株主総会タイトル



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Microsoft Word ETF・日経400ベア決算短信.doc

建設特別・資産運用の基本方針

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

(Microsoft Word - \212\356\226{\225\373\220j _\217C\220\263\201j.doc)

募集新株予約権(有償ストック・オプション)の発行に関するお知らせ

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平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について

別 紙 第 号 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 議 案 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 を 次 のように 定 める 平 成 26 年 2 月 日 提 出 高 知 県 知 事 尾

PowerPoint プレゼンテーション

( 別 途 調 査 様 式 1) 減 損 損 失 を 認 識 するに 至 った 経 緯 等 1 列 2 列 3 列 4 列 5 列 6 列 7 列 8 列 9 列 10 列 11 列 12 列 13 列 14 列 15 列 16 列 17 列 18 列 19 列 20 列 21 列 22 列 固 定

160530_日本株厳選_7コース両観_■丸八証券

入 札 参 加 者 は 入 札 の 執 行 完 了 に 至 るまではいつでも 入 札 を 辞 退 することができ これを 理 由 として 以 降 の 指 名 等 において 不 利 益 な 取 扱 いを 受 けることはない 12 入 札 保 証 金 免 除 13 契 約 保 証 金 免 除 14 入

預 金 を 確 保 しつつ 資 金 調 達 手 段 も 確 保 する 収 益 性 を 示 す 指 標 として 営 業 利 益 率 を 採 用 し 営 業 利 益 率 の 目 安 となる 数 値 を 公 表 する 株 主 の 皆 様 への 還 元 については 持 続 的 な 成 長 による 配 当 可

文化政策情報システムの運用等

4 承 認 コミュニティ 組 織 は 市 長 若 しくはその 委 任 を 受 けた 者 又 は 監 査 委 員 の 監 査 に 応 じなければ ならない ( 状 況 報 告 ) 第 7 条 承 認 コミュニティ 組 織 は 市 長 が 必 要 と 認 めるときは 交 付 金 事 業 の 遂 行 の

Microsoft Word - 【第17期】有価証券報告書(課税上の取り扱い)

ETF通期決算短信(サマリー情報様式)

国立研究開発法人土木研究所の役職員の報酬・給与等について

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第一部【証券情報】

c. 投 資 口 の 譲 渡 に 係 る 税 務 個 人 投 資 主 が 投 資 口 を 譲 渡 した 際 の 譲 渡 益 は 株 式 等 に 係 る 譲 渡 所 得 等 として 原 則 20%( 所 得 税 15% 住 民 税 5%)の 税 率 による 申 告 分 離 課 税 の 対 象 となりま

定款

平 成 27 年 11 月 ~ 平 成 28 年 4 月 に 公 開 の 対 象 となった 専 門 協 議 等 における 各 専 門 委 員 等 の 寄 附 金 契 約 金 等 の 受 取 状 況 審 査 ( 別 紙 ) 専 門 協 議 等 の 件 数 専 門 委 員 数 500 万 円 超 の 受

損 益 計 算 書 自. 平 成 26 年 4 月 1 日 至. 平 成 27 年 3 月 31 日 科 目 内 訳 金 額 千 円 千 円 営 業 収 益 6,167,402 委 託 者 報 酬 4,328,295 運 用 受 託 報 酬 1,839,106 営 業 費 用 3,911,389 一

<4D F736F F D2091E F18CB48D C481698E7B90DD8F9590AC89DB816A2E646F63>

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18 国立高等専門学校機構

第 3 四 半 期 運 用 状 況 の 概 要 第 3 四 半 期 末 の 運 用 資 産 額 は 2,976 億 円 となりました 第 3 四 半 期 の 修 正 総 合 収 益 率 ( 期 間 率 )は +1.79%となりました なお 実 現 収 益 率 は +0.67%です 第 3 四 半 期

Q IFRSの特徴について教えてください

(6) 事 務 局 職 場 積 立 NISAの 運 営 に 係 る 以 下 の 事 務 等 を 担 当 する 事 業 主 等 の 組 織 ( 当 該 事 務 を 代 行 する 組 織 を 含 む )をいう イ 利 用 者 からの 諸 届 出 受 付 事 務 ロ 利 用 者 への 諸 連 絡 事 務

(ⅴ) 平 成 28 年 4 月 1 日 から 平 成 35 年 12 月 31 日 までの 期 間 未 成 年 者 に 係 る 少 額 上 場 株 式 等 の 非 課 税 口 座 制 度 に 基 づき 証 券 会 社 等 の 金 融 商 品 取 引 業 者 等 に 開 設 した 未 成 年 者 口

内 において 管 理 されている 上 場 株 式 等 のうち 非 課 税 管 理 勘 定 に 係 るもの( 新 規 投 資 額 で 毎 年 80 万 円 を 上 限 とします )に 係 る 配 当 等 で 未 成 年 者 口 座 に 非 課 税 管 理 勘 定 を 設 けた 日 から 同 日 の 属

定款  変更

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36

Microsoft PowerPoint - 基金制度

弁護士報酬規定(抜粋)

財団法人山梨社会保険協会寄付行為

(4) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 国 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている.

2. 前 項 の 規 定 にかかわらず 証 券 会 社 等 又 は 機 構 を 通 じた 届 出 の 対 象 となっていない 事 項 については 当 会 社 の 定 める 書 式 により 株 主 名 簿 管 理 人 宛 に 届 け 出 るものとす る ( 法 人 株 主 等 の 代 表 者 ) 第

16 日本学生支援機構

公表表紙

Microsoft Word 差替_【900】(旧69)「交代」120111CL.docx

答申第585号

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(1) 社 会 保 険 等 未 加 入 建 設 業 者 の 確 認 方 法 等 受 注 者 から 提 出 される 施 工 体 制 台 帳 及 び 添 付 書 類 により 確 認 を 行 います (2) 違 反 した 受 注 者 へのペナルティー 違 反 した 受 注 者 に 対 しては 下 記 のペ

養 老 保 険 の 減 額 払 済 保 険 への 変 更 1. 設 例 会 社 が 役 員 を 被 保 険 者 とし 死 亡 保 険 金 及 び 満 期 保 険 金 のいずれも 会 社 を 受 取 人 とする 養 老 保 険 に 加 入 してい る 場 合 を 解 説 します 資 金 繰 りの 都

23信託の会計処理に関する実務上の取扱い

中国会社法の改正が外商投資企業に与える影響(2)

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税金読本(8-5)特定口座と確定申告

平成24年度 業務概況書

第4回税制調査会 総4-1

平成21年9月29日

(別紙3)保険会社向けの総合的な監督指針の一部を改正する(案)

している 5. これに 対 して 親 会 社 の 持 分 変 動 による 差 額 を 資 本 剰 余 金 として 処 理 した 結 果 資 本 剰 余 金 残 高 が 負 の 値 となるような 場 合 の 取 扱 いの 明 確 化 を 求 めるコメントが 複 数 寄 せられた 6. コメントでは 親

注 記 事 項 (1) 当 四 半 期 連 結 累 計 期 間 における 重 要 な 子 会 社 の 異 動 : 無 (2) 四 半 期 連 結 財 務 諸 表 の 作 成 に 特 有 の 会 計 処 理 の 適 用 : 有 ( 注 ) 詳 細 は 添 付 資 料 4ページ 2.サマリー 情 報 (

のとする 3 この 協 会 での 会 員 の 身 分 は 国 際 協 同 組 合 保 険 連 合 の 身 分 と 同 様 とする 4 いかなる 会 員 組 織 も 国 際 協 同 組 合 保 険 連 合 の 会 員 資 格 を 喪 失 した 場 合 には 協 会 の 会 員 資 格 を 喪 失 する

<4D F736F F D B8E968BC695E58F CA A2E646F63>

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企業結合ステップ2に関連するJICPA実務指針等の改正について③・資本連結実務指針(その2)

4 参 加 資 格 要 件 本 提 案 への 参 加 予 定 者 は 以 下 の 条 件 を 全 て 満 たすこと 1 地 方 自 治 法 施 行 令 ( 昭 和 22 年 政 令 第 16 号 ) 第 167 条 の4 第 1 項 各 号 の 規 定 に 該 当 しない 者 であること 2 会 社

(3) その 他 市 長 が 必 要 と 認 める 書 類 ( 補 助 金 の 交 付 決 定 ) 第 6 条 市 長 は 前 条 の 申 請 書 を 受 理 したときは 速 やかにその 内 容 を 審 査 し 補 助 金 を 交 付 すべきものと 認 めたときは 規 則 第 7 条 に 規 定 す

6 構 造 等 コンクリートブロック 造 平 屋 建 て4 戸 長 屋 16 棟 64 戸 建 築 年 1 戸 当 床 面 積 棟 数 住 戸 改 善 後 床 面 積 昭 和 42 年 36.00m m2 昭 和 43 年 36.50m m2 昭 和 44 年 36.


年 金 払 い 退 職 給 付 制 度 における 年 金 財 政 のイメージ 積 立 時 給 付 時 給 付 定 基 (1/2) で 年 金 を 基 準 利 率 で 付 利 給 付 定 基 ( 付 与 利 の ) 有 期 年 金 終 身 年 金 退 職 1 年 2 年 1 月 2 月 ( 終 了 )

(4) ラスパイレス 指 数 の 状 況 ( 各 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 例 ) ( 例 ) 15 (H2) (H2) (H24) (H24) (H25.4.1) (H25.4.1) (H24) (H24)

個人向け国債の事務取扱いに関する細則

m07 北見工業大学 様式①

T T VWAPギャランティ 取 引 とは T T VWAPギャランティ 取 引 とは これまでの 成 行 や 指 値 とは 異 なる 東 海 東 京 証 券 が 提 供 する 新 しい 形 の 売 買 方 法 です その 方 法 とは 1 金 融 商 品 取 引 所 ( 以 下 取 引 所 )に

第316回取締役会議案

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 法 人 の 長 A 18,248 11,166 4, ,066 6,42

1 変更の許可等(都市計画法第35条の2)

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基 準 地 価 格 3 年 に1 度 審 議 直 近 ではH23 年 12 月 に 審 議 土 地 評 価 替 えの 流 れと 固 定 資 産 評 価 審 議 会 基 準 地 とは 土 地 評 価 の 水 準 と 市 町 村 間 の 均 衡 を 確 保 するための 指 標 となるものであり 各 市

職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 (5 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 区 類 団 府 分 似 体 平 均 年 齢

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Microsoft Word - 様式(H22)[1].rtf

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職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 ( 平 成 年 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 福 岡 県 技 能 労 務 職 歳 1,19,98 9,9 歳 8,

続 に 基 づく 一 般 競 争 ( 指 名 競 争 ) 参 加 資 格 の 再 認 定 を 受 けていること ) c) 会 社 更 生 法 に 基 づき 更 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなされている 者 又 は 民 事 再 生 法 に 基 づき 再 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなさ

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国 家 公 務 員 の 年 金 払 い 退 職 給 付 の 創 設 について 検 討 を 進 めるものとする 平 成 19 年 法 案 をベースに 一 元 化 の 具 体 的 内 容 について 検 討 する 関 係 省 庁 間 で 調 整 の 上 平 成 24 年 通 常 国 会 への 法 案 提

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Microsoft Word )40期決算公開用.doc

Ⅰ 元 請 負 人 を 社 会 保 険 等 加 入 建 設 業 者 に 限 定 平 成 28 年 10 月 1 日 以 降 に 入 札 公 告 指 名 通 知 随 意 契 約 のための 見 積 依 頼 を 行 う 工 事 から 以 下 に 定 める 届 出 の 義 務 ( 以 下 届 出 義 務 と

説 明 内 容 料 金 の 算 定 期 間 と 請 求 の 単 位 について 分 散 検 針 制 日 程 等 別 料 金 料 金 の 算 定 期 間 と 支 払 義 務 発 生 日 日 程 等 別 料 金 の 請 求 スケジュール 料 金 のお 支 払 い 方 法 その 他 各 種 料 金 支 払

< 現 在 の 我 が 国 D&O 保 険 の 基 本 的 な 設 計 (イメージ)> < 一 般 的 な 補 償 の 範 囲 の 概 要 > 請 求 の 形 態 会 社 の 役 員 会 社 による 請 求 に 対 する 損 免 責 事 由 の 場 合 に 害 賠 償 請 求 は 補 償 されず(

質 問 票 ( 様 式 3) 質 問 番 号 62-1 質 問 内 容 鑑 定 評 価 依 頼 先 は 千 葉 県 などは 入 札 制 度 にしているが 神 奈 川 県 は 入 札 なのか?または 随 契 なのか?その 理 由 は? 地 価 調 査 業 務 は 単 にそれぞれの 地 点 の 鑑 定

土 購 入 土 借 用 土 所 有 権 移 転 登 記 確 約 書 農 転 用 許 可 書 ( 写 ) 農 転 用 届 出 受 理 書 ( 写 ) 土 不 動 産 価 格 評 価 書 土 見 積 書 ( 写 ) 又 は 売 買 確 約 書 ( 写 ) 土 売 主 印 鑑 登 録 証 明 書 売 主

( 別 紙 ) 以 下 法 とあるのは 改 正 法 第 5 条 の 規 定 による 改 正 後 の 健 康 保 険 法 を 指 す ( 施 行 期 日 は 平 成 28 年 4 月 1 日 ) 1. 標 準 報 酬 月 額 の 等 級 区 分 の 追 加 について 問 1 法 改 正 により 追 加

就 業 規 則 ( 福 利 厚 生 ) 第 章 福 利 厚 生 ( 死 亡 弔 慰 金 等 ) 第 条 法 人 が 群 馬 県 社 会 福 祉 協 議 会 民 間 社 会 福 祉 施 設 等 職 員 共 済 規 程 に 基 づき 群 馬 県 社 会 福 祉 協 議 会 との 間 において 締 結 す

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科 目 予 算 額 決 算 額 差 異 Ⅱ 投 資 活 動 収 支 の 部 1. 投 資 活 動 収 入 特 定 資 産 取 崩 収 入 13,811,848 62,532,864 48,721,016 退 職 給 付 引 当 資 産 取 崩 収 入 2,811,848 54,237,864 51,

<4D F736F F D E598BC68A8897CD82CC8DC490B68B7982D18E598BC68A8893AE82CC8A C98AD682B782E993C195CA915B C98AEE82C382AD936F985E96C68B9690C582CC93C197E1915B927582CC898492B75F8E96914F955D89BF8F915F2E646F6

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 号 給 の 給 料 月 額 ( 単 位 : ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 135, , , , , ,600

Microsoft Word - 公表資料(H22).doc

Transcription:

GIPS2010 不 動 産 プライベート エクイティ 基 準 の 解 説 GIPSセミナーシリーズ 第 4 回 平 成 23 年 2 月 4 日 桒 原 洋 SAAJ 投 資 パフォーマンス 基 準 委 員 会 委 員 長 GIPS Interpretations Subcommittee 委 員 ( 新 日 本 有 限 責 任 監 査 法 人 )

内 容 1. 第 I 章 第 6 節 不 動 産 2. 第 I 章 第 7 節 プライベートエクイティ 3. 第 II 章 GIPS 評 価 基 準

第 I 章 第 6 節 不 動 産 第 I 章 第 0 節 ~ 第 5 節 を 補 完 するもの 2006 年 1 月 1 日 以 降 のパフォーマンスに 適 用 さ れる 以 下 の 資 産 は 適 用 対 象 とされない ( 第 0 節 ~ 第 5 節 が 適 用 される) 公 に 取 引 される 不 動 産 証 券 商 業 用 不 動 産 担 保 証 券 (CMBS) 商 業 用 および 居 住 用 不 動 産 ローンを 含 む 私 募 型 デット 投 資 であって 期 待 リターンが 契 約 金 額 のみに 連 動 し 現 資 産 となる 不 動 産 の 経 済 的 なパフォーマンスには 関 連 しないもの

不 動 産 基 準 の 特 徴 適 用 対 象 期 間 は2006/1/1 以 降 (2000/1/1) 四 半 期 ごとの 評 価 ( 大 きなキャッシュフロー 発 生 の 都 度 ) 外 部 評 価 の 実 施 ( 必 要 とされない) 時 間 加 重 収 益 率 ( 同 一 ) トータル リターンの 他 にインカム/キャピタル リターン ( 構 成 リターン)の 提 示 ( 必 要 とされない) クローズド エンド ファンドのコンポジットについては PE 基 準 の 一 部 が 追 加 的 に 適 用 ( 例 えばSI-IRRの 提 示 ) ( 必 要 とされない) ( )は 一 般 資 産 に 関 する 規 定

第 I 章 第 7 節 プライベートエクイティ 第 I 章 第 0 節 ~ 第 5 節 を 補 完 するもの 2006 年 1 月 1 日 以 降 のパフォーマンスに 適 用 さ れる 以 下 の 資 産 が 適 用 対 象 となる プライマリー ファンドおよびファンド オブ ファンズを 含 む 存 続 期 間 お よび 出 資 金 額 が 確 定 しているプライベート エクイティ 存 続 期 間 および 出 資 約 束 金 額 が 確 定 しているセカンダリー ファンド 以 下 の 資 産 は 適 用 対 象 とされない ( 第 0 節 ~ 第 5 節 が 適 用 される) オープンエンド 型 ファンドおよびエバーグリーン ファンド プライマリー ファンド: 他 の 投 資 ビークルに 投 資 するのではなく 直 接 投 資 (DIRECT INVESTMENT)を 行 う 投 資 ビークル セカンダリー ファンド: 現 存 する 投 資 ビークルの 持 ち 分 を 購 入 する 投 資 ビークル ファンド オブ ファンズ: 原 資 産 としての 複 数 の 投 資 ビークルに 投 資 する 投 資 ビークル プライベート エクイティのファンド オブ ファンズは 主 にクローズドエンド 型 ファンド(CLOSED END FUND)に 投 資 するが オポチュニスティックな 直 接 投 資 (DIRECT INVESTMENT)を 行 うこともある

プライベートエクイティ 基 準 の 特 徴 適 用 対 象 期 間 は2006 年 1 月 1 日 以 降 (2000/1/1) 開 始 来 内 部 収 益 率 (SI-IRR) ( 時 間 加 重 収 益 率 ) コンポジットは 組 成 年 および(および/または) 投 資 マンデート 投 資 目 的 あるいは 投 資 戦 略 に 応 じて 設 定 () 内 はファンド オブ ファンズの 場 合 ( 投 資 目 的 投 資 マンデートあるいは 投 資 戦 略 ) いくつかのユニークな 指 標 の 提 示 ( 必 要 とされ ない) ( )は 一 般 資 産 に 関 する 規 定

第 II 章 GIPS 評 価 原 則 A. 公 正 価 値 の 定 義 公 正 価 値 は 十 分 な 知 識 と 思 慮 に 基 づいて 行 動 する 自 発 的 な 当 事 者 間 で 行 われる 独 立 した 立 場 (arm s length)での 現 在 の 取 引 において ある 投 資 対 象 が 交 換 されるであろう 価 格 と 定 義 される 同 一 の 投 資 対 象 について 測 定 日 における 活 発 な 市 場 での 客 観 的 かつ 観 察 可 能 な 調 整 前 の 公 表 価 格 (quoted market price)が 入 手 可 能 である 場 合 には それを 使 用 して 評 価 を 決 定 しなければならない 同 一 の 投 資 対 象 について 測 定 日 における 活 発 な 市 場 での 客 観 的 かつ 観 察 可 能 な 調 整 前 の 公 表 価 格 が 入 手 できない 場 合 には 会 社 による 時 価 の 最 良 推 計 値 で 評 価 しなければならない 公 正 価 値 には 経 過 利 子 を 含 めなければならない 時 価 MARKET VALUE ある 時 点 において 投 資 家 がある 投 資 対 象 取 得 または 売 却 することが 可 能 な 価 格 に 保 有 数 を 乗 じ 経 過 利 子 を 足 したもの (GIPS 用 語 集 )

不 動 産 およびプライベート エクイティに 関 するGIPS 評 価 原 則 一 般 資 産 に 係 る 評 価 原 則 (II.A, B1-8, C1-5)は 適 用 される それらに 加 えて 不 動 産 ではB9-16, C6-9が 追 加 的 に 適 用 となり プライベート エクイティではB17-20, C10-12が 追 加 的 に 適 用 となる 追 加 的 に 適 用 される 原 則 の 多 くは 第 6 節 ある いは 第 7 節 で 個 別 に 必 須 基 準 または 勧 奨 基 準 と して 規 定 されているものである

入 力 データ 必 須 基 準 6.A.1 第 I 章 第 6 節 不 動 産 2011 年 1 月 1 日 以 降 の 運 用 実 績 については 不 動 産 投 資 は 第 II 章 における 公 正 価 値 の 定 義 およびGIPS 評 価 原 則 に 従 って 評 価 しなければならない ( 注 )2011 年 1 月 1 日 以 前 の 運 用 実 績 については 不 動 産 投 資 は 市 場 価 格 で 評 価 しな ければならない(GIPS 基 準 の2005 年 版 において 不 動 産 について 以 前 規 定 されていた もの) 6.A.2 6.A.3 6.A.4 6.A.5 2008 年 1 月 1 日 以 降 の 運 用 実 績 については 不 動 産 投 資 は 少 なくとも 四 半 期 ごとに 評 価 しなければならない ( 注 ) 2008 年 1 月 1 日 より 以 前 の 運 用 実 績 については 不 動 産 投 資 は 少 なくとも12ヶ 月 ごと に 評 価 しなければならない 2010 年 1 月 1 日 以 降 の 運 用 実 績 については 会 社 は 各 四 半 期 末 または 当 該 四 半 期 の 最 終 営 業 日 にポートフォリオを 評 価 しなければならない 不 動 産 投 資 は 次 により 外 部 評 価 しなければならない a. 2012 年 1 月 1 日 より 以 前 の 運 用 実 績 については 少 なくとも36ヶ 月 ごとに 外 部 評 価 すること b. 2012 年 1 月 1 日 以 降 の 運 用 実 績 については 少 なくとも12ヶ 月 ごとに 外 部 評 価 す ること ただし 顧 客 との 合 意 文 書 で 他 の 定 めがある 場 合 を 除 く その 場 合 不 動 産 投 資 は 少 なくとも36ヶ 月 ごと もしくは 顧 客 から36ヶ 月 ごとよりも 高 い 頻 度 での 外 部 評 価 を 求 められる 場 合 は 当 該 頻 度 で 外 部 評 価 しなければならない 外 部 評 価 は 独 立 した 外 部 の 専 門 職 として 認 定 公 認 または 免 許 された 商 業 用 不 動 産 を 評 価 する 資 格 のある 評 価 人 または 鑑 定 人 により 行 わなければならな い そのような 専 門 家 が 存 在 しない 市 場 においては 会 社 が 適 格 な 独 立 した 評 価 人 または 鑑 定 人 のみを 使 用 するよう 必 要 な 措 置 を 講 じなければならない ( 適 用 除 外 )1.A.3.a: 2001 年 1 月 1 日 以 降 の 運 用 実 績 については 少 なくとも 月 次 で 評 価 す ること ( 適 用 除 外 )1.A.3.b: 2001 年 1 月 1 日 以 降 の 運 用 実 績 については すべての 大 きなキャッ シュフローの 発 生 の 日 ごとに 評 価 すること 会 社 は コンポジット 中 のポートフォリオの 評 価 日 を 決 定 するため 大 きなキャッシュフローをコンポジットごとに 定 義 しておかなければ ならない ( 適 用 除 外 )1.A.4: 2010 年 1 月 1 日 以 降 の 運 用 実 績 については ポートフォリオは 月 末 ま たは 当 該 月 の 最 終 営 業 日 に 評 価 しなければならない 計 算 方 法 必 須 基 準 6.A.6 6.A.7 会 社 は ポートフォリオ リターンを 少 なくとも 四 半 期 ごとに 計 算 しなければなら ない リターンはすべて 当 該 期 間 にかかる 実 際 の 取 引 費 用 を 控 除 して 計 算 しなければな らない ( 適 用 除 外 ) 2.A.2.a: 2001 年 1 月 1 日 以 降 の 運 用 実 績 については 会 社 は ポートフォリ オ リターンを 少 なくとも 月 次 で 計 算 しなければならない ( 適 用 除 外 ) 2.A.4: リターンはすべて 当 該 期 間 にかかる 実 際 の 取 引 費 用 を 控 除 して 計 算 しなければならない 会 社 は 推 定 された 取 引 費 用 を 使 用 してはならない 取 引 費 用 の 内 容 が 不 動 産 プライベートエクイティと 一 般 資 産 との 間 で 相 違 している 用 語 集 を 参 照 のこと Page 1 of 17

6.A.8 6.A.9 第 I 章 第 6 節 不 動 産 2011 年 1 月 1 日 以 降 の 運 用 実 績 については インカム リターンおよびキャピタ ル リターン( 構 成 リターン)は 幾 何 的 にリンクした 時 間 加 重 収 益 率 を 使 用 して 個 別 に 計 算 しなければならない コンポジットの 時 間 加 重 収 益 率 は 構 成 リターンを 含 め 個 々のポートフォリ オ リターンを 資 産 額 加 重 して 少 なくとも 四 半 期 ごとに 計 算 しなければならな い ( 適 用 除 外 ) 2.A.7: コンポジット リターンは 次 により 計 算 しなければならない a. 2006 年 1 月 1 日 以 降 の 運 用 実 績 については 少 なくとも 四 半 期 ごとに 個 々のポートフォ リオ リターンを 資 産 額 加 重 して 計 算 すること b. 2010 年 1 月 1 日 以 降 の 運 用 実 績 については 少 なくとも 月 次 で 個 々のポートフォリオ リ ターンを 資 産 額 加 重 して 計 算 すること ディスクロージャー( 開 示 ) 必 須 基 準 6.A.10 各 準 拠 提 示 資 料 において 次 の 事 項 を 開 示 しなければならない a. 会 社 の 投 資 一 任 の 概 略 b. 直 近 の 期 間 について 不 動 産 投 資 評 価 のために 使 用 した 内 部 評 価 方 法 c. 2011 年 1 月 1 日 以 降 の 運 用 実 績 について 評 価 方 針 ないし 評 価 方 法 の 重 要 な 変 更 d. 2011 年 1 月 1 日 以 降 の 運 用 実 績 について 外 部 評 価 とパフォーマンス 報 告 で 使 用 された 評 価 との 重 要 な 差 異 およびその 理 由 e. 独 立 した 外 部 の 専 門 職 として 認 定 公 認 または 免 許 された 商 業 用 不 動 産 を 評 価 する 資 格 のある 評 価 人 または 鑑 定 人 による 不 動 産 投 資 の 評 価 の 頻 度 f. 構 成 リターンが 幾 何 リンクした 時 間 加 重 収 益 率 を 使 用 して 個 別 に 計 算 されてい るときはその 旨 g. 2011 年 1 月 1 日 より 以 前 の 運 用 実 績 については 構 成 リターンがインカム リ ターンとキャピタル リターンの 合 計 がトータル リターンに 等 しくなるように 調 整 されているときは その 旨 6.A.11 2006 年 1 月 1 日 より 以 前 の 運 用 実 績 について GIPS 基 準 に 準 拠 していないパフォー ( 適 用 除 外 ) 4.A.15: 2000 年 1 月 1 日 より 以 前 の 運 用 実 績 についてGIPS 基 準 に 準 拠 してい マンスを 提 示 している 場 合 は 会 社 は 非 準 拠 の 期 間 を 開 示 しなければならない ないパフォーマンスが 提 示 されているときは 会 社 は 非 準 拠 の 期 間 を 開 示 しなければな らない 6.A.12 フィー 控 除 前 リターンの 提 示 において 取 引 費 用 に 加 えてその 他 のフィーを 控 除 し ているときは 会 社 はその 旨 を 開 示 しなければならない 6.A.13 フィー 控 除 後 リターンの 提 示 において 運 用 報 酬 および 取 引 費 用 に 加 えてその 他 の フィーを 控 除 しているときは 会 社 はその 旨 を 開 示 しなければならない ( 適 用 除 外 ) 4.A.5: フィー( 運 用 報 酬 ) 控 除 前 リターンの 提 示 において 取 引 費 用 に 加 えて その 他 のフィーを 控 除 しているときは 会 社 はその 旨 を 開 示 しなければならない 取 引 費 用 の 内 容 が 不 動 産 プライベートエクイティと 一 般 資 産 との 間 で 相 違 している 用 語 集 を 参 照 のこと ( 適 用 除 外 ) 4.A.6: フィー( 運 用 報 酬 ) 控 除 後 リターンを 提 示 するときは 会 社 は 次 の 事 項 を 開 示 しなければならない a. 運 用 報 酬 および 取 引 費 用 に 加 えてその 他 のフィーを 控 除 しているときはその 旨 取 引 費 用 の 内 容 が 不 動 産 プライベートエクイティと 一 般 資 産 との 間 で 相 違 している 用 語 集 を 参 照 のこと Page 2 of 17

第 I 章 第 6 節 不 動 産 提 示 および 報 告 必 須 基 準 6.A.14 会 社 は トータル リターンに 加 えて 構 成 リターンを 提 示 しなければならな い コンポジットの 構 成 リターンについて フィー 控 除 前 フィー 控 除 後 のどち らであるか 明 示 しなければならない ( 適 用 除 外 ) 4.A.26: 会 社 は 2010 年 1 月 1 日 より 以 前 の 運 用 実 績 について 月 末 または 当 該 月 の 最 終 営 業 日 ベースでポートフォリオを 評 価 していなかった 場 合 には その 旨 を 開 示 しなければならない ( 適 用 除 外 ) 4.A.33: 会 社 は 36 個 の 月 次 リターンが 入 手 できないことを 理 由 にコンポジット および/またはベンチマークの3 年 間 の 年 率 換 算 した 事 後 的 な 標 準 偏 差 を 提 示 しないとき は その 旨 を 開 示 しなければならない ( 適 用 除 外 ) 4.A.34: 会 社 は 3 年 間 の 年 率 換 算 した 事 後 的 な 標 準 偏 差 は 関 連 性 がないま たは 適 切 でないと 判 断 する 場 合 は 次 を 記 載 しなければならない a. 事 後 的 な 標 準 偏 差 は 関 連 性 がないまたは 適 切 でないと 判 断 した 理 由 b. 提 示 される 追 加 的 なリスク 指 標 とその 選 択 理 由 6.A.15 会 社 は 2006 年 1 月 1 日 以 降 の 運 用 実 績 についてGIPS 非 準 拠 パフォーマンスをGIPS 準 拠 パフォーマンスにリンクしてはならない 2006 年 1 月 1 日 以 降 の 運 用 実 績 につ いてGIPS 準 拠 パフォーマンスのみが 提 示 される 場 合 に 限 り 会 社 は GIPS 非 準 拠 パフォーマンスをGIPS 準 拠 パフォーマンスにリンクしてもよい ( 適 用 除 外 ) 5.A.3: 会 社 は 2000 年 1 月 1 日 以 降 の 運 用 実 績 についてGIPS 非 準 拠 パ フォーマンスをGIPS 準 拠 パフォーマンスにリンクしてはならない 2000 年 1 月 1 日 以 降 の 運 用 実 績 についてGIPS 準 拠 パフォーマンスのみが 提 示 されている 場 合 に 限 り 会 社 は GIPS 非 準 拠 パフォーマンスをGIPS 準 拠 パフォーマンスにリンクしてもよい 6.A.16 各 準 拠 提 示 資 料 において 次 の 事 項 を 提 示 しなければならない a. 内 部 的 な 散 らばりの 測 度 として コンポジット 内 の 個 々のポートフォリオの 年 間 時 間 加 重 収 益 率 の 最 高 位 と 最 低 値 その1 年 間 を 通 してコンポジットに 組 み 入 れられ ていたポートフォリオの 数 が5 以 下 の 場 合 は 内 部 的 な 散 らばりの 測 度 の 提 示 は 必 須 では ない b. 各 年 度 末 現 在 におけるコンポジット 資 産 に 占 める 年 度 中 に 外 部 評 価 を 使 用 して 評 価 された 資 産 の 割 合 ( 適 用 除 外 ) 5.A.1.i: 各 年 度 について ポートフォリオ リターンの 内 部 的 散 らばりの 測 度 その1 年 間 を 通 してコンポジットに 組 み 入 れられていたポートフォリオの 数 が5 以 下 の 場 合 は 内 部 的 散 らばりの 測 度 の 報 告 は 必 須 ではない ( 適 用 除 外 ) 5.A.2: 2011 年 1 月 1 日 以 降 を 期 末 とする 期 間 の 運 用 実 績 については 会 社 は 各 年 度 末 現 在 の 次 の 両 事 項 を 提 示 しなければならない a. コンポジットおよびベンチマークについて 3 年 間 の 年 率 換 算 した 事 後 的 な 標 準 偏 差 ( 月 次 リターンを 使 用 ) b. 会 社 が 3 年 間 の 年 率 換 算 した 事 後 的 な 標 準 偏 差 は 関 連 性 がないまたは 適 切 でない と 判 断 する 場 合 は ベンチマークおよびコンポジットに 関 する 追 加 的 な3 年 間 の 事 後 的 なリ スク 指 標 (ベンチマークについてはそのような 指 標 が 入 手 可 能 で 適 切 であるとき) 事 後 的 なリスク 指 標 を 計 算 するときは 観 測 期 間 は コンポジットとベンチマークで 同 一 でなけれ ばならない 入 力 データ 勧 奨 基 準 Page 3 of 17

第 I 章 第 6 節 不 動 産 6.B.1 2012 年 1 月 1 日 より 以 前 の 運 用 実 績 についても 不 動 産 投 資 は 独 立 した 外 部 の 専 門 職 として 認 定 公 認 または 免 許 された 商 業 用 不 動 産 を 評 価 する 資 格 のある 評 価 人 または 鑑 定 人 により 少 なくとも12ヶ 月 ごとに 評 価 すべきである 6.B.2 不 動 産 投 資 は 独 立 した 外 部 の 専 門 職 として 認 定 公 認 または 免 許 された 商 業 用 不 動 産 を 評 価 する 資 格 のある 評 価 人 または 鑑 定 人 により 年 度 末 現 在 で 評 価 すべきである ディスクロージャー( 開 示 ) 勧 奨 基 準 6.B.3 6.B.4 会 社 は コンポジット 中 のポートフォリオに 適 用 されている 会 計 基 準 ( 例 えば U.S. GAAP IFRS)を 開 示 すべきである 会 社 は 各 年 度 末 現 在 における パフォーマンス 報 告 で 使 用 した 評 価 と 財 務 報 告 で 使 用 した 評 価 との 間 の 重 要 な 差 異 について 説 明 し 開 示 すべきである ( 適 用 除 外 ) 1.B.1: 会 社 は 外 部 キャッシュフローの 発 生 の 日 ごとにポートフォリオを 評 価 すべきである 6.B.5 2011 年 1 月 1 日 より 以 前 の 運 用 実 績 についても 会 社 は 評 価 方 針 ないし 評 価 方 法 の 重 要 な 変 更 を 開 示 すべきである 提 示 および 報 告 勧 奨 基 準 6.B.6 会 社 は フィー 控 除 前 リターンおよびフィー 控 除 後 リターンの 両 方 を 提 示 すべきで ( 参 考 ) 5.B.1: 会 社 は フィー( 運 用 報 酬 ) 控 除 前 リターンを 提 示 すべきである ある 6.B.7 6.B.8 会 社 は 各 年 度 末 現 在 における コンポジット 総 資 産 額 に 占 める 不 動 産 ではない 資 産 の 割 合 を 開 示 すべきである 会 社 は 提 供 可 能 な 場 合 は ベンチマークの 構 成 リターンを 提 示 すべきである ( 適 用 除 外 ) 5.B.3: 2011 年 1 月 1 日 より 以 前 の 運 用 実 績 についても 会 社 は コンポジットと ベンチマークについて 各 年 度 末 における3 年 間 の 年 率 換 算 した 事 後 的 な 標 準 偏 差 ( 月 次 リターンを 使 用 )を 提 示 すべきである ( 適 用 除 外 ) 5.B.4: コンポジットとベンチマークの 年 率 換 算 した 事 後 的 な 標 準 偏 差 が 提 示 されている 各 期 について 対 応 する 期 間 のコンポジットとベンチマークの 年 率 換 算 したリ ターンも 提 示 されるべきである ( 適 用 除 外 ) 5.B.5: コンポジットとベンチマークの 年 率 換 算 したリターンが 提 示 されている 各 期 について 対 応 する 期 間 のコンポジットとベンチマークの 年 率 換 算 した 事 後 的 な 標 準 偏 差 も 提 示 されるべきである 以 下 の 基 準 は クローズド エンド 型 不 動 産 ファンドのコンポジットに 適 用 される 追 加 的 な 必 須 基 準 及 び 勧 奨 基 準 計 算 方 法 必 須 基 準 Page 4 of 17

第 I 章 第 6 節 不 動 産 6.A.17 会 社 は 年 率 換 算 した 開 始 来 内 部 収 益 率 (SINCE INCEPTION INTERNAL RATES OF RETURN, SI-IRR)を 計 算 しなければならない 6.A.18 SI-IRRは 少 なくとも 四 半 期 ごとのキャッシュフローを 使 用 して 計 算 しなければな らない コンポジットの 構 築 必 須 基 準 6.A.19 コンポジットは 組 成 年 および 投 資 マンデート 投 資 目 的 または 投 資 戦 略 により 定 義 されなければならない コンポジットの 定 義 は コンポジットの 存 続 期 間 を 通 じて 一 貫 していなければならない ディスクロージャー( 開 示 ) 必 須 基 準 6.A.20 会 社 は 清 算 したコンポジットについて 最 終 清 算 日 を 開 示 しなければならな い 6A21 6.A.21 会 社 は SI-IRRの IRRの 計 算 において 使 用 したキャッシュフローの 頻 度 を 開 示 しなければ ならない 6.A.22 会 社 は コンポジットの 組 成 年 および 組 成 年 がどのように 定 義 されているかについ て 開 示 しなければならない 提 示 および 報 告 必 須 基 準 6.A.23 各 準 拠 提 示 資 料 において 次 の 事 項 を 提 示 しなければならない a. 会 社 は コンポジットの 各 年 度 末 までのフィー 控 除 後 SI-IRRを 提 示 しなければ ならない 会 社 は 初 めに 少 なくとも5 年 間 (または 会 社 またはコンポジットの 存 続 期 間 が5 年 未 満 のときは 会 社 の 開 始 またはコンポジット 開 始 日 以 降 )のGIPS 基 準 の 必 須 基 準 に 準 拠 したパフォーマンスを 提 示 しなければならない それ 以 降 の 各 年 について 会 社 は 追 加 年 のパフォーマンスを 提 示 しなければならない ( 参 考 ) 7.A.4: 2011 年 1 月 1 日 以 降 を 期 末 とする 期 間 については SI-IRRは 日 次 キャッシュフローを 使 用 して 計 算 しなければならない 株 式 の 分 配 は キャッシュフローとして 含 めなければなら ず かつ 分 配 時 点 の 評 価 を 用 いなければならない ( 注 ) 2011 年 1 月 1 日 より 以 前 を 期 末 とする 期 間 については SI-IRRは 日 次 または 月 次 の キャッシュフローを 使 用 して 計 算 しなければならない ( 疑 問 ) 3.A.4はクローズド エンド 型 不 動 産 投 資 ファンドのコンポジットに 対 しても 適 用 され る( 適 用 除 外 とされていない)のだが 6.A.19と 整 合 的 か? 3.A.4: コンポジットは 投 資 マンデート 投 資 目 的 または 投 資 戦 略 に 従 って 定 義 しなけれ ばならない コンポジットは 当 該 コンポジットの 定 義 に 合 致 するポートフォリオのすべてを 組 み 入 れなければならない コンポジットの 定 義 の 変 更 は 遡 及 適 用 してはならない コン ポジットの 定 義 は 請 求 に 応 じて 提 供 可 能 としなければならない b. 2011 年 1 月 1 日 以 降 の 期 間 については 当 初 期 間 が1 年 に 満 たないときは 会 社 は 当 初 年 度 末 までの 年 率 換 算 していないフィー 控 除 後 SI-IRRを 提 示 しなければな らない c. 2011 年 1 月 1 日 以 降 を 期 末 とする 期 間 については 会 社 は コンポジット 最 終 清 算 日 までのフィー 控 除 後 SI-IRRを 提 示 しなければならない Page 5 of 17

第 I 章 第 6 節 不 動 産 6.A.24 コンポジットのフィー 控 除 前 SI-IRRを 準 拠 提 示 資 料 において 提 示 する 場 合 は 会 社 は フィー 控 除 後 SI-IRRが 提 示 されている 期 間 と 同 じ 期 間 について コンポジッ トのフィー 控 除 前 SI-IRRを 提 示 しなければならない 6.A.25 会 社 は 各 年 度 末 現 在 の 次 の 事 項 を 開 示 しなければならない a. コンポジット 開 始 来 の 払 込 出 資 金 b. コンポジット 開 始 来 の 分 配 金 c. コンポジットの 累 積 出 資 約 束 金 d. 評 価 総 額 / 開 始 来 払 込 出 資 金 倍 率 ( 投 資 倍 率 またはTVPI) e. 開 始 来 分 配 金 / 開 始 来 払 込 出 資 金 倍 率 ( 実 現 倍 率 またはDPI) f. 開 始 来 払 込 出 資 金 / 累 積 出 資 約 束 金 倍 率 (PIC 倍 率 ) g. 残 余 価 値 / 開 始 来 払 込 出 資 金 倍 率 ( 未 実 現 倍 率 またはRVPI) 6.A.26 会 社 は 各 年 度 末 までのベンチマークのSI-IRRを 提 示 しなければならない ベンチ マークは 次 を 満 たしていなければならない a. コンポジットの 投 資 マンデート 投 資 目 的 または 投 資 戦 略 を 反 映 しているこ と b. コンポジット 提 示 期 間 と 同 じ 期 間 について 提 示 されていること c. コンポジットと 同 じ 組 成 年 であること 計 算 方 法 勧 奨 基 準 6.B.9 SI-IRRは 日 次 キャッシュフローを 使 用 して 計 算 すべきである Page 6 of 17

入 力 データ 必 須 基 準 7.A.1 7.A.2 第 I 章 第 7 節 プライベートエクイティ 2011 年 1 月 1 日 以 降 を 期 末 とする 期 間 については プライベート エクイティ 投 資 は 第 II 章 の 公 正 価 値 の 定 義 およびGIPS 評 価 原 則 に 従 って 評 価 しなければならな い ( 注 ) 2011 年 1 月 1 日 より 以 前 を 期 末 とする 期 間 については プライベート エクイ ティ 投 資 は GIPS 基 準 2005 年 版 付 属 資 料 DのGIPSプライベート エクイティ 評 価 原 則 またはGIPS 基 準 2010 年 版 第 II 章 のGIPS 評 価 原 則 に 従 って 評 価 しなければなら ない プライベート エクイティは 少 なくとも 年 次 ベースで 評 価 されなければならな い 計 算 方 法 必 須 基 準 7.A.3 会 社 は 年 率 換 算 した 開 始 来 内 部 収 益 率 (SINCE INCEPTION INTERNAL RATE OF RETURN, SI-IRR)を 計 算 しなければならない ( 適 用 除 外 )1.A.3.a: 2001 年 1 月 1 日 以 降 の 運 用 実 績 については 少 なくとも 月 次 で 評 価 す ること ( 適 用 除 外 )1.A.3.b: 2001 年 1 月 1 日 以 降 の 運 用 実 績 については すべての 大 きなキャッ シュフローの 発 生 の 日 ごとに 評 価 すること 会 社 は コンポジット 中 のポートフォリオの 評 価 日 を 決 定 するため 大 きなキャッシュフローをコンポジットごとに 定 義 しておかなければ ならない ( 適 用 除 外 )1.A.4: 2010 年 1 月 1 日 以 降 の 運 用 実 績 については ポートフォリオは 月 末 ま たは 当 該 月 の 最 終 営 業 日 に 評 価 しなければならない ( 適 用 除 外 ) 2.A.2: 会 社 は 外 部 キャッシュフローを 調 整 した 時 間 加 重 収 益 率 を 計 算 しな ければならない 期 間 リターンおよびサブ 期 間 リターンは 幾 何 的 にリンクしなければなら ない 外 部 キャッシュフローは 会 社 の 当 該 コンポジットに 関 する 方 針 に 従 って 取 り 扱 わな ければならない さらに 少 なくとも 次 の 事 項 を 満 たさなければならない a. 2001 年 1 月 1 日 以 降 の 運 用 実 績 については 会 社 は ポートフォリオ リターンを 少 なくと も 月 次 で 計 算 しなければならない b. 2005 年 1 月 1 日 以 降 の 運 用 実 績 については 会 社 は 外 部 キャッシュフローを 日 数 加 重 で 調 整 したポートフォリオ リターンを 計 算 しなければならない 7.A.4 7.A.5 2011 年 1 月 1 日 以 降 を 期 末 とする 期 間 については SI-IRRは 日 次 キャッシュフ ローを 使 用 して 計 算 しなければならない 株 式 の 分 配 は キャッシュフローとして 含 めなければならず かつ 分 配 時 点 の 評 価 を 用 いなければならない ( 注 ) 2011 年 1 月 1 日 より 以 前 を 期 末 とする 期 間 については SI-IRRは 日 次 または 月 次 のキャッシュフローを 使 用 して 計 算 しなければならない リターンはすべて 当 該 期 間 にかかる 実 際 の 取 引 費 用 を 控 除 して 計 算 しなければな らない ( 適 用 除 外 ) 2.A.4: リターンはすべて 当 該 期 間 にかかる 実 際 の 取 引 費 用 を 控 除 して 計 算 しなければならない 会 社 は 推 定 された 取 引 費 用 を 使 用 してはならない 取 引 費 用 の 内 容 が 不 動 産 プライベートエクイティと 一 般 資 産 との 間 で 相 違 している 用 語 集 を 参 照 のこと 7of17

7.A.6 第 I 章 第 7 節 プライベートエクイティ フィー 控 除 後 リターンは 実 際 の 運 用 報 酬 ( 成 功 報 酬 を 含 む) 控 除 後 で 計 算 しな ければならない ( 参 考 ) 4.A.6:.フィー( 運 用 報 酬 ) 控 除 後 リターンを 提 示 するときは 会 社 は 次 の 事 項 を 開 示 しなければならない b: モデルの 運 用 報 酬 または 実 際 の 運 用 報 酬 のいずれが 使 用 されているか c: リターンがパフォーマンス フィー 控 除 後 であるときはその 旨 一 般 資 産 のコンポジットではモデル フィーを 使 用 してフィー 控 除 後 リターンを 計 算 しても 良 い 7.A.7 ファンド オブ ファンズについては リターンはすべて 成 功 報 酬 を 含 む 投 資 先 のパートナーシップおよび/またはファンドのフィーおよび 費 用 のすべてを 控 除 して 計 算 しなければならない ( 適 用 除 外 ) 2.A.6: コンポジット リターンは 期 首 時 価 をウエイトとして または 期 首 時 価 と 外 部 キャッシュフローの 両 方 を 反 映 させる 方 法 で 個 々のポートフォリオ リターンを 資 産 額 加 重 して 計 算 しなければならない ( 適 用 除 外 ) 2.A.7: コンポジット リターンは 次 により 計 算 しなければならない a. 2006 年 1 月 1 日 以 降 の 運 用 実 績 については 少 なくとも 四 半 期 ごとに 個 々のポートフォ リオ リターンを 資 産 額 加 重 して 計 算 すること b. 2010 年 1 月 1 日 以 降 の 運 用 実 績 については 少 なくとも 月 次 で 個 々のポートフォリオ リ ターンを 資 産 額 加 重 して 計 算 すること コンポジットの 構 築 必 須 基 準 7A8 7.A.8 コンポジットの 定 義 は コンポジットの 存 続 期 間 を 通 じて 一 貫 していなければな ( 疑 問 )4A17は 4.A.17は 適 用 除 外 となっていても 良 いのではないだろうか? らない 4.A.17: 会 社 は コンポジットを 再 定 義 したときは 当 該 再 定 義 の 日 付 概 略 および 理 由 を 開 示 しなければならない 7.A.9 プライマリー ファンドは 組 成 年 および 投 資 マンデート 投 資 目 的 または 投 資 戦 略 により 定 義 された 少 なくとも1つのコンポジットに 組 み 入 れなければならな い 7.A.10 ファンド オブ ファンズは ファンド オブ ファンズの 組 成 年 および/または 投 資 マンデート 投 資 目 的 または 投 資 戦 略 により 定 義 された 少 なくとも1つのコ ンポジットに 組 み 入 れなければならない ディスクロージャー( 開 示 ) 必 須 基 準 7.A.11 会 社 は コンポジットの 組 成 年 および 組 成 年 がどのように 定 義 されているかについ て 開 示 しなければならない 7.A.12 会 社 は 清 算 したコンポジットの 最 終 清 算 日 を 開 示 しなければならない 7.A.13 会 社 は 直 近 期 間 について プライベート エクイティ 投 資 の 評 価 のために 使 用 し た 評 価 方 法 を 開 示 しなければならない 8of17 ( 参 考 ) 3.A.4: コンポジットは 投 資 マンデート 投 資 目 的 または 投 資 戦 略 に 従 って 定 義 し なければならない コンポジットは 当 該 コンポジットの 定 義 に 合 致 するポートフォリオのす べてを 組 み 入 れなければならない コンポジットの 定 義 の 変 更 は 遡 及 適 用 してはならな い コンポジットの 定 義 は 請 求 に 応 じて 提 供 可 能 としなければならない 同 上 ( 適 用 除 外 ) 3.A.10: 重 大 なキャッシュフローが 発 生 した 場 合 に 当 該 ポートフォリオをコン ポジットから 除 外 したい 会 社 は 重 大 な についてコンポジットごとに 事 前 に 定 義 し コン ポジットごとの 方 針 に 一 貫 して 従 わなければならない

第 I 章 第 7 節 プライベートエクイティ 7.A.14 2011 年 1 月 1 日 以 降 を 期 末 とする 期 間 について 会 社 は 評 価 方 針 および/または 評 価 方 法 の 重 要 な 変 更 を 開 示 しなければならない 7.A.15 会 社 は GIPS 評 価 原 則 に 加 えて 業 界 の 評 価 ガイドラインに 従 っている 場 合 は ど のガイドラインを 適 用 したか 開 示 しなければならない 7.A.16 会 社 は 使 用 したベンチマーク 計 算 方 法 を 開 示 しなければならない 会 社 は コ ンポジットのパブリック マーケット エクイバレントをベンチマークとして 提 示 する 場 合 は パブリック マーケット エクイバレント 計 算 のために 使 用 した インデックスを 開 示 しなければならない 7.A.17 会 社 は 2011 年 1 月 1 日 より 以 前 の 期 間 について 日 次 キャッシュフローを 使 用 して いない 場 合 は SI-IRRの 計 算 で 使 用 したキャッシュフローの 頻 度 を 開 示 しなければ ならない 7.A.18 フィー 控 除 前 リターンについて 取 引 費 用 に 加 えてその 他 のフィーを 控 除 している ときは 会 社 はその 旨 を 開 示 しなければならない 7.A.19 フィー 控 除 後 リターンについて 運 用 報 酬 および 取 引 費 用 に 加 えてその 他 のフィー を 控 除 しているときは 会 社 はその 旨 を 開 示 しなければならない 7.A.20 会 社 は 2006 年 1 月 1 日 より 前 を 期 末 とする 期 間 についてGIPS 基 準 に 準 拠 していな いパフォーマンスを 提 示 している 場 合 は 当 該 非 準 拠 期 間 を 開 示 しなければならな い ( 適 用 除 外 ) 4.A.5: フィー( 運 用 報 酬 ) 控 除 前 リターンの 提 示 において 取 引 費 用 に 加 えて その 他 のフィーを 控 除 しているときは 会 社 はその 旨 を 開 示 しなければならない 取 引 費 用 の 内 容 が 不 動 産 プライベートエクイティと 一 般 資 産 との 間 で 相 違 している 用 語 集 を 参 照 のこと ( 適 用 除 外 ) 4.A.6: フィー( 運 用 報 酬 ) 控 除 後 リターンを 提 示 するときは 会 社 は 次 の 事 項 を 開 示 しなければならない a. 運 用 報 酬 および 取 引 費 用 に 加 えてその 他 のフィーを 控 除 しているときはその 旨 b. モデルの 運 用 報 酬 または 実 際 の 運 用 報 酬 のいずれが 使 用 されているか 取 引 費 用 の 内 容 が 不 動 産 プライベートエクイティと 一 般 資 産 との 間 で 相 違 している 用 語 集 を 参 照 のこと ( 適 用 除 外 ) 4.A.15: 2000 年 1 月 1 日 より 以 前 の 運 用 実 績 についてGIPS 基 準 に 準 拠 してい ないパフォーマンスが 提 示 されているときは 会 社 は 非 準 拠 の 期 間 を 開 示 しなければな らない ( 適 用 除 外 ) 4.A.8: 会 社 は どの 内 部 的 散 らばりの 測 度 を 提 示 しているか 開 示 しなければ ならない ( 適 用 除 外 ) 4.A.26: 会 社 は 2010 年 1 月 1 日 より 以 前 の 運 用 実 績 について 月 末 または 当 該 月 の 最 終 営 業 日 ベースでポートフォリオを 評 価 していなかった 場 合 には その 旨 を 開 示 しなければならない ( 適 用 除 外 ) 4.A.32: 会 社 は 特 定 のコンポジットについて 重 大 なキャッシュフローに 関 する 方 針 を 採 用 しているときは 当 該 コンポジットについて 重 大 なキャッシュフローをどのように 定 義 しているか また その 適 用 期 間 を 開 示 しなければならない ( 適 用 除 外 ) 4.A.33: 会 社 は 36 個 の 月 次 リターンが 入 手 できないことを 理 由 にコンポジット および/またはベンチマークの3 年 間 の 年 率 換 算 した 事 後 的 な 標 準 偏 差 を 提 示 しないとき は その 旨 を 開 示 しなければならない ( 適 用 除 外 ) 4.A.34: 会 社 は 3 年 間 の 年 率 換 算 した 事 後 的 な 標 準 偏 差 は 関 連 性 がないま たは 適 切 でないと 判 断 する 場 合 は 次 を 記 載 しなければならない a. 事 後 的 な 標 準 偏 差 は 関 連 性 がないまたは 適 切 でないと 判 断 した 理 由 b. 提 示 される 追 加 的 なリスク 指 標 とその 選 択 理 由 9of17

提 示 および 報 告 必 須 基 準 第 I 章 第 7 節 プライベートエクイティ 7.A.21 各 準 拠 提 示 資 料 において 次 の 事 項 を 提 示 しなければならない a. 会 社 は コンポジットの 各 年 度 末 までのフィー 控 除 後 およびフィー 控 除 前 SI- IRRの 双 方 を 提 示 しなければならない 会 社 は 初 めに 少 なくとも5 年 間 (また は 会 社 またはコンポジットの 存 続 期 間 が5 年 未 満 のときは 会 社 の 開 始 またはコン ポジット 開 始 日 以 降 )のGIPS 基 準 の 必 須 事 項 に 準 拠 したパフォーマンスを 提 示 し なければならない それ 以 降 の 各 年 について 会 社 は 追 加 年 のパフォーマンスを 提 示 しなければならない コンポジット リターンについて フィー 控 除 前 フィー 控 除 後 のどちらであるか 明 示 しなければならない b. 2011 年 1 月 1 日 以 降 の 期 間 については 当 初 期 間 が1 年 に 満 たないときは 会 社 は 当 初 年 度 末 までの 年 率 換 算 していないフィー 控 除 後 およびフィー 控 除 前 のSI- IRRを 提 示 しなければならない c. 2011 年 1 月 1 日 以 降 を 期 末 とする 期 間 については 会 社 は コンポジット 最 終 清 算 日 までのフィー 控 除 後 およびフィー 控 除 前 のSI-IRRを 提 示 しなければならな い 7.A.22 2011 年 1 月 1 日 以 降 を 期 末 とする 期 間 については ファンド オブ ファンズ コ ンポジットが 投 資 マンデート 投 資 目 的 投 資 戦 略 によってのみ 定 義 される 場 合 に は 会 社 は 構 成 するファンドを 組 成 年 別 に 分 類 した 場 合 のSI-IRRおよび7.A.23で IRRおよび7 A23で 必 須 とされるその 他 指 標 についても 提 示 しなければならない これら 指 標 は ファ ンド オブ ファンズの 運 用 報 酬 控 除 前 直 近 年 度 末 現 在 で 提 示 しなければなら ない 7.A.23 会 社 は 各 年 度 末 現 在 の 次 の 事 項 を 開 示 しなければならない a. コンポジット 開 始 来 の 払 込 出 資 金 b. コンポジット 開 始 来 の 分 配 金 c. コンポジットの 累 積 出 資 約 束 金 d. 評 価 総 額 / 開 始 来 払 込 出 資 金 倍 率 ( 投 資 倍 率 またはTVPI) e. 開 始 来 分 配 金 / 開 始 来 払 込 出 資 金 倍 率 ( 実 現 倍 率 またはDPI) f. 開 始 来 払 込 出 資 金 / 累 積 出 資 約 束 金 倍 率 (PIC 倍 率 ) g. 残 余 価 値 / 開 始 来 払 込 出 資 金 倍 率 ( 未 実 現 倍 率 またはRVPI) 7.A.24 会 社 は 各 年 度 末 までのベンチマークのSI-IRRを 提 示 しなければならない ベンチ マークは 次 を 満 たしていなければならない a. コンポジットの 投 資 マンデート 投 資 目 的 または 投 資 戦 略 を 反 映 しているこ と b. コンポジット 提 示 期 間 と 同 じ 期 間 について 提 示 されていること c. コンポジットと 同 じ 組 成 年 であること 10of17 ( 適 用 除 外 ) 5.A.1.a: 少 なくとも5 年 間 (または 会 社 またはコンポジットの 存 続 期 間 が5 年 未 満 のときは 会 社 の 開 始 またはコンポジット 開 始 日 以 降 )のGIPS 基 準 の 必 須 事 項 に 準 拠 したパフォーマンス 最 低 限 5 年 間 (または 会 社 またはコンポジットの 存 続 期 間 が5 年 未 満 のときは 会 社 の 開 始 またはコンポジット 開 始 日 以 降 )のGIPS 基 準 に 準 拠 したパフォーマ ンスを 提 示 した 後 会 社 は 少 なくとも10 年 分 のGIPS 基 準 に 準 拠 したパフォーマンスとなる よう 毎 年 パフォーマンスを 追 加 提 示 しなければならない ( 適 用 除 外 ) 5.A.1.b: 各 年 度 のコンポジット リターン コンポジット リターンは フィー( 運 用 報 酬 ) 控 除 前 またはフィー( 運 用 報 酬 ) 控 除 後 のどちらで 表 示 されているか 明 記 しなけれ ばならない ( 適 用 除 外 ) 5.A.1.c: コンポジット 開 始 日 が2011 年 1 月 1 日 以 降 であるコンポジットについて は 当 初 期 間 が1 年 に 満 たないときは コンポジット 開 始 日 から 初 年 度 末 までのリターン ( 適 用 除 外 ) 5.A.1.d: コンポジット 終 了 日 が2011 年 1 月 1 日 以 降 であるコンポジットについて は 最 終 年 度 末 からコンポジット 終 了 日 までのリターン ( 適 用 除 外 ) 5.A.1.e: 各 年 度 のベンチマークのトータル リターン ベンチマークは コンポ ジットの 投 資 マンデート 投 資 目 的 または 投 資 戦 略 を 反 映 していなければならない

第 I 章 第 7 節 プライベートエクイティ 7.A.25 ファンド オブ ファンズ コンポジットが 投 資 マンデート 投 資 目 的 または 投 資 戦 略 によってのみ 定 義 されており かつ 構 成 する 投 資 についてベンチマークが 提 示 される 場 合 には ベンチマークは 構 成 する 投 資 と 同 じ 組 成 年 および 投 資 マン デート 投 資 目 的 または 投 資 戦 略 を 有 するものでなければならない 7.A.26 2011 年 1 月 1 日 以 降 を 期 末 とする 期 間 については ファンド オブ ファンズ コ ンポジット 中 に(ファンド 投 資 ヴィークル 以 外 の) 直 接 投 資 資 産 がある 場 合 には 会 社 は 各 年 度 末 現 在 におけるコンポジット 資 産 に 占 める 直 接 投 資 資 産 の 割 合 を 提 示 しなければならない 7.A.27 2011 年 1 月 1 日 以 降 を 期 末 とする 期 間 については プライマリー ファンド コン ポジット 中 に( 直 接 投 資 以 外 の)ファンド 投 資 ヴィークルによる 資 産 がある 場 合 に は 会 社 は 各 年 度 末 現 在 におけるコンポジット 資 産 に 占 めるファンド 投 資 ヴィー クル 資 産 の 割 合 を 提 示 しなければならない 7.A.28 会 社 は 2006 年 1 月 1 日 以 降 を 期 末 とする 期 間 についてGIPS 非 準 拠 パフォーマンス を 提 示 してはならない 2006 年 1 月 1 日 より 前 を 期 末 とする 期 間 については 会 社 は GIPS 非 準 拠 パフォーマンスを 提 示 することができる 入 力 データ 勧 奨 基 準 7.B.1 プライベート エクイティ 投 資 は 四 半 期 ごとに 評 価 すべきである 計 算 方 法 勧 奨 基 準 7.B.2 2011 年 1 月 1 日 より 前 を 期 末 とする 期 間 についても SI-IRRは 日 次 キャッシュフ ローを 使 用 して 計 算 すべきである ( 適 用 除 外 ) 5.A.3: 会 社 は 2000 年 1 月 1 日 以 降 の 運 用 実 績 についてGIPS 非 準 拠 パ フォーマンスをGIPS 準 拠 パフォーマンスにリンクしてはならない 2000 年 1 月 1 日 以 降 の 運 用 実 績 についてGIPS 準 拠 パフォーマンスのみが 提 示 されている 場 合 に 限 り 会 社 は GIPS 非 準 拠 パフォーマンスをGIPS 準 拠 パフォーマンスにリンクしてもよい ( 適 用 除 外 ) 5.A.1.i: 各 年 度 について ポートフォリオ リターンの 内 部 的 散 らばりの 測 度 その1 年 間 を 通 してコンポジットに 組 み 入 れられていたポートフォリオの 数 が5 以 下 の 場 合 は 内 部 的 散 らばりの 測 度 の 報 告 は 必 須 ではない ( 適 用 除 外 ) 5.A.2: 2011 年 1 月 1 日 以 降 を 期 末 とする 期 間 の 運 用 実 績 については 会 社 は 各 年 度 末 現 在 の 次 の 両 事 項 を 提 示 しなければならない a. コンポジットおよびベンチマークについて 3 年 間 の 年 率 換 算 した 事 後 的 な 標 準 偏 差 ( 月 次 リターンを 使 用 ) b. 会 社 が 3 年 間 の 年 率 換 算 した 事 後 的 な 標 準 偏 差 は 関 連 性 がないまたは 適 切 でない と 判 断 する 場 合 は ベンチマークおよびコンポジットに 関 する 追 加 的 な3 年 間 の 事 後 的 なリ スク 指 標 (ベンチマークについてはそのような 指 標 が 入 手 可 能 で 適 切 であるとき) 事 後 的 なリスク 指 標 を 計 算 するときは 観 測 期 間 は コンポジットとベンチマークで 同 一 でなけれ ばならない ( 適 用 除 外 ) 1.B.1: 会 社 は 外 部 キャッシュフローの 発 生 の 日 ごとにポートフォリオを 評 価 すべきである 11of17

コンポジットの 構 築 勧 奨 基 準 第 I 章 第 7 節 プライベートエクイティ ( 適 用 除 外 ) 2.B.2: 2010 年 1 月 1 日 より 以 前 の 運 用 実 績 についても 会 社 は 少 なくとも 月 次 で 個 々のポートフォリオ リターンを 資 産 額 加 重 してコンポジット リターンを 計 算 すべき である ( 適 用 除 外 ) 3.B.2: 重 大 なキャッシュフローの 影 響 を 除 くため 会 社 は 一 時 的 新 規 口 座 を 使 用 すべきである ディスクロージャー( 開 示 ) 勧 奨 基 準 7.B.3 7.B.4 会 社 は 各 年 度 末 現 在 における パフォーマンス 報 告 で 使 用 した 評 価 と 財 務 報 告 で 使 用 した 評 価 との 間 の 重 要 な 差 異 について 説 明 し 開 示 すべきである 2011 年 1 月 1 日 より 以 前 の 期 間 についても 会 社 は 評 価 方 針 および/または 評 価 方 法 の 重 要 な 変 更 を 開 示 すべきである 提 示 および 報 告 勧 奨 基 準 7.B.5 2011 年 1 月 1 日 以 降 を 期 末 とする 期 間 については ファンド オブ ファンズ コ ンポジットがファンド オブ ファンズの 組 成 年 によってのみ 定 義 される 場 合 に は 会 社 は 構 成 するファンドを 投 資 マンデート 投 資 目 的 または 投 資 戦 略 別 に 分 類 した 場 合 のSI-IRRおよび7.A.23で 必 須 とされるその 他 指 標 についても 提 示 すべ きである これら 指 標 は ファンド オブ ファンズの 運 用 報 酬 控 除 前 で 提 示 す べきである 7.B.6 7.B.7 2011 年 1 月 1 日 より 前 を 期 末 とする 期 間 についても ファンド オブ ファンズ コンポジット 中 に(ファンド 投 資 ヴィークル 以 外 の) 直 接 投 資 資 産 がある 場 合 に は 会 社 は 各 年 度 末 現 在 におけるコンポジット 資 産 に 占 める 直 接 投 資 資 産 の 割 合 を 提 示 しすべきである 2011 年 1 月 1 日 より 前 を 期 末 とする 期 間 についても プライマリー ファンド コ ンポジット 中 に( 直 接 投 資 以 外 の)ファンド 投 資 ヴィークルによる 資 産 がある 場 合 には 会 社 は 各 年 度 末 現 在 におけるコンポジット 資 産 に 占 めるファンド 投 資 ヴィークル 資 産 の 割 合 を 提 示 すべきである ( 適 用 除 外 ) 5.B.2: 会 社 は 次 に 掲 げる 事 項 を 提 示 すべきである a. コンポジットおよびベンチマークのすべての 期 間 にかかる 累 積 リターン b. コンポジットの 等 加 重 平 均 リターンおよびリターンの 中 央 値 c. 四 半 期 および/または 月 次 のリターン d. 12ヶ 月 を 超 える 期 間 について コンポジットおよびベンチマークの 年 率 換 算 リターン ( 適 用 除 外 ) 5.B.3: 2011 年 1 月 1 日 より 以 前 の 運 用 実 績 についても 会 社 は コンポジットと ベンチマークについて 各 年 度 末 における3 年 間 の 年 率 換 算 した 事 後 的 な 標 準 偏 差 ( 月 次 リターンを 使 用 )を 提 示 すべきである 12of17

第 I 章 第 7 節 プライベートエクイティ ( 適 用 除 外 ) 5.B.4: コンポジットとベンチマークの 年 率 換 算 した 事 後 的 な 標 準 偏 差 が 提 示 されている 各 期 について 対 応 する 期 間 のコンポジットとベンチマークの 年 率 換 算 したリ ターンも 提 示 されるべきである ( 適 用 除 外 ) 5.B.5: コンポジットとベンチマークの 年 率 換 算 したリターンが 提 示 されている 各 期 について 対 応 する 期 間 のコンポジットとベンチマークの 年 率 換 算 した 事 後 的 な 標 準 偏 差 も 提 示 されるべきである 13of17

第 II 章 GIPS 評 価 原 則 GIPS 基 準 は 公 正 な 表 示 と 完 全 な 開 示 という 倫 理 原 則 に 基 づいている パフォーマンス 計 算 が 意 味 を 持 つためには ポートフォリオの 投 資 対 象 の 評 価 は 一 貫 性 (integrity)をもって 行 われ その 価 値 を 公 正 に 反 映 したものでなければならない GIPS 基 準 は 2011 年 1 月 1 日 付 で 会 社 が 以 下 に 掲 げる 定 義 および 必 須 事 項 に 従 って 公 正 価 値 による 方 法 を 適 用 することを 必 須 としている GIPS 評 価 原 則 は 公 正 価 値 の 定 義 を 含 め 国 際 会 計 基 準 審 議 会 (IASB)および 米 国 財 務 会 計 基 準 審 議 会 (FASB)その 他 機 関 が 行 った 作 業 を 考 慮 して 策 定 されたものである より 広 範 な 内 容 を 包 含 する 公 正 価 値 による 評 価 を 必 須 化 することは GIPS 基 準 への 準 拠 を 表 明 するすべての 会 社 に 影 響 を 及 ぼすことになる 活 発 な 市 場 で 取 引 さ れる 流 動 性 のある 投 資 対 象 の 場 合 時 価 から 公 正 価 値 に 変 更 しても 一 般 的 には 評 価 が 変 わることはないであろう 会 社 は 同 一 の 投 資 対 象 について 測 定 日 におけ る 活 発 な 市 場 での 客 観 的 かつ 観 察 可 能 な 調 整 前 の 公 表 価 格 (quoted market price) が 入 手 可 能 である 場 合 には それを 使 用 しなければならない 市 場 に 常 に 流 動 性 があるとは 限 らず 投 資 対 象 の 価 格 が 常 に 客 観 的 および/または 観 察 可 能 であるとは 限 らない 流 動 性 がなく 評 価 の 困 難 な 投 資 対 象 あるいは 観 察 可 能 な 時 価 のない 投 資 対 象 については 追 加 的 な 手 段 が 必 要 となる 類 似 しているが 同 一 ではない 投 資 対 象 の 市 場 価 格 が 入 手 可 能 である 場 合 評 価 のための インプットが 客 観 的 ではなく 主 観 的 である 場 合 および/または 市 場 の 取 引 が 活 発 ではなく 不 活 発 な 場 合 について 会 社 の 方 針 および 手 続 で 記 述 しなければならな い 以 下 の 第 C 節 に 勧 奨 される 評 価 階 層 (valuation hierarchy)が 示 されている 会 社 は コンポジットの 評 価 階 層 が 勧 奨 される 評 価 階 層 と 大 きく(materially) 異 なる 場 合 はその 旨 を 開 示 しなければならない 会 社 は 投 資 対 象 の 評 価 に 外 部 の 第 三 者 を 使 用 してもよいが その 場 合 でも 会 社 はGIPS 評 価 原 則 を 含 め GIPS 基 準 への 準 拠 責 任 を 有 している GIPS 基 準 への 準 拠 を 表 明 する 会 社 は 以 下 に 掲 げる 必 須 事 項 のすべてに 従 わなければならず また 以 下 に 掲 げる 勧 奨 事 項 に 準 拠 すべきである A. 公 正 価 値 の 定 義 公 正 価 値 は 十 分 な 知 識 と 思 慮 に 基 づいて 行 動 する 自 発 的 な 当 事 者 間 で 行 われる 独 立 した 立 場 (arm s length)での 現 在 の 取 引 において ある 投 資 対 象 が 交 換 されるであろう 価 格 と 定 義 される 同 一 の 投 資 対 象 について 測 定 日 における 活 発 な 市 場 での 客 観 的 かつ 観 察 可 能 な 調 整 前 の 公 表 価 格 (quoted market price)が 入 手 可 能 である 場 合 には それを 使 用 して 評 価 を 決 定 しなければならない 同 一 の 投 資 対 象 について 測 定 日 における 活 発 な 市 場 での 客 観 的 かつ 観 察 可 能 な 調 整 前 の 公 表 価 格 が 入 手 できない 場 合 には 会 社 による 時 価 の 最 良 推 計 値 で 評 価 しなければならない 公 正 価 値 には 経 過 利 子 を 含 めなければならない B. 評 価 の 必 須 事 項 会 社 は 以 下 に 掲 げる 評 価 の 必 須 事 項 に 準 拠 しなければならない 1 2011 年 1 月 1 日 以 降 の 運 用 実 績 については ポートフォリオは 第 II 章 における 公 正 価 値 の 定 義 およびGIPS 評 価 原 則 に 従 って 評 価 しなければならない ( 基 準 1.A.2) 2 会 社 は 同 一 の 投 資 対 象 について 測 定 日 における 活 発 な 市 場 での 客 観 的 かつ 観 察 可 能 な 調 整 前 の 公 表 価 格 (quoted market price)が 入 手 可 能 である 場 合 に は それを 使 用 して 投 資 対 象 を 評 価 しなければならない 3 会 社 は パフォーマンスの 計 算 と 報 告 に 関 して 適 用 される すべての 法 律 および 規 制 を 遵 守 しなければならない( 基 準 0.A.2) したがって 会 社 は 評 価 に 関 して 適 用 される 法 律 および 規 制 を 遵 守 しなければならない 14of17

4 準 拠 提 示 資 料 がGIPS 基 準 の 必 須 事 項 に 抵 触 する 法 律 および/または 規 制 に 従 っているときは 会 社 は その 旨 および 当 該 法 律 および/または 規 制 が GIPS 基 準 と 異 なる 内 容 を 開 示 しなければならない( 基 準 4.A.22) 法 律 および/または 規 制 とGIPS 評 価 原 則 の 間 における 差 異 もこれに 含 まれる 5 会 社 は GIPS 基 準 に 準 拠 し かつ 準 拠 を 維 持 するために 使 用 される 会 社 の 方 針 および 手 続 を 顧 客 資 産 の 実 在 と 所 有 権 を 確 認 するための 施 策 を 含 め て 文 書 化 しなければならず かつその 方 針 および 手 続 を 一 貫 して 適 用 しなければならない( 基 準 0.A.5) したがって 会 社 は 評 価 の 方 針 手 続 方 法 および 階 層 (hierarchy) について その 変 更 事 項 も 含 めて 文 書 化 しなければならず それらを 一 貫 して 適 用 しなければならない 6 会 社 は ポートフォリオ 評 価 パフォーマンス 計 算 および 準 拠 提 示 資 料 の 作 成 に 関 する 方 針 が 請 求 に 応 じて 提 供 可 能 であることを 開 示 しなければな らない( 基 準 4.A.12) 7 2011 年 1 月 1 日 以 降 の 運 用 実 績 については 会 社 は 主 観 的 で 観 察 不 可 能 なインプットを 使 用 して 評 価 したポートフォリオの 投 資 対 象 がコンポジットに おいて 重 要 であるときは ポートフォリオの 投 資 対 象 の 評 価 において( 第 II 章 のGIPS 評 価 原 則 に 記 述 されている) 主 観 的 で 観 察 不 可 能 なインプットを 使 用 している 旨 を 開 示 しなければならない( 基 準 4.A.27) 8 2011 年 1 月 1 日 以 降 の 運 用 実 績 については 会 社 は コンポジットの 評 価 階 層 (valuation hierarchy)が 第 II 章 のGIPS 評 価 原 則 で 勧 奨 される 階 層 と 大 きく (materially) 異 なるときは その 旨 を 開 示 しなければならない( 基 準 4.A.28) 9 不 動 産 投 資 は 外 部 評 価 しなければならない( 基 準 6.A.4) 不 動 産 の 評 価 に 関 する 追 加 的 な 必 須 事 項 10 外 部 評 価 のプロセスは 関 連 する 評 価 基 準 設 定 運 営 主 体 の 実 務 慣 習 に 従 っていなければならない 11 会 社 は 評 価 人 または 鑑 定 人 の 報 酬 が 投 資 対 象 の 評 価 額 に 応 じて 決 まるような 外 部 評 価 を 使 用 してはならない 12 外 部 評 価 は 独 立 した 外 部 の 専 門 職 として 認 定 公 認 または 免 許 された 商 業 用 不 動 産 を 評 価 する 資 格 のある 評 価 人 または 鑑 定 人 により 行 わなけれ ばならない そのような 専 門 職 が 存 在 しない 市 場 においては 会 社 は 適 格 な 独 立 した 不 動 産 の 評 価 人 または 鑑 定 人 のみを 使 用 するよう 必 要 な 措 置 を 講 じなければならない( 基 準 6.A.5) 13 会 社 は 直 近 の 期 間 において 不 動 産 投 資 評 価 のために 使 用 した 内 部 評 価 方 法 を 開 示 しなければならない( 基 準 6.A.10.b) 14 2011 年 1 月 1 日 以 降 の 運 用 実 績 については 会 社 は 評 価 方 針 および/または 評 価 方 法 の 重 要 な 変 更 を 開 示 しなければならない( 基 準 6.A.10.c) 15 2011 年 1 月 1 日 以 降 の 運 用 実 績 については 会 社 は 外 部 評 価 とパフォーマンス 報 告 で 使 用 された 評 価 との 重 要 な 差 異 およびその 理 由 を 開 示 しなければ ならない( 基 準 6.A.10.d) 16 会 社 は 各 年 度 末 現 在 におけるコンポジット 資 産 に 占 める 年 度 中 に 外 部 評 価 を 使 用 して 評 価 された 資 産 の 割 合 を 提 示 しなければならない( 基 準 6.A.16.b) 15of17

プライベート エクイティの 評 価 に 関 する 追 加 的 な 必 須 事 項 17 選 択 された 評 価 方 法 は 投 資 対 象 の 性 質 事 実 および 状 況 に 基 づき 当 該 投 資 対 象 に 最 も 適 合 したものでなければならない 18 会 社 は 直 近 期 間 について プライベート エクイティ 投 資 の 評 価 のために 使 用 した 評 価 方 法 を 開 示 しなければならない( 基 準 7.A.13) 19 2011 年 1 月 1 日 以 降 を 期 末 とする 期 間 について 会 社 は 評 価 方 針 および/または 評 価 方 法 の 重 要 な 変 更 を 開 示 しなければならない( 基 準 7.A.14) 20 会 社 は GIPS 評 価 原 則 に 加 えて 業 界 の 評 価 ガイドラインに 従 っている 場 合 は どのガイドラインを 適 用 したか 開 示 しなければならない( 基 準 7.A.15) C. 評 価 の 勧 奨 事 項 会 社 は 以 下 に 掲 げる 評 価 の 勧 奨 事 項 に 従 うべきである 1 評 価 階 層 (valuation hierarchy): 会 社 は コンポジットごとに ポートフォリオの 投 資 対 象 の 公 正 価 値 を 決 定 する 方 針 および 手 続 に 以 下 の 階 層 を 取 り 入 れるべきである a. 同 一 の 投 資 対 象 について 測 定 日 における 活 発 な 市 場 での 客 観 的 かつ 観 察 可 能 な 調 整 前 の 公 表 価 格 (quoted market price)が 入 手 可 能 である 場 合 には そ れを 使 用 して 投 資 対 象 を 評 価 しなければならない 入 手 できない 場 合 は 投 資 対 象 は 以 下 を 使 用 して 評 価 すべきある b. 活 発 な 市 場 での 類 似 の 投 資 対 象 に 関 する 客 観 的 かつ 観 察 可 能 な 市 場 取 引 価 格 (quoted market price) これが 入 手 できない 場 合 または 適 切 でない 場 合 は 投 資 対 象 は 以 下 を 使 用 して 評 価 すべきある c. 活 発 ではない 市 場 ( 投 資 対 象 の 取 引 がほとんどなく 価 格 が 最 新 のものではなく もしくは 気 配 値 が 時 点 および/またはマーケット メーカーによって 大 きく 変 動 するような 市 場 )における 同 一 または 類 似 の 投 資 対 象 の 取 引 価 格 (quoted price) これが 入 手 できない 場 合 または 適 切 でない 場 合 は 投 資 対 象 は 以 下 に 基 づいて 評 価 すべきある d. 投 資 対 象 について 公 表 価 格 (quoted price) 以 外 の 観 察 可 能 な 市 場 に 基 づくインプット これが 入 手 できない 場 合 または 適 切 でない 場 合 は 投 資 対 象 は 以 下 に 基 づいて 評 価 すべきある e. 測 定 日 に 市 場 が 活 発 ではない 場 合 における 投 資 対 象 の 主 観 的 で 観 察 不 可 能 なインプット 観 察 不 可 能 なインプットは 観 察 可 能 なインプットおよび 価 格 が 入 手 できない 場 合 またはそれらが 適 切 ではない 場 合 に 限 り 公 正 価 値 の 測 定 に 使 用 されるべきである 観 察 不 可 能 なインプットは 市 場 参 加 者 が 当 該 投 資 対 象 のプライシングに 使 用 するであろう 仮 定 についての 会 社 独 自 の 仮 定 を 反 映 しており その 状 況 下 で 入 手 可 能 な 最 良 の 情 報 に 基 づいて 設 定 されるべきである 2 会 社 は 評 価 方 針 および/または 評 価 方 法 の 重 要 な 変 更 を 開 示 すべきである( 基 準 4.B.1) 3 会 社 は ポートフォリオの 投 資 対 象 の 評 価 に 使 用 した 主 要 な 仮 定 条 件 を 開 示 すべきである( 基 準 4.B.4) 16of17

4 2011 年 1 月 1 日 より 以 前 の 運 用 実 績 についても 会 社 は 主 観 的 で 観 察 不 可 能 なインプットを 使 用 して 評 価 したポートフォリオの 投 資 対 象 がコンポジッ トにおいて 重 要 であるときは ポートフォリオの 投 資 対 象 の 評 価 において( 第 II 章 のGIPS 評 価 原 則 に 記 述 されている) 主 観 的 で 観 察 不 可 能 なインプッ トを 使 用 している 旨 を 開 示 すべきである 5 評 価 情 報 は 適 格 な 独 立 した 第 三 者 から 取 得 すべきである( 基 準 1.B.2) 不 動 産 の 評 価 に 関 する 追 加 的 な 勧 奨 事 項 6 鑑 定 基 準 により 評 価 額 について 一 定 の 幅 が 許 容 される 場 合 があるが パフォーマンス 報 告 に 使 用 される 評 価 額 は 単 一 の 値 となるため 外 部 の 評 価 人 ま たは 鑑 定 人 から 取 得 するのは 単 一 の 評 価 額 とすることが 勧 奨 される 7 外 部 の 鑑 定 会 社 は3 年 から5 年 ごとに 交 替 することが 勧 奨 される 8 会 社 は 各 年 度 末 現 在 における パフォーマンス 報 告 で 使 用 した 評 価 と 財 務 報 告 で 使 用 した 評 価 との 間 の 重 要 な 差 異 について 説 明 し 開 示 すべきであ る( 基 準 6.B.4) 9 2011 年 1 月 1 日 より 以 前 の 運 用 実 績 についても 会 社 は 評 価 方 針 および/または 評 価 方 法 の 重 要 な 変 更 を 開 示 すべきである( 基 準 6.B.5) プライベート エクイティの 評 価 に 関 する 追 加 的 な 勧 奨 事 項 10 会 社 は 各 年 度 末 現 在 における パフォーマンス 報 告 で 使 用 した 評 価 と 財 務 報 告 で 使 用 した 評 価 との 間 の 重 要 な 差 異 について 説 明 し 開 示 すべきであ る( 基 準 7.B.3) 11 2011 年 1 月 1 日 より 以 前 の 期 間 についても 会 社 は 評 価 方 針 および/または 評 価 方 法 の 重 要 な 変 更 を 開 示 すべきである( 基 準 7.B.4) 12 以 下 の 留 意 事 項 を 評 価 プロセスに 取 り 入 れるべきである a. 各 方 法 で 使 用 したデータの 品 質 および 信 頼 性 b. 企 業 データまたは 取 引 データの 比 較 可 能 性 c. 企 業 の 発 展 段 階 d. 企 業 に 特 有 の 追 加 的 留 意 事 項 17of17