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一 人 一 人 が 社 会 的 事 象 と 関 わり 豊 かな 見 方 考 え 方 を 育 む 社 会 科 学 習 ~ 新 聞 の 活 用 を 通 して~ Ⅰ 本 校 の 新 聞 活 用 (NIE)の 取 組 1 指 定 校 1 年 次 指 定 校 2 年 次 安 曇 野 市 立 穂 高 東 中 学 校 林 邦 彦 滝 澤 直 子 臼 井 慎 詞 山 本 幸 治 小 林 かおる 全 校 の 活 動 として 社 会 的 事 象 に 興 味 をもたせるために 朝 の 時 間 を 利 用 した 毎 週 1 回 の 新 聞 スクラップ の 活 動 を 行 ったり 国 語 科 の 目 標 に 照 らし 合 わせ 国 語 科 において 授 業 での 新 聞 の 活 用 に 取 り 組 んだりした 成 果 新 聞 に 親 しみ 社 会 的 事 象 に 触 れる 機 会 が 増 えた 課 題 新 聞 スクラップの 活 動 では 全 生 徒 への 新 聞 の 手 配 が 難 しかったり テーマの 絞 り 方 や 記 事 の 取 り 上 げ 方 など 個 別 指 導 が 必 要 であったりと 生 徒 や 教 師 の 負 担 が 大 きか った また 生 徒 の 中 には 記 事 の 内 容 を 十 分 読 み 取 れず 社 会 的 事 象 に 対 する 見 方 考 え 方 を 十 分 深 めるところまではいかなかった 2 指 定 校 2 年 次 ( 社 会 科 ) (1) 本 校 生 徒 の 実 態 把 握 1 アンケート 10 月 実 施 実 施 人 数 1 2 年 生 89 名 世 の 中 のできごとや 動 きを 知 るために 主 に 利 用 しているもの 新 聞 9% 携 帯 電 話 の 情 報 サイト 8% パソコンのイ ンターネット 10% テレビ 67% 新 聞 などの 活 字 メディアを 利 用 しない 理 由 時 間 が 無 い 18% 面 倒 くさい 29% その 他 3% テレビやイン ターネットの 方 がわかる 50% 上 記 のアンケート 結 果 生 徒 は 新 聞 など 活 字 メディアからの 情 報 入 手 する 経 験 が 少 ない また 自 ら 情 報 を 入 手 し 必 要 な 情 報 を 取 捨 選 択 する 機 会 が 少 ない ということが 明 らかにな った 2 社 会 科 の 授 業 で 新 聞 を 使 う 学 習 効 果 世 界 各 地 の 人 々の 生 活 と 環 境 ~ 低 い 土 地 に 暮 らす 人 ~ (1 年 生 )から 土 地 が 低 いタイ バンコクのくらしを 特 徴 づけるものとして 雨 季 があげられる 雨 季 の 存 在 を 気 づかせるためにバンコクの 気 温 や 年 降 水 量 などをグラフとして 表 した

雨 温 図 比 較 のために 他 の 熱 帯 地 域 や 東 京 ( 温 帯 地 域 )の 雨 温 図 に 加 え 新 聞 記 事 を 提 示 した 生 徒 の 反 応 * タイの 洪 水 の 新 聞 記 事 (2011.10.20 信 毎 ) S5: 特 に 印 象 に 残 ったことは 百 万 人 に 避 難 準 備 要 請 が 出 されたことです タイの 首 都 は 2000 世 帯 も 避 難 勧 告 が 出 されたり すごいと 思 った タイの 人 たちの 大 変 さが すごく 伝 わってきた こんなとこでどうやっ てくらしているんだろう S6:お 母 さんがちょうど 車 を 買 うときで そのと きにタイから 部 品 が 来 るみたいで 車 がく るのがすごく 遅 くなりました そのときは なんで? って 思 ったけれど ( 今 は)タ イの 人 たちはとても 大 変 だったから 仕 方 がないと 思 います 新 聞 記 事 を 提 示 したことにより 生 徒 は 見 出 しからタイでどのような 洪 水 の 被 害 を 受 け 人 々がどのような 状 況 に 置 かれているのか 理 解 することにつながった また 大 変 な 思 い をしたタイの 人 々へ 思 いをよせた 姿 も 感 じ 取 ることができた S6 生 のように 新 聞 記 事 の 見 出 しからタイの 工 業 団 地 が 被 災 したことを 改 めて 知 り 自 分 の 生 活 とも 密 接 に 関 係 し ているということを 再 確 認 した (2) 実 態 を 受 けた 取 組 上 記 のアンケートや 授 業 での 新 聞 を 扱 った 結 果 指 定 校 1 年 次 の 取 組 の 成 果 と 課 題 を ふまえ 生 徒 も 簡 単 に 取 り 組 め また 新 聞 に 親 しむ 機 会 を 生 み 効 果 も 期 待 できる 新 聞 見 出 しスクラップ を 行 った NIE 事 務 局 から 提 供 された 新 聞 を 廊 下 に 掲 示 し ス クラップでなくとも 見 出 しをノートにメモし 転 載 することだけでもよしとした 初 めは 見 出 しだけ 書 いてきた 生 徒 も 自 分 の 考 えを 記 すようになった ~ 事 例 から~ ~A 生 の 取 組 ~ 9/17 台 風 18 号 被 害 相 次 ぐ 台 風 列 島 縦 断 3 人 死 亡 5 人 不 明 初 の 特 別 警 報 とてもめったにない 大 きい 被 害 で 特 別 警 報 も 発 生 したし ニュースなどで 川 が 氾 濫 した 様 子 など 見 てとてもびっくりした 広 い 範 囲 に 大 雨 で 土 砂 崩 れな どの 警 報 が 出 た 9/26 JR 北 海 道 放 置 97 カ 所 レール 不 具 合 高 低 差 ゆがみも 今 日 の 新 聞 でもまた 170 カ 所 も 見 つかって 多 く 放 置 しているところがあっ て 驚 いた JR 北 海 道 で 異 常 が 何 カ 所 もあって 問 題 だと 思 った 10/3 消 費 税 8% 決 定 経 済 再 生 と 財 政 健 全 化 評 価 引 き 上 げが 17 年 ぶりでこのままだとどんどん 上 がっていくので 困 ると 思 っ た 僕 は 日 本 は 借 金 しているけれど 税 は 上 げないでほしいと 思 った

~B 生 の 取 組 ~ 9/17 レスリング 残 留 確 実 野 球 ソフトなど 退 け 僕 はレスリングが 残 って 良 かったと 思 いました 日 本 中 の 人 も 喜 びに 満 ちあ ふれていると 思 います 9/24 新 I-PHONE 900 万 台 突 破 発 売 3 日 間 過 去 最 高 の 滑 り 出 し 900 万 台 突 破 するなんてすごいことだなと 思 いました 10/7 9 時 間 27 分 10 秒 83 ギネス 記 録 達 成 50 メートル 1000 人 水 泳 リレー 50 メートルずつ 1000 人 が 泳 いでリレーし 合 計 タイムでギネスに 挑 戦 するという のがすごいと 思 いました またアンカーをつとめた 島 田 さんは 先 天 性 の 病 気 で 左 半 身 に 障 害 があるにもかかわらず 泳 ぎ 切 ったのでとてもすばらしいな と 思 い 僕 も 努 力 をして 出 来 るようにしようと 思 いました A 生 ははじめ 見 出 しにある 事 実 にだけ 着 目 していたが 次 第 にその 背 後 にある 事 象 や 影 響 に 目 を 向 けるようになってきている B 生 はスポーツや 情 報 端 末 機 器 など 自 分 の 興 味 のあることに 関 係 する 記 事 を 選 んでくるが 回 数 を 重 ねるにつれて 見 出 しの 内 容 だ けでなく 記 事 の 内 容 にも 着 目 し 読 み 進 めていることがわかる そして 記 事 の 中 の 人 物 の 姿 にも 触 れ 自 分 に 重 ねて 読 み 深 めることが 出 来 ている 見 出 しチェックにより 新 た な 社 会 的 事 象 に 関 わりがうまれ 社 会 的 事 象 への 見 方 が 広 まり 深 まった 姿 が 出 てきてい る Ⅱ 育 てたい 力 社 会 的 事 象 を 自 分 との 関 わりで 捉 えることができる 人 々の 営 みに 心 をよせ 自 分 の 考 えに 根 拠 を 持 ち 新 たな 考 えと 出 会 い 自 分 の 考 えを 再 構 成 していくことができる Ⅲ 研 究 の 概 要 1 研 究 の 視 点 社 会 科 の 授 業 での 新 聞 記 事 の 見 出 し の 活 用 信 濃 毎 日 新 聞 社 のデーターベースに 登 録 教 師 は 単 元 の 目 標 に 照 らし 合 わせ 学 習 問 題 設 定 に 使 う 記 事 や 追 究 していく 際 の 資 料 となる 記 事 ( 見 出 し)をピックアップし 授 業 で 活 用 していく 見 出 しは 社 会 的 事 象 を 的 確 な 言 葉 で 端 的 に 表 しており 新 聞 記 事 を 読 み 込 めない 生 徒 にとっても 印 象 的 な 言 葉 で 社 会 事 象 をとらえることができる 新 聞 の 見 出 しから 判 断 し 必 要 な 情 報 を 記 事 から 探 したり 見 出 しの 意 味 を 記 事 の 中 に 求 めたりする ことで 自 分 にとって 必 要 な 情 報 を 探 して 得 る 力 が 付 くと 考 えた また 新 聞 記 事 は 一 つの 社 会 事 象 でも 様 々な 視 点 で 記 事 が 書 かれており 多 角 的 に 社 会 的 事 象 をとらえる 力 を 付 けさせることが 可 能 である そして 人 々の 営 みについて 書 かれた 新 聞 記 事 を 取 りあげることで 生 徒 達 が 主 題 図 や 資 料 集 から 得 た 環 境 条 件 の 知 識 と 新 聞 記 事 から 学 んだ 人 々の 営 みを 関 連 付 けて 社 会 的 事 象 を 多 面 的 多 角 的 に 見 る 力 が 育 まれると 考 え た

2 授 業 実 践 2 年 社 会 科 (1) 単 元 名 世 界 から 見 た 日 本 の 人 口 (2)ねらい 本 単 元 では 日 本 は 世 界 的 に 見 ると 人 口 が 集 中 している 国 にもかかわらず 国 内 で は 人 口 の 偏 りがあり 過 疎 や 過 密 少 子 高 齢 化 などの 問 題 が 起 きているという 特 色 に ついて 大 観 することをねらっている 人 がたくさん 住 むところ 人 があまり 住 まない ところはどんな 地 域 かとらえていく 過 程 では これまでの 学 習 で 学 んだ 日 本 の 地 形 気 候 世 界 の 諸 地 域 で 学 習 した 産 業 など 既 習 事 項 の 内 容 と 結 びつけて 考 えさせたい また 過 疎 過 密 の 問 題 を 考 える 際 には 人 がたくさん 住 むところは 住 みやすい 環 境 が 整 っていると 考 えていた 生 徒 が 待 機 児 童 の 問 題 や 住 宅 不 足 の 新 聞 記 事 に 触 れること で 過 密 地 域 の 問 題 点 に 気 づいたり 人 があまり 住 まないところは 不 便 と 考 えていた 生 徒 が 移 動 販 売 や 町 おこし 村 おこしなどの 努 力 をしている 人 々を 紹 介 した 新 聞 記 事 から 地 域 をよくするために 努 力 している 人 々の 営 みを 知 ったりすることを 通 して 過 疎 過 密 地 域 の 見 方 考 え 方 を 広 め 深 めていく (3) 単 元 展 開 の 大 要 1 世 界 の 人 口 集 中 と 人 口 変 化 人 口 が 集 中 する 場 所 はどんな 特 徴 があるか 地 図 帳 を 活 用 して 地 形 気 候 産 業 と 結 びつけて 考 える 2 日 本 の 人 口 変 化 予 測 されている 未 来 の 人 口 ピラミッドを 見 せ 日 本 の 人 口 問 題 について 理 解 する 少 子 高 齢 化 に 関 する 新 聞 記 事 から 少 子 高 齢 化 が 日 本 の 課 題 であることをつかむ 3 日 本 の 人 口 分 布 の 特 色 地 図 帳 を 活 用 し 日 本 の 人 口 分 布 図 から 人 口 が 偏 る 理 由 を 調 べる 4 過 疎 過 密 地 域 の 特 色 ( 授 業 実 践 ) 新 聞 記 事 から 人 がたくさん 集 まるところ 人 があまり 集 まらないところの 特 色 を 理 解 し 新 聞 記 事 を 通 して 人 々の 営 みに 触 れることで 過 疎 過 密 地 域 への 見 方 考 え 方 を 広 め 深 める (4) 本 時 の 授 業 1 主 眼 日 本 の 人 口 に 偏 りがある 理 由 について 地 形 気 候 産 業 の 視 点 から 人 がたくさん 住 むところは 住 みやすく 人 があまり 住 まないところは 不 便 なところだと 考 えた 生 徒 が それぞれの 地 域 はどんなところか 考 える 場 面 で 新 聞 記 事 の 見 出 しを 人 がたくさん 住 むところ と 人 があまり 住 まないところ に 分 類 し 新 聞 記 事 から 読 み 取 ったそ れぞれの 地 域 についてわかったことを 書 き 出 すことを 通 して それぞれの 地 域 の 問 題 やそれを 克 服 する 取 り 組 みに 気 づき 過 疎 地 域 と 過 密 地 域 の 特 徴 について 自 分 の 言 葉 で 説 明 することができる

2 展 開 段 階 学 習 活 動 予 想 される 生 徒 の 反 応 時 間 教 師 の 手 立 て 評 価 導 入 前 時 に 調 べた 内 容 を 記 入 し た 座 席 表 を 見 て クラスメイ トの 考 えを 知 る 人 口 が 多 いところは 交 通 網 が 発 達 している 会 社 や 工 場 が 多 いところに 人 口 が 集 中 している 山 間 地 には 人 が 少 ない 人 があまりいないところは 工 業 が 発 達 していない 5 前 時 に 書 いた 人 がたくさん 住 むところ 人 があまり 住 まな いところ の 座 席 表 を 配 布 す る それぞれの 地 域 の 特 色 を 交 通 産 業 地 形 などに 分 けて 黒 板 に 書 く < 学 習 問 題 > 人 がたくさん 住 むところ 人 があまり 住 まないところはどのようなところか 展 開 本 時 の 課 題 を 把 握 する 人 々がどのようなくらしをしている か 調 べてみたいな 人 々のくらしをイメージしやす くするため 過 疎 過 密 の 言 葉 は 最 後 に 説 明 する 黒 板 で 書 き 出 した 情 報 には 人 々 のくらしについての 情 報 がな いことを 確 認 する < 学 習 課 題 > 新 聞 記 事 を 読 んで 人 々のくらしから 人 がたくさん 住 むところ 人 があまり 住 まないところ はどんなところか 考 えよう グループごと に 新 聞 の 見 出 しを 人 がたく さん 住 むとこ ろ 人 があま り 住 まないと ころ に 分 類 し 全 体 で 確 認 する 記 事 から 読 み 取 ってわかっ たことを 書 き 出 す この 見 出 しは 住 宅 不 足 とあるか ら 人 がたくさん 住 む 地 域 の 記 事 か な 見 出 しに 開 かずの 踏 切 とあるけ ど どういうことだろう 記 事 を 読 んでみよう 木 島 線 廃 線 とある なぜ 路 線 が 廃 止 されるのだろう 記 事 に 利 用 者 が 減 ったとあるから 人 が 住 まないと ころの 記 事 だろう 人 がたくさん 住 むところでは 住 宅 不 足 が 起 きていた 人 があまり 住 まないところでは 地 域 おこし 協 力 隊 という 人 が 地 域 の 活 性 化 に 一 役 かっている 30 4 人 1 組 グループにさせる グループで 人 がたくさん 住 む ところ 人 があまり 住 まない ところ に 分 類 した 記 事 を 模 造 紙 に 貼 らせる 分 類 する 際 迷 う 記 事 は 判 断 で きない 理 由 をはっきりさせ 追 求 方 法 について 助 言 する 新 聞 の 見 出 しを 分 類 する 作 業 の 中 で 新 聞 の 記 事 や 友 との 会 話 の 中 から 得 た 情 報 を 書 き 出 す よう 指 示 する ま と め 学 習 プリント 人 がたくさ ん 住 むところ 人 があまり すまないとこ 人 があまり 住 まないところは 限 界 集 落 や 線 路 の 廃 線 などの 問 題 が 起 こっている 人 がたくさん 住 むところは 平 地 で 働 く 場 所 もあって 住 みやすいところ 10

ろ をまとめ 発 表 する それぞれの 地 域 の 見 方 がど のように 変 わ ったか 書 く だと 思 ったが 待 機 児 童 の 問 題 が 起 こっている 過 密 地 域 は 土 地 が 高 いからシェア ハウスで 住 むなど 工 夫 して 暮 らし ている 人 々もいる 人 々のくらしを 見 ることによって 過 密 や 過 疎 のイメージが 変 わった 5 評 価 A: 過 疎 過 密 地 域 の 問 題 や それを 克 服 しようとする 人 々の 営 みに 触 れている B: 過 疎 過 密 の 問 題 点 を 説 明 できる C: 過 疎 過 密 の 特 徴 に 触 れら れない C 評 価 の 生 徒 は 画 用 紙 に 書 いた ことを 確 認 させながら それぞ れの 特 徴 をつかませる 使 用 した 新 聞 見 出 し リード 文 * 教 師 がデーターベースから 教 材 化

3 考 察 (1) 新 聞 記 事 にある 人 々の 営 みから 過 疎 過 密 に 関 する 見 方 考 え 方 を 広 め 深 めた 生 徒 私 は 人 が 多 いところでは あまり 大 きな 問 題 が なく 住 みやすいところだと 思 っていたけれど 保 育 園 になかなか 入 れなかったり 交 通 事 故 が 多 かったりと 大 変 なことがたくさんあるのだと 感 じました でもサービスは 充 実 しています 人 があまり 住 まないところでは 電 車 がなくなっ たり ガソリンスタンドがなくなったり 不 便 なこと もあるけれど そこでしかできないことがあること がわかった 団 結 して 生 活 している 人 があまり 住 まないところでは 呼 びかけ 次 第 で 人 がたくさん 住 むところから 移 ってきてくれるの ではないかと 思 った 新 聞 記 事 から 過 疎 過 密 のくらしの 特 色 を 分 類 していくなかで それぞれ 良 い 点 困 難 点 があることをつかみ 過 疎 過 密 について 見 方 を 広 めたり 深 めたりすることができた 中 国 四 国 地 方 での 町 おこし 村 おこしに 関 わってのテーマ 学 習 につながる 課 題 も 生 み 出 され た (2) 見 出 し リード 文 を 取 り 上 げたことにより 主 体 的 な 追 究 をした 生 徒 新 聞 記 事 を 読 み 込 むことが 出 来 ない 生 徒 も 興 味 を 引 く 見 出 しやわかりやすいリード 文 を 読 むことで 過 疎 過 密 の 特 徴 を 理 解 することができた Ⅳ 研 究 のまとめ 新 聞 を 授 業 で 扱 うことのよさはさまざまなところで 語 られており 十 分 納 得 できるもので あったが しかし 実 際 のところ 進 度 や 授 業 時 数 の 関 係 で 新 聞 を 十 分 に 扱 うことは 出 来 な かった また 実 際 に 新 聞 を 授 業 で 使 った 際 には 生 徒 が 新 聞 記 事 を 十 分 に 読 み 込 めず 主 眼 の 達 成 につながることは 難 しかった しかし2 年 間 の 指 定 校 研 究 の 中 で 新 聞 スクラップを 行 い 新 聞 に 親 しむ 素 地 をつくり そして 生 徒 の 実 態 から 進 めた 新 聞 を 扱 うことの 価 値 につ いて 具 体 的 に 授 業 の 中 で 実 証 できたことは 大 きな 成 果 であった 2 年 目 の 研 究 では 社 会 科 としてつける 力 を 明 確 にし 新 聞 社 のデーターベースを 活 用 し 必 要 な 資 料 をあつめ 教 材 化 を 進 めていった 人 々の 営 みがさまざまな 角 度 から 記 されている 新 聞 記 事 なかでも 記 事 を 端 的 に 表 す 見 出 しやリード 文 を 使 うことにより 多 面 的 多 角 的 な 見 方 考 え 方 を 培 うこ とに 大 きな 成 果 があったことと 思 う Ⅴ 残 された 課 題 指 定 校 研 究 がはずれてもデーターベースの 活 用 を 継 続 していく 環 境 を 整 え 今 年 度 の 取 組 を 継 続 させていきたい