 感 自 発 痛 ) 負 荷 をかけたり 過 伸 展 すると 異 常 のある 経 筋 部 に 動 作 時 痛 引 きつり 感 を 自 覚 する ( 負 荷 により 再 現 ) オーバーユース 冷 え 雨 天 ( 寒 湿 )により 悪 化 局 所 の 圧 痛 疼 痛 部 位 と 関 連 する 末 梢 の 榮 穴 兪 穴 手 太 陽 足 太 陽 経 筋 がポイント (7) 腎 虚 型 : 頑 固 な 後 頚 部 の 硬 結 圧 痛 膨 隆 腎 膀 胱 の 臓 腑 経 脈 経 筋 の 異 常 むち 打 ち 症 で 悪 化 しやすい( 治 りにくい) 前 屈 制 限 後 屈 制 限 負 荷 をかけると 異 常 のある 経 筋 部 に 動 作 時 痛 引 きつり 感 を 自 覚 す る ( 負 荷 により 再 現 )じっとしていても 重 だるく 違 和 感 がある オーバーユース 冷 え 雨 天 ストレス 過 労 長 時 間 の 同 一 姿 勢 等 により 悪 化 背 景 に 腎 虚 があり 督 脈 の 異 常 も 引 き 起 こして とてもやっかいなタイプ 腎 虚 の 治 療 + 局 所 の 圧 痛 部 位 疼 痛 と 関 連 する 末 梢 の 榮 穴 兪 穴 (8) 外 感 型 ( 風 寒 表 証 ): 表 寒 実 証 = 葛 根 湯 証 表 寒 虚 証 = 桂 枝 湯 証 悪 寒 発 熱 頭 項 強 痛 実 証 は 脈 浮 緊 で 無 汗 虚 証 は 脈 浮 緩 で 自 汗 風 寒 の 邪 気 の 侵 襲 による 外 邪 の 感 受 についての 問 診 が 重 要 太 陽 の 経 気 の 流 注 不 利 を 治 す: 身 柱 から 風 門, 肺 兪 付 近 の 発 汗 のある 穴 に 燔 鍼 または 施 灸 糸 状 灸 でも 良 い. (9) 混 合 型 : 種 々に 合 併 したもの 表 裏 では 表 から 手 を 着 ける 一 度 に 沢 山 するのではなく 一 番 症 状 の 思 いものから 手 を 着 ける 外 感 と 内 傷 では 外 感 を 先 に 治 療 する 6 5
膝 痛 のパターン パターンにもとづく 鍼 灸 治 療 のすすめ 1. 膝 関 節 内 側 の 疼 痛 1 内 側 型 2 内 側 膝 蓋 型 内 側 関 節 裂 隙 ( 半 月 板 ) 内 側 側 副 靭 帯 鵞 足 滑 液 包 鵞 足 構 成 筋 関 節 包 など 経 脈 経 筋 : 足 陽 明 経 筋 太 陰 経 筋 厥 陰 経 筋 治 療 穴 : 内 庭 外 内 庭 侠 谿 陥 谷 外 陥 谷 臨 丘 地 五 会 大 都 太 白 行 間 太 衝 など 膝 関 節 水 腫 には 内 庭 外 内 庭 の 切 皮 置 鍼 ( 約 10 分 )がお 勧 め! 2. 膝 関 節 外 側 の 疼 痛 1 外 側 型 2 外 側 膝 蓋 型 外 側 関 節 裂 隙 ( 半 月 板 ) 外 側 側 副 靭 帯 腸 脛 靭 帯 関 節 包 など 経 脈 経 筋 : 足 陽 明 経 筋 少 陽 経 筋 治 療 穴 : 内 庭 外 内 庭 侠 谿 陥 谷 外 陥 谷 臨 丘 地 五 会 3. 膝 関 節 前 面 の 疼 痛 膝 蓋 型 膝 蓋 骨 周 囲 膝 蓋 靭 帯 タナ 大 腿 四 頭 筋 関 節 包 膝 蓋 上 包 など 経 脈 経 筋 : 足 陽 明 経 筋 治 療 穴 : 内 庭 外 内 庭 侠 谿 陥 谷 外 陥 谷 臨 丘 地 五 会 4. 膝 関 節 後 面 の 疼 痛 ベーカー 嚢 腫 膝 窩 筋 足 底 筋 腓 腹 筋 関 節 包 など 経 脈 経 筋 : 足 太 陽 経 筋 足 少 陰 経 筋 治 療 穴 : 通 谷 束 骨 ( 第 5 中 足 骨 外 縁 ) 内 通 谷 など 5. 臓 腑 病 経 脈 病 経 筋 病 外 感 病 四 頭 筋 萎 縮 : 脾 ( 主 肌 肉 ) 関 節 の 変 形 : 腎 ( 主 骨 ) スターティングペイン: 肝 ( 主 筋 ) リューマチ: 痺 証 ( 風 寒 湿 ) 安 静 時 痛 夜 間 痛 など: 臓 腑 経 脈 病 動 作 時 痛 : 経 筋 病 経 筋 病 は あくまでも 動 作 時 の 疼 痛 引 きつり 痙 攣 等 であって 安 静 時 痛 自 発 痛 夜 間 痛 は 経 筋 病 以 外 の 経 脈 病 臓 腑 病 を 考 慮 しなければならない 6 6